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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

24荷主研究者:2003/12/14(日) 01:59

http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20031213002.htm
2003年12月13日更新 北國新聞
能越道高架化で室町期の遺構守れ 七尾城跡ふもと 工費35億円増でも保護優先

 七尾城跡のふもとの地下に広がる室町期の城下町遺構を能越自動車道の土盛り工法による九十万トンもの巨大な重量圧から守るため、国土交通省金沢河川国道事務所は十二日までに、九百メートル間で高架橋方式の採用を正式に決めた。土盛り工法に比べて工費は約三十五億円膨れるものの、県教委などの強い要望を受け、全国屈指の規模を誇る山城を支えた城下町遺構に配慮した。

 高架方式を採用するのは、七尾市小池川原町―竹町間。一帯は室町幕府の管領職も務めた能登畠山氏が城下町を営んだ場所で、市教委が一九九五(平成七)年度から四年がかりで行った部分調査では、七尾城の総構えや町屋、武家屋敷、寺院跡とみられる礎石のほか、当時の町人たちが使っていたゲタなどの生活具も出土している。

 能越道にかかるエリアにも発掘の範囲を広げれば、旧城下町の遺構が大量出土することは確実で、仮に土盛り工法を取れば、地下の遺構に対して一平方メートル当たり千トンの重量圧が加わる。九百メートル間の合計では九十万トンの重さとなり、通行車の重量も加算されて遺構が激しく損傷する懸念もある。このため文化庁にも打診した県、市教委などから保護策を講じるよう国交省側に要望が出ていた。

 工費は土盛りなら十五億円だが、高架橋方式では五十億円と三倍強にも跳ね上がる。高架橋は暫定二車線の幅約二十二メートルで、地上からの高さは十―十五メートル。橋脚部以外は遺構が守られる。同省は来年度から高架橋の詳細設計に入ることにしており、事業を担当する金沢河川国道事務所調査第二課は「文化財保護と工費予算などの点を考慮しながら結論を出した」としている。


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