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繊維スレッド
1
:
荷主研究者
:2003/09/24(水) 00:11
繊維関係の話題を今だからこそ熱く語り明かすスレッド。
日本化学繊維協会
http://www.fcc.co.jp/JCFA/index_j.html
信州大学繊維学部 繊維関係のリンク集
http://coe.shinshu-u.ac.jp/links/industry_j.html
381
:
とはずがたり
:2014/06/13(金) 23:41:27
名門繊維と云えば鐘紡。と思ったけど,成功している東レなんかは既に繊維臭がしなくなっているということか。。
名門ユニチカはなぜ「脱繊維」「構造改革」に取り残されたのか…金融支援も先行き不透明の“崖っぷち”
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140613/wec14061307000002-n1.htm
2014.6.13 07:00
かつて日本経済を牽引した繊維産業の名門、ユニチカが、主力取引銀行に金融支援を要請した。構造改革に取り組むと平成27年3月期連結業績で370億円の最終赤字になり、160億円の債務超過に陥る見通しになったのが理由だ。中国などからの輸入品との競争で経営が悪化する中、安江健治社長は「成長分野への投資が不十分だった」と語った。昭和39(1964)年の東京五輪で「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーボール選手を多数輩出し、女優の米倉涼子さんらをマスコットガールに起用して話題を集めた企業に何があったのか−。
支援なければ債務超過
「数十億円の営業利益では設備投資も少しずつしかできない。そのスピードは時代が許さない」
金融支援という道を選んだことについて、大阪市内での会見で、安江社長はこう説明した。
金融支援は、借入金を株式に振り替えてもらう方式を採用する。議決権がない代わりに優先して配当を支払う「優先株」を総額375億円分発行。このうち275億円分は三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ信託の3行が引き受け、3行は債権の代わりに優先株を持つことになる。
100億円分は日本政策投資銀行などが出資する投資事業組合が引き受け、資金は設備投資に活用。スマートフォン(高機能携帯電話)向けの樹脂製品などを強化し、経営の立て直しを図る考えだ。
同時に、経営責任を明確にするため安江社長が取締役相談役に退き、後任に注連(しめ)浩行取締役常務執行役員が就任する人事を発表し、安江社長は「財務面、資金面で一定の枠組みができたということで一つの区切り。ある意味けじめをつける」と進退の意味を語った。
繊維産業の凋落
経済産業省によると、日本の繊維産業の製品出荷額は平成3(1991)年の12兆8500億円がピーク。以降は減少を続け最近では3分の1以下に落ち込んでいる。国内需要の減少とともに、割安な中国製品などとの価格競争で日本の繊維各社の経営環境は急速に悪化した。
そうしたなか、ライバル各社は過去に蓄積した資産を使い、新規分野での積極的な研究開発やM&A(企業の合併・買収)などで事業の多角化を進めた。
業界最大手の東レは、自動車や航空機の構造材に使われる炭素繊維を開発。鉄の4分の1の軽さで10倍の強度を持つ炭素繊維だが、開発当初は航空機などに使えるだけの条件を満たすことはできなかった。それを釣り竿とゴルフクラブに使ったところ大ヒット。投資回収をしながら炭素繊維の性能を向上させたことで知られ、いまや榊原定征(さだゆき)会長が経団連会長を務めるなど日本のモノづくりの代表的な存在となっている。
382
:
とはずがたり
:2014/06/13(金) 23:41:50
>>381-382
一方、東洋紡は本業の繊維が不振にあえぎ、「1日1億円の赤字」を垂れ流していた11年ごろ「脱繊維」を掲げて構造改革に着手。繊維事業を大幅に縮小しながら、繊維技術を応用した多角化に取り組み、フィルムやバイオなど非繊維事業を強化した。
また、帝人も炭素繊維事業を強化し、ダイワボウホールディングスは情報システム、日清紡ホールディングスは自動車用ブレーキを主力事業に育て上げるなど繊維以外に活路を求めてきた。
対処療法でじり貧
繊維産業では多くの企業が繊維事業から脱却し、新たな収益事業を着々と開拓するなか、名門のユニチカはなぜ出遅れたのか。
安江社長は「成長投資が十分でなかったが、純資産が毀損しないよう営業利益の範囲内に構造改革を抑えていかなければいけない制限があった」と釈明した。
新社長に就く注連取締役は「祖業である繊維事業はリストラの連続だった」と振り返った。繊維事業の低迷でリストラを繰り返したが、借金が多かったこともあって目先の対処療法に終始。過去の蓄積で余裕のあるうちに「脱繊維」に向けた技術開発や思い切ったM&Aに踏み切ることができなかった懐事情を打ち明けた。
金融業界関係者は「26年3月期の連結売上高が1626億円と聞いて、こんなに小さな会社だったのかと正直、驚いた。規模が小さいため大規模な投資もできず、抜本的な構造改革に踏み切れなかったのだろう。それでも銀行としては明治22年創業の名門企業との長い付き合いもあって見捨てることができなかった」と指摘する。
今回の金融支援で投資に回すことができるのは総額100億円に過ぎない。注力するスマートフォン向けの樹脂製品は価格競争の激しい分野で、安定した収益を保つのは難しいとみられる。
金融支援の要請を発表した翌日の5月27日の東京株式市場ではユニチカ株が大幅反落。前日終値比11円安の46円で取引を終え、終値として年初来安値を更新した。一時は16円安の41円まで値を下げた。市場も「先行きは不透明」(市場関係者)との見方を強めているためだ。
ユニチカは明治22(1889)年創業の尼崎紡績が発祥で、かつては「三大紡績」の1社と呼ばれ、かつてはバレーボールやマスコットガールなどで全国で知られた関西企業だ。遅ればせながら抜本的な再建に取り組むが、かつての輝きを取り戻すには厳しい道が待ち受けている。
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