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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

1462杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/09/20(火) 19:09:47
まぁ、ベテランでさえ粗方落ちましたからねぇ・・・・・

衆院:副議長に横路孝弘氏を選出へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20050921k0000m010024000c.html

 衆院は21日、特別国会冒頭で正副議長の選挙を行い、議長に河野洋平・現議長を再任し、副議長に民主党の横路孝弘元副代表を新たに選出する。衆院選の結果を受け、与党は正副議長を独占する構えも見せたが円滑な国会運営を条件に副議長ポストは慣例通り野党第1党から出すことに落ち着き、横路氏が内定した。

【衆院副議長】

 横路 孝弘氏(よこみち・たかひろ)道知事、党副代表。東大法卒。北海道1区。当選9回。64歳。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1463(1/3):2005/09/21(水) 21:45:25
『民主・敗軍の将』岡田克也前代表に聞く
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050921/mng_____tokuho__000.shtml

 歴史的敗北を喫した民主党。総選挙前、「政権を取れなかったら代表を辞任する」と背水の陣で臨んだ岡田克也前代表(52)は、自らの“マニフェスト”通り前原誠司氏にバトンを託した。しかし選挙戦の余韻がまだ残る中、民主党の戦術などへの風当たりは依然強い。当の本人はどう感じているのか。敗軍の将に自らを語ってもらうと…。 (竹内洋一)

 ――今回、自民党に投票した有権者は、岡田さんに「きまじめすぎる」とか「固い」というイメージを持っていたようです。

 リーダーは、きまじめかどうかとか、固いかどうかとかという基準で判断されるべきものではない。実際に選挙結果に影響があったとすれば残念。財政や少子高齢化は危機的状況で、今までの小泉さんの四年五カ月の改革では、とても追いつかないと申し上げた。私自身の危機感、時代認識がうまく伝わらなかったという無念さはある。

 ――首相にあって、岡田さんになかったものは。

 私は小泉さんの実績はあまりなく、改革は進んでいないと思っているが、支持率も高かったので、国民は今までとは違うという認識は持っていたと思う。一方で(民主党は)さらに大きく変えるということを、現実感を持って国民に受け止めてもらえなかったのか、そういうものはあまり必要ないと考えたのか。これはどちらか分からない。

■「あきらめない」若者への訴え

 ――選挙のキャッチフレーズ「日本を、あきらめない。」の意味が分かりにくかったと言われています。

 確かに、後ろ向きだとか、そんなにあきらめてはいないという人がいることは認めます。ただ、(勝ち組、負け組の)二極化の中であきらめざるを得ない人、夢を持ちながら実現させるだけの希望が持てない若者たちがたくさんいる。そういう人たちに送ったメッセージなんです。

 ――当初は「もっと大事なことがある」だったが、変わったのはなぜですか。

 変わったのではなく、まず「もっと大事なことがある」と言った。土俵を郵政に設定するのではなく、より本質的な年金や子育て、財政の立て直しに持っていこうということで、つなぎとして。その上で、「日本を、あきらめない。」に持っていった。最初の想定通りの展開だった。

1464(2/3):2005/09/21(水) 21:45:56
 ――自民党は分裂し民主党にとってチャンスでもあったのでは。

■『刺客』など報道に偏り

 報道があまりに「刺客」騒動に偏っていた。特にテレビでかなりあった。新聞は途中から本来の政策の選挙にしようと努力したと思うが、間に合わなかった部分がある。最初のところで、本来、国民は関心がなかったはずの郵政民営化がぐっと争点に浮上したところに、メディアの役割はあったと思う。メディアの中から自省の念が出てこなかったとしたら、絶望的だと思う。第三者的な学識者の評価を含め、メディア側で考えてもらいたい問題だ。

 私は選挙は政策で争われるべきだと思っているので、最後まで一貫して政策を述べ続けた。それが通用しなかったのは残念。負けは負けだから、当然その責任を負わなければいけないが、日本の民主主義にとって間違ったことをしたという認識はない。今は政策本位の選挙が定着している過程にある。私は、その歯車を逆には戻さなかったという誇りはある。

 ――では、政策と訴え方は間違っていなかった。考え方を変える気はないと。

 ありません。選挙の結果は非常に重く受け止めないといけないが、私自身の考え方が拒絶されたとは思っていない。届かなかったということだ。

 ――民主党は国会審議で郵政民営化法案の対案を出さなかったが、選挙戦の途中で最終的な民営化の可能性に踏み込んだ。郵政の土俵に乗らない方がよかったと後悔していないか。

 それは無理でしょう。あそこまでメディアで郵政の問題が取り上げられた以上は。小泉さんはそれしか言わなかったわけだから。争点になった以上は、ちゃんと議論しないといけない。だから、追加的にマニフェスト(政権公約)の中で「8つの約束」の最後に入れた。私は最終的な姿としては(郵貯と簡保は)民営化か廃止だと言った。

■「訴える力が足りなかった」

 ――選挙結果をみれば、小泉さんの訴えの方が、国民に受け入れられやすかったということになる。

 われわれは(郵政改革の必要性を認めた上で)あの法案には反対だと言い続けたが、小泉さんはいつの間にか、民営化に賛成か反対かということにすり替え、国民もそういうふうに理解した面はあった。われわれに訴えるエネルギーが足りなかったのかもしれない。ただ、小泉さんのまねをすべきだったとは、まったく思わない。

 ――選挙の結果、与党が衆院で三分の二を占め、圧倒的な与党優位になった。

 巨大与党だから、おごりが出てくるかもしれない。でも、そのことも含めてこれは有権者の判断の結果だから、われわれとしては筋を通して、きちんと対案を出していく。二大政党制がこれで崩れたとは全然思わない。

1465(3/3):2005/09/21(水) 21:46:27
 ――巨大与党に対抗して民主党は前原誠司氏を新代表に選んだ。

 危機感を持ってリーダーをしっかりサポートしていけば、次の選挙で大きなチャンスがある。われわれはチャレンジャーだから、みんながリーダーをサポートしなければ与党には勝てない。私も前原君をサポートしたい。私でしか言えないことはあると思う。

 ――前原代表は憲法九条改正論者。民主党には、護憲の立場の人もいる。

 彼個人の考えと、代表になったときの立場は違う。慎重に物事を進めると思う。よく考えることのできるリーダーだから、何の心配もしてない。彼が安全保障の面で勝負するとは必ずしも思っていない。それは国民がいま最も望んでいることではないと思う。

■憲法改正問題「議論は数年先」

 ――憲法改正論議で民主党も自民党と同じ歩調をとって、大政翼賛会のような形にはならないか。

 当面は、憲法は大きなテーマではない。実際に憲法改正を具体的に議論するのは数年先だ。これだけ自公が融合している時に、自民党が簡単に憲法を変えられるわけもない。

 ――自民党との違いをどう打ち出していくのか。

 自民党との違いを論ずることはあまり意味がない。自民党自体がはっきりしない政党だから。民主党の方向性ははっきりしている。われわれが目指すのは「効率的な政府」で、(小泉首相が掲げる)「小さな政府」ではない。市場に任せるところは徹底的に任せる、従来の自民党のように介入はしない。しかし、市場が関与しない子育てとか、そういう部分は政治がきちんと役割を果たす。市場の限界を、政治が補正していく考え方だ。

 ――ご自身の政治家としての今後の展望は。再度、首相を目指すのか。

 私自身の政治家としての目標には、何かになりたいというのはない。自民党を離党した(一九九三年の)段階で、そういう望みはすべて捨てている。二大政党制を定着させたい。政権交代が可能な政治を定着させるのが第一の目標。そのことにまい進したい。

 今回の選挙結果をみても、まだ私の考えが多くの人に理解されるに至っていない。永遠に理解されないかもしれないが、理解される時が五年、十年先に来るかもしれない。それは巡り合わせだから、来なかったとしても、かまわない。

 おかだ・かつや 1953年7月生まれ。通産省勤務を経て90年、自民党から衆院議員に初当選。新生党、新進党を経て98年、民主党に合流。昨年5月に代表に就任し、7月の参院選で民主党を躍進させた。衆院三重3区。当選6回。

1466名無しさん:2005/09/22(木) 21:01:10
「大臣」の呼称やめます=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000133-jij-pol

 民主党の「次の内閣」は22日までに、「大臣」の呼称を使わないことを申し合わせた。前原誠司代表が「われわれの置かれた立場を謙虚に受け止め、呼び方でおごりに聞こえないように」と使用を禁じた。今後は「担当」などと呼ぶ考えだ。
 岡田克也前代表は「野党」に代わって「政権準備政党」の呼称を使用するよう呼び掛け、連合の笹森清会長から「名前なんてどうでもいい」と批判を浴びた経緯がある。前原氏の指示には、政権交代が遠のいたことを踏まえ、前執行部との違いを鮮明にする狙いもあるとみられる。 
(時事通信) - 9月22日19時0分更新

「大臣と呼ばないで」 前原流、「次の内閣」呼称でも 2005年09月22日10時42分
http://www.asahi.com/politics/update/0922/004.html

 「大臣」とは呼ばないで――。民主党が、党の政策決定機関である「次の内閣」の閣議では「大臣」の呼称をやめることになった。これまでは互いに「総理」「官房長官」「大臣」と言い合っていたが、前原代表の指示で今後は「担当」と呼ぶ。

 「次の内閣」は99年に導入され、当時37歳だった前原氏も社会資本整備担当大臣として「初入閣」。いまは「総理」となったが、総選挙で大敗し、政権交代どころか党立て直しが急務のなか、「ままごとのように見られる」(前原氏)ことを嫌った。

 前原氏は21日の「閣議」で「我々は政権を取っていない。置かれた立場を考え、呼び方でおごりに聞こえないよう徹底をしていきたい」と語った。

1467名無しさん:2005/09/23(金) 23:26:47
最近2chに良く張られている>>1382の民主グループ色分け表ですが、
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2005minshu.html
私の考えでは、

寺田(東北)=他の右派→菅派(代表選選対本部事務局長)
玄葉(東北)=野田派→前原枝野派(さきがけ以来の盟友))
北神(近畿)分類不能→前原枝野派(北神をリクルートし野中地盤で立つ事を渋る北神父を膝詰め談判で説得@今週の新潮か文春に出てた)

だと思います。

1468とはずがたり:2005/09/24(土) 02:09:19
>>1467
全部同意見・賛成です。
また直しておきます。京都は松井・北神・福山・山井とみんな前原系でしょうね。

1469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 00:08:15
寺田は、今回はその役職に就いてましたが、ウェブサイトをチェックする限り菅派と言っていいものか疑問だと思います。
河村篠原三日月長安大串森本は他の右派、岩国はその他(羽田勉強会にも出てたし遊軍的な動きをする)、近藤・長島は凌雲会に入ってるかわかりませんが今後前原とのつながりが強くなりそうですね。

1470とはずがたり:2005/09/25(日) 10:47:12
>>1469
一応親父は新自由主義というかトップダウンの寺田知事ですからねぇ。
菅の若手や保守への配慮として代表選選対本部事務局長に起用されたって所なんでしょうか?

1471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 17:01:43
>>1470
グループにはっきり属していない若手や新人の支持をうけるためじゃないかなと。推測に過ぎませんが。
岡田就任のときは、自分はグループに属さない岡田に強く共感するから岡田派を名乗ろうかというようなことを書いています。
自民党との違いを強く意識していて、その勢いで動いてるような印象。
でも、あえてどのグループかに分類する場合は菅グループかもしれません。(今後の動きはわかりませんが)

1472香川県民:2005/09/25(日) 22:49:44
場合によっては自民鉄板区∩民主地方組織貧弱、という選挙区からは撤退を余儀なくされるケースも出てきそう。
「タマが悪い」とされる議員や候補者を差し替えられるかどうかに注目してみたいです。

<民主党>政党交付金が減少、落選者の処遇に苦慮
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050925-00000070-mai-pol

衆院選で惨敗した民主党が、大量の落選者の処遇に頭を悩ませている。
小選挙区で敗れ、比例代表でも復活できなかった落選者は03年衆院選の90人から178人と倍増。次期衆院選に向け再び落選者を公認内定した場合、党から支給する生活費などは膨れ上がるが、逆に政党助成金は減ると予想されるからだ。落選者の一部を降板させる作業も避けられず、党執行部は財政、人事の両面で難題を抱えている。
民主党は、03年衆院選では小選挙区で267人を公認し、比例復活も含め177人が当選。今回の小選挙区擁立者は289人に上ったが、うち当選者は111人にとどまった。党本部が、各選挙区で次期衆院選に立つ「公認内定者」を決定。
内定者にはこれまで毎月50万円の活動費と20万円の生活費を一律支給し、活動が活発な者には30万円を上積みして最高100万円を支援してきた。

こうした支援は落選時点で打ち切られたため、民主党幹部は「有望な人物には11月にも次期衆院選の内定を出したい」と意欲的だが、問題は党財政が持つかどうか。落選者のほぼ全員に月100万円を支給すると、年間21億円が必要になり、年間予算140億円の党には過大な負担だ。
しかも、予算の大半を占める政党助成金は議席数などに応じて増減する。今年分は、衆院選前は122億円の計算だったが4億円減額され、来年は105億円にまで減る見通し。「支援額を見直す必要が出るかもしれない」と話す幹部もいる。

今後は落選者を公認内定者としてどの程度残すかが課題になる。前原誠司代表は「活動に問題があった方は公認から外す」と明言。選対幹部も「03年の衆院選後の対応は、惜敗率50%以上は内定するなど甘かった。今回は精査する」と厳正審査をほのめかす。
さらに党所属の小林憲司前衆院議員(愛知7区で立候補し落選。現在除籍処分を決定)が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された事件を受け、候補者の人品をどうチェックするかも検討課題に浮上している。

一方、「風だけで当選してきた人が今回、落選しており、いい候補に差し替える好機」(中堅)との声も上がり、元職も安閑とはしていられない状況だ。【田中成之】

1473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 23:01:57
ホントは、むしろ都市部で落下傘的にやった方が効果的なんじゃないかとも思いますね。
田舎地盤は一日にしてならず。

1474香川県民:2005/09/25(日) 23:30:57
>>1473
福岡の岩本参院議員のような前例がありますから都市部の方が効果的というのは明らかですね。
田舎だと地縁血縁があって候補者の努力だけではどうにもならない部分が多いですし。

>>1472関連で四国スレから引張ってきましたが
この記事の通りだと数人は差し替え必至の情勢かと思われます。
高知も五島氏は選挙違反や年齢の事もあるし、次は1区に中山氏を持ってくる、なんて作戦が取れないものかと。

861 名前:無党派さん 投稿日:2005/09/12(月) 02:34 ID:rDNZifFl
民主候補惜敗率の推移

          前回    今回
玉井@愛媛1区  38.6%    43.4%
斉藤@愛媛2区  43.9%    56.2%
高橋@愛媛3区  55.3%    66.0%
浜口@愛媛4区  32.8%    45.7%

小川@香川1区  79.4%    88.2%
玉木@香川2区  67.5%    69.6%  前回は真鍋

高井@徳島2区  86.6%    75.4%
仁木@徳島3区  57.6%    67.8%

五島@高知1区  84.0%    92.4%
田村@高知2区  43.2%    64.1%
中山@高知3区  39.3%    72.5%  前回は川添

1475とはずがたり:2005/09/26(月) 00:59:18
>>1472-1474
確かにホントは都市部はポッと出でもゆーめーじんなら通っちゃうし,田舎は地道に活動してる人が当選するからねぇ。そういう意味では田舎は地盤のある現職の地方議員を候補者にすれば生活費丸抱えせずに済むし,支部の維持費少なくて済みそうだしいいんちゃうかなぁ。。
ただ都市部の有名人作戦は風見鶏のゆーめーじんは民主が勝ちそうじゃないとなかなか急な立候補要請に応じてくれそうに無いけど。。
風だけで当選しちゃった悪いタマを変える絶好の機会だとは思うけど,これを生かせるかなぁ。特に東京・神奈川。

民主は交付金4億円減 衆院選結果で再算定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000011-kyodo-pol

 衆院選で各政党が獲得した議席数と得票数に基づいて再算定される2005年分の政党交付金(助成金)の新たな見込み額が13日、共同通信社の試算で分かった。惨敗し、議席を大きく減らした民主党は4億1800万円減の117億7300万円となった。
 大勝した自民党は当初交付額から3億7500万円増の157億9400万円。議席をわずかに減らした公明党は2400万円減の29億4600万円、1議席増やしながらも得票数を減らした社民党は300万円減の10億2300万円。交付金を受けない共産党は試算から除外した。
 政党要件を満たした国民新党は6000万円、新党日本は4000万円が交付される。新党大地は要件を満たさなかった。
(共同通信) - 9月14日6時14分更新

1476あかかもめ:2005/09/26(月) 07:07:26
>>1469-1470
菅G、横路G系で構成しているリベラルの会会員ですからまあ菅Gに近いと言ってもいいんじゃないですかね?
http://www.manabu.jp/diary/index.php?20050916
これ読んでるとそんな気がする。

1477名無しさん:2005/09/26(月) 19:26:37
>>1476
「リベラルの会」に所属している人は、左派と考えて差し支えないでしょう。
そうすると、川内博史の鳩山派というのもクエッションですかね。
でも、簗瀬進は完全な鳩山側近ですしね。うーむ。

「リベラルの会」結成にあたって
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/seitoutou/minsyu-liberal.htm(誤字多し)
 私たちは、東西冷戦に象徴されるイデオロギー対立の政治が終焉した21世紀こそ、「真の自由」と「真の民主主義」を実現する世紀にしたいと思います。
そして、「真の自由」と「真の民主主義」こそが、世界に平和をもたらし、個々人に光り輝ける人生をもたらすものと考えます。
 以上の基本認識の下、私たちは、次の基本的な考え方を政策実現していくために、「リベラルの会」を結成します。
1、 憲法第9条の精神を世界に広め、活かしていきます。自衛隊は専守防衛に徹し、一部の国を敵国扱いすることとなる集団的自衛権は行使せず、
国連を中心とした集団的安全保障の確立を目指します。国連改革を推し進め、新しい国連の下、積極的に世界平和の構築に取組むとともに、
北東アジアの平和と安全の為にイニシャティブを執っていきます。
2、 真に自立した市民一人一人が政治に参加することのできる「市民に開かれた政治」を目指します。そして、「市民に開かれた政治」の中で、
社会的立場の弱い人を含むあらゆる人が、安心して自由に暮らしていける社会の実現を目指します。
<世話人>(五十音順)
【衆院】 石毛えい子、稲見哲男、○生方幸夫、大出 彰、○川内 博史、○小林千代美、○今野 東、○近藤昭一、島田 久、○辻 恵、
中川 治、楢崎欣弥、○西村智奈美、○平岡秀夫、藤田一枝、本多平直、松野信夫、水島弘子 【参院】○梁瀬 進、○白 真勲
 (○印は事務局担当)

世話人のうち、戻ってこれた代議士は、川内、近藤昭、西村智、平岡のみ。

1478名無しさん:2005/09/26(月) 20:03:43
「リベラルの会」世話人以外の議員の情報

■憲法9条改正に慎重…「リベラルの会」民主若手が設立(読売新聞08/03)
http://dzusi.seesaa.net/article/405088.html
//【衆院】石毛暎子、岩國哲人、生方幸夫、川内博史、近藤昭一、増子輝彦、井上和雄、大出彰、今野東、首藤信彦、
中村哲治、楢崎欣弥、平岡秀夫、水島弘子、山花郁夫、泉健太、泉房穂、稲見哲男、篠原孝、島田久、
園田康博、田島一成、辻恵、寺田学、中川治、西村智奈美、藤田一枝、本多平直、松野信夫、村越祐民、若井康彦
【参院】岡崎トミ子、犬塚直史、神本美恵子、下田敦子、白真勲

「凌雲会」の篠原孝も入ってますね。

1479あかかもめ:2005/09/26(月) 22:59:41
簗瀬はバリバリの護憲派ですからわかりますけど川内や増子は意外ですねぇ。
この中では井上も鳩山派のような気がした。中村哲治は野田Gじゃなかったでしたっけ?

>世話人のうち、戻ってこれた代議士は、川内、近藤昭、西村智、平岡のみ。
ああ、そうか。ほとんど落選したのか・・・・改めてショックだ。左派の私としては彼らのいない民主党なんてありえないのに。
特に本多と中村の落選は痛い。渡嘉敷や大蔵のような議員が当選して彼らが落選だなんてあまりに理不尽で不条理だ。まあ、それも含めて審判を下したのはほかならぬ選挙民なのだがそれにしたって・・

1480名無しさん:2005/09/26(月) 23:08:17
さきがけ系左派の生方の落選も残念です。
まあ今回、関東全域で目も当てられない総崩れでしたが。

今週のAERAには「民主投票組のマイノリティー哀感」なんて記事が。
凹んでる人は少なくなさそうです。

1481名無しさん:2005/09/27(火) 00:01:50
>>1479
他にも、水島、山花、首藤ら党内左派は総崩れですね…
>>1480
生方は立候補前にさきがけに所属していましたが、
この数年はずっと横路グループに居ましたから、
さきがけ系左派というのにはちょっと違和感が。

1482名無しさん:2005/09/27(火) 00:41:55
>>1479
国会議事録を見ると梁瀬議員は9条の1項は守るべきだけど自衛隊の存在を無視することはできないので
民主的統制のため9条の一部(3項追加?)を改憲すべきという意見かな。

[005/022] 162 - 参 - 憲法調査会 - 6号 平成17年04月06日

(前略)
 第二点目は、シビリアンコントロールでございます。
 マスコミ等ではシビリアンコントロールを文民統制と、このように解釈をする、翻訳をすることが通例になっております。しかし、これはかなり狭い訳あるいは狭い解釈であると思っております。軍隊の最高指揮者が非軍人、文民でなければならないというのがいわゆる文民統制の意味でございますが、実はヒトラーもいわゆる軍の最高指導者となったときは文民でございました。
 正に現在的な意味においては、シビリアンコントロールとはもっと広く、すなわち民主的手続によって選ばれた議会の統制に服する、そういう民主的統制として理解されるべきであると、このように、これが現在の通説になっているということを主張したいと思っております。アメリカやドイツのシビリアンコントロールの例などは当調査会でも取り上げられたところでございますけれども、我が国においてもこれらを参考にして、自衛隊に対する民主的統制の原理として、一、戦争の開始、二、戦争の終了、三、戦争の予算、この三点は議会の決定によらなければならないということを憲法上明記すべきであると考えます。
 以上でございます。

1483名無しさん:2005/09/27(火) 00:42:19
[015/022] 161 - 参 - 憲法調査会 - 3号 平成16年11月10日

○簗瀬進君 民主党の簗瀬進でございます。
 私は、このシビリアンコントロールの論議というのは、実は今までかなり不十分であると思っております。
 なぜかといえば、自衛隊が軍隊かどうかというそもそも論の論議が非常に我が国の憲法論議ではウエートを占めておりまして、その結果として、自衛隊の活動範囲がどんどんどんどん広がり、海外にも活動するような状況になっておりながら、自衛隊をどういうふうにコントロールしていったらいいのか、あるいはどういうふうに管理していったらいいのかという部分についてのオープンな議論が、今まである意味では封じ込められてきたと。これは非常に重要なポイントだと思います。
 軍隊かどうかという論議はさておき、自衛隊というものを前提とした上でも、憲法で、新しい憲法をつくる、あるいは憲法改正を論議をするといったときに、この自衛隊のシビリアンコントロールについての基本原理を憲法の中にやっぱりきちんと定めておくような、そういう姿勢は絶対必要なんではないのかなと。
 そういう観点から、先生の御著書にございます二つの憲法が結構詳細に引用されております。
 一つは、一七八七年にできたアメリカ合衆国憲法であります。アメリカ合衆国憲法の第一条第八節、議会の権限ということがここにあるわけでありますけれども、その第十一項には戦争を宣言するのは議会の権限であると。正に、戦争を開始するかどうかということの決定は議会がやるということが、これきちんと憲法に定められております。それから、歳出の予算についても、これは二年を超える期間にわたることはできないと、こういうふうなことが極めて明定されております。これは憲法事項になっておるわけであります。それから、陸海軍の統制及び規律に関する規則を定める、これについても議会の権限であるということがきちんと明らかになっている。これがアメリカ合衆国憲法であります。
 同じように、敗戦をした西ドイツ。西ドイツ基本法というようなものがありますけれども、これも先生の御著書に引用されておるように、西ドイツ基本法の六十五条では、防衛に対する議会の責任というようなもの、基本法というのは、これは西ドイツの憲法ですから、正に防衛に対する議会の責任というようなものがきちんと六十五条で原則規定が置かれた上で、七十三条には、防衛に対する専属的な立法権は議会にあると。それから八十七条で、これは軍隊ということでありますけれども、その出動条件は基本法、すなわち憲法によって明示されていなければならないということが憲法上きちんと定められております。その後に、百十五条のaの一というところで、防衛事態の確定は議会の同意が必要であると、こういうふうなことも憲法できちんと定められております。また、予算についても議会が定めなければならない。また、議会の要求による出動停止ということも憲法事項として、これは八十七条のaの四項で定められているわけであります。
 さて、日本国憲法をこれから考えていく場合に、私は今もって、議会の権限について、これは立法でも様々な対応になっています、事前だったり事後だったり。こういうふうなことであっては本当の意味でのシビリアンコントロールはできないと思います。でありますから、憲法でその辺はきちんとやっぱり書いて、しっかりとコントロールできるような、そういう原則を憲法に置いておくべきなんではないのかなと考えますが、いかがでございましょうか。

1484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/27(火) 01:38:19
>>1478
篠原孝は、最近のウェブの記述でも小沢一郎や鹿野道彦に近いところを見せていますし、左派とはいいがたいのではないかと思っていましたが・・・。
小沢一郎や鹿野道彦に近い左派なのかもしれないですけど・・・、政策面でも疑問が・・・?

>>1477
川内は鳩山側近ですよ。
鳩山的なリベラルな面を増幅した感じでは。
これだから、リベラルなんて言葉、仕方ないなあと思うんですが。

1485名無しさん:2005/09/27(火) 22:22:14
参院神奈川補選、民主は女性弁護士擁立へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050927-00000315-yom-pol

 民主党は27日、参院神奈川選挙区補欠選挙(10月23日投票)に、新人で米国弁護士、牧山弘恵氏(40)を公認候補として擁立することを決めた。

 牧山氏は同党の公募に応募した26人から選ばれた。

 民主党の斎藤勁・前参院議員の衆院選出馬に伴う同補選には、自民党が前外相の川口順子氏(64)、共産党が前参院議員の畑野君枝氏(48)の擁立をそれぞれ決めており、女性3人が争う構図となりそうだ。
(読売新聞) - 9月27日22時9分更新

1486名無しさん:2005/09/27(火) 22:38:54
13区次回不出馬 民主・島氏表明
http://mytown.asahi.com/aichi/news01.asp?kiji=12225

「結果は結果」

 「選挙に関して、大変な風があったとか、いろんなことがあるが、結果は結果」。愛知13区で落選し、比例でも復活できなかった民主党前衆院議員の島聡氏(47)は26日夕、地元後援会の幹部を集めた席で、次の総選挙で同区から立候補しないことについてこう話し、不出馬が連敗への責任の取り方であり、けじめであることを強調した。

 小選挙区で3連敗とはいえ、03、05年とも約11万票を集めた。不出馬を惜しむ声はあったが、選対の幹部は「島さんの政治美学だから仕方がない」と声を落とした。

 「政権交代のためには小選挙区で勝たなければならない」。そう言い続けてきた島氏は03年の総選挙で比例復活した時に「次の総選挙の小選挙区で敗れた場合は、愛知13区の次の候補になるより、ほかの方になるほうが党のためになる」と言っていた。

 13区は全国屈指の激戦区。島氏は「大変な戦いだったが、本当にクリーンな戦いができた、それは本当に誇り。そして私の支援者が、私の最大の誇りです」と涙ぐむ幹部らに語りかけた。

 別の選対幹部は「不出馬は、不祥事などのためではない。政権交代と党改革、そのために身を引く。島の思いをくんでほしい」と語っていた。
(9/27愛知各版共通)

1487名無しさん:2005/10/04(火) 23:03:05
テロ特措法延長、賛成で調整へ=前原氏「国会承認は必要条件でない」−民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000100-jij-pol

 民主党は4日、テロ対策特別措置法の効力を1年間延長する同法改正案への対応について、賛成する方向で調整に入った。前原誠司代表は同日午後の記者会見で「国会(事前)承認が(改正案賛成への)必要条件とは考えていない」と言明した。
 同法は2001年に成立、03年に2年間延長の改正が行われたが、民主党はそれぞれの採決で、自衛隊派遣に関する国会の事前承認が必要との主張が受け入れられなかったことを理由に反対した。前原氏の発言はこうした立場を転換、改正案賛成にかじを切ったものだ。
(時事通信) - 10月4日19時1分更新

1488名無しさん:2005/10/04(火) 23:03:35
このあたりかな?>赤松広隆、江田五月、輿石東、朝日俊弘

前原氏の労組対応に異論 民主、常任幹事会で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051004-00000202-kyodo-pol

 民主党の前原誠司代表が掲げる「労組との関係見直し」をめぐり、4日午後の同党常任幹事会で、連合に近い常任幹事から「衆院選敗北の責任が労組にあるというメッセージは遺憾だ」「連合との関係修復を図るべきだ」などの異論が相次いだ。
 前原氏は「連合との関係が悪くなったとは思っていない」と突っぱね、川端達夫常任幹事会議長が「相手(政府、与党)の思うつぼだ」と議論を打ち切った。
 議論の焦点となったのは、前原氏が連合に配慮して郵政民営化関連法案の対案を提出しなかったことが衆院選の大きな敗因と主張している点。
 ある常任幹事は「対案を出さなかったのは(民主党側の)政局判断であり、労組の反対で出さなかったというのは事実と違う」と批判した。
(共同通信) - 10月4日19時47分更新

1489いなばやま:2005/10/05(水) 22:28:04
「現実路線」、どこで対立軸を設定するのかな・・・
右ばかり見ていると左の票が逃げてくよ

前原民主、現実路線に舵 インド洋派遣再延長、特措法改正案賛成へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000005-san-pol

 民主党執行部は四日、インド洋での海上自衛隊の給油活動などを一年間再延長するテロ特措法改正案に賛成する方針を固めた。同党は平成十三年に政府が時限立法で法案を提出した際と十五年の二年延長のための同法改正の際いずれも自衛隊派遣の国会事前承認などを求め反対したが、「対米関係」重視の観点から今回、大きく面舵(おもかじ)を切った。安全保障政策や憲法改正などで現実的な対応を探る前原誠司代表の路線を象徴する流れといえそうだ。
                  ◆◇◆
 十一月一日に期限が切れるテロ特措法改正への対応について前原代表は四日の記者会見で「洋上給油を海上自衛隊は行っているが、具体的にどのような役に立ったのかなど国民への説明責任が果たされていない」と政府を批判し、「総合的なテロ対策の恒久法のようなものを作る必要がある」と持論を展開。賛否については明言を避けたが、「しっかりした対応を民主党としてやっていくことを国民に伝えたい」と現実的な対応をとることを示唆した。
 四日の党外務・防衛部門会議では、「反対」の意見が出たが、党内には「国会の事前承認を条件に賛成すべきだ」との声もある。前原氏ら執行部や「次の内閣」メンバーの間では「前原体制になった以上、民主党も現実路線に舵を切るべきだ」(中堅)との空気が強まっている。「条件つき賛成」については「巨大与党には民主党の条件は軽く一蹴(いっしゅう)され、結局反対せざるを得なくなる。賛成するなら条件はつけないほうがいい」(幹部)との判断に傾きつつある。
 民主党には郵政民営化法案への対応をめぐり「守旧派」のレッテルを政府・与党にはられ、衆院選で大敗に追い込まれた苦い経験から、テロ特措法でも「まず反対ありき」の姿勢は取れなくなってきた。方針転換について「テロ特措法に反対すれば民主党は旧社会党と同じという印象を与える。保守層の支持を得ない限り政権交代は厳しい」と党幹部は語る。
 第二次大戦時の英・チャーチル首相は「外交・安保政策の80%は常識。残りの20%はニュアンスの差でしかない」と説いた。政権担当能力がある政党の外交・安保の基本線は変わらないという意味だが、党内には「衆院選惨敗で民主党もようやく目を覚ました」(中堅)との声も漏れる。
 一方、テロ特措法とともに重要な米国との協調活動に位置付けられるイラク特措法について、民主党は「政府はイラクからの自衛隊撤退など出口戦略の検討に着手している」(幹部)とみている。このため「派遣延長反対を主張しても痛手にならない」(幹部)として、昨年の臨時国会に提出したイラク特措法廃止法案を再提出することも検討している。
(産経新聞) - 10月5日2時47分更新

1490とはずがたり:2005/10/09(日) 01:00:57
民主・小沢前副代表、落選議員の支援で全国行脚へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000311-yom-pol

 民主党の小沢一郎・前副代表は11月から、小沢氏を支持するグループの落選した前衆院議員らを支援するための全国行脚を始める。

 当面、グループの結束強化に力を注ぐ狙いで、党内には、「来年秋の代表選をにらんだ準備活動ではないか」と見る向きもいる。

 小沢氏を支持する若手の会「一新会」は9月の衆院選の結果、解散前にいた53人のメンバーが27人とほぼ半減した。落選者には、会長の室井邦彦氏や、小沢氏の秘書だった樋高剛氏ら旧自由党時代からの小沢氏の側近議員の多くが含まれる。党内では「壊滅状態」(中堅議員)との声もささやかれ、小沢氏の影響力の低下は否めない。

 一新会は、衆院比例選の11ブロックの「ブロック会」ごとに、現職議員、前議員らが集まって情報交換することを決めるなど、体制の立て直しを図っている。選挙後には、新人4人も加わり、メンバーは31人となった。

 小沢氏は、前原代表から代表代行就任を要請された際、「フリーな立場で仲間の応援をし、全国を行脚したい」と語り、固辞した。

 一新会内では、「落選議員の支援は本来、執行部が取り組むべき仕事なのに、やらないから、小沢氏がやるんだ」として、前原執行部と距離を置く空気も根強い。
(読売新聞) - 10月9日0時3分更新

1491名無しさん:2005/10/12(水) 19:44:41
毎日新聞世論調査◆あなたが今、首相にふさわしいと思う政治家は誰ですか。(左から総合−男性-女性の数字%)
          
小泉純一郎              24      23 25
安倍晋三               23      21 25
小沢一郎                5       9  3
前原誠司                3       4  3
菅直人                 3       2  4
福田康夫                3       4  2
麻生太郎                2       2  2
竹中平蔵                2       2  2
小池百合子               1       1  1
谷垣禎一                1       1  1
この中にはいない           29      28 29
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20051010ddm002010030000c.html

1492名無しさん:2005/10/14(金) 22:45:55
テロ特措法改正に賛成の動き 小沢氏「待った」 党執行部を批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051014-00000007-san-pol

 民主党の小沢一郎前副代表は十三日発行「夕刊フジ」のコラムで、インド洋での給油活動などを一年間再延長するテロ特措法改正案について「党の一部に賛成しようという動きがあることは全く理解できない」と賛成の方針を固めている前原誠司代表ら執行部を批判した。党内には再延長に反対の意見も根強く、小沢氏が賛成に「待った」をかけたことで、執行部の党内調整がより混迷する可能性もある。
 コラムで小沢氏は「米国に頼まれれば世界中のどんな地域にも、どんな紛争にも、わが国の軍隊である自衛隊を派遣して支援できることになる。これは完全に日本国憲法に抵触する行為だ」と指摘し、「給油支援も後方支援も戦争の支援に変わりはない」と強調した。
 テロ特措法をめぐって民主党は平成十三年に政府が時限立法で提出した法案と十五年に二年延長するために出した改正案にいずれも反対した。今回賛成した場合、小沢氏は「党の政策判断が無原則・無秩序に陥る危険性が高い」とも指摘した。
 小沢氏は前原代表からの代表代行への就任要請を固辞し、国会閉会後は、自身を支持する若手グループ「一新会」メンバーで落選した前議員らを支援すべく全国行脚をスタートさせる考えを示している。
 このため、党内には「小沢氏は前原氏との距離を鮮明にし、トップダウンで物事を決めようとする執行部に不快感を示した」(中堅)との見方も出ている。
(産経新聞) - 10月14日3時3分更新

1493名無しさん:2005/10/15(土) 17:34:54
<民主党>テロ特措法延長反対へ 党内世論に配慮
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000014-mai-pol

 民主党は14日、11月1日で期限切れとなるテロ対策特措法を1年間延長する改正案に反対する方針を固めた。前原誠司代表は賛成の意向をにじませていたが、旧社会党系の議員に加え、小沢一郎氏も反対姿勢を明確にするなど異論が強い党内世論に配慮した。18日に正式決定する見通し。
 民主党は03年に期限を2年間延長する法改正に反対したため、党内から「今回賛成に転じる理由が説明できない」と異論が噴出。「無理をしても党がバラバラになる」などの声も出ていた。
 一方、国家公務員の給与を引き下げる国家公務員法改正案は、官公労出身議員などの反対を押し切る形で提出した。執行部はテロ特措法と公務員制度改革双方で反対論を押しきった場合に、反執行部の動きにつながることを懸念。「公務員制度改革は国民に広く支持されるが、テロ特措法は必ずしもそうではない」(党幹部)と公務員制度改革を優先させた。【山田夢留】
(毎日新聞) - 10月15日3時11分更新

1494名無しさん:2005/10/17(月) 01:08:31
「いままで反対しかやってこなかったから法案なんか出せない」という民主党のダメっぷり。
ちなみに >>1488 にある労組対応に異論とは高嶋良充(自治労)議員らしいですが(16日の読売新聞)、
官公労は民主党のガンですね。

前原氏の党運営にきしみ 参院側、対案路線に反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000037-kyodo-pol

 民主党の前原誠司代表の党運営をめぐり、早くも党内にきしみが生じ始めた。重要政策への対案を提示する「改革競争路線」に参院サイドが反発。前原氏が賛成の含みを残すテロ対策特別措置法改正案にも小沢一郎前副代表が反対を表明するなど一枚岩にはほど遠い現状で、求心力維持に腐心しそうだ。
 前原氏は政府、与党と「真の改革の競争をしたい」と郵政民営化関連法や障害者自立支援法案の対案を相次いで衆院に提出した。だが、参院側は「対案提出という結論が先にあり、中身は丸投げの“ミニ小泉”手法だ」「法案の内容はお粗末で、与党の追及を受ける」(ベテラン議員)と冷ややかだ。
(共同通信) - 10月16日15時51分更新

1495杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/10/20(木) 23:01:49
敵に塩を贈る真似して有権者にどう説明するんだ?

「パキスタンに自衛隊派遣を」 前原代表が官房長官に
http://www.asahi.com/politics/update/1020/005.html
2005年10月20日21時57分

 民主党の前原代表は20日、首相官邸に細田官房長官を訪ね、パキスタン大地震について「がれきを除去し、整地してテントを設置するマンパワーが必要だ。自衛隊の派遣も含めて本腰を入れるべきだ」と、仮設住宅設営などのため自衛隊の部隊を派遣するよう求めた。細田氏は「派遣の法的根拠が弱い。国際的な枠組みで前例を積み上げていくことが大切だ」と答えた。民主党は11日から17日まで現地を調査。細田氏に対し、インフラ整備や国際緊急援助隊の能力強化、NGOへの財政支援などを求めた。

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1496名無しさん:2005/10/22(土) 21:31:07
郵政対案、コピーも敗因 民主が衆院選総括
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051021-00000244-kyodo-pol

 先の衆院選で惨敗した民主党の選挙総括文書の原案が21日明らかになった。郵政民営化関連法案の対案を提出しなかった国会対応や選挙戦のキャッチコピー「日本を、あきらめない。」の不評などを敗因として列挙し、党再生に向け前原誠司代表が提唱する対案重視の「改革競争」路線の重要性を強調している。25日の常任幹事会で提示、11月4日に開かれる全国幹事長・選挙責任者会議で討議する予定だ。
 原案は、郵政民営化法案の審議を一時拒否した国会対応について「有権者に“反対野党”と映った」「改革抵抗勢力と批判する根拠を(与党に)与え、選挙戦で受け身となる要因を作った」と指摘。対案を出さなかったことに関し「選挙戦に入って相手陣営から“労組依存体質”による“抵抗勢力”とのレッテル張りを許した」と分析している。
(共同通信) - 10月21日21時5分更新

1497杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/10/25(火) 18:58:20
>>1486
華麗なる転進・・・・・か?

ソフトバンク:社長室長に民主党の島・元衆院議員
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051026k0000m020013000c.html

 ソフトバンクは25日、9月の衆院選で落選し政界を引退した元民主党衆院議員、島聡氏(47)を、社長室長として11月1日付で迎えると発表した。島氏は松下政経塾出身で、当選3回。同党総務局長や「次の内閣」総務相を歴任した。97年ごろから情報通信の競争政策をめぐり、孫正義社長と面識を持ったという。ソフトバンクでは空席だった社長室長につき、経営戦略の立案などで孫社長を補佐する。【岩崎誠】

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1498名無しさん:2005/10/28(金) 00:43:21
「軍隊保持」旧民社系議員が新憲法草案 迷走民主に一石
http://www.sankei.co.jp/news/051024/morning/24pol003.htm

民主党の旧民社党系議員グループがまとめた「新憲法草案」の全文が二十三日、明らかになった。軍隊の保持や緊急事態規定が盛り込まれ、公明党に配慮した自民党「新憲法」案より保守色を強くにじませている。民主党憲法調査会(枝野幸男会長)による「憲法提言」の取りまとめは安全保障分野の意見集約で迷走しており、新たな一石を投じそうだ。

 川端達夫前幹事長ら旧民社党系議員でつくる「創憲会議」による草案は現行憲法を全面改正したもので、前文と百十六条で構成。二十九日に開かれる旧民社党系の地方議員研修会で提示する。

 国のかたちについて、第一条で象徴天皇と国民主権を規定。前文で「悠久の歴史」や「豊かな伝統と独自の文化」の継承発展を打ち出した。四条では、日章旗を国旗、君が代を国歌とした。

 安全保障は、現行九条一項の平和主義を踏襲し、二項で「国の独立と主権を守り、国民の生命、自由および財産を保護し、国の領土を保全し、ならびに国際社会の平和に寄与するため、軍隊を保持する」と明記。四項で徴兵制導入を禁じる一方、国民の「国を守る責務」を盛り込んだ。

 また、外国の侵略や大規模テロ・自然災害を念頭に、首相が緊急事態を宣言し、「軍隊・警察・消防その他国および地方自治体のすべての機関」に直接命令できる権限を与えた。「外国人の人権」をうたう一方で、参政権は「国民固有の権利」とし、外国人参政権を排除した。

 一方、民主党憲法調査会の憲法提言原案は、「制約された自衛権」を明確にし、集団安全保障活動として武力行使を認めることが特徴で、枝野氏は二十日の総会後、「大筋は理解されている」との認識を示した。

 しかし、前原誠司代表が講演で「国家の自然的権利である自衛権が書かれていないのはおかしい」と強調する一方、護憲色が強い「リベラルの会」や旧社会党系議員らは武力行使について「専守防衛を明確にすべきだ」(中堅)との姿勢を示している。旧民社党案作成で足並みの乱れが浮き彫りになり、合意形成が図られるかは不透明だ。

1499名無しさん:2005/10/30(日) 01:30:36
<民主党>「小さな政府」問題で研究会設立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051027-00000009-mai-pol

 民主党の荒井聡、小沢鋭仁衆院議員らが27日、「『小さな政府VS大きな政府』問題を考える研究会」の設立総会を開く。約50人が参加予定。自民党との対立軸練り直しが目的だが、小泉純一郎首相との「改革競争」を叫ぶ前原誠司代表への警戒感もあるようだ。
 呼びかけ文は「小泉政治の下、格差拡大で社会が大きく変化している」と指摘するが、参加者の一人は「前原路線は首相の『小さな政府』と違いが明確でない。民主党本来の考え方を立て直す必要がある」と話す。
 その前原氏は26日の党首討論で「『小さな政府』競争をするつもりはない。大事なところにはしっかり予算をつける」と強調した。【須藤孝】
(毎日新聞) - 10月27日3時3分更新

1500とはずがたり:2005/11/06(日) 11:03:44
惜敗率70%以上の落選者は誰で,65%以上70%未満の落選者は誰だ?
本人の日頃の活動というよりシナリオ・演出競争に失敗した執行部のミスもでかいような気がするが。

院選の公認基準厳格化、民主が検討
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000202-yom-pol

 民主党は5日、次期衆院選公認候補の選定にあたり、先の衆院選小選挙区で落選した候補については、「惜敗率70%以上」を再公認の条件とすることで最終調整に入った。

 前回公認時の「惜敗率50%以上、落選は連続2回以内」との基準からハードルを上げるものだ。新人候補については、60歳未満とする年齢制限も導入する。

 週明けの常任幹事会で新基準を決定し、今月中に第1次公認を発表したい考えだ。

 先の衆院選では、小選挙区で、民主党公認候補が、自民党が郵政民営化反対票組に対する「刺客」として擁立した“落下傘”候補に競り負けたケースも多く、党内からは「敗れた候補の多くは選挙区での日常活動が不十分だった」との批判が出ていた。

 先の衆院選で民主党が小選挙区で擁立した289人のうち、当選した候補は比例復活を含めて111人。比例で復活した候補はいずれも「惜敗率70%以上」の新基準を満たしているが、残りの178人の落選者で新基準を満たすのは59人にとどまる。

 ただ、この基準で前候補が公認から外れた場合、「無所属で立候補し、相打ちになる恐れもある」(党選挙対策委員会中堅)との指摘もある。このため、惜敗率の要件を「65%以上」などに緩和すべきだとの意見もくすぶっており、詰めを急ぐ方針だ。
(読売新聞) - 11月6日9時41分更新

1501名無しさん:2005/11/06(日) 11:50:58
>>1500
惜敗率出てます。
http://www.yomiuri.co.jp/election2005/kaihyou/

1502名無しさん:2005/11/06(日) 12:02:26
南関東ブロックだけ見ても、65%以上70%未満の候補は、
中塚一宏、樋高剛、大石尚子、谷田川元と4人も居ます。
小沢チルドレンの中塚や樋高が非公認って有り得るんでしょうか。
しかし、65%以上になったとしても、青木愛や佐藤謙一郎、首藤信彦らは公認対象から外れますね…
東京でも海江田万里が70%切ってますし、原案通りではまとまらないんじゃないでしょうか。

1503とはずがたり:2005/11/06(日) 12:32:29
>>1501-1502
有り難うございます。
前職は優遇とかするんですかねぇ。。?

1504名無しさん:2005/11/06(日) 18:30:07
>>1503
jiyutoさんとこにまとめありました。相変わらず仕事が早い方です。
記事を見る限り現職の優遇はなさそうですが、
鹿野、海江田、石井一らの大物ベテラン、
中塚、樋高らの小沢派若手を一律70%で切れるのでしょうか?
本多平直が公認されない基準で枝野は納得するでしょうか?
難しい問題ですね。

1505名無しさん:2005/11/06(日) 20:58:30
こういう基準を作ろうとすること自体否定する気はないが、じゃあ、前任者を公認せずに前任者よりも候補者にふさわしい人間を落ち目の民主党が擁立できるかが甚だ疑問だな。

1506名無しさん:2005/11/06(日) 22:53:59
無条件公認せず、予備選をする…ぐらいならね

1507名無しさん:2005/11/07(月) 22:39:46
官公労を切れない民主党
── 事務局押さえる旧社会党最左派 ──
http://www.sentaku.co.jp/keisai/zenbun.htm

民主党内の旧社会党系議員が存在意義を失い、落日を迎えつつある。従来、自民党のように堅固な地方組織を持たない民主党にとって、旧社会党から引き継いだ自治労、日教組などの官公労は有力な支持基盤であり票田だったが、今では次々に明らかになる「公務員天国」の実態に怒る国民の批判を招き寄せるばかりで、足手まといの存在と化してきたからだ。
 むしろ、自らの既得権益の死守だけを目指す官公労を切れない限り、民主党は「総評政治部」と揶揄され、労組依存の果てに衰退した社会党と同じ運命をたどりかねない。しかし、民主党にとって、官公労とそれをバックにした旧社会党系議員との決別は、容易には進まない事情がある。
好餌となった「労組との癒着」

「自民党の郵政民営化反対勢力や民主党は、公務員の既得権益を守ってくれ、身分を守ってくれと要求する特権階級に振り回されている」
 歴史的な自民党の圧勝に終わった先の衆院選での街頭演説で、小泉純一郎は繰り返しこう強調し、民主党に「労組との癒着」とのレッテルを貼ることに成功した。民主党にとって痛かったのは、これがいい加減な「選挙アジ」ではなく、正鵠を射た批判であり、脈々と受け継がれた旧社会党体質を言い当てていたことである。
「郵政解散」によって、自民党側は特定郵便局長の支援を受ける議員を切り離した。一方、前代表の岡田克也をはじめ、本来は郵政民営化に賛成の議員が多かったはずの民主党は、日本郵政公社労組(JPU・旧全逓)や全日本郵政労組(全郵政)など労組のしがらみにあっけなく足をとられた。党内には、約百人に膨れ上がった「郵政公社を守る会」まで結成され、政府・与党の郵政民営化関連法案に対案も出せないまま反対するだけだった。
 実は、自民党は、民主党が議席を伸ばした昨年九月の参院選の直後から、次期国政選挙では民主党の官公労依存を選挙戦の争点に据えようと考えていたフシがある。中川秀直国対委員長をはじめ自民党幹部らは選挙後、ことあるごとに「民主党に公務員改革はできない」「地方分権を進めるためには、『官』の問題点を明らかにしなければならない」などと発言していた。
 一方、民主党側はこうした自民党側の戦略に全く対応できなかった。岡田は昨年十月、経済同友会との会合の席で、出席した財界人らから官公労との密接な関係に懸念を示されても、「自治労や日教組と敵対しても物事はよくならない。彼らと一緒にこの国を変えていくという発想だ」と語り、問題意識の欠如をあらわにしていた。
 岡田自身、日教組王国の一つである三重県の選出で、地元政界に絶大な影響力を持つ三重県教職員組合の支援を受けている経緯もある。二〇〇〇年六月の三重県教組機関紙は「岡田克也さんを衆議院へ」などと呼びかけ、岡田を含む支持候補者との署名入りの政策協定を記した記事を掲載していた。
 だが、岡田や民主党の時代認識はどうやら甘かったようだ。昨年十一月には、民主党の参院幹事長という要職にある、旧社会党出身の輿石東に、大きなスキャンダルが持ち上がった。
 輿石がかつて委員長を務めた山梨県教職員組合とその政治団体が昨年の参院選をめぐり、現職教員らから学校現場などで計一億円ともいわれる資金カンパを半強制的に徴収。教員による(1)輿石の政治団体入会カード集め、(2)選対支部などでの電話作戦、(3)ポスター張り替えや国政報告会への動員、(4)学校施設内での選対会議�@�@など、教育基本法や公職選挙法、教育公務員特例法に抵触する政治的行為が、選挙のたびに行われていたことが発覚したのだ。
 参院選では、日教組教育政策委員長を務めた民主党議員、那谷屋正義の選挙戦をめぐって、地元の神奈川県教組委員長や川崎市教組委員長らが公選法違反(買収)で逮捕されている。本来は公正中立であるべき教育者を使った選挙運動が明るみに出たことに、国民の批判は大きかったが、民主党は知らぬ存ぜぬを通した。
 また、これらと前後して大阪市が職員の福利厚生に非公開で多額の公費を投入していた「職員厚遇問題」が発覚した。市財政が破綻に近づいているにもかかわらず、ヤミ年金・退職金の積立金に十一年間で三百億円以上を支出、四つの互助組合に職員負担額の二、三倍もの公費を支出していたのだ。それだけでなく、カラ残業や労組幹部のヤミ専従(自治体から給料の支給を受けながら非合法に自治労活動などに専従)を黙認し、係長以下の職員にスーツを支給するなど、常識では考えられない慣行が続いていた。

1508名無しさん:2005/11/07(月) 22:40:51
「脱労組」は掛け声ばかり

 大阪市では、勢力の維持・拡大を狙う組合の圧力から、一般行政職に占める大卒の割合はわずか二五%にとどまっている。市営バスの運転手の年収が一千四百万円にものぼり、長年日教組の支配下にあった全国の公立小中学校の校長の年金支給額は、中央省庁の事務次官より月額一万七千円高いことも最近、判明。関淳一市長が市政改革への組合の抵抗を理由に、任期を二年余り残して辞任し、再出馬する意向を表明する事態になっている。
 こうした一連の公務員に関する不祥事・不合理が全国的に波紋を広げたことに反応し、自民党は「あきれた官公労の実態�@�@山梨県教組・大阪市職員問題」という部内資料の小冊子を作成、所属議員や各都道府県連に配布。「選挙力を背景にした官公労の悪態は、自治体の崩壊につながりかねない」と訴えたほか、党内に専門のプロジェクトチームを設置し、民主党攻撃の材料としている。ところが、民主党側は、党内に大阪市職員出身で市労連の支援を受けた衆院議員がいたことや、旧社会党系議員に気兼ねし、何の対応もとらなかった。「山梨県教組問題も大阪市職員厚遇問題も、役員会や常任幹事会で取り上げられたことはない」(関係者)というから呆れてしまう。
 惨敗を喫した今回の衆院選後、新代表に選ばれた前原誠司が「民主党が本来、打ち破るべき旧弊に(自ら)とらわれていた。官公労の問題は解決しなければいけない」と言い始めたが、時すでに遅しである。しかも、四十三歳と若く党内基盤も弱い前原には、早くも実行力に疑問の声が出ている。インド洋での米軍などへの給油活動を一年間再延長する改正テロ特措法について、いったんは賛成の姿勢を示していた前原だが、旧社会党系議員などの反発に押し切られて反対に回った経緯もある。
 衆院選後、民主党内の旧社会党グループ約二十人をたばねる元副代表の横路孝弘が衆院副議長に就任した。保守系議員の中には「横路の言動はこれで制約される。旧社会党系議員の影響力も弱まるだろう」との観測もあったが、前原新体制下でも、相変わらず旧社会党系議員が重用されているのだ。

 まず、社会党書記長経験者の赤松広隆が副代表に就任した。政調会長として、郵政改革に踏み込まないマニフェスト(政権公約)を仕切った仙谷由人は、「次の内閣」厚生労働相として重要な地位にとどまっている。自治労出身の峰崎直樹が「次の内閣」財務相というのも、いかにもの優遇ぶりで、輿石もいまだに参院幹事長に居座っている。
 それでは、民主党は旧社会党勢力をなぜ切れないのか。その要因の一つが、所属議員だけではなく「党の政策スタッフや事務局、地方組織はほとんど社民党から引き継いだ」(民主党議員)ことにある。一九九六年の旧民主党結成時に社民党から三十五人が参加したが、同時に参加した事務局スタッフの多くは社民党でも最左派の社会主義協会出身だったとされる。「公安当局にマークされた人物も複数いる」(党関係者)というが、今も政策立案や議員同士での議論のたたき台となる資料作成などに携わり、影響力を保持している。
 民主党が今回の衆院選に向けて作成した冊子「民主党政策 INDEX2005 日本を、あきらめない」を見ても、左翼イデオロギー色の濃い政策のオンパレードだ。例えば、「永住外国人に地方参政権を付与する法案を提案しました」「希望すれば夫婦が別の姓を選択できる制度をつくる」「『慰安婦』問題の解決を図るための『戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案』の成立を急ぐ」……など。教育関係については、「教科書採択にあたっては、保護者や教員の意見が確実に反映されるよう、(中略)学校単位へと採択の範囲を段階的に移行します」など、日教組の主張そのままだ。
 安全保障面では「自民党の石破茂前防衛庁長官と全く同じ考え方」(自民党国防関係議員)とタカ派ぶりを発揮する前原にしても、首相の靖国神社参拝問題に反対するなど国家の基本姿勢を示す問題に対してはリベラル路線で「隠れ左翼ぶりを発揮している」(自民党幹部)ともいわれる。

1509名無しさん:2005/11/07(月) 22:41:33
剥がすと化膿する「かさぶた」

「学校の教職員が生徒の親のところへ行き、選挙運動をしたらどうなるか。どういう政党が公務員に選挙運動をしろというのか、はっきりさせるため国会で大いに議論すべきだ」
 小泉は十月四日の参院予算委員会でこう語り、自民党が準備している地方公務員法や教育公務員特例法などの、政治的行為に対して国家公務員同様に地方公務員や教職員の懲役刑や罰金などの罰則を加えるための法改正に強い意欲を示した。民主党の現状をあてこすった形だ。
 この関連七法改正案は来年の通常国会に提出される見込みで、実現すれば自治労や日教組は、政治力の源泉である選挙支援などの政治活動をかなりの部分、封じられる。民主党の旧社会党系議員にとっては、強力な後ろ盾がガタガタになることを意味する。当然、民主党は改正案に反対するだろうが、成立を阻止する力はない。
 となると、民主党にとって旧社会党系議員の果たす役割とは何なのかいよいよわからなくなる。長期的には、時代遅れの勢力として衰退していくのは間違いない。だが、一方で事務局や地方組織には深く浸透しており、邪魔だが無理に引き剥がすと化膿しかねない「かさぶた」のような存在だ。
「執行部を含めてみんな無責任で、旧社会党の連中を自ら切る気はない。外部から自治労と日教組をたたいてもらい、旧社会党系議員を選挙が戦えない状況にしてもらうしかない」
 民主党の保守系議員の一人はこう本音を漏らす。国民が安心して政権を任せられる政党に脱皮するには自民党や国民世論の力を借りるしかないというのでは、あまりに情けない。

(敬称略)

1510名無しさん:2005/11/08(火) 02:50:28
>>1507-1509
突っ込みどころ多いなぁ
「相変わらず旧社会党系議員が重用」とか笑える内容だ

1511片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/10(木) 01:53:54
事務局の構成って実際どうなんでしょ。
諸説ありってなところを根拠にしてるのもどうかと思うんですが。この記事もややぼやかしてるし。選択の過去の記事か何か忘れましたが、その点で相当内容が似てる記事ありましたよね、確か。

自民党が選挙を意識して公務員を狙ったのは明らかですね。
確かに参院選後の新執行部のころから、特に意識的になっていたと思います。

1512小説吉田学校読者:2005/11/10(木) 20:06:22
>>1511
これね、国政だと自治労や日教組の民主・社民の選挙運動って問題になるけど、
多選首長の自治体とかだと、幹部の現職支援の選挙運動という問題も出てくるのであって、
小泉首相の言葉を借りれば助役や部長が部下を締め付けたらどういうことになるのか、
はっきりさせたほうがいいと思います。

公務員の政治活動、選挙運動って「職務を利用して」というのが問題であって
私人としてなら、選挙という観点からでは問題はないんじゃないでしょうかね?
中立性の観点からいえば若干問題ですけど(この論点長くなるから後略)。

1513片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 01:03:28
>>1512
猿払事件最高裁判例等との絡みですかね。
私もおっしゃるような考え方に近いです。
まぁそういった自由を保障しないでも(保障しない方が?)うまくいきやすい環境にある我らが日本ですが。

1514名無しさん:2005/11/12(土) 23:20:59
前原氏23日訪韓 盧政権批判で暗雲 大統領、会談拒否も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051112-00000004-san-pol

 民主党の前原誠司代表が今月下旬、党代表就任後の初外遊に予定していた韓国訪問に暗雲が漂っている。前原代表が、対北朝鮮政策をめぐり盧武鉉大統領を「あまりにも柔和的」と批判したことに大統領サイドが反発し、来週にも会談拒否の方針を民主党に伝える可能性が強まっているためだ。小泉純一郎首相の靖国神社参拝で日韓関係がぎくしゃくする中、大統領との会談で独自の野党外交をアピールするねらいがあったが、外交デビューでいきなりつまずく懸念が出ている。
 前原代表は今月二十三日から三日間の予定で訪韓し、最大の目的である盧大統領と会談。国際情勢や日韓関係をテーマに意見交換するほか、大学で講演する日程をほぼ固めていた。
 当初、前原代表の訪韓を歓迎する意向を示していた韓国側だが、急にへそを曲げるきっかけとなったのは、十一月八日付の韓国紙「朝鮮日報」に掲載された同紙とのインタビューの内容、発言だ。
 この中で前原氏は、日米の外交当局の見立てと同様に「盧政権は北朝鮮に柔和的過ぎる」と批判。韓国がアジア地域の平和と安定の主体になるという盧大統領提唱の「北東アジアのバランサー(均衡者)」構想についても、「日本は韓国を間に置いて中国と対話しない。大統領の言う『均衡者』がどういう意味か分からない」と切り捨てた。
 また、衆院外務委員会が昨年八月、北朝鮮から韓国に亡命した黄長●・労働党書記を招待したのにもかかわらず来日が実現しなかったことについて、「韓国が、北朝鮮に配慮し過ぎるあまり非常に厳しい条件を提示した。日本側の警備態勢など内政干渉的な要素が含まれていた」と指摘、当時、日本側で渦巻いていた韓国批判を代弁した。
 前原代表は先月二十八日、来日した韓国の潘基文外交通商相と会談。小泉首相の靖国神社参拝について「韓国は極めて大人の対応をしている」と述べ、訪韓の際の大統領との会談が実現するよう要請していた。大統領サイドも、民主党が新たな国立戦没者追悼施設の建設を目指し、前原代表が小泉首相の靖国神社参拝について「大阪高裁では違憲判決が出ている」と批判していることを、“評価”していた。
●=火へんに華
(産経新聞) - 11月12日3時0分更新

1515小説吉田学校読者:2005/11/12(土) 23:44:29
>>1513
さすがに幹部が関連業界締め付けたり、教師が保護者に電話かけたりというのは
賛成しかねるけれども、
公務員が政党支持を明らかにする自由くらいはあってもいいと思うんですけどね。
だって、極左の身分を隠してる地方公務員だっているんでしょう。
隠すより明らかにしたほうがいいでしょう。

1516とはずがたり:2005/11/15(火) 03:02:23
民主・落選組が「前議員の会」 定年制阻止などで結束
http://www.asahi.com/politics/update/1114/010.html
2005年11月14日19時33分

 総選挙で議席を失った民主党の前議員79人のうち43人が14日、都内で集まり、「民主党前議員の会」(代表、中野寛成・前衆院副議長)を結成した。来週に予定される次期総選挙の1次公認発表に向け、党執行部を牽制(けんせい)する狙いだ。出席者からは前・元職の「65歳定年制」などを盛り込んだ候補者選定基準に批判が集まった。

 党執行部は次の総選挙までに約3分の1の小選挙区で候補者を入れ替える方針。26日に65歳となる中野氏は「我々がそろってカムバックしなければ民主党政権はあり得ない。民主党をあきらめずにがんばろう」と結束を呼びかけた。

 「定年制」について、ベテラン前議員らから「年齢で切るのは差別」「執行部は大衆迎合的」との不満が噴出。65歳未満でも小選挙区で3回連続落選した前・元職を原則公認しない方針にも「自民党の強い地盤で票を伸ばした人も切るのか」「地方組織が育たなくなる」との意見が出た。

 執行部からただ一人出席した鳩山由紀夫幹事長は「公認基準には例外規定もある。できるだけ高度な政治判断をしていく」と火消しに回った。

1517名無しさん:2005/11/17(木) 23:00:05
内閣支持率53.2%、改造後も高水準=民主、1ケタに転落−時事世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051117-00000082-jij-pol

 時事通信社が17日まとめた11月の世論調査結果によると、小泉内閣の支持率は前月比0.3ポイント減の53.2%とほぼ横ばいで、先月末の内閣改造後も50%台を維持した。不支持率は1.2ポイント増の29.7%。一方、政党支持率では、民主党が9.1%と今年9月に前原誠司代表が就任して以来、初めて一ケタ台に転落した。
 調査は10日から13日まで全国の成年男女2000人を対象に個別面接方式で実施し、有効回答率は66.2%。 
(時事通信) - 11月17日17時1分更新

1518杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/11/18(金) 17:59:14
ホントに知らなかったのか?マジ知らなかったとしたら相当お間抜けだな。

西村真悟議員関係者を逮捕 弁護士法違反の容疑
http://www.asahi.com/national/update/1118/OSK200511180028.html
2005年11月18日13時59分

 民主党の西村真悟衆院議員(比例近畿ブロック)の弁護士事務所の元職員が、弁護士資格がないにもかかわらず交通事故の示談交渉をしていたとされる事件で、大阪地検特捜部は18日、元職員ら4人を弁護士法違反(非弁活動)と組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで逮捕した。特捜部は同日午前、容疑を裏付けるために大阪府堺市にある同議員事務所の家宅捜索を始めた。今後、西村議員の事件への関与の有無についても慎重に調べを進めると見られる。西村議員は「まったく知らなかった」と否定している。

 逮捕されたのは、元職員で無職鈴木浩治容疑者(52)と同容疑者の妻の紀子容疑者(39)=いずれも大阪市北区=、美容師河淵憲一容疑者(35)=同=、タクシー運転手林嗣雄容疑者(57)=同府大東市。4人とも容疑を認めているという。

 調べでは、鈴木容疑者は「西村議員大阪事務所」を主宰し、その事務員だったほかの3人と共謀。弁護士の資格がないにもかかわらず、02年2月〜03年9月、6人から交通事故の示談交渉の依頼を受け、損害保険会社に損害賠償額の支払い請求などをした疑い。

 また01年2月〜昨年10月、この6人を含む多数の依頼人に振り込ませた計約4200万円の犯罪収益を、74回にわたって別の口座に移した疑い。

 鈴木容疑者は「弁護士西村真悟法律事務所事務局長」を名乗っていた。依頼人に振り込ませた口座と報酬を移した口座はいずれも西村議員名義だった。

 西村議員によると、95年暮れごろに当時大阪市内にあった法律事務所の職員として鈴木容疑者を雇い、交通事故の保険金支払い事務などを任せていた。その後、00年暮れごろに解雇したという。

 18日午前に記者会見した西村議員は「過去に非弁活動をしていたとの情報が入ったため、口頭で解雇を言い渡した。弁護士として非弁活動を容認することなどあり得ない」と関与を否定した。

1519小説吉田学校読者:2005/11/18(金) 23:54:15
>>1518
昨日の報道段階では、ただの示談屋事件として、
大阪府警が書類送検する予定だったようですが、地検は身柄取りましたね。
これは、組織犯罪処罰法での起訴への挑戦でしょう。
この問題、本当に西村が知らなかった可能性もなきにしもあらずなので、
(弁護士が非弁活動を容認するとは、あり得ないことと思います)
今後の捜査展開を待ったほうがいいと思いますが、とりあえず
報道されていることが事実であれば、焦点は、
・新規案件について西村の同意もしくは黙示の同意(黙認)の有無
・同意もしくは黙認があったとして、西村名義口座の印鑑使用は誰がしたのか。
・印鑑が偽造だったとしても、これを黙認していたのか。
・西村の政治事務所への金の流れはあったか
の4点かと。
このうち、上2つないし3つがあてはまると、国会議員の組織犯罪処罰法違反という
前代未聞の可能性が出てくる。
当てはまらなくても弁護士会からの懲戒は必至。
西村、非常に危うい情勢でしょう。

1520片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/19(土) 17:31:01
これねぇ・・・、非弁行為容認してるようにみえますね。
そもそも、一部報道によると、事務員として雇っていた元職員が持ってきた仕事の報酬を、弁護士たる西村議員と元職員で折半していたとのことだが、そういう報酬体系は一般的なんだろうか。そこから非弁提携につながっているように思えるが。(もっとも、ズルズルと非弁提携になだれていったのではなく、もとからそういう意図ならなおさら悪質。)

逮捕された元職員の事務所、「西村法律事務所」に隣接
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000308-yom-soci

 民主党の西村真悟衆院議員(57)(比例近畿ブロック)の法律事務所元職員らによる弁護士法違反事件で、元職員の鈴木浩治容疑者(52)(逮捕)が主宰する「第三通信社」と、「西村真悟法律事務所」と看板が掲げられた事務所が、大阪市北区の雑居ビルに隣り合って入居していたことが19日、わかった。

 大阪弁護士会に登録された西村議員の法律事務所の所在地は2001年度以降、大阪府堺市になっており、西村議員の秘書の1人は、この事務所の存在自体を知らないとしているが、西村議員は時折姿を見せていたといい、大阪地検特捜部は、事務所開設の経緯などを調べている。

 二つの事務所があったのは、同区天神橋の7階建て雑居ビルで、飲食店や印刷会社などが入居している。

 関係者によると、両事務所は7階に隣り合わせで、入り口は別々だが、内部でつながっており、鈴木容疑者を含めて数人が常駐していた。鈴木容疑者は1998年末に西村議員の法律事務所の職員になった後、このビルの事務所で保険金請求事務の実務を取り仕切っていたとされる。

 この法律事務所は、昨年末に突然閉鎖され、鈴木容疑者の共犯として逮捕された河淵憲一容疑者(35)が個人事務所を開いたが、その後、7階フロアは全面的に改装され、いずれの事務所もなくなった。

 西村議員は当初、法律事務所の所在地を堺市内で登録。91年には大阪市内に開設し、さらに2〜3年ごとに移転させたが、2001年度以降は、堺市深井清水町にある現事務所。

 雑居ビルにあった法律事務所について、西村議員の秘書は「これまでに事務所として弁護士会へ届け出たことはないはず。私自身、そんな事務所があることすら知らなかった」としているが、西村議員が時々、このビルに来ているのを複数のテナント従業員らが目撃していた。

 特捜部は、この事務所について、鈴木容疑者が交通事故の示談を一括して取り扱う“専門分室”のような存在だった可能性が強いとみて追及している。
(読売新聞) - 11月19日15時25分更新

1521名無しさん:2005/11/19(土) 22:08:54
ちょっと話が変わりますが、もし逮捕された人が行政書士なら行政書士法改正(代理権の付与)で
交通事故の示談も可能だと思われるのですが、なぜか報道では非弁活動という扱いになってますね。
このあたりはどうなんだろう。

参考
http://lantana.parfe.jp/gyome03.html

この事件は大阪府警の捜査は4月末で終了、7月頃に書類送検で終わる予定が
今になって地検特捜部が出てくるということは議員本人もアウトっぽいですね。

1522小説吉田学校読者:2005/11/19(土) 23:59:15
>>1520

>雑居ビルにあった法律事務所について、西村議員の秘書は「これまでに事務所として弁護士会へ届け出たことはないはず。私自身、そんな事務所があることすら知らなかった」としているが、
>西村議員が時々、このビルに来ているのを複数のテナント従業員らが目撃していた。

ここがポイントですね。三本間で挟撃されてるところまで来てるでしょう。
仮に弁護士事務所として雇用関係が存続していれば、ただの弁護士に対する補助行為なんですけどね。
やっぱり黙認してたのだろうか?

それと犯罪収益って、あれ非弁活動そのものの報酬は含まれないんじゃないでしょうか
あれからちょこっと調べたけど。誰か教えて。

1523片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/20(日) 00:51:21
>>1521
罰則規定が弁護士法に定められていて(非弁行為)、それに基づいて罰せられるからじゃないでしょうか。
行政書士には代理権が付与されたから、法令上は一定程度の行為が非弁行為に当たらないと。そんな捉え方でいいんじゃないでしょうか。

まぁ国会議員の世界では厳密に法を適用すれば処罰対象になる金集めをやってそうですけど、弁護士業を利用するケースは少ないだろうから、そこを取り締まっても他の議員に及ぼす影響は少ない。
ってことで、捜査しやすそうですね。

1524小説吉田学校読者:2005/11/20(日) 02:15:19
>>1523
非常に簡単に言うと、弁護士が示談屋を使っていたという事案なんですな。
しかし、いまいち、大したことないような気もしないではないんですが・・・

1525名無しさん:2005/11/21(月) 00:18:55
<ガス田開発>「中国に韓国財閥が協力」前原民主代表が指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051120-00000054-mai-pol

 民主党の前原誠司代表は20日、中国が東シナ海の日中中間線付近で進めているガス田開発について「現代グループという韓国の財閥が協力している」と指摘した。さらに、小泉首相の靖国神社参拝に対する批判で中韓両国が連携していることを念頭に「中韓連合で東シナ海の海上権益開発をやっている」との懸念を示した。
(毎日新聞) - 11月20日21時6分更新

盧大統領の竹島発言「どうかしている」=靖国参拝は中止を−前原民主代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051120-00000033-jij-pol

 民主党の前原誠司代表は20日のテレビ朝日の報道番組で、先の日韓首脳会談で盧武鉉大統領が竹島(韓国名・独島)に関する日本の主張を「決して受け入れられない」と発言したことについて「竹島は韓国が実効支配しており、その問題を(韓国に有利に)解決しようというのは、盧大統領がどうかしている」と述べ、批判した。
 ただ、小泉純一郎首相の靖国参拝については「戦争責任を日本がきちんと総括できていないと見られても仕方がない」と指摘。その上で、首相の靖国参拝の中止を改めて求めた。 
(時事通信) - 11月20日15時1分更新

1526とはずがたり:2005/11/21(月) 12:13:52
現職への交付金2割カット=元職・新人支援は現状維持に−民主党方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000197-jij-pol

 民主党は18日、衆院選での敗北で政党交付金が大幅に減額されるため、衆参両院の現職議員に支給してきた年間1000万円の政党支部交付金を来年から2割カットし、800万円とする方針を固めた。一方、元職や新人候補は先に定年制導入など新たな公認基準を設けたことを踏まえ、支部交付金を中心とする現行の840万円を維持。これにより支給額は現職分を上回ることになる。
 9月の衆院選で民主党の議席数は、公示前から64減り、党交付金も来年は約13億円減ることが確実となっている。このため同党は経費節減が急務となり、議員歳費が支給される現職議員への政党支部交付金を切り込むことにした。民主党の現職議員は現在、衆院113人、参院81人で、交付金の2割減により、約4億円の節約となる。 
(時事通信) - 11月19日7時1分更新

1527とはずがたり:2005/11/22(火) 19:26:01
54人を異例の早期公認 民主、衆院選惨敗踏まえ
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20051122/20051122a1470.html
2005年11月22日 (火) 13:02

 民主党は22日午前の党常任幹事会で、次の衆院選に向けた第1次小選挙区公認候補54人を内定した。

衆院選から2カ月足らずでの公認内定は異例。幹事会で前原誠司代表は先の衆院選での惨敗を踏まえ「衆院選は常在戦場だ。早めの準備で戦える態勢をとっていきたい」と強調した。

内定者の内訳は前議員34人、元議員1人、新人19人。民主党は8日に衆院選の候補者選定基準として、新人60歳未満、前・元議員65歳未満(公認内定時)とする「定年制」導入を決めた。内定者は原則的にこの基準で選定され、先の衆院選で落選した石井一(71)、田中慶秋(67)、米沢隆(65)の各前議員らは含まれなかった。今月26日に65歳を迎える中野寛成前衆院副議長(大阪8区)はぎりぎりで内定者に滑り込んだ。

1528とはずがたり:2005/11/22(火) 21:58:54
民主党:次期衆院選の公認54人決める
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20051123k0000m010021000c.html

 民主党は22日の常任幹事会で、次期衆院選で54人(前職34、元職1、新人19)の公認を決めた。現職議員は対象外で、選挙からわずか2カ月後の決定は異例。前原誠司代表はあいさつで「衆院は常在戦場。早く候補者を決め、小選挙区でもしっかり勝つ態勢を早く作る」と強調した。同党は公認について(1)前・元職は公認時65歳未満で、小選挙区で3回連続落選していない(2)新人は公認時60歳未満で、小選挙区で2回連続落選していない−−との基準を設けた。26日に65歳の誕生日を迎える前職、中野寛成前副議長(大阪8区)は期限ぎりぎりの決定だが、党側は「中野氏に配慮しての日程ではない」と説明している。公認決定者は次の通り。(敬称略、カッコ数字は選挙区)

 ◆前職 <宮城>(3)橋本清仁(34)<山形>(1)鹿野道彦(63)<埼玉>(2)石田勝之(50)(12)本多平直(40)(14)中野譲(38)<千葉>(3)岡島一正(48)(6)生方幸夫(58)(8)松崎公昭(62)(12)青木愛(40)(13)若井康彦(59)<神奈川>(1)佐藤謙一郎(58)(6)池田元久(64)(7)首藤信彦(60)(12)中塚一宏(40)(18)樋高剛(39)<東京>(1)海江田万里(56)(2)中山義活(60)(5)手塚仁雄(39)(13)城島正光(58)(22)山花郁夫(38)(24)阿久津幸彦(49)<石川>(1)奥田建(46)<福井>(2)若泉征三(60)<静岡>(8)鈴木康友(48)<大阪>(4)吉田治(43)(8)中野寛成(64)(9)大谷信盛(42)(12)樽床伸二(46)(18)中川治(54)<奈良>(2)中村哲治(34)<広島>(7)和田隆志(42)<福岡>(3)藤田一枝(56)(5)楠田大蔵(30)(10)城井崇(32)

 ◆元職 <長崎>(4)宮島大典(42)

 ◆新人 <北海道>(11)石川知裕(32)<岩手>(2)畑浩治(42)<宮城>(4)石山敬貴(35)<秋田>(3)京野公子(55)<長野>(5)加藤学(36)<岐阜>(5)阿知波吉信(42)<静岡>(7)阿部卓也(39)<愛知>(10)杉本和巳(45)(15)森本和義(39)<兵庫>(7)石井登志郎(34)<奈良>(3)吉川政重(42)(4)森下豊(47)<和歌山>(1)岸本周平(49)<岡山>(5)花咲宏基(39)<広島>(3)橋本博明(35)<香川>(2)玉木雄一郎(36)<高知>(3)中山知意(27)<福岡>(7)中屋大介(27)<沖縄>(3)玉城デニー(46)

毎日新聞 2005年11月22日 18時32分

1529とはずがたり:2005/11/25(金) 01:14:03
繰り上げ当選は誰〜?

名義貸し容疑で立件へ 西村議員、認める意向
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20051124/20051124a4330.html
2005年11月24日 (木) 19:24

 西村真悟・民主党衆院議員の法律事務所元職員らによる弁護士法違反(非弁活動)事件で、大阪地検特捜部は24日までに、西村議員が、違法な活動を認識しながら弁護士としての自分の名義を使用させていたとの見方を強め、同法違反(非弁護士との提携)容疑で立件する方針を固めたもようだ。大阪府警と合同で捜査する方針。

一方、これまで関与を否定していた西村議員は同日、周辺関係者に「弁護士法違反に当たるとは思わなかったが、総合的に見ると法律違反と言われても仕方がない状況だ。捜査には進んで協力する」と容疑を認める意向を伝えた。

特捜部の調べでは、逮捕された元職員鈴木浩治容疑者(52)は2002年から04年にかけて、西村議員の弁護士印を使用し、弁護士資格がないのに保険会社と交通事故の示談交渉をして約4200万円の報酬を受け取り、議員側と折半していたとされる。

1530名無しさん:2005/11/25(金) 09:10:56
>>1529
兵庫10区の岡田康裕氏ですね。(当選者は渡海紀三朗)
http://www.janjan.jp/sousenkyo/2005/hireiku/kinki.php#minshu

この人は前回初挑戦の総選挙でも比例次点だったようで…
http://www.janjan.jp/senkyogaomosirokunaru/hirei/list_hirei.php#kinki_minshu

1531あかかもめ:2005/11/25(金) 13:12:44
>>1528
良かった良かった。本多さん公認された。これを見てると候補者選定も妥当な線に落ち着きそうですね。
未完成公認はいかがなものかと思うが・・・

>>1529
西村先生は議員辞職するおつもりなのだろうか?

1532名無しさん:2005/11/25(金) 23:55:47
>>1531
本田氏が公認されて、武山氏や五十嵐氏が公認されないのは何ででしょうか?
なんか理由があるのでしょうか?

西村氏は今回の件で男を下げましたね。政策はともかく、愚直なところを買っていたのですが、嘘をつくとなると、「西村よ、おまえもか」という気持ちです。

1533とはずがたり:2005/11/26(土) 00:10:33
五十嵐氏も復活当選が続いてたからでしょうかねぇ。
鳩山氏が自分の子分を優遇したと受け取られるのを避けた,とか?
武山氏はなんかちょっとした不祥事起こしてた気がしますし非公認が妥当な気がします。
流石に副議長経験者を無碍には扱えないんじゃないでしょうかねぇ?

>>1530
有り難うございます。
何度見ても民主の負けっぷりは鬱になるなぁ。。_| ̄|○

1534小説吉田学校読者:2005/11/26(土) 00:58:10
>>1529
ちょっと事件の構図が変なので、西村の弁明を信じた私がバカでございました。

1535名無しさん:2005/11/26(土) 01:17:47
>>1130-1141 新左翼系人物の突然の乱入はなんだったのか?

連合群馬:「中島氏がHPで中傷」、民主の支援凍結 公式見解求め、質問状も /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051125-00000007-mailo-l10

 前回の衆院選で民主党公認で群馬4区から立候補(落選)した中島政希氏(52)が、自分のホームページ(HP)上で、「労組を中傷する文章を掲載した」として、民主党県連を支援してきた連合群馬が党県連に対し、支援の凍結を通知していたことが24日、分かった。さらにHPの内容についての公式見解を求める質問状も提出しており、「納得のいく回答が得られるまで、凍結を解除しない」と強硬な姿勢を見せている。
 毎日新聞社が入手した一連の文書などによると、中島氏は10月下旬、衆院選を総括するHP上の文章で、「新左翼系人物の乱入で公認決定が遅れた」「(民主党は)労組の傀儡(かいらい)」などと記述した。これに対し連合群馬は猛反発。「掲載内容は事実無根」として、今月9日付で支援の凍結と質問状を通知した。
 連合群馬が既に、傘下の各地域協議会の組合員大会で、党県連幹部の出席を拒否する事態に発展している。阿部和彦副事務局長は「党県連も中島氏と同じ考えなのか。今後の協力態勢も含め見解をただしたい」と話した。
 質問状について、党県連の黒沢孝行幹事長は「すぐに結論の出る問題ではなく、今後の対応は白紙」と述べるにとどまった。一方、中島氏は「全国的にありふれた話で連合群馬の過剰な反応。時間をかけて対応すればいい」と語った。党県連は近く幹部による会合を開いて対応を協議する。【杉本修作】
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点
 ◇「保守化」にいら立ち
 連合群馬が民主党県連に対して通知した支援凍結は、保守色を強める党県連に対する連合群馬のいら立ちを如実に表している。HPの記述が問題となった保守系の中島氏は前回の衆院選で、連合群馬の推薦を受けずに、脱労組を前面に出した選挙戦を展開。程度の差こそあれ、中島氏に賛同した候補も多く、党県連の一部で脱労組の機運が高まった。一方で、労組からの支援を頼る地方議員は多く、連合群馬は方針を明確にしない党県連に対し、不満を募らせている。
 中央では民主党の前原誠司代表が労組依存体質の脱却を目指し、連合の支援のあり方を見直す動きは全国でも見え隠れする。連合群馬の強硬策に対し、党県連がどう対応するかは、今後の支援体制を大きく左右する。【杉本修作】

11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日16時21分更新

1536あかかもめ:2005/11/26(土) 01:20:21
>>1532-33
第三次公認まで持ち越したんじゃないんですか?違うの?
西村氏に関して言えばなんだかなぁって感じです。速やかに辞職して民主党と関係を絶っていただきたい。
そもそも、自民党に居ても最右派に位置する人が民主党に居る事が間違ってる。そこからしてなんだかなぁって感じですわ。

1537とはずがたり:2005/11/26(土) 01:29:04
この記述ですな。>>1535

〈H17/10/25 UP!〉総選挙の結果について
http://homepage2.nifty.com/seiyu/monthly132.html

さて、私自身や群馬県の選挙について語らなくてはならない。私の選挙について言えば、得票は過去最高に伸ばしたものの惨敗に終わった。敗因はマクロ的な要素も大きいが、ミクロ的な要因から言えば準備不足が大方といってよい。

私や他の保守系候補擁立にいたる群馬民主党内のドタバタ劇はいずれ詳しく公表するが、今回の群馬の五選挙区に立ったメンバーについては、すでに昨年九月の段階で名前が出揃っていた。ところが新左翼系人物の突然の乱入やそれに便乗した守旧派の妨害などがあり、4区の公認決定は解散の前日になってしまった。

事務所を開き、印刷物を発注し、各地に選対を作り、事務局スタッフをそろえたところで、もう公示になっていた。表敬訪問も名簿集めの余裕もなく、要するに有権者への個別の働きかけが(それは選挙の基本なのだが)、ほとんどできなかった。惨敗だったが、組織的にも知名度的にも全国有数の強敵を相手の逆風下の短期決戦という条件を考慮し、運動量と結果を計れば上出来の得票だったといえなくもない。

1538片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/26(土) 02:34:23
弁護士事務所の仕事にヤクザまがいの者をかかわらせて、さらに名義貸しして金をかせいじゃいけないでしょう。
先述したように、あからさまで取り締まりやすいところだったからここまで発展したという面はあるでしょうし、お金のやりくりもあるんでしょうから、どうやっても許せない悪事だとはいいませんが、制度の信頼を裏切るという意味では甚だしいものです。
議員辞職にいたる可能性が高いとは思いますが、次の選挙も遠いといわれていますし、民主党から離れる可能性がそれなりに高そうですね。
しかし実はこのタイプは今の自民党で誰に近いかというとよくわからないですね。人気がそれなりにあるとはいえ自民党が拾うかな? そう考えると、いろいろと苦しい。

>>1534
お金を折半しつづけていたというところで、ただの巻き込まれ事件ではないと思いました。
組織犯罪のは、元事務員についてだけかもしれませんね。

1539名無しさん:2005/11/26(土) 09:53:11
西村事件の方は、党本部からの声があまり聞こえてこないのも心配。
議員辞めないと言い張った場合にちゃんと対処できるだろうか?

1540名無しさん:2005/11/26(土) 09:58:26
調べてみたら、遅ればせながら対処してるようですな。
しかし「議員辞職はしない考え」とは…

http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20051125/fls_____detail__082.shtml
西村議員に辞職要求へ
民主党「離党で済まぬ」

 民主党は同党の西村真悟衆院議員が弁護士法違反(非弁活動)容疑で逮捕された元事務所職員への
名義貸しを認める発言をしたことを受けて、25日夜に前原誠司代表、鳩山由紀夫幹事長が党本部で対応
を協議し、西村氏に議員辞職を求める方針を決めた。

 鳩山氏は協議後、記者団に「西村議員は比例代表(近畿ブロック)で選ばれた国会議員で、離党勧告
だけで済むのか。議員を辞すのが筋だ」と述べた。

 ただ西村議員は同日、平野博文総務局長が連絡を取ったところ「責任は感じているが、(北朝鮮)拉致
問題など国政課題に関して議員として行動したい」として当面は議員辞職はしない考えを伝えたといい、
民主党が対応に苦慮することも予想される。

1541片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/26(土) 10:58:55
直接政治活動にかかわることでなく、猥褻・薬物の類の犯罪でもないってことで、本人としては区別されてほしいという気になるんでしょう。
ただ、逮捕されたら、印象が悪いから、やめざるをえなくなるのではないでしょうか。

1542小説吉田学校読者:2005/11/26(土) 22:12:34
弁護士がこういう形での非弁活動容認というのは本当にあり得ず(だったら、雇用を続ければいい)
最初は、まったく信じられなかったのですが・・・・

私は、これで議員を辞めるなら、むしろ建国義勇軍事件の時に辞めるべきだと思うけれども、
このことといい脇の甘さ。見え隠れするポピュリストぶり。
好漢、名を惜しめよとしか今はいえない。

1543小説吉田学校読者:2005/11/27(日) 23:42:22
「お仲間」のはずの産経が頑張ってるんだよね、この事件。
産経大阪社会部は、かつての黒田軍団の「窓」みたいな企画を夕刊でやってるし。期待大。

西村議員の取り分 公表所得の倍か
http://www.sankei-kansai.com/a1-syakai/syakai2.htm

ちなみに前のほうでは書かなかったけど、多分、送検で身柄を取る方向に変わったのは、
組織犯罪法をやりたかったからです。

1544片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/28(月) 00:55:40
>>1543
そうなんですかね?
自分は、ウェブで見る限り、読売が速報ベースで一歩先駆けている印象をもっていました。

あと、確かに単にそこそこの非弁提携だけで身柄事件にまですることはなかったんだろうなぁという感触を持ってます。
身柄確保後、元職員の素性等に踏み込むのかも・・・?

1545杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/11/28(月) 13:36:50
タイ───────────────(゚∀゚)───────────────ホ!!!

西村真悟議員を逮捕 非弁護士に名義貸し容疑
http://www.asahi.com/national/update/1128/TKY200511280059.html
2005年11月28日13時17分

 民主党の西村真悟衆院議員(57)=比例近畿ブロック=の弁護士事務所を舞台にした弁護士法違反事件で、大阪地検特捜部と大阪府警は28日、西村議員が鈴木浩治容疑者(52)=同法違反容疑で逮捕=に自分の弁護士名義を使わせて43件の示談交渉を不正に受任させていた疑いが強まったとして、西村容疑者を弁護士法違反(非弁護士との提携禁止)容疑で逮捕し、政策秘書ら2人も共犯容疑で逮捕した。特捜部と府警は事件の全容解明に向け、西村議員が受領していたとされる「名義貸し料」の総額や使途などの特定を急ぐ。

 2人は、政策秘書の佐々木俊夫容疑者(47)=東京都港区=と、同議員事務所事務員の寺沢秀美容疑者(44)。

 調べに対し、西村議員は大筋で容疑を認めているという。特捜部と府警警備部は同日午前、大阪府堺市にある弁護士事務所や自宅などの家宅捜索に着手した。

 調べでは、西村議員らは98年5月〜04年5月、弁護士資格を持っていない鈴木容疑者が交通事故の示談交渉計43件を不正に受任した際、損害保険会社から保険金が振り込まれる口座名や示談関係書類などに、西村議員の弁護士名義を使わせた疑い。

 西村議員は鈴木容疑者に給与を支払っていないなど雇用関係はなかったが、同容疑者は「西村真悟法律事務所事務局長」と名乗り、この期間に計約190件の示談交渉を不正に受任していたという。

 特捜部のこれまでの調べによると、鈴木容疑者による無資格の弁護士活動(非弁活動)によって得られた保険金は、いったん大阪市中央区の銀行に開設された「預かり金口座弁護士西村真悟」名義の口座に入金。その後、鈴木容疑者らが引き出し、報酬分の1割を受け取って西村議員と折半していたという。

 西村議員が示談交渉の依頼人に会うことはほとんどなく、法律事務は鈴木容疑者に一任していたとされる。

 西村議員は「不祥事は私の管理のずさんさから起きた。その責任から逃れようとは思っていない」としたが、鈴木容疑者の非弁活動については一貫して「知らなかった」と否定。25日には大阪弁護士会に退会届を提出しようとして受理されなかったが、「議員としての責務を果たすことに専念したい」として議員辞職する考えがないことを強調していた。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1546小説吉田学校読者:2005/11/28(月) 21:54:12
>>1544
ひところの「グリコ森永、北工作員関与」とか「麻原代表、逮捕へ 大阪府警」とかの
誤報連発の産経大阪社会面に比べ、格段によくなっていると思うけれども、
どう見ても読売が一歩先んじてるね。比べて、論敵のはずの朝日、毎日が弱いなあ。

元職員の過去よりも、今回の捜査で、西村議員の過去についての暗部が炙り出されるかもしれません。

にしても、金がないから、せこい小遣い稼ぎに走って、泥沼にはまったのでは、
これまた論敵辻元清美を笑うことなど到底できないでしょうね、西村支持者は。
政治家が捕まるのもせこくなったというかスケールが小さいというか。
ここらで一発、検察は一大奮起してもらうしかありません。

1547名無しさん:2005/11/29(火) 23:39:29
五島氏に議員辞職勧告も=公選法違反事件で−民主党の前原代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051129-00000192-jij-pol

 民主党の前原誠司代表は29日午後の記者会見で、同党の五島正規衆院議員(比例代表四国ブロック)の政策秘書らによる買収事件で、高知地検が連座制適用に向け「100日裁判」を申し立てたことについて「今回の事案は覆しようのない状況だ。毅然(きぜん)とした対応を取ることが必要だ」と述べ、五島氏への議員辞職勧告を含め厳しく対処する方針を示した。 
(時事通信) - 11月29日23時1分更新

1548片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/01(木) 01:55:09
微妙なところか・・・。
連座制裁判に持ち込まれてる&争っていることをもって、潔くないだとか反省しておらず国民を裏切るやり方だとか言いますが、百日裁判で取り扱われ決着が早くつくという事情もあるし、連座というのは一応別人の罪をかぶるようなもので、ケースによっては法の解釈がきわどいものになりうる。争うことだけで批判すべきだとは思えません。
しかし、現実には争うことだけで批判を受けることも多いし、陣営から選挙違反を出したということは批判を受けてしかるべきな面もある。また、「今回の事案は覆しようのない状況」らしい。
ということで、仕切りなおしを期すためにこういう方針をとるのでしょうが、やや乱暴な感はあり。(乱暴でも、姿勢を見せることが重要という考え方もあるが。)
ここで辞職したから、松本和巳に批判が集まるというわけでもなさそうだし・・・(仮に自民党の議員が先にやめたら”上手に”民主党攻撃に使いそうだが)。

民主党:前原代表が五島議員の辞職要請 党内で波紋
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20051201k0000m010085000c.html

 民主党の前原誠司代表が記者会見で政策秘書が公選法違反(買収)で起訴された同党の五島正規衆院議員の議員辞職を求めたことが30日、党内で波紋を広げている。西村真悟衆院議員(除籍処分)が弁護士法違反容疑で逮捕されるなど所属議員の不祥事が目立つ中、批判の芽を早めに摘んでおく狙いのようだが、幹部からも「裁判も始まっていないのに早過ぎる」と勇み足を懸念する声も出ている。

 五島氏については、政策秘書の有罪が確定すれば、連座制適用の訴えが起こされる見通しで、前原氏は29日の記者会見で「覆しようがない状況だ」と述べた。さらに「裁判を経た後にそういう事態になるのは良くない。毅然(きぜん)とした対応を取ることが必要だ」と議員辞職を勧告する考えを示唆した。1日には平野博文総務局長が五島氏に議員辞職を求める予定。

 発言の背景には、西村議員の事件がある。年内に不祥事がらみの話にすべて決着をつけ、年明けから反転攻勢に転じたい狙いとみられる。

 しかし、五島氏は連座制適用の裁判で「争う意向」(幹部)。本人の意向を飛び越えて前原氏が「有罪」を宣告した形となったことに、複数の幹部は「記者会見で言うのは問題」「本人が逮捕された西村議員とは違う」などの声も上がる。【須藤孝】

毎日新聞 2005年11月30日 20時16分

1549杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/12/02(金) 18:56:47
五十嵐は落下傘だったから致し方ないかも知れないけど、福島は好いタマだと思ったんだけどなぁ・・・・・

ただ、福島氏は(何度も顔を合わしたけど)保守本流を自認し梶山静六を尊敬していると公言しているから何時自民党へと走るかも知れないかと気が気でならないんですよね。ひょっとして次期知事選で自民・民主相乗りの候補として出馬とか・・・・・まさかね。

1区福島氏、7区五十嵐氏 次期衆院選は不出馬
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily05.htm

 民主党県連(大畠章宏代表)の常任幹事会が一日、水戸市内で開かれ、今秋の衆院選に出馬し落選した1区の福島伸享氏(35)=元経産省官僚=と、7区の五十嵐弘子氏(61)=元つくば市議=が、次期衆院選への不出馬を表明した。
 両氏とも「同一選挙区で二度落選した新人候補者は次期衆院選で公認しない」などとする党本部の認定基準に従ったもの。
 福島氏は「ゼロから支えてくれた支持者に感謝したい。今後は一市民、一党員として、茨城の政治風土を変えるために尽くしたい」と話し、五十嵐氏は「役割は十分果たし、いい区切りだと思う。今後は若い人に頑張ってもらいたい」と話した。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1550名無しさん:2005/12/09(金) 23:27:11
石田日記も反発してますな。

前原代表 米で講演、集団的自衛権を容認 党内から反発も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000026-maip-pol

 【ワシントン須藤孝】民主党の前原誠司代表は8日午後(日本時間9日午前)、ワシントンの戦略国際問題研究所(CSIS)で外交・安全保障問題について講演した。前原氏は、中東からの原油輸送に使われるマラッカ海峡などのシーレーン(海上交通路)を他国と協力して防衛するため「憲法改正と自衛隊の活動拡大が必要になる」と述べ、憲法を改正し集団的自衛権の行使を認めるよう提唱した。前原氏は「党の政策」と位置付けており、党内に反発を呼ぶ可能性もある。
 前原氏は、日本有事の際のミサイル防衛や周辺事態などのケースでも米軍との共同行動が可能になるよう集団的自衛権の行使を認める必要性を訴えた。ただ「国民の理解が得られない国際貢献は米国の協力要請を断る場合もあり得る」とも述べた。対中関係については「経済発展を背景に軍事力増強を進めており、現実的脅威だ」と指摘した。
(毎日新聞) - 12月9日17時32分更新

1551片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/10(土) 01:33:17
>>1550
自分が見たバージョンでは反発かどうかよくわからなかったんですが(大きく変えようと思わないのが日本国民だと前に言ってたし)、そもそも石田日記の立ち位置ってよくわかんないですね。
前原代表は、ブレが感じられたり、とりあえずぶち上げてみることをよくやりますけど、安保についてはこうやってときどき持論を出して行くやり方がマッチするんじゃないかと思います。
集団的自衛権概念に頼らずとも自制できる日本でありつづけられるならば、そういう概念は時機を見て外す方が合理的だと思うんですが、民主党の政策としてはどうするのがいいんでしょうか。

1552小説吉田学校読者(風邪完治):2005/12/10(土) 18:32:28
みほっち復活? 母として国会に戻れるか。五島の凋落は淋しいような・・

民主・五島議員「15日までに進退判断」 買収事件受け
http://www.asahi.com/national/update/1210/TKY200512100192.html

1553名無しさん:2005/12/11(日) 09:45:44
前原氏の独断専行にも党内は静か

来年の9月に向けて、すでに前原下ろしが進んでいるという事ですかね。

1554小説吉田学校読者:2005/12/11(日) 10:45:31
>>1551
この米国での講演予定稿をみると、もうほとんどイメージとして加藤紘一と同じ。
http://www.dpj.or.jp/seisaku/unei/BOX_UN0243.html

もの凄く要約すれば「日米は安保や経済で連携しつつ、中朝と対抗しましょう」
ということでしょう。
シーレーンまで持ち出すのはどうかと思うんですが(昔の「不沈空母」を思い出しちゃいます。)
まあ集団的自衛権は極東限定ということにすれば党内同意も得られそうな感じはします。
あとは「手段」の問題に行き着くと思います。

私は個人的には11日からの中国訪問のほうに注目しておりまして、靖国参拝に関して
「私は野党党首で、靖国の歴史観とは共有できないが、
我が国の首相をそんなに悪しく言うのは許せない」
くらいのことを言えるかどうか、これに注目しております。
もし言えなければ、前原代表は訪問国が違えば言うことも違うという単なるおのぼりさん、口舌の徒であります。

1555名無しさん:2005/12/11(日) 19:05:28
>>1554
日本の国益・国民益を主張しろというのならともかく、
小泉首相個人を擁護しろというのは…

1556小説吉田学校読者:2005/12/11(日) 20:04:44
>>1555
要は中国政府の口車に乗って変なことを言わないでという意味でありまして、
「悪しく言うのは許せない」は
佐藤栄作と対立していた松村謙三が中国訪問時に言った言葉。

1557杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/12/11(日) 21:02:03
>>1556
日中復交に生涯を賭け、今生きていたらさしずめ「ホロン部」呼ばわりされていたであろう松村ならともかく、兎角に日頃から中国・韓国に強行保守張りの言動を繰り返している前原では現状の「政玲経熱」状況を変えることは不可能だと思いますよ。

それは兎も角、社民党の福島党首も村山の爺さんと一緒に中国訪問しているんですよね。
http://news.google.com/news?hl=ja&amp;ned=jp&amp;q=%E7%A4%BE%E6%B0%91%E5%85%9A+%E8%A8%AA%E4%B8%AD

読売は勿論、毎日・朝日でさえ大きく扱わないとこ見ると、日中関係の冷却振りがよく解かる気がしますけど、これは勘繰り過ぎですかね?

1558小説吉田学校読者:2005/12/11(日) 22:12:19
>>1557
日中の政治打開は野党党首の訪中では無理だと思うので、
私の書き込みも前原の政治性に限定しているのですが、
社会党右派だったひとが「米帝国主義は日中共同の敵」
とか言ってしまう国でありますので、中国寄り発言をしてしまうのではないか、
ならば米国発言はなんだったかという可能性無きにしも非ずということを言いたいのです。

1559片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/11(日) 22:41:48
>>1553
ちょっと考えたところでは、それは違うんじゃないかと思いますね。
前原下ろしが進んでいるなら、もっと段階的に追い詰めていき、代わりの選手を出そうと努力するものではないでしょうか。

それとも、党内の反発が小さく見えるのはもう起爆剤がセットされてしまったから、というのが政界ではけっこうよくあることなんですかねぇ。

1560片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/11(日) 22:52:31
>>1554>>1556
>「私は野党党首で、靖国の歴史観とは共有できないが、我が国の首相をそんなに悪しく言うのは許せない」
なるほど。これはなかなか骨のある発言例だと思いました。参考になりました。

ただ、講演の原稿は、加藤紘一とイメージとして同じですかねぇ?
加藤紘一の著作等は読んでないので、私のイメージが違うかもしれませんが、加藤の場合はもっと融和的な言葉遣いをするイメージがあります。
吉田学校さんが大枠で見て、私は細部の言葉遣いをみているからそういう違いになるのかもしれません。新聞や党の反応(?)も細部にかかわることが多いような感じです。

1561杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/12/12(月) 14:25:11
こんな最中に民主党に入るのはなぁ・・・・・

黒岩参院議員が民主に入党届
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2005121029543

 参院新潟県選挙区の黒岩宇洋氏(無所属)は10日、民主党に入党届を提出した。早ければ12日からの週の初めにも党本部が承認する見通し。本県の民主党国会議員は7人となり、自民党と同数になる。
 同党参院議員の森裕子氏が黒岩氏と同じ2007年参院選で改選期を迎えるため、今後、両氏の2人公認とするか立候補調整するか、党本部で検討されることになる。


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