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地域綜合スレ

2025とはずがたり:2005/12/27(火) 18:21:29
<九州・沖縄>宮崎県

此処迄苦労して合併しても未だ7000人か・・。

椎葉http://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/

諸塚http://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/01home_f.htm

美郷(西郷・南郷・北郷より)

日向(東郷含む)
ぐらいの合併が必要なんではないか?

みやざき市町村合併:対等合併の西郷、南郷、北郷3村「平等に扱うのが大変」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051227-00000171-mailo-l45

 ◇助役は3人も
 東臼杵郡内の西郷、南郷、北郷3村が合併し、誕生する美郷(みさと)町。人口や面積の規模もほぼ同じ3村の対等合併だが、合併直前の今も「合併後3年以内にまとめる」などの調整項目が100近く残る。02年10月から合併について約3年、話し合いを続けてきた3村。背景には「対等な関係」ならではの難しさがあるようだ。
 3村の婦人会や老人クラブ、商工会などの各種団体の規模はほとんど同じだが、細かな運営方法が異なる。各村で盛んな自治公民館活動も区長の業務内容に差がある。将来的には一本化が必要なため、時間をかけて「妥協点」を探るしかない。農業委員会も3年かけて統合を進めるという。
 また、町役場は3村の真ん中に位置する西郷村に置き、旧3村域すべてに総合支所を設置する。旧村域の地域自治区長が助役を兼任するため、助役は計3人に。「無駄」と指摘されかねないが、対等合併とは言っても住民側のサービス低下の懸念払しょくにも応えなければならない。
 合併協議会の関係者は「平等に扱うのが大変。住民を理解させるための『必要な無駄』なんです」。「必要な無駄」は、小さな3村の間で折り合いを付ける、苦肉の策なのだ。
 2月には町長選があり、新たなリーダーが決まる。「対等な関係」を築き、「必要な無駄」を省く手腕が問われる。[谷本仁美]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美郷町
 約449平方キロメートル▽7192人(2月1日現在)=南郷村、西郷村、北郷村

12月27日朝刊
(毎日新聞) - 12月27日17時50分更新

2026とはずがたり:2005/12/28(水) 09:48:17
<北関東>栃木県

いいですねぇ〜。
河内郡 上三川町,上河内町,塩谷郡 高根沢町なんかもはよぉ〜⊂(^ω^)⊃

■ 07年3月の合併目指す 宇都宮市、河内町
https://newtrading.etrade.ne.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&_PageID=DefaultPID&_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&_ActionID=DefaultAID&getFlg=on

 宇都宮市と河内町の合併について、佐藤栄一市長は二十七日、同町役場で玉生勝経町長と会談し、合併を目指して正式に協議することを確認した。佐藤市長は「二〇〇七年三月末までの合併を目途としたい」と述べた上で、遅くとも合併の半年前までには法定合併協議会を設置する見通しを示した。前回の宇都宮地域合併協議会廃止から約一年が経過し、両市町の合併協議が事実上再スタートした。

 玉生町長は十一月上旬、同市に〇七年三月末までの合併を申し入れた。これを受けて佐藤市長は、市議会などと対応策を協議。同町との合併の話し合いを進めることにした。

 市執行部は「二度と同じ間違いを犯せない」と慎重な姿勢を見せていたが、町執行部と連携して協議を進めていく計画。今回の会談では具体的なスケジュールは話されなかったが、来年一月以降、協議の進め方や法定協の設置時期について詰めていくことを確認した。

2027とはずがたり:2005/12/31(土) 17:56:10
<東北・北海道>青森県北通り

大間町長は男じゃねーヽ(`0´)/

青森・北通り3町村法定協 合併への温度差露呈
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/12/20051229t21010.htm

 青森県大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村合併を目指す法定協議会で、会長を務める金沢満春・大間町長が県のアンケートに「合併の必要なし」と回答したことが波紋を呼んでいる。7月の初会合から約半年。来年10月の合併に向けて協議は淡々と進んできたが、合併の是非をめぐる「同床異夢」の不安が再燃した格好だ。

 発端は、青森県が11月、合併していない県内23市町村の首長を対象に実施した意向調査。金沢町長が「合併の必要なし」と回答したことが、今月26日の法定協でやり玉に上がった。

 「苦労して協議を進める中で『単独』とはどういうことか」「何のための協議会か」「住民を動揺させる発言は控えるべきだ」

 委員の相次ぐ批判に、金沢町長は「首長としての考え方を示した。会長としては趣旨にのっとって粛々と進める」と理解を求めたが、委員から「調印する気持ちはあるのか」と詰め寄られる場面もあった。

 3町村では、以前から金沢町長が「町単独」、横浜力・風間浦村長が「むつ市との合併」を志向しているが、首長の思惑とは別に、3町村の住民からはそれぞれ合併を求める要望が出された経緯がある。法定協では合併期日や方式など重要案件もスムーズに審議されてきたが、くすぶり続けていた不安が今回、再び浮き彫りとなった。

 一方、佐井村の委員は一様に沈黙している。ある委員は「ようやくここまで来た。これで合併問題をこじらせるわけにはいかない」と語り、むつ市を中心とした下北地方大同合併の破談など、紆余(うよ)曲折を経てこぎ着けた法定協の成就に腐心している。


2005年12月28日水曜日

2028とはずがたり:2006/01/01(日) 01:49:08

<九州・沖縄>熊本

熊本が九州の州都というのは当然。持論でもあります。
郵政局のほか農政局も熊本にあるらしい(にぬけん情報)参考:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/1037

道州制 「熊本を九州の州都に」 県が戦略会議を設立
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20051231200005&cid=main

 県は三十日、将来の道州制移行をにらみ、来春にも地元経済界と一体となった「くまもと戦略会議」(仮称)を設立する方針を明らかにした。九州での熊本県の特性や役割を明確化、長期的視点に立った県の戦略を練り、熊本を九州の“州都”へ結び付けたい考えだ。

 戦略会議は、県幹部と熊本経済同友会の若手メンバーを中心に十〜二十人程度を予定。両者の協議が整い、県の〇六年度予算が成立し次第、四月にも発足させる考え。

 県は、すでに(1)農業・食(2)産業(3)アクセス(交通・雇用)(4)住環境(5)教育、の五分野で、九州七県での熊本県の強さや弱点、位置付けなどを検証する事業を九州経済調査協会(福岡市)と共同でスタート。熊本経済同友会が所属する九州経済同友会も、道州制移行に向けた調査を本格化させている。

 戦略会議は、これらの調査結果を基に議論を進め、「九州各県の地理的特徴やインフラ配置、産業構造などのバランスを考えた上で、熊本県独自の地域づくり戦略を構築していく」(県総合政策局)方針だ。

 道州制に関しては、政府の地方制度調査会が来年二月に、小泉純一郎首相に答申する予定。答申には都道府県を廃止し、道州と市町村の二層制とすることなどが盛り込まれる見通しで、来春から本格的な検討が始まるとみられている。(毛利聖一)

2029とはずがたり:2006/01/01(日) 09:32:00
<東北・北海道>南部地方

明治政府の弾圧策による南部藩分断にも関わらず,八戸に本社を置くデーリー東北新社が青森県南と岩手県北をを一纏めてに取り扱っているのは素晴らしい!!

新設合併の南部・洋野・二戸 新3市町1日誕生(2005/12/31)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/12/31/new05123101.htm

 「平成の大合併」により、青森県南と岩手県北にあす一月一日、三市町が新たに誕生する。スタートを切るのは名川町と南部町、福地村による新「南部町(なんぶちょう)」、種市町と大野村による「洋野町(ひろのちょう)」、二戸市と浄法寺町による新「二戸市」で、ともに新設合併。合併から五十日以内に首長選が実施され、新たなかじ取り役も決まる。
 新「南部町」は三町村合わせて人口二万千五百五十三人(二〇〇五年国勢調査速報値)となり、五戸町の二万百三十八人(同)を抜いて三戸郡内では最大の町村となる。面積は一五三・二一平方キロメートルで、青森県全土の1・65%を占める。
 三町村の基幹産業は農業と共通する。特に、名川町を中心に果樹の栽培が盛んで、従来から行われているグリーンツーリズムなど農業観光の振興にさらに拍車が掛かりそうだ。また、福地村には八戸市のベッドタウンとしての機能もある。町長職務執行者は二本木憲一・現南部町長が務める。
 「洋野町」の人口は一万九千五百二十四人(同)。面積は三〇三・二〇平方キロメートルで、岩手県土に占める割合は2・0%となる。
 両町村は古くからヤマセによる冷害に悩まされてきたが、種市町で水産業のほかシイタケ栽培、大野村では酪農、木工業と地勢を生かした特色ある産業を発展させてきた。合併により、大きな相乗効果が期待される。
 新「二戸市」は人口三万千四百八十人(同)で、岩手県内十四市のうち十一番目の規模。面積は四二〇・三一平方キロメートルとなり、県全体の2・75%に当たる。
 両市町とも農業が主産業で、二戸市では野菜類やブロイラーのほか、近年では雑穀の生産振興や特産品開発に力を入れる。浄法寺町は国内有数の葉タバコ産地として知られる。市長職務執行者には清川明彬浄法寺町長が就く。
 また、津軽地方でも同日、平賀町と尾上町、碇ケ関村が合併し、県内十番目の市となる人口三万五千三百三十八人(同)の平川市が誕生する。

2030とはずがたり:2006/01/01(日) 09:44:31
<中国・四国>香川県

ほぼ完成型の香川県内合併。
三木町はこのまま単独で行くのか?土庄町と小豆島町との合併は?あとは綾川も小さめだし,まんのう町と琴平町が合併して琴平市(旧満濃町役場に新市役所)とか如何?

「平成大合併」総仕上げ 三豊市1日発足
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200512/20051231000116.htm
2005年12月31日 15:47

 香川県内、八市九町体制へ―。一月一日、高瀬、山本、三野、豊中、詫間、仁尾、財田の三豊郡七町が合併し、「三豊市」が発足。十日には、庵治、牟礼、香川、香南、国分寺の周辺五町を編入合併した人口約四十二万人の新「高松市」が誕生する。さらに三月二十日には、琴南、満濃、仲南の三町で「まんのう町」、同二十一日に内海、池田両町による「小豆町」と、綾上、綾南両町で「綾川町」が相次いで生まれる。これで県内の「平成の大合併」は完了、紆余(うよ)曲折を経て昭和の五市三十八町体制から八市九町に再編される。
 
 香川県内では、二〇〇二年四月のさぬき市を皮切りに、〇三年四月の東かがわ市、〇五年三月の丸亀市、昨年九月に先行合併した旧塩江町を含む高松市、十月の観音寺市が既に合併済み。全国的に広がった行財政改革のうねりの中、大半の自治体が合併を選択した。一方、三木、土庄、直島、宇多津、多度津、琴平の六町は単独での生き残りを模索している。
 
 三豊市は、荘内半島から徳島県境まで南北に長く、面積は高松市に次いで香川県内二位の広さを持つ二二二・六六平方キロ。人口は七万千百七十八人(二〇〇五年国勢調査)で、高松、丸亀市に次いで三位の規模となる。
 
 市役所は当面、旧豊中町役場を充て、同役場を含む各旧町役場に支所を置く。出張所を設けるのは粟島や志々島、荘内浦島(同市詫間町大浜)。旧高瀬町役場には教育委員会も設置する。
 
 初代首長を選ぶ二月十二日の市長選までは、代理となる市長職務執行者に旧仁尾町長の山地宏氏が選任されている。

 一日は午前九時から市役所で開市式を行い、職務引き継ぎの後、「三豊市役所」と描かれた銘板の除幕やテープカットなどで新市発足を祝う。窓口業務は四日から開始。四日には業務開始前に市役所や各支所単位で開庁式も行う。

 県都・高松市の変ぼうは著しい。香川県民の二・四人に一人が高松市民となり、面積も約三百七十五平方メートルに倍増。瀬戸内海から讃岐山脈までを一つの行政区域とし、県土の二割を占めるマンモス都市に生まれ変わる。
 
 一月十日には各町役場を衣替えする五支所で開所式があるほか、市制施行記念日の二月十五日には一市六町の合併記念式典を開催。二月十二日には合併町から新たな市議を選ぶ市議増員選も予定されている。
 
 「まんのう町」は人口約二万人、「小豆島町」は約一万七千人、「綾川町」は約二万六千人。スケールメリットを生かした行政サービスが期待されている。

2031とはずがたり:2006/01/01(日) 20:49:13
<近畿>京都府

新「福知山市」と「南丹市」誕生
市町合併で1日発足
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005123100054&genre=A2&area=K50

 市町合併で1日、京都府福知山市と三和・夜久野・大江の3町による新「福知山市」と、園部・八木・日吉・美山の4町による「南丹市」が誕生した。新「福知山市」は福知山市に周辺3町が編入した。新市の人口は約8万2000人、市域は552平方キロと京都府内で3番目の規模。「北近畿の都」を目指し、地域特性を生かしたまちづくりを展開する。本庁舎は福知山市役所で旧3町に支所を置く。

 50日以内に旧3町ごとに市議2人を選出する増員選(定数6)を実施。市長と現市議26人はそのまま在任する。

 4町の対等合併で発足した「南丹市」は府内で14番目の市となり、人口は約3万6000人。市域は滋賀、福井、大阪、兵庫の4府県に接し、面積は約616平方キロと京都市に次いで広い。市街地から農山村部まで地域の様相も異なり、「緩やかな合併」をまちづくりの基本に据えている。
 市役所本庁舎は旧園部町役場に置き、旧4町に各支所を設置。市長選と市議選(定数26)は2月中旬に実施予定で、最初の市議選に限り、旧町単位に定数を設ける。

南丹市誕生 “緩やかな合併”を
4町の多様性、生かせるか
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006010100056&genre=A2&area=K40

 京都府園部、八木、日吉、美山の4町が合併して1月1日、「南丹市」が誕生した。京丹後市、京丹波町に続き、府内で3番目の「対等合併」だが、4町の自然環境や人口、財政規模、産業構造など地域性が大きく違うのが特徴。こうした点を長所として新市のまちづくりにどう生かすのかが課題となっている。

 「合併効果を最大限、発揮するには急ぎ過ぎずゆっくりと、力を合わせて進まなくては」。昨年11月21日、園部町の園部国際交流会館であった最後の合併協議会で、会長の野中一二三園部町長は締めくくりに、「緩やかな合併」を強調した。

 南丹市は、京都府中央部で滋賀、福井、大阪、兵庫の4府県に接し、面積は約616平方キロ。京都市を除く府内13市中、最大市域となる。

 ■財政格差は倍近く

 北部の日吉、美山町は第一次産業の割合が高く農林業が基盤。一方、南部の園部、八木町は宅地化が進み、第2、3次産業の割合が高い都市的性格を持つ。人口は、園部町約1万6000人、他の3町が約5000−8000人台。財政規模は、本年度当初予算で美山、日吉の約70億円に対し、園部町は約130億円と倍近い。

 このため、合併までには、紆余(うよ)曲折もあった。美山町では「町の独自性が失われる」などの意見から、合併の是非をめぐり町議会解散の賛否を問う京滋初の住民投票を今年2月に実施。解散否決となったが、各町の思いの差が浮かび上がった。

 合併協議でも、林業への補助金や介護保険関連のサービスなど、地域特性の違いによる施策の差をどう調整するのかが中心議題となった。合併協委員の1人は「各町の実情に配慮し、一地域だけで継続した施策もある」と説明する。

 ■市議選で各町に定数

 新市では、格差を埋める配慮が随所に見える。市役所本庁舎は園部町に置くが、当面は同町を含む4町に支所を設置する。また、人口差を考慮し、来年2月と見込まれる最初の市議選(定数26)に限って各町ごとに議員定数を設定。人口規模に応じた市議が選出されるようにした。さらに、広い市域での情報格差解消を狙い合併特例債約60億円を活用し、2009年度の利用開始を目標にケーブルテレビ網も整備する。市議会の中継や双方向性を活用した高齢者の通報システムなどを取り入れる。

 一方、4町に共通するのが少子・高齢化の進行だ。このため、新市では若者の定住対策を最重要施策に掲げ、▽高校卒業までの医療費助成制度▽最高30万円(第3子)の出産祝い金支給制度−など独自の子育て支援策を打ち出している。

 しかし、少子高齢化対策など重点施策の充実の一方で、支所の設置や各町に配慮した施策を継続させることには、「合併の狙いである財政健全化の点から、さらに効率化が必要」(合併協委員)との意見もあり、これらの調整が新市発足後の課題となりそうだ。
 新市建設計画では市域を、4町の特色を基盤に▽森林共生▽農業▽観光・レクリエーション▽市街地−の4ゾーンに分け整備することにしている。4町合併協事務局は「地域性の差は豊かな自然や生活、文化の一端であり、こうした個性こそ新市活性化の大きな力」としている。国の3位一体改革などで財源確保の厳しさが増す中、各地域の特性を生かして新市をどうつくっていくのか、合併の真価が問われる。

2032とはずがたり:2006/01/04(水) 07:29:40
<北関東>群馬県

おーじょーぎわわりぃなぁ。。しっかし反対派も徹底抗戦。大丈夫やろねぇ。。
今の内に関連条例全部可決してまえばどうや?

議会解散問う 住民投票告示
榛名町、22日投開票
http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060103/lcl_____gnm_____004.shtml

 榛名町住民の町議会解散請求に基づき、議会解散の是非を問う住民投票が二日、告示された。二十二日に投票され、町体育館で即日開票される。

 投票は解散に「賛成」か「反対」を記入する。有効投票の過半数が賛成すると、議会は即日解散し、四十日以内に町議選(定数二〇)が行われる。有権者数は十二月十九日現在で一万八千百二十人。

 高崎市との合併推進派が多数を占める議会に対し、自立・合併慎重派の住民団体メンバーが七千百九十四人分の署名簿を添え、町選管に議会解散を請求していた。

 合併をめぐっては、石井清一前町長の辞職に伴う町長選が先月二十五日に行われ、早期合併を訴えた富沢素行氏が、自立を掲げた石井氏を破って当選。富沢町長は高崎市の松浦幸雄市長と、合併協議会を早期開催することで合意している。 (石井 宏昌)

2033とはずがたり:2006/01/04(水) 21:03:14
<九州・沖縄>鹿児島県大隅地方

●大崎町では、四日に投開票された町長選で、現職の東靖弘氏が「町民・議会との合意形成を図りながら合併を推進したい」と訴え当選。
●垂水市と東串良町も「合併」の選択肢を捨てておらず

▲垂水市は鹿屋市との合併から財政状況を理由に外されるが,垂水と鹿屋の主導権争いの一面も。
▲大崎は志布志・有明(いずれも現志布志市)との合併協議が不調。
▲東串良町は肝属郡 串良町, 内之浦町, 高山町(串良町は鹿屋市・内之浦町, 高山町は2005.07.01に肝付町)との合併協議が破談

来月1日 新鹿屋市と志布志市誕生 大隅半島4市5町に 一連の合併は一段落
http://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/chiiki/20051229/20051229_local_KA_001-nnp.html?C=S
2005年12月29日 (木)

 来月一日、新「鹿屋市」(鹿屋市と輝北、串良、吾平の三町が合併)と志布志市(松山、志布志、有明の三町が合併)が誕生する。これにより大隅半島の自治体数は今年三月の二市十七町から四市五町に減り、市町村合併は一段落する。

 鹿屋市は合併で人口約十万六千人となり、鹿児島市、霧島市に次ぐ県内第三位の都市になる。畜産などの第一次産業を基幹産業にしつつ、南九州や大隅半島の拠点都市を目指す。志布志湾に面した志布志市の人口は約三万六千人。コンテナ取扱量で九州第三位を誇る国際物流港の志布志港と、後背の農業地域を生かした地域づくりをする。

 今回の「平成の大合併」で、合併しなかった自治体は垂水市と大崎、東串良の二町。大崎町では、四日に投開票された町長選で、現職の東靖弘氏が「町民・議会との合意形成を図りながら合併を推進したい」と訴え当選。垂水市と東串良町も「合併」の選択肢を捨てておらず、市町村合併の第二幕に向けて、今後の動向が注目される。

 新市の開庁式は、志布志市が一月一日午前九時半から、同市役所(旧有明町役場)で、新「鹿屋市」が四日午後二時から、同市役所である。

2034とはずがたり:2006/01/05(木) 12:11:51
<九州・沖縄>長崎県

まだ人口こんなもんか。。しかも21年前(1985年?)にはもっと居たのか。

■琴海町が長崎市と合併 市の人口45万人を超す
http://www.nagasaki-np.co.jp/news2/01.html

 長崎市は四日、西彼琴海町と合併した。昨年一月の旧西彼六町(香焼、伊王島、高島、野母崎、外海、三和)の編入に続いて市域を拡大、新しい「県都」として新年のスタートを切った。

 「平成の大合併」では県内十三例目。県内の自治体数は十二市二十町となった。今回の合併で、同市の面積は合併前の一・二倍の四〇六・三平方キロメートルに広がり、人口は約四十五万五千八百人。同市の人口は二十一年ぶりに四十五万人を超した。

 四日午前、長崎市議会議場で事務引き継ぎ式などがあり、旧琴海町役場に設置された「行政センター」所長に伊藤市長が辞令を交付。岩永照男・旧琴海町長も出席し、旧町の資産や懸案事項などをまとめた書類を市に引き継いだ。

 岩永旧町長は「時代の流れの中で自分たちが選んだ道。勇気を持って新しい時代に踏み出すスタートの年、長崎市の一員として一体感を育てたい」と述べた。伊藤市長も「旧琴海町の人のつながりや歴史、風土、今日までの歩みをしっかり受け止め、連携を深めたい」と自然を生かしたまちづくりを進める決意を示した。

 午後からは琴海行政センターで開所式があった。

 合併に伴う長崎市議の琴海選挙区増員選(定数1)は二十九日告示、二月五日に投開票される。

2035とはずがたり:2006/01/05(木) 13:18:03
<東北・北海道>北海道

南幌は
東さっぽろ市新設/市制空知郡 南幌町,夕張郡 由仁町,栗山町
構想が破綻。まぁ長沼町が離脱しちゃって南幌町は飛び地やったしね・・

その他の南幌がらみの合併協議
2002/11/6南幌町は江別市と2市町で研究会「江別市・南幌町合併研究会」設置
2003/1/8南幌町は北広島市,長沼町と3市町で研究会「北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会」設置
2003/6/8空知郡南幌町,長沼町, 夕張郡由仁町,栗山町と4町で懇話会「南空知近隣4町8者懇話会」設置

南幌町との合併協議会の設置を請求 江別の市民有志  2006/01/05 08:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060105&j=0023&k=200601044929

[江別] 江別市民有志でつくる「南幌町と交流する江別市民の会」は四日、新合併特例法に基づき、隣接する空知管内南幌町との合併協議会の設置を求める請求を小川公人市長に行った。市は来週にも、南幌町に対して協議会設置に関する意見照会を行う。

 同会は昨年十−十一月、住民交流の深さなどを理由に「(江別と南幌の)両自治体は合併すべきだ」として、合併協設置請求に必要となる、有権者の五十分の一を上回る二千十三人の有効署名を集めた。

 同法によると、江別市からの意見照会を受け、三好富士夫南幌町長は三カ月以内に同町議会に合併協の設置を諮るかどうかを決める。諮ると決めた場合、小川市長も決定通知から二カ月以内に態度を決定。両議会が合併協設置を最終判断する。

2036とはずがたり:2006/01/07(土) 19:00:15
<中国・四国>山口県防府・佐波地域

良いですねぇ〜。少なくとも阿東町とは直ぐにでも協議を始めよ!
防府市内に新市役所置くか新市名を防府市としないと纏まらないだろうなぁ。山口の名前は駅名や県名に残るのだから山口の名に拘泥するこたぁない!
参考レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2358

「30万県都実現に道筋」 山口市長選 防府市、阿東町と合併を
http://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/chiiki/20051115/20051115_local_Y_001-nnp.html
2005年11月15日 (火)

 県央部一市四町の合併による新「山口市」発足に伴う同市長選で初当選した旧山口市元助役で新人の渡辺純忠氏(60)=無所属=が、当選から一夜明けた十四日、同市役所で会見。「人口三十万人の県都をつくり上げる。防府市、阿東町に合併への理解を得て、任期中に確実なめどをつける」と一期目の抱負を語った。

 渡辺氏は、合併による三十万人中核都市の実現への道筋をつけることを最大の公約として選挙戦を展開。これを受け「すべての施策を防府市と阿東町と合併できるように展開していく」とした。

 合併を目指す具体策として、合併後の両市町の地域づくりを目的とする基金の設置などを提唱したが、合併申し入れなどの日程は「早い時期がいいが、しばらくは山口市議会などの協力を取り付け、準備を進める」と述べるにとどめた。

 新市の地域づくりでは、街灯整備など市民生活に密着した都市基盤整備を進めると同時に、合併協議で申し合わせた新市建設計画に基づいた地域振興策の実行を約束。「周辺部には十分な配慮をしていく」とした。さらに雇用の場としての起業を促進するため財政支援制度を拡充する考えを表明した。

 新山口駅北口地区の再開発問題については、三十万人中核都市の実現と県全体の玄関口の発展という二重の視点による計画策定の必要性を強調。企業の集積で福岡、広島を結ぶビジョンを掲げ「県全体に浮揚につながる思い切った投資が必要」との認識を示した。

 また、行財政改革の一環として助役は一人とし、十二月定例市議会に人事案を提案する考えを明らかにした。

2037とはずがたり:2006/01/08(日) 00:36:50
<東北・北海道>青森県

こんな村早く弘前市に吸収されてしまえ。地方自治体は土建屋が食い物に出来るから合併を忌避してるだけじゃろ。

西目屋村長辞任「違法性認識せず」
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000601070005
2006年01月07日

■前山氏、虚偽住所で釈明

 弘前市内に自宅がありながら、西目屋村に住民登録し、村長選を含む各種選挙で選挙権を行使していたとして、前山誠一村長が6日、辞職を表明した。前山村長は、村内の有権者の1割近い百人余りが同様のケースと話しており、村の選挙管理体制が問われそうだ。

 三上義信・前村議ら4人が昨年4月、公選法違反などで前山村長を青森地検弘前支部に告発。前山村長は昨年末、2度、検察から事情を聴かれていた。

 告発状などによると、前山村長は、82年に弘前市内に自宅を新築し、生活の本拠にしていながら、村内から弘前市内への転出届を出さなかった。99年10月、村内の住所での居住実態がないとして役場が住民登録を削除したが、その翌日に、村内の別の住所に転入届を出したという。三上さんは「役場が、違法行為を黙認していたとしか考えられない」と指摘する。

 前山村長は6日の記者会見で、こうした違法行為については認識がなかったと釈明。村内には、多い時期で200人、現在も100人余りが村外に住んでいながら、村内に住民票を置き、選挙権を行使していると述べた。
 村を二分する激しい選挙戦が、多数の“幽霊住民”につながっているのではないか、との指摘は否定。「行政を預かる身として、率先して好ましくない状況を改善すべく辞職を決意した」と述べた。

2038とはずがたり:2006/01/08(日) 00:42:38
<北関東>茨城県

今年は6市誕生 県内の市町村合併
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000601070001
2006年01月07日

 県内の市町村合併は、昨年、今年と本格化し、04年4月1日の22市44町17村から、今年3月末には32市10町2村になる。昨年は14の新しい自治体が誕生、今年も1日の常総市、新・下妻市の誕生をはじめとして、3月末までに6市が発足する。

 6市はいずれも、知事への申請、県議会での議決を経て総務大臣が告示しており、合併が決まっている。昨年3月末までに知事へ申請し、今年3月末までに合併すれば、これまでの合併特例法が適用され、合併特例債の起債が認められたり、合併がなかったと仮定して算定した普通交付税額が保証されたりなど、財政的に優遇されるからだ。昨年8月以降に合併した新市は、いずれもこの規定を使っている。

 昨年の合併を巡る動きでは、住民投票で合併の是非を問う動きが目立った。

 旧玉造町では、昨年1月、小川町との合併協議会設置を求める住民が、合併特例法に基づく住民投票を求め、実現させた。投票でも過半数を占めたが、町は協議を進めていた旧麻生、旧北浦両町との協議を優先した。

 河内町では2月、合併を求める住民団体が、「合併に積極的に取り組んでこなかった」との理由で野高貴雄町長の解職を署名簿とともに請求。4月にあった解職の是非を問う住民投票では、解職賛成が過半数を占め町長は失職したが、その後の町長選で野高氏が再び当選した。

 一方、美浦村では1月、阿見町との合併の是非を問う住民投票が実施された。反対が過半数を占めたため、合併はご破算になった。

 今後は、昨年4月に施行された合併新法の規定に基づいて設置された県市町村合併推進審議会が、合併の構想についての意見を知事に出し、県が合併の組み合わせなどを盛り込んだ構想を策定していく。

2039とはずがたり:2006/01/08(日) 14:22:33
<中国・四国>山口県

11月20日に議会解散に伴う町議会選挙が行われたらしいが結果はどうだったんでしょうか?

山口県の合併はあと
美祢市…美祢市・美祢郡 秋芳町 美東町
山口市…山口市・阿武郡 阿東町・防府市?
萩市…萩市・阿武郡 阿武町
厚狭市…山陽小野田市(市名改称)
周南市…周南市・下松市
?…熊毛郡 田布施町 平生町 上関町
で完成だな。

議会解散、本請求へ 秋芳町'05/8/24
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200508240015.html

 山口県秋芳町議会の解散を求め、住民団体「秋芳の未来をひらく会」(山中佳子会長)が町選管へ提出していた署名簿の七日間の縦覧が二十三日、終わった。異議申し立てはなく、ひらく会は二十五日にも本請求に踏み切る。

 有効署名数は二千五百四十一人。本請求に必要な有権者の三分の一にあたる、法定数千七百九十二人を大幅に上回っている。本請求の翌日から六十日以内に解散の是非を問う住民投票が行われる。

 ひらく会は、美祢市、秋芳、美東町の美祢圏域一市二町の合併協議を休止させたのは、町議会が民意を受け止めなかった結果だとして、解散を求める署名を開始。七月二十九日に署名簿を町選管に提出していた。


議会解散へ要望書 山口県秋芳'05/6/15
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200506150037.html

 山口県秋芳町の住民団体「秋芳の未来をひらく会」のメンバー九人が十四日、美祢市、美東町との一市二町の合併が破たんしたのは、町議会が民意を無視した結果だとして、自主解散を求める要望書を提出した。

 メンバーのうち、法定合併協議会委員で学習塾経営の山中佳子会長(49)と、杉山博史事務局長(73)の二人が町議会の議長室を訪れ、嶋崎博議長に文書を手渡した。

 山中会長は「町財政は厳しく、合併を避けて通れない」としたうえで、「議会は町民の利益を無視し、既得権の主張と他市町の批判ばかりをした。住民代表としての役割を果たさなかった責任は大きい」と指摘した。

 同会は六月の定例会で自主解散の結論が出ない場合、解散を求めて直接請求の署名活動を始める考えでいる。

 嶋崎議長は「真摯(しんし)に受け止め、全議員に諮りたい」と答え、十五日の議会運営委員会に報告する考えを示した。

 美祢圏一市二町の合併協議は、秋芳町の厳しい財政事情を美祢市側が指摘したことや新市の名称をめぐって紛糾。旧合併特例法の期限切れ直前の三月二十八日、協議の休止が決まった。

2040とはずがたり:2006/01/08(日) 14:44:17
<東北・北海道>岩手県

中核都市後も合併推進 盛岡市長
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200601/gappei200601071.htm

 盛岡市の谷藤裕明市長は玉山村との合併直前の6日、岩手日報社のインタビューに対し、50万人都市構想の実現について「中核市移行後に4町村(矢巾、紫波、雫石町、滝沢村)に声を掛けたい」と、積極姿勢を示した。合併後の重点施策は地域間競争を勝ち抜く「選ばれるまちづくり」を挙げ、玉山地域に「市北部の拠点」を形成して定住人口の拡大を図る考えも明らかにした。(聞き手は吉田誠一報道部長) 

 盛岡市は10日、玉山村との編入合併により、人口が中核市要件の30万人を超す。2008年4月までの移行を目指している。

 谷藤市長は自身が掲げる50万人都市構想について「玉山村との合併を近隣の皆さんも注目していると思う。一つの成功事例として流れを見てもらい、機運が高まれば大きなうねりになる」と語り、今回の合併を新たな広域行政推進に向けた一歩とする考えを示した。

 新たな合併協議の相手は「基本ベースは盛岡広域圏が一つになること」と矢巾、紫波、雫石、滝沢の4町村を挙げた。協議開始スケジュールについては「首長の改選期などそれぞれの事情もある。中核市移行後にタイミングが出てくるだろう。最初の経緯から考えて、呼び掛けるとすれば(4町村)一緒だ」と特定町村と段階的に進める考えはないことを強調した。

 今回の合併後の市政については「平成の大合併で地域間競争が激しくなる。選ばれるまちづくりが必要で北東北の要の県庁所在地として全国に発信力のある街にしたい」と述べた。

 特に玉山地域について「石川啄木の生誕地、岩洞湖などの観光資源を活用して市全体の発展につながる施策を展開したい」とし、定住促進のため「渋民、好摩など駅周辺を中心に居住環境の整備を進めたい」と述べた。

2041とはずがたり:2006/01/12(木) 07:56:30
<中国・四国>香川県

高松は松山を追撃せなかんしねぇ〜。今回両隣とも大同合併して高松・さぬき両市に囲まれる形となった三木町では町域が広くて合併すると消防体制が縮小されるなどの理由で独立を保ったとのこと。

新高松市が発足−周辺5町を編入
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200601/20060110000441.htm
2006年1月10日 20:07

 香川県高松市は十日、庵治、牟礼、香川、香南、国分寺の周辺五町を編入合併し、新「高松市」が発足した。旧町役場から衣替えした五支所では開所式があり、新たな住民サービスの拠点のオープンを祝うとともに、人口四十二万を擁する新生県都のさらなる飛躍を誓った。今回の合併で県内の市町は八市十三町に再編された。

 新市の人口は四十二万三百八十八人に増え、県民の二・四人に一人が高松市民となる。面積は県土の二割を占める三七五・〇九平方キロに拡大。瀬戸内海から讃岐山脈までを市域とし、海、街、山の多彩な表情を持つ巨大県都が誕生した。

 県都の合併は、昨年九月に先行合併した旧塩江町を含めた一市六町が個別に協議を進め、牟礼町以外の五町は旧合併特例法下での合併を決定。牟礼町は議会の反対でいったん協議を仕切り直し、財政的な優遇措置が縮小される合併新法下での合併となった。

 この日、五支所では順次、増田市長が市職員となる旧町職員らに辞令を交付したほか、市、旧町関係者らが出席して開所式を開催。増田市長は「合併はゴールでなく、新しい歴史をつくるスタート。地域の特性を生かしたまちづくりを進めたい」とあいさつし、支所の開所を祝う記念幕を除幕した。

 同日夕には、市役所に増田市長と旧五町長が集まり、旧町から市への事務引き継ぎを実施。各旧町長が事務引き継ぎ書を増田市長に手渡し、各町の歴史に静かに別れを告げるとともに旧町域の発展を新市に託した。

 また、同日付で旧五町域ごとに、まちづくりを協議する地域審議会が発足。各地区十五人(庵治は十四人)の委員が委嘱を受けた。

 市は二月十五日の市制施行記念日に、サンポートホール高松で合併記念式典を開く。

四国の中枢拠点都市として期待
 真鍋知事の話 これまでの高松市に各町の自然や歴史、文化、産業が加わることで、さらに豊かで個性ある都市になると期待している。各地域の特性を最大限に生かした町づくりを進め、魅力あふれる県都として、また、四国の中枢拠点都市として大きく飛躍してほしい。県としては町づくりが円滑に進むようできる限り支援し、今後も高松市との連携を強めていきたい。

「大合併」ついに結実−新高松市発足
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200601/20060111000105.htm
2006年1月11日 09:33

 四十二万県都、始動―。高松市が周辺五町を編入合併し、十日、新「高松市」が産声を上げた。合併協議開始から二年半。繰り返された住民投票、揺れた枠組み、そして調印の白紙撤回…。幾多の困難にぶつかりながら、県都の「平成の大合併」はついに実を結んだ。この日から市になった五町。町民は市民、町職員は市職員となり、町役場から呼び名を変えた支所で晴れ晴れしい表情を見せ、「最後の町長」たちは事務引き継ぎで町のかじ取り役としての仕事を終えた。「にぎわいと活力あふれるまちへ」。旧町からバトンを引き継いだ新市のリーダーは「州都」を見据えた。…(以下略)

合併で住民生活は・・・
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2006011012
1/10 18:19
ところで今回の合併は5つの町が高松市に編入される形となっているため住民サービスなどは基本的に高松市と同じになります。
今日から高松市民となった人たちのくらしはどのように変わるのでしょうか。
1.ゴミの分け方・出し方
ゴミの分け方は2年後に旧高松市のやり方に統一されることになっており当面はこれまで通りの出し方で大丈夫です。また、旧香南町など3つの地域では「資源ゴミ」の回収は有料でしたが今後は無料となります。
2.子育て
高松市の公立保育所の保育料は平均で月2万円です。しかし、旧庵治町では1万4千円牟礼町では1万7千円などとなっており高松市にあわせると家計への負担は大きくなります。また、放課後の児童預かりも香川町など3つの地域ではこれまで無料でしたが今後は有料となります。しかし、その一方で預かり時間が延長されたり乳児保育や病後児保育など様々な面でサービスが充実します。
3.水道
水道料金は一般的な家庭でみた場合高松市で2835円ですが合併した5町は全て3千円を上回っています。
高松市にあわせることで料金はこれまでよりも安くなる計算ですが場合によっては高くなる事もあります。

2042とはずがたり:2006/01/12(木) 10:11:44
<東海>静岡県浜松地域

町長…浜松市<政令指定都市> 町議会…湖西市<スズキの工場で豊か>

議員は自分らの議席が守られ易そうな湖西に,町長は自分の身分が遇されそうな浜松っていう構図かな?
いずれにせよ合併は避けられないと云う認識なら大いに結構であるが。。

合併問う 町民有志が公開質問状 新居町
http://www.shizushin.com/local_politics/20060111000000000075.htm

 新居町の合併を考え、合併先選択のための住民投票実施目指す町民有志組織「合併問題町民会議」(中山芳久会長)は11日、古橋武司町長と町議会に合併に関する考えを問う公開質問状を提出した。
 質問状では、合併先を決めるための住民投票実施を要請し、合併の時期、方法を尋ねている。20日までの回答を求めた。
 浜松市との合併を目指す古橋町長と大半の議員が湖西市との合併を推進する町議会の対立は、解消のめどが立っていないため、町民有志組織が公開質問状を提出した。
 古橋町長は合併先を決めるための住民投票実施の方針を示している。町長も議会も住民に対する説明会をそれぞれ計画しているが、別々に開催する予定。

2043とはずがたり:2006/01/14(土) 09:07:13
<北関東>群馬県

そら当然やろ。

榛名町に無料交流バス運行へ
合併方針変更で高崎市が一転?
http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060113/lcl_____gnm_____003.shtml

 高崎市は十二日、榛名町に十七日から無料交流バスを停車すると発表した。同市と合併する四町村には同様の無料バスを運行しているが、榛名町には「民間の乗り合いバス路線と競合し、無料では業者の営業を圧迫する」として停車していなかった。

 無料交流バスの運行を始めた一昨年十二月当時、榛名町は石井清一前町長が合併しない方針を表明していたが、昨年十二月の町長選で、早期合併を掲げた富沢素行町長が当選。高崎市と今秋の合併実現に向け、合併協議会開催で合意している。

 榛名町の合併をめぐる方針変更に呼応するかのような決定だが、市交通地域安全課は「榛名町からの要請で決定した。民間の乗り合いバス事業者の理解が得られた」と説明している。

 無料交流バスは、市町村住民の交流や理解を深めてもらうことが目的。榛名町には、市と倉渕村をつなぐ既存ルートを利用し、町内二カ所に停車する。毎日午前と午後にそれぞれ一往復する。 (石井 宏昌)

2044とはずがたり:2006/01/14(土) 09:08:32

<中国・四国>徳島県

海部地区はもめ事ばっかやなぁ〜。

協議平行線、継続審議に 合併協、海南の幼保施設改築事業
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2006/0113-1.html

 海南、海部、宍喰三町でつくる海部下灘法定合併協議会は十二日、海南町役場で開き、同町が計画中の統合幼保施設改築事業の妥当性について再度協議した。前回会合を全員欠席した同町委員も交えて話し合ったがまとまらず、継続審議することにした。

 前回会合で海部、宍喰両町委員が「(学校教育事業の)施設整備計画は新町で調整する」とする合併協定書に抵触するとし、海南町への見解を求める申し入れ書を出していた。これに対する回答を、法定協会長の浜皓三海部町長が紹介。

 しかし「事業は、一九九六年から住民との対話を進め取り組んでいる。合併協議でも部会などで説明している」などの内容だったため海部、宍喰両町委員が反発。「誰が見ても協定書に抵触している」「合併協議で事業の説明は一度もない」などと主張した。海南町の委員も「協定書には抵触していない」と述べるなど、議論は平行線をたどった。

 事業は、少子化や施設の老朽化を理由に海南町内の二幼稚園と三保育所をそれぞれ統合、国の補助を受け、新町で新施設を建設するという内容。同町は二月、県からヒアリングを受ける予定。

2045とはずがたり:2006/01/14(土) 09:38:37
<東海>静岡県

ええのぉ〜。島田市+川根本町・岡部+藤枝+焼津・新居+浜松or湖西・富士+富士宮・三島+沼津+伊豆の国+函南+長泉+清水・森+掛川or袋井or磐田とか実現せいへんの

合併枠組み5案まとまる 県推進審作業部会
http://www.shizushin.com/local_politics/20060113000000000079.htm

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は13日、県の合併推進構想に盛り込む枠組みについて、「富士宮市と芝川町」「富士市と富士川町」「島田市と川根町」の3つの組み合わせ案をまとめた。17日の審議会に諮る。
 審議会は既に賀茂地区の1市5町、静岡市と由比町の2つの組み合わせを了承している。この日の作業部会では、岡部町と川根本町の2町を除き、対象とした人口1万5000人未満の小規模自治体の合併先の協議を終えた。
 富士地区については「大所高所からみれば2市2町が理想」としながらも、生活圏や行政サービスの一体性、合併新法の期限内の実現可能性などの観点から、各1市1町の枠組みとすることで一致した。
 島田・川根地区については、島田市と川根町の合併協議が始まることもあって、川根本町の位置づけに議論が集中した。合併旧法の下で昨年9月に合併したばかりの川根本町は対象から外すことを了承。第1段階として「島田市と川根町」の合併を目指すべきとし、川根本町については将来的な合併の方向とすることでまとまった。
 この結果、2月に提出する答申案には小規模自治体の合併の方向として5つの組み合わせを盛り込むことにとどめることになった。岡部町を含む志太地域の扱いと、小規模自治体とは別の「生活圏の一体地域」「中核市を目指す地域」の2つのテーマについては平成18年度の早い時期に協議し、第2弾として答申する。

2047とはずがたり:2006/01/15(日) 08:54:33
<東北・北海道>山形県

素晴らしい〜。議案を否決して皆に迷惑を掛けた三川町議会の解散前のメンバーのうち合併反対派は全員頭丸めよ♪

2006年(平成18年) 1月15日(日)
鶴岡市に合併申し入れ 方式「編入やむなし」 協議会設立は新年度以降
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2006:1:15

 三川町の阿部誠町長は13日、同町役場で記者会見し、富塚陽一鶴岡市長に新市との合併を正式に申し入れたことを明らかにした。

 阿部町長は会見で「11日午後、富塚市長に口頭で合併の申し入れを行った。富塚市長からは『これまで合併を協議した経緯もあり、今までの信頼関係も十分にある。今後、合併協議を進めていく』と理解を得た」と話した。

 この時期に申し入れをしたことについて「昨年12月の町定例議会の一般質問で、町議の『鶴岡市に合併申し入れをするのはいつごろか』という質問に対して『年明け早々に』と答えた経緯があった」と語った。

 合併時期の見直しについては、「正式な時期まではその場で話していない。今後、協議の中で進めていきたい」と明言を避け、その前段となる協議会組織の設立については「新市も本町も3月まで新年度予算編成がある。新市としても早めに地域の一体感を出したいと考えており、それぞれの住民にもきめ細やかな説明が必要。協議会設立などは相手があることなので、新年度がスタートしてから状況を見ながら進めたい」と話した。

 また、合併方式は「新設合併になれば両市町の首長を含め特別職が辞めなければならない。そんな迷惑はかけられない。編入となるのはやむをえない」との見解を示した。町議会に対しては「本日(13日)午前中、行政懇談会の席上で報告した。一番初めに議会へ報告する必要があると判断した」と語った。

 同町は一昨年10月、庄内南部7市町村の合併協定書に調印したが、町議会が合併関連議案を否決、庄内南部地区合併協議会から離脱した。その後、合併を望む町民たちが議会に反発し、昨年1月の住民投票で町議会解散請求が成立、2月の出直し町議選で合併賛成派が圧勝した。阿部町長は、昨年3月定例議会の所信表明で「できるだけ早期の合併を進めていく」という意思を表示していた。

2048とはずがたり:2006/01/16(月) 08:33:27
<近畿>京都府

住民の反対が強いかのように報道するのは非常に遺憾であるなぁ。
声なき大衆は合併による行政の効率化を願ってるぞ。小さな町じゃないと街づくりが出来ない等という行政依存型の態度だから街が衰退するんだYO!

「もっと時間かけ協議を」
3町合併、加茂で住民の集い
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006011500042&genre=A2&area=K20

 京都府南部にある、木津、加茂、山城3町の合併について考える住民の集いが14日、加茂町里の町文化センターで開かれた=写真。「もっと時間をかけて協議すべき」などの意見が出た。

 3町は2007年3月までの合併を目指し、法定合併協議会で協議を進めている。集いは住民団体「さわやかな加茂町をつくる会」主催で、3回目の今回は町民ら約40人が参加した。

 集いでは、法定協の内容などが報告され、京都自治体問題研究所理事の谷上晴彦氏が合併の課題などを説明。「合併すれば行政のリストラができると言われるが、地域のまちづくりにはつながらない」と指摘した。

 会場からは「法定協では委員の発言や議論が少ない」「合併にビジョンや夢がなく、財政上の数字合わせに過ぎない」などの声が上がった。
 最後に、同会の松石弘代表が「住民自身につながる問題であり、いろんな立場の人がもっと声を上げてほしい」と強調した。

2049杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/01/16(月) 16:05:41
安易に合併に走らず小規模ながらも頑張っている自治体に拍手を送りたい。

小規模を強調し閉幕 ミニ自治体フォーラム
http://www.asahi.com/politics/update/0115/009.html
2006年01月15日23時38分

 全国183自治体の首長や職員ら約1200人が集まって、福島県矢祭町で開催された「全国小さくても輝く自治体フォーラム」(自治体問題研究所主催)は15日、「小規模自治体こそが新しい自治・分権の時代を切り拓(ひら)く」とするアピールをまとめ、閉会した。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2050とはずがたり:2006/01/18(水) 11:48:16
<東北・北海道>青森県

2006年1月17日(火)
(青森)県が合併8市町に職員派遣へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0117/nto0117_2.asp

 県は十六日、二〇〇六年度から、合併した八市町に職員を派遣することを決めた。県が合併自治体に対して人的支援をするのは初めてで、職員の給与は県が負担する。派遣期間は二、三年で、新市町の要請に基づき、街づくりや農業分野などで支援していく。

 職員派遣制度は、新市町の街づくりの青写真となる建設計画の着実な実施と自治能力を高めることが狙い。県が昨年十二月、合併済み、または今年三月までに合併を予定している十七自治体を対象に職員派遣の希望を募ったところ、約半数の八市町が申し込んだ。

 県は希望通りに八戸、十和田、つがる、平川の四市と外ケ浜、東北、南部、おいらせの四町に職員を一人ずつ派遣する。派遣職員の業務は新市町の要請に基づいて決定。地域の特性を生かした分野や地域の一体感を図るための業務が目立った。ほとんどの市町は三十代の比較的若い世代の人材を求めている。

 派遣職員の給与は通常、派遣を受けた市町村の負担となるが、この制度では時間外勤務手当などを除いて県負担となる。

 県は十六日から、派遣職員の庁内公募を開始した。県人事課は「合併市町の支援に意欲のある職員を派遣したいため」と説明する。

2051とはずがたり:2006/01/20(金) 10:08:02
<東海>愛知県三河国

宝飯郡3町とは音羽町・御津町・小坂井町
豊橋じゃなくて豊川が合併対象なんですねぇ〜。小坂井なんてどっちでもええような気がしますが

「合併推進」で県が宝飯3町の第2回住民懇談会
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=10862

 愛知県総務部市町村課市町村合併支援室は、19日午前10時30分から御津町中央公民館で第2回地域懇談会を開いた。

 県は合併新法のもとで人口1万人前後の県下自治体を対象に合併推進構想を進めることになっており、同日のほか、24日に音羽町、26日に小坂井町で第2回同懇談会を開く。

 会場の御津町中央公民館では、住民代表12人と傍聴に多くの住民が参加、同支援室の担当者から「地方分権時代の行政運営を行うには1万人前後の自治体では職員の層が薄い。規模の拡大で本当に住民サービスが必要な人にも手が届くようにしたい」と合併を進める説明を受けた。

 これに対し、住民代表から「合併を進める理由は聞いた。だが、合併しない場合に県は、補助金などさまざまな支援をどうするのか」「合併して広域化すると小回りの利かない状況が生まれる」「合併先の豊川市の財政は、将来も大丈夫なのか」と県の対応、合併後の新市の現状について質問が相次いだ。

 県の担当者は、補助金などは離島や山間地など特別な地域でない限り特例はないとし「御津町は、特例対象外」と説明、合併しない場合は財政的な支援は減少するとした。

 合併して広域化したり、合併先の財政状況については「医療では、豊川市が新市民病院建設を進めている。これまでもそうだが、赤字は豊川市民が負担し、周辺町民は利用するだけ。財政状況への不安もあるが、相互依存関係にならざるを得ない」と一体的地域の現状理解を求めた。

(2006-01-20)

2052とはずがたり:2006/01/20(金) 10:13:43
<東海>愛知県
>>2051

愛知県の主な市の人口はこんな感じ。

名古屋市…220万
豊田市…41万
豊橋市…37万←
一宮市…37万
岡崎市…35万
春日井市…29万
安城市…17万
小牧市…14万
刈谷市…14万
稲沢市…13万
瀬戸市…13万
豊川市…12万←
半田市…11万
以下略

豊橋はこれ以上大きくなるインセンティブがないのか?
こうやって見ると東海市・知多市・大府市はちいせぇ。合併を!

●南知多市(仮):半田市, 常滑市, 知多郡 阿久比町,南知多町,美浜町,武豊町…27万
2004/12/26阿久比町の半田市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(28.8%)」「反対(71.2%)」→半田市,阿久比町は6市町での広域合併に前向き
2005/1/1南知多町,美浜町の2町で法定協議会「美浜町・南知多町合併協議会」設置,常滑市,武豊町は合併特例法期限にとらわれず検討へ
2005/3/31新市名案「南セントレア」等への反撥もあり南知多町,美浜町の2町の法定協議会を解散
※ちょっと議論が纏まりそうにないかな・・。

●北知多市(仮):東海市(横須賀), 大府市, 知多市(朝倉), 知多郡 東浦町…31万
知多北部任意合併協 http://www.chitahokubu-gappei.jp/

●碧海市(仮):碧南市, 刈谷市, 安城市, 知立市, 高浜市
2002/9/275市で法定協議会設置を求める住民発議,4市が可決,碧南市が否決し不成立
 刈谷市,安城市,知立市の3市での合併協議を検討,知立市は3市での合併に前向き,刈谷市,安城市は慎重

2053とはずがたり:2006/01/20(金) 10:22:53

<近畿>京都府

与謝郡大同合併して「天橋立市」が良かったんだけどねぇ。市役所は岩滝町役場(詰まり与謝野町役場)か?
併し伊根町議会め,リコールくらちまうぞ〜
2001/6/11伊根町,加悦町,岩滝町,野田川町,峰山町,大宮町,網野町,丹後町,弥栄町,久美浜町と10町で研究会「市町村合併問題研究会」設置の経験もあるし京丹後市と合併とかもどうよ?

合併請願書を不採択
伊根町議会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006011900177&genre=A2&area=K60

 京都府伊根町議会は19日、本会議を再開し、宮津市との合併問題特別委員会に付託していた「宮津市との合併実現を求める請願書」を審査した。採決の結果、1595人分の署名を添えた同請願書は不採択となった。

 同日までに請願書を不採択とした同委員会の審査報告の後、賛成・反対の立場から討論が行われた。

 反対の議員からは「昨年3月の住民投票で(合併反対の)町民の意思が示されており、請願を認めると新たな混乱を招く」「宮津市の財政状況も厳しく、合併で問題が解決するわけではない」などの意見が出された。一方、賛成の議員からは「有権者の65%を超える署名数を重んじるべきだ」「中期財政見通しによる再建は(交付税の減少額など)不確定要素が多く、単独運営は困難」などの声があった。

 この後、採決が行われ、賛成4、反対7で不採択となった。

 請願書を提出した「伊根町の未来を拓(ひら)く会」の上辻康一会長(68)は「これだけの署名がありながら簡単に否決されて悔しい。再度検討してほしい」と話している。
 また、同町との合併協議が休止している宮津市の徳田敏夫市長は「合併が必要との考え方には変わりはなく、(不採択の)結果は残念」と話している。

2054とはずがたり:2006/01/20(金) 10:40:24
<東北・北海道>青森県

平成合併で南部、七戸など4市町過疎地域へ(2006/01/19)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/01/19/new06011902.htm

 「平成の大合併」の進展が、青森県内の過疎地域を拡大させる結果となっている。市町村のエリアが広がったことで人口減少率が過疎の指定要件を満たしたり、特例措置により合併しても旧来の過疎地域が維持されたりするケースがあるためで、新「南部町」や新「七戸町」などが過疎地域となった。各自治体は過疎地域指定による財政や税制の優遇措置の有効な活用に知恵を絞っている。
 
 過疎地域の指定は「過疎地域自立促進特別措置法(二〇〇〇―〇九年度)」に基づくもの。人口減少で活力の低下が懸念されるエリアの活性化を図るのが狙いだ。
 「過疎地域」の主な指定要件は、人口減少率の高さと財政力指数の低さ。指定により公共施設整備の国庫補助率かさ上げや過疎債の運用などの優遇措置が認められる。
 特に過疎債は事業に100%充当でき、うち七割が国から地方交付税として算入される。合併市町村が利用できる合併特例債は地方交付税の措置が七割だが、充当率が95%で最初に5%の自己資金が必要になり、過疎債の方が有利な面がある。
 合併に伴い、過疎地が新市町の全域に拡大したのは南部、七戸、五所川原、つがるの四市町。南部町は旧名川町のみが過疎地だったが、旧南部、旧福地の両町村に拡大した形。七戸町は旧天間林村が従前の過疎地域で、新たに旧七戸町が加わった格好だ。
 優遇措置を活用するには、各市町村議会が過疎計画を承認することが必要。一月一日に合併した南部町は町議会三月定例会に計画を提案する見通し。同町は「財政や税制上の優遇措置を活用したい。ただ、有利な過疎債も借金には変わりないので事業内容を吟味して使いたい」としている。
 また、合併を促進するため、新自治体が過疎地域の指定要件から外れる場合でも、特例として従前から過疎の旧市町村はそのまま過疎地と見なされる。八戸市の南郷区、五戸町の倉石地区などがこれに該当する。
 このほか、外ケ浜、深浦、中泊の三町は合併前の全町村が過疎地域だったため、新町も全域が過疎地域。一方、合併していない市町村の中で、過疎地域に指定されているのは田子町や新郷村、横浜町など十一町村ある。

2055とはずがたり:2006/01/20(金) 10:42:37
<東北・北海道>岩手県南

いやぁ黒沢尻・和賀・江釣子といった地名が使われなくなるのはやや勿体ない。

北上市内の3商工団体 合併協定調印
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200601/e0601192.html

 4月1日合併を目指す北上商工会議所、和賀町商工会、江釣子商工会の3団体は18日、北上市内のホテルで合併調印を行った。

 3団体の役員ら約30人が出席。伊藤彬北上市長、菊池秀一北上地方振興局長が立ち会い、中村好雄北上商工会議所会頭、高橋高志和賀町商工会長、高橋祥元江釣子商工会長が協定書を取り交わし調印した。

 調印を終えた中村会頭は「北上市の合併から15年目にして3団体が1つになる。信頼と相互理解をキーワードに、地域経済の発展に取り組んでいきたい」とあいさつ。

 高橋和賀町商工会長は「互いの意見を十分に交換し、地域活性化に一層努力したい」と述べ、高橋江釣子商工会長は「会員の信頼を縦糸に、一人一人の会員を横糸にして、一歩一歩着実に進んでいく」と語った。

 伊藤市長、菊池局長が祝辞を述べた。

 3商工団体の現在の会員数は北上商工会議所が1800人、和賀町商工会は280人、江釣子商工会は235人。現状のままで合併すると、新北上商工会議所の会員数は2315人で、県内では盛岡商工会議所(4250人)に次ぐ2番目の規模となる。

 4月1日合併後、同月下旬に臨時総会を開き、新会頭らの役員人事を決める予定だ。

2056とはずがたり:2006/01/20(金) 10:45:26
<北関東>栃木県宇都宮市

上河内はなにしてるんだ?
上三川はなんだか北関東道のICも出来たし強気な感じ・・。

合併推進室を設置
宇都宮市
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20060120/lcl_____tcg_____000.shtml

 宇都宮市は十九日、庁内に合併推進室を設置し、河内町との合併に向けた事務レベルでの協議を始めた。両市町などの合併構想は昨年一月、いったん白紙に戻ったが、河内町が住民投票を受け再度、合併を同市に申し込んだため。来年三月の合併を目標としている。

 推進室のメンバーは、河内町職員一人を含む計五人。前回の協議内容を洗い直し、生かせるものとそうでないものとを整理する。その上で、法定合併協議会の設置や、新市の基本計画策定に向けた準備を行う。

 当初は両市町のほか上三川、上河内の一市三町が合併する予定で、一昨年二月に合併協が設置された。だが上三川町が同年九月に離脱したことをきっかけに、残る二町も断念。昨年一月には合併協が廃止された。

 河内町は同年四月、宇都宮市との合併の是非を問う住民投票を実施。賛成が上回ったため、玉生勝経町長が再度の合併検討を同市に申し入れ、時期は来年三月としたいとの意向を示した。昨年暮れには同町長と佐藤栄一市長との話し合いがもたれ、協議を始めることが固まった。

 ただ、佐藤市長は今月四日の新春会見で、同町との合併の可能性について、「二度と失敗できないので、合併できるかどうかの見極めは相当先になる」と慎重な構えを見せている。合併推進室の見通しでは、来年三月に合併するとすれば、遅くとも今年七月までには合併協を設置する必要があるという。 (大杉 はるか)

2057とはずがたり:2006/01/20(金) 11:21:41

<近畿>兵庫県淡路島

淡路一市を目指していた中淡合併協(洲本市・五色町・津名町・一宮町)は三原郡の緑町が住民投票で郡内合併に破れ,更に五色町長の逮捕で瓦解といった感じか?
離脱した津名、一宮町は淡路・北淡・東浦各町と合併,淡路市へ。
新市役所は津名町生穂新島地内へ。http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=all&nl=34/28/52.422&el=134/56/16.769&scl=500000&bid=Mlink

「合併しない」に予想以上の294票
2002/11/25
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/021125ke84700.html

 緑町の将来像を占う開票の行方に、各住民団体の関係者らが熱い視線を送る中、“勝負”は夏の町長選同様、最後までもつれた。

 午後十時十分、「三原郡四町での合併」の最多得票が確定すると、この枠組みを支持する住民たちから一斉に大きな拍手が沸き起こった。

 支持団体「光と水と緑の会」の山本芳弘代表は「他の三町と長年築いてきたきずなを再確認できたのが勝因」。八月の町長選で敗れた柳田登前町長も駆けつけ、喜びの輪に加わった。

 これに対し、「洲本市を含む広域合併」を支持した「市町合併を考える会」は、町長選の時とは打って変わって重苦しいムードに包まれた。関係者は「なぜ、こんな結果になったのか。全く分からない」と繰り返すばかりだった。

 一方、住民投票で新たに加わった第三の選択肢「合併しない」は二百九十四票と、予想以上の票数を獲得した。二つの合併枠組みの得票差百九十九を上回っており、投票結果に少なからず影響を及ぼしたようだ。

 「合併しないで住みよい緑町をめざす会」の坂本保直代表は、「合併が本当に必要なのかどうか、住民に考えてもらう機会になった」と意義を強調した。

津名、一宮町が脱会意向 中淡合併協
2002/12/06
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/021206ke86410.html

 洲本市と津名郡の津名、五色、一宮町でつくる“中淡”合併協議会について、津名、一宮の両町が五日までに、脱会の意向を固めたことが分かった。両町は今後、同郡の北部三町(淡路、東浦、北淡)が郡内六町合併を目指して先月立ち上げた三町合併協に参画するものとみられ、残った洲本市と五色町の動向が注目される。

 この日開かれた五色町議会運営委員会で、山口一紀・同町助役が明らかにしたもので、議員らによると、関係市町の首長(同助役は町長逮捕のため代理出席)が四日夕、集まって協議した際、津名、一宮両町の町長が脱会の意向を示したという。

 両町長は神戸新聞社の取材にコメントを差し控えているが、山口助役は同委員会で「おそらく(津名郡の)北部三町(の動きに)に合流するのだろう」との見方を示した。

 また、中川啓一・洲本市長も「“中淡”合併協は、淡路一市を目指して立ち上げた協議会。その可能性が消えた以上、仕方がない。北部三町と合流するのなら、こちらが口を挟むことではない」と述べた。

 “中淡”合併協は今年二月、一宮町を除く一市二町で発足。四月に一宮町も加わり、「淡路一市」を目指して協議を進めていた。

 しかし、先月十六日にメンバーの五色町長の砂尾治容疑者(60)が偽計入札妨害の疑いで逮捕され、月一回の定例会が中断。直後の三原郡緑町の住民投票でも「三原郡四町合併」支持が上回ったことから、「淡路一市」の可能性が消えた。

 このため、不在の五色町長を除く“中淡”合併協の各市町長らは、相次いで協議会の見直しに言及していた。
広田小・中校区存続へ 洲本市と緑町が合意
2003/03/01
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030301ke98460.html

 緑町と洲本市で管理する小中学校組合が、行政合併後も引き続き残ることが二十八日、明らかになった。今後、運営方法など細部について協議を重ね、「三原郡四町」と「洲本市・五色町」の新市同士による組合で、現在の広田小・中学校区を存続させることになる。

 この日の同組合議会で、管理者の金山和永・緑町長が明言した。両市町による「衛生」「山林」の一部事務組合についても、合併特例法に基づいて、規約改正をして存続させる見通し。

 議会の冒頭で金山町長は、緑町が郡合併へ向かった経緯などを説明しながら、「現在も(洲本と)協議中だが、学校組合を残すという基本的な部分で合意した」と述べた。一般質問でも「校区存続を望む声は強い。将来の“淡路一市”を目指す上でも、組合を残すことが望ましい」とした。

 保護者や校区住民に対しては、説明会や広報誌などを通して理解を求めていくという。金山町長は「洲本市の校区自由化の論議も見据えながら、事務協議を続けていきたい。子どもたちは安心して学校に通ってほしい」と話していた。

2058片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/21(土) 21:16:25
<東北・北海道> 北海道

「江別と合併を」 南幌町民が請求  2006/01/21 08:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060121&j=0023&k=200601218791

 【南幌】空知管内南幌町の住民グループ「豊かな明日を創(つく)る住民の会」(近藤長一郎代表)は二十日、新合併特例法に基づき、隣接する江別市との合併協議会設置を求める請求を南幌町長に対して行った。

 同会は請求に必要な有権者数の五十分の一を大きく上回る千三百四十六人の署名を集めた。請求を受け南幌町の三好富士夫町長は、近く江別市の小川公人市長に対し、合併協議会設置について議会に提案するかどうかの意見を求める。新合併特例法は九十日以内に回答するよう定めている。両市町合併をめぐっては江別側住民グループも四日、江別市長に同様の請求をしており、今後は両首長の判断に委ねられる。

2059とはずがたり:2006/01/22(日) 09:39:31
<東海>静岡県

おお,芝川町長らう゛〜☆☆
富士宮は富士に主導権握られるの嫌なんだろうけど,富士と富士川の意向はどうなんだろ?

合併関連ニュース
住民投票実施を示唆 2市2町の枠組み推進 芝川町長
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060121000000000016.htm

 芝川町の臼井進町長は20日会見し、富士地区の合併問題について、「住民の合併への関心は高い。住民の判断に立脚し、自らの判断は後にしたい」と述べ、町民に合併の是非や枠組みを問う住民投票の実施を示唆した。
 2月の町議会全員協議会で基本的な考え方を説明した上で、具体的な手法や実施時期を検討するとみられる。臼井町長は「住民に丁寧に現状などを説明し、夢と希望を持てる判断をしてもらいたい」とも述べ、事前に町民向け説明会を開催する見通しも示した。
 県市町村合併推進審議会は将来の富士、富士宮市、富士川、芝川町の2市2町による合併を前提に、「富士宮市と芝川町」、「富士市と富士川町」を枠組みとする答申素案をまとめている。臼井町長は「2市2町はハードルが高いと言っていてはいつになっても始まらない。現実的に踏み出すべきだと思っている」と述べ、2市2町の枠組みで合併協議を推進するべきとの立場を強調した。

2060とはずがたり:2006/01/23(月) 00:38:40
<東海>静岡県

こんあ変な町長を飼ってるようでは。。
賀茂郡合併を推進せよ!

静岡県東伊豆町長を逮捕 疑惑逃れで虚偽公文書作成
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060122/20060122a4140.html
2006年 1月22日 (日) 21:45

 静岡県警捜査2課などは22日、公共事業をめぐる疑惑の追及を逃れる目的で虚偽の公文書を作成したとして、虚偽公文書作成、同行使の疑いで、同県東伊豆町長の片野武容疑者(65)=同町奈良本=ら3人を逮捕した。

ほかに逮捕されたのは、同町総務課長小沢正幸(58)=同町稲取=と総務課検査係主事斎藤匠(42)=同町稲取=の両容疑者。3人とも容疑を認めているという。

調べでは、3人は昨年10月上旬、公共事業の入札に関する予定価格表などについて虚偽の文書を作成し、同月下旬、町議会に提出した疑い。

昨年9月の同町議会で、この入札をめぐる不正を追及する決議が議決されていた。

2061とはずがたり:2006/01/23(月) 01:07:21
<九州・沖縄>鹿児島県

合併推進派圧勝!

瀬戸口嘉昭(65)無新①…元加世田市教育長…3町との合併を前面に打ち出す。「南薩で最小の自治体となっていいのか。合併こそ改革だ」と主張。「合併の瀬戸口」として支持拡大を図っている。
神園  征(62)無現1…枕崎市長……「合併は住民意向を尊重、争点ではない。地域力をつけるのが先決だ」と訴えている。
上釜 明久(66)無新…元県議(枕崎市)…頴娃、知覧、川辺3町との合併を実現し、「旧坊津町(加世田市等と合併現南さつま市)と連携、将来は南薩15万都市を」と強調

http://373news.com/senkyo/new-senkyo/custom.cgi
南日本新聞 2006/01/22
■速報[枕崎市長選]瀬戸口氏が初当選
 任期満了に伴う枕崎市長選挙は、22日投開票が行われ、新人で元加世田市教育長の瀬戸口嘉昭氏(65)=無所属=が、現職で2期目を目指した神園征氏(62)=同=と、新人で元鹿児島県議会議員の上釜明久氏(66)=同=の2人を破り初当選を決めた。

 当日有権者数は2万960人(男9408人、女1万1552人)。投票者総数は1万5264人(有効1万5140、無効124)、投票率は72.82%で、前回76.52%を3.70ポイント下回った。

◇枕崎市長選開票結果(22日午後9時40分、選管最終)
当 7,654 瀬戸口嘉昭(65) 無新1
  6,718 神園  征(62) 無現1
    768 上釜 明久(66) 無新

南日本新聞 2006/01/21
■[枕崎市長選]あす投票
 任期満了に伴う枕崎市長選挙の投票は、22日午前7時から午後6時まで20カ所(うち6カ所は午後5時まで)で行われ、午後7時半から枕崎小学校体育館で即日開票する。午後10時ごろには当落が判明する見通し。
 立候補しているのは、元鹿児島県議会議員の上釜明久氏(66)、元加世田市教育長の瀬戸口嘉昭氏(65)の新人2人と、現職で2期目を目指す神園征氏(62)の計3人で、いずれも無所属。
 上釜氏は、頴娃、知覧、川辺3町との合併を実現し、「旧坊津町と連携、将来は南薩15万都市を」と強調。過去の県議選で得た基礎票に、さらに上積みを目指す。
 瀬戸口氏も、3町との合併を前面に打ち出す。「南薩で最小の自治体となっていいのか。合併こそ改革だ」と主張。「合併の瀬戸口」として支持拡大を図っている。
 神園氏は、行財政改革の継続を強調。「真の改革ができるのはだれか」と問い、「合併は住民意向を尊重、争点ではない。地域力をつけるのが先決だ」と訴えている。
 各候補とも終盤は、有権者が集中する市街地の票掘り起こしに力を注いでいる。
 期日前投票は21日午前8時半から午後8時まで、市役所で行われている。
 有権者数は14日現在、2万1118人(男9493人、女1万1625人)。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/5755/c2003-kagoshima.htm
◇鹿児島県議会議員選挙(2003年4月13日)
◇枕崎市(定数1)
当 7937 上野新作(自現、68歳、四選)
  4348 上釜明久(無元、63歳)

2062とはずがたり:2006/01/24(火) 11:02:01
<近畿>京都府木津

小規模な自治体に巣くう怪しげな業者を排除し,重複を省いて人とカネを福祉に回す,そういう市町村合併でありたい。ニュータウンの人たちも80%は合併に賛成して居るみたいだし。声だけでかい反対派に潰されてはならない!

合併の是非問う住民投票実現へ
木津 署名1174人分に
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012300174&genre=A2&area=K20

 京都府木津町の住民や議員の有志でつくる「みんなで住民投票を実現する会」はこのほど、同町が加茂、山城両町と協議を進める合併の是非を問う住民投票条例制定の直接請求に伴い、町内の有権者から集めている署名数を中間集計した。21日現在で1174人分に上っており、直接請求に最低限必要な約600人分を超えるのはほぼ確実となった。

 署名活動は今月14日から始め、今回は初の中間集計。2月13日までの予定で集める署名は、町に提出後、町選管が選挙人名簿に登録されているか、重複していないかなどの審査を経て人数が確定する。地方自治法に基づく直接請求には、木津町の有権者数(昨年12月2日現在で2万9832人)の50分の1にあたる597人分が必要だが、中間集計通りなら現時点ですでに超えていることになる。
 署名を集められる受任者も122人に上る。同会は「始めて間もない日数でこれだけ集まり、大きな手応えを感じる。さらに署名の輪を広げたい」としている。

合併協議の白紙撤回など要望
木津 ニュータウンで反対8割に
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012300177&genre=A2&area=K20

 京都府木津町の住民グループ「木津民(みん)の会」の足立忠代表らは23日、同町役場を訪問し、河井規子町長に加茂、山城両町と進める合併協議の白紙撤回などを要望した。
 町内のニュータウンで同会が実施したアンケート調査(約4000戸対象、回収率23%)で、3町合併の枠組みに対する合併反対が約8割に上ったことから、昨年12月にも文書で河井町長に白紙撤回を要求している。この日は合併問題に加え、小学校の登下校でのバス送迎実施や産業振興に向けて住民を加えたプロジェクトチームの結成などを要望した。

2063とはずがたり:2006/01/24(火) 17:13:17
<東海>岐阜県東濃

笠原は一度多治見と合併した事あったのか・・。

土岐郡合併は多治見+笠原でおわっちまったが,将来は少なくとも土岐+瑞浪=土岐瑞浪,更に土岐瑞浪+(新)多治見=(新)土岐を目指してくれ〜。

新・多治見市が誕生 編入・笠原庁舎で開所式
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060124/lcl_____gif_____003.shtml

 多治見市に笠原町が編入合併し、新「多治見市」が二十三日、誕生した。旧町役場を活用した市役所笠原庁舎、笠原振興事務所の開所式などがあった。「平成の大合併」による合併では、県内十六番目。記念式典は二十九日、市産業文化センターで開かれる。

 新市の人口は、十一万七千六百三十九人(一月一日現在)、面積は九一・二四平方キロ。開所式では、笠原町の桜井咲千子さん(笠原小六)と多治見市の佐藤大樹さん(滝呂小六)の二人が、新市誕生を宣言。新庁舎の看板除幕があり、西寺雅也市長から、水野隆夫元町長に、新住所が記された住民票が交付された。

 市町は、一九五一年に一度合併した経緯があり行政や生活圏でのつながりがもともと深い。だが旧町民の中には、制度変更や、心情的にも身近だった町役場がなくなることに戸惑いの声もある。

 また、合併しても、共通の地場産業である窯業の低迷や少子高齢化など、地域の活力という大きな課題が横たわり、西寺雅也市長は「社会基盤や市街地の核形成など不十分。合併特例債などを利用して、地域のために全力を尽くしていかねば」と述べた。

 市町は土岐市、瑞浪市と合併協議を進めたが、二〇〇四年一月の住民意向調査の結果、破たん。唯一、賛成が多かった町は、多治見市へ単独で合併協議を申し入れた。 (内田 由紀子)

2064とはずがたり:2006/01/25(水) 09:00:44
<中国・四国>岡山県

里庄は自主独立の気概が強いんですかねぇ。町長選挙が住民投票みたいなものだったんだから小野氏が出なかったらどうなってたんだろ。。

●里庄町長選「合併せず当面単独」の大内氏当選 [2006年01月23日(月)]
http://www.okanichi.co.jp/contents/past/2006y/01/FM060123B.htm

任期満了に伴う浅口郡里庄町長選挙は22日投票が行われ、即日開票の結果、2291票を獲得した学習塾経営の大内恒章氏・55歳が、会社員の高田卓司氏と会社役員の小野浩史氏を破り初当選しました。

いずれも町議経験のある無所属新人3人による選挙は、合併へのスタンスが争点となり「当面は合併せず自立で進む」と訴えた大内氏が接戦を制しました。

大内氏は当選後「合併が争点となったが、町民一人ひとりの良識を信じていた。下水道や運動公園の整備など公約を地道に進め、合併については当面、単独、自立でやっていく」と述べました。

今選挙は、当面の単独町政維持を決めた佐藤清町長が今期限りでの引退を表明し、大内氏は「佐藤路線」を継承する形で出馬。

合併推進の立場の高田氏、住民の意思を問うとした小野氏と三つどもえの選挙戦となり、3氏とも2千票以上を獲得する大接戦となりました。

得票数は拮抗しているだけに、大内氏が今後どのような町政を進めていくかが注目されます。

2065とはずがたり:2006/01/25(水) 09:03:05
<東北・北海道>青森県

大間町長のreluctantぶりはなかなかのものだが,反対派を説得するにはこういうスタンスの方が良いのかもしれない・・。

青森北通り合併 財政再建団体は回避
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/01/20060125t21005.htm

 青森県大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村合併を目指す法定合併協議会が24日開かれ、合併した場合の2006年度から16年度までの財政計画を試算した報告書が示された。各種基金の取り崩しや電源三法交付金のソフト事業充当、人件費削減などにより財政再建団体への転落を回避する内容となっている。

 報告書によると、合併初年度の06年度から09年度までと、12年度は実質赤字となるが、財政調整基金の取り崩しで収支を均衡。大間原発(今年8月着工予定)の固定資産税(約50億円)が入る13年度以降は実質でも黒字となり、16年度には約93億円の累積黒字を見込んでいる。

 3町村の合併研究会は昨年5月、仮に3町村が合併しても、10年度から12年度まで財政再建団体に転落すると試算していた。法定協の議論で議員定数の削減や職員採用の抑制、新規事業の見直しが盛り込まれたことで、大きく転換する結果となった。

 法定協会長を務める大間町の金沢満春町長は合併せずに町単独行政を維持する方針を打ち出しており、「かなりの切り詰めであり、実質は決して黒字ではない」と慎重な姿勢を強調した。しかし、財政再建団体転落は合併反対派の論拠の一つだっただけに、今後の議論に影響する可能性もある。

2006年01月24日火曜日

2066とはずがたり:2006/01/25(水) 09:05:05

<東北・北海道>山形県

ぶらぼーな案だ。でもなんで酒田市と遊佐町の合併が含まれていないの?

35市町村を9団体に再編 山形県が合併構想提示
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/01/20060125t51004.htm

 山形県は24日、県市町村合併推進審議会を開き、県内市町村の合併組み合わせパターンを盛り込んだ「合併推進構想」の事務局案を示した。現行の35市町村を9団体に再編する案で、山形市については上山、天童の2市、山辺、中山の2町と合併、人口38万人の中核市に移行する―との組み合わせを示した。

 事務局案は表の通り。村山地方は、現行の14市町を3団体に再編。山形市など3市2町、寒河江市など1市3町、東根市など3市2町を統合する。山形市など3市2町が中核市に移行すると、保健所設置の権限が県から委譲され、保健・医療・福祉が一体となったサービスを提供できるようになる。

 最上地方は8市町村を、置賜地方は8市町を各1団体に統合。置賜地方はこの場合、面積が東北で最大の鶴岡市(1311.49平方キロ)を上回る2495.5平方キロとなり、人口約23万8000人の特例市に移行する。庄内地方は、鶴岡市と三川町が合併し、5団体から4団体への再編を提案した。

 県は本年度中に構想を策定、「やまがた夢未来合併支援本部」を設置し、合併を支援する。
 総務省は各都道府県に対し、知事権限を強化した新市町村合併特例法に基づく「平成の大合併第2弾」のたたき台となる合併推進構想の策定を求めている。

<山形県の市町村統合案>
●山形3市2町=山形市、上山市、天童市、山辺町、中山町
●西・北村山3市2町=村山市、東根市、尾花沢市、河北町、大石田町
●西村山1市3町=寒河江市、西川町、朝日町、大江町
●最上1市4町3村=新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村
●南庄内1市1町=鶴岡市、三川町
●置賜3市5町=米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町

2006年01月24日火曜日

2067とはずがたり:2006/01/25(水) 09:36:01
<南関東>千葉県

旧匝瑳郡1市2町の合併は新市名を巡って破談だそうだが,八日市場が結局譲ったんだし光町も戻ってくれば?と思ったが,光町は山武郡横芝町との合併を選択,しかも所属郡は山武郡へ移ることにした様だ。組合とか郡をまたぐ合併は面倒なことが多いが大丈夫か?また山武郡は大網白里町,九十九里町以外は山武市になり,山武地方は2市3町体制となる。

新市『匝瑳』が誕生
八日市場市野栄町合併 本庁舎などで開庁式
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060124/lcl_____cba_____002.shtml

 八日市場市と野栄町が合併(対等)して二十三日、新市「匝瑳(そうさ)市」が誕生した。旧八日市場市役所に設置された匝瑳市役所など二カ所で同日朝、開庁式が行われ、職員らが新市発足を祝った。新市の面積は約一〇一・八平方キロで、人口は約四万二千人。

 旧八日市場市役所が匝瑳市役所の本庁舎となり、旧野栄町役場は「野栄総合支所」になった。

 本庁舎の開庁式では、伊藤正勝・市長職務執行者(前野栄町長)が「生活環境や福祉が充実した、多彩な魅力を持つ、活力ある匝瑳市を市民の皆さまとともに創造していきたい」とあいさつ。行木勲・前八日市場市議会議長と及川重良・前野栄町議会議長もそれぞれ祝辞を述べた。

 市長選は二月十九日に告示、二十六日に投開票される。現在までに、前八日市場市長の江波戸辰夫氏(77)が出馬表明している。

 両市町の合併をめぐっては、二〇〇三年に始まった一市二町による合併協議が破たん。光町を除く一市一町の合併となった。

 「平成の大合併」では県内六例目の合併。県内市町村数は七十一(三十四市三十二町五村)となった。 (宮尾 幹成)

http://www.shiosai.squares.net/yokaichiba.html
八日市場駅

八日市場市と野栄町・光町は2003年4月に「八日市場市・光町・野栄町合併協議会」を設置し、2005年3月までの合併実現に向けて協議が進められてきたが、市名問題等で八日市場市と光・野栄両町が対立し、光町が合併協議からの離脱を表明、3市町の枠組みにおける合併協議は破綻した。その後、八日市場市と野栄町は2市町で合併協議を進める事で合意し、2004年8月に「八日市場市・野栄町合併協議会」を設置、合併特例期限内の合併実現に向け協議を進めてきた。その結果、2006年1月23日付で「匝瑳(そうさ)市」が誕生することが決定した。

「八日市場」の地名の由来は、江戸時代に毎月8日に市が開かれていた事によるが、1889年の町村制施行で旧・八日市場村は「匝瑳郡福岡町イ」(現・匝瑳市八日市場イ)となり、一旦は「八日市場」の地名が消滅した。しかし福岡町イに開業した当駅が最初から「八日市場」を名乗る等、実際には「八日市場」が使われ続けた。結局福岡町は1915年に「八日市場町」に改称し、2006年の「匝瑳市」誕生まで続いた。匝瑳市誕生に際し、「イ」〜「ホ」の大字名が「八日市場イ」〜「八日市場ホ」に変更され「八日市場」の地名は残った。

http://www.shiosai.squares.net/yokoshiba.html
横芝駅

駅周辺自治体の合併については、横芝町と蓮沼村は成田空港周辺地域の合併協議に参加していたが、2003年3月に合併協議自体が白紙に戻っている。このため蓮沼村は成田地域合併を断念し、2003年5月に他の山武地域5市町も参加する「山武地域合併協議会」に加入、2005年3月までの合併実現に向け協議が進められてきたが、2004年11月28日に東金市で実施された「1市4町1村の合併の是非を問う住民投票」で「反対」多数となったため、6市町村による合併協議は白紙に戻った。このため成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村は2005年2月に「山武中央合併協議会」を設置、合併特例期限内の合併実現に向け急ピッチで合併協議を進めてきた。その結果、2006年3月27日付で「山武(さんむ)市」が誕生することが決定した。

一方、光町では八日市場市や野栄町ととも2003年4月に「八日市場市・光町・野栄町合併協議会」を設置し、2005年3月までの合併実現に向けて協議が進められてきたが、市名問題等で八日市場市と光・野栄両町が対立し、光町が合併協議から離脱した。光町と横芝町は2004年5月に「横芝町・光町合併協議会」を設置し、合併特例期限内の合併実現に向けて協議を進めてきた。その結果、2006年3月27日付で「山武郡横芝光(よこしばひかり)町」が誕生することが決定した。

http://www.sanbukouiki-chiba.jp/
山武郡市広域行政組合
当圏域は、213,000人の人口を擁し、東に九十九里浜、北に新東京国際空港、西に千葉県の政治・経済の中心である千葉市に接した1市7町1村から構成される圏域です。
 昭和46年に当組合発足以来、山武圏域の均衡ある発展のために業務を推進してまいりました。

2068小説吉田学校読者:2006/01/25(水) 23:18:56
>>2067
これ、元周辺に住んでいた者として解説いたしますと、八日市場と野栄はほぼ一体と見ていいです。共通項はナガラミ。この2つは問題ない。
(合併したら、事故を誘発してるとしか思えない旧国道の狭隘をどうにか整理して欲しい)
光町ですが、将来的に横芝と合併すると超長期的に芝山鉄道延伸の恩恵(つまり成田の恩恵)を受けるんじゃないかとの思惑もあるんです。
実際、成田周辺市町村は航空貨物会社倉庫、陸運倉庫が結構ありますから、税収も見込みあり、山武市参加なら光町の債務もパーとこういうことです。
まあ、どっちにしろ、佐倉以東の鉄壁の自民ベルトは市町村合併でも不滅でしょう。もう辟易します。

芝山鉄道、延伸できればいいですね。できないと思いますが。
芝山鉄道延伸構想
http://www.mercury.sannet.ne.jp/bal-jaz/ModelGallery/TK-Shibayama/Rireki.html

銚子くんだりまでいってみようという酔狂の方は、これにもぜひ乗ってください。外川で愛を叫ぶも良し。
銚子電鉄 「銚子電鉄の、陰の主役 濡れ煎餅と観音鯛焼き」
http://homepage3.nifty.com/ohanahan/02-5-choshi1.html

2069とはずがたり:2006/01/25(水) 23:54:58
解説感謝です。成田空港の求心力たるやこの辺の裏手にも及んでるんですなぁ。
ぶっちゃけ芝山鉄道何処まで延伸されるんでしょうか?芝山中心部迄は兎も角松尾とか迄可能性あるんですかねぇ?
でもナガラミ??

あと市町村合併で現行の市部1議席で自民党独占+郡部複数議席でも自民独占が,市部複数で自民独占破る+郡部自民独占でも議席すくねーし勝手にすれば?になる事を期待してるんですけど・・。

2070とはずがたり:2006/01/26(木) 09:24:40
<東北・北海道>北海道
>>2035 >>2058
道のお墨付きがないと何もできんのか!?
まぁお墨付きが有れば協議するっちてんだから全体合併構想に含まれるのは当然でしかも合併は成立したも同然だなぁ。

江別との合併協、設置の提案せず 南幌町長  2006/01/26 08:26
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060126&j=0023&k=200601260011

[南幌] 江別市と空知管内南幌町の合併を求める住民の直接請求により、合併協議会設置について判断を求められていた南幌町の三好富士夫町長は二十五日、合併協設置を町議会に提案しないことを表明した。近く江別市側に回答する。

 三好町長は北海道新聞の取材に対し、江別市側と話し合った上で独自に判断したとし、「合併協議は、(今年五月以降に)道が策定する全体の合併構想を元に進めるべきだ」と述べた。また道に対し、今回の住民請求の動きを踏まえて合併構想を策定するよう求める意向を示した。

 直接請求は新合併特例法に基づき、両市町の住民グループから別々に出された。南幌町長に対しては、江別側住民の請求を受けた江別市長が同法に基づき、合併協設置を提案するかどうか意見を求めていた。

 南幌町長も南幌側住民の請求に伴い、江別市長に同様に意見照会をしている。

2071とはずがたり:2006/01/26(木) 09:50:09

<九州・沖縄>宮崎県都城市

なるほどねぇ。
>宮崎、鹿児島両県の空港や港までのアクセスが良い点を重視し、南九州で十件以上の候補地の中から選んだ。九州の中では鳥栖市に次ぎ注目されている地域
>現在、整備が進む都城―志布志地域高規格道路が全線開通すれば、鹿児島県志布志港までの所要時間が30分短縮され、利便性が増す。

[4] 都城市<上> 地の利生かし発展期待
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/new-renaissance/index.html#04
2006年1月7日

  宮崎自動車道都城インターチェンジ(IC)に隣接する都城市高木工業団地。昨年9月、工場を開設したヨコレイ都城物流センターの古川富蔵所長は「宮崎、鹿児島両県の空港や港までのアクセスが良い点を重視し、南九州で十件以上の候補地の中から選んだ。九州の中では鳥栖市に次ぎ注目されている地域」と立地の理由を説明。9月には隣接地に第二工場が完工する。

 旧高城町内にも都城ICの北部数キロ圏内に、三つの工業団地が存在。昨年までに14企業が進出し、都城北諸圏域に約900人の新たな雇用を生んだ。担当した職員は「市になり、知名度はさらに高まる」と合併効果に期待する。

 古くから交通の要衝として発展してきた都城市。現在、整備が進む都城―志布志地域高規格道路が全線開通すれば、鹿児島県志布志港までの所要時間が30分短縮され、利便性が増す。

    ■   ■   ■

 都城市北諸県郡医師会は、医師会病院を都城IC付近へ移転新設させる構想を持つ。同病院は現在、鹿児島県境に近い市南部にあり築20年。移設すると多くの住民の利便性が高まり、高度な治療が必要となる三次医療に対応できる県立宮崎病院や、宮崎大医学部付属病院への搬送が円滑になるためだ。

 新市の「医療・救急体制の充実」は重点施策の一つ。来月5日投票の市長選に出馬を表明している二氏は、いずれも「新しい医療ゾーンの整備」をマニフェストに掲げる。市と医師会の協議は新年度から本格化する。

    ■   ■   ■

 会社にとって即戦力の技術者を輩出し、例年700から800の企業から求人のある独立行政法人・都城工業高等専門学校。昨年度就職した93人のうち、都城市内の企業に進んだのは六人だけだった。機械工学科の豊廣利信助教授(43)は「学生は最先端の企業に入ってスキルアップしたいという向上心を持っている。受け皿づくりのためにも、大手の会社や勢いのある企業に都城に来てほしい」と積極的な企業誘致の必要性を訴える。

 市中心部で祭り振興会会長を務める会社社長、川本翰治さん(58)は「誘致するのであれば、畜産に関連した研究機関など都城の基幹産業や特色を生かしてほしい。企業も地域も相乗的に発展するだろうし、何より地域の独自性が強まる」と話す。

 新都城市は人口約17万人、面積約653平方キロメートル。南九州第三の規模を誇る都市として、地の利を生かした「南九州の広域交流拠点都市」を目指す。

 市役所は16部百課12室の1743人体制になり、都城北諸圏域トップ“企業”となる。地方都市間の競争も活発になる中、地の利を生かすためには、民間に負けない情報収集力や機動力が求められている。

2072とはずがたり:2006/01/26(木) 10:46:47
<九州・沖縄>熊本県玉名地域

2000/6/26荒尾市,玉名市,玉名郡の10市町で研究会「荒尾・玉名地域広域行政研究会」設置
2001/4/1010市町で研究会「荒尾・玉名地域市町村合併問題研究会」設置
2002/3/25荒尾市,長洲町を除く8市町で任意協議会「玉名地域一市七町合併推進協議会」設置(長洲町はオブザーバー参加)
5/8長洲町が正式加入
11/11○横島町,天水町,◆玉東町が合併協議から離脱,3町での合併を検討へ
2003/1/1玉名市,岱明町,菊水町,三加和町,南関町,長洲町の6市町で法定協議会「玉名地域一市五町合併協議会」設置
2003/2/1○横島町,天水町,玉東町は3町での合併を断念,合併協議に復帰
2004/10/79市町での合併協議を休止
  菊水町,三加和町は2町での合併を検討へ,南関町に参加を呼掛け
 南関町は単独町制継続へ
2004/11/1南関町が玉名市を中心とする合併協議へ参加を申入れ
 南関町は合併を断念,単独町制継続へ
2004/11/2★4市町で準備会「玉名地域一市三町合併準備会」設置
2004/11/20★法定協議会設置
 新市名:玉名市(たまなし)
 市役所:玉名市役所
2004/12/14●南関町に断られた菊水町,三加和町は2町で準備会設置
2004/12/23●菊水町,三加和町の2町で法定協議会設置
 新町名候補5点:和水,菊和(きくわ),緑水(りょくすい),彩野(あやの),夢民の里(むーみんのさと)
 新町名:和水町(なごみまち)→むーみんのとかなごみとかどうだろーね。。
 新町役場:現・菊水町役場
2005/2/23★合併協定調印式
2005/2/28★合併関連議案を4市町が可決
2005/3/4●合併協定調印式
2005/3/17●合併関連議案を2町が可決
2005/3/31玉名市,玉名郡9市町の法定協議会を解散
2005/6/30●★合併関連議案を熊本県議会が可決
2005/7/21●★官報告示(玉名市・和水町)
2005/12/16 島津玉名市長 ◆玉東町と合併協議の意向示すhttp://kumanichi.com/feature/gappei/

結局2市8町→2市4町へ。更に大牟田+荒尾+南関とか駄目なの??
玉名市(玉名・岱明・横島・天水)
荒尾市
長洲町
和水町(菊水・三加和)
玉東町(横島・天水との協議不調で最近玉名に誘われた)
南関町(和水を断って玉名に断られる)

2073とはずがたり:2006/01/26(木) 17:14:54
【進行中の合併協議など】
今可能性が高い合併協議達。
あと100自治体ぐらいはかるーく減らして貰わねば。

新しい特例法の枠組みでは高松市へ編入された牟礼町が既にある。

http://glin.jp/upd/03uy.cgi?F=1

更#都道府県新自治体名合併方式等合併対象自治体名 その他協議進行度
2006年4月1日 予定
1愛知県弥富市編入/市制海部郡 十四山村,弥富町 2006/1/23 官報告示

2006年10月1日 予定
1青森県大間町編入下北郡 大間町,風間浦村,佐井村
2福岡県八女市編入八女市, 八女郡 上陽町 2006/1/20 合併関連議案を各市町議会で可決」

2007年1月1日 予定
1福島県本宮市新設/市制安達郡 本宮町,白沢村

2007年1月29日 予定
1福岡県みやま市新設/市制山門郡 瀬高町,山川町,三池郡 高田町

2007年3月11日 予定
1神奈川県相模原市編入相模原市, 津久井郡 藤野町

2007年3月31日 予定
1鹿児島県○○町新設大島郡 天城町,伊仙町

時期未定
  福島県福島市編入福島市, 伊達郡 川俣町,飯野町
  山形県鶴岡市?編入?鶴岡市, 東田川郡 三川町
  茨城県 水戸市? 編入? 水戸市 東茨城郡茨城町
  栃木県 宇都宮市? 編入? 宇都宮市, 河内郡 河内町
  群馬県高崎市?編入?高崎市, 群馬郡 榛名町
  山梨県 笛吹市 編入 笛吹市, 東八代郡 芦川村
  静岡県 島田市? 編入?島田市, 榛原郡 川根町
  京都府 宇治市? 新設? 宇治市, 城陽市, 綴喜郡 井手町,宇治田原町
京都府 木津市?新設/市制相楽郡 山城町,木津町,加茂町
兵庫県 赤穂市新設赤穂市, 赤穂郡 上郡町
岡山県岡山市?編入?岡山市, 御津郡 建部町,赤磐郡 瀬戸町
高知県高知市?編入高知市, 吾川郡 春野町
福岡県 八女市? 編入?八女市, 八女郡 黒木町,立花町,矢部村,星野村
熊本県熊本市?編入?熊本市, 下益城郡 富合町

2074とはずがたり:2006/01/26(木) 17:28:44
<九州・沖縄>宮崎県

どの候補者も北川町との合併を主張している。心強い。

延岡市長選候補者アンケート
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000601240004
2006年01月24日

戸田 行徳氏(61)無新

 ◆立候補の動機
 7期27年間の議員活動を通じて市行政をくまなく勉強してきた。議員であるが故に歯がゆいところや、私ならこうすると思うところも多々あった。「地元の市長を」との声に背中を押された。

 ◆独自色の施策
 乳幼児への医療費助成期間を現行の「0〜3歳」から「0〜6歳」に広げる。学校、家庭、地域が一体となった教育振興と、地域ぐるみで事件や事故の防止に努める。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町とも早期合併し、各地域と十分論議して取り組む。


桜井 哲雄氏(70)無現

 ◆立候補の動機
 東九州の交流拠点都市づくりに引き続き取り組み、ワンステップ上の元気な延岡づくりを推進する。合併協議会の長として先導的立場にあったため、新たなまちづくりを成功させる責務がある。

 ◆最も訴えたい点
 九州保健福祉大を生かしたまちづくりや大規模複合団地「クレアパーク延岡」の建設、アスリートタウンはじめ地元の特性を生かした地域づくりを進め、全国から人、物、情報が集まる交流拠点都市の実現を目指す。

 ◆独自色の施策
 市全域へのケーブルテレビ網の整備やアヅマヤ跡地の活用を含む中心市街地の活性化、スポーツ施設の整備と歴史民俗資料館の建設。これまでに170人、年額12億円の人件費を削減したが、今後も100人以上、年額10億円の削減を目指す。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町を含めた1市3町の合併が自然な姿。住民の心を一つに、それぞれの地域特性を大切にしながら取り組みたい。


首藤 正治氏(50)無新

 ◆立候補の動機
  市民の目線と経営感覚で、まちづくりの本丸の市政に携わり、元気な延岡を復活させたい。

 ◆独自色の施策
 インターネットや延岡版タウンミーティングなどを通じて積極的な情報公開と情報発信に努めるほか、市政への意見を広く募る「パブリック・コメント制度」を設ける。「お仕着せの自治」から「真の地方自治」へ転換するため、市の各種審議会や協議会への委員を公募する。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町との合併も早期に実施する。さらに周辺自治体と大同団結して特例市(20万都市)の指定を受ける。都市基盤を整備し、東九州の中核都市を目指す。

小田 忠良氏(56)無新

 ◆立候補の動機
 後継者不足の農林水産業、空き店舗が増える商店街、中小企業の倒産など、延岡は危機的状況にある。活力を生むための行政手腕が求められる。市が九州保健福祉大の薬学部新設に20億円の財政支援をしたことは違法ではなくとも、不当であることには違いない。支援が正しかったのか、市民の審判を仰ぐ。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町とは早期に合併すべきだ。均衡ある発展と農林水産業の後継者育成のため、山間地や漁港に実習訓練所を設ける。遠隔地からの通勤通学や交通弱者のため、「市民バス」を運行する。

清水 光氏(71)無新

 ◆立候補の動機
 人口減少、税収減、児童の学力低下、シャッターを下ろした商店街など、今の延岡市はやせ細った枯れ枝のように見る影もない。在任16年の前市長、同12年の現職の市政は一体何だったのか。両市長にのみ責任転嫁するつもりはないが、見過ごせなかった。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町とも早期合併し、各町の特色を生かして活路を見いだす。

2075とはずがたり:2006/01/28(土) 08:36:23
<関東・東京>埼玉県

(・∀・)イイ!!

2006年1月27日(金)
熊谷市と合併協議へ
江南町、30日に申し入れ
http://www.saitama-np.co.jp/news01/27/02p.htm

 大里郡江南町議会は二十六日の臨時議会で、熊谷市との合併協議会の設置を求める決議をした。福田征芳町長が三十日、熊谷市の富岡清市長に協議開始を申し入れる。

 二〇〇四年三月の住民投票で熊谷、大里、妻沼の旧三市町との枠組みから離脱したが、厳しい財政運営を迫られ、単独行政は困難と判断した。富岡市長も受け入れる意向で、両市町は三月議会に合併協設置を提案する見通し。

 決議は議員十二人が提案。投票結果は賛成十三票、反対三票(無効票、白票なし)だった。

 福田町長は「賛成者が多く、安堵(あんど)した」と話した。「住民投票の当時と比べ町民意識は変わっている」とし、二回目の住民投票は行わない考え。昨年六月には、熊谷市との早期合併を求める署名(五千百八十八人分、十八歳以上町民の過半数)が提出されている。

 同町は〇四年十二月にまとめた行革プランの実行に取り組むが、福田町長は「地方交付税の大幅削減が見込まれ、小さな自治体は到底やっていけない」と話した。

 合併期日は来年一月〜三月を目指し、編入(吸収)合併とみられる。富岡市長も「決議を重く受け止めたい」と話し、前向きな姿勢を示した。

 実現すれば、特例市の要件を満たす県北初の二十万都市が誕生する。

 この日の本会議で、広田信也議員は「歳入が落ち込む中で環境、福祉など重要課題に取り組むには今まで以上に経費が必要で、基金と町債に頼らざるを得ない。環境の変化は住民も感じている」と提案理由を説明。

 一方、田中孝則議員は反対の立場から「住民投票から二年足らずでは町を取り巻く情勢は基本的に変わっていない。(決議は)住民の意思に反しており、再び住民投票で意見を聞くべき」と討論を行った。

“復活”は県内初

 県によると、住民投票で合併を反対された市町村が合併協議を復活させるのは県内で初めて。全国でも珍しいという。

 県内では〇一年五月、上尾市が合併問題で全国初となる住民投票条例を制定。同七月の投票で反対票が過半数となり、さいたま市との協議が白紙に戻ったのをはじめ、和光市(〇三年四月)南埼玉郡宮代町(〇四年七月)久喜市(同九月)など、住民投票を受け合併を断念する例が相次いだ。

 県市町村合併推進審議会は昨年の会長試案で、県内を二十市に分割する枠組みを示しており、熊谷市と江南町の組み合わせはこれに一致。両市町の動きは、他地域が協議を再開する“呼び水”になる可能性もある。

2077とはずがたり:2006/01/28(土) 08:39:23
<九州・沖縄>鹿児島県

(・∀・)イイ!!

[2006 01/27 07:25]
市町村合併 屋久島協が再開
9カ月ぶり、推進で合意
http://www.373news.com/2000picup/2006/01/picup_20060127_3.htm

 昨年4月27日を最後に休止していた屋久島地区合併協議会が26日、上屋久町小瀬田の屋久島クリーンセンターで9カ月ぶりに再開された。
 昨年3月、合併議案を否決した上屋久町議会の構成が、住民投票による議会解散などを経て合併推進多数に変わったためで、32回目となったこの日の協議会では、「合併の可否を含む」という文言を削除するなど規約の一部変更の報告があり、合併を目指して協議することを申し合わせた。
 事務局から合併新法の概要や、今後の協議の進め方についての説明があり、意見交換した。
 委員からは「合併するのなら交付税の算定が有利なうちに合併すべき」という意見が大勢を占めた。また、「昨年3月に合意した50の協定項目を踏まえれば、これまでほど時間はかからないはず」などの意見もあった。
 次回は、2月9日に開き、合併の目標期日について協議する。

2078とはずがたり:2006/01/28(土) 08:52:13
<東海>愛知県

ふうむ。奥三河市から東三河市へ,か〜。
東三河市=豊橋市+豊川市(豊川市・宝飯郡)+奥三河市(新城市+北設楽郡)+田原市
かねえ〜

流域一体の協力を切望、奥三河4首長囲み新春懇談会
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=10935
新春懇談会で4市町村長が合併後の奥三河を語る

 奥三河ビジョンフォーラム(田村幹洋理事長)の奥三河4市町村長を囲む新春懇談会は26日夜、新城観光ホテルで開き、「奥三河のゆくえ」をテーマに現状と今後の方向性、ダムや道路の建設による地域発展の可能性を探った。

 田村理事長は「この1年で大きな変化があった。昨春は8人の市町村長出席だった。今年は4人と半減したが、奥三河元年になるのかと思う」とあいさつ、さっそくパネルディスカッションに入った。

 テーマは「奥三河のゆくえ」で、新城市、東栄町、設楽町、豊根村の4市町村の現状と方向性、広域連携のあり方と第二東名自動車道・三遠南信自動車道・設楽ダムの域内3大国家プロジェクトの活用―の3つの小テーマで討論した。

 現状と方向性では、奥三河中心都市の穂積亮次新城市長が「新年度予算編成に入るが、早くも大変厳しい財政運営を迫られる」と述べ、合併による行政改革などの効果が出ないうちに財源不足の大きな壁が立ちはだかっている。

 合併特例債を使っての消防防災センター建設は決定しているが、マニフェストに掲げた新市庁舎建設は「見直しもあり得る」と慎重姿勢。さらに、奥三河基幹病院の市民病院再建にメドをつけたものの、産婦人科の休診に直面しており、新市建設理念である「希望都市しんしろ」の第1歩は重たいものになっているようだ。

 加藤和年設楽町長は「人口減少に歯止めがかからない。都市部との格差は拡大するばかりだ。小泉竹中二人三脚内閣が進める政策で小規模市町村はきしんでいる。県も広域化政策で県事務所の都市集中への流れが心配。豊橋へ集中すれば奥三河は沈没だ」と過疎と高齢化の急速な進展に危機感を募らせている。

 熊谷卓也豊根村長は「合併特例法期限内合併を目指した結果、日本一のミニ合併だった。昨年暮れに飯田へ通じる国道の新トンネルができた。歴代村長が約束してきた都市へ1時間が、県外の飯田市で実現した」と皮肉な現実を紹介した。

 森田昭夫東栄町長は「唯一、合併しなかった。合併は、行政改革なのでいずれは合併すると思う。合併できなかった理由は、道路。風雨などで通行止めになる。隣接自治体との距離が遠い」と奥三河合併のアキレスけんを指摘した。

 今後の奥三河の方向性については、4市町村長ともに「道州制への移行が、予想以上に急速だ。奥三河市から東三河市への段階合併が現実的。医療、教育、福祉のどの部分を考えても流域一体の協力がないと不可能」とさらなる合併を抜きにした自治体運営はない―との認識で一致した。

 当面の奥三河全体の広域連携について穂積市長は、4市町村が財源を有効に使うため重複事業を調整する「政策連合」を形成して乗り切ることを提案した。

 観光を中心にした産業分野では、設楽ダムにできるダム湖を観光資源化、域内観光資源の連携を図って活性化につなげることが重要とし、第二東名、三遠南信自動車道の鳳来インターチェンジが、域外からのアクセスを増やすことに大きな期待を寄せた。

(2006-01-28)

2079小説吉田学校読者:2006/01/28(土) 09:15:55
>>2069
残念ながら、佐倉以東の総武線沿線においては定数を増やしても自民系が取るだけです。
それくらい自民が強い。ていうか、談合体質が根付いています。ここらへんは。
松下政経塾とかいっても、屁の河童であります。(実際、総選挙では谷田川元は空港関係者中心の選挙戦でした)

そして、参院の定数1増なら、ラス1を公明と自民2人目(おそらく保守系無所属)で取り合うことになるでしょう。

2080とはずがたり:2006/01/28(土) 10:59:15
>>2079
まぁ市部で1議席を自民ががちがちで取るよりは2人目を自民公認と保守系自民公認漏れが争って公認漏れが議席を獲得するってことは考えられますしそれだけでも変化にはなります。
勿論自民しか取らなくても現状より強化されるわけではないですし,将来へ向けての非自民系議席獲得の可能性は比べものにならないほど高くなると思いますし。

2081とはずがたり:2006/01/28(土) 10:59:52
追伸
郡部の議席の市部への移動が起きるだけですので定数そのものが増える訳ではないでしょうから

2082とはずがたり:2006/01/28(土) 11:00:04
<南関東・東京>神奈川県

合併期日 新市名 方式構成自治体
2006.03.20相模原市編入相模原市, 津久井郡 津久井町,相模湖町
2007.03.11相模原市編入相模原市, 津久井郡 藤野町

後は城山町だが。。

相模原市と藤野町
合併協定書に調印
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060127/lcl_____kgw_____002.shtml
 相模原市の小川勇夫市長と藤野町の鈴木謙仁町長が二十六日、相模原市内で合併協定書に調印した。今後、両市町は三月定例議会に合併議案を提出し、いずれも可決されれば三月末までに知事に合併を申請。来年三月十一日の合併を予定している。

 合併協議は二〇〇三年七月、藤野町が同じ津久井郡の津久井町などとともに申し入れ、研究が始まった。その後、同年十二月に町議会の意向などで藤野町が離脱。だが、〇四年六月に同町が行った住民投票で「合併賛成」が多数を占め、昨年四月から法定協議会を設けて話し合ってきた。

 紆余(うよ)曲折を経て調印にこぎつけたことについて、小川市長は「これから両住民の良いところを認め合って、時間はかかっても、しっかりと街づくりを進めたい」などと述べた。鈴木町長は「新相模原市の北の玄関口にふさわしい街づくりを進める」などと話した。 (井上 靖史)

=相模原地域合併経緯=
2002/9月山梨県上野原町が藤野町に合併協議を申入れ,藤野町は現時点での越県合併に慎重
 藤野町,相模湖町が東京都八王子市に合併協議を打診,八王子市は特例法期限内での合併は困難として見送り
2003/7/8相模原市,津久井郡城山町,津久井町,相模湖町,藤野町と5市町で研究部会「相模原市・津久井郡4町等広域行政連絡会議市町村合併に関する研究部会」設置
7/22津久井郡4町が相模原市に合併協議を申入れ
2004/1/23城山町,津久井町,相模湖町が相模原市に合併協議を申入れ
2004/2/10相模原市は城山町,津久井町,相模湖町と4市町で準備会設置→藤野町が任意協議会に不参加へ
2004/4/14市町で任意協議会設置
 津久井郡4町での法定協議会設置を求める住民発議,相模湖町,藤野町が可決,城山町,津久井町が否決し不成立
2004/6/27藤野町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(62.4%)」「反対(37.6%)」
8/12藤野町が参加を申入れ
9/27城山町の合併の是非を問う住民投票→城山町長は実施予定日(11/28)が時期尚早として,町議会に再議(再審議)請求→廃案
2004/11/28相模湖町の5市町での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(49.5%)」「反対(50.5%)」
12/9相模湖町長が合併協議継続を表明
2005/1/31津久井町,相模湖町,藤野町が相模原市に法定協議会設置を申入れ
 城山町長は合併特例法期限内での早期の合併や,城山町を除く3市町での先行合併協議に難色
 3市町での先行合併を検討へ
2005/2/15相模原市は津久井町,相模湖町と3市町で法定協議会「相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会」設置
2005/4/1相模原市は城山町,津久井町,相模湖町と4市町で法定協議会「相模原・津久井地域合併協議会」設置「住民発議」
★「相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会」の協議結果
 相模原市と津久井町,相模湖町は飛び地に
 新市名:相模原市(さがみはらし)
 新市役所:現・相模原市役所
2005/3/15合併協定調印式
2005/3/23〜29合併関連議案を3市町が可決
2005/4/1城山町と4市町で法定協議会「相模原・津久井地域合併協議会」設置「住民発議」
2005/4/1相模原市,藤野町の2市町で法定協議会「相模原市・藤野町合併協議会」設置
 藤野町議会は合併に慎重
 相模湖町で合併に慎重な住民による,相模湖町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動
6/12相模湖町の町議会の解散の是非を問う住民投票の結果「解散に賛成(45.2%)」「解散に反対(54.8%)」→解散請求不成立
7/10藤野町長選で合併推進を検討の候補が当選
★「相模原市・藤野町合併協議会」の協議結果
 新市名:相模原市(さがみはらし)
 新市役所:現・相模原市役所
2005/7/11合併関連議案を神奈川県議会が可決
2005/8/12相模原市へ津久井町,相模湖町の編入合併の官報告示
2006/1/26相模原市・藤野町の2市町が合併協定調印式
 合併関連議案を2市町が審議予定:2006/3月議会
2006/3/20相模原市は津久井町,相模湖町と合併予定

2083とはずがたり:2006/01/29(日) 05:38:07
<近畿>京都府

是非実現して欲しいですねぇ・・

合併実現に向け意思統一
宇治市長ら4市町長が会議
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012800126&genre=A2&area=K20

 市町合併をめざす京都府宇治市と城陽市、宇治田原町、井手町の首長が28日、宇治市役所で2回目の会議を開き、4月中に設置する任意協議会に住民代表にも加わってもらい、新市の基本構想を示した上で、住民意向調査を行う方針で合意した。

 久保田勇宇治市長、橋本昭男城陽市長、奥田光治宇治田原町長、汐見明男井手町長が出席。各市町の事務担当者も一時、同席した。

 会議では、4月中に「宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会」(仮称)を設置し、新都市建設の基本構想案を策定する▽全国で2市が合併した先行事例を調査する▽住民意向調査を実施し、その結果を踏まえて法定協の設置を検討する−の点で合意した。

 基本構想案には、人口30万人以上が要件の中核市を目指す方針を盛り込む。4市町の人口は計約29万人だが、土地利用の見直しなどで人口増を図るとしている。

 任意協のメンバーは、自治体ごとに首長と市町議会議長、市民代表2人を出し、学識経験者2人と府職員を含めた計19人とする。市民代表は商工や福祉などの分野から幅広く選考する。

 事務局は宇治市に置き、事務局長は宇治市職員、次長は城陽市職員が担当する。

 会見した久保田市長は「今回は首長間の意見が一致し、合併のラストチャンス。なんとしても成功させたい」と話した。
 この4市町の首長は昨年12月19日に城陽市役所で初めて集まり、今年4月に任意協を設置する意向を申し合わせていた。2002年10月には、4市町を含む7市町が任意協を立ち上げたものの、翌年1月に解散している。

2084とはずがたり:2006/01/29(日) 05:43:14
<近畿>京都府相楽郡

木津ら3町に排除された3町村だが,合併ではなくで連携か。。まぁ3町村で行政の統合が進めば自然と合併の話しも出てくるだろうが。

行政事務 連携で合意
笠置・和束・南山城3町村
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012700224&genre=A2&area=K20

 行政事務の共同化で行財政コスト削減を狙う京都府笠置、和束、南山城の3町村の広域業務連携で27日、3町村の首長と議長らが笠置町内で会合を開いた。連携業務に関する協議会設置や広報誌の共同発行、教育委員会の共同設置などについて合意した。

 主な合意は、今後の広域業務の調整や推進を担う協議会を2006年度に入る4月1日付で発足させることを決めた。協議会の事務局は、3町村などからの計4人で構成し笠置町役場に置く。

 また3町村で1本化した広報誌を4月から毎月発行する▽06年度中に町村教委を共同設置する▽06年度から3年間は新職員の採用を控え、この間に3町村の職員を計20人削減することも決定した。

 今回の協議を受け、3町村では、2月号の広報誌に各自治体の抱える財政面での課題や今後の取り組みを掲載し、住民の理解を求めていく。

 3町村は、日常の行政事務の連携による支出の抑制を狙いに、昨年7月から各町村の助役と府地方課長らが協議を重ねてきた。今月25日に事務レベルでの最終確認を終えていた。
 協議後に記者会見した3町村の首長は「連携してできる業務から臨機応変にやっていきたい」「府には協議会のまとめ役になるような職員の派遣を3町村で要請したい」などと強調した。

2085とはずがたり:2006/01/29(日) 05:43:42

<近畿>京都府相楽郡

木津市ではなく山城市の流れか?以外にも木津町民に木津へのこだわりが少ないのかな?加茂町の人が加茂の名前が無くなるのは淋しいみたいなことかいてたが,加茂なんて地名は京都の神社の荘園だった全国にある地名だし木津でええやんと思うんだけどね。。

最多は「山城」、「京山城」「木津川」続く
新市名称 募集の結果
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012700149&genre=A2&area=K20

 京都府木津、加茂、山城3町合併協議会の新市名称検討小委員会が27日、木津町の町東部交流会館であり、合併で誕生する新市の名称募集の結果が公表された。最多は「山城」で、「京山城」「木津川」などが続いた。同委員会で今後、候補を5つ程度に絞り、3月以降の合併協で決定する。

 名称募集は昨年11月1日から12月10日まで、郵送や公共施設に置いた応募箱へのはがき投かんなどで実施し、町内外から4358件が集まった。

 名称は694種類あり、トップの「山城」は889件で20・4%を占めた。「京山城」が773件(17・7%)で続いた。ほかに100件以上を集めたのは「木津川」246件(5・6%)、「南京都」228件(5・2%)、「恭仁京」169件(3・9%)、「相楽」の106件(2・4%)。このほか「泉川」「京南」「木津」「木の津」などの名称も目立った。
 応募状況の地域別では木津町から988件、加茂町は696件、山城町は724件で3町合計の2408件は全体の55・3%。3町を除く府内からは588件(13・5%)だった。

2086とはずがたり:2006/01/29(日) 05:47:15

<東北・北海道>青森県弘前地域

米沢初雄(57)…前村総務課長・弘前との合併推進派
関 和典(38)…村議会議長・村議1人・「村を良くする会」・木村系村議・自立派

西目屋村長選で関和典氏が出馬表明
村議会副議長、既に出馬表明の米沢氏と一騎打ちの公算
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06012804.html

 西目屋村の前山誠一前村長の辞職に伴う同村長選(二月二十一日告示、同二十六日投開票)に二十七日、同村議会副議長の関和典氏(38)が出馬することを表明した。公約として津軽ダム建設と地域活性化を連携させた施策の推進などを掲げた。市町村合併については「住民投票の結果を尊重する」と、当面は村単独の村政運営を志向した。同村長選は前村総務課長の米沢初雄氏(57)が既に出馬表明しており、両氏による一騎打ちの公算が強まった。

 会見には後援会長の前山秋雄村議会議長と村議一人、村民でつくる「村を良くする会」の三浦敬二代表が同席した。
 関氏は「村の混乱した状況を建て直すために決意した。正常な状況に村を戻したい」とし、津軽ダム早期完成や白神山地の観光振興など七つの公約を掲げた。
 一方、米沢氏が公約の第一に掲げた弘前市などとの市町村合併については「(合併反対票が上回った)住民投票の結果を踏まえ、行財政改革を推進してきたことは事実。村民が自らの考えを示した住民投票を最大限尊重する」と早期の合併を否定する考えを示した。
 関氏は同村出身で青山学院大文学部卒。木村守男衆院議員(当時)公設第二秘書、木村太郎衆院議員地元秘書などを経て村議二期目。二〇〇三年から村議会副議長。

2087とはずがたり:2006/01/29(日) 05:55:34

<東北・北海道>青森県弘前地域

米沢初雄(57)…前村総務課長・弘前との合併推進派 =とは総研(勝手に)推薦
関 和典(38)…村議会議長・村議1人・「村を良くする会」・木村系村議・自立派

西目屋村長選で関和典氏が出馬表明
村議会副議長、既に出馬表明の米沢氏と一騎打ちの公算
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06012804.html

 西目屋村の前山誠一前村長の辞職に伴う同村長選(二月二十一日告示、同二十六日投開票)に二十七日、同村議会副議長の関和典氏(38)が出馬することを表明した。公約として津軽ダム建設と地域活性化を連携させた施策の推進などを掲げた。市町村合併については「住民投票の結果を尊重する」と、当面は村単独の村政運営を志向した。同村長選は前村総務課長の米沢初雄氏(57)が既に出馬表明しており、両氏による一騎打ちの公算が強まった。

 会見には後援会長の前山秋雄村議会議長と村議一人、村民でつくる「村を良くする会」の三浦敬二代表が同席した。
 関氏は「村の混乱した状況を建て直すために決意した。正常な状況に村を戻したい」とし、津軽ダム早期完成や白神山地の観光振興など七つの公約を掲げた。
 一方、米沢氏が公約の第一に掲げた弘前市などとの市町村合併については「(合併反対票が上回った)住民投票の結果を踏まえ、行財政改革を推進してきたことは事実。村民が自らの考えを示した住民投票を最大限尊重する」と早期の合併を否定する考えを示した。
 関氏は同村出身で青山学院大文学部卒。木村守男衆院議員(当時)公設第二秘書、木村太郎衆院議員地元秘書などを経て村議二期目。二〇〇三年から村議会副議長。

2088杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/01/30(月) 21:56:53
何かこの辺りって安易に東京のディベロッパーやプランナーに頼み込んだバブル期の乱開発を彷彿とさせますなぁ・・・・・バブルから何を学んだんだろう?

ホリエモンに夢託したが… 逮捕で地方「がっくり」
http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY200601300202.html
2006年01月30日17時07分

 前ライブドア社長、堀江貴文容疑者は派手な行動で注目を集め事業を拡大した。その行動力と斬新な発想で地方を元気にして欲しいと、前社長には全国各地からお呼びがかかった。しかし証券取引法違反容疑での逮捕で、ホリエモンに託した夢は急速にしぼんだ。

 東京都港区の特殊法人、地方競馬全国協会(地全協)に26日、自治体などでつくる全国公営競馬主催者協議会(全主協)やライブドアの担当者らが集まった。

 ライブドア側は不祥事を謝罪。高知、笠松(岐阜県)、名古屋の各地方競馬の馬券をインターネットで売る事業に向けた検討作業を、一時中断することで合意した。「馬券にかかわる者には高い倫理性が必要」との理由からだ。

 堀江前社長は競走馬ホリエモンなどを所有し、競馬好きで知られる。04年11月にライブドアは高知競馬との提携に合意。笠松、名古屋も同調し、地全協と全主協を窓口役に、システムの仕様や決済方法など事業の枠組みを検討してきた。

 インターネットの利便性に加え、堀江前社長の参入を起爆剤にファンを開拓する。将来は他の地方も……。経営難にあえぐ地方競馬界が描いた筋書きは、主人公の逮捕であっけなく破綻(は・たん)した。

 高知県競馬組合の井上健一管理者は「事件の影響は想像がつかない」。地全協幹部は「わらにもすがる思いだった地方競馬界のショックは大きい」と代弁する。

      ◇

 島根県浜田市などでつくる実行委員会は21、22日に「大いに食を語るin浜田」という行事を計画していた。堀江前社長らを招き、地元で水揚げされるアジやカレイ、ノドグロ(アカムツ)を食べて語ってもらう催しや、干物工場の視察などを予定していた。

 ところが、直前の16日、ライブドアが家宅捜索を受け、宇津徹男市長は17日に延期を決断した。逮捕を受けて、市は中止に傾いている。

 特別な縁があったわけではない。特産の魚を首都圏の消費者にPRする方法を考えていた市と県の担当者が、ライブドアのサイトの「ホリエモンのうまいもん巡り」というコーナーに注目した。「売れっ子の堀江さんのサイトなら、見る人が多いだろう」と昨秋、市の担当者らが上京して協力を取り付けた。

 「急にのし上がった人とは分かっていたが、逮捕されるなんて」。江木弘・市水産課長はPR作戦の練り直しを迫られている。

      ◇

 堀江前社長は04年のプロ野球参入問題で一躍脚光を浴びた。東北6県で公式戦を開催する構想に地元の期待は膨らんだ。その時の提携協議をきっかけに、ケーブルテレビ山形は堀江前社長と親密な関係を築いた。

 昨年10月に開かれた山形国際ムービーフェスティバルで、堀江前社長は選考委員を務めた。同局の関連会社の映画館では、ライブドアの関連会社が500円で映画を楽しめる事業を始めた。

 事件を受け、今年のフェスティバルへの参加辞退を伝えてきた。今のところ他の事業提携は維持する方向だ。ケーブルテレビ山形の吉村和文専務は「堀江氏のいないライブドアは何ができるか、見極めたい」と話す。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2089とはずがたり:2006/01/31(火) 05:37:20
<北関東>栃木県

壬生町長が河内町長選へ出馬かと思ったよ。。
しかし合併を無事まとめ上げて欲しいところ。
壬生町も合併検討しなくて良いのかね?

■ 玉生町長が河内町長選出馬へ 合併実現を主眼
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060131/news_8.html

 六月八日の任期満了に伴う河内町長選で、玉生勝経(かつつね)町長(64)=同町中岡本=は三十日、下野新聞社の取材に対し、同町長選に立候補する意向を明らかにした。玉生町長は「宇都宮市との合併をやり遂げるのが責務と考えている。町の発展につながる合併を目指したい」と話した。

 玉生町長は二期目の政策として、住民などから要望が多い道路など生活基盤の整備や福祉の充実などを挙げた。また高齢者や障害者が利用できる温泉施設整備も「十分に協議検討したい」と前向きな考えを示した。

 玉生町長は宇都宮高から東北大経済学部を卒業し中堅ゼネコンに勤務。二〇〇二年五月の町長選に立候補し初当選し現在一期目。

 同町と宇都宮市は、二〇〇七年三月までの合併を目途に協議を再開。現実すれば、次期町長は約十カ月で失職する公算が大きい。

2090とはずがたり:2006/01/31(火) 07:30:21
<北陸>福井県

被編入3町村併せても1万7千人程だったのかぁ。。

あす新「福井市」誕生
3町村編入、人口は26万9147人に
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20060131/lcl_____fki_____002.shtml

 二〇〇一年から福井市が取り組んだ市町村合併が、あす二月一日に実現する。当初、鯖江市と美山町、清水町、越廼村の五市町村で人口三十万人の中核市実現を目指したが、鯖江市が〇四年に離脱。〇五年二月に三町村の編入合併という形で協定にこぎ着けた。

 この合併で福井市は、人口が二十五万二千二百二十四人から二十六万九千百四十七人に、面積が約三百四十平方キロメートルから約五百三十六平方キロメートルになる。議員定数は、各町村から一人ずつ増えて三九となるが、〇七年の市議選で現在の三六に戻される。

 編入後の旧三町村には地域審議会が置かれ、各地域の住民の声を反映していく。

2091とはずがたり:2006/02/01(水) 10:18:50
<近畿>和歌山県

日高地区の合併協議の経緯
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/wakayama.html#hidaka

御坊と由良が前向きなのか。。

二次合併で
管内5市町(未合併)案を承認
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060130.html

 第4回県市町村合併推進審議会が30日、13市3町に再編する二次合併の組み合わせを承認、木村知事に合併推進構想案を報告した。管内は未合併の御坊、由良、日高、美浜、印南の5市町合併を提示したが、日高、美浜、印南3町は早期合併に消極的で難航するのは必至。知事がいつ協議会設置勧告に踏み切るかが大きな焦点になる。

 組み合わせは、未合併市町村を対象に同一の川沿いなど地理的・文化的なまとまりの生活圏、一次合併協議の経緯などをふまえて6つ提示。管内は日高川町を含めた6市町合併の可能性もあったが、5市町合併に落ち着いた。上坊県市町村課長は「まず御坊市を中心とした未合併の5市町合併を検討してもらい(日高川町を含めた)将来像は地域で考えてほしい」と述べた。
 5市町合併で「都市機能を有する地域と豊かな自然環境を有する地域が一体となってまちづくりを進められる」とし(1)行財政基盤の強化を図れる(2)生活圏域に対応した広域的かつ計画的な各種行政施策の展開(3)日高港を活用した他地域交流の活発化(4)農業・漁業・観光をはじめとする地域産業の振興−の合併効果を挙げている。
 県のヒアリングで御坊市、由良町が広域合併に積極的だが、残りの3町は財政や住民サービスの格差、住民感情などから早期合併に消極的。中でも日高、美浜両町は「(当面の)合併は考えていない」と否定。日高町は「住民投票を視野にいれる必要もある」との見解も示しており、自主的に合併協議に入るのは難しい。
 審議会で委員から「未合併の市町村に限るのはどうか。広域行政をいうなら町はなくしてすべて市にする姿勢がほしい」「残った日高川町、みなべ町、紀美野町はどうするのか。第三次合併が必要になり、もう少し先を見越した構想が必要」などの意見も出され、意見は知事報告に付け加えることで構想案を承認した。
 構想案は新合併特例法に伴う国の基本指針にもとづき(1)自主的な市町村の合併推進に関する基本的事項(2)対象市町村の現況と将来見通し(3)対象市町村の組み合わせ(4)自主的な市町村の合併推進に必要な措置−をまとめている。県が今年度中に策定し、これにもとづき新合併特例法期限内(平成22年度末)の合併推進を図る。
 管内以外の組み合わせは▽橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町▽有田市、湯浅町、広川町、有田川町▽田辺市、上富田町▽白浜町、すさみ町▽新宮市、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町−を提示。県下市町村数は今年4月で30市町村になるが、構想案の組み合わせが実現すれば13市町に再編される。

2092とはずがたり:2006/02/02(木) 04:33:27
こんな制度が有るんですねぇ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/彩の国中核都市

彩の国中核都市(さいのくにちゅうかくとし)とは、埼玉県が制定した「彩の国分権モデル市町村」4種類のうちの1つ。指定された都市は、3箇年で中核市に準ずる事務の移譲を県から受けるが、中核市や特例市といった国の制度とは異なる、県独自の制度である。

1999年(平成11年)3月の埼玉県分権推進計画によって創設された。2004年(平成16年)12月には新たに埼玉県権限移譲方針が策定され、移譲事務の新設・規制緩和や、指定要件(人口)の引き下げなどが行われた。なお、人口要件に満たない市町村はまちづくり分権自治体として一部の事務を移譲することができる。

指定要件
人口 15万人程度以上

※面積などの要件は特にない。埼玉県権限移譲方針の策定以前は人口20万人以上が要件であった。

指定されている都市
所沢市 - 1999年(平成11年)10月指定、 人口336,081人、 特例市
越谷市 - 1999年(平成11年)10月6日指定、 人口315,782人、 特例市
春日部市 - 2000年(平成12年)10月指定、 人口238,499人
上尾市 - 2000年(平成12年)10月指定、 人口220,223人
草加市 - 2000年(平成12年)10月10日指定、 人口236,268人、 特例市
川口市 - 2001年(平成13年)指定、 人口479,986人、 特例市

指定されていないが要件を満たしている都市
さいたま市 - 人口1,176,269人、 政令指定都市であり既により多くの権限を委譲されている
川越市 - 人口333,765人、 中核市であり既により多くの権限を委譲されている
熊谷市 - 人口191,109人
狭山市 - 人口158,096人
新座市 - 人口153,305人

※人口は平成17年国勢調査の「要計表による人口」(速報値)による。

2093とはずがたり:2006/02/02(木) 07:04:01
<東海>静岡県志太地域

藤枝市議 22/24
岡部町議 13/14
焼津市議 13/26
大井川町議 5/16


議員連盟1日発足 合併への機運盛り上げ 志太2市2町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060127000000000017.htm

 志太2市2町(藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町)の議員有志でつくる「志太2市2町合併推進議員連盟」の準備会は26日、藤枝市役所で会合を開き、2月1日に焼津市文化センターで議員連盟の発足式を開くことを決めた。志太合併協議会の解散から1年余りを経て、議員が旗振り役となり、2市2町合併への再スタートを目指す。
 議員連盟には、藤枝市議会からは共産党と病気療養中の1人を除く22人、岡部町議会からは共産党を除く13人が名を連ねる。一方、焼津市議会からは開政会、公明党、新政会の13人、大井川町議会からは5人が参加した。藤枝市・志太郡、焼津市選出の県議5人のうち4人も賛意を表明している。
 この日の準備会では、規約や役員、今後の活動方針を決めた。会長には小柳津治男氏(藤枝市)、副会長には増田円次郎氏(焼津市)を選出。今後は2市2町の首長に合併協議の再開を要請するほか、住民への広報活動や今回参加していない議員への呼び掛けなどを行うという。
 志太地域では、平成15年9月に2市2町の合併協議会が発足したが、同年12月に大井川町が離脱。2市1町で協議を続けたものの、16年12月に焼津市も離脱したため、合併協議会は解散した。
 小柳津会長は「行政主導だった前回の失敗の反省を生かし、2市2町の議員が力を合わせ、合併への機運を盛り上げていきたい」と決意を述べた。(2006/01/27)

2094とはずがたり:2006/02/02(木) 07:04:57
<東海>静岡県

「今は周辺市町を注視」 静岡、蒲原首長会談受け 由比町長
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060131000000000021.htm

 望月俊明由比町長は30日、同日開かれた静岡市と蒲原町の両首長による会談で、由比町と同市の合併に関連する話が出ていることに対し、「飛び地合併の解消に向けた蒲原町長の発言については一定の理解をしている」としつつも、「現在は県による合併指導や周辺市町の様子などを注視しながら町づくりを進めていく時期」という考えを示した。
 望月町長は蒲原町について「今後も同じ静庵圏域の中で変わらぬ連携を図ることが重要」とした上で、同市との合併については「新法期限内での成立を視野に入れるべきだと考えているが、これまでの経緯を踏まえ、合併に対する町内の意識醸成を図ることが欠かせない」などと述べた。
 同町では昨年2月と3月の2回、同市との合併に関連する廃置分合議案が提出されたが、いずれも町議会で否決されている。

合併白紙撤回活動を休止 蒲原町長、議会に態度表明 由比町に再協議要請
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060201000000000018.htm

 石川豊治蒲原町長は31日、町議会全員協議会で住民意向調査の結果を受けた態度表明を行い、静岡市との合併の白紙撤回に向けた活動を休止することを明言すると共に、今後由比町に同市との合併についての再協議を要請していく意向を表明した。
 石川町長は「合併すべき」「仕方がない」と答えた計64・5%の回答者が合併を容認しているという認識を示した上で、「『仕方がない』の答えには、合併で町内を二分した争いはもうやめようという町民の考えもあると思う」と説明。これまでの活動に対して「白紙撤回に向けて協力、支持してくれた方々におわびしたい」と述べた。
 また、合併反対の意見が約35・5%に達し、中でも飛び地合併を不安視する町民の声が多いことに触れながら、「残された2カ月間の使命として、以前から庵原郡としての一体性がある由比町に静岡市との合併の再協議をお願いしていく」という方針を議会に報告した。
 住民意向調査の結果を受け、同市との合併を反対していた議員たちも、「民意をくみ取り、飛び地合併解消に向け努力したい」「消極的な賛成をした人の多くは合併反対だと思うが、今後は町民にとって優位となる交渉をしたい」などの考えを述べ、大半が合併容認の立場を表明した。賛成派議員からは当局に対し、町長の意向を広く町民に伝えるビラの配布やミニ集会の開催要望などが出された。
 そのほか石川町長は2月1日から、町庁舎に取り付けられた合併期日を告示するカウントダウン電光掲示板を再開する意向も示した。

2095とはずがたり:2006/02/02(木) 07:08:36
<東海>静岡県伊豆地方

伊豆市への合併などが出てくるのかな?
西伊豆の伊豆南部との合併への忌避感は強い。
東伊豆町も伊東との合併を選択したりして。。

「住民の声聞く猶予を」 西伊豆町議会が県審議会の合併答申素案協議
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060128084246.htm

 西伊豆町議会が24日、全員協議会を開き、17日に県市町村合併推進審議会答申素案で示された、同町を含む賀茂地区1市5町の合併枠組み案について、対応を話し合った。
 県は素案発表と同時に、3月下旬の同審議会合併構想の発表後は、構想の枠組みから1町でも離脱すると合併後も国、県の優遇は受けられない、とする方針を示している。
 藤井安彦町長は「合併から離脱するなら3月までに意思を示さないと他市町に迷惑が掛かる、と県に早い判断を迫られている」と説明し、「合併したから当面は財政面で保証されているが、今回の大合併に当町だけ取り残されると将来が不安。議会、住民の意見を聞きたい」と述べた。
 町議は議長を除く全員が意見を述べ、将来的な合併の必要性はほぼ認めながらも、「町民は買い物も病院も伊豆市に通う。伊豆南部を中心とした町づくりに当町のメリットはない」「言われるままに早急な判断をすべきでない」などの理由で、13人中12人が合併反対の意思を示した。
 さらに「住民の意見を聞く時間が必要」として合併参加、不参加の判断について、県に時間的猶予を求めていく、との方針で一致した。

2096とはずがたり:2006/02/02(木) 12:18:17
<近畿>和歌山県日高地区

御坊・由良…積極的
御坊市長:「...日高川町が含まれなかったのが残念だが...」
由良町長:「広域合併でより強固な自治体をつくり、未来に向かってまちづくりに取り組むのが理想。」

印南…前向き
印南町長:「一度も合併に消極的と言ったことはない。(二次合併では)論議に参加すると言っている。早期合併が難しいと言ったのは(5市町)全体として難しいと言うことだ」

美浜・日高…慎重
日高町長:コメントを控えた。広域合併は「将来的に必要」としながらも現状は「2度の合併協議の不調から行財政全般の見直しを行い、重点施策・事業を特定することで当分の間は単独行政を維持できるとの結論を導き出した」として単独町政を推進する立場を強調。
美浜町長:広域合併は必要としながらも「一次合併が破たんしてまだ1年半しか経ってなく、単独町政のレールを敷いたばかり。早期合併は難しい」

取り敢えず御坊+由良+印南で二次合併,(新)御坊+日高川+日高+美浜で三次合併って感じでどうよ?

二次合併で
関係5市町長の見解聞く
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060131.html

 県市町村合併推進審議会が30日に提示した二次合併の組み合わせで、管内の関係5市町長に見解や今後の対応を聞いた。御坊市、由良町は推進、印南町は前向きに取り組む意向を示したのに対し、日高町、美浜町は早期合併に慎重な姿勢を崩していない。ただ、知事勧告が出れば無視できないとみられ、県のリーダーシップが大きな鍵を握っている。
 
 柏木征夫御坊市長は「以前から御坊広域圏での広域合併推進を提案してきた。日高川町が含まれなかったのが残念だが、それに近い案が示されたことは評価できる。当初の広域合併よりも規模は小さくなったものの、5市町合併ならスケールメリットも期待できる」と、積極的に推進する考えを示した。
 中井勤由良町長も「御坊市を中心とした広域合併でより強固な自治体をつくり、未来に向かってまちづくりに取り組むのが理想。10年、20年先を見据えれば合併は必要で、県が正式に構想を策定すれば、議会とも相談しながら5市町合併の方向で取り組みたい」と、御坊市同様に推進の立場を明確にした。
 久保井始印南町長は「一度も合併に消極的と言ったことはない。(二次合併では)論議に参加すると言っている。早期合併が難しいと言ったのは(5市町)全体として難しいと言うことだ」と述べた上で「内なる充実(インフラ整備)はある程度めどが立った。枠組みが示された以上は議会、町民の意見を聞きながら前向きに取り組みたい」と明言した。
 中善夫日高町長は「県から詳細な説明を受けてからでないと今後のことを言明するのは軽率」とコメントを控えた。広域合併は「将来的に必要」としながらも現状は「2度の合併協議の不調から行財政全般の見直しを行い、重点施策・事業を特定することで当分の間は単独行政を維持できるとの結論を導き出した」として単独町政を推進する立場を強調。今後の対応は「議会と相談しながら誤りのない対応をしたい」と述べるにとどまった。
 入江勉美浜町長は将来の広域合併は必要としながらも「一次合併が破たんしてまだ1年半しか経ってなく、単独町政のレールを敷いたばかり。早期合併は難しい」と述べた。今後の対応は「構想が示された以上は議論しないといけないが、協議会を設置するかどうかは今の時点で答えられない。近く議会と相談し、住民の意見も聞きながら対応を考えたい」と慎重な姿勢。
 合併に向けた検討課題として財政や住民サービスの格差、住民感情の高いハードルがあり、法期限内(平成21年度末)の合併は難しいとの見方が多い。日高、美浜両町が当面は単独町政でいくことを明確にしている以上、自主的な協議会設置は難しく、難航が予想される。一方で知事勧告が出れば検討する余地も残しており、県の役割に期待する声は大きい。

2097とはずがたり:2006/02/02(木) 22:48:28
>>2012
<中国・四国>徳島県

徳島中核市40万人構想。

「人口40万人規模は不可欠」 徳島市長、中核市構想で強調
http://www.topics.or.jp/Old_news/n05120708.html

 徳島市の原秀樹市長は六日の市議会本会議で、近隣市町村との合併で実現を目指している中核市構想に触れ、道州制をにらみ四国東部地域の拠点都市としての役割が果たせるよう、人口四十万人規模の中核市移行を念頭に置いていることを明らかにした。

 金村工(朋友会)笠井国利(自民党)両氏の質問に答えた。原市長は、松山市など四国の他の県都(いずれも中核市)の人口規模を例に挙げて「徳島市が真の中核市として全国に発信していくためには、人口四十万人規模は不可欠」と強調。「地方分権が進む中、四国東部地域の発展と徳島県全体の利益を考えながら、大所高所から中核市実現を目指していきたい」と意欲を見せた。

 四十万人規模とした根拠については「隣接する市町村すべてとの合併が実現すれば、四十二万人になる」とし、構想の実現に向けて部長級の幹部職員でつくる庁内組織の設置を検討していることも明らかにした。

 原市長はさらに、中核市をにらんだ市町村合併について「損得合併ではなく、県全体の発展につながる戦略的な合併にする必要がある」と指摘。実現には「近隣市町村の理解が欠かせない」とした上で「できる限り早く徳島市の考えを関係市町村に伝え、意見を聞く機会を持ちたい」と述べた。

2098とはずがたり:2006/02/02(木) 23:20:49
<中国・四国>徳島県

宍喰町有林問題で県調停 第2部<1>
「問題先送り」案ずる声も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/4.htm

 「異議、なし」
 来年三月の「海陽町」発足をにらみ、二十三日に開かれた海南、海部、宍喰三町の合併協議会。町同士の言い分が衝突した宍喰町有林の取り扱いをめぐり、県が示した調停案に、首長や町議ら二十一人の委員全員が賛同した。

 現行ルールの改定を望む宍喰町に「勝手な提案」と海南町が拒絶。昨夏に問題が表面化して以来、三町間で最大の障害となっていたテーマだった。県の仲立ちで一応の決着がつき、協議は文字通り〈山〉を越えたようにもみえるが、「決着を先送りしたに過ぎない」と案ずる声も漏れる。
     ◇
 天に向かって、スギやヒノキが伸びる宍喰町の町有林。約三千二百二十ヘクタールの広さは甲子園球場の八百倍以上、四国で最大という。大正時代、町内の十地区と当時の宍喰村が協定し、山林を同村に寄付する見返りに、立木で得た収益の半額は地区の公共事業に充てると決めた。

 現在は、全体のうち九百十一ヘクタールについて木を一回切り出した際にだけ収益が生まれ、その半額を地区の公共事業に利用。二回目以降の伐採で生じた収益は町に帰属している。宍喰町は合併を機に、このルールを「全町有林を対象に拡大、収益の半分は新町の基金に積み立てて、残りは旧宍喰町の公共事業に充てたい」と提案した。

 この申し出に「借金や財産、土地などすべてを新町に持ち寄るのが基本」と海南町が反発。「旧三町の間で不公平感が広がってしまう」(海南町議)という指摘に、宍喰町の担当者は「現在の木の平均樹齢は約四十年。伐採するのは早くても二十年先で、今すぐ、収益につながるわけではない」と説明する。
     ◇
 「一度切り出した後に植えた木の収益の帰属については、合併後、有識者会議を設置して決める」

 一連の合併協議で県が調停に乗り出したのは初めて。合併支援チームは「懸案の協定項目が承認されてよかった。合併に向けて、引き続き努力してほしい」と満足そう。当の平岡建彦・宍喰町長も「互いの妥協点を見いだせた。合併へ大きな前進だ」と評価した。

 しかし、協議会の終了後、委員の中には「問題を後回しにしただけ」と冷ややかな反応も。半年以上を費やして着地点が見いだせなかった難題が、県が介入した直後の会合で一気に決着。ある町議は「どこも財政が苦しく、単独ではやっていけない。合併するには県の提案をのむしかない」とつぶやいた。

 もともと、来月一日には新町となるはずだった三つの町。電算システムの統合で一年延期となったが、ようやく解決した海部小の校舎問題も含め、当初の日程のままでは、合併は〈破談〉になっていただろう。

 三年前、合併協議会の設置をめぐって、全国初の住民投票が施行された宍喰町。賛成票が70%近くを占めた。

 当時、「宍喰の明日を考える会」で事務局長を務めた松浦秀之さん(46)がいう。「三町が一つになることが合併の第一義。『旧〇〇町』という縄張り感覚でなく、海陽町の将来を見据えてほしい」
      ◇
 来月一日、県内で六つ目の市となる美馬市、そして那賀町、つるぎ町が新しく誕生する。大きなヤマ場を迎える〈平成の大合併〉は、順調に進んだケースばかりではない。町同士の綱引きや疎外感に包まれる村、あえて単独存立を選んだ町……。それぞれの「思惑」をたどる。

2099とはずがたり:2006/02/02(木) 23:21:16
<中国・四国>徳島県

過疎進む木沢、一宇 第2部<2>
将来像に希望の明かり
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/5.htm

「慣れ親しんだ郷土と永遠に決別しなければなりません」
 今月二十日、木沢村内の公民館で行われた「閉村式」。中東利延村長(69)が、言葉をかみしめるようにあいさつ文を読み上げた。会場には、地元青年団や高齢者ら村民百二十人も列席。来月一日に鷲敷、相生、上那賀町、木頭村と合併し、「那賀町」となる村の〈最期〉を見守った。

 一九五五年四月、二つの村の合併で誕生した木沢村。それから五十年。同じ合併で、今度は自分の村が姿を消すことになる。村が発足した日から役場に勤め、歩みをともにしてきた村長。涙を浮かべ、「歴史民俗資料館に永久保存します」と村の旗を漆箱に収めた。
      ◇
 剣山をはさんで、木沢村と背中合わせに位置する一宇村。巨樹がそびえる村で生まれ、昨年夏、家業のたばこ店をたたんだという男性がいう。「こんなにさびれるなんて……」。今年八十三歳。「子ども時分には、夢にも思わなんだな」と遠くを見つめた。

 軒先でタバコ葉を乾燥させる農家が点在し、朝六時には一番乗りの客が店にやってきた。そんな時代もあった。今では、七百軒を数えた農家は面影もなく、戦後まもなくに八千人いた人口は千四百人ほどに。半数が六十五歳を超え、高齢化率は県内で最高だ。

 「つるぎ町」と名を変えるにあたり、合併協議会が実施したアンケートでは、村民の三人に二人が「中心部が栄え、周辺部は取り残される」と不安を訴えた。同じ質問でも、本庁舎が座る貞光町は三割、そうめんなどの地場産業がある半田町は二人に一人どまり。疎外感の差が鮮明になった。

 合併特例法では、住民の声の〈受け皿〉として「地域審議会」の設置を定めている。美馬郡の合併協議会でも議論されたが、委員らが「新町の一体感の欠如につながる」と指摘。住民の代弁者である議員任期が在任特例で一年九か月延長されることもあり、設置は見送られた。

 立ち消えになった審議会の代わりにと、「みんなで描いた将来像を新町に引き継ぎたい」と切上悦男村長(59)が村民に村の未来の姿を語ってもらう「将来構想策定委員会」を設置。「巨樹をもっとPRしよう」「スキー場もある」。若い人からも活発な声が続いたことに「合併しても、ふるさとに変わりはない」。少し安心したように、村長は話した。
      ◇
 昨年続いた台風来襲で、老夫婦が土砂に流されるなど、被害が相次いだ木沢村。半年がたった今も、十三世帯が仮設住宅で暮らす。台風の余波で、合併協議も延期を重ねたが、他地区のような波乱もなく、十一月には調印を終えた。

 「五十年で一区切り。終わりではなく、新しい始まりなんです」と二十四歳の青年団メンバー。新町の総合支所として残る村役場の入り口には、「那賀町役場木沢支所」と書かれた真新しい看板が、〈その日〉を待っている。

2100とはずがたり:2006/02/02(木) 23:21:40
<中国・四国>徳島県

勝浦郡上勝町…ゴミゼロ宣言で町作り
那賀郡羽ノ浦町
海部郡由岐町…町職員の給料が高い一方で基金残高は少ない

破たんした協議会 第2部<3>
課の配置、ゴミ問題・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/6.htm

 「もう一度、二町で(合併を)やり直せないか」
 一月二十六日の昼下がり、由岐、日和佐の両町議ほぼ全員が、日和佐の公民館に顔をそろえた。由岐、日和佐、牟岐の三町が「美海町」として三月に合併することを目指しながら、新町の「課」の配置で対立。それまで順調だった協議会は土壇場で空中分解した。破談から数えて五日。〈復縁〉の話し合いが始まろうとしていた。

 由岐町では、昨年秋の住民投票で「合併賛成」が大きく上回った。これに対し、議会は新町設置議案を二度も否決し、協議会からも脱退。しかし、話し合いの場がなくなった後、「これ以上、民意を裏切るのは、どうか」。町議の間では、そんな声が日増しに強くなっていたという。
      ◇
 「ゴミの三十四分別が『ゴミゼロ』につながるんです」
 上勝町にある集会所。神戸大で環境問題を学ぶ大学生で、町の臨時職員の松岡夏子さん(23)が、集まった住民に語りかけた。「ゴミゼロの考えがこの町で受け入れられないと全国には広がらないから」と口ぶりに熱がこもる。

 松岡さんが役場のメンバーに加わったのは、昨年八月。町が進める「ゼロウェイスト」(ゴミゼロ)の理念を全国に紹介するNPOの設立が決まり、その職員募集に応募。全国でただ一人選ばれた。今は、その準備に走り回る毎日。「徳島の山奥から、何かを発信したくて」

 今春、産声を上げる自治体と同様、上勝町も二年前まで、小松島市、那賀川、羽ノ浦、勝浦町と合併のための協議を進めていた。しかし、八か月で破たん。つまずきの一因は「ゴミ」だった。

 新市でゴミ処理をするか、隣の阿南市と行うか。大きな課題となった。急先鋒(せんぽう)は羽ノ浦町。阿南市との合併を望む声が多かったこともあり、この問題をきっかけに不満が噴出した。羽ノ浦町の脱退で協議会は消滅。合併協の破たんは、県内初だった。「結局、各地域が抱えるハンデを調整できなかった」。上勝町の笠松和市町長は振り返る。

 別の四市町が二つの組で合併を模索する中、上勝町は「単独存立」を選んだ。かねてから目玉事業としていたゴミ問題。二〇二〇年には焼却したり埋め立てしたりするゴミをゼロにする――。協議会解散の数か月後には、独自施策として「ゼロウェイスト宣言」を打ち出し、合併との決別を決めた。

 人口はこの四十五年間で三分の一になり、高齢化も速い。財政をはじめ、将来への不安の声もあるが、笠松町長は「窓口事務は誰がやっても同じだが、地域づくりは違う。今の合併は地域をよくする手段とは思えない。自分たちの地域は自分たちで守るしかない」
      ◇
 「相手があれば、もちろん合併したいが……」。牟岐町の池内正勝町長は由岐、日和佐両町は合併する、との見通しを示したうえで、苦り切ったように言葉を継いだ。「今は単独存立しか、選択肢がない」

 もとをただせば、牟岐町に置くことが決まっていた新町の「農林振興課」をめぐって、日和佐町長が「『人員配置では、日和佐さんに配慮する』と言われた」と打ち明けたことが、亀裂の始まりだった。

 しかし、牟岐町は三町の中で職員給与が最も高いが、町の貯金にあたる基金残高は2億円足らずと最低。「給与格差や財政状況を考えると、牟岐とできない」と由岐町議。町では、日和佐町との合併の是非を問う住民アンケートを終え、二十八日にも結果がまとまる。

 合併をめぐる二度目の“住民投票”。「賛成が多数を占めた場合、今度こそ、民意を尊重したい」(兵庫賢敏・由岐町長)としている。

2101とはずがたり:2006/02/02(木) 23:22:08

<中国・四国>徳島県

三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村,三野町,井川町,三好町,三加茂町

├→池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村
|                  ↓
|    池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村,三野町,井川町→●三好市
|                  ↑
│                三野町,井川町
└→三野町,井川町,三好町,三加茂町┴→三好郡 三好町,三加茂町─→●三好郡東みよし町

“遠距離恋愛”の損得<4>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/7.htm

 協議が順調なら、来春には「三好市」「東みよし町」と分かれる三好郡の八町村。県西部のある県議事務所では、早くも三好市の初代市長選が話題に上る。「東みよし町を通る時は、マイクの音を下げなあかんのかな」「三野町専用に選挙カーを用意するってのもな……」

 同じ市内でありながら、他の五町村から離れた〈飛び地〉となる三野町。市長選の選挙区は、三好、三加茂町でスタートする「東みよし町」をまたぐ。三野町役場から、新市の本庁舎となる池田町役場まで約十六キロ。このうち約七キロは「東みよし町」の三好町を通らなければならない。
      ◇
 「交通、通信網が発達した現代。飛び地のデメリットなんてありません」と三野町の竹重義博町長が力を込める。「飛び地になった説明を」という住民の要望で臨んだ会合だったが、会場では、トップの熱弁に首をかしげる姿が少なくなかった。

 七十歳を超えた男性もその一人。長女は三野町内の病院に勤務。三好市に引き継がれるという病院の存続が気がかりだ。「財政、行政サービス、人の流れ……。すべてが池田中心になるはず。『陸の孤島』になってしまうで」と。

 総務省によると、平成の大合併で飛び地の導入を検討しているのは、北海道や鹿児島県など十五例。担当者は「昭和の大合併でも飛び地はあった。国が(飛び地を)不利に扱うことはない」という。

 だが、岡山県は昨年五月、飛び地合併を視野に入れていた勝央町と英田町の協議会に「効率的な行政運営ができるかどうか疑問。重点支援地域には指定できない」と通告。やむなく、英田町は「苦渋の決断」として他の枠組みを選んだ。
      ◇
 三野町が西部合併協への加入を決めたのは、昨年十月。それまでの枠組みを飛び出したことについて、町は積極的に説明会を開かなかった。ある町議は「飛び地の事例を研究する時間すらなく、デメリットも満足に把握していない」。今月には、残り五町村との調印、首長たちは笑顔を見せ、がっちりと握手を交わした。

 合併するなら「町」よりも「市」。財政格差を理由にした井川町の離脱。町が、あえて「いびつ」な形を選んだ舞台裏には、そんな理由が見え隠れするが、ある町議は「特例債の期限を基準にした駆け込み決定。これから、どう影響するか」と顔を曇らせる。

 三好郡の八町村は三年前、合併特例債の期限を見据えて、協議を開始。しかし、各首長の主張がまとまらずに、四町村と四町、六町村と二町と、離合集散を重ねた。そして、ようやく定まった六町村では、新市の名称をめぐって、池田町議会が紛糾。丸三年を費やした話し合いだったが、足並みは、最後までそろわなかった。
      ◇
 「ようやく、ここまで来ることができた。郡全体の合併に向けて、大きなワンステップになる」。今月十四日。合併協議会で会長を務める俵徹太郎・池田町長は飯泉知事への申請を済ませて、安堵の表情を浮かべた。

 結婚を引き合いに出されることの多い市町村合併で、「飛び地」は言わば、遠距離恋愛。「離れているからこそ、成就する」のか、それとも「遠くの親戚(しんせき)より、近くの他人」となるか。

 県内八つ目となるはずの新市発足まで、あと一年。「将来は、二市町が一つに」という声も上がる中、自治体や住民の間に生じた〈きしみ〉をどう解消していくのか。首長たちの手腕が問われている。

2102とはずがたり:2006/02/02(木) 23:22:31
<中国・四国>徳島県

「非合理的」批判の声も<5>
「とりあえず出発するしか」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/8.htm

 戸籍や住民票の申請に訪れた住民らが順番を待つ吉野川市役所の1階ロビー。午後1時になると、「ゴロゴロ」とスーツケースを引きずる大きな音が響きわたる。
 音の主は、同市シルバー人材センターの松浦隆さん(61)と同僚の木内延樹さん(67)。両脇に抱えながら、重そうに運ぶスーツケースには、書類がぎっしりつまる。新しい市になった時、合併前の旧4町村に「課」を分散する分庁舎方式を導入した同市ならではの、4つの役場の間を行き交う〈飛脚便〉だ。

 手際よく軽ワゴン車にケースを積み込むと、2人は次の庁舎に。万一の事故などを想定して、車のドアの鍵は運転中でもロックしたまま。「新しい市のために役に立つことができる。本当にうれしい」。そう誇らし気に語る。
      ◇
 平成の大合併の県内第1号として、昨年10月に誕生した吉野川市。華々しい門出を飾りはしたものの、旧町村ごとに据え置きとなった住民サービスをはじめ、市民からの批判を受けることが少なくないという。「合併はしたけれど……」。市民、そして、市職員の間にも合併効果を疑問視する声が聞かれる。

 中でも、やり玉に挙げられるのが分庁舎方式。職員を対象に、市が1〜2月に実施した調査では、分庁舎制の導入で、「事務事業が合理化されてない」とみる声が42・7%。「合理化された」(7・3%)を大きく上回った。

 分庁舎方式は、合併協議で何度も俎上に上り、「新庁舎を建てるには多額の費用がかかる」ことを理由に導入が決まった。本庁舎を旧鴨島町に置く代わりに、旧山川町は教育、旧川島町は福祉、旧美郷村は林業――とすみ分けて、「地域の均衡ある発展」を重視して配分した。が、逆に事業部門が分散。職員の業務に支障をもたらす原因になった。

 例えば、市道の舗装工事。水道管の敷設工事が予定されている場合では、道路を受け持つ川島庁舎の管理課と、山川庁舎の水道課が協議しなければならない。図面なしでは具体的な打ち合わせができず、担当者が車で数十分も走って相手の庁舎に来ることになる。

 建設部は、鴨島と川島の2か所に課が分割されており、緊急の決裁を受け取るために2庁舎を行き来することも多い。決して円滑にはいかず、ベテラン職員も「合併前は階段を下りるだけで済んだのに」
      ◇
 とかく合併協議では、それぞれが「わが町」への思いを先行させがち。こだわりは、合併が実現した後にも、尾を引く危険性をはらんでいる。

 旧山川町の総務課長として合併の準備に携わった武田彰仁・市企画財政部長は「『わが町のいいところを残したい』と考えて協議を重ねたが、実際に働き始めると、凸凹があるのに気づいた」と認める。

 1日に誕生する美馬市。山あいにある木屋平村役場は総合支所として活用されるが、脇、穴吹、美馬の3町役場には、各課が振り分けられる〈分庁舎方式〉を採用した。美馬町役場は「美馬庁舎」となり、新市の教育委員会、経済部、水道部などが置かれる。

 新しい市の企画財政課長に就任する美馬町の西前清美・総務企画課長(53)は、本庁舎がある穴吹町役場での勤務が決まった。「大なり小なりロスは生まれるはず。不安はつきないが、弱音も吐けない。とりあえず、出発するしかない」。自分に言い聞かせるように話した。
(第2部おわり)
(この連載は田上秀樹、諏訪部敦、二谷小百合、冨野洋平が担当しました)

2103とはずがたり:2006/02/03(金) 10:20:42
<中国・四国>徳島県

最近(>>2097-2104)ちょっと熱い徳島県。
合併しなかった14市町村市町村の動向。

徳島市,名西郡神山町,名東郡佐那河内村,勝浦郡勝浦町,小松島市(5)…徳島を中心とする合併>>2097
鳴門市(1)…鳴門市と板野郡での合併
板野郡北島町,藍住町,板野町,上板町(4)…板野郡内での合併
板野郡松茂町,石井町(2)…合併必要なし(>>2100それぞれ徳島近郊で発展しつつある)
勝浦郡上勝町(1)…当面単独(当面は独自の町作りで行く>>2100)
海部郡牟岐町(1)…合併したいが破談の経緯もあり当分は無理?

> 板野郡五町の多く
この書き方が今一不明だ

10市町村「合併必要」 未定の県内14自治体、慎重姿勢は3町
http://www.topics.or.jp/News/news2006020205.html

 昨年三月までに合併が決まらなかった徳島県内の十四市町村のうち、人口四十万人以上の中核市を目指している徳島市など十市町村は今後合併が必要とし、「必要ない」「当面自立」などの慎重姿勢は三町にとどまっている。一日の県市町村合併推進審議会で県が報告したアンケート結果で分かった。審議会ではこの結果なども参考にしながら、二〇〇六年度中に合併の組み合わせ案をまとめ、知事に答申する。

 調査は県が昨年九、十月に実施。合併の是非や好ましい枠組み、県の合併構想に対する意見・要望などをまとめた。

 合併が必要とする十市町村が、合併に期待するものは<1>行財政基盤の充実・強化<2>行政効率の向上<3>住民サービスの向上・安定的供給<4>地域の資源や特性を生かしたまちづくり−が上位四つ。

 一方、「合併する必要はない」とした石井町は、バランスのとれたまちづくりが進んでいるためだとし、「どちらかといえば必要ない」とする松茂町は、町民の意向や住民密着型のまちづくりが行えることを理由とした。「分からない」と答えた上勝町は、当面は単独でいくが、合併も検討するとしている。

 合併の組み合わせでは、小松島市と勝浦、神山両町、佐那河内村は、徳島市との合併を希望。鳴門市が板野郡五町との合併を示した一方、板野郡五町の多くは郡内での合併を望んでいる。

 県の合併構想に対する要望や意見では「市町村の自主性を十分尊重してほしい」「戦略的合併を検討する上での情報提供や財政・人的支援」「地域のことは地域でできる権限を持つ組織と財源確保ができるようにしてほしい」などが多かった。

2104とはずがたり:2006/02/03(金) 11:05:06
<中国・四国>徳島県海部上灘地区

合併巡り由岐、日和佐町議会が迷走
民意に反し「新町案」否決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/014/6.htm

 〈平成の大合併〉により、県内でも今春、新しい自治体が次々と産声を上げる。県西部の「美馬市」「つるぎ町」、南部の「那賀町」、県央部の「阿波市」。阿南市や小松島市を軸とする組み合わせでも話し合いが順調のようだ。そんな中、牟岐町との三町で、十月の「美海町」発足に向け協議を重ねてきた由岐、日和佐町議会が新町設置議案を否決した。由岐町では、是非を問う住民投票で過半数が「賛成」を示したばかり。「民意」に反する議会の結論に、枠組み自体が見直される可能性も出てきた。土壇場にさしかかっての足踏み。〈迷走〉の経緯と見通しをたどる。(田上秀樹)

 「将来の町づくりを真剣に考えてほしい」

 八日夜、由岐町役場近くの公民館で開かれた町と住民との話し合い。わが町のゆくえを案ずる町内会長ら約五十人を前に、兵庫賢敏町長が、五日の法定協議会でのやりとりを報告した。分庁制とする新町で、牟岐支所に置かれる農林振興課をめぐり、日和佐町と牟岐町の間で〈取引〉があった――などとする内容だ。

 町長とともに、助役や議会で賛否を投じた議員七人も出席。「由岐町抜きでの話し合いがあったようだ」。苦り切って話す首長の胸中とは裏腹に、住民らは「課が一つ減ることで、私たちにどんな利益、不利益があるのか」「住民投票での民意を尊重すべきだ」と声を荒らげた。

 昨年末の議会で、新町設置議案が四―七で否決された由岐町議会。「NO」としたある町議は「この三町では、財政基盤の強化や行政効率化に結びつかない」と理由を説明する。

 その財政事情はどうか。三町の職員一人の年間給与は牟岐町の約402万円に対し、最少の由岐町で約350万円と「給与格差」は50万円以上。財政の健全さを示す経常収支比率も牟岐町の96・4%など、三町とも財政健全化計画の策定が必要な90%を超える。国の「三位一体改革」で地方交付税の削減も見込まれ、自主財源の乏しい各町で、一段と厳しい台所事情となるのは必至。「財政基盤が弱い町が一緒になっても、新しい活力は期待できない」と単独存立を提唱する町議もいる。

 しかし、土壇場で「反対」を唱えた議員らの本音は、別のところにもありそうだ。

 由岐町は当初、阿南市をパートナーに合併を模索した。兵庫町長が「市制を目指したい」「阿南市の動向がカギ」などと発言。町議が阿南市に足を運んだが、阿南市側は「(税制措置の優遇や議員の任期延長など)『アメ』を考えたような安易な合併は必要ない」と回答。阿南市との合併はあえなく消滅し、二〇〇三年二月、三町での法定協議会が発足した。

 ところが、昨年十一月の住民投票告示後になって、三町での合併に異議を唱える町議が全戸にビラを配布。「従来の発言通り、市制実現を目指し、努力するのがリーダーの役割」と訴えた。法定協のスタートから約二年。この間、新町の本庁舎位置や課の配置で三町の〈エゴ〉がぶつかったことが実力行使の背景にあったようだ。

 由岐町と同じく、「反対」が上回った日和佐町議会でも同じような声が上がった。「農業従事者が一番多い日和佐に農林振興課がない」「十五年、二十年後の新町財政の試算を示されていない」。昨年末の議会では、「課の配置や給与格差を調整すべき」と、新町設置議案の継続審議を求める動議が提出されたが、否決された。

 民意との〈ねじれ〉について由岐町は「住民投票の重みを尊重したい」(兵庫町長)として、十四日の臨時議会で新町設置議案を再提案するが、議会は「由岐を抜きにして協議された」(片矢昭文議長)と不快感を示し、可決の見通しは立ってない。十三日に全員協議会を開く日和佐町議会でも「由岐町の成り行きを見守る」(町議)としており、結論は見えないままだ。

 こうした動きに、住民らは「議会は『反対のための反対』をしているだけ。単独存立なら、明確なビジョンを示すべき」「他の二町と協議中の阿南市とは、望めない」と冷ややかだ。一昨年の秋。後に「吉野川市」となる旧麻植郡四町村のうち、鴨島町議会が合併議案を否決した際、飯泉知事は「住民重視の立場から議論を進めてもらいたい」と述べた。

 合併特例法の適用期限は三月末。残された時間は少ない。自治体のプライドや感情論に左右されない冷静な判断。そして、住民の目線に立った〈未来図〉こそが求められているのではないか。

2105とはずがたり:2006/02/03(金) 11:05:49
<中国・四国>徳島県海部上灘地区

食い違い 議会に民意反映されず
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/miumi/main.html
庁舎位置で3町間に溝

 由岐町議会が合併関連議案を否決した瞬間、傍聴していた住民の表情に失望や怒りの色が浮かんだ。同町では十一月、今回の合併の是非を問う住民投票が実施され、投票率64・21%、賛成59・64%という結果を基に、住民の間には合併推進が民意であるという意識があったためだ。

 ■傍聴者ため息

 にもかかわらず、反対議員は「合併しても財政基盤の強化や行政効率化は望めない」「三町職員の給与格差を是正する努力が見られない」。住民投票についても「町の情報提供が分かりづらかった」「投票条例に不備があった」などと主張した。

 賛成議員の「少子高齢化が進み、自主財源の乏しい町の将来展望に立った場合、住民投票の結果を尊重すべきだ」との意見と終始、かみ合わなかった。こうした事態は二十四日の一般質問でもあり「投票率六割のうち、賛成票を入れたのが六割だ。投票を棄権した人と反対票を足せば、賛成の声より多く、投票結果は民意といえない」と言い出す議員もいて、傍聴者からはため息がもれた。

 ■くすぶる不満

 こうした背景には、法定協での協議が最後までこじれた経緯がある。三町は各町議会の議決を得て二〇〇三年二月に法定協を設置。しかし当初から、新町の庁舎問題が浮上。本庁舎位置をめぐり、三町の中間に位置する日和佐町と、海部郡の中間にある牟岐町との間で激しい綱引きが続いた。次第に、日和佐本庁を主張する由岐、日和佐両町と、自町設置を望む牟岐町との間に、感情的な溝が生まれた。

 一年六カ月にも及び停滞した協議を決着させるため、三町の首長と議長が集まり、日和佐を本庁とし、課の分配で牟岐町を優遇する調整案を決めた。その後、協議は急進展。今月十九日、三町が合併協定の調印を済ませ、二十四日には牟岐町議会が三町の先陣を切って「美海町」設置を可決した。しかし由岐、日和佐両町議会内でくすぶっていた牟岐町への「課をとりすぎだ」などの不満や、三町合併そのものの先行きへの警戒感が収まることはなかった。

2106とはずがたり:2006/02/03(金) 11:06:24
<中国・四国>徳島県海部上灘地区

由岐・日和佐町の駆け込み合併調印 住民「特典目当て」と批判
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/020/1.htm

 来年3月末に「美波町」として合併することになった由岐、日和佐両町に対し、住民から「国の特典目当ての駆け込み合併」などと批判が起きている。牟岐町を加えた3町合併を目指した前回協議が破たんした直後、わずか1か月足らずで成立した〈スピード調印〉。いつのまにか進んでいた合併協議に、「民意とは言えない」「町長をリコールすべき」という声も聞こえ始めている。

     (田上 秀樹)

◆説明会に不満噴出◆

 「新町名が決まった経緯がわからない」――。3月26、27両日、日和佐町公民館で開かれた住民説明会で、参加した町民らから不満が噴出した。合併協議会は新町名について両町の計3297世帯の住民を対象にアンケートを実施したが、「約2割が無効回答で、民意とは言えない」などとやり玉に挙がったのだ。説明にあたった町幹部らは、経緯の説明を繰り返すばかりだった。

 「平成の大合併」で両町は2003年2月、牟岐町を加えた3町で「美海町」発足を目指して合併協議をスタートした。由岐町では住民投票で過半数が「合併に賛成」とし、合併協定に調印したにもかかわらず、町議会が「この3町では行政の効率化に結びつかない」などとして、新町設置議案を否決。日和佐町も合併協議会からの離脱を決め、3町がそれぞれ単独での存立を目指すと思われた。

 ところが一転、由岐、日和佐両町は、牟岐町を外した2町だけの合併を狙い、3月4日に協議会を設置。同28日には合併調印式を済ませ、翌日には飯泉知事へ合併を申請する異例の速さで話し合いをまとめた。合併特例法の「特典」が得られるタイムリミットの3月末にぎりぎり滑り込んだ格好だった。

◆水面下で話し合い◆

  実は、3町の合併協議が事実上破綻した直後の1月下旬、由岐、日和佐両町議のほぼ全員が、日和佐町の公民館に集まり、「復縁」を目指して水面下での話し合いを始めていた。参加した由岐町議は「民意を裏切る形で、議会が2度も新町設置議案を否決し、町民に申し訳が立たないと思った」という。

 協議会発足後は、両町長と議会主導で協議が行われ、しかも開いたのは2回だけ。新町名が「美波町」に決まった後、日和佐町民の反発が強まり、民間から選んだ協議会委員2人が辞任したが、それでも合併事務局では「特例法期限内での知事申請を目指す目標が達成できて、スムーズに進んだと思っている」とする。

◆公開質問状を提出◆

 これに対して町内の商店主や主婦ら約60人は先月中旬、住民団体「日和佐を良くする会」を結成し、2町合併の根拠や財政見通しなどを問う公開質問状を近藤和義町長に提出。「ウミガメと薬王寺がある札所として『日和佐』の名前を残してほしい」と、全町民の約6割に当たる3118人分の署名を集めた。今月19日には、町公民館での住民集会も計画している。

 同会代表で、町内で旅館を営む村上茂樹さん(53)(同町奥河内)は「合併特例債頼みの合併にしか思えず、町民無視もはなはだしい」と強い口調だ。

 住民が納得しない「スピード結婚」が果たして長続きするだろうか。次代にしこりを残さないためにも、両町は住民に対する説明責任を果たす必要がある。

2107とはずがたり:2006/02/03(金) 11:21:32
<中国・四国>徳島県海部上灘合併

(最終案迄の経緯は>>1049にも)
>>1046
本庁舎位置で平行線 上灘3町合併協の検討小委(2004/5/15)
一月に提示された「日和佐町に本庁舎を置く」とする兵庫賢敏会長案を支持する由岐、日和佐両町と、「本庁舎を牟岐町に置き、本庁機能を議会事務局と総務部門に絞る」とする牟岐町の委員が、従来の主張を繰り返し、話し合いは平行線をたどった。
>>1046
分庁方式の組織配置まとまらず 上灘3町合併小委(2004/6/9)
提案は、仮に日和佐町が本庁舎となった場合を想定。日和佐には総務、会計など四課と議会事務局、由岐町に地域振興、税務保険など四課、牟岐町に住民環境、福祉、保健介護、消防防災など八課と教育委員会を置くとの内容。
 法定協会長の兵庫賢敏由岐町長が一月に提案した案に比べ、牟岐庁舎の機能が強化されている。
 これに対し、由岐町の委員が反発するなど、牟岐町と由岐、日和佐両町の主張は平行線をたどった。
>>1047
3町合併後の組織配置案報告 由岐・日和佐町議会委(2004/7/21)
修正案以上の妥協しない 合併後の組織配置で牟岐町議会特別委(2004/7/23)
>>1048
上灘3町の組織配置、修正案協議結論出ず 事務所位置検討小委(2004/8/12)
日和佐、牟岐両町の委員が「不満は残る」としながらも修正案に賛成したのに対し、由岐町の委員が「消防防災課は、緊急時の指揮系統を考えると本庁の日和佐町に置くべきだ」などと従来の主張を繰り返した。
>>1048
本庁舎は日和佐町に 海部上灘合併「美海町」誕生へ前進(2004/11/2)
本庁を日和佐町とし、同町に総務部門四課と消防防災課、議会事務局を配置。支所となる由岐町に地域振興、水産振興、建設、保健介護の四課、牟岐町に農林振興、商工観光、福祉、住宅、税務保健、住民環境、水道の七課を置くことにしている。
>>1045
由岐町の住民投票 日和佐町・牟岐町との合併、「賛成」が「反対」上回る(2004/11/28)
>>2111
上灘3町、合併協定書に調印−−日和佐町で(2004/12/19)
>>1353
阿波再編 由岐町議会3町合併議案再度否決(2004/1/15)
>>2104
合併巡り由岐、日和佐町議会が迷走 民意に反し「新町案」否決(2005/1)
>>2105
食い違い  議会に民意反映されず 庁舎位置で3町間に溝
>>2106
由岐・日和佐町の駆け込み合併調印 住民「特典目当て」と批判(2005/3)

大体美海町,美波町,海陽町と気持ち悪い名前が多すぎるんだよ。
海部郡下灘町,海部郡上灘町でええやん。将来は海部市で。

2108とはずがたり:2006/02/03(金) 12:35:34
<近畿>京都府木津地域

おいおい,こういうのって反対の結果とか出易いんだよなぁ。。。

合併の是非で住民意向調査
加茂町「投票方式」で実施へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006020200208&genre=A2&area=K20

 京都府加茂町は2日までに、木津、山城両町との合併の是非を問う住民意向調査を「投票方式」で実施することを決めた。対象は町内に住民登録する18歳以上で外国籍の人も含む約1万3800人。実施要領では「町長は意向調査の結果を尊重する」と明記しており、事実上の住民投票となる。

 同町によると、投票日は3町の合併協議会が合併協定書をまとめた後、町長が調印するまでとし、今年3月から5月にかけての日曜を想定している。投票用紙では合併に賛成なら「○」、反対なら「×」と書く。投票所は選挙時と同じく小学校や町役場など町内8カ所に設置し、町保健福祉センターで即日開票する予定。

 ただ、投票率に当たる「回収率」が50%未満の場合、開票はしない。また、実施要領では「賛成と反対の割合の差が5ポイント未満なら、町長が結果について判断できる」としており、一定の裁量も設けた。期日前や郵送による投票もある。

 難波久士町長は1日夜に町内で開かれた住民懇談会で「回収率が50%未満では民意の掌握が難しいと思う。だが、意向調査で反対が大幅に上回る結果が出たら、わたしは町議会に合併の提案はしない」と宣言した。
 3町合併をめぐり、住民に是非を問うことにしたのは加茂町が初めて。

2109とはずがたり:2006/02/04(土) 11:33:15
<東海>静岡県

なんか議員が保身のために町長のやることにいちゃもんつけてるだけのような気がするぞ。
最終局面で投票してどうすんの?町民の望む方とまず協議しないと。どっちの市長も合併したいって言えば駄目とは言わないんだからさぁ。

新居の合併先決める住民投票 「議会だより」で批判
http://www.shizushin.com/local_politics/20060203000000000019.htm

 新居町議会は3日に発行する議会だよりで、古橋武司町長が実施を目指す合併先を決める住民投票について「本当に合併できるのか担保のない状況。相手先を一方的に選択することになる」と批判した。
 町議会は合併先を決める住民投票をめぐり、意見がニ分しているが、町議会公認の広報紙で批判の姿勢を明確にすることになり、3月定例会の住民投票条例採決でも影響を与えそうだ。
 広報紙は住民投票のタイミングについて「合併協議会での協議終了後」を挙げた。合併協議会で決めた合併条件「合併協定書」に調印すべきかどうか、「住民に最終判断してもらうことができる」として、合併の相手先の同意がない段階での住民投票実施に疑問を投げかけた。さらに「実施のタイミングと条例の内容について、慎重かつ十分な審議が必要」と見解を示した。
 古橋町長は住民投票の選択肢として、浜松、湖西市、単独を挙げている。

2110とはずがたり:2006/02/04(土) 11:34:44
<東北・北海道>福島県

涙ぐましいが,無駄な交際費を削るってのはいいことですね。

町長の交際費を廃止へ 合併しない宣言の矢祭町
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2006020301003113_Politics.html

 合併しない宣言をして自立した町づくりを進める福島県矢祭町(根本良一町長)は3日までに、2006年度予算から町長の交際費を廃止する方針を決めた。3月の町議会に提案する。 矢祭町は「経費削減と支出の透明性を高めるためで、全国でも珍しいのではないか」としている。 町によると、05年度の町長交際費は180万円。議員や民生委員などへの香典(1人5000円程度)や行政関係団体の会合での食糧費に使われていた。今後は町予算から支出する香典は廃止し、町長が個人的に公職選挙法で認められる範囲内で支払うという。食糧費は関係団体を担当する課の予算から支出する。 削減分は保育料や給食費の減額など少子化対策に充てる予定という。
First upload: 2月3日21時50分

2111とはずがたり:2006/02/04(土) 11:42:08
<東海>静岡県志太地域

そもそも大井川町の意向が全く伝わってこないんじゃが,大井川町にその気はあるのん??
あーだこーだ言わずに2市2町でいっとくべし。ぼやぼやしてると岡部が静岡を選択しちゃうかもしれない(どっかで町長が急ぐなら大きな都市(=静岡)に編入合併もあるみたいなこといってた)し。。

まあ藤枝市(=藤枝市+岡部町)+焼津市(=焼津市+大井川町)=志太市でも良いとは思うけど,二度手間だ。

「1市1町」初の言及 焼津市長 段階的合併も視野
http://www.shizushin.com/local_politics/20060203000000000018.htm

 焼津、藤枝、大井川、岡部4市町の志太合併について戸本隆雄焼津市長は2日の定例会見で、「段階を追うことも視野に入れていかなければ」「2市2町でいければいいが、そうでなければ、1市1町ということもあるだろう」と1市1町の枠組みの可能性に初めて言及した。
 紆余(うよ)曲折を経ている志太合併で戸本市長はこれまで、「1市1町(での合併)はない」と言明していた。今回の発言は、焼津市の合併協離脱から1年余りを経る中で、枠組みの考え方が従来とは変化していることを示唆している。
 2市2町枠の早期合併を目指す4市町の議員らが1日に「志太2市2町合併推進議員連盟」を発足させ、焼津市からも市議の半数に当たる13人が加盟した。同連盟があくまで2市2町枠の早期合併を志向する場合には、戸本市長の“段階容認論”と相いれない点が生じるが、「見解が違うということ。平行線に終わっても仕方ない」(同市長)としている。
 市内には、2市2町合併推進論のほかに、一部業界団体などが志向する大井川町との1市1町合併論もあり、枠組みのコンセンサスは得られていない。
 今後の進め方について同市長は「機が熟せば自治会、商工会議所などと会合を持ち、意見聴取したい。ムードが盛り上がれば4人(の首長)でよく話し合いたい」とした。同市長によると、焼津市の離脱で志太合併が破綻した後、合併を議題にして4首長が会合を持ったことはないという。

2112とはずがたり:2006/02/04(土) 12:16:05
<九州・沖縄>宮崎県
大胆ですねぇ〜。何処まで実現するかだな。
合併後の地図は画像掲示板の方を参照されたし。

市町村合併:県内を10自治体に 合併推進構想素案を発表−−県審議会 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000161-mailo-l45

 県は2日、県内を10市町にまとめる「県市町村合併推進構想」(仮称)の素案を明らかにした。昨年4月に施行された合併新法に基づいた構想で「平成の大合併」をさらに進めていく。県のホームページなどを通じ、市民の意見を聞くパブリックコメントも6日から1カ月間実施し、今年度中に最終案をまとめる。
 素案は学識者や首長らでつくる県市町村合併推進審議会で示された。委員からは「合併したばかりで(次の合併を検討するのは)現実的でない」「地域が寂れるのが不安」といった意見が出た。
 枠組みは次の通り。
 高千穂・日之影・五ケ瀬町▽北川町、延岡市▽日向市、門川・美郷町、諸塚・椎葉村▽西都市、西米良村▽高鍋・新富・木城・川南・都農町▽宮崎市、清武町▽国富・綾町▽都城市、三股町▽小林・えびの市、高原・野尻町▽日南・串間市、北郷・南郷町。[谷本仁美]
2月3日朝刊
(毎日新聞) - 2月3日13時1分更新

合併推進 県内10市町へ 県が構想の素案を公表 2010年までに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000009-nnp-l45

 昨年四月に施行された合併新法に基づき、市町村合併推進構想の策定作業を進める県は二日、新法期限の二〇一〇年三月までに進める合併の組み合わせとして、県内自治体を十市町とする素案を公表した。六日から一カ月間、素案に対する県民の意見を聞くなどして検討し、三月末までに構想を決定する方針。

 県内では、昨年三月までの旧合併特例法で、四十四市町村から三十一市町村(今年三月末時点)になる。国の方針を受け、県はさらなる合併を働き掛けていく考え。

 素案は、八市二町(高千穂町・日之影町・五ケ瀬町、国富町・綾町の二地域は、合併後人口が三万人未満のため町)。

 県は今後の人口減少を見越し、(1)人口一万二千人未満の町村(2)生活圏域の一体性が認められる市町村―を基準に、地域の歴史的・文化的つながり、これまでの合併に向けた取り組み状況を考慮してまとめたという。

 将来の望ましい姿として、さらに、延岡地域と西臼杵郡▽児湯郡と西都市地域▽宮崎市と東諸県郡―で合併し、県内が七市となる姿も示し
た。

 素案は、この日開いた県市町村合併推進審議会(会長=浜野祟好・宮崎公立大学長、十四人)に提示。素案については了承したが、委員からは「合併は必要。県の合併パターンを早急に地域に示し、議論を深める必要がある」という賛成意見の一方、「合併したからといって、高齢者や少子化対策がうまくいくとは思えない。山間部の位置付けをどう考えているのか」などの質問が出た。
(西日本新聞) - 2月3日2時19分更新

2113とはずがたり:2006/02/04(土) 12:24:07
<北陸>石川県

特に目新しい話題はないが一応貼り付け。

市町村合併:県内、19市町に再編 すべて対等合併 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000251-mailo-l17

 1日に新「輪島市」がスタートし、一連の県内の「平成の大合併」はひとまず終了した。「輪島市」は新たに誕生した10番目の自治体となる。これで石川県は41市町村が19市町に再編された。
 県内には、04年2月以前、8市27町6村の計41市町村があった。04年3月1日に、高松、七塚、宇ノ気の3町が合併して「かほく市」が誕生。これを手始めに、新「七尾市」、「能美市」「白山市」「宝達志水町」「中能登町」「能登町」、新「加賀市」、新「志賀町」が相次いでスタート。新「輪島市」の誕生で、10市9町の計19市町になった。
 合併の形式は「吸収」と「対等」があるが、県内はいずれも対等合併。旧市町村の法人格は消滅し、新しい市町が始まる形をとっている。七尾市と加賀市、志賀町、輪島市は、合併前と同じ名前だが、新しい市がスタートしたことになる。
 この再編で、県内に六つあった「村」が消えた。白山ろく周辺の5村は白山市に、奥能登の柳田村は能登町となった。
 また、郡の再編もあった。珠洲郡だった内浦町が、鳳至郡の柳田村、能都町と合併し、能登町となった。両郡は統合され、能登町と穴水町をエリアとする「鳳珠郡」が誕生した。
 県内の合併は比較的スムーズに進んだが、失敗したケースも。穴水町と門前町は法定合併協議会を設立。05年3月に合併して「鳳町」となることまで決まっていたが、門前町内で輪島市との合併を目指す動きが強まって頓挫。単独町制を続けることになった穴水町でも、1月の町長選で改めて合併を推進するとした候補が当選しており、今後新たな合併話が持ち上がる可能性もある。[池内敬芳]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇新市町名(旧市町村名)
珠洲市※
輪島市(輪島市、門前町)
能登町(能都町、柳田村、内浦町)
穴水町※…合併を目指す候補が当選(想定相手は輪島市か?)
志賀町(志賀町、富来町)
七尾市(七尾市、田鶴浜町、中島町、能登島町)
中能登町(鳥屋町、鹿島町、鹿西町)
羽咋市※
宝達志水町(志雄町、押水町)
かほく市(高松町、七塚町、宇ノ気町)
津幡町※
内灘町※
金沢市※…政令市を目指すも合併相手居らず
野々市町※
白山市(松任市、美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村)
川北町※
能美市(根上町、寺井町、辰口町)
小松市※
加賀市(加賀市、山中町)
 ※は、合併しなかった市町

2月2日朝刊
(毎日新聞) - 2月2日15時0分更新

2114とはずがたり:2006/02/04(土) 12:30:34
<北関東>群馬県

市町村合併:高崎市と榛名町、10月めどに−−第1回法定協は来月8日 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000043-mailo-l10

 高崎市と榛名町の合併協議に向けた打ち合わせ会議が27日、同市役所で開かれ、第1回法定合併協議会と合併協設置会議を2月8日開催と決めた。県内最大の34万人都市を目指し、10月をめどに合併を実現する方針。
 法定協の設置は高崎市が04年7月23日、榛名町が同8月11日に議決。その協議規約が存続しているため、両市町代表による事前協議はスムーズに運び、正式に法定協の設置を決めた。
 第1回法定協では今後の具体的な協議項目や日程を決める。法定協設置会議では首長同士による正副会長の役員人選や経費負担などを決定、両首長の法定協設置に関する協議書の署名がある。
 松浦幸雄市長は「榛名町との協議が本決まりになって良かった。理想的な市の姿になり、一体感の醸成にもつながる」などとコメントした。[深谷徹夫]

1月28日朝刊
(毎日新聞) - 1月28日16時21分更新

2115とはずがたり:2006/02/04(土) 12:33:14
<中国・四国>岡山県

まぁこれは解ってた事>新市名は「岡山市」
巧く行くと来年の1月には合併実現かな??>一番早い瀬戸町長の任期満了が来年の1月23日
瀬戸町民はいらんことせんで良し!

みにニュース:新市名は「岡山市」 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000257-mailo-l33

 岡山市と建部、瀬戸両町でつくる第2回県南政令市構想合併協議会が26日、建部町で開かれ、合併後の新市の名称を「岡山市」とし、市庁舎も現行通りとすることを決めた。合併期日は決まらなかったが、一番早い瀬戸町長の任期満了が来年の1月23日であることや、電算事務の統合に半年かかることなどが報告された。

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日17時20分更新

市町村合併:住民投票求め、有効署名1476人−−瀬戸町選管告示 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000246-mailo-l33

 住民グループ「瀬戸町を愛する会」(井本丈夫会長)が、岡山市、建部町との合併の是非を問う住民投票の実施を求めて再提出した署名簿について、瀬戸町選管は24日、有効1476人、無効54人と告示した。法定数(有権者の50分の1=244人・12月2日現在)を満たしており、縦覧期間内(25〜31日)に異議がなければ本請求される。

1月25日朝刊
(毎日新聞) - 1月25日17時20分更新

2116とはずがたり:2006/02/04(土) 12:36:20
<関東・東京>埼玉県

市町村合併:熊谷市との合併協設置決議、江南町議会が可決 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000105-mailo-l11

 ◇07年3月までに編入めざす
 江南町議会は26日、臨時議会を開き、熊谷市との合併協議会の設置決議を賛成多数(賛成13、反対3)で可決した。これを受けて、福田征芳町長は3月の定例議会に議案を提出して同協議会を設置し、07年3月までの編入合併をめざす考えを表明した。福田町長は30日にも熊谷市長らを訪れ、合併協設置を求める。
 同町の合併をめぐっては03年、旧熊谷市など1市3町の合併協に加わったが、04年3月の住民投票で合併反対票が賛成票を上回り、同合併協から脱退した。しかし、05年6月には合併に賛成する住民らが住民投票の資格を持つ1万87人の半数を超える5188人分の署名を同町長に提出していた。
 住民投票の再度実施については福田町長は「署名が住民投票の有資格者の半数を超えており、必要ないと考えている」とした。熊谷市の富岡清市長は「江南町議会の強い意思が感じられる。重く受け止めたい」と話した。[山崎征克]
1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時26分更新

2117とはずがたり:2006/02/04(土) 12:41:59
<北陸>石川県

能登島はあんな狭くて人もろくに住んでないような島のくせに橋が二本も掛かっていて非常に優遇されている。その上税金まで安いとはなにごとか?!ふざけて居る。能登島だけ先行して0.1%上げて何が悪い。もっと絞れるだけ搾り取っても可笑しくない筈である!

2006年1月26日更新
合併時の約束どこへ 能登島地区 七尾市が固定資産税率上げ案 地域審委員が反発
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060126003.htm

 七尾市の合併に際して四市町で交わされた合併協定書に、能登島地区は五年間1・4% に据え置くことが明記されている固定資産税率をめぐり、同市は二十五日、引き上げを盛 り込んだ「行財政改革プラン案」を能登島地区地域審議会に示した。席上、財政難を理由 に理解を求める市側に対し、地区代表の委員は「一度決めた協定は尊重すべき」などと反 発。合併後一年あまりで浮上した協定項目の見直しに総務省も「全国でも例がない」と困 惑している。

 市が示した案では、二〇〇七年度から能登島地区の税率1・4%を他の三地区(七尾、 田鶴浜、中島)と同じ1・5%に引き上げ、〇八年度以降には一律1・6%に引き上げる 。実施されれば、〇七年度で約九百十万円の増収となる見込み。市内で異なる税率を統一 する内容だが、実現には合併協定項目の見直しが必要となる。

 能登島地区は合併以前、旧能登島町時代から他の旧三市町より低い1・4%の税率だっ た。合併協議では、〇八年度まで現状のまま据え置くことで合意し、谷本正憲知事立ち会 いのもと〇三年十一月に合併協定書を調印した経緯がある。

 能登島地区地域審議会で市側は、「三位一体改革で予期せぬ九億円の歳入減があった」 と説明、税率引き上げの二年前倒しを求めた。これに対し、地元委員側は「調印から二年 あまりで、予期せぬ事態に陥るとは理解できない。見通しが甘かったのか」などと反論。 「財政難なら他地区も同時に0・1%税率を上げるのはどうか。能登島の優遇は変わらず 、納得できる住民も多い」との提案も出された。さらには、「簡単に変更できるのなら、 合併協定書の意味がない」と合併協定項目の見直し自体に疑問を投げ掛ける意見さえ出た 。

 総務省によると、合併協定書の拘束力を明確に定めた法律はないが、「内容は原則、尊 重されるべき。仮に変更するなら、地域住民との十分な話し合いが必要だ」(同省自治行 政局市町村課)としている。

 審議会に出席した中畠三雄助役は「協定書の順守はわれわれも心得ている。委員の意見 を参考に、理解が得られるよう努力する」と話した。

 このほか、審議会では▽軽自動車税の引き上げ▽下水道使用料の引き上げ▽全期前納報 奨金の廃止―の三項目が示され、委員は大筋で認めた。

 市は審議会での意見や市民アンケート結果を反映させ、来月中に行財政改革プランを正 式決定する。

2118とはずがたり:2006/02/04(土) 12:42:34
<東北・北海道>福島県

安達太良山は安達郡からきてるんですねえ。今更ながら気付いた。

市町村合併:来年合併目指す2町村、新市名は「本宮」 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000091-mailo-l07

 来年1月1日に対等合併する方向で協議中の本宮町と白沢村の合併協議会が25日、本宮町内で開かれ、新市の名称を「本宮市」とすることを決めた。両町村民から新市の名称を公募し、約2000人が応募した。事前に絞り込んだ「本宮市」「あだたら市」「あぶくま市」「北郡山市」「宮沢市」の五つから、37人の委員が投票した。その結果、過半数の23票を得た「本宮市」が新市の名称に決まった。[西嶋正法]

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時16分更新

2119とはずがたり:2006/02/04(土) 12:46:06
<東北・北海道>秋田県

いちびり藤里の単独町制もしゃらくさいが,その後は7市町村で話は進んでいたのであって,現実には白神市という新市名に能代が反撥したのがでかいのではn?

消防組合:能代山本地区の8市町村、3組合を統合へ 合併破たんも効率化狙う /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000084-mailo-l05

 能代山本地区8市町村にある三つの消防組合が3月1日付で統合し、広域化される。関連議案が24日の能代市議会で可決されたのに続き、近く各町村議会でも議決し、消防一元化にゴーサインが出される見通し。8市町村による合併は破たんしたものの、消防では「組織拡大による効率化」を図ることになった。
 構想によると、能代・八森・峰浜3市町村、二ツ井・藤里2町、琴丘・山本・八竜3町がそれぞれ独自につくる3消防組合を2月末で解散し、統合後の消防と救急業務については、既存の能代山本広域市町村圏組合が引き継ぐ。本部は能代市に置き、4署2分署3出張所体制とする。職員定数は219人。
 同市町村圏組合は、昨年4月の組合理事会で消防と救急業務の一元化を目指すことで合意したのを受け、自治体の合併の有無にかかわらず、消防の広域化について検討を進めている。8市町村の合併構想は当初、「全市町村参加」を条件に協議が行われたが、藤里町が単独立町を表明したのをきっかけに破たんした。[田村彦志]
1月25日朝刊
(毎日新聞) - 1月25日16時10分更新

2121とはずがたり:2006/02/04(土) 13:06:02
<東海>静岡県

2市2町の枠組みを推進して行くべき県が何やってんの??

市町村合併:富士地区合併審、2市1町枠で 富士川町不在に疑問の声  /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060204-00000022-mailo-l22

 2市2町の合併枠組みが浮上している富士地区で、富士川町を除いた富士市・富士宮市・芝川町の2市1町の有識者らによる「第1回富士地区広域市町村圏計画審議会」が3日、富士市役所で開かれた。同地区では先月、県の諮問機関が「富士市と富士川町」「富士宮市と芝川町」の合併を推進する答申素案をまとめており、対象自治体であるはずの富士川町不在の開催に委員からは疑問の声も上がった。
 同審議会は1972年に設立された諮問機関。2市1町の枠組みは設立時に県が制定したが、30年以上経ち合併推進地域が変化した現在もこの枠組みは変更されていない。
 審議会の冒頭、同協議会会長の鈴木尚・富士市長が委員21人に委嘱状を交付した後、審議を開始。県の素案の発表直後との事情もあり、委員からは「今後、富士川町とどう調整していくのか」などの質問が相次いだが、3地区が連携を深めていくことを確認して終了した。[賀川智子]
2月4日朝刊
(毎日新聞) - 2月4日12時0分更新

2122とはずがたり:2006/02/04(土) 13:20:18
<東北・北海道>岩手県

中核都市後も合併推進 盛岡市長
ttp://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m01/d07/NippoNews_5.html

 盛岡市の谷藤裕明市長は玉山村との合併直前の6日、岩手日報社のインタビューに対し、50万人都市構想の実現について「中核市移行後に4町村(矢巾、紫波、雫石町、滝沢村)に声を掛けたい」と、積極姿勢を示した。合併後の重点施策は地域間競争を勝ち抜く「選ばれるまちづくり」を挙げ、玉山地域に「市北部の拠点」を形成して定住人口の拡大を図る考えも明らかにした。(聞き手は吉田誠一報道部長) 

盛岡市は10日、玉山村との編入合併により、人口が中核市要件の30万人を超す。2008年4月までの移行を目指している。

 谷藤市長は自身が掲げる50万人都市構想について「玉山村との合併を近隣の皆さんも注目していると思う。一つの成功事例として流れを見てもらい、機運が高まれば大きなうねりになる」と語り、今回の合併を新たな広域行政推進に向けた一歩とする考えを示した。
 新たな合併協議の相手は「基本ベースは盛岡広域圏が一つになること」と矢巾、紫波、雫石、滝沢の4町村を挙げた。協議開始スケジュールについては「首長の改選期などそれぞれの事情もある。中核市移行後にタイミングが出てくるだろう。最初の経緯から考えて、呼び掛けるとすれば(4町村)一緒だ」と特定町村と段階的に進める考えはないことを強調した。
 今回の合併後の市政については「平成の大合併で地域間競争が激しくなる。選ばれるまちづくりが必要で北東北の要の県庁所在地として全国に発信力のある街にしたい」と述べた。
 特に玉山地域について「石川啄木の生誕地、岩洞湖などの観光資源を活用して市全体の発展につながる施策を展開したい」とし、定住促進のため「渋民、好摩など駅周辺を中心に居住環境の整備を進めたい」と述べた。

2123とはずがたり:2006/02/04(土) 13:26:59
<九州・沖縄>鹿児島県

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 12/03 07:31]
http://373news.com/2000picup/2005/12/picup_20051203_4.htm
新合併法対象市町村 鹿県が新支援プラン
年度内策定へ/一体感図る施策重点
 鹿児島県は2日、新合併特例法下で合併する市町村を対象に、新たな支援プランを2005年度末までに策定する方針を明らかにした。中心部への道路整備など合併市町村の一体感を図るための施策を重点的に支援する。同日の県議会代表質問で自民党の永田憲太郎議員(鹿児島市区)の質問に伊藤祐一郎知事が答えた。
 伊藤知事は、県の支援プラン策定について「現在、財政支援、人的支援、事業支援のそれぞれを検討中」とした上で、一体感を図る支援の必要性を強調した。合併構成自治体をつなぐ道路の整備、交流施設の整備といったハード事業のほか、交流イベントなどソフト事業も支援対象とする見込み。
 県市町村合併推進室によると、旧法下では合併特例交付金の対象だった合併前の電算システム統合経費などが新支援プランからは外れ、支援規模が縮小される。さらに、新法下による06年度以降の合併は、05年度までの旧法下では合併に至らなかった地域で、市町村間の感情的な対立解消などが課題となっているため、県は一体感をつくり出せるよう従来の支援プランとは視点を変えた。
 同日の代表質問で、境勉総務部長は旧法下での合併特例交付金の交付状況を説明。03、04年度に交付した額は15億7000万円で、交付最終年度となる09年度までに計117億円になる見通しを明らかにした。
 旧法下での特例交付金は1合併につき5億円から10億円で、合併前の電算システム統合経費や庁舎改築費など各種ハード事業に利用できる。

2124とはずがたり:2006/02/04(土) 14:48:01
<東北・北海道>青森県

●野辺地+平内+横浜+六ヶ所←六ヶ所村の意向が鍵だな。。平内は青森との合併を選択する可能性もある。。
●弘前+大鰐+西目屋+鰺ヶ沢←西目屋は村長選が注目,鰺ヶ沢は最近弘前と合併したいって声が聞こえてこないけどうなっているのかな?
●五戸+新郷←五戸が嫌がっているのが鍵

2005年12月21日(水)
未合併21首長が「合併必要」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1221/nto1221_7.asp

 県は二十日、旧合併特例法下で合併が行われなかった二十三市町村の首長を対象に十一月に実施した合併に関する意向調査の結果を公表した。町長が交代する階上町を除いた二十二市町村のうち、「合併は必要」「合併検討は必要」と答えたのは二十一市町村に上った。地方分権の進展や厳しい財政事情を背景に、温度差はあるものの合併は避けて通れないとの認識が首長に浸透していることが浮き彫りになった。大間町は近隣三町村で法定協議会を設置しているが、調査で同町だけが「必要ない」と回答した。

 意向調査結果は同日、青森市で開かれた第二回県合併推進審議会で示した。県は本年度をめどに合併推進構想を策定し、合併の動きが出てきた地域から段階的に構想に追加する。調査結果は構想づくりの参考にする。

 「合併(検討)は必要」と回答した自治体のうち、合併(検討)時期は「可能な限り速やかに」が五町村、「新合併特例法の期限(二〇〇九年度)までがめど」が八町村、「一〇年度以降」が七市町村だった。

 また、合併(検討)する範囲について「生活圏のつながりの深い近隣同士」と答えたのは十二町村で、六割に上った。このうち新郷村は五戸町を、野辺地町は平内、横浜、六ケ所の三町村を、横浜町は野辺地、六ケ所の二町村を、大鰐町は弘前市を合併相手に考えている。


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