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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

1292千葉9区:2009/08/14(金) 18:11:01
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2009081402000170.html
石川2区 小松白川道も争点?
2009年8月14日

「小松白川連絡道路」の調査が行われている地域=石川県白山市上空、本社ヘリ「まなづる」から


自民 整備促進訴え
民主 直接言及せず
 「このままでは陸の孤島に」「長大トンネルは必要か」−。石川県の北陸自動車道小松インターチェンジ(IC)−岐阜県の東海北陸自動車道白川郷IC間50キロを結ぶ「小松白川連絡道路」。1995年に計画が動きだして14年、かねてから賛否両論が渦巻く中、今年になってルート案が決まるなど“前進”がみられる。希少動植物が多く生きる「白山国立公園」を横断する1200億円余の壮大プロジェクトが、衆院選石川2区の争点に浮上してきた。(衆院選取材班)

住民『別にやるべきことが…』
 「ものづくりが盛んな太平洋側と日本海側を“運河”(道路)で結ぶことは、県の将来にとっても重要」。自民党前職の元首相森喜朗さん(72)は国政報告会で、道州制も視野に道路の整備促進による地域活性化を訴える。

 地元政財界の期待も大きい。東海北陸道の開通で交流人口が増える中、小松商工会議所は「観光誘客が見込める道路がなければ、南加賀地方は陸の孤島になる」と話す。


 対する民主党新人の田中美絵子さん(33)は直接言及しないが、ミニ集会で「小松白川連絡道路はどうなるのか」と質問を受け「民主党政権でも公共事業がなくなることはない。命にかかわる政策を優先していく」と無駄遣い根絶の立場を強調する。

 ただ、党県連が比例単独候補に申請した元自民党参院議員の沓掛哲男さん(79)=元建設省技監=は、この道路の旗振り役だった人。陣営内には「難しい問題になってきた。県議によっても立場が違うが、曖昧(あいまい)にしておくわけにもいかない」と身の置き所を模索する。

 国と石川、岐阜両県は建設技術や費用、生態系への影響、経済効果などの調査を続けてきたが「正直、本腰ではなかった」(県関係者)という。進展が見込めない“つなぎ予算”で、政策判断を先延ばしにしてきた。

 動きだしたのは、二〇〇六年に国と県などが「小松白川連絡道路ルート帯検討会」を設置してから。今年三月、国道360号を生かし公園の特別保護地区を二十キロ超の長大トンネルで通過するルート帯を中心とした調査継続が決まった。

 景気対策として、またぞろ公共事業が追加される時勢に乗じ、国会議員や県議、周辺市長らでつくる整備促進の期成同盟会や、南加賀経済団体や観光関連団体でつくる建設推進会議も躍起に。同会議は三月、自費で国へ陳情に出向いてもいる。

 こうした動きを横目に、国道360号沿いに暮らす男性(56)は「地元が発展するのはいいが、このご時世に莫大(ばくだい)なお金をつぎ込む必要があるのか。もっとやるべきことがあるはずでは」と話す。

 小松市の障害者施設長(60)も「懸命に歯を食いしばっている人にこそ光を当てる政治を望みたい」と強調。毎年白山に登るという加賀市の女性(69)は「霊峰白山にトンネルなんて…」と目を伏せた。

 県担当者は長引く調査に「(計画は)水の中に飛び込んだものの、どこまで泳げばいいかわからない状態」とも。計画はまだ、出口の見えない“トンネル”を走り続けている。


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