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鉄道総合スレッド

1■とはずがたり:2003/03/10(月) 18:49
貨物輸送,都市高速鉄道スレはありましたが鉄道談義一般が無かったのでたてます。。

4337とはずがたり:2010/12/15(水) 22:53:23

JR東海社長がリニア計画を歓迎 「明快に方向性示した」
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121501000688.html

 JR東海の山田佳臣社長は15日、名古屋市での記者会見で、国土交通省の交通政策審議会小委員会で了承されたリニア中央新幹線計画の中間取りまとめについて「国家的な立場から論理的に実証いただき、明快に方向性を示していただいた」と直線ルートの採用などを歓迎し、開業への準備を加速する考えを示した。

 中間とりまとめの付帯意見で求められた、中間駅の整備をめぐる関係自治体との調整は「大変重要なポイントと考えている」と語り、年内にも自ら沿線自治体を訪れ、協力を要請する考えを表明した。

 今後、自治体と認識の共有化を図りながら、中間駅の負担方法や駅の設置場所などを本格的に協議していくという。
2010/12/15 18:36 【共同通信】

2010年12月14日(火)
リニア実験線 進む延伸工事
トンネル区間は10キロ掘削 57%終了
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/14/2.html

 JR東海が2013年度末の完成を目指す山梨リニア実験線の延伸工事が着々と進んでいる。延伸区間(24・4キロ)の8割近くを占めるトンネル区間は57%に当たる10・8キロで掘削作業が終了。地上ではすべての工事区間で、高架橋などの工事が始まっており、JR東海は「おおむね順調なペース」としている。
 延伸工事は10工区に分けて行い、JR東海と独立行政法人鉄道・運輸機構が作業を分担。計10カ所のトンネル(19・1キロ)を掘削する計画で、JR東海などはこれまでに7カ所で掘削作業に着手。このうち比較的距離が短い3カ所は貫通した。
 延伸区間で最長(8720メートル)の御坂トンネルの掘削作業もスタート。先行区間と合わせると1万4615メートルの長大トンネルとなり、東海道新幹線で最長の新丹那トンネル(静岡県、7958メートル)の2倍近い長さとなる。
 一方、地上区間(5・3キロ)も全区間で高架橋や橋りょうの建設工事に着手。延伸区間が位置する上野原市や笛吹市などでは、直線に伸びる実験線のルートを示すように橋脚が立ち並ぶ光景が見られるようになった。
 工事は先行区間(18・4キロ)の東側7・8キロと西側16・6キロで実施。実験線を42・8キロに延ばすほか、先行区間の地上コイルなどは実用レベルの設備に更新する。
 JR東海は延伸工事終了後、実験線で営業運転に向けた走行試験を開始。東京−名古屋間で2027年の開業を目指すリニア中央新幹線が、南アルプスを貫通するルートで建設されれば、実験線がルートの7分の1程度を占めることになる。

4338チバQ:2010/12/16(木) 00:43:40
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/101215/sty1012151441006-n1.htm
【イチから分かる】リニア中央新幹線 駅建設など問題も 東京−名古屋間40分 (1/3ページ)
2010.12.15 14:41

山梨リニア実験線 東海旅客鉄道(JR東海)は、東京と名古屋、大阪を結ぶリニア中央新幹線計画を進めている。同社の計画では、17年後の平成39年にまず東京−名古屋間で開業し、新幹線のほぼ半分、40分で結ぶ。最高速度は時速500キロとなる予定だ。57年までに大阪まで延伸し、計画上の走行時間は67分だ。(高山豊司)

 リニア中央新幹線の建設が進んでいるのは高速移動の需要が高まっているためだ。大規模地震の発生や補修工事の実施のさいには、東海道新幹線のバイパス路線となる。リニア開業後に東海道新幹線の停車駅を増やすなどサービスの差別化を打ち出せば、利用者の選択の幅が広がる。

 利用料金について、JR東海は東京−大阪間で1万5050円、東京−名古屋間では1万1480円と、現行の「のぞみ」の700〜1千円増しを想定している。関係者の多くはこの料金案を割安と歓迎していて、東京−大阪間の航空便の旅客がすべて、リニアに移行する、とすらささやかれている。

 整備を進めるうえで特徴的なのは、線路の建設費用をJR東海が負担する点だ。同社は用地取得の必要がない大深度地下を利用して、コストを抑える計画で、建設費は、東京−名古屋で5兆〜6兆円、大阪までだと9兆円となる見通しだ。そのかわり、走行区間の7割程度がトンネルで、車窓からの眺めを楽しむ機会は少なそうだ。

 整備には国の認可が必要で現在、国土交通省の交通政策審議会中央新幹線小委員会で、計画の妥当性などを検討中だ。

 小委員会は11月、ルート選定について、東京−名古屋間をほぼ直線で結ぶ「南アルプスルート」が費用対効果でもっとも優れるとの見解を示した。ほかに長野県を大きく迂回(うかい)する伊那谷ルートと木曽谷ルートがあり、計3案が検討されているが、実質的に南アルプスルートに内定した状況だ。

 これに反発しているのが長野県だ。3ルートのうち伊那谷ルートは、諏訪、伊那といった同県の経済圏を通るため、県の期待が大きかった。県は「もともと伊那谷ルートにするといってきたのは事業者側だ」とJR東海に不信感を募らせる。

 実は昭和53年に、当時の国鉄が3ルート案を提示したときは、南アルプスルートについて、山岳地域に長大なトンネルを掘らなければならないうえ建設現場の地形が作業に不向きであるなど難題が多く、困難とされていた。

 しかしその後、建設技術が進歩。平成19年にJR東海が自己負担での建設を表明したことから、南アルプスルートが本命に浮上した経緯がある。

 次の課題は駅の建設だ。JR東海は、地元負担が原則だと訴える。費用は地上駅で350億円以上、地下駅なら2200億円以上が見込まれる。とりわけ地下駅となる自治体には、すべてを地元でまかなうのは難しい。計画の調整にはまだいくつもの難問が立ちはだかっている。

                   ◇


揺れに強い超電導磁石の技術

 リニア中央新幹線は、一般の電車のように2本のレールの上を走るわけではなく、磁石などを埋め込んだコンクリート製の「走行路」を走る。技術上の特徴はこの磁石にある。

 走行路にも車体にも磁石が備えてある。車体はその磁力で浮揚する。さらに別の磁石が引きつけたり反発したりして、直進したり止まったりする。「リニアモーター」の原理を応用した技術だ。同様の技術は、中国の上海浦東国際空港−龍陽路駅間約30キロを結ぶ路線で実用化されている。

 JR東海の技術の特徴は超電導磁石を使っている点だ。上海で採用されている電磁石より、少ない電力で大きな磁場を長時間形成できる。車体の浮き上がりが10センチと大きく、走行路と車体の間を8センチに保てるため左右上下の揺れに強く、高速走行の安全性が高まる。

 現在、山梨県で実験を繰り返している。平成15年に有人走行で出した時速581キロは世界最高速記録だ。

4339チバQ:2010/12/16(木) 00:45:56
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101209/trd1012092159014-n1.htm
関空特急「はるか」来春から昼間は半減へ 
2010.12.9 21:56

関西国際空港と新大阪、京都などを結ぶJR西日本の特急「はるか」(山下香撮影) JR西日本が、関西国際空港と新大阪や京都などを結ぶ特急「はるか」のうち、利用客の少ない午前10時台から午後3時台の6往復(12本)を、来年3月のダイヤ改正で取りやめる方針を固めたことが9日、同社への取材で分かった。

 この時間帯は現在12往復を運行しており、半減されることになる。

 JR西によると、はるかは平成6年9月、関空の開港に合わせて運行を開始。8年度のピーク期には1日平均約4800人が利用したが、21年度には同約2100人に落ち込んだ。ダイヤ改正で、1日30往復から24往復になる。

 廃止される6往復は、今春のダイヤ改正時に定期運行から臨時運行の扱いに変更されていた。

4340チバQ:2010/12/16(木) 00:46:22
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101215/trd1012152206008-n1.htm
新快速が南草津に停車へ 来年3月のダイヤ改正で
2010.12.15 22:05
 JR西日本が来年3月のダイヤ改正で、南草津駅(滋賀県草津市)に新快速電車を停車させることが15日、分かった。これにより大阪−南草津間は約15分短縮され、45分程度で結ばれることになるという。

 関係者によると、同駅は周辺の宅地開発や立命館大びわこ・くさつキャンパスの開校などの影響で利用が増加。県内では草津駅、石山駅に続き、乗降客は1日あたり4万4千人に上るという。

 地元自治体などはこれまでに新快速電車の停車を求め、約6万2千人分の署名をJR西に提出。JR西が停車を決めたとみられるという。

4341とはずがたり:2010/12/16(木) 09:34:16
>>4340
おお,>>3519で促進期生同盟会が設立されると云う09.11.25付けの記事があって>>3699に賛同署名が4万5000人分集まったと云う10.1.22付けの記事があったけど割とあっさり実現ですな。
この辺は普通電車の数が少ないってのもあるし,平行する私鉄がないから新快速の速達性にあんま西が拘ってないのも実現を容易にさせたか。

4342チバQ:2010/12/17(金) 22:26:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216247
九州新幹線 1日に上り68本、下り69本 大阪―鹿児島直通は上下30本
2010年12月17日 22:10 カテゴリー:経済 九州 > 福岡
 JR九州は17日、来年3月12日に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートの輸送ダイヤを発表した。1日の運行本数は上り68本、下り69本の計137本。新大阪―鹿児島中央の直通列車は上り15本(1本は熊本発)、下り15本の計30本となる。

 1時間当たりの標準的な運行本数は、新大阪―鹿児島中央の直通「さくら」▽博多―鹿児島中央の急行型「さくら」▽博多―熊本の急行型「さくら」▽同区間の各駅停車「つばめ」−がそれぞれ1本の計4本になる。

 新大阪−鹿児島中央を3時間45分で結ぶ最速列車「みずほ」は、朝夕に上下各2本ずつ運行し、九州内は小倉、博多、熊本、鹿児島中央に停車。直通型「さくら」(最短4時間10分)は同11本で、川内にも全列車が停車するほか、新鳥栖に上り4本と下り3本、久留米に上下各8本停車。他の駅にも同1―2本止まる。

 急行型「さくら」は博多―熊本(同41分)が同7本、博多―鹿児島中央(同1時間28分)は同14本。筑後船小屋、新大牟田、新玉名には止まらず、熊本以南は一部列車を除き各駅に停車する。「つばめ」は博多―熊本(同51分)が上り21本、下り23本、博多―鹿児島中央(同1時間50分)は上り6本、下り4本になる。

 在来線特急のダイヤ改正も同日、発表。通勤時間帯に限り鹿児島線博多―長洲の「有明」を残す。長崎線博多―佐賀は「かもめ」などを1時間に上下各2本から同3本に増発。日豊線の宮崎−鹿児島中央の「きりしま」を1日に2本増やす。

=2010/12/17 西日本新聞=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216190
15往復が新大阪と直通 九州新幹線鹿児島ルート
2010年12月17日 17:10 カテゴリー:生活・レジャー
 JR九州は17日、来年3月12日に全線開通する九州新幹線鹿児島ルート(博多―鹿児島中央)のダイヤ概要を発表した。山陽新幹線に乗り入れて新大阪―鹿児島中央間を直通運転する列車については、最速「みずほ」が1日4往復、より停車駅の多い「さくら」は11往復(一部熊本発)する。同区間の最短所要時間はみずほが3時間45分、さくらは4時間10分。

 新大阪直通のさくらは列車によって停車パターンを変え、九州管内のすべての駅に少なくとも1日上下各1本が停車する。「みずほ」の場合、博多―鹿児島中央間の所要時間は1時間19分と現在より53分短縮、博多―熊本間は33分で40分の短縮。

4343チバQ:2010/12/17(金) 22:28:01
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/101217/sty1012171904008-n1.htm
「歓迎」「不満」が3対1 沿線各県、知事の受け止め 山陽・九州新幹線運行ダイヤ
2010.12.17 19:03
 JR九州が17日発表した山陽・九州新幹線の運行ダイヤに対し、九州の沿線各県知事のうち、福岡、熊本、鹿児島が歓迎し、佐賀からは不満の声が上がった。

 福岡県の麻生渡知事は県庁内で記者団に「福岡県内の駅に多く停車し、地域のみなさんに使いやすい新幹線となり大歓迎だ。関西との距離が縮まり、交流も活発になろう」と喜び一色。

 熊本県の蒲島郁夫知事は「観光資源を最大限に生かし、熊本PRに努力したい」と話した。

 さらに鹿児島県の伊藤祐一郎知事も「速達性、利便性の高いダイヤ設定でありがたい」とのコメントを発表した。

 一方、佐賀県の古川康知事は記者団に対し「正直、山陽新幹線直通のさくらの停車頻度が少ない。1年後のダイヤ改正に期待したい」と不満げだった。

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101217mog00m040013000c.html
九州新幹線:「みずほ」新大阪−鹿児島中央3時間45分 ダイヤ・停車駅決定

山陽・九州新幹線直通「みずほ」「さくら」に使用される新型車両=JR姫路駅で、金澤稔撮影 JR九州は17日、来年3月12日の九州新幹線全線開通に伴うダイヤ改正の概要を発表した。それによると、山陽新幹線と直通で新設する最速達タイプ「みずほ」が新大阪−鹿児島中央間を最速3時間45分で結び、現行の5時間2分(乗り換え時間含む)から1時間17分短縮される。「みずほ」の途中停車駅は新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本。下り一番列車「みずほ601号」は新大阪を午前6時に発車し、熊本に9時、鹿児島中央に9時46分に到着する。

 「みずほ」を補完する山陽・九州直通の「さくら」の所要時間は、新大阪−鹿児島中央間で最速4時間10分。九州内ではすべての「さくら」が博多、熊本、川内、および新鳥栖・久留米のいずれかに停車する。また一部の「さくら」は新開業区間の筑後船小屋・新大牟田・新玉名のいずれかに停車するほか、熊本以南全駅に停車するタイプも設定する。

 山陽・九州直通の運転本数は「みずほ」「さくら」合わせて1時間あたり上下1本で、1日15往復。「つばめ」を含めた九州内の運転本数は上下137本となり、現行の同98本(乗り継ぎ在来線含む)から大幅な増発で利便性の向上を図る。【毎日jp編集部】

4344チバQ:2010/12/17(金) 22:29:12
九州内でも新鳥栖と久留米のどちらか一方に停車
http://www.asahi.com/national/update/1217/OSK201012170075.html
新大阪―鹿児島中央4時間10分 「さくら」停車駅決定2010年12月17日15時54分
 JR西日本は17日、来年3月12日からの山陽・九州新幹線の直通運転に伴い、新大阪―鹿児島中央間を結ぶ「さくら」の停車駅や所要時間を発表した。

 JR西によると、さくらは昼間の時間帯に1日11往復する。すべてのさくらが、新神戸、岡山、福山、広島、小倉、博多、熊本、川内に停車。時間帯によっては、姫路、徳山、新山口、新下関のうち1、2駅に止まる。九州内でも新鳥栖と久留米のどちらか一方に停車。新大牟田や新八代といった残りの駅にも時間帯によって停車する。新大阪から鹿児島中央までの所要時間は最短で4時間10分、熊本までは同3時間20分となる。これに伴って、ひかりレールスター(新大阪―博多間)が1日20往復から10往復に減る。
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4345チバQ:2010/12/17(金) 23:13:45
まちがえた
753 名前:チバQ 投稿日: 2010/12/17(金) 22:31:36
http://www.asahi.com/national/update/1216/SEB201012160014.html
大阪直通「さくら」1本は停車へ 博多―鹿児島中央全駅2010年12月16日22時14分

 来年3月12日に全線開通する九州新幹線・鹿児島ルートで、山陽新幹線新大阪と直通運転する「さくら」が博多―鹿児島中央の全駅に1日1本は止まることがわかった。「さくら」は博多、熊本、鹿児島中央など主要駅に止まる列車が中心だが、それ以外は列車ごとに止まる駅を増やす。運行するJR九州が「さくら」停車を求める沿線自治体に配慮したとみられる。

 九州新幹線を走る列車は新大阪と九州を結ぶ「みずほ」「さくら」、九州内を中心に走る「さくら」「つばめ」に分かれる。駅周辺の自治体は近畿、中国地方から観光客を呼び込むために新大阪直通の「さくら」の停車をJRに強く求めていた。

 ただ、停車駅を増やすと新幹線の強みであるスピードが失われ、ライバルの飛行機との競争に不利になる。このため「さくら」は停車駅を絞った速い列車と時間帯によって主要駅以外の駅にも止まる列車など複数のパターンを用意する。

 駅間が約6キロしかなく、「さくら」の停車をめぐって綱引きを続けていた新鳥栖(佐賀県鳥栖市)、久留米(福岡県久留米市)の両駅については、市の人口が多く、駅が市中心部にある久留米駅に止まる列車が多くなるとみられる。

4346荷主研究者:2010/12/18(土) 14:35:32

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012030005/
2010年12月3日 神奈川新聞
相鉄いずみ野線延伸構想は利用者数が採算届かず、「年間2億円の赤字」と検討会試算/神奈川

 相模鉄道いずみ野線(二俣川―湘南台)の延伸構想をめぐり、県や相鉄などが参加する検討会が、湘南台―慶応大湘南藤沢キャンパス(3.2キロ)の区間運行について、現在想定される利用者数では「年間2億円程度の赤字が生じる」と試算していることが2日、分かった。運行事業者の相鉄は採算性を前提としており、実現には新たな輸送需要の創出が課題となりそうだ。

 検討会は、インフラ整備と運行を官民で分担する「上下分離方式」を前提に、中間地点の桐原地区にも新駅を建設し、10年後に開業するとの想定で検討した。

 関係者によると、延伸区間の沿線で利用が見込まれる人員を現状では2万人と算出。その輸送収入から費用と減価償却費を差し引いた試算では「事業性が確保できない」と結論した。開発や交通網再編により新たな需要をつくることで、開業時までに輸送人員を1万人ほど上積みすれば利益が保てるとしている。

 松沢成文知事は今年2月、検討会設立の発表会見で「重要な路線として将来に向けた公共投資をする」と強調、財政支援の姿勢を示していた。相鉄はJR東日本、東急電鉄との相互直通運転開始をにらみ、9月に発表した経営戦略でいずみ野線沿線を重点開発地域としたが、延伸構想については「採算性・発展性」を前提に検討するとの姿勢だ。

 検討会では鉄道延伸のほか、次世代型路面電車(LRT)による延伸手法も対象となっている。LRTは鉄道に比べて費用は抑えられるが、広域輸送力では劣る。検討会は沿線のまちづくりのあり方なども議論した上で、年度内にも報告を取りまとめる方針。

4347荷主研究者:2010/12/18(土) 16:22:04

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20101126/CK2010112602000119.html
2010年11月26日 中日新聞
えち鉄、景気悪化で利用者横ばい 赤字補助金は大幅減

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 沿線自治体などでつくる「えちぜん鉄道活性化連携協議会」が25日、福井市松本上町の同鉄道本社で開かれ、ここ2年間の利用者数は伸び悩んでいるが、欠損補助金は大幅に減少したことなど、これまでの事業実績が報告された。

 勝山永平寺線と三国芦原線を合わせた利用者数は、事業譲渡を受けた2003年度が140万人だった。その後はガソリン価格の上昇や雇用の拡大、市民団体の支援などを受けて増加し、ピークの08年度には318万人となった。だが、リーマンショック後の景気悪化などもあり、その後はほぼ横ばいの状態が続いている。

 運営面では運輸収入の増加とともに、最新のシステムが導入されたことで、年間の修繕費が65%削減された。沿線市町による欠損金(赤字)の補助額は、03年度は4億4400万円だったが、07年度には半分以下の2億1000万円に、09年度は1億7000万円にまで圧縮された。

 これとは別に、県などが安全対策などのための設備投資として、総額52億2300万円を支援。このため京福電鉄時代の2度の衝突事故以来、鉄道側に起因する事故は発生していない。

 25日の協議会では、福井大大学院の川上洋司教授を座長とする作業部会を作り、今後の利用促進策や、福井市の田原町駅を結節点にした福井鉄道とえちぜん鉄道の相互乗り入れ計画など、大規模な設備投資を検討していくことを決めた。

 えちぜん鉄道は02年に設立した第三セクター。沿線市町が運営面、県が安全のための設備投資の資金を支援する「上下分離」の考えで枠組みに合意していたが、その期限は11年度末まで。協議会では、12年度以降の行政支援の枠組みなどを検討している。

 (土屋晴康)

4348荷主研究者:2010/12/18(土) 16:38:45

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/12/07/new1012070802.htm
2010/12/07 デーリー東北
利用者から不満、厳しい課題/青い森鉄道

 東北新幹線全線開業と同時に目時―青森間の本格開業を迎えた並行在来線・青い森鉄道は6日、開業後初の平日を迎えた。JR東北線の八戸―青森間の経営を引き継ぎ、厳しい経営状況から運行形態や料金設定を変えた同鉄道。ある程度予想されていたとはいえ、利用者からは朝の混雑や新幹線との接続の悪さに不満の声が相次ぎ、運行スタートから、あらためて厳しい課題が浮かび上がった形だ。

 三沢―八戸間の利用者からは、JRが朝の通勤・通学時間帯に4両編成で運行していた列車が、本格開業に伴い2両編成となったことに不満が集中した。

 八戸市の会社に通う、三沢駅近くに住む50代の男性サラリーマンは取材に対し「今朝の通勤は東京の満員電車さながらだった。住民のことをもっと考えてほしい」と訴えた。

 三沢市から八戸市内の高校に通う女子生徒(17)も「お年寄りまで列車に押し込められ、かわいそう。運行本数が増えても乗る時間を変える人はあまりいないので、せめて4両に戻してほしい」と切実に語った。

 本格開業と同時に、普通運賃はJR料金の1・37倍、通勤定期は1・65倍に値上げされた。青森市に買い物に行くために野辺地―青森間を利用した女性(68)は、片道運賃が740円から1010円に上がったことを知り、「千円札でも足りないなんて…」とショックを受けた様子。

 新幹線との接続の悪さを指摘する声も。神奈川県から転勤先の三沢市に向かうため、八戸駅で新幹線を降り、出発を待っていた男性会社員(53)は「新幹線を降りてから1時間以上待たされている」と改善を要望した。

 厳しい意見が多数を占める中、一方では通学利用者や高齢者に配慮した同鉄道の料金設定を歓迎する声も。三沢駅前で八戸市の高校に通う娘を待っていた三沢市の母親(49)は「通学定期がJRと同額だったので助かる」とほっとした表情。

 青森市への通勤に利用する平内町の男性会社員(65)は、約80%も割引される65歳以上の特別運賃が適用されるため、「定期代がJRより安くなったのはうれしい」と話していた。

【写真説明】通勤通学の高校生やサラリーマンで混み合う青い森鉄道=6日午前8時10分すぎ、三沢駅

4349荷主研究者:2010/12/18(土) 16:57:33

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101107/bsd1011070701000-n1.htm
2010.11.7 07:00 Fuji Sankei Business i.
JR西日本「新快速」40年 “鉄ちゃん”も驚く誕生秘話

12月から6代目新快速車両として運用を始める225系=10月23日、大阪市北区のJR大阪駅(松村信仁撮影)

 京阪神地区を結ぶJR西日本の新快速が走り始めてから10月1日で40年が経過した。今では朝のラッシュ時から深夜まで走り、京阪神の通勤通学には欠かせない存在だが、登場当初は鉄ちゃん(鉄道マニア)も驚くようなエピソードが隠されていた。

 新快速は、昭和45年10月1日、旧日本国有鉄道(国鉄)が近郊電車のイメージアップを目的に運行を開始した。当時の区間は京都−西明石間で、昼間に6往復のみ。しかも、車両は113系という近郊形の3扉車。平成10年ごろまで横須賀線(東京−久里浜間)で走っていたのとほぼ同じものだ。

 実は、この新快速にはお手本があったという。東京都内を走るJR中央線で昭和42年に特別快速が登場した。並行して走る京王電鉄が特急を走らせたことへの対抗策だった。

 東海道新幹線が開業した39年以降、国鉄は毎年赤字を計上するようになる。一方、並行して走る阪急電鉄や阪神電気鉄道、京阪電気鉄道は新型車両を次々と投入し、京都−大阪間、大阪−神戸間でノンストップの特急列車を走らせ、人気を集めていた。

 「中央線の特別快速のような列車を京阪神でもできないか」。これが新快速誕生のきっかけだ。

   ◇   ◇

 47年3月、山陽新幹線(新大阪−岡山間)の開通で、急行形車両が大量に余った。国鉄はこれを2代目の新快速車両「ブルーライナー」として活用し、新快速を大増発。草津−姫路間で、昼間を中心に30往復に増やし、大阪駅発の時刻を毎時0、15、30、45分とした。このとき、昼間のダイヤの原型が完成する。

 白の車体に青線で親しまれた2代目車両には欠点があった。車両片側の扉が2つだけで、デッキもあったため、乗り降りに時間がかかったのだ。このため、55年にデッキを外した3代目車両「シティーライナー」を投入。この車両は新快速のために設計されたもので、赤字の国鉄では大英断だった。

   ◇   ◇

 また当時、新快速は新大阪を通過していた。新幹線利用客と、大阪−京都間の乗客とを分けるためだったが、乗客の要望もあって60年3月には新大阪にも停車するようにした。

 平成元年に4代目となる221系投入にあわせ、朝ラッシュ時にも新快速が登場。通勤・通学輸送を担うことになる。221系は最高速度が時速120キロと従来に比べ10キロ速い。これを生かし、2年には高槻、芦屋にも新快速が停車するようになり、4年には12両編成の列車も登場する。

 7年1月の阪神・淡路大震災。阪神間の鉄道はまひ状態に陥ったが、最初に全面復旧を果たしたのはJRだった。

 4月に5代目となる223系を大量投入し、朝ラッシュ時の新快速の本数を1時間8本に倍増。阪急、阪神からの通勤・通学客を奪い、これによってJRの新快速が一気に市民権を得たといえる。

 今年10月23日、6代目となる225系が一般公開された。17年4月の福知山線列車事故の教訓を生かし、車体前面での衝撃を上方ににがすように設計されている。また、つり革の数が2倍になり、座席の手すりも丸みを帯びた形に改め、急停車時のけがを少しでも回避させる工夫が施されている。

   ◇   ◇

 現在、京都−大阪間は28分と40年前に比べ4分、大阪−三ノ宮間は22分で同1分、それぞれ所要時間が短縮した。運転区間も東は敦賀、西は播州赤穂と大きく拡大している。

 今後の課題について、JR西日本輸送計画課の清水康一担当課長は「京阪間で普通列車と新快速列車との接続が十分に取れていないことだ」という。

 また「京都−大阪間は比較的距離が長く、快速がどうしても途中で新快速に追い抜かれる」(清水氏)ことも新快速の混雑の原因と分析している。(松村信仁)

4350荷主研究者:2010/12/18(土) 17:07:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/20101211t41019.htm
2010年12月11日土曜日 河北新報
鷹巣駅、JR乗り入れ円滑化 工事費1億6000万円

 秋田県は10日の県議会建設交通常任委員会で、第三セクター秋田内陸線(鷹巣―角館)の鷹巣駅と、隣接するJR奥羽線鷹ノ巣駅で列車の相互乗り入れを円滑にする場合、必要な工事費は約1億6000万円との試算を公表した。県は東北新幹線全線開業を生かして内陸線の利用拡大を図るため、2011年度一般会計当初予算案に工事費を盛り込みたい考え。常任委では賛成の声とともに慎重な意見も出された。

 内陸線とJR奥羽線はこれまでも青森ねぶた祭や桜などの時期に合わせて直通列車を運行し、09年度には25本を走らせた。相互に列車を乗り入れする際のレールの切り替え作業は手動で30分かかり、利便性の向上が課題だった。

 試算では切り替え作業の自動化に伴うレールの交換や、信号機設置などの費用を盛り込んだ。工期は1年程度で、直通列車の時間短縮は早くても12年度からの見通し。

 県は新幹線全線開業に伴い、内陸線でも利用者が年1万7000人増えると予測しており、スムーズな乗り入れの実現で、相乗効果が発揮できると見込んでいる。

 10日の建設交通常任委では、県議から「便利になるならば、大いに検討すべきだ」などと賛同する意見が出た。

 一方で、毎年2億円を超える赤字に苦しむ内陸線の現状を踏まえ「今の財政状況では無理が生じるのではないか」と、投資を疑問視する声も上がった。

4351とはずがたり:2010/12/18(土) 17:21:04
>>4346
TXでさえなんとかクリアできたんだからあの辺なら都市開発と絡めればなんぼでも需要の確保は出来そうなんじゃが。
それにしても相鉄もシビアですなぁ。人口減少社会の鉄道会社は守りに入らざるを得ないか。
LRTなんかにしちゃったら将来禍根を残すでぇ。。

4352神奈川一区民:2010/12/18(土) 18:01:53
>>4351
自分はいずみ野線延伸より、二俣川と西谷
の間を複複線化の方が先だと考えます。
いくらJRと直通しても西谷止まりじゃ意
味がない。二俣川駅まで複複線にすれば、
いずみ野線とも便がよくなるので建設費が
かかっても複複線化を優先した方がいいと
思います。

4353とはずがたり:2010/12/18(土) 20:25:20
そんなもん京都府下の(新)祝園辺りにきまっとろうが!と思ったけどどうなんかな。
祝園案なら近鉄を経由して京田辺・大久保・京都,学研都市線を経由して枚方・交野,両線を通じて木津川・奈良各地,更に関西研究学園にも隣接と好立地だ。奈良市内となると平城山付近ではJR奈良にしか便利にならない。
自分勝手で周りに迷惑撒き散らすアホの奈良県知事の主張など聞かんでよろしいがね。JR東海が此処でも真っ当な経営判断されることを祈る。経由地に奈良が載ってるからといって北関の宇都宮上三川みたいな醜悪なルートとることはない。

「リニア誘致」奈良と京都が古都バトル
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101218/lcl1012181257001-n1.htm
2010.12.18 12:54

 平成57(2045)年の東京−大阪間開業を目指すリニア中央新幹線の新駅(中間駅)をめぐり、日本の2大古都、奈良県と京都府が早くも誘致合戦の様相を呈し始めた。JR東海が「1県1駅」とするルート上の新駅が、国の基本計画で「奈良市周辺」との表現にとどまり府県名が明示されなかったためで、「周辺」にあたる京都府は「国際観光都市としては譲れない」と息巻き、奈良県の荒井正吾知事は「『奈良市周辺』とは県内で決定しているということだ」として一歩も引かない考えだ。

 リニア中央新幹線は、東京−名古屋間が平成39年、名古屋−大阪間が57年の開業を目指す。国土軸が一変するビッグプロジェクトだけに、東海道新幹線から大きく外れている奈良県にとって、新駅誘致は経済発展の観点からも「長年の願い」(県道路交通環境課)でもある。

 一方、京都府も「リニアが府内を経由しなければ国土軸から外れてしまう。国際観光都市としては譲れない」(府交通政策課)と新駅誘致を死活問題として捉え、国やJR東海への陳情を通して存在感をアピールする構え。7月には有識者らの検討委員会も立ち上げ、JR京都駅や奈良県との府県境に位置する「関西文化学術研究都市」などを新駅候補地として検討を始めた。

 直線ルート上に位置し条件的には有利とみられる奈良県だが、JR東海が沿線各県に建設する中間駅については全額地元自治体負担を求めていることが不安定要因になっている。荒井知事も「県内で発生する受益の範囲では応じるが、全額を賄うことは不可能」と全額負担に反発している。

 また、2200億円が必要とされる地下駅建設についても財政事情から「地下駅は経済的な発展性が見込めず、新駅は地上駅にしてほしい」と主張するが、内心は「京都府側が破格の条件を提示しないか、気になっている」と不安を隠せないでいる。「もし県外に建設されては経済的損失は計り知れない。地道な誘致活動に取り組んでいくしかない」としている。

4354とはずがたり:2010/12/18(土) 20:28:19
>>4352
確かに西谷から先どれだけ相鉄に乗り入れられるかが一つの試金石ですね。
なかなか複々線化はハードル高いような気がしますが,都心直結で今の田園都市線位に更に成長する可能性有るわけですから頑張って欲しい所。
小田急も町田辺りからでも可成りの人を運んでる訳ですしそんないずみの線が遠いって事ないでしょうし。。

4355hghghg:2010/12/18(土) 20:30:03
河嶋海科〜昼間から公園のベンチでイケメンと抱き合いながら濃厚キスの光景を
一般人にフォーカスされる。。。事務所サイドは、完全否定〜
だが、数枚の写真で認めざるを得ないか?まだ〜子供なのに、体は、大人の女を
感じさせる。。。http://speed01.heteml.jp/

4356松田:2010/12/19(日) 01:57:20
しかしタンゴディスカバリーとタンゴエクスプローラーがなくなるのはとても残念です。嫌な予感はしていたのですが。たんばと文殊、そして雷鳥もなくなるし。九州は特急にする必要がないのを特急にしてるし。川内エクスプレスとかはいらないと個人的には思う。ライナーで良し。九州はなんでも特急にすることによる事実上の値上げだよなあ。

4357チバQ:2010/12/19(日) 21:17:34
>>4032
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101219/trd1012190031001-n1.htm
関空リニアに調査費 アクセス改善、予算案計上へ
2010.12.19 00:31
 政府の平成23年度予算案に、大阪市中心部と関西国際空港(距離約40キロ)を結ぶリニアなどを視野に入れた高速鉄道アクセスについての調査費が計上される見通しとなったことが18日、国土交通省関係者らへの取材でわかった。

 関空へのアクセス向上は、利用促進に向けた重要な課題として大阪府などが強く求めており、国交省としても調査の必要性を認めた形。官民連携での整備の可能性などが検討される見通しだ。

 ビジネス拠点である大阪・キタの市中心部から関空へは、現状で1時間程度かかる一方、国交省大阪航空局の調査によると、公共交通機関で大阪(伊丹)空港まで1時間以内で移動できる京阪神の人口が約1500万人なのに対し、関空は約400万人にとどまる。このため、関空の国際競争力強化にはアクセスの改善が不可欠とされる。

 関空への新アクセスとしてはこれまで、鉄道路線の起点となる大阪・ミナミとキタを結ぶ「なにわ筋線」整備や、大阪府の橋下徹知事が昨年秋に提唱した、JR大阪駅北側の「梅田北ヤード」を起点とする「関空リニア」構想などが浮上。キタと関空の所要時間は、なにわ筋線で30分台、関空リニアなら7分に短縮できるとされ、府は今月8日に国交省に提出した意見書でも、高速アクセスの調査を推進するよう求めていた。

 国交省は、調査費をもとにリニアや新幹線も視野に入れた具体的な整備の可能性を検討。民間が事業の計画段階から参加し、設備は官が保有したまま、設備投資や運営を民間に任せる手法の導入などについても調査を行う方針という。

 一方、関空と伊丹の経営統合をめぐり、統合後の両空港の運営に地元意見を反映させるため、国交省が、関空の地元9市4町でつくる「泉州市・町関西国際空港協議会」や、伊丹空港周辺の11市でつくる「大阪国際空港周辺都市対策協議会」とは別に、関空の出資団体である大阪府や兵庫県、和歌山県などとの協議会も新たに設置し、窓口を3本立てとする方針を固めたこともわかった。

 同省は新アクセスの調査方針と合わせて、21日に予定される地元自治体や経済界との意見交換会で提示するとみられる。

4358チバQ:2010/12/19(日) 21:18:39
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101218/biz1012181800006-n1.htm
【ドラマ・企業攻防】青森行ぐならどっち? 空・陸決戦でブーム到来! (1/3ページ)
2010.12.18 18:00

 今月4日にJR東日本の東北新幹線が全線開通し、東京−新青森間が一本につながった。観光やビジネスなど経済波及効果に対する地元の期待は大きい。所要時間が3時間台に短縮されたことで、羽田−青森を運航する日本航空との旅客争奪戦も激化しそうだ。2年前まで青森支局で勤務していた記者は、さっそく青森に向かい、新しい人の流れを探ってきた。


15年ぶりに帰郷

 日曜日の12月12日朝、東京駅から「はやて17号」に乗り込んだ。大宮駅でどっと乗客が増え、座席の7割ほどが埋まった。

 「新幹線がつながったから、15年ぶりに故郷の青森市に帰るのよ」と、東京都清瀬市の女性(60)。昭和57年に大宮−盛岡間で開業した東北新幹線と同じ28歳になった長男がお供。全線開通までの長い年月に思いをはせ、感慨深げだ。

 仙台駅を過ぎ、しばらくすると、右手にJR東日本の新幹線総合車両センター(宮城県利府町)が見える。並んだ車両の真ん中には、来年3月5日にデビューする「はやぶさ」。緑色の車体に、15メートルもある先頭の「ロングノーズ」がひときわ目立つ。

 先頭車両は全18席の「グランクラス」。料金は片道2万6360円と、グリーン車より5千円も高い新幹線版ファーストクラスだ。ゆったりしたシートに弁当のサービスも。「次は絶対に乗ってみたい!」。

 盛岡駅で秋田に向かう「こまち」との連結が解かれ、なおも北上を続ける。青森勤務時代、冬に寒い思いをしながら、八戸駅で在来線に乗り換えた記憶がよみがえる。東京からの所要時間は40分短縮された。


温泉客3割増

 3時間20分で到着した新青森駅は、真っ白で開放的。10月に開業した羽田空港の新国際線ターミナルのようだ。改札口付近で輪を作っていたさいたま市からきたツアー参加の男性(71)は「テレビの特集番組をみて、思い立った。温泉が一番の楽しみ」と、目的地へと向かった。

 駅の外に出ると、コンビニエンスストアとレンタカーの営業所があるだけ。「前の日は観光バスが何十台もあった」と駅関係者。

 車を借りて、八甲田山系の名湯「酸ケ湯(すかゆ)温泉」を訪れた。混浴の「千人風呂」が有名だが、昨年改装した男女別の「玉乃湯」に入る。湯船では、地元の人から「どごがら来たの?」と尋ねられた観光客が「京都です。夜行列車に乗らずに来られるようになってよかった」と楽しそうに会話をしていた。

 同旅館の小野豊旅客課長は「多くの方に酸ケ湯のファンになってもらいたい」と、期待を寄せる。全線開業に向け、浴室の改装のほか、湯治客向けの食料品販売店を拡充するなど、準備を進めてきた。開業の4日以降、宿泊客は前年比で2〜3割も増えたという。

 温泉で体を温めた後、青森駅近くにオープンした地元食材の食事や買い物が楽しめる「A−FACTORY」へ。青森県産そば粉を薄い生地にしたフランス料理「ガレット」でおなかを満たす。


早さはヤッパリ空

 帰りの足は日本航空だ。市街から青森空港までは車かバスで30分。1日6往復の最終便だが、カウンターはすいており、搭乗手続きはスムーズ。座席は3割ほどしか埋まっていない。

 直前に予約したうえ、行きに新幹線を使ったので、料金は正規料金の片道3万2300円。往復割引なら片道2万8000円だが、はやての1万6370円に比べるとお財布には痛い。

 日航は1月から割引制度を拡充し、45日前までに予約すれば片道1万2千円になるので、早くから旅行日程が決まっているなら断然お得だ。

 そんなことを考えているうちに予定通り1時間20分で羽田に到着。空港へのアクセスや搭乗手続き時間を考慮しても、早さでは飛行機に軍配があがった。

 首都圏と青森の間の鉄道と飛行機の利用者の割合は7対3。JR東によると、八戸−新青森の1日あたり乗客数は、開業1週間で前年より16%増えた。函館や弘前に向かう人の流れも生まれており、JR東側は「利用者の割合は鉄道が8割に高まる」(関係者)と強気だ。

 ただ、早期予約割引や時間の早さを考えれば、飛行機もあなどれず、「相乗効果で日航の旅客も増える」(旅行業界関係者)との声も出ている。

 空・陸の競争激化でサービス向上が期待できるうえ、「はやぶさ」のグランクラスも含め旅の選択肢が大きく広がることで、“青森ブーム”は一段と盛り上がりそうだ。(米沢文)

4359チバQ:2010/12/19(日) 21:26:59
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20101218ddlk39020667000c.html
JR四国:ダイヤ改正 高知−高松、早朝に特急−−来年3月12日実施 /高知
 ◇新大阪に9時前到着
 JR四国は17日、来年3月12日から実施するダイヤ改正を発表した。高知と高松を結ぶ特急「しまんと」に、午前5時高知発を新設する。坂出で快速に乗り換え、岡山で新幹線に乗り継げば、新大阪にこれまでより約1時間早い午前8時45〜54分に到着できる。高速道路の大幅割引などの影響で収益が落ち込む中、早朝時間帯に特急を新設することで、ビジネスマンら利用客獲得を目指す。

 このほか、県西南部と高知を結ぶ特急「あしずり」も上下計3本増発。中村発の最終は従来よりも約2時間半遅らせ、高知駅に午後11時37分着とする。

 鉄道事業本部の古林好男課長は「観光客やビジネスマンの利便性を向上させることで、より利用者を増やしていきたい」と話している。【黄在龍】

毎日新聞 2010年12月18日 地方版

http://www.asahi.com/travel/rail/news/OSK201012180126.html
JR四国の特急、全面禁煙へ 11年3月ダイヤ改定2010年12月19日
 JR四国は、来年3月のダイヤ改定に合わせ、寝台を除く特急列車の喫煙ルームを廃止する。今回の廃止で新幹線や寝台を除き、JRの特急は全面的に禁煙となる。JR四国は「喫煙客のニーズもあるが、世の中の流れが分煙から禁煙に向かっているため」と説明している。

 喫煙ルームが廃止されるのは、予讃線の特急「いしづち」「しおかぜ」「宇和海」▽土讃線の「南風」「あしずり」「しまんと」▽高徳線の「うずしお」。

 JR四国によると、四国の普通列車は1994年12月に全列車禁煙になり、特急は2008年3月に全座席が禁煙になっていた。喫煙ルームは04年に分煙の徹底を図るため車両のデッキ部分に設置された。現在喫煙ルームがある特急は、土讃線72%、高徳線69%、予讃線46%。廃止後の喫煙ルームのスペースには携帯電話の通話スペースなどを設置する方向で検討中という。
.

4360チバQ:2010/12/19(日) 21:27:25
http://mainichi.jp/select/biz/news/20101218mog00m020027000c.html
JR九州:九州新幹線のダイヤは「攻めのダイヤ」 乗客奪取へ総力戦
 JR九州が17日に発表した九州新幹線のダイヤは、博多−鹿児島中央間の新幹線・特急を現在の98本から137本に拡大する“攻めのダイヤ”だ。九州新幹線全線開業を機に上場を目指す同社が、在来線を含めた総力戦で業績を伸ばす強い意志が表れている。【綿貫洋】

 会見した唐池恒二社長は、ダイヤ編成のポイントとして、▽時間短縮効果の最大限の発揮▽在来線ネットワークの構築▽観光列車などアクセス列車▽新博多駅ビル「JR博多シティ」の開業効果−−を挙げた。

 最速の「みずほ」と急行型「さくら」は、新大阪−鹿児島中央間を片道1時間当たり上下各1本を運行。特にさくらや各駅停車の「つばめ」は熊本を軸に運行体系が組まれており、特に競合しそうな航空機の大阪−熊本線からの乗客取り込みの狙いもうかがえる。九州内完結型、新下関−鹿児島中央間など、さくらの運行区間を多様化したことで、時短効果を各駅に波及させたのも特徴的だ。

 さくらが九州内の全駅に最低1日3本は停車するダイヤだが、「総花的で起爆剤になるかどうか……。止まり過ぎてしまって利便性を失いかねない」(久間敬介・政策投資銀行九州支店企画調整課長)という指摘もある。

 九州新幹線は整備新幹線のため、運行による利益は鉄道・運輸機構にリース料として支払われ、基本的に利益は生じない。そのためJR九州は駅ビル運営、在来線を活用した観光などで利益を出すことが求められる。今回のダイヤ改正では在来線へのてこ入れも目立つ。

 在来線の博多−久留米、博多−大牟田の両区間では快速を1時間に各1本増発。大牟田−熊本間は日中に快速11本を運行するほか、博多−佐賀間の特急増発などは、在来線を生かしてJR博多シティへの集客力を高める狙い。来年4月に運転を始める熊本−宮地(熊本県阿蘇市)間の特急「あそぼーい!」は、観光需要の掘り起こしを図る。

 福岡大学経済学部の斎藤参郎教授(地域経済学)は「いろいろな移動パターンに対応できるよう工夫されたダイヤだ。今後はバスを使った停車駅へのアクセス整備など、新幹線の時間短縮の利便性を実感できる仕組みを地域全体で考える必要がある」としている。

4361チバQ:2010/12/19(日) 21:28:45
>>4040
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010121801000371.html
新幹線駅名、新函館か北斗函館か 北海道の2市が綱引き
 2015年度開業予定の北海道新幹線「新函館(仮称)」の駅名をめぐり、関係自治体が綱引きを繰り広げている。駅が置かれる北斗市は「北斗函館」を主張。一方、隣の函館市は「新函館」を譲らない。北斗市は函館のブランドを利用して知名度アップを狙うが、最終決定するJR北海道は事態を見守っている。

 新幹線は青函トンネルを抜け道南部を走るが、函館市はルート上にない。北斗市は06年に合併で誕生したばかりで知名度不足は否めず、市議会の新幹線特別委員会は市名を冠した北斗函館にすべきだと採決。今後、市議会の議決を経てJRに働き掛ける方針だ。

2010/12/18 16:52 【共同通信

4362チバQ:2010/12/19(日) 21:29:44
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_129265127621.html
ダイヤ改正でにちりん・ドリーム廃止
[2010年12月18日 14:45]
 JR九州大分支社は17日、来春(3月12日)のダイヤ改正を発表した。特急「にちりん」の車両を現行の485系から、特急「リレーつばめ」(鹿児島本線)などの787系に変更。深夜特急「ドリームにちりん」を廃止する。普通列車は、増便や運行区間延長などで利便性の向上を図る。
 「にちりん」の485系は最も古い車両が1972年の製造で、老朽化が進んでいる。九州新幹線の全線開業に伴い、「リレーつばめ」が廃止されるため、車両を置き換える。
 485系は県内に7編成あり、うち1編成は国鉄時代に採用されたクリーム色と赤色。JR九州によると、この“国鉄色”は全国にも珍しくなっている。今後の運用は未定という。
 「ドリームにちりん」は93年から博多―南宮崎を結んできた。九州唯一の夜行列車だったが、近年、乗客が減少したため廃止を決めた。代わりに早朝と深夜に、博多―大分を結ぶ「ソニック」を計2本増発する。
 日豊線の普通列車は▽午前7時27分大在発大分行きを増便▽幸崎発着の日中の列車を臼杵まで延長▽日出発着の日中の列車を大神まで延長▽杵築発着の夕方の列車を中山香まで延長▽午後11時36分日出発大分行きを増便―などとなる。

4363チバQ:2010/12/19(日) 21:30:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101218/lcl1012181257001-n1.htm
「リニア誘致」奈良と京都が古都バトル (1/2ページ)
2010.12.18 12:54

 平成57(2045)年の東京−大阪間開業を目指すリニア中央新幹線の新駅(中間駅)をめぐり、日本の2大古都、奈良県と京都府が早くも誘致合戦の様相を呈し始めた。JR東海が「1県1駅」とするルート上の新駅が、国の基本計画で「奈良市周辺」との表現にとどまり府県名が明示されなかったためで、「周辺」にあたる京都府は「国際観光都市としては譲れない」と息巻き、奈良県の荒井正吾知事は「『奈良市周辺』とは県内で決定しているということだ」として一歩も引かない考えだ。

 リニア中央新幹線は、東京−名古屋間が平成39年、名古屋−大阪間が57年の開業を目指す。国土軸が一変するビッグプロジェクトだけに、東海道新幹線から大きく外れている奈良県にとって、新駅誘致は経済発展の観点からも「長年の願い」(県道路交通環境課)でもある。

 一方、京都府も「リニアが府内を経由しなければ国土軸から外れてしまう。国際観光都市としては譲れない」(府交通政策課)と新駅誘致を死活問題として捉え、国やJR東海への陳情を通して存在感をアピールする構え。7月には有識者らの検討委員会も立ち上げ、JR京都駅や奈良県との府県境に位置する「関西文化学術研究都市」などを新駅候補地として検討を始めた。

 直線ルート上に位置し条件的には有利とみられる奈良県だが、JR東海が沿線各県に建設する中間駅については全額地元自治体負担を求めていることが不安定要因になっている。荒井知事も「県内で発生する受益の範囲では応じるが、全額を賄うことは不可能」と全額負担に反発している。

 また、2200億円が必要とされる地下駅建設についても財政事情から「地下駅は経済的な発展性が見込めず、新駅は地上駅にしてほしい」と主張するが、内心は「京都府側が破格の条件を提示しないか、気になっている」と不安を隠せないでいる。「もし県外に建設されては経済的損失は計り知れない。地道な誘致活動に取り組んでいくしかない」としている。

4364チバQ:2010/12/19(日) 21:31:27
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001012180005
「みずほ」素通り 落胆
2010年12月18日

◆九州新幹線「さくら」21本に期待感
  来年3月に全線開通する九州新幹線のダイヤが17日、発表され、最速の「みずほ」は県内の駅では止まらないことが明らかになった。みずほに次ぐ速さの「さくら」の多くは徳山、新山口、新下関のいずれかには止まることに。「みずほ」の素通りに関係者からは「残念」との声が上がる一方、開通を新たなビジネスチャンスととらえる人もいた。


◆新山口−鹿児島 1時間短縮
  県や山口市が求めてきた「みずほ」の停車がかなわなかったことに、県商工会議所連合会の下尾健治常務理事は「1カ所も止まらないのは残念」。県観光交流課の林省一調整監は「残念だが、本数が限られており観光面で大きなダメージはないのでは」と話した。


  県内に止まる「さくら」は上下計21本で、停車駅別にみると、徳山が2本、新山口が13本、新下関が7本。1本を除いて、いずれか1駅のみの停車となる。


  周南市の徳山駅周辺の商店街などでつくるまちづくり会社「まちあい徳山」の河村啓太郎社長は、徳山への停車が2本にとどまったことについて「ちょっとショック。新山口や新下関と差が開いた理由がわからない」と首をかしげ「九州方面との交流も重要になるかもしれない。停車本数が増えるよう、中心市街地活性化を進めたい」と話した。


  従来は、乗り換え時間を除いて新山口―鹿児島中央間が3時間20分前後かかっていたが、「さくら」では、徳山から最速で2時間16分、新山口から2時間7分、新下関から2時間6分で結ばれる。熊本へは、それぞれ最速1時間26分、1時間17分、1時間6分で行けるようになる。


  一方、徳山、新山口に止まる「のぞみ」が、1日1本ずつ増える。県によると、「のぞみ」と「ひかりレールスター」に「さくら」を加えた合計では、県内に止まるのは停車駅数で計6駅分増える。


  新下関を発着して鹿児島中央と直結する「さくら」も2往復分、設けられた。新下関着が午前9時21分、午前10時8分で、下関地域にゆっくりと滞在できる時間設定になっている。下関市企画課の担当者は「下関の観光・ビジネスの活性化に拍車がかかるきっかけになる」と歓迎した。


  周南市に本社を置く旅行会社「防長トラベル」の大寺健一社長は「みずほが止まらないのは残念だ」としたうえで「九州方面に行く場合、徳山からは新山口で乗り換えても、西に向かうのでそれほど抵抗はないと思う」と述べた。「九州新幹線の全線開業で、鹿児島方面は1泊2日の旅行ができる地域になる」と新たな旅行需要に期待を寄せた。

4365チバQ:2010/12/19(日) 21:31:51
http://www.asahi.com/travel/news/SEB201012170042.html
新幹線、熊本に最多133本停車 新玉名は57本2010年12月18日0時42分

 九州新幹線・鹿児島ルートで、熊本駅には沿線12駅で最も多い上下計133本が停車することになった。来年3月の全線開業にあわせてJR九州が17日に発表したダイヤ改定によると、新玉名駅には57本、新八代、新水俣の両駅には47本が停車。これまでの特急より本数が減る駅もあるが、沿線自治体はおおむね好意的に受け止めた。

 熊本駅には山陽新幹線と直結して新大阪駅まで運転する「みずほ」や「さくら」を始め、九州内を走る「さくら」「つばめ」がほぼすべて停車する。「みずほ」は熊本―新大阪を約3時間で結ぶ最速列車で、午前7時43分に熊本を出発して午前10時44分に新大阪に到着する上り始発など計4往復8本が運行。熊本駅では、現行の特急の上下計93本より大幅に増える。

 他の県内の駅の停車本数は新玉名が上り29本、下り28本▽新八代が上り24本、下り23本▽新水俣が上り24本、下り23本。ただ、特急との増減でみると、新水俣は2本増えたが、新玉名で5本、新八代で18本減ることになった。

 JR九州は在来線の利便性維持のため、早朝と深夜に特急「有明」を1日計7本存続させ、うち5本は長洲駅が初めて博多との始終着駅に。全線開業まで新八代―博多を運行してきた「リレーつばめ」は全廃する。

 昼間は、熊本―大牟田に快速「くまもとライナー」を新設。上下計11本を走らせ、在来線の利用者に配慮した。豊肥線には快速「豊肥ライナー」を上下計13本運行させ、九州新幹線とのアクセスを充実させるという。

■自治体は好評価、若者流出に懸念も

 「九州の中心にある優位性が認められた」。JR熊本駅に上下計133本の新幹線が停車することが決まり、幸山政史・熊本市長は喜びをあらわにした。「現行の特急と比べてもかなりの増便。新幹線効果を引き出す準備と熊本の拠点性を高める努力を進めたい」と語った。

 高嵜哲哉・玉名市長は、新玉名駅に新大阪直通の「さくら」が上下計3本停車することについて「乗り換えなしで大阪まで行ける。ビジネスや観光に大きなチャンス」。一方で在来線の特急が早朝と深夜を除いて廃止されることになり、「昼間は快速が運行されるので利便性は確保された。新幹線をいかに利用してもらうかが第一だ」と話した。

 2004年に部分開業した新八代駅でも、全線開業後は新大阪直通の「さくら」が上下計3本停車する。福島和敏・八代市長は「要望していた4本には届かなかったが、希望はかなえられた」と納得の表情。ただ、「若者が博多に流出する懸念もある」として、遅れが指摘される新八代駅周辺開発や公共交通網整備に力を入れていく考えだ。
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4366チバQ:2010/12/19(日) 21:32:14
http://www.sankei-kansai.com/2010/12/18/20101218-047428.php
2010年12月18日

『みずほ 6:00』一番列車 山陽・九州新幹線ダイヤ
 JR西日本とJR九州は17日、来年3月12日に直通運転を開始する山陽・九州新幹線(新大阪−鹿児島中央)のダイヤを発表した。最速列車「みずほ」の出発時刻は、上下線ともに始発列車が午前6時台に、最終列車は午後7時台に設定された。

新大阪発 鹿児島中央9時46分着

 「みずほ」は朝夜に1日4往復運転。途中、新神戸と岡山、広島、小倉、博多、熊本に停車する。新大阪−鹿児島中央間の最短所要時間は「みずほ」が3時間45分、「さくら」は4時間10分。

 発表によると、九州方面に向かう下りの始発列車は、新大阪午前6時発の「みずほ601号」。熊本に午前9時、終点の鹿児島中央には同9時46分に到着。最終列車は午後7時59分発で、熊本に午後11時、鹿児島中央には同11時46分に着く。

 一方、鹿児島中央から関西方面に向かう上りは、午前6時58分発の「みずほ600号」が始発で、新大阪には同10時44分到着。最終列車は午後7時52分発で同11時37分に新大阪に着く。

 JR西は「みずほの利用者が目的地に長く滞在できるよう、この時間帯に設定した」と説明している。

 一方「さくら」は1日11往復(一部熊本発)。「みずほ」の停車駅に加えて福山、川内に全列車が止まるほか、山陽エリアでは列車によって姫路、徳山、新山口、新下関のうち1〜2駅停車。九州エリアでは列車によりパターンを変えて、全駅で停車するようにした。「さくら」はこのほか、新下関−鹿児島中央間でも1日2往復運転される。

 JR西の佐々木隆之社長はこの日の記者会見で、山陽・九州新幹線の割引制度についても触れ、新大阪−熊本間で1万5千円程度(みずほの正規料金1万8320円)、新大阪−鹿児島中央間では1万8千円程度(同2万1600円)と、正規料金よりも数千円安い金額で調整していることを明らかにした。

4367チバQ:2010/12/19(日) 21:33:08
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1788482.article.html
「70点」と鳥栖市長 九州新幹線鹿児島ルートダイヤ
 九州新幹線鹿児島ルートのダイヤが発表された17日、佐賀県内唯一の停車駅・新鳥栖駅を持つ鳥栖市は「要望通りにはならなかったが、将来に期待したい」と冷静に受け止めた。停車本数で綱引きを展開した久留米市に後れを取ったものの、特急の増便もあってスタート時としては“合格ライン”の評価。分岐点の地の利を生かし、開業後の実績で巻き返しを狙う。

 

 鳥栖市は新鳥栖駅周辺に650台の一般駐車場と、観光バスへの乗り換えを想定した20台分のバスプールを整備。長崎、大分方面の自治体などと連携し、「九州の横軸」への観光誘致に取り組んできた。

 

 橋本康志市長は全特急が停車することを挙げ、「在来線とのリンクから言えば70点くらい」と感想。約6キロの近距離にある久留米駅との競合が注目されたが、「横軸の連携があり、久留米より懐は深い。停車本数が増えるように開業日から努力していかなければ」と気を引き締めた。

 

 鳥栖市観光協会の吉田博行専務は「今の時点では妥当な結果。駐車場などの利便性をアピールして、観光バス誘致に努めたい」と話し、鳥栖商工会議所の石井正美専務も「もっと停車してほしかったが、これで固定するわけではない」と今後に期待をかけた。

 

 佐賀県庁で会見した古川康知事は開口一番、「正直に言えば山陽直通の『さくら』がちょっと少なかったかな」と残念そうな表情を見せたが、「九州内の『さくら』が予想より多く止まり、いろんな配慮が感じられるダイヤ。点数をつけるなら60点」と評価した。

 

 JR九州の唐池恒二社長からは「1年後のダイヤ改正では本数を増やすように努力すると言われた」と述べ、「新鳥栖駅や鳥栖地域のポテンシャルを考えれば、もっと止めるにふさわしいと考えている。年内にも、きちんとした形で申し入れたい」と要請活動を続ける考えを示した。

 

 一方、久留米市の楢原利則市長は「都市の規模などを含めて配慮していただいた内容」と満足した様子。新鳥栖駅との比較については「コメントは差し控えさせていただきたい」と言及しなかった。同時に、「これはあくまでスタート。開業後の利用状況が次のダイヤ改正に大きく影響するので、利用促進を図りたい」と力を込めた。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1788481.article.html
佐賀−博多の特急1時間3本に増発、吉野ケ里にも停車
 JR九州は九州新幹線ダイヤ発表に合わせ、在来線のダイヤ改正も発表した。佐賀−博多区間の特急が1日17本増えるほか、吉野ケ里公園駅に新たに特急が上下線1本ずつ停車する。佐賀−博多区間では、朝の通勤・通学時間帯の快速列車が1本増える。

 

 佐賀−博多区間の特急増便は、現在「かもめ」と「みどり」「ハウステンボス」を連結して1本で運行している特急を分離する形で実施する。上り9本、下り8本が増える形で、この区間の特急は合わせて89本になる。これまでは上下線とも1時間に2本程度だったが、3〜4本に増える。肥前山口駅での特急の連結、分離はなくなる。同駅の停車本数はこれまで通り1時間に2本程度だが、増便に伴う一部の特急は停車しない。

 

 吉野ケ里公園駅に停車する特急は、下り午前10時8分、上り午後4時になる。

 

 朝の博多駅方面の快速列車は、佐賀駅午前7時14分発の快速(鳥栖までは各駅停車)が1本増える。午後の増便も求めていたが、実現しなかった。

4368チバQ:2010/12/19(日) 21:33:32
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1788479.article.html
九州新幹線新鳥栖駅 大阪直通上下7本、久留米の半分
 JR九州は17日、来年3月12日に全線開業する九州新幹線のダイヤを発表した。運行本数は上下線合わせて137本で、佐賀県内唯一の新幹線駅の新鳥栖駅には上下線で1日各50本、計100本が停車する。うち、新大阪−鹿児島中央間(一部熊本発)を直通運転する「さくら」の停車はは上下線22本のうち、上り4本、下り3本となった。新鳥栖駅と新大阪駅は最短2時間57分、鹿児島中央までは1時間17分で結ばれる。

 

 新ダイヤによると、大阪に直通運転する「みずほ」「さくら」は、片道1時間あたり1本、計30本運転する。上下線各4本走る最速車両の「みずほ」は新大阪−鹿児島中央を最短3時間45分、「さくら」は4時間10分で結ぶ。「さくら」は列車によって停車パターンを変え、九州管内のすべての駅に少なくとも1日上下各1本が停車する。

 

 新鳥栖駅には「さくら」と全駅停車の「つばめ」が、上り下りとも1時間あたり3本程度停車する。上りは新大阪までが4本、博多までが46本、下りは熊本までが30本、鹿児島中央までが19本、筑後船小屋までが1本となる。博多までの所要時間は、現在の特急より最短で5分短縮の13分、熊本までは29分短縮の24分、鹿児島は35分短縮になる。

 

 大阪直通新幹線の誘致競争の相手となっていた久留米駅には上下各8本、計16本停車、新鳥栖駅の2倍になる。JR九州は、人口30万人の久留米市と7万人の鳥栖市の規模の差を考慮するとともに、鳥栖市側が主張していた長崎線からの利用についても、「開業してしばらくは、博多駅で新幹線に乗り換える客が多いと見込んだ」(唐池恒二社長)と説明している。

 

 新鳥栖駅は長崎線の駅も併設しており、長崎線のすべての特急も停車する。

4369チバQ:2010/12/19(日) 21:34:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101218-OYT8T00153.htm
新幹線ダイヤ発表 県関係者おおむね評価 川内駅「さくら」すべて停車


全線開通までの日数が表示されたJR鹿児島中央駅のカウントダウンボード  JR九州が来年3月に全線開通する九州新幹線のダイヤを発表した17日、鹿児島中央―新大阪間を直通する新幹線「さくら」「みずほ」が1日29本になることなどが明らかになり、沿線の観光関係者からはおおむね評価する声が聞かれた。

 出水市の出水駅には、「さくら」が上り1本、下り2本停車。市観光協会の伊藤浩樹・新幹線全線開業担当委員長は「通過駅になるのではと心配していたが、ほっとした」と話した。ただ上りは午後6時35分発で「出水市民にとっては不便」と指摘。「乗車率を伸ばし、停車本数が増えるようにしたい」と力を込めた。

 薩摩川内市の川内駅には、県内に入る「さくら」がすべて停車。市観光協会の囿田和成・観光プランナーは、「観光計画を進める上でありがたい」と喜ぶ。甑島など自然を生かした誘客を目指しており「ダイヤ発表を契機に、さらに機運を高めていきたい」と話した。

 県観光連盟の奈良迫英光・観光プロデューサーは、「みずほ」の発着が早朝と夕方に限られていることについて、「所要時間の短い『みずほ』がビジネス客用に特化された。観光面から言えば残念」と指摘。そのうえで、全線開通に合わせ、鹿児島中央―指宿間で運行する観光特急「指宿のたまて箱」について、「新幹線とスムーズに乗り継ぎができ、指宿観光への大きな効果が見込める」と期待した。

 鹿児島地域経済研究所の阪口健治・主席研究員は「鹿児島空港への所要時間を考えれば、新幹線と航空機が競合する。価格競争になれば、観光にとってもプラス」と推測。「ただ、新幹線は手段であり、受け入れ側がどれだけ魅力を出せるかにかかっている」とした。

(2010年12月18日 読売新聞)

4370チバQ:2010/12/19(日) 21:46:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216270
地域浮揚 起爆剤に 新幹線ダイヤ発表
2010年12月18日 01:24 カテゴリー:九州 > 福岡
 来年3月に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートのダイヤが17日、発表された。停車駅数をめぐって新鳥栖駅との”綱引き”が注目された久留米駅は、関西直通列車の停車本数が上下16本と、新鳥栖の2倍の本数を確保。筑後船小屋駅、新大牟田駅にはそれぞれ関西直通が3本停車する。桜の季節、九州新幹線が運んでくるものは−。周辺自治体や観光関係者、市民からは、期待とともに注文の声も上がっている。

■「九州外」集客に好機 観光

 川下りやウナギなどを観光資源に筑後地区の一大観光地を担う柳川市。

 観光業「大東エンタープライズ」の工藤徹社長(61)は、最寄りの筑後船小屋駅に関西との直通便3本が乗り入れるダイヤに「観光業界には大きな起爆剤。町おこしにつながるチャンス」と喜ぶ。

 同じく筑後船小屋駅を最寄り駅とする八女市星野村は、お茶や棚田など豊かな自然を武器に年間30万人を呼び込む。現状では観光客の1割が九州外からといい、茶の文化館や星の文化館を運営する「星のふるさと」の井上茂美事務局長(54)は「新幹線開通で、この『1割』を拡大させたい」と意気込んでいただけに、「関西直通はもう少し多く停車してほしかった」。

 八女市、柳川市とも同駅からは距離があり、新幹線客を運ぶ「足」の整備は先行きが見えないまま。井上事務局長と工藤社長は「周辺市町との連携を深めて早急に対応したい」と声をそろえた。

 一方、久留米駅から観光者を取り込む久大線という「足」があるうきは市では、久留米駅に関西直通が計16本乗り入れるダイヤにも楽観視はしていない。市観光協会の水城重信会長(73)は「わざわざ久大線に乗り換えて来てもらうには工夫と努力が必要。温泉や昔ながらの街並み、フルーツ狩りなどの観光資源を生かしつつ、新たにイベントを開催していきたい」と気を引き締めていた。

■街づくりビジョンを 経済

 新幹線停車本数が1日101本、関西直通が16本と、筑後地区3駅で群を抜いて多い久留米市。

 久留米商工会議所(久留米市城南町)の本村康人会頭(63)は「予想を上回る本数で大変満足」と手放しで喜んだ。「久留米に止まらなければ新幹線じゃない、といわれるくらいのまちづくりをしていかなければ」と興奮気味だった。

 市中心部のあけぼの商店街振興組合の堀川泰史理事長(55)は博多−久留米の所要時間が最速で15分になることに着目。「移動時間短縮でファッション雑貨などを求める市民は博多・天神にさらに吸い上げられるだろうが、中心市街地を福岡都市圏のベッドタウンに変えられれば地元の往来を増やせる」と期待する。

 一方、新幹線57本、うち関西乗り入れは3本にとどまった大牟田市。中心商店街活性化に取り組むメガネ店経営の松永匡弘さん(35)は「在来線特急が残り、熊本までの快速が走ることはうれしいが、現状でも西鉄があり生活への影響はないと思う」と冷静に受け止め。

 大牟田青年会議所の大竹雷太理事長(37)も「『さくら』が1日計3本しか停まらない。新幹線のメリットを感じない」と指摘。「新幹線を生かして、観光客をどう呼び込むのか、まちをどうするのか、将来のビジョンがないままだと、新幹線の便数が減ってしまうかもしれない」と懸念を示した。

 「通勤通学の利用が多い(鹿児島線)羽犬塚駅の快速本数も維持されているので良かった」と安堵(あんど)するのは、筑後商工会議所の玉木康裕会頭(タマホーム社長)。

 新幹線59本、うち関西直通列車が計3本となった九州新幹線筑後船小屋駅のダイヤについては「(実績のない)新駅なので、わがままは言えない」とした上で「使いようによっては地元の武器になる。イベント開催などを通して乗降客を増やし、活性化につなげたい」と話した。

4371チバQ:2010/12/19(日) 21:46:58
■アピール届き安堵感 自治体

 「1本でも多く停車を」。JR九州への要望や、魅力アピールを続けてきた沿線自治体の各首長は「一定程度、配慮いただいた内容」とおおむね安堵(あんど)の表情をみせた。

 大牟田市の古賀道雄市長は、通勤通学に利用する朝夕の特急が残ったことについて「利用者の利便性確保を最大限考慮していただいた」と歓迎。久留米市の楢原利則市長は「今まさにスタートライン。今後とも久留米市が全列車停車するに値する都市だと判断してもらえるような取り組みを全市一丸となって進めたい」と意気込んだ。

 筑後船小屋駅ができる筑後市の中村征一市長は「下りの多くが熊本止まりなので、利用者にとっては不便感があると思う」としながらも「開通後が大事。柳川、八女などへの観光客を含め、駅がにぎわうと、利用しやすいダイヤに変えてもらえるはずだ」と視線は来春以降を見据えていた。

 新幹線駅のない自治体首長も「いよいよ新幹線が現実的になってきた」と期待を込める。

 観光振興を重点施策に掲げる八女市の三田村統之市長は「北九州都市圏からも日帰りが可能になる。新たなターゲットに対しても八女の魅力発信に取り組みたい」と強調。「新幹線駅が近くにあるだけで関東、関西地域へのアピール度は高い。市内工業団地への企業誘致も順調で、開通を契機にさらに力を入れたい」と話した。

 柳川市の金子健次市長は「筑後船小屋駅への直行バス運行に向け筑後市と協議中。多くの観光客に降りてもらえるよう期待している」と語った。

■在来線激減に落胆も 市民

 一般利用客からは「関西や鹿児島が近くなる」と、新幹線への期待が高まる一方で、在来線が激減することへの落胆の声も聞かれた。

 ダイヤ発表を楽しみにしていたという久留米市中央町の江崎美恵子さん(83)は「観光で利用するなら関西方面、鹿児島方面も久留米停車が1時間に1本あれば十分だと思っていた。ぜひ利用したい」と歓迎。「全体として停車本数が増えているようで便利はよくなると思う。久留米に来る人が増え、街がにぎわってほしい」と話した。

 小郡市小郡の自営業、長松康男さん(60)は、佐賀県鳥栖市の新鳥栖駅に期待。「小郡市からの九州新幹線は、値段も安い大型駐車場がある新鳥栖が便利。新鳥栖からは『さくら』や『つばめ』で、鹿児島方面へのアクセスが抜群によくなる」と話していた。

 一方、並行在来線となる筑後市の羽犬塚駅に停車する特急は、現在の上下計62本から朝夕の同6本に減る。同駅近くで薬局を営む永松武敏さん(75)は「新幹線ができたことによるマイナス効果。しわ寄せが現実になった。せめて特急が減った分、快速が増えれば良かったのに…」と憤る。市は、筑後船小屋駅の周辺整備に15億円(見込み額)を投じているが、商店街にシャッターの目立つ羽犬塚駅前の再生も待ったなしで「市はその半分でも羽犬塚駅周辺に投資すべきだ」と注文を付けた。

=2010/12/18付 西日本新聞朝刊=

4372チバQ:2010/12/19(日) 21:47:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/2162547
「地元配慮」にじむ 九州新幹線ダイヤ発表
2010年12月18日 00:40 カテゴリー:経済 九州 > 福岡
 【解説】九州新幹線鹿児島ルートの輸送ダイヤは、新大阪と直通運転する「さくら」を、少なくとも1日に上下1本ずつは全駅に止めるなど、地元配慮がにじむ内容になった。主要都市間の時間短縮という新幹線の使命とのバランスを図った結果、列車によって停車駅が変わり、利用者には分かりにくさも残る。

 JR九州の唐池恒二社長は会見で「一つ一つが100点とはいかないが、全体としては最高点だと思う」と総括した。

 同社のある幹部は「最初から直通型さくらを全駅に止める計画ではなかった」と明かす。同社に対し、各自治体から停車要望が相次ぎ、社内でも意見は分かれたという。同幹部は「まずは全駅に止めてみて、地域が直通列車をどう活用するかをみたい」と話す。

 地元も喜んでばかりはいられない。直通型「さくら」の筑後船小屋への下り列車の停車は、午後5時6分、新大牟田は午後4時9分だ。関西からの観光客が利用するには不便な時間帯で、現実的には博多などで乗り換えることになりそうだ。

 駅間が近い久留米と新鳥栖には、直通型さくらは列車によってどちらかの駅に停車する形になり、新鳥栖は上下7本にとどまった。唐池社長は「長崎などからの利用客は、開通当初は新鳥栖ではなく博多で乗り換えると判断した」と説明した。

 利用者にとっては、この停車パターンは複雑。唐池社長は「案内放送などを徹底する」という。

 在来線ダイヤも九州新幹線を軸に、乗り継ぎなどを勘案して再構築した。鹿児島線の特急廃止でダイヤに余裕が出たため、博多−佐賀の特急を増発。博多−久留米、大牟田の快速も増やすなど、利用者が多い地域で輸送力増強を図った。一方、特急廃止で不便になる博多−長洲では通勤時間帯の特急を残すなどの手当てをした。

 新幹線全通に伴い、近年にない大型のダイヤ改正となった。他の交通機関と比べた使い勝手の良さなどを利用者がどう評価するかは未知数だ。

■新大阪−鹿児島1万8千円前後 割引でJR西社長

 JR西日本の佐々木隆之社長は17日の会見で、来年3月に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートの割引料金について、「新大阪−鹿児島中央で1万8千円前後、新大阪−熊本で1万5千円前後でどうかとJR九州に投げかけている」と述べた。

 JR九州が国に認可申請した乗車料金は「さくら」などの指定席で新大阪−鹿児島中央2万1300円、新大阪−熊本1万8020円。JR九州の唐池恒二社長は「新大阪−鹿児島中央も割引で2万円を切る方法を考える」と述べていた。

 割引料金は申請中の料金が認可された後に届け出る。佐々木社長は「JR九州と一緒に考えないといけない。両社の合意があって初めてできる話」としている。

=2010/12/18付 西日本新聞朝刊=

4373チバQ:2010/12/19(日) 22:18:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101218-00000023-maiall-bus_all
<つながる九州>ダイヤ発表 自治体も競争加速 「山陽直通」本数で泣き笑い
毎日新聞 12月18日(土)18時0分配信

 九州新幹線は17日、運行ダイヤが発表され、来年3月12日の全線開業がいよいよ目前に迫ってきた。山陽新幹線直通の「さくら」は止まるのか。沿線各地の懸念に、JR九州は各駅に最低でも1日上下計3本は停車させる配慮で応え、各市は一様に歓迎ムードだった。一方、時間帯により停車駅が変わるため、乗客の混乱を招く可能性も。地域振興や観光客誘致で競り合う近隣駅間では「さくら」の停車本数に差が付いた所もあり、自治体間の競争が今後、加速していきそうだ。

 JR博多駅に並ぶ沿線主要駅の熊本、鹿児島中央の両駅。九州内のみ運行の「つばめ」を含めると、熊本停車は1時間に片道4本、鹿児島中央は同2本と差が付いたが、山陽直通の「さくら」は熊本発が1本多いだけだった。

 熊本市の幸山政史市長は「市にとってありがたいダイヤ編成。地理的に九州の中心だし、総合車両基地がある優位性も大きかった」と評価。鹿児島県の伊藤祐一郎知事も「要望項目ではじかれたものはない。精いっぱいの数字をいただいた」と満足そうに語った。また、鹿児島中央と同数のさくらが止まる川内がある同県薩摩川内市の岩切秀雄市長も「大変満足している」と喜んだ。

 一方、隣駅同士の佐賀県鳥栖市と福岡県久留米市。新幹線の停車はほぼ同数だが、山陽直通「さくら」では、新鳥栖が上下計7本だったのに対し、久留米は同16本と差が出た。

 佐賀県の古川康知事は「いろんな配慮がうかがわれるダイヤ。山陽直通は片道5、6本は欲しかった」と微妙な表情を見せた。その一方で、JR九州の唐池恒二社長が12年のダイヤ改正で新鳥栖停車本数を増やすよう努力すると言ったことを明かし、「1年後に期待したい」と話した。

 鳥栖市の橋本康志市長も「これから停車便を増やすために新しい努力も必要」と複雑な心境をのぞかせた。これに対し、久留米市の楢原利則市長は「(さくらの停車本数を)一定数確保していただいた」と評価し、「開業後の利用が次のダイヤ改正に影響する。久留米駅の利用促進に努めたい」と語った。

 筑後船小屋、新大牟田、新玉名、新八代、新水俣、出水の6駅は、さくらが1日上下計3本止まることになった。

 筑後船小屋がある福岡県筑後市の中村征一市長は「朝夕の停車本数はほぼ期待通り」。新大牟田がある同県大牟田市の古賀道雄市長も「さくら停車が決まり、市の最大の要望が聞き入れられた」とホッとした様子。また、福岡県との県境に近い新玉名など県内に4駅を抱える熊本県の蒲島郁夫知事は「県にとって手厚いダイヤ。特に県北から福岡へ通勤する人も増えると思うので、通勤割引にも期待したい」と話していた。

4374チバQ:2010/12/19(日) 22:19:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101218-00000882-yom-bus_all
1枚あればOK…IC乗車券10種、相互利用へ
読売新聞 12月19日(日)3時4分配信

 JR東日本やJR西日本などJR各社と、首都圏、名古屋圏、関西、九州の主な私鉄などは、それぞれが発行する10種類のICカード乗車券の相互利用を始める方針を固めた。

 年内に検討会を発足させ、2013年春の相互利用開始を目指す。10種類のICカード乗車券のうち1枚を持っていれば、出張や旅先の交通機関でも利用できるようになり、利便性が飛躍的に高まる。

 ICカード乗車券は、基本的な技術仕様が共通で、発行する会社や団体が合意すれば相互利用が可能。ただ、参加する鉄道会社やバス会社ごとにシステムの改修費が必要になるため、一部の小規模経営のバス会社などが相互利用の拡大に消極的だった。だが、ICカード乗車券の普及が進み、さらに利便性向上を図るためには避けて通れないと各社が判断した。

 相互利用は現在、JR東日本を中心にJR各社間の一部で行われている。また、首都圏では、私鉄やバス会社が発行する「PASMO(パスモ)」とJR東日本の「Suica(スイカ)」、関西ではJR西日本の「ICOCA(イコカ)」と私鉄などで使える「PiTaPa(ピタパ)」など、エリアごとに進んでいる。

 10種類のICカード乗車券の相互利用が実現すれば、例えば、現在は首都圏の私鉄・バスなどとJR東日本以外では使えないパスモが、北海道、東海、西日本、九州のJR各社や関西の私鉄などでも利用できるようになる。ただ、JR四国はICカード乗車券を導入しておらず、四国で検討会に参加予定の鉄道会社などはない。 .最終更新:12月19日(日)3時4分

4375チバQ:2010/12/19(日) 22:46:52
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101215dde012040068000c.html
特集ワイド:ザ・るぽ 38年がかりで北端到達「夢の超特急」 津軽で見た恍惚と不安
 ◇ひさし少ない駅大雪どうするべか 乗り継ぎ悪くて客足も減ったよ 泥臭い三味線おれらが守っていぐ
 「夢の超特急」が38年がかりで本州北端へ到達した。4日、東北新幹線が全線開通。本州の北の果て、津軽路はどう変貌していくのか。「はやて」で一路、青森に向かった。【中澤雄大】

 東京・下北沢。8日夜、名曲「津軽海峡冬景色」のメロディーにのって、青森在住の方言詩人でタレントの伊奈かっぺいさんが舞台に現れた。「新幹線が青森にも来て、私も今日乗ってきました。一番列車の切符はすぐに完売。でも初日だけですよ。今朝の地元新聞の1面見出しは『八戸以北乗車率、25・7%』。皆で乗ってやってくださいよ」。津軽なまりの軽妙なおしゃべりのライブショー。「津軽といえば、暗くて重くて寂しくて、一年中雪が降っている。夏の1週間だけ、ねぶたをやるイメージでしょ」。屈託ない語りに、客席が再び沸く。

   ■

 全線開通の夜、上野駅から、首都圏と青森を結ぶ寝台特急「あけぼの」を見に行ってみた。多くの「撮り鉄」(鉄道撮影マニア)が待ち構える中、朝焼けの空をモチーフにしたテールマークが輝いていた。かつて上野−青森間には多くの夜行列車が存在したが、現在はこれだけだ。乗客も結構多い。新幹線ならば最短3時間20分で行けるのに、なぜ? 数人に尋ねると「安い」「物珍しい」「情緒がある」との返答だった。

 <交通機関は目的地へ行くための手段である。そのかぎりでは『文明』にすぎない。しかし、車窓を楽しみ、街道をたどった昔の人に思いをはせれば『文化』の趣を呈してくる。鉄道旅行には、その余地が残されている>

 こう喝破したのは、紀行文学作家の宮脇俊三だった。東北は山形の人で、鈍行列車を愛した藤沢周平も経済性優先とスピードを重視する社会の危うさを懸念していた。

 実際に冬の津軽を見に行きたくなり、ライブショーの翌朝、「はやて」に飛び乗った。ひと眠りして新聞を読んでいるうちにあっさり新青森駅に到着した。ガラス張りの駅舎は明るい清潔な印象。一方で、空港のようにどこか個性がなく、はるばる青森に来たという印象は薄い。

 青森駅へは在来線で約5分。乗り継ぎ時間に改札の外に出ると、黄色いジャンパー姿の「青森おもてなし隊」が観光案内をしていた。1階には小ぎれいな飲食店と物産街。ただ一歩駅の外に出ると、一面広い空き地で、レンタカーとコンビニエンスストアがあるだけ。車で家族を迎えに来たという地元の男性は「この辺は何もない。今日は薄曇りだからいいが、新駅はひさしが少ないし、大雪が降ったらどうするべか」といぶかる。

   ■

 列車で青森駅に着くと、ホームは閑散。リンゴ売りの男性は「新幹線が開通してから、めっきり人通りが減って売り上げも散々だ」とため息をつく。弘前方面に向かう乗り換え客らが新青森駅に移ってしまうなど、交通の中心が新青森に移ったためという。客待ちのタクシー運転手も「昔は駅前南側に小さなリンゴ売りの屋台やホタテ貝屋、一杯飲み屋がひしめいて情緒があったもんだが……」。店舗は近くのビルに集められ、駅前は広場が整備された。「近代化する代わりに、青森の味わいがなくなったんでねえが」と顔を曇らせた。

 なかなか開業お祝いムード一色ではなさそうだ。宿に荷物を置き、太宰治の「津軽」に描かれた浅虫温泉へ向かうため、再び駅へ。「浅虫温泉」駅は、八戸から東北線で終点・青森駅に向かう途中駅だった。新幹線開通後は青森駅から乗り換える第三セクター「青い森鉄道」の鈍行列車が中心だ。ガタンゴトン、2両編成列車が青森湾をなぞるように走り、行商帰りらしいおばあさんがまどろんでいた。

 約20分で到着。木曜日の夕方だが、人通りはまばらだ。民芸品店を営む男性は「ここ数日、乗り継ぎが悪くて客足も減ったよ。来春のダイヤ改正がどうなるか。先のことは分かんねえ」。太宰の祖母が湯治をした旅館「つるの湯」おかみは「常連さんは『不便に感じた』と言っていた。新青森まで車で送迎する旅館もあるし、どうすればいいか考えねば」と不安げだった。

 夜、青森市内で津軽三味線を聴かせる居酒屋に入った。ババババーン。太ざお特有の胸に染み入る音色を、遠く鹿児島などから来た新幹線利用客も楽しんでいた。こちらは、開通初日からにぎわっているという。三味線奏者の松江光記さんは「新幹線が来て新しい文化が入ってぐるかもしれねえが、三味線には泥臭さが残っていねえと。おれらが伝統を守っていぐ」と熱っぽく語る。若い女性は「新幹線に期待する人はいるけど、私は車が欲しいなあ」と屈託がない。

4376チバQ:2010/12/19(日) 22:47:08
  ■

 翌10日朝、小雪が舞う中、青森駅そばに停泊する旧青函連絡船「八甲田丸」へ向かう。「津軽海峡冬景色」の歌詞が刻まれた歌謡碑は白く染まり、石川さゆりの切ない声がふ頭に響き渡っていた。ふと、さびれた青森駅構内をコート姿で疾走する地元出身の寺山修司の写真を思い出した。ちょうどこの日は、寺山の75回目の誕生日にあたる。

 <私は走っている汽車の中で生まれた>−−「誰か故郷を想はざる」で寺山はそう書いたが、事実は違う。生前の寺山を知る弘前市出身の直木賞作家、長部日出雄さんは「芸術家だから、寺山はうそがうまかった。会うとふるさとの食べ物の話ばかり。本当に故郷が好きな男だった」と振り返る。

 三沢市にある寺山修司記念館に行こうと、再び青い森鉄道に乗り、鉛色の空の下、1時間余り揺られていく。新幹線開通で特急も止まらなくなった。記念館では「新幹線全線開業記念企画展」が開催されていた。「太宰治の、寺山修司の青春も、このレールを走った」とのJR東日本のポスターが飾られている。ほかに見学者はいない。

 全線開通の影響を受付の男性に尋ねてみた。「今のところは何も関係ありません。これからどうなるかも分からないですね」。帰り道、市中心部を歩いてみた。10人ほどしか人に出会わなかった。

 太宰や寺山が生きていたら、新幹線開通をどう受け止めただろうか。太宰が「晩年」の中で、引用したフランスの詩人の言葉「恍惚(こうこつ)と不安」。青森県民の胸中は、この二つに凝縮されているように感じた。

==============

 ◇「特集ワイド」へご意見、ご感想を
t.yukan@mainichi.co.jp

4377チバQ:2010/12/19(日) 22:47:42
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/12/14369.html
新青森−八戸「はやて」 平均乗車率23%


 4日に開業した東北新幹線八戸―新青森間の「はやて」乗車率は、開業日から1週間の1日平均で23%だったことが13日、JR東日本盛岡支社のまとめで分かった。2002年12月に開業した盛岡―八戸間が38%だったのに比べると、鈍い出足となった。また、JR津軽線で4日から運行が始まったリゾート列車「あすなろ津軽号」(新青森―蟹田)の乗車率は26%だった。
 まとめは新青森、七戸十和田各駅の新幹線自動改札機の利用者数を集計した。
 八戸―新青森間の乗客数は1日平均6500人で、前年の特急列車の利用実績と比べると16%(900人)増加。上りは3400人で前年比21%(600人)増、下り3100人で同11%(300人)増だった。
 全座席数に対して乗客数の割合を示す乗車率は、週末2日間(4、5日)の平均が29%、平日を含めた7日間では23%に低下した。
 盛岡―八戸間が開業した当時の乗客数は、1日平均9900人で前年比55%(3500人)増と伸び、乗車率も4割近くに達した。
 同支社は八戸―新青森間の状況について「開業からまだ1週間で、開業日にダイヤが乱れたこともあり、多いのか少ないのかまだ評価できない」(運輸部輸送課)としている。
 各駅の1日当たりの乗降者数は新青森が6300人、七戸十和田が900人だった。
 また青森―大館秋田間を1日6往復しているJR奥羽線の特急列車「つがる」の乗客数は、4日から7日間の1日平均で840人。乗車率は28%だった。
 リゾート「あすなろ」の1日平均の乗客数は、JR大湊線を走る「下北号」(新青森―大湊)が110人だったのに対し、「津軽号」はわずか40人にとどまった。
 あすなろの定員は1編成(2両)当たり76人で、津軽号は新青森―蟹田間を1日1往復している。同支社によると、津軽号は週末の4、5の2日間で約100人の乗客があったが、平日に苦戦したという。

4378チバQ:2010/12/19(日) 22:51:40
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/14/2.html
2010年12月14日(火)
リニア実験線 進む延伸工事
トンネル区間は10キロ掘削 57%終了


山梨リニア実験線秋山トンネルの掘削工事現場=上野原市秋山


山梨リニア実験線の東側延伸区間で進む高架橋と橋りょうの工事現場=上野原市秋山


延伸工事完了後に社員が増員されるのに備え、建設される山梨リニア実験センターの別棟の工事(手前)=都留市小形山


 JR東海が2013年度末の完成を目指す山梨リニア実験線の延伸工事が着々と進んでいる。延伸区間(24・4キロ)の8割近くを占めるトンネル区間は57%に当たる10・8キロで掘削作業が終了。地上ではすべての工事区間で、高架橋などの工事が始まっており、JR東海は「おおむね順調なペース」としている。
 延伸工事は10工区に分けて行い、JR東海と独立行政法人鉄道・運輸機構が作業を分担。計10カ所のトンネル(19・1キロ)を掘削する計画で、JR東海などはこれまでに7カ所で掘削作業に着手。このうち比較的距離が短い3カ所は貫通した。
 延伸区間で最長(8720メートル)の御坂トンネルの掘削作業もスタート。先行区間と合わせると1万4615メートルの長大トンネルとなり、東海道新幹線で最長の新丹那トンネル(静岡県、7958メートル)の2倍近い長さとなる。
 一方、地上区間(5・3キロ)も全区間で高架橋や橋りょうの建設工事に着手。延伸区間が位置する上野原市や笛吹市などでは、直線に伸びる実験線のルートを示すように橋脚が立ち並ぶ光景が見られるようになった。
 工事は先行区間(18・4キロ)の東側7・8キロと西側16・6キロで実施。実験線を42・8キロに延ばすほか、先行区間の地上コイルなどは実用レベルの設備に更新する。
 JR東海は延伸工事終了後、実験線で営業運転に向けた走行試験を開始。東京−名古屋間で2027年の開業を目指すリニア中央新幹線が、南アルプスを貫通するルートで建設されれば、実験線がルートの7分の1程度を占めることになる。

4379チバQ:2010/12/20(月) 22:21:21
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/12/20/new1012201101.htm
新幹線で青森へ 本八戸駅からどう乗れば?(2010/12/20)

 「青森市に出張するんだけど、新幹線で行くにはどうしたらいいの?」。先日、取材先からこんな質問を受けた。東北新幹線が全線開業してから2週間。八戸市民にとって新幹線を使った上京はすっかり定着したが、新青森駅を経由して青森駅に向かうのには慣れていない人も多いはず。そこで、実際に本八戸駅から青森駅まで乗車してみた。(熊谷 勝之)
 ■往復切符
 本八戸駅のみどりの窓口で、「青森までの往復切符を下さい」と頼むと、「新幹線Wきっぷですね」と駅員さん=ポイント(1)=。
 新幹線Wきっぷは、本八戸・八戸―新青森・青森間に設定されている2枚組みの切符。回数券のようなもので、使用期間は購入から1カ月間。1人分の往復用としても、2人分の片道用としても使える。
 値段は6千円。全線開業前の特急普通車自由席タイプの「青森往復きっぷ」(4700円)から1300円高くなった。
 Wきっぷに座席指定はない。駅員さんに「はやては全席指定ですけど、大丈夫ですか」と聞くと、「グリーン車以外なら空いている席に座ってもいいですよ」とのこと。
 購入後、駅員さんから「この切符で帰ってきて、八戸駅で八戸線に乗り換える際には、駅員がいる通路を通ってください。自動改札機に入れると、出てこなくなってしまいますから」と注意を受けた。
 本八戸駅で上り普通列車に乗り込み、八戸駅で下りの「はやて」に乗り換え。その後、30分ほどで新青森駅に到着した。
 ■青森駅へ
 新幹線ホームから階段を下りる。向かって左側が出口、右側が奥羽線の乗り換え口だ。
 ここで青森駅に向かうには、下りの特急「スーパー白鳥」か「白鳥」「つがる」、あるいは普通列車に乗り換える=(2)=。
 白鳥は函館行きのため、「青森駅に寄らず、そのまま北海道に行ってしまうのでは」と思ってしまう人がいるかもしれないが、ご安心を。新幹線に接続するため、全線開業後に新青森駅発着となったもので、必ず青森駅を経由する。
 新青森駅から青森駅までは6〜7分。八戸駅から青森駅までの所要時間で見ると、最短で40分程度だ。特急時代から約20分短縮されたが、切符が1300円高くなったことを考えると、料金に見合う時間短縮なのかどうか、利用者の受け止め方はさまざまだろう。
 ■バスの発着所
 ちなみに私は列車ではなく、路線バスで青森市中心部に向かうことにした。新青森駅の表玄関である東口のバスターミナルまで歩き、バスを待った。
 ところが30分たっても1台も来ない。おかしいと思って周りを見渡すと、路線バスは別の方角へ。東口は観光バスのターミナルで、路線バスの発着所は南口にあった=(3)=。
 南口の1番乗り場から青森駅行きの路線バスに乗った。路面が乾いていたため、20分ほどで到着したが、雪が積もればかなり時間がかかりそうだ。
 ■タクシー料金は
 帰りは、酒宴があった場合を想定し、青森市の繁華街、本町からタクシーを使った。渋滞もなく、10分ほどで新青森駅に到着。料金は通常料金で1810円だった。
 運転手さんの話では、市中心街の新町や青森駅からは1630円程度。また、全線開業後1年間限定で1500円の定額タクシーも運行されているという=(4)=。
 新青森駅での上り最終列車は午後9時44分発の「はやて98号」。残念ながら、八戸駅でこれに接続する八戸線の列車は設定されていない。八戸線を使って帰宅するなら、1本前の午後8時39分発「はやて96号」が“最終”となる。
 八戸駅で新幹線から八戸線に乗り換えるには、いったん新幹線改札口を出なければならない。Wきっぷを手にした時、本八戸駅で購入した際の注意を思い出し、駅員さんのいる通路を通った。
 振り返って見ると、Wきっぷを自動改札機に入れて困っている人がやっぱりいた=(5)=。新しい切符の使い方が定着するにはまだ時間がかかりそうだ。

4380チバQ:2010/12/20(月) 22:25:25
>>4307
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012190205.html
大糸線、廃線の不安に揺れる沿線 1両が結ぶ地域の足2010年12月20日

 「廃線にするのか、どういうやり方がいいのかよく考える」。今月1日の記者会見で、大糸線糸魚川―南小谷間の廃線の可能性に言及した佐々木隆之JR西日本社長の発言が、沿線で暮らす人々の間に波紋を広げている。北陸新幹線の開業に伴い、並行する北陸線が地元第三セクターに経営分離されると、大糸線は同社の「飛び地」になる。「いずれは」の不安が、にわかに現実味を帯びる。沿線人口が減る中で、廃止への流れを食い止めることができるのか。現状をみた。

 いまにも雪に変わりそうな冷たい雨が降る中、ほの暗い無人駅に1両のディーゼル車が入ってきた。15日午前7時、長野県境の大糸線・平岩駅。新潟側の下り始発だ。

 乗り込んで来たのは、糸魚川高校2年の横川雅矢さん(17)1人。大きなバッグを肩にかけた野球部員だ。

 同7時6分、動き出した車内で、社長発言について尋ねた。「なくなったらどうしようと家族で話した。おばあちゃんも病院に通っているし」

 ディーゼル車は、姫川沿いを下る。急な渓谷でトンネルやスノーシェッドが続く。次の小滝駅からの乗客はなく、根知で高校生4人、頸城大野で十数人が乗り込む。

 糸魚川で降りたのは22人。北陸線に乗り換え、同市能生の海洋高校に通う西沢雄太さん(18)は、来春卒業。だが、「中3の妹のころはどうなるのか」と気をもむ。

 翌日、平岩駅近くの姫川温泉にある横川さんの自宅を訪ねた。辺りは、1995年7月の「7・11水害」で被災した。土産店を営んでいた祖父母は、小滝―南小谷間が2年余り不通となり客が途絶えたため、97年に店を閉めた。

 「以前は浴衣姿の客が来て、夜11時まで店を開けていた」と、祖母の恭子さん(81)は懐かしむ。近くに5軒あった旅館は2軒に。横川さん宅を出た夜8時ごろ、かつての「温泉街」に人影はなかった。

 会社員の父、寛さん(46)は「地域の足という陳情には限界がある。ジオパーク(地質遺産公園)を走る観光路線として、ガイドを乗せたり糸魚川らしい弁当を売ったりして、踏み込んで結果を出さないと……」と、大糸線の将来を案じる。

■JR西・東エリアで「分断」

 週末は、旅行や所用で利用する人が多い。

 土曜の11日午後1時12分、糸魚川発に乗った。乗客は17人。東京都立川市の自宅に帰る女性(62)は、母親の介護のため糸魚川の実家で半月、夫が待つ自宅で半月暮らす。

 月1度の行き来は、中央線の特急「あずさ」と大糸線を乗り継ぐ。「若い頃は糸魚川から新宿まで急行が走っていた。大糸線がなくなったら、糸魚川はさびれていきますね」

 長野県小谷村の南小谷駅。糸魚川発の列車は同駅か手前の平岩止まりで、松本方面に行くには乗り換えが必要だ。急行は廃止され、直通列車はない。大糸線はJR西と東のエリアで事実上分断されている。

 着いた南小谷駅のホームには、新宿行きの特急「あずさ」と、10月からJR東が運行を始めた新型の「リゾートビューふるさと」が並んでいた。

 1両が1日9往復の新潟側と、白馬、安曇野、松本と観光地がつらなる長野側ではまったく事情が異なる。

 南小谷発「あずさ」で行った松本からの帰り、午後4時47分発、信濃大町行きの普通列車(4両)は8割方座席が埋まり、立ったままおしゃべりする高校生も目についた。

 新潟側で廃止の可能性がとりざたされる一方で、JR東は「管内で廃止を検討している線区はありません」(広報部)。沿線住民からは「いっそJR東に移せないものか」との声が上がっている。(遠藤雄二)
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4381チバQ:2010/12/20(月) 22:25:45
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012190207.html
大糸線廃線の可能性にJR西社長言及 糸魚川市に危機感2010年12月20日

 「JR西日本社長の大糸線『存廃』発言は、社会的責任を放棄するもので、容認できない」

 糸魚川市議会は16日、泉田裕彦知事に「長野県などと連携し存続に向けスピード感と緊張感を持って力強く行動されるよう要望する」との意見書を全会一致で可決した。

 提案にかかわった古畑浩一市議は「(廃線は)田舎には住むなという話だ。大都市、大資本優先でなく、弱い者、地方の立場に立って考えるべきだ」と憤る。

 糸魚川市は14年度末の北陸新幹線開業に向け、60億〜70億円を投じて新幹線につながる在来線駅舎や自由通路、駅周辺整備を進める。昨年は日本初の世界ジオパークに認定された。

 同市は、新幹線開業を契機に、ヒスイ峡などのジオサイト(見どころ)を訪れる観光客を増やし、大糸線の利用促進につなげたい考えだ。

 社長発言は、交流人口を増やそうと本腰を入れた矢先に飛び出した。米田市長は「鉄路はネットワークだから価値がある。JR西日本には広い枠で考え、糸魚川の取り組みを見てほしい」と語る。

 JR西広報は「路線を限定した話ではなく、赤字路線についての考え方を述べたもの」としているが、大糸線が岐路に立っているのは間違いない。

    ◇

〈JR大糸線〉糸魚川と長野県松本市を結ぶ105.4キロ。87年の国鉄分割民営化で、糸魚川―南小谷間がJR西日本、南小谷―松本間がJR東日本の経営となった。南小谷から新潟側は電化されておらず、ディーゼル車が1日9往復運行。JR西によると、糸魚川と南小谷を除く7駅からの08年度の乗車数は1日平均51人で、98年度(同218人)の4分の1以下。
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4382チバQ:2010/12/20(月) 22:59:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101220-00000721-yom-soci
全線不通の無人駅、復旧願うメッセージ続々
読売新聞 12月20日(月)15時28分配信


拡大写真
秘境駅として知られるJR岩泉線押角駅。駅舎はなく、ノートはホームに設置した箱の中にある

 岩手県岩泉町と宮古市を結び、今年7月の大規模な土砂崩れで全線不通となっているJR岩泉線(38・4キロ)の早期復旧を願う声が全国から多く寄せられている。

 有数の「秘境駅」として人気の押角(おしかど)駅(宮古市)には、峠道を越えて車で駆け付けた鉄道ファンらが、駅に備えられたノートに応援の言葉を次々とつづっている。

 押角駅は、北上山地の山あいにある無人駅。待合室はなく、歩くと木のきしむ音がする板張りのホームがあるだけで、周囲に人家もなく、停車するのは日に上下6本。自然の中にぽつんとたたずむ様子が人気を集め、人気漫画「鉄子の旅」でも取り上げられた。

 ノートは駅名標脇の木箱にあり、ファンが自発的に置いていったとみられる。岩泉線は7月31日に土砂崩れによる脱線事故が発生し、岩泉―茂市間の全線不通のまま、復旧の見通しは立っていない。

 事故後も押角駅を訪れるファンは絶えず、ノートには「新婚旅行で来ました。定年してもこの岩泉線が残っていてほしいなぁ」「鉄子の旅で知って5年、ずっと来たいと思ってました」「見事なまでの大自然。一日も早い復旧を」――などと復旧を願うメッセージが目立つ。

 署名から関西、九州方面からもファンが訪れているとみられ、書き込み数は既に90件を超え、ノートも2冊目に。岩泉町が町ホームページに設けた「復旧応援サイト」にも、80件を超える応援メッセージが寄せられている。

 地元は、早期復旧を望んでいるが、安全調査を実施しているJR東日本は、復旧の検討は「春の融雪期の状況を確認してから」としている。

4383チバQ:2010/12/20(月) 23:18:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101219-OYT1T00481.htm
スペイン超高速鉄道網、フランス抜き欧州最長に

 【パリ=林路郎】スペインの首都マドリードと地中海岸のバレンシアを結ぶ超高速鉄道の路線が開通し、19日営業運転が始まった。


 438キロ・メートル離れた両都市間を約1時間半で結ぶ。同路線の開通により、スペインの超高速鉄道網は総延長2056キロ・メートルとなり、欧州最長を誇ってきたフランス(1896キロ・メートル)を抜いて首位に立った。

 開業に先立つ18日、フアン・カルロス1世国王やサパテロ首相らを乗せて試運転が行われた。首相は国民に、「スペイン人が自信を深め、豊かな国になったことを世界に示すものだ」と語りかけ、高失業率と不景気にあえぐ国民を鼓舞した。

 同路線の建設については経済専門家から、「財政赤字の時代に建設費が高すぎる」などの批判も出ていた。だが、スペイン政府は「新路線の開業で新たに13万人以上の雇用が生み出される」として強行突破。この日の開業にこぎ着けた。

(2010年12月19日19時12分 読売新聞)

4384湘南電車:2010/12/21(火) 10:02:35
前JR西社長が無罪主張へ 尼崎脱線事故初公判 
JR西での経営最高責任者って何?と聞きたくなるねえ。社長ってのは、本社のふか〜いジュウタンの部屋で秘書に面倒をみられながら、良きに計らえ、という人ですか。
まあ、国鉄時代から東大、京大卒エリートの皆様は、1〜2年で転勤、その都度階級が上がっていくシステムだから、現場の職員からは「新幹線組」と揶揄されていた。
だから、現場の実態なんか解るわけもないし、責任は現場の下っ端が執るべきと考えるのだろう。

4385チバQ:2010/12/22(水) 00:15:30
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1790124.article.html
JR肥前山口駅 長崎方面の特急利用本数が大幅減
 来年3月の九州新幹線開業に伴う在来線のダイヤ改正で、肥前山口駅(杵島郡江北町)に停車する長崎方面の特急列車の本数が、現在の1日上下各26本から同17本に減少する。新鳥栖駅が新たに特急停車駅に加わることで増える2〜3分の所要時間を短縮するためで、JR九州は「利用状況などを考え、肥前山口を通過運転することになった」という。

 

 通過運転になるのは、博多−長崎間を結ぶ「かもめ」の一部。JR九州は今回のダイヤ改正で「かもめ」と佐世保行きの「みどり」の連結運行を廃止、分割することで博多−佐賀間の特急の本数を上下合わせて17本増やした。肥前山口は連結列車の分岐駅だが、連結解除のための停車は必要なくなる。分離して“増発”した「かもめ」は通過させて時間短縮することにした。

 

 JR九州によると、県内の主な駅の特急「かもめ」の1日の乗客数は、佐賀駅が2300人、肥前鹿島駅が320人、肥前山口駅が280人。肥前山口は、長崎線全体の駅で最も少ないという。同社営業課は「肥前山口駅の特急列車の乗客は、博多方面が上下あわせ1日450人対し、長崎方面は50人ほど。利用者のニーズを考えてダイヤを組んだ」と説明する。

 

 新ダイヤでは、博多方面への利便性は現行の上下各33本停車が上り34本、下り33本停車と確保されるが、長崎方面は増発分が停車しなくなるため、現行の上下各26本停車が各17本に減る。

 

 肥前山口駅は2004年以降、長崎、佐世保のすべての特急が停車している。江北町の田中源一町長は「博多方面は従来通りでもある。長崎方面への乗客数や需要を考えれば、JRの経営方針も仕方ない」と話す。

 

 佐世保線の武雄温泉駅、長崎線の肥前鹿島駅は全特急が停車するために停車本数はほぼ現状が維持される。

4386チバQ:2010/12/23(木) 10:24:35
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001012230001
新幹線見送りでもんじゅ判断長期化も
2010年12月23日

県が強く求めてきた北陸新幹線の県内延伸の年内着工認可が絶望的となったことを受け、西川一誠知事は22日、臨時の記者会見を開き、2011年度内に予定される高速増殖原型炉「もんじゅ」の次の性能試験などについて、「(安全性も)慎重かつ厳格に判断する」と述べ、今後の原子力政策で県の同意を求められる際には、結論に長い時間がかかるとの見解を示した。


 今月16日に文部科学相、経済産業相と開いたもんじゅ関連協議会(3者協議)では、知事は新幹線の県内延伸が実現しない場合、原子力政策への協力見直しにも言及し、公然と「もんじゅカード」を切った。ただ、県は現実的には原発に依存しており、原発政策を中断させることは事実上不可能に近い。県の判断を長期化させることを示唆し、今後の交渉で国側を揺さぶる作戦とみられる。


 もんじゅの運転再開の際、県が新幹線の県内延伸を求めたところ、当時の鳩山由紀夫首相や閣僚からは「重く受け止める」と、前向きな発言が相次いだ。会見で西川知事はこうした政府側の発言を振り返り、「誠実と言えず憤りを感じる」と強く批判。「(地域振興の)約束が守られず、(もんじゅの)安全面も大丈夫かということになる。十分なチェックが必要だ」と話した。
 24日の国の来年度予算案の閣議決定後、着工認可が見送られる理由、今後の方向性について国交省から説明を受けたい考えも示した。

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http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=25462&storytopic=2
新幹線先送りに知事「憤り」 年内、政府に説明求める考え 

(2010年12月23日午前8時00分)
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北陸新幹線の着工判断先送りの方向について記者会見で「憤りを感じる」と述べた西川知事=22日、福井県庁


 北陸新幹線金沢−敦賀の年内の着工判断が先送りの方向となっていることについて福井県の西川知事は22日記者会見し、「誠に残念。地方の最重要課題を前に進めることに、政府全体の考えが十分及ばない政治状態にあることを憂う」と不満をぶつけた。政府が年内に結論を出すとしながら姿勢を転じた点も「誠実な対応とは言えず、憤りを感じる」と強く批判した。

 知事は、年内に国土交通省などの政府関係者から経緯や今後の見通しの説明を受ける考えも示した。また、関係者が一致協力して延伸に取り組むため、沿線市町や経済界などとつくる県北陸新幹線建設促進同盟会で対応を協議する方針。

 馬淵澄夫国土交通相が21日の記者会見で「期限は言っていない」と述べて「年末の結論」を見送った点に、知事は「詳しい説明を求める必要がある。あまりこの言葉がどうだと互いに言っていても仕方がない。中身をしっかり押さえる必要がある」と語り、政府予算案が決まった後に、新規着工を判断できない理由や検討状況を聞く意向を示した。

 知事は、高速増殖炉「もんじゅ」をめぐる文部科学相、経済産業相との3者協議で、新幹線を含め地域振興に「政府全体で取り組む」と約束のあったことも挙げ、「答えが出ていない」と指摘した。

 その上で、もんじゅの安全性確保に対する国の約束も果たされるかと疑問視。今後、もんじゅの40%出力試験などに向け「それぞれの段階で政府の取り組みを一つ一つ慎重かつ厳格に判断を加えざるを得ない」と厳しい姿勢を示した。

 ただ、延伸が実現しない場合には国策への協力見直しも示唆していたが、40%出力試験に同意しないといった具体的な対応は示さなかった。

4387チバQ:2010/12/23(木) 13:12:21
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001012210002
長崎新幹線 展望開けず
2010年12月22日

 九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の長崎延伸が先送りになった。馬淵澄夫国土交通相が21日、整備新幹線の諫早―長崎間(21キロ)など未着工3区間について年内の着工判断を見送ったからだ。財源をはじめ、国から課された条件のハードルも高く、今後の展望は開けない。
 長崎新幹線の延伸については、その前提となる長崎駅の整備を自民党政権が進める方針だったが、政権交代で白紙撤回された。さらに前原誠司・前国交相は昨年12月、着工の基本5条件を挙げ、これをクリアしない限り、新規着工を認めないとした。
 特に難関なのが安定財源の確保だ。長崎・佐賀両県をはじめ、新幹線延伸を求める各自治体は来年度の政府予算の歳入不足を補う財源として、独立行政法人鉄道・運輸機構の利益剰余金を整備新幹線の建設費に回すよう国に要請を重ねてきた。
 だが、国が21日下した決定は、大半の剰余金の国庫返納だった。長崎県の中村法道知事は記者会見で「結果としてこういう状況になり、極めて残念だ」と述べた。佐賀県新幹線活用・整備推進課の村山仁志課長は「(来年度政府予算の)概算要求に入っておらず難しいとは思っているが、最終確定するまでは推移を見守りたい」と話した。
 5条件に加え、国は長崎新幹線について今年8月、(1)難航している軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の技術開発(2)JR佐世保線に乗り入れる肥前山口―武雄温泉間(14キロ)の複線化、という二つの課題解決も求めている。こちらの見通しも立たないままだ。
 田上富久・長崎市長は「早く仕上げて早く果実を生むようにしないと、税金が生きない。また延びるのは残念だ」と述べた。


 【整備新幹線着工の基本5条件】 


 未着工3区間(長崎新幹線の諫早―長崎、北海道新幹線の新函館―札幌、北陸新幹線の金沢―敦賀)を着工する条件として(1)安定財源の確保(2)収支採算性(3)時短などの投資効果(4)JRの同意(5)並行在来線の経営分離への地元自治体の同意――の五つをクリアするよう求めている。

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4388チバQ:2010/12/23(木) 13:12:44
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001012220002
長崎新幹線 延伸先送り
2010年12月22日

 ■財源など壁高く 知事ら「極めて残念」


 九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の長崎延伸が先送りになった。馬淵澄夫国土交通相が21日、整備新幹線の諫早―長崎間(21キロ)など未着工3区間について年内の着工判断を見送ったからだ。財源をはじめ、国から課された条件のハードルも高く、今後の展望は開けない。


 長崎新幹線の延伸については、その前提となる長崎駅の整備を自民党政権が進める方針だったが、政権交代で白紙撤回された。さらに前原誠司・前国交相は昨年12月、着工の基本5条件を挙げ、これをクリアしない限り、新規着工を認めないとした。


 特に難関なのが安定財源の確保だ。長崎・佐賀両県をはじめ、新幹線延伸を求める各自治体は来年度の政府予算の歳入不足を補う財源として、独立行政法人鉄道・運輸機構の利益剰余金を整備新幹線の建設費に回すよう国に要請を重ねてきた。


 だが、国が21日下した決定は、大半の剰余金の国庫返納だった。長崎県の中村法道知事は記者会見で「結果としてこういう状況になり、極めて残念だ」と述べた。佐賀県新幹線活用・整備推進課の村山仁志課長は「(来年度政府予算の)概算要求に入っておらず難しいとは思っているが、最終確定するまでは推移を見守りたい」と話した。


 5条件に加え、国は長崎新幹線について今年8月、(1)難航している軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の技術開発(2)JR佐世保線に乗り入れる肥前山口―武雄温泉間(14キロ)の複線化、という二つの課題解決も求めている。こちらの見通しも立たないままだ。


 田上富久・長崎市長は「早く仕上げて早く果実を生むようにしないと、税金が生きない。また延びるのは残念だ」と述べた。


 ■整備新幹線着工の基本5条件


 整備新幹線着工の基本5条件 未着工3区間(長崎新幹線の諫早―長崎、北海道新幹線の新函館―札幌、北陸新幹線の金沢―敦賀)を着工する条件として(1)安定財源の確保(2)収支採算性(3)時短などの投資効果(4)JRの同意(5)並行在来線の経営分離への地元自治体の同意――の五つをクリアするよう求めている。

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4389チバQ:2010/12/23(木) 13:13:46
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001012220002
新幹線延伸 国交相が判断先送り
2010年12月22日

■新幹線延伸「いつ決断」
■憤る地元首長ら


 「元々、私は(判断の)期限を一切申していない」として、馬淵澄夫国土交通相が北海道新幹線の札幌延伸などの未着工区間について、新年度予算編成では着工判断の先送りを表明したことに、道内からは21日、落胆が広がった。道は「(着工されないと)決まったわけではない」などと戸惑う。財源に見込んでいた鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄建機構)の利益剰余金も多くが国庫返納と決まり、札幌延伸の早期着工は難しくなった。


 新函館(仮称)―札幌駅間に建設予定の新八雲駅(仮称)の地元、川代義夫・八雲町長は「残念の一言。先延ばし、先延ばしでここまで来て、一体いつになったらめどがつくのか」と憤った。ただその一方で、「国の苦しい財政事情を考えれば、(判断先送りは)分からないでもない」とも述べた。


 道もこの日、「新年度予算編成では(着工のための予算付けは)厳しいかもしれない」と受け止めている。


 道経済界の首脳は「決断がなされないのは残念。札幌延伸を求める署名活動ではすでに60万人超が集まった。諦めることなく札幌延伸の必要性を訴えかけたい」と話した。


 道や沿線自治体、道内経済界は、鉄建機構の利益剰余金約1・5兆円を、札幌延伸を含めた整備新幹線の未着工区間の建設財源に充てられるよう要望してきた。


 だが、21日夕、国交相や担当大臣らが、剰余金1・2兆円を国庫に返納することで合意。残金と今後発生する剰余金については、経営が厳しいJR北海道、貨物などへの経営支援に主に充てるなどとなった。


 その一方、馬淵国交相は同日の会見で「5条件をクリアすることが(着工の)大前提」と強調した。昨年末、国交省が北海道、北陸、九州新幹線の未着工3区間への共通条件として、「安定財源確保」「収支採算性」など五つを挙げた。今夏、前原誠司前国交相は区間ごとに課題を示し、札幌延伸の着工条件としては(1)貨物列車も走る青函トンネルの運行方法(2)並行在来線の経営(3)最高速度の見直し、の3点を求めている。


 いずれも「高いハードル」(道幹部)といい、北海道側がクリアできたものはない。このうち並行在来線については、函館市とJR北海道、道が協議しており、高橋はるみ知事自らも調整に乗り出したが、打開策は見えていない。
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4390チバQ:2010/12/23(木) 13:14:36
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20101223ddlk01020229000c.html
鉄建機構:剰余金返納 道内に落胆の声 新幹線の札幌延伸、財源確保が困難 /北海道
 政府が鉄道建設・運輸施設整備支援機構の利益剰余金(10年度末で1・5兆円)のうち1・2兆円を国庫返納させる方針を決め、北海道新幹線の新函館−札幌間を含む整備新幹線未着工3区間の財源確保がますます困難となった。地元自治体が期待した年内の着工判断も馬淵澄夫国土交通相が否定。札幌延伸の早期認可・着工を求めてきた道内の関係者からは落胆の声が漏れている。

 機構の剰余金は、道や経済団体などが札幌延伸の財源として活用するよう国に求めてきていた。高橋はるみ知事は22日の定例会見で「(剰余金の使途に)どう見ても札幌延伸に向けての1兆円に直接充当されるような計上が見あたらないというのは残念だ」と失望感を示した。今後については「引き続き経済界や沿線自治体と連動した活動を続ける。政府は(未着工の)整備新幹線3地域について前向きに考えると言ってきた。主体的に財源探しをしてほしい」と注文を付けた。

 ただ、新たな財源探しは簡単ではなく、札幌延伸の着工判断は先が見通しにくくなったのは事実。函館市の西尾正範市長は毎日新聞の取材に対し「札幌延伸はオール北海道で運動しただけに(年内の判断)先送りは残念」と述べた。北海道新幹線建設促進期成会の会長代行である高向巌・道商工会議所連合会会頭は「剰余金の返納は大変遺憾だ。これにより札幌延伸決定が更に先延ばしされないよう、早期認可に向け関係者で一丸となって取り組みたい」とのコメントを出した。【岸川弘明、近藤卓資、鈴木勝一】

4391チバQ:2010/12/23(木) 18:46:31
>>4381とか
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20101223ddlk15020176000c.html
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.JR大糸線:存廃問題 守る会「官民一体でPTを」 存続へ糸魚川市に要請 /新潟
 JR大糸線の南小谷(長野県)−糸魚川間の存廃が焦点となっている中、沿線住民でつくる「大糸線・北陸線を守る会」は22日、存続に向けて官民一体となって取り組むプロジェクトチーム(PT)を市に発足させることなどを求めた要請書を米田徹市長に提出した。

 同会の丸山明三代表(79)ら8人が市役所を訪問。丸山代表は「市は具体的な利用促進策を早急に確立すべきで、そのために沿線住民の声を聞き、全国の枝線の現況を把握するため、庁内に市民代表を交えた『大糸線存続プロジェクトチーム』を発足されることを提言する」と要請書を読み上げ、市長に手渡した。米田市長は「申し入れについては理解できる。プロジェクトチームについては考えたい」と答えた。

 大糸線を巡っては、同市議会も16日、存続に向けて行動するよう泉田裕彦知事に求める意見書を採択。長野県側の沿線にある大町市、白馬、小谷両村の各議会も17日、同様の行動を長野県知事に求める意見書を採択した。糸魚川市の古畑浩一市議は「観光面での位置づけなど、新しい大糸線のストーリーをつくっていかなければ大糸線は生き残れない」と危機感を募らせている。【長谷川隆】

4392名無しさん:2010/12/25(土) 09:45:11
リニモ横領関係で、キャッシュから2件

リニモ横領で元社員と名鉄を提訴へ 愛知高速交通が出向元に賠償請求
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010121590085909.html
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:www.chunichi.co.jp/s/article/2010121590085909.html
2010年12月15日 10時41分

 リニモ(東部丘陵線)の多額横領事件で、運行会社の第3セクター「愛知高速交通」(愛知県長久手町)は、横領した元社員とともに、出向元だった名鉄に対し損害賠償訴訟の手続きに入る方針を固めた。県や出資する沿線自治体に通知した。

 業務上横領罪で起訴された元社員山田泰準被告(45)が、社内調査で認めた被害額は8900万円だが、1100万円を返済したのみ。高速交通はこれ以上の返済は困難として名鉄を相手に提訴を決めた。

 両社の契約では出向者が法に違反した際、出向元が損害を補償することになっている。高速交通によると、6月から名鉄と交渉を重ねたが主張はかみ合わず、名鉄からは「応じられない」として具体的な進展もなかったという。

 高速交通は「(自治体から)財政支援を受けている立場でもあり、早期に損害を回復するため、やむを得ず訴訟を含めた手段を講じていきたい」とコメントを出した。

 名鉄は高速交通の株主として8%を出資し、取締役1人と技術職の社員5人が出向中。名鉄広報宣伝部は中日新聞の取材に「見解の相違があり、(こちらの)主張をお伝えしている」と回答した。


リニモ元社員を業務上横領で追起訴 
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010122190213515.html
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:www.chunichi.co.jp/s/article/2010122190213515.html
2010年12月22日 01時12分

 東部丘陵線(リニモ)を運行する第三セクター愛知高速交通(愛知県長久手町)の元社員による横領事件で、名古屋地検は20日、元同社主幹、山田泰準(やすのり)容疑者(45)を業務上横領罪で追起訴した。

 起訴状によると、同社の出納責任者だった山田被告は4月2〜26日に7回、同社の預金口座から計2千万円を引き出して着服したとされる。

 山田被告は200万円を着服したとして同罪に問われ、11月26日の初公判で起訴内容を認めている。

4393チバQ:2010/12/26(日) 18:12:58
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20101226ddlk03020004000c.html
貨物線路使用料:JR、IGRへの支払い増額へ /岩手
 24日に閣議決定された11年度政府予算案で、県は25日、県内関係分をまとめた。貨物線路使用料の制度見直しに伴い、新幹線開業後にJRから並行在来線の経営を引き継いだIGRいわて銀河鉄道など全4社に対し、10年間で総額1000億円が支援されることになった。JR貨物がIGRに支払う使用料の増額に充てられる見込みで、約3億円の赤字を抱えるIGRの経営改善につながりそうだ。

 県などによると、JR貨物はIGRに線路使用料として年間14億円を支払っているが、トンネルや橋などの使用料、固定資産税などの経費に相当する約3億円は含まれていなかった。県やIGRは国に使用料増額を要請していた。

 国は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の剰余金から1000億円を捻出し、経費に充てる調整金としてJR貨物に交付する。達増拓也知事は「将来にわたって並行在来線の安定経営に寄与するもので高く評価する」とコメントを出した。

 このほか公共工事では、国直轄事業の胆沢ダム建設費154億円が盛り込まれた。検証作業中の梁川、津付の両補助ダム、三陸縦貫道、久慈港湾口防波堤などの建設予算の箇所付けは年度末まで見送られた。【狩野智彦】

4394荷主研究者:2010/12/26(日) 21:49:13

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/12/06/new1012061101.htm
2010/12/06 デーリー東北
終着駅でない現実「はやて」八戸駅を通過

 東北新幹線は5日、新青森駅を出発後に盛岡駅まで停車しない上り臨時列車「はやて36号」が初めて八戸駅を通過した。同駅が新幹線ターミナル(終着駅)だった8年間は見られなかった光景。すさまじいスピードで通り抜ける列車をホームで見送った市民らは「ショックだ」「仕方ない」と複雑な表情を浮かべた。

 はやて36号は新青森駅を午後5時12分に出発し、東京駅には3時間24分後の同8時36分に到着する。途中の停車駅は盛岡、仙台、大宮、上野。八戸駅に停車しない列車が1日に1本運行される。

 本来は全線開業日の4日から運行される予定だったが、強風によるダイヤの乱れにより、同日は八戸駅に停車。同駅を通過する列車の運行は5日が初めて。

 午後5時半ごろ、ホームでは「間もなく12番線を上り列車が通過します」とのアナウンスが流れ、同33分にはやて36号が入線。10秒もかからずに一気に駅を通り抜けた。

 列車通過後のホームは、舞い上がった土ぼこりで真っ白に。ホームで様子を見ていた駅関係者は「8年分のほこりが一気に出た感じかなあ」と苦笑いしていた。

 市民や鉄道ファンも訪れ、列車が初めて八戸駅を通過する瞬間を目の当たりに。家族4人で見に来ていた八戸市内の主婦(45)は「ショック…」とぽつり。同市の男性会社員(50)は「ものすごく速くてびっくりした。ターミナルの役割を終えたのだから、仕方ないですね」と話していた。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/img1012061101.jpg
【写真説明】すさまじいスピードで八戸駅を初めて通過する「はやて36号」=5日午後5時33分

4395荷主研究者:2010/12/26(日) 21:51:41

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9760974&newsMode=article
2010/12/08 09:59 福島民報
常磐線に新型車両導入 JR東日本、上野ーいわき間で

 JR東日本は7日、JR常磐線の特急列車「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の上野−いわき駅間に新型車両「E657系」を導入すると発表した。

 E657系は走行時の振動を軽減するサスペンションを採用し、乗り心地を高めた。車内でインターネットを使えるようにブロードバンド環境を整備し、利便性も向上させた。現行の7両基本編成を10両編成に改め、輸送力も強化する。利用者の約9割を占める上野−いわき駅間で平成24年春から順次導入し、同年秋には現行車両から完全移行する。 E657系導入に伴い、いわき−仙台駅間の特急列車に上野−勝田駅間を主に走る「E653系」を充てる。E657系とは、いわき駅の同じホームで乗り換えが可能となる。JR東日本はいわき−仙台駅間の特急の愛称を今後募集する方針。

 水戸支社の岡村淳弘運輸部長、仙台支社の相沢義博企画部長が7日、県庁で記者会見した。

【写真】常磐線に導入される「E657系」の車両イメージ(JR東日本福島支店提供)

4396荷主研究者:2010/12/26(日) 21:59:38
>>4395
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12917245769002
2010年12月8日(水)茨城新聞
常磐線特急、12年春から新型車 振動低減や無線LAN

出入り口に防犯カメラ

【写真説明】2012年春から常磐線特急列車に導入される新型車両「E657系」のイメージ図(JR東日本提供)

 JR東日本は7日、常磐線の特急「スーパーひたち」と「フレッシュひたち」の後継に新型車両「E657系」を投入すると発表した。上野-いわき間で2012年春から運転を始め、同年秋には特急はすべて新型車両に切り替わる。特急で新型車両の導入は15年ぶり。

 E657系は振動を低減して乗心地を向上させ、無線LAN(構内情報通信網)でインターネットに接続でき、各座席にパソコン用のテーブルや電源コンセントを備え、ビジネス客の利便性を高める。

 10両編成で計160両を導入。定員は600人で、普通車570人、グリーン車30人。スーパーひたちの「651系」を洗練させたデザインで、梅をイメージし、ピンクがかった白色に赤のラインが入る。先頭車両とグリーン車は振動を減らすフルアクティブサスペンションを搭載する。

 最新の新幹線や成田エクスプレスでも導入されている防犯カメラを各車両の出入り口に設置して安全に配慮する。インターネットの通信環境は導入当初は上野-水戸間で利用可能で、通信環境が整い次第、順次北伸させる予定。

 いわき-仙台は、現在フレッシュひたちに使われている「E653系」で運行を続け、新しい列車愛称を公募する。スーパーひたちで使われている651系は12年秋で姿を消す。新型車両の名称は「長年なじみのある『ひたち』を軸に社内で検討する」(同社)という。

 常磐線の特急は、1970年にボンネット型の「ひたち」が導入され、最近では651系が1989年、E653系が97年に投入された。

 競合するつくばエクスプレスは、2005年の開業当初から無線LANによるインターネット環境を整え、09年度に目標だった1日平均の利用客27万人を、1年前倒しで実現した。

 常磐線のスーパーひたちとフレッシュひたちは1日下り37本、上り34本を運転し、1日平均で約2・6万人の利用客があり、ビジネス客利用も増やす狙いがありそうだ。

4397荷主研究者:2010/12/26(日) 22:00:06

http://www.minyu-net.com/news/news/1207/news10.html
2010年12月7日 福島民友ニュース
磐越西線・郡山−喜久田間に新駅設置協議へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/1207news10.gif

 郡山市はJR磐越西線郡山―喜久田駅間(7.9キロ)の新駅設置に向け、来年度からJR東日本など関係機関との協議を開始する。6日の12月市議会一般質問で原正夫市長が明らかにした。原市長は「新駅設置で新たな鉄道利用者の増加や地域の活性化などに効果が見込まれ、積極的に取り組んでいく」などと意欲を示した。JR東日本仙台支社も「今後、郡山市と新駅設置の可能性について協議していきたい」としている。

 新駅設置は、同市など4市3町3村の将来の交通戦略を決める郡山都市圏総合都市交通計画協議会が1986(昭和61)年度に実施した第1回パーソントリップ調査で浮上。さらに同協議会が今年1月に公表した公共交通マスタープランに盛り込まれた。市はこれまで県鉄道活性化対策協議会(会長・佐藤雄平知事)を通じてJR東日本に要望活動を行ってきた。

4398荷主研究者:2010/12/26(日) 22:12:44

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20101211/201012111102_12398.shtml
2010年12月11日11:02 岐阜新聞
樽見鉄道、廃線含め議論 沿線5市町が支援終了も検討

 第三セクター樽見鉄道(本社本巣市曽井中島、田中良以社長)への財政支援に関し、沿線5市町でつくる樽見鉄道連絡協議会(会長・藤原勉本巣市長)は、支援打ち切りも視野に検討を進めていることが10日、分かった。同日の大垣市議会建設環境委員会で、市担当者が「支援の最終年度を決めて支援する方向で協議を進めている」と報告。同鉄道は「支援がゼロになれば経営は不可能」としており、財政支援の議論は廃線も含めた形で大詰めを迎えている。

 委員や市幹部らが出席した同委員会で、市担当者が現在までに同協議会で話し合われている内容について報告。「(同鉄道の)経費削減は限界に来ており、今後はレールバスの車両更新も控えている。このままではさらなる経営悪化が予測される」とし、協議の方向性は厳しい見通しであることを明らかにした。

 同協議会は2008(平成20)年、同鉄道が「第2次経営改善計画」に取り組むことを条件に、同年から3年間にわたって補助金による支援を行うことで合意。年間約1億〜1億4000万円を補助してきた。本年度は支援見直しの年に当たる。藤原市長は「前へ進むのも退くのも沿線5市町が協調して決定する。どこかの市町だけが支援から手を引くようなことはない」としている。

 支援についての最終結論は、来年1月に沿線市町の首長が出席して開く同協議会の臨時総会で決まる見通し。

4399荷主研究者:2010/12/26(日) 22:27:16

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012080231.html
'10/12/8 中国新聞
電化延伸へ可部線利用促進を
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 JR可部線の廃止区間、可部―旧河戸間(広島市安佐北区、約2キロ)の電化延伸を想定した地元の動きが本格化している。広島市が来年度の着工を目指す方針を示したのを受け、住民が利用促進を検討する協議会や宅地開発を目的にした土地区画整理事業の組合を設立する準備を進めている。

 協議会は「可部線利用促進期成同盟会(仮称)」。可部地域の町内会や自治会で構成する「可部線沿線のまちづくり懇談会」が母体となり、来年4月の設立を目指す。地域の社会福祉協議会や住民グループ約20団体に参加を呼び掛ける。

 懇談会の西田征義会長(72)は「電化延伸を後押しするとともに鉄路復活をまちづくりにつなげたい」と話す。協議会の役割に、パークアンドライド(P&R)用駐車場の確保や駅と団地を結ぶ交通手段の調査、イベントの開催などを想定する。

 宅地開発は旧河戸駅周辺の住民が計画。旧駅西側の広島県営荒人住宅跡地と田畑計約7ヘクタールを施工区域に予定する。2007年に地権者12人が区画整理に向け発起人会を設立。既に開発に必要な一帯の地権者53人の仮同意を取り付けている。

 発起人会が4月に県内の住宅メーカー30社に実施した調査では、3社が参画の意向を示した。本年度中に開発業者を内定し、組合を設立。新駅設置を想定し、住宅や店舗スペースの配置を盛り込んだ開発構想をまとめる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20101208023101.jpg
【写真説明】電化延伸が検討されているJR可部線可部―旧河戸間の旧河戸駅付近。住民の要望で線路は廃止当時のまま残されている

4400荷主研究者:2010/12/26(日) 22:35:56

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012110026.html
'10/12/11 中国新聞
私鉄駅移動など宮島口整備案
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20101211002602.jpg

 廿日市市は10日、世界遺産の島・宮島への玄関である宮島口について、広島電鉄宮島口駅を現在より海寄りに移し、JR山陽線北に周辺駐車場へのアクセス道を建設することを柱とした整備案を公表した。3月に策定した港湾整備計画を基に固めた。整備案を受け、広島県は本年度中に宮島口を港湾指定する見通しだ。

 現在、国道2号から桟橋前ロータリーや周辺駐車場へ延びる道路は広電宮島線の軌道と交差する。市は踏切が観光シーズンの混雑の一因になると判断。駅舎を海寄りに移し、道路を一部付け替えて交差を解消する。

 一方、市は駐車場不足解消のため宮島競艇駐車場の活用を検討。国道2号から競艇駐車場や周辺の民間駐車場への進入を容易にするため、JR宮島口駅北と市道宮島口対厳山線を結ぶ新たな市道を整備する。JR宮島口駅から桟橋前に延びる県道厳島公園線を宮島への参道と位置付け、景観形成を図る。

 宮島口は年間300万人を超す来島者が利用するが港湾指定を受けていない。桟橋はJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船がそれぞれ所有。護岸の老朽化も目立つ。このため市は県の港湾指定を目指し2008年、「宮島口みなとづくり推進協議会」を設置。今年3月、旅客ターミナル建設などを盛り込んだ整備計画をまとめた。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20101211002601.jpg
【写真説明】宮島口港湾整備に関連して海寄りへの移設が打ち出された広電宮島口駅

4401荷主研究者:2010/12/26(日) 22:50:24

http://kumanichi.com/news/local/main/20101214002.shtml
2010年12月14日 熊本日日新聞
JR九州、熊本ー大牟田にも快速導入 来年3月

 JR九州(福岡市)が来年3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業に合わせ、鹿児島線熊本−大牟田間に新しく快速列車を導入することが13日、分かった。豊肥線で走らせる予定の快速列車と合わせ、熊本市と近郊間での在来線輸送力を確保する。

 熊本−大牟田間の快速は熊本、上熊本、崇城大学前、植木、木葉、玉名、長洲、荒尾、大牟田に停車する。西里、田原坂、肥後伊倉、大野下、南荒尾の5駅は「比較的利用者が少ない」(JR関係者)ため通過する。

 ダイヤは午前10時〜午後3時での運行を軸に、1時間に上下各2本走っている現行の普通列車のうち、1本が快速となる通し。現在、荒尾、大牟田駅と博多方面を結んでいる快速も残し、両駅で新しい快速と接続させる。

 JR九州は新幹線輸送に集約するため、鹿児島線特急の「リレーつばめ」や豊肥線も運行する特急「有明」を廃止し、快速も走らせない方針だった。だが、沿線自治体への配慮や都市圏輸送充実のため、豊肥線には熊本近郊と中心部を結ぶ快速を新設する。

 鹿児島線の熊本−博多間では早朝や深夜帯に特急や快速を、博多−長洲間には朝夕の通勤・通学向け特急を運行することで調整している。(井上直樹)

4402とはずがたり:2010/12/26(日) 23:01:12
>>4397
この新駅,俺の持論やっ♪
けど1986年には浮上してたんかw

4403とはずがたり:2010/12/26(日) 23:07:28
>>4395
ここは嘗ての急行みやぎの(途中からは東北本線経由だけど)から「みやぎの」押しをしたいところだが「そうま」辺りが順当かなぁ。
上野〜仙台の直通特急がなくなるのは淋しいし或る意味サービスダウンだけど効率重視の東日本だし仕方がないのかなぁ。。平(愚直に固執w)以南の客にはサービス向上ではあるし。。

4404荷主研究者:2010/12/26(日) 23:11:14

http://yamagata-np.jp/news/201012/17/kj_2010121700706.php
2010年12月17日10:25 山形新聞
落ち葉と“格闘”仙山線 車輪の空転でダイヤ混乱、今年も

 JR仙山線で今月5日、下り普通列車が線路上の落ち葉で車輪が空転、立ち往生し、ダイヤが混乱した。近年は、新型車両の導入をはじめ、線路を洗浄する特殊車両を開発するなど、あの手この手の対策を講じているが、「全国有数の急勾配区間」(JR関係者)の難所を抱える仙山線の場合、空転対策の決め手とはなっていない。線路沿いの樹木は防風雪林の機能を果たしており、むげに伐採するわけにもいかない。今年もまた、運行を妨げる厄介な落ち葉に振り回された。

 JR東日本山形支店によると、5日に立ち往生したのは、下り普通列車(仙台発山形行)。午後7時半ごろ、仙台市内の作並−奥新川間の上り坂で車輪が空転した。列車はいったん作並駅まで戻り、より駆動力がある後続列車に乗客を乗せ替え、トライしたものの、車輪は再び空転。結局、運行を取りやめた。急きょ、バスを運行させるなどして対応した。乗客約440人に影響が出た。

 立ち往生した区間を含め、作並−山寺間は、仙山線にとって山のぼりの難所。1キロ当たり33メートルの高さをのぼるなど「全国有数の急勾配区間」(JR関係者)がある。いったん車輪が空回りすれば、のぼり切るのは難しい。空転は、雨などの水分を含んだ落ち葉を車輪が踏むことで発生するケースが多いという。同支店の担当者は「鉄同士は摩擦係数が低く、ぬれた落ち葉の水分で車輪とレールの摩擦係数はさらに低くなる。落ち葉がなくても朝露で空転が起こることもある」と説明する。

 一方、ぬれていない落ち葉を踏んでも車輪が空転することも。この場合、車輪を空転させる要因は、落ち葉に含まれる油分だ。「落ち葉が車輪に踏みつぶされると、油分がレールに付着する。油分は水よりも厄介だ」と担当者。油はいったん付着すると取り除くのが難しく、復旧まで時間がかかってしまうという。今月5日の立ち往生もこのケースだったとみられる。

 車輪の空転は仙山線だけでなく、奥羽本線や米坂線など、県内のほかの在来線でも発生している。JR側もただ手をこまねいているだけではない。滑り止めのセラミック粒子をレール上に噴射する機能を搭載した車両を導入。さらに仙山線では、2007年から駆動輪の一部が空転し始めると、回転数を落として空回りを防ぐ新型車両を運行させている。温水でレールに付着した落ち葉の油分を洗い流す特殊車両も開発し、仙山線や奥羽本線では、毎年、10〜12月に洗浄作業を行っている。これらが功を奏し、08年は仙山線で1件のみで、09年の発生はない。今年は16日までに仙山線で1件、米坂線で2件、奥羽本線で1件だった。

 車両性能が向上するなどしても、落ち葉による車輪の空転をゼロにするのは難しいという。沿線の樹木は、防風雪林としての機能もあるためだ。「落葉が少ない樹種を沿線の木に選ぶなどしているが、特効薬はない。人海戦術で、ほうきを手にレール上の落ち葉を掃こうという案も考えられていたほど」と同支店の担当者。紅葉のシーズンなどは、多くの乗客を呼び込んでくれる「観光の目玉」となり、時には運行を妨げる「厄介もの」となる葉っぱとJR関係者との闘いに終わりはないという。

4405とはずがたり:2010/12/26(日) 23:13:36
>>4398
ここは住友大阪が手を引いた時点で終了もやむをえんでしょうなぁ。。旅客的にはまだ名鉄の廃止の方が惜しかった。

4406チバQ:2010/12/27(月) 22:48:10
まさかのひらがな。。。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000085-jij-soci
とうきょうスカイツリー駅に=12年開業時、最寄り駅名改称―東武鉄道
時事通信 12月27日(月)17時13分配信

 東武鉄道は27日、2012年春の東京スカイツリー開業に合わせ、最寄り駅の伊勢崎線業平橋駅(東京都墨田区)を「とうきょうスカイツリー」駅に改称すると発表した。
 同社によると、業平橋駅は1902年、吾妻橋駅として開業。10年、浅草駅に改称された後、31年に現在の浅草駅開業とともに業平橋駅と名称変更された。
 東京スカイツリーへは徒歩1分。現在、改札口はツリーと反対側の1カ所だが、新たにツリー側にも設けるなど改修する。業平橋駅単独での乗降客数は集計していないが、「ツリー開業で相当増えると予想される」(東武鉄道)という。
 「とうきょう」をひらがなにした理由について、同社は「漢字の東京駅や東京テレポート駅との区別や親しみやすさを考えた」としている。

4407とはずがたり:2010/12/28(火) 01:34:14
なりひらばしが改称されてしまうなんて…orz

4408チバQ:2010/12/29(水) 20:34:06
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20101229000017
鉄道ダイヤ削減進む 関西各社、少子高齢化で印刷用画面を開く

 関西の鉄道各社が、乗降客の減少に直面し、ダイヤや車両台数など運輸体制の見直しを進めている。少子高齢化による需要減少に伴い、早朝や深夜、利用の少ない路線を中心に運行本数の削減などが相次いでいる。

 JR西日本は17日に発表した来年3月のダイヤ改正で、大阪駅を中心に都市部で快速・新快速などの輸送力を増強する一方、利用の少ない列車運行を見直した。

 京滋路線では、片町線で午前の松井山手発着の普通電車9本を長尾発着に変えたほか、関西本線の加茂−奈良の昼間は1時間3本から2本に減らすなどした。JR西は「早朝・夜間の利用が少ない列車を取りやめた。通勤時間帯は維持する」(運輸部)と効率化を強調。特急などの本数削減も打ち出している。

 各社統計によると、JR西の輸送人員はピークだった1996年の18億8千万人から、2009年には17億7千万人に漸減している。私鉄はJR西よりピークが早く、1991年には近畿日本鉄道8億人、京阪電気鉄道4億2千万人、阪急電鉄7億8千万人だったが、現在は3割前後減少。JR西より減少ペースも著しく、危機感は深い。

 ピーク時の3分の2の輸送人員になった京阪は今後も毎年1%の減少を見込む。鉄道部門の正社員を現行の2千人体制から2013年には自然減と採用抑制で1800人に縮小して経営効率化を図る。櫻井謙次副社長は「ダイヤの見直しも課題。沿線をいかに活性化して人口減を食い止めるかが問われる」と話す。

 近鉄は今年春、ダイヤの大幅見直しに踏み切った。平日の京都線は1日10本減の430本となり、今後も減少の可能性はあるという。保有車両数もピークだった1995年の2125両から2009年は1952両に減らし、さらなる車両数削減も検討中だ。

 一方、阪急は全線85駅のうち81駅で1日5千人超の乗降客があり輸送効率が比較的高い。「乗降客は減っているが、当面は現状の10分間隔で走らせる運行体制を維持する」(広報部)としている。

 交通政策に詳しい近畿大の斎藤峻彦教授は「人口減に加えて関西企業の本社転出なども響き、各社が運輸体制の本格的な見直しを始めている。混雑解消へ新線開発が続く首都圏とは対照的」と背景を説明し、「各社は観光などの需要掘り起こしが求められている」と指摘している。

4409荷主研究者:2010/12/30(木) 00:52:17

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20101216/430958
2010年12月17日 05:00 下野新聞
新雀宮駅は来年3月26日オープン

 【宇都宮】市は16日までに、整備を進めているJR雀宮駅新駅舎の利用開始を来年3月26日とすることを決めた。新駅舎は橋上駅形式で、曲線の屋根とガラス張りの外観が特徴。駅舎に合わせ東口広場も同日利用開始とする。180台分の駐車場は1日500円で利用できるなど、通勤客など長時間利用者の利便に応える予定。

 市総合計画で雀宮駅周辺地域は市南部の地域拠点に位置付けられている。東口では科学技術高として宇都宮工業高の移転新築工事が進められているほか、市第3図書館(仮称)の整備が行われている。西口では街路事業と区画整理事業を組み合わせた市街地整備が進行している。

 新駅舎は「市の南の玄関口」としての機能が期待されている。鉄骨3階建てで床面積は734平方メートル。東西自由通路は長さ160メートル、幅4〜5メートル。改札内にエレベーター2カ所があるほか、自由通路の東西にエレベーター、エスカレーターが各1カ所ある。

 総工費は当初27億8千万円を見込んでいたが、地下水対策工事が不要になったことや夜間工事が昼間工事になったことなどで約3億2千万円減り、24億6千万円となる見込み。新駅舎オープン後は、仮駅舎や古い渡線橋の撤去などを行う。

 新駅舎に合わせて整備している東口広場は広さ約2600平方メートル。バス乗降場、タクシー乗降場、タクシープールなどがある。

 180台分の駐車場は平面式自動ゲートを設けた無人施設。利用料金は、30分以内に出庫した場合は無料。

 2時間以内の場合は、30分につき100円で、JR宇都宮駅の市営駐車場より割安に設定。さらに駐車時間が2時間を超える場合、1日につき500円を上限とする。

 利用料金に上限を設けたことについて市雀宮駅東口周辺整備室は「東京方面に出掛ける人や通勤客用の料金体系とした」としている。

4410荷主研究者:2010/12/30(木) 01:15:17

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003682416.shtml
2010/12/17 23:04 神戸新聞
山陽・九州新幹線「さくら」姫路停車計8本 JR西 

 JR西日本は17日、来年3月12日のダイヤ改正を発表した。直通運転が始まる山陽・九州新幹線(新大阪‐鹿児島中央)では、朝夕に走る最速タイプの「みずほ」が4往復、停車駅が多い「さくら」は11往復(一部熊本発)する。新神戸駅には全列車が停車し、姫路駅には「さくら」の下り5本、上り3本が止まる。

 「みずほ」の最短所要時間は、新神戸‐鹿児島中央が3時間32分、新神戸‐熊本が2時間46分。「のぞみ」「ひかり」も博多で「さくら」「つばめ」に接続する。

 同社は割引料金を検討中で、新大阪‐鹿児島中央間を1万8千円前後、新大阪‐熊本間を1万5千円前後とする方向でJR九州と調整している。両区間の正規料金は、「さくら」の指定席でそれぞれ2万1300円と1万8020円。

 在来線では、現在8両編成が含まれる土日祝日の新快速電車(米原‐姫路)をすべて12両にするほか、JR宝塚線では昼間の宝塚‐大阪の快速を1時間4本に倍増させる。同時間帯のJR東西線直通快速は、宝塚発から塚口発に見直す。

 また阪神間と丹波・山陰を結ぶ特急「北近畿」(新大阪‐城崎温泉)の名称を「こうのとり」に変更。来年6月末までに新型車両287系を上下計14本に投入する。「文殊」「タンゴエクスプローラー」などは廃止となり、「こうのとり」として運転する。

(足立 聡)

4411荷主研究者:2010/12/30(木) 01:19:17

http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20101218000026
2010年12月18日 09時12分 京都新聞
KTR苦慮、丹後−大阪の直通廃止印刷用画面を開く

大阪への直通をやめKTR線内の特急に転用されるタンゴエクスプローラー(福知山市・KTR福知山駅)

 JR西日本と北近畿タンゴ鉄道(KTR)は来年3月のダイヤ改正に合わせ、京都府北部を走る特急を大幅再編する。JRは17日、丹後地域と大阪方面(福知山線)を結ぶ相互乗り入れの直通特急廃止を発表。KTRは福知山駅発着の特急を1日2本増便して接続を補う方針を固めた。

 府北部を走る特急の名称は8種類あるが、行き先が分かりやすいよう改称して4種類に集約。山陰線は「はしだて」(京都−宮津・天橋立・久美浜)と「まいづる」(京都−東舞鶴)、「きのさき」(京都−福知山・豊岡・城崎温泉)、福知山線が「こうのとり」(新大阪−福知山・豊岡・城崎温泉)となる。

 山陰線の直通特急も現在の上下6本から5本に減る。KTRはJR線への乗り入れをやめるタンゴエクスプローラー車両を、福知山駅発着で丹後地域と結ぶ特急に転用。KTR線内の特急数は減らさず同駅で京都・大阪方面への特急と2〜20分の乗り換えで結び、直通廃止の影響を抑えて利便性確保を図る。

 JRは今回の改正で足元のスペースやトイレを広げた新型特急25両を府北部に投入する。

4412荷主研究者:2010/12/30(木) 20:15:55
>>4348
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/12/21/new10122108top.htm
2010/12/21 デーリー東北
混雑解消へ朝の増便検討/青い森鉄道

 12月4日に本格開業した第三セクター・青い森鉄道(関格社長)は20日、朝の通勤・通学時間帯に上り便の三沢―八戸間が混雑する問題について、年明けにも同時間帯に増便を検討していることを明らかにした。

 JR時代は4両編成で運行していたのを2両にしたためで、特に野辺地を午前6時19分に出発する便の三沢―八戸間が混雑している。利用者からは「東京の満員電車さながら。利用者のことを考えていない」など不満の声が上がっていた。

 同日、青森市内での取締役会後に取材に応じた関社長は「4両に戻すことは設備上できないが、来年3月のダイヤ改正を待たず、1月上旬にも早急に混雑を解消したい」と増便の検討を明らかにした。

 具体的には、JRかIGRいわて銀河鉄道が青い森鉄道線へ乗り入れる形を検討しているという。関社長は「通勤、通学に支障が出ないよう、最優先で取り組む」と強調した。

 八戸からの下り最終が午後9時40分で、以降の新幹線への接続がないことについては、3月のダイヤ改正に合わせて、午後10時八戸着の新幹線に接続する便の設定を検討するとしている。

 一方、2010年度上半期(4〜9月)の営業実績は収入が1億4847万円で、前年同期比3・1%減。年度当初の計画に比べ4・1%増となった。

 本格開業した12月の実績(10日まで)は9919万6千円で、関社長は「比較対象はないが、まあまあのスタート」と評価した。

4413荷主研究者:2010/12/30(木) 20:50:28

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1012220039/
2010年12月22日 神奈川新聞
小田急多摩線の愛川・厚木方面延伸で市長、交通政策審位置付け目指す意向示す/相模原

 相模原市の加山俊夫市長は21日、小田急多摩線の愛川・厚木方面の延伸について、2015年に開かれる見通しという国の交通政策審議会答申への位置付けを目指す意向を示した。相模原と厚木、愛川、清川の2市1町1村の連携により、国や県への働き掛けを推進する方針だ。

 同日の市議会本会議で、中村昌治氏(新政クラブ)の質問に答えた。

 市都市建設局によると、09年7月に2市1町1村で「小田急多摩線の延伸促進に関する連絡会」を設立。路線整備の意義や必要性、路線計画の検討を進めるとともに、11年度からは答申への位置付けに向け、輸送需要の予測や事業性の調査などを実施する。

 さらに、愛川・厚木方面への延伸に向けた調査として、県市町村振興協会の「市町村広域助成事業」の活用を想定し、毎年300万円程度の助成を受けることも視野に入れている。

 同事業は、近隣市町村と共同で広域的事業を行う市町村や、複数の市町村が共同で組織する団体の取り組みに対して助成を行うもの。相模原市は連絡会の取り組みにも適用可能とみている。

4414荷主研究者:2010/12/31(金) 22:13:27

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20101209/CK2010120902000109.html
2010年12月9日 中日新聞
JR名松線 16年度全線再開へ 地元住民 歓迎の声

 昨年10月から一部区間が不通となっているJR名松線(松阪−伊勢奥津、43・5キロ)について、津市は8日、来年度から5年間の復旧工事費を5億円とし、2016年度に全線での運行再開を目指す方針を初めて明らかにした。復旧を待ち望む地元住民からは「これほどありがたいことはない」と歓迎の声が上がった。

 不通区間である津市の家城−伊勢奥津(17・7キロ)に関し、JR東海は先月、「自治体による工事と維持管理の条件が整えば復旧する」との再開条件を提示。県が治山工事、津市が治水工事を担い、ともに来年度予算に関連費用を盛り込む方針を示していた。

 松田直久市長は、この日の市議会本会議で、倉田寛次氏(市民クラブ)の質問に、復旧工事の期間を来年度から5年間と答弁。「来年度中に調査、測量設計を実施し、2012年度に着工、15年度に完了したい」と説明した。倉田氏は「地域住民全体で復旧に向け取り組んでいる。市として一層の協力をお願いしたい」と求めた。

 終点の伊勢奥津駅のある同市美杉町の住民でつくる「名松線の全線復旧を求める会」の結城実会長(78)は「予想より早い展開。自治体が積極的に復旧に向けた姿勢を示してくれた」と歓迎した。

 市交通政策課によると、5億円と見込む復旧工事費は主に沿線の水路整備など。復旧後の維持管理費は、各設備の設置者で負担することで県やJR東海と合意している。

 土砂崩れや落石カ所の復旧工事と治山事業を担う県は、事業規模や今後の工事日程を10日の県議会政策総務常任委員会で説明するとみられる。

 (古谷祥子)

4415荷主研究者:2010/12/31(金) 22:19:48
>>4398
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20101212/CK2010121202000108.html
2010年12月12日 中日新聞
廃線視野に思惑交錯 樽見鉄道、1年限定の財政支援

無人の駅に停車する樽見鉄道の車両=本巣市で

 沿線5市町による財政支援が、来年度の1年間は延長される方針が明らかになった第三セクターの樽見鉄道(大垣市−本巣市)。1年に限定した支援延長の背景には、廃線を視野に入れた沿線市町の思惑がある。

 10日の大垣市議会建設環境委員会。市の担当者が「収益改善の兆しはなく、これ以上の支援継続は適当ではないと判断せざるを得ない」と話した。その上で、「支援の最終年度を決める方向で協議を進めている」と明らかにし、今回の1年延長を最後に、支援を打ち切る可能性をにおわせた。

 大垣、本巣、瑞穂市と北方、揖斐川町でつくる樽見鉄道連絡協議会は、2005年度から年間約1億円の財政支援を続け、3年ごとに見直してきた。

 だが、支援があっても年間3600万〜1000万円の赤字。来年度以降も3年間の支援を継続するかを話し合うため首長が集まった11月の協議会では、持ち出された支援の増額案への反応は鈍く、1年に限り現状と同額という案でまとまった。

 支援を年間数千万円増額すれば確実に黒字化するにもかかわらず、支援の継続に二の足を踏む理由の一つは、コストの高さだ。

 樽見鉄道の乗客は年間のべ60万人。財政支援の1億円は、1人の乗車に毎回170円の税金を払って維持している計算となる。首長の一人は「正直、鉄道の存在意義は薄い。利用者はまだ減るだろうし、これ以上は支えられない」と言う。

 さらに、二十数億円とされる廃線後の線路の撤去費用をめぐる思惑も絡む。協議会の枠組みを崩してでも、一部の自治体が支援を続けると、将来の撤去費用をすべてかぶる恐れがあり、支援を続けるのもやめるのも5市町で足並みをそろえたいという考えだ。

 ただ、実際に廃線となれば、撤去費用で一時的に支援継続より大きな税金を投入することになる。

 (岡本太、西川正志、小椋由紀子)

4416荷主研究者:2010/12/31(金) 22:40:39

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003699911.shtml
2010/12/26 08:00 神戸新聞
山陽新幹線サイレンス・カー、来春終了 利用低調

 JR西日本は、来年3月12日のダイヤ改正に合わせ、山陽新幹線の「ひかりレールスター」(新大阪‐博多)に導入している、車内放送がない「サイレンス・カー」を廃止する。山陽・九州新幹線の直通車両「さくら」(新大阪‐鹿児島中央)の運行開始に伴い、「車内サービスを統一する」(担当者)ためだが、乗客が乗り過ごすなど相次ぐトラブルも影響したとみられる。

 JR西によると、サイレンス・カーは、2000年3月、「ひかりレールスター」(8両編成)の運行開始に伴い4号車に設定。年末年始などの繁忙期や緊急時を除き、車内放送が流れないほか、車内販売の売り子も乗客から声を掛けられない限り、無言のまま移動する。

 当初は「静かな車内で仮眠できる」などとビジネスマンらに好評だったが、停車駅を電光掲示板のみで知らせるため、乗り過ごす乗客が続出。静かな車内ゆえに話し声がうるさい、といった苦情も多く、最近は利用が低迷、ほかの車両に比べ空席も目立っていたという。

 JR西の担当者は「一時期はサイレン・カーから指定席が売れていくほど人気だったのだが…。ちょっと寂しい感じ」と話す。

 ひかりレールスターでは同時に、1〜2歳の子どもを対象にした、一部車両でのチャイルドクッション貸し出しサービスも廃止される。

(足立 聡)

4417小説吉田学校読者:2011/01/01(土) 19:46:01
どう考えても猪瀬副知事のリークなんだけれども、どうか都営の方の単年度黒字が維持できますようにとお願いするだけ。
合併は中長期的には不可避だと個人的には思いますけど、「地下鉄のみ」なのか「交通局まるごと」となるのかは、どっちがいいのか、分かりませんね。

首都の地下鉄、乗り継ぎ便利に 割引、50万人恩恵
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011010190071016.html

 東京メトロと都営地下鉄が、乗り継ぎ運賃割引の拡大を柱にした利用者サービスの改善で一月中にも合意する見通しとなった。一日平均五十万人の乗り継ぎ客が恩恵を受け、現行七十円の割引額を十円引き上げれば年間十八億円が利用客に還元される。東京都が求める経営統合についても協議を続け、異なる運賃体系の一本化も話し合われる予定で、利用者目線に立ったサービスで歩み寄る。
 「経営統合を阻む象徴」。都の猪瀬直樹副知事がそう指摘していた九段下駅(千代田区、一九六四年開設)もサービス改善に向けて動きだす。
 都営とメトロのホームが壁一枚で隔てられる構造の同駅。乗り継ぎには、階を上がって改札を通り、再びホーム階に戻る手間がかかるが、今年中に壁の撤去作業に入ることも固まった。これにより改札を経ずに乗り継げるようになる。
 都営とメトロの接続駅のうち、改札を通らずに乗り継ぎができるのは二〇〇〇年開設の白金高輪駅に次ぐ。駅の構造を変えるのは九段下駅が初めて。
 毎日九百万人が利用する都営とメトロ。このうち5%強を占める乗り継ぎ客は、乗り継ぎ割引の拡大で増加が見込まれる。都営とメトロにとっては割引拡大で減収になるため、負担割合は両社で検討する。
 メトロ株53・4%を有する国と、46・6%を持つ都は一〇年八月以降、都営とメトロの一元化を検討する協議会を三回開催。都は経営統合すれば、通勤手当だけでも二百億円の企業負担の軽減になり、経済効果も大きいと主張してきたが、都営が抱える長期債務などから、メトロ側が難色を示し統合への道筋は見えていない。
 一方で、メトロは経営統合しなくてもサービス改善は可能と主張し、ホームドア設置やバリアフリー化を進める姿勢を見せてきた。
 石原慎太郎知事から地下鉄問題を任されている猪瀬副知事は「経営統合までサービス改善を放置はできない」と判断。今月後半に第四回協議会を開き、経営統合の協議継続を条件に、サービス改善を先行実施することで合意する。

4418荷主研究者:2011/01/02(日) 15:21:04

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012250015.html
'10/12/25 中国新聞
宮島口駅のバリアフリー完成
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 世界遺産の島・宮島(廿日市市)の玄関口となるJR宮島口駅のバリアフリー化工事が終わり、JR西日本広島支社と廿日市市は24日、駅構内で記念式典を開いた。

 上下線のホームにエレベーター各1基を設置し、線路をまたぐ専用橋で結んだ。階段やトイレ前など5カ所に音声・音響案内装置も整備。各ホームへの階段を2段手すりとし、点字ブロックも改修した。総事業費は約3億円。国と広島県、市が3分の2を補助した。

 宮島口駅の1日の平均乗降客数は7600人。広島支社管内にある交通バリアフリー法対象駅(1日の乗降客数5千人以上)30駅のうち、バリアフリー化工事が完了したのは宮島口駅で17駅目。市内のJR6駅では4駅目となる。

 式典には、同支社や市幹部たち約30人が出席。下り線エレベーター前でのテープカット後、同市大野の車いす利用者今田真美さん(33)がJR社員の案内でエレベーターに乗った。今田さんは「駅が利用しやすくなった。活動範囲が広がる」と喜んでいた。

【写真説明】記念式典で、新設されたエレベーターに乗り込む今田さん

4419荷主研究者:2011/01/02(日) 18:15:25

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/218307
2010年12月30日 06:07 西日本新聞
JR諫早駅建て替えへ 新幹線長崎ルート 整備にらみ機能強化

 九州新幹線西九州(長崎)ルート武雄温泉−諫早間の事業認可に伴い、JR諫早駅(長崎県諫早市)と駅前バスターミナルの再整備を検討している諫早市やJR九州などが、本年度内に整備構想をまとめることが29日分かった。10階以上のバスターミナルビルを建てる案と、ターミナルビルを建設しない2案が有力。同県島原、佐世保方面への結節点として駅機能強化を目指す。

 諫早市や長崎県、JR九州、島原鉄道などは事業認可後の2008年10月、駅周辺整備を検討する委員会を立ち上げた。

 西九州ルートがフル規格で長崎駅まで延伸すれば、乗降客数が現在の約4割増の1日約1万8千人と諫早市は試算。JR長崎線、JR大村線、島原鉄道、バスへの乗り継ぎ需要の増加も見込まれることから、学識経験者などを交え対応を協議してきた。

 有力2案とも駅舎は、新幹線と在来線をまたぐ形で整備。バスターミナルビルを建てる場合は駅舎と連結し乗り継ぎの利便を図り、商業施設などのテナントも誘致したい考え。

 ただ、高層ビルは巨額な建設費が必要で長引く不況でテナント誘致にも懸念がある。このためビルは建設せず駅前広場を現在の約10倍の6500平方メートルに拡大し、バス乗り継ぎの利便性を上げる案も検討を続けている。

 事業費や負担割合などは今後詰め、西九州ルートの開通(未定)までの整備を目指す。諫早市は「観光戦略も含め詳細計画につなげたい」としている。

=2010/12/30付 西日本新聞朝刊=

4420チバQ:2011/01/03(月) 14:02:54
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110103/bsd1101031200008-n1.htm
整備新幹線開業の陰で…どう守る地元の“足” 苦悩する沿線自治体 (1/3ページ)2011.1.3 12:00

東北新幹線全線開業。新青森駅を出発する東京行きの一番列車=12月4日午前、青森市の新青森駅(撮影・早坂洋祐)【拡大】
 昨年12月4日、東北新幹線の八戸〜新青森間が開通した。基本計画から38年かかっての全線開通に青森は沸き返ったが、その引き換えに並行在来線の東北本線がJR東日本から経営的に切り離された。圧倒的な経済効果や利便性をもたらす一方で、地域の足をどう守るのか。新幹線開通はそんな課題を地元に突きつけている。

 東北本線の青森〜八戸間は東北新幹線の開通と同時に、JR東日本から経営分離され、青森県などによる第三セクター「青い森鉄道」が引き継いだ。青森駅での開業記念列車の出発式で、関格(いたる)社長は「県民の生活に密着し、頼りにされる鉄道を目指す」と力強くあいさつした。だが、待っていたのは厳しい現実だった。

 開業から3日目、初の平日となった12月6日の朝、駅に入ってきたのは、JR時代の4両編成ではなく、たった2両編成の列車。車内は通学の高校生ですし詰め。病院へ通うお年寄りが列車に乗れず、ホームで立ち往生するほどだった。運賃も大幅に値上げされた。通学定期は据え置かれたが、普通運賃はJRの1・37倍、通勤定期は1・65倍となった。

 また、ダイヤの面でも新幹線との接続が考慮されてないため、八戸駅で約1時間待たされることもある。しかも八戸駅では乗り換えのためにいったん改札を出なければならず、利用者の不満に拍車をかけた。

 なぜこうなったのか。それは青い森鉄道が、業績改善に向けた新たな手を打ち出せないままだからだ、と指摘する声は少なくない。

 青い森鉄道は平成14年、東北新幹線盛岡〜八戸間開通と同時に開業。東北本線の青森県側(目時〜八戸間)の経営をJR東から引き継いだ。

 しかし、JR東による寝台特急の運転本数減少で、貴重な収益源だった線路の使用料収入は年々縮小。沿線人口の減少もあり、22年3月期まで5年連続の最終赤字を計上し、累積損失は2億6千万円に達している。今回、八戸〜青森間の経営を引き継いだことで、年間約16億円の赤字が見込まれる。

 「当面は車両や運転本数をできる限り少なくして、輸送効率を高めるしか手がないのでは」(鉄道関係者)というように、縮小均衡以外の改善策は見あたらない状況だ。

◇    ◇

 一方、来年3月12日に全面開業する九州新幹線博多〜新八代間では、同区間の並行在来線の三セク化は行わず、JR九州が経営を維持する。だが、これはあくまで、経営的な採算性を踏まえての判断だ。

 JRは沿線の自治体との同意が得られれば、新幹線開通後、並行在来線の経営を分離できることになっている。九州新幹線の鹿児島ルートの一部(新八代〜鹿児島中央間)が開業した際は、肥薩おれんじ鉄道(八代〜川内間)が第三セクターに分離されたが、同鉄道は少子高齢化や過疎化で沿線人口が減少し、厳しい経営環境にさらされている。

 ただ来春、開業する「博多〜新八代間は「福岡、熊本の都市圏を走るため、通勤通学需要が大きく、新幹線開業後も一定の収益が見込める」(JR九州)という比較的、優良な路線でもある。さらにこの区間は私鉄の西日本鉄道が並走しており、「ライバルに客を取られたくなかった」(関係者)と指摘するように、結果的に路線が維持されたとの見方もある。

◇   ◇

 こうした中で、26年度の北陸新幹線長野〜金沢間の開業が近づくとともに、JR西日本が北陸地方の在来線をどう扱うかに注目が集まっている。

 すでに北陸本線直江津〜金沢間については、第三セクターへの移管が決まっている。問題はこの北陸本線から分かれる支線の扱いだ。北陸本線から分かれる支線としては、大糸線(糸魚川〜南小谷)、氷見線、城端線がある。

 JR西の佐々木隆之社長は昨年12月1日の記者会見で「これらの線は輸送量が少なく、経営が苦しい」として、バスへの転換、路線の廃止を踏まえた協議を地元自治体と始める意向を示した。北陸本線の当該区間をJRから分離する以上、同区間から伸びる支線も分離しないと、JRが「飛び地」の路線を運行する形となり、維持費用や運賃なども割高となってしまうためだ。

 ただ、安定的な路線の運営に不安を覚える沿線の自治体からは「支線は並行在来線とは違う。引き続きJRが担当すべき」(富山県)と、反発の声が上がる。地域に暮らす人々の足をどう守っていくのか、という重い課題。沿線の自治体はまだ明確な答えを見いだせていない。

4421チバQ:2011/01/03(月) 14:04:12
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201101020016.html
大阪直通、大幅増へ 九州新幹線「みずほ」「さくら」(1/2ページ)2011年1月2日
 JR九州とJR西日本は、3月に全線開通する九州新幹線鹿児島ルート(博多―鹿児島中央)を走る列車のうち、上下合わせて1日30本ある新大阪直通の「みずほ」「さくら」の便数を2012年春にも大幅に増やす方針を固めた。開通から約1年で車両数が1.5倍に増えるためだ。

 「みずほ」「さくら」に使われる新型車両N700系は山陽新幹線区間を最高時速300キロ、九州新幹線区間を同260キロで走る。今年3月の開通時にはJR九州と西日本で新型車両を計19編成(九州10、西日本9)用意する。

 さらに西日本は12年春までに10編成増やし、新型車両は開通時の1.5倍の29編成になる。2年目以降の増便に合わせて、車両を段階的に増やすことにしたとみられる。

 最速の「みずほ」は新大阪―鹿児島中央を今より1時間17分速い最短3時間45分、「さくら」は4時間10分で結ぶ。ともに近畿、中国地方の観光客らの利用が期待でき、九州新幹線沿線の自治体などは新大阪直通の新幹線が1本でも多く地元に止まるようJRに求めてきた。

 JR九州の中からは、1日30本という直通新幹線の本数は「まだ少ない」という声が出ている。唐池恒二社長も昨年12月の記者会見で「新大阪直通の新幹線は今後、増やしたい」と話している。

 JRは開通後の利用状況をみながら増便を検討するが、「『みずほ』など停車駅が少ない列車を中心に増便されそうだ」(鉄道アナリスト)という見方が出ている。ライバルの飛行機との競争に有利になるほか、小倉、博多、熊本、鹿児島中央など主要駅中心に止まるため、多くの人の利用が期待できるからだ。

 あわせてJRは乗客数などをもとに、新大阪直通「さくら」の駅ごとの停車本数も見直す考えだ。沿線自治体の要望に配慮した結果、JRは九州新幹線の全12駅に直通「さくら」を1日最低3本は止めることにした。

 ただ、停車が1駅増えると4分前後時間がかかり、新幹線の強みの「速さ」が損なわれるマイナスもある。JR九州幹部によると、社内には「沿線自治体に配慮しすぎでは」という疑問もあるという。要望を繰り返してきた自治体には、観光PRで駅の利用者を増やすなど「実績づくり」が求められそうだ。(竹下隆一郎)

4422チバQ:2011/01/03(月) 14:05:04
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001101020002
幻のまま?夢の新幹線3計画
 大分に新幹線が開通する可能性は「ゼロ」ではない? 大分を通る四国(大阪―高松―大分)、東九州(福岡―大分―鹿児島)、九州横断(大分―熊本)の3新幹線が、国が定めた新幹線整備の基本計画にきっちり入っている。だが計画が決まって今年で38年。やはり、夢は夢のままなのか――。


 基本計画は全国新幹線鉄道整備法に基づく建設するべき大まかな路線。国土交通大臣(2000年まで運輸大臣)が決定する。基本計画路線は、国交大臣の指示で必要な調査がされ、具体的な整備計画に格上げされる。さらにその後、実際の建設に向けた工事実施計画が作られ、建設着手といった3段階を踏む。


 日本初の東海道新幹線(東京―大阪)は1964年に開通した。同法は70年に施行され、次々と基本計画路線が決まった。東北新幹線や上越新幹線は71年、九州新幹線や北陸新幹線は72年、大分を通る3路線は73年に仲間入りした。72年に内閣総理大臣になった故田中角栄氏は、その年の著書「日本列島改造論」で四国新幹線の構想を語っている。「明石(兵庫)―鳴門(徳島)の連絡橋には鉄道橋を併設して、徳島から佐田岬(愛媛)を通り、海底トンネルで大分へ抜ける」


 四国新幹線は調査のためにこれまで約40億円投入されたが、2008年度に予算が執行停止になってから休眠状態。東九州、九州横断に至っては調査の指示すら出ていない。国交省の担当者は「整備計画の路線すらお金が足りない。基本計画路線の実現は頭が痛いですね」と言葉少なだ。


 大分市佐賀関の国道沿いにさびが目につく看板が立つ。「列島がKISSする いま、豊予海峡から」。豊予海峡ルートを推進する大分、愛媛など7県とその経済団体で作る協議会が設置した。豊予海峡ルートは、約14キロ隔てる佐賀関と佐田岬を橋や海底トンネルで結ぶ構想だ。


 協議会は四国新幹線に特化した取り組みではないが、パンフレットのイメージ図には、新幹線のような列車が海底トンネルを疾走している。県総合交通対策課の担当者は「今の社会状況で地元の要望なくして新幹線を作ってくれるわけがない。あきらめず、ねばり強く働きかけます」と強調した。

4423とはずがたり:2011/01/04(火) 11:11:25
美郷とかそうだけど気持ち悪い名前だなぁ。。
元々弥栄とか梅田とかも美称地名だけど,最近のは気持ち悪いのは慣れてないだけなんだかねぇ。吉川南とか南吉川みたいな方角+市名も無味乾燥で味気なくて嫌いだけどこれはそれも併せた複合技っぽくて更に醜悪だ。。

新駅駅名「吉川美南」に決定
http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/11,17412,24,521.html

新駅の駅名が「吉川美南」(よしかわみなみ)に決まりました

吉川美南駅イメージパース(仮称)吉川新駅の駅名については、広報よしかわ1月号でもお知らせした通り、昨年8月に市民の皆さんから駅名案を公募し、新駅駅名検討委員会で審議を行った結果、最終的に下記3案を新駅駅名候補案として、JR東日本に提案をいたしました。

* 吉川なまずの里
* 吉川美南
* むさし吉川

その後JR東日本において、当市から提案した「吉川美南」が正式な駅名として採用されることが決定しましたので、ここにお知らせいたします。

平成24年春開業予定の(仮称)吉川新駅の駅名については、平成21年8月1日から8月31日までに市民公募を行い、243人の皆さんから131件の駅名案をいただきました。応募された皆さんに感謝を申し上げます。

4424チバQ:2011/01/04(火) 19:41:10
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201101040087.html
北京―上海間、6月に営業開始=中国版新幹線、今年は5000キロ延伸2011年1月4日19時6分
. 【北京時事】新華社電によると、中国の劉志軍鉄道相は4日の全国鉄路工作会議で、北京と上海を結ぶ旅客専用高速鉄道(中国版新幹線)京滬線が今年6月半ばまでに営業運転を開始すると発表した。

 同線は既に開通している北京―天津間と合わせて全長1318キロ。最高時速350キロでの営業運転を予定しており、北京―上海の所要時間は5時間弱と、現在の約10時間から半分以下に短縮される。

 劉鉄道相はまた、中国国内の高速鉄道の総延長距離(昨年末時点で8358キロ)を今年だけでさらに5000キロ近く延伸し、約1万3000キロにする計画を明らかにした。 


[時事通信社]

4425チバQ:2011/01/04(火) 19:41:51
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003716108.shtml
JR三ノ宮駅改修へ 本年度中に構想 

リニューアルが検討されているJR三ノ宮駅=神戸市中央区(撮影・内田世紀)

 神戸の玄関口、JR三ノ宮駅(神戸市中央区)のリニューアルに向け、JR西日本と神戸市が協議を始めたことが、関係者の話で分かった。JR西は駅南側の「三宮ターミナルビル」(11階建て)を建て替える方針で、駅舎改築も視野に本年度中にも構想をまとめるという。(足立 聡)


 1997年に百貨店やホテルなどが入る駅ビルが開業した京都駅、総事業費2100億円を投じた大規模改良工事が今年5月に完了する大阪駅と、近畿の主要ターミナルがリニューアルされる中、地元の神戸市などがJR西に検討を要請していた。

 三ノ宮駅は1874(明治7)年に開業。当時は今の元町駅付近にあったが、1930(昭和5)年に高架駅として現在の場所に移った。3階にホーム、改札口は1、2階に計3カ所あり、2003年には中央口前の飲食ゾーンが改装された。

 また、南に隣接する三宮ターミナルビルは、1981年の神戸ポートアイランド博覧会に合わせて開業し、「三宮ターミナルホテル」や商業施設「三宮オーパ」などが入る。

 JR西によると、2009年度の乗降客数は1日約23万5千人で兵庫県内1位、JR西管内では5位だった。

 関係者によると、JR西は現在、三宮ターミナルビルの建て替え計画を検討中。さらに駅舎自体の改築や、鉄道、バス、タクシーといった他の公共交通への乗り換えの円滑化、駅前広場の拡張などについても、市とつくる勉強会を通じて検討を進めるという。

 市の担当者は「市としても協力するので、JR西にはできるだけ早く計画を立ててもらいたい。神戸の玄関口にふさわしい駅になれば」としている。

 JR三ノ宮駅南にある阪神三宮駅(地下駅)では、13年春の完成に向け、東改札口を新設するなどの改良工事が進行中。市はこの東改札口前に商業施設「ミント神戸」やJR三ノ宮駅などにつながる地下通路の整備などを進めている。

(2011/01/04 15:40)

4426チバQ:2011/01/04(火) 20:25:42
>>4424
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20110105k0000m030053000c.html
中国:北京−上海間の高速鉄道6月営業開始 1年前倒しで
 【北京・浦松丈二】北京−上海間を結ぶ旅客専用高速鉄道(中国版新幹線)が予定を1年以上繰り上げて今年6月中旬から営業運転を開始する。劉志軍・中国鉄道相が4日発表した。両都市間は在来線で約10時間かかるが、高速鉄道では約4時間に短縮される。

 同線は全長1318キロで東京−鹿児島中央間とほぼ同じ。駅は天津や蘇州など計24駅。総事業費は2209億元(約2兆7000億円)。日本の新幹線をベースに開発した「和諧号」を最高時速350キロで走らせ、年間8000万人の旅客輸送能力を見込んでいる。

 中国は景気対策のためにインフラ投資を加速して計画を大幅に前倒しし、高速鉄道網を整備してきた。すでに北京−上海の一部区間や武漢−広州、鄭州−西安などで営業運転を開始している。

 また、昨年12月には最新型の和諧号で日本の新幹線(最高時速443キロ)よりも速い最高時速486.1キロを記録。高速で安価な鉄道網として今後、陸続きの東南アジア諸国、中央アジア諸国に延長して「大中華圏」の形成を目指す。

 さらに、09年2月にはサウジアラビア西部のメッカとメディナを結ぶ約440キロの高速鉄道の受注にも成功。このほか中国指導者が鉄道省幹部や関連企業を率いて相手国に売り込むトップセールスで、米国、ブラジルなど数十カ国への売り込みを図っている。

 中国の攻勢には、新幹線技術を供与した日本企業などから「供与した技術は中国国内使用に限定されている」などと非難する声が上がっている。一方、中国側は「中国の高速鉄道技術は存在していた技術をイノベーション(刷新)したもの。盗用ではない」(国家知識産権局幹部)と反論。「独自開発」を主張している。

4427とはずがたり:2011/01/06(木) 18:25:40
高速道路http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070022351/2073と云い景気は恢復しつつある?飛行機は減少してるけど。。

JR、3年ぶり増加=年末年始利用、航空は減少
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011010600555&rel=j9

 JR旅客6社は6日、年末年始期間(12月28日〜1月5日)の利用状況を発表した。前年同期間と比べ6%増の約1008万人で、3年ぶりに前年を上回った。
 新青森駅開業や運行本数が増えた東北新幹線は盛岡−八戸間で24%の大幅増。九州新幹線も、大雪で高速道路が多くの区間で通行止めとなった影響で23.7%増となった。
 首都圏の在来線は、新国際線ターミナルが開業した羽田空港と結ばれる浜松町駅(17%増)や、東京ディズニーランドなどがある舞浜駅(3%増)などで増加した。
 一方、国内航空各社によると、12月23日〜1月5日の国内線の利用は前年同期の97.2%の約321万人だった。大雪と強風のため日本航空と全日空で180便以上が欠航した。
 国際線は尖閣諸島沖の漁船衝突事件の余波で中国路線の利用が大幅に落ち込み、前年比21.1%減の約53万1000人だった。羽田空港の国際線の平均搭乗率は日航が86.7%、全日空が79.3%と好調だった。(2011/01/06-18:12)

4428チバQ:2011/01/07(金) 23:04:17
>>4424>>4426
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201101070248.html
北京・上海間高速鉄道、今年6月に前倒し開通2011年1月7日14時31分

. 中国鉄道部の劉志軍部長は、全国鉄道工作会議で、「国務院の北京・上海間高速鉄道(京滬旅客専用線)建設指導チームの第4回会議の主旨では、同高速鉄道は今年6月に前倒しで開通することになった」と述べた。上海から北京までの所要時間は現在の10時間から4時間に短縮される。

 北京・上海間高速鉄道は全長1318キロ、投資額2209億元で、世界で最も距離が長く、時速が速く、レベルの高い高速鉄道だ。2008年4月の着工時には総工期5年、2013年の完成を予定していたが、各区間で建設スピードが上がった。

 運営初期の時速は300キロ、すべて高速動力ユニット車を採用し、年間旅客輸送量は片側8000万人を見込んでいる。劉志軍部長は、「北京・上海間高速鉄道は開通後の運営状況を見て、時速380キロの次世代高速動力ユニット車を導入する。年間旅客輸送能力は、現在の北京・上海間鉄道の2倍を超える片側8000万人となる」と話した。

 近年の中国の高速鉄道分野の発展は目覚しく、世間の注目を浴びる成果を収めている。中国の鉄道はオリジナル・イノベーションと導入・消化吸収・再革新を結びつけ、時速250キロと350キロ以上高速鉄道の設計・工事、設備製造、システムインテグレーション、運営管理などの一連の技術を見につけ、自主的知的財産と世界先進レベルの高速鉄道技術を備えたシステムを構築した。
.

4429チバQ:2011/01/07(金) 23:05:33
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110107101.htm
くすぶる新潟、解決策見えず 北陸新幹線 県別予算配分、来週にも決定
 北陸新幹線長野―金沢(白山総合車両基地)の整備に関し「新潟問題」がくすぶり続けている。新潟県は上越駅への全列車停車などを主張し、2010年度分の建設費地元負担の一部支払いを拒否。国土交通省などとの交渉はいまだ進展せず、解決の糸口は見えていない。国交省は来週にも11年度予算の沿線県別配分額を決定する方向だが、新潟県は10年度と同様の措置を講ずる可能性が大きい。
 新潟県は10年度の建設費地元負担分163億円に対し、県当初予算に150億円を計上した。しかし、昨年10月、泉田裕彦知事と鉄道建設・運輸施設整備支援機構の石川裕己理事長が暫定的な協定を締結する方向で合意し、新潟県が約25億円を支払って以降、具体的な動きはない。

 国交省は新潟県と個別の協議に入りたい考えで、泉田知事も今月4日の年頭会見で「予算編成の過剰に忙しい状況から解放され、当然話し合いをしてもらえると期待している」と強調している。

 一方で、泉田知事は「新幹線整備に優先的にお金を充てることは、将来の医療・教育・福祉の水準を下げることを意味する」と指摘。地域への利益について国が説明責任を果たさない限りは、問題解決は困難との認識を示した。

 泉田知事の主張を裏付けるように、新潟県は昨年末、地元負担額について、沿線人口比率に基づく独自試算を公表。現状では、建設距離など本線工事費に比例して負担額が決まるが、試算によると、新潟の金沢開業までの負担額は約660億円となり「すでに約300億円の過払いが生じている」と訴えた。11年度の整備新幹線建設費は前年度比350億円増の2950億円。北陸には1780億円(前年度比80億円増)が配分される。

 国交省は工事の進捗(しんちょく)状況などに応じて、県別配分額を決める方針だが、14年度末の金沢開業に影響が出かねない現状に沿線自治体関係者は頭を悩ませている。

4430チバQ:2011/01/08(土) 01:30:47
http://kyoto-np.jp/politics/article/20110107000057
福知山行き、利用者に負担 JR下山駅、ダイヤ改正で

ダイヤ改正によって、乗客が急な階段を上り下りすることが多くなったJR下山駅(京丹波町下山) バリアフリーに近かったJR山陰線・下山駅(京都府京丹波町下山)が昨春のダイヤ改正を受け、お年寄りや障害者が利用しづらくなっている。福知山行き列車が改札口に直結した1番乗り場から、跨線(こせん)橋の利用が必要な2番乗り場に変更されたためで、昨年12月までに、地域のNPO法人や駅を利用する住民たちが約1500人の署名を集めて、JR西日本に改善を求めている。

 下山駅近くには、NPO法人が運営するバリアフリーの野外活動施設「京都でてこいランド」があり、車いすの人を含めて、年間千人が利用してきた。さらに、地元の下山区では、通院にJRを使うお年寄りが多い。

 ダイヤ改正される前は改札口に近い1番乗り場にほとんどの列車が発着し、障害者やお年寄りに優しい駅だった。しかし、スピード化した昨年3月のダイヤ改正から一転。福知山行き列車は一部を除き、2番乗り場に発着するようになり、跨線橋の急な階段を昇り、降りる必要が生じた。

 利用するお年寄りからは、「電車と待ち合わせのバスに乗り遅れそうになった」「買い物の荷物を運ぶのに手足が痛くなる」「冬に雪が積もれば、階段を踏み外さないか…」などの声が聞かれる。

 昨年9月には「京都でてこいランド」(神鳥基代子代表)や住民らの名前で改善を求める要望書をJR西日本に提出したのに続き、署名活動を行った。12月までに下山区(230戸)でも、地元で署名を集めたという。

 神鳥代表は「改正前のように、1番ホームを優先としたシステム変更をお願いしたい」と言い、8集落でつくる下山区の隅山国夫・総区長は「移動手段として欠かせない。何とか、ご配慮をいただければ」と語る。

 JR西日本福知山支社によれば、下山駅の乗客は1日平均151人といい、「前もってご連絡をいただけたら、可能な範囲で、社員の介助や1番ホームへの振り替えで対応したい」と答えている。

4431荷主研究者:2011/01/09(日) 13:34:57

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/12/30/new1012300901.htm
2010/12/30 デーリー東北
青い森鉄道波乱の出だし/本格開業1カ月

 4日に目時―八戸から青森まで延伸した第三セクター青い森鉄道(関格社長)は、本格開業から間もなく1カ月を迎える。開業初日から悪天候に見舞われてダイヤが大幅に乱れたほか、中旬にかけては駅舎を通り越して停車するオーバーランが相次ぐなど波乱の出だしとなった。ダイヤについては、三沢―八戸で通勤・通学時間帯に混雑が激しいことなどに不満の声が上がり、同社は年明けに一部を見直す。一方、21日には国が同社の経営に関する支援策を打ち出す朗報もあった。

 青い森鉄道は4日の東北新幹線全線開業に伴い、並行在来線の八戸―青森の運営を引き継いだ。強風が吹いた本格開業初日は上下10本が運休。5、6日はレールに積もった落ち葉で車輪が滑り計4本がオーバーランし、15日にも雪の影響でオーバーランが起きた。

 同社は、運転士がJR東日本からの出向である点などを踏まえ、「(オーバーランは)JR時代からある事象で、青い森鉄道になった途端に相次いでいるわけではない」とし、運転士の不慣れや設備の不備が要因の一つとする見方を否定する。

 ダイヤについては、JRより朝夕の本数を増やし、通勤や通学の便を向上させたとしたが、車両数をJRの4両から2両に減らしたため、特に朝の三沢―八戸が混雑。「乗客のことを考えていない」などと利用者から不満の声が上がった。

 「4両にすることは設備上できない」とする同社は29日、対応策として学校の冬休みが明ける来年1月11日から朝の時間帯に1本増やすことを決めた。

 一方、経営面では、開業を記念して発売した南部せんべいの切符などが約500万円を売り上げた。定期の販売なども含め、関社長は「まあまあのスタート」と評価する。

 厳しい経営が予想される同社は、実質的な赤字が年16億円に上る見通しだが、21日には国が赤字を負担する青森県への支援策を打ち出した。

 JR貨物の線路使用料を引き上げ、県の負担を減らす内容で、三村申吾知事は「並行在来線の維持・存続に大きく寄与するものだ」と歓迎した。

 ただ、具体的な支援額は示されておらず、県は引き続き国の動向を注視する構えだ。

【写真説明】本格開業から間もなく1カ月となる青い森鉄道=28日、八戸駅

4432荷主研究者:2011/01/09(日) 13:35:25
>>4412
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/12/30/new1012300903.htm
2010/12/30 デーリー東北
混雑解消へ三沢―八戸間臨時列車運行

 第三セクター・青い森鉄道(関格社長)は29日、朝の通勤・通学時間帯に上り便の三沢―八戸間が混雑する問題について、来年1月11日から同時間帯に臨時列車を1本運行すると発表した。

 JR時代の4両編成から2両にしたため、特に野辺地を午前6時19分に出発する便の三沢―八戸間が混雑していた。臨時列車は三沢午前6時49分発、八戸同7時9分着で、混雑する列車から5分遅れで運行される。

 同区間の混雑に乗客から不満が多いことを受け、関社長は20日の取締役会後に「通勤、通学に支障が出ないよう、最優先で取り組む」と増便する方針を示していた。

4433荷主研究者:2011/01/09(日) 13:39:41
>>4395-4396 >>4403
やはり相双地区からは上野直通継続の要望が出てきた。

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9768300&newsMode=article
2010/12/28 09:14 福島民報
常磐線 直通特急継続を  相双の商工団体協がJR水戸支社に陳情

 福島県の相双商工団体協議会(会長・高橋隆助原町商工会議所会頭)と浜通りの原町、相馬、いわき3商工会議所は27日、JR東日本水戸支社を訪れ、常磐線直通特急の継続運行を陳情した。

 JR東日本が新型車両導入に伴い、平成24年度から上野−仙台間の直通特急をいわき止まりにする方針を発表。相双地方からはいわきで乗り換える不便が生じることから、運行継続を求めた。

 同協議会は(1)乗り換えの不便が生じる(2)東京までの時間がかかる(3)観光客が減少する(4)相双地方の経済に悪影響を及ぼす(5)浜通りの交通インフラが弱体化する−などの悪影響を示し、高橋会長が塩野昭男水戸支社営業部長に要望書を手渡した。 塩野営業部長は「いわき以北は15年で乗客が4割減少した。いわき駅で同じホームで乗り換えできるようにしたい。相双地方から上野まで2枚必要になる特急券は、不便をかけないよう対応を検討したい」と話したが、運行継続には言及しなかった。協議会は、相双地方の市町村、関係機関に運行継続を要望するよう求めていく。

【写真】塩野営業部長に要望書を手渡す高橋会長(左側)ら

4434荷主研究者:2011/01/09(日) 14:18:32

http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/economy/201012/20101218000100.htm
2010/12/18 09:33 四国新聞
「うずしお」毎時1本運転へ/来春のダイヤ改正

 JR四国は17日、来年3月12日のダイヤ改正の概要を発表した。高徳線の特急「うずしお」を毎時1本運転とし、利便性向上を図る。

 うずしおは、新たに午前9時台に高松発徳島行きの下り1本を増発。下りは午前7時台から午後11時台まで、上りは午前7時台から午後9時台まで毎時1本運転となる。

 予讃線の高松―観音寺間、土讃線の高松―琴平間の快速「サンポート」は、午前10時台から午後3時台まで、毎時2本のうち高松―琴平間の1本を各駅停車に変更。これに伴い、同時間帯の高松―坂出間の普通列車は廃止する。

 土讃線では、琴平―阿波池田間の普通列車にバリアフリー車両を導入する。

4435チバQ:2011/01/10(月) 13:17:18
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110101ddlk15040132000c.html
にいがた鉄道なう:/1(その1) SL復活12年、つなげ次世代へ /新潟
 乗り鉄、撮り鉄、食べ鉄……。空前の鉄道ブームである。蒸気機関車(SL)に「過去」への郷愁を感じ、新幹線に「未来」を夢みる。そして、通勤通学で毎日乗る電車は「現在」を生きるために欠かせない生活の足だ。そんな多様性が、多くの人々を引きつけるのだろう。県内の線路の総延長(営業キロ)は952・2キロで全国5位(09年)。新潟は鉄道王国でもある。14年度には北陸新幹線(長野−金沢間)の開通を控え、新潟市の中心部には新交通システムの導入が検討されるなど、新潟は鉄道新時代を迎えようとしている。古くて新しい新潟の鉄道の魅力を探しに、切符を買って乗り込んでみた。【塚本恒】

 ◇煙を噴き、力強く−−「ばんえつ物語」号
 ボオーーー。JR新津駅(新潟市秋葉区)のホームに発車を知らせる長い汽笛が響いた。煙突から煙を噴き上げ、ゆっくり車輪が動き始める。「SLばんえつ物語」号がJR磐越西線に復活して12年。人気は今なお健在だ。牽引(けんいん)する7両の客車は親子連れであふれ、沿線では地域の人たちが手を振って見送る。

 そんなのどかな風景とは裏腹に、運転室では「戦い」が繰り広げられている。

 JR東日本新潟支社新津運輸区の機関士、清田智之さん(35)は「10年目になるが、SLの運転の大変さは変わらない」と話す。夏はボイラーの熱で室温は60度にまで上がり、冬は寒風が吹き込む。そんな過酷な環境下での運転技術は、ある先輩鉄道マンからたたき込まれた。

    □

 信越、羽越、磐越西の3線が交わる交通の要衝・新津は、かつて鉄道のまちだった。SLの部品や模型などを展示する新津鉄道資料館の館長、大内清さん(65)は少年時代を新津で過ごし、渡線橋からSLを眺めるのが日課だった。

 「いつかSLの機関士に」と夢を膨らませ、東京五輪があった1964年、旧国鉄(現JR)に入社した。しかし、時代はSLから電車への転換期。大内さんは電気機関車の機関士になった。

 82年には上越新幹線(大宮−新潟間)が開通し、新津は地盤沈下の危機にあった。そんなとき、地元商工会などの運動によって、小学校に保存されていたSL「C−57」を走らせる構想が持ち上がった。

 99年2月、大内さんは指導助役として新津運輸区へ異動になった。任務は2カ月後から復活するSLの運行準備。「運命を感じた」と大内さん。新人時代に研修で使ったSLの教科書を引っ張り出し、機関士の養成や車内アナウンスの考案など、運転開始に向けて奔走した。

    □

 00年、清田さんは、大内さんから呼び出しを受けた。「SLの機関士をしてくれないか」。清田さんは大内さんの「最後の弟子」として指導を受け、当時25歳で全国最年少のSL機関士になった。

 「乗客の皆さんが喜んでくれることが、何よりのやりがい」と清田さん。停車駅では子どもたちを運転席に招き、記念撮影に応じることも。次の世代もSLを走らせ続けてくれることを願って−−。=つづく

4436チバQ:2011/01/10(月) 13:17:58
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110101ddlk15040137000c.html
にいがた鉄道なう:/1(その2止) 「只見線、だんだんどーも」 /新潟
 ◇重ねた出会い、踏み出す力に−−観光車掌・小田島さん
 新潟、福島県境にある六十里越(ろくじゅうりごえ)トンネルに向けて、JR只見線のディーゼル機関車が、エンジン音をうならせ坂道を上る。

 「もうすぐ左手に、朱色のスノーシェード(雪崩よけ)が見えてきます。雪山とのコントラストがきれいですよ」。観光車掌「だんだんどーも」の小田島千里(こたじまちさと)さん(21)が車内アナウンスを入れると、乗客は車窓をのぞき込み、歓声を上げた。

 「だんだんどーも」は魚沼地方の方言で「どうもありがとう」の意味。観光車掌は魚沼市観光協会が09年9月から始めた。小出−只見駅(福島県)間を1日1往復。車内では記念乗車証を配り、沿線の観光案内をする。

       □

 小田島さんは07年、高専を中退。翌年、高卒認定試験に合格し、アルバイトをして過ごしていた。そんなある日、観光車掌の求人を目にし、「生まれ育った魚沼が大好きで、旅も好きな私にぴったり」と応募、採用された。

 さまざまな出会いがあった。ある時、只見駅から毎週同じ曜日に乗り込むおじいさんがいることに気づいた。魚沼市の病院に通っているという。「只見町には眼科医がないからねえ」。このローカル線が沿線住民にとって、かけがえのないものであることを知った。

       □

 31日、任期最後の勤務を終えた。春から東京の大学へ進学するのを目指し、受験が控える。約8カ月間、観光車掌を務め「チャレンジしてみよう」と前向きな気持ちになれた。故郷を離れる時には、こう言おうと思っている。

 「只見線、だんだんどーも」


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