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国際経済学

943とはずがたり:2016/05/03(火) 11:33:38
<中国>「爆買い」対策 空振りか
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20160503k0000m020083000c.html
05月02日 23:09毎日新聞

 【北京・赤間清広】中国政府が4月8日、輸入品に課す関税率を引き上げた。海外での「爆買い」にブレーキをかけ、中国国内での消費を促す狙いだ。ただ、負担増への市民の反発を恐れるためか、海外からの帰国者に対する税関検査が緩いとの指摘もあり、爆買い対策は空振りに終わる可能性もある。

 中国では、海外旅行などで爆買いする分、国内の消費を減らしているとの批判が強い。政府は内需を増やすよう呼びかけており、これまでも複数回にわたり関税引き上げ措置が講じられた。今回は、腕時計の税率が30%から60%に、口紅などの化粧品が50%から60%に引き上げられるなど、幅広い品目で課税を強化。海外から免税範囲を超えて持ち帰ると関税が課される。

 関税引き上げ直後こそ、中国のインターネット上で「税関でカバンを開けられ、高い税金を取られた」など旅行客の不満が書き込まれたが、その後は沈静化。政府としても、国民の不満の種が増える事態は避けたいのが本音で、日系旅行会社の関係者は「税関での検査で見逃されるケースが多いようだ」と明かす。

 北京首都国際空港では関税引き上げ後も、スーツケースや段ボールをいっぱいに抱えた旅行客であふれる光景に変わりはない。金融関係の会社に勤める呂鵬さん(30)は1週間の日本旅行から帰国したが、スーツケースを開けられることもなかったといい「関税が引き上げられても影響はない」と話す。

 減速する中国経済だが、所得水準の上昇で、昨年の海外旅行者数が2年連続で1億人を突破した。最大の楽しみである買い物への締め付けが強すぎると、政府への反発が強まる可能性もあり、当局もどこまで厳密にチェックすべきか苦慮しているようだ。日本などの爆買い需要への影響も限られそうだ。


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