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高速道路・地域高規格道路・自動車専用国道

1206千葉9区:2009/05/05(火) 21:14:33
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000905040009
架橋10年(5)料金
2009年05月05日

 高い通行料金と市町合併のダブルパンチ――。


 尾道市因島田熊町で建築設計事務所を営む岡野正春さん(63)は、こんな思いを抱いている。


 仕事柄、建築確認などの書類を市役所の担当課に届けねばならない。06年1月、因島市が尾道市と合併し、旧因島市役所で済ませられた届けの提出先が本庁の尾道市役所に移り、月2、3回は出向かなければならなくなった。


 しまなみ海道の因島北ICから西瀬戸尾道ICまで軽乗用車の基本料金は片道750円。合併後の3年余で、支払った通行料金はこれまで13万〜14万円にのぼる。


 ETC(自動料金収受システム)の割引制度を活用しようと、旧因島市と旧瀬戸田町住民が車載器を購入する際、1万円を上限に設置費用の半額補助を受けられる市の制度に申し込んだ。だが、品不足で買えないままだ。「島の住民にとって海道は生活道路。新たに始まった上限千円の割引も2年で終えるのでなく、ずっと続けて」と望む。


 住民の声を行政に届けようと、尾道青年会議所は07年12月、街頭や会員の知人宅を回るなどして集めた5万298人分の署名簿を添え、尾道市に「市内の通行料金無料化の実現に向けて検討を」と求める要望書を提出した。


 「市民の声を重く受け止める」(平谷祐宏市長)として、市はETC搭載車の市民限定の通行料金割引が導入できるか、本州四国連絡高速道路会社と検討を重ねた。今年4月実施を目標にしたが、3月20日から始まった「千円割引」で検討は中断した形だ。平谷市長は「今回の制度が終わる2年後に改めて対応を考えねばならない」と話す。


 尾道青年会議所の杉谷剛人さん(39)は「例えば尾道を訪れる観光客に観光税のような形で負担してもらい、市民の無料化で減収する通行料金の原資に充てる方法もある」と提案する。



 愛媛県側も同じ悩みを抱えている。


 「しまなみ海道は、自由な通行を阻む『関所』と同じ。島民の生活道として利用できるよう、市独自に通行料金の軽減策を検討する勉強会を立ち上げてほしい」


 今治市の海道沿線の島民でつくる「市島嶼(とうしょ)部橋通行料無料化を実現する会」代表の松岡映二さん(63)は4月、市役所に菅良二市長を訪ねて訴えた。通行料の無料化を求める署名簿も手渡した。同会は07年11月からの1年半で、1万9500人を超す署名を集めた。


 大三島から普通車で割引なしの正規料金だと市街地の今治北インターまで片道2550円かかる。3月20日に始まったETC割引は、千円で済むのは土日祝日だけで、平日の日中は3割引き止まりだ。


 開通から10年。海道は大きな節目を迎えた。しかし、無料化を求める市民の願いがかなうかどうかは不透明なままだ。


(この連載は大野正昭、藤井匠、寺門充、藤家秀一が担当しました)


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