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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

5760名無しさん:2009/08/31(月) 15:23:39
>>5757
どっちだろ?
同じ会見から記事を起こしてるみたいだけど。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00162017.html

公明・太田代表が記者会見 自身の進退について「今の段階では白紙」

今回の衆議院選挙で、太田代表や北側幹事長など、小選挙区の候補8人全員が落選した公明党は、太田代表が31日、記者会見し、落選を陳謝したが、進退については明言を避けている。
太田代表は「責任を痛感しております。(進退について?)今後は党の再建ということが最大の課題になりますけども、よく執行部間で相談をしていきたいと」と述べた。
北側幹事長は「幹事長は選挙の直接の責任者でございます。代表に、私の立場についてはお任せをしているところでありまして」と述べた。
公明党の太田代表は、自身の進退について、「今の段階では白紙だ」としたうえで、特別国会までに結論を出したいと述べた。
党内には、「代表や幹事長が落選すると厳しい」として、続投は困難との見方が大勢だが、想定外の党執行部の落選に、調整が難航する可能性もあるという。
(08/31 15:03)

5761とはずがたり:2009/08/31(月) 15:24:08
自民党と違って比例復活がない分,気持ちよく負けてくれましたね。

みんなの党辺りと組んで第3極狙いとかあるかなー
自民・新進・民主(第一期)みたいに三つ巴化出来て結構勝ち目有ると思うんだけど敗北が許されない宗教上の理由で難しいかw

5762名無しさん:2009/08/31(月) 15:26:04
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090831-OYO1T00962.htm?from=main1

公明・冬柴さん、引退の意向
衆院選2009
 兵庫8区(兵庫県尼崎市)で落選した公明党前幹事長の冬柴鉄三さん(73)は31日午前10時半過ぎ、党本部に向かう途中のJR新大阪駅改札口で、報道陣に対し、「尼崎市民から信任を得られなかったら、バッジを外すというのが自分の心情。今回の厳粛な判断を受け、政治家としての自分の使命は終わったと思う」と述べ、政界から引退する意向を明らかにした。

 今回の結果については「天災のようなもの」とした上で、「やるだけのことはやった」とさばさばした表情で話した。

(2009年8月31日 読売新聞)

5764とはずがたり:2009/08/31(月) 15:36:54
冬柴は高齢ですから引退は順当でしょうね。
太田・北側は小選挙区出馬をめざすのかなー。
流石に比例上位に登載の上目指すという事になると思うんですけどねー。

5765名無しさん:2009/08/31(月) 15:58:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090831/stt0908311553007-n1.htm

自民党総裁選、9月18日告示、同28日投開票で内定
2009.8.31 15:53
 自民党臨時役員会は31日、衆院選敗北の責任をとって辞任する麻生太郎総裁の後任を選出する党総裁選挙について「9月18日告示、同28日投開票」の日程を内定した。引退した臼井日出男氏に代わって、野田毅元自治相が総裁選管理委員会の委員長に就任し、7日の総裁選管理委で正式決定、8日の両院議員総会で報告する。同党幹部が明らかにした。

5766名無しさん:2009/08/31(月) 16:14:17
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090831ddm005010124000c.html

選挙:衆院選 共産、9議席維持 民主「側面支援」アダ、党勢伸長はならず
 共産党は公示前と同数の9議席(全員比例代表)を獲得、自民党大敗に満足している。ただ、民主党が仕掛けた「政権選択」選挙によって存在感が薄れたのも事実。当初、共産党がこれまでの選挙で候補者を立てていた小選挙区に候補を立てずに、民主党への政権交代を側面支援したことがアダになったともいえる。選挙戦中盤から、「民主党政権」に是々非々で臨む「建設的野党」の独自路線をアピールする浮揚策を図ったが、時すでに遅く、現状維持は果たしたものの、党勢を伸長させることはできなかった。【近藤大介】

 「自公政治に対するノー、非常に大きな風が起こった。民主党政権に対しては、建設的野党として良いことは協力し、悪いことはきっぱり反対し、現実の政治を前に動かすために頑張っていきたい」。志位和夫委員長は30日深夜、NHKの報道番組でこう強調した。

 共産党は今回、小選挙区候補を152人と前回05年選挙(275人)の半数近くに絞った。同時に衆院選を「自公政権サヨナラの審判」(志位氏)と位置付け、空白区の共産票が民主党に流れやすい環境を事実上整えた。

 勝敗ラインは全国で650万の比例票獲得と比例全11ブロックでの議席増に設定。「自公政権はノー、でも民主も不安な層」をターゲットに党幹部がフル回転で全国各地の街頭に立った。

 選挙戦中盤までは「蟹工船」ブームによる党員の急増を背景に、派遣切り問題を是正する労働者派遣法改正などの個別政策で「民主党政権」に協力する建設的野党の姿勢を強調した。

 しかし「民主圧勝」の情勢が強まると、高速道路の無料化や子ども手当など民主党の主要政策に繰り返し疑問を投げ掛ける「差別化」に重心を移した。

 民主党への追い風を利用した戦術が世論の民主支持を加速させたとの反省に基づく微修正とみられるが、民主党圧勝の流れにのみ込まれてしまったようだ。

5767名無しさん:2009/08/31(月) 16:53:21
公明党次期選挙は小選挙区から撤退した方がいい

5769名無しさん:2009/08/31(月) 18:24:46
>>5768
貼り間違いです。
申し訳ない。

5771名無しさん:2009/08/31(月) 18:37:42
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009083101000694.html

舛添氏、出馬は状況見極め判断 自民総裁選
2009年8月31日 17時59分

 次期自民党総裁選への出馬について、記者の質問に答える舛添厚労相=31日午後、厚労省


 舛添要一厚生労働相は31日午後、次期自民党総裁選への出馬について「自ら手を挙げたこともないし、今回も基本的にはそういう考えはない。しかし、状況がどうなっているかも分からない」と述べ、自身への待望論など党内情勢を見極めて判断する考えを示した。

 厚生労働省内で記者団に語った。

 舛添氏は「敗因の分析や、党の立て直しを考えないといけない。どういうポジションでやるのが党の再生に役立つかも、冷めた目で見ないといけない」と指摘。「まったく白紙だ。まだ何も考えていない」とも強調した。

 政権移行協議に関しては「国民に迷惑がかかることであってはいけない」として積極的に応じる考えを示した。

(共同)

5772名無しさん:2009/08/31(月) 18:38:53
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009083101000796.html

公明の後継代表選び本格化 山口、神崎氏らが浮上
2009年8月31日 18時33分

 公明党は31日、太田昭宏代表が辞任の意向を事実上表明したことを受け、支持母体の創価学会と協議を始めるなど後継代表の調整を本格化させた。山口那津男政調会長の起用や神崎武法前代表の復帰などが取りざたされている。

 9月の特別国会召集までに新代表を含む執行部の陣容を固めたい考えだが、ポスト太田の本命とされていた北側一雄幹事長も落選するという「想定外の事態」(幹部)だけに、人選が手間取る可能性もある。

 山口氏は参院議員。党内屈指の政策通で弁も立つことから、党内や創価学会に「野党党首として国会論戦にうってつけで、来年夏の参院選の“顔”にも最適だ」と待望論がある。一方で「参院議員に党首が務まるのか」と、衆院選で二度落選した過去に難色を示す声もくすぶっている。

 神崎氏については、民主党とのパイプもあり「二大政党間で“距離感”が難しい時に、神崎氏の手腕が役立つ」(中堅議員)との評価も根強い。ただ神崎氏自身は周囲に「世代を戻すことはない」と否定的な考えを示している。

 創価学会婦人部に人気がある浜四津敏子代表代行は山口氏同様、参院議員であるほか「政局は得意でない」として慎重論が少なくない。

(共同)

5773名無しさん:2009/08/31(月) 18:40:44
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009083101000776.html

自民総裁選は28日 首相指名「麻生氏」に反発も
2009年8月31日 18時35分

 自民党は31日、党本部で臨時役員会を開き、辞任表明した麻生太郎総裁の後任を選ぶ総裁選を「9月18日告示―28日投開票」の日程で行うことを決めた。8日に両院議員総会を開き正式決定する。

 これに伴い9月15日に召集される見通しの特別国会の首相指名選挙は新総裁選出前となり、指名選では麻生氏に投票することになる。衆院選惨敗の責任を負う麻生氏の名前を書くことには反発が強く、対応が変わる可能性もある。

 麻生氏は31日の記者会見で「拙速に新しい総裁を選ぶのでは地方の党員、党友の不満になる。党の再生のためにはいいことではない」と強調。所属議員が麻生氏の名前を書くと思うかとの問いには「党で決まればそうなると思う」と述べた。

 ただ、党員・党友投票は「時間がかかりすぎる」(党関係者)として行わず、地方票は各都道府県連に3票を割り当てる「簡易型」で実施する。一方で、地方組織の意見を聞くため4日に全国幹事長会議を開催する。

(共同)

5774名無しさん:2009/08/31(月) 18:45:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009083102000117.html

<スコープ>完敗自民がく然 保守地盤 総崩れ
2009年8月31日 紙面から

開票速報場で一礼して席に着く麻生太郎首相(中央)。右から2人目は細田博之幹事長=30日午後10時13分、東京・永田町の自民党本部で


 自民党は三十日の衆院選で、政権継続にノーを突き付けられたばかりか、壊滅的な打撃を受けた。都市部の無党派層に加え、旧来の手堅い支持層だった保守地盤も瓦解した。一九五五年の保守合同による結党以来の第一党転落という歴史的な敗北。総裁辞任を表明した麻生太郎首相の後継選びを含め、解党的出直しを迫られた。 (吉田昌平)

 「自民党への積年の不満をぬぐい去ることができなかった。(結果は)甘受しなければならない」

 麻生首相は午後十時すぎの報道番組で、早々と敗北宣言し、政権交代の民意を淡々と受け入れるしかなかった。党幹部らも早い段階から「目に見えない地殻変動が起きている」(菅義偉選対副委員長)とあきらめ顔で開票状況を見守った。

 自民党は小選挙区で東京、愛知、大阪などの都市部や北海道で壊滅的な敗北を喫しただけでなく、東北では秋田、福島で全敗し、北関東や九州といった保守地盤の厚い地域でも惨敗した。

 民主党への雪崩現象をみれば、政権政党としての「実績」や経済対策の「継続」より、政権交代による「変革」への期待が圧倒的に勝ったのは明らかだ。

 首相は昨年十月、衆院解散を見送り、世界的な経済危機への対応を最優先した。「経済の麻生」をアピールしたい首相の思惑通り、景気は底を打った。しかし、その実績は、プラスに働かなかった。

 首相は選挙戦で財源問題や外交安全保障政策をやり玉に挙げ、民主党のネガティブキャンペーンを展開したが、「政権交代という四文字の分かりやすい訴えを覆すのは難しかった」(同党選対筋)と奏功しなかった。

 それもこれも、解散時点で内閣不支持率が約七割に上り、政権継続の訴えに説得力を欠いたことが下地にあった。

 ただ敗因は、首相の不人気だけで済まされない。党内では「自民党に対する失望感」(石破茂農相)を率直に認める声が上がる。

 自民党は戦後、ほぼ一貫して政権を担い、戦後復興を成し遂げ、日本を経済大国にのし上げた。

 しかし、大きくなるパイを、どう分け合うかという調整に力を発揮した自民党も、右肩上がりの成長時代が終わると迷走を始めた。この衆院選のマニフェストでは、切迫する少子高齢化対策、年金問題への展望は提示できなかった。

 「この国の未来を描き切れていない」(菅氏)政権政党への不満が、旧来の支持基盤だった保守層にまで離反を招いたといえる。今回選挙で顕著となった医師会や農協などの自民離れはこれを象徴している。

 党幹部は三十日夜、口をそろえて解党的出直しを訴えた。しかし、ポスト麻生の本命候補は不在の状況で、出直しのリーダー選びは混沌(こんとん)としている。党幹部や派閥領袖クラスの敗北は、選挙後の党運営にも支障を来しそう。大幅な議席減となり、地方組織も加えた選挙総括にも時間を要する。

 このため、次期総裁選は、首相指名選挙に間に合わず、九月末にずれ込む見通しだ。首相指名選挙に候補が不在という異例の事態が物語るように、党勢の立て直しは容易ではない。

5775名無しさん:2009/08/31(月) 18:47:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009083101404

派閥次元の動きに反対=自民・菅氏
 自民党の菅義偉選対副委員長は31日午後、麻生太郎総裁(首相)の辞任表明に伴う総裁選について、「派閥は国民から受け入れられない。(総裁選は)再生の最後のチャンスで年功序列で選ぶ余裕は全くない」と述べ、派閥次元の動きは慎むべきだとの考えを示した。都内で記者団に語った。(2009/08/31-18:35)

5776とはずがたり:2009/08/31(月) 19:18:59
誰だよ,こんな感情的な発言する奴はw

早速首班指名で党分裂見られるかな。ワクテカ

自民総裁選 日程に異論 「麻生氏投票 死んでもイヤ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000075-san-pol
8月31日15時35分配信 産経新聞
 麻生太郎首相や細田博之自民党幹事長ら同党幹部は31日昼、首相の党総裁辞任表明を受けて、総裁選の時期や方法について協議した。この結果、首相指名を行う特別国会後の9月下旬に総裁選を実施する方向で調整することになったが、党内には異論もある。

 細田氏は「小数政党の場合、首相になると思って投票するのではない。党のトップに投票するのも議会制度だ」として理解を求める意向だ。菅義偉選挙対策副委員長も31日朝のNHK番組で「党再生のラストチャンス。解党的出直しをすべきだ。地方の声も聞き、しっかりした総裁選をやっていくべきだ」と述べた。

 党執行部は4日に全国幹事長会議を開いて都道府県連の意見を聞き、8日の両院議員総会で総裁選日程を決定する方針だ。

 ただ、この日程で総裁選を行えば、特別国会での首相指名選挙で、自民党議員が大敗の責任者の麻生首相に投票することになる。「麻生氏に投票するなんて死んでも嫌だ」(中堅)との声もあり、造反者が出かねない。石破茂農水相はNHK番組で「首相指名は衆院議員の国民に対する最大の責任だ。麻生さんで臨むのが本当にいいのか」と、早期の総裁選を求めた。

 一方、河村建夫官房長官は31日午前の記者会見で、衆院選の結果について「政府・与党にとって極めて厳しい結果、歴史的敗北と受け止めている。変わらないといけないといわれながら果たしえなかったことへの国民からの厳しい叱責(しっせき)であろうと思う」と総括した。

最終更新:8月31日15時49分

5777チバQ:2009/08/31(月) 19:55:18
529 :無党派さん:2009/08/31(月) 16:44:59 ID:ftNSMGi8
ひそかに比例で公明前議員が落ちている

比例東海 中国

5778チバQ:2009/08/31(月) 19:56:54
太田代表:政界引退否定、次期衆院選も東京12区から出馬
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901k0000m010020000c.html

 衆院選東京12区で落選した公明党の太田昭宏代表は
31日、党本部での記者会見で、次期衆院選で同区から
立候補する意向を明らかにした。太田氏は会見で「当然、
そうした考えで挑むのが基本だ」と述べ、政界引退を否
定した。大阪16区で落選した北側一雄幹事長も「同様
の考えだ」と述べた。

5779チバQ:2009/08/31(月) 20:08:11
374 :無党派さん:2009/08/31(月) 19:46:59 ID:2IyIsWdv
自民総裁予想
◎谷垣:経歴は十分。ただしあまりに貧弱すぎて小沢に潰されること確実
○石破:説得力はあるが小沢の元子分。顔が怖くて「党の顔」には不向き
△舛添:人気のみ。経歴不足で党を率いる統率力に疑問
×石原:収賄疑惑で秒殺確実。今の自民に腹黒総裁を選ぶ勇気なし
×安倍:自民を右翼党にしたいならOK。ただし政権投げ出し事件の前科は重すぎ

5780チバQ:2009/08/31(月) 20:09:12
320 :無党派さん:2009/08/31(月) 19:14:18 ID:mhm9SYKW
逆風の中初当選を果たした次代のホープ麻生チルドレン

伊東良孝、小泉進次郎、橘慶一郎、斎藤健

5781チバQ:2009/08/31(月) 20:12:26
90 :無党派さん:2009/08/31(月) 16:46:54 ID:JeLpIuzW
>>76
古賀派 51→25  9 計34   古賀・麻生・津島・山崎・二階=104人
町村派 62→23 27  計50   町村?・伊吹=64人
山崎派 37→16  3 計19    高村派7人
津島派 45→13 23  計36  
麻生派 17→8  4  計12   
伊吹派 20→8  6  計14
高村派 14→5  2  計7
二階派 14→1  2  計3

5782チバQ:2009/08/31(月) 20:57:09
125 :オザゲン ◆pEWDaobnMA :2009/08/31(月) 20:26:33.68 ID:CsJ/8Qay
小選挙区ばい菌掃討戦まとめ

東京20区(東村山市・東大和市・清瀬市・東久留米市・武蔵村山市)
   ・・・大野由利子→2000年、駆除
静岡1区(静岡市西部)
   ・・・大口善徳→2000年、駆除
愛知6区(春日井市・犬山市・小牧市)
   ・・・草川昭三→2000年、駆除
大阪10区(高槻市・島本町)
   ・・・石垣一夫→2000年、駆除
埼玉6区(鴻巣市南部・上尾市・桶川市・北本市・伊奈町)
   ・・・若松謙維→2003年、駆除
沖縄1区(那覇市・久米島町・渡嘉敷村・座間味村・粟国村・渡名喜村・南大東村・北大東村)
   ・・・白保台一→2005年、駆除
東京12区(足立区西部・北区)
   ・・・太田昭宏→2009年、駆除
神奈川6区(保土ヶ谷区・旭区)
   ・・・上田勇→2009年、駆除
大阪3区(大正区・住之江区・住吉区・西成区)
   ・・・田端正広→2009年、駆除
大阪5区(此花区・西淀川区・淀川区・東淀川区)
   ・・・谷口隆義→2009年、駆除
大阪6区(旭区・鶴見区・守口市・門真市)
   ・・・福島豊→2009年、駆除
大阪16区(堺市北部)
   ・・・北側一雄→2009年、駆除
兵庫2区(兵庫区・北区・長田区)
   ・・・赤羽一嘉→2009年、駆除
兵庫8区(尼崎市)
   ・・・冬柴鉄三→2009年、駆除

2009年8月30日、全小選挙区で駆除完了!

5783とはずがたり:2009/08/31(月) 21:02:01
>>5778
小選挙区撤退論も囁かれる中,小選挙区からの出馬を明言か〜。一枚岩の公明にも亀裂か?
比例のみとなったら上位登載ないかもしれないしねー。

5784B層活用会議 ◆IYPE50CVp6:2009/08/31(月) 21:02:28
ジミンス終了ザマアwwww ◆S3/.7DxKSg
からトリップ変えたお

>>5780
齋藤健は
最初はグー、齋藤健!を考えた武部チルドレン

5785名無しさん:2009/08/31(月) 21:06:11
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901k0000m010075000c.html

自民:津島派第4派閥に 「推薦人不在」5つに増加
 衆院選大敗を受け、自民党内の8派閥はそろって所属議員を激減させた。9月28日の党総裁選で立候補に必要な推薦人(党所属国会議員20人)を確保できない派閥が、改選前の2派閥から5派閥に増加。二階派で当選したのは会長の二階俊博経済産業相だけだった。衆参合わせた議員数では最大派閥の町村派以下の勢力順位は、選挙前後で変わらなかったが、衆院議員単独では、古賀派が25人とトップに立った。かつて衆参100人以上の最大派閥だった津島派は衆院だけではわずか13人に激減、衆院第4派閥に落ち込んだ。

 今回の衆院選では派閥領袖も苦戦を強いられ、山崎派会長の山崎拓前副総裁は小選挙区で敗れ、比例復活当選を果たせずに落選した。町村派会長の町村信孝前官房長官、伊吹派会長の伊吹文明元幹事長、津島派会長代理の額賀福志郎元財務相らは比例で復活当選した。麻生太郎首相が率いる麻生派の当選者は7人で、参院を入れても11人にとどまる。

【犬飼直幸】

 ◆衆院選後の自民党の各派閥の勢力◆

    衆院      参院  合計

町村派 23(62)  27  50

津島派 13(45)  23  36

古賀派 25(51)  9   34

山崎派 16(37)  3   19

伊吹派  8(20)  6   14

麻生派  7(16)  4   11

高村派  5(14)  1    6

二階派  1(12)  2    3

*かっこ内は改選前勢力。麻生太郎首相は除き、派閥離脱中の三役を含めた。

5786とはずがたり:2009/08/31(月) 21:07:45
>>5779
石原ってなんかあったんでしたっけ?
個人的には
◎桝添 ○石原 △谷垣
な感じかなー。

勝つためには選挙前に桝添にするかと思ったのですけど。

5787チバQ:2009/08/31(月) 21:12:31
地元地方議員が政務調査費でパーティー券買ったってやつじゃないですか?

桝添総裁なんて、政党としての自殺行為では・・・

5788チバQ:2009/08/31(月) 21:13:18
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009083129_all.html
派閥壊滅? 町村派61→23、津島派1/3以下…
領袖クラス次々敗れ、求心力低下

 自民党の各派閥が存在意義を問われている。所属議員が大量落選したうえ、領袖クラスが小選挙区で敗れて、求心力を失ったのだ。カネとポストを握り、戦後政治史を彩った派閥が、溶解寸前の危機に陥った。

 119人が当選したなか、町村派は61人から23人に激減(衆参計50人)。このほか、津島派は3分の1以下の14人(37人)、古賀派25人(34人)、山崎派16人(19人)、伊吹派9人(15人)、麻生派8人(12人)、高村派5人(7人)となった。二階派に至っては、会長の二階俊博経産相1人しか当選できず、全員で3人になった。

 派閥会長では、津島派の津島雄二元厚相が不出馬で、山崎派の山崎拓前副総裁が落選。町村信孝前官房長官、伊吹文明元幹事長が小選挙区で敗れ、比例復活したが発言力は大幅に低下した。

 かつて、派閥の求心力の源泉は「カネとポスト」といわれた。だが、小選挙区制度になり、資金面ではすでに党の力が強まっている。今回、野党に転落することで、大臣ポストは配れない。それだけに党内からは「派閥はなくなり、党中心の運営になる」(古賀派幹部)との悲鳴も。

 「大同団結だ。(党の衆院議員)100人程度で派閥なんて言ってられない」(閣僚経験者)という声がある一方、「かつての宏池会の流れをくむ古賀派と麻生派が組んで大宏池会になったり、石原伸晃幹事長代理らを中心に世代交代を目指す政策集団ができることもあり得る。なんでもありだろう」(自民党関係者)と、派閥の再編もささやかれている。

ZAKZAK 2009/08/31

5789チバQ:2009/08/31(月) 21:14:28
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009083135_all.html
太田、北側、冬柴…公明党「小選挙区」撤退ピンチ
太田代表辞意で神崎再登板も

 第45回総選挙で、過去最低の21議席という歴史的大敗を喫した公明党。太田昭宏代表や北側一雄幹事長ら小選挙区で立候補した8候補が全滅し、自民党以上ともいえる痛手を被った。小選挙区からの撤退や自民党との距離感の見直しも含め解党的出直しを迫られそうだ。

 太田氏は31日、党本部で記者会見し、9月3日の常任役員会で自身の進退問題を議題とする考えを示し、辞任の意向を事実上表明した。

 後継を含む新執行部については「特別国会の開会を念頭に置きながら相談したい」と述べ、15日の方向となっている召集日までに選出するのが望ましいとの考えを強調した。

 代表や幹事長ら重鎮がバッジを失ったことで、公明党が今後、大きな方針転換を強いられるのは間違いない。

 後任の代表には、井上義久副代表や山口那津男政調会長、幹事長には漆原良夫国対委員長や高木陽介幹事長代理の名前が挙がっている。ただ、来夏に参院選が迫っているだけに、「そうはいかんざき」で知られる神崎武法前代表の再登板の可能性もある。

 また、「中選挙区では勝てても、小選挙区は投票率が上がると苦しい」(関係者)との敗因分析があり、衆院小選挙区からの撤退も可能性として浮上。さらに、太田氏は「連立野党はない」と述べており、自公連立の検証を求める声も強まりそうだ。

ZAKZAK 2009/08/31

5790チバQ:2009/08/31(月) 21:15:49
http://www.zakzak.co.jp/top/200908/t2009083137_all.html
玉砕!陥落!!「討ち死」続出の自民、次なる城主は
舛添はパフォーマンス色強く…

 天下分け目の8・30総選挙で自民党が“落城”した。「政権交代」風に大物議員が次々と吹き飛ばされ、選挙前の300議席から119議席に激減する壊滅的大敗。1955年の結党以来初めて衆院第1党から転落し、麻生太郎首相は31日午後、党総裁辞任を正式表明した。今後の焦点は野党・自民党の「再建の顔」となる後継総裁選びだが、解体的出直しの道は険しい。

 「厳しい結果になった。多くの同志を失い、残念至極。総裁としての責任を強く感じ、自民党総裁を辞任したい。速やかに開かれた総裁選を行い、新たなスタートを切るべきだ。政権奪還にむけて党を再生しなければいけない」

 麻生首相は31日午後の記者会見でこう述べ、歴史的な自民大敗の責任を取って党総裁を辞任する意向を表明した。

 首相の盟友、菅義偉選挙対策副委員長は敗因について「長年、政権の座にいて、ぬるま湯につかっていた」と言えば、石破茂農水相も「自民党政治への失望感が今回の政権交代の嵐の本質だ」と強調。自民党有力筋も敗因を「民主候補が強いというよりも猛烈な自民批判だ」と指摘する。

 その結果が過去最低の223議席を大幅に下回る「自民119議席」。山崎拓前副総裁、中川昭一元財務相ら大物議員の「討ち死」が続出し、小選挙区は64議席に激減した。うち岩手、秋田、福島、埼玉、愛知、長野、長崎…など13県で「自民絶滅」。これまで自民が議席を独占していた青森、群馬、石川など10県で民主などに議席を奪われ、独占状態に亀裂が入った。

【敗軍の将を首班指名すれば分裂の火種に】

 野党転落の自民党は再生するのか。最初の課題は、9月末で任期が切れる麻生総裁の後継選び。いわば出直し総裁選だが、首班指名が行われる9月15日召集見通しの特別国会後の9月下旬が有力だ。執行部は8日の両院議員総会で総裁選日程を決定する方向だ。

 細田博之幹事長は31日未明の記者会見で「拙速にやれば党としての意見集約に無理が出る」と述べ、地方の党員・党友を含む「オール自民」で実施したい考えを示した。

 ただ、特別国会の首班指名で「麻生総裁」で臨むことになれば、「敗軍の将・麻生氏を首班指名で書くことに反発が出る可能性もある」(自民中堅)との指摘もあり、石破氏は特別国会前の総裁選実施を求めている。

 総裁候補には、国民人気の高い舛添要一厚労相の名前があがるが、パフォーマンス色が強い舛添氏を敬遠する有力議員も少なくない。自民党有力筋は「舛添氏は参院議員で、参院議員が党総裁になったことはない。舛添氏も今回は受けないだろう」という。

 また、一部に谷垣禎一元財務相の擁立を求める声や、加藤紘一元幹事長も出馬に意欲を示しているというが、「加藤氏らはもはや過去の人たち。石破氏や石原伸晃幹事長代理、菅氏など中堅・若手が中心となって、ベテランの力を借りて党を引っ張っていくべきだ」(党中堅)との声は強い。

 その石破氏は31日、「火中のクリは拾いたくないぞ、と言うつもりはない」と出馬に意欲を示している。菅氏は新総裁に求められる条件として、「ぬるま湯体質を変える改革意欲のある人が望ましい」といい、衆院、参院の違いや当選回数にこだわるべきではないとの見解を示している。

 また、町村信孝前官房長官や伊吹文明元幹事長ら派閥領袖級は、小選挙区で敗れた「比例復活組」だけに、「かつての求心力はなくなり、総裁選出馬は厳しい」(永田町事情通)とみられる。

 野党・自民党は総裁選で一致結束するのか、それとも分裂の火種になるのか。

ZAKZAK 2009/08/31

5791とはずがたり:2009/08/31(月) 21:31:42
>>5785
ワロスw>二階派で当選したのは会長の二階俊博経済産業相だけだった

保守新党の生き残りは二階・野田・山谷(参院)の3人っすかね。

5792チバQ:2009/08/31(月) 21:34:10
>>5784
伊藤市長も武部が無理矢理担ぎだしたから武部チルドレン

5793とはずがたり:2009/08/31(月) 21:34:18
>>5787
それかー。

桝添の二連ポスター採択率凄い高かったですしね。もはや一枚看板と化しているのでは?
本人は自民と一緒に沈没する気はないかも知れませんが。

5794とはずがたり:2009/08/31(月) 21:35:01
>>5792
まさか自民党がオホーツク武部党化か!?w

5795チバQ:2009/08/31(月) 21:54:15
>>5791
野田は小池といっしょで保守党→自民党で保守新党には入ってないです

5796チバQ:2009/08/31(月) 22:03:10
副議長候補
加藤→本人が望めば
野田→本命か?
保利→三役だっただけに難しいか?


ついでに幹事長ポスト
総裁候補ではないが幹事長候補といえるのは
高村と大島くらいか?
残りは軽量感のある金子一義、村上誠一郎、森英介
離党組だけど園田博之くらいですかね
参院から尾辻とか(民主直嶋政調のパターン)か

5797とはずがたり:2009/08/31(月) 22:15:01
>>5795
あざーっす。
となるともう殆ど残ってないですね。衆院にはやはり二階だけ。参院は鶴保と調べたら泉でこれも保守新党経由みたいすね
これからどうすんだろ。町村派が割れれば武部と新しい波風晴れて作れるか?

>>5796
大島とか現執行部だけど頑張った印象もありますね。

5798名無しさん:2009/08/31(月) 22:31:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009083101505

混迷必至の総裁選=「ポスト麻生」、人材難深刻−自民
 自民党で31日、衆院選敗北で引責辞任する麻生太郎総裁(首相)の後継選びが始まった。歴史的惨敗を喫した同党にとって、総裁選は解党的出直しに向けた第一歩。しかし、大物議員の落選が相次ぎ、同党の人材難は深刻だ。「ポスト麻生」選びは混迷しそうだ。
 「(総裁任期の)3年間に耐えうる、反転攻勢への力のある総裁と執行部をつくることが大切だ」。細田博之幹事長は31日の記者会見で、党再建への意気込みをこう語った。同日の臨時役員会では、総裁選の日程を「9月18日告示−28日投開票」とすることを決めた。
 党内では現在、「ポスト麻生」として、舛添要一厚生労働相や谷垣禎一元財務相、石原伸晃元国土交通相らの名前が取りざたされている。また、石破茂農水相や加藤紘一元幹事長も意欲を示す。
 舛添氏は31日、総裁選出馬について、記者団に「全く白紙。自ら手を挙げたことはない」と述べるにとどめた。しかし、衆院選で応援依頼が殺到した国民的人気を当て込み、同氏を推す声は少なくない。
 石破氏も地元の鳥取県庁で記者会見し、「火中のクリを拾いたくないわけではない」と語った。加藤氏は28日、山形県鶴岡市での演説で「新しい自民党を少人数の仲間とともに自分がつくるというぐらいの気持ちで政治をやりたい」と意欲をにじませた。
 しかし、古賀派代表世話人の谷垣氏をのぞけば、いずれも党内基盤は弱く、衆目が一致する総裁候補は見当たらないのが実情だ。党内からは「思い切った世代交代が必要だ」(中堅)との声も上がる。
 さらに、総裁選の実施時期をめぐっても異論がくすぶる。9月中旬に予定される特別国会での首相指名選挙では、「麻生総裁」に投票することを確認したが、「辞める総裁の名前を書くなんて、国民に笑われる」(党幹部)、「白紙という選択肢しかない」(加藤氏)との不満が漏れる。伊吹文明元幹事長は31日午後、細田幹事長と会談し、「筋論としてもっと説明が必要だ」と注文を付けた。
 執行部は、「麻生総裁」で首相指名選挙に臨むことで押し切る方針。しかし、麻生総裁への投票を拒み、棄権などが相次ぐ事態となれば、党再生への模索は出だしからつまずくことになりかねない。(2009/08/31-21:38)

5799いなばやま:2009/09/01(火) 00:25:27
自民党は
今回初当選は4人(金田も入れれば5人)
2回生も9人と、日本の高齢化社会を象徴する構成になった
現場で汗をかくこの層が激減して国会対応がうまくいくのか
これまで国会に出てこずふんぞり返っていたベテラン議員も
最前線に立たないと回らない事態ではないですかね

5800らいおんはーと ◆IYPE50CVp6:2009/09/01(火) 00:35:19
>小泉総理になって自民党を壊すと叫びながら構造改革路線を突っ走りましたが、
>後継者の選択を誤ったこともあり、本当に自民党が壊れてしまいました。
ワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
_________
国民の厳しい審判を受けて
メルマガ 第155号 2009年8月31日12時
taku.net 山崎拓の主張
http://www.taku.net/voice/show_text.php3?ID=6LABn
このたびの総選挙の結果を、国民の手厳しい審判として厳粛に受け止めています。
敗因は、私個人ならびに自民党の力不足ということに尽き、ご支援いただいた皆様には深くお詫び申し上げます。
自民党は、私も長く籍をおいて参りましたが、立党時の、国を再建する燃ゆるがごとき情熱と理想が徐々に失われてきたと言わざるを得ません。
小泉総理になって自民党を壊すと叫びながら構造改革路線を突っ走りましたが、後継者の選択を誤ったこともあり、本当に自民党が壊れてしまいました。
国民の期待を裏切る国政運営が積み重なったことの猛省に立ち、党幹部の経験者として、解党的出直しに貢献していく所存です。
いかにして建て直しが可能か、同志とよく相談し熟慮して行動して参ります。

5801とはずがたり:2009/09/01(火) 00:36:35
>>5798
谷垣は有力候補だし勘違いの安倍や麻生みたいな国粋保守ではなく正統的な穏健保守リベラルに訴えるオーソドックスな候補だと思うんですが,逃げ切れそうとの事ですがなにやら不祥事は打撃っすね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5284-5290

>>5799
どんな執行部体制で来るのか楽しみですねー。
副幹事長とかが手薄になるんですかね?
超ベテランが部会長とか嫌々やるんでしょうか!?まあ野党自民党の部会長なんだ誰もやりたくないから開店休業かな。

女性を全面にとか云って野田とか高市とかが五月蠅くぎゃーぎゃー云ってる政党になったら嫌だなぁ。。

5802とはずがたり:2009/09/01(火) 10:35:54
公明支持者はバカの一つ覚えみたいに一方的に自民党に入れ続けた10年であったように思うが,下野して頭冷やすべきであろう。
だいたい小選挙区で落としたら撤退の敗北主義で「常勝」しようというのが烏滸がましい。
> 公明党支持層の小選挙区での投票先は、300選挙区平均で67・7%が自民党候補に投票し、前回(72・3%)から減少した。これに対し、16・6%は民主党候補に投票し、前回の11・5%から増加。公明党の支持者ですら民主党に票が流出したようすがうかがえる。
> 一方、自民党支持者が比例代表で公明党に投票したのは6・1%にとどまった。

出口調査 民主、無党派の5割獲得、自民支持層も3割が民主
2009.8.31 03:46
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5294

民主党はどの層から表を集めたか(比例代表)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/elc0908310348098-p1.jpg

 産経新聞社は30日、今回の衆院選の投票所で投票した候補者名と政党名を有権者に聞く「出口調査」を実施した。民主党は無党派(特定の政党を支持しない有権者)層の5割以上の支持を集め、躍進の大きな要因となった。民主党は自民党の支持層にも食い込み、3割近い支持を獲得した。逆に、自民党支持者で同党に投票した人は5割程度にとどまり、民主党が自民党政権に対する有権者の「不満」の受け皿となったといえそうだ。

無党派で自民を圧倒
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/elc0908310348098-p2.jpg

深刻な自民離れ

 一方、郵政民営化を争点に17年の衆院選で大勝した自民党には、無党派層の支持が比例代表で前回より17・0ポイントも少ない15・6%と低迷した。無党派層の支持がほぼ半減したことになり、4年前と正反対の風が民主党に吹いた格好だ。

 自民党の場合、深刻なのは同党の支持者も固められなかった点だ。同党支持者からの獲得は53・7%で、ほぼ半数が他党に投票したことになる。このうち、自民党支持者でありながら今回、民主党に投票したのは29・4%にのぼり、自民党の支持基盤が崩壊している実態を浮き彫りにした。

 小選挙区の投票先も同じような傾向にあり、自民党支持層で自民党候補に投票したのは59・8%だったのに対し、30・9%が民主党候補に流れた。

自公協力も崩壊

 連立政権を組んで10年となった自民、公明両党の選挙協力にもかげりが見えた。

 公明党支持層の小選挙区での投票先は、300選挙区平均で67・7%が自民党候補に投票し、前回(72・3%)から減少した。これに対し、16・6%は民主党候補に投票し、前回の11・5%から増加。公明党の支持者ですら民主党に票が流出したようすがうかがえる。

 一方、自民党支持者が比例代表で公明党に投票したのは6・1%にとどまった。自公連立政権下の衆院選では、自民党候補が「比例代表は公明党に」と呼びかけるケースが目立った。しかし、自民党支持者にとっては「歴史的な惨敗」が予想されていた今回の衆院選で、比例代表票を公明党にまわす余裕はなかったようだ。

5804とはずがたり:2009/09/01(火) 10:59:59
津島派が衆院で13人て時代は変わりましたねー。民主党に120人ぐらい居るけど。
二階派も既にこんなのは派閥とは云えず,伝統の番町研も厳しいけど少数派であることが存在意義みたいな所あるから存続か?少数派の方がピンチの時総裁のお鉢が回ってくる傾向にあるし。

町村派が衆院で早くも第二派閥に転落。小泉とか入会するんやろけど。

伊吹派もでらい小世帯になりましたなぁ。まあ新しく這入ろうなんて気にはならんやろうけど。

大量落選で派閥必衰…「本当に自民壊れた」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090901-OYT1T00063.htm

衆院選前後での各派閥の議員数 ※新人は含まない
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/20090901-641233-1-L.jpg

 衆院選での歴史的敗北を受け、自民党各派閥の勢力はそろって激減した。野党転落に伴い、将来の首相候補を担ぐという派閥本来の意義は一層薄まり、今後、衰退は避けられないとの見方が強まっている。

 「小泉首相になって、構造改革路線を突っ走ったが、後継者の選択を誤ったこともあり、本当に自民党が壊れてしまった」

 派閥領袖でありながら、落選の憂き目を見た山崎拓・前副総裁は31日、メールマガジンでこう心境を語った。自ら率いる山崎派の今後の運営については、周囲に「まだ白紙だ」と困惑気味に語っているという。

 今回は派閥領袖7人(選挙前に引退した津島派の津島雄二・元厚相は除く)のうち、山崎氏のほか、町村信孝・前官房長官、伊吹文明・元幹事長が小選挙区で敗北した。

 町村、伊吹氏は比例代表でかろうじて復活当選を果たしたが、党内では「派閥領袖は小選挙区当選が当たり前という時代ではない」とため息が漏れる。

 最大派閥町村派は、公示前の約3分の1まで減じ、衆参合計では第1派閥を維持したが、衆院では第2派閥に後退した。衆院第1派閥となったのは古賀派だが、同派も51人から25人に半減した。

 二階派の当選者は二階経済産業相ただ一人で、同派関係者は「会長1人と参院議員2人の3人だけになってしまった。野党になったこともあり、今後、どうするかはゆっくり考えるしかない」と力なく語る。

 ある派閥からは「派閥事務所の家賃約100万円を払うのは、今の人数のままではきつい。いずれ閉鎖せざるを得ない」との悲鳴も聞かれる。

 派閥の「中身」も変容しそうだ。今回、同党の新人候補の当選はわずか5人。地盤の弱い若手が大量に落選したこともあり、「派閥の高齢化が進み、活気は急速に衰える」との見方も出ている。

 自民党は9月28日に総裁選を行う予定だが、派閥単位で候補者を決めるという従来の光景は、当面見られないとの観測も出ている。

 菅義偉選挙対策副委員長(古賀派)は31日、都内で記者団に、「もう衆院で119人しかいない。派閥で物事を決めるとか、領袖が集まって決めることはなくすべきだ」と語っており、派閥の液状化が一層進む可能性も指摘されている。
(2009年9月1日08時40分 読売新聞)

5805とはずがたり:2009/09/01(火) 11:09:00

ネガキャンで不愉快な思いをした真面目な自民党支持者も沢山居た筈だ。
自民支持層も3割が民主に入れたと云う結果>>5802もあるし。

麻生自民“金権選挙”のえげつなさ (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/backnumber/n_jimin3__20090830_46/story/30gendainet02042645/

 カネにモノを言わせ、えげつないCMをタレ流す自民党の金権ぶりにはあきれるばかりだ。

 自民党のHPには、民主党批判を繰り返すアニメCMが流れる。鳩山代表とおぼしきラーメン店主に客が次々と注文をつけ、ごった煮ラーメンが完成するバージョンや、民主党の幹部らしき4人が他人の言いなりになる「ブレフォー」編などがアップされている。自民党は、民主党ネガティブキャンペーンに本腰を入れているが、自民党職員からも「政権与党として品がない。票につながるかも分からない」と言われる始末。

 テレビ・大新聞への出稿量もハンパじゃない。連日流されるCMは全国ネットで300万〜500万円(15秒)が相場。全国紙の全面広告となると、1回で4000万〜5000万円といわれている。

「政党の広告は、定価販売が基本です。臨時広告として、通常より割高の広告料を請求する地方紙もあるといいます」(地方紙)

 自民党は、総選挙絡みのCMだけで30億〜40億円を投入するといわれる。その多くが政党助成金で賄われる。出どころは、われわれ国民の税金だ。

 有権者から、血税のムダ遣いだとののしられても仕方ない。民主ネガティブキャンペーンは、自民党の“金権選挙”を強調しただけだ。

(日刊ゲンダイ2009年8月27日掲載)

[ 2009年8月30日10時00分 ]

5806とはずがたり:2009/09/01(火) 11:11:08

裏切り者の後藤には是非このまま消え去って欲しいのだが。

自民・後藤氏の運動員逮捕=現金供与を約束−長野 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_kousenhou2__20090901_2/story/090901jijiX668/

 30日投開票の衆院選に立候補した後藤茂之氏(自民)の運動員が別の運動員に報酬として現金を渡す約束をしたなどとして、長野県警捜査2課と諏訪署は31日、公選法違反(買収約束、未成年者使用)容疑で諏訪市豊田、会社役員小泉修造容疑者(52)を逮捕した。

 同課によると、小泉容疑者は容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、後藤氏の立候補届け出前だった8月中旬、同氏の女性運動員3〜4人に選挙運動をする報酬として、後日現金を渡す約束をした疑い。うち1人は未成年者で、公示後の同月下旬に選挙運動をさせたとされる。

 後藤氏は長野4区と比例北陸信越ブロックから重複立候補したが、落選した。 

[時事通信社]

5807とはずがたり:2009/09/01(火) 11:17:14

総裁選出馬「全く白紙」=舛添厚労相 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_masuzoe__20090901_2/story/090831jijiX465/

 舛添要一厚生労働相は31日、衆院選惨敗の責任を取って辞任表明した麻生太郎首相の後継を選ぶ自民党総裁選への出馬について、「状況によりけりなので、全く白紙」と述べた。厚労省内で記者団の取材に答えた。

 同相は「(厚労相や参院政審会長への就任時も)自ら手を挙げたこともないし、今回も基本的にはそういう考えはない」とした上で、「自分がどういうポジションにいるのが一番、党再生に役立つかを冷めた目で見ないといけない」と語った。

 また、自民党の再生について「日本医師会などの既存団体ではなく、新しい支持基盤の獲得も必要だ」としたほか、「公明党というパートナーがいなければ小選挙区で勝てず、(自民党候補が)『比例は公明に』と訴えるのは政党として恥ずかしい」と述べ、連立政権を組んできた公明党との関係を見直す必要性を強調した。(了)

[ 2009年8月31日18時00分 ]

5808名無しさん:2009/09/01(火) 20:55:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090901/elc0909011310011-n1.htm

公明・斉藤環境相「自民党に足を引っ張られた」
2009.9.1 13:09

このニュースのトピックス:国会
 公明党の斉藤鉄夫環境相は1日の記者会見で、党が衆院選で大敗した原因に関連し「自民党に足を引っ張られたとの思いがあるか」との問いに、「そういう思いが全くないといえばウソになる。(麻生降ろしなど)総選挙に入る前の自民党のごたごたイメージは選挙にマイナスだった」と述べた。

5809おま天:2009/09/01(火) 21:21:25
自民党前職の落選者一覧を当選回数別にまとめてみました。

落選した自民党前職リスト(合計164人)

1期(小泉チルドレン)=67人
土井 亨① 宮城1 (町村派)
亀岡 偉民① 福島1 (町村派)
渡部 篤① 福島4 (津島派)
岡部 英明① 茨城5 (町村派)
牧原 秀樹① 埼玉5 (無派閥)
中根 一幸① 埼玉6 (町村派)
大塚 拓① 埼玉9 (町村派)
新井 悦二① 埼玉11 (町村派)
田中 良生① 埼玉15 (無派閥)
石原 宏高① 東京3 (無派閥)
佐藤 ゆかり① 東京5 (無派閥)
越智 隆雄① 東京6 (町村派)
松本 文明① 東京7 (町村派)
土屋 正忠① 東京18 (無派閥)
松本 洋平① 東京19 (伊吹派)
木原 誠二① 東京20 (古賀派)
小川 友一① 東京21 (町村派)
藤田 幹雄① 千葉4 (無派閥)
薗浦 健太郎① 千葉5 (麻生派)
林 潤① 神奈川4 (古賀派)
坂井 学① 神奈川5 (無派閥)
鈴木 馨祐① 神奈川7 (麻生派)
福田 峰之① 神奈川8 (山崎派)
赤間 二郎① 神奈川14 (麻生派)
亀井 善太郎① 神奈川16 (山崎派)
赤池 誠章① 山梨1 (町村派)
小野 次郎① 山梨3 (無派閥)
高鳥 修一① 新潟6 (町村派)
武藤 容治① 岐阜3 (麻生派)
片山 さつき① 静岡7 (無派閥)
篠田 陽介① 愛知1 (山崎派)
馬渡 龍治① 愛知3 (津島派)
藤野 真紀子① 愛知4 (二階派)
丹羽 秀樹① 愛知6 (高村派)
伊藤 忠彦① 愛知8 (二階派)
土井 真樹① 愛知11 (古賀派)
杉田 元司① 愛知14 (町村派)
上野 賢一郎① 滋賀1 (山崎派)
藤井 勇治① 滋賀2 (古賀派)
山本 朋広① 京都2 (伊吹派)
清水 鴻一郎① 京都3 (古賀派)
中川 泰宏① 京都4 (無派閥)
井沢 京子① 京都6 (古賀派)
川条 志嘉① 大阪2 (二階派)
渡嘉敷 奈緒美① 大阪7 (津島派)
大塚 高司① 大阪8 (津島派)
原田 憲治① 大阪9 (津島派)
井脇 ノブ子① 大阪11 (二階派)
盛山 正仁① 兵庫1 (古賀派)
関 芳弘① 兵庫3 (町村派)
木挽 司① 兵庫6 (町村派)
萩原 誠司① 岡山2 (古賀派)
橋本 岳① 岡山4 (津島派)
平口 洋① 広島2 (津島派)
遠藤 宣彦① 福岡1 (麻生派)
福岡 資麿① 佐賀1 (津島派)
富岡 勉① 長崎1 (山崎派)
木原 稔① 熊本1 (津島派)
安次富 修① 沖縄2 (山崎派)
近江屋信広① 比例東北単独 (無派閥)
大高 松男① 比例北関東単独 (麻生派)
若宮 健嗣① 比例東京単独 (津島派)
安井 潤一郎① 比例東京単独 (無派閥)
浮島 敏男① 比例南関東単独 (無派閥)
泉原 保二① 比例近畿単独 (無派閥)
矢野 隆司① 比例近畿単独 (二階派)
西本 勝子① 比例四国単独 (高村派)

2期=22人
西村 明宏② 宮城3 (町村派)
御法川 信英② 秋田3 (無派閥)
葉梨 康弘② 茨城3 (古賀派)
金子 善次郎② 埼玉1 (二階派)
早川 忠孝② 埼玉4 (町村派)
萩生田 光一② 東京24 (町村派)
山中 菀子② 千葉2 (無派閥)
山際 大志郎② 神奈川18 (山崎派)
宮下 一郎② 長野5 (町村派)
原田 令嗣② 静岡2 (古賀派)
鈴木 淳司② 愛知7 (町村派)
平田 耕一② 三重3 (津島派)
宇野 治② 滋賀3 (伊吹派)
中山 泰秀② 大阪4 (町村派)
岡下 信子② 大阪17 (津島派)
大前 繁雄② 兵庫7 (山崎派)
戸井田 徹② 兵庫11 (津島派)
奥野 信亮② 奈良3 (町村派)
寺田 稔② 広島5 (古賀派)
岡本 芳郎② 徳島1 (津島派)
西銘 恒三郎② 沖縄4 (津島派)
並木 正芳② 比例北関東単独 (無派閥)

5810おま天:2009/09/01(火) 21:22:11
3期=22人
吉川 貴盛③ 北海2 (津島派)
石崎 岳③ 北海3 (町村派)
中野 正志③ 宮城2 (町村派)
伊藤 信太郎③ 宮城4 (高村派)
三ツ林 隆志③ 埼玉14 (町村派)
松島 みどり③ 東京14 (町村派)
木村 勉③ 東京15 (山崎派)
桜井 郁三③ 神奈川12 (麻生派)
吉田 六左エ門③ 新潟1 (伊吹派)
近藤 基彦③ 新潟2 (古賀派)
後藤 茂之③ 長野4 (無派閥)
上川 陽子③ 静岡1 (古賀派)
倉田 雅年③ 静岡6 (津島派)
山本 明彦③ 愛知15 (町村派)
北川 知克③ 大阪12 (高村派)
松浪 健四郎③ 大阪19 (二階派)
河本 三郎③ 兵庫12 (高村派)
谷本 龍哉③ 和歌山1 (町村派)
増原 義剛③ 広島3 (伊吹派)
宮沢 洋一③ 広島7 (古賀派)
西川 京子③ 福岡10 (伊吹派)
江崎 洋一郎③ 比例南関東単独 (山崎派)

4期=15人
渡辺 博道④ 千葉6 (津島派)
桜田 義孝④ 千葉8 (津島派)
水野 賢一④ 千葉9 (無派閥)
望月 義夫④ 静岡4 (古賀派)
江崎 鉄磨④ 愛知10 (二階派)
渡辺 具能④ 福岡4 (山崎派)
林田 彪④ 熊本2 (津島派) 【比重複なし】
嘉数 知賢④ 沖縄3 (町村派)
今津 寛④ 北海6 (津島派)
西川 公也④ 栃木2 (伊吹派)
今井 宏④ 埼玉3 (古賀派)
中野 清④ 埼玉7 (伊吹派) 【比重複なし】
山口 泰明④ 埼玉10 (津島派)
小島 敏男④ 埼玉12 (伊吹派)
土屋 品子④ 埼玉13 (無派閥)

5期=8人
根本 匠⑤ 福島2 (古賀派) [元安倍内閣総理大臣補佐官(経済財政担当)]
伊藤 達也⑤ 東京22 (津島派) [元金融担当大臣]
実川 幸夫⑤ 千葉13 (古賀派)
小此木 八郎⑤ 神奈川3 (無派閥)
稲葉 大和⑤ 新潟3 (山崎派)
原田 義昭⑤ 福岡5 (山崎派)
三原 朝彦⑤ 福岡9 (津島派)
七条 明⑤ 比例四国単独 (高村派)

6期=7人
鈴木 俊一⑥ 岩手2 (古賀派) [元環境大臣]
坂本 剛二⑥ 福島5 (町村派) [党福島県連会長]
赤城 徳彦⑥ 茨城1 (高村派) [元農林水産大臣]
小坂 憲次⑥ 長野1 (津島派) [元文部科学大臣]
杉浦 正健⑥ 愛知12 (町村派) 【比重複なし】 [元法務大臣]
渡海 紀三朗⑥ 兵庫10 (山崎派) [元文部科学大臣]
宮路 和明⑥ 鹿児島3 (町村派)

5811おま天:2009/09/01(火) 21:22:33
7期=7人
二田 孝治⑦ 秋田1 (古賀派)

笹川 尭⑦ 群馬2 (津島派) 【比重複なし】
[党総務会長、元科学技術政策担当大臣]

谷津 義男⑦ 群馬3 (伊吹派) 【比重複なし】
[元農林水産大臣]

斉藤 斗志二⑦ 静岡5 (津島派)
[元防衛庁長官]

中山 太郎⑦ 大阪18 (無派閥) 【比重複なし】
[元総理府総務長官兼沖縄開発庁長官、元外務大臣]

井上 喜一⑦ 兵庫4 (二階派) 【比重複なし】
[元防災・有事法制担当大臣]

木村 義雄⑦ 香川2 (山崎派)

8期=4人
中川 昭一⑧ 北海11 (伊吹派)
[伊吹派会長代行、元農林水産大臣、元経済産業大臣、元財務大臣、元金融担当大臣、元政調会長]

尾身 幸次⑧ 群馬1 (町村派) 【比重複なし】
[元経済企画庁長官、元沖縄北方・科学技術担当大臣、元財務大臣]

柳澤 伯夫⑧ 静岡3 (古賀派) 【比重複なし】
[元厚生労働大臣、元国土庁長官、元金融担当大臣]

太田 誠一⑧ 福岡3 (古賀派)
[宏池会会長代行、元農林水産大臣]

9期=7人
船田 元⑨ 栃木1 (津島派)
[総務会長代理、元経済企画庁長官、元新生党政務幹事]

深谷 隆司⑨ 東京2 (山崎派) 【比重複なし】
[元郵政大臣、元自治大臣、元国家公安委員長、元通商産業大臣、元自民党総務会長]

島村 宜伸⑨ 東京16 (無派閥) 【比重複なし】
[元農林水産大臣、元文部大臣]

伊藤 公介⑨ 東京23 (町村派)
[元国土庁長官]

中馬 弘毅⑨ 大阪1 (麻生派)
[元規制改革・行政改革担当大臣]

久間 章生⑨ 長崎2 (津島派)
[元防衛庁長官、元防衛大臣、元総務会長]

愛知 和男⑨ 比例東京単独 (二階派)
[元環境庁長官、元防衛庁長官]

10期以上=5人
丹羽 雄哉⑩ 茨城6 (古賀派)
[元厚生労働大臣、元総務会長、元宏池会共同代表]

堀内 光雄⑩ 山梨2 (古賀派) 【比重複なし】
[元総務会長、元労働大臣、元通商産業大臣]

保岡 興治⑪ 鹿児島1 (山崎派)
[元法務大臣]

山崎 拓⑫ 福岡2 (山崎派)
[元幹事長、元副総裁、元政調会長、元防衛庁長官、元建設大臣]

海部 俊樹⑯ 愛知9 (二階派) 【比重複なし】
[元内閣総理大臣、元大蔵大臣、元文部大臣、元自民党総裁、元新進党党首]

5812名無しさん:2009/09/01(火) 21:30:23
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090901-OYT1T00051.htm

惨敗自民、揺れる総裁選…「麻生」指名で党内対立も
政権交代
 衆院選で大敗した自民党は31日、再起への第一歩となる総裁選の日程を「9月18日告示・28日投開票」とし、9月中旬に予定される特別国会召集後とする方針を決めた。


 首相指名選挙で、自民党国会議員は現職の麻生総裁(首相)を選ぶことになるが、惨敗の引責で辞任表明した首相の名前を書くことに抵抗のある議員も多く、党内には戸惑いと反発が急速に広がっている。

 後継総裁については、谷垣禎一・元国土交通相、舛添厚生労働相を推す声が出ているほか、石破農相らが出馬に意欲を見せている。

 首相は31日、党本部での記者会見で、総裁選の日程について、「党の再生を図るには、党員を含めていろいろな意見を十分踏まえる必要がある。特別国会召集までの意見集約は、物理的に難しい」と述べ、特別国会後に総裁選を行うべきだとの考えを示した。

 総裁選を9月下旬に行うべきだと主張しているのは、細田幹事長や菅義偉選挙対策副委員長ら、首相に近い幹部が多い。党再生には、地方議員や党員の意見を反映させる必要があり、特別国会の召集前では、「時間的に制限がある」(細田氏)というわけだ。任期途中の総裁選ではなく、9月30日の任期満了に伴う選挙という事情もある。

 しかし、党内には、選挙投票日の翌日、上京している議員が少ない時点で、執行部が一方的に総裁選日程を決めたことへの反発も起きており、党内対立の様相も生まれつつある。

 加藤紘一・元幹事長は31日夜、首相指名選挙での自らの投票行動について、「白紙も一つの選択肢だ。今のところ、それしかない」と冷ややかに語り、白票を投じる考えを示した。都内で記者団に語った。

 田村耕太郎参院議員も31日、「国民の審判で『ノー』と言われた『麻生』と書くのは民意に反する。あり得ない。両院議員総会などできちんと議論するべきだ」と記者団に強調した。

 執行部には、全国の党関係者から「なぜ、この日なのか」「A級戦犯の麻生氏になぜ、投票するのか」などの不満や批判の電話が相次いでいるという。

 仮に首相指名選挙で「造反」が出れば、党再生は冒頭から頓挫する。執行部からは「造反者が出ないよう、今から各議員を説得するしかない」との声も出ている。

 日程については、9月4日の全国幹事長会議、8日の両院議員総会で反対意見が出る可能性もあり、党の再生は冒頭から波乱含みだ。

(2009年9月1日08時37分 読売新聞)

5813名無しさん:2009/09/01(火) 21:41:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090901/elc0909011014004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/photos/politics/election/090901/elc0909011014004-p1.jpg

自民、派閥は青息吐息 衆院選
2009.9.1 10:10

このニュースのトピックス:自民党

激減した自民党各派(衆院議員) 自民党は党内8派閥すべてが勢力を大きく減らした。3人の派閥領袖が落選したり、小選挙区で敗れて比例代表でかろうじて復活当選するなど、野党となる自民党の各派は視界不良に陥っている。

 福田政権まで4代続けて首相を輩出した最大派閥の町村派は、選挙前の衆院勢力63人を大きく減らし、当選者は24人だった。派閥会長の町村信孝前官房長官は選挙区で落選し、比例代表で辛くも復活。最大派閥として引き続き発言力を行使できるかは微妙だ。8派の中で最多の25人が当選したのは古賀派。劣勢の中で会長の古賀誠元幹事長ら17人が選挙区で自力当選した。とはいえ、選挙前の勢力の半数以下で、参院議員を含めると第3派閥のままだ。

 津島派は会長の津島雄二元厚相が政界を引退し、衆院勢力は3分の1以下の14人にまで激減。23人の参院議員を加え第2派閥の座をかろうじて維持した。山崎派は会長の山崎拓元副総裁が落選し、衆院勢力も37人から16人へと大きく減らした。

 会長の伊吹文明元幹事長が比例代表で復活当選した伊吹派は12人減の8人。麻生太郎首相率いる麻生派も半数の8人となり、高村派も5人になった。二階派で当選したのは会長の二階俊博経済産業相だけだ。

5814チバQ:2009/09/01(火) 21:51:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090901-00000528-san-bus_all
与謝野財務相G20欠席、竹下副大臣が代理出席
9月1日10時52分配信 産経新聞


 与謝野馨財務・金融担当相は1日の閣議後会見で、ロンドンで4、5日に開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議への出席を断念し、竹下亘財務副大臣を派遣することを明らかにした。

  世界は衆院選に無関心 自民の敗因はアニメCM

 与謝野財務・金融担当相はロンドンでのG20に出席する意向を示していたが、医師の診察を受け体調が万全でないため出席を取りやめることにした。

 また、与謝野財務・金融担当相は衆院選での自民党の敗因について「地方での経済を支える有効需要に対して政府がなかなか財政的な支援ができなかった」などとの分析を示した。

5815名無しさん:2009/09/01(火) 22:11:21
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/news/20090901dde001010044000c.html
選挙:衆院選 惨敗後、初閣議終え…閣僚ら、反省の弁など口々
 ◇緊張感なかったから/正確な報道してくれないから
 衆院選後初めての閣議が1日午前、首相官邸で開かれた。自民党への逆風が吹く中で、麻生内閣の閣僚14人(参院議員を除く)は、小選挙区で敗北した人はいたものの、全員が当選。麻生太郎首相は閣僚懇談会で「全員が戻ることができてよかった」とねぎらった。しかし、閣僚からは記者会見で厳しい選挙結果への反省の弁などが相次いだ。

 与謝野馨財務・金融担当相は「多くの有能、有為な人材が一敗地にまみれたのは悲しいことだ」と述べた。そのうえで「小泉内閣が終わった時に人気先行で総裁選をしたことが、いろいろな面で国民の失望を買ったのではないか」と指摘した。

 舛添要一厚生労働相は、「政治の世界は能力中心に選ぶべきで、『お友達』の観点が優先されると緊張感に欠ける。緊張感のなさに国民が厳しく審判を下した」と政権の体質を批判した。

 公明党の斉藤鉄夫環境相は記者団から「自民党に足を引っ張られたという思いはあるか」と問われると、「まったくないと言えばうそになる。衆院選前の、自民党のゴタゴタしたイメージはマイナスだった」と率直に認めた。

 塩谷立文部科学相は「普段の政治の内容が(国民に)あまり伝わっていない。正確な情報をどう伝えるかということをマスコミにもぜひ考えてもらいたい」と八つ当たり気味に語った。【坂口裕彦】

5816名無しさん:2009/09/01(火) 22:15:35
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514666217

衆院選・特集 : 乱のあと〜衆院選を終えて(1) 自民復興に妙案なし


麻生太郎総裁の辞任表明後、開かれた自民党役員会=東京・永田町、党本部
大敗の衝撃 民主は早速揺さぶり

 31日午後。麻生太郎総裁の辞任表明直後に、自民党が東京・永田町の党本部で開いた役員会の光景は、大敗を喫した衝撃の大きさを物語った。

 細田博之幹事長(島根1区)の視線はうつろ。出席者の中に複数の落選者もおり、歴史的な敗北にもかかわらず、責任や敗因を追及する声がないばかりか、同氏が諮った9月18日告示、同28日開票という総裁選の日程も、粛々と決まった。

 政権の座に就いた民主党は、同月中旬に鳩山由紀夫代表を新首相に指名する特別国会を召集する方針。自民党総裁選の日程は、党所属議員が麻生首相という「敗軍の将」を指名する、前代未聞の事態を意味していた。

 しかし、盾突く気力すら起こらないほど、幹部たちは憔悴(しょうすい)しきっていた。その執行部の面々を、故竹下登元首相ら歴代の党総裁の写真が見下ろしていた。

 総裁選にかみつく

 「のっけから、それですかい」。石破茂農相(鳥取1区)は31日の鳥取県庁での会見で、党総裁選の日程にかみついた。

 同氏は党への風当たりの強さを肌で感じ、衆院選の前哨戦から一貫して党を再建する必要性を強調。その唯一とも言える活路を閉ざすような方針に我慢がならなかった。

 「党のイメージ、体制、政策立案能力のすべてを一新しなければならない」。焦りを胸に列車を乗り継ぎ、東京へ急いだ。

 しかし、負った傷は大きく、深いだけに、”戦後”の復興に向けて妙案があるわけではない。

 党の獲得議席は300から119に激減。かつて「軍団」と称された田中派、竹下派の流れを組む津島派も生き残った前職は45人中、13人だった。

 石破氏とともに所属し、兄の登元首相が心血を注いで育てた同派に人一倍の愛着を持つ竹下亘氏(島根2区)も31日夜、足早にあいさつ回りをすませて空路、上京した。

 当選の万歳を終え、出雲市内に借りるアパートに戻った30日深夜は、激戦をはい上がった同僚たちと連絡を取り合った。

 「(派閥の)事務所が維持できるのか」「とにかく東京で話し合おう」。愛飲するたばこの煙の向こうには、また1人、仲間の落選を伝えるテレビの選挙速報が流れた。

 「うちのムラ(津島派)は15人も残らんわね。おそらく(自民党全体で)200人落ちる。永田町は引っ越しのトラックでいっぱいになる」

 26日夜。出雲市内の党島根2区支部事務所で、青木幹雄党県連会長(参院・島根選挙区)は、地元県議らに戦況の見立てを示し、顔をしかめた。

 予言は的中した。その青木氏は石破、竹下両氏より一足早い30日に永田町へ。束ねる津島派所属の参院議員24人の動揺を抑えるかのように「一致結束して静かに待て」と指示を飛ばした。

 自民支援団体招く

 一方、敗戦処理に追われる自民党を尻目に、民主党は活気にあふれる。

 党鳥取県連の川上義博代表(参院・鳥取選挙区)と、鳥取2区で敗れたものの、比例中国で復活当選した湯原俊二氏は、1日に医療、建設など、敵陣を支えた県内60業界団体を招いた意見交換会を倉吉市内でセットした。

 「顔合わせの会にしたい」。川上氏は目的を淡々と語ったが、野党に転落した自民党にさらなる揺さぶりを掛ける狙いがあるのは明らかだった。

 激震が収まらない自民党と、追い風に乗る民主党。折しも、永田町は31日、台風の接近で暴風雨が吹き荒れた。

 ◇−◆−◇−◆−◇

 30日に投開票された衆院選で、政権が交代した。山陰両県内の4小選挙区では、自民党が議席を独占する半面、民主党の2人も比例中国で復活当選した。戦いが何を意味し、何をもたらすのか。「乱のあと」をたどる。
('09/09/01 無断転載禁止)

5817とはずがたり:2009/09/01(火) 22:17:08
>>5815
選挙の顔内閣の筈が閣僚で辛うじて救われた面々みたいになってますねー。

>>5814
体調けっこう悪そうですね。
不謹慎ですけどもしもがあると松島かー。

5818とはずがたり:2009/09/01(火) 22:21:34
気持ちいい画像なので保存しときました。
古賀派が結構善戦しましたが旧加藤(もしくは旧谷垣・旧小里)派も生き残り率高かった感じですなぁ。
加藤・園田・谷垣・川崎・中谷・山本・佐藤・遠藤・逢沢くらいか

>>5813
自民、派閥は青息吐息 衆院選
2009.9.1 10:10

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/09sou/elc0909011014004-p1.jpg

5819名無しさん:2009/09/01(火) 22:26:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090901/stt0909012135019-n1.htm

自民総裁「都市部選出議員は適さず」 旧谷垣派議員が会合
2009.9.1 21:34
 自民党古賀派内の旧谷垣派出身者は1日夜、都内で会合し、麻生太郎総裁(首相)の後任に関し「衆院選の惨敗は地方経済の疲弊が原因」として都市部選出議員は避けるべきだとの認識で一致した。谷垣禎一元財務相は出馬の意欲を示さなかったという。

 谷垣氏、園田博之政調会長代理、川崎二郎元厚生労働相ら約10人が出席した。

 特別国会での首相指名については「惨敗を招いたA級戦犯には投票したくない」(出席者の一人)などとして、執行部が求める麻生首相への投票には否定的な意見が相次いだ。

5820名無しさん:2009/09/01(火) 22:34:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009090100865

元公明議員3氏の敗訴確定=「手帳持ち去り」訴訟−最高裁
 公明党の矢野絢也元委員長宅から手帳を持ち去ったとした「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、同党の元国会議員3人が発行元の講談社と矢野元委員長らに損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(田原睦夫裁判長)は1日、元議員側の上告を退ける決定をした。反訴していた矢野元委員長の訴えを認め、3人に手帳返却と300万円の支払いを命じた二審判決が確定した。
 3人は元参院議員の黒柳明、大川清幸両氏と元衆院議員の伏木和雄氏。
 一審東京地裁は2007年12月、3人の手帳強奪を認めずに講談社などに賠償を命じたが、二審東京高裁は今年3月、「家捜しをして無理やり持ち去った」と認定し、一審判決を取り消して請求を棄却。その上で、3人に手帳の返却と賠償を求めた矢野元委員長の訴えを認めた。(2009/09/01-19:37)

5821名無しさん:2009/09/01(火) 22:35:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090100863
惨敗ショック、混乱続く自民=首相指名選挙の方針決まらず
 衆院選で歴史的惨敗を喫し、党再生に向けスタートを切った自民党。しかし、総裁選や特別国会での首相指名をめぐる党執行部の決定に対し、党内からは異論が噴出。混乱収拾のめどは立っておらず、早くもつまずいた格好だ。
 「首相指名は総裁である麻生(太郎)さんと書いてほしい」。1日の総務会冒頭、細田博之幹事長は、16日召集予定の特別国会での首相指名選挙で、麻生総裁に投票するよう呼び掛けた。
 同党は8月31日の臨時役員会で、総裁選を特別国会以降に先送りし、「18日告示、28日投開票」とする日程を決定。首相指名選挙には、辞任表明した麻生総裁で臨む「苦肉の策」を確認したばかりだった。
 しかし、総務会では麻生政権と距離を置く加藤紘一元幹事長が反対論の口火を切った。「白紙で投票しても、党分裂とは考えないでほしい」。谷川秀善参院幹事長や中谷元・元防衛庁長官らも「麻生なんて書けない」と同調。首相の盟友である大島理森国対委員長も「首相指名前に新総裁を決めるべきだ」と細田幹事長らの決定に疑問を呈した。
 野党転落のショックから、党内には、首相指名で「麻生総裁」に投票することへの抵抗感が強い。閣内からでさえ、首相に近い甘利明行政改革担当相が「辞めると言ってる人を便宜的にとはいえ選ぶのは、慎重に考えた方がいい」と指摘。総務会の出席者からは「白票」のほか、「細田幹事長」らに投票する案も飛び出し、結局、意見集約には至らず、引き続き協議することになった。 
 こうした党内の混乱に、ある中堅議員は「首相指名の話なんか、どうでもいい。党再生への議論をすべきときなのに」と嘆く。党幹部は「党再建は容易ではないな」とため息を漏らした。(2009/09/01-19:35)

5822名無しさん:2009/09/01(火) 23:34:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090831/elc0908310115048-n1.htm
【自公落城】(上)奈落の底に漂う虚脱感 (1/3ページ)
2009.8.31 01:13

このニュースのトピックス:政権交代

苦渋の表情をみせる麻生太郎・自民党総裁=30日午後、東京・永田町の自民党本部(奈須稔撮影) 歴史的な大勝を果たした郵政選挙から4年、自民党は一転して奈落に突き落とされた。小泉純一郎元首相の「自民党をぶっつぶす」との言葉は8年を経て現実となったが、あまりの惨敗に党執行部は茫然(ぼうぜん)自失の状態となっており、党再生に動き出すにはまだ時間がかかりそうだ。半世紀にわたり、ほぼ政権の座を独占してきた巨大政党がこれほどもろく崩れるのか−。

 30日の自民党本部は不気味な静けさに包まれた。4階の記者会見場は投開票日用に改装され、自民党公認候補の名前を書いた真っ白な開票ボードが掲げられたが、国会議員の出入りはほとんどなく、党職員らが足早に出入りするだけ。午後になり、マスコミ各社の出口調査の途中経過が漏れ伝わるとますます重い空気が広がった。

 午後7時、細田博之幹事長が険しい表情で党本部に入った。記者団に「結果が分かるまで何も言えない」とだけ語り、幹事長室にこもった。45分後、細田氏は裏口からひそかに党本部を抜け、首相公邸に入った。辞意を伝えるためだった。

 午後8時、投票が締め切られたが、記者会見場に現れたのは菅義偉選対副委員長1人のみ。テレビ各社が自民党惨敗の出口調査結果を次々に報じると「まさかと思っていたが、これが現実なのか。目に見えない地殻変動が起きていたのではないか。私たちは国民目線から遠くなっていたのか」と絶句した。
 細田氏が首相公邸から党本部に戻ってきたのは午後8時半すぎ。厳しい表情で記者会見場に入り、おもむろに開票ボードに赤いバラを付け始めた。党職員がパラパラと拍手し、後は再び「お通夜」のような沈黙が続いた。

 首相が党本部入りしたのは午後10時。1階エントランスで記者が「この結果をどう受け止めますか」と声をかけたが、厳しい表情を崩さず、右手を軽く挙げて職員らにあいさつすると、4階の総裁室に入った。

 「国民のみなさまの声を真摯(しんし)に受け止め、反省にたって出直さなければならない。各候補者は極限まで頑張ったが、このような結果になり、自分の力不足を感じている。経済対策は道半ば、断腸の思いだ…」

 午後10時14分、記者会見場に現れた首相はこう語った後、「速やかに総裁選を行い、決めなければならない。私は今後一党員として自民党再生に力をそそぎたい」と辞意を表明した。

 首相は意外なほどそのさばさばした表情だった。敗因については「自民党に対する積年の不信や不満をぬぐい去ることができなかった」と分析した。ただ、昨秋に解散を引き延ばしたことが惨敗の遠因になったとの指摘には「経済危機を迎え、政局より政策を優先させたのは間違っていなかった。私ども国民の暮らしを守るためにやった経済対策は決して間違っていなかった」と頑として譲らなかった。
 自民党は、首相経験者や幹事長経験者や各派領袖ら大物議員が続々と落選し、党再生の筋道をつけるどころか、今後の党運営のメドさえつかない状況に追い込まれた。

 首相は辞意を表明したが、党総裁の任期を9月末に控え、大がかりな総裁選を実施する余裕はない。特別国会までに総裁選を実施できなければ、特別国会の首相指名選挙で自民党議員は辞意表明した首相の名を書かなければならない事態も十分想定される。次期総裁についても「ポスト麻生」は絞り込まれておらず、さらなる混乱も予想される。

 なぜ自民党はこれほど凋落(ちょうらく)したのか。「政権交代」の風は予想以上に強かったが、突然吹き始めたわけではない。むしろ自民党は長い年月をかけてむしばまれてきたのだ。

 小泉純一郎元首相の登場で息を吹き返し、郵政解散でピークを迎えたが、その後は支持率の長期低迷状態を総裁をすげ替えることでしのいできた。だが、「国民政党」「改革政党」を目指すあまり、各議員の思想信条は右から左までバラバラ。内政・外交とあらゆる政策で足並みがそろわず、混乱を繰り返してきた。

 そんな自民党の体質に国民は嫌気がさし、「NO」を突きつけたのが平成19年夏の参院選だった。にもかかわらず、その後も党の体質を改善できなかったことが今回の惨敗の要因になったことは否定できない。

 首相は党再生への道筋を問われ、こう答えた。

 「自民党は保守政党だ。守るべきものは守るために変えるべきものは変える。家族であり、地域であり、国を守る。日本の寄って立つ基盤は保守的なものだ。これを肝に銘じなければならない」

 保守政党として再出発できるか。自民党は岐路にさしかかっている。

5823名無しさん:2009/09/01(火) 23:35:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090831/stt0908312042011-n1.htm

【自公落城】(中)茫然自失 なお続く…  (1/3ページ)
2009.8.31 20:40

このニュースのトピックス:自民党

自民党の歴史的大敗から一夜明けて記者会見にのぞむ麻生太郎自民党総裁=31日午後、永田町の自民党本部で(大山文兄撮影) 「多くの同志を失い、誠に残念至極。応援してくれた有権者の方々に大変申し訳ない。総裁としての責任を痛感している」

 31日午後2時、自民党本部9階で記者会見した麻生太郎首相(党総裁)はこう切り出し、総裁辞任を重ねて表明した。すでに「吹っ切れた」感じもあり、表情は穏やかだった。

 首相は「社会の閉塞感や格差などへの不満があった。小泉構造改革により従来の支持基盤への配慮が足りなかった」と敗因を総括。「速やかに総裁選を行い、政権奪還に向け、党を再生しなければならない」と力を込めた。

 とはいえ、歴史的惨敗のショックは大きく、自民党議員の多くは野党転落の事実をどう受け止めてよいのか分からない状態だ。多くの当選議員は地元であいさつ回りを続けており、在京者はわずか。多くの派閥は幹部級が大量落選しており、幹部会の日程さえ決まっていない。

 正午から開かれた臨時役員会では、9月4日の全国幹事長会議で地方幹部の意見を聞いた上で、18日告示28日投開票の日程で総裁選を行う方針が決まった。

 このため、特別国会の首相指名選挙に新総裁選出は間に合わず、自民党議員は「麻生太郎」名で投票することになる。細田博之幹事長は「両院議員総会で事情説明し、理解を求める」というが、違和感は否めない。午後には伊吹文明元幹事長がさっそく党本部を訪れ、「これから辞める人の名を書くのはいかがか」と異議を申し立てたが、「日程的にやむを得ない」と押し返された。

 確かに無理に総裁選を早めれば、首相指名選挙までの間、首相と党総裁を別の人物が務める「総総分離」が生じることになる。ある党幹部は「第1党を手放すとすべてが暗中模索だな」とぼやいた。

   × × ×

 太田昭宏代表、北側一雄幹事長がそろい踏みで落選した公明党はさらにショックは大きい。

 太田氏は31日昼前、東京・南元町の党本部で記者会見を開き、辞任を表明。「今回の結果を厳粛に受け止め捲土重来を期す。いかなる状況でも勝ち抜ける党に向け精進を重ねる」と悔しさをにじませた。

 だが、9月3日に常任役員会を開き、特別国会開会までに新体制を発足させる方針のほかは何も決まっていない。太田氏ら党役員は31日午前、東京・信濃町の創価学会本部にあいさつに行った。学会幹部から「党も頑張ったし、学会も頑張ったが、こういう結果になって残念だ」とねぎらいを受けたが、党運営をめぐる具体的な協議は一切なかったという。

 記者会見で太田氏に同席した北側氏は「太田代表のおっしゃった通り」といつになく神妙な表情。北側氏らは昨秋に解散を強く求めたが、首相に反故された経緯がある。党内には解散先送りに対して恨み節がなお残るが、北側氏はこの件を問われると、遠い目をしながらこう答えた。

 「昔のことはもう覚えていません。まあ、現実にこうなったわけで…。過去のことをあれこれ言っても仕方ありませんよ」

   × × ×

 自民、公明両党にとって党再建は喫緊の課題だが、そう簡単に進みそうもない。首相は「自民党支持率が低下する原因は保守の魅力を十分に発揮できなかったことだ」と断じ、保守政党としての出直しを表明した。社民党を組み入れた新政権はリベラル色を強める公算が大きく、保守色を強めることが政権奪回の近道だと考えているからだ。

 首相の盟友である安倍晋三元首相も「外交・安全保障、教育などの政策で民主党との違いを鮮明にさせるべきだ」と同調するが、リベラル勢力からは「安倍−麻生路線はまっぴら」(党中堅)との声も上がり、足並みはそろいそうもない。

 国民のニーズに広く応えようとするあまり、思想的に左右両翼を幅広く包含するのが自民党の特質だ。一方の意見を尊重すれば、他方は反発し、折衷案を選べば「骨抜き」と批判される。歴代首相は常に党内の路線対立に頭を悩ませてきた。

 次期総裁選では、路線対立がさらに先鋭化する可能性もある。首相は「自民党は開かれた政党であり、いろんな意見が出ることは間違っていない。不満を押さえ込むような政党ではない」と強調しながらも最後にこう付け加えた。

 「最終的に結論が出たならば、まとまることが一番肝心だ。まとまらなければ戦いになりません」

 野党として一丸となって行動できるか。離合集散を繰り返してきた自民党にとって、これがもっとも難しい課題かも知れない。

(石橋文登)

5824名無しさん:2009/09/01(火) 23:36:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090901/stt0909012246020-n1.htm
【自公落城】(下)後継念頭、足並みに乱れ 「だから自民党は…」 (1/3ページ)
2009.9.1 22:43
 「選挙に敗れ、辞任する総裁を首相指名選挙で投票するのはいかがなものか。特別国会召集前に新体制を整えるべきだ」

 1日午前10時、自民党本部4階の総裁応接室で開かれた党役員連絡会で、大島理森国対委員長がこう切り出すと、出席者は驚きの表情で顔を見合わせた。

 31日の臨時役員会で決まった総裁選の日程は「9月18日告示、28日投開票」。「地方の声」に配慮した末の日程だが、16日に特別国会召集が決まり、首相指名選挙に新総裁選出は間に合わない。このため、党内では「『敗軍の将』の名を書くのか」と不満がくすぶって吹き出したが、麻生太郎首相の腹心である大島氏がその声を代弁するとは誰も思っていなかった。

 大島氏の発言を受け、「白紙で投票するのも一つの選択肢だ」(石原伸晃幹事長代理)など異論が噴出。「地方にはいろいろな思いがある。28日の総裁選は早いくらいだ」との先送り論まで飛び出した。

 保利耕輔政調会長が「党が結束して行動することが大事だ。個人的には『麻生』で投票すべきだと思う」とその場を収めたが、下野してもなお足並みのそろわない自民党の体たらくを印象づけた。


× × ×

 1日午後に開かれた総務会には、笹川堯総務会長をはじめ、中山太郎元外相、島村宜伸党総裁特別補佐ら落選議員も多数出席した。党の行く末を案じてのことだが、ここでも首相指名選挙をめぐり紛糾した。

 谷川秀善参院幹事長「辞める総裁の名前を書くことには反対だ。一致結束するためには白紙が一番ええじゃないか!」

 中谷元元防衛庁長官「麻生総裁は辞意表明し、首相になる意思はない。首相指名のとき新総裁が決まっていないことを考えると白紙が適当だ」

 丸山和也参院議員「敗北の責任者の名を書かせられるのはみっともない」

 これを受け、加藤紘一元幹事長は「どうしようもないならば総裁選の選挙管理委員長(野田毅氏)の名を書くのも一つの手だ」と珍妙な提案をしたが、結局、総務会は対応を決められないまま流会となった。

 終了後、平沢勝栄衆院議員は怒りで顔を紅潮させ、吐き捨てるように言った。

 「まだ与党時代の思い出を引きずっているんじゃないか。総裁が麻生さんなんだから麻生さんでいいじゃないか。こんな後ろ向きの議論を長々とやって。だから自民党はダメなんだ!」


× × ×

 一方、水面下では総裁選をめぐる動きが活発化し始めた。

 下馬評では、総裁候補として舛添要一厚生労働相、石破茂農水相、石原伸晃幹事長代理、与謝野馨財務相、谷垣禎一元財務相、鳩山邦夫前総務相−らの名が挙がるが、いずれも「政権奪回の顔」としては迫力不足の感は否めない。

 国民的な人気では舛添氏が圧倒的だが、衆院選公示直前に比例代表東京1位での出馬を辞退したことがネックとなっている。ある閣僚経験者は「もし舛添氏が衆院に鞍替えしていたら次期総裁は当確だった。辞退した時点で舛添氏への党内の期待は一気にしぼんだ」と打ち明ける。

 反麻生の筆頭格だった中川秀直、加藤紘一の両元幹事長の動きにも注目が集まる。キングメーカーを狙うのか。自らが名乗りを上げるのか。いずれにしろ2人が動けば、分裂含みの展開になりかねないだけに各派領袖は神経をとがらせる。

 旧谷垣派メンバーは1日夜、東京・赤坂の料亭に集結した。川崎二郎元厚労相が谷垣氏に出馬を促したが、谷垣氏は「世代交代が大事だ」と慎重姿勢を崩さなかった。「東京選出の石原氏は出るべきじゃない」と声も上がった。

 最大派閥の町村派も1日夕、都内で幹部会を開いた。真っ黒に日焼けした森喜朗、安倍晋三の両元首相、町村信孝前官房長官らが顔をそろえ、「首相指名選挙で白票などは論外だ。首相もつらいはずだ」と結束して「麻生」名を投ずることを決めたが、総裁選の対応などは先送りされた。

 党の総裁公選規程も大きな壁として立ちふさがる。規程では立候補には国会議員20人の推薦が必要だ。衆院議員が119人となった現状では推薦人集めは簡単なことではない。

 野党総裁は「労多くして功少なし」とされ、よほどの気概と使命感がなければ務まらない。まして総裁選で混迷が深まれば、党員からもソッポを向かれかねない。世論離れを肌で感じている自民中堅は自嘲気味につぶやいた。

 「自民党員に『秋といえば?』と尋ねれば、答えは『総裁選』だろう。これで4年連続の9月実施だ。盛り上がるはずないよな」

 =この企画は石橋文登、佐々木美恵、大谷次郎が担当しました。

5825 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/02(水) 00:19:31
>>5818
二階派(グループ)が、太陽と黒点のようだ・・・

5826チバQ:2009/09/02(水) 12:33:18
>>5818
旧谷垣派は選挙強い議員が多いですね。選挙に勝てる自信あるから加藤の乱に付いていこうとした訳ですし
だから干されてたとき離党しとけば良かったのに


>>5821
・前議長の河野
・ダントツ最高齢の中山
・最多当選回数の海部

誰か生き残っていれば、その人に投票でまとめられたのでしょうが....

5827とはずがたり:2009/09/02(水) 13:24:15
>>5826
その辺がお公家集団として戦闘力の無さを揶揄される所なんでしょうな。
もう今更遅いし。。

なるほど。。>河野・中山・海部が生き残っていれば
その次ぎとなるとそれぞれ誰っすかね?
前々議長は綿貫でしたっけ?
森とかになって来ると生臭すぎますしね。

5828 ◆ESPAyRnbN2:2009/09/02(水) 17:46:23
高齢者は保利、大野、福田、森、加藤の順かな。
当選回数は森、加藤、保利・邦夫、麻生・古賀・高村・谷垣の順かと。
他の衆議院議員経験者(自民)は引退済みです。
綿貫の前は石山に落とされた伊東の父ちゃん、その前は土井。

5829とはずがたり:2009/09/02(水) 18:20:29
あざーっす。石山と伊東だと北海道東部が頭に浮かびましたが宮城の伊藤の父ちゃんっすね。

この中だと人望も厚い保利が適任でしょうね〜。

5830けん:2009/09/02(水) 18:46:49
公明党の新代表は山口政調会長の昇格かなぁ?幹事長も空席だかけど全然想像つかないね。

5831チバQ:2009/09/02(水) 19:31:32
保利は前執行部 しかも造反組というすね傷がありますし...
いっそのこと公明党代表に投票して、連立野党を公明党に強いるというのはどうでっしゃろ?

5832名無しさん:2009/09/02(水) 20:57:58
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090902ddlk14010289000c.html

秋・決戦へ:「政権交代選挙」の先に/中 /神奈川
 ◇組織戦にほころび 自公、選挙協力も限界
 衆院選中と変わらぬ駅立ち。「おかげさまで5回目の当選を果たすことができました。心から感謝と御礼を申し上げます」

 1日朝、横浜市港南区の上大岡駅前。自民党選対副委員長として選挙を取り仕切った菅義偉氏(60)が神奈川2区(横浜市西・南・港南区)の当選報告を繰り返していた。

 市議からのたたき上げで選挙の強さには定評があったが、民主新人(33)に548票差で薄氷の勝利。立ち止まって激戦をねぎらう通勤客も目立ち、菅氏は「地殻変動が起きていたが、ギリギリで踏みとどまれた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。党の立て直しに向け「国民に希望を持ってもらえる政党にならなければならない」と誓う。

 当選はしたが5回目の出馬で初めて得票を減らした15区の河野太郎氏(46)も「自民を『再生』する必要はない。これからの日本を作る新しい政党に『変身』しなければならない」と決意を語る。

   ◇   ◇

 県内18小選挙区で16議席を得た前回とは風向きが正反対になった今回、自民は小選挙区と比例復活で各3人当選にとどまった。「体感的には悪くなかった。49対51だとお互いの体感は良くても、どちらかが負けるのが小選挙区」。県連の竹内英明幹事長は各陣営に共通する感触を語った。「これ以上できないぐらい頑張ったのに、なぜ」と唇をかむ。

 しかし小選挙区で落選した14人の惜敗率は12人が70%台以下で、得票差は想像以上に大きい。伝統の組織選挙にほころびが見える。

 ある世襲前職を支持した男性はがく然とした。選挙運動用の法定はがきが故人の父親あてに届いたからだ。「古い名簿を更新していない。何をやってきたのか」。陣営のふがいなさに男性は憤った。選対幹部は「3年前から地区後援会の世代交代を提案してきたが……」と悔やんだ。

 10月8日告示、同25日投開票の参院補選。自民は独自候補を擁立する方針だが、竹内幹事長は「来年のことも考えると容易じゃない」とこぼす。新議員の任期は来年7月までで、来夏の参院選には既に現職の擁立を決めており、定数3の狭き門に2人を当選させる余力があるのか。難しい判断を迫られる。

   ◇   ◇

 自民と10年連立を組んできた公明は6区(同市保土ケ谷・旭区)で前職の上田勇氏(51)が落選した。自民が6区で上田氏を、公明が他の選挙区で自民候補を支援し合う安定した選挙協力も、政権交代を望む巨大な民意の前に限界を示した。

 県本部代表の上田氏は「捲土(けんど)重来を期して戦っていきたい」と述べ、自身は6区での活動を続ける考えだが、参院補選への公明の対応は白紙の状態だ。【木村健二、渡辺明博、田中義宏】

5833とはずがたり:2009/09/02(水) 21:23:04
>>5831
多分造叛・復党はスネに傷にならんですよね,今の自民党なら。

5834名無しさん:2009/09/02(水) 21:28:55
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090901ddlk22010174000c.html

ゼロの衝撃:自民選挙区全敗/上 失われた信頼 /静岡
 ◇「突風」個人なぎ倒す どぶ板も土下座も実らず
 「仕事をしてきた自負はあったが、受け入れられてもらえなかった。未練はあるが、私の役割は終わった」

 衆院選から一夜明けた31日午後。落選した自民前職の斉藤斗志二氏(5区)が富士市吉原の後援会事務所で記者会見を開いた。かつて防衛庁長官を務め、7回の当選を過去重ねてきたベテランの口から飛び出したのは、政界からの引退だった。その目には、涙が浮かんでいた。

 厚生労働相や金融担当相など閣僚経験を積み、全国でも知名度の高い柳沢伯夫氏(3区)も、30日深夜、国政から引退する考えを記者団に明かした。

 選挙事務所で「私の力不足」と支持者に頭を下げ、記者団が「首相が3人立て続けに交代して、自民党が信頼を失ったのか」と問うと、「まったくその通り」と言い切った。

 斉藤氏は64歳。柳沢氏は74歳。この選挙が自民党に迫った「世代交代」のうねりを象徴する場面だった。

 ともに7月の解散直後から選挙区に張り付き、炎天下の中、商店街や企業、農家などを懸命に歩いて支援を求めた。「これまで見たことがない姿」(5区の民主党陣営)と驚いた、なり振り構わぬ選挙戦も、終わってみれば斉藤氏が約6万2500票、柳沢氏が約4万5000票という大差の敗北だった。

 「(集会が開かれた)畳の部屋では、毎回土下座した」と語るほど、猛烈な選挙を展開した片山さつき氏(7区)だったが、前回の郵政選挙の雪辱を期した城内実氏に突き放された。4年前は「小泉旋風」の順風に乗ったが、今回は「自民党にぶれがあった。どうフォローしても仕方がなかった」と悔しさを押し殺すように語った。

 「党への不満を乗り越えることができなかった。風に負けた」。上川陽子氏(1区)は、3期務めた実績も、積み上げてきた後援会組織も吹き飛ばした「風」に唇をかんだ。

 「自公政権に国民がノーを示した結果。予想以上の大敗だ」。小楠和男・自民党県連幹事長は31日朝、地方や候補者個人では抗しきれなかった「突風」を、ぶぜんとした表情で振り返った。小楠氏は「市町村合併が進み、市町の議員が大幅に減った。衆院選で前に出ていく市町の議員がいなくなった」。自公政権が推し進めた合併が、自らの首を絞めたと説明した。10月の参院補選の候補者も未定。「手を挙げる人が出てきてくれるといいが……」。天を仰いだ。

  ◆    ◆

 今回の衆院選で自民党は1955年に結党して以来、県内選挙区で初めて当選者を出せない壊滅的といえる事態に直面した。保守地盤で起きた地殻変動の波紋を追った。【総選挙取材班】

5835名無しさん:2009/09/02(水) 21:29:33
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2009/09/02/20090902ddlk22010242000c.html

ゼロの衝撃:自民選挙区全敗/下 司令塔不在 /静岡
 ◇「反党行為」巡り迷走 野党転落で疑心暗鬼も
 1日午後、静岡市葵区の県庁で、小選挙区の当選者に当選証書が手渡された。

 本人が出席したのは牧野聖修氏(1区)、津川祥吾氏(2区)、小山展弘氏(3区)、斉藤進氏(8区)の民主党勢4人と、無所属の城内実氏(7区)。緊張した表情で証書を受け取った小山氏は「大変な責任の重さを感じている。経験はないが、先輩の指導を受けながら見よう見まねで付いていきたい」。斉藤氏も「選挙戦で聞いた切実な要望を国政で反映したい」と、新人らしく熱っぽく語った。

 一方、前回の郵政選挙で「小泉旋風」に敗北を喫し、再び国政に返り咲いた牧野氏は慎重だった。「風で民主党が伸びた。しかし、地に足をつけてマニフェストで約束したことを忠実に実行できるように頑張らなければならない」

 同党の岡本護県連幹事長もこう語った。「今が絶頂期だ。実績に結びつけていかなければ次の支持はない」。比例復活した斉木武志氏(7区)、東海ブロックの比例単独候補として初出馬し、空前といえる比例の得票で議席に押し上げられた静岡市出身の小林正枝氏を合わせると、県内で誕生した新人議員は4人。「風」を頼りにしない組織整備が突きつけられている。

  ◆    ◆

 国会議員が衆参両院で2人に激減した自民党県連。浜井卓男県議会議長が選挙期間中、城内氏を公然と応援したことへの批判や不信がくすぶる。

 浜井氏が、城内氏の個人演説会の応援弁士に立ち、「本当に困った時に誰が一番役に立つかというと、城内実だ」と訴えたことが「反党行為だ」というわけだ。城内氏が当選した7区の自民党公認は片山さつき氏。2人は05年郵政選挙に続く最大のライバルだった。

 前回は郵政改革をめぐる党内の内紛を反映し、党本部が片山氏を推薦すれば、県連は城内氏を推薦する「ねじれ」が生じた。しかし自民党が政権を守れるかどうかの瀬戸際の戦いとなった今回、県連も「片山氏支援」で一本化したはずだった。

 しかし浜井氏はこう反論する。「地元は城内氏支援でまとまっていた。それに、城内氏ら平沼赳夫元経済産業相の無所属グループを自民党側に引き留めるためにも、城内氏との連携は必要だった」

 当選6回のベテラン県議の行為に、県連内には「除名すべきだ」「けじめをつけないと悪い前例になる」などの強硬論が上がる。ところが、決着はついていない。県連が「司令塔不在」の状況に陥ったからだ。

 落選した斉藤斗志二氏(5区)は県連会長職の辞任と政界引退を表明。前会長で、県選出の国会議員では最長老だった柳沢伯夫元厚生労働相(3区)も議席を失った。党紀委員会すら開けず、「まずは県連会長をどうするかだ」と、立て直しに追われるばかりだ。

 7月の知事選で、民主党系の県議らと川勝平太知事の擁立に一時動いた自民党県議らについて「民主党に転じるのでは」との観測も流れ、「野党転落」は県連内に疑心暗鬼を広げている。【総選挙取材班】

5836名無しさん:2009/09/02(水) 21:51:22
自民党もロクな議員残ってないよな
本当に党を再生できるのか

5837名無しさん:2009/09/02(水) 22:34:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090902/CK2009090202000128.html

【埼玉】
突風 彩の国の選択<中> 惨敗の自民 『見えない何か』に涙
2009年9月2日

涙で声を震わせつつ、支持者にお礼を言う山口氏=坂戸市で


 投票日まであと三日に迫った八月二十七日の夜。坂戸市のショッピングモール近くにあった選挙事務所に、10区内の市町の首長八人が駆けつけた。いずれも自民党県連会長、山口泰明の選対幹部に就いていた。

 「最後までもうひと踏ん張りしてほしい。(首長の)後援会に再度、頼んでほしい」

 苦戦に危機感を高めた陣営が、首長たちに頭を下げた。二十五日には麻生太郎首相も応援に来た。

 だが結果は四回連続で退けてきた民主党の松崎哲久に、初めて敗北する屈辱。比例でも復活できなかった。

 「自分に慢心がなかったか反省もしながら、頑張っていきたい」。衝撃の落選から一夜明けた三十一日、事務所に集まった六十人の支持者たちを前に、山口は声を詰まらせながら、ハンカチを目に当てた。

    ◇

 自民は県内十五の小選挙区で全敗し、2区と8区の前職二人が比例でかろうじて復活当選した。衆院選での「獲得議席二」は、一九五五年の自民結党以来、最少という大惨敗だった。

 「小泉改革で社会保障費が削られ、地域医療が疲弊した。自民の政策に医師の不満が多かったのは事実だ」

 医師でつくる政治団体「県医師連盟」の関係者は、自民大敗の原因の一つに、小泉純一郎元首相の構造改革路線を挙げた。同連盟は伝統的な自民の支持団体だが、今回は四つの小選挙区で民主候補を推薦した。

 「今の自民の衆院議員は、選挙区を必死に歩かない。だから現場の苦しみを政策に反映できないんだ」。県北部の元自民衆院議員の秘書が嘆いた。

    ◇

 国会で野党になった自民。しかし、県議会は自民会派が最大勢力を誇り、市町村でも自民系会派が与党を占める中、楽観論と戸惑いが交錯する。

 「自分には地縁、血縁で固めた組織がある。影響はない」(朝霞市議)「地元の衆院議員と国へのパイプ役にもなってきた。業界団体が動揺するだろう」(県南部の県議)

 党県連幹事長の滝瀬副次は「来夏の参院選までに、組織を立て直さなければ」と話す。一方で選挙協力をした公明党は今回、比例で悲願だった「県内一議席」の奪還に失敗。自民と公明が埼玉選挙区で争う次期参院選を控え、公明関係者からは「自民とは当面距離を置かざるを得ない」との声も漏れる。

 山口泰明は敗戦の弁でこう漏らした。「(敗因は)分からない。手応えは今までで一番あった。それで勝てなかったんだから、目に見えない何かが存在した」 =敬称略

  (衆院選取材班)

5838名無しさん:2009/09/02(水) 23:07:07
http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200909020006a.nwc

【政権交代 どうなる経済】総選挙後初の閣議後会見
2009/9/2

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防災服姿で閣議に臨む麻生太郎首相(中央)、与謝野馨財務相(右)ら閣僚=1日、首相官邸
 ■「お手並み拝見」 追及姿勢鮮明

 政府は1日、民主党への政権交代が決まった衆院選後初めての閣議を開いた。その後の記者会見で、経済関係閣僚は改めてこれまでの経済対策の成果を強調する一方、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げる政策を批判。「お手並み拝見」と言わんばかりに、今後、野党として厳しく問題点を追及していく姿勢を鮮明にした。

 「自民党の経済財政政策が間違っていたとか、間違っているとは考えていない。考え得るベストの知恵を出してきた」

 与謝野馨財務・金融担当相はこう胸を張った。GDP(国内総生産)成長率や鉱工業生産などの経済指標が上向いてきたことが自信の裏付けとなっており、民主党政権に対しては「われわれよりはるかに優秀であると証明していただければ、納得することができる」と冷ややかに言い放った。

 二階俊博経済産業相も、民主党に対して「申し上げることはない」と突き放した。ただ、「地方や中小企業で雇用の心配がなくなる努力を傾けなくてはならないことは、承知されていると思う」と注文をつけた。

 金子一義国土交通相は、民主党が失業率が悪化する中で最低賃金引き上げを主張していることなどを念頭に、「政策の一つ一つが、相互に矛盾を含んでいる」と整合性に疑問を提起。「綱渡りではないのか。来年の参院選が節目になると思う」とし、次の決戦をにらんでいた。

 石破茂農林水産相も、民主党が公約に盛り込んだ農家への戸別所得補償制度について、「コスト削減の意欲がまったくなくなる」と改めて批判。ただ、「議論はきちんとしていく」と強調したうえで、「どの党が政権を取ろうと、良い政策が実現できればよい」と述べた。

 一方で、斉藤鉄夫環境相は温室効果ガスを2020年に1990年比25%削減するとの民主党の目標を評価した。所属する公明党のマニフェストと一致するためで、実現への道筋が示されることを条件に「反対するものではない」と協力を表明。自民党との距離を見直す動きをみせている公明党の姿勢をうかがわせた。

5839とはずがたり:2009/09/02(水) 23:14:38
民主党は惨敗後も,支部長に決定した者には生活費・活動費等支給してましたが,自民党は適当に利権漁って自活しろ(若しくは派閥が面倒見る)っていう党の考え方に見えるんですけど,今後そういう措置は採るんでしょうかねぇ?
派閥はもう面倒見切れないし,此迄みたいにやりたい人がわんさか湧いて出るってよりは優秀なのヘッドハンティングして出て貰うって感じに変化する必要があろうかと思うんだけど。

5840名無しさん:2009/09/02(水) 23:21:01
ニコラス・ぺタスらしい。

>今回は自民への逆風を懸念し、若年層の票の掘り起こしを図ろうと「K−1」選手を呼ぶなどの
>パフォーマンスを見せたが、


きつつき日誌さんから引用。
http://kabu-tsuboi.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-c6e3.html
>注目の総選挙・・・
>今日は、今週末に行われる総選挙へ出馬を表明された根本匠さんの演説を聞きに行ってまいりました。
>面白い演出で、K1のニコラスペタスさんとのバトルトークと言う題材で行っていました。


http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090902ddlk07010164000c.html
決戦の夏:’09衆院選・勝敗分けた風/下 保守王国瓦解 /福島
 ◇惨敗自民、立て直し急務 地盤崩壊に危機感
 「解党的出直しという心づもりで、我が党のこれからについて忌憚(きたん)のない意見をいただきたい」。衆院選翌日の8月31日、福島市の自民党県連で開かれた役員会の冒頭で、吉野正芳・県連会長(61)は厳しい表情で話した。

 終了後の記者会見で、斎藤健治幹事長は「末端の党員の考えが上がってこない」と述べ、組織を抜本的に見直すことを明らかにした。来年には参院選と知事選があり、「保守王国」の崩壊を食い止めるために立て直しが急務だ。

 一方、敗因を「自民は民主よりマニフェスト(政権公約)を遅れて作ったのに(選挙で)負けた。民主の子ども手当が月額2万6000円なら、なぜ3万円にできなかったのか」と、党本部への恨みも口にした。

   ◇  ◇

 「自民の牙城の2区で、企業や団体などに属さない人が選挙に行ってくれたことが一番大きい」。民主前職の太田和美氏(30)は当選を決めた夜、勝因をこう分析した。96年の小選挙区制導入後、前回まで自民前職の根本匠氏(58)が4回連続当選した「保守地盤」だったが、太田氏は根本氏でさえ取ったことのない13万票を超える得票を集めた。

 根本氏は前回、「小泉劇場」の追い風に乗り、過去最高の12万5447票で当選。今回は自民への逆風を懸念し、若年層の票の掘り起こしを図ろうと「K−1」選手を呼ぶなどのパフォーマンスを見せたが、結果的に無党派層は太田氏に流れた。根本氏は「政権交代という無責任な風に抗し切れなかった」と民主への風を敗因に挙げた。

   ◇  ◇

 公明も与党への逆風をはね返せず、比例代表東北ブロックでの県内の得票は、目標の15万票に遠く及ばない11万票余りに終わった。自民のコスタリカ方式解消もあり「比例は公明」をアピールできたが、甚野源次郎・県本部代表は「選挙協力だけでは太刀打ちできない壁があった」と民主への風を嘆いた。

 共産は小選挙区の擁立は1区に絞り、比例を重点的に戦ったが、県内の比例の獲得は6万8423票で、前回より4000票近く減らした。最上清治・県委員長は「民主は不安との声も多かったが、民主への流れを止められなかった。力量不足だった」と振り返る。

  ◇  ◇

 斎藤幹事長は「大変なことが起きているのを理解しなければならない」と危機感を募らせる。

 1日の自民党県連の選対委員会などの会議で、小選挙区で1勝もできなかった県連役員の責任を問う声が上がり、斎藤幹事長が声を荒らげて収めようとする場面もあった。【松本惇、坂本智尚】

5841まついかづよでっすぅ ◆IYPE50CVp6:2009/09/02(水) 23:27:34
自民・大村秀章氏の運動員、買収容疑で逮捕

愛知県警は2日、衆院選愛知5区に立候補して敗れ、
比例東海ブロックで復活当選した自民党の大村秀章氏(49)
の選挙運動員で同県知立市西中町、会社役員神谷侑容疑者(70)を
公職選挙法違反(買収、事前運動)の疑いで逮捕した。
発表によると、神谷容疑者は公示前の8月上旬、
大村氏を当選させる目的で、有権者2人に数千円相当の酒食を接待し、
票の取りまとめなどを依頼した疑い。調べに対し、容疑を認めているという。

(2009年9月2日23時03分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090902-OYT1T01185.htm

5842とはずがたり:2009/09/02(水) 23:35:26
>>5841
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 連坐!連坐!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J

5843名無しさん:2009/09/02(水) 23:49:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903k0000m010092000c.html

公明党政調会長:自公選挙協力で手法の見直しを示唆
 公明党の山口那津男政調会長は2日、BS放送の番組に出演。来夏の参院選での自民党との選挙協力について「今回の衆院選はなかなか功を奏さなかった部分がある。よく分析しなければいけない。選挙協力はまず自らの足場を固めたうえで検討するのではないか」と述べ、手法を見直す可能性を示唆した。山口氏は「衆院選で国民に訴えた政策を実現するための協力関係は探るべきだ」とも語った。【田所柳子】

5844とはずがたり:2009/09/03(木) 00:12:01

2009衆院選:取材記者座談会 選挙戦を振り返る /高知
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4816-4817
 ◇県民の声、与党にどう反映

−−選挙取材中に印象に残ったエピソードを。

 記者B 自民党の集会でお年寄りが気分が悪くなり、司会が「お医者さんはいませんか」と声をかけたが、約600人が集まった参加者のうち、誰一人手をあげなかった。医師会は推薦しているはずなのに……。

 記者C 自民党の個人演説会に行くと、会場となった神社内の集会所に創価学会を支持母体とする公明党のポスターが張られていた。あいさつに立った公明県議が「神社に公明党のポスターを張って頂けるとは思わなかった」とあいさつしていた。自公協力の徹底ぶりを感じた。

 日教組批判や、鹿児島であった民主党集会で「日の丸が切り刻まれた」とあおりにあおった中央公園での麻生太郎首相の街頭演説。終了後、会場に踏みつけられぼろぼろになった日の丸の小旗があったのが印象的だった。国旗が政争の具にしかなっていないことを実感した。

5845名無しさん:2009/09/03(木) 03:26:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000909030005

揺れる農政 変化の兆し
2009年09月03日

 総選挙は、政界勢力図を一変させただけでなく、農政も揺さぶることになりそうだ。民主党が打ち出した「戸別所得補償」が今後、JAや農家にどんな影響を与えるかが定かではないためだ。県内JAグループの政治団体・県農協政治連盟(県農政連)にも、長らく続いた自民との蜜月関係に変化の兆しがほの見えている。(乗京真知)


 2日昼、県庁北隣の県農協ビル7階にある県農政連。応接室には前衆院議員・伊藤信太郎氏の姿があった。96年の小選挙区制実施以来、自民が手放したことがなかった4区の議席を守れなかった。


 「次期、がんばります」


 伊藤氏の深く沈んだ様子に、面会した県農政連の木村春雄会長(68)は忸怩(じく・じ)たる思いだった、という。


 4区は県内随一のコメどころで、農家の票が当落の大きな鍵を握ってきた。県農政連は伊藤氏をはじめ、県内のすべての選挙区で自民の候補を推薦。だが木村会長は「戸別所得補償など民主のわかりやすい政策で、農協の集票力は相当下がった」と振り返る。農協幹部の中でさえ「一度は民主に」と声を上げる人もいたという。


 ただ東北では、自民離れは総選挙前、すでに見られていた。青森県農業者政治連盟は全選挙区で、山形県農協政治連盟は山形2区で、それぞれ自主投票を決めていた。


 県政界の要人が行き交う県農政連の応接室も、今後は顔ぶれの変化が生まれそうだ。


 木村会長によると、総選挙前は民主党系の複数の県議が選挙での協力をと再三、足を運んだが、一度も入室は許さなかったという。しかし今、木村会長は語る。「今後、農業が冷遇される事態が起きれば、こちらから民主党の議員のもとに出向く姿勢も必要だろう」


◇   ◇   ◇


補正の先行き懸念―農業関係者


 国の09年度補正予算について、次期政権を担う民主党が組み替えを検討していることに対し、JAや県が気をもんでいる。農業関連では農家に交付金が支払われる事業も多く、関係者は「事業によっては、見直しの影響は非常に大きい」と危惧(き・ぐ)している。


 遊休地の解消や食料自給率の向上などをめざして、政府が進めてきた「水田フル活用」対策。その一環として、5月下旬に成立した補正予算では、新規事業として「需要即応型生産流通体制」の緊急整備事業が盛り込まれた。


 これは麦、大豆、米粉用米などへの転作に対し、10アール当たり1万5千〜2万5千円を農家に交付するもので、全国の予算規模は約1168億円。宮城県には、すでに約42億6300万円が交付されている。今後、地域ごとに配分されるが、県の担当課は「もし廃止になれば、現場は大混乱になる」。あるJAの幹部は「先行きが見えず、農家への十分な説明ができない」とこぼす。


 また、廃止が取りざたされている「農地集積加速化事業」は、補正予算で約3千億円が計上されている。農地を貸す農家に対し、一定条件の下で10アール当たり最高1万5千円を、最長5年間交付する内容だが、県の担当課は「この事業がどうなるかは、まだ国から何の話もない。情報収集を急ぎたい」と困惑気味だった。(荒海謙一)

5846名無しさん:2009/09/03(木) 03:40:41
>>5845
>96年の小選挙区制実施以来、自民が手放したことがなかった4区の議席を守れなかった。

>木村会長によると、総選挙前は民主党系の複数の県議が選挙での協力をと再三、足を運んだが、一度も入室は許さなかったという。


その会長がそのうち民主党議員に頭を下げることになるでしょう。

5847名無しさん:2009/09/03(木) 03:52:57
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090902/wlf0909022339001-n1.htm

民主政権への働きかけ強化、日医会長
2009.9.2 23:38
 日本医師会(日医)の唐沢祥人会長は2日の記者会見で、民主党政権への対応について「充実した医療提供体制の確立を目指し、強力な政策提言を行っていく」と述べ、同党への働きかけを強める方針を明らかにした。

 今回の衆院選結果について「国民が社会保障制度をより充実したものにすることを強く求めた結果」と、自公政権の社会保障費抑制策が政権交代の一因になったとの見方を示した。民主党に対しては「まだ具体的な行動はしていないが、いつでも対応できるようにしている」と語った。

 一方、日本医師会の政治団体、日本医師連盟(日医連)の支持政党を自民党から民主党へ変更するかどうかについては「日医連でいろんな議論をし、その結論を経て行動していく」と述べるにとどめた。来年の参院選で日医連が自民党現職、西島英利氏の推薦を決めていることへの対応にも明言を避けた。

5848名無しさん:2009/09/03(木) 05:45:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090200832&j1

記者団に荒れる首相=「聞くべき話ではない」
 麻生太郎首相は2日夜、衆院選惨敗後初めて首相官邸での「ぶら下がり取材」に応じた。ただ、特別国会での首相指名選挙の自民党の対応に関する質問では記者団へのいら立ちをあらわにし、「総裁に聞くべき話ではない」などとしてまともに答えなかった。
 自民党内には、首相指名選挙で党総裁の麻生首相に投票を求める執行部の方針への異論が強い。これについて首相は「党内にいろんな意見があることは知らないわけではないが、どう集約するかは執行部だ。(執行部に)一任している」などと答えた。記者団がさらに「総裁の意見は」と質問すると、逆切れ。「あなたが聞くべき相手は執行部。すなわち(細田博之)幹事長。麻生総裁ではない」と声を荒らげた。
 また、民主党が政権移行のための協力を政府に要請したことに関する質問も出たが、首相は「裏を取ってるわけ? 記者としてまともですよ。普段(裏付けを)取らずに書いてるけどね」などと嫌みたらたらだった。 (2009/09/02-21:02)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090902-00000669-san-pol

麻生首相、記者団に八つ当たり?
9月2日23時45分配信 産経新聞

 麻生太郎首相が2日夜、首相官邸で行った衆院選後初めてとなるぶら下がり取材で回答拒否や嫌みを連発、記者団と口げんかに近い状態になった。

 冒頭、記者の「衆院選、お疲れさまでした」との声かけに無言で一礼したものの、民主党との政権移行協議への対応を問われると「官房長官が言わなかった? あ、ウラ取ってるわけね。普段取らずに書いてるけど」とチクリ。

 16日召集予定の特別国会での首相指名選挙で首相名を書くことへの不満が自民党内に出ていることには「内閣総理大臣に対しての質問だけにしてください」。記者が「これまでも答えている」と食い下がると「それは努力しただけ。幹事長に一任してあると言ってあるんだから、あなたが聞くべき相手は執行部!」と応じなかった。秘書官が終了を告げた後も記者を指さし「頭の整理できた? 整理ができた?」と怒りを抑えられずにいた。

 首相サイドは当初、この日の取材を設定しない考えだったが、内閣記者会の再三の要望に渋々応じた。

5849名無しさん:2009/09/03(木) 05:53:18
http://www.sanspo.com/shakai/news/090903/sha0909030539004-n1.htm

麻生首相、報道陣にイライラ嫌味連発
2009.9.3 05:01
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 麻生太郎首相(68)が2日、首相官邸で行った衆院選後初めてとなる「ぶら下がり取材」で嫌味を連発した。

 まず、民主党との政権移行協議への対応を問われると「官房長官が言わなかった? あ、ウラ取ってるわけね。普段取らずに書いてるけど」とチクチク。特別国会での首相指名選挙をめぐり、党内で麻生氏への投票に異論が出ていると指摘され「党の総裁として答えることはない」と回答を拒否した。食い下がる記者団に「意見をどう集約するかは執行部が決めること」「聞くべき相手は幹事長。頭に入れておかれたらどうですか」。最後は記者を指さし「頭の整理できた? 整理ができた?」とキレ気味だった。

5850名無しさん:2009/09/03(木) 05:57:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090903-OYT8T00135.htm

自民県連 山口会長辞任論広がる
後任に国会議員らの名
 衆院選と知事選推薦候補の惨敗で揺れる自民党県連で2日、山口武平会長の辞任論が一気に強まった。複数の幹部が山口氏を「名誉会長」など県連の「後見役」となるポストで処遇し、会長には国会議員を充てるべきだとの考えを示した。若手・中堅県議から幹部に執行部刷新の意見が相次いで寄せられたためだ。最終的には山口氏の決断となるが、「辞任は避けられない」との見方が広がっている。

 県連は県議による議員会を7日に開いた上で、国会議員の意見も踏まえながら役員会で新体制を決定することにしている。既に後任の会長候補として、衆院選で選挙区唯一の当選となった梶山弘志氏や、比例復活ながら9選を果たした額賀福志郎氏、会長代行の辞表を提出している長谷川大紋参院議員の名前が取りざたされている。

 7日の議員会では、若手・中堅県議が山口氏ら執行部の辞任を求めるのは必至の情勢だ。県連幹部は2日、読売新聞の取材に「山口会長は名誉会長や顧問などにいい形で退いてもらうのがいい」と話した。「引きずり下ろされた」という形にならない“軟着陸”を模索している。

 「名誉会長として県連を引き続き見守ってほしい」「時代は動いている。7日に決まる」という声も幹部からは聞かれるが、ベテラン県議は「山口会長は腹をくくっている」とも話した。

 1日の役員らによる会合では、海野透幹事長が「責任問題は出てない」と説明したのと異なり、実際には執行部の責任を問う意見が出ていた。長谷川氏以外に、桜井富夫総務会長も辞意を表明したが、留保された。

 自民県議には支持者から「離党したい」という声も寄せられており、若手・中堅は幹部に「会長を含めた執行部を刷新しないと、来年12月の県議選が戦えない」と窮状を訴えている。山口氏と海野氏が1日、記者団に選挙大敗の責任を否定したことへの反発も強く、一部のグループには「執行部刷新」の要望書をまとめる動きもある。

 一方、側近幹部は「『5選は出ない』と言った知事にだまされただけ。会長に責任はない」と山口氏続投を主張している。

(2009年9月3日 読売新聞)

5851名無しさん:2009/09/03(木) 06:18:45
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090903-OHT1T00033.htm
(2009年9月3日06時02分 スポーツ報知)

野党自民総裁、“大本命”舛添厚労相不出馬宣言で混迷

 次期自民党総裁選をめぐり、「ポスト麻生」の最有力候補と見られていた舛添要一厚労相(60)が2日、不出馬を表明した。理由を「安倍、福田、麻生3内閣で大臣を務めた。衆院選敗北の責任を痛感している」と説明。党の立て直しが急がれるが、現時点で野党に転落した総裁の座に意欲を示す人物はおらず、誰もが及び腰。“大本命”が消えたことで、総裁選の行方は混沌(こんとん)としてきた。

 本命があっさりと戦線離脱した。舛添氏は記者団に「安倍、福田、麻生の3内閣で大臣を務めた。歴史的な大敗北を喫した後だから、内閣の一員として責任を痛感しないといけない」と述べ、総裁選不出馬を表明した。

 関係者によると、8月31日に後見人的存在の青木幹雄前参院議員会長と対応を協議。1日に森喜朗元首相と会談し、不出馬の意向を伝えた。

 衆院解散前から「日本は舛添要一を中心に変える」とぶち上げ、選挙中は党内一の応援要請を受け、全国を駆け回った。世論調査で「次期首相にふさわしい人」のトップに立つこともあり、党内で「舛添総裁」の待望論が広がっていた。

 ただ、舛添氏の言葉を額面通りに受け取る向きは少ない。参院幹部は「野党時代の総裁は消耗品になるリスクが高い。政権と首相の座を一気に狙えるタイミングを計っているのではないか」との見方を示す。

 混迷を深める「ポスト麻生」。野党党首では誰もが「火中の栗」を拾おうとしない。

 出馬に意欲を示す1人に石破茂農相がいるが、所属する津島派の幹部会で「この時期に若い人を出していいのか。どうせ今回は首相になれないのだから、ベテランにやってもらうという考え方がある」(閣僚経験者)と出馬自重を求める意見が出された。

 一部で推す声が出ているのが、3年前の総裁選で争った「麻垣康三」の中で唯一首相になれていない谷垣禎一元財務相。所属する古賀派の会長、古賀誠選対本部長代理は関係者に「谷垣氏が野党総裁になる必要はない。今回はやりたい人間がやればいい」。谷垣氏も出馬に消極的という。

 昨年の総裁選に出馬した小池百合子元防衛相はこの日、自らのメールマガジンで総裁選に出馬しない意向を表明。石原伸晃幹事長代理は「まったくの白紙」と繰り返す。魅力のない「野党党首」をめぐり、慎重論やけん制発言が続いている。

 次期総裁候補には、鳩山邦夫前総務相の名前も。総裁になれば、民主党の鳩山由紀夫代表との「兄弟対決」となる。ほかには「論客の河野太郎氏がいい」と当選1回の参院議員。実現すれば、93年に自民党が下野した時の総裁だった河野洋平前衆院議長と親子2代で「野党・自民党」のトップとなる。

 今回の総裁には“敗戦処理”が待っている。政治ジャーナリストの山村明義氏は「議員数が激減したことで政党助成金も減る。今後は党本部職員の人員整理にも手を付けなければならない」と話す。政治以外の後ろ向きの仕事が多いことも、誰も手を挙げない理由の1つのようだ。


(2009年9月3日06時02分 スポーツ報知)

5854とはずがたり:2009/09/03(木) 09:30:42
もう誰が何を云っても混乱の自民w

誰かが小沢の采配だとだ云ってたけど武部・シャブ直・加藤・谷垣・鳩山・小池と皆生き残ったので色々内紛を引き起こす火種は残ったと云えますね。

5855名無しさん:2009/09/03(木) 19:13:14
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090301000648.html

小池百合子氏が町村派を退会 「派閥の時代でない」
 自民党の小池百合子元防衛相は3日、所属する町村派に退会届を提出、受理された。自らのメールマガジンで明らかにした。小池氏の退会で町村派は49人となる。

 小池氏は、退会理由を「『もはや派閥の時代ではない』と言われて久しい。ここはチャンスだ。『創造的破壊』の瞬間だろう」と説明。今後の活動については「派閥単位ではなく、党まるごとで一致団結すべきだ。自民党の再生に努力したい」と記している。

 小池氏は日本新党、新進党、自由党、保守党を経て2002年12月に自民党に入り、03年7月に当時の森派に入会した。

2009/09/03 17:59 【共同通信】

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090300655
自民町村派を退会=「派閥の時代でない」−小池元防衛相
 自民党の小池百合子元防衛相は3日、所属する町村派の町村信孝会長に派閥退会の意向を伝え、了承された。今後無派閥で活動する予定。
 退会の理由について、小池氏は同日配信のメールマガジンで、「自民党そのものの勢力が縮小した。派閥単位ではなく、党まるごとで一致団結すべきだ」と説明。さらに「もはや派閥の時代ではないと言われて久しい。大局を見失うことなく、党再生に努力したい」と強調した。 
 小池事務所などによると、衆院選のボランティアスタッフが新型インフルエンザを発症したため、小池氏は6日まで外出を控え、都内の自宅で待機中だという。
 また、総裁選への出馬が取りざたされていたが、2日付のメルマガで不出馬を表明したばかりだった。(2009/09/03-17:05)

5857名無しさん:2009/09/03(木) 19:18:14
>>5856

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090302000223.html
公明新代表8日選出 太田氏が辞任正式表明
2009年9月3日 夕刊

 公明党の太田昭宏代表は三日昼、党本部で記者会見し、衆院選敗北の責任を取って代表辞任を正式表明した。北側一雄幹事長も辞任した。同党はこれに先立つ常任役員会で太田氏らの辞任を了承し、後継選びに着手した。

 太田氏は会見で「選挙結果の責任はすべて私にある」と陳謝。望ましい後継像については「野党の立場のリーダーであり、来年の参院選で勝利できる人物」と述べた。

 常任役員会では▽七日に常任役員会と中央幹事会を開いて新代表候補を推薦▽八日に党大会に代わる全国代表者会議を開催し、正式決定を目指す−との日程を決めた。

 後継候補としては、山口那津男政調会長や井上義久副代表らの名前が挙がっている。

 同党は衆院選で、太田、北側両氏を含め小選挙区に擁立した八人が全敗。公示前の三十一議席から二十一議席に勢力を大きく減らした。

 太田氏は神崎武法前代表の後任として、二〇〇六年九月に代表就任していた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009090300303
太田代表が辞任を正式表明=後任は井上、山口氏が軸−公明
 公明党の太田昭宏代表は3日午前の常任役員会で、衆院選惨敗の責任を取って辞任する考えを正式に表明し、了承された。北側一雄幹事長も辞任。同党は後任の調整を急ぎ、8日に党大会に代わる全国代表者会議を開き、新代表を選出する。井上義久副代表や山口那津男政調会長を軸に後任の調整が進むとみられる。
 太田氏は、役員会後に記者会見し「責任はすべて党代表のわたしにある」と述べた。太田氏の任期は来年9月まで。党規約では、任期途中で代表が辞任した場合「中央幹事会が後任の候補を推薦し、全国大会において信任する」と規定。この規定に基づき7日の中央幹事会で新代表を内定し、8日の全国代表者会議に諮る。
 同党は衆院選で、東京12区の太田氏、大阪16区の北側氏を含め、候補者を立てた8選挙区で全敗。比例代表も21議席にとどまり、公示前の31議席から大きく後退した。首相指名選挙で公明党はこれまで、連立を組む自民党の総裁に投票してきたが、特別国会が召集される16日の同選挙では、新代表に投じる方針だ。 
 太田氏は、支持母体である創価学会の青年部長などを歴任した後、1993年の衆院選で初当選。2006年9月に、神崎武法氏の後任の代表に就任した。3年で退くことになった。(2009/09/03-12:35)

5858名無しさん:2009/09/03(木) 19:19:08


http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090903/stt0909031231011-n1.htm

野党転落後も自公連携に期待 官房長官
2009.9.3 12:29
 河村建夫官房長官は3日午前の記者会見で、自民、公明両党の関係について「麻生政権は公明党との政策協議などで十分な成果を上げてきた。野党といえども政策実施のために知恵を出し合うことは大事で、自公政権10年間の実績を踏まえた対応が必要ではないか」と述べ、連携継続に期待感を示した。

5859名無しさん:2009/09/03(木) 20:42:46
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4225972.html

野党転落の自民党、派閥も様変わり
動画を他のプレイヤーで見るWMP高 WMP低  総選挙での歴史的大敗を喫した自民党は、各派閥が選挙後初めて総会を開きましたが、各派からは麻生総理や執行部に対する不満や恨み節が噴出しました。

 麻生派総会には、麻生総理が総理就任後初めて出席し、選挙の敗北について改めて謝罪したということです。

 「申し訳ないと、私の責任ですということですよね。やっぱり元気がなかったですよね」(麻生派・山口俊一 衆院議員)

 一方、今回の選挙で40名近い議員を失った最大派閥・町村派や、会長自らが落選の憂き目にあった山崎派では、落選議員の間から麻生総理や執行部の選挙における対応について批判が噴出。

 当選した議員からも、16日の総理指名について、「麻生太郎」と書くのはおかしいといった意見が出されました。

 「(Q.首相指名で麻生首相の名前を書くことは?)書くつもりはありませんね」(平 将明 衆院議員)
 「『麻生を書け書け』なんていうこと自体がおかしいよ。麻生さんなぜ辞表を出さないんですか?辞めると言っておいて任期までおるということでしょ、それ自体がおかしいと思いますよ」(谷川秀善 参院幹事長)
 「自民党は何も変わっていない。あの偉そうに座っている人たち見てると、それじゃだめ」(落選した中山泰秀 前衆院議員)
 「圧倒的に多かったのは自民党の解党的出直し。反省反省また反省」(落選した深谷隆司 元通産相)

 こうした中、小池元防衛大臣は3日、「派閥単位でなく党が一丸となるべき」として、自らが所属する町村派に退会届を提出しました。

 「次の首相指名に当たって、『麻生さん』の名前を書くことだけは絶対に避けていただきたい」(津島派・津島雄二 前会長)

 山崎派会長で、落選した山崎拓前副総裁は、「捲土重来を期す」として、引き続き会長に留まる意向を示していますが、メンバーの1人は「派閥は政策勉強会として存続するだけだ」と語るなど、権力闘争を繰り返してきた派閥のイメージは、野党転落とともに大きく様変わりすることになります。(03日15:43)


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