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鉄道総合スレッド
6288
:
チバQ
:2013/03/24(日) 01:05:25
ところが、国鉄分割民営化により事態は一転する。62年12月16日、国鉄から新たに誕生したJR九州は運輸省(当時)に1枚の報告書を提出した。
「昭和68年開業を前提とすると、昭和75年で年間102億円の赤字となり収支改善効果は現れない」
報告書には、佐世保ルートでは全額公費負担であっても大幅な赤字になるとの試算が記されていた。
加えて佐賀県が、福岡・博多駅からの時間短縮効果が薄い上に、建設費や在来線の赤字を押しつけられかねないと消極姿勢に転じたこともあり、長崎新幹線の着工そのものの雲行きが怪しくなってきた。
手詰まり感が広がる中、平成3年9月17日、佐賀県知事(当時)の井本勇は佐世保を経由しない短絡ルートを「独自案」として発表。10日後には長崎県知事(当時)の高田勇が佐世保市を訪れ、市長や市議会に長崎県としても短絡ルートを国やJR九州に要望していく考えを説明した。
翌4年2月にはJR九州が「短絡ルートなら30年間の収支予測は578億円の黒字、佐世保ルートなら595億円の赤字」とする新たな試算を公表した。
県発展のために…
「このままでは外堀を埋められてしまう」
佐世保市は激しく抵抗した。政府や長崎県、JR九州に陳情を繰り返したが、色よい返答はなく、ついに市議団や住民は長崎県庁前で座り込みを実施した。
市議として、はちまき姿で座り込みに加わった朝長は、当時のことを今でも鮮明に覚えている。
「佐世保ルートは確立されたと思っていたのに急に変わることになった。残念というより、怒りの感情に近い。あの時の気持ちは忘れるはずありませんよ」
だが、佐世保市を後押しする動きは広がらず、抵抗は長くは続かなかった。長崎県は平成4年11月25日、短絡ルートを地元案として決めた。同時に佐世保市への“配慮”として「佐世保市にも在来線を利用したスーパー特急を直通させる」という一文が添えられた。
これを受け、12月5日、佐世保市長(当時)の桟(かけはし)熊獅(くまし)は「県土全体の発展のためやむを得ない」として佐世保ルートを断念し、短絡ルートを受け入れる県知事との共同声明を発表した。朝長は桟の思いをこう代弁する。
「これも苦渋の決断でした。長崎県全体の発展のため、私たち県北の自治体は涙をのんだのです…」
(大森貴弘、文中敬称略)
◇ ◇
【用語解説】
長崎市と佐世保市
県庁所在地の長崎市(人口44万3千人)と、県北の中心都市・佐世保市(同26万1千人)。それぞれ三菱重工業長崎造船所、佐世保重工業があり、ともに造船を主要産業とするが、平成22年の製造品出荷額は長崎市が5613億円、佐世保市は1468億円と差がついている。22年の国勢調査では、5年前の前回調査と比べ長崎市の人口は2.6%減、佐世保市は3.1%減だった。
フリーゲージトレイン
車輪幅を変えることで、在来線のレール(幅1067ミリ)と新幹線のレール(幅1435ミリ)の両方を走ることができる列車。平成10年に試験車両が完成した。26年度から熊本−鹿児島中央間で試験走行が始まる。従来の車両より重く、レールや路盤への影響、高速カーブでの安定性など課題も多い。
九州新幹線西九州ルート
通称・長崎新幹線。博多−新鳥栖(26キロ)を開業済みの鹿児島ルートで走行し、新鳥栖−武雄温泉(51キロ)は在来線を使用する。武雄温泉−長崎(66キロ)はフル規格新幹線で建設中。国内で初めてフリーゲージトレインの導入が予定されている。駅は博多から新鳥栖、佐賀、肥前山口、武雄温泉、嬉野温泉、新大村、諫早、長崎。
6289
:
チバQ
:2013/03/24(日) 01:06:34
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130323/dms1303231324000-n1.htm
渋谷駅、もはや「地下迷宮」 東横線駅は地下5階…乗客混乱続く2013.03.23
東横線・副都心線ホームから目的地に向かう乗客ら=22日午後【拡大】
東急東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転が始まり、埼玉県西部と横浜を結ぶ動脈が誕生して23日で1週間を迎える。利便性が向上した半面、東京・渋谷駅では東横線のホームが地下5階に移ったため乗り換えがわずらわしくなり、駅構内で道に迷う人の姿も。1日約230万人の乗降客が行き交う巨大ターミナルはどう変わったのか。
「こちらは大変混み合っております。あちらの出口へお回りください!」。22日午前9時前、東横線渋谷駅ホームからJR線へと向かう改札口の前で、警備員が声を張り上げる。改札前の通路には約5〜10メートル間隔で警備員が並び物々しい雰囲気に包まれていた。
高齢の女性が警備員に近づき、「エレベーターで何階に上がればいいのよ!」と詰め寄る場面も。ホームが地下5階に引っ越してから約1週間がたつ今も、駅構内で混乱がみられた。
「以前はここにエスカレーターがあったのに…。迷ってしまった。渋谷駅が分かりにくくなった」
東京都世田谷区から埼玉県内へ夫婦で墓参りに向かっていた鈴木美子(よしこ)さん(77)は疲れた表情を浮かべた。駅係員や警備員計約100人態勢で利用客を誘導しているが、通路が狭い場所もあり電車が到着するたびに列ができた。
東急電鉄によると、東横線・副都心線のホームからJR線の改札口までは、高低差が40〜50メートルあり、エスカレーターやエレベーターを乗り継がなければならない。乗り換え時間は5分程度だが、「人の流れが滞る場所もある」(東急電鉄)のが実情だ。
増築を繰り返してきた渋谷駅の構造は「迷宮」と呼ばれてきた。地下に潜った東横線から地上までのルートはさらに複雑になった。
東京視覚障害者協会の織田洋さん(58)は「縦横の移動が長く、渋谷駅は道を覚えるのが大変。地下通路には目印となるような音も少なく、どこを歩いているのか分からなくなる」。
一方、渋谷駅で乗り換える必要のない人からは、直通運転を歓迎する声も。川崎市の主婦(55)は「川越や秩父にも遊びに行きやすくなった」と喜ぶ。
ただ、直通運転によって、渋谷駅始発の電車が大幅に減ったため、「座れる機会が減ったのはきつい」と嘆く男性会社員(25)も。東急電鉄は「まだお客さまが慣れていない部分もある」とみている。
6290
:
チバQ
:2013/03/24(日) 18:59:22
http://housing.nikkansports.com/news/f-hs-tp0-20130323-2013032340492.html
全国で相互利用可能になる交通系ICカード、それぞれの特徴を紹介
3月23日より、JR各社や各地の私鉄が展開している交通系ICカード10種が全国で相互利用できるようになる。
これまでもいくつかのカードで相互利用が可能だったが、どのカードでも全国的に利用できるようになったのは初めてのこと。今回のニュースについて、東日本鉄道旅客株式会社の広報室は次のよう話す。
「全国的な相互利用を可能にするために、鉄道各社でシステムや自動改札の改修を行ってきました。これまではカードによって利用できない地域があるなど不便な面がありましたが、今後は快適な移動が可能になると思います」
ところで、この交通系ICカードは、各社でネーミングやデザイン、マスコットキャラに趣向が凝らされており興味深い面がある。JR各社で採用されている5つのカードについて、ここではご紹介しよう。
■Kitaca(JR北海道)
「JR北(キタ)海道のICカード」が名前の由来。エゾモモンガがマスコットキャラクターに採用され、メモ帳やクリアファイルなどのグッズが多数展開されている。
■Suica(JR東日本)
ネーミングは「SUPER URBAN INTELLIGENT CARD」の略称から。また、スイスイ行けるICカードの意味合いも持たせている。マスコットキャラクターはペンギン。他にカードのイラストとしてスイカがデザインされている。
■TOICA(JR東海)
「TOKAI IC CARD」の頭文字から命名。マスコットキャラクターは大小2匹のひよこ。名称はついていない。カードのデザインは東海地方の海岸線をイメージしており、「TOICA」と「TOICA定期券」の2タイプがある。
■ICOCA(JR西日本)
関西弁の「行こか」をもじって名付けられた。マスコットキャラクターはカモノハシのイコちゃん。キャッスレスでチャージができる「SMART ICOCA」や子ども向けの「こどもICOCA」なども展開されている。
■SUGOCA(JR九州)
「SMART URBAN GOING CARD」の略称と、「凄い」の肥筑方言「凄か」にかけた名称になっている。マスコットキャラクターは、カエルくんとその家族や仲間たちなど複数に及ぶ。記念カードが複数展開されているのも特徴。
全国で使用できるとなれば、自分の好きなカードを利用することも可能。私鉄のものを含めるとかなりの数になるため、コレクションしてみるのもいいかもしれない。
6291
:
チバQ
:2013/03/25(月) 20:20:19
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/03/25/kiji/K20130325005473540.html
新幹線駅「新函館」に 市議会 JR北海道に要請
北海道函館市議会は25日、2015年度に開業する北海道新幹線(新青森―新函館)の北斗市内にできる新駅の名称を「新函館」とするようJR北海道に求める決議を可決した。今月末にも要請する。
昨年9月、北斗市と同市議会が「北斗函館」とするようJRに申し入れたが、工藤寿樹函館市長は10月、「新函館が望ましい」と同社に伝えていた。開業が迫り、函館市議会としても態度を示すことにした。
決議案によると、新函館という名称は駅の場所とルートが公表された1998年から道や自治体の資料などに使われており、利用者にとって分かりやすいとしている。
新駅の名称は、開業1年前までにJRが函館市と北斗市から意見を聞いて決める。
[ 2013年3月25日 11:16 ]
6292
:
チバQ
:2013/03/25(月) 20:59:25
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/130325/wec13032517190009-n1.htm
いざ九州へ ライバルがタッグ JR西、JAL・ANAと新商品など矢継ぎ早の戦略
2013.3.25 17:16 (1/2ページ)[west経済]
一昨年3月に相互直通運転を始めた山陽・九州新幹線。2年が経ち、開業効果は薄れつつある
JRと航空、客の争奪戦やめた?
JR西日本は、全日本空輸、日本航空と連携し、大阪−九州間の航空券と新幹線の切符がセットで最大約4割引となる旅行商品の販売を始めた。九州旅行を対象に、新幹線と航空機という“ライバル”が組んだ商品は初めて。キャンペーンも相次ぎ展開し、山陽新幹線と九州新幹線の相互直通運転の開業効果が薄れる中、利用客の増加を狙う。
航空2社と連携し、21日に発売した「エアー&レール」は、大阪(伊丹)空港から宮崎空港までの片道航空券と、新大阪駅など京阪神地区の新幹線各駅と熊本駅、鹿児島中央駅を結ぶ山陽・九州新幹線の片道切符を組み合わせた。
今回の商品は旅行会社を通じて販売。通常は宿泊費なども含め1人7万円程度かかるが、最安で約4万円からに設定した。
JR西は「片道に航空機を使うことで滞在時間が長くなる」と強調。くつろいで移動できる新幹線との相乗効果で「新たな需要を開拓する」と期待を寄せる。
この商品以外にも、鹿児島・霧島で美術館などをめぐる特典付きのキャンペーンを6月末まで実施しているほか、4月からは謎解きをしながら熊本・阿蘇を旅するツアーも予定している。
また、22日からはJR大阪駅構内の駅ナカ施設「エキマルシェ大阪」で、宮崎県とのコラボキャンペーンを開催中。宮崎牛やピーマンなど同県の食材9種類を使った特別メニューや、焼酎、冷汁などの名産品を販売し、宮崎の魅力をアピールしている。
一昨年3月に開通した山陽新幹線と九州新幹線の相互直通運転。JR西では平成23年度に運輸収入などで約150億円の増収効果があったが、2年が過ぎて開業効果は薄れつつある。24年度は約130億円にまで減少する見通しで、今回の航空会社と組んだ旅行商品やキャンペーンの開催により、九州への新幹線利用の底上げを図る。
6293
:
チバQ
:2013/03/26(火) 00:44:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130325/plc13032519390006-n1.htm
北海道新幹線の青函区間、トンネル内の事故防止を2案検討
2013.3.25 19:38
お披露目された北海道新幹線木古内駅の駅舎の模型=北海道木古内町
国土交通省は25日、2015年度末に新青森−新函館で開業予定の北海道新幹線が青函トンネル内を走る際の事故防止策として、貨物列車とすれ違うときに減速する案と、新幹線サイズの車両に貨物列車を積み込んで高速走行する案の2案に絞り、長期的に検討することを決めた。
開業後の当面の対応としては、貨物列車と共用する区間を特急列車と同じ時速140キロまで減速して走行。18年春からは、ダイヤ調整により新幹線だけの走行時間帯を設け、1日1往復に限って最速260キロで走らせる方針。これと並行して2案の検討を続け、実現可能性などを探る。
6294
:
チバQ
:2013/03/27(水) 21:55:20
http://mainichi.jp/select/news/20130327ddm008020126000c.html
米サーベラス:西武HDにTOB 西武、TOBに反対 「敵対的」へ転換
毎日新聞 2013年03月27日 東京朝刊
西武ホールディングス(HD)は26日、筆頭株主の米投資会社サーベラス・グループが実施している株式の公開買い付け(TOB)に対し、「早期の再上場を阻害する」などとして、反対する意見を正式に表明した。サーベラスが求める元金融庁長官の五味広文氏ら3人の取締役への起用についても、反対の意向を示した。反対表明により、経営陣の同意を得ない「敵対的TOB」に発展した。【浜中慎哉】
記者会見した西武HDの後藤高志社長は、TOB反対の理由を「サーベラスが上場に非協力的な態度を取るようになった」と述べ、サーベラスが早期の上場を阻害していると説明。サーベラス側が地域の足となっている不採算路線の廃止などを求めていることから、「中長期的な企業価値を損なう恐れがある」などとも指摘した。
対立は昨秋から深刻化した。早期上場を目指す西武HDに対し、サーベラス側は西武秩父線(吾野駅−西武秩父駅)などの地域路線の廃止や駅員の削減、埼玉西武ライオンズの売却検討などを要求。上場時の売り出し価格をより高くすることなどが狙いとみられる。
サーベラス側は今月11日、約32・4%の株式保有比率から、株主総会で合併などの「特別決議」に拒否権を行使できる「持ち株比率3分の1以上」への引き上げを目指し、TOBを実施すると発表。西武側は、古森重隆富士フイルムホールディングス会長らによる有識者会議を設置。有識者会議は、特定の株主が経営に大きな影響を与えることに懸念を示し、「反対」の方針を西武側に伝えていた。
後藤社長は協議について「TOBを前提とした話し合いは難しい」と難色を示した。ただ買い増す株数は最大4%と多くないため、西武自身も「TOB自体は成立する可能性が高い」と見る。
TOBが成立すれば、発言力を増したサーベラスが譲歩するとは考えにくい。両者の主張が平行線をたどれば、6月の株主総会で委任状争奪戦(プロキシファイト)に発展する可能性がある。
サーベラスは「提案への反対表明は残念。TOBによる買い増しと取締役の追加選任の提案を継続する」とコメントしている。
==============
■KeyWord
◇サーベラス・グループ
92年に米ニューヨークで創設された投資ファンド。米国の年金基金や機関投資家から200億ドル(約1兆8800億円)超のお金を集め、世界各地で投資を行っている。同社幹部には、元米副大統領のダン・クエール氏、元米財務長官のジョン・スノー氏ら政界関係者の名もある。07年5月には、独米の自動車大手ダイムラー・クライスラーから、北米部門クライスラーを買収した。日本では、あおぞら銀行や、帝国ホテルの筆頭株主だった国際興業などに投資実績がある。西武ホールディングス(HD)を巡っては、会社再編の過程で06年1月、他の投資家とともに約1600億円を出資。このうちサーベラスは約1000億円を引き受け、筆頭株主となった。
.
6295
:
チバQ
:2013/03/27(水) 22:05:02
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130327/CK2013032702000156.html?ref=rank
山口、多摩湖線も廃止対象 西武 米投資会社の提案公表
2013年3月27日
西武ホールディングス(HD)が二十六日の会見で、筆頭株主の米投資会社サーベラスから西武鉄道秩父線や山口線(レオライナー)、多摩湖線など五路線が「不要路線」と指摘され、埼玉西武ライオンズは売却も選択肢にするよう提案されたと明らかにした。実施されれば通勤通学の足、観光やスポーツ観戦に大きな影響が出ることになり、沿線自治体などからは批判が強まっている。(上田融、羽物一隆)
「あり得ない提案。鉄道会社は沿線利用者のためのものでもある。大株主が自分の利益を追求するためだけに利用者を犠牲にすることは許されない」。所沢市の藤本正人市長は二十六日、本紙の取材に語気を強めた。
山口線は、西武ドームでのライオンズの試合時などに東京都西部のファンが利用する。山口線と西武遊園地駅で接続する多摩湖線は東京・国分寺まで延び通勤通学の足。二〇〇八年度の利用者は二千百三十六万人いる。
売却も視野に入れたリストラ対象になったライオンズは一一年度に営業黒字を達成。一三年度は試合に応じ胸に「Saitama」の文字を入れたユニホームを着用するなど地元密着を強めている。ファンからは「水を差されているようだ」と不満も漏れる。
秩父線沿線の秩父市などでは、商工・観光関連団体が秩父線の存続を求める要望書の準備を始めたほか、住民の署名集めも計画されている。
秩父商工会議所の担当者は「秩父線と一体で運行している池袋線と横浜の直通運転が始まり、西武鉄道からも観光誘客に力を入れたいとの話が出ていた直後のことで驚いている。住民にも企業にも死活問題なので、廃止は絶対に阻止したい」と意気込む。
秩父市は二十八日に開く町会長協議会で、署名活動への協力を呼び掛ける。四月九日までに取りまとめる予定で、市は「西武側に住民の熱意を伝えたい」としている。秩父など一市四町の議会は臨時会を開き、存続要望を決議する方針という。
6296
:
チバQ
:2013/03/27(水) 22:08:34
>>5269
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-03-27_47114
沖縄の鉄道「黒字化可能」県試算
経済 2013年3月27日 09時45分
(12時間22分前に更新)
県企画部交通政策課は26日までに、沖縄本島への鉄軌道導入に向け、黒字運営が可能とする2012年度調査結果をまとめた。11年度の内閣府調査は、既存の補助制度の活用を前提に開業40年後の累積赤字が鉄道で6千億円以上とはじいたが、県はレールや駅舎、橋脚やトンネルなどの施設整備を全額国が負担し、運行会社は運行に専念する「上下分離方式」を採用すれば、運賃収入と運営費だけで単年度黒字になると試算した。(新垣綾子)
運行会社による車両購入や保有を考慮しても1日4万人程度の需要があれば黒字化が可能としている。
県調査は「那覇空港−名護」約70キロメートルを約1時間で結ぶと設定。車両は都営地下鉄大江戸線や福岡市地下鉄七隈線で導入されている小型鉄道(リニア式)で、車体が小さいためトンネルを掘った場合も断面積が小規模ですみ、建設工事費が削減できると見込む。1日の需要はバス路線など既存の公共交通の乗客数や県外の類似都市の事例から、約3万2千人から4万3千人と「手堅く」予測。米軍普天間飛行場の跡地利用など将来的な開発や観光客増加などを勘案すれば、さらなる需要増も想定される。
比較対象とした内閣府調査の設定は「糸満−パイプライン−うるま−名護」の77キロメートルで、第三セクターが施設整備や保有・運行を担う「上下一体方式」の適用をイメージし、整備事業費は約8500億円に上る。これに対し県は、公設型の上下分離方式の採用などによって、国調査から3割程度をコスト縮減できるとはじき出した。
県はこれまでにも国に対し「沖縄幹線鉄道整備法(仮称)」など特例的制度の創設を要望。(1)鉄道網の整備を行う鉄道・運輸機構がインフラ建設と施設や車両の保有を担い、建設費用は全額国が補助(2)運行会社は機構の施設や車両を運行・運営し、利益に応じた貸付料を機構に払う(3)運行会社を地方独立行政法人並みの非課税措置の対象とする−などを提案しており、今回調査もこうした考え方が前提となっている。
13年度以降は県内部に鉄軌道導入を促進するプロジェクトチームを設置するほか、専門家や自治体、交通事業者などでつくる検討委員会を立ち上げて審議。15年度までに事業化に向けた県の計画案を策定する方針で、導入ルートやコスト縮減の検討、国との交渉といった課題に取り組む。
6297
:
チバQ
:2013/03/27(水) 22:08:58
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130327/CK2013032702000150.html
運賃なぜ高い? NT開発失敗のツケ 残る借金900億円
2013年3月27日
「いつまで政策失敗のツケを利用客に負わせるのか」。沿線住民はこんな不満を口にする。北総線全線(三二・三キロ)の普通運賃は七百八十円。グループ企業が運行する京成本線でほぼ同じ距離乗っても四百七十円で、一・七倍も高い。背景には、今も九百億円残る鉄道建設の借金を、見込みより大幅に少ない利用客で返済を続ける構図がある。
当初三十四万人規模を目指した沿線の千葉ニュータウン(NT)は、現在人口約九万三千人にとどまる。高度成長期の一九六九年に始まった開発だったが、用地買収に手間取る間に住宅需要が減り、計画は半分以下に縮小。NTと都心のパイプ役の北総線は、バブル期の高金利もあって開業から九回も値上げされ、一時は一駅で三百円の区間も現れた。それでも毎年、運賃収入の半分近い約五十億円が返済に消える。
通勤手当を出す企業が沿線住民の採用を手控えたり、通学定期の負担を苦にマイホームを手放し転居を選ぶ家族など、高運賃が生んだ悲劇は多い。
二〇一〇年七月、北総線を経由した成田スカイアクセスが開業。同じレールを走る新線に「利用者は激増し、返済の負担は軽くなり、運賃も安くなるはず」と住民は期待した。しかし、実現したのは自治体の公金投入と引き換えにしたわずかな値下げだけ。「もう訴えるしかない」と訴訟は始まった。
敗訴はしたが、判決は「高運賃は、日常生活の基盤を揺るがすような損害を生じかねない」ことに言及した。原告の男性は「値下げをすればNTも住みよく、暮らしやすい街になる。鉄道会社も歩み寄りしてほしい」と願った。(横山大輔)
6298
:
チバQ
:2013/03/27(水) 23:06:38
http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20130327/ecn1303271528009-n1.htm
ライオンズは大丈夫? 西武HDの苦しい現実 TOB確実で世論に「お願い」2013.03.27
. .
記者会見でTOB反対を表明した西武HDの後藤高志社長(中央)=26日【拡大】
筆頭株主の米投資会社サーベラスによるTOB(株式公開買い付け)について26日、反対を表明した西武ホールディングス(HD)。後藤高志社長自ら会見に臨んだ背景には、4月23日を期限とするTOBの成立がほぼ確実視される苦しい現実がある。
会見の席上、後藤社長が語気を強めた。
「サーベラスは中長期的な視点を欠いた提案をするなど不当な要求を行っている」
サーベラスはこれまで西武秩父線、多摩川線、山口線など不採算路線の廃止、さらに埼玉西武ライオンズを将来的に売却するリストラ策を提案してきた。こうした提案のほか、TOBは「早期によい形での株式上場を阻害する」(後藤社長)とし、西武側は猛反発したわけだ。
だが、西武側の旗色は悪い。サーベラスは西武HD株式について、議決権ベースの約32%を保有し、最大36・44%への引き上げを目指している。買い増す株式数が最大4%と少なく、4月23日を期限とするTOBの成立はほぼ確実とみられる。そのため、西武HDは「再上場の時期、リストラ策でできるだけ有利な落としどころを探るため、世論に訴え、サーベラス側の理不尽な印象を強めようとしている」(関係者)というわけだ。
西武は足元の業績は堅調とはいえ、人口減少の時代では将来性に乏しい。「東武の東京スカイツリー、近鉄の超高層ビル『あべのハルカス』のような巨大プロジェクトで業績の底上げを図る体力はない」(鉄道業界通)というだけに、収益確保にはサーベラスの提示したリストラ策も一定の説得力を持つ。現段階では世論に「お願い」するしか方法がないともいえる。
後藤社長とサーベラスのクエール会長は「一緒にゴルフを楽しむ仲で関係は良好」(西武HD関係者)。個人的な人間関係や周囲の情により、事態の好転を期待するしかない。
6299
:
チバQ
:2013/03/28(木) 19:06:26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201303280189.html
'13/3/28
北陸新幹線は「米原案」 関西広域連合が方針決定
関西広域連合は28日、大阪市内で会合を開き、敦賀(福井県)以西が未定となっている北陸新幹線に関し、琵琶湖の東側を通り米原(滋賀県)で東海道新幹線に接続する「米原ルート」を政府に提案する方針を決めた。広域連合は敦賀―大阪間の早期整備を求めていた。4月末にも正式提案する見込み。
米原ルートは、将来的には東海道新幹線への乗り入れを想定。リニア中央新幹線の東京―大阪間開業前は米原発着で乗り換える案。広域連合は米原ルートが開業までの工期が短く、費用対効果も最も高いと判断した。整備に向けた費用負担は引き続き協議する。
これまで、琵琶湖の西側を通り、京都で東海道新幹線と接続する「湖西ルート」、福井県小浜市を通る「小浜ルート」も含めた3案を検討。3月上旬に米原ルートの建設費が5100億円(延長距離44キロ)と最も安く、工期も最短とする試算を公表していた。
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6300
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チバQ
:2013/03/28(木) 19:07:14
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130328/CK2013032802000012.html
しなの鉄道長野以北路線の名称「北しなの線」
2013年3月28日
県などが出資する第三セクター、しなの鉄道(上田市)は二十七日、北陸新幹線の金沢延伸に伴い、JR東日本から二〇一四年度末に運営を引き継ぐ並行在来線の信越本線(長野−妙高高原、三七・三キロ)の路線名を「北しなの線」にすると発表した。
しなの鉄道は昨年十一〜十二月に路線名を公募し、県内外から二千四百件の応募があった。同社や沿線自治体でつくる委員会が「北しなの」「五岳(ごがく)」「信越高原」の三案に絞り、取締役会で最終決定した。「北しなの」は公募で最も人気があり、百六件の応募があった。
本社で記者会見した藤井武晴社長は「会社名とも一体感があり、地域に愛される路線としてふさわしい」と説明。ユニークな応募では、信濃町出身の小林一茶の名を冠した「一茶線」や、野尻湖にちなんだ「ナウマン線」などがあった。
信越本線の新潟県側を運営する第三セクター「えちごトキめき鉄道」は昨年六月、妙高高原以北の路線(三十八キロ)の名称を「妙高はねうまライン」に決定している。
しなの鉄道は名称を国に申請し、一三年中の事業認可取得を目指す。
(森若奈)
6301
:
チバQ
:2013/03/29(金) 21:41:06
http://mainichi.jp/select/news/20130330k0000m040047000c.html
豪華寝台列車:「ななつ星」専用ラウンジ完成…JR博多駅
毎日新聞 2013年03月29日 19時54分(最終更新 03月29日 20時00分)
報道関係者にお披露目された「ななつ星in九州」専用ラウンジ=福岡市博多区のJR博多駅で2013年3月29日、小原擁撮影
拡大写真 JR九州は29日、福岡市のJR博多駅3階の改札口横に、豪華寝台列車「ななつ星in九州」の利用客ら向けの専用ラウンジを完成させ、4月2日のオープンを前に報道関係者らにお披露目した。
ラウンジ名は「金星(きんせい)」。夜空に輝く一番星にちなみ、ななつ星の出会いの場を大切にしたいとの意味を込めたという。旅行相談(事前予約制)や、ななつ星の出発時、到着時の待合室として利用する。
広さ約130平方メートル。床やテーブルにはナラ材などを利用し、室内は明るく、木の香りがほのかに香る。椅子の布地には、熊本県天草地方に伝わる天草更紗(さらさ)の柄を採用した。
ななつ星の車両デザインと共に、ラウンジの内装も手掛けた工業デザイナー、水戸岡鋭治さんは「多くの方が幸せな気持ちになってほしい」と話した。旅行相談はクルーズトレインツアーデスク0570・550・779(水、日曜、祝日休業)。【小原擁】
6302
:
チバQ
:2013/03/29(金) 23:00:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130329-OYT8T00013.htm
木古内−江差、バス転換決定...沿線3町合意
JR北海道が2014年春に廃止する方針を示している江差線木古内―江差間(42・1キロ・メートル)を巡り、沿線の木古内、上ノ国、江差の3町とJR北海道は28日、覚書を交わし、同区間のバス転換が決まった。
覚書では、廃止後に運行する路線バスに対し、JR北海道が9億円を拠出して支援することを明記した。地元合意を受けてJR北海道の小池明夫社長は、5月頃までに国土交通省に同区間の廃止を届け出る考えを明らかにした。
3町で作る「JR江差線対策協議会」で、3町はバス転換の前提として、運行区間を江差駅から約9キロ・メートル離れた道立江差高校まで延伸し、1日6往復とする考えを提示。JR北海道は地元負担への支援に加え、バスの購入費や停留所の設置費用を含めた9億円の拠出を提案していた。
覚書への署名後に記者会見した小池社長は「3年後の北海道新幹線開業に向け、沿線地域の観光振興に努力したい」と述べた。同協議会会長の工藤昇・上ノ国町長は「廃止は時代の流れ。3町でバス運行の事業者選定などを協議する」とした。
今回の合意により、15年度に開業する北海道新幹線新函館駅(仮称)を中心とした道南地方の鉄道像が固まった。新幹線開業時にJR北海道から経営分離される江差線木古内―五稜郭間(37・8キロ・メートル)については、第3セクター鉄道で運行を続ける。来年5月には第3セクター鉄道会社が設立される見通しだ。
新函館(現・渡島大野)―五稜郭間(14・5キロ・メートル)については、JR北海道が新幹線開業までに電化し、函館駅まで接続列車を運行して利便性を高める。
(2013年3月29日 読売新聞)
6303
:
とはずがたり
:2013/03/30(土) 09:38:45
>>6297
北総と東葉と埼玉高速は今からTX並の体制に移行すべきやね。
またTXと違って都心部を持っていないのも不利かも。
本来は広域首都圏一体開発の観点から北総は除いて東葉や埼玉は都営地下鉄なんかも含めて東京地下鉄と合併,新帝都高速度交通営団を目指すべきだっ♪
都営からは1号線切り離して,京成と京急と北総と成田アクセスで大同合併はどうだろ!?
6304
:
荷主研究者
:2013/03/31(日) 21:52:41
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20130221/CK2013022102000021.html
2013年2月21日 中日新聞
地域の足、惜しまれ引退 塩尻−辰野間ミニエコー
雪景色の中を1両で走る「ミニエコー」=塩尻市内で
塩尻市と辰野町を結ぶJR辰野線のワンマン電車「ミニエコー」が、車体の老朽により三月十六日のダイヤ改正で引退する。一九八六(昭和六十一)年の運行以来、地域の足として親しまれてきた。十五日のラストランに向け、記念グッズが販売されている他、別れを惜しむ乗車会も計画されている。
旧国鉄時代の荷物列車を改造した123系車両。前後に運転席があるため、一両運行ができる珍しい型で、JR東日本長野支社によると、東日本管内では最後の車両となる。
赤色とクリーム色の一両が山間や水田地帯を走る姿は、いかにもローカル線らしく、塩尻駅によると、引退が決まった後、鉄道マニアの写真撮影や乗車が増えているという。
塩尻駅で販売しているストラップは、用意した二百個が売り切れ追加。ボールペンや電車の形のポストカードも人気だ。塩尻市教委は学習講座として三月四日に乗車会を計画、参加者の募集を始めた。
「ミニエコーに感謝しつつ、善知烏(うとう)トンネルや水路橋など沿線の歴史遺産を含め、地域を学ぶ機会にしたい」と市教委の担当者。当日は塩尻発午前九時三十三分に乗車、小野駅で降り、北小野支所で学習会。小野駅発午前十一時十一分で戻る。参加料五百円。定員三十人を超えれば抽選。申し込みは市教委社会教育課=電0263(52)0280=へ。
(福沢幸光)
6305
:
荷主研究者
:2013/03/31(日) 21:58:18
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20130301101.htm
2013年3月1日02時18分 北國新聞
通院、買い物で運賃割引 石川県、並行在来線で検討
石川県は28日までに、北陸新幹線金沢開業でJRから経営分離される並行在来線について、通院や買い物などで利用した場合に運賃を割り引く「企画切符」を導入する検討に入った。新年度に先行事例を調査する。並行在来線は運賃の値上げが避けられない見通しで、県はJRと協力して県内の需要に合った割引企画を打ち出し、利用促進につなげる。
調査は、既に並行在来線を運営している第三セクターや民間鉄道会社を対象にする。企画切符の導入後、旅客収入が増加した鉄道会社から利用状況などを聞き取る。県内の利用者がどんな割引企画を求めているかも調べる。
調査結果を受け、新年度に設置する県並行在来線利用促進協議会で、県内の利用状況などに照らし合わせて内容を検討する。金沢市などの総合病院に通院する人への割引切符や、買い物券と切符のセット販売、県内レジャー施設の利用券付き切符などを想定している。
全国では、三セクのIGRいわて銀河鉄道(盛岡市)が通常より最大で23%安くなる通院切符を販売。介助者も割引対象となり、車両に医療アテンダントが乗り込む安心感もあって、毎月、高齢者ら350〜370人が利用する。割引分は自社で負担している。
このほか、若者層の利用拡大を狙った駅ビルの買い物券や映画鑑賞券とのセット販売、他社の交通機関との乗り継ぎが可能な定期券などの事例もある。
県の三セクの経営計画では、並行在来線の運賃値上げ率は現行の20%未満、通学定期は15%未満となっている。県は「石川に合ったお得な企画で利用を促し、県内経済を活性化する効果も期待したい」(企画振興部)としている。
6306
:
チバQ
:2013/03/31(日) 22:03:36
http://www.nnn.co.jp/news/130331/20130331004.html
鮮やかな赤・青の車体 北近畿タンゴ鉄道が観光列車
2013年03月31日
京都府と兵庫県を走る第三セクター鉄道「北近畿タンゴ鉄道」(本社・京都府福知山市)は4月14日から、観光目的にデザインを改良した列車「丹後あかまつ号」「同あおまつ号」を運行する。鮮やかな赤・青の車体と乗務員の観光案内が行楽気分を盛り上げる。
あかまつ車両のイメージ図。色鮮やかな車体と工夫を凝らした内装が楽しい鉄道の旅を演出する((c)EIJI MITOOKA + DON DESIGN ASSOCIATES)
沿線の海岸線の眺めなどを楽しんでもらおうと、現行の普通車両をリニューアル。個性的なJR九州の車両などを手掛けたデザイナー水戸岡鋭治さんが設計とデザインを担当した。
天橋立など日本海の白砂青松を象徴する松をモチーフに内装には木材を使用。カウンター席を設置し、飲食物の販売や地元工芸品の展示もある。サービス乗務員が沿線の観光スポットを案内。個性豊かな車内から景観を楽しめる。
両号とも赤色が基調のあかまつ車両と青色のあおまつ車両を連結した2両編成。1両は35人定員制、もう1両は自由席車。偶数日に運行するあかまつ号は宮津線(西舞鶴−豊岡駅間)、奇数日運行のあおまつ号は同線(西舞鶴−天橋立駅間)と宮福線(福知山−宮津駅間)を走る(6月17〜21日は車両検査のため、タンゴ悠遊号が代行運行)。
4月12日に豊岡−網野駅間で無料の体験試乗がある。対象は豊岡市内在住、在勤、在学者。申し込み締め切りは同5日。豊岡駅集合。
試乗に関する問い合わせは電話0796(23)1712、同市交通政策係へ。
車両に関する問い合わせは0772(25)2323、同社へ。
6307
:
荷主研究者
:2013/03/31(日) 22:32:03
http://www.saitama-np.co.jp/news02/22/03.html
2013年2月22日(金)埼玉新聞
熊谷−持田間に新駅を検討 需要、採算性を調査へ
熊谷、行田両市は秩父鉄道(本社・熊谷市)と共同で、市境をまたぐ同鉄道熊谷―持田駅間の新駅設置を検討するための調査に乗り出す。両市は同社に対し、30年以上にわたり新駅設置を要望してきたが、最近になって前向きな回答を得た。需要予測や採算性などを調べた上で、秋ごろには設置できるか判断する考えだ。
両駅間の距離は約4.8キロあり、秩父鉄道では最も長い。沿線の熊谷市域は市街化調整区域だが、食品会社や卸売市場、物流拠点などが集積する問屋町にも近い。行田市域は市街化区域で宅地が広がる。
新駅設置の要望は熊谷市が1978年から、行田市も80年から続けてきた。秩父鉄道側は▽自治体が費用を全額負担する▽一定の利用者が見込める―の2点を条件に挙げてきたが、2011年度の要望に対する回答(昨年3月)では「(新駅を)検討したいので具体的な内容を提示してほしい」と踏み込んだ。
両市などによると、同鉄道の輸送の中心がセメントなどの貨物から、通勤・通学や観光など一般乗客にシフトしていることが背景にあるとみられる。03年3月開業のひろせ野鳥の森駅(熊谷市広瀬)も周辺の宅地化が急速に進み、乗降客が増えている。
調査では、新駅の位置を市境に近い熊谷市域に設定し、半径1キロ以内のエリアで人口、周辺企業の従業員数、また現在使われている交通手段などを基に需要予測や採算性などを算定する。
行田市は「新駅ができれば新規の住宅建設や地域の活性化につながる」と期待。問屋町にある流通センター関係者の需要が見込める熊谷市は「車通勤の人が多いと思うが、エコ通勤として電車を利用する人が出てくる可能性もある」と話す。ただし調整区域のため駅前開発ができないネックもあるという。
両市は13年度予算案に調査費として約140万円を計上。同鉄道も約60万円を負担する。
6309
:
荷主研究者
:2013/04/01(月) 00:59:46
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20130309_3
2013/03/09 岩手日報
山田線復旧の総事業費210億円 JR、140億円負担方針
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東日本大震災で被災し休止中のJR山田線の鉄道復旧について議論する第5回復興調整会議は8日、盛岡市内で開かれ、JR東日本は、鉄道復旧の概算工事費が210億円となることを明らかにした。そのうち原状復旧に要する140億円はJR側が負担する方針。沿線のまちづくりに伴う増加分も含めた残る70億円については国に対して支援を要望する。国は国費投入も検討しており、鉄路復旧に向けて今後の両者の協議が注目される。 国や県、沿線4市町、JR東日本の担当者ら約40人が出席した。
会議は非公開。同社は、震災前の状態に戻す原状復旧の工事費として140億円と提示。沿線4市町が進めるまちづくりで、線路のかさ上げや避難路の整備、駅の移設などに伴う復旧費用の増加分を合わせた総事業費は210億円に上ると示した。
費用について同社は、原状復旧分140億円を負担する考えを説明。ただ、復旧に向けた明言はなく、増加分の70億円は国の支援や新たな財源の枠組みの創設などを引き続き要望する方針を示した。
6310
:
チバQ
:2013/04/01(月) 22:38:58
>>5723-5724
http://www.asahi.com/national/update/0401/OSK201304010017.html
2013年4月1日17時52分
信楽鉄道「上下分離」で再出発 債権放棄で黒字化目指す
滋賀県の旧信楽町(現甲賀市)で1991年5月、死者42人を出す列車同士の衝突事故を起こした信楽高原鉄道(SKR)が1日、車両や駅などの鉄道施設を市に譲渡し、「上下分離方式」による運行を始めた。施設の維持管理費の負担を無くし黒字化を図る。
信楽駅では式典が開かれ、新年度からSKRで通学する地元・信楽中学校の新1年生、田村南菜穂(ななほ)さん(12)が「みんなから愛される鉄道としていつまでも走り続けてほしい」との作文を読み上げた。
SKRは事故の影響もあって2011年度まで22年続けて赤字。遺族補償などのために約21億円を借り入れた県や市に対し、約15億円の債権放棄を求めた特定調停が3月27日に成立した。
6311
:
チバQ
:2013/04/02(火) 20:32:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130402-OYT1T00212.htm?from=ylist
被災の三陸鉄道、2駅の新設を検討
大震災
東日本大震災で被災した岩手県の第3セクター「三陸鉄道」が、沿線の同県宮古市田老(たろう)地区と同県野田村の高台移転先に新駅の設置を検討していることが分かった。
移転先では住宅地から駅が遠くなることから、住民の交通手段を確保するのが狙いで、望月正彦社長は「自治体には駅を中心にした街づくりをお願いしている」と話す。既存駅の廃止や線路の移設はないという。
同社や地元自治体によると、宮古市の新駅候補地は、田老駅から北に約500メートルの高台。周辺には市田老総合事務所や市立田老第一小学校がある。他の公共施設の移設も計画されており、市幹部は「新駅設置で地区中心部のにぎわいを作り出したい」と話す。
野田村では、陸中野田駅から約2キロ南で、集団移転先の米田(まいた)地区に新駅を設置する予定だ。小田祐士村長は「津波襲来時の乗客の避難先としても利用できる」とする。
(2013年4月2日17時37分 読売新聞)
6312
:
チバQ
:2013/04/02(火) 20:33:43
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20130402ddlk03040123000c.html
東日本大震災:三陸鉄道南リアス線の盛−吉浜間、あす運行再開 /岩手
毎日新聞 2013年04月02日 地方版
震災で全線不通だった三陸鉄道南リアス線(盛−釜石間36・6キロ)は3日、大船渡市内の盛−吉浜間21・6キロが部分復旧し、約2年ぶりに運行を再開する。
1番列車は午前9時半に盛を出発し、同10時12分に吉浜に到着。市立吉浜中生徒らの「よさこいソーラン」など多彩な行事が予定されている。同11時に始まる復旧式と合わせ、同駅の「非常勤駅長」に任命されるタレントの志村けんさんのほか、女優の川上麻衣子さんらの記念イベントもある。
乗客は公募による抽選で既に決まっている。戸田公明・大船渡市長は「地域だけでなく観光客の『足』として愛される三鉄を皆で育んでほしい」と話している。
◇三陸鉄道が入社式
一方、三陸鉄道は1日、宮古市の本社で入社式を行った。新卒2人と、震災後に一時退職して県内陸部の三セク「IGRいわて銀河鉄道」で働いていた元社員4人が採用の辞令をもらい、鉄路復旧の思いを胸にスタートを切った。
望月正彦社長は「多くのお客様にまた乗りたいと思っていただく鉄道にしましょう」と訓示。高校を卒業したばかりで、運転士候補生として運行部に配属された沢里(さわさと)航平さん(18)は「早く運転士になって沿線の復興を加速させたい」と抱負を語った。
北リアス線(宮古−久間慈71キロ)は小本−田野畑間10・5キロが不通となっているが、三陸鉄道は北と南の両リアス線共に来年4月の全線運行再開を目指している。【根本太一、鬼山親芳】
6313
:
チバQ
:2013/04/02(火) 20:34:49
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20130401034761.html
上越・直江津地区に本社開設
えちごトキめき鉄道
2015年春の北陸新幹線開業に伴いJRから経営分離される並行在来線を運営する第三セクター「えちごトキめき鉄道」は1日、上越市西本町3に本社を設けた。地域に根差した公共交通を目指し業務を進める。
同社社長は同日の開設式で「一日でも早く地域にとけ込み、地域の明るい未来づくりに少しでも貢献したい」とあいさつ。その後、社名の看板の除幕をした。
本社はJR直江津駅から数百メートルの貸事務所に入居。これまで県庁内で開業準備を進めていたが、JRからの運行引き継ぎを2年後に控え、地元と密接に連携するため本社機能を移した。開業時には同駅構内に本社を移転する。新入社員は15人で社員は計42人となった。
式典には泉田裕彦知事ら約40人が出席した。泉田知事は「地域の重要なインフラを担う公益的企業として発展させていくために県としても力を注ぎたい」と述べた。
【政治・行政】【社会】 2013/04/01 22:01
6314
:
チバQ
:2013/04/03(水) 12:03:19
http://mainichi.jp/select/news/20130403k0000e040200000c.html
三陸鉄道:人口減少、赤字…前途は多難
毎日新聞 2013年04月03日 11時48分
三陸鉄道南リアス線は3日、2年ぶりに岩手県大船渡市で運行を再開したが、前途は多難だ。復旧は一部で、震災による人口減少がローカル線の赤字に拍車をかける。戸田公明市長らは「地元だけでなく、観光客や鉄道ファンにも乗ってもらわないと経営環境はより厳しくなる」と話す。
市によると、震災前に4万人を超えていた人口は3万9000人余に減少。三陸鉄道の株主である県は円安による燃料高も考慮し、今年度は2億4000万円の赤字を見込む。
影響を受けるのが通学生だ。県立高3年の岩城圭祐さん(17)の母裕子さん(48)は「鉄道が走っても、私が車で息子を送迎しなければ」と残念がる。
最寄りの三陸駅で午前7時11分の上り始発に乗っても学校近くの盛(さかり)駅に着くのは7時41分。7時半に始まる野球部の「朝練習」に間に合わない。学校では進学希望者のための「課外授業」も同じ時刻に始まる。震災前は午前7時前には盛に着いていた。
三陸鉄道も保護者らの不満は承知だが「部分復旧ゆえに希望のダイヤが組めない」と担当者。整備と安全点検の基地が現時点の終着点になっている吉浜駅になく、基地設置の投資余力もないためだという。車両は毎晩、基地がある盛駅に戻り、乗客が見込めない朝の下りを吉浜駅へ走らせたうえで上りを運行せざるを得ない。現在より早い時間に始発を組めない。「釜石まで全面復旧すれば応えられるかも……」と担当者。
通勤通学者が震災前の3分の1に減ると見込む三陸鉄道は「せめて帰宅用に」と片道専用の定期券を発行。社員たちもこの2年、車で被災地を案内するツアーなど運行以外の業務を続けた。「運行再開が待ち遠しかった」との気持ちは強い。今後は、多彩な観光プランも設けるなど、経営改善に努める。
【根本太一、円谷美晶】
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6315
:
チバQ
:2013/04/03(水) 20:33:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20130402-OYT8T01811.htm
駅名案「奥津軽いまべつ」
「奥津軽いまべつ」とする駅名案を三村知事(右)に報告した小鹿町長(中央) 2015年度末に開業する北海道新幹線で県内唯一の駅となる奥津軽駅(仮称)の地元・今別町は2日、駅名を「奥津軽いまべつ」とする案を公表した。駅名を決めるJR北海道を今月中旬にも訪れ、町の考えを伝える。小鹿正義町長がこの日、県庁を訪れて三村知事に報告した。
町が2月に実施した町内全1400戸のアンケート調査では「奥津軽今別」「津軽今別」「海峡」の順で回答が多かった。
1位の「奥津軽今別」のイメージを柔らかくするため一部を平仮名にして「奥津軽いまべつ」にしたという。
報告を受けた三村知事は「町の強い意志を受け止めた。JRにはこのまま決めていただきたい」と語った。
JR北海道広報部によると正式な決定時期は未定だが、担当者は「地元の意向も含めた様々な意見をもとに、親しまれるような名前にしていきたい」と話している。
(2013年4月3日 読売新聞)
6316
:
とはずがたり
:2013/04/04(木) 14:23:32
ICカード精算相次ぎ、電車最大90分遅れる
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130331-567-OYT1T00327.html
2013年3月31日(日)10:21
JR東海は30日、JR飯田線の豊橋発本長篠行きワンマン電車(2両編成)が東新町駅(愛知県新城市)と茶臼山駅(同)に到着した際、乗客のICカード精算が相次いだため最大で約1時間半の遅れが出たと発表した。
両駅とも乗り降りの際にICカードが利用できず、運転士兼車掌が対応したのが原因としている。
同社によると、遅延が発生したのは同日正午過ぎで、東新町駅で4人、さらに茶臼山駅で16人の乗客がICカードでの精算を申し出た。付近の公園では桜が見頃を迎えていたという。この電車を含む上下3本が遅れ、約230人に影響が出たといい、同社は「切符を買って乗車するよう呼びかけるしかない」としている。
6317
:
チバQ
:2013/04/04(木) 21:39:45
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304030026.html
「鉄路復活」で神社参拝客増
JR可部線の電化延伸で終点駅予定地の近くにある神社「長井ふたたびの宮」(広島市安佐北区亀山南)の参拝客が増えている。鉄路復活にちなみ、沿線の長井自治会が付けた愛称が、復活の願いがかなう神社として口コミで広がった。住民たちは鉄道ファンらにPRし、沿線のにぎわいづくりに取り組む。
神社は、江戸期に創建されたと伝わる「伊勢社」。盆踊りや花見など地域住民の交流拠点となっている。鉄路復活の機運を高めようと2011年4月、同自治会の住民でつくる「ふたたびプロジェクト」のメンバー約20人が、宮司の了解を得て神社の社殿に愛称の木製看板を掛け、さい銭箱も設置。自治会ホームページで紹介した。
メンバーによれば、看板設置後から増え始めた参拝客は、15年春の電化延伸が発表されたことし2月ごろからは、1日20〜30人を数えるようになった。近くの住民以外も訪れているという。
広島県内のウオーキング同好会「健福てくてく会」は3月末に視察。周辺を2時間歩いて回った堤幸雄さん(69)=同区=は「近くに史跡もあり、可部の街を再発見できる」と喜ぶ。同好会が9月に開く約6キロのコースの目的地にする。
【写真説明】鉄道ファンが集う名所にしたいと意気込むメンバーで長井自治会長の岡本勝彦さん(中)ら
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チバQ
:2013/04/06(土) 17:35:04
http://www.minyu-net.com/news/topic/130406/topic4.html
「スカイツリー南会津号」を臨時運行 26日から東武鉄道
沿線の風景を楽しめる展望列車「スカイツリートレイン」
東武鉄道は26日から、展望車両634(むさし)型「スカイツリートレイン」を「スカイツリートレイン南会津号」として野岩線、会津鉄道へ乗り入れを開始する。臨時特急列車としての運行。
NHK大河ドラマ「八重の桜」や裏磐梯、塔のへつりなど四季折々の自然や大内宿、会津若松城など観光スポットが点在し関東圏で注目が高いことから、東京スカイツリーのにぎわいを広く会津に波及させようと実施する。
同車両は現在土、日曜日、祝日を中心に両毛地域、大宮、日光・鬼怒川と東京スカイツリータウンを結ぶ臨時特急列車として運行。内装も東京スカイツリーからの展望をテーマとした特別ラッピングを施し、座席も2人並んで景色を楽しめる「ペアスイート」や回転式のシートなども幅広く用意しており、沿線のさまざまな風景を堪能できる。サロンや車内販売、イベントスペースも完備している。
運行区間は北千住(東武スカイツリーライン)〜会津田島駅(会津鉄道会津線)で、26、30、5月1日、2日に運行する。6月以降の運転も行う予定。会津田島〜鬼怒川公園区間は通常、特急列車は運行していないため特急料金が別途かかる。
(2013年4月6日 福島民友トピックス)
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チバQ
:2013/04/06(土) 17:58:38
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130406/kyt13040602020001-n1.htm
KTR、赤字解消へ新型観光車両投入 京都
2013.4.6 02:02
■「松」テーマ、くつろぎの空間
北近畿タンゴ鉄道(KTR)は日本三景の一つ、天橋立(宮津市)など丹後地方の景観を楽しめるリニューアル列車「あかまつ」「あおまつ」の運行を14日から始めるのを前に、5日、同社の荒河車両基地(福知山市下荒河)で地元首長や観光業界関係者に新車両のお披露目を行った。通勤通学利用者が減少し、“日本一の赤字鉄道”とされるKTRだが、豪華車両の投入で起死回生に挑む。(五十嵐一)
◇
同社は導入から20年以上が経過した702号と708号を昨年11月から約4千万円の改修費用をかけ、「あかまつ」と「あおまつ」にリニューアルした。
デザインは和歌山電鐵「たま電車」などで知られる水戸岡鋭治さんが担当。天橋立に代表される日本海の白砂青松を象徴する「松」をテーマとし、車内はフローリングを含め、温かみのある木がふんだんに使われ、窓に面したソファやカウンタータイプといったさまざまな座席を配置するなど豪華な内装となっている。
また、「あかまつ」には特産品販売や観光案内といったサービスを行うアテンダントクルーが常駐。観光名所のパネルや民芸品を展示したショーケース、本棚なども設置し、丹後の自然や歴史、文化に触れることができる。
「あかまつ」と「あおまつ」は連結して2両編成で運行。「丹後あかまつ号」は宮津線の西舞鶴〜豊岡間83・6キロを偶数日に、「丹後あおまつ号」は往路が宮津・宮福線の西舞鶴〜福知山間55・1キロ、復路は同福知山〜天橋立間34・8キロを奇数日に運行される。
定員35人限定の「あかまつ」は自由席で、運賃とは別に300円の乗車整理券が必要。個人は乗車1カ月前、団体は3カ月前からKTRの各有人駅や旅行代理店などで購入可能。
同社の大槻茂社長は「輸送手段としてだけでなく、列車そのものを楽しみ、ゆっくりくつろげる旅を提供したい」としている。
運行スタートとなる「丹後あかまつ1号」は14日午前10時26分に西舞鶴駅から出発。7日午後2〜4時にはJR京都駅で「あかまつ」と「あおまつ」の車両展示を行い、観光客へのPRを行う(先着千名、午後1時半〜地下東口改札口で整理券配布)。
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チバQ
:2013/04/06(土) 18:03:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1361899688543_02/news/20130227-OYT8T00222.htm
春待ち列車 内陸線
(1)秋田弁 笑顔でもてなし
「ただ今見えてきましたのが、内陸線で最も美しい比立内鉄橋です」。透き通った声が乗客の耳に心地良く響く。マイクを手に案内するのは、アテンダントの橋本由子(よしこ)さん(27)。眼下には阿仁川、まっすぐ向けば雪化粧を施した山並み――。歓声を上げる乗客を見守りつつ、「空中散歩のような感覚を、絶景とともにお楽しみ下さい」と乗客にニッコリほほ笑んだ。
今月23日、親子連れや観光客など約15人が、阿仁合発角館行きの急行列車に乗り込んだ。お目当ては今年最初のおひな様列車(1両)。雪に覆われた車外と対照的に、沿線住民お手製のつるし雛(ひな)を華やかに飾り立てた車内で、橋本さんも一人ひとりにひなあられと記念切符を手渡したりし、乗客を温かくもてなした。
つるし雛が彩る華やいだ車内で、笑顔を絶やすことなくワゴン販売をする橋本さん(23日、内陸線おひな様列車で) 「子どもから大人まで、年々お客さまの幅が広がっています」。アテンダント歴約5年の橋本さんはうれしそうに話す。旧西木村(現・仙北市西木町)出身で、母親に連れられて買い物に行く時も、高校に通う時も、いつも生活の中に当たり前のように内陸線があった。愛着のある鉄道での仕事は願ってもない環境だ。
北秋田、仙北両市の商工会議所が内陸線を盛り上げるために設けたアテンダントは、その後、内陸線職員となった。地方の小鉄道のこと、きっちりとしたマニュアルがあったわけではない。「えぐ、きてけだなあ(ようこそいらっしゃいました)」といった秋田弁を要所要所に盛り込んだ沿線案内などの一切を、それぞれのアテンダントが独自に工夫している。
「最初は右も左もわからずに案内するだけでした。でも、今後は秋田のなまりなどの個性も出していきたい。秋田弁だけで案内できる名物アテンダントに、ならねばな」と橋本さんは無邪気に笑った。(大舘匠)
(2013年2月27日 読売新聞)
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チバQ
:2013/04/06(土) 18:04:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1361899688543_02/news/20130228-OYT8T00310.htm
春待ち列車 内陸線
(2)美味と会話 駅に活気
待合室の奥にある洋食屋「こぐま亭」。食事時にはおいしい匂いとにぎやかな会話が、駅全体を活気づける(23日、北秋田市の阿仁合駅で)
真っ白な雪を突き上げるような三角屋根の阿仁合駅。お昼時に入り口のドアを開けると、待合室の暖気にのって焦がしバターやデミグラスソースの香りが鼻をくすぐる。奥の食堂からこぼれてくるにぎやかな会話が、普段はひっそりとした待合室だけでなく駅全体をも活気づける。
駅の食堂「こぐま亭」は昨年4月、洋食屋に生まれ変わった。狭い厨房(ちゅうぼう)でシェフの麻木昭仁さん(52)が鮮やかな手つきでフライパンを振るう。山奥にあって意表を突くおしゃれなレストラン――。地元のお年寄りや近くで働く男性だけでなく、遠来の客らしき大きなリュックサックに登山服姿の女性観光客の姿もある。駅ナカらしく、「味はもちろん、ここでは早く出すのも大事なんです」。
旧鷹巣町(現・北秋田市)出身。首都圏の名門レストラン「アラスカ」で26年腕を磨き、料理長になった。酒井一郎社長(65)の就任以降、若者・女性路線を検討していた内陸線から、うってつけの人材と声がかかり、「思う存分腕を振るえるのでは」とこぐま亭のシェフに。新たな路線に挑戦する内陸線の心意気に打たれた。
広く地元で愛されるようにと、沿線地域に根付いていた馬肉の食習慣から、「馬肉シチュー」(1000円)を考案した。お土産用のレトルトパックより、店で提供するシチューの馬肉をあえて大きくしている。「来店してくれた特典。そういう楽しみがないとね」
開店から間もなく1年、少しでも内陸線の助けになりたいと日々思っている。「お客さんに喜んでもらい、また別のお客さんを連れてきてもらうには、今日よりおいしいものを出し続けて信頼を得ないと」
黙々と翌日の仕込みをする麻木さんに、山奥という立地の逆境をどこか楽しむような職人らしい笑顔が浮かんでいた。
(工藤彩香)
(2013年2月28日 読売新聞)
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チバQ
:2013/04/06(土) 18:04:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1361899688543_02/news/20130302-OYT8T00328.htm
春待ち列車 内陸線
(3)運転士 冬の絶景に恋
比立内鉄橋と並ぶ絶景ポイントの大又川橋梁。鮮やかなオレンジの車両が走る(2月21日、北秋田市阿仁萱草の萱草大橋から) 萱草駅を過ぎて間もなく、窓の両脇に迫っていた雪壁が開け、遠くに積雪でおぼろげになった山肌が姿を現した。比立内鉄橋と並ぶ絶景ポイント、大又川橋梁(おおまたがわきょうりょう)にさしかかると、運転士の押川清和さん(45)は列車の速度を落とし、鉄橋のど真ん中で列車を止めた。女性アテンダントがいない時は、車内アナウンスを流し、乗客に伝える。
内陸線の一番の魅力は、一幅の書画のような冬の情景だ。走行音すら吸い込む雪の静けさ、ぼう洋と広がる純白の大地に引かれ、押川さんは7年前、内陸線の運転士になった。
大阪府生まれ。子供の頃から憧れの近畿日本鉄道(近鉄)の運転士になった。当時珍しかった女性運転士が内陸線に登場したのを知り、見学しようと初めて秋田を訪れた。その折、何事にも冷静に笑顔で対応する19歳の女性車掌の姿が目に留まる。一目で恋に落ちた。3年半後、2人は結婚し、大阪で生活を始めた。
近鉄で列車を運転していても、内陸線の車窓から眺めた冬の情景が頭から離れない。2000年、ついに近鉄を辞め、内陸線で運転士になろうと、妻の実家がある秋田に来た。運行本数が少ない鉄道のため、運転士の空きは少なく、ホテルや置き薬の営業など職を替えながら過ごした。06年に欠員が出て、ようやく希望がかなった。
「『もう雪は見たくない』と地元の人は言うけれど、観光客には都会とは真逆のこの景色を見て帰ってもらいたい」。地元では当たり前の情景でも、外部から来た者にとっては、その静ひつさが心にしみる。
絶景にいやされた押川さんの乗客を見守るまなざしは温かい。「足の悪いお年寄りが吹雪の中、駅まで必死に歩いて来てくれる」。必要とされる喜びを胸に、きょうも列車を運転する手に力を込める。(工藤彩香)
(2013年3月2日 読売新聞)
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チバQ
:2013/04/06(土) 18:05:08
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1361899688543_02/news/20130303-OYT8T00864.htm
春待ち列車 内陸線
(4)早朝の除雪「人任せダメ」
ホームに入る始発列車のライトに、松橋さんの姿が照らし出された(2月15日、比立内駅で) 比立内駅周辺に住む比立内自治会長の松橋悦治さん(69)は除雪機で駅ホームの雪寄せをしながらつぶやいた。「今日は雪が重いな」
内陸線の無人駅では、沿線住民が駅周辺を除雪している。比立内駅では前任者の高齢により、今年度から松橋さんが担当になった。雪深くなった昨年12月以来、既に約40回除雪してきた。
2月15日午前5時頃、松橋さんが軽トラックで駅にやってきた。辺りはまだ暗い。さっそく駅舎前の雪かきに取りかかり、始発列車が来る前に大半を終わらせる。「今の子どもがたは(冬でも)運動靴履いてるでしょ? 雪深いと歩かれない」。除雪機の操作は、長年建設会社に勤めていた松橋さんにはお手の物。通路やホームに20センチほどあった積雪が、あっという間に飛ばされていく。
同5時29分、始発列車のライトがホームを照らし、松橋さんの姿が浮かび上がった。2人の女子高校生が横を通り過ぎ、再び列車が静かに動き出した。
同6時、「これで終了だ」とたばこを取り出し、火を着ける。「(出来栄えは)こんなもんだべな」と照れくさそうに笑みを浮かべた。
駅舎には比立内駅の歴史を写したパネル写真が並ぶ。1989年の全線開通を祝った1枚に、セレモニーで地元民踊を踊る住民の姿があった。「あれ、俺だ。当時は大人も子どももたくさんいたんだ」
秋田内陸線の存続を考える会の会長も務める松橋さんは「人任せではだめなんだ。地域が守っていかないと」と語った。
同6時15分頃、空がようやく明るくなり始めた。男女の高校生が続々と待合室に入ってきた。松橋さんが「おはよう」と声を掛けると、元気なあいさつが返ってくる。松橋さんは運転士に向かって軽く腕を上げて2番列車を見送った。「さて、帰ってうちの雪寄せせねばな」(大舘匠)
(2013年3月3日 読売新聞)
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チバQ
:2013/04/06(土) 18:05:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1361899688543_02/news/20130304-OYT8T01744.htm
春待ち列車 内陸線
(5)高校生本気の集客作戦
秋田北鷹高の生徒らが通学に利用する内陸線(2月14日、鷹巣駅で) 2月14日、北秋田市の県立秋田北鷹高校3階の生徒会室では、役員の生徒らが額を寄せ合い、議論を闘わせていた。「イベント告知が少ないんじゃないかな」「長所の自然あふれる風景を知ってもらわないと」。より効果的に内陸線を盛り上げ、売り込むには――、生徒の思いが暖房をかけていない室内を熱くした。
同校は鷹巣農林、鷹巣、米内沢の3県立校と市立合川が統合し、2011年に開校。開校した年の7月から、生徒会を中心に車両清掃やグッズ販売などのボランティア活動に取り組んできた。徒歩約15分の最寄り駅である内陸線の起点・鷹巣駅を利用する生徒が多い。
763人の全校生徒のうち、約25%の196人が通学に使っている。山間部は当然のことだが、県南に住む生徒にとって、内陸線以外に通学する手段はない。
「職員同士でも、『なくなると困るよな』と話題に上がります」と生徒会顧問の菅原芳行教諭(34)。生徒会役員に「今年度の赤字を2億円以内に抑えないと廃線になるかもしれない」という厳しい現状を説明する。
比立内駅近辺に住む生徒会長の新屋(しんや)湧君(17)は、中学時代から通学に内陸線を利用している。困った時に駅員が携帯電話を貸してくれたり、乗り過ごしそうな時に声をかけてもらったり、人間味のある内陸線の良さを肌で感じてきた。「乗れば、来れば、内陸線の良さは絶対に分かる。そのためにはまず来てもらわないと」
任期1年の生徒会役員には昨年11月末に任命されたばかり。これまでは内陸線や市からの依頼を受けてイベントに参加することが多かった。それはそれでよいのだが、新屋君は「今後は高校生や利用者の目線を生かした企画を自発的に提案し、意見を発信していきたい」と新たな意欲を胸に抱いている。(大舘匠)
(2013年3月5日 読売新聞)
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チバQ
:2013/04/06(土) 18:06:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/feature/akita1361899688543_02/news/20130307-OYT8T00200.htm
春待ち列車 内陸線
(6)ないりっくん 子供に夢
子供たちから届いた「ないりっくん」宛ての手紙に囲まれ、笑みがこぼれる長牛さん(2月18日、鹿角市で) 内陸線のキャラクター「ないりっくん」を作成した長牛(なこうし)寿子さん(35)は元々、内陸線と縁もゆかりもない青森市の住人だった。結婚して北秋田市に移り住んだ折、好きでデザインした作品が内陸線支援関係者の目に留まり、キャラクター作成を依頼される。今や熱烈な内陸線のファン。応援団を自負している。
「ないりっくん」が誕生したのは2007年。下調べのために内陸線に乗り、近代的な電車にはない、素朴な列車の刻むリズム、レトロなぬくもりに心が動いた。内陸線への愛情が強くなったのは3年ほど前だった。子供らから内陸線のイベントで見た「ないりっくん」へのファンレターが届くようになってからだ。
「ないりくせんだいすき」「大きくなったらないりくせんのしゃしょうさんになりたい」――。5児の母で、保育士になったほど子供好きの長牛さんが、手紙を読むうちに、子供たちの思いとシンクロするのに時間はかからなかった。
手紙を送ってくれた子供たち一人ひとりに真心で応えようと返事を書くだけでなく、絵本やストラップなどの手作りの「ないりっくん」グッズを送り続けている。グッズの材料を自費で調達し、作成・発送まですべて個人で手がけている。
ちょうど同時期に、夫の実家がある鹿角市へ引っ越し、また内陸線と距離が離れたが情熱は冷めない。「愛する気持ちに距離は関係ない。沿線から離れた私にもできることがある」。我が子であるかのように、内陸線を温かく見守る。
内陸線の持つ親しみやすさは乗れば分かってもらえるはず。そう信じ、「子供が来ればその親が必ず来る」とファンを増やすため、ますます熱心にグッズ作成に精を出す。
おぼつかない筆跡で便箋いっぱいに書かれた言葉に、いつも励まされる。「この子たちが大人になるまで、夢をつないであげたい」(工藤彩香)(おわり)
(2013年3月7日 読売新聞)
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チバQ
:2013/04/06(土) 19:09:29
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130406/CK2013040602000144.html?ref=rank
沿線自治体 危機感強く 西武TOB問題 路線存続へ動き広がる
2013年4月6日
西武ホールディングス(HD)の株式公開買い付け(TOB)を進めている筆頭株主の米投資会社サーベラスが五日、取締役八人を推薦する方針などを示したことに、県内でも衝撃が広がった。西武HDに提案したとされる西武秩父線などの廃止や埼玉西武ライオンズの売却につながる懸念が高まるためだ。危機感を強める沿線自治体では、路線存続を求める署名運動や議会決議の動きが広がっている。(上田融、羽物一隆)
西武HDの株式の32・4%を保有するサーベラスは当初、今月二十三日までのTOBで保有比率を36・44%まで引き上げるとしていた。だが五日、TOBを五月十七日まで延ばし、比率を過半数に近い44・67%まで引き上げると公表。さらに八人を取締役候補として推薦するとした。
西武HDの現在の取締役は九人で、西武側七人、サーベラス側二人。この二人のうち一人は次の株主総会で任期満了となるため、サーベラスはこの一人の再任と、新任七人を推薦するという。実現すれば取締役会の勢力は「九対七」と逆転し、理論上は、秩父線など五路線の廃止や球団売却といったリストラ策の決議も可能になる。
西武側は推薦を受け入れないとみられ、ただちに事態が動く可能性は低い。一方で、サーベラスは路線廃止や球団売却を「提案していない」と主張しているが、持ち株が増えれば先行きは不透明になるため地元の懸念は強い。
西武グループ本社や球団の本拠地がある所沢市の藤本正人市長は「路線の廃止のうわさが広まるだけでも、イメージが下がり地価にも影響する」と憤る。四日には、周辺市長とともに西武鉄道の若林久社長に会い、五路線の存続を求めた。
秩父地域の一市四町は「秩父線が廃止されれば地域の存亡にかかわる」などとして、各市町議会が臨時会を開き、路線存続を求める決議も進めている。
秩父市と横瀬町の議会は、すでに決議案を可決し、五日には皆野町議会で、九日には長瀞、小鹿野両町議会で可決される見通し。各市町は住民の署名活動も進めており、十日に西武HD本社に提出する。秩父市の担当者は「当面は署名集めに全力を傾け、地元の熱意を示したい」としている。
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チバQ
:2013/04/06(土) 19:41:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130406-00000007-kyt-l26
駅改名へ見えぬ終着点 阪急河原町駅、関係者ら平行線
京都新聞 4月6日(土)10時59分配信
駅名変更をめぐって意見が分かれている阪急河原町駅(京都市下京区)
阪急電鉄の河原町駅(京都市下京区)の駅名変更をめぐり、関係者の思いが平行線をたどっている。阪急側は観光客に分かりやすい「京都河原町」に改めたい意向を地元に示しているが、四条繁栄会商店街振興組合は、京都の中心商業地で愛着もある「四条河原町」がふさわしいと主張。新駅名の終着点は見えてこない。
河原町駅は、1963年の開業時からこの名称。京都線の終点として国内外の観光客や市民が利用しており、乗降客数は平日で1日平均約6万5千人。京都府内では烏丸駅に次いで2番目に多い。
阪急は京都線の長岡天神−大山崎駅間に2013年度下期に西山天王山駅を開業する予定で、「開業に合わせた駅名変更が、タイミングとしては一つの候補」(広報部)との考えだ。大宮駅は四条大宮駅に、烏丸駅は四条烏丸駅に変更することも検討している。
阪急は河原町の駅名変更に関して「地元にいろいろなご意見があるのは承知している」(同)とした上で、「駅がどこの都市にあるのか、海外の方を含め利用客の立場でロケーションがより分かりやすい駅名にする方向で検討している」(同)と説明する。
これに対し、四条通沿いの商店主らでつくる四条繁栄会商店街振興組合は3月の定例理事会において、地元の総意として「四条河原町」を推すことを決議した。5日に開いた4月定例理事会では、阪急に文書で要望するとともに、市民から意見を募ることも決めた。
同組合の堀部素弘理事長は、京都河原町駅について「京都駅と紛らわしく逆に混乱を招く」と懸念を示し、「四条大宮駅、四条烏丸駅に習って『四条河原町』に変更するのが自然。京都の繁華街の代名詞でもあり、市民にとっても愛着やなじみが深い」と訴える。
一方、近隣商店街では意見が拮抗(きっこう)しており、ある役員は「双方ともに一理あり難しい問題」と指摘。その上で「駅名も大事だが、交通システムの向上など利便性を図る方が利用者にはメリットが大きいのでは」と話す。
京都市の堀池雅彦交通政策監は「最終的には鉄道事業者が決めるのが原則。ただ、駅は不特定多数の人が利用する公共性の高い場所だけに地元の思いも十分に受け止め、話し合いで解決してほしい」としている。
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6329
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チバQ
:2013/04/07(日) 08:50:10
10万8千分の1がワタクシです。
http://www.asahi.com/area/akita/articles/TKY201304060266.html
2013年4月7日
リゾートしらかみ、乗客最多10万8千人 秋田、昨年度
「リゾートしらかみ」の青池編成=2010年11月29日、JR秋田駅
JR五能線の観光列車「リゾートしらかみ」の昨年度の乗客数が、前年より7千人多い約10万8千人で過去最高を記録した。JRでは「プレディスティネーションキャンペーンなどで秋田が全国的に注目を受けたから」と分析している。
リゾートしらかみは1997年、秋田新幹線の開業にあわせて、世界遺産「白神山地」の風景を楽しんでもらおうとデビューした。
JR東日本秋田支社によると、デビューした97年度は約4万6千人だった。秋田―青森間を1日1往復していたが、06年には1日最大3往復に増便し、10万人を突破した。秋田国体のあった07年は、約10万7千人を記録。10万人前後で推移していた。
白神山地は今年、世界遺産登録から20年の節目を迎える。秋田支社は「年々人気が高まっている。本番のキャンペーンがある今年度はさらに増えてほしい」と期待している。
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とはずがたり
:2013/04/08(月) 10:50:25
地平ながら完全立体交叉化されてる印象の此処らだが,調べたら踏切残存してるようで。。
自動車通行禁止の踏切だと此処ら↓か?
http://yahoo.jp/zbxWjE
http://yahoo.jp/VyApxX
東海道線、一部運休 上り線は貨物線使い、茅ヶ崎駅通過
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201304080002.html
2013年4月8日(月)05:57
JR東日本は8日、東海道線茅ケ崎駅付近の踏切で7日夜に起きた事故の影響で、上り線は8日始発から平塚〜辻堂駅間で貨物線を使って運行すると発表した。ただし、茅ケ崎駅は通過するため、茅ケ崎駅から東京・横浜方面に向かう場合は、いったん平塚駅に下ってから、上り列車に乗り換える形になるという。
東海道線と湘南新宿ラインの上下線の一部が運休。湘南ライナーとおはようライナー新宿の上り線は全列車が運休する。
東海道線、一部で運転見合わせ 車と衝突、先頭車両脱線
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201304070135.html
2013年4月7日(日)21:24
7日午後8時半過ぎ、神奈川県茅ケ崎市十間坂の踏切で、東海道線の上り普通列車(伊東発東京行き、乗客約300人)が軽乗用車と衝突した。JR東日本によると、現場は自動車が通れない踏切。列車の先頭車両が軽乗用車を巻き込み、車輪が脱線したという。
この事故で、東海道線の東京―熱海駅間は上下線とも運転を一時見合わせたが、7日午後10時半ごろに東京―藤沢間と小田原―熱海間で折り返し運転を始めた。藤沢―小田原間の運転は8日午前0時半現在、再開の見込みはたっていない。
県警や消防によると、乗客の男性1人が首の痛みを訴え、病院に搬送された。軽乗用車を運転していたのは、平塚市の会社員男性(18)。踏切内で脱輪し、動けなくなったという。友人2人が同乗していたが、列車が来る前に3人とも車外に出たため、けがはなかった。運転していた男性は「非常ボタンを押そうとしたが、間に合わなかった」と話しているという。
6331
:
チバQ
:2013/04/09(火) 23:40:14
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20130409036119.html
BRT構想で基本協定を締結
新潟市と新潟交通
新潟市が2014年度中の導入を目指すBRT(バス高速輸送システム)構想で、市と新潟交通(同市中央区)は8日、第1期導入区間としてJR新潟駅―青山地区の運行計画などを検討するため、基本協定を結んだ。両者は13年度中の運行事業協定締結を目指す。5月中にも各区で住民説明会を開き、市民の理解を得たい考えだ。
BRT構想は公設民営方式。施設整備は市が担い、運行予定事業者を新潟交通とした。
基本協定には市民の意見を反映させるため、5月に全8区に「(仮称)各区地域公共交通検討会議」を設置することを盛り込んだ。メンバーには自治協議会委員らを選定する方向だ。一般市民向けの説明会は「早ければ5月中に始めたい」(都市交通政策課)とするが、具体的な日程は未定。
市役所での締結式では、新潟市の篠田昭市長と新潟交通の佐藤丈二社長が基本協定書に調印。篠田市長は「持続可能な交通システムに向け共同作業を進めていく。連節バスでまちのイメージも変わる。お子さんにわくわく感をもってもらいたい」と強調。佐藤社長は「BRT導入を機に路線バスの抜本的な再構築を進め、トータルで利便性を高めたい」と語った。
BRT構想について市は専用走行路の設置時期を当初より5年先送りした。当面は連節バス4台を購入し、足りない分は一般バスで補う方針。14年度開業までの事業費は約13億円で、専用走行路などを含めた第1期完成(19年度目標)までに約30億円を見込んでいる。
【社会】 2013/04/09 09:5
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:
チバQ
:2013/04/09(火) 23:48:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130409-00000014-kyt-l26
「河原町駅」変えません 阪急、駅名変更撤回へ
京都新聞 4月9日(火)22時19分配信
阪急電鉄は9日までに、河原町駅(京都市下京区)の駅名を「京都河原町駅」に改める計画について、地元商店街の反対の声を踏まえ、撤回する方針を決めた。
阪急は観光客にも分かりやすい駅名が必要とし、主要駅を中心に駅名変更を検討。京都線では河原町駅のほか、烏丸駅を四条烏丸駅、大宮駅を四条大宮駅に改める案があり、この両駅は名称変更の検討を続ける。
河原町駅の名称変更をめぐっては、地元の四条繁栄会商店街振興組合(下京区)が反対し、市民になじみの深い「四条河原町」にするよう求めていた。
阪急は「現在の駅名は認知度もあり、いろいろな意見を含めて断念する方向」(広報部)としている。
四条繁栄会の堀部素弘理事長は「現状維持になってよかった。地下道の整備など阪急は四条通周辺の発展に欠かせないパートナー。今後も京都や四条に人を呼び込む方策を一緒に考えたい」と話した。
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荷主研究者
:2013/04/10(水) 23:32:40
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130305/CK2013030502000104.html
2013年3月5日 東京新聞
八高線と横浜線ホーム統一を 八王子市が推進会議発足へ
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/PK2013030502100036_size0.jpg
JR八王子駅構内で乗り換え客の移動距離が最も長い八高線と横浜線の両ホームについて、八王子市は今夏にも、ホーム統一の可能性などを探る「連結化推進会議」を発足させる。八王子駅は、六十一年前に現在地に移転後、線路の形はほぼ変わらず、駅舎の応急的な改築を重ねてきた。利用客から抜本的な改良を求める声もあり、推進会議の議論が注目されそうだ。 (福岡範行)
平日朝、横浜線ホームの階段は大勢の人であふれる。駅全体の乗降客は一日平均十六万人。乗り換えだけの客もおり、「通勤時間帯は階段を上るだけでも一苦労だ」と利用客から不満が漏れる。
八王子駅は八高線、中央線、横浜線が合流する交通の要。中央線で長野方面に物資を送る貨物ターミナルでもある。ホームは、八高線兼中央線上りホーム、中央線下りホーム、横浜線ホームの三つが順番に並ぶ。最も離れた八高線ホームと横浜線ホームの距離は、約四十一メートル。
市は八王子商工会議所やJR東日本八王子支社に連結化推進会議への参加を呼びかけている。八高線と横浜線の直通運転化までは求めないが、せめてホーム統一の可能性を探りたいとしている。
現在、横浜線橋本駅(相模原市)周辺が、リニア中央新幹線の新駅候補として有力視されている。市がホーム統一を求める背景には、リニア新駅の開業が実現すると、埼玉方面から八高線、横浜線を乗り継ぐ客の増加が見込まれるという事情もある。
八王子支社広報課によると、八高線は四両編成の単線運転で、満車状態になるのは日に数本。加室英雄課長は「ホームを統一すれば、むしろ人の流れが複雑になる。狭いホームでは危険だ」と課題を説明する。
一方、駅舎は通路を継ぎ足した構造のため、お年寄りや障害者、子ども連れの客らから、エレベーターの場所の分かりにくさも指摘されている。エレベーターは各ホームとも改札から離れた中央の橋脚通路にしかない。利用者は、八高線ホームの上の通路を経由して橋脚通路に進み、他の二つのホームに向かわなければならない。
抜本的な駅舎の改良を求める声もあるが、市交通政策室の坂倉進主幹は「目標は街の活性化。ホーム統一以外も含め、幅広い選択肢を検討したい」と話している。
6334
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チバQ
:2013/04/10(水) 23:37:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130410-00000069-mai-soci
<JR九州>「ななつ星」第2期抽選会 最高倍率87倍
毎日新聞 4月10日(水)20時11分配信
ななつ星の完成イメージ=JR九州提供
JR九州は10日、10月から運行する豪華寝台列車「ななつ星in九州」の第2期(来年1月4日〜3月31日)出発分の抽選会を、JR博多駅の同列車専用ラウンジで開いた。
【豪華寝台列車】大きな車窓「ななつ星」…JR九州が公開
同社が企画する3泊4日と1泊2日の2コース、計9本(126室)に対し、1214件の応募があった。平均競争倍率は9.63倍と、第1期(8本)の7.27倍を上回った。最高倍率は、3月11日出発で3泊4日のデラックススイートの87倍で、第1期の最高76倍を超えた。
6335
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荷主研究者
:2013/04/10(水) 23:46:06
http://kumanichi.com/news/local/main/20130313002.shtml
2013年03月13日 熊本日日新聞
博多−熊本は1日2万4800人 九州新幹線
九州新幹線鹿児島ルート(博多−鹿児島中央)は12日、全線開業から丸2年を迎えた。JR九州(福岡市)がまとめた2年目の利用実績(2012年4月〜13年2月中旬)によると、博多−熊本の利用者は1日平均2万4800人と前年同期を1%上回り、開業前に設定した目標の2万5千人に迫った。
同社は「開業ブームによる観光利用は一段落したが、近距離の利用など、新幹線が生活の足として定着してきた」と分析している。
開業前の在来線特急時に比べると、博多−熊本は約40%の伸び。北部九州豪雨の影響を受けた昨年7〜8月は落ち込んだが、前半の4〜6月が好調だったほか、12月以降も回復基調にある。
特に12年度は、博多駅の専門店街「アミュプラザ博多」の買い物券をセットにした博多−熊本の割引切符や、博多から近距離の割引回数券の導入が利用を後押ししたという。
一方、熊本−鹿児島中央の利用者は1日平均1万3600人と3%下回った。開業初年度が当初目標(40%増)を大きく上回る65%増だったことから、その反動もあって伸び悩んだ。
博多−熊本の乗車率は、新大阪直通列車が増えたことで平均40%(前年42%)だった。列車別では、新大阪直通で最速の「みずほ」が49%(同56%)、新大阪直通「さくら」が53%(同61%)、各駅停車の「つばめ」は29%(同28%)だった。
通勤・通学定期の利用者(1月末時点)は全体で約8%増えた。熊本−博多は約20%増の約600人、新水俣−熊本は約30%増の約130人に伸びた。新玉名−博多は約100人、新八代−熊本は約60人で、ほぼ同じだった。(九重陽平)
6336
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荷主研究者
:2013/04/10(水) 23:55:41
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/03/15/new1303152202.htm
2013/03/15 22:08 デーリー東北
東北新幹線E2系車両姿消す
JR東日本のダイヤ改正に伴い、2002年12月の東北新幹線八戸開業以降、「はやて」の愛称で親しまれてきたE2系1000番代の車両が、15日で盛岡以北での運行を終了した。新青森―東京間の上下17往復の車両は16日から全てE5系車両に〝代替わり〟。愛称は残るものの、通常ダイヤでの走行は見られなくなった。
15日まで走行していたE2系1000番代の車両は、八戸開業時に導入された。上半分が白色、下半分が紺色で、中央部のピンク色のラインが特徴。東日本をつなぐ高速交通体系の象徴ともなっていた。
JRは全線開業後の11年3月、新青森―東京間に新型車両のE5系を導入。以降、段階的にE2系からE5系に切り替えを進めており、16日のダイヤ改正で、全ての車両がE5系となる。
JR東日本青森支店によると、E2系は今後、盛岡―東京間の通常ダイヤなどで運行されるほか、上越新幹線で活用される予定。盛岡以北では、臨時列車などで使う可能性があるという。
「はやて」の愛称は新青森―東京間の上り12本、下り11本で引き続き使用される。
(上野貴裕)
【写真説明】16日のダイヤ改正で東北新幹線新青森―東京間のE2系車両(右)は全てE5系に切り替わる=JR八戸駅
6337
:
チバQ
:2013/04/11(木) 21:51:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20130410-OYT8T01671.htm
[取材ファイル]中池見湿地新幹線トンネル計画
<推進、見直し議論平行>
周囲を里山に囲まれた中池見湿地。トンネル工事を巡り、自然保護団体と事業者側が対立している(敦賀市で) ラムサール条約に登録された中池見湿地(敦賀市樫曲、25ヘクタール)を横切る北陸新幹線のトンネル建設計画で、日本生態学会など研究者や環境保護団体が条約登録地での開発行為を問題視している。「工事は湿地の環境を損なう」として事業者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に環境影響評価のやり直しなどを求めているが、機構は「法的に不要」と譲らず、議論は平行線をたどっている。(藤戸健志)
同湿地は三方を山に囲まれ、約3000種の動植物が生息する生物多様性と、地下40メートルに及ぶ泥炭層の価値が認められ、昨年7月に同条約に登録された。
一方、北陸新幹線金沢―敦賀間の建設は昨年6月に認可され、湿地内の山に約900メートルのトンネルを通す計画が明らかになった。
この計画に対し、日本自然保護協会や、全国の湿地保護団体でつくる日本湿地ネットワーク、研究者ら約4200人で構成する日本生態学会などが昨秋から今年3月にかけて、機構や国に計画の見直しなどを要望した。
中池見湿地でのトンネル建設問題をテーマに開かれたシンポジウム(3月3日、大阪市立自然史博物館で) 各団体が特に問題視しているのは、機構が2002年に環境影響評価法に基づいて行った調査の想定ルートより、認可ルートが湿地側に約150メートル近づいたこと。湿地は周囲の山などから供給される水が生命線とされ、工事で地下水脈が断たれたり、供給量が変わったりする恐れがあるため、環境評価のやり直しを求めている。
先月3日に日本生態学会近畿地区会などが大阪市で開いたシンポジウムでは、約70人の有識者らからも計画への批判が相次いだ。
大阪府立大の平井規央助教(昆虫学)は「トンボの希少種が種火的に残る場所。工事が始まればトンボの多くは姿を消す」と警告。神戸大の角野康郎教授(植物生態学)も、水辺に生えるミズトラノオなど絶滅危惧種が生育する場所での工事に懸念を示し、「国際条約登録地に平気で新幹線を通す感覚が問題だ」と批判した。
一方、機構は取材に対し、認可ルートが湿地に近づいた理由を「集落の分断などを避けるため」と説明し、工事については「自然環境や生態系に影響が出にくい工法を考える」と強調。環境影響評価法施行令で、やり直しが必要な基準(300メートル以上の変更)に該当しないことから、「環境影響評価のやり直しは法的には不要」と主張している。
工事の許認可権を持つ県は、どちらかといえば機構寄り。東村健治・県総合政策部長は昨年12月の県議会一般質問で「機構の判断を尊重する」と答弁している。
京都精華大の村上興正非常勤講師(生態学)は「300メートルの範囲内での計画変更なら環境影響評価をやり直さなくてもいいという制度自体がナンセンスだ」と指摘している。
(2013年4月11日 読売新聞)
6338
:
チバQ
:2013/04/11(木) 21:53:23
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20130410ddlk25020299000c.html
北陸新幹線:延伸「米原ルート」に紛糾 在来線維持懸念も−−自治創造会議 /滋賀
毎日新聞 2013年04月10日 地方版
知事と県内全19市町長が意見交換する自治創造会議が9日、甲賀市内であった。福井県敦賀市と大阪市を結ぶ北陸新幹線の延伸計画を巡り、嘉田由紀子知事が、米原駅(米原市)で東海道新幹線と接続する「米原ルート」を国に提案する関西広域連合の方針を説明したが、市町長からは琵琶湖西岸を通る「湖西ルート」を望んだり、並行在来線の運行維持を危ぶむ声が相次いだ。【加藤明子】
会議では嘉田知事が、建設費の県負担分を見直し受益に応じて関西全体で分担する▽並行在来線となる北陸線と湖西線のJR西日本による運行を維持する−−の2条件を盛り込んだ広域連合の方針を説明。「受益は9割が京阪神で県内は1割。大きな負担軽減が図れる。広域連合のスキームに合意してほしい」と後押しを求めた。
これに対し各市町長からは、「米原ルートありきなのか」「並行在来線の経営がJR西から離れ、運賃を上げることはないか」などの質問が出た。また両ルートの経済波及効果を比較するデータの不足を指摘し、「19市町の合意を得るだけの議論は煮詰まっていない」と批判の声も上がった。野村昌弘・栗東市長は、「『これでいいか』と聞く前にやるべきことがある。いまだ納得できない市民に丁寧な説明をすべきだ」と述べた。
嘉田知事は「各市町の理想はうかがうが、(広域連合の方針は)県民益に沿う。何も決まらないのは県民に責任を果たせない。私の責任で(県としての意見を)広域連合に提案する」と強調した。
6339
:
チバQ
:2013/04/11(木) 21:54:02
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130409000137
「米原案」に異論続出 北陸新幹線・県内市町長ら
北陸新幹線「米原ルート」についてさまざまな意見が出た嘉田知事と県内市町長との会合+(甲賀市内) 滋賀県の嘉田由紀子知事と県内市町長らの会合が9日、甲賀市で開かれた。関西広域連合が国に求めると決めた北陸新幹線「米原ルート」について、市町長らから「県益が議論されていない」などの異論が相次いだ。嘉田知事は、広域連合の方針をあらためて支持する考えを示した。
3月の広域連合の会合では、米原ルートとする方針に盛り込まれた建設費の受益者負担に関する文面が、滋賀県の当初案と異なったため、市町長の意見を聞くとして嘉田知事が態度を保留していた。
9日の会合では、米原ルートについて、「経済波及効果が示されていない」「福井抜きでの議論は無意味だ」などの疑問や、「並行在来線の一体運行をJR西日本が受け入れない場合、他ルートで良いと引き下がる覚悟はあるのか」などの意見が続出した。
このため嘉田知事は今後、費用対効果などをまとめた広域連合の詳細な資料を示し、それでも広域連合の方針に反対する市町長の意見を広域連合に提出するとしたうえで、保留していた文面については4月末の広域連合で了承する考えを伝えた。
嘉田知事は会合終了後、「今の時点で広域連合に意見を言わないと、県の条件を提示することができない。逆に県民に不利益がもたらされる」と説明。会合では他ルートを求める声もあったが、「県の財政を預かる立場としては(コストの高い)湖西ルート、小浜ルートは主張できない」と述べた。また、並行在来線について経営分離しないようさらに強調する文案にすることも検討するとも話した。
【 2013年04月09日 22時59分 】
6340
:
とはずがたり
:2013/04/14(日) 06:26:37
>>6178
此処迄来たら頑張って欲しい。。
このスレでも結構吉田学校さんや諸無二さんなど応援者居たんですが。。
どうして経営悪化 副業頼み限界 施設維持に多額費用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130412/CK2013041202000111.html?ref=rank
2013年4月12日
銚子電鉄の経営再建策に関する検討が11日に始まったことで、今後は同社が求める「上下分離方式」が銚子市に受け入れられるかどうかが注目される。上下分離方式とは何か。そもそも自主再建はなぜ難しくなったのか。1923年の営業開始から90年の節目を迎えたローカル鉄道の現状をまとめてみた。(砂上麻子)
◆鉄道事業 1億円
経営再建を迫られている銚子電鉄=銚子市内で
Q 銚子電鉄の経営はそんなに厳しいの?
A 主力の鉄道事業収入は年間約一億円だが、鉄道事業だけでは毎年数千万円の赤字が出ていた。その赤字を補っていたのが、副業の「ぬれ煎餅」。現在も一日約一万六千枚が売れる人気商品だ。ここ数年の売り上げも、年間約三億五千万円前後を維持している。
Q 鉄道収入より、ぬれ煎餅の収入が三倍以上あったんだ。
A その通り。それでも東日本大震災で二〇一一年度は乗客が約二割減るなどの影響で、一転して約九千万円の赤字になってしまった。今も赤字基調が続き、昨年十月には社員への給与が遅配になるなど資金繰りも厳しい状況が続いている。
◆ぬれ煎餅収入 3億円超
Q ぬれ煎餅だけでは会社は維持できないということか。
A ぬれ煎餅はあくまで副業だからね。同社が経営問題を相談したら、国土交通省関東運輸局も「ぬれ煎餅の売り上げで鉄道を走らせるのはおかしい。鉄道事業が頑張らないといつか事故が起きるのではないか」と、本業と副業の逆転現象を問題視したという。
銚子電鉄の経営を支える人気商品の「ぬれ煎餅」
Q このままではどうなるの?
A 資金繰りは厳しいが、すぐに倒産するわけではない。だけど、今後、老朽化した車両の更新や変電所施設の整備に五年間で約六億円かかるとの見込みだ。経営の圧迫は確実で、同社は自主再建ではなく、地元の銚子市に支援を求めることにしたんだ。
Q 求めた支援策が上下分離方式というわけね。でも聞き慣れない言葉だけど。
A 経営と、線路など施設を保有する事業者を分ける方式のことだ。経営は銚子電鉄が行い、銚子市に車両や線路などを保有してもらう。同社にとっては施設の維持管理費の負担が減るメリットがある。
Q 銚子市は受け入れるのかな?
A 線路などを保有して、維持するには多額の費用が必要だ。市の財政も余裕があるわけではない。実現するには県などの支援も必要になるかもしれない。まだどうなるか分からないけど、心配する全国の鉄道ファンから「煎餅を買って応援したい」と、ぬれ煎餅の問い合わせが増えているというよ。
6341
:
チバQ
:2013/04/15(月) 22:16:22
2011年の夏に乗ったときはガラガラだったなあ
今年は会津観光ブームで混んでくれるといいけど
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130414/biz13041418000003-n1.htm
SLばんえつ物語号スタート 沿線活性化と福島支援の使命乗せ
2013.4.14 18:00 (1/2ページ)[鉄道ファン必見]
煙と上げて走るSLばんえつ物語号を引くC57
C57が牽引して、新潟駅からJR磐越西線を通って会津若松駅(福島県会津若松市)に向かう快速「SLばんえつ物語」号。15年目となる今年は、パノラマ展望室を備えたグリーン車両が初めて登場して、6日から運行を始めた。SLに引かれた優雅な列車に乗って「日本の原風景」ともいわれる美しい沿線の景色の中を旅してみた。(新潟支局長 慶田久幸)
黒と茶色を基調にしたグリーン車両は、客車7両中7号車に連結。会津に行くときは最後部になる。
専用のパノラマ展望室があるため定員は普通車両の半分以下の30人。座席は背面に木材を使って癒やし効果を引き出すほか、配列を通常の4席から3席に減らし、在来線特急グリーン座席並みの間隔に広げた。
「SLばんえつ物語」号は、細身の優美な車体から「貴婦人」と呼ばれるSL「C57」が牽引(けんいん)する。
このC57−180は昭和21年に誕生。新潟、新津機関区で活躍したあと、44年に引退し、新津第一小学校で保存されていた。平成9年に、「SL C57180号を走らせる会」が発足し、解体修理を経て、11年から「SLばんえつ物語号」として走行している。
午前9時43分、新潟駅を、駅長さんやスタッフに見送られて出発だ。
グリーン車のパノラマ展望室はガラスに囲まれているが、戦前、東海道線を走った「さくら」など特急の最後尾に展望台があり、有力者が手を振って出発していくのを映像で見たことがある。この光景はまさにあんな雰囲気で、ちょっと高揚感。
このパノラマ展望室は新潟への帰りは先頭車両に変わり、SLの迫力を目の前で楽しめる。
ちなみに片道料金は、新潟−会津若松間の普通指定席より1110円高い3830円(大人)になるが、JR東日本では「豪華な雰囲気と快適さを兼ね備えているので十分楽しめる」(関森多市郎新潟支社長)と太鼓判を押す。
最初は新潟近郊の住宅地や田園風景の中を走る。
その間に他の車両へ。
普通車は12形と呼ばれる客車で、赤いモケットのシートなど大正ロマンの雰囲気を醸し出している。
4号車の展望車は、窓が屋根まで広がり、座席が窓側を向いており、大きな車窓風景が楽しめる。ここはだれでも入れるが、あまり長い時間占領しないよう、交代しましょう。
5号車はオコジョルーム。SLばんえつ物語号のマスコットキャラクター・オコジョの「オコジロウ」にちなみ作られた。
長い時間乗車して、飽きてしまう子供らのための遊び場車両で、オコジロウのイラストがあちこちに飾られるほか、靴を脱いでくつろいだり、オコジョの着ぐるみを着たスタッフが紙芝居を読んでくれたりする。
まあ、おじさんはあまり長居しないほうがよさそうだ。
馬下駅を過ぎるころから、阿賀野川が車窓に近づいてくる。
水量豊かな大河と並行して走るSL。トンネルを出たり入ったりしているうちに、窓ガラスが曇ることに気づいた。
はじめは、外が寒いからかと思ったが、曇るのは外側。SLの蒸気がトンネルでこもり、車内との気温差で曇るのだ。こんな中で運転する機関士さんに感謝。
ところで、この沿線には咲花温泉や三川温泉など、あまり知られていないが、いい温泉がたくさんあるそうだ。今度が途中下車していってみたいものだ。
何度か阿賀野川を鉄橋で渡る。そのたびに、多くのマニアがカメラを持って待っている。しっかりポイントはつかんでいるのだ。
「マニアが乗ってくれればいいのに」とつぶやいたら、JR東日本新潟支社の関係者がこう答えてくれた。
「この列車に乗っても、支社の収入はそんなに増えるものではありません。それより沿線にお客さんが少しでも来て、お金を落としてくれるほうがありがたい」。うーん太っ腹。
残念ながら、津川駅で下車することになったが、この先は、NHK大河ドラマ「八重の桜」で脚光を浴びる会津だ。
新潟支社も、「この列車でSLを楽しむとともに、福島の復興にも協力してください」としており、ぜひ乗ってみてください。
6342
:
とはずがたり
:2013/04/16(火) 02:18:43
副都心線効果明暗…にぎわう新宿、苦戦の川越
2013年4月15日(月)19:37
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130415-567-OYT1T00533.html
(読売新聞)
東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まってから16日で1か月になる。
副都心線・新宿三丁目駅(東京都新宿区)や、みなとみらい線・元町・中華街駅(横浜市中区)が乗降客数を伸ばす一方、東武東上線・川越駅(埼玉県川越市)など埼玉県側の集客効果は今ひとつで、明暗が分かれている。
改札前に、伊勢丹新宿店の地下売り場がある新宿三丁目駅。横浜市神奈川区から来た主婦(62)は「電車は混雑しているけど、渋谷で乗り換えなくてよくなったので便利」、東京都目黒区の主婦(37)も「新宿に来る回数が増えた」と話した。
東京メトロによると、相互直通開始後、今月7日までの新宿三丁目駅の1日平均乗降客数(速報値)は、開始前と比べて平日で4割増、休日になると7割増えた。JR渋谷―新宿駅間を利用していた通勤・通学者が副都心線に移行したり、駅周辺の百貨店などへ向かう買い物客が増えたりしたためとみられる。
伊勢丹新宿店は、3月の改装オープンに合わせ、東急東横線の自由が丘駅や田園調布駅周辺をターゲットに新聞の折り込みチラシを配布。相互直通の効果もあり、3月の売り上げは前年同月比2割増になった。
横浜も好調だ。横浜高速鉄道によると、東横線と直通運転している「みなとみらい線」元町・中華街駅の3月16〜31日の乗降客数は、前年同期比20・6%増の約82万6000人となった。横浜エリアで乗り降り自由の企画切符を販売している西武鉄道によると「目標の倍を超す売り上げ」という。
ただ、埼玉県側が苦戦している。小江戸情緒を売りにする川越市では、3月30日から恒例の春まつりが開かれているが、「観光客がさほど増えた印象はない」(川越市観光課)。東武鉄道によると、川越駅の3月16〜31日の1日平均乗降客数は、前年同期比で4%増にとどまった。川越市の田中三喜雄・観光課長は大型連休に期待を寄せ、「渋谷や自由が丘でのPRも検討したい」と話した。
6343
:
チバQ
:2013/04/16(火) 18:12:52
http://mainichi.jp/select/news/20130417k0000m020009000c.html
JR渋谷駅:利用客6.5%減 直通運転1カ月
毎日新聞 2013年04月16日 17時47分(最終更新 04月16日 17時48分)
東急東横線と東京メトロ副都心線の直通運転が3月16日に始まり、JR渋谷駅の約1カ月間(3月17日〜4月14日)の利用客が前年同期に比べ、6.5%減少したことが16日、JR東日本のまとめで分かった。
直通運転でJRへの乗り換えが不要になったり、地上駅だった東横線渋谷駅が地下5階へ移り、地上のJR駅への乗り換えを避ける乗客が増えたりした影響とみられる。
JR東日本によると、東急、メトロの直通運転と競合するJR池袋駅では同0.5%の減少、JR新宿駅は同0.8%の微増だった。(共同)
6344
:
チバQ
:2013/04/16(火) 21:02:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20130416-OYT8T00042.htm
みなとみらい線、相互直通で乗降客増加
東急東横線と東京メトロ副都心線が相互直通運転を始めて16日で1か月。横浜駅と元町・中華街駅を結ぶみなとみらい線では、3月16〜31日の乗降客数が前年同期比で1割近く増加、元町・中華街駅では2割増となった。相互直通運転の効果により、買い物客や観光客らが増えたことが主因とみられる。(森田将孝)
15日午後。元町・中華街駅近くにある「横浜元町ショッピングストリート」では、平日にもかかわらず多くの買い物客や家族連れが行き来していた。友人と元町を訪れたという埼玉県和光市本町、主婦橋本英子さん(64)は「乗り換えなしで来られるようになってから2回目。便利なので、おしゃれな横浜に月に1度くらいは遊びに来たい」と話していた。
同線を運営する横浜高速鉄道(本社・横浜市中区)によると、横浜駅を除く5駅の3月16〜31日の乗降客数(速報値)は、「元町・中華街駅」が前年同期比20・6%増の82万6271人。「みなとみらい駅」も9・1%増の111万8851人となった。
「新高島駅」は、近隣にあったミュージカル劇場が昨年11月で終了した影響などで11・9%減となったが、5駅全体では8・9%増の276万8257人となり、前年同期より22万6838人増えた。増加分は、ほとんどが定期を使わない利用者で、買い物客や観光客が増えたことがうかがえるという。
恩恵は周辺にも及んでいる。元町・中華街駅から近い老舗「ホテルニューグランド」(横浜市中区)では、埼玉県から来た3月の宿泊者が昨年より約2割増えた。村松義博・宿泊部長は「間違いなく相互直通運転の効果」と言い切る。みなとみらい駅近くの「横浜ベイホテル東急」(同市西区)でも、3月の埼玉県からの宿泊は、前年同月比で7・5%増えたという。横浜高速鉄道の池田輝政社長は「乗降客数の伸びは予想以上だった。これが一過性で終わらないように、埼玉方面で横浜の魅力のPRを継続していきたい」と話している。
(2013年4月16日 読売新聞)
6345
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チバQ
:2013/04/16(火) 21:02:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/feature/yokohama1363705513583_02/news/20130320-OYT8T00035.htm?from=popin
つながる 横浜⇔埼玉 上
誘客に新たなチャンス
みなとみらい線の元町・中華街駅からほど近い老舗ホテル「ホテルニューグランド」。宴会フロアの金びょうぶの前に今月6日、「横浜中華街」「元町」「山下公園」の横浜を代表する観光エリアの飲食店、商店、ホテルなどを束ねる3団体のトップが顔をそろえた。マイクを握った協同組合元町SS会の北村宏理事長はこう述べた。
「まずは地域一体となって横浜の歴史、文化、魅力を発信したい。その後でしたたかに稼ぎたい」
3団体は16日からの相互直通運転に合わせて、合同キャンペーンを展開する。元々連携が少なかったが、埼玉県から誘客できれば、東日本大震災で落ち込んだ後、回復傾向にある客足をてこ入れできる「大きなビジネスチャンス」(みなとみらい線を運営する横浜高速鉄道の池田輝政社長)になると期待してタッグを組んだ。
元町ショッピングストリートでは、相互直通運転開始に合わせて、フォトコンテストなど様々なイベントが開催される キャンペーンでは、埼玉県にはない「海」や中華街を表紙にデザインした冊子を15万部作り、3団体加盟の約150店舗で冊子を提示すると5%割引になるほか、旅行券や食事券が当たる抽選券も付け、埼玉までの相互直通運転区間の沿線で配布している。
横浜と埼玉が往復しやすくなることで宿泊せずに日帰りする観光客が増えることも予想される。このため、横浜の各ホテルは「ホテルに宿泊してもらったり、レストランやバーで過ごしてもらったりする」(ホテル関係者)ことを狙った特別プランを打ち出している。
西洋風の建物が人気のホテルニューグランドは、埼玉県民を対象に飲食代を5%割り引くサービスを16日から始める。ホテルのバーでは、埼玉の愛称「彩の国」と命名したカクテルを提供。グラスには、埼玉県の県章と同じ勾玉(まがたま)の形をしたグレープフルーツの飾りをあしらう凝りようだ。
みなとみらい地区のヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルなど3ホテルは共通の宿泊プランを17日から開始。ホテルに1泊すると、特典として近隣の商業施設で使える3000円分の買い物券やレジャー施設の優待券がもらえる。
同じ横浜でも、JR根岸線沿線の野毛や伊勢佐木町周辺の様相は異なる。2004年1月に東横線が横浜―桜木町駅間の運転を終了し、みなとみらい線(横浜―元町・中華街駅)が開業。沿岸部に人が流れるようになった。野毛のある飲食店店主は「みなとみらい線馬車道駅から野毛まで直線でたった500メートルほど。でも、この距離はいかんともしがたい。埼玉の人はこの辺りまで来てくれるだろうか」と冷ややかだった。
■東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転 東横線と副都心線が16日、渋谷駅地下で接続し、相互に乗り入れを開始する。すでに東横線は横浜高速鉄道のみなとみらい線と、副都心線は東武東上線と西武有楽町線・池袋線とそれぞれ相互直通運転をしており、鉄道5社の路線がつながり、元町・中華街駅(横浜市)と森林公園(埼玉県滑川町)や飯能駅(同県飯能市)間が乗り換えなしで行き来できるようになる。最速で横浜―新宿三丁目駅間が32分、横浜―川越駅(同県川越市)間が1時間25分で結ばれる。
(2013年3月15日 読売新聞)
6346
:
チバQ
:2013/04/16(火) 21:03:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/feature/yokohama1363705513583_02/news/20130320-OYT8T00052.htm?from=popin
つながる 横浜⇔埼玉 中
双方向に広がる商圏
大型画面から横浜スタジアムと西武ドームへの来場を呼びかける横浜DeNAベイスターズの中畑清監督(左)と埼玉西武ライオンズの渡辺久信監督(15日、東京都渋谷区の渋谷ヒカリエで) 横浜と埼玉県西部が乗り換えなしで行き来できるようになる東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始を翌日に控えた15日。東京・渋谷駅前の「渋谷ヒカリエ」で開かれた記念式典では、横浜の「崎陽軒シウマイ」や肉まんと、埼玉県川越市の「川越太麺やきそば」などが振る舞われ、横浜と埼玉のアピール合戦が繰り広げられた。
会場に設置された大型画面では、プロ野球・埼玉西武ライオンズの渡辺久信監督が「西武ドームにお越しください」と呼びかけた。ライオンズが本拠地・西武ドームで試合を開催する日
には、元町・中華街駅発西武球場前駅行きの臨時電車が走るようになる。
ただ、横浜市関係者は「果たして神奈川から埼玉に行く人がどれくらい増えるのか」と首をかしげる。
横浜方面からの誘客を狙っているのは、何も埼玉だけではない。途中の東京・新宿や池袋の百貨店も、相互直通運転に合わせて改装や新サービスを実施し、顧客を取り込もうとしている。
約90億円をかけて大改装を終えたのは副都心線の新宿三丁目駅のすぐ近くにある伊勢丹新宿本店だ。直通になると横浜―新宿三丁目駅間は最短でわずか32分で結ばれ、「商圏が大幅に広がった」(同店関係者)と鼻息は荒い。同駅に近い新宿高島屋では、東横線の通勤客をターゲットに、5月上旬まで金曜日の営業時間を午後8時半まで30分延長し、金・土曜日の午後5時以降の買い物客には焼き菓子などをプレゼントするサービスぶりだ。
横浜と最短38分で結ばれる池袋の西武百貨店は、系列の横浜そごうと連携。両店は15日から臨時の案内所を設置し、池袋西武では横浜の観光地、横浜そごうでは埼玉の観光地をアピールしている。横浜そごう関係者は「広域で新たな人の動きが出れば、沿線に店舗がある我々にはプラスになる」と狙いを説明する。
相互直通運転は、受験地図にも変化を及ぼし始めている。池袋駅や東武東上線の志木駅(埼玉県新座市)近くにキャンパスがある立教大学は、5年前から神奈川県内の駅などに広告を掲げた。
その結果、今年は神奈川県からの志願者が昨年より8%(841人)増の1万1255人となり、東京都に次ぐ多さとなった。
一方、東横線白楽駅(横浜市)に近い神奈川大学も、昨年11月から初めて西武池袋線や東武東上線に広告を出した。同大は今後、相互直通でつながる沿線の高校で学校説明会を開くことを検討しており、「大学までの交通の便が良くなるのは売りになる」と期待感を示した。
新滝健一・浜銀総合研究所主任研究員は「すぐに神奈川から埼玉へ向かう人は少ないだろうが、長い目で見れば双方向の人の流れが生まれるはず。観光だけでなく通学や通勤での広域利用が増えてくれば、経済波及効果はさらに広がるだろう」と指摘している。
(2013年3月16日 読売新聞)
6347
:
チバQ
:2013/04/16(火) 21:03:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/feature/yokohama1363705513583_02/news/20130320-OYT8T00059.htm?from=popin
つながる 横浜⇔埼玉 下
事故対策5社で協力
みなとみらい線に乗り入れた西武線車両の「特急・小手指行き」。大勢の鉄道ファンらがカメラを構えた(16日午後、横浜市中区の元町・中華街駅で) 埼玉県所沢市在住で、横浜市中区に勤務先がある会社員五十嵐聡さん(34)のこれまでの通勤経路はこうだ。
西武池袋線所沢駅から池袋駅へ行き、JR湘南新宿ラインに乗り換え横浜駅へ向かう。さらにJR根岸線を乗り継いで関内駅で降りる。2度乗り換え、2時間近くかかった。
横浜と埼玉県西部が乗り換えなしで行き来できるようになった相互直通運転のおかげで、所沢駅から、みなとみらい線日本大通り駅まで約1時間半で通えることになった。初日の16日、所沢駅から急行に乗って出勤した五十嵐さんは「乗り換えがなく、ずっと座ってこられたので本当に楽。これからは、小学生の子どもと一緒に朝食を食べられます」と顔をほころばせた。
今回の相互直通運転は、運輸省(現・国土交通省)が設置した運輸政策審議会が2000年1月にまとめた答申に基づく。答申には「今後は輸送需要の大幅な増加は期待できず、鉄道事業者は新規路線等の大規模投資に消極的なため、営団13号線(現・副都心線)と東横線が相互直通運転化を進めて、広域的なネットワーク形成を図る」とある。
既存の路線をつなげて、所要時間短縮と混雑緩和を実現することが目的だ。しかし、5社(東急、横浜高速鉄道、東京メトロ、東武、西武)の異なる車両が、横浜―埼玉西部間の80キロ・メートルを超える長距離を行き来する複雑な路線になった。
このため、今後懸念されるのが、人身事故や車両故障などのアクシデントによる広範囲に及ぶ運転停止や遅延だ。5社は、3年ほど前からアクシデントへの対応を協議。事故区間前後で、円滑に折り返し運転ができるようポイントを新設したり、運行方法を調整したりした。
また、どの鉄道会社の車両が故障しても修理できるよう、5社は車両の仕様書を共有している。東急はこれまでホームページやメールで、遅延などの運行情報を提供してきたが、13日からはツイッター(アカウント=@tokyu_official)での配信も開始した。
東急は相互直通運転後、埼玉方面からの乗客を増やし、輸送人員を1・8%増やす計画を打ち出している。野本弘文社長は15日の記者会見で、「多くの人たちが動いてみたくなる仕掛けを個々の街と作っていきたい」と語った。
様々な可能性を秘めた相互直通運転をどう生かすのか。沿線に住む人たちが、それぞれ魅力ある街に育てていくことが、より多くの人の流れを呼び込む源泉になる。
(この連載は、森田将孝が担当しました)
(2013年3月17日 読売新聞)
6348
:
チバQ
:2013/04/16(火) 22:13:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20130416/CK2013041602000124.html?ref=rank
両国、錦糸町駅が改装 相撲など装飾に工夫
2013年4月16日
リニューアルした両国駅に設置された歴代横綱の手形(墨田区提供)
墨田区のJR両国駅と錦糸町駅が構内の改装を終え、十四日に使用を始めた。両国駅西口にはイベント広場も完成。相撲や東京スカイツリーなど地域の特色を生かした装飾を盛り込んだ。
JR東日本千葉支社によると、両駅の改装は観光振興と地域の活性化が目的。両国駅は大相撲を身近に感じてもらおうと、改札内のコンコースに土俵を模した装飾を施し、歴代横綱の手形と説明パネルを設置した。改札の外側の床に駅周辺の古地図の図柄を使い、壁に昔の両国を描いた浮世絵を飾った。駅前広場は、江戸一と言われた当時のにぎわいを目指して「両国駅広小路」と名付けた。
明るいイメージを打ち出した錦糸町駅は、改札内のコンコースにスカイツリーの写真を掲示し、床や壁の案内表示を充実させた。ホームの柱に地元墨田区の伝統工芸品を紹介した案内板も付けた。 (奥野斐)
6350
:
チバQ
:2013/04/18(木) 21:10:44
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130418/dst13041820580009-n1.htm
【劣化列島】
トンネル、橋梁…東海道新幹線 大規模改修で50年延命
2013.4.18 20:50 (1/3ページ)
東海道新幹線の橋梁(きょうりょう)やトンネルの大規模改修工事が今年度から始まり、JR東海は18日、大津市の瀬田高架橋で試験的に実施していた先行工事の状況を報道陣に初公開した。保守点検作業で見つかった不具合の「補修」ではなく、老朽化を事前に防ぐ「予防保全」で、JR東海は少なくとも50年は延命できるとみている。昭和39年の東海道新幹線開業以来、全面的な改修工事を行うのは初めて。
工期は10年間で、費用は計7300億円を見込む。工事の対象は東京〜新大阪間(計515・4キロ)のうち鉄橋233カ所(計22キロ)とトンネル66カ所(計68キロ)、高架橋(計98キロ)など計約238・7キロ。
瀬田高架橋の一部では、鉄筋コンクリートの劣化を防ぐため、橋脚などを鋼板で覆い、隙間にモルタル樹脂を流すなどの改修工事を実施。これにより、鉄筋コンクリートが二酸化炭素に触れて劣化することを防止した。
工事責任者で新幹線鉄道事業本部の田畑裕・施設部工事課長(47)は「東海道新幹線は日本の大動脈で、改修工事は社会的にも重要度が高い。工事を進めながら、常に新しい工法も研究していきたい」と話していた。
JR東海はこのほか、鉄橋底部の骨組みの接合部を補強して強度を上げたり、トンネルと地盤の隙間にモルタル樹脂を注入して空間を埋め、ひび割れの発生を抑止する改修工事なども順次行う予定だ。
10年前から準備
東京、名古屋、大阪の三大都市を結ぶ東海道新幹線の「予防保全」は、約10年前から入念に準備されてきた。開業から半世紀を経た「日本の大動脈」の改修は、列車を止めることなく10年間続くという。
東海道新幹線は、東京五輪開催直前の昭和39年10月1日に開業した国内で最も古い新幹線だ。「いち早く劣化に着目していた」というJR東海は平成5年に経年劣化を専門に担当する「構造物検査センター」を設置、老朽化対策に本格的に取り組み始めた。
11年には、高所を近接で目視点検などができる作業車や、トンネル表面を撮影してひび割れの有無を確認する特殊車両も本格導入し、検査態勢を強化した。
高架橋のコンクリートの表面にペンキなどを塗って腐食を抑える対策も施しており、新幹線鉄道事業本部の関雅樹本部長(63)は「実際に危険なひび割れは1つも確認されておらず高い安全性を誇っている。効果は明白だ」と訴える。
劣化の兆候がない中、なぜ今、大規模改修が必要なのか。その理由に「疲労」を挙げる。開業当時、運行本数は1日60本だったが、現在は5倍強の330本。車体は約30%の軽量化が進んだものの「構造物に与える運行増の影響は無視できない。疲労が蓄積されて劣化が進む事態を防がなければならない」とする。
「極秘社命」
「実は裏があった」。関本部長は大規模改修の準備に取りかかった当時を振り返り、笑みを浮かべた。
JR東海は14年、愛知県小牧市に「小牧研究施設」を設立した。表向きには19年7月のダイヤ改正で営業運転を開始したN700系の開発がメーンといわれていたが、大規模改修のプランを練る社命がひそかに課せられていたという。
この施設では、実物大の橋や線路を使い、老朽化のデータ収集や工法の検討などが行われ、改修のシナリオを描いてきたという。
14年からは改修期間の10年間で投じられる7308億円の費用の一部を積み立ててきた。劣化がない段階で手を打つことで、余計な費用が抑えられ、安全性も高められる−。「事前に対策を取ればインフラは永久に使える。過去に例のない世界初の試みといえる」。関本部長は力を込めた。
運行に影響なし
当初の計画段階では、橋の架け替えといった大掛かりな工事を想定、2日間程度の運休を強いられる計算だったという。しかし、研究の結果、橋の補強などの改修だけで、建設当時やそれ以上の強度を保てることが判明し、「大工事が避けられた」(JR東海)。
昭和50年度から行われた若返り工事では半日運休を伴う間引き運転などが延べ44回設定されたが、在来線の臨時列車を増発するなどし、大きな混乱はなかったという。
新幹線が欠かせなくなった現在では、工事による運行への影響は国民生活に大きく響く。JR東海は「運行に影響を及ぼす部分は夜間帯に行うなどし、新幹線を止めたり、徐行をさせることなく改修を行う」としている。
6351
:
チバQ
:2013/04/18(木) 21:11:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2013041800652
「延命」へ大規模改修=東海道新幹線、50周年控え−JR東海
JR東海が試験的に実施した東海道新幹線の大規模改修工事で、表面に鋼板を貼り付けた高架橋(同社提供) JR東海は、東海道新幹線の開業50周年を来年に控え、橋やトンネルの大規模改修工事を今年度開始する。10年間に約7300億円を投入し、当初は70年程度とされた寿命を大幅に延長する。新工法の導入で、列車の運休、減速を行わずに、工事を進めることができるという。
高架橋のコンクリートは、空気中の二酸化炭素と反応し、徐々に劣化してきている。ひび割れしてコンクリ片が落下したり、内部の鉄筋まで腐食し、耐震強度が低下したりする恐れが出ている。このため、支柱などの表面に薄い鋼板を貼り付けて腐食を防ぎ、強度も向上させる。
鉄橋では、橋桁の溶接部分を補強する。トンネルは壁、天井の外側にできた隙間にセメントを流し込み、必要に応じてボルトを打ち込んで強度を上げる。(2013/04/18-18:00)
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6352
:
チバQ
:2013/04/18(木) 21:11:23
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chubu/news/20130418-OYT8T00199.htm?from=localtop
新型リニア 9月から試験走行
路線延伸42キロ余に
JR東海は17日、延伸工事を進めている山梨リニア実験線(山梨県上野原市―笛吹市、42・8キロ)の完成に合わせ、9月から実際の営業で使われる新型車両「L0(エル・ゼロ)系」の試験走行を始めると発表した。
実験線は、2027年に開業予定のリニア中央新幹線の路線の一部で、実験のため先行整備していた18・4キロから東西それぞれに延伸していた。新型車両による試験走行はまず5両編成でスタートし、営業運行で予定している12両に増やす計画。16年度末まで続け、最高時速500キロでの走行や耐久性などを確かめる。
山田佳臣社長は同日の記者会見で、「延伸工事が順調で、当初は今年末からの予定だった試験を前倒しすることができた。L0系の性能を最大限引き出せるようにしたい」と述べた。
(2013年4月18日 読売新聞)
6353
:
チバQ
:2013/04/19(金) 21:08:45
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130419/CK2013041902000026.html
内部・八王子線存続には「公有民営」 近鉄幹部
2013年4月19日
議員らに見解を述べる近鉄の福嶌部長(前列(右))ら=四日市市役所で
存続問題に揺れる四日市市の近鉄内部・八王子線をめぐり、市議会の総合交通政策調査特別委員会が十八日、市役所であった。近鉄幹部三人が参考人として初めて出席。鉄道を存続させる唯一の手段として公有民営方式を示した。一方で、バス高速輸送システム(BRT)への切り替えを「最善策」とあらためて主張した。
公有民営方式は、市が土地や車両などを買い取り、近鉄が運営に当たる。方式を説明した近鉄の福嶌博営業企画部長は「黒字運営はまず見込めないので、一定額の補助をかなりの年月にわたって約束してほしい」と付け加えた。市によると、この方式は赤字に苦しむ地方鉄道の救済策として近年増えている手法だ。
近鉄の試算では、仮に採用すると、買い取る費用以外に、市は車両更新など十年間で予想されるハード整備費用として約二十億円を負担し、運営費の補助は年間一億数千万円に上る。
これを踏まえ、福嶌部長はBRTへの転換を「運営費が安く済み最善」と断言。初期費用の二十五億〜三十億円を市が負担してくれれば、運営後の赤字補助は求めないとした。
近鉄は、老朽化が進む車両更新の時期をにらみ、今夏までに回答を出すよう市に求めてきた。
田中俊行市長は今月八日の定例会見で「夏までに結論を出すのは厳しい」と述べた。この発言に対し、福嶌部長は「八月末までにこちらが納得できる条件を提示してもらえないと、廃線は避けられない」と強調した。
(佐野周平)
6354
:
チバQ
:2013/04/19(金) 23:45:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130419-00000849-yom-soci
ああ上野、単なる途中駅に…東京と縦貫線で直結
読売新聞 4月19日(金)15時0分配信
神田駅付近で工事が進められている東北縦貫線(18日午後4時53分、東京都千代田区で、読売ヘリから)=竹田津敦史撮影
東京―上野駅間でJR東日本が建設を進める約4キロの「東北縦貫線」が2014年にも完成し、東海道線と常磐線などが一本につながる。
JRは、朝の通勤時間帯の混雑率が200%前後の山手、京浜東北両線のラッシュ緩和につながるとする一方、競合路線を抱える東京メトロは「利用客を奪われる」と早くも戦々恐々。縦貫線の完成で上野駅は単なる途中駅となり、「北の玄関口」としての役割を終えることになりそうだ。
◆メトロは懸念
工事が進められているのは、上野駅が終点の常磐、高崎、宇都宮の3線と、東京駅が終点の東海道線を結ぶ区間。新たに線路を敷設する余地がないため、新幹線の真上に高架橋を建設する難工事で、2008年5月から始まった工事は、ようやく今月下旬にすべての橋げた架設が終了する。
縦貫線でJRが期待するのは、山手、京浜東北両線の混雑緩和だ。両線の上野から東京方面の区間は全国有数の混雑区間で、11年度の混雑率は、山手線が200%(上野―御徒町)、京浜東北線も194%(同)。混雑するのは、常磐など3線が上野駅で終点のため、東京方面に向かうには山手線などに乗り換えなければならないためだ。JRは、縦貫線が完成すれば「山手線も新聞を折りたたんで読むことができる程度までに混雑が緩和される」と期待している。
一方、縦貫線の影響を懸念しているのが、並走する地下鉄路線を抱える東京メトロ。銀座線や日比谷線は上野駅に乗り入れており、同社関係者は「需要予測では、日比谷線の利用客が減るようだ」と語る。同社では副都心線と東急東横線の相互乗り入れで利用客増に沸いているが、「その利益を吹き飛ばすぐらいの影響があるのでは」とみる。
6355
:
チバQ
:2013/04/20(土) 18:04:53
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130420/biz13042012010014-n1.htm
【福田徳行のみちのく見聞録】
過疎化歯止めに知恵を出せ! 浮沈握る北海道新幹線
2013.4.20 12:00 (1/2ページ)[旅・観光]
関係者が出席して行われた北海道新幹線・津軽蓬田トンネル(6190メートル、青森県蓬田村蓬田−同県外ケ浜町蟹田)の貫通式=昨年10月23日
平成27年度末の北海道新幹線新函館駅(仮称)開業まであと3年足らず。本州と北海道が高速交通網で初めて結ばれることによって産業、経済、人的交流など、新幹線がもたらす恩恵は計り知れない。青森県内や道南では新幹線開業効果を最大限に生かそうと、誘客にターゲットを絞ったさまざまな取り組みが始まっている。
青森、八戸、弘前の青森県内3市と函館市が3月末に立ち上げた「青函圏観光都市会議」や県が推進する、この4市を結ぶ「津軽海峡交流圏ラムダプロジェクト」もその1つだ。しかし、ここで少し立ち止まって考えたいのが、こうした都市間連携の動きも大事ではあるものの、県内で唯一、北海道新幹線駅となる今別町の「奥津軽いまべつ駅」(仮称)開業を起爆剤とした津軽半島北部地域の活性化策も喫緊の課題となっているということを忘れてはならない。というのも同地域が人口減少や高齢化の進行で、県内でもとりわけ地域経済の弱体化が懸念されているからだ。
新幹線を過疎化の歯止めにどう結びつけていくか−。だが、この最大の課題に、どうも同町や関係者の動きが鈍い気がしてならない。開業を間近に控えた今から行政だけではなく、住民も真剣に知恵を出すときが来ている。でなければ、津軽半島北部はこのまま衰退の一途をたどることは避けられない。
3月、国立社会保障・人口問題研究所が発表した52年の推計人口によると、青森県は秋田県に次いで全国2位の減少率となる32・1%(約93万2千人)。青森県内で最も人口減少率が高いのが同町で59・7%、次いで外ケ浜町の59・0%、中泊町の51・4%などと、津軽半島北部地域に集中している。
奥津軽いまべつ駅開業を地域活性化の具体策につなげるため、昨年12月、財団法人・東北活性化研究センター(仙台市)と一般財団法人・青森地域社会研究所(青森市)が調査研究をまとめた。報告書では、首都圏の中高年をターゲットに歴史・文化とグルメをメーンに、西北津軽地域や函館市、下北地域との連携が重要と指摘している。
確かに、津軽半島北部地域は作家・太宰治の小説「津軽」の舞台となったほか、食で言えば津軽海峡のマグロや生ウニなど豊富な食材に恵まれている。調査に当たった同研究所の竹内紀人企画統括部長は「いい物があるのに外に向けて売るという意識が薄い。人口減を迎え、一番大事なのは小さくてもいいので成功例を作ること。それが地域住民の自信につながる」と言い切る。そこで、ベースになるのが6次産業化に観光という視点を加え、人を呼び込む発想だと指摘する。「新幹線をビジネスチャンスととらえ、いわば隠れ家的要素を作るのも1つの方法。遊ばせ方、楽しませ方を考えなければならない」と竹内部長は言う。
ただ、こうした取り組みは同町だけでは一過性に終わってしまう可能性もある。大事なのは外ケ浜町や中泊町、蓬田村など津軽半島北部地域が一体となって考えていかなければならない問題だということを忘れてはいけない。
26年度末には北陸新幹線が開業し、首都圏と北陸がグッと近くなる。函館市の工藤寿樹市長は「青森、八戸、弘前、函館の4市が組めば人口は100万人で政令市に匹敵する。観光を基軸に青函圏に人を呼び込みたい」と話し、最大のライバルである北陸への危機感をあらわにする。ところが、青森県内には北海道新幹線が開業すると、新青森は単なる通過駅になってしまうのではないかという後ろ向きにとらえる風潮が少なからずある。
だが、そうしたマイナス思考だけでいいのか、と言いたい。先に述べたように青森県には北海道に負けないくらいの豊富な食材、海産物、自然、そして何と言っても全国に誇れる祭りが数多くあるではないか。だからこそ、青森県も単なる通過駅になるというマイナスの発想ではなく、道南からの誘客も見込めるという「攻めの姿勢」を打ち出す必要がある。北海道新幹線開業をビジネスチャンスととらえ、4市だけではなく、奥津軽も巻き込んで初めて道南と青森県内が一大観光圏という広域連携の意味合いが生まれてくるような気がする。
北海道新幹線開業の効果を享受するためにも、危機感を持って過疎地の現状を踏まえた振興策を真剣に考えなければならない時期に来ている。そうでなければ奥津軽いまべつ駅が単に新幹線の駅があるだけの「日本一廃れた新幹線駅」となってしまう恐れがある。それだけは何としても避けなければならないのは言うまでもない。
6358
:
荷主研究者
:2013/04/21(日) 10:50:21
遂に新型車両導入!〝國鐵廣島〟の汚名返上なるか!ただ呉線や可部線はどうなるのかねぇ。芸備線ディーゼルカーの老朽化も酷いし…。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303140016.html
'13/3/14 中国新聞
山陽線に14年度から新型車両
JR西日本は、広島支社管内の山陽線白市―岩国間に、2014年度から順次、新しい電車を投入する。同支社管内に新型車両が入るのは約30年ぶり。同社の真鍋精志社長が13日、大阪市内で発表した中期経営計画(13〜17年度)の中で示した。
新型車両は、傾斜のある山陽線向けに新たに設計。現在走っている115系車両と順次、入れ替える。具体的な投入スケジュールは今後、詰める。
同支社管内への新しい車両は旧国鉄時代の1982年から83年にかけて投入して以来。製造後50年が経過している車両もあり、更新が課題となっていた。JR西日本は広島支社管内に今ある自動列車停止装置(ATS)に替わる新しい保安システムを14年度から導入予定で、それに合わせて、新型車両を採用することにした。
6359
:
チバQ
:2013/04/21(日) 10:57:36
http://mainichi.jp/select/news/20130421k0000e040129000c.html
JR北海道:トラブル全国の倍 車両不具合多く
毎日新聞 2013年04月21日 08時38分(最終更新 04月21日 10時39分)
07〜11年度のトラブルの平均発生件数
拡大写真 2011年度までの5年間に全国のJR6社で起きたトラブル(輸送障害)の割合を比較したところ、JR北海道(札幌市)は平均の2倍に上ることが、国土交通省への取材でわかった。JR函館線八雲駅では8日、停車中の特急から出火する事故が発生したばかり。JR北海道は部品交換や点検周期を早めるなどの対策を取っているが、トラブルを食い止められていない。
国交省鉄道局は、鉄道事業者に対し列車の運休や30分以上の遅れが出た場合は、輸送障害として報告を義務づけている。暴風雨や大雪などの自然災害、動物との接触などは区別して集計しており、会社側に原因がある場合を調べた。
走行距離100万キロ当たりの輸送障害が発生した件数をみると、6社の5年間の平均は1.36件だが、JR北海道は平均2.75件と最も多く、最少のJR四国(平均0.7件)の4倍に上る。
JR北海道のトラブルの発生件数は、石勝線の脱線炎上事故があった11年度は133件だったが、12年度は2月末で165件と過去10年間で最悪となっている。165件の内訳は▽エンジン部品の破損など車両の不具合91件▽ポイントが切り替わらないなど設備関係46件▽鉄道員の操作ミスなど人的要因28件−−で、車両トラブルが突出している。
一方、JR6社の営業利益に占める安全関連設備への投資比率は、JR北海道は09年度は10.4%で4番目だったが、10年度は7.5%と5番目に低下。石勝線事故を受けた11年度は17.1%と最も多くなった。
JR北海道は昨年11月、安全対策のため10年間で1300億円を投入すると表明した。広報部は「最も事故が多いことについては、重く受け止めている。現在できることを積み重ねて、乗客の安全を守りたい」としている。【遠藤修平】
6360
:
荷主研究者
:2013/04/21(日) 12:41:44
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303210035/
2013年3月21日 神奈川新聞
横浜線を快適に、14年春JR東日本が混雑緩和へ新車両導入/神奈川
2014年春に運転開始予定の横浜線用「E233系」(イメージ)
JR東日本横浜支社は、他の鉄道会社との結節点を多く持つ横浜線の利便性追求に注力する。サービス向上や省エネを追求した「E233系」車両を導入。ホーム上の照明のLED(発光ダイオード)化や、新型自動改札機の導入も進めるという。
「E233系」は、「故障に強い」「人に優しい」などをコンセプトとした車両。室内照明はLEDで、従来の同系列車両と比べ、消費電力が約40%抑えられている。座席幅が広く、定員は従来車両よりも約1割増加。混雑緩和が期待されるという。運転開始は2014年春の予定。
ホーム上の照明のLED化については、13年3月末までに新横浜、十日市場、町田、古淵の4駅で完了。14年度末までに、横浜線の全駅(大規模改修を予定している菊名駅を除く)で実施する。
また、14年度までに全駅で新型自動改札機を導入(八王子は15年度以降)。
ICカードの残高が従来よりも手前の位置で確認できるよう改良した。利用客からの要望が多い幅広タイプの改札通路の導入も検討する。
他路線との乗り換え駅を中心に、案内サインの改良も行う。緑色を基調とした4カ国語対応とする。長津田、町田の両駅は既に実施済みで、13年度は新横浜、鴨居、中山など6駅を対象に工事をする。
全体の投資額は現時点では不確定。同支社は「便利に、快適に利用できるよう改良する。今後も沿線の魅力向上に努めたい」としている。
6361
:
荷主研究者
:2013/04/21(日) 13:02:11
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2013032302100004.html
2013年3月23日 中日新聞
3人分料金で4席指定可 JR金沢支社 新サービス
向かい合わせ 遠慮なく
パック限定 サンダーバードで
春の行楽シーズンを前に、JR西日本金沢支社は鉄道を使った旅行会社のパック商品向けに、乗客が三人でも四人分のボックス席を座席指定できるサービスを始めた。少人数での旅行が増えているためで、三人分の料金で利用できる。JR西の各支社では金沢支社が初めて。当面は北陸と関西を結ぶ特急サンダーバードで提供する。(基村祐一)
JR西が旅行会社に三人分の座席を提供する際、これまでは通路を挟んで横に三人が並ぶ形が主流だった。二人掛けの座席を回転させて向かい合わせにするボックス席を三人で使うと「一席分は空気を運ぶことになる」(担当者)ため。
しかし「最近は女性三人や、核家族化による親子三人での旅行が増えている」(同)として、新たなサービスの提供に踏み切った。これなら三人で会話を楽しみながらゆったり座れ、空いている一座席に荷物を置くこともできる。
ただ、サービスは旅行会社の商品に限られていて、宿泊などとパックになっていないと利用できない。
日本旅行(東京)が二十五日から、北陸から大阪や京都といった関西方面への一泊二日の各種旅行商品にこのサービスを導入する。六人グループで二つのボックス席の利用もできる。
JTB中部(名古屋市)も二十九日から取り入れるほか、近畿日本ツーリスト(東京)が商品化を検討しているという。
6366
:
チバQ
:2013/04/21(日) 20:08:46
http://www.asahi.com/national/update/0419/OSK201304190096.html
JRおおさか東線に新駅開業へ 長瀬―新加美駅間
JR西日本と大阪外環状鉄道は19日、JRおおさか東線のJR長瀬(大阪府東大阪市)―新加美(大阪市平野区)駅間に、新駅をつくる計画を国土交通省近畿運輸局に申請した。両駅間は約2・8キロで、ほぼ中間にあたる東大阪市衣摺(きずり)に設置する計画だ。2018年春の開業を目指す。
新駅は、高架下に駅舎を設ける。総事業費は約22億円。大阪市と東大阪市が5億円ずつ負担。また両市がそれぞれ6億円を大阪外環状鉄道に貸し付ける。同社はJR西からの線路使用料で、両市に返還するという。同社は、大阪府や大阪市、東大阪市、JR西などが出資する第三セクターで同線の建設を進めている。放出(はなてん)―久宝寺間で部分開業しており、新大阪―放出間は18年度末に開業をめざしている。
6367
:
とはずがたり
:2013/04/22(月) 14:06:39
先日(平日)生駒7:40頃発の三宮行き快急に乗る。
20m級の近鉄車輌10連が満員である。
首都圏の通勤事情が思いやられる訳だが,こちらは鶴橋でがらがらに。。
中之島方向に行くには日本橋なり難波なりで地下鉄乗換が便利だと思うし専ら梅田へ向かう人の群れか?阪神梅田から四条畷経由で生駒迄新線建設が良いかも♪てかガラガラのゆめはんな線の急行運転と運賃格差の是正をすれば追加投資無しで混雑解消しそうなんだけど。。
尼崎で異様に長時間停車する。解結に時間掛ける位なら10連で三宮迄運転して時間短縮した方がマシではないかと思うんだけど車内はガラガラである。
梅田発甲子園行き区急の連絡を受けて出発。異様に遅かったのはこいつが遅れていたからなのかもしれぬ。
尼崎を出ると遅れを取り戻すかの様な凄いスピードで飛ばす。
阪神は(阪急も)JRにスピードで全く勝てないのだから頑張ってスピードアップを目指さねばじり貧である。まあ京阪が京都方面と中之島界隈と云うロケーションで阪神や阪急ほどの直撃を避けられているとするならば阪神は神戸方面と難波界隈と云うロケーションで勝負すべきか。
地下鉄は駅間距離が短いのか迂回距離が冗長なのか駅が多く時間がかかり,しかも三宮から学園都市迄330円もして高い。
海岸線の失敗のツケを西神山手線の乗客に背負わせている感じで気分は良くない・・。
帰りは板宿で降りて山陽の初乗り代ケチって西代迄歩いてそこから山陽の3連各停に乗る。西代〜板宿は神戸高速に現物出資しして板宿の駅業務も神戸高速に譲渡する方が何かと便利(西神方面との乗り継ぎや山陽がICカード全国共通化に不参加など)で客も増えると思うんだけど。
西代のホーム有効長は殆ど6連分+αしかないけどまあここに8連電車を停める必要は今後も無かろうかと思うから良し。
新開地行き各停に乗って,終着新開地の上り本線に停まると隣の中線ホームに阪急特急が停まっていてに直ぐに発車,神戸高速駅に着くと当駅始発の阪神各停梅田行きが停まっていて直ぐに発車。これで山陽方向から阪神方向の各停の連携は完璧である(三つの電車(しかも全部別会社の)を乗り継いで小旅行気分すら味わえるw)。阪急特急が三宮で阪急各停に接続するなら山陽普通から阪神各停・阪急特急・阪急各停と全部の連絡が出来るのだが,どうなんだろ?
三宮に着いて下車し暫く待たされるが快急に接続となる。
基本的に山陽電鉄と阪神電車がメインの神戸高速の光景の中,新開地でマルーンの梅田行き阪急特急が,阪神三宮で近鉄車の快急奈良行きが,2面3線のホームの中線に停まっている姿は激萌えであるw
新開地では新開地行き上り各停が中線ではなく上り本線に停車していたが,高速神戸の阪急用下り本線まで廻送して下り普通になる運用だったか?ホーム配置やダイヤなどが巧くできている印象。
阪神各停は高速神戸折り返しが基本だから下りは高速神戸で阪神各停の,新開地で阪急特急の待ち合わせをすれば,上りも下りも山陽各停⇔阪急特急・阪神各停の連絡は完璧である♪阪神と山陽の特急は基本相直だからこれで基本神戸の東西連絡は網羅されることになろう。
(JR)神戸から高速神戸・新開地付近の(地上は知らないけど人の動きの)寂れ具合はなかなかのものである。。神戸市の中心が嘗ての中心性を示唆する神戸駅や兵庫駅といった場所から三宮へ移っているけど,神戸・兵庫付近の寂れ具合は可成りのものなんかも。。
三宮発19:00頃の快急だが立っている人も居ると云う程度の混み具合・・。
先日は夕方18:00頃だったがもうちょっと混んでいたがそれでも芦屋・西宮くらいでがらんとなった。
客を全員JRに奪われて,生駒迄行く俺みたいなニッチな客しか残ってないんちゃうか。。
甲子園で皆わらわらと梅田行き急行に乗り換えて行き奈良行き快急は益々閑散状態に。
尼崎の手前で何度か停車し増結する。結構衝撃あり。また到着後結構長時間停車している。。
なんばを19時台に出発だけど8連か10連にする程近鉄奈良線は一応需要を確保している様である。阪神なんば線が輸送量過多な感じが否めないんだけど。。難波なり桜川なりで解結するのは非現実的だからこれでよいのか?阪神にちょい不利な気もする。。
まあそこそこの乗り。
6368
:
とはずがたり
:2013/04/22(月) 14:07:29
これまた先日(
>>6367
よりは後日),三宮で乗ってきた近鉄車の快急は行き止まりの中線に停車し,隣には高速神戸行きの各停が停まっていてその先へもシームレスに(まぁ乗換強いられる時点でシームありだけど同一ホームやから・・)その先へも連絡している。
こちらは神戸市交に乗り換えるために改札に向かうが,ふと見ると快急の方向幕が碧地(阪神での快急の色)に白字でただ快速急行とだけなっていて,あれ行き先駅名は?と思ったら正面を写真に撮ってる人がいる。
異変に気付いて近づいてみると,紺色の丸いトレインマークが掲げられていて,白字で教組聖誕祭・天理行きとある。三宮発天理行き快急となるようだ。素晴らしい♪
しかし地下駅で光量不足で写メは巧く撮れず・・しかも電光掲示板の天理行きの表示を見逃して万死に値するなぁ・・。普段は奈良行きなのを行き先変更したんやろか?
6369
:
チバQ
:2013/04/22(月) 20:57:40
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130422/CK2013042202000020.html
自治体支援も厳しい経営 三岐鉄道北勢線10周年
2013年4月22日
パークアンドライドのために整備された東員駅の駐車場=東員町山田で
桑名市といなべ市を結ぶ三岐鉄道北勢線は4月、近鉄から経営を引き継いで10周年を迎えた。乗客数が回復し、約7億円あったとされる赤字は半分近くまで減ったものの、厳しい経営は続く。懸命に走る小さな列車の軌跡をたどり、今後を考えた。
■廃線回避
北勢線を引き受けるメリットは何もなかった。「廃線になれば、多少不便になったとしても、並行して走る三岐線を代わりに使い、利用客の増加が見込めた」。三岐鉄道の種村尚孝鉄道統括専務は、近鉄が北勢線の廃線を発表した当時の内情を明かす。
ある意味、経営が苦しい三岐線にとって好機だったが、思惑は外れた。「経営を継承してもらえないか」。北勢線が通る桑名市と東員町、現いなべ市の四町から要請があった。
その頃、三岐線の車内冷房や駅構内の近代化に、約十億円の支援を東員町などの関係自治体から受けていた。そんな恩義もあり「ひと肌脱ぐことになった」(種村専務)。三岐鉄道の決断を受け、沿線自治体はリニューアルと赤字補てんの名目で十年間、総額五十五億円の援助を決め、廃線は回避された。
■乗客増へ
三岐鉄道は大規模なリニューアルに着手した。通勤・通学のパークアンドライドの環境をつくり、主要駅に無料駐車場や駐輪場を整えた。車内の空調と駅舎のトイレや待合室の整備も重点的に実施。二百万人を切りかけていた年間乗客数は次第に上向き、昨年度は二百三十八万人まで回復した。
ただ黒字化に向けては、通勤や通学の定期券利用者以外の利益率の高い乗客の確保が不可欠だ。
三岐鉄道は五年前から、平日の昼間や週末にシニア層を対象に沿線のハイキングを春と秋を中心に企画。多いときで参加者は三百人に上り、回数を増やすことを検討している。年末に親子連れの乗車を狙った「サンタ電車」も始めた。
一方、今年二月に大泉駅(いなべ市)に隣接する農産物直売所「うりぼう」の祭りでは、北勢線で訪れた人に鍋一食分の無料券を配った。三岐鉄道と沿線自治体でつくる北勢線対策協議会(現・北勢線運営協議会)の取り組みで、担当者は「乗客増には地道に知名度を上げる努力が必要」と話す。
■将来の見通し
赤字は当初より減ったとはいえ、昨年度は三億七千万円と額はまだ大きく、解消のめどが立っていないのが現実だ。沿線自治体による援助の期間は二〇一二年度で終わったが、協議を経て一六年度まで三年間、計約六億円の暫定支援が決まった。
同じように元近鉄路線で苦戦する伊賀鉄道(伊賀市)や養老鉄道(桑名市−岐阜県揖斐川町)と違うのは、乗客数が増えている点。種村専務は「一六年度までの黒字化は厳しいが、将来的には徐々に赤字の改善が見込める」とし、根拠に沿線の人口予測が将来的にも安定していることを挙げる。
「名古屋や桑名への通勤客も多く、増加が期待できる。自治体の支援に際限なく頼るわけにはいかない」と種村専務は力を込めた。
(井口健太)
◆視線
いわば助け舟を出した形で北勢線の経営を担ってきた三岐鉄道。十年間の税金投入で赤字が解消できず、厳しい目を向けられがちだが、まだ改善への途上と見るべきだろう。
ただ、三岐鉄道は慎重になるあまり今は「黒字化のめどは立たない」と話すのみで、沿線自治体は先を見通せないでいる。このままでは暫定支援の終わる三年後、再び税金投入をめぐって揺れるのは明らかだ。
必要なのは双方で協議を重ね、黒字化の目標時期を明確にすることだ。そうすれば協力姿勢が深まり、将来像がはっきり見えてくるのではないか。
<三岐鉄道北勢線>西桑名(桑名市)−阿下喜(いなべ市)の20・4キロを結び、13の駅がある。2000年、近鉄が赤字を理由に廃線を発表し、03年4月から三岐鉄道が経営を引き継いだ。四日市市の近鉄内部・八王子線、富山県の黒部峡谷鉄道とともに日本で3カ所しかない軌間762ミリのナローゲージ(特殊軌道)の路線。
6370
:
チバQ
:2013/04/23(火) 21:39:43
http://mainichi.jp/select/news/20130424k0000m020071000c.html
相模鉄道:JRとの相互直通運転、3年以上延期に
毎日新聞 2013年04月23日 20時53分(最終更新 04月23日 21時06分)
2015年4月開始を予定していた相模鉄道(横浜市西区)とJR東日本の相互直通運転について、工事を進める事業主体の独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構は23日、開業時期を3年以上延期し18年度中にすると発表した。接続部分の工事遅れが主な理由で、建設費も約100億円上積みされ約782億円となる。
直通運転は、相鉄線西谷駅(横浜市保土ケ谷区)からJR東海道貨物線との接続点まで約2.7キロの路線を新設して行い、接続点付近の地下に新駅(羽沢駅、仮称)を設ける。10年に着工したが、貨物線が物流の大動脈であるため、想定以上に配線や信号の切り替え作業に時間がかかり、接続工事が長期化するという。地盤沈下対策などで費用もかさむことになった。
この事業は、既存路線を活用する「都市鉄道等利便増進法」の適用第1号で、国、神奈川県、横浜市、機構が事業費を分担する。機構は「可能な限り工期短縮とコスト縮減に取り組む」とコメント。相鉄は「念願の都心進出が遅れ残念」としている。
相鉄は、羽沢駅からの延伸で東急電鉄とも相互直通運転を計画、19年の開通を予定している。【飯田憲】
6371
:
チバQ
:2013/04/23(火) 22:21:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20130422-OYT8T01771.htm
相鉄・JR直通延期へ…貨物線との接続工事遅れ
工事が遅れている羽沢駅周辺(11日、横浜市神奈川区で、本社ヘリから)=鷹見安浩撮影 横浜市西部や神奈川県央部と、東京都心部が乗り換えなしで結ばれる相模鉄道・JRの相互直通運転を巡り、工事を行っている独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(横浜市中区)が、2015年3月までとしていた工期を延長する方向で最終調整していることがわかった。相鉄とJRが接続する部分の工事の遅れが理由で、同年4月に予定していた相互直通運転の開始は難しくなり、2〜3年程度遅れる可能性が出てきた。(森田将孝)
同機構は、既存の鉄道路線を活用して利便性の向上を図るために制定された「都市鉄道等利便増進法」に基づき、国や地方自治体(神奈川県、横浜市)が3分の1ずつ事業費を負担する方法で、10年から相鉄・西谷駅とJR東海道貨物線を結ぶ新線の工事をスタート。すでに西谷駅、羽沢駅(仮称)の工事や、両駅を結ぶ「西谷トンネル」の掘削工事を行っている。
遅れているのは、新線と羽沢駅近くにあるJR東海道貨物線との接続工事。同機構によると、地下駅になる羽沢駅と同線をつなぐには、貨物線の地下部分に新たに線路を通すなどの大規模な工事が必要になる。
工事を実施するには同線を通る貨物列車を運休させたり迂回(うかい)させたりする必要があるが、同線は東西の大動脈で、貨物列車が頻繁に通っているため、工事方法や工期、貨物列車のダイヤを巡り、JR貨物やJR東日本との調整が長引いているという。また、一部の用地買収も済んでいないため、接続部分周辺の工事は着手できていない。
同機構は読売新聞の取材に対し、「予定の期間内で工事が終わるように努力しているが、非常に厳しい状況だ」と明かした。営業主体となる相鉄は「工事は鉄道建設・運輸施設整備支援機構が実施しており、遅れるかどうかを含めて詳しいことは全く分からない」としている。
(2013年4月23日 読売新聞)
6372
:
とはずがたり
:2013/04/24(水) 18:00:11
>>6369
この御時世ですげえやん。
>乗客数が回復し、約7億円あったとされる赤字は半分近くまで減った
>通勤・通学のパークアンドライドの環境をつくり、主要駅に無料駐車場や駐輪場を整えた。車内の空調と駅舎のトイレや待合室の整備も重点的に実施。二百万人を切りかけていた年間乗客数は次第に上向き、昨年度は二百三十八万人まで回復した。
個人的には広軌に改軌(どんだけカネかかんねんw)して名古屋迄直通して併せて住宅開発もガンガンやるくらいでないと厳しいと思ってたけど
6373
:
とはずがたり
:2013/04/24(水) 18:03:51
>>6366
おお♪
この辺か。
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E135.34.11.793N34.38.7.313&ZM=8
6374
:
とはずがたり
:2013/04/24(水) 18:09:42
>>6358
流石にね。。(;´Д`)
文章中,「傾斜のある」てのは勾配がきつい(セノハチ越えがある?)と云う意味だろうから,233系に勾配対策を施した新車を導入と云う感じか?
新車と行っても陳腐化した221系や223系とかに勾配対策と車体更新対策を施して新しい型式番号付しただけのお古かもw
☆広島へ新型車両!? 〜223系訓練運転〜 №1☆
2013-01-02
http://ameblo.jp/shuppo-shuppo/entry-11440975072.html
昨年12月、広島へ新型車両がやってきました。
新型車両と言っても、関西では見慣れた223系。
でも、国鉄車両ばかりの広島では見慣れないステンレス車輌で、新鮮な感じがします。
この223系は、乗務員の訓練運転でやってきたようで、大阪の宮原総合運転所所属のMA21編成中間2両が抜かれた編成でした。2両の223系は珍しく、初めて見ました。
噂では、どうやら将来、数年後に広島へ223系か他の新型車両が配置されるようです
6375
:
チバQ
:2013/04/25(木) 22:53:08
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/money/134953/
JR九州「観光列車」成功の秘密
2013年04月24日 11時00分
普段乗っているJR、私鉄、地下鉄、新幹線…鉄道とは地点Aから地点Bへの“移動手段”に過ぎない、というのが当たり前の感覚。しかしその価値観を引っくり返して鉄道を“観光目的”にすることに成功し、利用者を増やした鉄道会社がある。JR九州だ。なぜJR九州はその路線を選び、成功したのか。同社営業部営業課(観光)で観光列車の企画を立ててきた石田央副課長に聞いた。
JR九州は早くからデザイナーの水戸岡鋭治氏を起用。「ソニック」など独特な列車で知られていた。観光列車が増えたのは2004年の九州新幹線部分開通がきっかけだ。同年「いさぶろう・しんぺい」「はやとの風」、09年「SL人吉」「海幸山幸」、そして九州新幹線が全線開通した11年に「指宿のたまて箱」「あそぼーい!」「A列車でいこう」が運行を開始した。
特徴は通勤車両とは全く違う特別な内外装。例えば指宿のたまて箱は内装に木を多用し、海側には景色を眺められる回転椅子を設置。本棚まである。何より乗客を驚かせるのは、駅で乗り降りする時に噴き出す白い霧だ。これはたまて箱を開けた時に出る煙をイメージしたもの。外装の白黒ツートンは、たまて箱を開けて黒から白に髪の色が変わる場面をイメージした。観光地のずっと手前、駅で列車に乗る時から、乗客は“非日常”を感じられるわけだ。
ではなぜこうした車両を多数走らせるようになったのか。石田氏によればその背景には「危機感」があったという。
「九州はマイカー文化。また高速バスも発達しており、日帰りバスツアーも盛んです。日常の移動に鉄道を使っていただけるのは5%強ほど。実は鉄道事業は赤字で、また九州は少子高齢化のスピードが全国平均より早い。交流人口を拡大するには、観光に力を入れるしかない。苦しいからこそ始めたことです」
軸になったのは九州新幹線だ。「新幹線によって縦の移動時間が短縮されました。南九州には良い観光地がたくさんあるので、スローな旅を楽しんでいただきつつ、観光地に到達していただこうと。ただし鉄道を選んでいただける理由、車では味わえない旅情をご用意しなければなりません」
乗ってもらうために乗りたくなる列車を用意しよう――。7人いる石田氏のチームは、それぞれの担当地域へ何度も足を運んで地元との交流と情報収集を行い、歴史、伝説、グルメ、観光地などの情報を集め、そうした情報を元に観光列車を企画してきた。
こだわるのは「情報は全て自分の足で稼ぐ」ことだ。「雑誌などに委託しないのか?とよく言われますが、我々は自分の目で見て感じながら探した、自信を持って紹介できるものを発信したいと考えています。社長の唐池(恒二氏)も『手間をかけなさい。手間をかけてこそいい企画につながる』とことあるごとに言っています」
JR九州の観光列車名物のひとつに沿線の人が列車に手を振る、ということがある。これは地元との話し合いで生まれたものだ。「列車を運行して終わりではなく、地元の方々と作り上げ、トータルで鉄道旅っていいなと思っていただけるものを目指しています」
ひとつの観光列車を走らせるまで、早くて2年の準備期間が必要だという。時間はかかるが「列車をきっかけに町作りや観光資源の再発見などの広がりも出ています」。また第三セクターの肥薩おれんじ鉄道が観光列車「おれんじ食堂」を走らせるなど、周辺にポジティブな影響も与えている。
指宿のたまて箱の終着駅である指宿駅では、利用者が一日平均627人から905人へと4割増えるなど、様々な形で効果が出ている。
6377
:
荷主研究者
:2013/04/29(月) 10:34:08
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20130328/CK2013032802000008.html
2013年3月28日 中日新聞
えち鉄、新駅設置検討へ
えちぜん鉄道(福井市)と沿線五市町は二十七日、二〇一三年度から新駅設置の検討を始めることで合意した。地域鉄道の利便性を高める施設整備に対し、同年度から国の補助金が受けられるようになるためで、需要を踏まえて設置場所を探っていく。
この日、福井市田原一丁目のフェニックスプラザで開かれた法定協議会の「えちぜん鉄道活性化連携協議会」で決まった。五市町は福井、勝山、あわら、坂井の四市と永平寺町。
協議会事務局によると、国の補助事業では、鉄道利用の潜在的な需要が高い地域で、自治体と鉄道事業者が連携して行う施設整備を支援する。協議会として現時点で設置を目指す場所は白紙。各市町ごとに検討を進め、協議会で調整を図った上で国に申請する。
福井市の場合、福井大と共同で三国芦原線の市内部分の需要調査を行う。調査項目は利用する可能性が高い高校生や高齢者の人口、駅間距離など。〇九年には、同線の福井口−西別院間に位置する松本地区連合自治会から市に新駅設置の要望が出されているという。
協議会で、えち鉄の見奈美徹社長は「きちんとした住民ニーズを捉えて検討したい」と話す一方、新駅の設置によって「ダイヤが遅れないよう工夫が必要」とも指摘した。
また、二月の事業検討会議で合意している、福井鉄道(越前市)とえち鉄の相互乗り入れ事業については、協議会としても正式に合意し、計画を進めることを確認した。
(西尾述志)
6378
:
荷主研究者
:2013/04/29(月) 10:49:06
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201303250019.html
'13/3/25 中国新聞
一畑電車が遷宮でダイヤ改正
60年に1度の出雲大社(出雲市)の大遷宮を5月に控え、一畑電車(同)は4月1日、ダイヤを改正する。土日曜日と祝日に出雲市中心部と出雲大社を結ぶ直通便などを導入し、観光客の利用増を狙う。
観光客の利用が多い電鉄出雲市―出雲大社前間に、直通の特急便を2往復半、新たに導入する。従来は各駅に止まるうえ、川跡で乗り換えが必要だった。所要時間は従来の22分に比べ、5〜6分短縮できるという。
また、松江しんじ湖温泉と出雲大社前を結ぶ急行「出雲大社号」に川跡で接続する電鉄出雲市発の特急便も1往復導入する。
同社は「電鉄出雲市駅を利用する観光客が増えており、利便性の向上を図った」としている。
6381
:
荷主研究者
:2013/04/29(月) 13:58:37
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304010005.html
'13/4/1 中国新聞
交通強化へJRとバスが協力
JR西日本と防長交通はこのほど、山口市内で4月から実施する取り組みを発表した。市の要請を受け、中心部の基幹交通を強化するため、「市ノーマイカーデー」の第3金曜日夜に山口駅発新山口駅行きの臨時列車を運行したり、新山口駅と中心地を結ぶバスを等間隔運行にしたりする。
JR西は第3金曜日に通常の最終便より45分遅い午後10時51分山口駅発新山口駅行きの臨時列車(1両、定員約100人)を運行。9月まで試験的に実施し、利用者が多ければ10月以降も継続を検討する。
防長交通は大歳や湯田温泉経由の新山口駅―西京橋間の路線で、朝夕のラッシュ時を除く午前9時〜午後6時の運行間隔を平日は20分、土日祝日は30分に統一。利用者がダイヤを把握しやすくするほか、系統番号を表示して観光客にもルートが分かりやすくする。
6382
:
とはずがたり
:2013/04/29(月) 14:11:33
>>6379
ほう♪どうせなら優等列車を走らせて欲しい所。
常磐緩行線に快速を,現快速を特別快速に,現特別快速を新快速に,だな♪
6383
:
荷主研究者
:2013/04/29(月) 14:37:00
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013040823031060/
2013/4/8 23:03 山陽新聞
瀬戸大橋線利用者2年連続増 12年度利用実績748万人
JR四国がまとめた2012年度の瀬戸大橋線(児島―宇多津)の利用実績は前年比3%増の748万人と、2年連続で増加した。同社は「東日本大震災からの回復傾向に加え、東京スカイツリー開業により、東京への新幹線利用が好調だったことが要因」と分析している。
1日平均利用者は前年と同じ約2万人。列車別では、岡山―高松のマリンライナー1万2507人(前年比3・9%増)、岡山と松山方面を結ぶしおかぜ4808人(同3・0%増)、高知方面の南風2499人(同1・0%減)など。
同線の利用者は、1988年の開業から97年度まではほぼ1千万人以上で推移してきたが、その後は明石大橋開通や四国内の高速道路整備、瀬戸大橋の高速道路料金割引などの影響で漸減し、10年度に過去最少の720万人に落ち込んだ。
6387
:
とはずがたり
:2013/05/03(金) 17:55:42
こんな所に駅があったとは。目白駅連絡として復活すべー♪池袋〜椎名町は1.9km,ターミナル手前ではあんま有って欲しくない駅かも。。
上り屋敷駅
あがりやしき - Agariyashiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E3%82%8A%E5%B1%8B%E6%95%B7%E9%A7%85
上り屋敷駅(あがりやしきえき)は、東京都豊島区西池袋二丁目と目白三丁目の境界付近に1953年まで存在した西武鉄道池袋線の駅である(北緯35度43分30秒、東経139度42分18秒 付近、目白建設組合近辺)。
プラットホーム跡地は、廃止後も西武鉄道が所有している。
歴史
1929年(昭和4年)5月25日 - 開業。
1945年(昭和20年)2月3日 - 休止。
1953年(昭和28年)1月15日 - 桜堤駅・厚生村駅・西鷺宮駅・黒須貨物駅とともに廃止。
西武鉄道の前身である武蔵野鉄道が1929年、現在の池袋駅 - 椎名町駅間に駅を設置。駅名としてこの一帯の地名「上り屋敷」が採用される。当時は、目白駅まで歩いて乗り換えるサラリーマンなどの姿がよく見られたという。
第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)、戦況悪化を理由に営業が中止された。
終戦後も再開されることはなく、結局1953年(昭和28年)に正式廃止された。池袋線の運行本数の急増に伴い、ターミナルの池袋駅至近にあるこの駅がダイヤ構成の妨げになったという説もある。
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