したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

1900荷主研究者:2010/07/19(月) 21:56:31

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20100629/CK2010062902000137.html
2010年6月29日 中日新聞
津IC、通勤カーで混雑 高速無料化実験スタート

高速道路の無料化社会実験が始まり、混雑する伊勢自動車道の津IC付近=28日午前8時5分、津市で、本社ヘリ「まなづる」から

 来年3月までの高速道路の無料化社会実験が始まった28日、県内の対象区間である津インターチェンジ(IC)以南の伊勢道と紀勢道では、一部で混雑した所もあったが、大きな混乱はなかった。観光関係者は観光客増に期待するが、バスや鉄道会社は乗客の減少を懸念している。

 津ICの出口は午前8時前から津市内へ向かう通勤者らの車で混雑。料金所手前から信号をはさんで続く県道へ長い列を作った。もともと通勤時間帯に渋滞する中勢バイパスが隣接していることもあり、約15分間にわたり一帯が込み合った。

 この時間に合わせ、中日本高速道路の職員が出口の料金表を覆っていたシートを外し、「無料」と書かれた新表示を掲示。入り口の電光掲示板には「無料化実験中」の文字が浮かび、従来通り、自動料金収受システム(ETC)のカード挿入と、通行券を取るのを忘れないよう呼び掛ける看板が設置された。本線上や他のICの車の流れはスムーズで、県警高速隊の担当者は「事故や目立った違反もなく、予想より渋滞は少なかった」と話した。

 津市の榊原温泉に行くために利用した松阪市六根町の農業笠井金助さん(83)は「今まで県内の移動で高速を使うことはなかったが、物珍しさもあり松阪から乗ってみた。信号がないから楽やね」と喜ぶ。しかし、大台町長ケ(なが)のトラック運送業浮田耕作さん(68)は「高速の運転に不慣れな人を含めて利用者が増えれば、事故や渋滞が起きるかも」と不安をのぞかせた。

 無料化区間内でのマイカー通勤に利点は大きそうだ。玉城町勝田の会社員青木悟さん(49)はこの日朝、津市内への出勤のため玉城ICから久居ICまで利用。「これまでは朝の時間に余裕がない時、高速を利用することはあったが、これからは頻度が増えるかも。料金所で0円の表示が出た時はうれしかった」と喜ぶ。

 津以南の地域では観光客の増加を見込んだ取り組みを展開。紀北町観光協会は飲食店や民宿、海産物販売店62店舗で、チラシを持参すれば割引などのサービスが受けられるキャンペーンを始めた。松阪市の商店街や小売店など80店舗による「松阪市商店街ブログ」の参加店では、7月1日から「松阪にきてなー」キャンペーンを実施し、買い物券のプレゼントや特別割引など各店がブログ上でPRする。

 一方、公共交通には悪影響が予想される。高速バス3路線が無料区間を運行している三重交通の担当者は「高速通行料金が安くなる利点はあるが、それ以上にバス離れにつながることが心配」と話す。マイカーに乗る人が増えバス利用者が減り、道路やIC周辺の混雑で運行業務に支障が出ることも考えられる。

 近鉄広報部の担当者は「土日・祝日1000円制が導入されて影響が出た。無料化は一部でも影響はある」とみる。新たな運賃割引サービスを取り入れるなどして対抗してきたが今回の対抗策は未定という。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板