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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

5904とはずがたり:2009/09/05(土) 03:21:54
<山形県>
選挙中の記事。

自公「バーター」過熱 選挙区と比例区で票譲り合う 双方に危機感
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908280210.html
2009年8月26日

 「選挙区は自民に、比例区は公明に」――逆風下の選挙戦となっている自民党と公明党が、それぞれの「票」を選挙区と比例区で融通し合う「バーター」に躍起だ。選挙区で3議席維持を目指す自民は、一定の組織票を持つ公明の協力が欠かせない。一方、公明は前回05年総選挙の比例東北ブロックで悲願の2議席にわずかに届かず、再チャレンジの今回、自民票の上積みに期待を膨らます。(南日慶子)


 25日、山形市のJR山形駅前で開かれた公明党の演説会に、太田昭宏代表が姿を見せた。「何が何でも東北比例区2議席奪取。そして与党が勝つよう前進したい」と呼びかけると、支持者らが「そうだ」と気勢を上げた。

 公明は前回比例東北ブロックで目標の2議席獲得に約1万3千票足りず、1議席にとどまった。県内での得票は約9万6千票。今回、どうにか上積みをしなければ2議席確保はおぼつかない。

 自民も利害は一致する。加藤紘一県連会長は今月初めの党県連の会議で「公明党は各選挙区で最低限8千票から2万票をもっている。かなり確実な集票能力がある政党だ」と紹介。そのうえで、「公明党としてみれば、(比例東北で)1万3千票を上乗せできれば2議席とれる。そのかわり選挙区では必死に自民党を応援したい。そういう率直な話し合いが行われており、一種のバーターですが、これを我々はぜひ実行していきたい」と議員らに呼びかけた。

 公明は3選挙区で自民候補を推薦した。だが「自公協力のお手本」と言われ、前回の比例で公明が約3万7千票を獲得した2区は、公明への協力を熱心に呼びかけた遠藤武彦前衆院議員が引退。「前回並みの票獲得は難しい」との見方が大勢で、目減り分をほかで上積みする必要がある。

 公明が期待を寄せるのが、激戦の1区の自民前職遠藤利明氏だ。公明の前回1区の比例票は約2万9700票。今回は「3万票に載せたい」。一方、遠藤氏も民主への追い風に危機感を強め、公明の全面的な支援を待望している。

 公示前日の17日、上山市で開かれた決起集会で遠藤氏は「私には比例区で復活当選できる可能性はない。小選挙区しかない。だから比例は公明党にお願いします」と演説。公明県本部の寒河江政好代表は、前のめりになって拍手を送った。「遠藤さんも必死になってくれた。こうすればだんだん組織も動く」

 遠藤氏は25日の公明の演説会にも登場。公明支持者の間を握手して回ると、「遠藤コール」が起きた。ただ、バーターが計算通り行くかは自公とも計りかねている様子だ。

 公明は、自民の県議や市議にも「比例は公明」と徹底するよう求めているが、「温度差がある」と県本部幹部。

 一方、遠藤氏の陣営幹部も「遠藤コールなどこれまでなかった。その半面、公明の動員は少ない気がする」。そしてこう話す。「本格的に動き出すのはこれからだ。互いにきちんと動いたかは、結果が出れば分かる」

5905名無しさん:2009/09/05(土) 09:20:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009090502000057.html
【社会】
自民県連 陳情だれに 総選挙で全滅…困った
2009年9月5日 朝刊

 衆院選で大敗し、十三県で小選挙区の全議席を失った自民党。中でも岩手、山梨、滋賀は比例代表での復活当選がなく、参院議員もいないため、自民党の“完全空白区”となった。同党の地方議員や首長らは「これから国への陳情は誰を頼ればいいのか」と頭を悩ませている。 (北川成史)

 「知事も民主党。国とのパイプ役がいなくなった」。四日午後、自民党本部で開かれた全国幹事長会議。岩手県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は、困り果てた様子でそう発言した。

 「王国」とも呼ばれる小沢一郎・民主党代表代行の地元・岩手で、自民は最後の一議席を失い国会議員がゼロに。県内では東北横断自動車道などが整備中で、千葉さんは「東北地方で国会議員のいる県は陳情に協力してほしい」と呼び掛けた。

 山梨県は堀内光雄元通産相ら三人が全敗した。堀内さんは長年、超党派のリニア中央新幹線議連の会長を務めた。前島茂松・県連会長代行は「金丸信先生(故人、元副総裁)の地元で自民王国だったのに。国会議員がいなくなった県のために、党本部は窓口を作ってほしい」。九都府県で構成する建設期成同盟の愛知県の担当者は「超党派といっても自民が中心だった。当面は様子を見守るしかない」と落ち着かない様子で語った。

 参院議員が二人だけになった長野県。轟好人県連事務局長は、田中康夫・新党日本代表が知事時代にいったん中止した浅川ダムの建設計画の行方が気がかりだという。「参院の先生にがんばってもらうしかない」

 滋賀県は名神高速道路の湖東三山スマートインターチェンジの建設を推す自民前職が見直しを求める民主前職に敗れた。吉田清一・県連幹事長は「いろんなルートでお願いしていくしかない」と厳しい表情で語った。

5906チバQ:2009/09/05(土) 09:21:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090502000095.html
首相指名選挙 自民、白紙投票へ
2009年9月5日 朝刊

 自民党は四日、特別国会の首相指名選挙への対応について、白紙投票で臨む方向で調整に入った。執行部は当初、麻生太郎首相に投票する方針を示していたが、衆院選敗北の責任がある首相への投票に党内で反対論が相次ぎ、方針変更した。

 首相指名選挙の白紙投票は異例。執行部は八日の両院議員総会で、党内の意見を聞いた上、最終判断する。両院議員総会で首相が自ら白紙投票を要請する案や、十六日の特別国会を待たずに首相が党総裁を正式辞任し、総裁ポストを空席にする案も出ている。

 政府高官は四日、首相指名選挙について「党内は白紙に傾きつつある。白紙から出直すということだ」と述べた。

 町村派など党内の一部には、首相指名選挙で新総裁名を投票できるよう、総裁選を特別国会前に前倒しするよう求める意見も出ていた。しかし、首相と党三役は二日の会談で、総裁選の前倒しは日程的に困難との認識で一致。首相は「白紙でも何でも党内がまとまる方法でやってくれればいい」と述べていた。

5907名無しさん:2009/09/05(土) 09:24:05
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909050001.html

地方自民ガタガタ 国会議員ゼロ、参院選「戦えるのか」
2009年9月5日5時30分

 衆院選の大敗を受け、自民党の地方組織に混乱が広がっている。各地で県連幹部が引責辞任し、国会議員が全員落選して後任が決められない県もある。「来年の参院選は戦えるのか」。党再生の見通しは立たず、不安が募るばかりだ。

 4日朝、秋田県議会の議員控室。自民党秋田県連の常任総務会が開かれ、鈴木洋一・県連会長が県議ら約25人を前に「責任を感じている」と述べた。鈴木会長はこの日、県連幹部に辞表を提出した。

 秋田県では、衆院選の三つの小選挙区で全員が落選。1人がかろうじて比例で復活当選した。参院議員は1人もいない。県選管によると、衆参ともに選挙区で自民党の国会議員が姿を消したのは、55年の自民党結党から初めてという。

 「負けた時だからこそ、まとまらなければ」。県連幹部らは慰留した。11日に再度、会長の進退や組織の立て直しについて話し合うという。

 山梨県連の清水武則幹事長も「金丸信(元副総裁)というとてつもない大物がいたが、いまや国会議員はゼロ」と嘆く。衆院選では三つの小選挙区で全敗。衆参両院で全議席を失った。1日の緊急会合で前島茂松・県連会長代行が辞任表明したが、新執行部は決められなかった。

 山梨県は金丸氏や中尾栄一・建設相らが輩出した「自民王国」。県連会長は慣例で国会議員が就いてきた。

 人選は難航が予想され、来夏の参院選(改選1)を危ぶむ声も上がっている。民主党は3選を目指す輿石東・参院議員会長を擁立する公算が大きい。「勝てる候補は見当たらない。新会長も簡単に決まらない」。中堅県議は嘆く。

 4日、東京・永田町の自民党本部で開かれた全国幹事長会議では、「知事も国会議員も全部民主。国と県をつなぐパイプ役がなくなった」(岩手)、「若返りを図って改革に邁進(まいしん)して欲しい」(滋賀)と地方から次々と悲痛な声があがった。

 「後出しじゃんけんなのに、マニフェストが民主よりわかりにくかった」(福島)。「政権運営や党の運営に国民からノーを突きつけられた」(沖縄)。党本部に対する不満も重なった。

 「医師会が白衣を着て街頭で民主党の応援をしていた」と衆院選を振り返る茨城県連の海野透幹事長は、「社会保障費の削減が大きく影響した。もう一回弱者への政策を見直してほしい」と党本部に注文をつけた。七つの小選挙区では1人しか当選しなかった。衆院選と同日にあった知事選でも推薦候補が大敗し、県連会長の山口武平氏(88)が辞任する意向を固めた。

 山口氏は87年から県連会長を務め、国会議員も頭を下げにいく「県政界のドン」。衆院選直後、山口氏は「(大敗は)おれ自身の問題ではない」と語っていたが、中堅県議や党員から「一般感覚とずれている」「このままなら党員を辞める」などの不満が高まり、態度を変えざるをえなかったという。

5908チバQ:2009/09/05(土) 10:35:43
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/
2009年9月 4日 (金)
自民党再生の条件
世間は民主党政権の動向に注目している人がほとんどでしょうが、
私は自民党の再生に向けた総裁選に注目しています。

私の見立てでは、自民党の中は3つのグループに分かれています。

1)麻生首相等のタカ派路線純化の右派グループ
 *こういう人たちが、日教組たたきや歴史教科書問題等のイデオロギーで、
  自民党を再生させようとしていますが、支持が広がりにくいでしょう。

2)谷垣氏等の20世紀型福祉国家、リベラル路線のグループ
 *大きな政府路線、地方重視路線の人たちで民主党の主張と実は近いです。

3)中川秀直氏、武部氏、塩崎氏等の市場重視、小さな政府のグループ
 *小泉構造改革バッシングの中で弱体化したものの、民主党との対立軸は明確。
  経済成長重視、市場重視、小さな政府、脱官僚・脱中央集権を志向。

総裁選挙ではどの流れの人が総裁になるかによって、
自民党の再生が可能か否かの分かれ道になると思います。

いまの民主党は、バラマキ型の大きな政府、20世紀型福祉国家モデルを志向し、
反市場主義、反米、反グローバル化の路線に進んでいます。

1)や3)のグループであれば、自民VS民主の対立軸が明確です。
しかし、2)のグループだと、わかりにくい争いになるでしょう。

どのグループになるにせよ、自民党が再生するためには、
理念やビジョン、政治哲学の面で純化政策が必要だと思います。

言い換えれば、理念や政治哲学、政策があまりにも異なる人たちは、
自民党を出て行く必要が出てくると思います。

与党の自民党は、利権(既得権)が政党の結集軸として機能していた面があります。
野党の自民党は、利権がなくなった分、これまで以上に理念が重要になります。
利益誘導政治が難しくなった昨今、政治の世界で理念の重要性は増しています。

自民党が理念やビジョン、政治哲学の面である程度一致団結できる体制ができれば、
自民党の再生の条件が整ってくると思います。

もっとも総裁選で森元総理や青木元参議院議員会長が暗躍して、
出来レースで可もなく不可もない総裁が誕生したら、自民党再生は難しいでしょう。

自民党再生が難しい、と見切りをつけて自民党を出てくる人たちの中には、
みんなの党と理念やビジョンを共有できる人もいると思います。
そういう人たちも含めて、新しい政治をつくる原動力になりたいと思います。

5909名無しさん:2009/09/05(土) 11:45:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T01041.htm


自民再建、募る不安…地方組織「どうすれば」
政権交代


自民党全国幹事長会議であいさつする麻生首相


 自民党は4日、都道府県連の幹事長などを集めた全国幹事長会議を党本部で開き、麻生首相(総裁)ら執行部が、惨敗に終わった衆院選結果を受けて陳謝した。

 また、執行部は他の党よりも強固とされる地方組織をテコに党の再建を図る方針を示したが、地方からは今後も組織力を維持できるかどうかについて、不安を訴える声が相次いだ。

 首相は会議の冒頭、「我々の力足らざることを深くおわび申し上げる」と神妙な表情で語り、頭を下げた。他の党幹部からも、「(政権が)統一的に運営されている感じが希薄だった」(細田幹事長)などと、おわびの言葉が続いた。

 これに対し、地方組織からは、「党内が混乱して支持者のひんしゅくを買い、自民党離れが起きた」(千葉県連)などと、党が結束できなかったことが大敗の原因だったと批判。16日の首相指名選挙への対応などを巡り、党内で不協和音が生じていることにも、「国会議員が割れている印象を与えられては、再起できない」(福島県連)と、怒りの矛先が向けられた。

 政権公約(マニフェスト)にも、「すべて民主党の後追いだ」(栃木県連)などと、不満がぶつけられた。

 執行部は、党再建に向け、地方議員数で民主党よりなお優位に立っていることを指摘し、「我々の最も優れた力の源泉」(首相)などと、県連を鼓舞した。

 しかし、地方組織からは、「市町村合併で核となる議員が激減し、支持層が狭まっている」(福岡県連)、「野党の立場で(今の組織と議員を)支えきれるかどうか」(山形県連)と、勢力衰退を心配する意見が続出した。業界・団体との関係についても、野党転落に伴い、「陳情や要望に対しどう対応すればいいのか」(富山県連)と戸惑う声が上がった。

 衆院選大敗を受け、執行部が「剣が峰の戦い」(尾辻参院議員会長)と位置づけるのは来年の参院選だ。しかし、関東地方のある県連幹事長は会議後、「業界・団体は、野党の自民党に振り向いてくれるだろうか。まして、民主党の幹事長は小沢氏だ。業界団体をつなぎとめる努力は、並大抵ではない」と深刻な表情で語った。

 一方、自民党は4日、総裁選挙管理委員会を衆院選後初めて開き、総裁選の日程を「18日告示・28日投開票」とする方針を確認した。日程は8日の総務会で正式決定する。同委員会の委員長には、野田毅・元自治相を選任した。

(2009年9月5日03時55分 読売新聞)

5910名無しさん:2009/09/05(土) 11:45:48
>>5909

http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20090904-OYT9I01038.htm

5911名無しさん:2009/09/05(土) 12:41:13
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909050001.html

地方自民ガタガタ 国会議員ゼロ、参院選「戦えるのか」2009年9月5日5時30分
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自民党全国幹事長会議では、党運営の不満を訴える地方の声が飛び交った=4日午後、自民党本部、河合博司撮影

  
 衆院選の大敗を受け、自民党の地方組織に混乱が広がっている。各地で県連幹部が引責辞任し、国会議員が全員落選して後任が決められない県もある。「来年の参院選は戦えるのか」。党再生の見通しは立たず、不安が募るばかりだ。

 4日朝、秋田県議会の議員控室。自民党秋田県連の常任総務会が開かれ、鈴木洋一・県連会長が県議ら約25人を前に「責任を感じている」と述べた。鈴木会長はこの日、県連幹部に辞表を提出した。

 秋田県では、衆院選の三つの小選挙区で全員が落選。1人がかろうじて比例で復活当選した。参院議員は1人もいない。県選管によると、衆参ともに選挙区で自民党の国会議員が姿を消したのは、55年の自民党結党から初めてという。

 「負けた時だからこそ、まとまらなければ」。県連幹部らは慰留した。11日に再度、会長の進退や組織の立て直しについて話し合うという。

 山梨県連の清水武則幹事長も「金丸信(元副総裁)というとてつもない大物がいたが、いまや国会議員はゼロ」と嘆く。衆院選では三つの小選挙区で全敗。衆参両院で全議席を失った。1日の緊急会合で前島茂松・県連会長代行が辞任表明したが、新執行部は決められなかった。

 山梨県は金丸氏や中尾栄一・建設相らが輩出した「自民王国」。県連会長は慣例で国会議員が就いてきた。

 人選は難航が予想され、来夏の参院選(改選1)を危ぶむ声も上がっている。民主党は3選を目指す輿石東・参院議員会長を擁立する公算が大きい。「勝てる候補は見当たらない。新会長も簡単に決まらない」。中堅県議は嘆く。

 4日、東京・永田町の自民党本部で開かれた全国幹事長会議では、「知事も国会議員も全部民主。国と県をつなぐパイプ役がなくなった」(岩手)、「若返りを図って改革に邁進(まいしん)して欲しい」(滋賀)と地方から次々と悲痛な声があがった。

 「後出しじゃんけんなのに、マニフェストが民主よりわかりにくかった」(福島)。「政権運営や党の運営に国民からノーを突きつけられた」(沖縄)。党本部に対する不満も重なった。

 「医師会が白衣を着て街頭で民主党の応援をしていた」と衆院選を振り返る茨城県連の海野透幹事長は、「社会保障費の削減が大きく影響した。もう一回弱者への政策を見直してほしい」と党本部に注文をつけた。七つの小選挙区では1人しか当選しなかった。衆院選と同日にあった知事選でも推薦候補が大敗し、県連会長の山口武平氏(88)が辞任する意向を固めた。

 山口氏は87年から県連会長を務め、国会議員も頭を下げにいく「県政界のドン」。衆院選直後、山口氏は「(大敗は)おれ自身の問題ではない」と語っていたが、中堅県議や党員から「一般感覚とずれている」「このままなら党員を辞める」などの不満が高まり、態度を変えざるをえなかったという。

5912名無しさん:2009/09/05(土) 12:45:42
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090905ddm005010009000c.html

自民党:全国幹事長会議 地方から苦言続々
 ◇組織の体をなしていない/総裁選は派閥力学でするな/これからどこに陳情に行けば
 自民党は4日、党本部で全国幹事長会議を開いた。衆院選に大敗し、地方代表からは党運営に対する批判が噴出したが、麻生太郎首相に代わる有力な新総裁候補は見当たらないうえ、来夏の参院選に向けた反転攻勢の手がかりも見いだせず、重苦しい再出発となった。【塙和也】

 首相は冒頭、「国会で活躍した多くの同志を失うことになり、残念至極だ。総裁としての責任を強く感じている」と謝罪し、頭を下げた。会場は拍手で応えたが、長野県連の石田治一郎幹事長が「わが党の支持者の30%が他党に移った。全員に反省してもらわないと党の再建はない」と口火を切ると、小選挙区で全敗した沖縄県連の翁長政俊幹事長も「政権運営、党運営が国民にノーを突きつけられた」と続いた。

 国会での首相指名選挙や党総裁選への対応が定まらないことにも不満が相次いだ。栃木県連の梶克之幹事長は「今の自民党は組織の体をなしていない」と指摘。高知県連の武石利彦幹事長は「今回の総裁選は派閥の力学でやってはいけない」と述べ、旧態依然とした後任選びを繰り返さないようクギを刺した。

 一方で、地方組織には今後の政治活動への不安も強い。「これからはどこに陳情に行けばいいのか」「野党経験のない私たちに野党活動ができるのか。中央につながる体制がないと盛り返すのは難しい」などの声に、保利耕輔政調会長は「まだ省庁とのパイプは十分に持っている。信頼関係があるので大丈夫だ」と説明したが、説得力を欠いた。

 谷川秀善参院幹事長は「参院選に勝って逆ねじれを起こし、政権奪取のとっかかりとしよう」と訴え、選挙態勢の立て直しに協力を求めた。これに対し、地方からは「今回のマニフェストは民主党と同じバラマキだ。保守政党として政策の違いをはっきり示さないと参院選はまた完敗する」(徳島県連)などと注文がついた。

 会議は約2時間で終了。新潟県連の渡辺惇夫幹事長は「党も厳然たる事実を突きつけられたのだから、これで反省しないのはおかしい」と記者団に語った。

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 ◆全国幹事長会議での主な意見(発言順)

 ◇宮崎県連
 衆院選で何度も公認をお願いしたのに保留され、(保守分裂で)落選した。地方を尊重しない党本部への怒りは非常に大きい。

 ◇徳島県連
 政策が民主党と同じで大衆迎合になっている。違いを出さなければ次の参院選も完敗する。

 ◇熊本県連
 保守政党と民主党の対立軸がなくなっている。今の時代に合う新しい保守の理念を打ち立ててほしい。

 ◇京都府連
 民主党に政策で負けたことを認めざるを得ない。保守政党としてやるべきではなかった政策もあった。

 ◇山形県連
 野党経験のないわれわれに野党としての活動ができるのか。「自民空白区」の県議・市議は本当につらい。

 ◇秋田県連
 党総裁選の地方票を増やすのは制度を変えるのが難しいというが、やれば変えられる。中央から変えてほしい。

 ◇福島県連
 自民党のマニフェストは民主党より後から作ったのに、非常に分かりにくかった。党本部は発想を変えるべきだ。

 ◇茨城県連
 県医師会が反自民の先頭に立ち、高齢者の票がかなり流れた。社会保障費の削減は影響が大きく、弱者に対する政策見直しを大胆にやってほしい。

 ◇静岡県連
 7月の知事選で敗れ、今回も全選挙区で敗れた。次の県議会も危ない。その認識からスタートすべきだ。

 ◇栃木県連
 政策がすべて民主党の後追いだった。議員が簡単にマスコミに登場して組織を批判しているのも問題だ。組織の体をなしていない。

 ◇山梨県連
 民主党の子ども手当は非常に浸透した。自民党は若い人々のための政策が必要だ。

 ◇新潟県連
 民主党のマニフェストとの違いを分かりやすい形で地方に示してほしい。なかなか有権者に理解を得られない。

毎日新聞 2009年9月5日 東京朝刊

5913名無しさん:2009/09/05(土) 12:49:08
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009090502000057.html

【社会】
自民県連 陳情だれに 総選挙で全滅…困った
2009年9月5日 朝刊

自民党全国幹事長会議で頭を下げ、衆院選惨敗を陳謝する麻生首相(中央)。左は細田幹事長、右は笹川総務会長=4日、東京・永田町の自民党本部で


 衆院選で大敗し、十三県で小選挙区の全議席を失った自民党。中でも岩手、山梨、滋賀は比例代表での復活当選がなく、参院議員もいないため、自民党の“完全空白区”となった。同党の地方議員や首長らは「これから国への陳情は誰を頼ればいいのか」と頭を悩ませている。 (北川成史)

 「知事も民主党。国とのパイプ役がいなくなった」。四日午後、自民党本部で開かれた全国幹事長会議。岩手県連幹事長の千葉伝(つとう)県議は、困り果てた様子でそう発言した。

 「王国」とも呼ばれる小沢一郎・民主党代表代行の地元・岩手で、自民は最後の一議席を失い国会議員がゼロに。県内では東北横断自動車道などが整備中で、千葉さんは「東北地方で国会議員のいる県は陳情に協力してほしい」と呼び掛けた。

 山梨県は堀内光雄元通産相ら三人が全敗した。堀内さんは長年、超党派のリニア中央新幹線議連の会長を務めた。前島茂松・県連会長代行は「金丸信先生(故人、元副総裁)の地元で自民王国だったのに。国会議員がいなくなった県のために、党本部は窓口を作ってほしい」。九都府県で構成する建設期成同盟の愛知県の担当者は「超党派といっても自民が中心だった。当面は様子を見守るしかない」と落ち着かない様子で語った。

 参院議員が二人だけになった長野県。轟好人県連事務局長は、田中康夫・新党日本代表が知事時代にいったん中止した浅川ダムの建設計画の行方が気がかりだという。「参院の先生にがんばってもらうしかない」

 滋賀県は名神高速道路の湖東三山スマートインターチェンジの建設を推す自民前職が見直しを求める民主前職に敗れた。吉田清一・県連幹事長は「いろんなルートでお願いしていくしかない」と厳しい表情で語った。

5914名無しさん:2009/09/05(土) 12:55:22
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090905ddlk08010190000c.html

激震「自民王国」の崩壊:圧勝の民主内に亀裂 /茨城
 衆院選は民主党の大勝に終わり、県内でも国政の勢力図を塗り替えた。改選時の1人から、比例単独を合わせて一気に9人の衆院議員が誕生し、県連が当初掲げた「過半数で勝ち、県内から政権交代」という目標を大きく上回った。しかし、高まる有権者の期待に組織機能が追い付かないのが実態で、民主党県連も地域基盤の強化と組織刷新が突き付けられている。

 「党に対する期待を裏切る行為だ」。今月1日、衆院選に全面協力した支持団体の連合茨城は、長谷川修平幹事長に、比例代表の候補者選定を巡る不満を文書で申し入れた。公示直前に党本部主導で比例名簿が決まり、連合系候補が入らなかったことへの不満が背景にある。連合幹部は「不透明な決め方は自民党の専売特許だ」と怒りが収まらない様子で、政権交代に酔う県連にクギを刺す。

 保守王国の中で、民主県連は常に「労組頼み」との評価が付きまとってきた。だが、今回の小選挙区の当選者のうち労組出身は大畠章宏代表のみで、保守系から無党派層まで支持基盤の広がりを示した。長谷川幹事長は、県医師連盟や郵政政策研究会など保守系支持団体の協力で「自民党支持層を切り崩せた」と分析する。連合の不満は、肥大化する県連の中で存在感が薄まることへの危機感の表れとも言える。

 支持組織との関係を重視する余り、知事選で候補者擁立を断念した点は、県連内部にもしこりを残した。衆院3区で返り咲きを果たした小泉俊明氏は「(知事候補を)立てたら圧勝していた。これだけ地殻変動が起きてるのに、立てられなかった県連の責任は大きい」と声高に非難する。しかし、民主候補を支持した元保守系地方議員は「知事候補を出していれば関係はこじれていたはず」と、衆院選への集中を勝因の一つに挙げる。

 組織内外の不満を内包しながら、来年には参院選、県議選が控える。特に国会議員の数を下回る県議選対策は喫緊の課題だ。長谷川幹事長は「県議会でも政権交代を目指す」と全選挙区での候補者擁立を目標に掲げる。

 5選を果たした橋本昌氏との関係も焦点となる。橋本氏は1日、連合幹部にあいさつに訪れた際、「これから議会運営が難しくなる」と県議選にも言及し、「支援」を求めた。

 連合幹部は「政権交代した後に県議選で有権者に選択肢を示せないと、知事選より影響は深刻だ」と懸念。「(人選は)自民からのくら替えも含めて考える」と早くも県内の「政権交代」を臨んだ揺さぶりが始まっている。【山崎理絵、八田浩輔】

毎日新聞 2009年9月5日 地方版

5915名無しさん:2009/09/05(土) 12:56:37
>>5914 誤爆でした。。。。

5916名無しさん:2009/09/05(土) 13:17:55
>地方組織の代表から名前が挙がった総裁候補は石原伸晃幹事長代理、石破茂農相、
>谷垣禎一元財務相らで、中堅への期待が高まっている。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002311353.shtml

自民、地方の不満噴出 全国幹事長会議 

自民党の全国幹事長会議で発言を聞く麻生首相(左)=4日午後、東京・永田町の党本部

 自民党が4日開いた全国幹事長会議で、衆院選惨敗を招いた執行部の党運営に地方側から厳しい批判が相次いだ。衆院議員の激減によって、麻生太郎総裁の後継を決める総裁選では国会議員票200に対し地方票は300となり、相対的に地方が発言力を増すのは確実。28日に選出される総裁ら新執行部の党運営に大きな影響を与える可能性もあり、地方が党再生の鍵を握りそうだ。

 「総裁選を通じて大いに議論し、新総裁、新体制の下で信頼に足る新しい自民党を築き上げていただきたいと念願する」。麻生氏は会議の冒頭、短いあいさつの中で「おわび申し上げる」と3度繰り返した。

 麻生内閣への批判が高まっていた昨年12月に開いた前々回の会議は、大半が非公開。地方側に発言の機会を与えず、結束を演出した。前回1月は地方が発言を控えた。しかし、この日は公開の下、地方側の批判は容赦なかった。

 「政権運営、党運営にノーを突き付けられた」(沖縄県連)「政策で民主党に負けたと認めざるを得ない」(京都府連)などと、30近い地方組織が発言。細田博之幹事長や保利耕輔政調会長が説明に努めたが、麻生総裁が答弁に立つことはなかった。

 地方側が与えた試金石は、まず16日の特別国会での首相指名選挙で対応を一本化できるかどうか。千葉県連は「麻生総裁でも年長者の名前でもいい。全党一致で投票することが、反省して立ち直る印象を与える」と指摘。全国幹事長連絡協議会会長を務める長野県連の石田治一郎幹事長は「一本化できなければ解散してほしい」と迫った。

 その後の総裁選についても、地方側の懸念は消えない。党内に依然として派閥単位の動きが見えるためだ。高知県連は「総裁選は再生の一歩。派閥の力学で決めてはいけない」とけん制。会議後も「昔の人が出てきて調整しているのが見える。再スタートという意味ではおかしい」(山形県連)との批判が出た。

 地方組織の代表から名前が挙がった総裁候補は石原伸晃幹事長代理、石破茂農相、谷垣禎一元財務相らで、中堅への期待が高まっている。

 地方側が執行部を突き上げたのは、2011年の統一地方選などを視野に、地方議会の勢力を維持できるのかという不安の裏返しでもある。

 尾辻秀久参院議員会長は「国政でこそ民主党かもしれないが、地方議会勢力は圧倒的に私どもにある」と持ち上げたが、静岡県連は「本当にそうか。静岡県議会は次の統一地方選でおそらく拮抗(きっこう)した数字になる」と危機感をにじませた。


 麻生総裁ら党幹部の沈痛な表情に、兵庫県連の五島壮幹事長は「まだ放心状態という感じがした」と感想を漏らした。会議では各県連から党本部への不満が続出したが「党の再生に向けて頑張ろうという地方の気迫を感じた」と評価。「来年の参院選は絶対に負けられない。今後、党として若手のリーダーを育てていくことも重要な課題だ」と厳しい表情で語った。

(9/5 10:00)

5917名無しさん:2009/09/05(土) 13:24:30
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090905ddlk08010188000c.html

自民県連:山口会長辞任へ 次期会長選び、かいらい体制阻止へ 党員選挙訴え /茨城
 ◇中堅県議、党員選挙訴え
 自民党県連の山口武平会長=似顔絵=が衆院選と知事選の大敗で引責辞任する意向を固めたことを受け、県連幹部や県議の中で4日、党内では22年ぶりとなる後継会長選びの議論が本格化した。来年の参院選・県議選に向け出直しを図りたい若手・中堅県議らは、党員投票を含む「会長選」の実施を要求する構えを見せている。民主的手続きを踏むことで、新執行部が山口氏のかいらい体制となるのを阻止する狙い。山口会長が正式に辞任を表明する7日の議員会で、会長選の提案が出る見通しだ。

 山口会長は87年に現職県議では初めて県連会長に就任した。この時の選出方法は、県連が役員選考委員会で人事を内定し、県連定期大会で正式に選出するという形を取った。

 ポスト山口体制を巡っては、今年2月の県連大会で「会長代行」が新設され、長谷川大紋参院議員が幹事長から昇格。山口会長後継の最有力候補と位置付けられてきた。しかし、長谷川氏は知事選の敗北を受け引責辞任する意向を示しており、後継ポストは白紙化した状態となっている。

 保守分裂となった知事選は、県連が推薦した小幡政人氏の擁立過程が不透明だという反発が下部組織に広がったことが最大の要因だった。このため、中堅・若手県議は会長選出方法について「透明性の高いやり方」についてグループ別に議論を進め、密室の指名をけん制する作戦だ。ある若手議員は「出直す姿勢を県民に示すため、議員だけでなく党員を巻き込んだ方がいい」と、党員選挙を訴えている。

 また、役員人事についても、会長指名で議員会と党大会で承認したトップダウン方式を見直すべきだとの意見が上がっており、7日の議員会で県連執行部がどこまでこうした要望を受け入れるかが焦点となる。【八田浩輔、秋田浩平】

毎日新聞 2009年9月5日 地方版

5918名無しさん:2009/09/05(土) 15:26:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090500190

世代間対立強まる=総裁選、派閥主導に若手反発−自民
 自民党の麻生太郎総裁(首相)の後継を選ぶ総裁選は、ベテラン対若手の対立が強まり、混迷の度を深めている。衆院選惨敗で危機感が募る衆院当選2〜5回の中堅・若手有志は候補擁立も目指して動きを活発化。一方、派閥領袖クラスは各派の根回しなど下手に動けば「派閥主導」のレッテルを張られかねず、身動きが取れない状況だ。
 「くれぐれも16日の首相指名選挙の前に新総裁を決めないでほしい」。衆院当選4回の梶山弘志氏らは4日、党本部で細田博之幹事長に「18日告示、28日投票」の総裁選日程を動かさないよう申し入れた。
 町村派相談役の森喜朗元首相、同派会長の町村信孝前官房長官が総裁選日程の前倒しを求めたことに対し、梶山氏らは派閥主導の総裁選阻止に動き、衆院選総括や党再生を議論する新組織の設置も細田氏に約束させた。
 梶山氏は後藤田正純氏ら中堅・若手有志と連日会合を重ね、約30人のメンバーを確保。「派閥解消こそが党再生への出発点」との声も出ている。
 こうした中堅・若手の動きに、ベテランは神経をとがらせている。森氏は3日夜、古賀派会長の古賀誠選対本部長代理と都内で会談。関係者によると、両氏は「派閥で総裁候補を決めるのはまずい」との考えで一致したという。
 派閥領袖やベテランが密室で総裁候補擁立に動くだけで、「党のイメージが悪化する」と若手議員は指摘する。古賀氏は4日、派内に待望論もある谷垣禎一元国土交通相と会談したが、この後、記者団に「派閥で候補者を絞って総裁選に臨むことには慎重であるべきだ」と自嘲(じちょう)気味に語った。
 ただ、若手らにも明確な展望はなく、誰を総裁候補とするかは不透明。総裁選をめぐる動きは週明け8日の両院議員総会以降、本格化する。 (2009/09/05-14:52)

5919名無しさん:2009/09/05(土) 15:47:08
時事のまとめ。
「無派閥」の表記は記事にはありませんが、書き忘れだと思われるので勝手に私が加えました。


http://www.jiji.com/jc/zc?k=200908/2009083101206

衆院党派別派閥別名簿(自民) 当選

 ▽自 民 119人 
【古賀派】25人
古賀  誠69(福 岡7)(10)       谷垣 禎一64(京 都5)(10)☆ 
川崎 二郎61(比東 海)(9)☆      逢沢 一郎55(岡 山1)(8)☆ 
金子 一義66(岐 阜4)(8)☆      園田 博之67(熊 本4)(8)☆ 
中谷  元51(高 知2)(7)☆      村田 吉隆65(比中 国)(7)  
岸田 文雄52(広 島1)(6)☆      山本 公一61(愛 媛4)(6)☆ 
遠藤 利明59(比東 北)(5)☆      佐藤  勉57(比北関東)(5)☆ 
塩崎 恭久58(愛 媛1)(5)☆      菅  義偉60(神奈川2)(5)☆ 
竹本 直一68(比近 畿)(5)☆      西野あきら69(大 阪13)(5)☆ 
宮腰 光寛58(富 山2)(5)☆      山本 幸三61(比九 州)(5)  
小野寺五典49(宮 城6)(4)☆      北村 誠吾62(比九 州)(4)☆ 
平井 卓也51(比四 国)(4)☆      福井  照55(高 知1)(4)☆ 
三ツ矢憲生58(三 重5)(3)       小里 泰弘50(鹿児島4)(2)☆ 
徳田  毅38(鹿児島2)(2)☆       
【町村派】23人
森  喜朗72(石 川2)(14)☆      中川 秀直65(比中 国)(10)☆ 
衛藤征士郎68(比九 州)(9)☆      町村 信孝64(比北海道)(9)☆ 
長勢 甚遠65(比北信越)(7)☆      細田 博之65(島 根1)(7)☆ 
安倍 晋三54(山 口4)(6)☆      小池百合子57(比東 京)(6)☆ 
塩谷  立59(比東 海)(6)☆      木村 太郎44(青 森4)(5)☆ 
下村 博文55(東 京11)(5)☆     高市 早苗48(比近 畿)(5)☆ 
谷畑  孝62(比近 畿)(5)☆      山本  拓57(福 井2)(5)☆ 
高木  毅53(福 井3)(4)☆      馳   浩48(比北信越)(4)☆ 
松野 博一46(比南関東)(4)☆      吉野 正芳61(比東 北)(4)☆ 
柴山 昌彦43(比北関東)(3)☆      谷川 弥一68(比九 州)(3)☆ 
西村 康稔46(兵 庫9)(3)☆      稲田 朋美50(福 井1)(2)☆ 
北村 茂男63(比北信越)(2)☆       
【山崎派】16人
野田  毅67(比九 州)(13)       甘利  明60(比南関東)(9)☆ 
大野 功統73(香 川3)(8)       武部  勤68(比北海道)(8)☆ 
石原 伸晃52(東 京8)(7)☆      田野瀬良太郎65(奈 良4)(6)☆ 
林  幹雄62(比南関東)(6)☆      田中 和徳60(比南関東)(5)☆ 
平沢 勝栄63(東 京17)(5)☆     石田 真敏57(比近 畿)(4)☆ 
金子 恭之48(熊 本5)(4)☆      坂本 哲志58(熊 本3)(3)☆ 
武田 良太41(福 岡11)(3)☆     古川 禎久44(宮 崎3)(3)☆ 
森山  裕64(鹿児島5)(3)☆      平  将明42(比東 京)(2)☆  
【津島派】13人
鳩山 邦夫60(福 岡6)(11)☆      額賀福志郎65(比北関東)(9)☆ 
石破  茂52(鳥 取1)(8)☆      佐田玄一郎56(比北関東)(7)  
鴨下 一郎60(比東 京)(6)☆      茂木 敏充53(栃 木5)(6)☆ 
大村 秀章49(比東 海)(5)☆      田村 憲久44(比東 海)(5)☆ 
小渕 優子35(群 馬5)(4)☆      河井 克行46(比中 国)(4)  
新藤 義孝51(比北関東)(4)☆      竹下  亘62(島 根2)(4)☆ 
加藤 勝信53(岡 山5)(3)☆

5920名無しさん:2009/09/05(土) 15:47:30
>>5919

【伊吹派】8人
伊吹 文明71(比近 畿)(9)☆      河村 建夫66(山 口3)(7)☆ 
古屋 圭司56(比東 海)(7)☆      柳本 卓治64(比近 畿)(6)  
江藤  拓49(宮 崎2)(3)☆      谷  公一57(比近 畿)(3)☆ 
松浪 健太38(比近 畿)(3)☆      長島 忠美58(比北信越)(2)   
【麻生派】8人
麻生 太郎68(福 岡8)(10)       森  英介61(千 葉11)(7)☆ 
山口 俊一59(比四 国)(7)☆      岩屋  毅52(比九 州)(5)☆ 
河野 太郎46(神奈川15)(5)☆     松本  純59(比南関東)(4)☆ 
井上 信治39(東 京25)(3)☆     永岡 桂子55(比北関東)(2)☆  
【高村派】5人
高村 正彦67(山 口1)(10)☆      大島 理森62(青 森3)(9)☆ 
村上誠一郎57(愛 媛2)(8)☆      山本 有二57(高 知3)(7)☆ 
江渡 聡徳53(青 森2)(4)☆  
【二階派】1人
二階 俊博70(和歌山3)(9)☆      
【無派閥】20人
加藤 紘一70(山 形3)(13)☆ 保利 耕輔74(佐 賀3)(11)       
与謝野 馨71(比東 京)(10)☆ 福田 康夫73(群 馬4)(7)       
野田 聖子48(比東 海)(6)☆ 浜田 靖一53(千 葉12)(6)☆     
今村 雅弘62(比九 州)(5)☆ 棚橋 泰文46(岐 阜2)(5)☆      
梶山 弘志53(茨 城4)(4)☆ 後藤田正純40(徳 島3)(4)☆      
秋葉 賢也47(比東 北)(3)  菅原 一秀47(比東 京)(3)☆      
赤沢 亮正48(鳥 取2)(2)☆ 阿部 俊子50(比中 国)(2)☆      
近藤三津枝56(比近 畿)(2)  伊東 良孝60(北海道7)(1)☆      
金田 勝年59(比東 北)(1)☆ 小泉進次郎28(神奈川11)(1)      
斎藤  健50(比南関東)(1)☆ 橘 慶一郎48(富 山3)(1)☆  
    
(2009/08/31-16:18)

5921チバQ:2009/09/05(土) 16:33:10
http://www.asahi.com/politics/update/0905/TKY200909050078.html
首相「バー、いつから行ける」来客まばら、たそがれ官邸
2009年9月5日15時3分

 政権交代を前に、主の代わる首相官邸はひっそりとしている。すでに政策の司令塔機能は停止し、来客もまばら。ただ、麻生首相には重圧からの解放感もあるようだ。

 総選挙翌日の8月31日以来、官邸への来客は4日までの5日間で計21人と、選挙前の半分以下になった。外国首脳の来訪はブータンの首相1人で、省庁幹部も新旧防衛事務次官の交代のあいさつを含め、計3人にとどまる。

 首相は5日から7日まで、公務の日程は全くない。周辺で働くスタッフも手持ちぶさたとなり「本を大量に買い込んだ」という。

 民主党の岡田克也幹事長と直嶋正行政調会長が2日、河村官房長官に政権移行に向けた協力を要請し、外務省など一部の省庁は引き継ぎ作業に入った。だが官邸は「新政権で官邸の体制がどうなるかわからないし、引き継ぐ相手がわからない」(首相周辺)と動きがとれないでいる。

 選挙前、毎日1回あった首相の「ぶら下がり取材」も、選挙後はない日の方が多い。特別国会での首相指名選挙について問われ、「あなたが聞くべき相手は党幹事長。総裁ではありません」といらだって答えたこともあった。河村長官から今後も取材に応じるよう求められ、「丁寧にやるよ。ちゃんとした質問をすれば」と語ったという。

 首相は3日、総選挙で応援を頼んだ17の業界団体を回った。日本歯科医師会では「応援していただいたのに残念な結果で申し訳ない」と神妙だったが、実は選挙翌日には周辺にこう聞いていた。「ホテルのバーには、いつから行っていいんだ?」(石塚広志)

5922チバQ:2009/09/05(土) 16:36:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090500190
世代間対立強まる=総裁選、派閥主導に若手反発−自民
 自民党の麻生太郎総裁(首相)の後継を選ぶ総裁選は、ベテラン対若手の対立が強まり、混迷の度を深めている。衆院選惨敗で危機感が募る衆院当選2〜5回の中堅・若手有志は候補擁立も目指して動きを活発化。一方、派閥領袖クラスは各派の根回しなど下手に動けば「派閥主導」のレッテルを張られかねず、身動きが取れない状況だ。
 「くれぐれも16日の首相指名選挙の前に新総裁を決めないでほしい」。衆院当選4回の梶山弘志氏らは4日、党本部で細田博之幹事長に「18日告示、28日投票」の総裁選日程を動かさないよう申し入れた。
 町村派相談役の森喜朗元首相、同派会長の町村信孝前官房長官が総裁選日程の前倒しを求めたことに対し、梶山氏らは派閥主導の総裁選阻止に動き、衆院選総括や党再生を議論する新組織の設置も細田氏に約束させた。
 梶山氏は後藤田正純氏ら中堅・若手有志と連日会合を重ね、約30人のメンバーを確保。「派閥解消こそが党再生への出発点」との声も出ている。
 こうした中堅・若手の動きに、ベテランは神経をとがらせている。森氏は3日夜、古賀派会長の古賀誠選対本部長代理と都内で会談。関係者によると、両氏は「派閥で総裁候補を決めるのはまずい」との考えで一致したという。
 派閥領袖やベテランが密室で総裁候補擁立に動くだけで、「党のイメージが悪化する」と若手議員は指摘する。古賀氏は4日、派内に待望論もある谷垣禎一元国土交通相と会談したが、この後、記者団に「派閥で候補者を絞って総裁選に臨むことには慎重であるべきだ」と自嘲(じちょう)気味に語った。
 ただ、若手らにも明確な展望はなく、誰を総裁候補とするかは不透明。総裁選をめぐる動きは週明け8日の両院議員総会以降、本格化する。 (2009/09/05-14:52)

5923名無しさん:2009/09/05(土) 16:47:20
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20090905ddlk31010669000c.html

民主政権:新政権、付き合い方模索 土建業界に戸惑いの声 /鳥取
 民主党政権誕生を16日に控え、自民党とのパイプを培っていた土建業界から戸惑いの声が上がっている。

 県によると、県の公共事業の予算は98年度の約1658億円をピークに減少し、08年度は約677億円にまで縮小している。県建設業協会理事を務める鳥取市の建設会社社長は「田舎には産業がないし、格差是正のために公共事業が鳥取には必要」と訴える。

 民主党は子ども手当てなどマニフェストで掲げた政策の財源を公共事業や補助金など「ムダの排除」で確保する方針。ただでさえ小さくなったパイがより小さくなるのではないか。建設業界は不安を募らせている。

 県内では、2小選挙区で自民前職が当選したが、衆院全体では民主党が空前の勝利を納めた。同協会の藤原正会長は「民主のパイプが強い自治体が公共事業をとってくることになるのではないか」と不安を隠さない。

 一方で、そもそも民主党にこれまでの「陳情型」が通用するのか戸惑う声も。民主党の川上義博・参院議員は業界団体の代表者を招いた意見交換会を重ねて「不安を解消する」とするが、建設業者からは「他の団体も一緒に形だけの意見交換をしてもあまり意味がない」との冷めた声も出ている。

 県幹部は「これまで事業化にあと一押しの時は自民党の議員にお願いしていたが、これからはアプローチの仕方が分からない」と苦慮。道路整備など公共事業を必要とする他県と情報交換し、民主新政権との付き合い方を模索している。【宇多川はるか】

毎日新聞 2009年9月5日 地方版

5924チバQ:2009/09/05(土) 17:23:47
当選1・2回の少なさが目立つ以外は、意外とバランス取れてますね。
(2回も長島・近藤は次回強制引退とすると8人しか残らない)
372 :無党派さん:2009/09/05(土) 13:19:32 ID:G8szR/Sf
>>257
老壮青のバランスは言う程悪くない。

自民は老害の長老議員ばかりで中堅若手が居なくなったと言われるがそんなことはなかった。
当選10回以上の長老は1割以下、4〜6回の中堅が4割超、3回以下が4分の1。
知名度が高い議員が目立つというだけの話。

自民党衆議院議員の当選回数別一覧
14回 1人(0.8%) 森喜朗
13回 2人(1.7%) 加藤紘一、野田毅
11回 2人(1.7%) 鳩山邦夫、保利耕輔、
10回 6人(5.0%) 与謝野馨、谷垣禎一、中川秀直、高村正彦、古賀誠、麻生太郎
*9回 8人(6.7%) 衛藤征士郎(参1)、町村信孝、大島理森、額賀福志郎、甘利明、川崎二郎、伊吹文明、二階俊博
*8回 7人(5.9%) 武部勤、金子一義、石破茂、逢沢一郎、大野功統、村上誠一郎、園田博之
*7回12人(10.1%) 
 福田康夫、佐田玄一郎、森英介、石原伸晃、長勢甚遠、古屋圭司、細田博之、村田吉隆、河村建夫、山口俊一、
 中谷元、山本有二
*6回12人(10.1%)
 小池百合子(参1)、茂木敏充、浜田靖一、林幹雄、鴨下一郎、野田聖子、塩谷立、柳本卓治、田野瀬良太郎、岸田文雄、
 安倍晋三、山本公一
*5回21人(17.6%)
 谷畑孝(参1)、塩崎恭久(参1)、木村太郎、遠藤利明、佐藤勉、菅義偉、河野太郎、田中和徳、下村博文、平沢勝栄、
 宮腰光寛、山本拓、棚橋泰文、大村秀章、田村憲久、西野陽、竹本直一、高市早苗、山本幸三、今村雅弘、岩屋毅
*4回18人(15.1%)
 馳浩(参1)、江渡聡徳、小野寺五典、吉野正芳、梶山弘志、小渕優子、新藤義孝、松野博一、松本純、高木毅、
 石田真敏、竹下亘、河井克行、後藤田正純、平井卓也、福井照、北村誠吾、金子恭之
*3回15人(12.6%)
 森山裕(参1)、秋葉賢也、柴山昌彦、井上信治、菅原一秀、三ツ矢憲生、松浪健太、西村康稔、谷公一、加藤勝信、
 武田良太、谷川弥一、坂本哲志、江藤拓、古川禎久
*2回10人(8.4%) 永岡桂子、平将明、長島忠美、北村茂男、稲田朋美、近藤三津枝、赤澤亮正、阿部俊子、徳田毅、小里泰弘
*1回 5人(4.2%) 金田勝年(参2)、伊東良孝、斎藤健、小泉進次郎、橘慶一郎

5925とはずがたり:2009/09/05(土) 18:25:23
>>5919-5920 >>5924
あざーっす。自民党の方向性さぐるのにこんなの欲しいなと思ってました。

5926 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/05(土) 20:03:06
問題は年齢と世襲のバカ息子ではないかと。
4年前、小沢こそ63歳だったが、鳩山・菅58歳、岡田52歳、野田48歳、長妻・馬淵45歳、
前原・安住・川内・山井43歳、枝野・玄葉41歳であった。

●選挙区勝利
70代 保利、大野、福田、森元*
60代 麻生、加藤、森山*、園田、河村*、細田、高村、平沢*、竹下、古賀*、西野*、金子一、鳩山、二階
    山本公、谷垣、森英、田野瀬*、(伊東*)、スガ*、大島
50代 安倍、石破、中谷、宮腰*、江渡、石原、加藤、浜田、山本有*、村上、茂木*、岸田、高木*、坂本
    梶山、逢沢、下村*、(小里)、三ツ矢*、塩崎、山本拓
40代 古川*、小野寺、西村、武田、江藤、河野、金子恭*、(橘)、棚橋、木村、(稲田*)、(赤沢)
30代 小渕、井上*、(徳田)、後藤田
20代 (小泉)

*は非世襲、( )は小泉チルドレン+新人
※今年1月1日の満年齢を基本にしているので、少しズレがあるかもしれません。

5927チバQ:2009/09/05(土) 22:34:04
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090905-OYT1T00869.htm
国会対策も完全掌握…「小沢支配」強まる

 民主党の鳩山代表は、幹事長に内定した小沢代表代行との5日の会談で、国会の人事や運営を小沢氏に全面的に委ねる意向を伝えた。

 小沢氏は代表当時から直轄してきた選挙対策に加え、国会対策も完全に掌握し、強力な権限を確立することになる。与党の「小沢支配」は一段と強まる見通しだ。

 鳩山氏と小沢氏の会談は、党本部で約1時間行われた。会談後、小沢氏は記者団に、16日召集の特別国会の対応も協議したことを明らかにし、「国会等のことは人事も含めて幹事長に任せるから、しっかりやってくれ、というのが結論だ」と語った。

 特別国会では、衆院選で大勝した民主党が議長を始め、常任・特別委員長ポストの大半を獲得する見込みだ。国会運営を全権委任された小沢氏は、ベテラン・中堅議員に割り当てられるこれらの人事に強い影響力を及ぼすことになった。同時に、従来は代表が指名してきた党国会対策委員長人事も、小沢氏の意向に沿って決まると見られる。

 民主党は幹事長の職務を、規約で「党の運営および国会活動を統括する」と定めているが、国会運営の指揮・命令の権限は、「党の国会対策活動を統括する」とされた国対委員長との間であいまいになってきた。このため、両者の方針が食い違い、執行部内で摩擦を生じることもしばしばだったが、新体制では小沢氏の下に一元化される。

 長年、政権与党の座にあった自民党の幹事長は、選挙の公認調整、国会対策、党の役職や資金の配分を一手に保有し、時に首相(総裁)をしのぐ強大な影響力を行使してきた。小沢氏は今回、党人事や財務に加え、選挙と国会を自らの支配下においたことで、古巣の自民党幹事長に匹敵する権限を手中にした形だ。

 しかも、小沢氏が自民党幹事長を務めた1989年〜91年と比べると、当時は参院で自民党が少数与党だったのに対し、今回は衆院で300議席を超える勢力を持ち、参院でも連立与党で過半数を確保する有利な状況にある。

 民主党の福山哲郎政調会長代理は5日のTBS番組で、小沢氏の幹事長就任に関し、「党は任せるから、内閣の方で一生懸命やりたいという鳩山氏の思いの表れで、役割分担が非常に明確だ」と指摘した。

 ただ、「役割分担」が円滑に進むかどうかは不透明だ。民主党は政策決定を内閣に一元化し、党には口出しさせないとしているが、政治主導の体制を強化することの一つを取っても、国会で関連法案を成立させることが必要だ。政権公約(マニフェスト)にも国会改革の方針は示されていない。このため、法案処理の全権を握った小沢氏は、「政策への拒否権を得た」との見方もある。

(2009年9月5日21時39分 読売新聞)

5928チバQ:2009/09/05(土) 22:34:43
>>5927間違えた・・・

5929とはずがたり:2009/09/06(日) 10:36:08
中川秀直元幹事長が会合呼びかけ 新グループ結成か
2009.9.6 01:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090906/stt0909060148002-n1.htm

中川秀直氏 自民党の中川秀直元幹事長が、衆院選に大敗した党の再生を議論するとして、塩崎恭久元官房長官、菅原一秀衆院議員ら麻生太郎首相に批判的な中堅・若手議員に文書や電話で会合の開催を呼びかけたことが5日、分かった。

 会合は7日の予定。都議選敗北後の7月に両院議員総会を求める署名に賛同した議員らに呼びかけている。中川氏は町村派に属するが、2日付のブログで「党再生の第一歩は派閥解消にはじまる」としており、町村派では「中川氏は新グループ結成をねらっているのか」(幹部)と警戒の声が出ている。

5930名無しさん:2009/09/06(日) 12:14:10
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/06/20090906-014270.php
塩川氏が講演 自民に提言も 福澤諭吉展きょう6日まで
 大阪市天王寺区の同市立美術館で開かれている「未来をひらく 福澤諭吉展」(産経新聞社など主催)の関連イベントとして、慶大出身で元財務相の塩川正十郎さんが5日、「日本の将来を憶(おも)う」の演題で講演。約200人の参加者に「福澤先生はすごい。学生時代に学んだことが今も役に立っている」と語った=写真。同展は6日まで。

 塩川さんは「民主党は子ども手当の支給を公約としているが、財源が不安。ひとつの考えとして3%の経済成長など、国が稼ぐ方法を考えないといけない」と述べた。

 自民党には「次期参院選は、各県ごとに予備選を行うなど、政治家経験のない人にも手を挙げてもらう機会が必要。前職優先ではだめだ」と“古巣”に対する提言も忘れなかった。

5931名無しさん:2009/09/06(日) 12:36:58
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20090905-OYT1T01070.htm?from=y10

公明党敗北 出直しに与党経験を生かせ(9月6日付・読売社説)
 総選挙の結果は、党首と幹事長のトップ2人が共に落選するという、結党以来かつてない惨敗である。敗因を冷静に分析し、再出発の糧としなければならない。

 公明党は、8人の小選挙区候補が全員落選し、比例選のみで獲得した21議席は、衆院に初めて進出した1967年衆院選の25議席を下回った。最大の危機に直面していると言っても誇張ではない。

 新代表には山口那津男政調会長が就任する見通しで、新執行部の最初の仕事は、来年夏の参院選に向けた体制立て直しだ。

 創価学会という強固な支持基盤を持つ公明党が大敗したのは、自民党への強い逆風のあおりをまともに受けたためであることは間違いない。

 比例選の得票が約805万票にとどまり、過去2回と比べて70万〜90万票も減った。連立相手の自民党支持層からの得票が伸び悩んだことも、敗因の一つだろう。

 それ以上に、10年にわたる自民党との連立政権下で、公明党がその持ち味を発揮できずに埋没した揚げ句、不祥事続きの自民党と同列視されたことが影響した面も否めない。

 政策対応にも、問題はなかったか。例えば、米同時テロ後のアフガン戦争やイラク戦争といった節目で、創価学会員に根強い「非軍事・平和」志向に押されるまま、自衛隊の活用に常に消極的な姿勢を取った。

 麻生政権が2兆円もの巨費を投じた定額給付金は、公明党が主導したものだ。景気刺激効果は限定的と言われ、バラマキ的政策と批判を浴びた。

 福田政権の末期には、党幹部から「福田降ろし」を促すかのような発言もあった。選挙支援を通じて自民党への影響力を強めたことで、驕(おご)りとも言える対応が増えたという指摘もある。

 反面、自公政権下の経験は、批判勢力としての万年野党的立場から、政権与党としての政治責任の自覚、現実的政策の立案や遂行、国際的視野での外交・安全保障政策への対応などの面で、貴重な財産になったのではないか。

 功罪両面を持った連立与党経験を検証した上で、党再建につなげてもらいたい。

 民主党には、是々非々の姿勢で臨む方針のようだが、政策抜きで政権にすり寄る愚は避けなければなるまい。

 大衆迎合に陥らず、痛みを伴う政策への理解を国民に求める勇気と説得力が必要だ。

(2009年9月6日01時21分 読売新聞)

5932とはずがたり:2009/09/06(日) 13:08:35
>>5919
そういえば小池は町村派からの脱退を表明しましたね。
相変わらず変わり身の早い女だ。しかも選挙後って所が嫌らしいわ。選挙中は物心両面から派閥の世話になったであろうに。

5933名無しさん:2009/09/06(日) 14:29:46
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090906/elc0909060402000-n1.htm

【都市伝説を追う】アキバの麻生人気は都市伝説だったのか? 自民大敗で検証してみた (1/5ページ)
2009.9.6 04:00

このニュースのトピックス:都市伝説を追う

「オレ達の太郎」と書かれた看板を出している土産物店「アキバのうさぎ神社」=東京都千代田区 民主党の圧勝に終わった総選挙。自民党は、昨年9月の総裁選で“選挙の顔”として選んだ麻生太郎首相をみこしに担いで戦ったが、約200議席を失い、野党に転落した。“麻生人気”を演出したのは、2年前の総裁選で自民党本部(東京・永田町)前に押しかけた“アキバ(秋葉原)系”の支持者たちだった。あれから2年。総選挙をめぐる話題として、アキバは大きな話題にはならなかった。麻生首相の支持者はどこへ行ったのか。アキバへ足を運んでみた。(磨井慎吾)

 

「オレ達の太郎」から1年

 8月30日、総選挙当日の東京・秋葉原。小雨が降る中、JR秋葉原駅を出て中央通りを北に進むと、麻生首相のイラストとともに「オレ達の太郎!」と大書した巨大な看板を外壁に掲げたビルが目につく。

 このビルの1階で今春から営業しているのが、みやげ物店「アキバのうさぎ神社」だ。店頭には、口に白いマスクを付けた麻生首相の人形があり、胸に「自民党が勝ちますように」と書かれた絵馬が付けられていた。

 入り口の特設ワゴンには、衆院過半数の241議席にひっかけた「決戦!!太郎241白黒決着まんじゅう」や「太郎ちゃんの男前揚げ」など、麻生首相にあやかった数々のお菓子が並ぶ。商品の間には自民党のマニフェストや、麻生首相から贈られた開店祝いの木札なども置かれていた。

 同店を経営しているのは、小泉純一郎元首相や安倍晋三元首相を題材にした「純ちゃんまんじゅう」「晋ちゃんまんじゅう」などの政治家まんじゅうシリーズで知られる東京都荒川区の菓子メーカー「大藤(だいとう)」。昨年秋の自民党総裁選の際には、同じ場所で「麻生太郎 勝手に応援ショップ」を期間限定営業していたこともある。

 ビル外壁の麻生首相応援看板はその当時からのもので、店のコンセプトが変わった現在でもそのまま掲げられている。

 大藤社員で「アキバのうさぎ神社」担当の小山内隆朗さん(29)によると、麻生首相関連商品の売れ行きは、メーンのまんじゅうで1日平均30〜40箱。衆院選が公示されてから1週間ほどは、民主党の鳩山由紀夫代表をモチーフにした「鳩山民衆サブレー」も並べて売っており、こちらも同じぐらいの売れ行きだったものの、投開票日が迫った最後の週は「今までのお礼ということで」麻生首相関連のお菓子のみを店頭に出していたという。

 また、店頭の麻生人形が口にマスクをしていたのは「失言がらみの意図ではなく、単にインフルエンザ対策」とのこと。

 

「今回は民主党に投票した」

 夕方の2時間ほどの間、麻生首相関連のお菓子を購入した客は5人で、計10箱ほどが売れた。

 「今日で最後ということで」記念に麻生まんじゅうを買いに来た千葉県松戸市の会社員男性(36)は、麻生首相を「ローゼン閣下」と呼ぶ。

 羽田空港のVIPルームで、少女漫画的画風の青年漫画「ローゼンメイデン」を読んでいたという、真偽不明ながらも従来のこわもてイメージとのギャップゆえにオタク層に大いに受けたうわさに由来しており、親しみのこもったあだ名だ。

 「10月に(ローゼンメイデンのアニメ版主題歌を歌った)ALIPROJECTのライブがあるので、ローゼン閣下もぜひ見に来てほしい。ボーカルの宝野アリカさんも、お越しいただきたいと言ってましたよ」と、麻生首相に対する好感度は高いが、「今回は民主党に投票した」とも。

 麻生首相の評価に関しては「自民党として総裁に担ぎ上げたのだから、まわりがちゃんと支えてあげるべきだった」と同情的ながらも「本人の資質もあり、やりたいことを貫き通せず軸がブレていった。周りに振り回されていた感がある」と冷静に見ており、首相個人への好感が必ずしも実際の投票に結びついたわけではないようだ。

5934名無しさん:2009/09/06(日) 14:29:59
>>5933

“あざとさ”指摘の声も

 「お台場のガンダムを見に来た帰り」という愛媛県松山市の医師の男性(28)は、東京みやげとして“萌え絵”が描かれた他のお菓子と一緒に麻生まんじゅうを購入。麻生人気については「受けるような言動をしていたんじゃないの」と、その“あざとさ”を指摘する。

 ただ、民主党についてもさまざまな不祥事ゆえに「期待できない」として「強いてどちらかというなら、自民党の方がまだまし」という消極的な自民党支持者だ。麻生支持かどうか尋ねると、「面白いおっちゃんだとは思うけど…」と明言を避けた。麻生まんじゅうを買ったのも、単なる話の種、みやげ物の域を出ないようだ。

 「麻生人気はチャチ過ぎた。若者にちょっと受けたのを履き違えて、先走りし過ぎた」と手厳しく指摘するのは埼玉県草加市のフリーター男性(30)。「ネットなどで見る限り、けっこういい人そうだし、成果もある」と麻生首相をある程度評価するが、小泉元首相に連なる「麻生降ろし」派が足を引っ張っているとして自民党自体には批判的だ。

 「自民党は国民新党や平沼グループと連立して、真の保守を目指すべきだった」と購入したばかりの麻生まんじゅうを手に話した。麻生首相個人については「構造改革の尻ぬぐいをさせられているかわいそうな人」と評し、積極的に支持はしないものの、同情的な意見だった。

 

「草野球のアイドル」

 秋葉原のタウン情報誌「あきば通」代表を務め、秋葉原に精通した政治家として知られる小林孝也・千代田区議(54)は「秋葉原では麻生さんの人気は確かにありますよ。最盛期は昨年の総裁選から、衆院選の公示直前ぐらいまでかな。でも今でも人気は残っているし、来てくれれば盛り上がると思いますよ」と話す。

 人気の理由については「アキバは“キャラ立ち”してないと駄目な街で、たとえば鳩山さんはアキバキャラではないが、麻生さんはアキバ向きにキャラが立っている」と分析。「マニアの街ですから、地下アイドル(マイナーアイドル)的なものが受ける。ただあくまで多数派ではなく、少数派なんですね。最も盛り上がった時期でも、国民的人気とはいえなかった」。

 「失礼な言い方かもしれませんが、“草野球のアイドル”だったと思うんですね。全国大会やワールドシリーズには出られない。それを『選挙の顔』にするのは、担ぐ方が悪い」

 結局、今回の総選挙で麻生首相が秋葉原に来ることはなかった。小林区議は「全体の情勢がそれどころじゃなかったし、例の『アニメの殿堂』も非常に評判が悪かった。戦術的に避けた面もあるのだろう」と理解を示すが、「政治の世界と違って、負けてもアキバの対応は変わらないですよ」と、麻生首相の秋葉原再訪を望んでいる。

5935名無しさん:2009/09/06(日) 14:34:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090905/elc0909051300001-n1.htm

「公」精神避けた自民、負けて当然! 岡野俊昭・前銚子市長吠える (1/3ページ)
2009.9.5 13:00

このニュースのトピックス:自民党

今回の衆院選と今後の日本のあり方について語る岡野俊昭氏 8月30日投開票の第45回総選挙は308議席と民主党が未曾有の大勝利を収めた。歴史的な大敗で政権を明け渡すことになった自由民主党に、前銚子市長の岡野俊昭氏が厳しい意見を寄せた。地方からの厳しい声は、自民党に届くのか。

             ◇

 私は自民党支持者だからこそ、苦言を呈したい。

 自民党は負けるべくして負けた。政権を握る担当者として、国民のための政策を遂行するには、「公」の精神で政治家個人がリスクを覚悟するという当然のことを避けてきた。そうしたことに対する国民の不満が表れたのが、今回の選挙結果だろう。

 千葉県の銚子市立総合病院をはじめとする地方の医師不足は、自民政権による国の制度が招いたもの。だが、地方の現状を「知らなかった」と逃げる自民党議員が多かった。何のために議員になったのか、何のための議会であるのか、そこをすっかり忘れている。テレビに出れば、視聴者受けを意識しすぎではないか。

 「政治屋」は多いが、「政治家」といえる人がどれだけいるのか。中山成彬さん(元国交相)や、田母神俊雄さん(元航空幕僚長)のように、日本のために発言した人は、みな排除されてしまう。

 言葉の揚げ足取りをするマスコミにも大いに反省してもらいたい。国のための発言を重要視してほしい。

 一方、民主党の大勝利は、メディアを巧みに利用したもので、民意誘導化された選挙だった観がある。

 一番怖いのは、数の暴力による「一色化」だ。戦前の日本が戦争に突入したのは、この一色化が要因とされ、戦争反対の人は投獄され、日本が負けると分かっていた人も口封じされた。今後、このような反動が起こらないかと、一番心配している。

 今回の選挙では、日本のために発言した人が批判、排除されてしまった一方で、日本を外国に売るような人間が人気を得て当選していることが怖い。

 こうした「騒いだ者勝ち」の現象が続くと、政治がブーム化され、若者はますます政治離れしてしまうし、子供たちが大人を信用しなくなる。政治家がリスクから逃げて、マスコミ受けや大衆受けを狙っている姿勢では、必ずツケが回ってくる。

 今後は、民主党政権下で「教育」をどうするか。日教組の問題も無視できない。教育にも「一色化」の流れが起きてしまうと、差別用語などの「言葉狩り」やジェンダーフリー化が進み、教育による社会主義化の危険すらあり得る。

 子供たちに日本国民としての誇りと自信を育成するためにも、党を超越した保守合同で、一色化を阻止すべきだ。

 

おかの・としあき 

前銚子市長。現在、銚子市体操協会会長。銚子市内の中学校長やスペイン・バルセロナ日本人学校長など歴任。北米・欧州地区日本人学校校長会長などを務めた。

5936小説吉田学校読者:2009/09/06(日) 20:06:38
分かりやすく言えば、アテウマ。状況としては、78年首班指名での非議員の飛鳥田一雄委員長を擁した社会党に似ているか。当時は、飛鳥田委員長の代理ですら、右派と左派やり合った社会党ですが、自民党も揉めそうな気配。そして、政界オタクにはしびれるような若林正俊の名前が浮上であります。

石破氏、首相指名「白票投票」に反対 与謝野氏らを提案
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909060103.html

 石破農水相は6日、自民党執行部が16日の首相指名選挙の対応を白票の方向で調整していることについて、「そういうことを言っているから選挙に負けた」と批判した。そのうえで、8日の党両院議員総会で白票投票を求められれば反対する考えを示した。都内で記者団に語った。
 石破氏はテレビ朝日の番組でも「白票はもっての外。麻生さんの名前を書くのも民意の否定」と指摘。白票以外の対応策として、昨秋の総裁選2位の与謝野財務相や若林正俊両院議員総会長への投票を提案した。

5937名無しさん:2009/09/06(日) 20:39:53
まさか首班指名のリリーフにも名前が出るとは!

5938とはずがたり:2009/09/06(日) 21:14:25
おおw
>若林正俊両院議員総会長への投票を提案した。

5939まついかづよでっすぅ ◆IYPE50CVp6:2009/09/06(日) 22:15:49
困ったときの若林頼みキターーーーーーーーーーー!!!!!!!!wwwwwwwwwwwww
__________

石破氏、首相指名「白票投票」に反対 与謝野氏らを提案
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909060103.html
2009年9月6日19時32分
白票以外の対応策として、昨秋の総裁選2位の与謝野財務相や若林正俊両院議員総会長への投票を提案した。

5940チバQ:2009/09/06(日) 23:04:13
中山、河野、海部が当選していれば...と前に書きましたが、リリーフ若林の存在はすっかり忘れていました。
全国 数百人の政局ウオッチャーのために若林で投票を!!

5941名無しさん:2009/09/07(月) 06:23:01
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/09/07/06.html
あいさつもしない麻生首相…選挙前後では別人

2日、いら立った表情で記者の質問に答える麻生首相
Photo By 共同
 退任まで秒読み段階に入った麻生太郎首相。ひっきりなしに官邸に訪れていた来客も衆院選後は少なくなり、残された公務のほか、支援を求めた各種団体への“おわび行脚”などを粛々とこなす日々が続く。ただ、自民党惨敗のショックは癒えていない様子で「負けた悔しさを今も口にしている」(首相周辺)。

 歩き方に以前のようなはつらつさは消え、記者団のあいさつにも応えなくなった。周辺は「遊説で全国を飛び回った疲れがまだ相当残っている」と釈明する。記者団から後継総裁選に関する質問が出ると、「聞くべき相手は幹事長だ。頭の整理できた?」といら立ちをあからさまにした。

 1993年当時、非自民連立政権誕生で退陣に追い込まれた宮沢喜一首相は、唐詩選の「一片の氷心、玉壺(ぎょっこ)に在り」を披露し、澄み切った気持ちを表現した。政権を去る時、麻生首相がそんな心境に達することができるかは微妙のようだ。

[ 2009年09月07日 ]

5942名無しさん:2009/09/07(月) 06:25:30
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090907-OHT1T00010.htm
麻生首相、傷心グルメツアー!?
 選挙後初のぶら下がり会見で記者に八つ当たり気味に話し、世間をあきれさせている麻生太郎首相(68)。退任まで秒読み段階に入った首相に訪問者は少なく、官邸はひっそりと静まりかえっている。メディアの前にも姿を現さず粛々と公務をこなす日々だが、食欲は旺盛で9月に入り都内の有名店を次々に訪問。美食傾向は戻ってきた。かつて批判を浴びた「ホテルのバー通い」も復活する日は近そうだ。

 衆院選から1週間。ひっきりなしに官邸に訪れていた来客もめっきり少なくなった。麻生首相は残された公務や選挙後のあいさつ回りなどを、粛々とこなす日々が続いている。ただ、自民党惨敗のショックは癒えていない様子で「負けた悔しさを今も口にしている」(首相周辺)という。

 麻生首相は衆院選結果を受け、8月31日に自民党総裁辞任を正式表明。翌9月1日は政府の総合防災訓練を視察した。3日には衆院選で支援を求めた都内の各種団体約20か所を訪ね、頭を下げた。7日も「おわび行脚」を続ける予定だ。

 歩き方に以前のようなはつらつさは消え、記者団のあいさつにも応えなくなった。周辺は「遊説で全国を飛び回った疲れがまだ相当残っている」と釈明する。

 2日には、記者団が自らの後継を決める総裁選に関する質問をすると、“逆ギレ”。「聞くべき相手は幹事長だ。頭の整理できた?」といら立ちをあからさまにした。そのあまりの態度の悪さには、党内からも不快感を表す声が続出した。

 もはや孤立無援の麻生首相だが、食欲は旺盛なようだ。1日は東京・銀座のすし店「すきやばし次郎」、2日は東京・東麻布のレストラン「タワシタ」、5日は東京・銀座の中国料理店「福臨門酒家」など、9月に入り次々に有名店を来訪。周辺に「ホテルのバーは、いつから行っていいのか?」と聞いたとも、一部では報じられている。

 1993年当時、非自民連立政権誕生で退陣に追い込まれた宮沢喜一首相は、唐詩選の「一片の氷心、玉壺に在り」を披露し、澄み切った気持ちを表現した。政権を去る時、麻生首相がそんな心境に達することができるかは微妙だ。

(2009年9月7日06時03分 スポーツ報知)

5943名無しさん:2009/09/07(月) 06:38:50
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090907t51009.htm
揺らぐ自民山形県連 国政・県政「野党」に危機感

 衆院選で自民党が政権から転落し、同党山形県連は国政、県政とも事実上の野党になった。県連は県議会(定数44)で32議席を擁するが、影響力の源だった「政権与党」の威光を今回の選挙で失った。県連内では、執行部が民主党候補を支援した吉村美栄子知事との対決姿勢を強めるのに対し、一部議員から「次の県議選を戦えるか」という揺らぎも出始めた。(山形総局・今里直樹)

<神経を逆なで>
 「知事が相手候補を支援したのは残念だった。県議会9月定例会では、いろいろな議案が出される。しっかり対応する」

 今井栄喜県連幹事長は選挙戦の総括をした2日の議員総会後、吉村知事に「宣戦布告」をした。「いろいろな議案」には、吉村知事が1月の知事選で公約した「副知事1人制」の実現に絡む条例改正案が含まれていることは明らかだった。

 山形1区で、自民党候補は民主党候補に1291票差で競り負けた。民主陣営は勝因の一つに「吉村知事の投入」(選対幹部)を挙げ、自民陣営の神経を逆なでした。

 29日開会する9月定例会を前に、吉村知事に近い県議は「自民の怒りは本物だ」とかたずをのむ。不安を見透かすように、自民党のベテラン県議は「選挙後の後始末は覚悟してほしい」と戦略を巡らしている。

 「9月には大変な議会が待っている」
 吉村知事自身も選挙期間中、民主党候補の事務所で不安を漏らし、周囲から「自民党は野党になるから心配するな」と激励される場面があった。

<会派分裂含み>
 強硬一辺倒に映る自民党だが、大きな「内憂」を抱えていることも事実だ。むしろ「『吉村知事と対決している場合か』という声も少なくない」(中堅県議)という。

 この県議が戦々恐々として解説する。「県政で野党、国政でも野党になった。これでは地元に利益をもたらせず、再来年の県議選を戦えない」

 別の3期目の県議は「今回の選挙結果では会派を割った方が得と考える議員もいる。執行部が吉村知事と対決すればするほど、求心力を失っていくだろう」と執行部の姿勢を危ぶんだ。

 自民党会派内で吉村知事に対する強硬派と穏健派は「半々ぐらい」といわれる。実際、今年3月の議長選では、会派の予備選で執行部の本命候補が敗れ、吉村県政に柔軟姿勢の議員が小差で勝つ波乱があった。当時、県連幹部は「(反発勢力の)『ガス抜き』になった」と複雑な表情を浮かべたが、若手県議は「(不満は)これだけでは晴れない」と分裂含みの会派運営を予言している。

 第三者的立場で県議会の行方を見守る首長の一人は「来夏の参院選を考えれば、自民党の強硬姿勢は得策かどうか。吉村知事も自民党も大人の付き合いが必要だ」と今後の成り行きを注視する。

 自民党の惨敗で生じた国政の転換。「政権選択」の劇的な選挙結果が、山形県の政治構造に落とした影は小さくない。

2009年09月07日月曜日

5944名無しさん:2009/09/07(月) 06:49:14
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5476-5477n
ネガティブキャンペーン:衆院選 自民党、注目集めて票集まらず…?

毎日新聞 2009年9月7日 東京朝刊

5945とはずがたり:2009/09/07(月) 18:22:13
Kyoto Shimbun 2009年9月7日(月)
自民津島派会長に額賀氏
8日に正式決定
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009090700130&genre=A1&area=Z10

 自民党津島派(平成研究会)は7日、幹部会を開き、政界引退した津島雄二会長の後任に額賀福志郎会長代理が就任する方針を決めた。8日の総会で正式決定する。

 額賀氏は幹部会後、都内で記者団に「平成研のスタート時から長年、同僚や先輩議員の指導を受けてきた。国難的な状況の中で十分に意見交換をし、国民の期待に応えたい」と抱負を述べた。
 額賀氏は衆院当選9回。防衛庁長官、自民党政調会長、財務相などを歴任し、津島派では2006年9月からナンバー2の会長代理を務めていた。(共同通信)

5946名無しさん:2009/09/07(月) 20:27:58
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120162

自民県連が衆院選総括 危機訴える意見相次ぐ 代表役員会 会長は続投の意向
2009年9月7日 09:23 カテゴリー:九州 > 佐賀

自民党県連の代表役員会であいさつする今村雅弘県連会長(中央) 自民党県連(会長・今村雅弘衆院議員)は、6日に佐賀市内で開いた衆院選後初の代表役員会で選挙戦を総括した。県内3小選挙区のうち1、2区を民主党に奪われたことを受けて、出席者からは「有権者の中で大きな地殻変動が起きていることを、われわれはきちんと受け止め、党再生に臨まなければならない」などと危機を訴える意見が続出。県連幹部の責任論にも議論が及んだ。

 14人が出席した代表役員会は冒頭だけを報道陣に公開し、議論のやりとりは非公開だった。約2時間の会合後、今村会長と木原奉文幹事長の2人が会見。今村会長や幹事長、総務会長、政務調査会長の県連三役の進退に質問が及ぶと、木原幹事長は「(出席者からは)辞任、続投両方の意見が出た」と明かした。自身の進退について、今村会長は「新しい党をつくるのがこれからの私の努めだ。それまでは辞めるつもりはない」と述べた。

 木原幹事長は、12日に約160人を集めて佐賀市で開く「市町村支部長・幹事長及び職域支部長会議」について、「厳しい意見が出ることは覚悟している。われわれはそれを受け止めたい」と話し、今村会長も「多くの意見を基にこれから党や県連がどうすべきか、どう再起を図っていくかを考えたい」と語った。

 今村会長は最後に「総選挙の結果から自民党への不信感を痛感したが、これは国の厳しい財政や諸制度に生じたきしみも影響している。こうした客観的情勢は民主党政権になっても変わらない」との持論も披露した。

=2009/09/07付 西日本新聞朝刊=

5947名無しさん:2009/09/07(月) 20:38:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090700013

新代表に山口氏内定へ=公明
 公明党は7日午後、党本部で中央幹事会を開き、衆院選惨敗の責任を取って辞任する太田昭宏代表の後任に、山口那津男政調会長を起用することを内定する。これを受け、8日の全国代表者会議で正式に山口氏を代表に選出、新執行部が発足する。
 また、北側一雄幹事長の後任には、党務に精通し支持母体の創価学会の信頼が厚い井上義久副代表を起用。政調会長には麻生内閣で地球温暖化対策に取り組んだ斉藤鉄夫環境相を充てることが固まっている。 (2009/09/07-06:00)

5948名無しさん:2009/09/07(月) 20:43:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090702000080.html

自民総裁選、地方主導に 初めて国会議員票上回る
2009年9月7日 朝刊

 自民党総裁選(十八日告示−二十八日投開票)は党員投票の実施が決まったことで、衆院選惨敗で激減した国会議員票(二百票)を、三百票ある地方票が初めて上回ることになった。都道府県連の中には、参院議員も含めて国会議員ゼロの“完全空白”地域も生じており、国会議員の影響力は大幅に薄れた形。顔触れが決まれば、後継選びの主導権は地方が握りそうだ。 (金杉貴雄)

 党執行部は当初、党員投票を見送り、地方票は各都道府県連代表三人ずつの計百四十一票にとどめる方針だった。この理由を細田博之幹事長は「時間が足りない」と説明していた。

 しかし、一日の役員連絡会でも見送りに反対論が続出し、一転して党員投票の実施が決定。細田氏は記者会見で「(実施方法が変わることで)本質的に期間に違いはない」と釈明したが、当初の見送り方針の背景には「地方票が議員票を上回るのはおかしい」との思いが執行部内にあったとみる向きが強い。

 党員投票のやり方は三百票のうち基礎票として三票ずつを各県連に配分。残りの百五十九票は党員数に比例して各県連に割り当てられる。

 割り当てられた地方票は、各県連ごとの党員投票数に応じ、ドント式と呼ばれる計算式で、各候補者の得票として振り分けられる仕組みだ。

 このため、党員投票の結果は必ずしも国会議員の意向通りにならない。

 加えて、衆院選では埼玉、静岡、愛知、長崎、大分など計十三県の小選挙区で全敗。このうち岩手、山梨、新潟、長野、滋賀、沖縄の六県では、比例復活組もおらず、衆院議員がいなくなった。岩手、山梨、滋賀の三県には、参院も含めて自民党議員がゼロだ。

 こういった地域では国会議員や落選組が影響力を行使するのは難しく“威光”は先細るばかりだ。

 衆院選で歴史的惨敗を喫した自民党。総裁選を前にあらためて、その「傷の深さ」を感じ取っているかもしれない。

5949名無しさん:2009/09/07(月) 20:45:57
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/09/8093.html

山崎竜男さんしのび関係者500人が献花/青森


 8月15日に87歳で亡くなった元国務大臣環境庁長官で医学博士の山崎竜男さんを偲(しの)ぶ会が6日、青森市のホテルで開かれ、約500人が参列、花を手向けて故人をしのんだ。
 山崎さんは1968年から参院議員を4期務め、参院文教常任委員長や自民党両院議員総会長を歴任、89年に環境庁長官に就任した。政界引退後の2006年には叙勲旭日重光章を受章した。
 会では大島理森自民党県連会長が「環境政策や日本と台湾の友好関係、リンゴの台湾輸出に大変な貢献をされた。また若い政治家を指導、自民党県連の歴史をつくっていただいた」と功績をたたえ、「われわれ後輩やご遺族を天界で見守り、叱咤(しった)激励をいただければ」と語り掛けた。
 喪主で長男の力さんは「苦しむことなく穏やかな死に方だった。本人は孫に恵まれ、夢もかなえ、幸せだったと言えるのではないか」と声をつまらせ、参列者に感謝した。
 同日は政界関係者や自治体関係者、医療関係者らが多数参列。生前の山崎さんの語りとハーモニカ演奏が流される中、次々と献花して哀悼の意を示した。

5950名無しさん:2009/09/07(月) 20:48:07
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090701000301.html

公明、山口那津男代表が内定 新執行部8日に発足
 公明党は7日午前、党本部で常任役員会を開き、衆院選敗北の責任を取って辞任する太田昭宏代表(63)の後継に山口那津男政調会長(57)を内定した。新執行部は8日の全国代表者会議で信任を得て発足する。

 辞任する北側一雄幹事長(56)の後任に井上義久総合選対本部長(62)、政調会長には斉藤鉄夫環境相(57)を充てる。漆原良夫国対委員長(64)は留任する。

 7日午後の中央幹事会で山口氏を代表に推薦することを決定。8日の全国代表者会議後、山口氏が井上幹事長らを指名する運びだ。

 公明党は来年夏の参院 参院選を「支持母体の創価学会の設立80周年にあたり、絶対に負けられない戦い」(幹部)と位置付けており、山口氏については「創価学会の活動歴は少ないが、弁が立ち、国会論戦でも存在感を示すことができる」(同)と、選挙の“顔”として期待している。

 民主党政権に対しては「柔軟な姿勢」で臨み、社会保障政策などで実績を挙げて党の独自性を発揮したい考えだ。

 山口氏は東大卒。弁護士を経て1990年、衆院旧東京10区から初当選。96年と2000年の衆院選で落選。01年の参院選で東京選挙区から当選し現在2期目。08年から党政調会長を務めている。

2009/09/07 12:57 【共同通信】

5951チバQ:2009/09/07(月) 20:50:04
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200909070285.html
派閥会長に額賀氏 自民第2派閥・青木色強まる
2009年9月7日20時4分

 自民党第2派閥の津島派(37人)は7日の幹部会で、引退した津島雄二会長の後任に額賀福志郎会長代理を充てる人事を決めた。同派の衆院議員は総選挙後、14人に激減。派内は参院議員が3分の2を占めるため、額賀氏の後見人的存在である青木幹雄前参院議員会長の影響力が強まりそうだ。

 津島派は衆院議員数では党内第4勢力に没落。旧田中派から連なる権力派閥の面影は消えた。

 額賀氏は小渕、森内閣当時、青木官房長官の下で副長官を務めた。故・竹下、小渕両元首相と、青木氏、森元首相ら重鎮を早大雄弁会の先輩に持つこともあり、派内で「プリンス」と呼ばれた。だが、過去3回の総裁選で立候補を模索しながら断念してきた経緯がある。

 額賀氏は今回、小選挙区で落選し比例復活したため求心力が低下、総裁候補に推す声は広がらない。石破農水相や鳩山邦夫前総務相ら離党経験のある「外様」を抱え、「額賀派」として一体感をどう確保していくかが今後の課題になる。

5952チバQ:2009/09/07(月) 20:56:12
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200909070277.html
自民ベテラン主導の総裁選に危機感 中堅若手が会合
2009年9月7日20時2分

 自民党の中川秀直、武部勤元幹事長や塩崎恭久元官房長官と中堅・若手十数人が7日、東京都内で集まり、8日の両院議員総会や16日の特別国会での首相指名への対応について意見交換した。総裁選を党重鎮や派閥が主導することへの懸念が出たほか、独自の総裁候補擁立も含め若手主導で党再生を進めるべきだとの意見も出た。

 会合は中川氏の呼びかけで開かれた。出席者によると、会合では「若手が前面に出るべきで、ベテラン議員は後ろに下がってもらいたい」「若手から総裁候補を出した方がよい」などの発言が出た。具体的な「総裁候補」の名前は出なかったが、党重鎮や派閥幹部主導の総裁選には強い懸念が相次いだという。

 会合では、16日の首相指名での対応も協議。白紙で臨むほか、党両院議員総会長の若林正俊氏や、野田毅・総裁選管理委員長など、暫定的な「党代表」の名前を書く案も示されたが、まとまらなかった。

5953名無しさん:2009/09/07(月) 20:57:06
へ〜。
>山口氏は政策に明るく、特に外交・安全保障分野に精通している。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090907-OYT1T00560.htm
公明代表に山口氏内定、8日に正式選出へ
政権交代
 公明党は7日午前の常任役員会で、衆院選の敗北で引責辞任する太田代表の後任に、参院議員の山口政調会長(57)を充てる人事案を内定した。


 午後の中央幹事会で決定し、8日の全国代表者会議で正式に選出する予定だ。

 山口氏は政策に明るく、特に外交・安全保障分野に精通している。太田氏より6歳若い山口氏に世代交代し、来年の参院選に向けて、党の出直しを目指す。

(2009年9月7日13時01分 読売新聞)

5954名無しさん:2009/09/07(月) 21:16:48
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090907/stt0909071846011-n1.htm

【産経FNN世論調査】自民敗因は「党の体質」に? (1/2ページ)
2009.9.7 18:45

このニュースのトピックス:自民党
 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で、衆院選の自民党大敗の原因を探ったところ、麻生太郎首相への批判とともに、自民党そのものへの批判が有権者に広がっていたことが分かった。党の体質改善を求める有権者の声に、どのように答えるかが今後の自民党再生のカギとなりそうだ。

 自民党の敗因を聞いたところ「麻生首相の判断や言動」(29・5%)がトップだったが、ほかにも「自民党の実績への評価」(28・9%)、「麻生首相以前の首相の判断や言動」(19・6%)、「個々の候補者の政治姿勢」(10・3%)などが挙げられた。マニフェスト(政権公約)が注目を集めた衆院選だったが、「自民党の政権公約の内容」を敗因としたのはわずか6・4%だった。

 自民党批判の傾向は来夏の参院選対応を尋ねた設問にも出ており、59・1%が「民主党など新しい与党に勝たせたい」と回答。「自民党などに勝たせたい」とした人は33・0%だった。特に支持政党を持たないいわゆる無党派層では5割が「民主」、3割が「自民」と回答した。無党派層をいかにして取り込むかが参院選勝利へのポイントになりそうだ。

 調査では、連立政権のパートナーである公明党支持層の「自民離れ」がかいま見えた。公明党支持層に自民党敗因を聞いたところ、44・0%が「麻生首相」と回答。参院選対応でも、公明党支持層のうち、自民党などに勝たせたいと答えたのは54・0%で辛うじて過半数を占めたが、26・0%が民主党などを支持するという結果になった。

 ただ「自民党はいずれ与党(政権)に復帰すると思うか」との質問では、68・1%が「復帰する」と回答。民主党支持層でも58・7%が自民党に政権を奪還されると感じていた。民主党の長期政権というイメージは有権者にはまだ広がっていないようだ。

 自民党に対する処方箋(せん)としては85・1%が「世代交代」が必要と答えた。今後、党の体質改善に向け、大胆な世代交代を求める声が強まる可能性がある。(峯匡孝)

5955名無しさん:2009/09/07(月) 21:18:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009090700590

後継会長に額賀氏=幹部会で決定−自民津島派
 自民党津島派は7日、都内の派閥事務所で幹部会を開き、先の衆院選に出馬せず引退した津島雄二会長の後任に会長代理の額賀福志郎元財務相(65)を充てることを決めた。8日の総会で正式決定する。
 幹部会では、津島氏が後任に額賀氏を推薦し、了承された。終了後、額賀氏は記者団に「今後も政策研究会として国民の期待に応えていきたい」と述べた。 
 津島派は、自民党の単独政権時代に最大派閥として歴代内閣に絶大な影響力を誇った旧竹下派を前身とする。津島派は現在、衆院13人、参院23人の計36人で、町村派に次ぐ党内第2派閥。
 額賀氏は衆院当選9回。若手のころから派閥のホープとされ、党政調会長や防衛庁長官、財務相などを歴任した。衆院選では茨城2区で敗北したが比例代表で復活当選した。(2009/09/07-18:39)

5956名無しさん:2009/09/07(月) 21:31:24
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090908k0000m010061000c.html

麻生首相:「取材拒否」続く
 麻生太郎首相は7日、衆院選で支援を要請した日本商工会議所など東京都内の10団体を訪ねて「これから自民党をしっかり立て直していきたい」と大敗を陳謝し、3日に始めた「おわび行脚」を終えた。

 一方、首相は記者団の取材には7日も応じなかった。首相指名選挙に関する質問で「総裁に聞くことではない」と不機嫌になった今月2日以後、「取材拒否」が続いている。

 河村建夫官房長官は先週末、「丁寧にやってください」と進言したが、首相は「丁寧にやる。ちゃんとした質問をしたらな」と、なお不満げな様子だったという。【影山哲也、森有正】

5957名無しさん:2009/09/07(月) 21:33:17
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090907-OYT1T00093.htm

民主国対、小沢側近・山岡委員長の続投で調整
政権交代
 民主党の鳩山代表は6日午後、党本部で、官房長官に内定している平野博文役員室担当と2時間近く連立や新政権の人事について協議した。


 民主党役員人事では同日、山岡賢次国会対策委員長を続投させる方向で調整に入った。山岡氏は、幹事長就任が決まった小沢代表代行の側近。自民党とのパイプも太く、党・国会運営をスムーズに運ぶことになるとの見方が党内で出ている。

 鳩山氏は7日夕、党本部に幹部を集め、人事の骨格を協議する。

(2009年9月7日09時50分 読売新聞)

5958名無しさん:2009/09/07(月) 21:33:42
>>5957
貼り間違いです。すみません。

5959名無しさん:2009/09/07(月) 21:38:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090906-OYT1T00243.htm

麻生首相、誤算の連続…でも「間違っていない」
政権交代
 衆院選で歴史的惨敗を喫した麻生首相が16日、民主党の鳩山代表に政権を明け渡す。


 「選挙の顔」として期待されながら、再三の衆院解散・総選挙の機会を逃し、自民党の長期政権支配に幕を下ろす皮肉な役回りとなった。

 「政局よりも政策を優先した判断は、決して間違っていなかった」。首相は衆院選翌日の8月31日の記者会見で3回、「間違っていない」と自分に言い聞かせるように繰り返した。

 だが、実際の政権運営は、誤算の連続だった。昨年9月の自民党総裁選で圧勝し、早期の衆院解散を模索したが、世界同時不況に見舞われた。経済や外交での実績作りを優先する姿勢を強調したが、解散に踏み切れなかったことで、「口実」と受け止められた。

 首相は、事業規模で130兆円に及ぶ4度の予算編成を行い、景気対策を強化。国際貢献の推進にも力を入れたが、政権浮揚にはつながらなかった。逆に、自らの失言や、政策・人事をめぐる「ぶれ」が政権を揺るがした。特に、公務のあいさつで「未曽有」を「みぞうゆう」と読むなどの漢字の誤読は、国民の目にも首相の威信低下を決定づけた。

 自民党内で「麻生首相では選挙は戦えない」との危機感が募り、「麻生降ろし」の動きが強まる中、ようやく解散に踏み切ったが、自らの指導力不足を陳謝して回る“受け身”の選挙戦を余儀なくされた。

 「これまでの自民党、自公連立政権に対するいろいろな批判が堆積(たいせき)している。それらを引き継いでこの立場にある」。首相は選挙中、自らの境遇を嘆いた。安倍元首相、福田前首相と2代続いた政権投げ出しで失われた自民党の信頼を取り戻す責務は、一時の人気を見込まれて就任した麻生首相には、重すぎた。(五十嵐文)

(2009年9月6日10時27分 読売新聞)

5960名無しさん:2009/09/07(月) 21:39:53
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090907-OYT1T00946.htm

8日に自民両院総会、首相指名選「白紙」で混乱も
 自民党は8日、党本部で両院議員総会を開き、特別国会(16日召集)での首相指名選挙への対応を協議する。

 衆院選惨敗の責任をとって辞任する麻生首相(総裁)への投票に反発が強いため、執行部では白票を投じる方針を決めるべきだという声が強まってきたが、党内には異論もあり、総会での意見集約は難航しそうだ。

 総会では、麻生首相の後継を選ぶ総裁選の日程を「18日告示・28日投開票」と決める予定だ。細田幹事長、河村官房長官らは7日、党本部で会合を開き、首相指名選挙への対応を協議したが、「総会で議員の声を聞かなければ、決められない」として結論を見送った。

 党内では、「白票」案が勢いを増しており、幹部の1人も7日、「党がまとまって行動するには白票以外にない」と語った。

 自民党が首相指名選挙で白票を投じる方針を決めれば、結党以来、初めてとなる。

 自民党の大平正芳、福田赳夫の両氏が争った1979年の首相指名選挙の決選投票では、野党議員がそろって白票を投じた。大平氏が指名されたが、白票は史上最多の252票を数えた。ただ、「特定政党が首相指名選挙の最初から組織的に白票を投じるのは異例だ」(衆院事務局)という。

 「白紙投票は国会議員としての職場放棄だ」という声も少なくない。中川秀直・元幹事長の呼びかけで武部勤・元幹事長、柴山昌彦衆院議員ら約15人が7日、都内で開いた会合でも、「臨時で被投票者を決めるべきだ」などの意見が出た。当選5回以下の議員も8日の総会前に会合を開き、対応を協議する予定だ。

(2009年9月7日21時25分 読売新聞)

5961名無しさん:2009/09/08(火) 03:12:15
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090908k0000m010127000c.html

自民党:18道府県連の会長辞任へ 引責、落選で
 自民党の地方組織である全国の都道府県支部連合会のうち、18道府県連の会長が衆院選惨敗の責任や自身の落選を理由に会長職を辞任したり辞意表明したりしていることが、毎日新聞のまとめで分かった。15小選挙区で全敗した愛知は会長以下の執行部14人全員が、小選挙区1勝6敗の茨城も会長ら役員11人が辞任するなど、「解党的出直し」をすることになった。県連に「再生委員会」などを設置する動きもあり、各県連幹部からは「人心の一新が必要」などの声が出ている。

 7日現在で、すでに会長が辞任したのは愛知、大阪など6府県。千葉など5県は辞意を表明している。他に7道県は会長が衆院選で落選しており、交代する見通し。宮城、滋賀、徳島は幹事長、総務会長、政調会長の三役も辞任する予定。沖縄は会長、三役に副会長を加えた五役が辞意を表明したが、「県連だけの責任ではない」と慰留されており、8日に取り扱いを協議する。

 党の地方組織再生のため、愛知が「新生委員会」、滋賀と兵庫が「再生委員会」の設置を決めた。各県連は有識者らを交え、再生策を探る。茨城は山口武平県議が22年にわたり会長職を務めたが、辞任に伴い、地元国会議員や県議に加え、約5万9000人の党員が参加して初の会長選を実施する。

 各県連幹部からは敗因として「地方の声が党本部に反映される構造になっていなかったからだ」(埼玉)などの意見が多く出た。党再生策として「総裁の若返りが必要」(鳥取)、「原点に返り、国民に温かい手を差し伸べる政治を」(山口)などの声が上がった。【まとめ・沢田石洋史】

毎日新聞 2009年9月8日 2時30分

5962名無しさん:2009/09/08(火) 03:14:25
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/090908/ibr0909080247002-n1.htm

大敗・自民 県連執行部が“総辞職” 茨城
2009.9.8 02:19
 自民党茨城県連の山口武平会長(88)ら執行部11人は7日、衆院選と知事選の敗北の責任を取り、“総辞職”した。水戸市内で同日開いた議員会で了承された。新会長は党員投票により選出する。県連が会長選を実施するのは初めてという。辞職した役員の立候補は認めない方針。衆院選で歴史的敗北を喫した茨城・自民党は、22年間にわたって会長を務めた山口氏が表舞台を退くことで、大きな転機を迎えた。

 この日の議員会には、県議ら約50人が出席。山口氏が辞意を伝え、長谷川大紋会長代行、海野透幹事長、鶴岡正彦政調会長ら副幹事長以上の役員の辞職が了承された。党推薦候補として知事選に出馬し、現職に敗れた小幡政人氏(64)も姿を見せ、出席者たちに謝意を述べたという。

 新会長に立候補できるのは、辞職した役員以外で、5人の推薦を得た現職の県議か国会議員。立候補資格について、執行部は「5期生以上」を提案したが、議員会で異論があり、当選回数1回の県議でも立候補を認めることにした。8日から14日にかけて立候補を受け付け、18日から党員投票を開始する。開票は党総裁選と同じ28日の予定。

 辞任後の山口氏には、名誉会長などへの就任を求める声もあるが、本人は「考えていない。戦争で負けて帰ってきたときの気持ちと同じ」と述べるにとどめ、今後は「一兵卒になって党のために尽くす」という。

 山口氏の後継には、元水戸市長の岡田広参院議員や衆院選の選挙区で唯一議席を守った梶山弘志氏、自民党の派閥会長となった額賀福志郎氏らが取りざたされている。議員会で具体的に名前が挙がったのは岡田氏だけだったという。

 特定の地域に地盤を持つ衆院議員2氏に対し、県内全域に支持を得られやすい参院議員の岡田氏が有利との見方もあるが、「岡田さんが立候補すれば会長に決まる可能性は高いが、橋本(昌)知事と良好な関係にある」と、知事選で対立した現職知事との親密さを敬遠する声も県連内にある。

 山口氏は大正10年5月生まれ。昭和62年2月、故・赤城宗徳氏の後継として会長に就任し、平成18年には全国都道府県議長会の会長も務めた。現役の県議でもあり、現在14期目。

5963名無しさん:2009/09/08(火) 03:16:05
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090908-OYT1T00106.htm?from=navr

麻生首相、16日に総裁辞任へ…混乱収拾図る

 麻生首相は、特別国会召集日の16日午前に自民党総裁の辞表を提出する意向を固めた。複数の党幹部が7日、明らかにしたもので、8日に党本部で開かれる両院議員総会でこうした意向を表明する方向だ。16日午後に行われる首相指名選挙で、麻生首相に投票することへの反発が強まる中、前倒しで辞任することで、同選挙への党の対応を決めやすくする狙いがある。


 麻生首相はすでに衆院選惨敗の責任を取り、辞任する意向を示している。ただ、総裁任期は30日までで、後任を選ぶ総裁選は28日に投開票される予定だ。

 このため、自民党は首相指名選挙では、その時点で総裁である麻生首相に投票することになるが、衆院選で惨敗した首相に投票することへの反発が強く、白票を投じる案も出ている。

 首相としては、指名選挙前に自ら身を引くことで、混乱を収拾したい考えだ。辞任後、28日までは総裁は空席となる。ただ、党内では白票案にも反対があり、調整はなお難航しそうだ。

(2009年9月8日03時07分 読売新聞)

5964名無しさん:2009/09/08(火) 04:06:05
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200909070411.html

自公連立「埋没した」「らしさ発揮」 公明役員会が紛糾
2009年9月8日3時1分

 公明党の新代表に山口那津男氏を内定した7日の党常任役員会で、10年間の自公連立政権の総括を巡って議論が紛糾したことが分かった。公明党が埋没したとの総括を目指す新執行部に対し、連立を主導した重鎮たちが反発。山口新体制は「連立の後始末」で波乱含みのスタートだ。

 常任役員会では、山口氏が8日の全国代表者会議で読み上げる就任あいさつの内容が議論になった。出席者によると、山口氏側が示した原案には「連立政権の中で埋没した」「この10年間で公明党らしさが失われた」「政権運営に時間を取られ、支持者への説明が十分できなかった」との趣旨の言葉が盛り込まれていたという。

 これに対し、引責辞任する太田代表が「公明党らしさを十分発揮してきたし、努力してきた。一刀両断に『なかった』というのは不本意だ」と強く反発した。同じく辞任する北側一雄幹事長や、落選した冬柴鉄三前幹事長ら自公政権を主導した執行部経験者からも「連立の枠組みの中で全力を尽くしてきた」などと修正を求める声が続出。原案は修正され8日午前に改めて調整することになったという。

 山口氏は、総選挙惨敗を受けて自公路線に代わる針路を示し、来夏の参院選に向けて党の独自性をアピールすることを期待されている。だが、党内には自公路線へのこだわりもなお強い。出席者の1人は「原案は山口氏を中心に作成した。自公連立の負の部分を総括したい新執行部と、連立を支えてきた自負がある旧執行部の意識の差が対立になって表れた」としており、党再建の行方は不透明だ。

5965 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/08(火) 10:26:22
> 党再生策として「総裁の若返りが必要」(鳥取)

こちらが石破への援護射撃なのは分かるのだが、

> 「原点に返り、国民に温かい手を差し伸べる政治を」(山口)

こちらは安倍ちゃんへの牽制に見えるw

5966 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/08(火) 18:44:48
>>5936-5940>>5952
政治オタクのブラックジョークが現実になってしまう、今の自民党…

自民、首相指名選挙は若林氏に 異例の両院議員総会長

 自民党は8日、両院議員総会を党本部で開き、16日に行われる特別国会の首相指名選挙で若林正俊
両院議員総会長に投票する方針を決めた。

 党内の(1)惨敗を招いた麻生太郎総裁(首相)には投票したくない(2)白紙投票は国会議員の責務放棄
(3)全員が一致して投票できる候補が望ましい―との声を考慮した苦肉の策。自民党が首相指名選挙で
総裁以外に投票するのは極めて異例で、明確な首相候補を擁立できない衰退ぶりを表している。

 麻生総裁は両院議員総会で、衆院選惨敗に触れ「多くの有為な方々を失うことになり申し訳ない」と陳謝
した上で「すべての責任は私にある」として、16日午前に総裁を辞任する考えを重ねて表明した。

 これを受け首相指名選挙について、出席者が「若林氏か野田毅総裁選挙管理委員長がふさわしい」と
提案。細田博之幹事長が「若林氏にという声が多いのでお願いしたい」と要請し、拍手で了承した。

 また総裁選について「18日告示−28日投開票」との日程を了承。党員・党友投票を実施し、地方票300
と国会議員票200(現時点)で争うことが確定した。河野太郎衆院議員らが推薦人を20人から10人に
減らすよう求める動議を提出したが、否決された。

2009/09/08 18:33 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090801000604.html

5967名無しさん:2009/09/08(火) 18:55:55
いっそのこと総裁代理として、総裁選まで自民党を引っ張って欲しい。
あと、野田より人気?あるんですね(笑



首相指名選挙で、両院議員総会長の若林正俊・
元農相に投票する案を軸に検討する。
白票を投じる案は、8日午前の総務会で反対意見が大勢を占めた
ため、採用されない見通しとなった。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090908-OYT1T00393.htm?from=main4

5968チバQ:2009/09/08(火) 19:00:34
47 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 18:35:29 ID:C12I6B/D
首相指名に若林を据える根拠が、両院議員総会長だからってことだけど、
そもそもこの職自体がリリーフで務めていたものだよね。
(山崎正昭参院幹事長が体調不良で辞任→谷川秀善が後釜になり、
空席になった両院議員総会長に若林が座る)

5969 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/08(火) 19:05:26
>>5967
野田の方のたけしは、当初はコスタリカにするかですら揉めましたし、出戻りの経緯から見ても
人徳はないでしょう。

5970名無しさん:2009/09/08(火) 20:15:49
http://www.asahi.com/politics/update/0907/TKY200909070364.html

党のホープ、学会は様子見か 公明新代表内定の山口氏2009年9月7日23時32分
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代表に内定し、記者の質問に答える公明党の山口政調会長=7日午後、東京都新宿区、上田幸一撮影
 「自分自身は参院の立場であります。落選も経験しています。政調会長として選挙の責任の一端があると思っている身でもあります」。山口那津男氏は公明党新代表に内定した7日、記者団にひたすら謙虚に振る舞った。

 東大卒業後、弁護士に。90年衆院選へ出馬を要請された時は「最も無縁な世界」と悩んだが、リクルート事件で露呈した自民党の腐敗への憤りが決断を後押しした。それから19年、自公連立のしがらみを断つ重責を担う。

 当選同期の北側一雄幹事長とともに「党のホープ」と言われたが、96、00年の衆院選東京17区で自民党の平沢勝栄氏に連続して敗れ、01年に参院議員に転じた。「回り道の人生」と周囲に漏らす。ポスト太田代表の筆頭だった北側氏の落選で、党の非常事態を救う役割が回ってきた。

 「弁舌さわやかでまじめな人柄」と評される一方、自民党との政策協議を理詰めで押し通し「堅物」と陰口もたたかれた。論戦力が大事な野党党首として適任との評価がある一方、自民でも民主でもない是々非々路線で党内をまとめる指導力には不安も残る。

 創価学会青年部長を務めた太田氏や創価大1期生の北側氏と比べ、学会とのパイプは太くない。「印象は薄い。今後の手腕次第で評価は上下する」(学会幹部)とお手並み拝見の空気も漂い、早くも党内から「衆院は幹事長と国対委員長が仕切る」との声も漏れる。

 自公連立の総括から手がけるが、連立を主導した「ご意見番」たちは健在だ。自民党を押し切った「堅物」ぶりを党内でも貫けるか、いきなり正念場だ。(山田明宏)

5971名無しさん:2009/09/08(火) 20:16:56
http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20090908k0000m070112000c.html

記者の目:自民は「良き敗者」になれるのか=人羅格
 自民党に明日はあるのだろうか。政権交代が脚光を浴びる中、国民からレッドカードを突きつけられて野党に沈む自民党の総裁選びにあえて注目したい。さまざまな角度から惨敗は総括されるだろうが、選挙目当てに「人気者」を選ぶ発想をまず、リセットすべきだ。それが「良き敗者」としてどん底からはい上がる糸口に思える。

 投票前日、東京・池袋駅前で麻生太郎首相の最後の遊説を見て、妙な感じがした。情勢調査で自民党の大敗が予想される中で駅前は群衆で埋まり、熱烈な「麻生コール」がわき起こった。首相が「反応は悪くない」とかねて語ったのは、このムードだろう。

 だが、同じ日、全国の多くの候補は「自民党」と口にすら出せず自分の名前を連呼する苦戦を強いられていた。「親しくなれば魅力ある人物」として「半径2メートルの男」と側近たちは首相を持ち上げたものだが、皮肉をこめれば「半径2メートルの選挙」を首相は戦っていたのだ。地殻変動をおそらく初めて実感した日、自民党は政権から転げ落ちた。

 小泉改革をめぐる迷走、官僚依存、地方組織の崩壊など、自民党の敗北は幅広く総括されるべきだ。「民主党のバラマキに負けた」などと言っているようでは、再生の足がかりなどつかめまい。

 民主党に横綱相撲を取られて土俵を割った自覚こそが必要だ。現職首相による2度の政権投げ出し、お粗末な閣僚更迭劇など国民は自民党やその政権担当能力の劣化を肌で感じ、退場を命じたのだ。

 今回、3度目のマニフェスト衆院選にもかかわらず、自民党は「10年後に手取り100万円増」など、点検のしようもない政策を羅列した。公示後も首相ら幹部は自党の政策アピールもそこそこに、民主党批判ばかりを繰り返した。選挙時に配られた民主党を中傷するパンフレットに、多くの有権者はむしろ失望を覚えたのではないか。

 だからこそ、与謝野馨財務・金融担当相の「小泉内閣が終わった時に人気先行で総裁選をしたことが国民の失望を買った」との分析は目を引く。小泉純一郎首相の後、安倍晋三氏を筆頭に06年から毎年秋に選ばれた3総裁は、いずれも総裁選直前の各種世論調査で「首相(総裁)にふさわしい人」のトップだった。

 自民党は05年の「郵政選挙」の成功体験を、人気度が高く選挙の顔となりそうな人物を総裁に選ぶことで、再現しようとしたのだ。こうした傾向にメディアも当初、肯定的だったことも事実である。勝利の方程式を信じた議員たちは総裁選で、いつも特定候補になだれを打った。

 そこに落とし穴があった。世論調査の支持は指標のひとつにはなるが、実際の首相としての能力とは別物だ。首相が政権運営に行き詰まり交代するたびに「選挙の顔」探しのパターンを繰り返す議員の姿が、国民をうんざりさせてしまったのだ。

 「にぎやかな総裁選」を演出して昨秋選んだ麻生首相の内閣支持率が最初から伸び悩んだのも、その表れだ。ほとんどの議員が首相の失言癖など危うさを知っていたが、「即時解散」なら選挙は乗りきれると高をくくっていた。だからこそ、解散が先送りになるとあわてふためき、首相批判に走ったのだ。

 さきの東国原英夫・宮崎県知事の衆院選出馬騒ぎも似ている。世間の喝采(かっさい)どころか、師匠だったビートたけしさんが「とにかく謝れ」と知事に忠告するほどの逆風を招いた。「総裁候補」扱いを求めた知事への反感もあっただろうが、人気者にすがれば何とかなる、との安易さを国民に見透かされたのだろう。

 かといって、崩壊同然の派閥談合で党首を選べ、などと言うつもりも、もちろんない。これだけ議員が減ったのだから総裁選出馬に必要な国会議員の推薦人枠(20人)を見直し、限られた議員から人材を得る障害を除くべきだ。

 人気者探しを繰り返しても、新総裁の賞味期限はすぐに切れる、と言いたいのだ。民主党は小沢一郎氏を幹事長に据え、来夏参院選へ露骨な自民つぶしの陣を敷いた。新総裁は鳩山政権と対決しながら組織を守り、新人を発掘しなければならない。

 民主党に政策の対立軸を示すことも必要だ。2世議員の生き残りが目立つ中、そんな総合力を持つ人材を探し出すには「人気投票」に終わらぬ徹底討論が必要だ。

 自民党が再生に失敗し解体の道を歩めば、「一強」民主党政権の運営もまた緊張感を失いかねない。それは、2大政党政治の定着にとって、決して好ましくあるまい。

 だからこそ、旗を掲げ得る人物をどん底の中から見つけてほしい。「にぎやかな総裁選」の演出は幸いなことに、もはや不要である。(論説室)

毎日新聞 2009年9月8日 0時01分

5972名無しさん:2009/09/08(火) 20:18:48
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/OSK200909060099.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/OSK200909060101.jpg

常勝の関西議席も総崩れ 公明、苦悩の野党再出発2009年9月8日0時39分
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 総選挙で8人の小選挙区候補全員が落選した公明党が苦悩している。大阪、兵庫は支持母体・創価学会の牙城(がじょう)だけに、その衝撃は大きい。野党転落で影響力低下は免れず、小選挙区からの撤退論も出始める。10カ月後の参院選に向け、戦略の見直しを迫られている。

 「現場に問題があったのではない。今回の選挙は党中央の責任です」

 公明党大阪府本部で5日、大阪16区で落選した北側一雄幹事長が頭を下げた。「常勝関西の議席を失い申し訳ない」(大阪5区・谷口隆義氏)、「自分の責任を痛感している」(大阪6区・福島豊氏)などの落選の弁が続き、府内の地方議員が出席した約250人の会合は重苦しいものになった。

 府内の公明前職は民主新顔に、最大2万票超の差をつけられて敗北した。党勢を示すと言われる全国の比例票も805万票。05年総選挙より93万票も減らす惨敗だった。ある大阪府議は「やるだけのことはやったが勝てなかった。この選挙は自公連立10年の総決算だ」と振り返った。

 99年10月、公明党は自民党と連立政権を組む。与党として児童手当拡充などの実績を強調してきたが、当事者の負担増につながる障害者自立支援法や後期高齢者医療制度の導入、生活保護世帯の母子加算廃止なども相次いだ。

 「平和と福祉」の党というイメージは薄まり、「弱者の味方ではなかったのか」と批判も浴びた。辛うじて比例区で議席を守った議員は「傲慢(ごうまん)すぎた。身の丈であるべきだった。三十数議席で300議席を持つ大政党を振り回し、自分たちの力を錯覚し、不信感が相手にも募った」。

 実際、自民党の支持はもろかった。朝日新聞の出口調査では、公明前職が戦った府内の4小選挙区で、自民支持層が公明候補に投票したのは5割前後。3割以上が民主候補に流れていた。

 半世紀以上前、池田大作・名誉会長が足を運んで拡大したとされる関西の創価学会は「常勝関西」と呼ばれ、関係者にとって特別な存在だ。

 投票日前日。ごく少数の学会幹部に「小選挙区全滅」の予測が伝わっていた。幹部の一人は言う。「数十年かけて培ってきたものをいったん区切らないといけない。創価学会として支援活動の一つの限界点。いくら積み上げても、限界があることを受け止めないといけない」

     ◇

 公明党・創価学会内では「小選挙区から撤退すべきだ」との声も漏れる。関西の党関係者は「組織の全勢力を注ぎ込んでも勝てなかった。小選挙区をやり続けていては党が成り立たない」と危機感をあらわにする。

 2大政党が定着する中、少数政党が小選挙区で勝つのは難しい。自民との連立が崩れ、民主党との関係見直しも迫られる。公明党大阪府本部の白浜一良代表は5日、府外の地方議会での民主に批判的な意見書提出の動きに触れ、「感情的にやるのは得策でない」と強調し、府内の地方議員にクギをさしたという。

 党再建の試金石となるのが来年夏の参院選だ。創価学会は来年、創立80周年を迎える。比例得票の目標は「1千万票」。大阪選挙区(改選数3)の1議席は、1956年に初めて国政で獲得した「常勝関西」を象徴する議席だ。民主は2人擁立する構えで、激戦になるのは必至だ。北側幹事長は3日の辞任会見で「関西でわが党の力が弱まったという思いはない。参院選では絶対に党として勝ちます」と強調した。

 総選挙敗北後、創価学会内部では、池田名誉会長のメッセージとして、こんな言葉が伝わっている。

 「ご苦労さま! 『負けるが勝ち』だ。先は長い。意味がある」(尾崎文康、斎藤利江子)

5973名無しさん:2009/09/08(火) 20:21:16
業界団体ばかり。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090908/plc0909080254001-n1.htm
【麻生日誌】7日
2009.9.8 02:54

このニュースのトピックス:自民党
 【午前】8時3分から42分、公邸周辺をウオーキング。10時6分、公邸発。7分、官邸着。8分、執務室。10分から36分、河村建夫官房長官。

 【午後】0時5分、首相会議室。53分、執務室。1時4分、官邸発。14分、東京・芝大門の日本自動車会館着。15分から31分、青木哲日本自動車工業会会長と会談。32分から42分、川嶋温日本自動車販売協会連合会副会長と会談。43分から54分、小谷忠幸全国軽自動車協会連合会会長と会談。55分、同所発。56分、東京・芝大門の全国たばこビル着。小林繁一全国たばこ耕作組合中央会副会長と会談。山田俊男自民党参院議員同席。2時5分、同所発。8分、東京・新橋の新橋五光ビル着。川嶋康宏日本港湾空港建設協会連合会会長と会談。19分、同所発。26分、東京・新橋のニュー新橋ビル着。石沢義文全国商工会連合会会長と会談。42分、同所発。55分、東京・丸の内の東京商工会議所ビル着。岡村正日本商工会議所会頭と会談。3時10分、同所発。23分、東京・一番町の電機工業会館着。西田厚聡日本電機工業会会長と会談。35分、同所発。59分、東京・西新宿の新宿エルタワー着。中西英一郎全日本トラック協会会長と会談。4時16分、同所発。24分、東京・代々木のあいおい損保新宿ビル着。沢田稔日本中古自動車販売協会連合会会長と会談。36分、同所発。52分、東京・永田町の来栖ビル着。同ビル内の個人事務所で書類整理。5時57分、同所発。6時3分、官邸着。5分、執務室。42分、官邸発。43分、公邸着。

5974名無しさん:2009/09/08(火) 20:23:12
公明党の議員にも感情はあるんですね〜。
何事にも金太郎飴と思っていたが。


http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200909070411.html
自公連立「埋没した」「らしさ発揮」 公明役員会が紛糾2009年9月8日3時1分
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 公明党の新代表に山口那津男氏を内定した7日の党常任役員会で、10年間の自公連立政権の総括を巡って議論が紛糾したことが分かった。公明党が埋没したとの総括を目指す新執行部に対し、連立を主導した重鎮たちが反発。山口新体制は「連立の後始末」で波乱含みのスタートだ。

 常任役員会では、山口氏が8日の全国代表者会議で読み上げる就任あいさつの内容が議論になった。出席者によると、山口氏側が示した原案には「連立政権の中で埋没した」「この10年間で公明党らしさが失われた」「政権運営に時間を取られ、支持者への説明が十分できなかった」との趣旨の言葉が盛り込まれていたという。

 これに対し、引責辞任する太田代表が「公明党らしさを十分発揮してきたし、努力してきた。一刀両断に『なかった』というのは不本意だ」と強く反発した。同じく辞任する北側一雄幹事長や、落選した冬柴鉄三前幹事長ら自公政権を主導した執行部経験者からも「連立の枠組みの中で全力を尽くしてきた」などと修正を求める声が続出。原案は修正され8日午前に改めて調整することになったという。

 山口氏は、総選挙惨敗を受けて自公路線に代わる針路を示し、来夏の参院選に向けて党の独自性をアピールすることを期待されている。だが、党内には自公路線へのこだわりもなお強い。出席者の1人は「原案は山口氏を中心に作成した。自公連立の負の部分を総括したい新執行部と、連立を支えてきた自負がある旧執行部の意識の差が対立になって表れた」としており、党再建の行方は不透明だ。

5975チバQ:2009/09/08(火) 20:44:24
若林先生の活躍を振り返る

2006年、安倍内閣で環境大臣として初入閣
2007年5月28日 - 6月1日松岡利勝農林水産大臣の死去に伴い、農林水産大臣臨時代理
8月1日-8月27日、赤城徳彦農林水産大臣の辞任に伴い、農林水産大臣を兼任
9月4日遠藤武彦農林水産大臣の辞任に伴い、わずか7日後の9月4日に専任大臣として農水大臣に再度就任

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%9E%97%E6%AD%A3%E4%BF%8A

5976チバQ:2009/09/08(火) 20:54:55
>>5880>>5886
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/08/20090908-014359.php
2009年9月 8日

自民秘書、大量に失職 民主への"移籍"難しく
 衆院選で大敗を喫した自民党の秘書が再就職難だ。失職する事務所スタッフは公設秘書だけで500人超とみられ、大量当選で人材探しが切実な民主党への“移籍”を望む声もあるが、民主側は情報漏れを恐れて移籍を受け入れない見通しだ。政権交代をしても秘書の転職が頻繁なアメリカのようにはいかない日本特有の議員秘書事情。空前の失職者があふれる中、「落選しても秘書の再就職の面倒ぐらい議員がみてほしい」との声もあがっている。

 ■「川を渡る」

 「かつては派閥で(落選議員の)秘書の受け皿を作っていたが、これだけ大敗すると無理」。静岡7区で落選した片山さつき氏の公設秘書だった男性(55)は語る。雇用保険もなく「永田町のセーフティーネット(安全網)も考えてほしい」という。

 東北地方の落選議員の元政策秘書(54)も、自宅ローンに加え、2人の子供が大学に通う教育費の負担が重くのしかかる。地元でのあいさつ回りなど残務整理後、再就職を考えるつもりだ。別の落選議員秘書は「1カ月ほどしたら、仲間と一緒に川を渡ろう(民主に行こう)と思っている。使える秘書なら使ってもらえる」と打ち明けた。

 ■情報漏れ心配

 一方、143人もの新人が当選した民主党。衆院の民主党秘書会には、勝利を見越して選挙戦のさなかから、秘書経験者らが履歴書を持って訪れた。民主党秘書会は「特別国会まで時間がなく、新人議員が秘書を採用するのは大変だが、それでも自民の元議員秘書を名簿に載せるわけにはいかない」という。

 党関係者も「情報漏れが心配だ」と話しており、元自民秘書の民主移籍は簡単にはいきそうにない。

 多くの秘書が再就職先に苦しむ状態について、かつて近畿地方の国会議員秘書を務め、現在は地元で市町村議員をしている元男性秘書(43)は「秘書の仕事は不安定で、議員が落選すればそれで終わり。社会的信用が高い職業とみられることもあるが、意外につぶしがきかない。再就職できずに困る同僚秘書を何人も見てきた」と話す。

 この元秘書は「秘書は議員をオヤジと慕い、忠誠を尽くす。だからこそオヤジはたとえ落選しても、後援会企業に口添えするなど再就職の世話ぐらいはすべきだ」と議員が再就職に手を貸すよう訴えるが「たいがいの議員は落選すると、秘書の面倒をみることまで気が回らない」という。

 ■アメリカでは…

 政権交代が起こると、大量のスタッフの入れ替えが起こるアメリカではどうか。米国内で選挙スタッフの経験があり、日米両国の政治事情に詳しいジョージワシントン大客員研究員の渡辺将人さん(34)は「アメリカの議会スタッフは日本の議員秘書に比べると専門性が高く、外交、環境、人権など立法内容の専門性を買われて勤務することが多い」と指摘する。日本に比べ、転職が頻繁という社会状況もあり、スタッフがシンクタンクや弁護士事務所などに移ることも多いという。

 またこの専門性の高さから、アメリカの政務スタッフの場合は、日本の秘書のような“何でも屋”的な存在ではなく仕事が細分化されていて、転職も比較的容易。事務所の報道担当者が、民間会社の広報担当に移ったり、IT担当がシステムエンジニアになったりするという。

 日米で職場環境が異なる議員秘書。渡辺さんは「本格的な二大政党や政権交代が日常的になる過程で、秘書の存在についても議論されるべき時期かもしれません」と話していた。



(2009年9月 8日 14:37)

5978名無しさん:2009/09/08(火) 21:17:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009090800893

総裁選、出馬せず=自民・中川秀氏
 自民党の中川秀直元幹事長は8日夜、総裁選への対応について、都内で記者団に対し、自らは出馬しない考えを示した。中川氏は衆院広島4区で民主党候補に敗北し、比例代表で復活当選した。
 新総裁の条件について、中川氏は「政権奪還ができる人じゃないといけない。派閥を解消し、世代交代の先頭に立てる人。なおかつ小選挙区で当選、この条件を満たす人が良い」と強調。「わたし自身はそれに(当て)はまらない。後押しをする役割だ」と述べた。 
 中川氏の発言は、総裁選出馬に含みを残す同党町村派の町村信孝会長をけん制する狙いもあるとみられる。(2009/09/08-20:49)

5979名無しさん:2009/09/08(火) 21:19:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009090800831

自民両院総会での主な発言
 8日の自民党両院議員総会での主な発言は次の通り。
 河野太郎氏 総裁選で推薦人20人を集めるルールがあるが、国会議員の数がこれだけ減ったので、引き下げるか、撤廃を考えてもらいたい。
 武田良太氏 解党的出直しをする総裁選だ。党則を変えてでも、(衆院選で落選した元議員にも)1票を与える必要がある。国民政党として出直すなら(現職議員と)同様の権利を与えてほしい。
 野田毅総裁選挙管理委員長 将来を考えると、できるだけ現在の総裁公選規程を生かしたい。
 丸山和也氏 若い人は志があるが、派閥のしがらみで(総裁選に)出られない。(推薦人は)10人で十分だ。大胆な改革をしないと党は再生しない。
 山本一太氏 (公選規程を)変えてはいけないという考えは捨てた方がいい。
 河野氏 推薦人の引き下げを動議として提出する。
 (挙手による採決の結果、否決)
 河井克行氏 (首相指名選挙への対応について)中堅・若手は一致している。白票は駄目だ。若林正俊両院議員総会長、野田総裁選管理委員長の名前が挙がっている。この場で決めてほしい。
 新藤義孝氏 白票を投じず、党の代表を決めて投票するという動議を出す。党改革を進めるため、新体制移行チームの設置についても動議を出す。
 細田博之幹事長 何を反省し何を改革していくのか、意見を集約する作業が大事だ。提案を受け入れる。衆院議員は当選回数ごとに、参院議員もしかるべき代表を入れて、党の再生(に向けた議論)をスタートさせる。地方、落選者、有識者の意見も取り入れる態勢をつくり、新執行部につなげていく。
 甘利明氏 白票というのは権利放棄ではない。われわれがゼロから出直して、自民党に期待する人のありとあらゆる声を聞くという証しだ。白票はこれから立派な人を選ぶということを意味する。
 中川義雄氏 これ以上言う必要はない。若林氏で決めてほしい。
 細田氏 若林氏でいいという声も多いので、そのようにさせてもらう。(2009/09/08-19:40)

5980名無しさん:2009/09/08(火) 21:36:03
>同席した井上義久新幹事長も、参院選での自公選挙協力に関し「お互いにそれぞれの党の
>再建に向けて取り組むのが現状の段階だ」と述べるにとどめた。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090801000780.html
公明、自民との選挙協力見直しも 山口代表、民主には是々非々
 公明党の山口那津男新代表は8日、党本部で就任の記者会見を行い、今後の自民党との関係について「公明党再建に全力を挙げた上で、国民が望むような新しい関係を目指すべきだ」と述べ、選挙協力など連携を見直す可能性に言及した。

 民主党政権に関しては「政策をどう実現していくか見極めたい」としながらも「公明党が目指してきた方向の政策で、国民の理解が得られるなら協力はやぶさかではない」と是々非々の姿勢を強調した。

 最大の課題である来年夏の参院選に向け「弱者を守る福祉の党」「平和の党」など独自性を強めるとともに民主、自民両党の動向を見極めながら連携を模索する考えとみられる。

 同席した井上義久新幹事長も、参院選での自公選挙協力に関し「お互いにそれぞれの党の再建に向けて取り組むのが現状の段階だ」と述べるにとどめた。

 また山口氏は、辞任した太田昭宏前代表を全国代表者会議議長に、北側一雄前幹事長を副代表に起用した。10月3日には地方の代表者も参加して衆院選を総括する。

2009/09/08 17:58 【共同通信】

5981名無しさん:2009/09/08(火) 21:39:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090908/stt0909082026013-n1.htm

公明・山口新代表 「独自性発揮」が課題  (1/2ページ)
2009.9.8 20:23

このニュースのトピックス:自民党

公明党の新代表に決まり記者会見する山口那津男氏=8日午後、東京都新宿区の党本部 10年ぶりに野党となった公明党は8日、山口那津男新代表のもとで新体制を発足させた。当面の目標は来夏の参院選に向け、必勝態勢を築くことだが、蜜月関係を続けてきた自民党とどれだけ距離を置き、独自性を強めていくことが、もう一つの大きな課題となる。党執行部は月内に10年間に及ぶ自民党との連立や選挙協力について総括する方針を固めているが、かなり厳しい内容となる見通しだ。

 8日午後の臨時全国代表者会議。新代表に選出された山口氏は「党再建なくして参院選勝利はありえない。参院選に勝利してこそ再建したといえる。これを合言葉に前進しよう」と悲痛な声を上げた。

 公明党は平成19年の参院選でも愛知など3選挙区で現職候補を取りこぼしている。来夏の参院選で負け、3連敗となれば「退潮はとどめようがなく、国政撤退になりかねない」(党幹部)との危機感がある。

 このため党内では、今後は自公協調路線を見直し、従来の「福祉と平和の党」に回帰すべきだとの声が強まっていた。

 山口氏は党内屈指の論客として知られ、発信力を期待しての起用とされるが、それだけではない。

 同氏は若いころからホープとして嘱望されていたが、自公連立がスタートした直後の平成12年の衆院選で、自公の選挙区調整の失敗により落選、その後参院に移った。

 このため、代表候補レースからは一時脱落したこともあり、山口氏は長く自民党と距離を置いてきた。ある党幹部は「山口氏が代表に就任したことで、今後の公明党のスタンスがわかるはずだ」と打ち明ける。

 一方、新執行部には民主党への不信感も根強い。当面は民主党の政権運営を見守りながら、自民、民主両党との距離感をどう保つか。そこが山口氏の手腕の見せ所となりそうだ。

     (佐々木美恵)

5982名無しさん:2009/09/08(火) 21:45:20
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY200909080298.html

「月内にも自公連立を総括」 公明、山口新代表が就任2009年9月8日21時23分
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 公明党は8日の全国代表者会議で、太田昭宏代表(63)の後任に山口那津男政調会長(57)を選出した。山口氏は就任あいさつで、今月中にも総選挙敗北と10年間の自公連立を総括する考えを表明。同党は16日の首相指名で山口氏に投票して自公連立に終止符を打ち、独自路線に転じる。

 山口氏の任期は太田氏の残任期間の来年9月まで。北側一雄幹事長(56)の後任は井上義久副代表(62)で、政調会長には斉藤鉄夫環境相(57)を起用した。漆原良夫国会対策委員長(64)は留任。

5984らいおんはーと ◆IYPE50CVp6:2009/09/08(火) 23:24:51
代理の農水大臣→代理の首相候補
若林は確実に進化しているwwwwwwwwwwwwww

5985小説吉田学校読者:2009/09/09(水) 06:54:32
>>5984
敗戦処理投手→敗戦処理党首、に進化した。
しかし、とは氏の「現実はネットの妄想なみに凡庸」を地で行く事の進捗、てっきり、森とか安倍とか出すものだと思っていたが。。

5986チバQ:2009/09/09(水) 12:28:24
http://www.asahi.com/politics/update/0909/TKY200909090008.html
首相指名も「困ったときの若林」 後始末農水相3度
2009年9月9日6時53分
 困った時の若林――。16日の首相指名選挙で自民党が投票することになった若林正俊参院議員(75)は、トラブルが続いた安倍政権下で「後始末役」として、約3カ月の間に3度も農水相に「就任」した経歴の持ち主だ。

 「新体制を作るまでのスタート台として一致結束する必要がある。私の名前に大きな意味はありません」。議員総会後、若林氏はやや戸惑ったような表情で報道陣に語った。

 若林氏の地元事務所(長野市)の青木実事務局長は「決して総理になれるわけではないが、お役に立てるのならありがたい」と話した。

 若林氏は元農水官僚。83年に衆院に初当選し、計3期務めた後、98年から参院に転じた。初入閣は06年9月。安倍政権で環境相になった。

 若林氏の名が何度も取りざたされるようになったのは07年5月からだ。松岡農水相の突然の自殺を受けて、4日間だけ臨時代理を務め、赤城徳彦氏に引き継いだ。だが赤城氏は事務所費問題や顔に張ったばんそうこうへの説明不足で批判を浴び、8月1日に辞任。農水相のいすは再び若林氏に巡ってきた。

 8月27日の内閣改造でいったん退任し、農水相には遠藤武彦氏が就いたものの、遠藤氏は補助金不正受給問題で辞任。わずか8日で若林氏に三度目のおはちが回ってきた。

 当の若林氏。「本当に想定外で……。ただ、野党となった自民党がしっかりとした出直しをしなきゃいかんと」。最後まで笑顔はなかった。

5987名無しさん:2009/09/09(水) 13:47:07
若林氏が気の毒でならない…
しかし自民党は情けないよな

5988名無しさん:2009/09/09(水) 19:28:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090900760

落選議員からも聴取へ=自民再生会議
 自民党は9日午後、党本部で「党再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)の2回目の会合を開き、衆院選の敗因分析や党再生策について議論した。出席者からは「大敗した2007年参院選の総括が生かされていない」「衆院解散のタイミングを誤った」などの意見が出された。会合では、15日に落選議員、16日に衆参両院議員からそれぞれ意見聴取する日程を決定。衆参22人のメンバーも確定した。
 同会議のメンバーは次の通り。(丸数字は当選回数)。【衆院】古屋圭司(7)、山本有二(7)、小池百合子(6)、茂木敏充(6)、大村秀章(5)、木村太郎(5)、下村博文(5)、西野あきら(5)、小野寺五典(4)、梶山弘志(4)、河井克行(4)、新藤義孝(4)、江藤拓(3)、菅原一秀(3)、谷川弥一(3)、小里泰弘(2)、金田勝年(1)【参院】市川一朗(3)、佐藤昭郎(2)、愛知治郎(2)、秋元司(1)、佐藤正久(1)(2009/09/09-18:03)

5989名無しさん:2009/09/09(水) 19:28:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090909/stt0909091840020-n1.htm

自民党「再生会議」が初会合
2009.9.9 18:38
 自民党は9日、衆院選惨敗を受けて、敗因を分析し再建策を検討する「再生会議」(座長・山本有二元金融担当相)の初会合を党本部で開いた。新総裁を決める28日まで連日開いて提言を取りまとめる。

 「再生会議」は、細田博之幹事長が8日の党役員会で設置を表明。当初は副幹事長を中心に構成することにしていたが、8日の両院議員総会で当選7回以下の各期ごとに選出すべきだとの意見があがり、見直された。メンバーは衆参国会議員22人。

5990チバQ:2009/09/09(水) 19:40:59
最初、イチタが座長なのかと思った
http://www.asahi.com/politics/update/0909/TKY200909090118.html
自民党再生「中堅・若手中心に」 会議座長に山本氏
2009年9月9日11時21分

 自民党は9日、総選挙の敗因を分析する「党再生会議(仮称)」を発足させ、初会合を開いた。座長に山本有二・元金融相(当選7回)、座長代理に茂木敏充前行革相(当選6回)を選出。新総裁を決める28日まで連日会合を開いて党再建策を検討する。

 同会議は細田博之幹事長ら党執行部が設置を表明。メンバーは当選7回以下の各期ごとに話し合って1〜4人ずつを選んだ。古屋圭司広報本部長や小池百合子元防衛相、小野寺五典、梶山弘志両副幹事長ら衆院議員17人から構成され、今後参院議員から5人程度が加わる。9日の会合では「2年前の参院選の敗因を総括したが実行できなかった」「野党になったことにあわせて党の政務調査会や国対についても見直しが必要だ」などの意見が出た。

 茂木氏は会合後、記者団に「あくまで中心になるのは中堅・若手。ここで失敗したら自民党の再生はないという思いで取り組んでいきたい」と語った。

5991名無しさん:2009/09/09(水) 19:44:24
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090909-541526.html

自民、中堅主導で「党再生会議」立ち上げ記事を印刷する

 自民党は9日午前、衆院選惨敗を受け、新体制発足までに敗因分析や課題を検討する「党再生会議」を立ち上げ、党本部で初会合を開いた。衆院は当選7回以下の中堅・若手で構成。座長に山本有二元金融担当相が就いた。参院からも参加する予定。

 会合後、座長代理に就任した茂木敏充前行革担当相は記者団に「党の体質を変え、組織や政策決定のシステムを見直す」と述べた。

 細田博之幹事長は8日午前に、西野陽副幹事長を座長に副幹事長で検討するよう指示したが、午後の両院議員総会で当選回数ごとに代表を入れるべきだとの意見があり、構成を見直した。(共同)

 [2009年9月9日11時33分]

5992名無しさん:2009/09/09(水) 19:46:01

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090900844
議員秘書に「失業の危機」=党職員は賃下げも−自民
 衆院選で大敗した自民党で、前議員秘書や党職員が「失業の危機」にさらされている。同党の議席は衆院選前の300から119に激減し、各議員に3人が割り振られる公設秘書だけで500人以上が職を失う計算だ。党本部の職員も給与カットやリストラの不安におびえる日々だ。
 「地元の県議を通じて民主党議員の事務所に採用を働き掛けたが、断られた。失業手当もなく、本当に苦しい」。衆院選で落選した若手議員の男性秘書(56)は9日、こう言って肩を落とした。大学1年と中学2年の子ども二人を抱え、再就職先を探している。
 衆院自民党秘書会の三盃幸久会長によると、落選した議員の秘書は、派閥内で別の議員に引き取られるなどして失業を免れてきたが、「当選者がこれだけ極端に減るとそれも難しい」。三盃氏自身も「雇い主」が落選し、「今後のことはこれから考えるしかない」状況だ。失業した秘書の受け皿となり得るのが、140人を超える民主党の新人議員だ。ある秘書は「再起を期す前議員のために仕事をしたいが、一定程度の収入は必要。民主党議員の事務所で働くことも考えている」と明かす。
 だが、門戸は広くはない。民主党議員のベテラン秘書は「民主党での秘書経験者や一般企業のサラリーマンなどを新人に紹介する。自民党議員の秘書でも一定の基準をクリアすればあっせんしてもいいが、優先度は低い」と話す。
 党職員も雇用への不安を募らせる。自民党への政党交付金は2008年には約160億円あったが、衆院選の敗北で10年には50億円以上も減額される。このため同党本部は、1割以上の職員給与のカットを計画し、依願退職も募集する方針。それでも台所事情は苦しく、来年夏の参院選の結果次第では、約180人いる職員のリストラが必要になりそうだ。(2009/09/09-19:21)

5993名無しさん:2009/09/09(水) 19:47:54
http://www.komei.or.jp/news/2009/0909/15389.html

臨時全国代表者会議でのあいさつ(要旨)
公明新聞:2009年9月9日

「現場を歩く」「対話に動く」に徹し
立党の原点、ネットワークなど党の財産を再建に生かす
山口那津男 代表

 8日の公明党臨時全国代表者会議で選出された山口那津男・新代表のあいさつ(要旨)は次の通り。

 ただいま皆さまの信任を賜り、公明党代表に選出されました山口那津男でございます。新代表として、公明党の再建に全身全霊で取り組み、党員・支持者の皆さま、国民の皆さまのご期待に応えられますよう全力を挙げる決意であります。なにとぞ、皆さまのご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 太田前代表、北側前幹事長には、3年にわたり党のかじ取り役を担っていただきました。選挙結果を党全体が真摯に受け止め、党再建に総力を挙げるために、前代表、前幹事長には引き続きお力添えをいただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。

 代表就任にあたり、一言、ごあいさつを申し上げます。

 【衆院選の総括】

 まずは、衆院選の総括です。党としての最終的な総括は、自公連立政権10年間の総括を含めて、新執行部を中心に今月中にもしっかりと取りまとめを行ってまいりたいと考えております。

 それを前提にわが党の敗因を概括的に申し上げれば、「政権交代」という大きな“うねり”の中で、連立政権10年で与党として多くの実績を積んだものの、党の独自性や公明党らしさを十分に発揮できなかったことについて、しっかり総括し、新しいスタートを切らなければならないと思っております。

 党員・支持者の皆さまが、寝食を忘れ昼夜をわかたず、血のにじむようなご支援をくださったにもかかわらず、勝利に結び付けられなかった。率直に言って、党の力量不足を痛感せざるを得ず、党員・支持者、一票を公明党に寄せてくださった有権者の皆さまに改めて深くお詫び申し上げます。

 再出発に当たり、公明党の全議員が心に刻みつけなければならないのは、党員・支持者の皆さまの党に対する熱い「思い」であります。選挙後、こうした厳しい結果にもかかわらず、「悔しさをバネに頑張れ」「捲土重来を期せ」と数々の温かい激励をいただきました。そうした皆さまに対して、「見ていてください。公明党は必ず生まれ変わります!」とお約束をし、「よし、もう一度、公明党を応援しよう」と言っていただける「新しい党」「勝ち抜ける党」をつくってまいりたい。それが私の最大の責務だと考えています。

5994名無しさん:2009/09/09(水) 19:48:15
>>5993

 【党の再建に向けて】

 大逆風の中で、公明党は比例区で805万票を超すご支援をいただいたのは、まさに党員・支持者、有権者のご支援の賜物であり、2大政党制では吸収されない多様なニーズを受け止める「受け皿」として、国民の皆さまが公明党に信頼と期待を寄せてくださった結果にほかなりません。800万票に込められた公明党への熱いご期待にお応えする「新しい公明党」の建設に総力を挙げようではありませんか。

 党再建にあたって私は、公明党には他党にはない、誇るべきいくつもの「財産」があることを確認することから出発したいと思います。

 それは、第一に「大衆とともに」との揺るぎない立党の原点を持ち、第二に、3000人の議員が比類なき団結力で連携するネットワーク政党であることです。

 立党の原点を堅持する限り、党再建は必ずできる、と私は確信しております。議員のネットワークは庶民の声を党の主張に反映していく公明党の財産であります。

 これを生かすため、私がまず率先して「現場を歩く代表」「対話に動く党首」となって、党内外の第一線の皆さまとのひざ詰めの対話を行ってまいります。国会議員が徹して第一線に入っていく。現場に入って、動きに動き、語りに語り、公明党への理解を広げることからスタートさせてまいります。

 三つ目は、福祉、平和、教育、環境、人権に加え、中小企業対策などで公明党ならではの実績、政策を持っていることであり、また与党として国政を担った得がたい経験があるという点です。10年間、政権を担ったことで、わが党は国に責任を持つ自覚を深め、政策立案や遂行の面で鍛えられたことは間違いありません。

 転換期にある日本政治の中で、「弱者を守る福祉の党」「平和の党」など公明党らしい旗を鮮明にし、政策に磨きをかけていく。そして、「公明党がいれば日本の将来は安心だ」と国民の皆さまから支持される党へと脱皮、成長していくことに全力を挙げてまいりたい。

 以上申し上げました特長を持つわが党が、独自性を発揮しながら全党一丸となって立ち上がれば、必ず再建はできると私は確信しております。まず私が先頭に立ち疾駆してまいりますので、どうか皆さまのお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

5995名無しさん:2009/09/09(水) 19:48:26
>>5994

 【国会対応】

 さて、来週16日に特別国会が召集され、民主党中心の政権が始まりますが、公明党は政府に対して、国会論戦を通じて政策論議を深め、「生活を守り抜く」「清潔政治の実現」といった公明党が掲げた政策の実現をめざしてまいります。

 今後、公明党は野党の立場から、「国民生活のため」「日本の将来のため」を政策判断の軸として、言うべきことは言い、批判すべきことは批判する姿勢で臨んでまいりますが、まず、当面の政権移行に伴って、少なくとも国民生活に無用な混乱をきたさないよう、政府・与党の賢明な判断を望みたいと思います。

 政権が交代しても、現下の最大の課題が、100年に一度といわれる経済危機をどう乗り越えるかであることに変わりはありません。

 昨年来、私たちは130兆円におよぶ4度の予算編成で景気・経済対策を打ち、6月には景気の底打ち宣言、4月―6月の経済指標もプラス成長になるところまでもってきました。しかし、7月の完全失業率が過去最悪の5・7%となるなど、景気の本格的な回復に向けて正念場は続いています。

 報道によると、民主党政権は補正予算を凍結して、マニフェストの政策の財源に充てるといわれ、その凍結の対象には、解雇された人たちの職業訓練や生活支援なども含まれているようです。景気が回復しても失業率の回復は遅れるのが通例であり、この秋から冬にかけて6%を超える可能性も強まっています。政府には雇用・失業対策、そして景気回復の芽を絶対につぶしてはならないと強く申し上げておきます。

 私たちは政府・与党の政権・政策運営に対して、庶民の目線で、また中小企業の視点から厳しく見極め、対応してまいりたいと思います。

 【来夏の参院選勝利へ】

 本日の全国代表者会議は、来夏の参院選に向けての出陣の会合でもあります。参院選まで10カ月。いま最も大事なことは、「必ず次は勝つ!」「断じて勝つ!」との執念で、党の主体性発揮、3000人の議員のネットワークを生かした政策力アップなど党の活動全般にわたる課題を点検し、どんな困難な状況に直面しようとも断じて勝ち抜いていける強靱な党の構築を急ぐことであります。

 党再建なくして参院選の勝利はあり得ません。また参院選に勝利してこそ、再建がなったと言えるのであります。「党再建、即、参院選勝利」を合言葉に、怒濤の前進を開始していこうではありませんか。

 かつて経験したことのない大逆風の中、公明党は比例区で805万票を超すご支援をいただきました。今回の衆院選で初めて公明党を応援した、初めて公明党に投票したという有権者の方も数多くおられます。私は、そうした方々に心から感謝申し上げるとともに、今回できた縁、絆を大事にし、日常的に友好を深めていくことが、参院選勝利への大きな力となることを確信してやみません。

 全国の県代表、幹事長の皆さん!

 参院選勝利のカギは、団結と行動であります。どこまでも公明党らしく、全議員が団結し、心を一つにして戦っていこうではありませんか! 皆さまの獅子奮迅の戦いをお願い申し上げますとともに、私自身、その先頭に立って死に物狂いで戦い抜くことをお誓い申し上げ、本日のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

5996名無しさん:2009/09/09(水) 19:50:11
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090901000231.html

公明党、自民との連携見直しも 山口氏、独自色強化へ
 公明党の山口那津男代表は9日午前のニッポン放送(ラジオ)の番組で、自民党との関係について「両党とも大きなダメージを受けた。今までの環境を前提にしたものが続くことはあり得ない」と述べ、党の独自色を強めるため国会対応などでの連携を見直す可能性に言及した。

 10年間の自公連立政権に関しては「連立での妥協で福祉や平和など公明党らしさが分かりにくくなった点は否めない」と指摘。来年夏の参院選に向けて「公明党の持ち味をしっかり訴え、国民との対話を深めていきたい」と述べた。

2009/09/09 10:49 【共同通信】

5997チバQ:2009/09/09(水) 20:04:00
http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/document/news/20090909ddm002010052000c.html
 ◇自民、その場しのぎの「若林氏」決着
 党の再生に向けた起点になるはずだった8日の自民党両院議員総会は、大きな波乱もなく1時間15分で終わった。党内で異論が強かった首相指名選挙での「白票」は認められず、落としどころは「若林正俊両院議員総会長」。農相、環境相を歴任した参院議員のベテランとはいえ、総裁候補でもない若林氏をその場しのぎで選ぶ事態に、党の危機的な状況が表れている。

 総会の冒頭で、麻生太郎首相は16日の特別国会前に総裁を辞任する考えを正式に表明。「戦う野党として政権奪還を目指す政党に生まれ変わっていかねばならん」と大見えを切ったが、その後は終始うつむき加減だった。

 首相が特別国会前に総裁を辞任し、次の総裁候補が見つからない中、白票で時間を稼ぐ−−。執行部のシナリオに、党内からは反対意見が相次いだ。新藤義孝衆院議員は総会で「党の代表を決めて投票する動議を出す」と発言。甘利明行政改革担当相は「白紙は権利放棄ではない。われわれの強い決意が秘められている」と強引に反論したが、白票賛成は約10人にとどまった。

 中堅・若手議員らは総会に先立って党本部で懇談会を開き、白票反対と執行部の即時退陣を申し合わせた。しかし、対案は若林氏か野田毅総裁選管理委員長への投票。総裁候補不在で最後の一押しができなかった。総会で執行部退陣を要求した江藤拓衆院議員に、細田博之幹事長は反論した。「われわれも一日も早く辞任したいのはやまやまだ」

 一方、河野太郎衆院議員は総裁選立候補に必要な推薦人を20人から10人に引き下げる動議を提出したが、賛成少数で否決された。「派閥主導でない候補者選び」を訴える中堅・若手に推薦人の壁は厚い。

 しかし、白票に反対してきた石破茂農相は総会後、記者団に「極めて満足する結果」と語り、矛を収めた。

 自民党は93年に下野した際、衆院選から4日後に両院議員総会を開催。河野洋平新総裁(前衆院議長)を選んだのは選挙から12日後だった。当時の自民党は比較第1党(223議席)だったとはいえ、党の再起にかける熱気と小沢一郎氏ら非自民勢力に対する敵対心はすさまじく、今日との差は歴然としていた。

5998名無しさん:2009/09/09(水) 20:19:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090909ddm005010037000c.html

公明党:山口新執行部体制発足 野党、苦難の船出 路線対立、小選挙区撤退論も
 公明党は8日、臨時全国代表者会議を開き、山口那津男政調会長の党代表就任を決定、新執行部体制が正式に発足した。衆院選大敗で99年から続いた自民党との連立政権に終止符が打たれる中、来年の参院選に向けた党勢立て直しを図る。しかし、「巨大与党」民主党を前に、10年ぶりに野党となる公明党が存在感をアピールするのは容易ではなく、党内には埋没への危機感が強まっている。【高山祐】

 「『政権交代』の大きなうねりの中で、連立政権10年で与党としての実績を積んだものの、党の独自性や公明党らしさを十分発揮できなかった」。山口氏は就任のあいさつで、衆院選敗北を率直に総括した。そのうえで、「野党の立場から『国民生活のため』『日本の将来のため』を政策判断の軸として、言うべきことは言い、批判すべきは批判する姿勢で臨む」と述べ、新政権への「是々非々」の姿勢を強調した。

 実際、山口新体制の前途は多難だ。衆院選惨敗のショックは癒やされず、逆に非自公派と自公派のせめぎあいが表面化。足元がぐらつき始めている。

 7日の常任役員会。席上、配られた山口氏のあいさつ案には、「政権運営に時間を取られ、支持者への説明が十分できなかった」と自公連立の負の側面を強調する文言が含まれていた。これを見た太田昭宏前代表と北側一雄前幹事長は「公明党らしさを十分発揮してきたし、努力もしてきた」と強く反発。結局、文面は修正された。

 公明党は連立政権で児童手当拡充や定額給付金などの政策を実現してきた半面、自衛隊の海外派遣容認など党の方針転換にかかわる「煮え湯」(幹部)も飲まされてきた。新代表の山口氏は、こうした側面を重視し、自公連立の清算と独自性発揮こそ、同党の再スタートを切るための一里塚との思いが強い。

 選挙戦略も定まらない。衆院選で候補を擁立した8小選挙区での全敗を受け、「自民党の票を上乗せしないと勝てない小選挙区に挑むのは身の丈にあっていない」(党幹部)との声が出始めた。支持母体・創価学会内でも「小選挙区撤退論」が上がるが、党内では「完全比例代表の政党になれば党勢が衰退する」との懸念が消えず、結論を見いだせない。

 反転攻勢への展望が開けない中、山口氏は8日の記者会見で「政策については、国民の理解を得られるならば協力はやぶさかではない」と、民主党との連携に含みを持たせた。政調会長に就任した斉藤鉄夫環境相は、鳩山由紀夫代表が「2020年までに90年比25%減」との温室効果ガス削減目標に言及したことを受け「高く評価したい」と述べ、鳩山新政権への秋波を送った。

 ただ、民主党は衆院選で308議席を得た巨大与党。これまでのように選挙の集票力を武器に、公明党が「第三極」として存在感を示せる余地は少なく、新執行部は難しいかじ取りを迫られている。

5999名無しさん:2009/09/09(水) 20:19:43
>>5998

 ◇自公選挙協力、暗転 07年以降、比例票落ち込み
 公明党は1999年の自自公連立政権参加後、衆院選、参院選とも比例代表の得票数を着実に伸ばした。それぞれのピークは、04年参院選の862万票、05年衆院選の898万票。国民の支持が高かった小泉純一郎内閣時代、「選挙区は自民、比例は公明」という自民党との選挙協力が定着していったことを裏付けている。

 これが暗転したのが民主党が大勝した07年参院選。公明党の比例得票数は04年参院選比10%減の776万票で、比例で共産党の後塵(こうじん)を拝した98年参院選(774万票)の水準まで落ち込んだ。今回の衆院選でも党勢は回復せず、05年衆院選比10%減の805万票にとどまった。

 衆院選で毎日新聞が実施した出口調査によると、小選挙区、比例代表とも自民党支持層の約3割が民主党に流れたとみられる。

 07年の参院選や今回の衆院選で自公両党が大敗したのは、長年の自公選挙協力が硬直化し、機能しなくなっていたためと言える。自民党は公明党の支持母体・創価学会票への依存を深めすぎ、選挙での体力を失った。公明党も比例代表で思うような見返りを自民党から得ることができなくなった。二つの国政選挙での敗北は、政策的な違いを度外視した「もたれ合い」の限界を示唆している。【中田卓二】

 ◇政権10年、揺れた「平和」の党是
 1964年に結成され、67年に衆院に進出した公明党は旧社会党、旧民社党と連携して政権を目指した時期もあったが、90年代に入って自民党との連携に大きくシフトした。92年の国連平和維持活動(PKO)協力法を巡っては、社会党や共産党が法案に反対する中、国連平和維持軍(PKF)の凍結などの修正を加えたうえで賛成に回った。これによって自衛隊のカンボジア派遣が実現した。

 93年衆院選を受け、公明党は非自民勢力による細川護熙連立政権に加わり、初めて与党に。94年に非自民政権が下野した後は、小沢氏主導で結成された新進党に合流し、自民、社会、さきがけ3党の連立政権に対抗した。

 しかし、97年暮れに新進党が解党し、98年に公明党が再結成されてからは、神崎武法代表(当時)のもと再び自民党に接近する。同年12月には公明党の要望を自民党が受け入れ、「地域振興券」が実現。99年8月には、公明党は自由党とともに自民党に協力し、国旗・国歌法、組織犯罪対策3法など国家統制色の強い法案を次々に成立させた。99年10月には自自公3党の連立政権が発足、小泉純一郎政権時代の03年11月からは自公連立体制になった。

 公明党の苦悩が最も大きかったのは、03年7月に成立したイラク特別措置法による自衛隊のイラク派遣への対応。国際世論がイラク戦争の正当性を巡って揺れ、支持母体の創価学会からも反対論が上がる中、公明党は神崎代表(当時)のイラク電撃訪問を経て、派遣容認に踏み切った。【田所柳子】

6000名無しさん:2009/09/09(水) 20:20:27
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090909-OHT1T00017.htm

麻生首相に代わりまして、代打・若林氏
 自民党は8日、両院議員総会を党本部で開き、麻生太郎首相(68)が特別国会が召集される16日午前に内閣総辞職し、党総裁も辞任する意向を表明した。衆院選惨敗のショックが冷めず、総会は大紛糾。16日の首相指名選挙をめぐり、党執行部が白紙投票の方向で調整していたが、異論が噴出。急きょ、両院議員総会長である若林正俊参院議員(75)に投票する方針を総会内で決めるドタバタぶり。総会すら制御できない執行部の信頼は地に落ちた形だ。

 「落日、自民」を象徴する窮余の策だった。

 特別国会の首相指名選挙で、党総裁の“代打”に白羽の矢が立ったのは若林氏だった。混乱状態の党内意見を集約の狙いがある暫定的措置とはいえ、首相指名選挙で自民党が参院議員に、しかも、総裁以外の議員に投票するのは初めて。ましてや若林氏は、派閥のボスを経験した大物でもない。

 安倍内閣から福田内閣にかけ、大臣の自殺や辞任で過去3度にわたり“代打農相”をしたことで知られる。久々の代打に「私が選ばれたことに意味合いはないが、党の出直しを図る意味ではよかったと思う」と困惑気味に語った。

 衆院選後初めて開かれた両院議員総会。自民党は改選時より181減らし、衆参200議席の小所帯になった。党総裁の麻生首相は、16日午前に内閣総辞職と総裁を辞任する意向を表明し「われわれは野党になるんだから! 決意を新たにして、一致団結して戦うことをお願いする」と力を込めて語った。しかし、拍手はほとんどなかった。

 総会では、16日の特別国会での首相指名選挙での対応をめぐって紛糾した。出席者はこぞって「総会の場で誰に投票するかを決めるべき」と党執行部に迫った。

 党内で「『麻生太郎』と書くのは嫌」とする意見が大勢の一方で、「白紙投票は国会議員の職場放棄」(石破茂農相)との声も噴出。そこに複数の出席者から「若林氏か野田毅総裁選挙管理委員長が、ふさわしい人物に上がっている」との提案があった。

 異例の緊急動議が出され、白紙投票で調整する方向だった執行部は「われわれに一任を」(細田博之幹事長)と一度は抵抗。だが、声に押され、細田氏はヤケ気味に「若林氏に、という声が多いのでお願いしたい」と多数決を取り、拍手で了承された。

 総裁選の対応でも混乱した。河野太郎衆院議員が立候補に必要な推薦人を、20人から10人に減らすよう求める緊急動議を提出。怒号が渦巻く中の多数決で、過半数に満たず否決された。

 普段は“シャンシャン”で終わる総会が、まさかの展開の連続。緊急動議が採決される事態、珍しいことだ。選挙でボロ負けし、威光が消えた執行部の“堤防”は、完全に瓦解した。総会後、6日ぶりに記者団のぶら下がり取材に応じた麻生首相は「党再生のスタートとしてはよかった」と語ったが、危機感をあらわにする中堅・若手議員の攻勢に屈したような突き上げ総会となった。

6001名無しさん:2009/09/09(水) 20:21:27
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2009090902000045.html

公明党 克服できるか“与党癖”
2009年9月9日

 敗戦処理に手間取る自民党より一足早く、衆院選の同じ敗者、公明党が新体制を発足させた。自公連立十年で染み付いた“与党癖”をぬぐえるかがポイントだ。平和と福祉の原点に戻って立て直せ。

 新代表に就任した山口那津男氏は、かつて衆院東京17区で自民の平沢勝栄氏と争って二度敗れ、参院に転じて議席を得ている。

 その参院東京選挙区では八年前と二年前の二度続けて、自民を含む他党候補と戦った。自公の選挙協力と縁遠かった履歴の代表登板は、取りざたされる「自民離れ」を象徴しているように見える。

 山口代表は新幹事長の井上義久氏とともに早速、来年の参院選を勝つ陣立てを迫られる。

 今回衆院選で公明は、現職の代表、幹事長らが立った小選挙区八議席をすべて失い、比例代表だけの党になった。反自民の嵐に巻き込まれ、連立実績もマイナスに作用して、創価学会の固い支持基盤でも太刀打ちできなかった。

 新執行部に連立十年の総括をきちんとして再建に着手するよう期待する。連立与党として苦渋の決断もあったであろう過去二代の執行部は不本意かもしれないが、政権交代を求めた有権者の目には、公明が「たそがれる自民の補完勢力」と映っていたのではないかと思われるからである。

 「平和と福祉」「大衆と共に」を掲げる党が、小泉政権のイラク戦争支持を後押しし、市場万能主義のまん延を止められず、衆参のねじれ状況で起きた自民首相の投げ出しを容認した。法案の衆院再議決乱発を可能にして民心を倦(う)ませたのも、政権維持を至上命令とした結果だったのではないか。

 与党癖は中央政界だけでない。この十年が地方議会での公明の保守与党化を進展させた。権力は腐敗する。しがらみにとらわれるようになれば、党勢が頭打ちになるのも自然な流れだろう。党立て直しは地方を除外して語れない。

 結党の原点に戻り、健全な野党としての再出発を求める。

 折から創価学会トップが、核兵器廃絶、核に依存しない安全保障を唱えた。党と学会一体の関係に疑念を抱く向きは少なくないが、その発言に党が原点を再認識するとしたら、大方の理解は得られることだろう。

 国会は一転、民主党多数の政権与党が牛耳る。新執行部は安易な妥協に走ることなく、権力監視に持ち前の情報力、行動力を発揮して鋭い論陣を張るべきである。

6002名無しさん:2009/09/09(水) 20:28:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090909/stt0909090007001-n1.htm

自民内に渦巻く「私怨」 再生の道険し  (1/2ページ)
2009.9.9 00:03

このニュースのトピックス:政権交代

両院議員総会の終盤には席を立つ議員も多く、空いたパイプイスが目立った=8日午後4時19分、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影) どこまで迷走を続けるのか−。8日の自民党の両院議員総会は1時間を超え、怒号とヤジが飛び交ったが、決まったことは総裁選の日程と、首相指名選挙で「緊急避難措置」として両院議員総会長の若林正俊元農水相の名を投じることくらい。半世紀にわたり、政権を担ってきた巨大政党はすっかりその矜持(きょうじ)を失ってしまった。

 「われわれは野党になるんだから、その決意をきちんと示さねばならない。戦う政党として決意を新たに政権の奪還を目指していく。そういう政党に生まれ変わっていく。一致団結をお願いする」

 麻生太郎首相(総裁)は淡々とした表情でこうあいさつした。衆院選後の党内の混乱にほとほと嫌気が差したのか、すっかり「油っけ」が抜け、達観しているようにもみえた。

 首相は自らへの批判が噴出することを覚悟していたようだが、首相への批判はほとんどなく、出席議員の怒りの矛先は細田博之幹事長ら党執行部に集中した。

 高市早苗元少子化担当相「なぜ首相指名選挙までに総裁選をやらなかったのか」

 江藤拓衆院議員「麻生総裁の辞任は大変な決断だが、執行部はいつまで残るのか。一緒に辞めないのか」

 後藤田正純衆院議員「この場で執行部に対し質問すること自体甚だ理解できない。総裁を選ぶまで、誰かが暫定統治し道筋を作らないと話にならない」

 総裁選の前倒し要求が強かったのは、首相指名選挙で「敗軍の将」である首相の名を書きたくないという思いが強いからだ。かといって執行部の腹案だった「白紙投票」も嫌だ。別の人物の名を書くのも抵抗がある。衆院選大敗のやり場のない悔しさをどこにぶつけたらよいのか。総会では、そんな個々の「私怨」が渦巻いた。

 派閥領袖による談合型の党運営にも不満が噴き出した。「ボスが集まって談合するようなことはもう絶対にやめてくれ」(加納時男参院議員)、「派閥の幹部が出てきて総裁選を左右するようなことはもうないとはっきりさせてくれ」(大村秀章衆院議員)。

 だが、「世代交代」を訴える若手・中堅から「おれに任せろ」という声はついに上がらないまま。小野寺五典(いつのり)衆院議員は「中堅・若手が主体となり一致結束して名前を書くことをお願いしたい」と言ったが、具体名は出さないまま。「じゃあ、お前がやるって言ってみろ」とヤジを浴びた。

 総裁選出馬が取りざたされている石破茂農水相も「ここで異論があろうと、決まったことには全員が従うのが党員の務めだ」と発言しただけ。石原伸晃幹事長代理、谷垣禎一元財務相らは何も発言しなかった。

 党再生も声高に叫ばれたが具体性はゼロ。茂木敏充元行革担当相は「戦う議論を国会でするにはどういう人材を配するのか。政調と国対が一体になって議論すべきだ」と発言すると、大島理森国対委員長が烈火のごとく怒り出し、「国対の話が出たが、あなたが考えている以上に考えている!」と罵倒した。

 自民党は保守政党なのか。この本質論も深まることはなかった。西田昌司参院議員は「次の参院選で現有議席を減らすようなことがあれば自民党の再生はない。保守勢力が再結集しなければ民主党には勝てない」と訴えたが、賛同の声はほとんどなかった。

 総会では約30人が発言したが、議論が深まることはなく、結束に向け意気上がる場面もなかった。

 総会終了後、帰路についた古賀誠元幹事長は自嘲(じちょう)気味にこうつぶやいた。

 「残念ながら『道険し』だな…」

(大谷次郎)

6003名無しさん:2009/09/09(水) 20:44:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20090909/CK2009090902000125.html

知事選 “側近政治”が自民敗因 橋本知事会見で山口会長に言及
2009年9月9日

 橋本昌知事は八日、知事選当選後初めての定例会見で、知事選などの大敗を受けて引責辞任した自民党県連の山口武平会長について「大変偉大な人だったが、近年は一部の人からしか情報が入らなくなったのではないかと思う」と述べ、“側近政治”が敗北に結び付いたとの見方を示した。 (高橋淳)

 山口氏の優れた資質として、情報収集力、統率力などを挙げた上での発言。知事選では自民推薦の元国土交通省次官、小幡政人候補を支持しない同党員が続出。党内には「山口氏の求心力が低下した」との指摘もあったが、同氏を支える執行部に問題があったことを示唆したとみられる。

 県議会最大会派である自民との関係については、海野透幹事長の「野党宣言」を踏まえ、「あくまで野党と言われるのか。あれは個人的な考えで、党として別の対応になるのか」と疑問を呈し、県連新執行部の出方を見極める考えを明らかにした。県連内には「橋本県政」への基本姿勢をめぐって、「是々非々」「親橋本」などの声もあり、足並みの乱れを見透かした形だ。


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