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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

8504チバQ:2012/04/03(火) 20:03:06
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120403ddm002010103000c.html
消費増税法案:自民、法案賛成に条件 「小沢系排除」民主分裂狙う
 3月30日に閣議決定された消費増税法案に民主党の小沢一郎元代表のグループが抗議行動を展開する中、自民党が法案賛成をちらつかせて野田政権に今国会での衆院解散・総選挙を迫る「話し合い解散」路線を前面に押し出し始めた。賛成する場合の見返りに求めるのが(1)民主党内の反対派を排除する「小沢切り」(2)最低保障年金など民主党の掲げる年金制度改革案の撤回−−の2条件。民主党の分裂を誘う「劇薬」が与野党の駆け引きをさらに複雑にし、審議入りの日程すら固まらない膠着(こうちゃく)状態に陥っている。

 「首相が小沢元代表を切り、解散時期を約束し、輿石東幹事長が民主党内をまとめると約束すれば、自民党が法案に賛成して成立する芽が出て来る」

 自民党の石原伸晃幹事長は1日の奈良市での講演で、解散前でも法案に賛成する可能性に言及した。石原氏は消費増税論議の前提として最低保障年金の撤回を求める考えも繰り返しており、自民党幹部は「法案賛成に向けた環境づくりだ」と語る。石破茂前政調会長も2日のTBS番組で「我が党は(10年参院選で)消費税10%と言って戦った」と石原氏に同調した。

 消費増税法案の今国会成立に「政治生命を懸ける」としている野田佳彦首相にとって、小沢グループによる「倒閣」攻勢に対抗するには自民党の協力が不可欠。一方、話し合い解散で自民党と手を結ぶことは小沢グループとの亀裂を決定的にしかねない。自民党側には、民主党を分裂状態に追い込み、次期衆院選を有利に戦う思惑も働いている。

 自民党の谷垣禎一総裁も消費増税での連携には前向きだが、あくまで「解散が先」との立場。谷垣氏は2日の東京都内の講演でも「(消費増税に触れていない民主党)マニフェストのけじめなしに政権交代があるのは極めて間違った選択だ。解散して国民との信頼関係を作り直すべきだ」と強調した。

 ただ、これは野田首相が話し合い解散に応じざるをえないところまで追い詰める狙いからとの見方も強い。消費増税法案の成立前に解散となれば、民主、自民の2大政党がそろって消費増税を掲げて次期衆院選を戦うことになり、「『大阪維新の会』に漁夫の利をとられる」(若手)との危機感も広がる。

 そのため党執行部からも「谷垣総裁のやり方では、野田首相を解散する気にさせるのは難しい」との不満が漏れていた。「早期解散」の旗を谷垣氏が掲げつつ「法案成立後の解散の方がいい」(党幹部)との柔軟路線に転換を図り始めたといえそうだ。【佐藤丈一】

 ◇早期審議、民主二の足 野党「引き延ばし」に反発
 消費増税法案の審議入り日程をめぐっては、重要法案の審議を急ぐはずの与党側が先送りへと動き、野党側が早期の審議入りを促す奇妙な構図となっている。法案採決が民主党の分裂や衆院解散・総選挙に直結しかねず、同党執行部が今国会(会期末6月21日)での採決見送りも視野に審議入りの時期を慎重に探っているためだ。

 波紋を広げたのが、閣議決定当日の3月30日、民主党の城島光力国対委員長が公明党の漆原良夫国対委員長に打診した「5月の連休明け」という審議入り日程だ。公明党幹部は「小沢元代表側との決裂を避けるため審議入りを遅らせ、採決させないつもりだ」と反発した。

 公明党は税と社会保障一体改革の特別委員会を国会に設置して早期に審議入りするよう求めており、山口那津男代表は1日のNHK番組で「早く議論の場を設定すべきだ」と主張した。今国会で法案を否決して解散に追い込むのが同党の基本方針。自民党は野田佳彦首相側の出方を見極めたい考えで、早期審議入り論と先送り論が混在している。

 首相官邸側は審議入りを遅らせる雰囲気を警戒。岡田克也副総理は1日の同番組で「審議入りは(5月ではなく)もっと早い」と強調したが、城島氏は「4月中に成立させたい法案がかなりの数になる」と郵政民営化見直し法案などの処理を優先する考えを示し、官邸と党執行部の思惑のずれが表面化している。【青木純、念佛明奈】

8505チバQ:2012/04/03(火) 20:44:05
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120403/stt12040320200民主、10日に小沢氏ら閣僚経験者対象懇談会 党内融和目指す
2012.4.3 20:17

常任幹事会で挨拶する輿石東幹事長。右は鳩山由紀夫元首相=3日、国会内(酒巻俊介撮影)
 民主党の輿石東幹事長が党内の閣僚経験者に呼び掛け、10日に都内の日本料理店で懇談会を開催することが3日、分かった。自民党政権で自治相を務めた小沢一郎元代表も対象に含まれる。輿石氏は消費税増税関連法案に反対する小沢氏を非公式の懇談会に「招待」することで、ベテラン議員とともに党内融和を求める考えとみられる。
009-n1.htm

8506チバQ:2012/04/04(水) 23:35:11
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120405k0000m010102000c.html
消費増税法案:小沢系2氏が賛成の意向
 民主党の小沢一郎元代表に近い奥村展三副文部科学相と中塚一宏副内閣相は4日の参院予算委員会で、消費増税法案に賛成する意向を明らかにした。奥村氏は「内閣の一員だから従いたい」、中塚氏も「政府の一員として(賛成するのは)当然だ」と表明した。いずれも宮沢洋一氏(自民)への答弁。

 一方、この日の質問では、民主党所属議員から消費増税法案について「景気の減速局面やデフレが続いている時に増税できるのか」(桜井充氏)、「首相が主眼を消費増税に置いていては日本の発展はない」(植松恵美子氏)などの慎重論が相次いだ。【坂口裕彦】

毎日新聞 2012年4月4日 22時11分(最終更新 4月4日 22時12分)

8507チバQ:2012/04/05(木) 00:07:47
http://mainichi.jp/select/today/news/20120404k0000m010125000c.html
消費増税法案:辞表提出、連立離脱…民主「ウヤムヤ作戦」
2012年4月3日 21時51分 更新:4月3日 22時16分


輿石東民主党幹事長=国会内で藤井太郎撮影 消費増税法案の閣議決定(3月30日)を受けて民主党の小沢一郎元代表のグループ約30人が集団で提出した辞表が樽床伸二幹事長代行の「預かり」扱いとなったまま宙に浮いている。一方、国民新党の亀井静香代表が宣言した「連立離脱」もなかったかのように、同党の自見庄三郎金融・郵政改革担当相は3日も閣議に出席。同党の下地幹郎幹事長も3日、樽床氏と定例の「与党幹事長会談」を行い、消費増税をめぐる与党の「内紛」をウヤムヤにしようと躍起だ。

 「党内が動揺している。落ち着かないといけない」。民主党の輿石東幹事長は3日の党会合で事態の沈静化を呼びかけた。そのために徹底しているのが「ウヤムヤ作戦」だ。

 輿石氏は野田政権を支える一方、小沢元代表にも近く、党幹部は「一緒にやっていく。それしか結論はない」と辞表を受理しない方針を強調。別の幹部も「立場が立つようにして仕事は続けてもらう」と語る。これ以上の亀裂の拡大を避ける輿石氏の方針に小沢グループ側も当面は歩調を合わせる姿勢を示す。2日に辞表を出した鈴木克昌幹事長代理は輿石氏の強い慰留で3日も国会内の幹事長室で執務した。

 ただ、こうした混乱の収拾策も、4月26日に予定されている小沢元代表の政治資金規正法違反事件の東京地裁判決をにらんだ時限的な効果しかなさそう。無罪判決を期待する小沢グループは、そこから野田政権への揺さぶりを強める構えだ。

 ◇輿石氏「和解ムード」演出
 輿石氏はそれまでに少しでも和解ムードを醸成しようと、10日夜に閣僚経験者を集めた酒席を設けることを決めた。自民党政権時代に閣僚を経験したベテラン議員にも声をかけるのがミソで、対象となる計約30人には元自治相の小沢元代表も含まれ、出席するかどうかが注目される。

 一方の国民新党。亀井氏から辞任を求められている自見氏は3日の閣議後の記者会見で「(連立離脱のように)大事なことは事前に議員総会を開いて皆の意見を聞くのが筋だ」と亀井氏批判を展開し、代表権限で離脱を決めたとしている亀井氏と、所属議員8人中6人を占める自見氏ら連立維持派との亀裂は大きい。

 それでも樽床氏は下地氏との会談後、記者団に「下地さんが『嫌だ』と言わない限り(会談を)続ける」と強調。下地氏も亀井氏を代表として立てる発言を繰り返しており、代表が離脱を表明しながら、党としては連立にとどまる前代未聞の状況を当面、続けようとしている。【高橋恵子】

8508名無しさん:2012/04/05(木) 22:23:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120405/stt12040521410009-n1.htm
鳩山氏のイラン訪問 政府が中止要請
2012.4.5 21:38

衆院本会議に臨む鳩山由紀夫元首相=5日午後、国会・衆院本会議場(酒巻俊介撮影)
 鳩山由紀夫元首相のイラン訪問をめぐり、政府は5日、鳩山氏に渡航中止を要請した。だが、鳩山氏はアフマディネジャド大統領らとの会談も調整済みとして要請を拒否。予定通り6日から4日間の日程で訪問する意向を示した。政府は、核開発を進めるイランに対し欧米諸国と連携して圧力を強めようとしているが、元首相のスタンドプレーを食い止めることができないでいる。

 玄葉光一郎外相は5日、国会内で鳩山氏に「せめて延期をしてほしい」と要請した。しかし、鳩山氏は会談後、記者団に「政府しか外交ができないということでは、この国はもたない。イランに友人として言うべきことを言って武力的な行動が起きないように努力したい」と語った。

 野田佳彦首相は5日の参院予算委員会で「わが国の国際協調の立場と整合的でなければならない」と懸念を表明。藤村修官房長官も記者会見で「政府や党として行うわけではなく、個人のまさに旅行ということになる。外交ではない」と述べたが、訪問を阻止することはできなかった。

 鳩山氏といえば米軍普天間飛行場移設問題をめぐり「最低でも県外」と主張し、問題を迷走させた張本人。自民党の小泉進次郎青年局長は記者団に「今さら何をやっても驚きませんね。民主党の外交顧問ですから『民主党の外交』を担われているんじゃないですか」と皮肉った。

8509チバQ:2012/04/05(木) 22:51:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500892
党懇談会に出席の意向=小沢元代表
 民主党の小沢一郎元代表は5日、党内の閣僚経験者による10日の懇談会に出席する意向を執行部に伝えた。関係者によると、元代表は「都合を付けたい」と語っているという。
 これに関し、輿石東幹事長は5日、辞表を提出している鈴木克昌幹事長代理を通じ、元代表に「そろそろサクラがきれいだから、一緒に見ましょう」と伝えた。
 懇談会は、自民党政権も含めた閣僚経験者約30人が対象。消費増税関連法案の閣議決定に反発し、政務三役や党の役職者が辞表を提出した事態を憂慮した輿石氏が、党内結束を訴えるため呼び掛けたもので、元代表の出席が焦点だった。 (2012/04/05-20:30)

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8510チバQ:2012/04/05(木) 23:11:20
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120405-OYT1T00155.htm
反消費増税「国民会議」の参加議員40人とは…

 消費税率引き上げ関連法案に批判的な与野党の議員と民間団体でつくる「消費税を考える国民会議」(会長=清水信次国民生活産業・消費者団体連合会長)は4日、国会内で初の勉強会を開いた。


 出席した衆参両院議員は、民主党、新党きづな、社民党、みんなの党、新党大地の約40人に上った。

 このうち民主党の小沢一郎元代表グループなどを中心に同党議員が30人弱を占め、関連法案の成立を阻止するため、反対の世論形成を図る狙いがある。

 国民会議の幹事長で、鳩山元首相グループの川内博史衆院議員はあいさつで「国会の場でしっかりと議論し、国民の心に沿うように同関連法案を処理する。処理という言葉には廃案とか継続審議とか、いろんな意味がある」と述べた。

 

 ◆消費税を考える国民会議の主な出席者は次の通り。(敬称略)

 【民主党】川内博史、山田正彦、木村剛司、大谷啓、瑞慶覧長敏、玉城デニー、大山昌宏、古賀敬章、菅川洋、小林興起、村上史好、辻恵、空本誠喜、菊池長右ェ門、福島伸享、福田昭夫、相原史乃、宮崎岳志、大西孝典、小宮山泰子、梶原康弘、橋本勉、中川治、笠原多見子=以上、衆院▽主浜了、広野允士、森裕子、中村哲治、田城郁=以上、参院【新党きづな】渡辺浩一郎、渡辺義彦、小林正枝、石田三示、中後淳=以上、衆院【社民党】阿部知子、服部良一=以上、衆院【みんなの党】浅尾慶一郎=衆院【新党大地】石川知裕=衆院

(2012年4月5日09時22分 読売新聞)

8511とはずがたり:2012/04/06(金) 00:44:17
>>8506
中塚は割と小沢直系なイメージですので意外ですね。

>>8508
あの莫迦に外交なんかタッチさせたら碌な事にならんやろ┐('〜`;)┌

8512チバQ:2012/04/06(金) 23:55:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040500852
「二元外交」を懸念=鳩山元首相のイラン訪問−政府
 民主党の鳩山由紀夫元首相が6日から予定しているイラン訪問に対し、政府は神経をとがらせている。イランの核開発をめぐり、日本は経済制裁を強化する欧米諸国と足並みをそろえている。そうした中、平和的解決を主張する鳩山氏の「議員外交」は、イランに誤ったメッセージを与えかねないとの懸念が広がっている。
 鳩山氏はテヘランでアハマディネジャド大統領やサレヒ外相らと会談し、核開発放棄を呼び掛ける。これに対し、玄葉光一郎外相は5日午後、衆院本会議場で鳩山氏に会い、「もっと外務省を信じてほしい」と不快感を示し、イランへの渡航延期を要請したが、鳩山氏は応じなかった。
 鳩山氏はこの後、国会内で記者団に「野田佳彦首相には1カ月以上前に行くことを伝えていた」と強調。「二元外交」との批判に関しては「議員が自分の意志で外交努力をすることによって、国益に資することは十分ある」と反論した。
 議員外交の効果は政府も否定していない。しかし、日本がイラン産原油の輸入削減方針を打ち出し、対イラン包囲網に加わる中での元首相の訪問は「欧米との協調に水を差しかねない」(外務省筋)。首相が5日の参院予算委員会で「わが国の国際協調の立場と整合的でなくてはいけない」と答弁、鳩山氏にあえてクギを刺したのも、そうした懸念が消えないからだ。
 しかも、鳩山氏は首相在任当時、米軍普天間飛行場移設問題などで言動がぶれ内閣が迷走した。それだけに今回も不用意な発言が出ないとも限らないとの不安が官邸内にはある。「政府や党の外交ではなく、個人のまさに旅行ではないか」。藤村修官房長官は5日の記者会見で、鳩山氏を冷たく突き放した。(2012/04/05-19:43)

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8513チバQ:2012/04/09(月) 21:23:42
>>8508
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012040900045
「IAEAは不公平」=鳩山氏発言として紹介−イランTV
 【カイロ時事】民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、イランのアハマディネジャド大統領とテヘランで会談した。イランの国営テレビ「プレスTV」(電子版)は、鳩山氏がこの中で、国際原子力機関(IAEA)について、イランを含めた特定の国々に二重基準的な対応をしており不公平だと述べたと報じた。
 実際にこのような発言があったかは不明だが、報道からは、鳩山氏訪問を核開発正当化に結びつけようとするイラン側の意図がうかがえる。 
 大統領は会談で、核開発はあくまで平和目的との立場を強調した。国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とのこれまでの協議に関し、「提案された要求は一方的であり、交渉は双方向であるべきだ」と不満を表明する一方、イランと日本は核兵器廃絶に向けて協力できると語ったという。(2012/04/09-07:54

http://www.asahi.com/politics/update/0409/TKY201204090053.html
2012年4月9日12時14分
鳩山氏「IAEAは二重基準」と発言か 同行議員は否定
 核兵器の開発疑惑が持たれているイランを訪問した民主党の鳩山由紀夫元首相は8日、アフマディネジャド大統領と会談した。イラン大統領府のウェブサイトは、鳩山氏が「国際原子力機関(IAEA)はイランなど一部の国に二重基準を適用しており、公正ではない」と述べたと伝えた。

 会談に同席した大野元裕参院議員は、朝日新聞の取材に「そうした発言はなかった」と強く否定したが、鳩山氏のイラン訪問をめぐっては「二元外交」との批判があり、大統領ら要人との会談がイラン側に利用される懸念もあった。イラン側が、鳩山氏がイランの核開発への理解を示したと印象付けようとした可能性があり、波紋を呼びそうだ。

 鳩山氏は会談後、テヘランに駐在する日本の報道各社と会見。大統領に対し、週末に予定されるイランと欧米などとの核協議に「柔軟な姿勢」で臨み、原油輸送の要衝・ホルムズ海峡の封鎖といった武力行使に出ないよう要請したことを明らかにした。

 「二元外交」との批判に対して、鳩山氏は「国益に資することは何かを考えて行動している。政府と異なるメッセージを出したわけではない」と反論した。

 鳩山氏は8日夜(日本時間9日未明)、空路で帰路についた。(テヘラン=北川学)

8515チバQ:2012/04/10(火) 22:37:14
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120410/plt1204101238006-n1.htm
“鳩ポッポ”が小沢新党にダメージ!野田が鳩山ハメた?2012.04.10


鳩山元首相【拡大】
 民主党の鳩山由紀夫元首相が、日本政府や党の反対を無視してイランを訪問し、アハマディネジャド大統領との会談で「IAEA(国際原子力機関)が二重基準的な対応をしている」と批判したと全世界に報じられ、大問題となっている。鳩山氏は発言を完全否定しているが、党最高顧問(外交担当)が利用されること自体、外交的失態だ。この一件が、盟友の小沢一郎元代表が画策する「新党戦略」にダメージになるという。

 「外交が上手でない人が首相経験者として訪問した。確実に利用されると分かっていた。案の定そうなった」

 自民党の茂木敏充政調会長は9日、鳩山氏のイラン訪問を厳しく批判。民主党幹部も「また、日本外交を壊すつもりか」と吐き捨てた。

 イラン訪問前から予想できた最悪の結果だが、これが悪く影響しそうなのが小沢グループだという。陸山会裁判で26日、小沢氏に注目の判決が下りる。グループはその後、「民主党離党→新党結党」も視野に、新たな行動を画策していた。党関係者は語る。

 「小沢新党を成功させるポイントは2つあった。最初は『大阪市の橋下徹市長との連携』で、橋下氏の国民的人気を活用すること。次が『鳩山氏との連携』で、鳩山家が用意する新党資金とグループの人数を期待していた。今回のイラン外交で、この計画も狂うはずだ」

 鳩山氏といえば首相時代、米軍普天間飛行場移設問題で日米関係を傷つけたことが記憶に新しいが、今回、イランの核開発中止を求める国際社会の連携を乱し、日本外交に泥を塗ったといえる。

 小沢グループ内でも「鳩山氏との連携はリスクが大きすぎる」「小沢・鳩山連合でうまくいくのか」という声が浮上しているという。

 野田首相は、鳩山氏が1カ月以上前にイラン訪問計画を伝えた際には、「前向きに頑張ってください」といい、直前になって中止を要請したとされる。政権に敵対する「小沢・鳩山連合」へのダメージを予想していたとすれば、なかなかの狸というしかない。(ジャーナリスト・宇田川敬介)

8516チバQ:2012/04/10(火) 23:48:51
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012041001002684.html
福田衣里子議員が結婚へ 1歳年下の一般男性と
2012年4月10日 23時39分

 福田衣里子氏


 長崎2区選出の衆院議員で、民主党の福田衣里子氏(31)は10日、1歳年下の一般男性と5月に婚姻届を出すことを、自身のブログで明らかにした。結婚式の日程は未定という。

 関係者によると、東日本大震災の被災地へボランティアに通う中、以前から顔見知りで、ボランティアに訪れていた男性と交際に発展した。

 ブログで福田氏は、「こんな日が自分にも訪れるなんて、いまだに信じられないくらいです。まずは一つ親孝行ができてホントに良かったと思っています」と喜びを語っている。

 福田氏は出生直後に投与された血液製剤でC型肝炎に感染。薬害肝炎訴訟で実名を公表、九州原告団長を務めた。

(共同)

8517林家ばら蔵:2012/04/11(水) 21:11:10
今日になって、小沢元代表に近い平山泰朗衆議院議員(東京13区選出)が離党届を提出しました。
このように、離党ドミノはどこまで広がるかはわかりませんね。
先日も、同じ小沢元代表に近い木内孝胤衆議院議員(東京9区選出)が、離党届を提出しました。
次はどなたが離党するか気になるところであります。

8518チバQ:2012/04/11(水) 21:57:41
>>8476
石原新党の準備会合に出席の意向を示した平山泰朗氏(40)=東京13区=のように、第3極との連携は大きな魅力のようだ。

8521チバQ:2012/04/26(木) 21:55:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012042602000246.html
民主、抗争激化も 小沢元代表無罪 処分解除手続きへ
2012年4月26日 夕刊

 民主党の小沢一郎元代表は無罪判決を受け、本格的な政治活動を再開する。元代表を支持する勢力は、党員資格停止処分の早期解除に加え、選挙責任者など党要職への起用を求める構え。だが、処分解除をめぐって幹部間の意見対立が表面化したほか、消費税率引き上げという火種もあり、いきなり執行部を巻き込んだ党内抗争が激化する可能性もある。 (城島建治)

 元代表と気脈を通じる民主党の輿石東幹事長は二十六日、無罪判決について国会内で記者団に「当然だ」と強調。五月の大型連休明けにも処分解除の手続きに入る意向を表明した。一方、野田佳彦首相に近い前原誠司政調会長は、指定弁護士側が控訴した場合は判決が確定しないため、解除すべきでないと主張している。

 元代表の処分を決めた菅政権時代、幹事長だった岡田克也副総理らと元代表の支持勢力は激しく対立。菅直人首相は強硬姿勢を貫いたが、党内の亀裂を深め「菅降ろし」が広がる結果を招いた。野田首相も対応次第では、菅氏と同じ道をたどらないとも限らない。

 消費税増税法案をめぐる攻防も焦点だ。

 元代表は、首相の増税方針を「国民への背信行為」と批判してきた。党内最大の勢力を率いる立場を生かし、反増税の圧力をさらに強めるのは確実。今国会中の増税法案成立を目指す首相の前途は一層厳しくなる。

 首相が成立にこだわり、衆院解散・総選挙に踏み切る姿勢をみせれば「増税解散」に猛反対する元代表との対立は決定的になる。分裂含みの緊迫した展開も予想される。

 平行線で国会を終えても、九月には党代表選を控える。元代表は、首相との全面対決を視野に勝利を目指すとみられ、首相の党内基盤は揺らぎ続ける。

 ただ、元代表の判決は無罪とはいえ、秘書だった石川知裕衆院議員らは有罪判決を受けている。世論の厳しい目が変わることはないだろう。

8523チバQ:2012/04/26(木) 22:01:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012042601131
「小沢切り」首相に迫る=解散先送りを警戒−自民
 自民党は、民主党の小沢一郎元代表が無罪判決を受けて消費増税関連法案に反対姿勢を強めるとみて、野田佳彦首相に小沢氏との決別を迫っていく構えだ。首相が法案成立に協力を得るため、衆院解散を約束する「話し合い解散」が自民党には望ましい展開。逆に、小沢氏が復権を果たすことで、解散の先送りに影響力を行使することを警戒している。
 「一言で言えば(首相の)本気度が試される局面だ」。自民党の谷垣禎一総裁は26日の記者会見でこう語り、かねて求めていた「小沢切り」に首相が踏み切ってでも、消費増税を実現させる覚悟があるかを問うた。
 自民党は同日、民主党が求めた大型連休明けからの消費増税法案審議入りを受け入れたが、審議では最低保障年金や年金一元化を撤回させ、自民党の社会保障政策を「丸のみ」するよう迫る。石原伸晃幹事長は自民党本部で公明党の井上義久幹事長と会い、「社会保障で対案を出す」と伝えた。
 さらに前田武志国土交通相ら問責2閣僚の辞任や小沢氏の証人喚問要求で首相を追い詰め、首相から話し合い解散を引き出すことを狙う。
 無罪判決を勝ち取った小沢氏が影響力を増せば、首相は消費増税法案を成立させるため、より「自民党頼み」に傾斜する可能性はある。しかし、首相が小沢氏に妥協し、採決を先延ばしすれば、「話し合い解散の機運は遠のく」(谷垣氏側近)ことになる。
 対決路線を強めても、解散は見通せそうにない。自民党は今国会に内閣不信任決議案を提出して首相を追い込む選択肢を排除していないが、復権後の小沢氏が、早期解散を意図した自民党の不信任案に同調する保証はない。
 もっとも、谷垣氏も消費増税の大方針は首相と共有する。2月に極秘会談した「野田−谷垣」ラインで実現するしかないと思い定めている節もある。谷垣氏は会見で、今後の展開について「首相が進める流れが逆流する感じがする。だから本気度が試される」と繰り返し、首相に決断を促した。(2012/04/26-21:09)

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8524チバQ:2012/04/27(金) 23:51:30
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001204270004
小沢氏に冷めた空気 支持基盤に揺らぎ
2012年04月27日

 資金管理団体の土地取引をめぐり政治資金規正法違反に問われた小沢一郎・民主党元代表の無罪判決にも、県内は冷めた空気が漂う。その功罪より、裁判や政局に力を注ぎながら震災復興や雇用対策などに熱意が感じられないことへのいらだちが、小沢氏の足元を少しずつ揺さぶっている。


    ◇


 小沢氏後援会の水沢連合会長小野寺伝さん(79)は「無罪と確信していた。小沢先生には早く党員資格を取得して国民のためにがんばっていただきたい」と判決に破顔した。3月11日の合同慰霊祭で小沢氏と面会した際「裁判のことは話さず、復興に向けて国がつけた予算の使い方について話した」という。


 一方、後援会の内部事情に詳しい関係者は「小沢さんは『国会議員は天下国家を語るのが仕事』と言って選挙の時も地元入りしない。さんざん世話になっていながら地元をないがしろにするのは筋が通らない」と批判した。


 別の関係者によると、法廷で小沢氏が4億円もの金を事務所で保管していたことが明らかになり、支持者の間でしらけた雰囲気が広がった。高齢化が進む支持者の中には年金だけで生活している人も多い。「今日の晩ご飯のおかずをどうしようと考えながら暮らしている人も多いですからねえ」


 こうした小沢氏への「違和感」が広がる中、支持基盤にも揺らぎが出ている。


 長年小沢氏を支援してきた地元の女性組織が今月、解散を決めた。小沢氏に代わって陣頭に立ってきた妻和子さんを囲む女性支持者の集まりで、約30年前につくられた。会員の高齢化に加え、この10年ほど姿を見せない和子さんが今後も選挙区には出向かない意向を伝えてきたため区切りをつけたという。


【印象に変わりなし 「剛腕」復活に期待も】


 小沢一郎氏の選挙区の有権者に、判決を受けて今後の小沢氏に望むことを聞くと、無罪になったからといって印象に変化はない一方で、かつての「剛腕」と言われた政治力の復活にすがる声が強かった。


 花巻市西宮野目の男性会社員(32)は「絶対に無罪ではないと思う」と言いつつも、「地元の人間としてはうれしい。過疎の地区に仕事を持ってきてくれる人は他にいないから」。しかし「表舞台に出るのは難しいと思うので、若い政治家を育ててほしい」とも。


 同市の佐藤和夫さん(50)も「ワンマンなイメージは裁判でも変わらなかった。ワンマンだからこそインフラ整備をしっかりと引っ張ってきてほしい」。奥州市水沢区内のショッピングセンターで買い物をしていた主婦(46)は「東京ばかり向いている。岩手に目を向けてほしい」。


 年齢が高くなると、「無罪でよかった」(花巻市、72歳無職男性)「ひと安心」(奥州市、86歳女性)との声が多かった。ただ、「水沢の人ではないと思っている。特に期待はない」(奥州市、76歳女性)と素っ気ない人もいた。

8525チバQ:2012/04/27(金) 23:51:55
【奥州市県議に微妙な違い】


 小沢氏の出身地奥州市は、昨秋の県議選で民主党が5議席を独占した小沢王国の本拠。ただ、判決に対する県議の反応には微妙な違いが見えた。


 郷右近浩氏(47)は和菓子職人から市議、県議に転じ、後援会「水沢一友会」幹事長を務める。無罪判決に「これで民主党の『背骨』が戻る。小沢先生には真の民主主義、新しい国の形を作り上げるまで頑張って欲しい。その思いを有権者にしっかり伝えていきたい」と熱く語った。


 同様に「そもそも有罪か無罪かは、私には関係ない。小沢さんと行動をともにすると決めている」と言い切るのは後藤完(まこと)氏(66)。旧胆沢町長を務めた後、昨年初当選した。与野党を問わない「小沢排除」が気になる。「私は国のため、岩手のために小沢さんと一緒に動きたい」


 これに対し、奥州市職員を経て1期目の佐々木努氏(47)は判決前から「私には関係のないこと」とやや距離を置く姿勢を強調していた。「震災後、小沢さんの現地入りは相当遅かった」と指摘。小沢氏の秘書に、このことを直接伝えたこともあったという。「今後は有権者の思いに応えるよう、全力を尽くしてもらいたい」と注文を付けた。


 元農協組合長で県議会議長の経験がある渡辺幸貫氏(65)は「司法の判断の中身が詳しく分からないのでノーコメント」。及川幸子氏(65)は事務所が取材に応じるとしたものの、26日夕までに応答はなかった。


【小沢離れが進む建設業界】


 小沢氏の金城湯池とされる建設業界ではこの裁判以前にひそかに小沢離れが始まっている。


 奥州市の建設業者(60)は「民主党の体たらくとは別に、小沢さんを支援してもさほどいいことはないと分かり、一線を画している業者は多い」と打ち明ける。地元には建設業者でつくる後援団体「一建会」があるが「実質的に活動を停止している状態」という。


 この業者は業界団体では役職に就いていたが、前回の衆院選で小沢氏の集票に動かなかった。県議との付き合いで小沢氏のパーティー券を毎年2万円分購入してきたが、一昨年を最後にそれもやめた。


 業者は「公共事業に頼っていたら赤字になる」として、民間の建築工事の割合を徐々に増やしてきた。現在では従業員16人を抱えて年間約3億円の工事を受注し、地域では比較的優良な経営をしている。「小沢さんの年齢を考えると、活躍できるのはあと5年ほど。復権して一時的に地元が潤うことがあっても、決して長続きはしない」と達観している。


 一方、年間約10億円の公共事業を受注している奥州市の別の建設業者(60)はかつて東北農政局の公共事業を受注したくて自民党国会議員に20万円献金したことがあるが、小沢氏に献金したことはないという。


 2009年の総選挙では政権交代に期待し、小沢氏に投票した。だが「自民党はひどかったが、原発事故の対応などを見ると民主党はもっとひどかった」と落胆する。「地元では小沢氏からずいぶん心が離れていると思うが、残念ながら対抗馬がいない」

8526チバQ:2012/05/10(木) 21:43:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120510/stt12051018340008-n1.htm
石井一参院予算委員長が辞表 長期渡航申請せず
2012.5.10 18:26 [民主党]

参院予算委員会で自民党の山本一太氏の質問について、あらためて石井一委員長(左端)から説明される田中直紀防衛相(右端)=3月12日午前、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)
 民主党の石井一参院予算委員長は10日、参院規則に反して大型連休中に長期渡航の申請をしないままフィリピンを11日間の日程で訪問した責任を取って、辞表を参院に提出した。来週にも参院本会議で辞任が決まる見通しだ。石井氏は記者団に「手続き上のミスで迷惑を掛けた。責任を痛感している」と述べた。

 参院規則では、7日間を超える渡航には本会議による事前承認が必要。石井氏は5月3〜6日のフィリピン訪問を申請して参院議院運営委員会理事会の了承を得ていたが、実際には4月27日から5月7日まで訪れた。

 石井氏によると、4月27日のパーティーに出席するため、急きょ出発を前倒ししたという。

 この問題は10日に発覚し、自民党などが批判を強めていた。

8527チバQ:2012/05/13(日) 20:44:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120513t31015.htm
平野復興相・黄川田議員、小沢氏後援会報から寄稿文消える
 10日発行の小沢一郎民主党元代表の後援会報に、岩手県選出の系列国会議員計7人のうち、平野達男復興相(参院岩手選挙区)と黄川田徹衆院議員(岩手3区)の寄稿文や活動報告が載っていないことが分かった。前号は全員掲載していた。あくまで会報の上だが、両氏は「小沢王国」から除かれた格好で、波紋が広がっている。

 会報は、巻頭ページに小沢元代表のメッセージを掲載。小選挙区ごとに国会議員の原稿、活動報告、国の予算配分を紹介する。比例選出衆院議員と参院議員も載せる。
 ところが平野、黄川田両氏に関しては一切触れていない。ことし1月20日に発行された前号では、両氏もほかの議員と同じ扱いだった。
 平野氏は消費税増税の実現を目指す野田佳彦首相と同一歩調を取る。黄川田氏は小沢元代表の求めに応じて総務副大臣を辞めた際、元代表とひともんちゃくがあった。
 元代表と両氏のぎくしゃくした関係が取り沙汰される中、会報の最新号をめぐり「どんな意図が?」と臆測が飛ぶ。
 元代表の後援会関係者は「会報に載らないからといって(元代表と両氏の関係が)決定的に悪くなるわけじゃない」と素っ気ない。一方、民主党県議の一人は「ちょっと厳しすぎるのでは」と話した。


2012年05月13日日曜日

8528チバQ:2012/05/17(木) 23:45:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120517-00000104-mai-pol
<輿石幹事長>一体改革か、元代表か…見えぬ真意
毎日新聞 5月17日(木)22時22分配信


拡大写真
民主党・輿石東幹事長

 消費増税を柱とした税と社会保障の一体改革関連法案の質疑が17日、衆院特別委員会で始まった。野田佳彦首相は法案の今国会成立に全力を挙げる構えだが、車の両輪である民主党の輿石東幹事長が法案成立に必要な自民党の協力取りつけに動いた形跡は見えない。輿石氏が最優先しているのは法案成立なのか、小沢一郎元代表ら反対勢力への配慮か、その両立なのか。与野党から真意を測りかねるとの声が出ている。

 輿石氏は17日の記者会見で、首相と16日に会談した際、(1)衆院の1票の格差是正で早期の与野党協議入り(2)小沢元代表との会談の設定−−の2点を指示されたと明かした。

 指示を受けた輿石氏は17日昼の党会合で、「選挙制度と小沢元代表との会談を当面の私の課題としてやらなければならない」と述べ、首相に協力する姿勢を強調。首相周辺は「首相は輿石さんに全幅の信頼を置いている。輿石さんも法案を成立させるために動いている」と説明する。

 ただ、輿石氏の言動は複雑だ。周辺に「法案は継続でいい」「会期末で国会は閉じる」と語るなど、党分裂回避を最優先する発言もしている。17日の記者会見では「元代表ら増税慎重派とも合意形成したいという思いが首相にあると思う」と語り、分裂回避は首相の思いでもあるとの見方を示した。

 与野党は既に特別委員会での28時間の審議に合意、採決の目安である100時間には6月上旬に到達する見通しだ。会期末(6月21日)までに衆院採決の条件は整うが、自民党が反対のまま採決すれば参院で否決されるのは必至。また、自民党の協力がなければ赤字国債の発行に必要な特例公債法案の今国会成立も見通せない。

 民主党は17日、与野党協議の司令塔となる「一体改革推進会議」を設置し、議長には輿石氏が就くことを決めた。会期末は約1カ月後に迫り「法案成立には少なくとも8月までの延長は避けられない」(ベテラン議員)との見方も出ている。国対幹部は「今後どうなるか、予測もつかない」とぼやいた。【小山由宇、青木純】

 ◇「最大の障害」自民焦燥

 自民党は、一体改革関連法案の17日の実質審議入りを受け、野田佳彦首相に衆院解散と引き換えに法案に賛成する「話し合い解散」を受け入れるよう圧力を強める方針だ。ただ、民主党の輿石東幹事長が、増税に反対する同党の小沢一郎元代表に配慮して法案採決を先送りするなど「最大の障害」(自民党幹部)になる可能性があるとみて警戒している。

 自民党の谷垣禎一総裁は17日の記者会見で、輿石氏について「首相が『政治生命を懸ける』とまで発言した法案について、先に進める気持ちがないのは責務の放棄だ」と批判。首相が元代表との会談を調整するよう輿石氏に指示したことも「政治生命を懸けてやるならば、党内の足元を固める努力を真剣にすべきだ」とけん制した。

 自民党は6月21日の会期末が近づく中で、「話し合い解散」に向けた法案の修正協議を見越し、社会保障分野の対案をまとめた。ところが、輿石氏は早期解散を阻止する動きを強め、自民党はいら立ちを募らせる構図になっている。

 自民党幹部は「6月上旬には『話し合い解散』路線で消費増税法案に賛成するか、法案に反対し、(赤字国債発行に必要な)特例公債法案に反対するなど強硬路線に転換するか、判断する」と語る。谷垣氏は強硬路線への切り替えも探り始め、公明党の山口那津男代表と16日夜、東京都内で会談。参院で問責決議を受けた2閣僚が交代しなければ、首相の問責決議案提出も視野に入れる考えで一致した。【佐藤丈一】

8529ヒノキちゃん:2012/05/18(金) 00:37:07
東京都選出・民主党衆議院議員の離党ドミノはいつまで続くのだろうか?
木内孝胤(東京9区)・平山泰朗(東京13区)両氏の離党届が受理されてまだ間もない。
そんな時に今度は中津川博郷氏(比例東京ブロック)が新党からの次期衆院選立候補の報道がありましたね。民主党はメルトダウンが進行していることがわかります。
※被災者、とりわけ福島県民に不謹慎な表現がございます。ご了承願います。

8530とはずがたり:2012/05/28(月) 23:11:48

朝日新聞デジタル
2012年5月28日22時56分
首相、小沢氏と「乾坤一擲」 増税法案の一部分離も示唆
http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY201205280580.html

 野田佳彦首相は28日、首相官邸で内閣記者会のインタビューに応じ、民主党の小沢一郎元代表との会談について「お会いする以上、乾坤一擲(けんこんいってき)だ。一期一会のつもりで説明したい」と述べ、消費増税法案への協力を求める考えを強調した。

 輿石東幹事長は同日の記者会見で、輿石氏を含めた3者会談は30日午前に党本部で行うと発表。そのうえで「国民の生活が第一という政権政党の責任を果たそうという意味合いだ。首相と元代表が腹を割って話し合う。タイムリミットはない」と語った。

 インタビューで首相は「法案は党内で相当長い時間をかけ、党議になっている。その基本路線を(小沢氏に)理解していただくことを目指したい」と強調。法案採決で民主党議員が造反した場合は「党議に反すれば党として対応するのが基本だ」と述べ、処分する考えを示した。

 また、首相は消費増税法案をめぐって自民党が提案した社会保障制度を議論する超党派の「国民会議」の設置に賛意を表明。そのうえで消費増税関連7法案について「この国会中に採決をしなければいけないものと、中長期的な課題として(野党と)協議に持っていくものを整理する必要は出てくる」と述べ、増税法案の成立を優先し、社会保障関連法案の一部を先送りする可能性を示唆した。

8531チバQ:2012/06/06(水) 21:46:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120606-OYT1T00171.htm
小沢G、若手動揺…増税法案反対時の除名警戒


 消費税率引き上げ関連法案の与野党協議入りに向けた環境整備が始まり、消費増税に反発する民主党の小沢一郎元代表グループ内で、焦りの声が出ている。

 法案の採決が現実味を帯びてきたためだ。法案採決に至った場合、グループ幹部は新党結成も視野に反対を貫く構えだが、将来の展望が開けていないことから除名処分を回避したいとの思いを抱える若手議員も少なくない。

 小沢氏は5日、国会内の事務所でグループの若手議員と相次いで面会した。いずれも法案に反対するかどうかはっきりしていない、と見られている議員だった。小沢氏自身は同法案への反対を表明しており、自らに同調することを個別に説得した。小沢氏との面会を終えた議員の1人は、「地元では造反に否定的な声もある。でも、小沢氏の説明でストンと落ちた。増税反対を貫くことが選挙に勝つことと、腹をくくった」と説得を受け入れたことを明らかにした。

 グループの中堅・若手衆院議員らで作る「一新会」も5日昼、国会内で会合を開き、増税前にやるべきことがあると国民に直接訴える活動を強化することを確認した。グループでは幹部が連日、会合に若手議員を集めるなどして、活動を活発化させている。

 小沢氏と盟友関係にある鳩山元首相も5日の自らのグループ会合で、「政権交代の時に何を訴えてきたのか。原点をわきまえながら行動するのが民主党でなければならない。党の原点を取り戻すための戦いだ」と小沢氏と歩調を合わせ、早期の採決を狙う首相をけん制した。グループ内には法案採決にはたどり着かないとの楽観的な見方が強い。

 小沢氏が会長の「新しい政策研究会」で顧問を務める一川保夫参院幹事長は5日の記者会見で、「(自民党が)民主党のマニフェストを撤回しろと言っている限り、なかなか意見の一致は見ないのではないか」との見通しを述べた。それでも野田首相が早期採決を求める可能性も消えないことから、グループ内の引き締めを図っている。

 小沢グループ幹部は、こうした活動を通じて、「グループ内だけで50人は固まった」と強気の見方を示す。与党は衆院で292議席を占めるが、野党や無所属に加え、与党から54人が反対に回れば、法案が否決される。ただ、小沢氏自らが説得に乗り出すのは、法案反対に踏み切れない議員が少なくないことを意識しているためとも言える。

 実際、グループ内で態度を明らかにしない議員の中には、「除名処分は避けたい。法案採決なら、欠席が限界だ」(若手)との声や、最大の支持母体である連合との関係が悪化することへの懸念が出始めている。

(2012年6月6日09時15分 読売新聞)

8532チバQ:2012/06/07(木) 22:25:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012060700904
中間派、「丸のみ」を警戒=取り込み狙う小沢系−民主
 社会保障と税の一体改革関連法案に関する修正協議開始が決まり、民主党内の「中間派」に懸念が広がっている。衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金などの撤回を迫る自民党に対し、消費増税実現を目指す野田佳彦首相が要求を「丸のみ」しかねないというわけだ。増税に反対する小沢一郎元代表のグループは、「数の力」を拡大する好機とみて取り込みを狙っている。
 7日夕、民主党内の複数グループにまたがる議員が呼び掛けて、「党の『民主的合意形成』を実現する集い」が衆院議員会館で開かれ、28人が出席した。旧民社党系を束ねる田中慶秋副代表は「自分たちは社会保障が前提で、消費増税が前提なのではない」とあいさつ。出席者からは「修正部分を党で議論して成案が得られない場合は、党議拘束を外してもいいのではないか」との意見が出た。
 首相、小沢氏の双方と距離を保つ中間派は、マニフェストにない消費増税を容認するものの、最低保障年金など看板政策を取り下げれば党の存在意義が問われると主張。修正協議の行方に警戒感を強めている。
 こうした空気をくみ取り、前原誠司政調会長は7日、自身のグループの会合で「政府は丸のみに傾きがちになろうかと思うが、党はつらい局面になる。積み上げた部分を大事にし、汗をかいた議員の思いを斟酌(しんしゃく)しながら(協議に)臨まなければいけない」と強調した。
 民主党は社会保障に関する修正協議の実務者に、「ミスター年金」と呼ばれた長妻昭氏と、細川律夫氏の厚生労働相経験者2人を内定していたが、「1人にしてほしい」との自民党の要求を受け入れ、長妻氏は細川氏の補佐役に回った。マニフェストにこだわる長妻氏を交渉の最前線から引かせたことで、反発が出る可能性もある。
 首相が内閣改造で農林水産相だった鹿野道彦氏を交代させたため、首相を支えてきた鹿野グループからも「党内を切り捨てて、どんどん自民党に傾斜している」(中堅)との不満が漏れている。
 こうした状況を小沢グループは見逃さない。若手の一人は「増税に賛成、反対という争いでなく、増税か、挙党態勢かという争いになってくる」として、中間派への働き掛けを強める考えを示す。小沢氏自身は7日の若手との会合で、「約束をほごにしていいんだということになれば、小ちゃな子供たちの教育もできない」と語り、増税に突き進む首相を重ねて批判した。(2012/06/07-20:56)

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8533チバQ:2012/06/07(木) 22:51:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120606-00000069-mai-pol
<民主党>「中間派」が存在感増す 一体改革修正協議にらみ
毎日新聞 6月6日(水)20時20分配信

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の修正協議をにらみ、民主党内の「中間派」が存在感を増してきた。自民党は増税法案協力の条件として、「最低保障年金」など民主党の看板政策の撤回を要求。修正がマニフェスト(政権公約)の根幹に及べば、増税に異議を唱えていない「中間派」にも反対論が広がりかねない。野田佳彦首相は、法案反対の姿勢を崩さない小沢一郎元代表のグループに加え、中間派の動向からも目が離せなくなりそうだ。

 「マニフェストを撤回すれば、野党はマニフェスト違反という。白紙に戻すことはしない。政権交代のたびに社会保障の姿がころころ変わるのはよくない」。民主党の前原誠司政調会長は6日のBS朝日の番組で、社会保障に関する自民党案の「丸のみ」を否定した。

 前原氏の念頭にあるのは、マニフェストに沿って後期高齢者医療制度の廃止法案をまとめた長妻昭元厚生労働相ら厚労関係議員だ。「社会保障改革をやるから増税を認めた」ともらす厚労関係議員にとって、自民党との協議に前のめりな首相の姿勢は増税先行に映る。中間派の若手議員は「増税先行」に反対する署名集めを5日から始めた。

 城島光力国対委員長は6日に首相官邸で首相と会った際、中間派の動向を伝え、「総理はもっと(社会保障が税と)一体ということを前面に出してほしい」と訴えた。

 内閣改造も首相と中間派の距離感を広げた。鹿野道彦前農相のグループは今回の改造で、鹿野氏と、問責決議を受けた前田武志前国土交通相が閣外に去り、閣僚ポストを失った。同グループは昨年8月の代表選で野田首相を支持したただけに、グループ幹部は「首相は恩人への配慮が一切ない」と反発する。

 衆院の与党議員は292人で、50人超が反対すれば法案は否決される。元代表が会長を務める勉強会には毎週、90人前後の衆院議員が出席しているが、「離党覚悟で反対するのは40人程度」との見方もあり、反対論がどこまで拡大するかがカギを握る。中間派の動向は、今後の修正協議にも影響を与えそうだ。【鈴木美穂】

8534チバQ:2012/06/07(木) 22:51:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120605-00000086-san-pol

野田第2次改造内閣 鹿野グループ閣僚ゼロ、火種
産経新聞 6月5日(火)7時55分配信

 昨年8月の民主党代表選で野田佳彦首相の誕生を後押しした鹿野道彦前農林水産相グループは鹿野氏と前田武志前国土交通相の交代で、閣僚がゼロになった。グループ幹部は「誰のおかげで首相になれたと思っているのか」と反発。中間派で約30人の同グループが「反野田」にかじを切れば、首相の求心力低下は避けられない。

 農水系議員中心の鹿野グループは代表選後、中間派を代表する勢力に成長。「親小沢VS反小沢」の構図に陥りやすい民主党内で、どちらにも偏らない姿勢で結束してきた。

 だが、首相の「鹿野排除」で空気は一変。幹部の一人は4日、「今はフリーハンドの状態だ」と宣言し、消費税増税関連法案の衆院採決での態度を明確にしなかった。法案反対の小沢一郎元代表と共同歩調を取れば、党内情勢が変わる可能性も否定できない。

8535チバQ:2012/06/12(火) 20:12:20
http://www.asahi.com/national/update/0612/TKY201206120449.html
2012年6月12日19時23分
仙谷氏、セクハラ発言報道めぐり敗訴 東京地裁
 セクハラ発言をしたとする週刊誌の報道で名誉を傷つけられたとして、仙谷由人元官房長官が発行元の文芸春秋と新潮社に損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(宮坂昌利裁判長)は12日、「セクハラと受け取られかねない発言であり、記事は真実と言える」と述べ、仙谷氏の請求を棄却する判決を言い渡した。

 問題となったのは、週刊文春と週刊新潮の昨年1月13日号の記事。いずれも、仙谷氏が官房長官時代に首相官邸であった担当記者との懇親会で、女性記者の肩に手を回し、わいせつな言葉をかけたと報じていた。

 仙谷氏は当初、発言内容を否定していたが、裁判の途中からは「女性記者に対するものではなかった」などと弁解していた。しかし、判決はこの記者の証言などから、仙谷氏の主張を退けた。

8536チバQ:2012/06/12(火) 20:18:45
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120612/plt1206121535005-n1.htm
民主・前原、激動政局で“カヤの外”!政調会長なのに情報来な〜い2012.06.12


前原氏の表情に冴えが戻る日は来るのか【拡大】
 民主党の前原誠司政調会長(50)が、執行部内で「カヤの外」に置かれつつあるという。消費税増税法案をめぐる政局が佳境を迎えるなか、内閣改造や与野党協議について、情報過疎に陥っていたというのだ。「ポスト野田」の有力候補とみられていたが、一体どうしたのか。

 「いずれ平場で報告させてもらう」

 前原氏は11日の党役員会でこう語った。増税法案を柱とする「社会保障と税の一体改革」法案をめぐり、民主、自民、公明3党の修正協議が進められているが、それを受けた党内手続きについて説明したのだ。

 政調会長として与野党協議をリードしていそうだが、置かれた立場は少し違うようだ。象徴的な出来事は6日にあった。前原氏は都内で記者団に、増税法案の修正協議について「幹事長会談で局面が打開できない場合は、党首会談をやるべきだ」と述べた。

 しかし、自民党と公明党は水面下で修正協議に応じることを固めており、翌7日に正式決定した。党幹部周辺は、「前原氏は先走りすぎ。取り越し苦労だよ」と話した。

 これだけではない。野田佳彦首相は4日に内閣改造を行った。民主党関係者は「野田首相は輿石東幹事長には事前に人事を伝えていた。しかし、前原氏は伝えられず、いろんな方面に電話していたそうだ」と話した。

 2月にあったとされる野田首相と自民党の谷垣禎一総裁の密会についても、「前原氏は知らされていなかった。相当、へそを曲げた」(民主党中堅議員)という。

 情報過疎に加え、越権行為にまで及んだ。

 テレビ番組で6日、首相の専権事項であるはずの衆院解散について、「(参院との)ダブル選挙になったら、たまったマグマが爆発して、民主党は衆参ともに壊滅的なことになる。やるべきことをやり、まず衆院で信を問うことが大事だ」と話した。これは、ダブル選を主張する輿石氏の意向にも反している。

 野田グループの中堅議員は「昨年8月の民主党代表選で、前原氏は『野田は勝てない。戦略がない』と言って、突然出馬してきた。これは絶対に許せない。また、小沢一郎元代表に対しても挑発的な発言をするため、党内融和を最優先させる輿石氏も困っているだろう」と話した。

 前原氏の巻き返しはあるのか。

8537チバQ:2012/06/13(水) 23:02:50
http://mainichi.jp/feature/news/20120607dde012010041000c.html
特集ワイド:分裂・一致、揺れる民主党のキーマン 交渉力「金丸」流、親「小沢」 ミスター輿石、力の源
毎日新聞 2012年06月07日 東京夕刊


2004年7月の参院選で当選を決め、万歳をする輿石氏(左から2人目)
拡大写真 分裂か、一致か。危機にある民主党のキーマン、輿石東幹事長(76)。消費増税を巡って対立する野田佳彦首相(55)と小沢一郎元代表(70)の間を取り持った後も党内の結束を模索し続けており、その言動がニュースにならない日はない。「輿石政局」を読み解くカギを求めて、地元の山梨や中央政界の関係者を訪ねた。【宮田哲、江畑佳明】

 「皆が頭を下げるのは我々にではない。このバッジにだ。勘違いするんじゃないよ」

 元山梨県教職員組合(山教組)書記長の倉田由和さん(70)は、委員長の輿石氏が執行部のメンバーをいさめる際によく口にした言葉を覚えている。バッジとは、同教組所属を示すもの。「一言で表現するなら男気のある人。義理人情に厚く、筋を通して、決してぶれない」

 輿石氏は小学校教員を経て組合活動の道に入り、84年に委員長へと上り詰めた。

 「地元支部の組合員は400〜500人もいたけれど、すべて名前と顔が一致していた。教員の子どもの年齢や親戚関係も頭に入っていた。『お子さん○歳になったよね。元気?』とか声をかけて。かけられたほうは感激して、輿石さんを好きになる。今から思うと、政治家の資質はあったのかもしれない」。倉田さんはそう振り返る。

 だが、別の一面もあった。山教組の新執行部が発足し、初めて県当局との顔合わせをした際、輿石氏は当時の知事に向かって、ぴしゃりとこう言い切った。「政治家は選挙に落ちたらただの人になってしまうでしょう。我々の存在を忘れないでもらいたい」

 「当時の知事の支持母体の一つが山教組。当選したからといって組合員の協力があったことを忘れるな、と言いたかったのでしょう」

 輿石氏が「交渉の腕」を磨いたのは、疑いもなくこの山教組時代だ。

 「山教組は伝統的に『現実路線』なんです。県当局と交渉で、教条的な理念を掲げるのではなく、必ずどこかで落としどころを見つける」(倉田さん)。こうして「輿石委員長」は、全国的にもまだ少なかった40人学級の導入、教職員の看護休暇の取得拡大などを獲得。県労連議長を経て衆院議員、参院議員へと国政の道を歩み始める。

 山梨県の政治家といえば、「政界のドン」として名をはせた故・金丸信氏(享年81)がいる。年齢は20歳以上違うが、地元では1979年の知事選で金丸陣営と山教組が共闘するなど、接点は多い。

 政治評論家の森田実さんは「自民党田中(角栄元首相)派を引き継いだ金丸氏のやり方は、人脈を駆使して水面下で粘り強く交渉する、参院から自派の閣僚を大量に送り込み政権への影響力を強める、というもの。輿石氏も同じ手法を使っている」と指摘する。

 テレビのインタビュー番組に登場した際には、金丸氏の墓参りをしているというエピソードが紹介され、輿石氏は「党や立場は違っても志は同じだったから」と語っている。

 ただ、金丸氏の秘書を務めた同県北杜市の白倉政司市長は「金丸さんは、野党と協議が必要な場合は『自民党はどうなってもいい、国民のためにやらねばならん』とよく口にしていた」と言う。「党内融和」を強調する輿石氏とは違うというのだ。

8538チバQ:2012/06/13(水) 23:03:42
     ■

 90年の衆院選で日本社会党公認として初当選した時には既に53歳。旧民主党の結成に加わった直後の96年衆院選では苦杯をなめたが、98年には参院にくら替えして国会に返り咲いた。

 輿石氏は、組合という組織で鍛えた交渉力を国会でも発揮する。04年から参院幹事長を務めた当時、与党自民党で参院幹事長だった片山虎之助さん(76)=現たちあがれ日本参院幹事長=は「反対する法案でも、審議が約束の時間に達したら、きちっと採決に応じる。交渉相手としては悪くなかった。当時、自民党の参院会長だった青木幹雄さんも信用していた」と話し「政策型ではなく人間関係を足場にする政治家」と評する。

 党内でのステップボードになったのは小沢元代表との接近だった。政治アナリストの伊藤惇夫さんは言う。「03年に民主党に合流した小沢元代表は、多数派工作を考えたと思う。特に自民党時代、経世会の後継者争いで参院竹下派が反小沢グループについたために敗れた経験から、参院を押さえることの重要性を知っていた。だから参院の実力者、輿石さんと組んだのだろう」

 06年には参院民主党トップの参院会長に上り詰める。

 小沢代表、輿石参院会長のコンビで臨んだ07年夏の参院選で、民主党は自民党に圧勝し、参院は野党が過半数を占める。民主党は参院で自民を徹底攻撃。法案は通らず、日銀総裁人事は不同意、福田康夫首相の問責決議案まで可決された。高嶋良充・民主党元参院幹事長(71)は「輿石さんは『ねじれ国会における参院の武器は五つある。否決、問責決議、証人喚問、国会同意人事、議員立法の可決だ』と言って、全てを実行した。この過程で小沢さんの信頼がさらに高まったのではないか」とみる。

 小沢代表時代に打ち出した「国民の生活が第一」は当時、連合などが唱えた社会民主主義的発想を帯びたものだった。輿石氏の口癖は「小沢抜きでは今日の民主党も明日の民主党もない」。対立政党にいた片山さんの目にすら「両者は持ちつ持たれつ。小沢さんは参院を押さえる足がかりを得られ、輿石さんは党内全体での力を持てた」と映っていたほどだ。

 しかし、伊藤さんは実相は異なるとみる。「2人はドライな利害が一致しているから手を組んでいるだけで、盟友関係ではない。だからこそ野田首相は、小沢元代表が攻勢を仕掛けてきた時の防波堤になると期待して、輿石さんを幹事長に指名したのです」

8539チバQ:2012/06/13(水) 23:04:01
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 消費増税法案を巡る動きはいよいよ急だ。21日の会期末に向け「日本の将来を左右する大きな決断の時」と意気込む野田首相に対し、輿石氏はどう出るのか。

 「輿石さんの目標はシンプルで、党を割らず、政権を一日でも長く延命させること。そのためには、小沢切りをさせず、解散もさせない。採決を引き延ばして情勢を見てきた。しかし、自民党の協力で消費増税法案が可決されることがはっきりしたら、小沢さんの説得に転じるでしょう。党を割らないように『欠席作戦くらいにしなさいよ』と。逆に採決できず野田政権が総辞職せざるを得ないようになったら、小沢さんとくっつくんでしょう」(伊藤さん)

 「党内をまとめる力に期待して幹事長に起用されたのだから、分裂すれば自らの力も失う。本心は採決したくないということでしょう」と語るのは片山さんだ。

 解けるはずのない連立方程式に挑んでいるかに見える与党幹事長。だが、輿石氏自身の明快な政治ビジョンを国民はまだ聞いていない。

8540チバQ:2012/06/15(金) 00:28:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120614-00000102-spnannex-ent
田中美絵子議員と“不適切な交際”の国交省官僚更迭「職務遂行に疑問」
スポニチアネックス 6月14日(木)13時41分配信

 国土交通省は、14日発売の週刊誌で民主党の田中美絵子衆院議員との不適切な交際を報じられた中部地方整備局の高橋浩二副局長(55)を13日付で官房付に更迭した。

 副局長は防災など危機管理を担当しており、局長に次ぐ同整備局ナンバー2。国交省人事課は更迭の理由に関し「緊張感を持って職務を遂行できるか疑問が出たため」と説明している。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/06/14/kiji/K20120614003464700.html
小沢ガールズ 田中美絵子議員 国交省55歳キャリアと駅構内で不倫キス
 「小沢ガールズ」の民主党の田中美絵子衆院議員(36)=比例・北陸信越=が駅構内で男性とキスする写真が14日発売の雑誌「週刊新潮」に掲載された。

 同誌によると、相手は国土交通省中部地方整備局副局長を務める55歳のキャリア官僚で、同省担当のベテラン記者の話として「奥さんと大学生になる娘さんがいる」と紹介。写真では、東京都品川区のJR大崎駅構内で互いの腰に手を回し、くしくも小沢一郎元代表のお膝元である岩手県をPRするポスターの前で唇を重ね合わせている。田中氏はキャスケット帽を目深にかぶり顔を隠しているものの、人目をはばからない大胆な行動だ。その後、腕を組み駅と連絡通路でつながるシティーホテルへと向かったと伝えている。

 記事の内容について田中議員の事務所は「こちらでは状況を把握しておりません。本人もコメントを出す予定はないようです」とした。

8541とはずがたり:2012/06/15(金) 13:00:50

民主「内戦」状態 「反増税派」結集、執行部にも亀裂
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20120615083.html
2012年6月15日(金)08:02
(産経新聞)

 社会保障・税一体改革関連法案をめぐる修正協議が大詰めを迎え、民主党内の抗争が激化している。倒閣も辞さない小沢一郎元代表は14日、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」も巻き込んだ多数派工作に邁進(まいしん)。採決先送りを狙う輿石東幹事長は野田佳彦首相からの信頼を失いつつあり、今や不満分子の動きを黙認する立場をとっている。民主党は「内戦」状態に突入した。

 14日夕、都内の憲政記念館に議員約120人が集結した。「消費大増税採決に反対する超党派国民集会」と銘打たれた集会は小沢系が主導。「大増税阻止」と書かれたのぼりが立ち並び、「野田政権打倒」に向けた決起集会の様相を呈した。

 小沢氏は挨拶に立たず、代わってマイクを握ったのは鳩山由紀夫元首相。

 「談合で増税だけを決めるのは主客転倒だ!」

 会場のボルテージは最高潮に達した。その夜、「小鳩枢軸」の2人は都内のホテルで密会した。

 鳩山氏「野田さんと近く会談するつもりです」

 小沢氏「野田さんはかたくなに『賛成してください』と言うだけだ。会ってもそうだと思うよ」

 民主党の創立者と自負する鳩山氏には、できれば党分裂は避けたいとの思いがある。しかし、小沢氏と首相の亀裂を修復することは、もはや不可能だ。小沢氏は14日昼のグループ会合でも、首相のとる増税路線を「われわれ自身の自殺行為であり、国民に対する冒涜(ぼうとく)だ」と糾弾している。

 小沢氏と別れた後、鳩山氏は記者団に「国民に約束したことを棚上げし増税に突っ走れば、賛成はできないことで一致した」と明言した。

 もっとも、小沢、鳩山両氏にとって戦況は不利だ。もし、一体改革関連法案をめぐる修正協議が調い、自民党が衆院採決で賛成票を投じれば、小沢系と中間派が手を握っても、成立を阻止することは難しい。

 首相側はすでに「造反リスト」を作成済みで、採決で勝算ありと踏む。首相が強気なのはこのためだ。

 前原誠司政調会長も14日の記者会見で、中間派が意見調整のための両院議員総会の開催を求める署名集めをしていることについて「両院議員総会は政策決定を行うところではない」と切り捨てた。

 一方、これまで首相と小沢氏の間を取り持ってきた輿石氏の立場が微妙になってきた。首相は13日の政府・民主三役会議で自民党の対案を修正し共同提案するよう前原氏に指示したが、実は輿石氏はこのことを事前に聞かされていなかった。

 首相の意に反して採決先送りに執念を燃やす輿石氏が首相からはしごを外されるのは自業自得だが、問題は、中間派の旧民社系に所属する城島光力国対委員長も首相の意図を事前に知らされていなかった点だ。旧民社党系の幹部は警戒感を隠さない。

 「民主党を割って自公と一緒にやるという前原氏と仙谷由人政調会長代行の思惑に首相は近づいている」

 前原、仙谷両氏は同じグループに属しており、「派閥闘争」のにおいが漂う。

 自民党古賀派の14日の定例会では出席者からこんな発言が飛び出した。

 「民主党の“治安”がどうなるかを見ておかなければ。シリアのようになるのかどうか…」(坂井広志)

8542チバQ:2012/06/17(日) 09:54:56
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120617-OYT1T00164.htm
「増税の前に…」小沢G議員、のぼり旗で演説
街頭演説で、消費増税反対を訴える民主党の木村剛司衆院議員=海谷道隆撮影 民主党の小沢一郎元代表グループなど同党内の増税反対派は、党政策調査会の合同会議や、野田首相自らが出席するとみられる両院議員総会か両院議員懇談会で反対論を噴出させ、首相と民主党執行部に衆院での採決を断念させたい考えだ。

 小沢グループ所属の木村剛司衆院議員は16日、東京都墨田区の東京スカイツリー前で、「増税の前にやるべきことがある」と書かれたのぼり旗を掲げて街頭演説を行った。

(2012年6月17日08時59分 読売新聞)

8544チバQ:2012/06/17(日) 10:59:50
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061501016
「離党対策法案」にどよめき=民主
 「きょうの本会議で『りとう』対策の法案が可決されます」。15日午後の衆院本会議に先立って開かれた民主党代議士会で、細川律夫代議士会長が離島振興法改正案の採決をこう説明し、出席者がどよめく場面があった。消費増税関連法案の採決をめぐり党分裂を懸念する議員らは、離島を「離党」と受け止めたようで、空気が変わったのを察した細川氏は「離れ島かな」と言い直した。(2012/06/15-22:39)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201206160076.html
'12/6/16
「りとう=離党」にビクッ 勘違いで民主議員騒然 民主党の細川律夫代議士会長が15日の党代議士会で離島振興法改正案について説明した際、出席者が「離島」を「離党」と取り違え、騒然とする一幕があった。消費税増税関連法案に反対する一部議員の離党が取り沙汰される中、党内が過敏になっているようだ。

 細川氏は「今日の衆院本会議で『りとう』対策の法案が通過する」と発言。場内の反応を見て、すぐに「大変失礼した」と勘違いさせたことを陳謝した。その後、議員立法の同法案を取りまとめた打越明司衆院議員が「時節柄、字を間違えないように」と呼び掛けると失笑が広がった。

8545チバQ:2012/06/17(日) 11:07:58
http://mainichi.jp/select/news/20120617k0000e010112000c.html
消費増税:苦悩の民主中間・反対派
毎日新聞 2012年06月17日 10時08分

 民主党は週明けの18日、党税制調査会などの合同会議を開き、税と社会保障の一体改革関連法案に関する自民、公明両党との修正合意について党内の了承を取り付ける方針。15日の合意を受けて地元に戻った増税反対派や中間派の若手議員たちは、対立してきた自民党との協力やマニフェスト政策の棚上げに対する支持者の反発に苦しみながら、厳しい判断を迫られている。

 「多くの仲間の議員と消費増税法案の採決阻止に向け戦いたい」。小沢一郎元代表を支持する木村剛司衆院議員(東京14区)は16日、街頭演説で訴えた。脇には小沢グループで製作した「増税の前にやるべきことがある」ののぼり旗。しかし、3党合意によって法案可決は確実な情勢となり、小沢グループ内には「中間派は総崩れだ。造反は多くても50〜60人」との悲観論が広がる。

 社会保障を重視する公明党の合意参加も中間派の反発を薄める効果を生んでいる。食料品などの消費税率を抑える「軽減税率」の検討が合意に盛り込まれ、後藤祐一衆院議員(神奈川16区)は「マニフェストはぎりぎり守られた。主婦が期待するのは軽減税率。与野党で協議すればいい」と賛成を明言する。

 2大政党と第3党の「談合」への風当たりも強く、関西地方の中間派議員は支持者から「自民党と何も変わらないじゃないか」との批判を浴びせられた。関東地方の中間派議員は「3党で合意しても国民の多数は増税反対だ」と迷いを隠さない。【青木純、光田宗義】

8546チバQ:2012/06/17(日) 11:10:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120617-00000062-san-pol
民主内、対立が激化 3党合意 21日の採決焦点
産経新聞 6月17日(日)7時55分配信

 民主、自民、公明の3党が社会保障・税一体改革関連法案の修正で合意したことを受け、今後の焦点は野田佳彦首相が法案の衆院通過期限とした今国会会期末の21日に向けた攻防に移った。最大の関門は18日から始まる民主党内の了承手続きだが、小沢一郎元代表ら反増税派は猛反発しており、党分裂含みの様相を呈している。一方で自民党は衆院解散・総選挙への圧力を強めており、首相は難しい判断を迫られそうだ。

 修正合意から一夜明けた16日、東京スカイツリー前で街頭演説に臨んだ自民党の谷垣禎一総裁は「法案が成立したら首相は国民に信を問わなければならない。強く求める」と訴えた。

 石原伸晃幹事長も都内で記者団に、早期解散を重ねて求めた上で「(採決に)反対すると言っている人は切ればいい」と述べ、首相に小沢氏らとの決別を求めた。

 政府・民主党は参院での審議などを見据え、すでに2〜3カ月程度の会期延長方針を固めている。このままズルズルと採決を先送りされ、解散も遠のくのではないか−。谷垣氏らが修正協議中は控えていた解散要求を再び強めたのは、21日までの法案採決という首相方針を、党分裂回避を最優先させる輿石東(こしいし・あずま)幹事長らに押し戻されるのではという疑念からだ。

 こうした疑念を払拭すべく岡田克也副総理は16日の講演で「民主、自民、公明3党を合わせると圧倒的多数なので、法案は成立する可能性は高い」と強調。党内の了承手続きについても「3党で合意したから変わることは想定していない」と小沢氏らを牽制(けんせい)した。

 だが、小沢氏に近い川内博史衆院議員は、同日のTBS番組で「合意したというが、党内手続きは終わっていない」と徹底抗戦を宣言。対立は激化の一途をたどっている。

8547チバQ:2012/06/18(月) 23:10:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061800995
反対・中間派に温度差も=除名処分を懸念−一体改革・民主
 消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意について、民主党が18日に着手した了承手続きでは、消費増税反対派から批判の声が相次いだ。ただ、法案の採決で造反すれば厳しい処分は免れない情勢で、増税反対派や中間派の間では、その姿勢に温度差も表れ始めた。
 民主党が18日、党内手続きのため都内のホテルで開いた政策調査会の合同会議。前原誠司政調会長が速やかな了承を求めたのに対し、小沢一郎元代表に近い階猛氏は「マニフェスト(政権公約)を実現するために消費税率を上げるなら分かるが、消費税率を上げるためにマニフェストの旗を下ろすのは納得できない」と猛反発。森裕子氏らは両院議員総会の開催を要求した。
 3党の修正合意では、自民党案にあった「現行制度を基本」との文言は削除し、民主党の公約の最低保障年金創設や後期高齢者医療制度廃止などは有識者らの会議の議論に委ねた。これに関し、小沢氏に近い東祥三前内閣府副大臣は18日のTBS番組で「(マニフェストの旗を)下げたから(3党は)まとまった」と批判。一方、同じ番組で中間派の小沢鋭仁元環境相は「(旗は)上げている」と述べ、食い違いを見せた。
 反対、中間両派は、表向きは両院議員総会の開催要求で足並みをそろえている。反対派の大多数は、修正案を了承するかどうかは両院総会で多数決で決めるべきだと主張しているが、中間派の間では「丁寧に平場で議論すればいい」(ベテラン)という意見が多い。こうした情勢を踏まえ、輿石東幹事長は議決権のない両院議員懇談会を20日に開く方針だ。
 反対派内でもほころびが見え始めた。合同会議に先立って開かれた小沢グループを中心とする会合では、鳩山グループの川内博史氏が「採決は欠席しよう」と主張したが、小沢氏に近い議員らは「反対で固まっている」と一蹴した。
 民主党内では、野田佳彦首相が政治生命を懸ける一体改革法案に反対すれば除名処分もあり得るとの見方が強く、小沢グループも反対での結束は容易でない。同グループ内では、除名の可能性もにらんで政党名を入れないポスターを発注する動きもあるが、「政務三役は賛成だろう」(中堅)との弱音も漏れている。(2012/06/18-22:25)

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8549チバQ:2012/06/19(火) 21:44:29
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120619-OYT1T00189.htm
孤立の恐れ…造反後の展望描けぬ小沢グループ

 民主党の小沢一郎元代表グループは、消費税率引き上げ関連法案に造反の動きを強めているが、造反後の展望は必ずしも描けていない。

 党執行部は、造反に対する厳正処分をちらつかせ、引き締めに努めている。

 小沢グループの幹部は18日、国会内で対応を協議し、消費増税法案に反対する方針を確認し、衆院で約80人いるグループ内の投票動向を分析した。

 昨年、菅内閣に対する内閣不信任決議案の採決で、小沢氏は欠席し、グループ内からは「中途半端だった」と失望する声が出された。このため、消費増税法案には反対するとの見方が強い。グループ幹部が「反対」で意見を集約しようとしているのは、小沢氏と足並みをそろえるとともに、「消費増税に反対意見の強いグループの若手を、『欠席』や『棄権』でまとめるのは容易ではない」という事情もある。

 もっとも、民主、自民、公明3党の協議が整い、民主党の中間派にも賛成論が広がったことで、小沢グループは孤立しつつある。小沢氏と連携してきた鳩山元首相は18日、輿石幹事長と国会内で会談して着地点を模索するなど、「絶対反対」の主戦論とは距離を置き始めた。小沢グループ内では、政務三役を中心に法案に賛成する意向の議員もいる。

 小沢グループ幹部はこのため、現実的目標を「反対票を50人強そろえ、与党勢力を事実上、過半数割れに追い込む」ことに定めた。「小沢グループ議員がいなければ、与党だけで法案を可決できなくなる」として野田政権を揺さぶる戦略だ。

(2012年6月19日09時03分 読売新聞)

8550チバQ:2012/06/19(火) 22:43:36
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012061900950
小沢系、「反対54人」確保に懸命=民主、分裂含みの様相−一体改革
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決が迫る中、民主党の小沢一郎元代表を支持するグループは新党結成も視野に、反対票固めに懸命だ。しかし、連携を期待した中間派の動きは鈍く、グループ内すらも一枚岩とは言えない。与党を半数割れに追い込む54人を確保できるか不透明だ。
 民主党は19日、前日に続いて政策調査会の合同会議を開いた。小沢グループはこれに先立ち、都内のホテルに構えた臨時事務所に20人余りが集まり、了承手続きをできるだけ引き延ばすことを確認した。グループの若手は「採決前に内閣不信任決議案を出したいくらいだ」と強調。同党は分裂含みとなってきた。
 小沢氏は同日夜、都内のホテルで鳩山由紀夫元首相と会談。党分裂を懸念する鳩山氏が「小沢氏の周りでいろんな意見があるようだ」と水を向けたのに対し、小沢氏は「みんなが納得する道はまだある」と語った。
 小沢氏にとって風向きは良くない。修正合意した民主、自民、公明3党に、与党の国民新党と消費増税に賛意を示しているたちあがれ日本の議席を合わせると、この中から196人が反対しない限り、関連法案の衆院可決は揺るがない。小沢グループの衆院議員は約80人いるが、否決は事実上不可能だ。
 一方、民主党から54人以上の反対が出た場合、与党だけでは半数に届かなくなる。全員を除籍(除名)処分にすると、自公両党などの協力がなければ、2012年度予算執行に必要な特例公債法案など残る重要法案の衆院通過もおぼつかない。野田政権が立ち往生しかねない場面も予想され、小沢氏に近い議員からは「54人が反対すれば、執行部も厳しい処分はできないだろう」との声も上がる。
 ただ、「確実に反対するのは現状では40人台の後半」(中堅)とされる。消費増税に反対すれば最大の支援団体である連合と対立することから、小沢グループ内でも反対をためらう議員が少なくなく、苦しい闘いを強いられている。(2012/06/19-21:42

8551チバQ:2012/06/19(火) 22:44:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120619/plt1206190639000-n1.htm
小沢グループ、行き場失い先鋭化!造反60〜70人か2012.06.19


 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案をめぐる民主、自民、公明3党の修正合意に対し、民主党の小沢一郎元代表を支持する勢力は了承に徹底抗戦した。だが、親小沢派でも反小沢派でもない「中間派」は造反に踏み切らない公算が大きい。中間派が総崩れになれば、小沢系は容赦なく除籍処分を下される可能性がある。行き場を失う恐れのある小沢系は一気に先鋭化した。

 「あなたに一任していない!」

 18日夜、都内のホテルで行われた政策調査会合同会議。約300人が出席する中、後方にいた小沢系幹部、東祥三元内閣府副大臣はマイクを受け取ると、ひな壇にいる前原誠司政調会長に近づき一喝した。

 「これでは自民党への全面降伏だ」「両院議員総会で多数決で採決しろ」…。

 噴き出す3党合意への異論。前原氏は「一任をお願いしたい」と繰り返したが、その声は「幹事長を出せ。おまえが出る幕じゃない」などの怒号にかき消されていった。開始から約3時間後、輿石東幹事長は前原氏と連絡をとり「一呼吸おいたほうがいい」と述べ、18日中の了承を見送るよう指示した。

 この日は紛糾したとはいえ、批判の声を上げた多くは小沢系。そこにはこのままでは孤立しかねないとの焦りがうかがえる。当初、小沢氏は中間派を巻き込み反対勢力の拡大を狙った。しかし、衆院選マニフェスト(政権公約)に掲げた最低保障年金創設などは撤回を免れ、経済成長率「名目3%、実質2%」の努力目標も削除されなかった。厚労族やデフレ脱却を求める議員などの中間派は造反の「大義」を見失った。

 旧民社党系の田中慶秋副代表、鹿野道彦前農林水産相を支持する中山義活元経済産業政務官ら中間派グループ幹部は18日、「3党合意は重い」との認識で一致した。中山氏は「一定の方向に行かざるを得ない」と賛成を示唆した。

 小沢系から徐々に距離を置く中間派。小沢系は態度を一層硬化させた。

 「欠席なんて論外だ!」

 小沢氏率いる「新しい政策研究会」の幹部会では採決に反対する方針を確認した。都内のホテルに拠点まで設け、18日夜の合同会議後も幹部らは集結し、結束を誓い合った。

 それでも小沢系が造反で足並みをそろえられるかは疑わしい。除籍処分を下されたところで「小沢新党」の展望が見えないからだ。

 「造反は60〜70人いる。民主党は過半数割れだ。処分できるのか」

 小沢系からは野党が不信任案を提出することを前提に「脅し」にも似た発言が漏れるが、これも処分を免れたいとの思いの裏返しにほかならない。党分裂を避けたい鳩山由紀夫元首相は自らのパーティーで処分に否定的な考えを示した。

 「政策への判断は賛否があってしかるべきだ。既得権との戦いだ。旗を振って行動しなければならない。その旗には『友愛』と書かれています…」

 合意反対、採決先送りなど党内からの圧力が強まるなか、野田佳彦首相の「後見役」の藤井裕久党税制調査会長は都内で開かれたシンポジウムで、外遊中の首相の考えを代弁するかのようにこう言い切った。

 「消費税がいかに日本の社会保障にとって大事か。『おまえはけしからん』となったら選挙に負ければいい。それだけのことだ」

8552チバQ:2012/06/20(水) 23:24:12
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062000993&j4
民主、造反60人超も=野田首相、成立へ結束要請−増税法案採決、22日以降
 民主党は20日夕、憲政記念館で野田佳彦首相も出席して両院議員懇談会を開き、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に関する自民、公明両党との修正合意について議論した。首相は一体改革の必要性を強調し、法案の今国会成立に向け協力を要請した。しかし、造反の動きは小沢一郎元代表のグループに加え、中間派の一部などにも広がっており、衆院採決では60人超が反対、棄権する可能性が出てきた。党分裂含みの緊迫した展開となっている。
 政府・民主党は20日午前の三役会議で民自公の3党合意を了承。3党は夜、合意した社会保障制度改革推進法案と、認定こども園法改正案を衆院に共同提出した。首相は国会会期末の21日までの衆院採決を目指していたが、民主党内の手続きの遅れなどから、衆院本会議での採決は会期延長後の22日以降にずれ込む見通しだ。
 約350人が参加した両院懇談会では、首相が「一定の時期に結論を出し、皆で力を合わせ乗り越えていく政党をつくりたい」と述べ、一体改革関連法案成立へ結束した対応を求めた。しかし、出席者からは「増税先行だ」などと異論が続出し紛糾。最終的には議長役の直嶋正行両院議員総会長が「野田代表(首相)と輿石東幹事長に対応を一任したい」と宣言し、終了した。 
 小沢氏らは、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げた最低保障年金創設や後期高齢者医療制度廃止などが棚上げされたことや、前原誠司政調会長が党内議論を打ち切ったことに強く反発。小沢グループ幹部は20日、「50人の反対は固めた」と強調した。また、首相周辺も「(造反規模は)欠席も含めて最大70人ぐらい」と厳しい見方を示した。
 採決では自公両党が賛成に回るため、法案否決は絶望的だが、小沢氏らは与党を衆院の半数割れに追い込むのに必要な「反対54人」の確保を目指している。
 一方、民自公3党は21日午前、国会内で幹事長会談を開く。3党の政調会長も同席し、実務者で修正した合意内容を格上げして確認する。法案は、早ければ21日の衆院特別委員会で修正案の質疑と採決が行われ、22日に衆院通過する見通しだが、自公両党は幹事長会談で民主党に対して採決日程を明示するよう迫る考えだ。
 首相は当初、20日に自民党の谷垣禎一総裁、公明党の山口那津男代表との党首会談を行う意向だったが、見送られた。自公両党が早期の衆院解散を要求することを見越し、民主党の輿石幹事長が開催に否定的なことが影響したとの見方が3党内で出ている。(2012/06/20-22:42

8553チバQ:2012/06/21(木) 00:24:46
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062001020
民主内、採決にらみ緊迫=多数派工作が激化−一体改革
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決に向け、民主党内で野田佳彦首相と小沢一郎元代表をそれぞれ支持するグループを中心に多数派工作が激しくなってきた。造反が54人に達して全員を除籍(除名)処分にすれば、衆院も与党が半数を割り込み、政権運営は極めて難しくなる。両グループの攻防は、採決直前まで続くとみられる。
 「わが党の社会保障案がベストだが、(自民、公明との)3党でやる以上、百点満点は取れない」。20日夕の民主党両院議員懇談会で、首相は3党の修正合意に理解を求めた。しかし、小沢グループの議員からは「(党大会に次ぐ議決機関の)両院議員総会に切り替えて採決すべきだ」などと異論が相次いだ。
 野田グループは、反対を明確にしている議員を翻意させるのは無理とみて、態度を決めかねている議員に絞って個別に接触。「将来を考えた方がいい」などと造反した場合の処分をちらつかせて説得に当たっている。
 同グループの近藤洋介氏は20日のBS朝日の番組で、採決で反対すれば除籍は当然と強調する一方、「棄権の場合は議論の余地がある」と語った。与党の半数割れを回避するため、造反者をなるべく棄権に踏みとどまらせる意図がある。昨年6月の菅内閣不信任決議案をめぐる採決の造反で、当時の執行部が賛成は除籍、棄権は党員資格停止とした経緯もある。
 対する小沢グループは、幹部の東祥三氏が同じ番組で新党結成の可能性に言及。小沢氏自身は20日、衆院議員会館の自室に、態度を明確にしていない議員を個別に呼んで説得した。小沢氏に呼ばれた若手の一人は「反対という思いになってきた」と語った。
 旧民社党系と鹿野道彦氏のグループが20日の会合で賛成の方向となるなど、中間派の多くは賛成に傾いている。このため、小沢グループは足元固めに力点を移しているが、執行部側の切り崩しを受け、「威勢のいいことを言っていたやつほど落ちていく」(小沢グループ若手)との嘆きも漏れる。小沢グループの別の若手は、安住淳財務相から携帯電話に着信があったのを黙殺しながらも、「安住氏には世話になっているので困っている」と揺れる胸の内を吐露した。(2012/06/20-21:14)

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8554チバQ:2012/06/21(木) 00:26:12
誰だよ。。。号泣って

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120620-OYT1T00260.htm
号泣する小沢G幹部…「前原氏一任」に怒号も

 民主党は19日深夜、政策調査会の合同会議と役員会を相次いで開き、社会保障・税一体改革関連法案の修正に関する党内手続きに区切りをつけた。

 全議員対象の合同会議は前原政調会長が「一任」を宣言して打ち切ったため混乱し、党内の亀裂は深まった。野田首相は20日、両院議員懇談会で理解を求める考えだ。

 合同会議は党本部で報道陣に非公開で行われた。

 出席者によると、会議が終わったのは、中間派の中山義活衆院議員が「今日は台風がすごい。人道上、1回ここで終わりにしたい」と求めたのがきっかけだ。前原氏がこの後、「全員が賛成なら『了承』だが、異論もあるので、政調会長に一任いただきたい」と述べ、「駄目だ」という怒号と拍手の中で会議を閉じた。

 小沢一郎元代表グループの議員らが詰め寄ったが、前原氏は退室し、号泣する小沢グループ幹部もいたという。「完全に分裂だ」との声も上がった。

(2012年6月20日09時57分 読売新聞)

8555チバQ:2012/06/22(金) 00:15:03
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mca1206212201027-n1.htm
【小沢氏造反】「新党視野」は剛腕、最後の賭け2012.6.21 22:00
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輿石東幹事長との会談後、記者団の質問に答える小沢一郎元代表=21日午前、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)【拡大】

 民主党の小沢一郎元代表が一体改革関連法案の衆院採決へ反対を宣言、新党結成を視野に動きだした。同調者が膨らめば、党分裂や政権基盤弱体化に直結。剛腕「最後の賭け」は衆院解散の引き金や政界再編の序曲となる可能性をはらむ。

 「総選挙で勝ち残れるよう全力で取り組む」。21日夕、支持議員を前に、小沢氏は新党結成の可能性に触れながら、次期衆院選での必勝を強調した。出席者の一人は「新党参加の最終意思確認だ」と明かす。

 47歳で自民党幹事長に就任した小沢氏も70歳。最後の戦いとの見方も。同氏周辺は「次期衆院選で増税の是非が争点になる」。増税に踏み切った民主党が衆院選で劣勢を強いられるとの予測が同氏の背中を押す。新党を結成し、衆院選で一定の勢力を確保し、政界再編でキャスチングボートを握るという青写真も描いているようだ。しかし、渡部恒三最高顧問は21日、「小沢君に新党をつくってもらいたいなんて期待は国民にない」と突き放した。

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120621/mca1206212027025-n1.htm
【小沢氏造反】「新党言及会合」の出席者2012.6.21 20:27
 小沢一郎元代表が新党結成に言及した21日の会合への出席が確認された民主党衆院議員は次の通り。

 小沢一郎(14)、東祥三(5)、山岡賢次(5)、山田正彦(5)、黄川田徹(4)、牧義夫(4)、小泉俊明(3)、小宮山泰子(3)、鈴木克昌(3)、樋高剛(3)、青木愛(2)、太田和美(2)、岡島一正(2)、古賀敬章(2)、階猛(2)、辻恵(2)、中川治(2)、松崎哲久(2)、横山北斗(2)、相原史乃(1)、石井章(1)、石原洋三郎(1)、石森久嗣(1)、大谷啓(1)、大山昌宏(1)、岡本英子(1)、笠原多見子(1)、加藤学(1)、金子健一(1)、川島智太郎(1)、菊池長右エ門(1)、木村剛司(1)、京野公子(1)、熊谷貞俊(1)、黒田雄(1)、菅川洋(1)、瑞慶覧長敏(1)、高松和夫(1)、橘秀徳(1)、玉城デニー(1)、中野渡詔子(1)、萩原仁(1)、橋本勉(1)、畑浩治(1)、福嶋健一郎(1)、水野智彦(1)、三宅雪子(1)、村上史好(1)、柳田和己(1)

(敬称略。丸数字は当選回数)

8556チバQ:2012/06/22(金) 00:24:02
http://www.asahi.com/politics/update/0621/TKY201206210567.html
2012年6月21日21時38分
民主の亀裂拡大 小沢系50人、増税法案反対で結束確認
 民主党の小沢一郎元代表は21日のグループ会合で、消費増税関連法案の衆院採決で反対する意向を表明した。その後、東京都内のホテルにグループ所属の衆院議員約50人が集結。法案に反対する方針で結束を確認した。民主党内の亀裂は大きく広がっている。

 小沢氏は、グループ所属議員を前に「総選挙もいつになるかわからない。総選挙で勝ち残れるようなことを全力で取り組んでいく」とあいさつした。

 会合には出席できなかった小沢グループの議員が複数いるほか、鳩山由紀夫元首相のグループや中間派にも同調を検討する動きがある。54人以上が離党すれば与党の衆院勢力は過半数を割り込み、野田佳彦首相の政権運営に大きな打撃となるのは必至だ。

 衆院は21日の本会議で、国会の会期を9月8日まで79日間延長することを民主党などの賛成多数で可決。自公両党は反対した。消費増税関連法案の衆院本会議採決は、26日になる見通しだ。

8557チバQ:2012/06/22(金) 00:24:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120621/plc12062122590017-n1.htm
【分裂】
小沢系造反「54人」攻防激化 仁義なき多数派工作始まる
2012.6.21 22:57 (1/2ページ)

 自身を支持するグループとの会合を終え、ホテルを出る民主党の小沢元代表=21日夜、東京都港区
 ついに、来るべきときが来た。民主党の小沢一郎元代表がいよいよ、野田佳彦首相への牙をむき、消費税増税法案の衆院採決での造反を明言した上で、新党結成の可能性もちらつかせた。当面の目標は、与党を衆院過半数割れに追い込むために必要な「54人」の造反議員の確保だ。これに対し、首相は法案採決の先送りによって時間を稼ぎ、反対勢力の切り崩しを図ろうとしている。水面下では、仁義なき多数派工作が始まっている。

 21日午後、都内のホテルに小沢系議員ら反対勢力が続々と集結した。

 「われわれの考えを訴えて、一人でも多く仲間を増やしていこう!」

 小沢氏が気勢を上げると会場は拍手万雷。新党にも言及し、“結党大会”の様相を呈した。小沢氏はその後、別室で個別に面談。「この日を待ってました」と語る側近議員とガッチリ握手を交わした。

 会合に集まったのは49人。このうち45人は確実に造反する見通しだ。小沢系以外からも10人ほどの同調者が出る可能性があり、参加者の一人は「すでに『K点』は越えた」と自信を見せる。このことは、野党が内閣不信任決議案を提出した場合、可決が可能になることを意味する。

 熱気に包まれた“造反集会”の約5時間前、輿石東幹事長は、国会内の民主党幹事長室に慌てて駆け込んだ。待っていたのは小沢氏だった。

 小沢氏「私どもの主張は国民のために正義だと思っているので曲げるわけにはいきません」

 輿石氏「ご本人の意思ですから良しとしなければならないでしょう」

 会談後は記者団に「国民の生活が第一。約束したことを実行するための選択肢はいくつかある」と語り、「新党結成」を示唆した。

 小沢氏の動きに首相側もすぐさま反応した。

 動いたのは岡田克也副総理。衆院議員会館の鳩山由紀夫元首相の事務所を訪ねた。鳩山氏がこの日、記者団に「消費税はやらないと訴えて選挙に大勝利した。その責任は取らなければいけない」と“造反”を示唆していたからだ。

 「党の創業者なんですから賛成してください」

 岡田氏はそう説得したが、逆効果だったようだ。鳩山氏は「(説得は)内閣の一員がやることではない。採決を急ぐということは党を分裂させたいということだ」と反発した。

 首相側は硬軟織り交ぜた切り崩し工作を展開している。反増税強硬派とみた議員には、処分としては最も重い「除籍」をちらつかせる。一方で、首相に近い議員は「欠席で思いとどまれば、除籍せずに党員資格停止にしたい」とささやく。狙いは小沢系分断工作だ。

 こうした中、小沢系や中間派の事務所には差出人不明の封筒が送りつけられた。中に入っていたのは週刊文春に掲載された小沢氏の妻、和子さんの“離縁状”とみられるコピー。権力闘争は泥仕合に発展し、「決められない政治」を助長している。(坂井広志)

8558チバQ:2012/06/22(金) 00:28:08
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062100659
小沢氏、新党結成辞さず=49人が結束確認−分裂危機、民主緊迫
 民主党の小沢一郎元代表は21日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案に反対する党所属議員との会合で、離党して新党を結成する可能性に言及した。会合には49人が出席。小沢氏は関連法案の採決で反対票を投じる考えを表明しており、全員が結束して行動することを確認した。消費増税に反対する同党議員に同調を呼び掛けており、造反者の規模が焦点。民主党の分裂は不可避な情勢だ。
 会合の出席者によると、小沢氏は野田佳彦首相に対して民主党マニフェスト(政権公約)の原点に立ち返るよう求め、「次善の策として新党の立ち上げを考える」と明言。採決に向け「われわれの主張が大きな渦になるようにやっていこう」と、反対票上積みに努めるよう指示した。小沢氏周辺は「集まった人の思いは同じだ」と述べ、49人は結束して反対するとの見通しを示した。
 小沢氏らは、民主党から54人が反対に回れば、与党が衆院で半数に届かなくなることを念頭に、反対票固めを進めている。執行部は、反対した議員には除籍(除名)を含む厳しい処分で臨む構えだが、小沢氏周辺は「除名も覚悟の上だ」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。 
 自民、公明両党との修正合意で、民主党がマニフェストに掲げた最低保障年金創設などが棚上げされたことや、同党の前原誠司政調会長が19日の党内論議を途中で打ち切ったことに対しては、小沢グループ以外の議員からも反発する声が出ている。このため小沢氏らは、中間派に対しても造反への働き掛けを強めている。
 一方、首相サイドは造反封じに全力を挙げている。前原氏は「党所属議員には党議拘束がかかる。しっかり従ってほしい」と反対派をけん制。岡田克也副総理は21日午後、小沢氏と歩調を合わせてきた鳩山由紀夫元首相を衆院議員会館に訪ね、「党の創業者なのだから、法案に賛成してほしい」と要請した。鳩山氏は「党の分裂につながる。60人が党を出て行けば、他の法案が通らなくなる」と指摘、採決先送りを主張した。(2012/06/21-22:39)

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8559チバQ:2012/06/22(金) 00:28:51
>>8555参議院はゼロなんですかね?

8560チバQ:2012/06/22(金) 00:32:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120621-00000093-mai-pol
<一体改革>小沢氏「新党考える」…政権揺さぶる瀬戸際戦術
毎日新聞 6月21日(木)21時34分配信


拡大写真
親しい議員との会合のため東京都内のホテルに入る民主党の小沢一郎元代表=2012年6月21日午後3時26分、石井諭撮影

 通常国会の会期を9月8日まで79日間延長が決まった21日、民主党の小沢一郎元代表は税と社会保障の一体改革関連法案の衆院採決で反対することを輿石東幹事長に伝え、小沢グループの会合では離党・新党結成も視野に行動することを宣言した。しかし、「小沢新党」の展望が開けているわけではなく、強気の発言でグループの結束を図るしかない「瀬戸際戦術」の側面も否めない。党分裂を避けたい輿石氏ら民主党執行部は野田佳彦首相が21日を目指してきた衆院採決を26日に先送りし、反対派・中間派を説得する時間稼ぎへと動いた。

【民主党内手続き二転三転…】意思決定システム未熟

 小沢元代表は21日、東京都内のホテルにグループ議員49人(元代表本人も含む)を集め「まず最善の策を追求し今の政権の考え方を変えるように頑張る。ただ、次善の策として新党立ち上げも考えねばならない」と離党・新党結成に言及した。

 ただ、政治資金規正法違反事件で控訴された元代表を取り巻く政治状況は厳しい。連携を期待していた石原慎太郎東京都知事からは「死んでも小沢とは組まない」と突き放され、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」も元代表との連携には慎重だ。新党結成は孤立につながりかねない「いばらの道」。そのため、小沢グループ内には採決での造反をためらう声もある。21日のグループ会合に出席した議員は「採決で反対し、離党する」との文書に署名するよう求められ、大半は応じたが、ためらったうえで断る議員もいたという。

 小沢グループは選挙基盤の弱い若手が多く、衆院解散・総選挙は避けたいのが本音。「離党・新党」をちらつかせるのも政権の主導権を握るための揺さぶりとの見方も根強く、元代表と距離を置くベテラン議員は「離党の署名簿を使い、首相や輿石幹事長に揺さぶりをかけるつもりだろう」と警戒する。

 昨年6月、当時の菅内閣に対する不信任決議案を野党が提出した際も、小沢元代表はギリギリまで造反(不信任案への賛成)をグループ議員に呼びかけながら、最終的には採決を欠席した。

 民主、自民、公明3党の議席数は衆院の約9割を占める。民主党内では既に45人前後が反対票を投じる意向を固めているが、党内最大勢力を誇る小沢グループ約100人が全員造反しても消費増税法案の可決は確実だ。

 それでも民主党執行部が造反者数を抑えようとするのは、離党者が54人以上になれば、国民新党と合わせた与党の議席数が衆院の半数を割り、少数与党に転落するからだ。そうなれば、野党と小沢新党の賛成で内閣不信任決議案の可決も可能になる。

 そのため輿石氏は造反を最小限に抑えようと、衆院採決の先送りへ動いた。21日午前の幹事長会談では「22日をめどに最大限努力する」と自公側に伝えながら、21日夕の衆院一体改革特別委員会の理事会では26日に委員会と衆院本会議で採決する日程を提案。自公以外の野党には徹底審議を求める意見が強く、自公両党も26日採決を受け入れざるを得なかった。【田中成之】

8561とはずがたり:2012/06/22(金) 09:22:43
このバカの発言を投下するのもバカバカしいけど。

民主党:鳩山由紀夫元首相 離党の可能性を示唆
毎日新聞 2012年06月06日 20時40分(最終更新 06月06日 20時46分)
http://mainichi.jp/select/news/20120607k0000m010052000c.html

 鳩山由紀夫元首相は6日のBS11の番組で「民主党を作った張本人として『民主党を割る』という話は口が裂けても、本来は言うべきことではない。ただ、民主党より国民の暮らしが大事だという立場からどう行動すべきか考えねばならない時を迎えている」と述べ、消費増税法案の採決を巡って離党することもあり得るとの考えを示唆した。

 鳩山氏は「自分自身を捨ててでも行動すべき時は行動しなければならない」とも発言。また、大阪維新の会との連携の可能性を問われ「国民の暮らしが一番という政策を実現できるような集団と協力関係を作ることは十分あり得る」と意欲を示した。【木下訓明】

鳩山元首相:新党に「同調せず」
http://mainichi.jp/select/news/20120622k0000m010113000c.html?inb=yt
毎日新聞 2012年06月22日 01時03分

 民主党の鳩山由紀夫元首相は21日夜、小沢一郎元代表が離党・新党結成の可能性に言及したことについて「私どもの考え方こそ民主党の本来の考え方だと国民や執行部に理解してもらいたい。すぐに新党運動に同調していくということではない」と語り、自身の離党には否定的な考えを示した。【木下訓明】

8562名無しさん:2012/06/22(金) 09:27:44
富山の状況
リンク先はユーザー登録しないと見られません

【動く政界とやま2012】広野氏、同調を示唆 小沢氏が新党視野
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20120622/61482

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決を前に、民主党の小沢一郎元代表が21日反対する方針を表明し、新党結成の可能性にも言及した。小沢氏側近で民主県連代表を務める広野允士参院議員は「現状では反対」と明言し、参院採決で造反する可能性を示唆。小沢新党が結成された場合、自身の参加にも含みを持たせた。県連内では離党を懸念し、次期国政選挙へのダメージを危惧する声も上がる。村井宗明衆院議員は法案に賛成する見通し。

 政権交代した2009年衆院選のマニフェストを最重視する広野氏は、流動的な側面があることに加え、参院採決まで時間があることから、情勢をよく見極める構え。だが「法案の修正がなければ駄目だ」と述べ、参院採決で造反もあり得る。

 長年にわたって小沢元代表と行動を共にしてきた側近として、これまでも新党結成や党分裂など緊迫した局面を経験。新党が結成された場合は「国民や支持者の考え方を聞きながら判断する」と述べ、離党して参加する可能性もある。21日も小沢氏を支持する議員でつくる勉強会に参加し、最前列で熱心に耳を傾けた。

 消費税増税をめぐっては党執行部と考え方に大きな開きがあると指摘。執行部に対し「衆院では民主が多数を占めるのに、なぜ自民、公明の要求ばかりを受け入れるのか」と苦言を呈し、党内をはじめ各党間で十分に議論すべきと主張する。

■「非常に心配」
 広野氏は昨年6月に村井宗明衆院議員の後を継いで代表に就任したばかりだ。

 民主県連の前身の「民主党とやま」は1997年に発足。初代代表は砺波市出身の前川忠夫参院議員(当時)で、2000年9月に谷林正昭参院議員(同)にバトンタッチ。04年8月に村井衆院議員が代表に就き、広野氏は昨年6月の県連定期大会で4代目の代表に就任した。

 「非常に心配している」。県連幹事長の坂野裕一県議は、広野氏が次期衆院選や来夏の参院選に向けた候補擁立に向け主導的な役割を果たしており、「もし離党すれば多大な影響がある。何とか踏みとどまってほしい」と求める。

 さらに長年広野氏を支え、結束力が強いとされる支持者が広野氏と共に民主から離れることは、次期衆院選富山1区の村井氏に不利に働くと危機感を募らせる県議もいる。

 「参院の採決で、広野氏が反対票を投じた場合、県連代表の辞表を出すのではないか」。県連幹部の一人は、参院採決時点が焦点とみる。坂野氏は「党執行部は挙党一致のため粘り強く努力してほしい」と注文する。

■執行部に不満
 村井氏は衆院災害対策特別委員長の立場にあることも考慮し、衆院採決では「基本的には造反しないつもり」と話す。

 その一方で、民主、自民、公明3党で合意した修正案に強く反発。「国民のための社会保障の充実を目的とした消費税増税だったはずだが、自民は民主マニフェストを阻止することしか考えていない」と批判。修正案に譲歩した民主執行部にも不満をあらわにする。党内の一部議員が造反する動きを見せていることに一定理解を示し「党内でもっと議論すべきだ」と強調する。(政治部・一川孝文、東京支社編集部・室田雅人)

8563チバQ:2012/06/22(金) 21:53:00
>>8561
すんません、その2つの記事 馬鹿馬鹿しくて読みもしませんでした・・・

8566チバQ:2012/06/22(金) 22:09:23
http://mainichi.jp/select/news/20120623k0000m010077000c.html
小沢元代表:瀬戸際戦術 離党、残留両にらみ
毎日新聞 2012年06月22日 21時47分(最終更新 06月22日 22時03分)

 消費増税法案への反対を明言し、離党−新党結成の可能性に言及した民主党の小沢一郎元代表は22日も、与党を衆院で過半数割れに追い込める「造反54人」の確保に全力を挙げた。「離党」か「残留」かの判断は、野田佳彦首相の出方を見極めながら両面作戦をとっているが、造反が「54」を上回る規模に拡大すれば、野田政権の基盤を揺さぶり、政局の主導権を握ることができると見ている。

 ◇側近「50人固まった」
 小沢元代表は22日午前、国会内の事務所で、側近議員と情勢を分析。昼には拠点とする国会近くのホテルで議員約30人と会食し、勢力確保に積極的に動いた。

 「8月解散、9月総選挙になるかもしれない。遅くとも来年1月解散、2月総選挙だろう」。元代表は21日、自身が会長を務める勉強会で語った。これまで解散については「いつあるか分からない」と語っており、具体的な時期への言及は異例だ。

 民主、自民、公明の3党合意は、野田首相が自民党の谷垣禎一総裁に自ら働きかけて実現した。3党の距離がさらに縮まっていけば、自公両党が求める早期の衆院解散・総選挙に首相は踏み切りかねない。元代表の側近議員は「解散は近いかもしれない。小沢元代表の離党言及はその危機感の表れだ」と解説する。

 21日の会合に参加した元代表のグループの衆院議員49人のうち30人は新人議員で、小沢元代表が代表時代、資金の面倒を見たり、秘書を選挙事務所に派遣するなど、物心両面で支援した議員たちだ。グループは強い結束を保っている。

 民主党から元代表ら54人以上が離党すれば野田政権は衆参両院で「少数与党」に転落し、政権運営は不安定化する。賛成署名50人分があれば内閣不信任決議案を提出することも可能だ。側近議員は「もう50人は固まった」とさらなる上積みにも自信を示す。

 ただ、昨年12月にはグループ議員9人が離党して新党きづなを結成。元代表の離党カードは、グループの結束を崩さないための便法という側面もある。

 今のところ、離党届に署名した議員が「本当の戦いは代表選だ」と語るなど、グループ議員も離党と残留の両面を見すえており、実際に離党となれば同調者は減るとの見方が強い。

 「すぐに選挙をしない、党を割らない」。輿石東幹事長は首相と元代表の2回の会談の確認事項として周辺にこう繰り返し、元代表のつなぎ留めに懸命だ。だが、小沢元代表と輿石氏の21日の直接会談も物別れに終わった。

 民主党の混乱を懸念する公明党幹部も21日、「民主党内で法案に賛成できない人たちが仕掛けてくる可能性がある」と語り、小沢元代表による不信任案提出→離党の可能性に言及した。【光田宗義】

8567チバQ:2012/06/22(金) 22:10:37
 ◇官邸、処分めぐり苦慮
 小沢元代表らの造反の動きが拡大していることに、首相官邸は危機感を募らせている。当初は「反対票を投じるのはせいぜい40人程度」(首相周辺)と、少数与党に転落する54人以上に届かないと見ていたが、50人を超す規模にまで膨らみつつあるからだ。「造反したら除籍」と締め付けを強めてきた官邸だが、民主党内からは処分を軽くし分裂を回避するよう求める声も強まっており、首相は難しい対応を迫られている。

 民主党の輿石東幹事長は22日昼、首相と会談後、同党議員に「(首相に)党内分裂を避けろと言いに行ったが、話がかみ合わなかった。あなたも説得に行ってくれ」と語った。軽い処分を模索する輿石氏に対し、首相は依然として首を縦に振らなかった。

 「処分問題でひよっては、さらに造反が増えてしまう」(首相周辺)との懸念から、首相側は強気な姿勢を崩していない。ただ、官邸のもくろみは崩れつつある。

 21日に小沢元代表が陣取る東京都内のホテルには、グループ所属の衆院議員約100人のうち予想を上回る49人が集まった。官邸側は「昨日の小沢系会合までは票読みをそれほど熱心にやっていなかったが、急にあたふたと始めた」(官邸関係者)という。野田グループは、欠席ないし反対とみられる六十数人のうち、同ホテルに行かなかった議員への説得を強めている。

 加えて、造反議員による不信任案提出→可決といった不測の事態を避けるためにも、分裂回避を優先して法案採決前に慎重な手続きを踏むよう求める声も中間派を中心に強まっている。鹿野道彦前農相は22日、首相官邸を訪れ、首相に「今こそ党内融和だ。党が割れるということがあってはならない」と求めた。鹿野氏によると、首相はうなずきながら聞いていたという。

 官邸関係者は「小沢元代表は自ら離党したいとは思っていない。除籍にする必要はないのではないか」と語った。【小山由宇】

 ◇「54」−−少数与党ライン
民主党の小沢一郎元代表が離党や新党結成をちらつかせる消費税政局で「54」という数字が攻防の焦点になっている。54人が同党を離党すれば、野田佳彦首相の政権運営は窮地に陥るからだ。

 衆院定数は480だが、欠員1のため479で、過半数は240。一方、与党勢力は、民主党289(議長を除く)と国民新党3の計292で、過半数を52議席上回っている。

 このため民主党の離党者が53人になれば、可否同数。その場合は、憲法の規定で衆院議長が可否を決める。議長は民主党出身の横路孝弘氏で、民主党の賛否に従うとみられる。

 しかし54人が離党すると、野田政権は立ち往生の危機に陥る。与党は少数与党に転落。与党単独で法案を可決させたり、野党から衆院に内閣不信任案を提出されても、否決したりできなくなるからだ。

 50人を超えることも意味を持つ。衆院規則28条の3の規定で、提出者1人と50人以上の賛成署名があれば、内閣不信任案を提出できるためだ。

8568チバQ:2012/06/22(金) 22:17:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00000128-jij-pol
小沢氏、処分前の離党検討=野田首相、全衆院議員に協力要請へ
時事通信 6月22日(金)19時1分配信

 民主党の小沢一郎元代表は22日、消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で反対した後、党執行部の処分を待たずに離党し、新党を旗揚げすることも視野に対応の検討に入った。小沢氏らは、与党が衆院で半数を割り込む「反対54人」の確保に全力を挙げている。消費増税を推進する野田政権との決別を明確にして、「反増税」の立場をアピールする狙いとみられる。
 これに対し、党執行部は同日、造反を最小限に食い止めるため、週明けの25日に緊急の代議士会を開催することを決めた。野田佳彦首相と輿石東幹事長が出席して一体改革の必要性を説明、26日に行われる見通しの衆院本会議での採決では賛成するよう、全衆院議員に直接要請する。
 小沢氏は22日、都内のホテルで自身を支持する議員ら約20人と会合を開き、改めて結束を確認。小沢氏は「われわれの主張は正義だ」と強調した。また、各自が週末に地元に帰り、離党覚悟での反増税の主張に理解を求めることを申し合わせた。

8569チバQ:2012/06/23(土) 10:22:10
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206230003
オザワ政局 じわり余波
2012年06月23日


平野達男復興相(左)と達増拓也知事。政局次第ではたもとを分かつ可能性がある=4月1日、田野畑村、三陸鉄道の運行再開記念式典

 永田町の騒動はいつもオザワから―。消費増税関連法案に反対し、新党結成に言及する小沢一郎民主党県連代表らの動きに、同党籍を持つ達増拓也知事や県連は分裂回避に望みを託して政局を注視する一方、県政野党は冷ややかに受け止めている。


    ◇


 県連所属の平野達男復興相は消費増税法案に賛成する立場。22日の閣議後会見では「最後は総理、幹事長に一任となった。党を割りたいと思っている人は誰もいない。最後のぎりぎりまでいろんな調整をしてもらって、なにかいい方法があれば」と述べた。


 達増知事は報道陣に、消費増税関連法案の3党合意について「民主党のマニフェストに終止符を打ち、民主党であることをやめてしまうのが3党合意。一種の政治的事故
だ」と痛烈に批判。「事故調査委員会をつくって検証したほうがいい」と突き放した。


 小沢氏の離党と自身の身の振り方については「野田総理が考え方を改めて民主党としてあるべき姿に戻れば離党の話はなくなる。今はそれが最優先」と述べた。平野復興相については「しかるべき人が賛成してしまうのは一種の事故。そういう深刻な事故が起きないことを祈る」と話した。


 民主党県連の佐々木順一幹事長は増税反対の立場から「最善の策として3党合意が白紙に戻ればいい。採決延期も全くないとは言い切れない」と党の分裂回避に望みを託した。「26日に法案採決があれば(離党や新党など)次のステップに移る可能性があるが、今はまだコメントする段階にない」


 同党県議団は反増税で一枚岩というわけではない。小沢氏の地元、奥州選挙区選出の佐々木努氏は消費増税法案について「賛成やむなし。沿岸被災地の足かせにならないよう、十二分な配慮が大前提だ」という。


 小沢政局に県議会の野党は冷ややかだ。「民主がばたついて県議会の会派が分裂するかどうか、我々は端で見ているだけ。ただし、復興に影響のないようにしてもらいたい」と自民党県連の千葉伝幹事長は釘を刺す。衆院選を見据え「9月8日の会期末に衆院解散もあり得る。小沢さんがどういう人物か、有権者も分かっていると思う。こちらはすでに岩手1区から4区まで候補者をそろえている。きちんと訴えて起死回生だ」と息巻いた。


 地域政党いわての及川敦幹事長は「元来から県政よりも小沢政局という局面はいくつもあった。視点が県民にないのではないか」と指摘した。

8570チバQ:2012/06/23(土) 10:22:35
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001206220004
県選出議員大半 消費増税に反対
2012年06月22日


民主党の輿石東幹事長との会談を終え、記者の質問に答える小沢一郎元代表(中央)=21日、衆院第1議員会館、小川智撮影

 消費増税関連法案をめぐり、県内議席を独占する民主党国会議員の賛否がはっきり分かれ、分裂含みの状況になっている。小沢一郎県連代表は21日も反対を明言し、県連所属の議員の多くも追随する。一方、平野達男復興相は内閣の一員として賛成の立場だ。


 小沢氏は同日午前、輿石東幹事長との会談後、社会保障改革が棚上げされていることなどを理由に法案反対を伝えたと語った。


 午後に開いた小沢氏グループの会合には、小沢氏を含め、県連所属の衆院議員5人全
員が出席した。小沢氏に同調している階猛氏(岩手1区)によると、小沢氏は野田政権の考え方を変えられなかった場合の次善の策として「やはり新党の立ち上げ」と採決後の離党、新党結成に言及したという。


 畑浩治氏(岩手2区)は事務所を通じ「法案には明確に反対」との意向を示した。「税と社会保障の一体改革といいながら、社会保障の部分は先送りされ、増税のみ先行している。被災地の議員として復興に全力を挙げている段階では反対だ」


 藤原良信氏(参院比例)も「投票には明確に反対票を入れる。新党立ち上げとなれば小沢さんと行動を共にする」と話した。


 一方、平野復興相はこれまでに「(法案が)なんとか今国会中に早く衆議院で通過して、参議院も通過して、成立させていただきたい」と述べている。

8571チバQ:2012/06/23(土) 10:23:16
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206230003
民主離党めぐり、県選出議員も揺れる
2012年06月23日

 消費増税関連法案の衆院採決を巡って民主党の小沢一郎元代表のグループが集団離党の構えを見せている中、県選出の党国会議員も揺れている。小沢氏のグループに属する議員もおり、党県連関係者は「組織に影響が出かねない」と困惑する。県連は採決前日の25日夕に緊急常任幹事会を開き、県選出の国会議員から意見聴取したいとしている。


 県連の松井正一幹事長は先週から、各衆院議員に面会や電話で法案への考え方などを聞きながら「民主党としてこれからも頑張ってもらいたい。反対しないでほしい」などと訴えてきた。「県連として党員サポーターを過去最高の7760人集めるなどして強化してきた。分裂なら組織が弱体化しかねない」と影響を懸念する。


 松井幹事長によると、山岡賢次氏(栃木4区)がすでに法案に反対する意向を示した。18日の県連と連合栃木との定期協議の席上で「私は反対します」と明言したという。


 県連代表の石森久嗣氏(同1区)氏と福田昭夫氏(同2区)も、「賛成しがたい」と、法案賛成を断言していないという。石森氏は20日の両院議員懇談会で「消費税で党がもめていたら、我々(1年生議員)が捨て駒になって消費税だけが通ることは明らかだ」と発言した。


 福田氏は19日に国会内での記者会見で「野田首相は『デフレ脱却なくして増税なし』を宣言すべきだ」などと提言。受け入れられなければ総務政務官の「職を賭す」と表明した。22日の朝日新聞の取材に対しては賛否の明言を避けたものの「財源をつくるのは増税だけではない」と訴えた。


 朝日新聞の取材に、法案への賛成の意向を示したのは、富岡芳忠氏(比例北関東)と玉木朝子氏(同)の2人。


 富岡氏は「消費税は、財政再建と社会保障の財源に必要不可欠」と説明する。玉木氏も「厚生労働部門会議の一員として、社会保障と税の一体改革は細部に至るまで関わってきた。今ここで消費税をきちんとした形にしなかったら、社会保障を後退させなければならない。難病患者として絶対にしてはならない」と強調した。


 県選出の参院議員2人も朝日新聞の取材に応じた。谷博之氏は「今は法務副大臣という政府内閣の一員。立場をわきまえた行動をとる」と話す。田城郁氏(比例)は「今の3党合意のままでは、社会保障の将来像がほとんど描けない。これでは増税だけが先行する無責任な法案になり、賛成できない。参院での審議を見極めたい」と話した。


 小沢氏が離党を視野に行動していることについては「党が一枚岩になるのが当然の事態なのに残念な動き」(富岡氏)とする一方、「執行部に原点回帰を願っているが、展望が開けない中での選択肢の一つだろう。問題意識と思いは一緒」(田城氏)と共感する声もあった。(田中正一、吉野太一郎)

8572チバQ:2012/06/23(土) 10:30:06
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1206220002/
消費増税法案成立へ:県内2議員が反対明言、1人は造反の可能性示唆/神奈川
2012年6月22日

 民主党の小沢一郎元代表が消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に反対すると表明した21日。県内選出の岡本英子氏(衆院3区)、相原史乃氏(比例南関東)も反対票を投じる意向を明らかにした。橘秀徳氏(13区)も造反を示唆した。

 いずれも、神奈川新聞社の取材に答えた。岡本氏は「国会延長が決まり議論する時間ができたので、急いで採決する必要はない。国民が納得できるよう社会保障を充実させ、マニフェスト(政権公約)に沿って無駄の削減で財源を捻出した後に、消費増税の議論をすべき。今の修正案には反対」と言明した。

 相原氏は「増税だけ決めて、社会保障の中身はこれから検討するでは一体改革にならず、筋が通らない。デフレ経済下での増税は経済の崩壊に直結する」と主張。修正合意の党内了承手続きも「(執行部は)一任をくれの一点張り。一方的に議論を打ち切り信用できない」と批判し、「実質、消費増税だけの法案を今通しては絶対に駄目」と反対を明言した。離党については「党内で主張を通すため頑張りたい」と否定した。

 橘氏は「3年前にあのマニフェストを訴え、議席をお預かりした。マニフェストが実現できていない状況で、書いていない消費増税をやることに、なかなか、はいとは言えない。最後は自分の信念に従って行動する」と、法案採決で造反する可能性を示唆した。

 消費増税をめぐっては、小沢氏側近の樋高剛氏(18区)も関連法案の閣議決定を受け、総括副幹事長を辞任している。樋高氏は21日、「政権交代の原点を思い起こし、県民の思いがどこにあるのか考えている」と語った。

8573チバQ:2012/06/23(土) 10:30:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20120621-OYT8T01542.htm
県関係民主2議員「反対」...一体改革関連法案
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は、26日にも衆議院で採決の見通しとなった。県関係の衆院議員5人のうち、小沢一郎元代表のグループに所属する民主党議員2人は21日、読売新聞の取材に対し、反対票を投じる姿勢を示した。同党の分裂は不可避との見方が強まっており、県内も波乱含みの様相を呈している。

 同グループの高松和夫衆院議員(比例東北ブロック)は「税と社会保障の『一体改革』をうたいながら、法案では最低保障年金など社会保障の部分がすべて先送り」と指摘。「増税の前に行財政改革や議員定数削減など取り組むべきことがある。増税一本やりとなれば、国民の理解は到底得られない」と述べ、採決では「恐らく反対票を投じることになるだろう」と述べた。

 ただ、採決後に予想される党内処分や同グループの離党・新党結成の動きについては「現時点では申し上げられない」と明言を避けた。

 同じく同グループの京野公子衆院議員(秋田3区)は「増税ばかりが先行して『一体改革』になっていない。国民の生活が一番という理念に共鳴して、議席を預かっている。党よりも有権者が大事」とし、採決では「反対票を投じる」と明言した。

 また、議論を途中で打ち切った党執行部に対し、「自分から提案しておいて、最後に『自分に一任していただく』なんて民主主義ではありえない。本当に異常だ」と厳しい口調で非難。「民主党にだまされた。離党はせずに筋を通したいが、筋違いのことばかりやるようなら覚悟を持ってやる」と、離党も辞さない姿勢を示した。

 一方、寺田学衆院議員(秋田1区)は「社会保障を借金で賄い続けることは限界で、安定化のための増税は必要」とし、採決は賛成の立場。「議論が不十分」との党内の声には「十分な議論を重ねてきた。意見が割れている時は責任者が責任とともに判断するべき」とし、問題ないとの認識を示した。

 川口博衆院議員(秋田2区)は「(民主・自民・公明の)3党協議で合意がなされたことを重く受け止めるべき。公務員の給与削減など自ら身を切ることを前提に、不本意だが増税もやむを得ない」と賛成する意向。民主党県連代表の松浦大悟参院議員(秋田選挙区)も「誰もが安心して暮らせるためには安定財源が必要」と賛成の立場を示すとともに「党内が一致して行動できるよう期待している」と述べた。

 こうした民主党内の混迷について、自民党の金田勝年衆院議員(比例東北ブロック)は「与党が出す内閣提出法案にもかかわらず、党内をまとめられず、(3党合意で)野党に抱きつくやり方は情けない」と批判した。ただ、3党合意を踏まえ、採決では賛成票を投じる意向を示した。

(2012年6月22日 読売新聞)

8574チバQ:2012/06/23(土) 10:33:11
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120623/02.shtml
長崎新聞

増税採決に本県国会議員は?

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、意見の対立が激化する民主党。26日の衆院採決を前に、緊迫感が増す中、県選出の民主党衆院議員の判断も割れている。

 山田正彦元農相(長崎3区)は「反対に決まっている」と旗色は鮮明。長年、政治的歩みを共にしてきた小沢一郎元代表は反対を表明した上で「新党結成」の可能性に言及している。山田氏は、「反対した議員を除名すれば、少数与党になる。除名はないんじゃないか」との見通しを語った。採決では反対議員が54人以上になった場合、除名すれば与党が過半数を割り込む。

 高木義明元文科相(長崎1区)は「賛成」の立場。「3党合意に基づく法案。国は危機的状況で、これ以上先送りできない」と指摘し、「最後は、決まったことでまとまっていくのが政権与党」と述べた。

 福田衣里子議員(長崎2区)は「命懸けでやってきた社会保障をないがしろにされたまま、増税に賛成できない」と断言。衆院選出馬に際し小沢氏から要請を受けた経緯があるが、「反対して新党をつくろうという考えはない」と述べ、離党は否定する。採決では、欠席などを含め対応を熟慮するもようだ。

 衆院社会保障・税一体改革特別委員会の委員を務める宮島大典議員(長崎4区)は「賛成」の立場。「欧州財政問題を受け、各国の債務が厳しい目で見られる中、日本の財政再建も前倒しでやらなければならない」などと強調した。

 川越孝洋議員(比例九州)も「賛成」。「総理が出している法案。比例代表で議席を得ている立場もある。与党として行動を共にしたい」と話した。

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20120623/CK2012062302000022.html
【岐阜】
消費増税に笠原議員が反対明言
2012年6月23日

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、県内選出の民主党の衆院議員七人のうち、笠原多見子議員(比例東海)は採決で反対票を投じると、中日新聞の取材に答えた。笠原議員は離党と新党結成に言及した小沢一郎元代表のグループに属し、今後も同一歩調を取るとみられる。

 七人のうち、二十二日までに反対票を投じると明言したのは笠原議員だけ。橋本勉議員(比例東海)も「賛成はできない」としたが、反対か棄権かは未定とした。

 笠原議員は反対する理由を「マニフェストで約束せず、選挙で訴えてもいないことに賛成はできない」と説明。小沢元代表が離党に踏み切った場合の対応には「次の段階の話」と明言しなかったが、「信じる道を突き進みたい」と述べた。

 橋本議員は小沢グループには属さず、離党は否定した上で「党が分裂したら自民党が喜ぶだけ。党内融和に向け、採決を先送りするべきだ」と述べた。

 一方、賛成票を投じる柴橋正直議員(岐阜1区)は「三党合意をし、党内手続きも踏んできた。子どもたちに負担を先送りしないために、決められない政治ではいけない」と述べ、採決するべきだと主張。小沢元代表のグループが離党も検討していることを「残念としかいいようがない」と述べた。阿知波吉信議員(岐阜5区)と山田良司議員(比例東海)も、賛成することを明らかにした。

 今井雅人議員(比例東海)は「消費税増税は必要だが、議員定数削減法案が通らなければ有権者に説明できない」と、現時点では態度を保留。園田康博議員(岐阜3区)は「政府の一員なので個人的な賛否を言うのは控える」としている。

 (山本真嗣、石井宏樹)

8575チバQ:2012/06/23(土) 10:39:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120622-00001569-yom-pol
造反、鳩山グループでも…首相自ら説得の電話
読売新聞 6月23日(土)3時5分配信

 民主党の鳩山元首相グループで22日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の26日の衆院採決で造反する動きが表面化した。

 新党を視野に入れる小沢一郎元代表グループ以外にも、造反が広がる可能性がある。野田首相や党執行部は、態度未定の議員の説得に全力を挙げている。

 鳩山グループの松野頼久、初鹿明博両衆院議員は22日、読売新聞の取材に対し、法案採決で反対票を投じる考えを明らかにした。初鹿氏は「格差を是正すると訴えて政権交代したのに、法案が修正され、富裕層の負担が減り、低所得者層の負担が増える内容になった。認められない」と語った。松野氏も「反対する」と明言した。

 初鹿氏は鳩山グループ幹部にも、こうした考えを伝えた。鳩山氏は22日の鳩山グループの会合後、記者団に「『党を割らない』と言ったのに割れたら、代表(首相)と幹事長の責任は重い」と指摘した。

 衆院で離党者が54人以上になると、民主党は国民新党と合わせても半数に届かず、少数与党となって政権運営が不安定になる。こうした事態を避けるため、民主党執行部は22日、採決前日の25日に臨時代議士会を開き、法案に賛成するよう首相に呼びかけてもらうことを決めた。首相に近い議員によると、首相は態度未定の「中間派」の若手らに電話で説得を続けているという。野田グループ幹部は「態度未定は約20人」とし、造反議員には厳しい処分で臨むとしている。

8576チバQ:2012/06/23(土) 10:41:39
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/570889/
“小沢新党”党名を検討!NGワードは「新」「新党」
配信元:
2012/06/22 20:56更新
 民主党の小沢一郎元代表は21日、新党結党を示唆したが、すでに小沢氏周辺では新党名について検討を始めている。

 まず思いつくのは「新党」を冠に付けた命名だが、これには抵抗があるという。理由は「『新党さきがけ』や『新党改革』など、この手の政党が大成功したためしがない」(同周辺)ため。とりわけ、新党さきがけは、小沢氏の天敵である菅直人前首相や枝野幸男経産相が在籍していた政党で、アレルギーは相当のようだ。

 「新」が1字入った党名も、「小沢氏は『新生党』も『新進党』も作ったが、結局、うまくいかなかった」(同)と却下されたらしい。

 「いっそ、民主党以前に戻るということで、『自由党』はどうだ?」という意見もあるが、自由党は自自公連立がうまくいかなくなった後、保守新党が分裂して孤立化し、その後、民主党と合併した経緯がある。

 小沢氏が新党を結成すれば4度目となる。最初の新生党には岡田克也副総理や渡部恒三・民主党最高顧問、藤井裕久・民主党税制調査会長らがいたが、いずれも今は反小沢氏の立場。新進党時代には羽田孜元首相が小沢氏と袂を分かっている。日本新党から出馬し93年の総選挙で初当選した野田首相も新進党に所属していた。小沢氏が新党を立ち上げるたびに、同志が次々離反していく。

8577チバQ:2012/06/23(土) 10:42:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120623-00000079-san-pol
小沢氏、内閣不信任案に2つの壁
産経新聞 6月23日(土)7時55分配信


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野田佳彦首相との会談を終え、国会に入った輿石東幹事長。マイクを向ける記者に「コメントしない・・・」=22日午後、国会内(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)

 ■新会派阻止 輿石氏が離党認めるか/信任案対抗 「一事不再議」慣例従い

 民主党の小沢一郎元代表のグループが内閣不信任決議案を提出するには、大きなハードルがある。輿石東(こしいし・あずま)幹事長が離党届を受理し、院内会派「民主党・無所属クラブ」の代表者である樽床伸二幹事長代行が会派離脱届を受理し、新会派を結成する必要があるからだ。「党を割らない」ことを信条とする輿石氏が踏ん張って離党を認めないかどうかが、政権の命運を左右することになる。(加納宏幸)

 衆院の運営手続きを定めた衆院規則では、不信任案について提出者と50人の賛成者の連署で提出することを定めている。

 ただ、51人がどの党や会派に属していても自由に提出できるというものではない。国会は「会派による機関承認がない議案は受け付けない」(衆院事務局)という会派主義の原則で運営されているからだ。

 このため、民主党会派が小沢氏らの会派離脱届を認めなければ、小沢氏が影響力を持つ新党きづな(9議席)とともに不信任案を提出しても「51人」を満たさないとして受理されない可能性が高い。昨年2月、小沢氏に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出したが、会派代表者の岡田克也幹事長(当時)が受理しなかったという前例もある。

 実は、小沢氏は昨年8月にも、政権に居座る菅直人首相(同)への不信任案提出を検討したことがある。菅氏の「偽りの退陣表明」で同年6月2日に不信任案が否決されたため、新党・新会派を視野に次期国会での再提出を図ったのだが、その前に菅氏が退陣し、構想倒れとなった。

 小沢氏にとってのハードルは離党、会派離脱だけではない。与党が内閣信任決議案で対抗した場合、同一国会で同じ議案を議決しない「一事不再議」の慣例に従い、不信任案が採決されない可能性があるのだ。

 平成4年、国連平和維持活動(PKO)協力法案の審議では、自民党は宮沢喜一内閣の信任案を可決、旧社会党による閣僚不信任案を封じた。福田康夫内閣の20年6月にも、参院での首相問責決議に対抗、翌日に自民党などが内閣信任案を可決させた。

 逆に言えば、輿石、樽床両氏が離党届と会派離脱届をすんなり受理したり、先手を打って信任案で対抗しなければ、不信任案可決が現実味を帯びる。

 しかも小沢氏らの不信任案を受理するかどうか実質的に判断する小平忠正衆院議院運営委員長については「当事者能力に欠けている」との声があり、与党筆頭理事の松野頼久元官房副長官は首相に批判的。衆院議運委を政権がいかにグリップできるかどうかも重要なカギとなる。

8578名無しさん:2012/06/24(日) 14:12:15
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001206240002
小沢系に「温度差」/消費増税で県内議員
2012年06月24日

 消費増税関連法案への反対を表明した民主党・小沢一郎元代表率いるグループが離党に向けた動きを加速させるなか、民主党県連が23日、さいたま市で県連常任幹事会を開いた。小沢氏に近いとされる議員が欠席するなど、15人中14人の県選出衆院議員を抱える民主の「牙城(がじょう)」にも波紋が広がっている。
 県連常任幹事会で、武正公一代表=1区=は「国会も党も緊迫度が高まっている。一致結束し、この状況を乗り切りたい」と党内融和を呼びかけた。
 だが、この日出席したのは、野田佳彦首相のグループに属する武正氏をはじめ、財務副大臣の五十嵐文彦氏=9区=ら政府・執行部系の議員だけだった。
 結束が固いとされる小沢系議員も一枚岩ではない。
 反対を明言する松崎哲久氏=10区=は23日、地元で取材に応じ、「(デフレの)この時期に増税という政策自体が誤っている」と改めて政府・党の姿勢を批判。ただ、離党など採決後の行動については「状況に応じて考える」と述べるにとどめた。
 一方、小沢氏が率いた旧自由党出身の小宮山泰子氏=7区=は、賛否を明らかにしていない。23日は地元での予定をすべてキャンセル。携帯電話にも出ないため、秘書も「連絡がつかない」。
 小沢氏と行動をともにした場合、党や省庁ポストの失職もありうる。防衛政務官の神風英男氏=4区=はこの日、志木市での集会で、賛否に触れなかったものの「自分は政府の一員」と強調。環境政務官の高山智司氏=15区=も、21日の取材に「粛々と賛成する」と答えている。

8579名無しさん:2012/06/24(日) 14:13:26
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120623-OYT1T00228.htm
議員失格・ついていけぬ・嫌悪…切り崩し工作も


 民主党の小沢一郎元代表の妻が支援者に送った手紙が、社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で揺れる民主党に波紋を広げている。

 小沢氏は手紙で「放射能が怖くて逃げ出した」と指摘されており、執行部とも小沢グループとも距離を置く中間派から「もう小沢氏についていけない」との声が上がっている。新党結成を視野に入れる小沢グループは、手紙を使った執行部側の「切り崩し工作」とみて警戒を強めている。

 民主党内で問題とする声が強いのは、昨年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、放射能漏れを恐れた小沢氏が秘書を連れて逃げたとの記述だ。

 福島県選出で中間派の増子輝彦参院議員は「内容が事実だとすれば、小沢一郎という政治家に対する考え方が大きく変わる。『信念を持った強い政治家』というイメージは作られたものだったと言わざるを得ない。国民の間には強い嫌悪感、不信感が生まれたのではないか」と語った。

 小沢氏に距離を置くベテラン議員は「多くの議員が現地に赴いた中で、本当に逃げたのだとしたら、議員失格と言われてもやむを得ない」と指摘した。野田首相に近い副大臣も「これでは輿石幹事長もかばいきれないのではないか」と述べた。

 これに対し、小沢氏が会長を務める「新しい政策研究会」の東祥三事務総長は「手紙の内容は事実ではない。逃げたと言われる昨年3月25日、小沢氏は東京にいた。消費増税や原発に関する我々の主張を支持してくれる国民に、この手紙が影響を与えることはない」と語った。

(2012年6月23日21時19分 読売新聞)

8580名無しさん:2012/06/24(日) 14:13:54
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062300327
反対54人以上で政権窮地=内閣不信任案可決も−政局シミュレーション
 野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」消費増税関連法案。26日に行われる見通しの衆院採決は、民主党の小沢一郎元代表を含め、54人以上の反対者が出るかどうかが焦点だ。その数は、内閣不信任決議案の成否や解散時期にも影響する。今後の政局の行方を探った。
 民主、自民、公明3党の修正合意により、消費増税法案の衆院可決は間違いない。しかし、民主党内から54人以上が反対した場合、執行部が全員を除籍(除名)すれば、与党は半数を割り、野田政権は少数与党に転落する。内閣不信任案が出された場合、いつ可決されてもおかしくない窮地に陥る。
 このため、執行部は造反者を除籍せず、離党勧告や党員資格停止などの軽い処分にとどめることも想定されるが、首相周辺では除籍せざるを得ないとの声が支配的だ。
 内閣不信任案に関し、衆院規則は、発議者と50人以上の賛成者がいれば提出可能と定めている。政権を追い込む「武器」を手に入れるため、小沢氏は離党−新党結成に突き進む可能性が高い。
 ◇9月9日に投開票?
 首相の政権運営は厳しさを増し、政局は一段と混迷する。自民党は対決姿勢を強め、「消費増税法案が成立すると同時に、内閣不信任案を出す」(幹部)構えだ。増税法案は8月上旬までには成立する見通しで、不信任案が野党の賛成多数で可決されれば、首相は今国会中に衆院解散に踏み切るか、内閣総辞職するかの選択を迫られる。
 憲法は「衆院解散後、40日以内に選挙を行う」と規定しており、自民党からは、大安である9月9日投開票などの日程が挙がっている。
 小沢氏が消費増税法案の成立阻止を図り、成立前に不信任案を出すこともあり得る。自民党はこれに乗ることも可能だが、消費増税実現を目指したこととの整合性を有権者から問われるのは間違いない。逆に連携を拒めば、小沢氏が「増税談合」と非難することは確実で、同党も難しい判断を問われる。
 ◇造反少数なら船出厳しく−小沢新党
 小沢氏周辺は「7月にも新党を立ち上げ、先に民主党を離党した新党きづなとも合流する」と語る。ただ、新党の規模がきづなと併せても不信任案を出せない50人以下にとどまるようであれば、首相は主導権を維持し、小沢氏らを「反乱分子」として全員を除籍するとみられる。「小沢切り」を求めてきた自民、公明両党との連携も不可能で、小沢新党は厳しい船出となる。
 対抗勢力を一掃した首相は消費増税法案成立の実績を掲げ、9月の代表選での再選を目指す。有力な対抗馬が現れるかは微妙だ。(2012/06/23-22:36)

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8581名無しさん:2012/06/24(日) 14:14:51
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120623/plc12062314100004-n1.htm
内閣不信任案 もう1つのハードル
2012.6.23 14:09 (1/2ページ)
 民主党の小沢一郎元代表のグループが内閣不信任決議案を提出するには、大きなハードルがある。輿石東幹事長が離党届を受理し、院内会派「民主党・無所属クラブ」の代表者である樽床伸二幹事長代行が会派離脱届を受理し、新会派を結成する必要があるからだ。「党を割らない」ことを信条とする輿石氏が踏ん張って離党を認めないかどうかが、政権の命運を左右することになる。

 ■会派離脱

衆院の運営手続きを定めた衆院規則では、不信任案について提出者と50人の賛成者の連署で提出することを定めている。

 ただ、51人がどの党や会派に属していても自由に提出できるというものではない。国会は「会派による機関承認がない議案は受け付けない」(衆院事務局)という会派主義の原則で運営されているからだ。

 このため、民主党会派が小沢氏らの会派離脱届を認めなければ、小沢氏が影響力を持つ新党きづな(9議席)とともに不信任案を提出しても「51人」を満たさないとして受理されない可能性が高い。

 昨年2月、小沢氏に近い衆院議員16人が会派離脱届を提出したが、会派代表者の岡田克也幹事長(当時)が受理しなかったという前例もある。

 実は、小沢氏は昨年8月にも、政権に居座る菅直人首相(同)への不信任案提出を検討したことがある。菅氏の「偽りの退陣表明」で同年6月2日に不信任案が否決されたため、新党・新会派を視野に次期国会での再提出を図ったのだが、その前に菅氏が退陣し、構想倒れとなった。

 ■一事不再議

小沢氏にとってのハードルは離党、会派離脱だけではない。与党が内閣信任決議案で対抗した場合、同一国会で同じ議案を議決しない「一事不再議」の慣例に従い、不信任案が採決されない可能性があるのだ。

 平成4年、国連平和維持活動(PKO)協力法案の審議では、自民党は宮沢喜一内閣の信任案を可決、旧社会党による閣僚不信任案を封じた。福田康夫内閣の20年6月にも、参院での首相問責決議に対抗、翌日に自民党などが内閣信任案を可決させた。

 逆に言えば、輿石、樽床両氏が離党届と会派離脱届をすんなり受理したり、先手を打って信任案で対抗しなければ、不信任案可決が現実味を帯びる。

 しかも小沢氏らの不信任案を受理するかどうか実質的に判断する小平忠正衆院議院運営委員長については「当事者能力に欠けている」との声があり、与党筆頭理事の松野頼久元官房副長官は首相に批判的。衆院議運委を政権がいかにグリップできるかどうかも重要なカギとなる。(加納宏幸)

8582名無しさん:2012/06/24(日) 14:17:55
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120624/01.shtml
山田元農相「増税法案反対」



消費税増税に反対すると話す山田元農相=大村市水主町1丁目、長崎インターナショナルホテル
 民主党の山田正彦元農相(衆院長崎3区)は23日、大村市内で講演し、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決をめぐり、反対票を投じると明言した上で「せっかくつくって政権交代した党。離れるつもりはない」と離党しない考えを示した。

 政治的歩みを共にしてきた小沢一郎元代表についても「簡単に離党しない」との見方を示した。

 消費税増税について「社会保障に関するマニフェストは棚上げのまま。不況、デフレのときに増税するのは許し難い」と指摘。野田佳彦首相については「財務官僚の言いなりだ。政治主導を目指してきたのに、官僚主導に戻った」と批判した。

 講演後、報道陣の取材に対し、反対票を投じた議員の除名の可能性について「今の執行部なら分からない」と指摘。小沢氏の新党結成や自身の今後は「執行部の対応次第だ」と語った。

 一方、福田衣里子同党衆院議員(長崎2区)は23日、諫早市内で取材に応じ、「社会保障が骨抜きになった法案には賛成できないが、反対票を投じても、解散総選挙や民主党の分裂につなげたい自民党の思うつぼ」として採決を棄権する考えを示した。

8583名無しさん:2012/06/24(日) 14:18:28
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120624-OYT1T00002.htm
衆院採決、本当は逃げたいけど…民主議員が心情

 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を巡り、民主党の岡本英子氏(3区)と橘秀徳氏(13区)は23日、造反する考えを地元支持者らに表明した。橘氏は離党も示唆しており、民主党神奈川県連は分裂の恐れが出てきた。


 ◆断固反対

 「この時期に消費増税をすることは断固反対という立場で臨む」

 岡本氏は23日午後、横浜市神奈川区のJR東神奈川駅前で行った街頭演説で約40分間にわたり、法案に反対する考えを繰り返し説明した。

 橘氏も23日午前、大和市で会合を開き、支持者十数人に「消費税率を上げるのは反対だ。26日の採決に賛成することは絶対にない」と伝え、理解を求めた。

 岡本、橘両氏はいずれも小沢一郎元代表を支持する衆院当選1回の議員でつくる「北辰会」のメンバー。

 県内議員では、小沢氏の元秘書で側近の樋高剛氏(18区)と、北辰会に所属している相原史乃氏(比例南関東)についても、民主党幹部は23日、「造反する可能性がある」と指摘した。

 ◆ためらいも

 小沢氏は採決後の新党結成を視野に入れており、造反議員が離党に踏み切るかどうかが大きな焦点になっている。

 橘氏は会合後、記者団から「離党を考えているか」と問われ、「それも覚悟してやらなきゃと思っている。やっぱり執行部に造反するわけだから」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。

 ただ、出席者の1人によると、橘氏は会合中、「民主党を出るかどうか迷ってる」と話す場面もあったという。

 当選回数が少なく、支持基盤が弱い議員は政権与党から離れることに抵抗感が強い。岡本氏は記者団に「どんな形になっても、自分の信念は貫いてほしいと支持者に言われている」と述べる一方、「私たちが民主党の主流の考え方で、離党する必要も罰則を受ける必要もない」と強調した。

 ◆賛成派も必死

 県連代表の城島光力国会対策委員長は22日の記者会見で「法案成立に向け、全員が賛成できるような環境作りは最後までやる」と述べており、党内の締め付けに躍起だ。

 賛成に回る見通しの議員も23日、地元への説明に追われた。当選1回の中林美恵子氏(1区)は横浜市磯子区で開いた「タウンミーティング」で26日の衆院採決について、「本当は逃げたいけれど」と心情を吐露した。

 「消費税は社会保障を壊滅状態にしないために必要という理論もあるし、お金さえ刷れば何とかなるという意見もある。このバランスが分かるなら、悟りがひらけたと言っていい」と判断の難しさを指摘したうえで、「私は党に反逆いたしません。それで将来への責任を見せたいと思います」と述べ、賛成の考えに理解を求めた。

(2012年6月24日08時50分 読売新聞)

8584名無しさん:2012/06/24(日) 14:19:06
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120624/201206240934_17378.shtml

増税、賛否二分 県関係の民主衆院議員も有権者も
2012年06月24日09:34

ミニ集会で支持者らに消費税増税に対する考えを説明する橋本勉衆院議員(左)=23日午前10時30分、大垣市内の喫茶店
◆党分裂含み、不満の声

 消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案に対して、賛否が割れている県関係の民主党衆院議員。26日に予定される衆院採決を控え、最後の週末に入った23日、各議員は地元でミニ集会を開くなどして支持者に立場を説明した。出席者からは増税への理解と疑問が交錯。採決での反対を明言する小沢一郎元代表のグループが離党に向けた動きを本格化させ、分裂含みとなっている党の現状には不満も相次いだ。

 法案への賛成を明言している阿知波吉信議員(岐阜5区)は4会場でミニ集会を開催。多治見市内の集会所では「借金のつけを子どもらに回す、弱いものいじめはやめましょう」と増税の必要性を訴えた。支持者からは「やむを得ない」との声もあったが、審議より政局が際立つ現状について「恥ずかしくて子どもに見せられないドタバタ劇」と、皮肉交じりの声も出た。

 増税は必要としつつも採決での態度を保留している今井雅人議員(比例東海)。可児市内のレストランで支持者らに「物事には段取りがある。自ら身を切る改革に取り組まないと国民に負担をお願いするのは厳しい。(採決前の衆院定数削減法案の審議入りを目指して)条件闘争を続ける」と語った。出席者からは「首相がなぜ増税を言い出したのか分からない」と疑問も。男性経営者は「意見を集約する仕組みの政党が機能していない」と憂いた。

 採決で棄権か反対を検討している橋本勉議員(比例東海)は大垣市内の喫茶店で支持者らに「増税には反対。国民生活が第一だ」と述べ、あらためて賛成はしない考えを示唆。出席者からは「小沢氏にくみした場合、地元の支持者が離れるのでは」「党にぶら下がっていないと次の選挙はどうなるのか」など、処分や選挙への影響を心配する意見も出た。

 一方、現時点で唯一法案への反対を明言している笠原多見子議員(比例東海)は親しい知人らと面談。取材には「マニフェストを取り下げた民主党は民主党ではない。国民と約束していないものに賛成できない。支持者も理解してくれている」と強調。離党を検討する小沢氏に同調するかについては「決断するのは私自身」としながら「気持ちは固まっている。揺るがない」と繰り返し、離党を示唆した。

8585名無しさん:2012/06/24(日) 14:20:07
http://kumanichi.com/news/local/main/20120624001.shtml

福嶋氏が離党示唆 松野頼久氏も消費増税反対へ 2012年06月24日
民主党の福嶋健一郎氏(衆院熊本2区)は、26日に予定される消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で反対票を投じた上で、小沢一郎元代表が新党結成に踏み切れば離党し、新党に参加することを示唆した。

 福嶋氏は23日、熊本市で開いた国政報告会で「消費税増税は国民との約束であるマニフェストにない政策で、財務省の主張。国民の多くが批判している」と反対票を投じる理由を説明。野田佳彦首相があくまで増税路線を変えない場合は「民主党の枠組みの外か、違う枠組みをつくってやる選択肢も十分ある」と述べた。

 一方、鳩山由紀夫元首相グループの松野頼久氏(衆院熊本1区)も熊本日日新聞社の取材に対し、「消費税増税を掲げて政権交代を果たしたわけではない。反対票を投じる考えだ」と明言した。

 ただ「内閣不信任案や首班指名での造反とは違う」と、最も重い除名処分を下さないよう野田首相をけん制。離党を含む採決後の対応については「白紙だ。まだ何も決めていない」と述べるにとどめた。

 福嶋氏が離党、新党参加に踏み切れば、民主党県連は次期衆院選で新たな公認候補の擁立を迫られる。さらに県連代表経験者でもある松野氏も離党すれば、選挙態勢を根本的に見直す事態となる。(潮崎知博)

8586チバQ:2012/06/24(日) 14:26:51
http://headlines.yah民主60人超、造反の意向…棄権・欠席が拡大
読売新聞 6月24日(日)3時2分配信


 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決で、造反の意向を固めている民主党所属議員が60人を超すことが23日、読売新聞の調べで分かった。

 約50人が反対票を投じる意向で、13人が棄権か欠席など賛成以外の対応を検討している。自民、公明両党が賛成する見通しのため、26日の採決で法案の可決は揺らがないものの、造反の広がりに党執行部は危機感を強め、巻き返しに躍起になっている。

 民主党所属議員は289人。採決は記名投票で行われる見通しだ。反対票を投じる意向を明らかにしているのは、小沢一郎元代表のグループの衆院約80人のうち45人と、鳩山元首相グループの松野頼久、初鹿明博両衆院議員。さらにグループに所属しない議員1人が反対するとしている。

 棄権か欠席の方針を明らかにした議員は7人で、「賛成はできない」として棄権・欠席か反対を検討している議員も6人いる。賛否を決めていない議員も10人弱おり、造反はさらに増える可能性もある。

 衆院議長と欠員を除くと、衆院過半数は240となる。与党勢力は国民新党の3議席を含めて292。仮に、民主党の離党者が54人以上になると、与党は半数に届かず、単独では内閣不信任決議案を否決できなくなる。
oo.co.jp/hl?a=20120623-00001245-yom-pol

8587チバQ:2012/06/24(日) 19:14:49
中島衛が後援会長してるですね
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20120624ddlk20010039000c.html
消費増税法案:加藤氏が反対方針 県選出の衆院議員で初 /長野
毎日新聞 2012年06月24日 地方版

 民主党の加藤学衆院議員(長野5区)は23日、飯田市で後援会長の中島衛・元衆院議員(77)に対し、26日に予定されている消費増税法案の採決で反対票を投じる方針を伝えた。党県連によると、県内選出の5衆院議員(いずれも民主)で法案反対を明らかにしたのは加藤氏だけ。一方で加藤氏は、自ら離党する考えはないと述べた。

 加藤氏はこの日、中島後援会長を訪ねた後、法案について「党のマニフェストと異なり、社会保障改革も不明確。デフレが続き増税できる経済状況にない」と強調。棄権ではなく反対票を投じると明言した。

 その一方で「間違った法案と党の手続きに異議を唱えているだけで、本来の民主党に戻ればいい」と述べ、離党の考えはないとした。「小沢新党」については「中身も政策も具体的になっていない。何とも言えない」と述べるにとどまった。

 中島会長は「加藤議員とは基本的に路線が一致していると思う。加藤議員自身がしっかり決めたのなら、何も言うことはない」と語った。【石川宏】

8588チバQ:2012/06/24(日) 20:13:51
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062400149
反対派の説得難航=増税法案26日採決−民主
 消費増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、民主党執行部は24日、党内の増税反対・慎重派の説得を継続した。ただ、作業は難航しているもようだ。小沢一郎元代表に同調して反対票を投じる意向の議員は50人に迫る勢いを維持し、欠席や棄権を含めて60人を超える情勢に大きな変化はないとみられる。
 衆院の一体改革特別委員会と本会議での法案採決は26日に行われる見通し。自民、公明両党が賛成に回るため、可決は動かない情勢で、民主党の造反規模が焦点だ。小沢氏は採決後の離党を視野に入れ、政権の少数与党転落が現実性を帯びる「反対54人」以上の確保を目指している。 
 前原誠司政調会長は24日、フジテレビの番組で「最後の最後まで賛成してもらうよう努力する。それに尽きる」と述べ、慎重派や態度未定の議員を中心に採決ぎりぎりまで説得を続ける考えを示した。野田佳彦首相や執行部は、電話で個別に要請しているほか、消費増税を支持する連合の地方組織などを介して働き掛けている。
 しかし、小沢氏は対抗姿勢を強め、新党をにらんで反対派議員から離党届を集めるなど結束固めに努めている。小沢グループの一人は24日、「いろいろ言ってくる人は相当いるが、反対で腹は決まっている」と述べ、反対の決意は変わらないことを強調した。
 岡田克也副総理は同日、都内での講演で「手分けして(電話で)説得しているが、だいたい留守番電話でコールバックも非常に少ない」と語り、説得の成果が上がっていないことを認めた。
 事態が緊迫する中、輿石東幹事長ら執行部内には、党分裂を回避するため、造反者への処分を軽くすることを模索する動きも出てきた。城島光力国対委員長は24日のNHKの番組で、同党では過去に個別法案での反党行動を理由に除籍(除名)処分にした例がないことを念頭に「基本的には過去の事例をしっかり検証して対処することになる」と述べた。(2012/06/24-18:30)

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8589チバQ:2012/06/24(日) 20:33:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20120623-OYT8T01083.htm
一体改革 原口氏は賛否明言せず 


 社会保障と税の一体改革関連法案を巡り、民主党分裂の可能性が高まるなか、いずれも帰郷した県選出の民主党国会議員3人は23日、県内で開かれた会合などに出席した。政府や党執行部の役職に就く2人は、法案への理解や党の結束を訴える一方、党県連代表を務める原口一博議員は、法案への賛否を明言していない。

 佐賀市で23日に開かれた福祉団体の総会で、内閣府政務官の大串博志衆院議員は「消費税ばかりが取りざたされているが、社会保障を再構築するのが狙いだ」と関連法案への理解を求めた。同席していた自民党の福岡資麿参議院議員、今村雅弘衆院議員は腕組みをしながら、静かに聞き入っていた。

 大串議員はさらに「高齢者、障害者も含め、全世代型の社会保障が必要。いざというときの備えを、社会保障と税の一体改革のなかで再強化し、充実させていきたい」と強調した。

 民主党参議院の国会対策委員長代理を務める川崎稔議員も読売新聞の取材に対して、「参議院でも法案可決に向けて結束しなければならない」と語った。小沢一郎元党代表を中心とする離党の動きには「法案への賛否と党を離脱するかの判断は別問題。冷静に受け止めるべきだ」と訴えた。

 原口議員は同日、上峰町の農業施設を視察後、町内で農業関係者と懇談した。この朝に更新した自身のフェイスブックで複雑な胸の内を伝えたが、法案の取り扱いまでには踏み込まなかった。地元事務所は「現段階で言及できる状況にない」と慎重さを崩さない。

 このようななか、支持労組の連合佐賀の武重信一郎会長は法案の可決を求めたうえで、「社会保障改革について、国民へのアピールが不足している。政権を担う責任政党として、党内の結束を強く求める」と注文をつけた。

 一方、自民党県連会長の福岡議員は「法案の賛否も含め、有権者にとって分かりづらい状況となっている。一度、リセットして、国民の声を聞くべき時期がきている」と述べ、解散して信を問うべきとの考えを示した。(小山田昌人)

(2012年6月24日 読売新聞)

8590チバQ:2012/06/25(月) 22:31:05
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20120624-OYT8T00976.htm
3人が反対・棄権へ 一体改革関連法案


 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、本県の民主党の衆参国会議員5人のうち3人が反対または棄権する意向であることが24日、わかった。離党を示唆する議員もおり、民主党県連も分裂含みの展開になっている。

 この日、青森市内で開かれた県連定期大会の前後に読売新聞の取材に各議員が答えた。横山北斗衆院議員は、「青森県のために断固消費増税反対を貫く」と明言。離党についても「そういう覚悟をもって臨んでいる」と述べた。

 中野渡詔子衆院議員は、「消費税を上げることで生活が豊かになるというのは詭弁(きべん)」として、採決に反対または棄権する考えを示した。離党に関しては明言を避けた。平山幸司参院議員は現段階で反対の姿勢。「いろんな場面が来ると思うが、自分自身の信念を貫きたい」と離党にも含みを持たせた。

 一方、県連代表の田名部匡代衆院議員は賛成の立場。津島恭一・国土交通政務官は25日に開かれる代議士会後に賛否を決める方針だが、自らが政府の一員であることを「意識せざるをえない」とも話した。

 定期大会では田名部代表が「みんなが結束してしっかり乗り越えていかなければならない」と訴えた。出席者からは「絶対党を割らない気持ちを持って欲しい」「分裂したら自民党が喜ぶだけだ」などの賛同の声がある一方、「党を割っても良い。政治家には個々の信念がある」と造反に理解を示す意見もあり、反応は分かれた。

 松尾和彦・県連幹事長は、定期大会後、離党議員が出た場合の対応について「今は何も検討はしていない」と話した。

(2012年6月25日 読売新聞)

8591チバQ:2012/06/25(月) 22:32:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120624-OYT8T00841.htm
「党内結束し採決に」一体改革で平野復興相


 平野復興相(参院岩手選挙区)は24日、視察に訪れた山田町で記者団に対し、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案について、「民主党内で様々な議論を重ねて採決するかしないのかということだから、党内一致結束して採決に臨んでほしい」と語り、党分裂を回避するため、反対派も賛成に回るべきとの考えを示した。

 同法案の採決は26日にも行われる見通しで、平野氏はその後の参議院で、賛成する意向だ。ただ、同党の小沢元代表の影響力が強い県関係の国会議員のほとんどが、同法案への反対を明言している。同法案に賛成票を投じることは、小沢元代表とたもとを分かつことを意味しており、来年、改選期を迎える平野氏の心境は複雑だ。

(2012年6月25日 読売新聞)

8592チバQ:2012/06/25(月) 23:51:09
>>8555
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062500918
小沢グループの会合出席者
 民主党の小沢一郎元代表のグループが25日夜、都内のホテルで開いた会合の出席者は次の通り。(敬称略、かっこ内は選挙区)
 【当選14回】小沢一郎(岩手4)
 【当選5回】東祥三(東京15)、山岡賢次(栃木4)
 【当選4回】牧義夫(愛知4)
 【当選3回】鈴木克昌(愛知14)、樋高剛(神奈川18)
 【当選2回】青木愛(東京12)、太田和美(福島2)、岡島一正(千葉3)、古賀敬章(福岡4)、階猛(岩手1)、辻恵(大阪17)、松崎哲久(埼玉10)、横山北斗(青森1)
 【当選1回】相原史乃(比例南関東)、石原洋三郎(福島1)、大谷啓(大阪15)、大山昌宏(比例東海)、岡本英子(神奈川3)、笠原多見子(比例東海)、加藤学(長野5)、金子健一(比例南関東)、川島智太郎(比例東京)、木村剛司(東京14)、熊谷貞俊(比例近畿)、黒田雄(千葉2)、菅川洋(比例中国)、高松和夫(比例東北)、橘秀徳(神奈川13)、玉城デニー(沖縄3)、中野渡詔子(比例東北)、萩原仁(大阪2)、畑浩治(岩手2)、福嶋健一郎(熊本2)、水野智彦(比例南関東)、村上史好(大阪6)(2012/06/25-21:20)


http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062500921
温情示唆で造反拡大=野田首相らの説得、空回り−民主
 26日の社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決で、民主党からの反対者が離党すれば少数与党に転落する54人を上回る情勢となった。複数の党幹部が、法案に反対しても除籍(除名)まではしないと「温情」対応を示唆する発言をしたことで、造反の動きが拡大した。造反阻止に躍起となっている野田佳彦首相の周辺からは、党執行部の思わぬ「失策」に悲鳴が上がっている。
 「処分がどうだこうだという議論はすべきではない」。採決を翌日に控えた25日夕の代議士会でも、輿石東幹事長は造反者への対応を明確にしなかった。首相も衆院特別委員会で「採決後のことは申し上げる段階でない」と述べるにとどめた。 
 一方、小沢一郎元代表ら反対派36人は同日夜、都内のホテルに集まり結束を確認。小沢氏は採決後の行動について「青票(反対票)という結果を出してから、その人にしっかり言いたい」と明言せず、まずは反対票を投じるよう求めた。
 首相を支える野田グループは「反対したら除籍は当然」(近藤洋介国民運動委員長)と引き締めを図っていた。これに対し、輿石氏は処分への言及を避けてきたが、樽床伸二幹事長代行は「過去の事例を踏まえながら対応していくべきだ」、城島光力国対委員長も「過去の事例をしっかり検証して対処することになる」と、「前例踏襲」で対応する方針を繰り返した。
 民主党が法案採決での造反者を除籍とした前例はないことから、樽床氏らの発言は、党内融和を重視する輿石氏の意向を踏まえたもので、党分裂に直結する除籍はないと受け止められた。これ以降、態度不鮮明だった鳩山由紀夫元首相は離党を否定しつつ、反対を明言。数人が追随する動きを見せた。輿石氏は25日、国会内で鳩山氏と会い、「党を割らないよう最善の努力をする」と厳罰見送りをにおわせた。
 同日午前の野田グループの会合では、若手から「輿石氏が甘い処分をしようとしている」と、名指しで批判する声が上がった。造反者が30人程度と楽観していた同グループは先週末に慌てて説得工作を本格化させ、25日夜も都内のホテルで電話作戦を展開したが空回り気味。首相自身も24日、小沢グループの議員に電話で「どうか穏便に」と要請したが、「首相のする仕事ではない」といさめられ、反対派の意志の固さを思い知らされた。(2012/06/25-23:47)

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8593チバQ:2012/06/25(月) 23:52:21
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120625/mca1206251431004-n1.htm
一体改革法案採決へ 鳩山氏反対明言、熾烈極まる党内抗争 (1/2ページ)2012.6.25 07:29
消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は26日に衆院一体改革特別委員会での採決を経て、同日の衆院本会議で採決が行われる見通しだ。民主党の小沢一郎元代表のグループ内では採決直後に離党し新党結成に踏み切るべきだとの声が強まっている。ただ、離党届を45人分集めたものの、ためらう議員も多く頭打ちとなっている。野田佳彦首相サイドは24日も説得を続けたが、切り崩しは難航している。

 法案に反対する議員は50人台に上るとみられ、棄権も含めると「造反」は70人規模になりそうだ。首相は25日の臨時代議士会で結束を訴える考えだが、情勢は変わりそうにない。

 小沢氏側近は「採決後すぐに新党立ち上げになる。政党名も決まっている。小沢さんは完全に腹を固めた」と断言した。小沢氏は離党届を54人分以上確保することで、与党が過半数割れするのを狙っている。

 だが、反対を決めても離党には二の足を踏む議員は多い。「小沢新党」が結成されても展望が見えないからだ。小沢氏と連携してきた鳩山由紀夫元首相は24日、北海道室蘭市で記者団に「消費税率を上げる前にやることがあると期待してくれた有権者に顔向けできない行動はしたくない」と反対する意向を示したが「離党は考えていない」と語った。

 厚労族の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は長崎県諫早市で「法案には反対だが、党を割りたいわけではない」として、棄権する考えを示した。

 54人以上が離党した場合、少数与党となり内閣不信任決議案が可決される可能性がある。このため、党執行部は造反した場合でも除籍(除名)処分にはしないことで分裂を防ごうとしている。民主党はこれまで法案採決の造反で除籍した例はなく、城島光力国対委員長は24日のNHK番組で「過去の事例を検証して対処する」と述べた。

 岡田克也副総理は24日、都内で講演し「みなで手分けして説得にあたっているが、電話してもだいたい留守電。コールバックも少なく、かなり煮詰まった状態だ」と述べた。

8594チバQ:2012/06/25(月) 23:53:04
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120625/plt1206251128001-n1.htm
野田が“血の報復”…小沢氏の証人喚問が急浮上!2012.06.25


 民主党の小沢一郎元代表に対する証人喚問が急浮上してきた。消費税増税法案の採決反対を明言し、離党・新党結成を準備している小沢氏への対抗措置として、野田佳彦首相サイドが喚問容認を検討しているという。「反党・利敵行為」への究極の報復といえるが、小沢グループなどが猛烈に反発しそうだ。

 「小沢氏が離党すれば証人喚問を容認する」

 首相に近い議員はこう断言したという。

 小沢氏への証人喚問は、2009年3月に小沢氏の元秘書ら3人が政治資金規正法違反で逮捕された直後から何度も取り沙汰された。昨年1月に小沢氏が強制起訴されたり、同年9月に元秘書らが有罪判決を受けた後も、自民、公明両党は「(同じ状況下で)自民党は全部、証人喚問に応じていた」(自民党の菅義偉元総務相)、「(小沢氏が)自ら説明を尽くす責任がある」(公明党の山口那津男代表)などと要求していた。

 これまで、民主党は「裁判が進行中だから」という理由で野党の要求を突っぱねてきた。ところが、野田首相が政治生命を懸けるとした増税法案に小沢氏が反対を明言し、40−50人規模が離党の準備をしているため、離党者拡大を防ぐため、なりふりかまっていられなくなったようだ。

 野田首相サイドが重視しているのは、小沢氏に20年間も秘書として仕え、「小沢の影に高橋あり」とまで言われながら、たもとを分かった高橋嘉信元衆院議員が昨年12月につづったとされる2枚のA4ペーパー。「小沢と私のいずれが真実を語っているのかを明らかにするのなら、2人を証人喚問してほしい」と記してあるという。

 高橋氏は10年3月25日付の毎日新聞で、小沢氏が岩手県発注の鷹生(たこう)ダム(大船渡市)工事で、「天の声」を出していたことを証言。小沢事務所の「天の声」については、元秘書に対する東京地裁の判決公判でも事実認定されている。

 証人喚問は全会一致が慣例だが、07年11月、当時の野党が慣例を破る形で額賀福志郎財務相の参院での喚問を議決したことがある(喚問自体は延期)。民主党が喚問を容認すれば、自民、公明両党も賛成するとみられ、小沢氏の証人喚問が実現する可能性もある。

 ただ、この時期の喚問容認示唆は、小沢グループの議員らを「野田首相は許せない」と刺激するのは確実とみられる。「離党拡大阻止」という思惑が、逆に、「造反・離党で結束」ということになりかねない。

8595チバQ:2012/06/25(月) 23:54:27
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/saga/20120625-OYS1T00340.htm
原口氏「離党に同調しない」小沢氏らの動きけん制
 社会保障と税の一体改革関連法案を巡り、民主党の小沢一郎元代表を中心に離党の動きが強まっていることについて、党県連会長の原口一博議員(衆院佐賀1区)は24日、「同調しないし、同調しないように働きかけている」などと述べ、離党の動きをけん制した。法案への賛否については「党議拘束には従う」と述べた。

 郵政関連団体の会合が開かれた唐津市内の会場で、記者団の取材に答えた。

 原口議員は、小沢元代表の行動について「ドスを突きつけ、『ぶっ壊す』みたいな行動だ。小沢氏には『今は党を割るべきタイミングではない』と(直前に)伝えていたので驚いている」などと述べた。自身の今後の対応については「同調はしない」と明言した。

 また、関連法案については「3党合意は重たい。ただ、国民との契約(マニフェスト)も重たいので、どこで折り合いを付けるかで、みんなが悩んでいる」とする一方、自身の賛否については「党議拘束をかけるなら従う」と語った。

(2012年6月25日 読売新聞)

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001206250002
消費増税への意向 小沢系に「温度差」
2012年06月24日

◇県内の衆院議員 賛成/明言せず


 消費増税関連法案への反対を表明した民主党・小沢一郎元代表率いるグループが離党に向けた動きを加速させるなか、民主党県連が23日、さいたま市で県連常任幹事会を開いた。小沢氏に近いとされる議員が欠席するなど、15人中14人の県選出衆院議員を抱える民主の「牙城(がじょう)」にも波紋が広がっている。


 県連常任幹事会で、武正公一代表=1区=は「国会も党も緊迫度が高まっている。一致結束し、この状況を乗り切りたい」と党内融和を呼びかけた。


 だが、この日出席したのは、野田佳彦首相のグループに属する武正氏をはじめ、財務副大臣の五十嵐文彦氏=9区=ら政府・執行部系の議員だけだった。


 結束が固いとされる小沢系議員も一枚岩ではない。反対を明言する松崎哲久氏=10区=は23日、地元で取材に応じ、「(デフレの)この時期に増税という政策自体が誤っている」と改めて政府・党の姿勢を批判。ただ、離党など採決後の行動については「状況に応じて考える」と述べるにとどめた。


 一方、小沢氏が率いた旧自由党出身の小宮山泰子氏=7区=は、賛否を明らかにしていない。23日は地元での予定をすべてキャンセル。携帯電話にも出ないため、秘書も「連絡がつかない」。


 小沢氏と行動をともにした場合、党や省庁ポストの失職もありうる。防衛政務官の神風英男氏=4区=はこの日、志木市での集会で、賛否に触れなかったものの「自分は政府の一員」と強調。環境政務官の高山智司氏=15区=も、21日の取材に「粛々と賛成する」と答えている。


 幹事会では今年の党員・サポーター数が1万2900人(5月末現在)で、前年より300人減ったと報告された。県市町会議員も離党が相次ぎ、100人程度から88人へと減少している。ある県議は険しい表情で「こんなお家騒動が続く限り、退潮傾向に歯止めがかからない」と嘆いた。

8596チバQ:2012/06/25(月) 23:58:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000107-mai-pol
<一体改革>民主、造反への処分焦点 法案採決で除籍例なし
毎日新聞 6月25日(月)23時27分配信

 26日の税と社会保障の一体改革関連法案の衆院採決をにらみ、民主党内では造反議員への処分をめぐる駆け引きも激化している。しかし、民主党は法案採決を巡っては造反者を除籍(除名)した例はない。さまざまな政党出身の「寄り合い所帯」として生まれただけに、分裂回避を優先して軽い処分をこれまで繰り返してきたのが実態だ。

 昨年6月、菅内閣不信任決議案に賛成した松木謙公、横粂勝仁両衆院議員は除籍。ただ棄権・欠席した小沢一郎元代表ら8人は党員資格停止3カ月、当選1回議員5人は厳重注意にとどまった。

 一方、法案採決の場合はこれまでは最も重くても党員資格停止だった。大量造反や党幹部の造反は処分が甘くなる傾向もある。反対を明言しながら「離党はしない」とする鳩山由紀夫元首相らに自信を与えている。

 04年5月、自公民3党合意による年金制度改革法案の衆院採決では、中井洽(ひろし)副代表(当時)ら5人が反対。小沢代表代行(同)ら4人が欠席・退席した。だが参院選直前の混乱を避けるため、執行部は処分を行わなかった。【野口武則】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000064-san-pol
民主分裂…消費増税法案あす採決 小沢氏「直後に新党」同調は頭打ち
産経新聞 6月25日(月)7時55分配信

 ■鳩山元首相、反対明言も「離党は考えていない」

 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案は26日に衆院一体改革特別委員会での採決を経て、同日の衆院本会議で採決が行われる見通しだ。民主党の小沢一郎元代表のグループ内では採決直後に離党し新党結成に踏み切るべきだとの声が強まっている。ただ、離党届を45人分集めたものの、ためらう議員も多く頭打ちとなっている。野田佳彦首相サイドは24日も説得を続けたが、切り崩しは難航している。

 法案に反対する議員は50人台に上るとみられ、棄権も含めると「造反」は70人規模になりそうだ。首相は25日の臨時代議士会で結束を訴える考えだが、情勢は変わりそうにない。

 小沢氏側近は「採決後すぐに新党立ち上げになる。政党名も決まっている。小沢さんは完全に腹を固めた」と断言した。小沢氏は離党届を54人分以上確保することで、与党が過半数割れするのを狙っている。

 だが、反対を決めても離党には二の足を踏む議員は多い。「小沢新党」が結成されても展望が見えないからだ。小沢氏と連携してきた鳩山由紀夫元首相は24日、北海道室蘭市で記者団に「消費税率を上げる前にやることがあると期待してくれた有権者に顔向けできない行動はしたくない」と反対する意向を示したが「離党は考えていない」と語った。

 厚労族の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は長崎県諫早市で「法案には反対だが、党を割りたいわけではない」として、棄権する考えを示した。

 54人以上が離党した場合、少数与党となり内閣不信任決議案が可決される可能性がある。このため、党執行部は造反した場合でも除籍(除名)処分にはしないことで分裂を防ごうとしている。

 民主党はこれまで法案採決の造反で除籍した例はなく、城島光力国対委員長は24日のNHK番組で「過去の事例を検証して対処する」と述べた。

 岡田克也副総理は24日、都内で講演し「みなで手分けして説得にあたっているが、電話してもだいたい留守電。コールバックも少なく、かなり煮詰まった状態だ」と述べた。

8597チバQ:2012/06/25(月) 23:59:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120625-00000501-san-pol

消費増税 民主の反対派、中間派、賛成派…地元で訴え
産経新聞 6月25日(月)8時59分配信

 消費税増税を含む社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を26日に控え民主党の賛成派、反対派、中間派は地元で有権者にそれぞれの立場を訴えた。

 ≪反対派≫

 ◆東京14区・木村氏「有権者の後押し 自信」

 東京スカイツリー人気に沸く東京都墨田区を地元とする民主党の小沢一郎元代表に近い木村剛司(たけつか)衆院議員(当選1回、東京14区)。24日午前7時から区内の商店街で開かれた月1回の朝市に足を運んだ。

 「消費税増税反対で頑張ってます!」

 格安の総菜や魚介類を買い求めようと行列をつくる買い物客らに声をかけた。約1時間かけて会話を交わした有権者のうち9割以上が「増税なら生活ができなくなる」と悲鳴を上げた。

 次に向かったのはJR錦糸町駅前。スカイツリーを背後に拡声器を抱え「社会保障を先送りにした談合大増税に大義はない。反対票を投じる」と宣言した。

 木村氏の地元には中小企業が多い。スカイツリー効果は飲食店や土産物店などに限られ、地元経済への波及効果は薄いともみられている。消費税率が上がっても価格に転嫁はしづらく、打撃を受けるのは必至だ。

 「中小・零細企業は消費税を払うために借金をしている。庶民の生活の苦しさを野田佳彦首相は分からないのか…」。支持者には党分裂回避を求める声も少なくない。小沢氏の印象も芳しくはない。それでも木村氏は有権者の声を聞くにつれ、法案反対へと自信を深めた。(山本雄史)

 ≪中間派≫

 ◆茨城2区・石津氏「悩ましい、直前に判断」

 「非常に悩ましい。率直な意見を頂戴して考えをまとめたい」

 1年生議員でつくる中間派グループ「礎会」の会長、石津政雄衆院議員(茨城2区)は23日、茨城県鹿嶋市で開いたミニ集会で有権者と向き合った。

 法案に賛成するか結論はまだ出していない。増税の必要性は認めるが「その前に身を切ることが必要だ」と、国会議員定数削減の実現を求めてきたからだ。

 「税率を上げるのはやむを得ない」「年金暮らしで増税になったら外食や買い物に行けなくなる」

 有権者の賛否が分かれるなか石津氏は「採決前に定数削減を盛り込んだ衆院選挙制度改革関連法案を審議入りしなかった場合は『重大な決断をする』と執行部に言ってきました」と自身の取り組みを訴えるにとどまった。

 鉾田(ほこた)市で開く後援会会合へ向かうため車に乗り込むと、中間派議員と携帯電話で連絡を取り合った。小沢一郎元代表に近い議員らからも電話がかかってきた。後援会会合では「棄権は絶対にしないでください」との注文もつけられた。

 「月曜日の代議士会が終わった後に決めたい…」

 もはや逃げ道はない。(坂本一之)

 ≪賛成派≫

 ◆埼玉1区・武正氏 弁明、内紛に「うらみ節」

 衆院社会保障・税一体改革特別委員会で民主党の次席理事を務める武正公一衆院議員(当選4回、埼玉1区)は24日午後、地元のJR浦和駅前を行き交う買い物客らに呼びかけた。

 「政府として身を削る改革をやった上で、国の借金の返済や子育て支援のため消費税は今のタイミングで上げなければいけない」

 松下政経塾で野田佳彦首相の後輩。野田グループ(花斉会)の中核メンバーとして増税の必要性を訴える立場にある。

 この日は朝から国政報告会を3カ所でこなしたが、支持者とはいえ、こと増税に関しては簡単に理解してもらえるわけではない。

 「民主党はマニフェスト(政権公約)で4年間は消費税を上げないと言っていたじゃないか」。さいたま市内での報告会ではあからさまな反対論が飛んだ。小沢一郎元代表との党内抗争への批判も続いた。武正氏は「反対者が一人でも少なくなるように呼びかけを連日行っています」と弁明。移動中の車内では携帯電話を手放さず、中間派に賛成を呼びかけた。

 街頭演説を終えた武正氏は「党内のゴタゴタへの批判が多く、法案の中身にまで議論がいかない…」とこぼした。(楠城泰介)

8598チバQ:2012/06/26(火) 00:01:30
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120625/plc12062523460019-n1.htm
【民主分裂】
 首相は3度「心から…」 でも「超内向き」輿石氏が処分先送りで造反助長
2012.6.25 23:44 (1/3ページ)

小沢グループの会合のため都内のホテルに入る小沢一郎元代表=25日午後、東京都港区(桐原正道撮影)
 消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を26日に控え、野田佳彦首相と民主党の小沢一郎元代表の溝は埋まるどころか、広がるばかり。党分裂は秒読み段階に入った。(坂井広志)

 「国難から逃げず国難に立ち向かう。こういう政治を実現したい。法案の衆院通過に向け、ご支援、ご賛同を賜りますよう、心から心から心から、お願い申し上げます」

 25日夕、国会内で開かれた民主党の臨時代議士会。首相は目を真っ赤にさせながらこう訴え、深々と頭を下げた。

 だが、最前列を陣取ったのは小沢系ばかり。首相が「社会保障改革は待ったなしだ」と訴えると「バカじゃないのか? 単なる増税じゃないか」。「最低保障年金の旗を降ろしてない」と言えば「だったら今国会で出せ!」−。ヤジはやむことがなかった。

 「これ以上、民主党の醜態は見せられない」。そう考えた代議士会長の細川律夫前厚生労働相は首相の演説が終わると、報道陣に退室を促したが、川内博史衆院議員らがひな壇に詰め寄り公開を要求。細川氏は絶叫した。

 「早く退室をお願いします。国民が今生きるか死ぬかの時なんです!」

 その後も1時間余り首相や党執行部への批判が続いた。「衆参ねじれ国会で政権与党としての覚悟を持つことを共通認識としてもらいたい。みなさん、首相を信じてほしい。現場の指揮官として私も一緒に信じてほしい!」。最後は輿石東幹事長がこう訴え、議論を打ち切った。

 × × ×

 代議士会が終わると小沢系の約35人は、拠点とする都内のホテルになだれ込んだ。代議士会中、議員会館に籠もっていた小沢氏も姿を現した。

 「明日はいよいよ採決だ。極めて重要な日になる。政治家として日頃の主張を明確に行動で表さなければならない。すべてはそれからだ!」

 小沢氏がこう語ると拍手と歓声が沸き、ビールで乾杯した。集まった議員にあるのは小沢氏への忠誠心のみ。首相や民主党への思いはすっかり断ち切ったようだ。

 次期衆院選を「早ければ9月」と踏む小沢氏の目標は、与党を過半数割れに追い込むのに必要な54人以上の離党届を取りまとめることにある。そのめどが立てば速やかに新党を結成し、衆院で内閣不信任決議案を可決させ、首相を退陣に追い込む。首相が解散すれば「増税談合勢力VS反増税勢力」の構図で民主、自民、公明3党を一気に攻め立てる算段なのだ。

× × ×

 こうした中、輿石氏は「処分の議論はすべきでない」と明言。造反者の処分を先送りし、反対票を投じた議員も除籍(除名)処分ではなく党員資格停止などで済ませる方向で調整し始めた。

 これならば何とか党分裂だけは回避できる−。「事なかれ主義」の輿石氏らしい発想だが、処分の軽減・先送りを採決前に画策すれば、造反を助長するだけ。修正合意した自民、公明両党の信義も踏みにじることになるが、そんなことに頓着しない。

 25日午後、輿石氏は自室を訪ねた鳩山由紀夫元首相に、菅直人前首相がブログで「小沢氏の呪縛から離れ、自らの判断で行動してほしい」と訴えたことをこうなじった。

 「菅君もブログに書かずに俺に会いにくればいいんだ。党を一本化しようとしているのに割ろうとしているヤツこそ除名だ!」

 一方、首相支持勢力では、小沢系への憎悪が増す。首相周辺は「欠席ですら除籍にしたいのに反対を除籍しないなんてあり得ない」と断言。無法地帯と化した民主党の現状をある中堅はこう嘆いた。

 「消費税法案に賛成して離党するっていうのはどうかな。もう面倒くさいよ。こんな党にいたくない…」

8599チバQ:2012/06/26(火) 00:02:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120625/plc12062522470017-n1.htm
法案造反に大甘処分繰り返した民主党
2012.6.25 22:46 (1/2ページ)[小沢一郎]

小沢グループの会合に出席し、都内のホテルから出る小沢一郎元代表=25日午後、東京都港区(桐原正道撮影)
 「寄り合い所帯」の民主党はこれまで、重要法案への造反に甘い処分を繰り返してきた。社会保障・税一体改革関連法案に関し、野田佳彦首相のグループ議員は「反対票を投じたら除名は当然」(近藤洋介衆院議員)と牽(けん)制(せい)するが、輿石東幹事長ら執行部は党の処分で最も重い除籍(除名)は回避する構えだ。

 民主党は「倫理規則」で、党員が倫理規範に反する行為を行った場合、処分を行うと規定。最も重い除籍処分以下、離党勧告、党員資格停止と続く。処分よりも軽い「措置」として役職停止や幹事長による注意も定める。

 しかし、民主党が過去に除籍処分にしたのは、昨年6月の菅内閣不信任決議案採決に賛成した松木謙公、横粂勝仁両衆院議員、昨年12月に消費税増税に反対して離党届を提出した内山晃衆院議員ら9人のケースなどに限られる。

 法案への造反には特に甘く、平成13年のテロ対策特別措置法に基づく自衛隊派遣承認案件に反対した横路孝弘衆院議員を党役職停止3カ月に、昨年3月の23年度予算案採決に欠席した渡辺浩一郎衆院議員も党員資格停止6カ月にとどめた。城島光力国対委員長は「過去の事例を踏まえて対応していく」と述べており、今回も前例が踏襲されそうだ。

 一方、自民党では小泉純一郎元首相が17年8月の郵政解散後、郵政民営化関連法案の造反者を公認せず、同年10月、綿貫民輔、亀井静香両衆院議員ら計10人を除名にした例がある。

 民主党執行部が党の分裂回避を優先して処分を軽くすれば、一体改革関連法案の衆院採決で造反が増えるのは確実。小沢一郎元代表らを離党させまいと過去の事例より寛大な処分を下せば「バランスを欠く」との批判は避けられず、難しい対応を迫られている。

8600チバQ:2012/06/26(火) 00:07:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120624-00000078-mai-pol
<一体改革>小沢系、離党なお慎重…駆け引き続く
毎日新聞 6月24日(日)22時17分配信

 税と社会保障一体改革関連法案への反対と離党・新党に言及した民主党の小沢一郎元代表のグループが態度決定を迫られている。毎日新聞が24日までに地方支局などを通じて調べたところ、ほとんどの議員が「マニフェスト違反」を理由に反対を明言しつつ、離党には慎重な議員が少なくない。輿石東幹事長ら党執行部は、除籍(除名)など重い処分を見送ることで分裂回避を図るが、処分が軽いとなれば造反が拡大しかねないことから、採決ギリギリまで駆け引きが続きそうだ。【まとめ・竹島一登】

 元代表側近の松崎哲久衆院議員(埼玉10区)は24日、さいたま市内での会合で、「後期高齢者医療制度の廃止も最低保障年金も民主党の公約は撤回、先送りだ」と、民主、自民、公明3党合意を批判し、法案への反対を明言した。

 「公約違反」は小沢元代表が強調してきたポイントだ。柳田和己衆院議員(比例北関東)は毎日新聞の取材に、「マニフェストが骨抜き。国民との契約違反だ」と発言。福島2区の太田和美衆院議員は、「被災地の復旧復興が先」と語った。

 賛成を明言したのは、「まず身を切ることが前提。野田佳彦首相にはその覚悟があると思う」(坂口岳洋衆院議員・山梨2区)など、わずかだった。

 小沢グループ内では側近を中心に「処分前に離党すべきだ」との強硬論が高まっている。大阪6区の村上史好衆院議員は24日、取材に対し、「離党が正しい対処法。政治目標によっては新党に参加する」と明言した。

 ただ、グループ内には濃淡がある。原口一博元総務相(佐賀1区)は造反を否定したうえで「党を割るべきではない」と語った。離党届を取りまとめた21日の会合に出た49人の衆院議員の中でも、複数の議員が署名に応じなかった。このうちの一人は「本当に離党するかどうかは執行部の判断次第だ」と発言した。

 また、かつて小沢元代表に近かった福田衣里子衆院議員(長崎2区)は「棄権」を明言した。

 焦点となるのは造反議員の処分の重さだ。首相周辺には「反対したら除籍(除名)だ」との意見が強い。しかし、党分裂回避を目指す輿石氏は慎重な姿勢で、周囲にも「法案への反対では除籍にはならない」と語る。

 過去の民主党の処分で除籍になったのは内閣不信任案決議への造反だけ。法案採決では党員資格停止どまりだ。城島光力国対委員長は24日のNHKの討論番組で「基本的には過去の事例を検証して対処することになる」と除籍にはならないとの認識を示唆した。

 政府・民主党執行部は説得の電話作戦を続ける。ただ、岡田克也副総理は24日の東京都内での講演で「手分けして説得しているが、だいたい留守番電話だ。コールバックも非常に少ないという煮詰まった状況だ」と嘆いた。

8601とはずがたり:2012/06/26(火) 16:45:56

<民主党>鳩山元首相が最高顧問を辞任
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000035-mai-pol
毎日新聞 6月26日(火)12時11分配信

 民主党の鳩山由紀夫元首相は26日午前、輿石東幹事長に電話で「党の方針に合わない行動を取るので最高顧問を辞したい」と伝え、輿石氏も受け入れる考えを示した。鳩山氏は記者団に「国民のために、という思いで1票を投じる」と消費増税法案の採決で反対することを改めて表明。離党に関しては「ありません」と否定した。

8602とはずがたり:2012/06/26(火) 16:59:42

消費増税法案:衆院通過 民主造反者は約70人
毎日新聞 2012年06月26日 15時28分(最終更新 06月26日 16時45分)
http://mainichi.jp/select/news/20120626k0000e010232000c.html

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連8法案は26日午後の衆院本会議で、民主、自民、公明3党と国民新党、たちあがれ日本などの賛成多数により可決され、参院に送られた。消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案の採決結果は賛成363票、反対96票だった。民主党から小沢一郎元代表や鳩山由紀夫元首相ら55人以上が反対に回り、欠席・棄権を含む造反者は約70人となった。野田佳彦首相は法案の衆院通過を受けて26日夕、記者会見する。

 元代表は採決後、国会内で開いた小沢グループの会合で「本来の民主党に立ち戻るための努力をこれからもしていきたい」と当面、離党しない考えを示し、結束を呼びかけた。

8603チバQ:2012/06/26(火) 21:41:18
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00226184.html
民主・小沢元代表に近い福田昭夫総務政務官、藤村長官に辞表提出

消費税増税を含む社会保障と税の一体改革法案は、午後1時50分現在開かれている衆議院本会議で、まもなく採決される。
野田首相は、26日朝の委員会で「決断と実行の政治の象徴的なテーマだと思う。熟議を交わして、党内でもさまざまな議論を行ってまいりました。わたしは最終、最後まで、一致結束した対応をしていただけると信じています」と述べ、あらためて法案可決への協力を呼びかけた。
こうした中、民主党の小沢元代表に近い福田昭夫総務政務官が、26日午前、首相官邸を訪れ、消費税増税法案に賛成できないとして、藤村官房長官に辞表を提出した。
これまでの情勢分析では、法案への民主党からの反対は55人前後とみられ、棄権・欠席とあわせると、造反は70人近くにのぼるとみられる。
一方、法案に反対する意向の小沢元代表が、週内にも民主党を離党し、新党結成に踏み切る方向で調整していることがわかった。
小沢元代表が最終決断した場合、40人台の衆議院議員に加え、参議院からも側近議員らが行動を共にする案が検討されており、新党の名前も最終調整に入っているという。
離党者の数は、直ちに衆議院で与党の過半数割れとなる規模には達しない見通しだが、分裂すれば、民主党は大きな危機を迎えることになる。
(06/26 14:03)


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