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鉄道総合スレッド

5159荷主研究者:2011/11/06(日) 12:37:25

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/10/12/news01.htm
2011年10月12日(水)AM 07:11 上毛新聞
●前橋市が公共交通マスタープラン 駅駐車場、バス網整備

 前橋市は市の高齢化率が3割を超える10年後を見据えた公共交通マスタープランを策定した。鉄道とバスの乗り継ぎ円滑化や、新前橋駅と市中心部のアクセス向上、通勤時間帯の市街地の交通渋滞を緩和するためのパーク&ライド(P&R)の推進に取り組む。環境負荷低減のため自家用車から公共交通への転換も打ち出した。

 市によると公共交通のマスタープランを策定するのは県内の市町村で初めて。移動手段を公共交通に頼らなければならない高齢者が今後増加することから、持続可能な公共交通体系を築くことにした。

 P&Rの推進のため、上毛電鉄の駅周辺に無料駐車場を整備する。利便性を向上させ、上電の活性化にもつなげる考え。江木駅では現在、P&R駐車場を整備中で、本年度中に完成する。

 このほか、バス路線の見直しやダイヤ調整、各社共通のバスカードの導入など40施策を設定。早急な対応を要する課題や実現可能な施策から段階的に取り組む。

 昨年6月、学識経験者や交通事業者、公募市民らで構成するマスタープラン策定協議会を設置し、市の公共交通に関する課題や将来像について協議を開始。同時に公共交通の乗降調査や利用者にアンケートを行い、公共交通の利用状況や満足度などを調べてきた。

 市交通政策課は「今後は公共交通マスタープラン計画推進調整会議(仮称)を設置し、定期的に計画の評価を行い、必要に応じて施策の改善や見直しを図りたい」としている。

5160荷主研究者:2011/11/07(月) 00:32:34

久しぶりに新しいコンテンツとして、「都市と民鉄 〜地方中枢都市と地方中核都市を中心に〜」を作成した。
http://tohazugatali.iza-yoi.net/TOSHI-TETSU/urban_railway.html

長野電鉄、岡山電気軌道、広島電鉄以外はまだ内容が殆ど無く工事中状態ではあるが、今後少しずつ充実させていく予定。

とはずがたり人文社会総研の表紙にもリンクを貼ったほか、ついでに小改良を施した。
http://www42.tok2.com/home/dorozoku/

こうなると「日本の鉄道貨物輸送と物流」の方の更新は暫くお休みかなぁ…。

5161チバQ:2011/11/07(月) 19:57:03
>>5082
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001111070006
駅名「上越」賛否の声
2011年11月07日

 上越市にできる北陸新幹線の新駅名問題で、市などでつくる「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」の駅名等検討部会は6日、市内で市民との意見交換会を開いた。市民から生の声を聞いて今後の検討に生かすためで、約200人が集まった。参加者は、市が誕生した40年前の合併を知る年配者が多く、議論は「上越」という名称を駅名に入れるべきか否かが中心となった。


 「反上越派」が「上越新幹線があり紛らわしい」「上越という市名そのものに無理がある」と旧高田市の地名などが入った駅名を主張すると、「親上越派」からは「年配の方のこだわり」「若い人は上越市で育っている」「今こそ『上越』をPRする機会」との声があがった。


 また「妙高」を入れるかについても議論となり、観光の視点から賛成する声の一方で、「妙高市にあると誤解される」「駅名は地名をさす。『上越』だけでいい」との主張も出た。


 部会ではアンケート1位の「上越」や「妙高高田」など駅名候補を69まで絞っている。来年3月までに1か数案にまとめ、JR東日本に要望する。(上嶋紀雄)

5162チバQ:2011/11/07(月) 19:58:44
http://www.asahi.com/national/update/1106/OSK201111060097.html
京阪神で新駅続々 JR、私鉄競合路線や人口増加地区に
最近開業した駅と計画中の新駅

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 JR西日本が京阪神で続々と新駅を開業させようとしている。人口減で鉄道の需要が先細りするなか、私鉄と競合する地域や数少ない人口増加地域に集中的に投資し、限られたパイの取り込みを図る戦略だ。

 神戸市灘区のJR神戸線に2016年春、まや駅(仮称)が開業する。西隣の灘駅から900メートル、東隣の六甲道駅から1.4キロ。半径840メートル以内には阪神と阪急の駅が四つある。

 JRの新駅の大半は、地元から要望を受けて建設する「請願駅」だが、まや駅はJR西から地元に持ちかけた。神戸線に07年に開業したさくら夙川駅(兵庫県西宮市)、08年開業の須磨海浜公園駅(神戸市須磨区)も同様にJR西から持ちかけたが、事業費の一部は地元負担。まや駅は事業費約40億円の全額をJR西が負担する。

5163チバQ:2011/11/07(月) 22:28:57
>>5161
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000000-mailo-l15
北陸新幹線:駅名、集約難浮き彫り 上越で市民ら200人 /新潟
毎日新聞 11月7日(月)10時18分配信

 15年春の北陸新幹線開業を控え、上越市のJR脇野田駅付近に新設される仮称・上越駅の駅名案について市民らの意見を聞く会が6日、同市で開かれた。会では意見の違いが目立ち、集約の難しさが浮き彫りとなった。
 関係自治体や経済団体など30団体で作る新幹線まちづくり推進上越広域連携会議が主催。市民ら約200人が参加した。主催者が駅名案について全国アンケートから、上越▽妙高高田▽上越妙高など69案に絞り込んでいることを説明した。
 参加者の間では「上越」をめぐり意見が割れた。反対者は「JR上越線や上越新幹線があって紛らわしい。両線が通っている南魚沼やその周辺を上越だと思われている」などと主張。賛成意見では「新幹線の駅が上越駅になれば、(全国に向けて)こっちが本当の上越だとPRになる」との声が上がった。また、外国では空港に人名をつけている例を挙げ、駅名に地元の戦国武将、上杉謙信を入れてはどうかというユニークな意見もあった。
 同会議は来年4月までに駅名案を1案または数案に集約し、JR東日本に要望する。【長谷川隆】

11月7日朝刊

5164とはずがたり:2011/11/08(火) 10:45:20
>>5162
あざ〜っす。新聞で読んで俺も捜してみたけど見つからなかったっす・・。

2011年11月7日9時32分
京阪神で新駅続々 JR、私鉄競合路線や人口増加地区に
>>5162
最近開業した駅と計画中の新駅
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/OSK201111060109.jpg

沿線に住民、新駅で呼ぶ JR西 逆風下の針路(上)
2011/10/6 2:05
>>5101

2011年8月26日 中日新聞
JR西日本、大津に新駅を検討 石山〜瀬田間
>>5036

2011年8月25日12時11分
JR琵琶湖線 大津市内の石山―瀬田間に新駅検討
http://www.asahi.com/business/update/0825/OSK201108250036.html

図:JR琵琶湖線の新駅候補地拡大JR琵琶湖線の新駅候補地

 JR西日本が、JR琵琶湖線石山(大津市)―瀬田駅(同)間の大津市内に新駅設置を検討していることがわかった。今後、JR西と同市で勉強会を設け、課題について協議するという。

 JR西が今年7月、市に勉強会設置を打診した。市側は「街づくりにプラスになるので、前向きに検討したい」としている。

 新駅の候補地周辺は宅地開発が進み人口が急増している。1日当たりの乗降客は石山駅が4万8千人、瀬田駅が3万4千人で、両駅間の距離は約2.5キロ。

 JR西は琵琶湖線南草津(滋賀県草津市)―瀬田駅間の草津市域にも新駅設置を検討している。

2011年8月8日16時59分
南草津―瀬田駅間に新駅 JR西、宅地開発進み人口急増
http://www.asahi.com/national/update/0808/OSK201108080104.html

 JR西日本は、JR琵琶湖線南草津(滋賀県草津市)―瀬田駅(大津市)間の草津市域に新駅を設置する方針を固め、同市に伝えた。市も設置に前向きな姿勢を示したという。

 関係者によると、JR西の幹部が3日、草津市の橋川渉市長に対し「新駅を設置したいので市と一緒に検討を進めたい」と伝えた。今後、両者が設置場所の詳細や費用分担、開業時期などを協議する。

 新駅付近は最近、マンションなどの宅地開発が進み、人口が急増。南草津駅の1日当たりの乗降客数は約4万5千人、瀬田駅は約3万4千人で、両駅間の距離は約2.7キロ。新駅ができれば、1キロ余りの狭い駅間になる。

2011年7月30日0時51分
JR京都線・摂津富田―茨木間に新駅設置へ
http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201107290192.html
>>4948

 JR西日本と大阪府茨木市は29日、JR京都線の摂津富田―茨木駅間の同市庄1丁目に新駅・JR総持寺駅(仮称)を設置すると発表した。2018年春の開業を目指し、来春着工する。

 発表によると、新駅の南側には昇降機メーカーの工場跡地があり、大京などの不動産会社が宅地などを開発する予定。駅の工事費は約56億円で、JR西日本が半分、国と市が残りを負担。線路をまたぐ自由通路と歩道は国と市が、駅前広場や駐輪場、アクセス道路は不動産会社が整備する。駅名や停車する電車の種類は今後決める。1日当たりの乗降客数は1万4千人程度を見込んでいるという。

 茨木市内にあるJRの駅はこれで二つめ。野村宣一市長は「新たな交通結節点として魅力的なまちづくりを進めたい」と話した。(千葉正義、石田貴子)

5165とはずがたり:2011/11/08(火) 13:40:56
新幹線0系「団子鼻」 百万円で落札の男性 支払い拒否
2011.11.8 07:28
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/111108/wlf11110807300000-n1.htm

0系新幹線の特徴だった「団子鼻」=平成20年11月
 JR西日本吹田工場(大阪府吹田市)で、JR西の子会社「ジェイアール西日本商事」が5日に行ったオークションで、初代新幹線「0系」の象徴ともいえる先頭車両の「団子鼻」1個が、100万円で落札されたにもかかわらず、落札者が支払いを拒否し、引き取られないままになっていることが7日、わかった。

 オークションは、同工場の一般公開にあわせて同社が実施。目玉の品として、今回初めて「団子鼻」(強化プラスチック製、直径約1・4メートル)2個を最低価格5万円で出品した。1個目は午前中に7万5千円で落札され、午後に出品された2個目は、開始早々に「100万円」と声を上げた男性が競り落とした。

 落札者は会場内で支払いをするシステムだったが、終了後、受付に姿を見せた男性は「キャンセルできると思っていた」と主張、支払いを拒んだという。

 0系は昭和39年の東海道新幹線開業に合わせてデビュー。丸みを帯びた先頭車両から「団子鼻」の愛称で鉄道ファンの人気を集めたが、平成20年に引退した。 同社は「鉄道ファンが喜んでくれるだろうと出品したが残念。再発防止策を検討したい」と話している。

5166とは:2011/11/09(水) 19:19:19
東京駅にドクターイエロー停まってます。最近人気でた(?)せいか出張のおじさんたちが写メ撮ってるw

5167チバQ:2011/11/09(水) 22:38:27
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/31432.html
えち鉄と福武線、運賃一本化検討 県、相互乗り入れ先駆け

(2011年11月9日午前7時27分)
 えちぜん鉄道三国芦原線と福井鉄道福武線の相互乗り入れ計画の実現時期が不透明となる中、福井県は2012年度から先行的に両線の運賃体系を一体化できないか検討に入っている。初乗り分の料金負担を減らすことで乗り継ぎ利用の需要を掘り起こし、乗り入れ後の利用者確保に結び付けたい考えだ。(細川善弘)

 運賃体系の一体化により、現状では両線を乗り継いだ場合に必要となる初乗り負担分(えち鉄150円、福鉄180円)が軽減される。両社の切符が買える共通の販売機を導入し、各駅に配置することになる。定期券の割引率、往復切符の有効期間など各種サービスの要件統一も検討課題としている。

 一体的な運賃体系の導入は、県や沿線市町でつくる相互乗り入れの事業検討会議の6月の会合で、両鉄道会社が先行実施を提案していた。県交通まちづくり課は「新たな需要を掘り起こすことができれば、乗り入れ後につながる。年度内に準備を進めたい」としている。

 相互乗り入れ計画は、駅改修などの設備投資や運行経費の新たな負担が必要となる。えち鉄の経営を支える沿線5市町にとっては収支採算性の確保が大きな課題で、「利用者がどれほど増えるか分からず、費用対効果が見えない」(坂井市企画情報課)といった声も出ている。運賃一体化の先行実施は、乗り入れ後の収支を見通す判断材料の一つになる可能性もある。

 県が13年度の開始を目指していた相互乗り入れ計画は、えち鉄勝山永平寺線の高架化をめぐる県と福井市の姿勢の違いがあり、関係者間の協議が滞っている。県は両線の結節点となる田原町駅の改修期間を考慮し、事業着手から乗り入れ開始までに約2年を要するとみている。

5168名無しさん:2011/11/10(木) 21:07:52
伊豆新聞【伊東版】 2011年10月29日(土) 1面
初の旅行商品人気 - ぷらんぽ女子会、JR東日本共同企画 宿泊客に創作菓子提供
http://sp.izuhapi.net/izu-np/topic/20111030110750.html

伊東温泉旅館ホテル協同組合ぷらんぽ女子会とJR東日本による初めての共同企画旅行商品が、人気を集めている。同女子会が地元菓子店の協力で作ったオリジナル創作菓子を宿泊客に提供する内容で、今月1日の予約開始以降、販売数は好調に推移しているという。

「いとうぷらんぽ」は、観光関係の仕事に従事する委員が、女性の目線で伊東温泉を楽しんでもらおうと、実際に体験したり、食事したりした店などを紹介する散歩マップ。2009年1月に創刊し、半年に1回のペースで発行している。

共同企画は、菓子の食べ歩きなどの特集にJR東日本が関心を示して実現。特典を付けたJRびゅう商品専用散歩マップの別冊も作成した。

創作菓子は、みかど商店と石舟庵、一進堂の協力を得て、メープル味を加えたクリーム大福「ふわふわり」とスイートポテトクリームをはさんだ生どら焼き「大室山さんぽ」、バニラ味に仕上げた「ぷらんぽ餅」の3種類を作った。

旅行商品は、対象宿泊施設へのチェックイン時に創作菓子1種類を提供するほか、掛け紙オリジナルデザインの祇園幕の内弁当や協力店で試食、試飲を楽しむことができる同マップが付いている。同会によると、販売数は宿泊施設案内のレギュラー商品だけを扱っていた前年同時期を上回っており好調。今回の旅行商品は来年3月末までだが、今後もJR東日本と通年で共同企画を実施する計画だという。

同女子会は「JR東日本が『いとうぷらんぽ』が商品に結びつくと考えてくれたことは明るい材料。他地域との差別化、新規の獲得につながる。今後もさまざまな企画、特集を考えていきたい」と話している。

5169名無しさん:2011/11/10(木) 21:10:16
伊豆新聞【伊東版】 2011年10月29日(土) 6面
「立花」経営 山田さん JR東日本から感謝状 - 長年、伊豆多賀駅を清掃
「自分にできること これからも続ける」

熱海市上多賀のJR伊豆多賀駅前で雑菓子店「立花」を営む山田元昭さん(73)はこのほど、JR東日本から感謝状を受けた。長年にわたり、ボランティアで同駅の清掃活動などを行い、明るく美しい駅づくりに尽力したことが認められての受賞で、山田さんは「自分にできることをやってきた。これからも続けていきたい」と話す。

1967年から店の仕事に携わり、その数年後、駅前の広場の落ち葉掃きを始めたという。「当時はまだ駅長や駅員がいて、朝から駅の掃除をしていた。駅前は桜の木が多くて、落ち葉の時期になると掃くのも大変そうだったから、自分もやるようになった」。

次第に駅周辺の土手の草刈りや草花の手入れ、ごみ拾いなどもするようになった。79年に「立花」の先代で義父の久雄さんと共に国鉄(当時)から、2008年にはJR東日本横浜支社から感謝状を受けている。今回の感謝状も「鉄道の日」(10月14日)に合わせて贈られた。

毎朝5時ごろに起き、身支度をしてから約1時間かけてごみ拾いなどに当たる。「冬でも汗びっしょりになるぐらい。お陰で健康でいられる」と屈託がない。ごみ拾いは、店の客でもある県立熱海高校の生徒たちのためにも続けている。「散らかっていると、生徒がごみを捨てたと思われてしまう。それが嫌だから」と語る。

伊豆多賀駅は通勤・通学者だけでなく、観光客も利用する。山田さんは「皆さんに気持ちよく使ってほしい」と思いを語り「掃除をしているとお礼を言ってくれる人や、花を見て『きれいに咲いていますね』などと声を掛けてくれる人もいる。それが励みになる」と笑顔を見せた。

5170名無しさん:2011/11/10(木) 21:15:15
伊豆新聞【伊東版】 2011年11月1日(火) 2面
リトルエンジェルきっぷきょう発売 - 伊豆急と下田ロープウェイ

伊豆急行(本社・伊東市八幡野、福島泰彦社長)と下田ロープウェイ(本社・下田市東本郷、嶋野幸直社長)は1日、「下田寝姿山リトルエンジェルきっぷ」を発売する。

山頂周辺に咲くリトルエンジェルの花見を楽しんでもらおうと、伊豆急線とロープウェイの往復乗車券をセットにした割引乗車券で、通常料金より約3割お得となっている。

主要駅からの大人料金は伊東2850円、伊豆高原2260円、伊豆熱川1890円、伊豆稲取1550円、河津1330円で、小学生半額。11月30日まで同線各駅で扱っている。有効期間は2日間。

リトルエンジェルはノボタン科の常緑低木。花は直径約6センチで、咲き始めは中心部が白く外側が紫色だが、やがて全体がピンクから赤紫色へと変化する。寝姿山には約800本が植栽されている。今年は開花が遅れ気味で、見頃は11月中旬以降となりそう。

問い合わせは伊豆急行<電0557(53)1116>へ。

5171名無しさん:2011/11/10(木) 21:18:24
伊豆新聞【伊東版】 2011年11月3日(木) 3面
―レトロな車両復活―
9年ぶり100系運転 - 5日から伊豆急 報道関係者ら試乗
http://sp.izuhapi.net/izu-np/topic/20111103105641.html

伊豆急行は5日から、伊豆急線開業50周年の記念事業の一環として、100系電車の営業運転を9年ぶりに復活させる。2日には報道や行政、観光関係者などを対象に試乗会を実施。午前、午後の2回に約40人が参加し、伊豆高原-伊豆急下田間往復の旅を楽しんだ。

伊豆急100系電車は1961年の伊豆急線開業時にデビューし、伊豆半島の観光の一翼を担ってきた。2002年に引退したが、1両だけが工場内の入れ替え車両として残っていた。根強いファンの要望に応えようと、再整備を行い復活運転を決めたという。

同社の藤條義之専務は、100系復活の経緯を説明し「レトロ感あふれる車両と車窓からの豊かな自然を楽しんでほしい。気付いた点やアイデアなどもお願いしたい」とあいさつした。

すでにJR東日本の旅行商品として5日から来年2月までの運転が決定。今後は体験乗車ツアーや一般向け観光ツアーなども計画していくという。

5172名無しさん:2011/11/10(木) 21:20:54
静岡新聞【東部・伊豆版】 2011年11月8日(火) 21面
誘致のポイント紹介 - 東部MICE振興議員ネットワーク 三島で第2回会合

JR沼津駅北口に整備予定の県東部コンベンションセンターを核としたMICE(国際会議や企業の報奨旅行などビジネストラベルの誘致)の振興を目指す県東部の議員らでつくる「東部MICE振興議員ネットワーク」はこのほど、三島商工会議所で第2回会合を開いた。県内に学会を誘致した実績のある静岡がんセンターの山口建総長が講師を務め、活動のポイントを紹介した。

山口総長は「500人、千人の人にどうお金を落としてもらうか。システム作りは地域産業の活性化に直結する課題」と述べた上で、誘致に欠かせない視点として▽コンベンションビューローと会場の強固な連携▽早期からのPR▽アフターコンベンションのプログラムの充実▽補助金を含めた行政支援―などを挙げた。来場者の職種や想定されるニーズに応じて土産物を変えるなど、きめ細やかな配慮の必要性も強調し、「本来なら道筋が付いていなければならない時期にきている」と強調した。

5173名無しさん:2011/11/10(木) 21:23:43
静岡新聞 2011年11月8日(火) 22面
沼津駅高架事業など同意 - 県の継続方針で評価監視委

県が進める公共事業の再評価に対し、外部有識者が意見を述べる「県事業評価監視委員会」の第4回会合が7日、県庁で開かれた。沼津駅周辺鉄道高架事業など本年度の再評価対象となった交通基盤部所管の43事業について、いずれも「継続」とした県の方針に同意した。月内に川勝平太知事へ意見書を提出する。

意見書では鉄道高架事業に対し、「県東部の拠点都市を形成する上で重要」とする一方、「反対者や用地取得の未同意者がいることから、関係機関などの協力を得つつ、適切な時間管理のもと十分な合意形成の努力を」と要望した。

(以上、記事からの一部抜粋)

5174名無しさん:2011/11/10(木) 21:27:42
静岡新聞 2011年11月8日(火) 22面
―沼津駅高架事業代替構想―
貨物駅反対地権者 アンケート調査結果を知事に提出

JR沼津駅周辺鉄道高架事業に伴う沼津市原地区への貨物駅移転計画について、反対地権者グループが7日、貨物駅の代替案として示した「健康文化タウン構想」に関するアンケート結果を川勝平太知事宛てに出した。

アンケートは、知事が代替案に対し「土地を譲ってくれた方々とも話をしてもらいたい」と言及したのを受けて実施。原貨物駅に土地を売らない地権者の会と郷土を愛する会のメンバーが10月末の3日間、既に土地を売った旧地権者などを戸別訪問して回答を求めた。

両会によると、旧地権者と反対地権者を合わせた126戸のうち、構想に「賛同する」「おおむね賛同する」としたのは74%の93戸。「どちらでも良い」は13%の16戸、「貨物駅を希望」は2%の3戸だったという。

土地を売らない地権者の会の殿岡利治会長らは県庁で記者会見し「結果を踏まえ、貨物駅移転予定地は市民の健康・福祉のために生かしてほしい」と要望。県が予定するパブリック・インボルブメントでは「貨物駅を前提にせず、ゼロから原地区のまちづくりを協議するべき」と訴えた。

5175チバQ:2011/11/10(木) 23:01:00
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001111040001
経済効果 期待は膨らむ〈中〉
2011年11月04日
台風15号の大雨の中、約500キロの速度で走行試験するリニア。9月でいったん走行試験を終えている=9月21日、都留市、河合博司撮影

   ■「逆に空洞化」懸念の声も


 「リニアが山梨を変える!」


 県が発行するリニア中央新幹線のパンフレットにはリニア効果を強調する言葉がちりばめられている。移動時間の短縮で交流は広域化する。国際空港とのアクセスも向上し、国際的なネットワークができる。企業進出に新規定住と、あらゆる分野のプラス効果がずらりと並ぶ。


 2009年の県によるリニア影響基礎調査では、開業で県内の年間生産額は製造業で50億円、サービス業で41億円など全体で146億円増加。交流人口は1日あたり業務目的1万4700人、観光目的5100人増える。宿泊や食事など、県内の消費需要量は年間54億円増えると試算する。


 経済界からも期待は大きい。県中小企業団体中央会の内藤悦次会長は「ありがたい以外の何ものでもない。東京の人や文化など色々なものが入ってくるだろう」と、手放しで喜ぶ。


 バラ色の未来なのか。


 期待がある一方で経済効果が疑問視され、マイナス効果を危ぶむ声もある。特に「ストロー現象」を懸念する声は多い。消費者が大都市圏に吸い取られて市街地が空洞化する現象で、地方都市の共通の悩みだ。


 都市計画に詳しい民間都市開発推進機構都市研究センターの久繁哲之介研究員は「簡単に新宿や銀座に出られるようになれば、甲府の商業施設衰退に拍車がかかるだろう」と指摘する。


 前例として挙げるのが、1997年に開通した東京湾アクアラインだ。横浜に1時間で行けるようになった千葉県木更津市では、買い物客が一気に流出。94年に市内に1314あった小売店は開業後の99年に約150店減り、07年にさらに150店減った。地価も大きく下がり、市の商業地価の下落率は00年から4年連続で全国最大となった。


 久繁研究員は「山梨でのリニア開業は木更津にあてはまる。市街地は買い物客の流出による衰退に加え、商業施設の閉鎖による衰退という2段階の影響を受けるだろう」と予測する。


 山梨経済同友会の常任幹事を務めるNTT東日本の松田淳・山梨支店長も「経営合理化が進むなか、支店・支社機能が撤退する危険性は高い」と懸念を示す。


 14年度末に北陸新幹線が開業予定の富山市。09年に観光客の素通りやストロー現象を避けるための計画をまとめた。雑誌やイベントで宣伝し、アニメのオープニング映像で市の風景を流し、首都圏の銭湯の絵を県内の山に書き換えるなど、あの手この手でPRに躍起だ。市企画調整課の担当者は「少しでも空洞化に歯止めをかけなければならない」と話す。


 10月29日、甲府市でリニアに関するシンポジウムがあった。パネリストで参加した「観光カリスマ」の舩木上次さんは「地方の中間駅はどこも衰退している。必要以上の整備ではないのか」と警鐘を鳴らした。


 有効策は果たしてあるのか。リニアの活用策を県や経済団体が検討する部会が2日に発足し、12年中にまとめる基本構想の中で地域振興策を打ち出す方針だ。

5176チバQ:2011/11/10(木) 23:03:47
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20001021111040001
リニア停車駅の足元


アクセス・コストで大津町に〈上〉
2011年11月03日





県が提示した駅の位置はリニアの建設促進県期成同盟会の臨時総会で承認された=甲府市丸の内1丁目




   ■県内駅の場所 県が正式発表


 リニア中央新幹線が県内に停車する駅の具体的な位置について、県は2日、甲府市大津町周辺とすることを正式に発表した。4圏域の誘致合戦から始まった駅位置の問題は決着したが、今後は巨額の建設費負担という大きな問題が待ち受けている。


 「具体的な位置にコンセンサスを得られて本当にうれしい。総合的に判断した結果、(大津町が)一番適切だと思っている」


 横内正明知事は2日に開かれたリニア建設促進県期成同盟会の臨時総会後、記者団にこう語った。


 停車する中間駅の位置をめぐっては、JR東海の「1県1駅」の方針に対し、甲府、峡東、富士北麓(ほく・ろく)・東部、峡南4圏域がそれぞれ誘致合戦を展開。今年6月にJR東海が甲府圏域を候補地として示し、9月に甲府圏域が大津町など2カ所を県に提示していた。


 大津町を選んだ理由について、県は、用地取得の容易さや中央道など主要幹線道路とのアクセス、基盤整備にかかるコストなどの面から検討した結果、いずれも大津町の方がすぐれているためと説明した。


   ◇   ◇   ◇


 駅の具体的な位置決定は、建設費用負担という大きな問題に直結する。


 JR東海によると、地上駅の場合、建設費用は約350億円とされる。JR側は当初、建設費用は基本的に地元自治体の負担を求めてきたが、財政難にあえぐ地方自治体にとっては厳しい額だ。沿線自治体の首長らは猛反発し、知事も「鉄道施設についてはJR東海が負担すべきだ」との姿勢を貫いてきた。


 10月13日、JR東海の山田佳臣社長は記者会見で「各県が『わかった』と言える負担の仕方を出さなければいけない」と、全額地元負担を見直す可能性を示唆したが、負担をできるかぎり小さくするための駆け引きが続いている。


   ◇   ◇   ◇


 山梨が強調するのは、リニア実験線への「貢献」だ。建設にあたり、周辺道路の取り付け工事など、これまで県全体で約200億円を拠出している。さらに実用化実験の費用として、鉄道総研に対して134億円を無利子融資。用地取得でも協力したという自負もあり、「他県とは事情が異なる」(リニア推進課)と期待は大きい。


 だが、JR東海側は「どこかの県だけ優遇するという話にはならない」(山田社長)と説明しており、先行きは不透明だ。


 県は7月の県議会予算特別委員会で、地元負担となった場合、国と自治体が建設費用を共同でまかなった整備新幹線を例にあげ、「納得できるように設定したい」と答弁した。だが、原則としてリニアは国の補助対象にはなっていないため、JRの負担額によって地元負担は大きく左右されることになる。


 県は、広く市町村に負担を求めたい考えだが、固定資産税が入るのはリニアが通る11市町村のみ。ある県幹部は「関係ないと言っている首長もいる。全県での負担は実際は難しいだろう」と漏らしており、今後の協議が難航しそうだ。


   ◇   ◇   ◇


 県内の停車駅の具体的な位置が決まったリニア中央新幹線。開業は山梨に何をもたらすのか。効果と課題を追う。(この連載は田中聡子が担当します)

5177チバQ:2011/11/10(木) 23:04:09
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20001021111070001
リニア停車駅の足元


「ターミナル」田んぼの中〈下〉
2011年11月07日





甲府市大津町周辺のリニア駅建設予定地。中央道と新山梨環状道路にはさまれた一帯に田畑が広がる=10月3日、本社ヘリから

   ■街とのアクセスこれから


 JRの甲府駅から8キロ、身延線小井川駅から3キロ。中央道と新山梨環状道路に挟まれ、農地が広がる一帯がリニア停車駅の建設予定地だ。周辺は幹線道路を往来する車があるだけで、住宅地や商業施設は少なく、歩行者はほとんどいない。


 官庁街や商業施設が集まる市街地から遠く離れた停車駅に、早々と県は「ターミナル機能」の役割を負わせた。新たに市街地を形成せず、現在ある交通拠点とのアクセス強化を掲げる。乗降客の駐車場やバスターミナル、土産物店などの整備にとどめ、「空港のような駅」をめざすという。


 「新横浜駅ですら、できてからしばらくは畑が広がっていた。先が読めないのに今の段階で新しいものをつくるという話にはならない」。県リニア推進課の担当者はそう説明する。


 ターミナル機能の強化で欠かせないのは、駅からの「足」の確保だ。特に、市街地や交通拠点となっている甲府駅とのアクセスが重視されている。


 10月18日。県内4商工団体と県との懇談会で甲府商工会議所が要望したのは、リニア停車駅と甲府駅をつなぐモノレールの建設だった。建設費500億円。駅の建設費を上回る額だ。甲府商工会議所の越石寛総務課長は「甲府駅とのアクセスが一番のポイント。利用者に少しでも不便を感じさせないため、可能性として提案した」と話す。


 山梨経済同友会が10月に発表した「提言書」でも、甲府駅とのアクセス問題が繰り返し触れられている。ビジネス、観光など各分野に及ぼす様々なプラス効果の可能性を示したうえで、「甲府との動線の確立がきわめて重要」と強調。シャトルバスなどの大量輸送を提案している。


 一方で、県リニア活用推進懇話会の座長を務める花岡利幸・山梨大名誉教授は「バスだけでは不便だ」と指摘し、身延線との連結に向けた交渉を進めるべきだと提言する。「いまの議論はリニアに乗る人の方を向いている。『使われない駅』になる危険性がある」


 在来線の駅から離れた新幹線の駅が衰退しているケースは、少なくない。


 広島県にある山陽新幹線の新尾道駅。中心市街地から2キロほど離れ、在来線の尾道駅とも連結しない田園地帯に1988年に開業した。駅本体の工事や駅前整備にかかった100億円超の費用は全額地元負担だ。


 だが、新尾道駅の2010年度の1日平均乗降客数は1958人。小倉(1万8183人)、新神戸(1万5500人)などの主要駅には遠く及ばない。地元の悲願だった駅は利用者の低迷が続いた。


 リニア停車駅の選定にあたり、県は幹線道路を利用した県内全域へのアクセスの良さを挙げた。移動手段は「シャトルバスが有力」としているが、具体的な議論はこれからだ。


 リニア問題に詳しい橋山禮治郎・千葉商科大客員教授はこう指摘する。「アクセス手段やインフラはつくる前に考えるべきもの。田んぼの中に駅を決めてから議論するのは順番が逆だ」
(この連載は田中聡子が担当しました)

5178チバQ:2011/11/13(日) 12:45:05
>>5107
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/111112/waf11111222490018-n1.htm
【紀伊半島豪雨】
撮り鉄警戒 特急マル秘救出作戦 新宮駅から京都へ出発
2011.11.12 22:34 (1/3ページ)[westピックアップ]

牽引されてJR新宮駅を出発する特急。この車両は台風12号の影響で9月2日から同駅に留置されていた=12日午後7時56分、和歌山県新宮市(大塚聡彦撮影)
 台風12号による紀伊半島豪雨のため、和歌山県新宮市のJR紀勢線新宮駅に留め置かれたままだった特急車両を機関車で牽引(けんいん)し、名古屋方面から京都へ回送する作業が12日夜、鉄道ファンが熱い視線を送る中で始まった。話題を呼んでいるのはJR西日本の車両がJR貨物の機関車に引かれ、JR東海の線路を走る、という光景が極めてめずらしいためだ。過去には行きすぎたファンによるトラブルが問題化したことがあり、3社は警戒を強めている。


“ダイヤ”流出


 この日午後8時、「オーシャンアロー」として使われる283系1編成(6両)が機関車と牽引車に引っ張られ新宮駅を出発。駅のホームが見渡せる道路脇には約30人の「撮り鉄」が全国から駆け付け、車両をカメラで追った。

 出発時間は非公表だったが、鉄道ファン向けのインターネットサイトには、詳細な“ダイヤ”が流出。JR西日本の申し入れにより情報は削除されたが、情報は口コミで広がり、夕方には脚立や三脚を置いて場所取りをするファンも。和歌山県警新宮署は線路内にファンが侵入することを警戒、パトカーを出して署員数人が目を光らせた。

 神戸市の男性会社員(24)は「機関車がオーシャンアローを牽引するのは珍しい。何としても撮りたいと思った」と興奮気味だった。

話題に拍車


 和歌山県内の紀伊勝浦−新宮間は橋梁が流され不通になり、三重県内の区間も非電化区間で走行できないため、新宮駅には特急「スーパーくろしお」2編成と特急「オーシャンアロー」1編成が取り残された。

 来月3日の紀勢線全線開通に向けて紀伊勝浦−新宮間は橋梁の架け替え工事が続いており、現在も不通のままだ。

 そのため、JR西はJR名古屋経由で京都府向日市のJR西日本京都総合運転所に至る約385キロの区間を回送する計画を立案。東海、JR貨物に協力を依頼した。運転所では紀勢線の全面復旧に向け、車両を点検する。

 ファンが関心を寄せるのは、機関車が車両を牽引するのが新造車両の納品ぐらいに限られているため。しかも名古屋経由になったことに伴い、新宮駅以北の非電化区間を電車が走ることや、伊勢鉄道などの線路を走ることもめずらしく、話題に拍車をかけているという。

線にも…


 「撮り鉄」をめぐっては昨年2月に大阪府柏原市のJR関西線で、お座敷列車「あすか」を撮影しようと、約10人が線路内に侵入。府警が鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で捜査する事態が起きた。

 回送日時を非公表としたのは、ファンが殺到しないよう混乱を防ぐためだったが、ダイヤがネットに掲載されたことについて、JR西関係者は「内部の人間しか知り得ないはずの情報なのに…」と困惑を隠せない。

 JR西はこれまで、沿線で撮影ポイントを探したり、回送を待ったりするファンの姿も確認。今後も残る2編成を順次回送する予定で、同社社員は「トラブルが起こらなければいいが」と気をもんでいる。

5179荷主研究者:2011/11/13(日) 19:56:28

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111020_2
2011/10/20 岩手日報
大船渡線、一部に廃止論 「遮断機が避難妨げた」
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 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた大船渡市内のJR大船渡線の方向性が定まらない。再開を求める声があり、市の復興計画最終案では「早期の復旧・整備を目指す」としたが、同計画策定委員の一部からは津波発生時の避難の妨げになるとして廃止論も浮上。線路をかさ上げして第2堤防の役割を求める考えもあるが、JR東日本側は難色を示す。同市内の鉄路の方針が固まるまでにはまだ時間がかかりそうだ。

 同市は復興計画策定委を7回開き、大船渡線についても何度か議論になった。一部委員からは「津波発生時に踏切の遮断機が下りて避難を妨げた」「乗客が少ないので、役割は終わったのでは」など廃止論も出た。

 委員の一人で大船渡魚市場の菅野佑三社長(77)は「JR線再建で地元の負担が生じるより、まず津波から逃げる避難道路整備を優先すべきだ」と訴える。

 また、委員会ではかさ上げでの復旧についても言及があったが、JR東日本側は「(強風などが懸念され)顧客の安全が確保できない」などとして難色を示した。

【写真=今後の方針が定まらないJR大船渡線の大船渡駅周辺=大船渡市大船渡町】

5180荷主研究者:2011/11/13(日) 20:39:23

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/266504
2011年10月3日 14:34 西日本新聞
旧JR直方駅 解体始まる

 1910年に建築され、地元市民グループなどが「現存する九州最古級の駅舎で歴史的価値が高い」と保存を求めていたJR直方駅旧駅舎(福岡県直方市)の解体工事が3日、始まった。同市は11月中に工事を完了する予定。

 この日は朝から業者がトラック数台で解体用の重機や機材を搬入。保存を求める市民グループ「101歳直方駅舎の再生を求めるネットワーク」のメンバー数人が旧駅舎前に集まり、工事の経過を見守った。樋口清代表は「保存を求める声を十分に聞かずに工事を強行するのは、大きなしこりを残す」と訴えた。

 旧駅舎は木造平屋建て。明治から昭和にかけて筑豊炭田の石炭を全国に送り出す若松港(現北九州市)への中継拠点としてにぎわった。

 解体は市が行う中心市街地整備事業の一環。保存運動を受けて約3カ月間延期されたが、同ネットなどが解体差し止めを求めた仮処分申請が福岡地裁に却下されたことから、工事に着手した。

 向野敏昭・直方市長の話 駅周辺整備は非常に重要な事業で早く進めなければならない。旧駅舎の移築先もなく、(市民グループと)話をしても合意できなかった。

=2011/10/03付 西日本新聞夕刊=

5181荷主研究者:2011/11/13(日) 20:49:37

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/269629
2011年10月22日 01:26 西日本新聞
九州新幹線新大牟田駅 利用者アンケート 通勤や仕事利用が8割

通勤や仕事での利用者が8割を占めた新大牟田駅

 大牟田市が、九州新幹線新大牟田駅の利用者を対象に行ったアンケートで、通勤や仕事(出張)で新幹線を使う人が8割近くに上っていることが分かった。市中心部から約7キロ離れた新大牟田駅は交通の便が悪く、5割超の利用者が駅にマイカーで向かっていることも判明。このため、利用者からは駐車料金の引き下げや(市中心部と駅を結ぶ)路線バスの増便など、アクセス改善を求める意見が目立った。

 調査は9月13−21日に実施し、新大牟田駅の利用客300人にアンケート用紙を配布し、127人から回答を得た。新幹線を使う目的で最も多かったのは「通勤」で53・5%(68人)、次いで「仕事(出張)」が23・6%(30人)で、仕事関係が77・1%に上った。その一方で、「観光」や「趣味・レジャー」はいずれも5・5%(各7人)にとどまった。

 新大牟田駅から乗車した100人に降車駅を聞いたところ、博多が66人、新大阪は10人、熊本と新大阪以遠は各6人。自宅などから駅に向かう交通手段は、「マイカー」(自分で運転もしくは家族が送迎)が54・4%(69人)で最も多く、次いで「タクシー」が16・5%(21人)で、この二つで7割を超えた。駅に対する要望では、「駐車場の料金を安くして」が36・7%(83人)、「路線バスの運行本数を増やして」が28・3%(64人)で上位を占めた。

 駅への具体的な要望(記述式)では「新幹線の時刻にあわせて路線バスを運行してほしい」(60代男性)、「月決め駐車場(民間)の料金(6千−8千円)を4千円程度にしてほしい」(40代男性)、「関西直通が1日に2便しかなくとても不便だ」(50代女性)といった意見があった。

 新大牟田駅の利用促進を図るため、市は10月1日から、市営駐車場(77台分)の24時間利用の最大料金を800円から350円に値下げした。

=2011/10/22付 西日本新聞朝刊=

5182荷主研究者:2011/11/13(日) 21:07:50

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20111023000021
2011年10月23日 09時32分 京都新聞
運転室「環境ヒドイ」 JR奈良線、労基署が改善指導

運転士が運転室環境の改善を求めているJR奈良線の普通電車(京都市伏見区)

 JR奈良線の運転士らが、運転室の冷暖房が不十分で体調に支障をきたすとして、JR西日本に改善を求めている。古い車両が多いためで、JR西日本労働組合(JR西労)は運行の安全に影響が及びかねないと主張している。京都下労働基準監督署はJR西に改善を指導した。

 JR西労京都電車区分会によると、問題としているのは奈良線の普通電車の主力となる「103系」車両の運転室。多くは製造から40年近く経過し、冷房機が後付けの車両がある。

 JR西労が今夏、運転室の気温を測ったところ最高で38度に達し、暑さで体調不良を訴える運転士がいた。冬場も各自で防寒対策をしているという。

 対応が進んでいないとして、JR西労は8月下旬、京都下労働基準監督署に改善を申し立てた。同監督署は9月上旬、文書でJR西に改善を指導した。

 JR西労京都電車区分会の立石敬二執行委員長(48)は「乗客の命を預かっている以上、劣悪な環境で運転士の集中力がそがれる危険は避けたい」と話す。JR西は「ソフト、ハードの両面から必要な対策を講じていきたい」としている。

5183とはずがたり:2011/11/14(月) 13:50:52
>>5182
もうすてよーよ,古い103系。。(´;ω;`)
JR東日本が棄てようとしている古い車輌貰い受けたら??

5184名無しさん:2011/11/15(火) 05:48:11
毎日新聞【静岡版】 2011年11月3日
大井川鉄道:小児運賃50円分を過徴収か 最大75人の可能性
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20111103ddlk22020231000c.html

大井川鉄道は2日、大井川本線のSL急行券付き乗車券、金谷-千頭駅間で小児運賃50円分を過徴収していた可能性があり、返金に応じると発表した。過徴収の可能性は最大で75人。

10月1日のダイヤ改正でSL列車の発着駅が金谷駅から新金谷駅に変わったが、未就学児の小児運賃に反映されない混乱が生じたという。問い合わせは同社(0547・45・4111)。

5185チバQ:2011/11/16(水) 23:57:32
http://www.asahi.com/business/update/1115/TKY201111150657.html
2つの蒲田駅結ぶ「蒲蒲線」設置検討へ 東急電鉄
 東京急行電鉄蒲田駅(東京都大田区)と京浜急行電鉄蒲田駅を結ぶ新路線「蒲蒲(かまかま)線」の設置を、東京急行電鉄が検討していることがわかった。東急電鉄が京急電鉄に乗り入れて羽田空港に接続することで、外国人客の取り込みをねらう。

 15日までに投資家説明会などで、蒲蒲線建設を本格的に検討し、国などに支援を求める考えを示した。両駅は約800メートル離れており、利用者からは、乗り換えに「不便」などの声が上がっていた。国は建設に前向きで、大田区が整備の効果などを調べていた。

 ただ、京急と東急は車輪の幅が違うため、幅を変えられるフリーゲージトレインなど新車両の導入が不可欠だ。東京都など関係者の合意も必要で課題は多い。

5186チバQ:2011/11/17(木) 23:11:08
並行在来線、立ち往生
2011年11月17日

 北陸新幹線開業に伴い、JRから経営分離される並行在来線を運営する県並行在来線会社が、運行の方法や範囲を巡って一部の沿線住民から猛反発を受けている。少しでも赤字を減らす手立てを盛った運行方針を今月中にも決めたい考えだったが、反発がおさまらず、決定を先に延ばすことになった。


   ◇


 第三セクターの同社は、運行区間の信越線(直江津―長野県境)、北陸線(直江津―富山県境)の沿線となる上越、糸魚川、妙高の3市住民と、9月と今月に計3回の対話集会をした。14日の妙高市での集会後、嶋津忠裕社長は「もっと話し合わなければならない」。月末に予定する取締役会で決めるのは、社名公募などにとどまるという。


 同社が示した運行構想で反発が大きいのは、経費削減のための北陸線の1両運行とそれに伴うディーゼル車導入や、県境での折り返しとなる運行範囲だ。


 ディーゼル化については9月の糸魚川市の集会で安全面などから反対意見が続出したが、今月4日の上越市でも懸念の声が上がった。ディーゼル化すると信越線の電車は北陸線に乗り入れられず、住民側は「一つの会社なのだから電車で両線を運転してほしい」と主張。運行範囲についても県境で折り返すのではなく富山駅や長野駅までの乗り入れを強く求めた。


 反発する一部住民は隣の市の集会にも駆けつけ、もはや集会は対話というより、一部参加者による糾弾の様相を呈する時もある。


 会社側が「集客に見合った適正な車両と効率的な運行」を掲げるのは、開業後30年間で300億〜600億円出ると試算されている赤字を少しでも減らしたいと考えるからだ。


 県内は富山県や長野県に比べて沿線人口が少なく、北陸線の1日当たりの平均乗車人数は8700人の富山に対し新潟は1470人。県境をまたぐ利用者はぐっと少なくなる。30年間で計50億円の赤字を減らせるというディーゼル化など経費節減策は会社存続のための重要な手立てになる。


 開業予定は2014年度末。同社は、車両や折り返し地点、運行本数などをどうするかが定まらないと、要員や施設整備、投資額も決まらず先に進めないとしている。県交通政策局の杉野浩茂副局長は「(運行方針を)決める目安は今年度末あたりだが、リミットというわけではない。ただ決定が遅れると、ほかのことを余裕を持って決められなくなる」と話している。(上嶋紀雄)

http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001111170005

5187チバQ:2011/11/19(土) 13:23:27
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001111180005
内陸鉄道社長に元「そごう」店長
2011年11月18日

 県などの第三セクター、秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)は17日、新社長に、百貨店の元「豊田そごう」(愛知県豊田市)常務取締役店長の酒井一郎氏(63)を内定したと発表した。一般公募に応じた63人の中から、書類選考と面接を経て決定した。29日の臨時株主総会で取締役に就き、12月1日をめどに社長に就任する予定。


 8月の取締役会で退任の意向を表明していた若杉清一社長らが14日、40代〜60代の10人を面接。企画力や鉄道の将来展望などで、酒井氏が高く評価されたという。


 東京都出身の酒井氏は1972年、そごうに入社。豊田そごう閉店後は、広島そごう総務部長などを務めた。2006年、豊田スタジアム(豊田市)に移り、副社長に就任。09年に退社し、現在、神戸市に住んでいる。

5188チバQ:2011/11/19(土) 13:25:33
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20111119/CK2011111902000143.html
新幹線の駅名 25日から公募 「高岡は飛越能地域の玄関口」
2011年11月19日

市、JRに年度内提案
 高岡市は十八日、北陸新幹線新高岡駅(仮称)の駅名候補検討委員会の初会合を市役所で開き、二十五日から駅名候補の公募を始めることなどを決めた。市は新駅を飛騨、能登を含む飛越能地域の玄関口と捉えており、よりよい駅名候補を選ぶため、全国から募る。(飯田克志)

 募集は十二月二十二日まで。二月に検討委が候補名を選んで高橋正樹市長に提言する。これを受けて市は本年度内に、駅名を決めるJR西日本に提案する。

 検討委は、富山大芸術文化学部の渡辺康洋教授ら新高岡駅周辺整備検討委のメンバーと、林時彦副市長の六人で構成。委員長に就いた渡辺教授は「市民の関心も高いので、良い名前を選んでいきたい」と述べた。

 選考基準は、全国の人にも分かりやすい、高岡や飛越能地域を全国にアピールできる、など四項目を定めた。一つに絞り込めない場合は複数案を選び市長に提言する。

 一人で複数提案できる。「・」「、」などの記号を使ったものは除外する。応募用紙は市役所など市内十数カ所で配布するほか、市ホームページでも取り出せるようにする。飛越能経済観光都市懇話会に入っている岐阜県高山市や石川県輪島市など十三市村にも用紙を送る。応募者には抽選で五十人に高岡市の特産品などを贈る。

 市役所などに専用の投函(とうかん)箱を設けるほか、ファクス、郵送、電子メールでも受け付ける。問い合わせは、高岡市駅周辺・新幹線対策課=電0766(20)1434=へ。

5189チバQ:2011/11/19(土) 18:22:30
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111119/dms1111190746000-n1.htm
消えゆくブルトレ…寝台特急「日本海」廃止で調整2011.11.19

 JR東日本とJR西日本の2社が寝台特急「日本海」(大阪−青森)を廃止する方向で最終調整に入ったことが18日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、利用客減や車体の老朽化などが原因。現在の乗車率は5割程度という。日本海は1968年に運行を開始。現在は大阪−青森間を約15時間で結んでいる。

 かつては1日2往復運行し、青函トンネルを通り、北海道の函館駅まで向かう列車もあった。利用客が空路に移るなどして苦戦を強いられる状況が続き、2008年3月のダイヤ改正で1往復となった。

 2社は今後、沿線の自治体関係者などにも事情を説明し、理解を得たい考え。

5191チバQ:2011/11/19(土) 18:24:20
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111118-OYO1T00240.htm?from=top
寝台特急「日本海」、来春 廃止へ…関西発着ブルトレ姿消す


 JRグループは来春のダイヤ改正を機に、寝台特急「日本海」(大阪―青森)を、利用客減少や車体の老朽化を理由に廃止する方針を決めた。青い客車を機関車が引く「ブルートレイン」の一つとして旧国鉄時代から親しまれてきたが、今回の廃止で、関西を発着する寝台特急からこうしたブルートレインは全て姿を消す。

 1968年10月に運行開始。88年の青函トンネル開業後は一時、北海道・函館を発着するなど、観光客やビジネス客の人気を集めた。最近は新幹線や空路の発達で利用客が減少。現在は片道約15時間をかけ1日1往復運転する。

 ブルートレインは、2008年に京都駅発着の「なは」「あかつき」、09年に東京駅発着の「はやぶさ」「富士」が廃止され、現在は「日本海」と、上野駅発着の「あけぼの」「北斗星」が残るだけ。JRは、「日本海」を季節列車として走らせる案も検討している。

(2011年11月18日 読売新聞)

5192チバQ:2011/11/19(土) 18:30:05
http://www.asahi.com/national/update/1118/OSK201111180132.html
2011年11月19日17時42分
高松琴平電鉄が開業100周年 破綻から再生、黒字化開業100周年記念のラッピング電車と挙式したことちゃん(左)、ことみちゃん=香川県琴平町


 「ことでん」の愛称で親しまれている香川県の高松琴平電鉄が18日、開業100周年を迎えた。10年前に経営破綻(はたん)したが、ゆるキャラの制作やレトロ電車の運行など、あの手この手の取り組みで会社再生を果たした。

 同県琴平町の金刀比羅宮でこの日午前、イルカのゆるキャラ「ことちゃん」「ことみちゃん」の結婚式があった。経営破綻後、「ことでんは要るか(イルカ)?」というメッセージを込めて作ったキャラで、苦難を乗り越え迎えた記念日に永遠の愛を誓った。

 ことでんは高松市と琴平町、さぬき市を結ぶ3路線、総延長60キロ。1日平均約3万人が利用。前身の東讃電気軌道が1911(明治44)年に開業。2001年に債務保証先の子会社、百貨店「コトデンそごう」の倒産で、高松地裁に民事再生法の適用を申請した。

 新経営陣が利用客に意見を募ると、「駅員があいさつしない」「駅や電車が汚い」など数千件の苦情が来た。改善に努め、06年度に黒字に転換した。

5193チバQ:2011/11/20(日) 11:45:27
>>5084>>5179
流失3路線、バス専用道路に…JR東が検討

 東日本大震災で駅舎や線路が津波で流失した岩手、宮城県内のJR3路線について、従来の鉄道ルートに専用道路を作り、バスを運行させる「バス高速輸送システム」(BRT)で復旧させる案を、JR東日本が検討していることがわかった。

 鉄道を敷設し直すより早期の整備が可能な上、整備費用も半分以下で済むメリットがある。JR東は、実現に向けて被災自治体と協議していく方針だ。

 BRT導入が検討されているのは、不通となっている東北地方のJR7路線のうち、気仙沼線と大船渡線、山田線の一部区間で、計154キロ。線路が橋脚や路盤ごと流失するなど被害が大きく、原状回復には400億円近くかかるとみられる。今後、市街地が高台に移転すれば、ルート変更を余儀なくされるため、震災から8か月たった今も、本格的な復旧工事の着手すら困難な状態だ。

 沿岸被災地では、鉄道の代替でバスが運行されているが、朝夕を中心に通勤や工事の車両で渋滞。地元からは「通勤時間が震災前の倍近くかかる日もある」との声も上がるなど、鉄道の早期復旧を望む声は強い。

 従来の鉄道ルートをそのまま活用するBRTは、レールを敷く必要がなく、駅はバス停のような簡易な施設で済むため、鉄道より早く整備することができる。市街地が高台に移転する所や、鉄道の橋脚が津波で流された所では、一般道を使うなど、柔軟なルート設定も可能で、運行コストも安上がりだ。

(2011年11月20日08時42分 読売新聞)

5194チバQ:2011/11/21(月) 20:45:24
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111121-OYT1T01128.htm
リニア中間駅の建設費用、JR東海が全額負担

 JR東海は21日、リニア中央新幹線計画(東京―大阪間)で、沿線に設置する中間駅の建設費を全額負担する方針を表明した。


 JR東海はこれまで沿線自治体に建設費の全額負担を求めており、大きく方針を転換した。中間駅が建設される神奈川、山梨、長野、岐阜、三重、奈良の6県の知事らとの初協議の場で方針を伝えた。

 中間駅の建設費は、地上駅で約350億円、地下駅では約2200億円かかる。各県は建設費が巨額に上ることから負担軽減を求めていた。

 JR東海の山田佳臣社長は協議後に記者会見し、「計画の早期実現には建設費負担の問題を解消することが大切だ」と方針転換した理由を説明した。JR東海は2014年度中の着工を目指しており、計画を順調に進めるために、自治体側に譲歩すべきだと判断した。

 JR東海の費用負担が増えることについて、山田社長は「建設費を減らし、コンパクトな駅に目指す。開業後の運営費も圧縮したい」とコスト削減を図る考えを強調した。

 JR東海の提案について、岐阜県の古田肇知事は「大きな前進だ」と評価している。JR東海は27年に東京―名古屋間、45年に東京―大阪間のリニア開業を目指している。

(2011年11月21日20時03分 読売新聞)

5195とはずがたり:2011/11/21(月) 23:30:24
>>5193
鉄路が寸断されるとなると三陸鉄道を鉄道で復旧させる意味があんまなくなるよなぁ。。
仙台から八戸まで直通出来る現体制がなくなるのは悲しいけど仕方がないのかなぁ・・(´;ω;`)

5196とはずがたり:2011/11/21(月) 23:31:40
>>5189-5191
悲しいけど時代の流れかなぁ。。ただでさえ定員の少ない寝台列車で乗車率5割は厳しいね。。

5197とはずがたり:2011/11/21(月) 23:32:50
>>5188
高岡飛弾能登口みたいなのを画策してるんでしょか!?(´・ω・`)

5198チバQ:2011/11/22(火) 20:34:04
http://mainichi.jp/select/biz/news/20111122ddm008020102000c.html
リニア中央新幹線:中間駅、JR東海全額負担 「14年度着工」遅れ回避
 ◇財政悪化の懸念
 JR東海が21日、リニア中央新幹線の中間駅設置費用負担問題で従来の主張を翻し、駅本体の設置費用を全額負担する方針を表明した。その背景には「全額地元負担」という同社の従来方針に反発する沿線各県との主張の溝が埋まる見通しが立たず、予定した14年度の着工が遅れることに同社が強い危機感を抱いていることがある。ただし同社の財務負担が一段と増すことで、東名間で27年度を予定する開業まで円滑に工事を進められるのか、新たな懸念材料が生じた形だ。【三島健二】

 整備新幹線の建設費用は元来、全国新幹線鉄道整備法の規定で国が3分の2、地方が3分の1をそれぞれ負担することになっている。ただし国の財政事情はきわめて厳しいのが現実で、未完成の整備新幹線も他にあることから、「国を頼りにしていては、リニア計画がいつ実現するか見通しが立てにくい」(同社幹部)事情があった。

 このためJR東海は、総額8兆4400億円の本線建設費(除く中間駅設置費用)については全額自己負担し、国の都合に左右されずに計画を推進することを決断した。ただし東名間で4駅、名阪間で2駅設ける中間駅については、「駅の設置で利益を受けるのは地元自治体」(同社)であるとして、全額地元負担を求めていた。

 しかし財政事情が厳しいのは地方自治体も同じで、地下駅でおおむね2200億円、地上駅で350億円とされる中間駅建設費用を全額地元負担することには各県とも、強い拒否反応を示していた。

 14年度の着工に向け、JR東海は現在、沿線各県での環境影響評価(アセスメント)を開始。アセス終了後の14年度に工事実施計画について国に申請し、認可を得て同年度中に東名間で着工する予定でいる。中間駅建設費用問題の決着は同手続きを進める必須条件ではないが、「地元感情からしても、事前に解決しておかないと着工するのは事実上困難」(同社幹部)と受け止めていた。

 このため同社は、従来の主張のままでは沿線各県と折り合うことはできないと判断。6駅合計で5900億円の建設費用の全額を自社負担する方針を表明し、問題の早期決着を図るとともに、沿線各県の協力を得て、建設計画を円滑に進めることを決断した。

 追加負担についてJR東海の山田佳臣社長は、「経営努力でのみ込める範囲内と判断した。開業が遅れることはない」と説明している。ただし財務的な体力がその分低下することは避けられない。設備投資については「安全、安定輸送に関するものに絞り込んでいく」(山田社長)ことで乗り切る方針だが、大規模災害などで今後、予期しない大規模の財政支出があった場合、リニア中央新幹線計画にしわ寄せが及ぶ可能性もある。

毎日新聞 2011年11月22日 東京朝刊

5199チバQ:2011/11/22(火) 20:35:02
http://news24.jp/nnn/news8761938.html
青い森鉄道「筒井新駅」建設へ
(青森県)県は青森市筒井地区に計画している青い森鉄道の新駅整備費3億3千万円を予算化した。総事業費は7億1千万円で、年度内に着工し13年度中の開業を目指す。無人駅だが待合室のほかエレベータを取り付ける。近くには青森高校があり1日千人の利用を見込む。[ 11/22 16:58 青森放送]

5200チバQ:2011/11/22(火) 21:32:07
>>5197
どーせなら
[高岡ドラえもんステーション]駅 で どすか?( ̄∀ ̄)

5201チバQ:2011/11/22(火) 21:35:06
>>5196
あけぼのが残ったのが意外ですねえ
庄内平野に需要がある?

大阪行きの銀河が(安ければ)便利だったんですけどね。サンライズは大阪泊まらないし....

5202チバQ:2011/11/25(金) 21:07:18
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111125ddlk01020244000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 新函館−函館間、函館市長が経営分離容認へ /北海道
 ◇バス転換は認めず
 北海道新幹線の札幌延伸を巡る並行在来線の経営分離問題で、函館市の工藤寿樹市長は24日、記者会見し、新函館−函館間(17・9キロ)について、札幌延伸後にJR北海道から経営分離することを容認する考えを明らかにした。民主党は年内に札幌延伸の着工の是非を判断する方向だが、着工には並行在来線の沿線自治体の分離同意が必要で、これまで反対してきた函館市の姿勢が焦点となっていた。

 JRは昨年3月、新函館−函館を含む小樽−函館間を並行在来線として経営分離を表明した。これに対し、函館市は▽函館駅に新幹線を乗り入れる方策を考えるとする確認書を94年に道と交わした▽経営継続を前提に函館駅舎の整備を行ってきた−−などを理由に猛反発してきた。

 市議会が昨年5月にJRでの運行継続を求める決議を採択したほか、当時の西尾正範市長を先頭に運行継続を求める署名活動を展開。市民から約11万人の署名を集めてJRに提出し、再考を求めたが、協議は平行線が続いた。しかし、今年4月の市長選で工藤市長が当選し、市の姿勢に変化の兆しが出ていた。

 工藤市長はこの日の記者会見で、経営分離容認の理由として「JRの意思は99%変わらない。並行在来線は小樽まで続いており、この区間だけJRが運行するのは難しい」と説明した。

 ただし、経営分離への最終的な同意については「今までの経緯もあり、鉄路の維持など具体的な代替案など将来の担保がなければ簡単に判は押せない」と強調。新幹線開通後、新函館−函館間は1日5000〜6000人の利用が見込まれることから、「バスで運べる人数ではない」とし、バス転換は認めない姿勢を示した。

 一方、道は同日、「第三セクターの設立・運営などで最大限の努力をする」などとする高橋はるみ知事名の文書を市に送った。道新幹線対策室の山口修二参事は「(市長の容認表明は)大きな決断。札幌延伸に向け、JRの協力を得ながら支援策などを協議していきたい」と話した。【近藤卓資】

5203チバQ:2011/11/25(金) 21:08:17
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111124ddlk19020054000c.html
リニア中央新幹線:駅アクセス、新たな道路整備提示 甲府市長が私案 /山梨
 ◇地元要望の橋も
 甲府市大津町付近に建設予定のリニア中央新幹線の駅とJR甲府駅との接続手段について、甲府市の宮島雅展市長は22日、甲府駅から南へ延びる国道358号(通称・平和通り)とリニア駅とを結ぶ新たな道路を整備する私案を示した。

 荒川にかかる万才橋と二川橋の間に新たな橋を建設し、橋とリニア駅を直接結ぶ道路を整備することで、近道になるとの考え。地域住民の間では、かねて両橋の間に新たな橋の建設を求める声があり、そうした要望に応えることもできるとしている。

 一方、甲府商工会議所などが要望しているモノレール構想については「国内のほとんどのモノレールは赤字。後年につけを回すことになっては困る」と否定的な見方を示した。また、JR東海が建設する「コンパクトな駅」部分を除く施設の建設について、「全県下に知恵を貸してもらいたい」と話した。

 リニア駅と甲府駅との接続手段についてはこれまで、横内正明知事が、交差点に近づくと信号が青にかわるシステムのバスの導入を検討していることを明らかにしている。【水脇友輔】

5204荷主研究者@しおかぜ27号:2011/11/26(土) 21:26:40
新居浜に移動中。四国の特急列車は短編成でガラガラというイメージだったが、岡山からは5両編成で指定席もそこそこ埋まっている。宇多津から3両編成のいしづちと併結されて8両編成となるので特急としては体裁が整う感じだ。ただ車内販売が無いなどコスト抑制の苦しい状況も垣間見れる。
JR四国の特急は対岡山(新幹線連絡)がメインとなり対高松が特に不振らしいが列車の編成両数の差にその辺が如実に現れているようだ。

5205チバQ:2011/11/27(日) 14:45:05
http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20111127j
サイクルトレイン、利用は延べ6人 由利高原鉄道、周知不足響く
 由利高原鉄道(本社・由利本荘市矢島町)が先月15日から土日の計8日運行した、自転車が積み込める列車「サイクルトレイン」がこのほど終了、利用者数は延べ6人にとどまった。同社は「来年度は運行期間を延ばすなどして乗客の利便性をよくしたい」としている。

 サイクルトレインは、自転車を分解したり折り畳んだりせずに車内に持ち込める。鳥海山ろく線薬師堂—矢島駅間(20・8キロ区間)で1日2往復運行。ラッピング列車「宇宙戦艦ヤマト号」の1両に、専用スタンドなどが4台分取り付けられた。運行は今月13日に終了した。

 同社によると、先月16日と29日に1人ずつ、今月5日と12日に2人ずつ利用した。「もう少し利用者がいると思ったので、がっかり。運行を知らない乗客も多く、周知不足もあった」と同社。来年度は、4月ごろからの運行を検討するという。

(2011/11/27 14:30 更新)

5206チバQ:2011/11/27(日) 14:46:22
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20111126-OYT8T00835.htm

路線活性化 あの手この手

3セク移管予定のJR信越線


写真を撮りに来た子どもに撮影用の帽子をかぶせる古里住民自治協議会の太田さん(左)(長野市三才で)  2014年度の北陸新幹線長野―金沢間の開業に伴い、JR東日本から県などが出資する第3セクター「しなの鉄道」に経営移管される予定のJR信越線。移管後に利用客の低迷も予想される中、沿線自治体や住民らの間に、路線の活性化に向けた動きが広がっている。

 

三才駅(長野市三才)では、地元ボランティアが土日祝日に「ウエルカム三才児プロジェクト」を展開。同駅は、その珍しい駅名から、3歳になった子供を連れて駅舎やホームで写真を撮る家族や鉄道愛好家らが訪れる。そうした観光客をもてなしているのが、地元・古里住民自治協議会ふるさとづくり委員会の会員たちだ。家族連れが集まり始めると、会員が車を誘導したり、カメラのシャッターを押したりする。会員が活動する午前10時〜午後3時の間に30〜80組が訪れるといい、駅名が書かれた看板の前には順番待ちの列ができるほどにぎわうという。

 委員長の太田秋夫さん(60)は「子供たちは電車が好き。駅を見てから電車にも乗る家族が結構いて、口コミやブログで駅の認知度が上がってきた。おもてなし目的で始めたが、利用促進にもつながっている」と手応えを感じている。

 黒姫駅と古間駅がある信濃町では、今夏、駅にちなんだエッセーや絵手紙、写真などの作品を募集した。町の9月補正予算では黒姫―長野間の乗車券100往復分の購入費を計上し、職員が出張する際は信越線を利用するよう促し、意識改革に努めている。

 こうした町の動きをきっかけに住民側も動き出した。6月下旬に地元有志で発足した駅のファンクラブは現在、会員が38人に増え、勉強会を数回開いて活性化策を検討中だ。町総務課まちづくり企画係の小川三冬係長は「町内には高校がないので、今後廃止ということになれば高校生の足に直結する。ファンクラブを中心に町全体に活動の輪が広がっていってほしい」と期待する。

 飯綱町では、県立北部高校の生徒が牟礼駅に親しみを持てるよう、毎年イルミネーションで飾り付けている。12月には、高校生ら町民がワークショップを開き、駅の活用法などを話し合う予定だ。

 県並行在来線対策室は「従来の行政主体の利用促進はうまくいかない。活動のペースは遅いように見えるかもしれないが、地元が自主的に方向性を考えていく方が効果が期待できる」と話している。

(2011年11月27日 読売新聞)

5207チバQ:2011/11/27(日) 14:49:58
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111127-OYO1T00144.htm?from=main2

奈良のリニア中間駅、地上駅も検討…JR東海
建設費「地下」の6分の1
 JR東海が奈良県内に建設するリニア中央新幹線(東京―大阪)の「中間駅」について、これまで前提としてきた地下駅建設だけでなく、地上駅を含めて検討する方針に転じたことが26日、明らかになった。地上駅の建設費が約350億円と地下駅(約2200億円)の6分の1で済むためだ。

 JR東海は早期開業に向けて、沿線自治体に全額負担を求めていた神奈川、山梨、長野、岐阜、三重、奈良6県の中間駅の建設費(総額約5900億円)を全て自社で負担すると21日に表明した。

 神奈川、奈良両県は地下駅、その他4県は地上駅としてきたが、負担軽減のため、設置場所が未確定の奈良で、地上駅の可能性を探ることにした。ただ、地上駅の場合、大幅なコスト削減が見込める一方で、用地買収が難航する懸念に加え、ルート上に想定される奈良市周辺などで文化財などが出土して建設が中断、工期が大幅に遅れる可能性がある。JR東海は開業時期への影響も考慮し、最終的に判断する。

 リニアは2014年度に着工し、27年に東京―名古屋間、45年には大阪までの全線開業が計画されている。奈良県内での駅着工は、27年以降になる見通しだ。

(2011年11月27日 読売新聞)
「新幹線」

5208チバQ:2011/11/28(月) 22:04:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111128/CK2011112802000052.html
世につれ呼称も変化 「溝ノ口」「溝の口」「溝口」
2011年11月28日

「みぞのくち」の読み方は同じでも、表記の仕方は3通り(コラージュ)


 川崎市のほぼ中央に位置するJR南武線「武蔵溝ノ口駅」(高津区)。でも周辺の地名は「溝口」で、「溝ノ口」ではないことをご存じの方も多いだろう。しかも東急田園都市線の駅名は「溝の口」。気になって駅周辺の建物の看板を見回すと、あるわあるわ、「ノ」だったり、「の」だったり。最も少ないのが「溝口」か。なぜ駅名に「ノ」や「の」が入ったのか、調べてみると−。 (渡部穣)

 まずはJR東日本横浜支社に問い合わせたが、資料が残っておらず「分からない」との答え。それもそのはず。南武線はもともと「南武鉄道」という名の私鉄で、第二次世界大戦中の一九四四年四月、いわゆる「戦時買収」で国有化された。武蔵溝ノ口も、南武鉄道開業当初からの駅名だったのだ。

 昔は「溝ノ口」だったが、いつからか「溝口」になったという説を耳にした。「川崎の町名」と「川崎地名辞典」(ともに日本地名研究所編、川崎市発行)を調べると、それらしき文章が。いわく「江戸時代には『溝の口村』、明治になって『溝ノ口』と表記するようになったが、公式文書はみな『溝口』を使用している」。読み進むと、明治時代に「溝口村」から「溝ノ口村」になり、昭和に入って、川崎市に編入された際に「溝口」になったとも。

 すると、JRの駅名「溝ノ口」は昔の表記を取り入れたということか。郵便局など比較的古い建造物は「溝ノ口」の表記になっているものが多いという。ちなみに東急電鉄の広報にも尋ねたが、駅名に「の」を入れた理由は記録に残っていなかった。ただ以前は「溝ノ口」だったのを六六年一月、「溝の口」に改称している。推測だが、JR(旧国鉄)の駅名との差別化を図ったのだろうか。

 ところで、なぜ頭に「武蔵」が付くのか? 「南武線いま むかし」(多摩川新聞社、原田勝正著)などによると、兵庫県のJR西日本・播但線に「溝口」(みぞぐち)という駅があり、区別するため、というのが有力だ。ちなみに「武蔵新城」は愛知県のJR東海・飯田線「新城」(しんしろ)と、「武蔵中原」は佐賀県のJR九州・長崎本線「中原」(なかばる)と、「武蔵小杉」は富山県のJR西日本・北陸本線「小杉」と、区別するために「武蔵」の字が頭に付いているとか。以前は「武蔵中丸子」という駅もあったが、四五年六月の戦災で焼失し、そのまま廃止になったとの記録が残っている。

 南武線の名前の由来そのものが、武蔵と関係がある。本紙の元川崎支局員・五味洋治記者(現・外報部デスク)の著書「南武線物語」(多摩川新聞社刊)によると、鉄道免許の申請書に「本鉄道ハ武蔵野ノ南部ヲ縦断スル最モ緊要ナル線路」という記述がある。武蔵野の南部だから「南武線」。東西に長い鉄道にもかかわらず、「横断」ではなく「縦断」と書いている。現在の川崎市民が川崎区と麻生区の間を「東西」と言わず「南北」と言うのとも相通じており、興味深い。

 「みぞぐち」ではなく「みぞのくち」だと強調するためか、高津区の地元では若い人を中心に「溝口」を「のくち」の愛称で呼ぶことがある。駅前ビル「NOCTY(ノクティ)」も「のくち」に由来しているとか。時代とともに変化する駅名、地名。なんと奥深いことだろう。

5209チバQ:2011/12/02(金) 22:58:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20111201/CK2011120102000070.html
日光直通で観光便利に AIZUマウントエクスプレス
2011年12月1日

東武日光駅まで直接乗り入れることになった「AIZUマウントエクスプレス」(東武鉄道提供)


 東武鉄道などの鉄道四社は来春、鬼怒川温泉駅と会津若松駅(一部は喜多方駅)を結ぶ「AIZUマウントエクスプレス」の一部を東武日光駅まで直通で乗り入れる。人気観光地を結ぶ路線が乗り換えなしで結ばれることから、観光客の増加に期待がかかる。 (内田淳二)

 この列車は東武と野岩鉄道、会津鉄道、JR東日本の四社の路線に乗り入れている。これまで、東武日光駅から会津若松駅へ向かう場合は、下今市駅と鬼怒川温泉駅でそれぞれ乗り換える必要があった。接続が悪いときは三十分近く列車を待つこともあったといい、直通乗り入れが実現すれば、移動時間も短縮される。

 また、四社は会津田島駅と会津若松駅間を走る「お座トロ展望列車」を鬼怒川温泉駅まで、直通運転する計画も進めている。この列車は「お座敷を備えた車両」「トロッコ車両」「大きな展望窓がある車両」の三種があり、のんびりと車窓からの景色を楽しみたい旅行客に人気があるという。

 両列車の運行について、四社が開始時期やダイヤなどの詳細を検討している。東武鉄道の担当者は「日光と会津若松の『列車歴史旅』などの計画が立てやすくなる。観光客の掘り起こしにつなげたい」と話している。

5213チバQ:2011/12/04(日) 13:25:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000100-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/1 青い森鉄道 運輸収入では健闘 /青森
毎日新聞 11月29日(火)12時25分配信

 ◇「不便、高い」改善に限界
 「昔は特急券を求める人の列が、階段の下まで続いたもんだけどね」。青い森鉄道・三沢駅。がらんとした事務室で坪誠駅長は「特急時代」を懐かしむ。1976年に旧国鉄に入社。青い森鉄道開業でJRから移り、今年5月に駅長に就いた。三沢駅勤務は3度目だ。
 最初に窓口を担当した87年ごろ、三沢駅の売り上げは1日約600万円、今の約6倍だった。三沢空港が欠航すると、特急券を求める客で窓口に長蛇の列ができた。「今は1台しかない券売機もほとんど動かない」
 東北新幹線の全線開業に伴い、1時間に1本あった特急が廃止。1日の利用客数が300人減った。下北半島の原子力施設などへの出張族が大半で、新幹線七戸十和田駅に取られた格好だ。来年3月には十和田観光電鉄の廃線も決まり、駅周辺には沈滞ムードが漂う。
    ◇
 「すべてが新たな経験の1年でした」。青い森鉄道企画広報部の長渕勇一主任は、苦笑交じりに語る。
 「不便で高い」。青森延伸当初は、JR時代と同水準のサービスを求める客の苦情が相次いだ。3月のダイヤ改正で八戸−野辺地間を増便などしたが、自前の車両が9編成しかない限界も。厳しい経営環境の中、要望の強い八戸での始発と最終の新幹線との接続は、いずれも実現できていない。長渕主任は「なんとかご理解いただき、地域の皆さんと鉄道を発展させたい」と願う。
 明るい要素もある。運賃など運輸収入は4〜5月、震災の余波で計画を下回ったが、6月は1億7252万円(計画比104%)、7月は1億8854万円(同114%)と健闘。新青森から青い森鉄道経由で浅虫温泉への観光など「新幹線効果」が表れたという。関格社長は「思った以上に好調だ」と手応えを口にする。
    ◇
 むろん課題は多い。同社は車両を保有して運行を担当。県がレールなどの施設を所有、管理する「上下分離方式」で営業している。鉄路の保守には40億円かかり、うち32億円は同線を通るJR貨物の使用料で賄うが、残り8億円は自己負担となる。今年度は県の予算6億円を繰り入れ、青い森鉄道が2億円を負担する計画だ。各地で経営難にあえぐ並行在来線。県青い森鉄道対策室の竹沢裕之室長は「億単位の負担が続くが、地域の足をしっかりと維持していくことが大切」と強調する。
    ◇
 東北新幹線の全線開業から12月4日で1年を迎える。開業効果で地元に恩恵をもたらす一方、十和田観光電鉄の廃線など「負」の影響もにじみ出る。県内の鉄道事情を通し、この1年を検証する。=つづく
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇青い森鉄道
 青森−目時間(121・9キロ、26駅)を運行する第三セクター。東北新幹線八戸駅開業の02年12月、並行在来線の八戸−目時間がJRから移管され開業。10年12月の新幹線全通で青森まで延伸された。

11月29日朝刊

5214チバQ:2011/12/04(日) 13:26:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111130-00000019-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/2 津軽鉄道 アイデア列車で集客増 /青森
毎日新聞 11月30日(水)10時57分配信

 ◇地域ぐるみで応援
 「ゆっくり、じっくり味わって」。津軽鉄道(本社・五所川原市)で6日運行された「おらほの味じまん列車」。絣(かすり)の和服姿の「かっちゃ」たちが途中駅で乗り込み、出来立ての料理を振る舞う。30人の予約客は、津軽そばやささ餅など「お袋の味」に舌鼓を打った。弘前市の古川良子さん(82)は「地域の物が食べられて楽しい。また乗ってみたい」と満足げ。企画した主婦グループ「津鉄応援直売会」の土岐和子会長も「自分たちのできることで、津鉄を応援したい」。
     ◇
 「ウチは鉄道だけの会社。必死にやらないと」。沢田長二郎社長は苦笑する。少子高齢化に伴う利用減でかさむ赤字。地方路線が抱える課題は、ここでも例外ではない。
 全国に知られるストーブ列車をはじめ、風鈴列車や鈴虫列車、津軽弁列車など、次々とアイデア列車を用意して観光客をもてなす。12月には独身男女の出会いの場「ロマン列車」も初めて登場する。
 乗客の2割弱を占める観光客を少しでも増やそうと、元商社マンの沢田社長自ら旗を振る。「地元客を維持しつつ観光で上乗せし、全体の数を伸ばす。生き残り策です」
    ◇
 新幹線開業は好機だった。開業直後の昨年12月、団体客が前年比7割増となり、1、2月も500人単位で増えた。車内で観光案内に当たる「奥津軽トレインアテンダント」の葛西麗理さんは「開業の日はホームが人であふれた。関東のお客さんが増え、『青森が近くなった』と喜ばれました」と振り返る。
 しかし、東日本大震災で、4月に団体客が前年比94%減と苦戦。6月以降は観光客も戻ったが、利用数は前年比横ばいが続く。開業の「特需」は4カ月で終わった。
    ◇
 しかし、沢田社長らにめげる様子はない。次の好機は「4年後の北海道新幹線開業」。津軽半島には今別町に「奥津軽駅」(仮称)が新設される。津軽中里駅から直線距離で約20キロ。沢田社長は「アイデアの段階」と前置きしつつ「デュアル・モード・ビークル(DMV)」のアイデアを披露する。
 JR北海道がマイクロバスを改造して開発し、見た目はバスだが線路用の車輪も付属。数分で出し入れし、レール上も走れる。鉄道のない地域まで乗り換えなしで乗客を運べるのが利点だ。「五所川原から津軽中里経由で奥津軽駅へ。新幹線との面白い接点になる」と沢田社長。アイデアは無尽蔵だ。=つづく
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 ■ことば
 ◇津軽鉄道
 1930年開業。津軽五所川原−津軽中里(中泊町)間20・7キロを約40分で結ぶ。地元では「津鉄」の略称で親しまれ、10年度利用者は31万3724人。うち8割が高校生など沿線住民。開業直後から走る冬のストーブ列車は全国的に有名だ。

11月30日朝刊

5215チバQ:2011/12/04(日) 13:26:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000088-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/3 北海道新幹線 函館延伸まで4年 /青森
毎日新聞 12月2日(金)11時41分配信

 ◇海峡越え観光連携
 延々と並ぶ巨大なコンクリートの橋脚群、資材を持ち上げる大型クレーン。青森市北部から蓬田村に広がる田園地帯に、北海道新幹線の姿が浮かび上がった。新函館開業は4年後。工事は最盛期を迎えている。
 鉄道・運輸機構青森新幹線建設局(同市)によると、県内の新設区間は約29キロで、工事の発注は既に終了。進捗(しんちょく)率も予算ベースで48%とほぼ半分完成した。奥原祐治計画課長は「遅れもなく、予定通り進んでいる」と説明。奥津軽駅(仮称)の完成予想図は来春にも公開予定だ。
 「並行」して走るJR東日本の津軽線(青森−三厩間)は、北海道新幹線がJR北海道と、運行会社が異なるため、第三セクター化や廃線の心配はない。しかし、新青森が終着駅から途中駅に変わる県内への影響は計り知れない。なにしろ延伸先に控えるのは、年間約500万人の観光客を吸引する函館市だ。
    ◇
 弘前の経済界は攻めの姿勢だ。弘前商工会議所は、函館商議所や両市に店舗網を広げるみちのく銀行(本店・青森市)と4月、「津軽海峡観光クラスター会議」を設立した。観光を核に経済の広域連携が目的で、旅行商品を共同企画するなど、具体的な動きも既に始まっている。
 「函館延伸は客を呼び込むチャンスだ」。弘前商議所総務財政課の土岐俊二課長は言い切る。洋館が建ち並ぶ函館に対し、城下町でリンゴなど農産物が豊富な弘前。違った魅力を持つ両都市が手を組み、相乗効果を狙う。
 台湾や韓国などから函館を訪れる外国人観光客も魅力だ。土岐課長は「函館から足を延ばし、新幹線で世界最長の青函トンネルを通って弘前まで来てほしい」と期待する。両市長が9月に会談するなど行政も積極姿勢だ。
    ◇
 89年に函館市とツインシティー(双子都市)提携を結び「先輩格」の青森市も、弘前の動きを追うように北海道との連携を模索する。
 11月21日に同市内で開かれた「津軽海峡・陸奥湾広域連携市町村長サミット」。東青と下北、北海道南の3地域が海を越えて意見交換し、観光や物産で連携することを確認した。
 「青函は40分で結ばれる。会議を一過性にせず、これまで以上に連携交流したい」。鹿内博市長は協力を求め力を込めた。
 函館延伸まであと4年。「振興の再チャンス」「観光客を取られたくない」。県内には期待と不安の声が入り交じる。=つづく
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 ■ことば
 ◇北海道新幹線
 新青森−新函館間の約149キロを最速40分で結ぶ。JR北海道が運行し、15年度開業予定。奥津軽(仮称、今別町)、木古内(北海道木古内町)の二つの中間駅を設置。鉄道では世界最長を誇る青函トンネル(53・8キロ)内とその前後は、車輪の幅が違う新幹線と在来線が同一路線を走れるよう、3本目のレールを敷いて改修する。

12月2日朝刊

5216チバQ:2011/12/04(日) 13:26:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111203-00000130-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/4 十和田観光電鉄 廃線に断腸の決断 /青森
毎日新聞 12月3日(土)12時57分配信

 ◇車社会新駅へ客流出
 東北新幹線全通で開業した七戸十和田駅。地元七戸町が設置した無料駐車場が人気だ。600台でスタートしたが満車続きで、今夏には100台分増設。それでも週末は常に8割以上が埋まる。町の担当課は「ここまでとは」と予想外の展開に驚く。駅前には9月、大手スーパー「イオン」も進出し、にぎわいがさらに増した。
    ◇
 「新幹線開業の影響は予想以上だった」。十和田市中心街にある十和田観光電鉄(十鉄)本社で、経営企画室の柳下浩部長はため息をついた。
 十鉄は、同市と東北本線三沢駅を結ぶ重要路線だったが、新幹線開業後、三沢経由では新幹線への接続が悪く「時間がかかる」と市民に敬遠された。市中心街の北約15キロに七戸十和田駅ができ、車で20分も走れば駅前の無料駐車場が使えるとあっては、人の流れが移るのも自然だった。
 十鉄の利用者数は、昨年11月の3万7000人から、新幹線開業の同12月には2万8000人(前年比84%)に急減。東日本大震災後はさらに深刻化し、観光客など定期券以外の利用者が4割減と、苦戦を強いられた。
 少子化でもともと右肩下がりの経営に新幹線が廃線の「決定打」となった。「何とか鉄道を残したかった。断腸の思いだった」。白石鉄右エ門社長は10月の記者会見で悔しさをにじませた。
    ◇
 沿線には三本木農と十和田工の2高校があり、両校で約260人の通学客がいる。十鉄は新年度に間に合うよう、代替バス路線の策定を急ぐ。11月17日には十鉄や県、各校の関係者が集まり、停留所の設置場所を視察をするなど具体的な動きも始まった。三本木農高の古舘行雄教頭は「仕方のないこと」と冷静に受け止めるが、「遠くから通学する生徒も多い。料金は現在水準を維持してほしいし、安全な運行をお願いしたい」と生徒の思いを代弁する。
    ◇
 来年3月末で十鉄が廃線となれば、人口6万人を抱える十和田市は県内で唯一「駅のない市」になる。十和田商工会議所の桜田一雄専務理事は「中心街に影響はないと思うが、三沢との交流は減るかもしれない」と懸念する。9月に沿線3市町でそれぞれ開かれた市民懇談会で、十和田市では唯一、廃線への賛否が相半ばした。十和田市駅の近く住む男性(81)は嘆く。「駅がなくなれば、街は必ず廃れる。車社会なんていつまで続くか分からない」=つづく
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 ■ことば
 ◇十和田観光電鉄
 1922年開業。十和田市−三沢間14・7キロ(11駅)を平日1日17往復運転する。新幹線開業による利用者減などを理由に12年3月末の廃線が決定した。10年度利用者45万人のうち8割は高校生。

12月3日朝刊

5217チバQ:2011/12/04(日) 13:27:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111204-00000059-mailo-l02
鉄路のゆくえ:東北新幹線全通1周年/5止 五能線 危機救った観光化 /青森
毎日新聞 12月4日(日)11時50分配信

 ◇移動手段から転換
 「個室のボックスシートも良かったし、日本海やリンゴ畑の景色も素晴らしかった。また乗ってみたい」。10月、弘前駅で行われたJR五能線の快速列車「リゾートしらかみ」100万人達成記念イベント。節目の利用者となった千葉市の岩田郁江さん(79)、恵さん(52)親子は感激を表した。ローカル線がわずか14年で達成した「偉業」の数字。熊谷恵悦弘前駅長は「全国で3本の指に入るリゾート列車に成長した」と胸を張った。
    ◇
 今でこそ人気の五能線だが、旧国鉄時代は廃線がささやかれる一ローカル線だった。生活路線から観光路線への転換。活性化の切り札が「リゾートしらかみ」の導入だった。
 97年4月に1編成(3両)で運行を開始。特急で約3時間の秋田−青森間を、約5時間かけゆっくりと走る。車窓には日本海に沈む夕日や世界遺産の森が広がる白神山地、津軽平野を覆うリンゴ畑……。素朴な景観が団塊世代の心をつかんだ。
 03年に2編成、06年には3編成に増やし、年間3万人だった利用者数は、ここ数年は10万人台にまで増えた。
    ◇
 新幹線全通を機に、蓄電池とディーゼルエンジンを併せ持つ新型ハイブリッド車両を投入。青森側からの乗客増につなげた。利用者数は、東日本大震災で4、5月こそ前年割れしたが、6月以降にはいち早く回復。人気ぶりを見せつけた。
 車内では津軽三味線の生演奏や津軽弁で昔話が披露され、途中駅で住民が手を振る「お見送り」といった温かいもてなしも評判だ。鰺ケ沢町観光協会の園村義法事務局長は「五能線はただの移動手段ではない。貴重な観光資源だ」と力を込める。JRと地元自治体の「好連携」が観光客を呼び込む原動力だ。
    ◇
 「第2のしらかみ」を発掘しようと、JRは新幹線全通と同時に新青森と大湊・蟹田間を結ぶ快速「リゾートあすなろ」をデビューさせた。今年の夏休み期間中(7月22日〜8月18日)は約4300人が乗車し、まずまずの滑り出しだ。JR青森支店の広報担当者は「観光開発はJRだけでは難しい。地域の自治体と一緒になって進めたい」と連携の必要性を強調する。
 三村申吾知事は2日の県議会で、JRと二人三脚で行った新幹線観光キャンペーンの成功例を挙げ、「観光力向上の基礎ができた。あらゆる機会に青森の魅力を発信し、切れ目ない誘客に努めたい」と強調した。開業効果を一過性の「特需」に終わらせないため、一層の知恵比べと地域ぐるみの盛り上がりが試されている。=おわり(この企画は神崎修一が担当しました)
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 ■ことば
 ◇五能線
 川部−東能代間(147キロ、43駅)を結ぶJR東日本のローカル線。快速「リゾートしらかみ」が同線経由で青森・弘前−秋田間を1日3往復する。快速は「〓(ぶな)」「くまげら」、ハイブリッド車両の「青池」と、愛称の付いた3編成(各4両)で、いずれも展望席を備え、大きな窓から眺める日本海の絶景が人気だ。

12月4日朝刊

5218チバQ:2011/12/04(日) 13:28:36
http://www.asahi.com/travel/rail/news/SEB201112030043.html
2011年12月4日0時40分
減る通学利用、観光客誘致に活路 熊本・くま川鉄道

 熊本県人吉市と湯前町を結ぶ第三セクターくま川鉄道(24.8キロ)。廃止されたJR湯前線を引き継いだが、1989年の開業以来、赤字経営が続く。運賃収入の要である通学利用者が減るなか、沿線の魅力を生かした観光客の誘致に活路を見いだそうとしている。

 11月末の平日、人吉温泉駅を午後5時27分に出発する列車に乗り込んだ。沿線には球磨工、人吉、球磨商、南稜、多良木の五つの高校が点在し、朝夕の列車内は制服姿の生徒でにぎわう。この日も座席が埋まるほど混み合ったが、湯前駅からの折り返しは、ほぼ貸し切り状態だった。

 人吉で生まれ育った車掌の加藤育未さん(19)も今年卒業するまではそんな通学生の1人だった。新卒第1号として採用され、研修を経て4月に車掌デビュー。「恥ずかしがり屋であがり症」らしいが、社内で娘のように可愛がられ、接客も「緊張しないで話せるようになってきた」。

 車窓から望む田園風景が好きという加藤さん。球磨川と川辺川の合流地点など絶景の見どころもある。「沿線のことは何をたずねられても答えられるようになりたい」と言う。

 通学に利用する高校生は乗客の8割近くを占めるが、少子化の影響で全体数は減少の一途だ。5校で4600人(90年度)を数えた生徒数は昨年度、2700人弱に。それに比例して通学定期の利用者も減り、経営を圧迫している。

 存続を図るため、収益確保の柱に位置づけるのが観光客の誘致だ。09年4月にはデザイナー水戸岡鋭治さんが内外装を手がけた新車両「KUMA―1・KUMA―2」を導入。木製のいすや床がぬくもりを感じさせ、深い緑色の外観も人吉球磨の風景になじむ。全国から訪れる観光客に好評で、尾方達郎(みちろう)運輸部長(54)は「以前多かった落書きがなくなったのもうれしい」と話す。

 夏の「生ビール列車」は風物詩になりつつある。「カフェトレイン」と銘打って車内でコーヒーなどを振る舞ったり、生の落語が楽しめる「寄席列車」を走らせたり、あの手この手でイベントを打ってきた。

 昨年9月に就任した藤木孝一社長(65)は「内部固めの1年だった」と振り返る。JRの退職者が中心だった運転士の若返りに取り組み、来春も地元の高校新卒者を3人採用する予定。営業部門を強化しようと、来年2月にはJR人吉駅の駅舎そばに拠点となる事務所を新設する。

 取り崩してきた基金に頼れなくなり、昨年度からは人吉球磨の10市町村が赤字分を負担することになった。老朽化した車両の更新など課題は多いが、藤木社長は「地域とタイアップして、沿線住民に『我が町の鉄道』と支えてもらえるよう頑張りたい」。(貞松慎二郎)

5219チバQ:2011/12/04(日) 18:11:47
http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20111204g
新幹線効果、震災で実感薄く 県北地域、巻き返しに懸命
 東北新幹線が全線開業し、新青森駅(青森市)まで延伸してから4日で丸1年。大館市や能代市など県北地域では、青森県側から観光客が南下する「シャワー効果」が期待されたが、3月の東日本大震災による一部区間の徐行運転や旅行自粛ムードが響き、思うような効果が得られていない。観光客の流れをどうつくるのか。各地の観光関係者は巻き返しに懸命だ。

 全線開業を「観光振興の起爆剤」と位置付けた大館市。新青森から奥羽線特急に乗り継ぐ観光客を呼び込もうと、弘前市と連携してPR活動に力を入れてきた。

 全線開業に合わせたダイヤ改正で、奥羽線特急は2本増えて1日6本となった。新幹線からの連絡もスムーズになり、大館市観光協会の石田雄一会長は「開業後初の大イベントだったアメッコ市(2月)では、県外客が従来より目立った」と強調する。

 だが、震災の影響で東北新幹線の一部区間で徐行運転が続き、正常化まで半年かかったこともあり、宿泊客数は前年より2割減った。市内全体の宿泊客数も前年並みにとどまる。

 観光客に人気があり、五能線を走る「リゾートしらかみ」(青森—秋田)の乗客は、震災前まで前年比2倍の伸びだった。震災で一時運休したが、6月以降は前年を2〜3割上回っている。JR秋田支社の奈良隆模販売促進課長は「震災で観光需要が低迷した中で大きな効果が出ている」と話す。

 ただ、五能線の停車駅がある能代市の佐々木松夫観光振興課長は「乗客の目が能代に向いているとは言えない」と嘆く。市内で開催した観光イベントの人出は前年とさほど変わっておらず、「観光素材を一層磨かなければいけない」と先を見据える。

(2011/12/04 14:38 更新)

5220チバQ:2011/12/05(月) 21:48:29
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001112050015
道幹部派遣、地元説得へ 新幹線・札幌延伸
2011年12月03日


函館市長と懇談後、記者団の取材に応じる高向・道商連会頭=函館市役所




■新幹線延伸 函館市・余市町に


 北海道新幹線の札幌延伸に向け、道は近く、議会や経済界の反発が強い函館市と余市町に幹部を派遣し、着工に不可欠な合意形成へ「地ならし」を始める方針を固めた。前田武志国土交通相が2日、年度内の着工認可に意欲を見せたが、JRからの並行在来線の経営分離をめぐり、道は沿線の全15市町から同意を取り付けきれていない。この日は、道商工会議所連合会の会頭も沿線地域の説得にあたった。


■在来線めぐり紛糾


 2日午前9時半、新幹線の札幌延伸を悲願とする道商工会議所連合会の高向巌会頭が函館市の函館商工会議所を訪れ、松本栄一会頭と約1時間、非公開で会談。JRの経営分離に反対している函館商議所の説得のためで、高向氏は「(JRの)直接経営と同じような状況で新函館―函館が維持されることが絶対条件だ。そのへんでご理解いただけないか」と松本会頭に譲歩を促した。


 これに対し、松本会頭は回答しなかった。会談後、報道陣に「過去の経緯もありますし、この地域の将来も考えないといけない」と話すにとどまった。


 函館市の工藤寿樹市長は11月24日、定例記者会見で並行在来線問題について、「JRがやるのは99%難しい」と述べた。経営分離を受け入れたともとれる発言で、地元経済界は猛反発。新函館駅(仮称)の場所が函館駅から約18キロ離れた北斗市の渡島大野駅に決まった際、「譲歩した」との思いが背景にあるからだ。


 これに加え、新函館―函館間についても鉄路維持の道の確約はない。三セク化で運賃の値上げや、接続ダイヤの関係で不便になったり、さらに鉄道廃止という懸念が拭えないことも、経営分離への反発へつながっている。


 市議会も昨年5月、JRによる運行維持を決議。9月には前市長、商議所会頭らが札幌市のJR本社を訪れ、11万人余の署名を提出している。


■沿線15市町、足並みそろわず


 札幌延伸に伴い、JR北海道は並行在来線の函館線小樽―函館間の経営を切り離す方針を示している。沿線の函館市と余市町は、議会や経済団体などが経営分離に強く反発しており、道は「地域の疑問や不安の解消には丁寧な説明が大切」と判断。両市町に幹部を派遣することで直接説得にあたる考えだ。


 同区間の沿線自治体は、函館、余市も含め15市町ある。道は各首長に対し、今月の早い段階で分離に同意してほしいと求めている。


 国土交通省が挙げる整備新幹線着工の「基本5条件」には、並行在来線の経営分離への地元自治体の同意が含まれている。着工認可には15市町の同意が不可欠だが、道はすべての同意は取り付けられていない。


 余市町の嶋保町長は11月30日、「現時点では、今ただちに経営分離に同意できる状況にない」と道に回答。町によると、地元の住民組織はJRの経営維持を求める約1万2千人分の署名を集めており、その数は町民の約半数にあたる。


 11月29日の町議会の議員協議会も、質問した8人全員が分離に反対だった。町の担当者は「地域の足が確保されるのか住民の不安は強い」と話す。


 道新幹線対策室によると、2日現在で道に「同意」と回答したのは、鹿部、森、八雲、長万部、仁木、共和、倶知安、ニセコ、黒松内の9町。七飯町も5日に同意を伝える予定で、小樽市の中松義治市長は1日の市議会総務委員会で同意を表明した。


 森町の佐藤克男町長は「札幌延伸は最高のチャンス。経済効果を自分たちで作りたい」。一方、仁木町の三浦敏幸町長は、北海道全体の経済効果などについても触れながら「不本意な一面はあるが、断腸の思いで同意する」と複雑な思いをにじませており、同意した市町にも温度差はある。


 北斗市は態度を明確にしていない。函館延伸でJRから経営分離される江差線の維持を強く求めており、バスへの転換を提案する道と対立。蘭越町も「議会や住民と課題を共有したうえで、論議する必要がある」として回答を保留している。

5221チバQ:2011/12/05(月) 22:21:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111202-00000061-mai-soci
<東北新幹線>全線開業1年も新青森駅前では開発停滞
毎日新聞 12月2日(金)19時42分配信

広大な空き地に「売地」の看板が目立つ新青森駅前。レンタカー1店と2階建てオフィスビル1棟がやっと進出した=青森市の新青森駅前で神崎修一撮影

 東北新幹線の全線開業から4日で1年を迎える。しかし、終点の新青森駅前は、青森市が約175億円を投じた区画整理地の大半が売れず、雪をかぶった空き地が広がったまま。環境先進都市を目指す都市計画が足かせとなって大規模店を誘致できないジレンマに「4年後に北海道新幹線ができれば、ただの途中駅になるのでは」と市民の不安が募る中、鹿内博青森市長は「PR方法を工夫したい」と力を込める。

 「昔の新横浜駅みたい。どこに行けばいいか分からない」。観光で千葉県から訪れた60代の主婦は駅を出て、途方に暮れた。「最速のはやぶさが到着しても、客は2〜3組」。駅前で客を案内する市タクシー協会の男性職員(54)もこぼす。

 新青森は郊外の田畑に造られた新駅。市は周辺約46ヘクタールを宅地開発し、うち18区画3.9ヘクタールを08年からホテルや飲食店向けに発売したが、売却できたのは2区画0.8ヘクタールのみだ。

 東日本大震災の影響で一時、観光客数が伸び悩んだことに加え、原因は都市計画にある。市は車に頼らず生活できる「コンパクトシティ」を掲げて07年、国の中心市街地活性化基本計画の第1号認定を受けた。郊外の乱開発抑制は「金看板」。新青森駅前も売り場面積3000平方メートル以上超の商業施設や一部を除き高さ20メートル超の建物を拒むなど規制が多い。地元の不動産業者は「その割に価格設定が中心街並みに高く、業者は敬遠している」と話す。

 隣の七戸十和田駅前には今秋、大手スーパー「イオン」が進出。約700台収容の無料公共駐車場で集客に成功している。鹿内博青森市長は「PR方法を工夫して土地を売りたい開業はゴールでなくスタート」と話強調するが、規制見直しや値下げには及び腰慎重だ。【神崎修一】

5222チバQ:2011/12/06(火) 21:25:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111206-00000023-mailo-l13
西武鉄道:拝島線で臨時特急運行−−12〜18日限定 /東京
毎日新聞 12月6日(火)10時56分配信

 西武鉄道は12〜18日、拝島線に期間限定の臨時特急を運行する。西武新宿発拝島行きが毎夜1本走るだけだが、拝島線の特急運行は初めてで、帰宅する通勤客に便利だ。
 西武は特急レッドアロー号の車両1編成を初代車両の塗色に変更し「レッドアロークラシック」として運行。これを記念して拝島線に1週間限定で特急を走らせることにした。
 平日は西武新宿発午後7時42分、拝島着午後8時32分。土日が西武新宿発午後7時40分、拝島着午後8時29分。乗車は西武新宿と高田馬場に限り、田無、小平、玉川上水に停車する。
 特急料金は西武新宿−拝島間が大人410円(小児210円)、他の区間は大人350円(同180円)。問い合わせは西武鉄道お客さまセンター(04・2996・2888)へ。【佐藤浩】

5223チバQ:2011/12/06(火) 21:29:18
http://www.nnn.co.jp/news/111206/20111206007.html
若桜鉄道にSL観光列車走らせよう 構想具体化へ
2011年12月06日

 鳥取県若桜町と八頭町を結ぶ若桜鉄道にSL観光列車を走らせる構想が具体化へ動き始めた。住民団体と行政、若桜鉄道が年内の募金活動開始へ準備を進めており、多くの県外客を呼び寄せる観光路線として存続と活性化を模索する関係者は「機運を盛り上げたい」と意気込みを強めている。


若桜駅構内で保存されているSL。ボイラーなどを復元して観光列車として若桜線内を走らせる構想が具体化し始めている=若桜町若桜

今年7月に若桜町が購入した12系客車。駅構内で観光列車に活用される日を静かに待つ=若桜町若桜

 同社はまず、3年後にディーゼル機関車(DL)による観光列車を走らせ、5年後にSL列車を運行したい考え。実現すれば、全国から家族連れや鉄道ファンが訪れることが予想され、県東部全体への波及効果も期待している。

 同社の試案によると、SL列車運行には若桜町が今年7月に購入した4両の客車(12系)を利用。3年後の2014年度に中古DLを購入し、SLに先駆けてDLがけん引する観光列車を運行する。並行して若桜駅構内で保存中のSL(C12)を改修・復元するなどし、16年度の運行開始を目指すという。

 運行には石炭や燃料費が毎年約300万円かかり、因幡船岡駅に設ける行き違い設備の新設に約2億円、SLの復元に約1億円など多額の初期投資を要する。さらに、定期的な車両検査、機関士養成のための費用や人員も必要で、同社単独の取り組みで実現させるのは困難な情勢だ。

 一方で同社は、県外観光客の増加による経済波及効果を年間4億9千万円と見積もっており、原卓也社長は「沿線はもとより県内の観光産業に与える影響は大きい」と投資効果を強調する。

 同社は09年度に上下分離方式を採用して以来、黒字経営を続けている。しかし、少子化の進行で10年後には高校生利用客が半減する予想で、経営環境の見通しは厳しい。「交通弱者にとって鉄道は必要。持続可能な鉄道として存続させるためには、県外からお客さんを誘致するほかない」と原社長は話す。

 若桜町の小林昌司町長は「SL列車が走れば全国から観光客が集まり、若桜谷の交流人口が増える。沿線住民の力を結集し、夢を持って取り組んでいきたい」と意欲的。若桜鉄道の活性化については平井伸治知事も9月県議会で「路線ごと鉄道博物館のような売り出しをしてもいい」と答弁し、支援に前向きな姿勢を示している。

 沿線住民や行政、観光関係者らでつくる「若桜鉄道沿線活性化協議会」は近く会合を開き、募金方法など実現に向けた体制づくりを協議する。藤原源市会長は「行政と民間、鉄道会社の一体的な取り組みが必要。まずは沿線の共通認識を図り、機運を盛り上げたい」と、年内の募金開始へ地ならしを急ぐことにしている。

5224とはずがたり:2011/12/07(水) 17:45:05

三陸鉄道が鉄路として復活しても大船渡線や気仙沼線がバス転換となるのではあんま意味無いなぁ。。

2011年12月7日15時5分
被災線路をバス専用道に 気仙沼線、JR・国が復興案
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201112070213.html

 東日本大震災の津波で不通となった宮城県のJR気仙沼線について、JR東日本と国土交通省は、鉄道から軌道を撤去してバス専用道路を設ける「バス高速輸送システム(BRT)」の導入を地元自治体に提案する方針を固めた。鉄道を再建するより費用は半額以下で復旧も早い。実現すれば、被災地の公共交通の復興モデルとなりそうだ。

 大震災による津波で、JR東日本と、第三セクター「三陸鉄道」の計9路線、約390キロが不通となっている。復旧費用は1千億円以上と見込まれ、現在、沿線自治体、東北運輸局などは各路線の復興調整会議をつくり、線路の内陸移設などが話し合われている。

 被災区間は、現在、代行バスが走るが、渋滞も多く、地元からは不便との声も出ている。鉄道の早期復旧が望まれるが、もともと赤字の路線が多く、全線で復旧させる費用に対して、その効果を疑問視する声もある。

5225チバQ:2011/12/07(水) 20:32:00
>>5209
今年の夏に利用しやした。
日光より、日光線で宇都宮に乗り入れたら観光面で便利なような。。。
妄想ですが

5226チバQ:2011/12/07(水) 22:03:13
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000991112020001
新幹線ビフォー&アフター

【そして1年】

(上)振るわぬ2次交通
2011年12月02日


運行最終日、七戸十和田駅発むつ市行きのバスに乗り込む客は1人だった=11月30日、七戸十和田駅

 県や観光業界が「最重要課題」として充実に取り組んできた「2次交通」。需要を見込んで始めたものの利用が低迷し、開業1年で消えるものも出てきた。


 11月30日、七戸十和田駅からむつ市に向かう路線バスが開設1年で幕を閉じた。最終日の午前便に乗ったのは秋田市の男性観光客(49)一人だった。


 バスは県などの要請をうけ、下北交通と十和田観光電鉄が1日2往復(片道2千円)を運行した。だが乗客は1便平均3人未満。「期待したけれど、箸にも棒にもかからなかった」(下北交通)


 同駅を「下北、十和田湖への玄関口」と県や周辺自治体は位置づけるが、観光客の不満は絶えない。駅構内で観光案内をしている沢尾美紀さん(26)は開業以来、こんなやりとりを何百回と続けてきた。


 客「十和田湖に行く路線バスはないの?」


 沢尾さん「予約がないと走らないんです」


 国の交付金8千万円を使い、十和田観光電鉄が運行する「十和田奥入瀬まるごとシャトル」は、バスで駅と十和田湖を1日4往復する。「2日前までの予約が必要」との情報を知らずに駅まで来て、東京からの新幹線料金とほぼ同じ1万5千円を使ってタクシーで湖に向かう人もいる。


 車なら駅から十和田湖まで1時間半。シャトルは十和田市現代美術館などを経由するため、倍以上の3時間半かかる。周知不足や長すぎる所要時間などほかにも課題を抱える路線の乗客は1便平均2・4人にとどまる。事実上の赤字を埋めている国の交付金は今年度で終了。十鉄の柳下浩経営企画室部長は「現状の形での運行は難しい」と話す。


 新青森駅では、到着するすべての新幹線と青森や弘前を結ぶ接続列車がある。青森市内の主要観光地を周遊するバス「ねぶたん号」も新青森駅が起点だ。青森市交通政策課は「基本的な2次交通は整っている」と胸を張る。


 だが、新青森駅の「あおもり観光コンシェルジュ」の案内役には、2次交通に対する苦情が今も寄せられている。「案内板がよくわからず、乗りたいバスに乗れなかった」「乗り換えの待ち時間が長い」「新青森と青森を結ぶピストンバスがない」……。


 コンシェルジュをたばねる青森市のNPO法人青森ITSクラブの葛西章史さん(43)は「県外客目線で駅や2次交通が整備されていない。改善も後手に回っていて、寄せられた声を生かす官民の連携が足りない」と指摘する。


 開業前、県は観光業者や交通事業者を含めた「県新幹線二次交通等整備協議会」で、駅ごとに2次交通の課題を話し合った。だが、開業とともになくなり、いま2次交通を関係者が話し合う主体はない。県はこの秋、観光客ら1万人超に県内での移動手段や満足度などを聞いた調査をしたが、結果は年明け以降に委託先の業者から受け取るという。


 「震災があって、春のつもりだった調査が9月まで遅れた」(交通政策課)。観光客の声を分析し、交通政策に生かすのはこれからという。(熊田志保)


     ◇


 東北新幹線が新青森まで延伸してから1年がたつ。新幹線を降りてからの交通アクセスやまちづくり、観光客をどう取り込むか。県内の現状と課題を探る。

5227チバQ:2011/12/07(水) 22:03:44
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000991112030001
【そして1年】
(中)新青森駅前の開発
2011年12月03日


空き地が広がる新青森駅西口周辺。奥に見えるレンタカー店が売れた区画の一つ。ここが建物で埋まるのはいつの日か=青森市

 1日、青森市の新青森駅周辺。広い更地に、「売地」をPRする看板が立っていた。構内を除くと、売店はコンビニエンスストア1軒だけ。新幹線から降り立った観光客を拍子抜けさせてしまう風景は、1年前とほとんど変わらない。


 ■売れない一等地


 青森市は2002年度から180億円を投じ、新駅周辺46ヘクタールを区画整理した。宅地用地の12・4ヘクタールは約半分が利用されたが、特に一等地のはずの商業用地3・9ヘクタールは18区画中16区画が売れ残ったまま。市都市政策課は1年前、「民間業者は新幹線開業後の人の流れを見極めようとしているのでは」と期待したが、この1年で売れた区画はない。


 不振の背景について、多くの民間業者は、新青森駅から4キロ離れた中心市街地の振興を優先するため、市がかけた開発規制を挙げる。(1)建築物の高さは20メートルまで(2)売り場面積は3千平方メートルまで――と大型のホテルや商業施設を造れないようにしており、青森商工会議所の西秀記副会頭は「(商売や街づくりの)提案がしづらい」と話す。


 こうした指摘に対し、区画販売を担う市石江区画整理事務所の白取裕士所長は、「『規制』が独り歩きして語られている」と不満げだ。


 高さ規制がない商業用地もあるほか、実際の商談で規制が問題視されたことはないという。「あるスーパーからは『ここなら3千平方メートルもいらない』とも言われた」と反論する。


 民間業者から「新青森駅から700メートルの国道7号沿いなら坪25万円で済む。土地が高すぎる」などと批判される坪30万〜40万円の分譲価格についても、白取所長は「新幹線駅の駅前であり、市中心部と比較しても高くはない」という。鹿内博青森市長も11月の定例会見で「将来的にはともかく、今すぐ下げることはない。検討する状況にない」と値下げを否定している。


 市では、規制の範囲内でできる建物のモデル像を用意し、ゼネコンや開発業者、金融関係などに営業を続けていく予定。今年4〜11月の相談件数は41件という。


 ■二つの駅で明暗


 一方、市が「本当の玄関口」とする青森駅の周辺では、中心部へと観光客を呼び込む仕掛け作りが続く。


 おしゃれに買い物ができる「A―FACTORY」は、全線開業と同じ昨年12月4日にオープンした。ねぶたを通年で見られる「ワ・ラッセ」は今年1月オープン。「のっけ丼」が有名な古川市場を含めて、高山貢・青森地域社会研究所専務理事は「観光客向けの動線は出来た。青森駅からの回遊性という意味で成果があった」という。


 2015年度に新幹線が函館に延伸する。新青森駅を含めた青森の魅力を高めなければ、観光客に素通りされる可能性がある。


 青森中央学院大地域マネジメント研究所の内山清所長は「新駅前はそう簡単には発展しない。向こう10年も20年も空き地は続くかもしれない。まずは両駅間の移動の利便性を高めることが大切だ。その上で、ハブ力のある青森駅をうまく使うことだ」と話している。
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5228チバQ:2011/12/07(水) 22:03:59
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000991112050001
【そして1年】

(下)脱・団体ツアー頼み
2011年12月05日


赤いスカーフとハンチング姿の探偵(ボランティアガイド)と、弘前の夜の街に繰り出す「夕暮れ路地裏散歩」=弘前市

 イベントの時期に観光客が偏る「季節型」をどう「通年型」にするか。旅行会社のツアー客を受け入れるだけの「受け身型」からどう「攻めの観光」に転じるか。東日本大震災の発生後、団体ツアーに頼れなくなる中で、個人旅行をターゲットにして、効果を上げる地域も出てきた。


 JR東日本によると、東北新幹線の7〜9月の利用者(盛岡―八戸)は前年同月比16〜51%増。震災や原発事故から3カ月以上が過ぎ、明るい兆しが見える。


 だが、十和田湖畔温泉(十和田市)の宿泊客は今も前年比の6割止まりだ。宮城や岩手の観光地と組み合わせたツアーが多く、十和田湖国立公園協会旅館部会長の中村秀行・ホテル十和田荘専務(56)は「被災地が敬遠され、十和田湖だけにはなかなか来てもらえない」と浮かない表情だ。


 旅館関係者は「定員が200人から10人程度まで、規模によって旅館の考え方が全然違う」と悩みを明かす。


■路地裏に魅力あり


 桜とねぷたの時期に観光客が集中していた弘前市。新幹線開業を機に取り組んだ「通年で楽しめる個人向け観光」が花を咲かせつつある。


 「ここが若者のキススポットです」。11月下旬、弘前市中心部の橋の下の暗がりで、探偵姿のボランティアガイドがわけ知り顔で紹介すると、参加者が「なるほど〜」とうなずいた。


 一般市民ら30人でつくる「弘前路地裏探偵団」が、昨年6月から始めた街歩きツアー「夕暮れ路地裏散歩」だ。参加費千円で90分、「路地裏の飲み屋街」「地元の人が通う市場」などをひたすら歩く。弘前市には他にも、市民ボランティアが企画した街歩きツアーが約30ある。


 4〜9月の案内は1350回に達し、参加者は6千人。弘前市内の主要12施設の宿泊者数は6月以降、前年同月を上回っている。


■ユニーク企画連発


 家族経営の宿が8割を占める黒石市の黒石温泉郷。観光施設「津軽伝承工芸館」の福
士拓弥館長(37)は、「こんな小さな温泉街に新幹線効果なんてない」と、開業前の雰囲気を表現する。


 パソコンが得意な福士さんが「インターネットで予約する個人を狙おう」と各旅館を説得し、旅行情報サイトに黒石温泉郷の情報を載せたことが好転のきっかけになった。


 今夏には、「家族で夏休みの思い出を」とPRし、親子で金魚ねぷた作り、蛍観察会などを企画。さらに、家族写真を撮る一家を見たら、駆けよって撮影役を担うよう温泉関係者で申し合わせ、好評を博した。震災の影響が残るなかでも、前年の2・5倍の人が来た宿もあったという。


 今冬は学生の卒業旅行を狙って「雪上バーベキュー」などを企画し、首都圏の11大学に冊子を配った。


 じゃらんリサーチセンター観光会議とうほく編集長の服部卓郎さんは「団体客が多い青森県でも、個人客とツアー客の比は8対2で、圧倒的に個人客が多い。自由度の高い個人旅行にも対応できるプランをつくり、『青森らしさ』を出すことが大事だ」と話している。(水戸部六美)

5229チバQ:2011/12/07(水) 23:22:13
>>5013>>5202>>5220
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001112070005
江差線、貨物鉄道で維持
2011年12月07日

■並行在来線
■道、三セク設立の考え示す


 北海道新幹線の函館延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の江差線五稜郭―木古内間について、道は6日の道議会予算特別委員会で、貨物鉄道として維持するために第三セクターを設立して鉄道施設を保有し、JR貨物が利用する方式が望ましい、との考えを示した。


 三セクは道が中心となって設立し、施設の保有には国の貨物調整金制度を活用する。同制度は国が昨年12月、並行在来線の貨物鉄道の維持存続を支援するため、10年間で総額1千億円に規模を拡充している。国、JR貨物と具体的に話し合いを進めるという。


 一方、旅客輸送の鉄道を維持した場合について、経費圧縮策をJR北海道と協議している、と説明。中古車両の活用やJRからの派遣職員の人件費支援などを検討していると明かした。


 札幌延伸に伴う函館線函館―新函館(仮称)間の三セク化については、道新幹線・交通企画局の宮川秀明局長が「道が主体的に取り組むべきだ」との道の考え方を改めて示した。


 そのうえで、着工の認可後に函館市、JR北海道と協議の場を早急に設け、財政負担やJRの協力について話し合う方針も示した。

5230チバQ:2011/12/07(水) 23:23:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20111207-OYT8T00025.htm
余市町、並行在来線分離に温度差…町長は「決断したい」

 北海道新幹線の札幌延伸時にJR北海道が函館―小樽間を並行在来線として経営分離する方針を示していることに対し、余市町は6日夜、町民から意見や要望を聞く「町政懇談会」を催した。同町では町議の間で経営分離に難色を示す向きがあり、この日も2人の町民が経営分離について賛否両論を展開。町民の間にある温度差が改めて浮き彫りになった。

 4回行われる懇談会で2回目となったこの日は、JRが経営分離した場合に最もマイナス影響があるとみられている余市駅周辺の黒川地区の住民約30人が出席。嶋保町長は冒頭、経営分離に同町が同意することが札幌延伸の条件の一つになっていることを説明した。

 質疑応答に移ると、出席した男性から「地域性を考えて在来線は残すべきだ」との意見表明があった。

 これに対して嶋町長は「(新幹線の)予算が付きそうな中、国や道、近隣町村との関係を考えると(在来線の経営分離について態度を留保していることは)非常に苦しい状態」と答弁。すると、別の男性は「『新幹線1本』という結論が下されても、誤った決断とはならない」と述べ、嶋町長は「町のために何がいいかを考え、苦渋の対応になるとは思うが決断したい」と応じた。

 懇談会は7、8日も開かれ、同町では一連の懇談会で出された住民意見を踏まえて並行在来線問題について一定の方向性を示すとみられる。

(2011年12月7日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20111206-OYT8T00183.htm?from=popin
函館−新函館、道「3セクで存続」…新幹線延伸時

副知事、市長に明言
 北海道新幹線の札幌延伸時にJR北海道が並行在来線として経営分離する方針を示した函館―新函館(仮称)間について、高井修副知事は5日、函館市の工藤寿樹市長と同市役所で会談し、北海道が主体となった第3セクターを設立し、鉄道運行を維持する方針を示した。道の費用負担を明確にすることで、経営分離に慎重な同市に対し、早期の同意を求めた。

 「第3セクター鉄道が現実的。運営は道が主体的な役割を担う」

 道はこれまで、同区間について公式には「鉄道運行の確保を図るため最大限に努力」としか説明せず、3セクへの出資は明言していなかったが、高井副知事はより踏み込んだ言葉を使い、工藤市長に「早い同意にこぎつけてほしい」と要請した。これに対し、工藤市長は「できるだけ努力するが、市議会などと相談したい」と述べるにとどめた。

 整備新幹線の未着工区間を建設する条件の一つが、並行在来線のJRからの経営分離に対する地元同意。政府の来年度予算編成時期を迎える中、道は経営分離に慎重な函館市に理解を求めた。工藤市長も11月24日の記者会見で、経営分離はやむを得ないとの認識を示したが、地元経済界は3セク化に難色を示し、工藤市長も慎重姿勢に転じて調整が難航。北海道商工会議所連合会の高向巌会頭が2日に函館商工会議所を訪れ、同商議所の松本栄一会頭を説得する事態になった。

 7日からは同市議会の一般質問があり、新幹線の札幌延伸問題も議論されるとみられ、工藤市長の発言が注目される。

 新幹線は釧路や十勝、オホーツク地方に延びる見込みはなく、道財政が逼迫(ひっぱく)する中、道議会でも今後、3セク鉄道の収益の見込みなどの議論が求められそうだ。

(2011年12月6日 読売新聞)

5231チバQ:2011/12/07(水) 23:24:05
http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201112060787.html
九州新幹線、一部区間フル規格に 武雄温泉―長崎間九州新幹線西九州ルート


 九州新幹線長崎ルートの武雄温泉―長崎間について、国土交通省が、予定されていた在来線規格ではなく、新幹線と同じ線路幅の「フル規格」での導入を検討していることが分かった。運行速度のアップで投資効果を高め、着工認可につなげる狙いとみられる。

 武雄温泉―長崎間は、在来線規格で走る「スーパー特急」方式が検討されていたが、新幹線規格よりも速度が遅いため、投資効果が疑問視されていた。

 未着工の諫早―長崎間のみを新幹線規格にしても時間の短縮にはつながらないといい、国交省は在来線規格で着工中の武雄温泉―諫早間も含めて新幹線規格への変更を検討している。規格の変更で、移動時間が短縮され、輸送客数の増加が見込めるという。

5232チバQ:2011/12/08(木) 18:22:09
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001112070006
新幹線・武雄温泉―長崎 国フル規格検討
2011年12月08日

 国土交通省が、九州新幹線西九州ルートの武雄温泉―長崎間を他の新幹線と同じ線路幅(標準軌)の「フル規格」での整備を検討していることに関し、古川康知事は7日、計画変更の場合の県負担について、「現時点で国の計画が決まっておらず把握できていない」として、国に素早い情報開示を求める考えを示した。
 同日の県議会本会議で、石倉秀郷議員(自民)の質問に答えた。
 県によると、現行の計画では武雄温泉―諫早間の事業費は約2600億円で、予定される在来線規格(狭軌)の場合、県の実質負担額は約181億円という。トンネルなど大きな構造物は現在も標準軌規格で整備されているため、「県の負担額は増えると思うが、さほど大きくはならない」との見通しも明らかにした。
 また、肥前山口―武雄温泉間の複線化の議論が低調なため、「国は全線フル規格化を考えているのではないか」との質問に対し、古川知事は「(複線化は)国が責任を持って検討中だと理解している。フル規格化は考えていない」などと話し、大幅に費用負担が増す、新鳥栖―武雄温泉間を含めた全線フル規格化には引き続き反対する考えを示した。
 大町町が要望していた肥前山口―武雄温泉間の高架化については「約1000億円の事業費が必要と見込まれ、国が非常にハードルが高いとの認識を示している。県も、西九州ルート開業に間に合わせるには、地平での複線化が現実的と考えている」と言及。騒音や渋滞解消の具体策を大町町と協議するという。(岩田正洋)

5233とはずがたり:2011/12/08(木) 23:48:53
>>5231-5232
フリゲは諦めたんでしたっけ??

>>5150で合格と出てますが実際は費用対効果で怪しいってことでしょうかね?

5234チバQ:2011/12/09(金) 00:31:22
新鳥栖〜武雄温泉は在来線を走行なのでフリゲは必要です。
武雄温泉から先が狭軌新線ってイミフな計画です。

5235神奈川一区民:2011/12/09(金) 13:46:09
>>5233>>5234
武雄温泉から諫早まで狭軌新線を造るのが
今の計画。
今度は諫早から長崎まで伸ばして、フル規
格にする計画。新鳥栖と武雄温泉は狭軌の
ままで。
でも最終的には全区間フル規格にするのは
目に見えている。

5236荷主研究者:2011/12/11(日) 14:42:25

http://kumanichi.com/news/local/main/20111115008.shtml
2011年11月15日 熊本日日新聞
熊本駅、JRの利用客数目標クリア 4〜9月

 JR九州(福岡市)が15日まとめた九州新幹線鹿児島ルート各駅の4〜9月の1日当たりの利用客は、熊本駅が1万3400人と、4〜6月段階では未達成だった利用目標(1万3100人)をクリアし、鹿児島中央駅の1万3900人と拮抗[きっこう]した。

 同社の唐池恒二社長は「8月以降、熊本駅に勢いが出てきた。秋以降も関西・中国からかなりの来客がある」とみている。

 JR九州が推計した1日当たりの利用客で、熊本駅は4〜6月は1万2650人にとどまったが、夏休み期間の8月に1万5150人と急増したことなどで目標数を超えた。6月に発売した「つばめ」限定の割安切符も好調で、博多−熊本間の利用が増加傾向にある。

 新玉名駅は950人と4〜6月から50人増加。宮崎とを結ぶ高速バスの利用が浸透しつつある新八代駅も1950人で100人増え、前期達成できなかった目標に届いた。新水俣駅は1000人で横ばいだった。

 鹿児島中央駅は1万3900人。8月は1万5550人の利用があるなど開業以来、目標(1万1650人)を大きく上回る好調が続いている。

 博多を除く全11駅のうち、福岡県内の久留米や筑後船小屋、新大牟田駅の3駅は依然、目標を下回っている。(井上直樹)

5237杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/12/11(日) 19:10:26
そう言えば、この間までの被災者支援措置による高速無料化で、自分も宮城や山形・福島へよく行ったよなぁ・・・そりゃ、JRが反対する筈だよ。

「被災地なら職あるかも」と、東京〜仙台間で新幹線無賃乗車
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111211-OYT1T00235.htm

 宮城県警仙台中央署は9日、住所不定、無職高倉進也容疑者(35)を詐欺の疑いで緊急逮捕した。
 発表では、高倉容疑者は9日午後0時20頃、入場券で東京駅の新幹線改札口を入り、東京―仙台駅間を無賃乗車し、運賃など約1万円をだまし取った疑い。
 高倉容疑者は都内で日雇い労働をしていたが、求人がなくなったため職を求めて北海道方面へ向かった。途中で被災地ならば求人があると思い、仙台駅で下車したという。
(2011年12月11日17時54分 読売新聞)

5238とは:2011/12/12(月) 07:57:20
>>5237
我々茨城県民も被災者無料化の対象になってたんですかね?!東北行く機会はなかったんですが…

5239とは:2011/12/12(月) 08:08:26
>>5234-5235
解説感謝です。長崎新幹線は山形新幹線や秋田新幹線と同じ形式の新幹線軌道幅+在来線車体幅がいいと思うんですがねぇ…。新鳥栖〜肥前山口を箱根登山鉄道の小田原〜箱根湯本みたいに3線軌条にして肥前山口以西は狭軌撤去して標準軌化ではカネが掛かり過ぎますかねぇ?

5240UGG ブーツ 店舗:2011/12/12(月) 12:50:42
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5241チバQ:2011/12/12(月) 18:21:42
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20111212000040
京都府、リニア駅の誘致に黄信号 沿線6県会合呼ばれず
 東京−大阪間を約1時間で結ぶリニア中央新幹線をめぐり、京都府が目指す駅の誘致に黄信号がともっている。事業者のJR東海が駅建設費を全額負担する方針を奈良県を含む沿線6県に伝えたが、府には同社から説明もなかった。ライバルの奈良に水をあけられた状態で、「長年にわたる取り組み姿勢の差が響いている」との指摘も出ている。

■出遅れ響き ライバル奈良と大差

 リニアは2027年に東京−名古屋間、45年に名古屋−大阪間が開業する予定で、6カ所できる中間駅の一つは「奈良市付近」とされている。京都府は「付近」とは府内も含まれるとの解釈で「奈良を通るとはまだ決まっていない」と主張、府内設置を求めている。

 しかし、先月21日、JR東海社長が奈良県を含む関係6県の知事らと都内で会合を持ち、地下駅で2200億円との巨額が見込まれる中間駅建設費用について、当初、自治体に全額負担を求めていた方針を転換し、全額負担する考えを示した。会合に呼ばれなかった府は「奈良県に駅ができるとの既成事実が積み上がる」と危機感を募らせている。

 リニアを協議対象とする国土交通省の中央新幹線小委員会が昨年6月と7月に行った「沿線自治体」のヒアリングでも「『京都も入れてくれ』と言ったけど、蹴られた」(山田啓二知事)という。

 この動きに対抗しようと、府や京都市、経済界代表ら9人による検討委員会を同年7月に立ち上げ、奈良市付近から京都駅へと大幅なルート変更を求めようとしたが、委員だったJR東海相談役が11月に辞任する騒動も起きた。

 リニア誘致に向けた運動には京都と奈良では大きな差がある。リニア基本計画が決定したのは1973年で、奈良県は79年には8都府県とリニア中央新幹線建設促進期成同盟会を結成し、地道に活動を続けてきた。一方、京都府が本腰を入れ始めたのはリニア建設が現実味を帯びてきたここ1〜2年で、完全に出遅れた格好だ。

 「京都に駅が行くことはないという前提で準備を進めている」と自信たっぷりの奈良県に対し、府は府内、奈良県内それぞれ通過する場合の費用や経済効果を試算し、優位性を示すことで巻き返しを図ろうとしている。


【 2011年12月12日 13時04分 】

5242チバQ:2011/12/12(月) 18:24:40
旅情はあるけど、需要あるんですかね…
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011121201001776.html
ロ仏首都間の直行列車運行開始 欧州2位の長距離路線


 12日、モスクワのベラルーシ駅で、ベルリン経由パリ行きの列車に乗り込む乗客のパスポートをチェックする係員(共同)
 【モスクワ共同】ロシア鉄道は12日、モスクワとパリをベルリン経由で結ぶ直行列車の運行を開始した。欧州を貫く路線では2番目に長く、ベラルーシ、ポーランド、ドイツを含む5カ国にまたがる計3177キロを38時間前後で走る。

 モスクワはベラルーシ駅、パリは東駅が起点で、冬季は週3便、夏季は週5便往復。モスクワを午前9時前に出発すると、パリには翌日午後8時半ごろ到着する。ロシア鉄道のヤクーニン社長は12日、「年内のチケットは全て売り切れた」と話した。

 パリに帰省するモスクワ在住のフランス人女性は「いろいろな国を眺めながらパリに行けるなんて素晴らしい」と話した。

2011/12/12 16:27 【共同通信】

5243チバQ:2011/12/12(月) 19:02:23
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111209/gnm11120902100002-n1.htm
わたらせ渓谷鉄道 観光客、復調の兆し 群馬
2011.12.9 02:09

わたらせ渓谷鉄道が全ての駅で始めたイルミネーションの前で「来年に期待したい」と語る樺沢豊社長=みどり市大間々町の大間々駅
 ■原発風評、東電に賠償請求へ

 わたらせ渓谷鉄道(本社・みどり市)は、東京電力福島第1原発事故による団体予約のキャンセルなどで大損害が出たとして、東京電力に対し今月中にも損害賠償請求を行う。今年度上半期(4〜9月)、乗客数(定期以外)と収入が前年同期比で約2割も減少した。ただ、10月は一転して乗客数、収入ともに前年同月比でプラスに転じており、復調の兆しも出ている。(伊藤徳裕)

                   ◇

 同鉄道の樺沢豊社長によると、収入は、観光客が中心の定期外利用者が全体の85%を占める。だが、原発事故後の今年度上半期の定期外利用者は前年同期比23・5%減、10万8401人だった。運輸収入も前年同期比約1546万円減(19・5%減)、6388万円にまで落ち込んだ。

 樺沢社長は「特に関西・中部地方の団体予約のキャンセルが多く、3月は100%解約された。原発事故の風評被害の影響であることは間違いない」と断言している。

 県内では7〜9月、大型観光イベント「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)」が展開され、県を挙げて誘客が図られた。「群馬DCがなかったら、売り上げはさらに落ち込んだだろう」と樺沢社長は振り返る。

 同社では震災後から8月末までの減収分を東電に請求する方針で、現在、損害賠償額を算出中だ。

 ただ、原発事故の風評被害は半年も過ぎると薄らいできたようで、10月の定期外利用者の収入は前年同月比9・4%増となり、プラスに転じた。観光客の足が戻りつつあるようだ。

 また、列車の車両を改良した神戸駅の「レストラン清流」の収入が最近、増加傾向にある。

 樺沢社長は「関西地方の観光客は減ったが、北関東道の開通を受け、これまであまりなかった『つくば』や『宇都宮』など北関東の車のナンバーを駅前で見かけるようになった」と指摘したうえで、「原発事故の影響で、旅行の形態が日帰りの『安・近・短』に変わってきたのではないか」と分析している。

5244チバQ:2011/12/13(火) 21:35:58
フリゲが実用化できるのなら長崎新幹線より、函館につないだら?
速達は新青森〜新函館〜札幌。各駅系はフリゲで函館〜新函館〜札幌
本州〜長万部〜噴火湾〜札幌なんてのもできるし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20111213-OYT8T00712.htm
「函館―新函館」電化、市長が歓迎
 北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線問題で、JR北海道が経営分離する方針の函館線のうち函館―新函館(仮称、現・渡島大野)間の電化について、函館市の工藤寿樹市長は13日、報道陣の取材に応じ、非公式に提案を受けたことを認め、「JRの意気込みを感じるいい話」と好意的な受け止め方を示した。工藤市長は、同区間の第3セクター鉄道会社運営については、道やJR側から具体的な支援内容が13日中に市側に伝えられる見通しを明らかにし、「今日中には内容を公表できる」と述べた。

 JR北海道は13日午前、「函館市から(新幹線の札幌延伸時の対応として同社が表明している)協力内容について問い合わせを受け、電化を含めて検討していることを伝えている。ただ、それ以上の具体的な内容については話せる段階にはない」(広報部)と述べた。

 函館―新函館間の電化案の考え方として、工藤市長は「この話は4年後のこと。その先(札幌延伸)のことではない」とも話し、2015年の北海道新幹線開業に伴う電化であって、札幌延伸同意とは別問題との考えも示した。

 北海道新幹線の北海道側の玄関口になる新函館駅と、現在のJR函館駅の区間については、道が主体となって第3セクターを設立し、鉄路運行を維持する方針を示している。

(2011年12月13日 読売新聞)

5245チバQ:2011/12/13(火) 21:37:59
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20111213-OYT8T00514.htm
転換バス 定期代負担増 十鉄運行計画案

 今年度で鉄道路線を廃止する十和田観光電鉄(本社・十和田市)は12日、地元関係者らを集めた会合で、来年度から転換するバス路線の運行計画案を示した。運行本数、経路ともに利用客の大半を占める学生に配慮した内容で、出席者も大筋で了承した。ただ、大半の区間で値上がりする通学定期券の扱いには懸念が示され、再検討の余地も残した。

 沿線の自治体や学校関係者らでつくる「十和田観光鉄道活性化協議会」で示された。同社は早ければ年内にも県に運行計画を提出した上で、1月中には国に申請する考え。

 計画案によると、来年4月に運行を開始するバス路線は、鉄道と並行する県道10号を原則走行。その上で、発着地点を現在の「十和田市」、「三沢」の両駅から三本木高や三沢高まで延長する。平日の定期便は鉄道と同じ1日17往復。これに加え、朝夕の通学時間帯には十和田工高などを終着とする「スクールバス的」(同社)な便も1日18便投入する。現行区間の普通運賃についても据え置いた。

 ただ、通学定期券は大幅に値上がりする見通しだ。電車とバスで適用される割引率が異なることから生じるためで、例えば、十和田市駅―三沢駅の1か月定期券は2万550円となり、約5000円の値上げになる。同社の白石鉄右エ門社長は「(値下げに向けて)何ができるか関係機関と調整したい」と再検討の姿勢を見せたが、既存のバス路線との兼ね合いもあり、通学路線だけ特例扱いするのは困難との見方もある。

(2011年12月13日 読売新聞)

5246チバQ:2011/12/13(火) 21:40:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111213-00000063-mai-soci
<北陸新幹線>強力「E7系」金沢へ…JR東、延伸で開発
毎日新聞 12月13日(火)15時1分配信

次世代車両「E7系」のモデルとなる「E2系」はやて=JR東日本提供

 14年度末の北陸新幹線長野−金沢間(線路延長228キロ)の延伸開業に伴い、JR東日本は次世代車両「E7系」を開発し、営業運転を目指す方針を固めた。現在の「E2系」をベースにけん引力をアップし、環境性能や快適さを向上させる。既に基本設計に着手しており、来年夏までに試作車を完成させて試験運転を始める。

 JR東は13年春から東北新幹線「E5系」(はやぶさ)で国内最速の時速320キロ運転を開始。秋田新幹線では「E6系」をデビューさせる。続くE7系を開発するのは97年10月の北陸新幹線東京−長野間開業でデビューした初期のE2系が更新時期を迎えるためだ。

 新車両のモデルとなるE2系はJR東が独自に開発した車両で、長野新幹線「あさま」や東北新幹線「はやて」などの列車名で運行している。険しい山岳ルートを時速170キロ以上で安定走行できるパワフルさが特徴だ。

 E7系はさらにモーターを強化して急勾配でも時速200キロ以上の走行を可能にする。先頭形状はトンネル突入時の微気圧波を抑えるデザインに変更。車体側面への吸音パネル装着や低騒音パンタグラフの導入で沿線騒音を低減する。

 延伸開業時は10両編成で運行し、東京からの予想時間は富山2時間10分、金沢2時間半程度になる見通しだが、E7系導入でさらなる短縮を見込む。運行主体は東京−上越間がJR東、上越−金沢間はJR西日本が担う。【斎藤正利】

5247チバQ:2011/12/13(火) 21:42:43
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001112130004
「双葉郡にミニ新幹線を」
2011年12月13日


●地元町村会・議長会が要望


 県が今月中にまとめる県復興計画は「インパクトに欠ける」などとして、双葉地方町村会(会長・井戸川克隆双葉町長)と同町村議会議長会(会長・松本幸英楢葉町議会議長)が12日、佐藤雄平知事に連名で要望書を渡した。ミニ新幹線の整備などを要求している。


 県は復興計画の素案を市町村や経済団体などに説明中で、年内に決定する方針。しかし、両会は「双葉郡の復興なくして県の復興はない、との言葉とは裏腹に、(素案に書かれた)双葉と他地域の取り組みに大きな差はない」と指摘。交通インフラについては復旧にとどまらず、発展させるべきだとし、JR常磐線をミニ新幹線にするよう求めた。国際的な大型娯楽施設や、放射線の研究機関の誘致も必要とした。

5248チバQ:2011/12/15(木) 12:33:44
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111215ddlk01020310000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 函館−新函館、分離反対根強く 市議会など5団体協議、意見集約が難航 /北海道
 北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線の分離問題で、道とJR北海道から提案された函館−新函館(17・9キロ)間の支援策について、函館市議会など5団体は14日、それぞれ会合を開くなどして対応を協議した。工藤寿樹市長は15日までの回答を求めているが、分離に反対する意見も根強く、意見集約は難航している。

 市議会は総務常任委員会で協議。市議からは「提案には具体的な数字が入っておらず、これでは議論もできないし、支援者にも説明できない」「三セクになったら次の世代に申し訳ない」など、反対する意見が続出。意見集約できず、各会派に持ち帰って対応を協議することになった。4月の市議選で新幹線の函館駅乗り入れを公約に掲げていた能登谷公議長は「議長としては、全会一致の意見を出してほしい」と苦しい胸の内を語った。

 函館駅前の商店業者などで組織する函館都心商店街振興組合(渡辺良三理事長)は三役会を開催したが、結論を持ち越した。組合員の一人は「15日までに決めろというのはきつい」と語った。

 函館駅に隣接する函館朝市協同組合連合会も緊急理事会を開いた。ただし、提案には否定的な意見が大半を占めたという。13日に提案に反対する立場を表明した函館商工会議所は「提案には新たな要素と具体性がみられない」などと記した書面を約2000人の会員にファクスした。

 函館市町会連合会の奥野秀雄会長は「一歩進んだ内容」と支援策を評価。しかし、町会が中心になってJRの経営継続を求める約11万人の署名を集めた経緯もあり、15日に理事会を開き、最終判断する。【近藤卓資】

5249チバQ:2011/12/15(木) 12:34:56
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20111214ddlk40040446000c.html
てんこもり九州・山口:JR九州 観光列車、“九つの個性”人気 /九州
 JR九州が運行する観光列車が、全国から注目されるほどの人気だ。全部で9種類に上り、JR各社の中で、これだけ豊富に個性的な観光列車をそろえるのは九州だけらしい。乗り物には特別な興味もない私(記者)だが、乗ってみれば鉄子魂(てつこだましい)に火がつくかも。今年10月8日に熊本県・三角線でデビューしたばかりの「A列車で行こう」と、宮崎県・日南線を走る「海幸山幸」に乗車し、人気の秘密を探った。【金秀蓮】

 ◆海幸山幸

 ◇日向灘望み、神話の旅
 日向灘を望む日南線を、宮崎県で唯一の観光列車が走っている。09年に宮崎−南郷間で運行を始めた「海幸山幸」だ。名前の由来は「豊かな海の幸と山の幸に恵まれているから」と思いきや、日本神話に登場する「海幸彦(うみさちひこ)」と「山幸彦(やまさちひこ)」から名付けられている。神話の宝庫、宮崎ならではである。

 この列車は、内装と外観に地元の飫肥(おび)杉を使ったのが特徴だ。外観に木材が使われるのはJR史上初めてといい、杉の心地よい香りに包まれる車内は、暖色系のシートで統一された山幸(1号車)と、寒色系の海幸(2号車)の2両で編成。廃線となった高千穂鉄道のトロッコ列車を改造した。車窓は通常の列車よりも大きく、座席数を51席に抑えて広々とした空間を確保している。

 客室乗務員の演出で、車内にいながら沿線の観光地を満喫した気分にさせられるのも楽しみの一つだ。

 海幸彦と山幸彦の物語が手作りの紙芝居で披露され、見入っていると今度は旅の占い箱を渡された。願いがかなうとされる鵜戸(うど)神宮(宮崎県日南市)の運玉投げにちなんだもので、「運が良い」赤い玉を選んだらオリジナルのあめ玉を一つもらった。青島駅を過ぎると、列車が少しずつ速度を落とす。「左手に見えますのが、鬼の洗濯板です」。車窓から国の特別天然記念物に指定された見事な景観が広がっている。ぜいたくな1分間の停車だった。

 地元の風習や歴史に関するクイズもあり、ちょっとした宮崎通になれたかも。さて、ここでクイズです。「海幸彦と山幸彦の物語を教訓に、北郷(日南市)の人たちが他人に貸さないものは何でしょう」。答えは海幸山幸の中で……。

5250チバQ:2011/12/15(木) 12:35:17
 ◆A列車で行こう

 ◇ジャズに乗って、天草へ
 11月のある日曜日。最新の観光列車に乗るため、JR博多駅から九州新幹線で熊本駅に向かう。睡眠2時間足らずの眠気まなこをこすりながら、降りたった熊本駅で電光掲示板の案内を追った。在来線乗り場に急ぐと、軽やかなジャズが聞こえてくる。

 カメラ片手の人だかりの向こうには、既に目当ての列車がある。漆黒のボディーに金色のライン、側面にはたくさんのステンドグラスが施された車体。今年10月8日、通称「あまくさみすみ線」(三角線)にデビューしたばかりの「A列車で行こう」だ。眠気は吹っ飛び、車内にはどんな仕掛けがあるのかわくわくしながら乗り込んだ。

 ジャズのスタンダードナンバーのタイトルを冠したA列車のAは天草のA。「16世紀に南蛮文化が栄え、食文化も豊かな天草へ導く列車を」とJR九州が2年前から構想を練っていた。

 クラシカルな車内はBGMのジャズが流れ、車両半分を占めるバーカウンター「A−TRAIN BAR」が目に飛び込む。客室乗務員が慌ただしく注文をとるなか、乗客が列をなしていた。一番の人気メニューは天草産のデコポンシロップをブレンドした「A−ハイボール」(500円)という。が、今日は仕事。飲みたい気持ちをぐっと抑えて、「塩アイス一つお願いします」。アルコールは次回にお預けだ。

 2両編成の列車は満席。乗客は家族連れからシニア世代までさまざまだが、「大人の旅」を売りにしているだけに年配の人が目立つ。かつて天草に住んでいた熊本県八代市の60代女性は「これに乗ってみたかったの」と無邪気な笑顔を見せた。

 塩味がほんのりとするアイスを食べながら、車窓からの風景を眺めひと息つく。この日は曇りではっきりと見えなかったが、普段は有明海の向こうに雲仙普賢岳を望めるという。まもなく終点の三角駅だ。あっという間の38分間。A列車を満喫するには短すぎた。次に乗るときは「A−ハイボール」を片手に。

 ◇斬新デザイン+工夫凝らした演出
 JR九州の観光列車が注目を浴びたのは、87年の国鉄分割民営化後に「新たな特急列車を」と導入された「ゆふいんの森」だ。それから15年後、新八代−鹿児島中央間の九州新幹線部分開業に伴い、「いさぶろう・しんぺい」、「はやとの風」などが相次いでデビューし、人気が急上昇。関東、関西からの客が増加しているという。

 すべてに共通するのは、デザイナーの水戸岡鋭治氏が地元をイメージして車両デザインを手がけていること。個性的で斬新なデザインは国際的にも評価が高い。だが、JR九州営業部の渡辺太志課長は「斬新な車両だから観光列車が人気というわけではないんですよ」と力説する。

 各列車は客室乗務員による景観案内アナウンスやオリジナルグッズの車内販売など工夫を凝らす。また「SL人吉」に向かって沿線から手を振る「手をフレール運動」が普及するなど地元志向に徹している。列車そのものを観光の一大イベントに演出しているのが最大の特徴だ。

5251チバQ:2011/12/15(木) 22:07:26
http://www.asahi.com/national/update/1215/OSK201112150145.html
2011年12月15日19時59分
バーも落語も鉄路の友に 近鉄特急を改造、観光専用列車
【動画】近鉄の観光専用列車お披露目

近鉄特急を改造した観光専用列車の出発式でテープカットする関係者ら=15日午後、大阪市天王寺区、中里友紀撮影

観光専用列車は、バーカウンターも備えている=15日午後、大阪市天王寺区、中里友紀撮影

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 近畿日本鉄道は15日、特急列車を改造した観光専用列車の出発式を開いた。グループの旅行会社「クラブツーリズム」が主催する、伊勢志摩や奈良などを巡るツアーの専用列車として23日から運行する。特定の旅行会社による専用列車の運行は国内初という。

 4両の特急車両を約4千万円かけて改造。カウンターバーを置き、講演会や落語会などができるようにした。床には高級感のあるカーペットを敷いた。車体外観は、近鉄の車両では初めてとなる濃い緑色にした。

 特急の愛称は「かぎろひ」。公募で集まった3812件から決めた。万葉集でも詠まれ、朝日の美しい空を表すという。

 大阪上本町駅での出発式で、クラブツーリズムの岡本邦夫社長は「単なる移動する手段ではなく、移動を楽しむ列車にしたい」とあいさつした。(田中美保)

5252チバQ:2011/12/15(木) 22:10:51
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001112150002
フリーゲージ長距離試験
2011年12月15日




 独立行政法人鉄道・運輸機構(横浜市)は、香川、愛媛両県の予讃線で15日から、開発中のフリーゲージトレインの新型試験車両=写真=の長距離走行試験を始める。6月から夜間に走行試験してきたが、線路の保守点検作業のない日中に長距離を走り、耐久性を確かめる。
 フリーゲージトレインは車輪の幅を変えて新幹線と在来線を乗り入れする。来年末まで計10万キロを走り、国が2013年度にも実用化を判断。実用化の場合は、九州新幹線西九州ルートで導入が予定され、四国と新大阪を結ぶルートでも検討されている。
 在来線で最高時速130キロだが、「今回は速度を落とし、部品に不具合が出ないか調べる」と機構担当者。20日まで、多度津(午前4時58分発)―伊予三島(6時2分着)▽伊予三島―観音寺(7時37分着)▽観音寺―川之江(8時30分着)▽川之江―多度津(10時39分着)の1日4回走る。(島脇健史)

5253チバQ:2011/12/15(木) 22:13:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111215-00000094-mai-pol
<整備新幹線>着工認可へ…北海道・北陸・九州3区間
毎日新聞 12月15日(木)22時3分配信

 民主党は15日、整備新幹線(北海道、北陸、九州の各新幹線)の未着工3区間の着工について、今年度内に認可する方針を了承した。建設財源の安定的な確保など着工条件がクリアできると判断した。来週政府に申し入れ、年内にも政府方針として決める見通し。新規着工が決まれば08年3月に認可された九州・長崎ルートの武雄温泉−諫早以来となる。

 未着工3区間は、北海道の新函館−札幌と北陸の金沢−敦賀、九州・長崎ルートの諫早−長崎。同日開かれた党政策調査会の会合で、前原誠司政調会長が3区間の同時着工を了承した。前原政調会長は会合で「厳しい経済環境を考えれば、今回がラストチャンス」と話した。

 ただし北海道は、並行在来線のJRからの経営分離問題で地元調整がついておらず、着工時期が遅れる可能性もある。

 国土交通省は3区間の総事業費を約2.7兆円と試算している。財源確保が難題だったが、今年6月の法改正でJR各社が支払う新幹線の施設使用料を建設財源に回せるようになった。また通常10年間程度の建設期間を15年以上に延長することも検討されている。【三島健二】

5254チバQ:2011/12/15(木) 22:14:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111215/plc11121515580013-n1.htm
整備新幹線の3区間着工、年内決定へ 政府与党
2011.12.15 15:57
 政府・民主党は15日、北陸新幹線金沢−敦賀など整備新幹線の未着工3区間について、年内にも同時着工を認める方針を固めた。来週にも正式決定する。3区間の整備計画は昭和48年11月に決まっており、約38年を経てようやく実現へ動きだす。

 3区間はほかに北海道の新函館−札幌と九州・長崎ルートの諫早−長崎。前原誠司政調会長は同日の会見で、(1)建設費の財源確保(2)事業の採算性(3)並行して走る在来線のJRからの経営分離についての地元合意−など5項目を条件に、着工を最終判断することを明らかにした。

 未着工3区間をめぐっては、総額2兆7500億円の建設費負担が大きな課題だったが、政府はJR各社が支払う年400億円の既存新幹線の施設使用料を建設費として活用する考え。また、通常10年程度の建設期間を20年前後に延ばす方向で調整している。新規着工は平成20年3月に認可された長崎ルートの武雄温泉−諫早以来となる。

 ただ、北海道では新幹線の開業後に並行在来線がJRから経営分離することに沿線の一部自治体が反対しており、着工時期がずれる可能性もある。

5255チバQ:2011/12/16(金) 12:44:46
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20111216ddlk01020274000c.html
北海道新幹線:並行在来線問題 余市町も分離同意へ 函館市議会「賛成会派が多数」 /北海道
 北海道新幹線の札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離問題で、分離に同意していない余市町と函館市は15日、それぞれ議会などが対応を協議した。結論は出なかったが、余市町の嶋保町長は「町議会協議会の意見などを判断材料に決断したい」と述べ、道への回答期限の16日に町議会で同意の意向を表明する姿勢を示した。函館市議会の能登谷公議長は「賛成する会派が多数」とする見解を工藤寿樹市長に伝えた。

 余市町議会の協議会には嶋町長と町議17人が出席。「いきなり期限を切るのはむちゃな話」などと道の姿勢を疑問視する声が相次いだが、経営分離に関しては複数の町議が、同意か不同意かにかかわらず町長の判断を支持すると表明した。

 嶋町長は昨年9月の町長選でJR北海道による在来線存続を公約に掲げた経緯に触れ「今まで訴えてきたことと相反するのはじくじたる思い」と述べる一方、「長年促進してきた札幌延伸について、時間のない中で決断を迫られている」と合意取り付けを急ぐ道にも一定の理解を示した。

 一方、函館市議会は各派代表者会議を開き、道とJRから提案された函館−新函館(17・9キロ)間の支援策を協議。5会派のうち▽市政クラブ(11人)▽民主・市民ネット(8人)▽公明党(4人)の3会派が支援策に賛成し、市民クラブ(4人)と共産党(3人)が反対した。

 工藤市長は「はっきり示してくれた方がよかったが、議会の考えは受け止めた」と語った。また、道への回答期限について「猶予をもらうこともある」として回答の先延ばしに含みを持たせた。函館市町会連合会も同日、臨時理事会を開き、全会一致で経営分離反対を工藤市長に報告した。【坂井友子、近藤卓資】

毎日新聞 2011年12月16日 地方版

5256チバQ:2011/12/17(土) 13:43:12
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111217-OYS1T00277.htm
関西直通の九州新幹線1・5倍に、来春ダイヤ改正
 JR九州は16日、来年3月17日に実施するダイヤ改正を発表した。九州新幹線鹿児島ルートが今年3月に全線開業して以降、初めての改正で、山陽新幹線と相互に乗り入れる「みずほ」「さくら」を1日あたり16本(8往復)増発し、関西直通の新幹線を現状の1・5倍にあたる同46本(23往復)運行する。所要時間も短縮し、関西方面からの集客に力を入れる方針だ。

 直通新幹線は、最速列車「みずほ」を1日2本増の10本(5往復)、停車駅が多い「さくら」を14本増の36本(18往復)とする。徐行運転の見直しなどで、最速の所要時間は新大阪〜鹿児島中央間が現行より3分短い3時間42分、博多〜鹿児島中央間は2分短い1時間17分。関西直通の新幹線の停車本数は、筑後船小屋、新大牟田、新玉名の3駅を除く九州内の各駅で1日あたり6〜16本増える。

(2011年12月17日 読売新聞)

http://www.asahi.com/travel/news/OSK201112160103.html
2011年12月17日5時47分
大阪発のブルートレイン姿消す 「日本海」、3月で廃止
 JR各社は16日、来年3月17日のダイヤ改定を発表した。山陽・九州新幹線の直通列車「みずほ」「さくら」(新大阪―鹿児島中央)は来春から、1日15往復から23往復に増発され、新大阪からの最速所要時間は1〜3分短縮される。

 東海道・山陽新幹線からは100系と300系車両が引退し、東海道区間は全列車がN700系と700系になる。航空機との競合が激しい東京―岡山間は早朝、深夜に増発される。

 JR西日本は、山陽・九州新幹線にN700系の新型車両を10編成新たに投入し、「みずほ」は1往復追加の5往復に、「さくら」は7往復追加の18往復に朝夕を中心に増発する。

 新大阪―鹿児島中央間はこれまでより3分短い最速3時間42分に、新大阪―熊本間は1分短い最速2時間58分になる。JR西の佐々木隆之社長は「LCC(格安航空会社)など強力な輸送手段が現れてくるが、飛行機にない特長を生かして対抗したい」と話した。

 また、寝台特急「日本海」(大阪―青森)と急行「きたぐに」(大阪―新潟)が廃止され、大阪発のブルートレインはすべて姿を消すことになった。

 1968年に運行を始めた日本海は、昨年度の利用客(片道)が1日平均134人で約20年前の4分の1、61年から走るきたぐにも同様の比較で半減した。定期列車として引退するが、お盆や年末年始には臨時列車で運行する予定。

 JR西は、京都・新大阪と南紀方面を結ぶ特急には新型車両287系を51両投入する。「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」の列車名はすべて「くろしお」に統一される。

5257チバQ:2011/12/17(土) 13:45:43
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2103208.article.html
新鳥栖駅、新大阪直通の停車本数が倍増 九州新幹線
 JR九州は16日、九州新幹線鹿児島ルートの来春のダイヤ改正を発表した。新鳥栖駅に停車する新大阪−鹿児島中央(一部熊本発)の直通運転「さくら」が現在の上り4本、下り3本から上り6本、下り7本に倍増。直通運転用車両の増加に伴う増便で、九州内の各駅停車「つばめ」などを含めた全体の停車本数は上下計100本で変わらない。来年3月17日に実施する。

 

 今回のダイヤ改正で、JR西日本が直通運転用車両のN700系を新たに10編成導入し、両JRで29編成に増強する。これに伴い、最速「みずほ」を含めた直通運転が1日15往復から23往復に増える。全体の運行本数は141本で、現在の137本から微増。直通運転が増えた分、九州内の「さくら」が減った。

 

 JR九州の青柳俊彦常務は「九州完結の『さくら』よりも、直通『さくら』の方が15%ほど乗車率が高い。直通を増やせば、まだ利用客は伸びると思う」と直通増発の狙いを語った。

 

 新鳥栖駅と停車本数で競合関係にある久留米駅は、直通運転が上下各8本から、上り13本、下り12本に増加。全体の停車本数も5本増え、106本になった。筑後船小屋、新大牟田、新玉名の3駅は直通運転、全体の停車本数とも増えていない。

 

 青柳常務は「今回、検討したのは新鳥栖と久留米で直通列車をどう案分するか。利用客の伸びが新鳥栖よりも久留米がよく、トータルの停車本数も久留米をプラスにした」と述べた。

 

 最速の所要時間は、新大阪−鹿児島中央が3分短縮し3時間42分、博多−鹿児島中央は2分短縮し1時間17分になる。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/278230
新大阪−鹿児島中央直通みずほ3分短縮 山陽・九州新幹線ダイヤを改正
2011年12月17日 00:35 カテゴリー:経済 九州 > 鹿児島
 JR九州とJR西日本は16日、九州新幹線鹿児島ルートと山陽新幹線の来年3月17日のダイヤ改正で、新大阪−鹿児島中央の直通運転を現在の1日約15往復から23往復に増やすと発表した。同ルートの今年3月の全線開通後、初めてのダイヤ改正。同区間の最速の所要時間は、線路改良などで現在より3分短い3時間42分とする。

 直通区間の最速列車で小倉▽博多▽熊本▽鹿児島中央−の各駅に止まる「みずほ」は、現在の4往復から5往復に増発。また、九州内発着の「さくら」の一部を直通に切り替える。

 ダイヤ改正後の各駅の直通停車本数は、上下合わせ小倉46本▽博多46本▽新鳥栖13本▽久留米25本▽熊本46本▽新八代17本▽新水俣17本▽出水17本▽川内35本▽鹿児島中央45本。筑後船小屋と新大牟田、新玉名の3駅は現在の3本を据え置く。

 最速の所要時間は、新大阪−熊本で現在より1分短縮の2時間58分▽博多−鹿児島中央で同2分短縮の1時間17分▽熊本−鹿児島中央で同1分短縮の43分。

 九州内発着の各駅停車「つばめ」の運行本数に大きな変動はないが、新八代以南の各駅の停車本数を現在より2本少ない11−13本とする。

=2011/12/17付 西日本新聞朝刊=


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