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鉄道総合スレッド

6517チバQ:2013/06/23(日) 09:16:32
http://www.asahi.com/business/update/0621/OSK201306210078.html
2013年6月22日7時7分
近鉄特急、姫路へ? 株主総会で社長意欲「鉄道の使命」
将来、近鉄特急の乗り入れも?


 【内藤尚志】近畿日本鉄道の小林哲也社長が21日、「姫路まで近鉄特急を乗り入れさせたい」と表明した。すでに奈良と神戸間で阪神電気鉄道と快速急行などが相互乗り入れしている。これを発展させ、自社が得意とする三重県の伊勢志摩観光に引き込みたい考えだ。ただ、道のりは遠い。

 この日、近鉄の株主総会で、株主の質問に「姫路まで乗りかえなしで行ける。鉄道の使命とは、そういうものだと考えている」と答えた。

6518チバQ:2013/06/23(日) 09:17:47
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130622/hkd13062212010000-n1.htm
期待の陰に揺れる「駅名問題」と解体される新幹線…
2013.6.22 12:00 (1/3ページ)

流山温泉駅にある解体作業中の東北新幹線200系(6月14日撮影)
 6月15日に北海道北斗市で、北海道新幹線新函館駅(仮称)の駅ホーム建設の安全祈願、立柱式が行われた。北海道民は一日も早い新幹線開通を期待しているが、大きな関心を集めているのが「駅名」だ。(松垣透)

 ■地元の思惑交錯

 北海道新幹線は、新函館駅(仮称)まで開通するのが平成27年、札幌まで延伸するのは平成47年度になり、先の長い話だ。

 立柱式の後の会見では駅の建築が始まることよりも、その駅名についての質問が中心となった。というのも、函館市は「新函館駅」を主張し、駅舎が設置される北斗市は「北斗函館駅」としたいからだ。それぞれの議会も、その名称を決議するなど思惑が交差している。

 北海道新幹線の駅舎の工事は始まったが、予定地周辺は何もない広場が続いているばかり。開業しても、しばらくは新函館駅(仮称)が、北海道の北海道新幹線の終着駅で、発車駅ともなる。

 函館市と北斗市の間に立って苦悩しているのが、北海道庁とJR北海道だ。高橋はるみ知事は「それぞれの市長、議会に主張があり、調整は大変だが、両市の思いをどこに残して決めるか、道庁も汗をかいてやる。まずは水面下で議論をする」と言葉を選ぶ。

 ■架け橋の役目終え…

 北海道には10年前に新幹線が上陸していた。函館駅から汽車で約50分の流山温泉駅に200系の新幹線3両がある。

 「新幹線のない北海道にあった唯一の新幹線」として、鉄道ファンには知られていて、親しまれてきた。

 平成14年4月に、新駅として函館本線の流山温泉駅が開業したとき「北海道新幹線開業への架け橋となるように」と、この200系新幹線が駅前広場に設置された。

 設置から10年以上が経過したことや、野ざらし状態だったために老朽化が激しく、JR北海道では「当初の目的であった北海道新幹線の誘致については札幌延伸が決定し役割を終えた」として撤去が決まり、解体が進んでいる。

 まず、車内の椅子が取り除かれて、次に車体が解体される。今月末には撤去工事を完了する。

 先日、流山温泉駅を訪ねてみると、無人駅のホームから何も見えない。周囲を高い囲いが覆っている。しかも、隙間には粘着テープで厳重に目張りがしてあり、外からはこの新幹線をまったく見ることができない。地面と囲いの隙間から撮影しようとしていると、囲いのなかから係員がすぐに飛んできた。

 「写真に撮られて、ネットに出ると困るんです。厳しくいわれていますから」という。

 すでに役割を終えたとはいっても寂しい結末の北海道に最初に上陸した新幹線がここにはあった。鉄道ファンでなくても寂しい気持ちになる。

 函館駅に戻るために、1日に5本の汽車に乗って、無人駅の流山温泉駅ホームを離れるとすぐに、200系の東北新幹線が木の陰から見えた。その姿はやはり寂しそうだった。

6519チバQ:2013/06/23(日) 09:23:03
http://mainichi.jp/area/mie/news/20130622ddlk24020161000c.html
リニア中央新幹線:経済団体が効果試算、全線開業で8.2兆円増 三重、奈良など3府県に /三重
毎日新聞 2013年06月22日 地方版

 リニア中央新幹線建設促進三重県・奈良県経済団体連合協議会は21日、2027年に予定されている東京−名古屋間の部分開業が、東京−大阪間全線の開業だったと仮定しての経済波及効果予測を発表した。全線開業の場合、三重、奈良、大阪の3府県への経済波及効果は部分開業に比べ8・2兆円増になるとしている。

 リニアの整備計画は、全線開業は2045年としている。試算によると、27年に全線開業した場合、45年までの18年間の3府県への経済波及効果は20兆円。計画通り整備した場合は11・8兆円で、8・2兆円上回るという。

 協議会は、名古屋−大阪間の整備を早めて全線開業を目指すことや、両県内への中間駅設置促進を目的に昨年8月、経済団体などで設立。経済波及効果予測は、国やJR東海への今後の要望活動に役立てるために実施した。協議会は「同時全線開業の重要性を証明できた」と話している。【田中功一】

〔三重版〕

6520荷主研究者:2013/06/23(日) 12:03:00

http://www.shinmai.co.jp/news/20130605/KT130604ATI090006000.php
2013年06月05日(水)信濃毎日新聞
しなの鉄道輸送人員、12年度も1千万人確保 2期連続増加

 しなの鉄道(上田市)は4日、2012年度決算を発表した。輸送人員は前年度比0・3%増の1007万4476人で、開業以来初めて2期連続して増加。運賃収入は0・7%減の22億5100万円、売上高に当たる営業収益は0・8%増の28億1600万円。将来に車両を廃棄する際にアスベスト(石綿)を除去する費用約7千万円を引当金として計上したことなどから、純利益は41・5%減の1億2200万円となった。

 輸送人員のうち、切符を買って乗る定期外利用は0・2%増の295万人。定期券利用は通学が1・8%増の417万5千人、通勤が1・6%減の294万8千人だった。同社は通学利用が増えた理由について、12年4月に屋代高校付属中学校(千曲市)が開校したためと説明。通勤利用の減少は、団塊の世代が定年を迎え、退職者が増えたためとみている。

 運賃収入の減少は、割引率の高い6カ月定期券の利用が増えたためという。

 現在走っている「115系」30両分の石綿除去費や、4月に引退した「169系」を廃棄する場合の費用、15年度にJR東日本から信越線長野以北を引き継いで開業する「北しなの線」の開業準備費として計約1億円を計上。営業利益は1億円余り減少し、547万円余。また、中軽井沢駅周辺の土地売却益約9千万円を特別利益に計上した。

 藤井武晴社長は記者会見で「営業努力の成果で目標の輸送人員1千万人を達成できた。将来に備えた出費はあったが、経営に大きな問題はない」と話した。

 また、同日開いた取締役会で、北しなの線沿線の上水内郡飯綱町、信濃町を引受先とする総額5600万円の第三者割当増資を行うと決めた。役員人事では、取締役に運輸部担当部長の氷熊(ひぐま)武文氏を新任、非常勤監査役に山村弘・埴科郡坂城町長を新たに選んだ。いずれも18日の株主総会で正式決定する。

6521荷主研究者:2013/06/23(日) 12:10:29

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20130604/CK2013060402000017.html
2013年6月4日 中日新聞
電鉄魚津駅 便利に“新生” きょうの始発から供用

テープカットで新駅舎の完成を祝う関係者=魚津市文化町で

 富山地方鉄道が建設した電鉄魚津駅の新駅舎の完成式が三日、魚津市文化町であり、関係者がエレベーターを新設した新駅舎の利便性に期待した。四日の始発から供用開始する。

 完成式では同鉄道の桑名博勝会長や沢崎義敬魚津市長らがテープカットした。桑名会長は「急逝した川岸宏前社長とともに祝うことができず残念だが、新しい駅舎が地域の活性化に寄与できれば幸い」と述べた。

 新駅舎は鉄骨二階建て延べ二百三十平方メートル。一階に改札口、駅事務所、待合室、トイレ、エレベーターを整備。高架のホームと接続した二階から乗降する。新駅舎の建設費は八千四百万円。旧駅のステーションビルは七月末までに取り壊し、跡地に市がバス停留所や障害者用駐車場などを整備する。旧駅舎は一九六七(昭和四十二)年に建てられたが、エレベーターもなく老朽化が進んでいた。二〇一二年度の利用者は一日八百十五人。 (武田寛史)

6523とはずがたり:2013/06/25(火) 17:36:01

委任状争奪「最初から戦略にない」 サーベラス、質問状で会見
2013年6月18日(火)07:57
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20130618113.html
(産経新聞)
 西武ホールディングス(HD)の筆頭株主である米サーベラスは17日会見し、25日に開かれる西武HDの株主総会で求めている8人の取締役選任などの株主提案に対し、他の株主の委任を取り付ける委任状争奪戦を行わない方針を改めて強調した。米サーベラス幹部のルイス・フォスター氏は、委任状争奪戦は「最初から戦略に入っていなかった」と説明。サーベラスが、球団の埼玉西武ライオンズ売却を要請したとされる問題に関しても改めて否定した。

 また、総会での質問状を事前に公開した理由について、鈴木喜輝サーベラスジャパン社長は「西武HDはステークホルダー(関係者)に説明責任を果たしてほしい」と話した。サーベラスが総会で8人の新任取締役候補を推薦しているのに対し、西武HDは社外取締役を含む3人の新任取締役候補を推薦。西武HDは17日、「株主には総会で当社を支持するようお願いする」とのコメントを発表した。

西武の株主総会、5時間近くで終了 経営側がサーベラス役員人事提案を完封
2013年6月25日(火)15:36
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20130625549.html
(産経新聞)
 西武ホールディングス(HD)が埼玉県所沢市で開いた定時株主総会は、午後3時すぎに、所要時間4時間50分で閉会した。筆頭株主である米投資ファンドのサーベラスが経営陣と対立して提案した役員人事案などはすべて否決、会社側が提案した議案3件(配当、取締役、監査役)は可決された。

 今回の総会は会社側の勝ちとなったが、5月に実施した株式公開買い付け(TOB)でサーベラスの保有株比率は35.48%(議決権ベース)と3分の1超となり、早期にサーベラスが反撃してくる可能性がある。

 総会はやや開始が遅れて午前10時13分に始まり、サーベラス社と西武HDの会社側の舌戦が続いたほか、一般株主も加わって、5時間近くのマラソン総会となった。


「極めて日本的」と米サーベラス幹部が不快感 西武総会での提案後に
2013年6月25日(火)16:45
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20130625552.html
(産経新聞)
 西武ホールディングス(HD)の筆頭株主、米サーベラスのシニア・マネージング・ディレクター、ルイス・フォスター氏は25日、この日の西武HDの株主総会で、取締役案などサーベラスの株主提案が否決されたことについて「極めて日本的な対応。西武HDの経営陣は、ほかの株主も満足できない形で回答しており、説明責任の意欲が欠如している」と批判した。

 また、西武HD側が株式の早期上場に向け、サーベラスに協議入りを要望している点に対し、「われわれの要望が受け入れられない。(西武HD側は)右手で握手をしてくるが、左手で殴っている状況だ」(フォスター氏)と不満げな表情を示した。

6524チバQ:2013/06/25(火) 22:19:27
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130625/biz13062516430014-n1.htm
「極めて日本的」と米サーベラス幹部が不快感 西武総会での提案後に
2013.6.25 16:39 [企業経営]

マイクロバスから降り、西武ホールディングスの株主総会会場に向かう米サーベラスのシニア・マネージング・ディレクター、ルイス・フォスター氏(右手前)とサーベラス・ジャパンの鈴木喜輝社長(中央)ら=6月25日午前9時15分ごろ、埼玉県所沢市の西武所沢駅前(西川博明撮影)
 西武ホールディングス(HD)の筆頭株主、米サーベラスのシニア・マネージング・ディレクター、ルイス・フォスター氏は25日、この日の西武HDの株主総会で、取締役案などサーベラスの株主提案が否決されたことについて「極めて日本的な対応。西武HDの経営陣は、ほかの株主も満足できない形で回答しており、説明責任の意欲が欠如している」と批判した。

 また、西武HD側が株式の早期上場に向け、サーベラスに協議入りを要望している点に対し、「われわれの要望が受け入れられない。(西武HD側は)右手で握手をしてくるが、左手で殴っている状況だ」(フォスター氏)と不満げな表情を示した。

6525チバQ:2013/06/26(水) 18:33:36
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20130626rky00m040004000c.html
内閣府予測:鉄軌道、全15ルート 赤字 /沖縄
2013年06月26日

 【東京】内閣府は25日、沖縄に鉄軌道を導入した場合の事業採算性などの予測調査結果を発表した。南北縦断路線(糸満−名護)を基本に鉄道とトラムトレイン(専用軌道の路面電車)の双方で仮定の5モデルルートの組み合わせで計15ルートを設定。全ルートで毎年赤字が発生し、開業40年後の累積赤字は2100億〜6800億円に上るとした。費用便益費(費用対効果、B/C)は0・4から0・5で、事業化の目安とされる1・0以上に及ばなかった。

 事業採算性などの調査は11年度に続き2度目。内閣府は累積赤字の縮減策として鉄道リニアの導入や施設簡素化などを検討したが、B/Cは0・02〜0・06程度の改善にとどまった。内閣府は「費用便益費を上げるよう今後の調査でさまざまな縮減策を検討したい」としている。

 概算事業費は鉄道で6200億〜9200億円、トラムは4100億〜6100億円。県内の道路交通事情や地形や地質などから地上、高架、地下などをそれぞれ設定した。

 事業の採算性を確保するためには、鉄道は需要予測の2・0〜4・5倍、トラムは1・7〜3・2倍程度の需要が必要とした。

 調査は利用需要喚起方策として、国内外の先進事例を検討し、アンケートや聞き取り調査を実施。(1)適切な運賃割引や利用しやすい運行ダイヤ(2)駅に近接する駐輪、駐車場整備等の交通結節機能の強化(3)多様な媒体による適切な情報提供の実施−などで需要喚起方策をさらに深化させて今後の調査に反映させる方針。

 ルートは糸満−名護間の単線が軸。宜野湾から恩納村の西海岸側を通るルートも代替軸として設定した。本部、南城、八重瀬、那覇空港につながる支線3本も設定。糸満−名護間の駅数は鉄道で30駅、トラムトレインで41駅と設定した。

(琉球新報)

6526とはずがたり:2013/06/27(木) 21:14:44

いいかも♪

「関門新ルート」構想、実現に加速 彦島−小倉間が有力
2013年6月24日(月)12:34
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130624548.html?fr=rk
(産経新聞)
 九州と本州の大動脈である関門鉄道トンネルと国道トンネルの老朽化が進む中、「関門新ルート」構想が本格的に動き出した。山口県下関市彦島−北九州市小倉北区間(約2・5キロ)を結ぶルートが有力。山口県は平成25年度予算で調査費3千万円を計上、福岡県など他自治体や地元財界も実現に向け、動きを加速している。

 関門新ルートは、関門海峡の下関市彦島迫町と北九州市小倉北区西港町付近を結ぶルートが有力となっており、道路と鉄道の併用ラインを建設する案を軸に検討を進めている。

 関門橋と同様につり橋にする案と、「ボスポラス海峡横断鉄道」(トルコ)と同じ方式の沈(ちん)埋(まい)トンネルにする案の2つがあり、総事業費は併用橋で2千億円強、沈埋トンネルで1千数百億円が見込まれるという。

 山口県の山本繁太郎知事は昨年7月、新ルート建設推進を公約に掲げ、初当選。25年度予算に調査費3千万円を計上した。

 これを受け、福岡県の小川洋知事は今月17日、同県議会で「具体化に向け必要な調査を行うよう国に働きかけをしていく」と明言。北九州市の北橋健治市長も14日に「国の責任で建設することが重要だ。政府に要請していく」と述べた。

 地元財界の動きも活発化している。九州経済連合会(九経連)、中国経済連合会(中経連)などが結成する「関門海峡道路建設促進協議会」は昨年9月、関門新ルートの早期実現を求める要望書を国土交通省に提出した。

 協議会は7月26日に総会を開き、新ルート具体化に着手する方針。九経連の麻生泰会長は8月にも、安倍晋三首相らに実現を要望することを検討している。

 現在、九州−本州間の大動脈として関門海峡には、関門国道トンネル(国道2号、3・4キロ)▽関門鉄道トンネル(JR山陽線、3・6キロ)▽関門橋(高速自動車道、1・1キロ)▽新幹線トンネル(18・7キロ)−の4ルートがある。

 ただ、関門鉄道トンネルを除くと、既存路線は、下関市壇之浦町と北九州市門司区和布刈(めかり)地区の間を通る早(はや)鞆(とも)瀬戸水道と呼ばれる海峡最狭部に集中し、出入り口は下関、北九州両市の中心部から大きく外れる。

 また、鉄道トンネル(昭和17年完成)は、漏水が1日600トンに上るなど老朽化が著しい。国道トンネル(同33年完成)も老朽化が進み、補修工事による長期間の通行止めをしばしば実施。片側1車線なので許容量も限界となっており、事故の危険性もある。

 このため、この2ルートに代わる新ルート構想は、同60年に地元自治体や財界を中心に浮上、以来研究・調査を続けてきた。

 政府は平成10年、関門海峡など6海峡に横断道路を造る海峡横断プロジェクトを策定し、閣議決定。その後、交通量や地質の調査を実施し、12年には彦島−小倉ルートを有力とする暫定報告書をまとめた。ところが、政府は20年3月、公共事業見直しの中で他の海峡横断プロジェクトとともに関門新ルートを白紙撤回した。

 それだけに地元自治体や財界は「安倍政権は構想を実現する最後のチャンス」として26年度予算での調査費計上に向け、働きかけを強める構えだ。

6527チバQ:2013/06/27(木) 22:36:23
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130627t35025.htm
SL銀河鉄道に便乗、弁当・スイーツ開発へ 岩手・釜石市
 岩手県釜石市は、JR東日本が今冬、釜石線で「SL銀河鉄道」を運行するのに合わせて、地元食材を使った「釜石弁当」や「釜石スイーツ」を開発する。レシピは公募し9月にコンテストを開催、12月の商品化を目指す。
 市は26日、釜石商工会議所、花巻農協、漁協婦人部など18の団体・個人でつくる「釜石食ブランド開発検討協議会」を発足させ、取り組みを確認した。
 市によると、JR釜石駅では現在、駅弁は販売されていない。土産になる特産品も少ないのが現状だ。
 市内では来春、大型ショッピングセンターが開業し、来秋には道の駅も開設される予定で、東日本大震災からの復興に向け交流人口の拡大を目指すには、「釜石らしさ」をアピールする新商品の開発が不可欠と判断した。
 協議会はコンテストの詳細を早急に検討。来年度以降は農水産業の6次産業化による商品開発や販売促進も進める。
 協議会で委員からは「女性や子どもの視点が大事」などの意見が出た。野田武則市長は「釜石を訪れる人は食への関心が高い。全市を挙げて商品開発に取り組みたい」と話した。


2013年06月27日木曜日

6528チバQ:2013/06/29(土) 08:57:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130629t23009.htm
大鰐線、16年度末での廃止を検討 自治体困惑 青森

 青森県大鰐町と青森県弘前市とを結ぶ弘南鉄道大鰐線(中央弘前−大鰐、13.9キロ)について、弘南鉄道(平川市)が2016年度末での廃止を検討していることが28日、同社への取材で分かった。
 同社によると、27日に開かれた株主総会のあいさつの中で、船越弘造社長が廃止に言及した。大鰐線の赤字が経営を圧迫していることなどを理由に挙げたという。ただ、廃止は総会の議案にはなく、同社も今後、取締役会などでの協議が必要だとしている。
 同社によると、大鰐線の累積赤字は約2億3000万円まで膨らんでおり、13〜16年度の4年間でも、さらに1億円の赤字が見込まれるという。
 株主でもある弘前市の葛西憲之市長は「(廃止は)寝耳に水で、経営者として軽率な発言だ」と不快感を示し、「市民の足を守らなくてはいけない。今後も同社の経営改善に協力していく」と話した。
 大鰐線は1970年10月、弘南鉄道が弘前電気鉄道から経営権を譲り受け、運行を始めた。乗客数はピーク時の74年度が389万8000人だったが、2012年度には57万6000人に減少した。


2013年06月29日土曜日

6529チバQ:2013/06/29(土) 08:58:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20130628-OYT8T01634.htm
北陸新幹線、愛称「つるぎ」推す声



 2015年の開業に向けてJRが公募している北陸新幹線の列車愛称に、県内自治体から剱岳にちなんだ「つるぎ」を推す声が出ている。立山町の舟橋貴之町長が町のホームページ(HP)上のコラムで「個人的には『つるぎ』がいい」とし、隣接する上市町も、HPで町案として「つるぎ」を挙げている。

 愛称は、JR西日本と東日本が5月末に公募を始め、今月30日まで受け付け中。舟橋町長は5月31日付「町長コラム」で、「3文字の響きはいい」「県民の多くが『あれが剱岳だ』と指さすことができる」などと理由を説明した上で、「名前の通りシャープで、スピード感溢れる『つるぎ』で応募しようと思っている」と推した。剱岳は稜線の南側が立山町に含まれる。

 剱岳への登山口がある上市町も今月11日、町HPに愛称募集を告知するコーナーを設け、「上市町は“つるぎ”がいいね!」という一文を掲載した。町企画課は「応募数の多さに関係なくJR側が決めると聞いているので誘導をする気はない。剱岳は県民になじみがあり、『つるぎ』の車窓から剱岳を見てほしいという町の願いを込めた」と話す。

 新幹線駅が新設される黒部市は、新幹線関連の情報を集めた専用サイトでJRの愛称募集について紹介。同じく新幹線駅が開業する富山、高岡両市は、「市としてPRすることは考えていない」としている。

 一方、新潟県では新幹線が停車する上越市など5市を中心に構成する「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」が2〜4月に独自に名称を公募。上越市は今後、上杉謙信にちなんだ「けんしん」が1位となったことをJRに伝える方針。

 JR西日本金沢支社によると、これまで公募で決まった新幹線の主な愛称は山陽・九州新幹線の「さくら」や秋田新幹線「こまち」など。今回は応募案の中からJRが決定し、秋頃に発表する予定。

 応募については専用サイト(http://www.shinkansen−name.jp/)へ。

(2013年6月29日 読売新聞)

6530チバQ:2013/06/29(土) 11:20:19
金沢にちなんで《みやび》を推します

6531チバQ:2013/07/01(月) 21:49:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20130630-OYT8T00846.htm
[記者から] 「恋」にかける地域活性化

第3セクター鉄道「智頭急行」の恋山形駅(智頭町)に6月上旬、婚活列車が到着しました。男女約40人が同駅を訪れ、近くの旧山形小学校でピザを作るなどして親睦(しんぼく)を深めるイベントを取材しました。

 全国で名称に「恋」の付く駅は、この駅のほかにも、西武鉄道の「恋ヶ窪」とJR北海道の「母恋」、三陸鉄道の「恋し浜」があり、これまでにも各鉄道会社が連携し、「恋駅プロジェクト」として「恋の駅きっぷ」の発売など、「恋」をテーマに地域の活性化に取り組んできました。

 イベントの日に合わせ、恋山形駅の駅舎は鮮やかなピンク色に塗られ、生まれ変わりました。待合室の壁面や屋根、ベンチやごみ箱、フェンスまですべてピンク色で、ハート型の駅名の表示板や、モニュメントも登場しました。婚活中の男女らは、山の中に突如現れた色鮮やかな駅に圧倒されながらも、絶好の話のネタとして会話を弾ませていました。

 同駅の一日の乗降者数は平均2人。あまりの人の少なさに「恋がかなう駅」として全国にPRしようと、イベントを準備したそうです。アイデアは地域活性化などに取り組む「阪神・智頭NPOセンター」(兵庫県伊丹市)が提案。同センターの仲野博正・代表理事(59)は「智頭急行のようなローカル線には、都市部にはない魅力がたくさんある。観光資源としての魅力をどう引き出すか、これからも知恵を絞っていきたい」と言います。

 その後、駅舎を見るために駅を訪れる人は、飛躍的に増えました。「こんな山の中に派手なピンクはなじまない」「ちょっと恥ずかしい」という意見もありましたが、工夫を凝らして話題を作り、多くの人を楽しませて、全国にアピールしようという取り組みは、素晴らしいと思います。

 今後も「恋」をテーマにここでしか体験できない企画を開催してほしいです。これから同駅を訪れるであろう男女の恋の成就と、地域活性化に尽力する人たちの努力が実ることを願っています。 (末善悠太)

(2013年7月1日 読売新聞)

6532チバQ:2013/07/01(月) 22:25:52
http://www.sannichi.co.jp/linear/news/2013/06/28/24.html
2013年06月28日(金)
リニア 実験線延伸工事「完了」
JR社長 来月から全線試験


 JR東海の山田佳臣社長は27日の記者会見で、山梨リニア実験線の延伸工事がほぼ完了し、7月中旬から実験線全線で試験を始めることを明らかにした。
 山梨リニア実験線は上野原市から笛吹市までの42・8キロで、開業時には営業線として使用する。これまでは実験線のうち先行区間といわれる18・4キロで試験走行を実施してきた。JR東海は2027年の営業運転開始に向け、先行区間を東西に延長する工事を08年に着手。既にリニアが走行するガイドウエー(軌道)の設置など、工事はほぼ終わっている。
 山田社長は会見で「これまでは先行区間を使って試験を行ってきたが、7月中旬には新たに整備した延伸区間を含めて全線で試験を始める」と述べた。新型リニア車両「L0(エル・ゼロ)系」を使い、走行上、問題がないかを確認。問題がなければ、9月をめどに本格的な試験走行を再開する。
 また、山田社長は会見で、今月3日から実験線先行区間で始めた機能試験の進捗状況を報告。自力走行で時速200キロに達し、浮上に成功したことを明らかにした。現在はブレーキ制御の確認作業などをしている。
〈中山純〉

6533チバQ:2013/07/01(月) 22:58:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130630-00000040-san-l34
JR呉駅 列車到着すると「宇宙戦艦ヤマト」のメロディーお出迎え 広島
産経新聞 6月30日(日)7時55分配信

 「さらば地球よ−」。戦艦大和が建造された呉市のJR呉駅で、7月1日から列車接近メロディーにアニメ主題歌「宇宙戦艦ヤマト」のオルゴール音が流れる。

 上りが主題歌の冒頭部分、下りは前奏部分。呉、江田島両市など2市2町のホテルや飲食業者などで作る呉地域観光連絡協議会(会長・小村和年呉市長)が作成した各18秒を、列車の速さなどによって2回程度繰り返す。

 市民を対象に呉市が昨年9月に実施した「2012みんなの夢・アイデアコンテスト」で提案があり、JR西日本広島支社が協力して実現した。メロディーは1日午前10時1分に1番ホームに到着する可部発広行き安芸路ライナーの到着から始まる。

 呉市の神垣進観光振興課長は「戦艦大和のふるさととして認知度を高め、市民に楽しんでもらいたい」と話した。

 このほか、県内のJR駅では、三原駅で「かもめの水兵さん」が流れている。

6534荷主研究者:2013/07/04(木) 23:41:16
>>5990
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306110005/
2013年6月11日 神奈川新聞
大船−藤沢駅間の新駅構想、本格始動へ/神奈川

 JR東海道線大船−藤沢間で検討されている新駅構想と周辺の街づくりが実現に向けて本格始動しそうだ。県、藤沢、鎌倉市の3者で構成する「湘南地区整備連絡協議会」は10日、「村岡・深沢地区拠点づくり検討調査結果」を発表。藤沢、鎌倉市はそれぞれの地区で区画整理事業の都市計画決定に向け手続きを進める方針だ。

 調査結果では、「深沢地区」(鎌倉市梶原、約32・5ヘクタール)と「村岡地区」(藤沢市村岡東、約9・6ヘクタール)について、交通アクセスを向上させるなど一体的に街づくりを進める方針を初めて明記した。新駅と両市にまたがる大規模な街づくりの実現で、県内への経済波及効果は約1850億円に上ると試算した。

 「深沢地区」は、JR東日本が所有する工場跡地「鎌倉総合車両センター深沢事業所」や、鎌倉市有地(約8・1ヘクタール)を中心に区画整理事業が進められる見通しで、鎌倉市は本年度の都市計画決定を目指している。地区内には、大規模商業施設や、看護大学などの医療福祉系大学のほか、住宅、業務施設などの都市機能整備を誘導する。

 工場跡地は現在、既存建物や電気設備などの除却・撤去が進められている。

 「村岡地区」は、新駅を中核に、研究開発業務施設や生活利便施設、住宅を設ける計画で、藤沢市は早ければ2014年度の都市計画決定、15年度の事業認可を目指している。

 調査結果によると、一体的な拠点整備で、30年時点の新駅の乗降客数は1日当たり約6万5800人と試算。県内への経済波及は、消費効果が年間約44億円、事業所操業による効果が年間約1805億円になるとした。

 同協議会は今後、県、藤沢、鎌倉市の3者で連携を深めた上で、新駅誘致手続きに必要な「新駅設置促進期成同盟」を発足させ、JR東日本に対し正式要望を目指す。

6535チバQ:2013/07/06(土) 00:56:55
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130705/trd13070507300003-n1.htm
九州・肥薩おれんじ鉄道 沿線食材満載の「おれんじ食堂」
2013.7.5 07:29

 今年3月のデビュー以来、全国的に大人気の肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」に乗車してきました。

 「おれんじ食堂」は1日に3便。熊本県・新八代駅から鹿児島県・川内駅まで約3時間の行程です。

 出発時間帯で食事の内容は異なりますが、夕方に運行される「おれんじ3号」では、サラダ、オードブルから始まる全6品のミニコースが提供されます。いずれも沿線の食材にこだわった食事内容になっています。

 車両は2両。1号車は食事付きでの利用(大人1万4600円)に限りますが、2号車は運賃と座席指定料(大人1400円)で利用でき、アラカルトで飲み物や食事を楽しむこともできます。

 大きな窓からは美しい八代海(不知火海(しらぬいかい))の絶景が。海沿いを走るときなどはスピードを抑えて運行してくれるという演出も。ジャズの生演奏もあり、楽しめます。

 川内駅に到着したら、JR九州新幹線に乗車して、鹿児島市内へ足を延ばすのがおすすめです。





 ≪観≫ 「かごっまふるさと屋台村」((電)099・255・1588)はJR鹿児島中央駅に近い屋台村。25軒の屋台があり、黒豚料理、ラーメンなど鹿児島らしい食が楽しめる。持ち帰り専用の焼酎専門店もある。

 ≪癒≫ 鹿児島市内には銭湯が約50軒あり、料金は一律、大人(12歳以上)390円。ほとんどが温泉を使用。問い合わせは、鹿児島県公衆浴場業生活衛生同業組合(電)099・225・2683。

 ≪食≫ この時期に食べたいのが九州名物のかき氷「白熊」。鹿児島市の天文館にぎわい通りにある「喫茶ママ」((電)099・224・6609、鹿児島市東千石町11の17)では、生フルーツ、手作りの練乳が美味。(「九州じゃらん」編集長 長田佳子) www.jalan.net

6536とはずがたり:2013/07/07(日) 10:02:46

リニア新幹線は車窓楽しめない? “土管”走り続ける計画に不満の声
2013年7月7日(日)08:45
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/ecoscience/snk20130707507.html
(産経新聞)

 「えっ、車窓から富士山が見えないの!」「駅に、待合室も切符売り場もないなんて」−。JR東海が平成39年の開業(東京−名古屋間。名古屋−大阪間は57年)をめざすリニア中央新幹線で、地上走行区間の軌道を「土管」のようにコンクリート製の防音フードですっぽり覆う計画に、沿線の自治体から不満の声が噴出している。4カ所の中間駅もできる限りシンプル化してコストカットする方針。鉄道ファンや沿線住民は、世界に誇るべきリニアの“雄姿”を楽しみにしているのだが…。

 「下水道管という感じ」。横内正明・山梨県知事は、防音フード計画を酷評する。リニア新幹線は、東京−名古屋間約286キロのほとんどがトンネルで、地上部分は全体の13%の約38キロしかない。このわずかな地上走行区間は山梨、長野、岐阜の3県を通ることから、各県は「リニアを眺められる県」として国内外にアピールする好機と意気込んだ。さらに、富士山の世界遺産登録を受け、「リニアの車窓から富士山が見られるかも」とグッド・タイミングの“朗報”を喜んでいた。

 ところが、JR東海が5〜6月に開催した地元説明会で、それがぬか喜びに変わってしまった。リニア新幹線は、最高時速約500キロで走るため、風切り音が大きく、騒音対策が不可欠だ。JR東海は、「新幹線の騒音の環境基準(住宅地で70デシベル以下)を満たそうとすれば、コンクリート製フードで覆うのが最も合理的」と説明する。

 甲府市の宮島雅展市長も説明会で、「甲府盆地にかまぼこ型の土管をつくられては困る」と痛烈に批判し、改善を求めた。「透明な樹脂製かガラス製のフードにしてはどうか」との意見も浮上している。これに対し、JR東海は「騒音防止効果に加え、土砂崩れ時の安全性やメンテナンスの問題もあり、難しい」と難色を示す。

 計画中の4つの中間駅のうち3駅は、山梨、長野、岐阜3県に一つずつ設置される見通しで、地元の期待は大きい。ところが、中間駅は「効率性・機能性を徹底追求したコンパクトな駅」がコンセプト。JR側が最低限必要な施設を整備し、商業施設などは地元が費用を負担して整備する。これまでの形にはとらわれない“新駅”をめざす。その結果、駅の出入り口は1カ所で、エレベーターやエスカレーターでホームに直結する。トイレはあるが、待合室はない。専任の営業要員も置かないため、切符売り場もない。

 これに対し、「駅に待合所はあるべきだ」(横内山梨県知事)など、沿線自治体の首長からは設置を求める声も相次ぐが、JR側に譲る気配はない。JR東海の山田佳臣(よしおみ)社長は「これで十分だ。地元が必要だと思うものは、地元が用意すればいいことだ」と突っぱねる。

 リニアが従来の新幹線と大きく違うのは、国が巨額の資金を投入する国家プロジェクトの公共事業ではなく、JR東海が建設費を全額負担するという点だ。東京−名古屋間の建設費はざっと5兆4千億円。また、当初は沿線自治体に全額負担を求めていた中間駅の建設費用(1カ所約350億円)についても全額自己負担する方針に切り替えた。このため、「建設費を少しでも安くしたい」というのがJR側の本音だ。切符の予約販売システムを導入することで、中間駅の切符売り場も廃し、コスト削減を徹底した。

 リニア新幹線の建設費用をJR側が全額負担する手前、中部の沿線各自治体も強硬に反対意見を唱えにくいという事情があるようだ。鉄道ファン向けに入場券をインターネットなどで事前販売するのかなど、決まっていないことも多い。鉄道アナリストの川島令三氏は「悪天候や鳥などの衝突事故を考えると、コンクリートのフードで覆うのが合理的。写真撮影は難しいだろう」と指摘する。(佐久間史信、中村智隆)

6537チバQ:2013/07/07(日) 19:41:35
>>5577>>5583
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130623/mcb1306231546006-n1.htm
イタリアの旧国鉄VS新特急会社 競争原理で大進歩2013.6.23 15:45

 今月上旬の日曜日、数年ぶりに特急でローマ−ナポリ間を往復した。驚いたのは、トレーニイタリア(旧国鉄で今は政府が大株主の株式会社)の場合、この区間に平日なら6本ある特急「赤い矢」号が日曜日の午前中は1本もないこと。通勤やビジネス客がいないからだろうか。幸い、財界の大物らが立ち上げた新特急会社「イタロ」には、日曜の午前中にも特急が4本あった。

 イタロは現在、ローマ−ミラノ、ローマ−ベネチアなど主要区間に最新型の車両を走らせている。どういう契約になっているのか知らないが、トレーニイタリアの線路を走っているため、所要時間はほぼ同じ。だが、旧国鉄側の嫌がらせはひどく、ミラノでもトリノでも中央駅は使用させない。ローマでも、不便なローマ・ティブルティーナ駅で発着だ。

 とはいえ、競争の原理が導入された結果、車内は清潔になり、以前の国鉄独占時代には普通だった特急の大遅延が解消されたことは大きな進歩である。(坂本鉄男)

6538とはずがたり:2013/07/09(火) 18:46:00

JR北海道の特急型気動車キハ183系3両編成で運転、臨時列車で行く江差線の旅
佐々木康弘  [2013/04/05]
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/05/114/index.html

JR北海道函館支社は4日、2014年春で廃線となる江差線木古内〜江差間の乗車を含む旅行商品「臨時列車『えさし号』で行く江差の旅」を発売した。普段は江差線を走行しない特急型気動車キハ183系が、先頭車両2両の間にグリーン車を連結する3両編成で、函館〜江差間の団体臨時列車として運行する。

臨時列車「えさし号」として江差線を運転する特急型気動車キハ183系(イメージ)

同列車の運行にあたり、専用のヘッドマークと方向幕も掲出する予定。江差では約3時間のフリータイムを設け、観光スポットを巡る専用シャトルバスも運行する。

団体臨時列車「えさし号」の発着時刻は、往路が函館駅8時発・江差駅11時27分着、復路は江差駅14時30分発・函館駅17時32分着。旅行実施日は4月28日で、代金は普通車利用で1万2,000円(小児8,000円)、グリーン車利用で1万5,000円(小児1万1,000円)。旅行代金には、旧中村家住宅・旧桧山爾志郡役所・旧関川家別荘・江差追分会館といった各施設の入場券と、昼食の弁当代が含まれる。募集人員は100名。申込みと問い合わせはツインクルプラザ函館支店にて受け付ける。

江差線木古内〜江差間は、1935(昭和10)年に木古内〜湯ノ岱間が開業。翌年には湯ノ岱〜江差間が開業し全線が開通した。以来、約80年にわたって地域の足として利用されたが、2014年春で廃止され、バス転換を予定している。

6539とはずがたり:2013/07/09(火) 18:46:30

JR北海道、キハ183系気動車でニセコ行き特急「ワッカ」「ヌプリ」運転
2013年6月13日(木)12:18
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_812963.html
(マイナビニュース)

JR北海道は8月10〜25日の16日間、札幌〜長万部間(ニセコ経由)の特急「ワッカ」、函館〜小樽間(ニセコ経由)の特急「ヌプリ」をそれぞれ運行する。札幌駅・函館駅からそれぞれニセコ方面への特急を運転することで、両列車の組合せによる札幌・函館・ニセコを絡めた周遊観光が便利になるという。

特急「ワッカ」は、札幌駅を6時57分に発車し、ニセコ駅に9時12分、長万部駅に10時20分に到着する往路と、長万部駅を14時8分に発車し、ニセコ駅に15時19分、札幌駅に18時27分に到着する復路の1日1往復運行。アイヌ語で水を意味する「ワッカ」の名は、神仙沼や清流尻別川など、美しい水の景観に恵まれたニセコを走ることから名づけられた。

特急「ヌプリ」は、函館駅を8時12分に発車し、ニセコ駅に11時29分、小樽駅に13時8分に到着する往路と、小樽駅を14時30分に発車し、ニセコ駅に16時、函館駅に18時58分に到着する復路の1日1往復運行。アイヌ語で山を意味する「ヌプリ」の名は、羊蹄山や駒ヶ岳といった北海道の秀峰の近くを走ることに由来する。

いずれもキハ183系気動車4両編成で運行。先頭車両にヘッドマークを掲出するとともに、列車名にちなんだラッピングを施す。「ワッカ」にはニセコを流れる清流尻別川に生息する魚・イトウを、「ヌプリ」にはニセコの山々に生息するクマゲラやエゾリスなどの動物をそれぞれモチーフにしたラッピングを行う。

両列車の各号車に1カ所ずつ、ニセコの美しい四季をイメージした記念撮影用シートも設置。運行期間中、専門スタッフや地元ガイドが毎日乗車し、車窓に広がる風景や停車駅の旬な情報、地元ならではのとっておきの情報などを案内するという。一部の停車駅では、特産品販売やご当地キャラクターの登場などのおもてなしイベントも予定されている。

これらの特急列車の運行に合わせて、函館・小樽・札幌・新千歳空港などを含むフリーエリア内の快速・普通列車と、「ワッカ」「ヌプリ」の自由席が3日間乗降り自由の「特急ワッカ・ヌプリフリーパス」も発売。価格は1万2,500円(小児半額)で、指定席は4回まで利用可能。発売期間は7月10日から8月25日まで、利用期間は8月10〜27日となる。

6540荷主研究者:2013/07/11(木) 00:09:29

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306180018/
2013年6月19日 神奈川新聞
箱根登山鉄道が新型車両導入へ/神奈川

箱根登山鉄道の新型車両のイメージ図

 箱根登山鉄道が来年秋に導入する新型車両のデザインが決まった。新型の投入は25年ぶりで、車内からの眺望を重視しつつ、箱根の風景になじむ色やデザインとした。

 車両前面に高さ1.7メートルの大型ガラスを用い、側面にも同程度の高さの展望ガラスを設置。車窓からの自然や風景を楽しめるようにする。

 車体は登山電車のイメージカラーであるオレンジやアカネ色が基調。車内はボックス席を取り入れ、テーブルや肘掛けに木を使って温かい雰囲気を醸し出すという。

 また、車内照明や前照灯などを発光ダイオード(LED)とするほか、使用電力の少ないモーター駆動装置を採用し、消費電力の削減に努める。

 来年11月から営業運転を開始予定で、約8億円を投じて2両を製造する。既存車両との連結で3両運行も可能という。

6541チバQ:2013/07/11(木) 22:10:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013071102000274.html
鉄道遺産、荒らされる 信越線・碓氷峠
2013年7月11日 夕刊

JR信越線の廃線跡で、切り取られ盗まれた架線=群馬県安中市で


 急勾配の碓氷(うすい)峠越えで鉄道ファンらに知られ、長野新幹線開業に伴い一九九七年に廃線となったJR信越線の横川(群馬県安中市)−軽井沢(長野県軽井沢町)間。安中市が全長一一・二キロの廃線跡を丸ごと買い上げ、保有するが、送電用の架線を何者かに盗まれ、半分以上を失ってしまった。

 架線は銅で、換金が目的とみられる。貴重な“鉄道遺産”を狙った犯行に、地元関係者やファンらは憤りを隠せない。

 廃線跡は、安中市から委託を受けた「碓氷峠交流記念財団」が管理。財団が、横川駅そばのテーマパーク「鉄道文化むら」から、峠の中腹まで観光用トロッコ列車を運行するが、その先は人家のない山中で、トンネルが断続的に続く。

 四月二十三日、財団職員が除草作業中、トンネル内を中心に、架線や信号ケーブルが切断され、持ち去られていることに気付いた。中腹より上は年一回の除草作業以外、人が立ち入らず、ここ数年は機械の故障で除草もできていなかった。

 記者が現地を歩いてみると、太さ二センチはある架線が無残に切り取られ、残った部分が垂れ下がっているのがあちこちで確認できた。

 市によると、被害は重さ約六トン分。銅の価格は十年で三倍に上昇しており、五月時点の試算で約二百三十六万円相当に上る。トンネル内からは、線路幅に合わせ角材を組んで作ったトロッコや脚立も見つかった。群馬県警は、車が乗り入れ可能な側道まで複数で計画的に運び出したとみて調べているが、犯人の摘発には至っていない。

 二〇〇七年にも約二・六トン分の盗難が確認されており、鉄道文化むらの小板橋博館長は「いたずらではなく、組織的な犯行。腹立たしいが、防ぎようがない」と頭を抱える。

 <JR信越線廃線跡> 群馬、長野県境の碓氷峠がある横川−軽井沢間は、線路の中央にもう1本レールを敷き、車両の歯車とかみ合わせて登るアプト式技術を日本で初めて導入し、1893年に開通した。1963年、アプト式は廃止され、平行する線路を新設。97年、両駅間は廃線となったが、地元住民から「いつか復活を」という要望が絶えない。現在、アプト式の線路跡は遊歩道に整備された。周辺には、れんが造りの「めがね橋」や、旧国鉄が全国で初めて建設した「丸山変電所」が残る。

6542とはずがたり:2013/07/14(日) 01:46:21

こんなのどうしてばれたのかね?

未使用状態の切符、JR無人駅で盗む 「次に使おうと…」容疑の愛知県職員 
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130713131.html
産経新聞2013年7月13日(土)15:45

 JRの無人駅で乗客から回収された乗車券を盗んだとして、滋賀県警米原署などは13日、窃盗容疑で愛知県西三河農林水産事務所専門員、纐纈(こうけつ)博幸容疑者(47)=愛知県安城市里町=を逮捕した。容疑を認めているという。

 同署によると、纐纈容疑者が盗んだ乗車券3枚は無人駅間での利用だったため改札が行われていない未使用状態で、纐纈容疑者は「次に使うために盗んだ」と供述しているという。纐纈容疑者は自分の車で同駅を訪れていた。

6543チバQ:2013/07/14(日) 20:41:23
発行日付が古いんじゃないですか?

6544荷主研究者:2013/07/15(月) 10:33:43

http://yamagata-np.jp/news/201306/26/kj_2013062600740.php
2013年06月26日20:36 山形新聞
特急「いなほ」新型車両のイメージ公表

特急「いなほ」新型車両のイメージ(JR東日本提供)

 羽越本線特急「いなほ」(新潟−秋田)について、今秋から新型車両化を進めるJR東日本は26日、外観とグリーン車のイメージを公表した。

 現在の「いなほ」485系車両は国鉄時代に製造され老朽化しており、常磐線の特急「フレッシュひたち」として走っていたE653系に順次置き換える。転用に際しては外観、内装を一部改良。外観は日本海に沈む夕日や波をイメージしたデザインとする。

 1両の半分のスペースしかなかったグリーン車については1両全体に拡大し、ゆったりと移動時間を過ごしてもらえるよう改善。各席に仕切りを設けプライベート空間を確保するほか、車窓からの景色を楽しむことができるラウンジスペースを設ける。

特急「いなほ」新型車両のグリーン車のイメージ(JR東日本提供)

 E653系はアルミ合金を用いて軽量化したのが特徴。安全確保のためカーブでは速度を下げて運行するが、加速性の向上により全体としては移動時間の短縮が図られるという。

6545荷主研究者:2013/07/15(月) 11:25:13

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/474746.html
2013年06/20 16:00 北海道新聞
JR函館駅の5代目駅舎、あす10周年 北海道新幹線「新函館駅」との連携課題

21日で開業10周年を迎えるJR函館駅の5代目駅舎

 【函館】JR函館駅の現駅舎が21日、開業10周年を迎える。「ひかりのまち・函館」をイメージした巨大な船のような形の駅舎は、札幌や新青森などからの特急の終着地として、函館のまちのシンボルの一つだ。だが、3年後の北海道新幹線開業後はその性格も大きく変わり、北斗市の新函館(仮称)駅との連携が課題となる。

 函館駅にとっては5代目となる現駅舎は、JR北海道と姉妹提携を結んでいるデンマーク国鉄の協力を得て設計された。正面左肩に設置された大時計は、地域住民からの要望を受けて、開業1年後に取り付けられたものだ。

 かつて、青函連絡船が運航していた時代の函館駅は北海道の玄関口の一つだった。JR北海道が発足した1987年当時の乗降客数は1日当たり1万3600人に上った。

 しかし、88年の青函トンネル開通で連絡船は廃止。JRは新千歳空港とのアクセスを重視するようになり、函館駅の玄関口としての性格は薄らいだ。今も札幌や新青森へ向かう特急の始発駅だが、昨年の乗降客数は同6316人と87年の半分だ。

 斬新なデザインの現駅舎に北海道新幹線が乗り入れることを夢見る市民も少なくなかったが、札幌延伸に合わせてJRが函館―新函館間を経営分離することに函館市が同意。直接乗り入れの可能性は消えた。3年後の新幹線開業後は、当面の終着駅となる新函館から乗客をいかに円滑に函館市内に運ぶか―という新たな役割を担うことになる。

 駅舎近くの函館朝市どんぶり横丁市場は、現駅舎開業に合わせてで建て替えられ、今年で8周年。函館朝市協同組合連合会の井上敏広理事長(65)は「駅と朝市が相互に知恵を絞り、駅前のにぎわい創出でも協力関係を築いていきたい」と話している。(松嶋加奈)

6546荷主研究者:2013/07/15(月) 11:40:02

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306290008.html
'13/6/29 中国新聞
山口線4便の再開求める

 JR西日本が3月に行ったダイヤ改正で、益田―山口間の山口線が4便減便になったことを受け、沿線自治体でつくる山口線利用促進協議会の会長を務める山本浩章・益田市長は28日、同社広島支社(広島市東区)を訪ね、4便の運行再開を要請した。

 同協議会は、山口線を利用する生徒の多い益田市内の高校や津和野高(島根県津和野町)、山口高徳佐分校(山口市)の通学環境の悪化を問題視。特に、午後2時台と同7時台に益田駅を出発する津和野経由山口行きの列車がなくなったことで、「定期試験中や部活動後の帰宅に支障が生じている」と訴えた。

 また、益田駅発の最終便の出発時刻が午後10時8分から同8時35分に早まったことで、「飲食や買い物の消費行動が鈍っている」と指摘した。

 同支社はダイヤ改正後、学校側の要望に応じた臨時便を出している。

【写真説明】臨時列車の運行を知らせるJR津和野駅の時刻表

6547荷主研究者:2013/07/15(月) 12:00:00

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20130701051987.html
2013/07/01 11:16 新潟日報
北越急行、売上高が過去最高
12年度決算

 北越急行(南魚沼市)は28日、2012年度決算を発表した。売上高(運輸収入)が前期比11・9%増の38億1840万円に上ったのをはじめ、経常利益、純利益がいずれも過去最高となった。

 同社によると、運休本数の減少、さらに東京スカイツリー人気などによる対首都圏輸送の好調やJRと協力した北陸キャンペーン効果などから、総輸送人員が前年度比11・9%増の392万6千人となった。売上高は前期比4億682万円増加し、震災、豪雨など災害続きによる落ち込み基調から反転した。

 経常利益は同62・7%増の18億4070万円となり、純利益は同96・2%増の11億2925万円を確保した。

 これにより、北陸新幹線開業後に備える内部留保資産は、目標としていた100億円を超え、104億7783万円となった。

 十日町市役所で会見した大熊孝夫社長は「世情が落ち着いてきて観光と共にビジネスも活発に動きだした」と分析。輸送人員では特急はくたかが前年度比13・5%増加しただけでなく、普通列車も同7・9%増えたことについて、「全国の地方鉄道が疲弊する中、地元の鉄道会社としてうれしい」と話した。

6548チバQ:2013/07/18(木) 23:53:11
http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/railway/news/20130718-OYS8T00872.htm?from=localtop
制服も「ななつ星」の輝き



制帽には七つの星をデザインしたマークが光る(17日午後、福岡市博多区で)=中司雅信撮影



「ななつ星in九州」の乗務員が着用する制服とショルダーバッグ(17日午後、福岡市博多区で)=中司雅信撮影 JR九州は17日、10月に運行を始める豪華観光寝台列車「ななつ星in九州」の乗務員が着用する制服を発表した。

 ななつ星の列車をデザインした水戸岡鋭治氏が制服も担当。白を強調した夏用と、黒が印象的な冬用、観光地でのガイドなどの際に使う制服の3種類が披露された。いずれも帽子やジャケットの胸などに、ななつ星の金色のエンブレムを配した。丈夫で軽量な最先端の生地を使用するなど、使い勝手や着心地も重視したという。

 老舗メーカーの吉田カバンと共同制作した専用ショルダーバッグは、九州らしさの演出のため、裏地の一部に鹿児島県の大島紬(つむぎ)を使用した。

 水戸岡氏は「昔ながらの鉄道の制服をイメージし、懐かしく感じられるデザインにした。多くの乗客にも共感してもらえるものができた」と述べた。

(2013年7月18日 読売新聞)

6549チバQ:2013/07/18(木) 23:54:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20130718-OYT8T00023.htm
広見線利用者数伸びず

.新可児―御嵩通勤、通学に助成導入も
 路線維持のため、可児市と御嵩町が財政支援している名鉄広見線の新可児―御嵩間の利用促進策を話し合う活性化協議会が17日、同町で開かれ、利用者数が回復していないことが報告された。協議会長の渡辺公夫町長は「なかなか回復せず残念。通勤や通学の利用者を増やしたい」と話した。

 両市町は2010年度から、同区間の赤字分を穴埋めするため、3年間で計3億円を名古屋鉄道に対し支援。今年度から改めて3年間、年間計1億円を支援することが決まっている。

 一方、09年度は100万9398人だった利用者数は、10年度は99万5441人、11年度は96万7639人、12年度は94万8698人と減少。今年度から3年間は、12年度の94万人を維持することを目標に掲げたが、今年度の利用者数は、4月が8万5211人(昨年比97・3%)、5月が8万4729人(同97%)、6月が8万5991人(同99・9%)と、いずれも昨年を下回ったという。

 両市町は今年度から、通勤・通学の利用者を増やすため、車から電車通勤に切り替えた人に上限付きで定期代の3分の2を助成し、制度を活用する従業員を雇う民間事業所に1人当たり月2000円を支給している。同協議会では「今後、さらに制度のPRを徹底したい」としている。

(2013年7月18日 読売新聞)

6550荷主研究者:2013/07/21(日) 10:30:31

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130629/CK2013062902000016.html
2013年6月29日 中日新聞
津市、利用拡大へ座談会 JR名松線運行再開に向け

 二〇〇九年の台風被害で一部区間が不通となっているJR名松線(津市−松阪市、全長四三・五キロ)の復旧工事が始まったことを受け、市は利活用策を話し合う座談会を七月から開く。一五年度の運転再開に向けて、存続には利用者の確保が急務なため。沿線住民らの意見を聞き、具体的な施策につなげる。

 「オープンディスカッション」と題して、津市と松阪市の名松線沿線三カ所で、それぞれ四十〜五十人を集めて議論する。初回は七月三十日、津市美杉町奥津の八幡地域住民センターで開催。数人ずつのグループに分かれ、利活用策や利便性の向上や、駅周辺の観光資源の再発見など、テーマごとに自由に意見を出し合う。最後に参加者全員で議論する。

 交通政策に詳しい愛知工業大の伊豆原浩二客員教授がコーディネーターを務める。九月二十八日には津市一志町田尻の一志農村環境改善センター、十一月三十日は松阪市本町の市産業振興センターでも同様に開く。

 JR名松線は、〇九年十月の台風で、線路に土砂が流れ込むなどして全線で運休。その後復旧したが、津市の山間部を通る家城駅−伊勢奥津駅間(十七・七キロ)はバスによる代替運行が続く。県や津市が十億円をかけて治山対策をして、JR東海が先月末から復旧工事を始めた。

 JR東海によると、台風前の〇八年度、家城駅−伊勢奥津駅間の一日平均の乗客は九十人で長年、赤字が続いていた。一方、同区間の代替バスの利用者は一〇年度の四十九人をピークに、一一、一二年度は四十人を下回る状態が続いており、さらなる赤字で存続が危ぶまれる状態。市の担当者は「活発な話し合いで多くの意見を出してもらい、利用者増につなげたい」と期待している。

運転再開に向けて復旧工事が始まったJR名松線=津市で

 座談会の参加希望者は事前に申し込み、空席があれば当日参加もできる。問い合わせは、市名松線復旧推進室=電059(272)8081=へ。

(宿谷紀子)

6551荷主研究者:2013/07/21(日) 10:57:08

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201307030034.html
'13/7/3 中国新聞
錦川鉄道、26年連続で赤字

 岩国市の第三セクター錦川鉄道は1日、2012年度決算を発表した。錦川清流線の利用客数は5・4%減の約21万8千人と、過去最低になった。経常損失が約5300万円と、前年度に比べ約300万円減ったものの、開業以来26年連続の赤字になった。

 沿線地域の過疎・高齢化の影響で通勤通学の定期利用客が3・7%減ったうえ、観光などの定期外利用客も8・1%減と、利用客の減少に歯止めがかからなかった。鉄道事業の営業収入は6・0%減の約8700万円に落ち込んだ。

 関連事業では、トロッコ遊覧車「とことこトレイン」が利用客数約2万4千人と3年連続で減少したものの、約400万円の黒字を確保した。他の4事業を合わせた関連事業全体でも約400万円の黒字だった。

 本年度決算では、市の指定管理者になった岩国城ロープウエーと岩国城の運営が盛り込まれる。清水晃一社長は「清流線と相乗効果を発揮できるかが課題」と話した。

6552荷主研究者:2013/07/21(日) 11:10:18

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120130705caau.html
2013年07月05日 日刊工業新聞
ホームドア、設置駅が増加−昨年度45駅増の564駅

 国土交通省のまとめによると、2012年度末時点でホームドアが設置された鉄道の駅は前年に比べ45駅増の564駅となった。増加数としては07年度の76駅増(年度末時点の設置駅数394駅)に次ぐ伸びとなった。ホームドア導入の障害となっている車両扉位置の違いに対応する技術開発や低コスト製品の開発も進み、今後は転落事故防止の切り札として普及が進みそうだ。

ワイヤロープが昇降するスクリーン式ホームドアの設置イメージ(日本信号)

 ホームドアを導入している路線は、北海道の札幌市営地下鉄から九州新幹線まで都市部を中心に全国に及んでいる。12年度は札幌市営地下鉄の南北線全15駅、JR山手線の大崎と池袋駅、JR東海道新幹線の東京と新大阪駅のほか、東京メトロ、東京都営地下鉄も追加整備を実施する。新たに関東私鉄大手の東武鉄道、京王電鉄、小田急電鉄も導入に踏み切った。

 国交省は地元自治体とも連携し、費用の助成や税制特例措置で導入を促している。

6555チバQ:2013/07/21(日) 20:46:17
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130719/dms1307190735011-n1.htm
新幹線が来るはずだった地味ぃ〜な駅 お手軽&ディープな鉄道名所★東淀川駅

2013.07.19
.連載:レールヘブン
.

JR東海道線の東淀川駅(大阪市淀川区)【拡大】

. 鉄道コラムの担当者ということで、知人から「今度旅行に出かけるのだが、どの電車で行けばよいか考えてほしい」などと相談されることがある。こちらの知識を見込んでのことだから、喜んでお受けしている。

 あるとき、「大阪への出張中に手っ取り早く楽しめるところはないか」という質問を受けた。おすすめしたのがJR東海道線の東淀川駅(大阪市淀川区)である。

 「手っ取り早く」といわれなければ、多数の鉄道車両が展示されている「交通科学博物館」(同港区)を推しただろう。その方の希望が「サッと行って、サッと帰れるところ」だったので出張中、新幹線を利用するついでに15分もあれば行ける場所を提案した。

 東淀川駅は新大阪駅の隣で、1つ京都寄りの駅である。新大阪−東淀川間はたった700メートルで、所要時間は1分。そのため、復路の乗り継ぎがよければ10分以内に新大阪に戻れる。駅構内をじっくり見学しても、30分あれば十分だろう。

 この駅の面白さは設置された背景にある。戦前、のちの新幹線にあたる「弾丸列車」が計画された際、ここへ「新大阪駅」ができることになり、1940(昭和15)年に乗り換えの便を図る在来線側の駅として開業した。

 ところが、いざ新幹線の建設が本決まりになると、現在の場所へ新大阪駅を設置するように計画が変更されてしまった。取り残された東淀川駅には廃止論も浮上したようだが、周辺住民の反対を受けて存続することになったという。

 駅舎の前に立ち、「ここが新大阪駅になっていたら」と想像してみる。実際には利用客が1日8000人規模という地味ぃ〜な駅。見た目と、想像の世界とのギャップを楽しむ、お手軽ながらディープな鉄道名所である。 (久保木善浩)

6556とはずがたり:2013/07/21(日) 21:30:29
>>6555
知らなかったっす。
堂島が梅田になったみたいに東淀川が新大阪になったんですねぇ。。
余りに近すぎるので廃止すべきだったかと。
寧ろ大阪と新大阪の間にもう一駅あっても良いかと。

6557とはずがたり:2013/07/22(月) 17:14:28

JR北海道:またトラブル 特急車両から潤滑油漏れ、停車
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20130722k0000e040302000c.html
毎日新聞2013年7月22日(月)12:47

 22日午前10時15分ごろ、北海道清水町のJR根室線十勝清水駅−羽帯(はおび)駅間を走行していた札幌発帯広行き特急「スーパーとかち1号」(4両編成、乗員乗客72人)の運転士が、3号車のエンジンの異常を示す表示に気付き、停車した。車両下部のエンジン付近から潤滑油が漏れており、白煙が上がっていたとの目撃情報もある。3号車の乗客41人は1、2号車に避難した。けが人はなかった。

 JR北海道の列車の出火・発煙トラブルは今年6件発生している。同社によると、今回の車両はディーゼル車の「キハ261系」で、これまでトラブルがあった車両とは別の型といい、原因を調べている。【遠藤修平】

6558とはずがたり:2013/07/26(金) 21:15:16
色々すげえ。

乗客ら40人電車押す ホームと車両に挟まれた女性救出
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130722602.html
産経新聞2013年7月22日(月)21:21

 22日午前9時15分ごろ、さいたま市南区南浦和のJR南浦和駅で、停車中の京浜東北線磯子行き普通電車から降りようとした30代の女性が足を踏み外し、電車とホームの間に挟まれた。車内やホームにいた利用客約40人が車両を押し、隙間を作りだして女性を救出。女性に目立ったけがはなかった。

 南浦和駅によると、駅員が電車内にいた乗客を降ろし、女性を引き上げようとしたがうまくいかず、その様子をホームで見ていた乗客らが自主的に協力し、電車を押して隙間を作った。数回目に車体が傾き、駅員が2人がかりで女性の脇を抱えて引き上げると、周囲からは拍手がわいたという。

 車両とホームの隙間は約10センチ。1両当たりの重さは約32トンだが、車体と台車の間に衝撃を抑えるエアサスペンションがあり、車体を押すことで隙間ができたという。京浜東北線は最大で8分の遅れが出た。

6560チバQ:2013/07/28(日) 22:44:45
■「ハイヒールで日帰り登山」 富士急、環境配慮し撤回




 まずは富士山有料道路(富士スバルライン)の第5カーブから南に分岐させ、「5合目スカイウェイ(仮称)」という自動車道を新設する。そこから車で約15分走るとケーブルカーのスタート地点である5合目駅に到着する。

 5合目駅からは「支杖流し」の下をくりぬいて敷設した地下路線を進む。最深部が地下35.4メートル、最も浅い場所だと地下6.6メートルになるという。

 ケーブルカーは5合目から8合目までの山麓線、8合目から山頂までの山上線の2路線で構成する。5合目と8合目、そして山頂に駅を設け、山頂までは約12、3分で到着する計画だった。山麓線は定員175人、山上線は定員120人を見込み、それぞれ2両編成を想定していた。

 構想は「ハイヒールで日帰り登山」などと称され、大きな反響を呼んだ。しかし計画申請から11年後の1974年6月、同社は申請を取り下げる。会見で当時の堀内光雄社長(現会長)は取り下げの理由をこう説明したという。

 トンネルケーブルは安全性と環境保全に最大限配慮してきたものの、自然保護が必要とされる昨今、いささかでも自然を損なう懸念のないようにするのが富士急行にとっても重要である――。




富士山頂で迎えるご来光(7月1日)
 山頂へのアクセスという点で期待があった半面、富士山にトンネルを掘ることについては抵抗もあった。実際、構想を批判する声も多く、同社としても配慮せざるを得なかったようだ。

 ちなみに、構想を発表・撤回した当時の社長、堀内光雄氏は元衆院議員。自民党の総務会長などを歴任した人物だ。

■高尾山と山中湖を結ぶ構想も




富士急行はかつて、富士山の北側を走る鉄道路線を計画していた。同社が申請を取り下げる際に提出した資料に、路線図が添付してあった(国立公文書館所蔵)
 富士急行はほかにも、かつて富士山周辺で様々な路線を計画していた。国立公文書館で調べたところ、同社が戦後早々に提出した資料が残っていた。それは意欲的なプランだった。

 1948年(昭和23年)、富士山麓電気鉄道(現・富士急行)は3つの区間の路線敷設を申請した。「富士吉田〜御殿場」「河口湖〜富士宮」「山中湖〜浅川」だ。浅川駅とは現在のJR中央本線高尾駅のことだ。

 高尾山の麓から山中湖へ線路を延ばし、さらには御殿場から河口湖を経由して富士宮まで走らせる。完成すれば富士山の北側を走る観光鉄道になるはずだった。

 しかし申請書類には、運輸省の担当者が「実現は困難と思われる」と意見を書いていた。その理由は「我が国の復興発展に寄与すること大なりと認められるが、現状では資材その他の点に難色があり」。終戦から3年の段階では、時期尚早と判断されたようだ。

 その後同社は計画を一部取り下げ、富士吉田から山中湖に焦点を絞る。しかしこれも実現せず、1968年(昭和43年)にはすべての申請を取り下げた。


■地下ケーブルカー構想、1930年代にも別の計画があった

 富士山周辺では、古くから数多くの鉄道計画があった。村串仁三郎著「国立公園成立史の研究」(法政大学出版局)によると、明治時代末期から終戦までの間に、少なくとも7件の計画が提出されたという。




1935年に浮上した富士山頂までの地下ケーブルカー構想は大きな話題となった。申請書類には、当時の東京朝日新聞(9月11日付)が参考資料として添付してあった(国立公文書館所蔵)
 この中で最も実現性が高いといわれたのが1935年(昭和10年)の地下ケーブルカー構想だ。

 出願者は元貴族院議員で貴金属商の山崎亀吉。資金力があったうえ、「1940年(昭和15年)の開催を目指していた東京五輪に向けて」という大義名分もあり、世論は沸騰した。

 「麓からわずか40分で山頂に到着」――。山崎らの地下ケーブルカー構想は「モグラ式ケーブルカー」などと呼ばれ、大きな話題となった。麓から山頂まですべて地下を走る構想で、5合目に乗換駅を設ける。5合目には観光ホテルを建て、頂上にも「石室のホテル」を計画していた。

 村串氏によると、内務省は当初から反対姿勢を鮮明にしていたが、運輸省や国立公園協会などでは賛成論もあったという。

 国立公文書館所蔵の申請書類をみると、山崎らが「相当な資産を有し」ているとして、信用力については一定の評価を与えていた。ただし「富士山は霊峰」であると否定的な意見が書き込まれ、さらには当時の新聞や鉄道省に届いた抗議はがきも添付。そこには「富士山にケーブル架設 絶対反対 もし架けたらぶっ壊す」と書かれていた。

 結局、計画は立ち消えとなった。1936年(昭和11年)にいったん決まった東京五輪開催が、日中戦争突入で中止となったことで、大義名分がなくなったからだ。

6561チバQ:2013/07/28(日) 22:45:10
■終戦直後、登山鉄道と地下ケーブルを組み合わせた構想も

 戦後になってもいくつかの構想が浮上した。なかでも1947年(昭和22年)に持ち上がった計画は現実味があった。5合目付近までは登山鉄道、そこから山頂までは地下ケーブルカーを検討しており、地元有力者や山梨県知事など政財界の有力者を味方につけた。




 「国立公園成立史の研究」によると、計画は山梨・静岡・神奈川3県からなる「富士箱根国立公園地方委員会」での了承を取り付けた。ただし一部が修正され、5合目までは自動車道路、5合目から山頂までがケーブルカーとなった。

 そこに立ちはだかったのが国立公園を管轄する厚生省(当時)だ。5合目までの自動車道については合意ができつつあったが、5合目より上の開発は認めないというのが戦前からの厚生省の一貫した主張だった。

 1950年(昭和25年)に文化財保護法が成立すると、5合目より上の開発は一気にハードルが上がった。そんな状況下で1960年代に登場したのが、先に紹介した富士急行の頂上までのケーブルカー構想だった。環境への配慮があったとはいえ、やはり富士山頂までトンネルを掘るという構想は、理解が得られなかった。

 今回、富士五湖観光連盟が打ち出した登山鉄道は山頂までではなく、あくまで5合目までの計画となっている。5合目から上は考えていないようだ。既にある富士スバルラインの衣替えでもあり、これまで浮上してきたゼロからの開発とは一線を画す。

 とはいえ、富士山周辺は国立公園となっており、自然公園法の規制を受ける。開発となると、環境影響評価のハードルもある。これらをどう乗り越えるのか。課題は多い。

 登山鉄道には利点もある。運賃や運行本数、予約席の導入など工夫次第で入山者をある程度コントロールできるのだ。富士山では登山者急増による環境悪化が深刻な問題となっている。これからの富士山を考える上で、ただ観光客が増えればいいという発想は通用しない。

 富士急と観光連盟がこれから構想をどう具体化していくのか。世界遺産の未来を決めるだけに、その行方が注目される。(河尻定)

6562チバQ:2013/07/29(月) 20:26:26
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072990070009.html
幻の貨物新幹線 本気だった 
2013年7月29日 07時00分

中央に広がる東京貨物ターミナル駅の左側が東海道新幹線車両基地。新幹線基地とコンテナ駅をセットで造るのが旧国鉄の方針だったとされる=東京都品川区八潮で、本社ヘリ「あさづる」から(松崎浩一撮影)


 旧国鉄が東海道新幹線開業前後に検討し、鉄道ファンの間で「幻の計画」として知られる東京−大阪間の貨物新幹線計画の詳細を、当時の担当者で、後に首都圏本部長も務めた元常務理事が本紙に明らかにした。貨物輸送が実現しなかったにもかかわらず国鉄首脳がその理由を明確にしなかったため、新幹線建設に世界銀行(世銀、本部ワシントン)の融資を受ける目的での「見せかけの構想」だったとの指摘も出ていた。だが、元理事は、東京、静岡、名古屋などでの貨物ターミナル用地の買収も済み、工事が始められていた事実を指摘し、「真剣な計画だった」と反論している。

 この元理事はJR九州初代社長の石井幸孝氏(80)。石井氏は、国鉄が一九七〇年に作成した「車両の今後のあり方(ビジョン)」を車両課総括補佐として取りまとめた。ビジョンには、機関車が貨車を引くのでなく、電車方式での新幹線コンテナ特急の詳細な検討図が盛り込まれている。

 六四年に開業した東海道新幹線の建設をめぐっては、政府の国鉄幹線調査会が五八年、東京−大阪を三時間で結ぶ旅客超特急とともに五時間半で走る貨物新幹線を答申。具体的な検討は国鉄の新幹線総局計画審議室などに引き継がれた。

 石井氏によると、国鉄は貨物取扱駅の設計図を作製し、東京都品川区、静岡市葵区、名古屋市中村区、大阪府摂津市の四カ所に用地を買収した。しかし、当初、二千億円弱と見積もられた東海道新幹線の建設費が急激なインフレにより三千八百億円に膨れ上がり、世銀から八千万ドル(当時の換算で二百八十八億円)の融資を受けたものの、貨物輸送を断念させられたという。

 計画断念後、貨物新幹線用地は用途を変更し、現在は在来線貨物駅の東京貨物ターミナルや車両基地などに使われている。摂津市の大阪貨物ターミナルの近くには未完成の高架施設も残っている。

 石井氏は「当時定めた国鉄コンテナの規格も、新幹線コンテナ特急に積み込むことを想定し大きさを決めた」と強調。世銀に融資を求める際に貨物が鉄道輸送の主力である米国の理解を得ようとして見せかけの貨物新幹線計画を盛り込んだ、とする見方を否定した。

 その上で「鉄道輸送はトラックに比べて二酸化炭素排出量が約七分の一、エネルギー消費量も十分の一程度。環境対策のためにも、かつて計画した経験を生かし、全国の新幹線網を利用した貨物輸送を再検討すべきだ」と訴えている。

(東京新聞)

6563チバQ:2013/07/30(火) 23:15:20
http://mainichi.jp/feature/news/20130729mog00m020017000c.html
北越急行:絶好調に影 2年切った北陸新幹線延伸、ドル箱「はくたか」廃止必至 沿線自治体、薄い危機感
2013年07月29日

 「第三セクター鉄道の優等生」と呼ばれてきた「北越急行」(新潟県南魚沼市)に明暗が交錯している。このほど発表された2012年度決算は開業以来16年連続の黒字決算。経常利益、輸送人員とも過去最高を記録したが、その一方で、ドル箱の特急「はくたか」廃止に直結する北陸新幹線の延伸も開業(15年春)まで2年を切った。廃止後の赤字転落が目前の危機として迫るのに、てこ入れ策はまだ見いだせないのが現状だ。【神田順二】

 同社の12年度決算は、営業収益は46億9100万円(前年度比4億2500万円増)。経常利益は18億4000万円(同7億900万円増)。法人税などを差し引いた純利益も11億2900万円(同5億5300万円増)といずれも過去最高だった。

 増収をもたらしたのは輸送人員の大幅な伸びだ。総輸送人員は前年度比11・9%増の392万6000人。同社のほくほく線とJR線を直通運転する「はくたか」(JR越後湯沢−金沢、福井、和倉温泉)の輸送人員は、東京スカイツリー開業による北陸から東京への観光客の増加などで、同13・5%増の280万2000人。普通列車も伸びて同7・9%増の112万4000人を記録した。

 だが、総輸送人員の約7割、営業収益の約9割を占めるはくたかは、北陸新幹線の長野−金沢間が開業すれば廃止が確実視されている。その後は赤字経営に直面するのは必至だが、出資する沿線自治体に危機感は薄い。同社が経営安定化策として積み立てる内部留保金が約104億7000万円に達し、目標の100億円を突破したためもあってか「年間3億〜5億円の赤字が出ても20〜30年は大丈夫」という楽観の声もあるほどだ。

 こうした見方に、同社の大熊孝夫社長は早くから「このままでは経営はいずれ行き詰まる」と懸念を示し、「北越急行が沿線自治体に納めた固定資産税の累計は、既に自治体の出資額を上回る。自治体は税収の一部を北越急行支援のために積み立てる仕組みをつくるべきだ」と主張してきたが、自治体側の反応は鈍い。大熊社長は固定資産税の軽減策として「将来的には、運営は民間が行い、鉄路や土地は自治体が所有する上下分離方式(公設民営)を視野に入れなければ存続できないだろう」とも語る。

 光があるとすれば、普通列車の利用も伸びている点だ。12年度の1日平均利用客は3080人と、開業時の想定(2924人)をわずかながら上回った。同社は、十日町市内を中心に行われる大地の芸術祭、09年度から導入された高校の全県一区制が呼び水となったが、通勤通学列車のダイヤの見直しも奏功したとみる。

 「はくたか」の穴を埋めるまでには及ばないまでも、沿線自治体や住民に今後「マイレール」の意識が高まるかが、経営安定のカギになりそうだ。

6564チバQ:2013/08/02(金) 00:15:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130801-00000506-fsi-bus_all
クルーズ列車の人気沸騰 「ななつ星」来年3月まで満席 JR東・西も追随へ
SankeiBiz 8月1日(木)10時0分配信



「ななつ星in九州」の運行ルート(3泊4日コース)(写真:フジサンケイビジネスアイ)
 九州を周遊するJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」が10月15日から運行を開始する。列車内で過ごす時間を楽しむ「日本初のクルーズトレイン」をキャッチフレーズに、1泊2日で1人約15万円からという高額商品ながら、すでに来年3月まで予約で満席。利用の中心は裕福なアクティブシニア層で、その好調ぶりに、JR東日本や西日本も同様の豪華寝台列車を運行する検討を始めた。

 「豪華客船で得られる出会いが列車であってもいいと考えた。車窓を眺めながら、列車が提供する最高の時間を過ごしてほしい」−。ななつ星を発案したJR九州の唐池恒二社長はこう胸を張る。イメージしたのは、往年の名優、ケイリー・グラントとデボラ・カーが主演した米映画「めぐり逢い」(1957年製作)。豪華客船で出会った2人が、再会を約束しながら、不慮の事故で会えずに終わる悲恋を描いた作品だ。「最初は列車を『めぐり逢い』と名付けようと思ったんだが、却下された」と唐池社長は笑う。

 運行ルートは1泊2日と3泊4日(1泊は旅館泊)の2コース。費用は2人1室の利用で1人約15万〜56万円台までで、一流の食事はもちろん、3泊コースは旅館の宿泊代も含まれる。来年3月までの予約は倍率9倍という高さで完売し、現在は来年4〜6月の予約を受け付け中だ。利用予定者は関東地方からが3割以上を占め、定年退職前後の夫婦や女性同士が多いという。

 JR九州は多くの観光列車を有しており、バーカウンターを持つことで話題になった「A列車で行こう」、ななつ星など大半を著名な工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手がけている。観光列車には運行列車数が少ない路線を有効活用する狙いもある。また、燃料代などの運行コストも大都市間を高速で走る特急のようにはかからない。その代わり内装に贅(ぜい)を尽くした。ななつ星の場合、ラウンジ車、食堂車を含めた7両編成で製造費用は30億円と九州新幹線並み。客室にはシャワー・トイレも完備し、洗面台に使うボウルは、6月に亡くなった有田焼を代表する14代酒井田柿右衛門の遺作という凝りようだ。

 絶好調のななつ星だが、JR九州の業績に与えるプラス効果は微々たるもの。ただ、唐池社長は、何かと話題になることで「宣伝効果は計り知れない。九州全体の観光を底上げして、日本を世界に発信したい」と意気込む。ゆくゆくは海外からの旅行客も呼び込む方針で、昨年12月に仏カンヌで開かれた旅行業の商談会では、アジアや欧州の旅行社からの問い合わせが相次いだという。

6565チバQ:2013/08/02(金) 00:15:26
 JR九州の取り組みを参考に、JRグループ各社にも追随の動きが広がりつつある。中高年のアクティブシニア層へ「ゆったりとした豪華な国内旅行」を提案することが表向きの共通テーマだ。その裏では各管内の不採算ローカル路線を最大限活用することで収益アップを図るほか、観光需要を掘り起こすことで各地域の活性化をもたらす“一石三鳥”の効果につなげたい思惑も働いている。

 JR東日本は、早ければ2016年春を目標に、東日本各地を3〜4日間かけて周遊する豪華観光列車の運行を開始する。東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方などを「観光を通じて活性化したい。利用客には、価格に見合うもてなしとサービスを提供し、非日常的な空間を楽しんでもらいたい」(冨田哲郎社長)という狙いがある。

 高額だが、ゆったりとした旅をアクティブシニアに提案する。料金は1人当たり20万円前後を想定。新たに製造する豪華列車は10両編成で、うち6両を客車とし、ベッド、シャワーを備えたスイートルームの客室を2〜3室設ける。食事やお酒はダイニングルームやラウンジで楽しめる形式をとる。列車は著名工業デザイナー、奥山清行氏が監修する。

 JR西日本も、アクティブシニアを主要顧客層に想定した豪華寝台列車の導入を、17年度までの運行開始を目標にして準備を進める。価格設定はJR九州よりも安めの10万〜30万円を想定。京都や島根の日本海側や広島といった瀬戸内側を数日間かけて周遊するコースを検討している。車両の前方と後方には展望台をそれぞれ設置し、食堂車では沿線でとれる魚介類や野菜を提供する。真鍋精志社長は「郷土芸能など各地域の良さを楽しんで知ってもらいたい」と話す。

 クルーズトレインは海外では多くの例があるが、日本では、ななつ星が初めて。団塊の世代が本格的にリタイアを迎え、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による景気回復が追い風となって利用希望者が増えているとみられる。九州は海、山と自然が豊かで、地元食材も豊富と「クルーズトレインに適した地域」(大手旅行会社)。相次ぐ参入で、今後はいかに地域の特性を打ち出すかと、若い世代が気軽に利用できるような価格設定が課題となりそうだ。(藤沢志穂子、西川博明)

6566荷主研究者:2013/08/03(土) 10:48:06

http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/147209
2013年07月18日10:40 千葉日報
北総鉄道が債務超過解消 乗客伸び増収増益 運賃値下げは検討せず 13年3月期
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 北総鉄道(鎌ケ谷市)が17日発表した2013年3月期決算は乗客の伸びなどにより売上高に当たる営業収益が前期比3・2%増の159億2200万円、純利益が22・7%増の26億6800万円だった。純資産約17億円を計上し、1979年の開業後から続いた債務超過が初めて解消された。ただ、累積赤字は231億円と依然巨額で、沿線住民から強い要望が出ている高額な運賃の値下げについて「まだ検討段階にない」と同社は話す。

 年間乗客数は前期比3・1%増の3550万6千人。アクセス特急の増発や昨年5月開業の東京スカイツリーの効果、海外旅行需要の高まりなどにより、定期外の乗客が5・0%増と伸びが目立った。定期の乗客は2・2%増。沿線の千葉ニュータウンへの新規入居が3割増の779戸に上ったことも寄与した。

 車両の定期検査による修繕費が減少したことや、鉄道建設・運輸施設整備支援機構への鉄道建設費用の返済金や支払利息が減少したことなどから、経常利益も18・2%増の43億9200万円だった。最大で198億円にまで膨らんだ債務超過が解消された上、累積赤字も00年3月期に計上したピーク時の447億円に比べて半分にまで減少した。

6567荷主研究者:2013/08/03(土) 11:26:52

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130724103.htm
2013年7月24日02時33分 北國新聞
白山の在来線新駅概略調査 市がJR関連会社に委託

 白山市は23日までに、北陸新幹線の白山総合車両基地(仮称)の隣接地で、在来線新駅の設置に向けた概略調査に乗り出した。JR西日本の関連会社に業務委託し、ホーム形状や規模、需要予測を含めた基本構想を策定する。市は駅構想地の隣接地域で土地区画整理事業の調査にも近く着手し、新駅を含めたまちづくり計画の検討を本格化させる。

 新駅を構想するのは北安田町地内にあるJR北陸線と都市計画道路末松徳光線が交差する地点。松任駅から約2キロ、加賀笠間駅から約2・4キロで、市は整備費を市が負担する「請願駅」としての設置を目指している。

 新駅の概略調査ではホームのほか、駅前広場の規模、既存道路からのアクセス方法なども検討する。新幹線高架橋や白山総合車両基地と近接することから整備する上での技術的な検証も行う。需要予測調査は土地区画整理事業による人口増などを条件に加えて算定。市は宅地開発などが進めば周辺地域の人口増が期待できるとみている。市は調査をもとに来年度以降、JR西日本との協議に臨む。

 市は白山総合車両基地に「JR白山駅」(仮称)として、新幹線と在来線の乗り場を設置する案を探っていた。しかし、発着本数が限られることなどから新幹線乗り場の設置は断念。新幹線新駅については加賀笠間駅周辺で設置を目指す方針に転換した。

 北安田町の約13ヘクタールでは土地区画整理事業の実施に向けて、組合の設立準備委員会が昨年7月に発足した。計画地は開発が抑制される市街化調整区域に当たり、市は今年度に事業に関する調査を進め、来年度以降の市街化区域変更に向けて関係機関と協議する。

6568荷主研究者:2013/08/03(土) 11:34:15

http://kumanichi.com/news/local/main/20130724006.shtml
2013年07月24日 熊本日日新聞
パークアンドライド、じわり浸透 熊本都市圏

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20130724006_DAT.jpg

 熊本都市圏の渋滞緩和などを目的にしたパークアンドライド用駐車場の利用が少しずつ増えている。県のまとめでは、6月の利用率は収容台数が500台を超えた2010年4月以降で最高の66%になった。ただ利用料金が実質無料になる大型商業施設の併設駐車場が押し上げているのが現状。利用が少ない駐車場では、てこ入れ策を取るところも出ている。

 パークアンドライドは郊外の駅やバス停近くに自家用車を駐車。公共交通機関に乗り換えることで、渋滞緩和や排ガス抑制など環境面に効果があるとされる。

 県都市計画課によると、熊本都市圏でのパークアンドライドは1986年にスタート。熊本電鉄や熊本バスなど交通事業者が自社の駐車場などで取り組んでおり、6月末時点で菊陽町や嘉島町、合志市などに10カ所(計547台分)ある。

 利用率は10〜11年度は50%台前半、12年度は同後半で推移。本年度に入ると65%を超すようになった。

 同課によると、パンフレットなどでの呼び掛けが奏功しているとみており、中でも「ゆめタウン光の森」(菊陽町、JR豊肥線利用)とイオンモール熊本(嘉島町、熊本バス利用)は利用率がそれぞれ100%と96%で、満車状態だ。

 いずれも利用者が5千円分の商品券を買えば1カ月の駐車料金が無料になるシステム。JRと市電を乗り継ぎ熊本市中心部に通勤している南阿蘇村の会社員、西村円さん(33)は「渋滞がなく、便利。(商品券は)衣料品購入などに使う」と、ゆめタウン光の森駐車場を愛用する。

 一方、駅から遠かったり、確実に座れる「始発効果」がなかったりする“短所”を抱える駐車場は利用が伸び悩む。

 例えば宇土市が宇土駅から約300メートルの場所に設けている駐車場(30台収容)は利用が7台にとどまる。このため4月から1カ月の利用料金を値下げ。最低4000円にしたほか、転入者は2年間無料とし、「定住促進策としてアピールしたい」と市都市整備課。

 県は昨年度末、利用者や熊本市内の大規模事業者の従業員ら計約3千人にアンケートを実施。結果を基に民間駐車場の参入を促すなど今後の施策に反映させる考え。県都市計画課は「需要の高い駅やバス停近くの駐車場を見つけ、パークアンドライドのさらなる定着を目指したい」としている。(林田賢一郎、西村日出子)

6569荷主研究者:2013/08/03(土) 12:48:03

http://www.at-s.com/news/detail/738180725.html
2013/7/26 8:17 静岡新聞
JR高塚駅橋上化が起工 2014年度末供用 浜松

安全祈願祭で工事の無事を願う市やJR東海建設の関係者ら=浜松市南区

 JR高塚駅(浜松市南区)の南北自由通路と橋上駅舎化の整備工事の安全祈願祭が25日、同駅南側で行われた。鉄道で分断された可美地区の南北地域の交流を促進して利便性を向上させるための整備で、スズキ本社をはじめとする工場や大型商業施設、住宅地などが集まる、同地域の公共交通ネットワークの拠点として整備する。供用開始は2014年度末。

 祈願祭には鈴木康友市長のほか、市やJR東海建設、地元自治会の関係者約30人が出席。鈴木市長は「高塚町周辺地域が待望していた取り組み。周辺のまちづくりが大いに促進することを期待したい」と述べ、JR東海建設の後藤晴男社長もあいさつした。

 自由通路は延長約100メートル、幅約4メートル。エレベーターやエスカレーターなども設置する。橋上駅は鉄骨2階建て約610平方メートル。工事は市がJR東海建設に委託し、今夏から着手する。総事業費約25億5千万円で、国や市、JRが負担する。

 既存駅舎の撤去後は南口駅前広場の整備を進める計画で、16年度末の完成を目指す。

 市は駅北側で第1期の土地区画整理事業も行い、18年度をめどに駅前広場や駐輪場などを設ける予定。

6570チバQ:2013/08/04(日) 12:17:06
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130803t12030.htm
仙台空港アクセス鉄道、利用1500万人 開業6年4カ月




1500万人目の利用者となった(左から)高橋桃子さん、達矢君、石川澄子さん、信夫さん



 仙台空港アクセス鉄道の利用者が2日、延べ1500万人に達した。2007年3月の開業から6年4カ月余りでの到達となった。
 1500万人目となったのは仙台市青葉区の石川信夫さん(72)、澄子さん(66)夫婦と、孫の宮城野区の小学6年高橋達矢君(11)、小学3年桃子さん(8)。午前10時20分仙台空港駅着の列車で空港見学に訪れた。
 運営する仙台空港鉄道(名取市)の小川竹男社長が駅構内で記念品を贈呈。達矢君と桃子さんは「うれしい。(アクセス鉄道は)きれいだし乗りやすい」などと話した。
 アクセス鉄道は1日1万人の利用を目標に開業したが、実際には平均約7000人で推移。東日本大震災による運休もあったものの、2011年8月に利用者1000万人に達した。
 本年度の利用者は復興需要や格安航空会社の就航などで、過去最高の300万人に達するペースだという。
 小川社長は「今後も安全・安心・確実な交通機関としてサービス向上を図りたい」と話した。


2013年08月03日土曜日

6571チバQ:2013/08/04(日) 20:51:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120420-OYT8T00044.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
開業向け熱い期待

悲願のレール 3年後
待つ人



新幹線路線図



金沢市旅館ホテル協同組合理事長の松本初夫さん(10日、金沢駅前で)=いずれも細野登撮影



現場責任者としてトンネル工事に携わった橋本進さん(12日、小矢部市で)  加賀百万石の城下町として繁栄を遂げた金沢。代々の藩主が参勤交代で江戸に向かったルートは新潟、長野、群馬、埼玉経由で、北陸新幹線の経路と重なる。

 「新幹線開業により、東京が身近になる。世界にもつながる。歴史的な転換点だ」。金沢市旅館ホテル協同組合の松本初夫理事長(62)は熱く語る。

 同組合の前身は、江戸時代に旅人を宿泊させ、食事を提供した「旅籠(はたご)」の集まりだ。歴史があり、豊かな文化を育んできた金沢の魅力をPRするため、松本さんは、時には加賀野菜を手に、時には芸妓(げいぎ)を連れて忙しく飛び回る。

 金沢で生まれ、幼い頃から四季の風情が豊かな浅野川や兼六園を我が家の庭のようにして育った。

 金沢を離れたのは18歳から2年間、東京で料理修業をした間だけだ。満員電車に驚き、アルバイト先のレストランに有名俳優が訪れる都会の華やかさも味わった。帰郷した際、金沢駅前に降り立った印象は「2年前から時間が止まった街」だった。新幹線が走る太平洋側と比べ、“裏日本”とやゆされるほど活気がないことが気になった。

 以来、組合青年部の一員として「浅の川園遊会」など、金沢の情緒を生かした祭りの企画に取り組んできた。由緒ある金箔(きんぱく)店やお茶屋の主人など、大先輩からは「住んでいる我々が街に誇りを持つことが大切」と教わった。

 意気盛んなのは松本さんだけではない。もてなし向上に熱心な女将らによる有志の会では、着物姿で観光してもらうための着付け体験や旅の思い出に渡す絵手紙制作などを実践。観光案内ボランティア「まいどさん」も300人を超える。

 「金沢の一番の売りは名所旧跡ではなく、人の温かさ。一人ひとりのお客さんに『ありがとう。また来てね』と言って送り出し、『あの人に会いたいからまた訪れたい』と思われる街にしていきたい」。松本さんは、新幹線がこれまで以上の観光客を金沢に届けてくれる日を心待ちにしている。

つなぐ人

 「本当に長かった」

 大手建設会社・佐藤工業の社員として、約10年にわたり、富山、石川両県を結ぶトンネル工事を指揮した橋本進さん(63)(富山市西新庄)は、万感の思いで振り返る。

 ルート変更で頓挫した1989年着工の加越トンネルと、2000年完成の新倶利伽羅トンネル(全長6632メートル)の工事で、富山県側の工区の現場責任者を務めた。

 新倶利伽羅トンネルの工事は、困難を極めた。

 「泥質で砂が多く、水が出た。民家の下を掘り進み、川やJRの在来線の下をくぐる作業は危険で、細心の注意を払わなければならなかった」。穴の上部が崩落する「抜け」に何度か遭遇したが、とっさの判断で作業員を退避させた。

 96年4月。橋本さんが監督した富山県側が先に県境まで掘り進み、貫通当日、壁面に紅白幕を張って、石川県側から壁が打ち破られるのを見守った。がらがらという音とともに50センチほどの穴が開き、明かりが差した。穴の直径が2メートルほどに広がると、歓声とともに東西双方の作業員が駆け寄って握手をし、升酒を酌み交わした。両県の新幹線ルートが結ばれた瞬間だった。

 新倶利伽羅トンネルの完成後、朝日トンネル(朝日町)や新親不知トンネル(新潟県糸魚川市)などが続いた。「自分たちが造ったトンネルを新幹線が通ると思うと、感慨深い。苦労がやっと報われる。今からわくわくするね」。橋本さんはそう言って、目を輝かせた。

     ◇

 東京と金沢を結ぶ北陸新幹線が2014年度末までに開業する。北陸の観光やビジネスに変革をもたらすとされ、多くの人たちが新時代の到来を心待ちにしている。期待される新幹線効果と課題を報告する。

(2012年4月19日 読売新聞)

6572チバQ:2013/08/04(日) 20:52:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120420-OYT8T00055.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
砺波発の誘致機運

1965年首相へ直訴 商議所51歳の会頭


岩川さんが「砺波商工会議所だより」(1967年2月25日付)で掲載した「北陸新幹線予定図」。東京―高岡間を2時間、高岡―大阪間を1時間39分でつなぐ構想だった



砺波商工会議所1階ロビーにある岩川さんの銅像の前で、当時を振り返る岡部さん(13日、砺波市永福町で)=細野登撮影  「北陸から東京、大阪方面へ汽車で10時間以上、国道も飽和状態で、北陸地区の産業発展を阻害している。東京、北陸、大阪を3時間で結ぶ新幹線を早急に実現してもらいたい」

 1965年9月26日、金沢市。政府主催の公聴会「一日内閣」は1800人もの傍聴者で、熱気に包まれた。ひな壇に並ぶ佐藤栄作首相ら閣僚に、砺波商工会議所会頭、岩川毅さん(当時51歳)が、詰め寄った。

 当時、砺波市職員だった元市長の岡部昇栄さん(93)は翌日、朝刊を広げて驚いた。「新幹線は東海道だけで、北陸には無縁と思っていた」。岩川さんが終戦後に中越パルプ工業を創業した頃からの付き合いだが、新幹線は初耳だった。「でもね、やりかねないと思った。奇想天外のアイデアマンだったから」

 岩川さんは本気だった。「当時の金で二、三百万円」(岡部さん)を自腹で用意し、新幹線のルートを調査した。東京から群馬県高崎市周辺、長野県松本市を経て北アルプスを貫通し、岐阜県神岡町(現飛騨市)を通過、高岡と砺波の間に新富山駅を建設し、金沢や加賀を経由して大阪を結ぶルートを描き、67年2月、地元で紹介した。「東海道新幹線の代替機能が必要だ」。岩川さんはよく口にしていたという。

 岩川さんの「直訴」から、新幹線誘致の機運は一気に高まる。67年12月に沿線9都府県による「北回り新幹線建設促進同盟会」(1972年、北陸新幹線建設促進同盟会に改称)が発足した。

 71年に上越、東北新幹線の着工が決まったが、いずれも田中角栄、福田赳夫、鈴木善幸ら自民党の大物政治家の地元。岩川さんの北アルプス貫通案は、火山地域を通るなど地形や地質から難工事が予想されたこともあり、73年の整備新幹線の整備計画では上越経由に変更となった。若手衆院議員だった森喜朗元首相(74)は北陸の埋没に危機感を抱き、九州、北海道などライバルであるはずの北陸以外の沿線自治体と連携する戦略で臨んだ。「整備新幹線を国の主要施策に押し上げるため、協力して政府や党に働きかける狙いがあった」

 75年に砺波市職員から県議に転身した岡部さんは、政府予算案編成時期の年末になると、たすきにはちまき姿で自民党本部に出向いた。本部前で国会議員をつかまえては、「北陸を頼みます」と頭を下げた。

 佐藤首相への直訴からほぼ半世紀。岩川さんが夢に描いた北陸新幹線は開業まで3年弱に迫った。岩川さんが生きていたら、どう思うか。岡部さんに尋ねると、にこやかな笑みを浮かべた。「うちらが言い出しっぺだったのに、こんなに遅れるなんてばかな話はあるかと怒りながら、でも、喜んでいるでしょうね」

(2012年4月20日 読売新聞)

6573チバQ:2013/08/04(日) 20:52:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120421-OYT8T00038.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる

首都圏交流 金沢の期待

往復推計 年1200万席 縮まる心理的距離


新幹線開業を見据え、近江町市場を視察する首都圏などの旅行業関係者(3月23日、金沢市で)  季節の魚介が並び、威勢の良い客引きの声が響く金沢市の近江町市場。3月下旬、観光客に交じり、旅行会社や雑誌の関係者が、“プロの視線”を走らせていた。「日曜は鮮魚店が休みでしたが、今は開くようになりました」。ガイドの説明を熱心にメモし、めぼしい料理店に飛び込んでは客席数などを尋ねて回った。

 東京、大阪、名古屋の3大都市圏の旅行業界を対象に県が行った招待ツアーには、新幹線金沢開業が3年後に迫る中、例年の約3倍の32人が参加した。旅行雑誌の北陸担当の男性(34)は「北陸は時間がかかる印象だったが、新幹線で心理的なハードルが相当下がる」と話し、注目度の高さをうかがわせた。

 東京―長野間を走る新幹線がすべて金沢まで来ると仮定すると、往復席数は年間約1200万席と推計され、交流人口増は確実視される。石川県は、食文化や歴史・景観などあらゆる分野で、県を挙げて誘客を推進。谷本正憲知事は3月、「今年は新幹線首都圏戦略元年。全ての予算は新幹線に通じる」と述べ、PRの総仕上げをうたった。

 駅周辺の様相も、ここ数年で大きく変化。ビジネスホテルが相次いで進出し、「金沢フォーラス」開業など商業施設も集積。バスやタクシーの動線を整理する駅西広場の再整備も進み、金沢市新幹線開業対策室は「街づくりそのものが新幹線開業に向けた取り組み」と言い切る。

 期待感の広がりは、定住人口にも影響しそうな気配だ。「金沢では過去にないほどの反響で、全国的に注目される物件」と語るのは、大和ハウス工業金沢支店(金沢市)の小松梨華さん(30)。駅近くの再開発ビルにマンションを建設中だが、3月の1期分譲37戸は2倍以上の申し込みがあり、即完売した。

 モデルルームの来場者は富山、福井県民の割合が多く、「金沢が北陸の中核として価値が高まり、周辺の在来線が減ることも見越した動き」とみている。元々、金沢は地縁がなくても移り住む需要の多い土地として、同社内では北海道、沖縄に次ぐ高い位置づけで、「落ち着いた雰囲気に利便性がプラスされ、人気はさらに高まりそうだ」という。

 一方、「もっと開業効果を取り込めるのに」と惜しむ声も。首都圏の旅行会社の北陸担当者(39)は「いいイベントを企画しても、地元しか知らない」とPR姿勢の乏しさを指摘する。首都圏の旅行業界が重視する観光地として、北陸は北海道や沖縄、九州などに次ぐ「第2グループ」にいるといい、「開業1、2年は第1グループの一角に入る。その後どう化けるかは、この3年次第」と意識改革に期待する。

(2012年4月21日 読売新聞)

6574チバQ:2013/08/04(日) 20:52:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120422-OYT8T00058.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
開業効果九州に潤い

いぶたま人気沸騰  「奇跡」の観光列車
 九州新幹線が乗り入れたJR鹿児島中央駅から在来線で1時間、指宿(いぶすき)駅に列車が到着すると、玉手箱のようにドアから白煙が吹き出し、中から乗客があふれ出す。鹿児島県指宿市の竜宮伝説にちなんだ観光特急「指宿のたまて箱(愛称・いぶたま)」は、開業から1年を過ぎた今年3月末でも満席が珍しくない人気ぶりだ。

 乗客たちはタクシー乗り場から次々と観光地へ出発。運転手の一人は「売り上げは開業前の5割増しかな」と笑みをこぼした。市内の老舗旅館「指宿白水館」は、今年度の採用を例年の2倍近い34人に増員。「予約がいっぱいで、宿泊客より断る数の方が多い」とうれしい悲鳴を上げる。

     ◎

 九州新幹線は東日本大震災の翌日、昨年3月12日に全線開業を迎えた。山陽新幹線と直結し、新大阪―鹿児島中央間は最速3時間45分となり、1時間以上短縮された。内装に金箔(きんぱく)などを施した新型車両も話題となり、関西や中国地方から観光客が九州に流れ込んだ。

 5月の連休頃から客足が伸び始め、秋には前年の在来線実績と比べ1・5倍となった。福岡市の民間調査機関「九州経済調査協会(九経調)」によると、2011年度の九州7県の観光消費額は推計2兆4900億円(前年度比11%増)に上った。中でも潤ったのは終着駅のある鹿児島県。博多駅から最短で約1時間20分となり、九州の客も増えた。九経調の大谷友男研究主査は「福岡からみると鹿児島は遠いイメージだったが、新幹線で一気に距離が縮まった」と指摘する。

     ◎

 開業効果をうまく取り込んだ観光地の一つが、砂むし温泉で有名な指宿市だ。最大の要因が新幹線と同時開業の「いぶたま」人気で、11年度の平均乗車率は85%を超えた。JR九州の唐池恒二社長も「奇跡の観光列車」と胸を張る。

 JR九州では全線開業に合わせ、新たな観光列車を次々と投入。懐かしい汽笛を響かせる豪華な蒸気機関車「SL人吉」(熊本―人吉)、カウンターバーのある「A列車で行こう」(熊本―三角)など、今も軒並み高い乗車率を誇る。車両の魅力で移動自体を観光にするのが狙いだ。

 一方、人気が一過性に終わる不安もあり、地元はリピーターの獲得に余念がない。現在取り組むのは、「いぶたま」の発着時に、市職員や住民が沿線から手を振って見送る運動だ。市観光課の山元成之主幹は「数十人に1人でもまた来てほしい」と話す。

 新幹線の利便性だけに頼らず、仕掛けや工夫、おもてなしを忘れない――。九州新幹線の現状は、3年を切った金沢開業にも大きなヒントとなりそうだ。

(2012年4月22日 読売新聞)

6575チバQ:2013/08/04(日) 20:53:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120424-OYT8T00008.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
譲れぬ関西フル規格

フリーゲージトレイン案 急浮上戸惑いの声


JR予讃線で走行実験が行われているフリーゲージトレイン(3月26日、香川県丸亀市で)=多可政史撮影  なだらかな山々に囲まれた讃岐平野を、無人車両が走り抜ける。香川と愛媛を結ぶJR予讃(よさん)線では、在来線ダイヤの合間に軌間可変電車(フリーゲージトレイン、FGT)の走行実験を行っている。青とグレーの特徴的な車体は、鉄道ファンにも人気という。

 FGTは、2025年度の北陸新幹線金沢―敦賀(福井県)開業に合わせ、導入が検討されている。現在、時速65キロで予讃線を試験運行し、部品の耐久性能を検査している。「実用化に向け、地道な走り込みを行っている段階です」。開発を担う鉄道・運輸機構の担当者は、こう説明する。

 金沢―敦賀開業で、福井と東京が近くなる一方、関西方面からの特急は敦賀止まりとなる。このため、大阪と石川・富山を直結する特急「サンダーバード」が廃止され、北陸から関西への交通の便が悪化することが懸念されている。

 また、大阪までのフル規格延伸は、敦賀以西のルートすら決まっておらず、財源の見通しも立っていない。富山から敦賀までは新幹線、敦賀以西は在来線を走るFGT導入案は、利便性維持の視点では魅力的だ。

 国土交通省は開発に15年かけたFGTの導入に熱心だ。22年度開業予定の九州新幹線長崎ルートで実用化が見込まれ、整備新幹線の有識者会議では、事務局として北陸・関西での導入を提案した。

 ただ、北陸新幹線はこれまで、「東海道新幹線の代替機能」と位置づけ、大阪延伸を前提に整備を働きかけてきた。今年に入り急きょ浮上したFGT案に対し、石川県の谷本正憲知事、富山県の石井隆一知事は、あくまで暫定措置とし、フル規格整備を求める姿勢を崩さない。福井県の西川一誠知事は「国内で営業運転の実績がない」と疑問を投げかけ、沿線自治体からも「大阪と北陸はFGTになり、新幹線による全線延伸は遠のくのでは」という戸惑いの声が上がっている。

 「関西へのメリットは疑問」(井戸敏三・兵庫県知事)「騒音への不安は大丈夫か」(嘉田由紀子・滋賀県知事)――。3月25日、大阪市で行われた関西広域連合の会議では、関西府県の知事たちからも早急な導入に批判や疑問が相次ぎ、従来通りフル規格での全線整備を政府に求める方針を確認した。思わぬ突き上げに、前田国土交通相も「FGTが前提ではない」と釈明、導入が白紙であることを強調した。

 FGTは新幹線レールでの走り込み実験や、実用化に向けた軽量化車両の開発など、技術面で残された課題も多い。議論が停滞していた北陸新幹線敦賀以西の延伸問題に一石を投じはしたが、導入への道のりは緒についたばかりだ。

(2012年4月24日 読売新聞)

6576チバQ:2013/08/04(日) 20:53:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120426-OYT8T00006.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
ストロー現象 商店街衰退

歯止めの仕掛け必要 沿線でPR連携を


「空き地や空き店舗が目立つようになった」と嘆く駅前通り会の若松会長(4月11日、鹿児島県阿久根市で)=武田裕芸撮影


 「新幹線開業で、2、3万円する商品が売れなくなった」。JR長野駅前でかばん店を経営する塚田信吾さん(74)がこぼす。

 1997年の長野新幹線開業後、売れるのは5万円以上の高級品か1万円以下の学生向けばかり。流行に敏感で小金のある若いOLが「気軽に東京方面に行くようになった」(北石堂町商店街振興組合)ためだ。

 新幹線開業で懸念されるのが、大都市に人やカネが吸い取られるストロー現象。歯止めをかける仕掛けがなければ、地元商店街の衰退を招く。特に新幹線が通過する地域は深刻だ。

 鹿児島県阿久根市。肥薩おれんじ鉄道阿久根駅の駅前商店街は空き店舗が目立ち、人影はまばらだ。住民は遠出する際、隣接する出水(いずみ)市や薩摩川内(さつませんだい)市の新幹線駅を利用するようになった。商店街組合「駅前通り会」の若松光志会長(64)は「若者は市外に流出し、高齢化も深刻。新幹線が街の衰退に拍車をかけた」と嘆く。

 同会の会員数は2004年3月の九州新幹線の部分開業後、40店から25店に減少。同会など3地区で作る商店街全体では空き店舗が3割超に増えた。阿久根商工会議所の黒川健二専務理事(63)は「新幹線開業はバラ色という訳ではない」と厳しい表情だ。

 14年度末の北陸新幹線の開業を控え、富山市ではマンションの建設ラッシュが続くが、中心部の商店街「中央通商栄会」の会員数はピーク時(1997年)の128人から70人に減少し、歯止めはかかっていない。同会の黒田輝夫理事長(64)は「マンション建設で人口が増加する。行政や地域住民、企業を巻き込み、再生したい」と巻き返しを誓う。

 福岡大の斎藤参郎(さぶろう)教授(都市計画学)は九州新幹線開業の半年後に鹿児島市中心部で人の流れを調査し、今月、その結果をまとめた。熊本、福岡に行く回数が「増えた」と答えた人がそれぞれ2、5%いたが、いずれも同市中心部を訪れる回数は「減っていない」と回答した。斎藤教授は「ストロー現象が起きなかったのは、地元の人が商店街に魅力を感じているから。地元に愛されているかどうかが問われる」と話す。

 長野県は今月中旬、旅行会社向けの商談会を、富山、金沢両市で初めて開いた。長野に観光客を呼び込む狙いだが、15年度末に開業する北海道新幹線に奪われてしまうのではとの危機感もある。長野商工会議所の徳武高久・商工振興部次長は「これからは地域の総合力が問われる。沿線地域が一緒に魅力をPRしないと生き残れない」と強調した。

(2012年4月26日 読売新聞)

6577チバQ:2013/08/04(日) 20:54:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120427-OYT8T00024.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
3セク厳しい経営環境

並行在来線 収入低迷 かさむ費用


発車時刻になっても、乗客がまばらな肥薩おれんじ鉄道の列車(4月11日、鹿児島県の出水駅で)=武田裕芸撮影  「赤字区間だけ押しつけられた」。肥薩おれんじ鉄道の藤本玉留専務(63)は厳しい表情だ。

 熊本県・八代(やつしろ)駅―鹿児島県・川内(せんだい)駅間(116・9キロ)を結ぶ九州最長の第3セクター。九州新幹線の部分開業に伴い、2004年3月にJR九州から経営分離された。採算が見込める川内―鹿児島中央駅間はJRが引き続き保有。おれんじ鉄道の利用者数は落ち込み、10年度は151万人と、04年度より37万人も減った。しかも約8割が割引率の高い定期券利用者で、累積赤字額は約11億円に上る。「運賃収入は伸びないのに、設備投資は抑えられない。経営は年々厳しくなる」

 整備新幹線は1996年の政府・与党合意で、乗客の減少が確実な並行在来線を地元が運行することが新規着工の条件の一つとなった。全国で四つの第3セクター鉄道会社が設立されたが、「平成の不平等条約」(石井隆一・富山県知事)などと不満の声が上がっている。

 経営はどこも厳しい。新幹線開業で稼ぎ頭の特急電車が廃止されて運賃収入が低迷したうえ、買い取った後もレールなどの補修費用がかさんだためだ。4社は運賃を1・23〜1・58倍に上げたが、生活路線でもあり、これ以上の値上げは難しい。しなの鉄道(長野県上田市)は05年度から黒字だが、これは長野県が100億円余りの貸付金を放棄したのが大きい。

 東北新幹線の青森延伸で分離された青い森鉄道(青森市)は05年〜10年度まで6年連続の赤字で、線路を保有・管理する青森県は使用料の支払いを免除した。11年度も支払いは困難という。

 青い森鉄道は県境をまたいで3セクの「IGRいわて銀河鉄道」(盛岡市)と相互に乗り入れるが、資金不足から保有車両は最低限の9編成(2両で1編成)のみ。朝方の通勤・通学時間帯は、IGRの車両を借りてまかなっている。両鉄道を利用するときは、初乗り運賃が二重にかかるため、割高になるという問題もある。

 北陸新幹線開業で、富山県内98・7キロ、石川県内20・6キロがJR西日本から経営分離され、それぞれ3セクの鉄道会社が設立される。少子高齢化の進行で、沿線人口の減少が見込まれ、両県とも経営分離から10年たっても赤字は解消されないと試算している。

 肥薩おれんじ鉄道の藤本専務は「存続するためには、沿線住民にもっと乗ってもらうほかない。3セクは地域の人に愛される鉄道となるよう努力が必要だ」と強調した。

(2012年4月27日 読売新聞)

6578チバQ:2013/08/04(日) 20:54:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120427-OYT8T01217.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
10年間累積赤字42億円

並行在来線 譲渡後の支援焦点


金沢以東で廃止が予想される特急「サンダーバード」(26日、JR高岡駅で)=細野登撮影  運賃収入が伸び悩む一方で、安全のためにレールや車両の補修費用は削れない――。並行在来線の運行会社は苦しい経営を強いられる。富山県内98・7キロ、石川県内20・6キロを運行する第3セクター鉄道の準備会社が年内にそれぞれ設立されるが、両県の試算では、開業から10年後も赤字は解消されず、前途は多難だ。

 「無償譲渡されても、老朽化した施設の補修費用がかさみ、赤字が膨らむと思った」。JR東日本から、簿価160億円の半額で鉄道資産を買い取った青森県の元幹部は、そう振り返る。

 当初、同県は資産の無償譲渡を主張したが、株主代表訴訟を懸念するJRにとっては無理な相談だった。そこで、県は「いかに低額で買い取り、支援を引き出すか」に作戦を切り替えた。「開業1年前が落としどころと判断して1週間で詰めた。半額を払っても、設備投資などで同額の支援を受ける方が現実的」と、約100億円の支援を約束させた。

 富山、石川両県も連携してJR西日本と交渉を続けるが、「無償譲渡は難しい」との見方で一致している。どれだけ低額で買い取り、その後の支援を引き出せるかが焦点になりそうだ。

 譲渡価格は3セク鉄道の経営に直結する。石川県は有償譲渡を前提に、駅舎の整備、車両の導入など90億〜100億円の初期投資を想定、現行運賃のままだと、10年間の累積赤字は20億円に上ると試算した。赤字解消には、27%の運賃値上げが必要となる。

 富山県は初期投資を256億〜288億円と想定、税金を投入して3セク鉄道の借り入れを減らしても10年間で42億円の赤字になるとして、「利用者にも負担していただくのが公平」(知事政策局)と、値上げを見込んでいる。同県は来月にも運賃の試算を公表する予定だ。

 3セク鉄道とJRを乗り継ぐと初乗り運賃が二重に発生することになる。石川県は、約1万8000人がJR北陸線と七尾線を乗り継いでいることから、近距離区間で割引制度を導入する方針だが、対象区間や具体的な割引額はこれからだ。さらに、新幹線が走る区間は、原則として、特急が廃止されるため、新幹線が金沢まで来れば、特急の「サンダーバード」や「しらさぎ」は金沢発着となる可能性が高い。その場合、富山駅や和倉温泉駅から関西・名古屋方面に行くには金沢で乗り換えなければならなくなる。両県は現状維持を求めるが、JR側から明確な返答はない。

 県の財政や県民生活に直結する並行在来線。新幹線開業で膨らむ夢とは別に、沿線自治体に難題を突きつけている。

(2012年4月28日 読売新聞)

6579チバQ:2013/08/04(日) 20:54:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1334850231074_02/news/20120428-OYT8T00998.htm
鉄路の夢 第1部 新幹線がやってくる
2次交通PR不可欠

観光誘客の決め手九州は赤字、財政圧迫


高岡駅前を出発する白川郷行きのバス。高岡市などは岐阜県高山市に抜ける高速バスの運行を検討している(27日)=細野登撮影  世界遺産や温泉などの観光地を抱える富山、石川両県。北陸新幹線新駅と観光地を結ぶ2次交通がどれだけ整っているかが、旅行者が行き先を決める重要な要素となる。

 石川県は昨年9月に2日間、JR、のと鉄道と協力し、金沢―穴水駅間(穴水町)で1日1往復の直通列車を試験運行した。所要時間が40〜20分短縮され、アンケートでは9割以上が「利用したい」と答えたが、特急との待ち合わせや金沢と穴水から他の交通機関への乗り継ぎが課題となった。

 昨年10〜12月には、金沢と加賀温泉郷を結ぶ特急バスを1日1往復から3往復に増便したものの、温泉宿泊者の9割が「知らなかった」と回答し、関係者にショックを与えた。

 九州新幹線の沿線では、開業に合わせて2次交通の整備が進んだが、PR不足が原因で、利用者数が低迷した例もある。

 九州新幹線の筑後船小屋駅(福岡県筑後市)と観光地・柳川を結ぶ西鉄バス久留米のバス路線は、昨年3月の開業と同時に運行を始めた。しかし、「1年程でバタバタと話を進めたため、PRまで手が回らなかった」(筑後市商工観光課)といい、1キロ当たりの平均乗客数を示す平均乗車密度は予測の3分の1に低迷。赤字は半年で635万円に膨らみ、年間で1100万円に達する見込みだ。

 沿線の柳川、みやま、筑後3市で赤字を埋め合わせなければならず、各市議会では「税金の無駄遣い」と批判が噴出している。

 こうした事態を回避しようと、富山県は、2次交通の充実を重点政策の一つに掲げた「とやま戦略推進県民会議(仮称)」を5月24日に発足させる。

 新幹線の乗客に限り、並行在来線や富山地方鉄道などの運賃を割り引くほか、観光の足となるレンタカーと新幹線とのパッケージ料金を導入することなどが検討課題として上がっている。

 富山、岐阜両県の9市村は「越中・飛騨観光圏協議会」を作り、北陸新幹線の新高岡駅(仮称)から、世界遺産の五箇山と白川郷を抜け、岐阜県高山市へ向かう高速バス路線の新設を検討している。

 西鉄バスの親会社・西日本鉄道の自動車事業本部営業2課の亀崎元治課長は「2次交通の維持は難しい。北陸でも早くから計画を進めなければ開業に間に合わないだろう」と指摘した。

 半世紀近く前から始まった鉄路の夢は、3年弱で現実となる。北陸地方に発展をもたらし、観光客に選ばれる地になるか。知恵を絞る時間はそれほど残されてはいない。

(おわり)

     ◇

 この連載は、富山支局・鯨岡学、武田裕芸、金沢支局・横山航、多可政史、益田耕平が担当しました。

(2012年4月29日 読売新聞)

6580チバQ:2013/08/05(月) 22:06:56
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1308050100005.html
2013年8月5日
海峡線知内駅 来春にも廃止
■新幹線工事のため


 JR北海道海峡線の知内駅(知内町)が、2015年度に開業する北海道新幹線の工事のため、来春にも廃止されることが分かった。


 同駅には新幹線の駅は計画されておらず、新幹線開業後は停車する列車がなくなる。現在、同駅には特急が1日に上下線で計4便停車している…


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130803-OYT8T00044.htm
青函トンネルの海底駅廃止へ…新幹線工事で


 JR北海道は、北海道と本州を結ぶ青函トンネル内にある「竜飛海底駅」(青森県外ヶ浜町、地下134メートル)を11月10日で使用休止にする。2006年から休止中の「吉岡海底駅」(北海道福島町、地下149・5メートル)とともに、来春に廃止とする方針だ。国内2か所の海底駅がいずれも姿を消す。

 2015年度に開業する北海道新幹線の工事に伴い、線路を広げる必要が生じたことから、海底駅のホームを取り除くことにした。両駅は災害時の避難用施設として、1988年の青函トンネルの開通時に設置された。見学者は停車時に降りることができるが、地上には出られないため、同じ駅で再度電車に乗る必要がある。

 竜飛海底駅はピーク時の89年に約4万人が利用したが、2012年度の利用者は約4300人だった。現在は1日4本の特急列車が停車している。

 JR北では、両駅のほか、無人駅の知内駅(北海道知内町)も来春の廃止を検討している。

(2013年8月3日 読売新聞)

6581チバQ:2013/08/05(月) 22:08:53
http://mainichi.jp/feature/news/20130803k0000m020036000c.html
海底駅:青函トンネルの2駅廃止へ 国内から姿消す
毎日新聞 2013年08月02日 19時33分(最終更新 08月02日 20時07分)


人気を呼んだドラえもん海底列車=2003年6月、大谷津統一撮影 JR北海道は2日、青函トンネルにある海峡線・竜飛(たっぴ)海底駅(青森県外ケ浜(そとがはま)町、海面下134メートル)と吉岡海底駅(北海道福島町、同149.5メートル)を来春廃止する方針を明らかにした。2016年春に開業する北海道新幹線・新青森−新函館(仮称)間の建設工事のためで、国内の海底駅は姿を消すことになった。

 両駅は元々、保守車両の待避所と機材基地だったが、1988年の青函トンネル開通と同時に、見学用の海底駅として世界で初めて開設された。

 竜飛海底駅には青函トンネル工事の様子を伝えるパネルなどがあり、ピーク時の89年度は約4万人が訪問。現在も1日2本の見学用特急が運行しているが、昨年度の見学者は約4300人に落ち込んでいた。見学用特急の運行は11月10日が最後で、海底駅としての機能を事実上終える。

 吉岡海底駅はドラえもん海底列車が運行され、人気を呼んだが、新幹線工事のため、06年8月に運行が取りやめとなっていた。

 海峡線には計5駅があるが、知内駅(北海道知内町)も来春で廃止する方針で、木古内(北海道木古内町)と津軽今別(青森県今別町)の2駅だけが残る。【千々部一好】

6582チバQ:2013/08/05(月) 22:33:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130805-00000500-san-bus_all
JR東海、京都のリニア誘致に辟易 “上から目線”の要望に「えっ?」
産経新聞 8月5日(月)6時0分配信



京都府などが公表したリニア中央新幹線のルート案と試算の比較。京都は京都駅を通る北ルートが最適と主張。折衷案として京都府南部を通る直線ルートも示した。国が定めた整備計画に基づくのは、奈良駅付近を通る南ルート(写真:産経新聞)
 平成57(2045)年の開通が予定されているリニア中央新幹線の大阪−名古屋ルートをめぐり、「京都経由」を求める一部の声に対し、建設主体のJR東海などが反発を強めている。国が23年に決定した整備計画では名古屋以西のルートは「奈良市付近」を通って大阪市まで結ぶことになっており、京都は想定されていない。JR東海の山田佳臣社長は「われわれに求めるのは筋違い」とバッサリ。京都の誘致活動は“独り相撲”に終わってしまうのか…。

 「ああそうですか、ということだけ」。7月10日、JR東海の山田社長は大阪市内での記者会見で、リニア中間駅の“京都誘致運動”に対し、辟易(へきえき)した表情でこう突き放した。リニアをめぐっては、昭和48年の基本計画、平成23年5月の整備計画で「奈良市付近」を通るとされている。

 同年11月には中間駅の建設費についてJR東海が全額負担する方針を示した。山田社長は「リニア新幹線は国から当社が建設主体となるよう指名され、それに基づき全額負担を決めた」と強調。これに対し、京都府などが、ルートを見直すべきとする提言をまとめたのは、24年2月だ。

 京都府と京都市、京都商工会議所がつくった「明日の京都の高速鉄道検討委員会」が、京都駅経由ルートの経済波及効果を年間約690億円と試算。整備計画に盛り込まれた奈良市付近ルートを約40億円上回ることをアピールしたのだ。山田社長は困惑気味。「今さら『えっ?』という感じだった」。

 整備計画で定められたルートには「奈良市付近」が含まれている。古都同士とあって京都と奈良は何かと比較されるが、奈良サイドからは「中間駅建設をJR東海が自己負担すると言い始めてから名乗り出るとは厚かましい」と京都の動きを厳しく批判する声も上がった。

 太田昭宏国土交通相も今年6月、「奈良市付近を通過する現在の整備計画通りに手続きを進めることが現時点では適当だ」との見解を示した。“四面楚歌”の京都だが、山田啓二知事は7月12日の会見で、「リニアは日本全体の成長や発展の原動力になるもの。JR東海には国として何がいいのかを考えてもらいたい」と“挑発”。千年以上も首都であり続けたプライドの高さからか、“上から目線”の要望になった。

 京都の強気のよりどころは、東海道新幹線で「ひかり停車」を勝ち取った成功体験にあるとみる向きもある。同新幹線が開通する前の昭和39年、「『ひかり』は京都に止めない」とされていたが、地元の財界人らが「京都に停車しても東京−大阪間の3時間を維持できる」と計算し、旧国鉄に掛け合って停車を実現させた。

 ただ京都駅に中間駅を設置すると、建設費は、奈良市付近ルートより2800億円余計にかかるという。4年程度でペイする計算だが、奈良を通る方が負担が少なく、経済効果も「さほど変わらない」と考えるのが妥当だろう。京都の身内からは「遅きに失した」という声も漏れる。

 平成39年開業を目指す東京−名古屋間の着工は来年度に迫る。京都の関係者は、名古屋−大阪間のルートについて、「東京−名古屋間の着工までが事実上のタイムリミットだろう」と打ち明けるが、既に地質調査などは終わっており、「もう変更は難しい」との指摘も。

 そもそも、リニアは、大災害時に東海道新幹線の代替交通手段としての役割も期待されている。大阪−京都間を新幹線とリニアが並走しても「防災上、ほとんど意味がない」(業界関係者)。古都の“我田引鉄”はどこまで支持を得られるのか。(中村智隆)
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6583チバQ:2013/08/05(月) 23:11:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20130804-OYT8T00958.htm
JR豊肥線復旧 地域の“足”復活に喜び



宮地―波野の車内で談笑したり、景色を楽しむ乗客たち 約1年1か月ぶりの全線復旧――。九州北部豪雨災害で不通となり、4日、運行を再開したJR豊肥線の宮地駅(阿蘇市)―豊後竹田駅(大分県竹田市)間。代替バスへの乗り換えなど不便を強いられていた住民たちは、地域の“足”の復活を喜んだ。

 ■出 発 式

 宮地駅では同日朝、豊後竹田行き普通列車(1両編成)の出発式があった。

 JR九州の広川昌哉・熊本支社長が「代替バスによる輸送で、通勤、通学、観光面で迷惑をかけた」などとあいさつ。この後、「一日駅長」を務める阿蘇市立宮地小の6年生3人の号令で発車した。

 熊本駅では、人吉発別府行き九州横断特急の出発をJR関係者、鉄道ファンら約100人が祝福。県のPRキャラクター「くまモン」も駆け付けた。

 ■乗   客

 宮地駅から豊後竹田駅へ向けて出発した普通列車は、一般乗客やカメラを持った鉄道ファンでほぼ満席だった。

 熊本市の主婦高倉佐和子さん(70)は大分県竹田市荻町で1人で暮らす百歳の母に会いに行くところで、「災害後、3回、竹田に通ったが、不通区間は代替バスに乗り換えねばならず不便だった」と完全復旧を喜んでいた。

 乗り物好きで、四国・松山市まで一人旅をするという菊陽町の無職藤原貞広さん(66)は「宮地駅から外輪山を越えて行く時ののんびりした風景が気に入っている。復旧したので早速、乗りました」と声を弾ませた。

 ■レール展示

 JR九州は、宮地駅の待合所の一角に、被災で曲がったレールを災害のモニュメントとして展示する「豊肥本線災害復旧資料館」を開設した。

 阿蘇市の「坂の上トンネル」に敷設されていたレールの一部。大量の雨水が流入し水圧でグルグル巻きの状態になってトンネル外へと押し出されていた。復旧工事の内容などを紹介するパネルも掲示している。

 広川・熊本支社長は「災害の恐ろしさを記録する意味で開設した。鉄道技術の素晴らしさも感じ取ってもらいたい」と話していた。

(2013年8月5日 読売新聞)

6584とはずがたり:2013/08/09(金) 16:41:29

JR山口・山陰線、被害102カ所 全線復旧に1年以上
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/SEB201308020040.html
朝日新聞2013年8月2日(金)19:43

 山口県と島根県を襲った記録的な豪雨で、JR西日本は2日、JR山口線と山陰線で102カ所の被害を確認したと発表した。山口県では3年前にも豪雨でJR美祢線の橋が流され、全線復旧に1年2カ月かかっている。杉岡篤広島支社長は今回の被害について「美祢線の時より大きい」と話し、復旧には当時より長い時間がかかるとの見通しを示した。

 同社によると、判明した被害は山口線(新山口―益田)で60カ所、山陰線(長門市―益田)で42カ所。橋が3本流されたほか、大規模な地滑りで社員が近づけない状態の場所もある。広範囲に浸水した山口県萩市須佐では、被害の把握が進んでおらず、さらに増える可能性もあるという。

 山口線は5日、山陰線は4日に一部区間で運行を再開し、不通区間は代行バスやタクシーを走らせる。

6585チバQ:2013/08/09(金) 20:47:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130808t25010.htm
大鰐線存続へ協議会 14年度末までに具体案 弘南鉄道

 青森県弘前市は7日、青森県大鰐町と同市を結ぶ弘南鉄道大鰐線(13.9キロ)の存続について話し合う協議会を今月設立すると発表した。2014年度末までに具体案を取りまとめる。
 葛西憲之市長が定例記者会見で明らかにした。協議会には、関係自治体と弘南鉄道(平川市)、県、商工観光団体、町会連合会、学校関係者、大鰐温泉協会など13団体が参加。月内に第1回会議を開き、正式に発足させる。
 協議会では、利用促進や自治体の支援などについて話し合う。大鰐線を利用している高校生や高齢者へのアンケートなども行い、具体的な提案としてまとめる。
 葛西市長は「高齢化する地域では、鉄路は最も重要な公共交通機関になる。路線廃止は絶対にさせない」などと話した。
 大鰐線をめぐっては6月、同線の赤字が経営を圧迫しているとして、弘南鉄道の船越弘造社長が16年度末の廃止に言及。その後、関係自治体の反発を受け、廃止方針を撤回していた。


2013年08月08日木曜日

6586チバQ:2013/08/11(日) 13:49:21
http://mainichi.jp/feature/news/20130810ddm013100008000c.html

旅ごころ:「豪華列車」に注目 JR各社、観光地巡る新タイプ企画

毎日新聞 2013年08月10日 東京朝刊



ななつ星のラウンジカーのイメージイラスト=JR九州提供
ななつ星のラウンジカーのイメージイラスト=JR九州提供

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ななつ星の外観イメージ=JR九州提供
ななつ星の外観イメージ=JR九州提供

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 JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」が10月15日、運行を始める。JR東日本や西日本も同様の列車を企画しており、時間もお金もあるシニアを中心に、豪華列車の旅が注目を集めている。

 「ななつ星」は、日本初の「クルーズトレイン」。列車内で過ごす時間を楽しみ、停車駅で観光地を巡る新しい鉄道旅行のスタイルだ。

 7両編成で、1、2号車がラウンジカーとダイニングカー。3〜6号車にはスイートルームが3室ずつ、7号車にはデラックススイートが2室ある。全室にシャワー、トイレを完備。車両デザインは工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手掛け、洗面所の手洗い鉢は6月に亡くなった有田焼を代表する十四代酒井田柿右衛門の遺作という凝りようだ。

 JR博多駅(福岡)を出発して九州を1周する3泊4日コースと、長崎や由布院(大分)など九州北部を巡る1泊2日コースがある。デラックススイート(2人1室利用の場合)は、1人56万円と22万円。既に来年3月まで予約で満席で、抽選倍率は7〜9倍に上った。

 4日に東京都内のホテルであった説明会に参加した群馬県の元技術者、柴崎稔さん(62)と会計士の千恵子さん(60)夫婦は、来年1月に乗車予定。千恵子さんは「夫の定年後初めての二人旅で人生の集大成。流れる車窓を見ながら、これからの人生についてゆっくり話したい」と語った。

 JR東、西でも豪華寝台列車導入の準備が進む。

 JR東は、10両編成で全室スイート(定員約35人)のクルーズトレインを、2016年春以降に運行開始予定。車両デザインはフェラーリなどを手掛けた工業デザイナー、奥山清行氏だ。JR西も17年度までに、1人30万円前後の豪華列車を導入。日本海側の出雲大社や石見(いわみ)銀山などの世界遺産を巡るコースを検討中だ。

 クルーズトレインではないが、豪華な気分が味わえる寝台列車は既にある。

 大阪駅と札幌駅を結ぶトワイライトエクスプレスは、約1500キロを走る日本一の長距離列車。最後尾の展望室スイートは1室限定。上野(東京)−札幌間を走るカシオペアは全室個室。両列車とも食堂車があり、フランス料理などが楽しめる。

 鉄道ジャーナリストの中嶋茂夫さんは「トワイライトは室内がヨーロッパ調で高級感がありクルーのホスピタリティー(もてなし)も高い。カシオペアはシティーホテルのようにきれいで、車両が新しいので振動や連結音が小さく初心者もよく眠れる。好みに合わせて選んでほしい」と話す。

6587チバQ:2013/08/11(日) 13:49:38
 寝台列車でなくても食事が楽しめる列車もある。中嶋さんのお薦めは「おれんじ食堂」。熊本県八代(やつしろ)市と鹿児島県薩摩川内(せんだい)市を結ぶ第三セクター「肥薩(ひさつ)おれんじ鉄道」が、3月に運行を始めた。デザインはななつ星と同じ水戸岡氏が手掛け、リビングカーとダイニングカーの2両編成で43席。2人用の半個室もあり、3時間で116キロを走る。

 料金は食事の有無などで異なるが、食事とお土産付きプランは1万2800〜1万4600円。料理は、沿線でとれた魚介や野菜を提供。土産は、停車する10駅のうち6駅の地元特産品で、佐敷(さしき)駅のホームで揚げるカレーパンが好評だ。

 中嶋さんは「乗ることで地域活性化にもなり一石二鳥」。JR東も同様のコンセプトの列車「東北エモーション」を10月19日から運行予定。八戸(青森)−久慈(岩手)間を走行し、被災地の復興支援にもつなげたい考えだ。【山寺香】

 ◇主な列車の問い合わせ先

 《ななつ星》来年4〜6月出発分の申し込みを8月31日まで受け付け中。当選者は抽選で決める。問い合わせ・申し込みはJR九州クルーズトレインツアーデスク(0570・550・779)へ。

 《おれんじ食堂》週末と長期休暇期間を中心に運行。問い合わせ・予約はおれんじ食堂予約センター(0996・63・6861)へ。

6588チバQ:2013/08/11(日) 13:50:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20130808-OYT8T01571.htm
高さ日本一 100メートルバンジー

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高さ日本一となるバンジージャンプ施設が設置される竜神大吊橋

 常陸太田市が、同市天下野町にある本州最長の歩行者専用つり橋「竜神大吊(つり)橋」に、日本一となる高さ100メートルの橋上バンジージャンプ施設を建設している。施設は間もなく完成するが、安全面や運営形態を万全に整えた上で年度内のオープンを目指す。

 竜神大吊橋は1994年に周辺の観光振興のために造られ、渓谷のすがすがしい緑や秋の紅葉といった景観が人気を集めていた。だが、東日本大震災以降は福島第一原発事故の影響で観光客が激減している。

 橋を管理する水府振興公社(常陸太田市)によると、震災前は年間約25万人の観光客が橋を渡ったが、震災後は、「放射能は大丈夫か」「県北地域には行きたくない。旅行会社のツアーから外してほしい」などと敬遠され、2011年には12万人に半減し、回復の兆しが見えた12年も17万人と低迷している。

 こうした状況を打破しようと、市は橋から水面までの高さに着目し、眼下に広がるダム湖の湖面をめがけて飛び込むバンジージャンプの施設建設を発案。1か月ほど前から工事に着手している。

 現在、日本一高いと言われているのは熊本県五木村の銀杏橋に期間限定で設置される77メートルの橋上バンジージャンプで、常設施設では今年6月にできた群馬県みなかみ町の猿ヶ京水管橋(水位によって最大62メートル)が最も高い。竜神大吊橋の施設も常設で運営する予定で、完成すれば、日本一の高さを大幅に更新することになる。

 市は「バンジージャンプを設置している他の自治体でも多くの観光客が来ており、結果が出ている。もともと景観が売りの場所なので相乗効果も見込める」と誘客に期待を寄せている。

(2013年8月9日 読売新聞)

6589とはずがたり:2013/08/12(月) 01:21:34

近鉄:内部・八王子線存続問題 近鉄、民有案を拒否 四日市市提案に「譲歩の用意ある」 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20130806ddlk24020148000c.html
毎日新聞 2013年08月06日 地方版

 近鉄は5日、内部・八王子線の存続交渉に関し、別会社による従来型の「民有民営」を四日市市が提案したが、拒否したことを明らかにした。近鉄側は鉄道存続の条件に、施設や用地を市が保有し鉄道事業者に無償で使用させる「公有民営」方式への切り替えを挙げていた。

 福嶌博・営業企画部長は「存続のスタート地点である公有民営と異なる市提案は合点がいかない。鉄道で残すならコスト増は地元が負担するのが筋」と強調した。さらに「持続可能な仕組み作りが重要」とも述べた。

 近鉄によると、武内彦司、井上勉両副市長が7月8日に近鉄本社を訪れ提案した。近鉄が全額負担を求める赤字の穴埋めについても市提案は「一部補助」にとどまっている。近鉄が市提案を拒否して以後、市側から再提案はまだないという。

 交渉期限が今月末に迫っており、福嶌部長は「施設や車両を無償譲渡し、用地も市に負担が掛からないよう県に保有を求めるなど最大限譲歩する用意はある」として、交渉をまとめる意向を示した。

 交渉途中でその内容を話す背景には田中俊行市長が記者会見で「投げた球を受けてもらえず苦労している」などと発言したこともある。近鉄には「我々の思いが伝わっていない」との考えがあったようだ。【岡正勝】

〔三重版〕

6591チバQ:2013/08/12(月) 20:12:39
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130810-OYT1T00706.htm
駅買いませんか…売り手はイギリス国防省

.

英国防省が売り出す旧「ブロンプトン・ロード駅」(佐藤昌宏撮影) 英国防省は、同省がロンドン中心部に所有する、地下鉄の廃駅「ブロンプトン・ロード駅」を9月に売り出すと発表した。

 同駅は、地下鉄「ピカデリー線」上にある。1906年12月に開業したが、乗降客が少ないため、34年7月に廃止され、その後、第2次世界大戦中に陸軍の防空部門本部となるなど軍施設として利用されてきた。

 地上の旧駅舎や地下部分など総面積は約2600平方メートル。高級百貨店「ハロッズ」やブティックが並ぶ一角にあり、地元不動産業者は「2000万ポンド(約30億円)は下らない」とみている。(ロンドン 佐藤昌宏、写真も)

(2013年8月10日18時36分 読売新聞)

6592荷主研究者:2013/08/14(水) 22:48:42
広野〜木戸間は複線だけど、来春は複線で再開するのかねぇ?列車本数が少なければ当面、不要だとは思うけど・・・。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130731t65012.htm
2013年07月31日水曜日 河北新報
広野−竜田、来春再開へ 福島・避難区域のJR常磐線

 東京電力福島第1原発の事故で避難区域に指定され不通となっている福島県内のJR常磐線のうち、8.5キロ区間について、JR東日本が来年3月の運転再開を目指し復旧作業を進めることが30日、分かった。

 不通になっているJR常磐線広野(広野町)−原ノ町(南相馬市)の54.5キロのうち、運転再開を目指すのは広野−竜田(楢葉町)の8.5キロ。JR東日本は同区間の放射線量が下がりつつあることから、再開に向けて施設の復旧を進めていくという。原発事故の避難区域でJRの復旧の見通しが明らかになるのは初めて。

 楢葉町は昨年8月、警戒区域から解除されて避難指示解除準備区域となった。松本幸英町長が今月17日、町の復興に必要だとして、早期に運転を再開するようJR東日本に要望していた。

6593荷主研究者:2013/08/14(水) 22:50:07

http://www.minyu-net.com/news/news/0802/news5.html
2013年8月2日 福島民友ニュース
8月中、復旧工事に着手 常磐線・広野−竜田(楢葉)間

 JR東日本は1日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受けて不通となっているJR常磐線の広野(広野町)―竜田(楢葉町)駅間8.5キロについて、来年春に運転再開すると正式に発表した。今月中にも復旧工事に着手し、本年度中に終了させたい考え。

 JR東日本水戸支社の小池邦彦支社長が、いわき市で会見して明らかにした。楢葉町は来春に帰町時期を判断するとしていることから、そのタイミングに合わせて運行を再開することを決めた。

 小池支社長は「当初は乗客が少ないだろうと予想されており、採算は厳しいが、運転再開が復興の一助になれば」と話した。

 具体的な再開時期や運行本数などについては明確にしていないが、関係者によると来年3月ごろの運行再開を目指すという。

 JR東日本によると、広野―竜田間は、津波の被害はなかったものの、地震で盛り土が傾いて線路がゆがんだり、橋のひび割れ、電化柱の傾斜などの被害があった。今後は、復旧作業や駅舎の修繕、生い茂った草木の除去などを行う。

6594荷主研究者:2013/08/14(水) 23:43:27

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/481130.html
2013年07/23 05:50 北海道新聞
特急利用者6・4%減 JR苫小牧―東室蘭間 出火事故運休響く

 JR函館線で6日に発生した特急北斗の出火事故の影響などで、利用者が乗車を控える傾向が浮き彫りになった。JR北海道によると、年度ごとの比較ができるJR室蘭線苫小牧―東室蘭間は、12〜18日までの特急の利用者数が前年同期比6・4%減。「19〜21日も同様の傾向」(広報部)といい、夏休みの繁忙期を前に、鉄道収入への深刻な影響が心配される。

 同区間は札幌―函館間の「北斗」「スーパー北斗」(合わせて11往復)と、札幌―室蘭間の「すずらん」(5往復)が運行しているが、7日以降は「北斗」など4往復が運休している。13日からは臨時特急1往復の運行が始まったものの、実質3往復の減便状態となっている。<北海道新聞7月23日朝刊掲載>

6595荷主研究者:2013/08/14(水) 23:44:26

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/483276.html
2013年08/02 06:50、08/02 09:55 北海道新聞
JR北海道 整備ミス、原因部品紛失、運転士逮捕・・・ 危機意識の緩み深刻

 JR根室線で先月22日に発生した特急「スーパーとかち」の発煙トラブルは、やはりJR北海道の人的ミスが引き金となっていた。特急「北斗」のトラブルの原因解明につながる部品を紛失していた可能性も強まった。1日の同社の記者会見では、ずさんな管理態勢と危機意識の希薄さが、あらためて浮き彫りとなった。

 「甘かったと言われても仕方がない」。同社の整備部門の担当幹部は、こわばった表情でこう繰り返した。

■締め付け足りず

 特急スーパーとかちのトラブルは、エンジンの排気弁を調整する部品「ロックナット」の締め付けが足りず、緩んでいたことが原因だった。「極めて基本的な作業」だが、担当したベテラン社員が複数のロックナットを固定する際、締め忘れた可能性が高い。

 北大大学院工学研究院の小川英之教授(機械工学)は「ロックナットはもともと、簡単に外れないよう、きつく締められている。それだけ重要な部品で、ナットが緩んでいなければ事故は起きなかった」と指摘する。

 スーパーとかちのトラブルを起こしたのは2007年製造の最新型車両だっただけに、現場では発生直後から「車両の老朽化は考えられない。整備ミスが原因では」とささやかれていた。

 人的ミスはこれだけではない。特急北斗で昨年9月と今年4月、先月6日の出火事故・トラブルで破損したエンジンの燃料噴射ポンプ内の部品「スライジングブロック」。JRは原因究明のため、9月の破損部品をメーカー側に送付したと説明してきたが、八方手を尽くして探しても所在不明のまま。

 7月下旬、担当社員に業者とのやりとりを確認したところ、社員の記憶が曖昧だったことが判明した。業者と交わした書類がない上、覚書すら残していない失態も明らかに。従来の説明が虚偽とも受け取られかねない事態に、JRは陳謝するしかなかった。

■場当たり的対応

 スライジングブロックをめぐっては、2度目となる4月の事故後も「部品の品質が原因だと思い込んでいた」(野島誠社長)。このため、同社は破損部品の交換を繰り返し、破損をもたらした可能性のある周辺部品は目視によるチェックにとどめていた。ただ、鉄道総合技術研究所(鉄道総研、東京)の分析結果は金属疲労。実際には部品の品質に異常はなく、周辺部品などから想定以上の力が加わっていた。<北海道新聞8月2日朝刊掲載>

6596荷主研究者:2013/08/15(木) 00:04:53

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201307300017.html
'13/7/30 中国新聞
事故の可部線駅で防止策完了

 JR可部線安芸長束駅(広島市安佐南区)で6月、線路上の連絡通路を渡ろうとした小学5年女児(10)が列車にはねられ重傷を負った事故を受け、JR西日本広島支社は29日、再発防止のための対策工事を終えた。連絡通路を再塗装するなどし、乗降客が列車の通過を待つ位置を分かりやすくした。

 長さ約5メートルの連絡通路のうち、オレンジ色と白で塗っていた線路の外側計約2・8メートルを赤と黄で塗り直した。黄の部分に「列車に注意」と記し、改札側とホーム側に1カ所ずつ「警報機が鳴ったら赤色部分に入らないでください」と呼び掛ける看板も設置した。

 また、ホームから連絡通路につながる長さ約6メートルのスロープにあった手すりは、転落や列車との接触を防ぐため柵に変わった。

 一方、住民から要望が出ていた遮断機については「スペースがなく不可能」として設置されなかった。地元の長束地区と長束西学区の社会福祉協議会は30日、遮断機の設置や見張り用の人員配置を求める要望書を同支社と市に提出する。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20130730001701.jpg
【写真説明】再塗装し、注意看板を新設するなどしたJR安芸長束駅の連絡通路

6597チバQ:2013/08/16(金) 21:02:34
http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/railway/news/20130816-OYS8T00628.htm
JR九州「スイーツ列車」運行へ

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 JR九州は、新たな観光列車を日豊線・別府(大分県別府市)〜久大線・豊後森(同県玖珠町)間に導入する。車内でよりすぐりのお菓子を楽しんでもらう“スイーツ列車”をテーマに、2016〜17年の運行開始を目指す。別府、由布院など沿線の温泉との相乗効果も見込み、女性客を中心に“癒やし”を求める新たな需要を開拓したい考えだ。大村線(長崎県)での新列車導入も、今後検討する。

 新たな観光列車は、10月に運行を開始する豪華観光寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた工業デザイナー、水戸岡鋭治氏を中心に、他の専門家にも協力を仰ぐ。スイーツのパティシエや和菓子職人らは九州内外を問わずに人選するほか、食後は紅茶を提供する方針で、「日頃の疲れやいらだちも、上質な時間が癒やしてくれるはず」(幹部)と期待している。

(2013年8月16日 読売新聞)

6599荷主研究者:2013/08/17(土) 09:35:07

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130806/CK2013080602000124.html
2013年8月6日 東京新聞
「蒲蒲線」高まる期待 新空港線実現へ大田区民協議会

大田区のほか目黒、渋谷、世田谷区などからも関係者が出席した新空港線「蒲蒲線」整備促進区民協議会=大田区産業プラザで

 東急多摩川線と京急空港線を結ぶ新空港線「蒲蒲線」の実現に向け、大田区民でつくる整備促進区民協議会が五日、区産業プラザで開かれた。東京が招致を目指す二〇二〇年夏季五輪の開催地が決まる九月上旬を控え、日本の空の玄関口である羽田空港への新たな接続路線として、関係者が実現に向け努力することを確認した。 (滝沢学)

 協議会は今回が五回目の開催で、過去最高の約二百八十人が出席した。大田区自治会連合会や大田工業連合会など地元の代表者のほか、新線接続で利便性が高まる目黒や渋谷、世田谷区などから区議会議長らが参加。羽田空港に直結する新たな路線整備の意義を強調した。

 大田区の担当者は、二〇一三年度末から羽田空港の国際線発着枠が年三万回増えるなどと、早期整備が期待される背景を説明。芝浦工大土木工学科の岩倉成志教授(49)が新線整備の意義について講演した。

 講演後、岩倉教授は本紙に対し「東京が五輪開催地に決まれば、新線は重要な路線になる。東京はアジアヘッドクォーター特区として海外から企業誘致を進めており、空港から渋谷や新宿の副都心方面に短時間で移動できるメリットは大きい」と指摘する。

 JRと東急電鉄が乗り入れる蒲田駅は、京急蒲田駅と約八百メートル離れ、空港とは現在つながっていない。これをつなぐ区の蒲蒲線計画は、東急蒲田駅手前から京急大鳥居駅手前までを地下でつなぐ延長約三・一キロ。

 二〇〇〇年に旧運輸省の運輸政策審議会が「一五年までの整備着手が適当」と答申している。実現すると、自由が丘駅から羽田空港へのアクセス時間は十八分短縮される。

6600とはずがたり:2013/08/18(日) 23:38:35
ここか
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E140.17.43.688N42.14.27.708&ZM=8

事故8日前にも砂利流出 抜本策求める声も 函館線脱線
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/HOK201308180001.html
朝日新聞2013年8月18日(日)08:50

 JR函館線の貨物列車脱線事故は、夏の帰省や旅行のピーク時と重なり、多くの人の旅行計画を狂わせた。北海道八雲町の事故現場では、これまでもたびたび川があふれ、線路下の砂利が流されており、根本的な対策が必要との声は強い。

 列車が脱線したのはJR八雲駅から約2キロ函館寄りの八雲町内浦町で、国道5号の陸橋と線路が交わる地点。すぐそばを熱田川が流れ、線路の下は幅約1・8メートル、高さ約1・4メートルの地下水路となっている。脱線地点では砂利が流出してレールが宙に浮き、川から水があふれ出た形跡があった。

 近くに住む元会社員の西野富さん(65)は「夜中に遮断機の警報音が鳴り始めた。止まらないので、午前4時ごろに現場に来たら、貨物列車が止まっていた。ここは毎年のように雨で砂利が流されている。何とか対策を」と話す。

6601とはずがたり:2013/08/18(日) 23:40:30
で,お次はどこらへんだ?
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E140.36.50.250N42.4.1.472&ZM=8

JR函館線、線路に土砂 運転士が見つけ特急非常停止
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201308180027.html
朝日新聞2013年8月18日(日)13:52

 18日午前10時すぎ、北海道森町のJR函館線東山―姫川間で、線路に土砂が流入しているのを函館発の臨時特急(8両編成)の運転士が見つけ、非常停止した。臨時特急には362人の乗客が乗っていたがけが人はなく、JR北海道が用意したバスに乗り換えて札幌方面などに向かった。同社によると復旧の見通しは立っていないという。

 JR函館線では17日、大雨の影響で貨物列車が脱線する事故があり、一部区間が不通になった。JR北は札幌―函館間のうちの不通区間を代行バスでつなぐ臨時特急を走らせていた。非常停止したのは函館から札幌方面に向かっていた臨時特急で、当時、通常通りの時速80キロで運行。運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わず、特急は土砂が線路に流入した場所をまたぐ形で停車した。土砂崩れの影響で、札幌―函館間は臨時特急を含め終日運休になった。

 現場は列車の進行方向右側が斜面になっており、数カ所で幅数メートルから十数メートルにわたって崩れ、レールがほとんど埋まった。

 臨時特急の乗客は現場から約2キロ離れた踏切まで線路上を歩いて移動し、バスに乗り換えた。多くが旅行や帰省の客とみられ、スーツケースやバッグを抱えた人が目立った。乗客によると、移動する途中で気分が悪くなり、線路上にうずくまる高齢者もいたという。

6602とは:2013/08/21(水) 10:37:37
新しいものには基本的に飛びつかない俺は筑波を出る半年程前にやっとスイカを購入したのだが、タイミング良く交通系ICカードの全国共通化があってそのまま使い続けてたけど奈良交通、山陽電鉄に使用不可とゆう致命的欠点が…orz

結局昨日、近鉄でイコカ購入、本日記念に転勤以来初となる山陽電鉄記念乗車の贅沢をしてやろうかと思う。熱烈な山陽電鉄ファンの俺をして利用が躊躇される高額の運賃(対JR)をなんとかして欲しいところ。また折角のスルー運転を楽しみたかったけど丁度須磨〜三宮各停の直特、しかも阪神車でテンションは上がらないなぁ(´ω`)

6603とは:2013/08/21(水) 11:26:29
三宮で客は激減したもののいつかの3時頃の神戸高速程の絶望感は無くそこそこ乗っている。向かいのお婆ちゃんに連れられた美少女を大人びた表情して喋るなぁと眺めつつ各停区間に突入するもいつしか寝てしまい気づくと東須磨。

このまままだ向かいに座ってる女の子眺めておきたくもあったが滝の茶屋で降りる為に須磨で下車。なんとこの直特は須磨で各停の接続はないらしく10分程またされる。
各停の電車がなんと回送でやってきて待避線側に停まる。
やがて本線側に須磨浦公園行き特急が到着して停車。なる程各停同士の連絡みたいになってる訳か♪
どうせ大した流動ないし平日は東須磨でやれば回送分経費減らせるのでわ?

6604とは:2013/08/21(水) 11:31:26
滝茶着。眺めは佳い♪
イコカに一万くらいぶち込んでやろうかと思ったら1000円札のみで最高3000円だった…。

6605チバQ:2013/08/21(水) 23:37:01
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130821/plc13082101370001-n1.htm
政府、沖縄鉄道構想の支援を検討 普天間跡地に駅
2013.8.21 01:37 (1/2ページ)
 政府が沖縄本島を南北に結ぶ鉄道構想に財政支援を検討していることが20日、分かった。沖縄県が計画する構想は、返還される米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)跡地に駅を設置し地域の再開発と一体的に進めるもので、政府も沖縄の基地負担軽減と経済振興の象徴になると判断。仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事も支援を要望しており、普天間飛行場の名護市辺野古(へのこ)移設に向けた環境整備の一環と位置づける。

 政府は8月末が期限となる平成26年度予算案の概算要求で、鉄道構想の調査費を内閣府予算に盛り込む。

 沖縄県が検討している鉄道構想は、沖縄本島南部にある那覇空港から北部の名護市までの約70キロを1時間程度で結ぶ。県は計画をより具体化させた上で、26年度から市町村との調整に入る方針だ。

 那覇と名護に加え、その間に位置する普天間飛行場跡地に設置する駅が3つの拠点となる。普天間の跡地で都市開発を進め、バス路線など総合的な交通インフラ網も整備。経済発展を引き出し「南北格差」の是正を図り、北部振興として観光活性化も目指す。

 沖縄には戦前まで県営鉄道があったが、終戦後の米軍統治下で鉄道整備は進まなかった。県が鉄道構想を検討するのは「沖縄振興のシンボル的な存在」(内閣府幹部)という意味合いもある。

 ただ、鉄道の整備費は総額5千億〜8千億円まで膨らむほか、沖縄県はマイカー利用者が多いため鉄道事業で採算がとれるかが課題となる。県は鉄道にするかモノレールにするかなど複数の案を検討しており、政府としてもどのような形態で鉄道構想を進めるべきか独自に調査し、採算性を見極める。

 鉄道計画の前提となる普天間飛行場の返還は、日米合意で34年度以降に予定される。それには名護市辺野古への機能の移設が不可欠で、政府は今年3月、辺野古での埋め立て申請を仲井真氏に提出している。

 仲井真氏は年内にも埋め立ての可否を判断するとみられ、政府は鉄道構想への支援をテコに埋め立て許可を得たい考えだ。

6606荷主研究者:2013/08/25(日) 12:59:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130821t15020.htm
2013年08月21日水曜日 河北新報
JR気仙沼線BRT運行1年 定着しつつも利用者伸び悩み

復興が徐々に進む被災地で、専用道を走る気仙沼線BRT=気仙沼市波路上

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/20130820033jd.jpg

 東日本大震災で被災したJR気仙沼線の柳津−気仙沼駅間(55.3キロ)で、バス高速輸送システム(BRT)の暫定運行が始まり、20日で1年が過ぎた。高校生を中心に新たな生活の足として定着しつつあるものの、利用状況は苦戦が続く。一方で移設を伴う鉄路復旧の見通しは立っておらず、地元自治体などは焦燥感を強めている。

 沿線では気仙沼高の18%(144人)、志津川高の37%(130人)の生徒がBRTで通学する。志津川高の佐藤充幸校長は「BRTは地域の教育に不可欠。1時間に最低1本運行されるのはありがたい」と感謝する。

 柳津−気仙沼駅間の所要時間は普通列車より19〜32分遅い最短1時間53分となったが、最大1日22本だったダイヤは現行63本に増えた。

 BRTは列車に比べて弾力的なダイヤ編成が可能な半面、輸送力で劣るのは否めない。「車内が狭いのですぐに混雑する」(気仙沼高1年男子)「専用道を走るのでほぼ時間通り」(同高2年男子)と、利用者の反応はさまざまだ。

 肝心の利用者数は、地域の復興の遅れもあって伸び悩む。JR東日本がことし4月に行った簡易調査では、1日の乗客は約380人。鉄道だった2009年度の平均通過人員(1日898人)の約4割の水準にとどまった。

 JR東は「地域の足を守りながら観光客の利用を促したい」(西野史尚仙台支社長)と、観光路線としての活性化策を探る。南三陸ホテル観洋(宮城県南三陸町)でおかみを務める阿部憲子取締役も「バスでも鉄道でもない特色をアピールしてほしい」と期待を込める。

 さらなる利便性向上に向け、JR東は9月5日、専用道を新設する=地図=。専用道の比率は現在の21%から39%に高まる。将来的に専用道比率を7割程度に引き上げる方針を掲げるが、鉄路復旧を望む地元では、BRTの固定化を懸念する声が強まっている。

 菅原茂気仙沼市長は「BRTは仮の姿であり、ゴールではない」と明言。佐藤仁南三陸町長は「(被災程度が小さい)柳津−陸前戸倉駅間の鉄路早期開通を」と訴える。

 JR東は今月7日、被災線区の復旧には計約12キロでルート移設が必要になるとの整備案を示した。数百億円と見られる工費への公的支援の枠組みも定まってはおらず、鉄路再開の時期は不透明感を増している。

 周辺では「復興道路」として三陸自動車道の整備が加速するなど、交通環境が大きく変わることも想定される。菅原市長は「移設ルートを細かく詰めて費用を試算し、JRが負担できない金額について国に財政支援を要望したい」と話している。

6608荷主研究者:2013/08/25(日) 13:54:57

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130822/CK2013082202000035.html
2013年8月22日 中日新聞
長野−妙高高原間、開業10年で利用者35%減 県試算

 二〇一五年春の北陸新幹線金沢延伸とともに、第三セクターのしなの鉄道(上田市)がJR東日本から運営を引き継ぐ信越線長野−妙高高原間(三七・八キロ)の利用者が、開業後十年で35%減少する試算を県が発表した。

 昨年十月の現地調査や今後の沿線人口の推移などから試算した。一日一キロ当たりの利用者数を示す輸送密度は、一二年度は四千七百三十四人だが、開業初年度には新幹線に乗客が移るため、三千六百二十人に減少。その後十年の人口減が重なり、二五年度には三千六十九人にまで減る。

 一五年度の輸送密度予測は、現在のしなの鉄道軽井沢−篠ノ井間の六千八百三十一人の半分程度となる。

 一五年度の運賃収入は七億九千万円、二五年度の運賃収入は六億九千万円を見込んでいる。

 開業以後は毎年国から四億円の支援が見込まれており、県は「厳しい状況ではあるが、見込み通りの経営は成り立つ」と見通しを話した。

 信越線長野−妙高高原間は北陸新幹線延伸に合わせ、しなの鉄道がJR東日本から三十四億円で譲り受け「北しなの線」として運営する。譲渡費用の全額を県が補助する。

(小西数紀)

6609荷主研究者:2013/08/25(日) 14:55:53
>>6607
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130822/CK2013082202000125.html
2013年8月22日 東京新聞
巨額投資理解を 北本市提案 新駅 予算70億円

圏央道の工事が進められている新駅予定地。手前はJR高崎線=北本市二ッ家で

 北本市の石津賢治市長は二十一日会見し、JR高崎線北本−桶川間に新駅を建設することの是非を問う住民投票実施に向けた条例案を同市議会の九月定例会に提案すると発表した。条例案が可決されれば、住民投票は十二月十五日に行われる。 (花井勝規)

 新駅設置の推進者側である自治体が住民投票で民意を問うのは全国的にも珍しい。条例案を提案する理由を石津市長は、JR東日本側から七月に「本年度中に(駅設置の)正式な要望書を提出してほしい」との意向が示されたことを披露し、「JR側との事前協議が整い、いよいよ正式協議の段階に入ってきた」と説明した。

 費用面では、駅舎や駅前広場などの事業費が当初想定していた約六十億円から約七十億円に膨らむ見通しを示し、「市で史上最大の規模の事業になるため、費用対効果を説明したうえで市民に判断してもらうことは住民自治の観点からも意義がある」と強調した。

 新駅設置をめぐっては一九八五年ごろから同市が要望活動を続けてきた。桶川市との境にほど近い北本市南部に新駅の予定地はあり、JR高崎線をはさんで二ッ家(ふたつや)一丁目と下石戸下(しもいしとしも)付近。圏央道の工事現場と交差している。

 市のシナリオでは、二十八日に開会する九月定例会に条例案を上程。可決されれば住民投票を十二月十五日に実施する。新駅建設に市民から賛同が得られれば年明けにJR側へ要望書を提出。その後、用地交渉などを経て二〇一六年に新駅設置の覚書をJRと交わし、二〇年に新駅開業−との段取りを描いている。

◆駅周辺再開発にUR

 北本市は二十一日、新駅予定地周辺の再開発事業調査業務を将来の開発事業者含みで都市再生機構(UR)に委託する方針を明らかにした。十二月の住民投票で駅舎建設にゴーサインが出れば、約九ヘクタールと県内有数の再開発構想にも弾みがつきそうだ。

 市が描いている再開発構想は、新駅予定地西側の、三菱マテリアルの事業所やゴルフ練習場、民間工場などがあるエリア一帯で想定。JR高崎線の新駅と圏央道のインターチェンジが整備されるという交通利便性を生かし、ショッピングモールや娯楽施設、公園、中高層住宅群を一体的に整備する案を描いている。URを選んだのは都市部で高層住宅と商業施設の一体開発に定評があるためだ。

 再開発構想が具体化すれば、URは事業費の手当てやテナントの募集、三菱マテリアルなど大口地権者との交渉を担うことになる。

 JR東日本に対する新駅設置の要望活動が始まったのは三十年前だ。当時、「将来、ここに新駅ができる」との期待から住宅を購入した住民も多くいたといい、地元の年配の主婦は「ようやく新駅の話が動きだしたんですね。長く待たされました」と話していた。 (花井勝規)

6610とはずがたり:2013/08/25(日) 15:13:34
>>6609
桶川も多少の負担できないのかねぇ。。

6611とはずがたり:2013/08/26(月) 19:27:07

なるほどw

JR西、車内アナウンス変更 行き違いを「待ち合わせ」 縁結びの出雲大社あやかり
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130826/wlf13082615360022-n1.htm
2013.8.26 15:25 [鉄道・新幹線]

 縁結びで知られる島根県の出雲大社があるJR西日本米子支社(鳥取県米子市)は26日、単線での列車待ちで、車掌が流す車内アナウンスの表現を「行き違い」から「待ち合わせ」に変更した。

 「『行き違い』は、出会いと縁結びを願って、出雲大社に向かう女性に残酷。『待ち合わせ』にすればロマンチックでは」との男性利用客からのメールがきっかけ。支社は「縁は異なもの。お客さまとの縁が実りました」としている。

 支社によると、今月初め、岡山発出雲市駅行きの特急やくも号の利用客からメールが届いた。出雲大社は、平成の大遷宮と縁結びのパワースポットが人気で、例年にないにぎわいが続いている。特急の車内も大社に向かう若い女性らで満席だったという。

 同支社は「ありがたい提案」と見直しをすぐ決めた。管内の全列車で実施するという

6612チバQ:2013/08/27(火) 20:35:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130826-OYT8T01527.htm
大鰐線存続巡り、弘南鉄道と沿線自治体が初協議

 弘南鉄道(平川市)大鰐線の存続に向けた経営改善策や支援計画について、同社や沿線自治体などが話し合う協議会が26日、弘前市内で初会合を開いた。

 同社の船越弘造社長は6月、株主総会で、利用者が減っているとして同線を2017年3月末で廃止する見解を打ち出した後、撤回。商工会や大学准教授、地元町会などの13人も交えた同協議会で、同社の再生策を考えることになった。

 初会合で沿線の葛西憲之弘前市長は「少子高齢化が進む中、鉄路はきわめて大切。沿線住民に大鰐線へ関心を持ってもらい利用につながるよう取り組んでいきたい」とあいさつ。

 同社の菊池信雄専務は、大鰐線の昨年度旅客数がピーク時の約40年前に比べ約14・8%程度に落ち込んでいる、などと説明した。

 委員からは「現状の鉄路では弘前から大鰐には行けるが、大鰐から黒石に直行できず不便。大鰐線と他の鉄路との連結を考えてほしい」「古い車両を鉄道愛好家にアピールしてもいい」などの意見が出た。

 同協議会は今後、10月と3月にも開催し意見交換を行う。弘前市は9月議会に同社の再生策の事業費として1600万円を計上する予定。

(2013年8月27日 読売新聞)

6613チバQ:2013/08/27(火) 20:36:58
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20130827303.htm
JR西日本、北陸と関西の需要喚起に躍起
 JR西日本が、北陸と関西の旅客需要掘り起こしに躍起となっている。1年半後に迫る北陸新幹線金沢開業で、北陸と首都圏の交流人口が拡大する様子を、大阪を拠点に北陸3県も管轄するJR西としては指をくわえて見ているわけにはいかない。そんな中で動き出したプロジェクトが「北陸カレッジ」。大半が「北陸初体験」という関西の学生が旅行プランづくりに取り組むという初の試みをのぞいてみた。(天日亜衣)
 26日午後、金沢駅に学生たちが降り立った。立命館大と神戸松蔭女子学院大の計17人で、マーケティング専攻や観光ゼミの所属だという。

 地元の金大生11人と落ち合い、早速レンタルの浴衣に着替えて兼六園下へ。まずは県観光物産会館で和菓子職人の指導で生菓子作りを体験した。「うわぁ、意外と難しいなあ」。カラフルなネイルに彩られた指を一生懸命動かして、アサガオやヒマワリをイメージした生菓子に仕上げた。

 ひがし茶屋街では、ボランティアガイド「まいどさん」と散策。「玄関にかわいい人形おった」「あの看板素敵やなぁ」。添乗の教員やJR西の関係者が気づかないような小さな「発見」に歓声を上げながら、スマートフォンのカメラを向ける。学生たちはフェイスブックで次々と情報を発信した。一行は4日間の日程で加賀、能登を巡り、年内中に新たなプランをまとめる計画だ。

 JR西が北陸−関西の乗客データの参考とする、湖西線を走るサンダーバードなどの乗車人員数がある。

 ここ30年のうち、最多だった1991年度の下り片道1日平均1万1184人と比べると、2012年度は8081人。11年度より3%増とはいえ、ピーク時の7割近くにとどまっている。

 乗客の減少理由についてJR西では、夜行列車の廃止や少子高齢化の影響があるとした上で「一つには旅行離れの可能性もある」と広報担当者は話す。今回の北陸カレッジで生まれたプランをもとに、新たな旅の楽しみ方を提案し、旅行需要を掘り起こしたいと狙う。

 この日の夜、交流会であいさつしたJR西の柴田信常務は「皆さんの提案は、北陸との新しい交流のきっかけになる。確実に商品化したいので、いろんなことを体験してほしい」と繰り返し呼び掛けた。旅行需要喚起に向けたJR西の意気込みが伝わってきた。

 北陸と関西の3大学による今回のプロジェクト。実は昨年度に鹿児島でも「鹿児島カレッジ」と題してJR西が実施。現在、旅行代理店3社のパンフレットに、そこから生まれたプランが掲載されている。

 今回の北陸での取り組みについては、JR西は、鹿児島のように旅行代理店経由だけではなく、インターネットを通じて直販することも検討する。今回は石川だけだが、来年度以降は、富山と福井でも実施を予定する。

 学生の「感動」を形にした旅行商品が、新幹線時代の北陸と関西の人の流れを生み出すことができるかどうか。関係者は期待を高めている。

6614チバQ:2013/08/31(土) 16:51:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130831-00000025-asahi-soci

大ブームから40年、幸福駅改築へ 廃線後も途絶えぬ客

朝日新聞デジタル 8月31日(土)13時3分配信





大ブームから40年、幸福駅改築へ 廃線後も途絶えぬ客

趣を残して生まれ変わる幸福駅。外壁にも名刺類が張られている=8月29日、北海道帯広市幸福町

 【島田賢一郎】愛の国から幸福へ――。そんなうたい文句で大ブームとなった、北海道帯広市の旧国鉄広尾線「幸福駅」の駅舎が、老朽化で改築されることになった。広尾線は26年前に廃止されたが、その後も観光客は絶えず、駅舎の壁や天井は訪問者の名刺や切符で埋め尽くされている。独特の光景とも、いったんお別れだ。

【写真】名刺などで壁や天井が埋め尽くされた幸福駅=8月29日、北海道帯広市幸福町

 広さ20平方メートルほどの駅舎に足を踏み入れると、まるでお札(ふだ)のように、名刺や写真、切符、期限切れの定期券が画びょうやピンでびっしりと留められている。よく見ると、恋愛成就を願う言葉や「かわいい子どもが生まれますように」「家族が健康でありますように」などと願いを込めたメッセージが添えられたものも。

 「皆さんの様々な思いや願いが詰まっているんですね」。29日、家族旅行で立ち寄ったという名古屋市東区の大学生石川友貴さん(21)と両親は、感慨深げに見つめていた。


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