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鉄道総合スレッド

7932チバQ:2015/07/12(日) 20:34:58
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/feature/CO014271/20150701-OYTAT50000.html
開業に懸ける 北海道新幹線
開業に懸ける 〈1〉近づく青函 商機拡大
2015年07月01日


 来年3月の北海道新幹線の開業まで300日を切った。青森県内と北海道内で長年、課題とされながら、なかなか大きなうねりにならなかった青函圏交流も活発化してきた。津軽海峡を挟んで開業を待つ人々の思いにスポットライトを当てる。

        ◇

 ◆函館の百貨店店長…感激のおもてなし

 JR函館駅前にある老舗百貨店「棒二森屋」店長の岩岡正剛さん(54)は3年前、37年ぶりに函館駅前に降り立ち、かつてのにぎわいがなくなっていることに驚いた。

 青森県八戸市で生まれ育った岩岡さんは、小学5年生の時、初めて函館を訪れた。連絡船から人や貨車が出てきて、街は活気に満ちていた。隣の上磯町(現・北斗市)の親戚を一人で訪ねようとしていると、見知らぬ市民が快く電話を貸してくれ、道案内もしてくれた。「函館を好きになった」と振り返る。中学3年生の修学旅行でも函館に渡った。

函館駅を見渡す棒二森屋の屋上で、新幹線開業への期待を語る岩岡さん(6月26日、函館市で)=鈴木毅彦撮影
函館駅を見渡す棒二森屋の屋上で、新幹線開業への期待を語る岩岡さん(6月26日、函館市で)=鈴木毅彦撮影
 東京都内の大学を卒業し、大手スーパー・ダイエーに就職、全国各地を巡った。経営手腕を買われて棒二森屋の店長に招かれた。

 駅前の人通りが減っていた函館は、2015年度の新幹線開業を控えていた。

 「青森と函館の距離が縮まることを活性化の起爆剤にしたい」

 青森県内の系列百貨店にカニやウニなど道南地方の海産物を紹介し、棒二森屋では駅前の商店街と「1年前」「300日前」と、カウントダウンイベントを展開、開業ムードを盛り上げる。道や函館市などが進める青函連携プロジェクトにも積極的に関わる考えだ。

 心に期していることがもう一つある。新幹線で来道する人たちを最大限のもてなしで迎え、再訪してもらうことだ。「小学5年の時に経験した感激を、今度は自分が与えたい」と意欲をみせる。

        ◇

 ◆青森の洋菓子店主…道産チーズ生かす

 新幹線を使った青函圏の往来が盛んになることを期待する人が、JR青森駅前の商店街にもいる。新町商店街にある人気洋菓子店「シュトラウス」オーナーシェフの三浦祐一さん(62)だ。

 開店の翌年に青函トンネルが開通した同店に今春、「クリームチーズのロールケーキ」がお目見えした。渦巻き部分のクリームの一部に北海道乳業(函館市)製のクリームチーズを使い、香ばしさを醸す。

青森特産のカシスと道産チーズを使った青函コラボ洋菓子「カシスガレット」を手にする三浦さん(6月19日、青森市の「シュトラウス」で)
青森特産のカシスと道産チーズを使った青函コラボ洋菓子「カシスガレット」を手にする三浦さん(6月19日、青森市の「シュトラウス」で)
 同社製クリームチーズを活用した洋菓子は、スフレケーキの「チーズボンブ」、青森特産のカシスをビスケットに挟んだ「カシスガレット」に続き3作目。同店自慢の「青森・函館コラボ商品」だ。三浦さんは「新幹線開業で青森と函館が近づく。コラボ商品で全国への発信を強めたい」と語る。

 青森を代表する洋菓子職人の三浦さんは12年度、新幹線開業を見据えて青森・函館両商工会議所が開いた第1回パートナーシップ構築懇談会で函館を訪問、会場で北海道乳業の担当者と出会った。道産チーズの品質の高さを知り「青森商議所が掲げる青函連携の促進を、菓子作り分野で先導できる」とも考え、連携が始まった。

 チーズの提供を受けて年間一つずつ、コラボ3商品を開発した。同店以外にも青森市内の菓子店では青函連携商品が増えてきている。

 「コラボ商品さらには北海道新幹線の開業でシュトラウスも新時代を迎える。函館を始めとした北海道民に青森を訪れてもらいたい」と、三浦さんは北海道からの誘客に意欲をみせる。

(函館支局・土田浩平、青森支局・小池和樹)

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