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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

1225千葉9区:2009/05/26(火) 22:32:51
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009052602000224.html
東名高速『不惑』迎えました 交通量 全線開通時の4倍
2009年5月26日 夕刊

 東名高速道路は二十六日、一九六九年の全線開通から四十年を迎えた。この間、国内総生産(GDP)は三倍、自動車保有台数は五倍に膨らみ、交通量は全線開通時の四倍の一日約四十三万台に増えた。日本の経済発展を支えた大動脈だが、施設老朽化や事故、渋滞などの課題も抱え、中日本高速道路会社(名古屋市)は第二東名高速との「ダブルネットワーク」の構築を進めている。

◆老朽化
 中日本高速が管理する高速道路(千七百四十七キロ)のうち、供用後三十年をすぎた道路は全体の約六割。五年後には三十年以上経過する道路はさらに約百四十キロ増える。

 東名高速は沿線に多くの自動車工場が立地する。青果物輸送でも、東京都中央卸売市場の産地別取扱量は西日本では愛知県が最も多く、年間約七万七千トン(二〇〇六年度)。多くが東名高速を利用して運ばれている。

 通勤・通学での利用も一日四万四千台に上る。同社は「経年劣化や大型車の走行で舗装や橋の損傷が顕在化している。長期の通行規制を伴う大規模な補修工事が必要」とする。

◆事故、渋滞
 警察庁によると、〇三−〇七年の東名高速での事故は年間千件前後。〇七年の死亡事故は二十六件、〇八年は十件だった。中日本高速は「死傷事故は一般道の十二分の一、死亡事故は三分の一」とするが、七九年七月に静岡県の日本坂トンネルで起きた衝突火災事故では七人が死亡、百七十三台が炎上。トンネル内の防災設備を見直すきっかけとなった。

 統計のある九四年以降、東名がかかわる渋滞の最長は九五年十二月二十七日の百五十四キロ(名神秦荘PA−東名赤塚PA)。最近は休日の自動料金収受システム(ETC)割引の影響も注目された。御殿場−厚木間の六車線化や、比較的すいている時間の料金割引による交通分散策などの対策を取っているが、抜本的な渋滞緩和には至っていない。

◆第二東名
 渋滞対策や防災強化の面から現在、静岡県内で整備が進む第二東名。一二年度には引佐−御殿場間で部分開通する計画だ。

 東海地震などの大規模災害時には、工事中の第二東名は緊急車両の輸送路となる。第二東名の建設には批判もあるが、中日本高速は「東名よりも山側を通過するため、東海地震の被害を受けにくい」と説明。二本の東名高速を整備する「ダブルネットワーク」化で、非常事態にも交通機能をまひさせず、高速道路の信頼性を高めたい考えだ。

 <東名高速道路> 東京都世田谷区から愛知県小牧市の約347キロ。1968年に東京−厚木、富士−静岡、岡崎−小牧が供用開始し、69年5月26日の大井松田−御殿場完成で全線開通した。これまでの総利用台数は48億台を数える。第二東名高速は2020年度までに豊田東−海老名南間(約255キロ)の全線開通を目指している。


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