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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道
2216
:
チバQ
:2011/07/10(日) 09:33:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110710/bsd1107100701000-n1.htm
【底流】無料化高速、トラック“裏技”横行 観光地は閑古鳥で明暗 (1/3ページ)2011.7.10 07:00
高速道路料金の“迷走”が、東日本大震災の被災地に波紋を広げている。6月20日から東北地方を走る路線で無料化されたトラックの通行量が激増し、料金所やサービスエリア(SA)では大渋滞が発生。運送業界は恩恵を歓迎するが、制度の不備を突く“裏技”が横行し、運賃の値引き合戦も激化している。一方で、土日祝日上限千円の割引料金の終了で、被災地の観光地は閑古鳥が鳴き、復興の足を引っ張っている。
料金所は大渋滞
「運転が楽な高速にタダで乗れるのはありがたい」
東北自動車道路の国見SA(福島県)。神戸市から仙台市に食料品を配送中のトラック運転手は、休憩の合間に笑顔で話した。
被災者や原発事故避難者とトラック、バスの中型車以上を対象に20路線で始まった無料化。SAやパーキングエリア(PA)の駐車場は、上下線ともトラックでいっぱいだ。「長崎」「豊橋」など遠距離のナンバーも目立つ。駐車スペースが足りず、路側帯にまであふれ、本線の流れが滞り渋滞の原因になっている。
料金所では、係員がいる一般レーンに並ぶトラックが本線までつながり、ETC(自動料金収受システム)搭載車も身動きがとれず、渋滞していた。「高速を出るのに時間がかかって困る」と、仙台市内の男性会社員はぼやく。
無料化区間の起点となる白河インター(福島県)では、「料金所を出た後、すぐにUターンしてまた高速に乗るトラックが目撃されている」(業界関係者)という。
料金システム改修のための費用や時間が確保できなかったことから、無料化区間で乗り降りすれば、無料化区間以外の料金も徴収されない。例えば、東京方面から白河で降りて、再び高速に乗って常磐、北陸、名神自動車道と途中に料金所のない路線をつなげば、関西方面まで無料で走れる。同様に白河で降り、再び乗って東京方面に向かえば、どこから来ても料金はかからない。
こうした“裏技”の横行を証明するように、白河−矢吹間のトラックの交通量は、無料化実施前後1週間の比較で1・5倍に急増。同様に無料化の起点となる常磐自動車道の水戸−那珂でも1・8倍と、他区間よりも増加が目立つという。
運賃値下げ圧力も
裏技を使わなくても、トラック運送業界が受ける恩恵は大きい。
「無料化で、首都圏までの輸送コストが大幅に減った」と話すのは、センコン物流(仙台市)の芝崎敏明常務執行役員。同社では1カ月で約100万円の経費節減になるという。
1400台のトラックを保有し、関東への配送が多い三八五流通(青森県八戸市)では、1カ月当たりのコスト削減効果が数千万円に上ると弾く。従来は一般道を使っていたルートでも、高速を使うことで、配送時間を短縮化。「空いた時間で近場の配送を行うなど効率的に業務ができるようになった」(同社)。
もっとも、荷主から無料化に伴うコスト削減分の運賃値下げを迫られるケースも多いという。岩手県内のある運送業者は、「厳しい競争のなかで仕事を取るには値下げもやむを得ない」と漏らしており、どれだけ利益が手元に残るのか分からないのが実情だ。
ガラガラの駐車場
一方で、被災地の観光地は、土日祝日上限千円の終了に悲鳴を上げている。
日本三景の一つで、宮城県屈指の観光名所である「松島」。4月下旬にはいち早く観光船の運航を再開し、“観光復興”のシンボルだった。
ところが、日曜日の3日に訪れると、観光船の駐車場はガラガラ。数少ない車のナンバーも、「宮城」や「仙台」の地元ばかりで、首都圏ナンバーは、ほぼ皆無だった。
無料化対象であるバスによる観光客も低調という。周辺の飲食店では、閉めているところも目立つ。売店の女性店員は「上限千円の打ち切りは痛手。週末なのに、観光客が少ない」と、声を落とした。
政府は9月から東北で乗り降りする全車種を無料化する方針を示している。しかし、平成23年度第3次補正予算に計上を予定する財源の確保はめどがたたず、実現は不透明。9月以降も被災者とトラックに限定した現行制度が続く可能性がある。
上限千円の終了に加え、地方を中心とした無料化実験も打ち切り、「高速無料化」のマニフェストに逆行。付け焼き刃の被災者とトラック・バス無料化も功罪半ばだ。方向性が定まらない民主党政権の高速道路料金政策の罪は重い。(今井裕治)
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