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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

2272荷主研究者:2011/09/25(日) 14:34:05

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-08-28_22673/
2011年8月28日 11時51分 沖縄タイムス
建設費1240億円 豪華トンネルの効果は?

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/20110828_0928_BoH7.jpg
28日に開通する那覇西道路

(8時間51分前に更新)

 28日に開通する県内初の海底トンネル「那覇うみそらトンネル」(全長1140メートル、沈埋部分724メートル)は、那覇空港と那覇港一帯を直結し、利用者の利便性は格段に向上する。その一方で、トンネル建設には1240億円という巨額の税金がつぎ込まれており、豪華トンネルの費用対効果の検証は、利用する県民にも課せられているといえそうだ。(政経部・具志大八郎)

 1997年に着工した那覇西道路(約2・5キロ)全体の事業費は1680億円。当初は2005年完成予定だった。海底トンネルが採用された理由は、橋だと大型貨物船の往来のために橋げたを高くせざるを得ないが、飛行機の安全運航のために設けられた高さ制限にかかるためだ。

 事業主の沖縄総合事務局の試算では、那覇西道路の開通で、那覇空港〜那覇新港までの所要時間が約56%(15分)、国道58号の那覇新都心〜奥武山公園は約18%(約2分)短縮され、平均旅行速度が約20%上昇するとしている。費用便益比は事業全体で1・2とし、投資効果は高いとする。

 工法は一般の掘削方式ではなく、トンネルの函(はこ)を海底に沈める沈埋方式を選択した。中でも、隙間ができない沈埋函を使った「キーエレメント工法」を採用した。同工法は工事期間が短く、コスト縮減がメリットとされている。

 国土交通省港湾局によると、05年に全線開通した新潟県の新潟みなとトンネル(全長3300メートル、沈埋部850メートル)は約1396億円。09年に開通した大阪市の夢咲トンネル(全長2138メートル、沈埋部806メートル)は1066億円となっている。いずれも沈埋トンネルだが、建設費を沈埋部だけのメートル単価で見た場合、うみそらトンネルより低い。

 沖縄総合事務局は「沈埋函が県内では造れず、地盤の状況など地域事情があるので単純な比較はできない」と説明する。

 維持管理費は県側も負担することになる。琉球大学の宗前清貞准教授(政治学)は、県が国に創設を求めている使途の自由度の高い沖縄振興一括交付金を想定し、「たとえば1600億円を県が一任されたとしたら、海底トンネルという選択肢を選んだだろうかという疑問が残る。交通の効率化という本来の目的を忘れずに、県民は事業の在り方を問い続ける必要がある」と指摘した。


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