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鉄道総合スレッド

1■とはずがたり:2003/03/10(月) 18:49
貨物輸送,都市高速鉄道スレはありましたが鉄道談義一般が無かったのでたてます。。

4437チバQ:2011/01/10(月) 13:18:13
 ◇七つのトリビア
 新潟の鉄道には「へえ〜」と思わずうなってしまうような謎がたくさんある。七つの「にいがた鉄道トリビア(雑学)」を紹介する。

 <1>架線があるのにディーゼルカー

 JR羽越線は72年に電化が完了し、特急「いなほ」などは電車で運行している。ところが、普通列車はディーゼル車が多い。JR東日本新潟支社によると、村上市の間島−村上駅間で電流が以北は交流、以南は直流に切り替わるため。特急などの車両は電流の切り替えに対応できるが、普通列車はできないためという。

 <2>日本初、列車内にポスト

 JR磐越西線などを走る「SLばんえつ物語」号の7号車には00年、日本で初めて列車内に郵便ポストが設置された。懐かしい円柱形ポストで、投函(とうかん)すれば、郵便物は新潟駅から郵便局へ送られ、SLのイラストが描かれたオリジナル消印付きで届けられる。車内の売店では切手や絵はがきを買うこともできる。

 <3>東京方面は下り

 鉄道は一般に東京方面に向かうのが「上り」。ところが、JR弥彦線(東三条−弥彦間)は東京から遠ざかり、弥彦駅に向かう方が上りだ。これは1916(大正5)年開通当時の越後鉄道が「お弥彦さま(弥彦神社)を下にするのは恐れ多い」と上下逆にしたためという。27年に国有化され、JRになっても変更されていない。

 <4>新幹線1駅240円

 上越新幹線の越後湯沢駅から延びる支線のガーラ湯沢駅は冬季営業するスキー場へ直結。越後湯沢からは特急・乗車券合わせ240円で3分、1・8キロの旅を楽しめる。全国で最も安い新幹線運賃。切符は自動券売機では売られておらず、窓口で買う。同様のケースで山陽新幹線の博多−博多南間があるが、こちらは290円。

 <5>全国唯一、シアター列車

 路線の約7割がトンネルを通過する北越急行ほくほく線(六日町−犀潟間)。土日祝日限定で運行する全国唯一のシアタートレイン「ゆめぞら号」は五つのトンネル内を通過する際、車内の天井に宇宙や海中などの幻想的な映像が映し出される。「トンネルの多さに乗客が飽きないように」と考案されたサービスだ。

 <6>ホームの隣は日本海

 JR信越線の青海川(おうみがわ)駅(柏崎市)は全国に数カ所ある「日本一海に近い駅」の一つだ。海岸までわずか数メートルで、冬は波しぶきを浴びることも。テレビドラマ「高校教師」(93年)のラストシーンのロケ地としても知られる。07年の中越沖地震では駅舎が壊れるなどしたが、08年に建て替えられた。

 <7>裏白の「青春18きっぷ」を販売

 トンネル内にあるJR北陸線の筒石駅(糸魚川市・写真)では、磁気の付いていない裏白(通称・赤券)の「青春18きっぷ」が売られている。同駅の切符売り場の端末が特別企画乗車券や指定席券の発行に対応していないため。あらかじめ印刷された券を置いておくことから「常備券」と呼ばれる。ちなみに、指定席券は駅員が手書きで販売している。

4438チバQ:2011/01/10(月) 13:18:32
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110103ddlk15040059000c.html
にいがた鉄道なう:/2 ガーラ湯沢20周年 「新幹線直結のスキー場を」 /新潟
 ◇保線作業員7人が実現
 「新幹線駅と直結」が売り文句のガーラ湯沢スキー場(湯沢町)は先月20日、開業20周年を迎えた。「以前、この駅は引き込み線でね。周りは何もなかったんだ」。ガーラ湯沢駅のホームに立ったJR東日本新潟支社の高井宏さん(54)はそう言って、開発当時の話を語り始めた。「駅と直結するスキー場を造ろう」と発案したのは、高井さんら7人の保線作業員だった。

      □

 国鉄分割民営化を翌年に控えた86年、地元では「湯沢高原の活性化」が課題となっていた。湯沢町出身の高井さんは、保線用機関車の引き込み線から高津倉山(標高1181メートル)を見上げる毎日を送る中で「ここまで電気を引いて、新幹線から直接、スキー場に行けたら……」と思い立った。折しもJRへの移行を前に開かれた社内の企画コンペの締め切りが迫っていた。高井さんは保線区の仲間に声をかけ、企画書を提出した。

 結果は銀賞だったが、その奇抜なアイデアが幹部の目に留まった。「やってみろ」。87年4月、7人の保線作業員を中心に、現地調査隊やスキー場開発準備室が結成され、企画は実現に向けて動き始めた。

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 きのうまで線路に異常がないか点検していた保線作業員らが一転、スキー場開発という畑違いの仕事を任されることになった。現地調査隊を務めた田村博昭さん(49)は、毎日のように山に入り、ゴンドラ建設予定地の風の観測にあたった。

 接客担当だった中島勝さん(50)は、スキー客を迎えるカウンターづくりを任されたが、どうしていいか分からず、空港に出かけて、こっそりカウンターの高さを測って参考にするなどした。

      □

 90年6月に着工し、半年後のオープンに向けて、開業準備に追われた。ところが、開業日が近づいても、肝心の雪が降ってくれず、高井さんらは気をもんだ。開業前夜、山頂ゲストハウスの最終チェックをしていると、しんしんと雪が降り始めた。まさに「恵みの雪」だった。

 オープン初日は大盛況。当時、ホームに立っていた田村さんは「次の新幹線が入ってきても、まだホームに前の新幹線のお客さんの列が残っていた」と振り返る。

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 現在、「七人衆」はそれぞれの職場に散った。既に定年退職した仲間もいる。高井さんは「私たちは、このガーラから夢を実現するすべを学んだ」と話す。「やればできるということを、若い世代にも伝えていきたい」。スキー客の減少が続くが、また次の世代が、にぎわいを取り戻すための秘策をひねりだし実現してくれるものと信じている。【塚本恒】=つづく

4439チバQ:2011/01/10(月) 13:18:55
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110104ddlk15040020000c.html
にいがた鉄道なう:/3 佐渡にもあった 金山支えたトロッコ /新潟
 ◇「出鉱!」の合図に胸躍り
 佐渡にも、かつて鉄道が走っていた。佐渡金山から鉱石を運び出したトロッコだ。レールが残る坑道などとともに、史跡佐渡金山で昨年4月から展示されている。「きれいにして、お客さんに喜んでもらわなきゃ」。整備を担当した菊池勝巳さん(59)は、往時を知る「最後の鉱山師」だ。

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 菊池さんは23歳の時、山に入った。見習いをしながら資格を取り、ダイナマイトの爆破、鉱石や作業員を坑道まで上げ下げする巻き上げ機の操作、そして、山の内外を結ぶトロッコの運転も任されるようになった。

 蓄電池式のトロッコは、貨車1両につき約1・6トンもの鉱石が山積みされると、重みに耐えられず、時折、脱線した。作業員総出で復旧作業にあたり、その日の仕事が大幅に遅れることも。古くなったレールを交換するのも大変な作業だった。「レールは重いし、一つ一つクギを打っていくのも、神経を使う仕事だった」と振り返る。それでも、鉱石を積んだ貨車を10両以上連ねて山を出て行く時の「出鉱!」の合図には胸が躍った。

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 だが時代が進むにつれ、鉱石は枯渇していき、鉱山は観光施設の色合いを強めていった。そして89年、閉山。山は観光施設の運営会社が引き継ぐことになった。作業員らには島外の就職あっせんの話もあったが、菊池さんは3人の仲間とともに残ることを決めた。

 5月の大型連休や夏休みなどは、駐車場の整理や周辺の草刈りなどに追われた。オフシーズンは、山に入って坑内の整備をした。「中に入ると、懐かしい気持ちになる」。往時を思いながら、1人でトロッコに乗って坑内へ進み、柵や手すりを整えていった。

      □

 唯一の現役になったが、菊池さんも6月に定年を迎える。修学旅行で佐渡金山を訪れ、はしゃぎながらトロッコに触る子どもたちや熱心に写真を撮る鉄道ファン。愛される山から力をもらってきた菊池さんはこう願う。「もっといろんなお客さんに来てもらって、佐渡が元気になればいいな」【塚本恒】=つづく

4440チバQ:2011/01/10(月) 13:19:48
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110105ddlk15040003000c.html
にいがた鉄道なう:/4 津南・駅ナカ温泉 運命の駅長兼番頭就任 /新潟
 ◇観光名所に育てたファン
 列車を降りて、駅舎の2階に上がると、そこは温泉だった。湯はわずかに茶色がかった単純温泉。神経痛や関節痛などに効くといい、地域住民や列車を待つ乗客らでにぎわう。男風呂には大きな窓があり、湯船につかりながら列車を眺めることもできる。

 越後川口(長岡市)−豊野(長野県)間の豪雪地帯を走り抜けるJR飯山線(106・4キロ)のほぼ真ん中にある津南駅(津南町)。入浴施設「リバーサイド津南」は、ふるさと創生の1億円の一部を使って、95年にオープンした。駅舎で切符の販売窓口と温泉の受付カウンターの両方を切り盛りするのは、駅長兼番頭を務める高橋徹さん(58)だ。

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 津南町生まれの高橋さんは、子どものころから鉄道ファンだった。好きが高じて、高校生のころ、同駅でアルバイトを始めた。当時の国鉄は手荷物を扱っていたことから、荷物を運ぶのを手伝った。東京の大学を出た後、帰郷して実家の理髪店を継いだが、鉄道への思いを断ち切れず、駅の除雪のアルバイトをするようになった。

 94年、JR東日本は津南駅を地元自治体への委託駅にすることを決めた。その際、町を通じ「窓口業務を引き受けてほしい」と打診を受けた。結婚して子どももいた。ためらいもあったが、家族は「頑張って」と背中を押してくれた。「この駅とは巡り合わせなんだ」と思い、引き受けた。

 初めは、慣れないことの連続だった。パソコン端末がなかった当時、切符の販売に対応するには、路線図と駅名を頭にたたき込まなければならなかった。00年からは温泉の運営も任された。もちろん、冬場には除雪作業も待ち受ける。

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 業務に慣れ、少し余裕ができたころ、これまで撮りためてきた鉄道写真やヘッドマークなどのコレクションを駅舎内に展示した。温泉の受付カウンターにある信号機も実際に使われていたもので、青は営業中、黄色は閉店間近のサインだ。今では多くの旅行客が、わざわざ途中下車して温泉や展示を楽しんでいく「観光名所」になった。

 14年度に予定されている北陸新幹線(長野−金沢間)の開通を控え、駅の利用者からは「飯山線の本数が減るのでは」と不安の声が寄せられることも。それでも「1日100人以上の人がこの駅を利用する。そのにぎわいは今も昔も変わらない」と高橋さん。子どものころからの鉄道への思いを胸に、この駅を盛り上げていこうと誓っている。【塚本恒】=つづく

4441チバQ:2011/01/10(月) 13:20:06
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110106ddlk15040031000c.html
にいがた鉄道なう:/5 大糸線に魅せられ 教員辞め、沿線に移住 /新潟
 ◇私の感動、写真で伝えたい
 北アルプスの険しい山あいを走り抜け、糸魚川へと通じるJR大糸線(松本−糸魚川間105・4キロ。うち南小谷−糸魚川間35・3キロは非電化区間)。同線を走っていたディーゼル車「キハ52型」が現役を引退した昨春、全国から大勢の鉄道ファンが押し寄せた。その中には、糸魚川市在住の鉄道写真家、宮本佐紀子さん(39)の姿もあった。

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 宮本さんは以前、出身地の神奈川県で高校教員をしていた。しかし、職場の人間関係に疲れ、休日は逃れるようにオートバイで全国を旅して回った。そんなある日、大糸線と出会った。

 雪を頂いた山々を背景に、長野方面から頸城大野駅に向かって、汽笛を響かせ坂をゆっくり下りてくるキハ52。その雄大な風景に心を奪われた。日常に戻っても、大糸線のことばかり考えてしまう日々が続いた。悩みに悩んだ末に10年前、教員を辞めて糸魚川市に移り住んだ。

 毎日、軽乗用車に機材を積み込んで撮影に出かけた。冬場には、列車に乗って撮影地に向かう。地方での生活は何もかもが新鮮だった。「沿線の人も、だんだんと自分のことを覚えてくれた。都会にはない、人と人とのつながりを感じた」と話す。

 個展を開き、09年には念願の写真集も出版した。キハ52が引退した今も、農作業の傍ら、大糸線の写真を撮り続けている。

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 昨年末、JR西日本の佐々木隆之社長は、大糸線の南小谷−糸魚川間など赤字路線の存廃について、地元自治体と協議したいと表明。これに対し、地元の市民グループや市議会は存続を求めて声を上げている。

 しかし、宮本さんはこうした運動とは一線を画す。もちろん大糸線は守りたい。次第に沿線から姿を消していく人家や、少なくなる乗客に胸を痛める毎日だ。それでも「私は写真を通して、『こんな風景があるんですよ』と伝えたい。そして、それを見た人が何かを感じてほしい」。自分が感じてきた大糸線の魅力を、作品を通して多くの人に伝えるのが写真家である自分の使命と、これからもシャッターを切り続けるつもりだ。【塚本恒】=つづく

4442チバQ:2011/01/10(月) 13:20:40
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110107ddlk15040007000c.html
にいがた鉄道なう:/6 かぼちゃ電車 惜しまれ99年に廃線 /新潟
 ◇「電鉄」の記憶、後世に
 土手を上がると、懐かしい駅があった。ホームにはレトロなラッセル車と、緑と橙色(とうしょく)のツートンカラーの通称「かぼちゃ電車」2両が停車する。旧県庁(現新潟市役所)前から中之口川沿いを走り、燕市との間を結んでいた旧新潟交通電車線の月潟駅(新潟市南区)。木造駅舎の引き戸を開けると、運賃が書かれた黒板や切符を入れる箱が置かれていて、往時をしのばせる。

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 「ほとんど当時のまま、そっくり残しています」と話すのは廃線当時、中学生だった新潟市中央区の会社員、柾木丈彦さん(25)。「かぼちゃ電車保存会」が00年に発足した当初からのメンバーで、月潟駅や電車の保存活動に関わってきた。

 沿線住民から「電鉄」の愛称で親しまれていた同線は1933(昭和8)年に県庁前(85年に白山前と改称)−燕間35・8キロが全線開通した。戦後、車社会の進展とともに乗客が減り続け、93年には東関屋−月潟間に短縮、そして99年、沿線住民に惜しまれるなか、66年の歴史に幕を閉じた。

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 柾木さんは幼いころから、かぼちゃ電車が大好きだった。小学校低学年のころ母親を亡くしたが、休日には祖母や父親に連れられ、よく電車に乗りに行った。白根駅前に展示されていた大凧(おおだこ)に、いつも圧倒されていことを今も記憶している。

 99年4月4日。かぼちゃ電車のラストランは東関屋着午後11時20分と深夜だったが、父と一緒に駅へ迎えに行った。集まった約500人が向けるカメラのフラッシュを浴びるなか、入線する姿に「いよいよなくなってしまうんだ」と寂しさを覚えた。

 廃線後、かぼちゃ電車など3両はファンらの要望によって月潟駅へ運ばれ、保存されることになった。「自分も何かしたい」とバスに乗って通い、車体の清掃や観光客の案内などを大人たちに交じって手伝った。

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 鉄道に関わる仕事を夢みていた柾木さんは旅行代理店に就職し、いまは添乗員として全国を飛び回っている。

 休日には月潟駅に出向き、社会科見学で訪れた小学生らの案内役を買って出る。「こんなに愛された電車が走っていたことを、今の子どもたちにも知ってほしい」。時折、「お兄さん、教えてくれてありがとう」と書かれた礼状が届く。ガイドを務めてきた喜びを感じるひとときだ。【塚本恒】=つづく

4443チバQ:2011/01/10(月) 13:21:20
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110108ddlk15040005000c.html
にいがた鉄道なう:/7止 長岡唯一の駅弁店 「喜んで作る」地元の味 /新潟
 ◇伝統守る父、挑戦する娘
 上越新幹線長岡駅のホームに、1軒の駅弁店がある。半分食べたら茶漬けにして味わえるよう温かい茶が付く「鮭(さけ)そぼろ弁当」をはじめ、地場産のレンコンやカボチャなどの野菜をふんだんに使った「雪国の春待ち弁当」、長岡大花火の三尺玉を模した容器に入ったちらしずしなど、手作りの弁当が並ぶ。

 もとは1887(明治20)年創業の鮮魚店「池田屋」。戦後間もなく駅弁の製造・販売を始めた。今では長岡駅構内で唯一、駅弁を売る業者となった。4代目の永橋晃さん(58)は「『もう駅弁じゃあ、やっていけない』と言われながら、ここまでなんとかやってきた」と苦難続きだった歴史を振り返る。

      □

 上越、信越両線が交わる長岡駅はかつて、交通の要衝として乗り継ぎ客らでにぎわった。70年代には駅弁業者が3社あったが、売り上げは今の3倍あったという。

 ところが、97年に北越急行ほくほく線(六日町−犀潟間)が開業すると、それまで首都圏から長岡経由で北陸方面へ向かっていた客の多くが、上越新幹線を越後湯沢駅で降りて特急「はくたか」を利用するようになり、長岡駅まで来る客が減った。ホームで駅弁を抱えて売る「立ち売り」をする回数も減っていった。

 04年の中越地震の影響も大きかった。3社のうち1社は設備が被害を受け、駅弁業務から撤退。長引く不況が追い打ちとなり、もう1社も09年に店を閉じた。「ライバルがいなくなるのは寂しいもの。今まで張り合いながら、高め合ってきたのに」と永橋さん。

      □

 震災を免れた池田屋も厳しい経営を強いられているが、新たな挑戦も。その原動力となっているのが、永橋さんの長女で販売企画担当のひかるさん(32)だ。女性の視点から、量を2割抑えた弁当を考案。デザートも楽しみにしている女性向けに、駅弁だけで満腹にならないようにした。その気配りが評判を呼んだ。

 一方、07年に創業120周年を記念して売り出した「越後長岡喜作弁当」。喜作は創業者の名前。「『喜んで作る』。そんな真摯(しんし)な姿勢が、長く店が続いてきた原点なのだ」と永橋さんは気づかされたという。地元のコメや野菜を詰め、昔ながらの幕の内弁当に仕上げた。「これが一番ホッとする味」と楽しみにしている常連客もいる。

 池田屋の駅弁が、鉄道で旅する人たちの胃袋も心も満たしている。【塚本恒】=おわり

4444チバQ:2011/01/10(月) 13:24:25
http://mainichi.jp/life/travel/news/20110103ddlk46040245000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/1 S−1グランプリ /鹿児島
 ◇商店街交流で「食」競う
 「ぼた餅は口を開けて待っていても落ちてこない。自分でジャンプして取りにいかないと」

 九州新幹線全線開業をにらみ結成されたキャンペーン隊「Teamかごしま一直線」の隊長を務める河井達志さん(58)。沿線各地でPRすると、桜島や温泉など豊富な観光資源があることから、受けがいい。手応えを感じつつも、一方で開業効果を持続させるため「地域が一体となったアクション」の重要性を方々で説いている。

 その一環が、商店街の逸品・郷土食を競い合う商店街グルメナンバー1決定戦「S−1グランプリ」だ。自身が理事長を務める宇宿商店街振興組合(鹿児島市)が「食」による街おこしを企画し、10年5月、県の公募事業に採用された。

 離島も含む県内各地の9商店街が参加して、10月から予選会を開催。宇宿商店街の「たっこん飯」のほか、出水市の「出水好きすきうどん」や指宿市の「温たまらん丼」−−など、地産地消にこだわったユニークな名物料理がエントリー。全線開業1カ月前の2月12、13日に鹿児島市で本戦を開き、第1回のグランプリを決める。

 狙いは、新たな観光資源の開拓や地域活性化にとどまらず、商店街同士の交流だ。PR方法やノウハウを共有できるほか、これまでライバルだった地方の商店街が互いに手を組むことで「観光客に『そこに行くならあれがあるよ』と紹介するような人間関係が構築できる」と効果を強調する。

 グランプリに輝いた料理は、B級グルメ日本一を決める「B−1グランプリ」への出品を検討。さらに、S−1を九州大会に拡大して鹿児島市で開きたい−−と夢は広がる。「全線開業は千載一遇のチャンス。部分開業の効果よりはるかに大きい」と河井さん。万人共通の食の楽しみを武器に「人情味あふれる鹿児島の商店街を新たな“観光名所”にするため、最後は勇気とやる気だけ」と、熱く語る。【川島紘一】

    ◇

 鹿児島と大阪を直通で結ぶ、3月12日の九州新幹線全線開業。まちおこし、観光振興などにつなげようと奮闘する人たちを紹介する。=つづく

http://mainichi.jp/life/travel/news/20110104ddlk46040250000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/2 指宿のたまて箱 /鹿児島
 ◇女性ひきつけブーム狙う
 薩摩半島南端のまち・指宿。九州新幹線の駅は無いが、“いぶたま”こと観光特急「指宿のたまて箱」が今春、新登場する。指宿市十二町の指宿ロイヤルホテル女将(おかみ)で「いぶすき絆(きずな)プロジェクト」のリーダー、細川いづみさん(58)は「この機に観光客を呼び込む仕掛けを」と意気込む。

 プロジェクトは、市内のホテルに勤務する20〜30代の従業員10人で構成。イベント企画や情報発信をする。

 チーム名は、3〜10月の干潮時、薩摩半島と細長い砂地で結ばれる市沖合の知林ケ島を「絆の島」として売り出したいことから名付けた。「観光客同士が絆を深めてほしい」との思いが込められ、恋人や家族で島に渡れば絆が深まる「縁結びの島」−−と積極アピール。旅行会社のホームページにリンクさせるなどインターネットに力を入れる。

 隣接の南九州市も含めた南薩を舞台に、見どころを集めた情報誌や観光地を巡るスタンプラリーも計画。キーワードは特急名と同じ「玉手箱」だ。指宿の景勝地・長崎鼻には竜宮神社があり、近くにウミガメの産卵場所がある一帯には浦島太郎伝説が残る。細川さんは「芸能人がひそかに訪れるパワースポットもあり新たな名所候補。若い人のアイデアや情報収集力は侮れませんね」と感心する。

 00年12月に女将6人で発足した「いぶすき温泉華の会」メンバー。これまで温泉水を使った化粧水の開発など観光・地域振興に一役買ってきた。

 1960年代、宮崎−指宿ルートは新婚旅行のメッカだった。72年に本土復帰した沖縄にその地位を奪われ、右肩下がりに。温泉や1月の「菜の花マラソン」などで人の流れを取り戻してきたが、近年は08年の世界不況、09年の宮崎の口蹄疫(こうていえき)とマイナス要因が続く。

 新幹線の終着駅・鹿児島中央から約50キロ。全線開業を機にかつて新婚さんが引き込まれたように若い層、特に女性を引きつけ、ブームを起こしたいと意気込む。「特急いぶたまに乗って」と細川さん。「南薩の温泉、もてなしの心、そして新たな出会い……。きっと自分だけの『玉手箱』が見つかります」。開業まで若者たちとアイデアを練る日々だ。【福岡静哉】=つづく

4445チバQ:2011/01/10(月) 13:25:10
http://mainichi.jp/life/travel/news/20110105ddlk46040401000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/3 NPO法人・ローズリングかのや /鹿児島
 ◇大隅の案内人増やせ
 交通網のぜい弱さから長年「陸の孤島」とも形容される大隅半島。新幹線の全線開通は「孤島からの脱却」の呼び水となるのか。大隅地方の中心都市・鹿屋市とJR鹿児島中央駅は車でおよそ2時間。しかも主要ルートは鹿児島湾をフェリーで渡る“地理的宿命”も背負っている。さらに鹿児島空港からも似たり寄ったりの距離で、大隅が“孤島”と言われる所以だ。

 しかし、そんな地理的ハンディを逆手にとる企画を練る人がいる。鹿屋市のNPO法人「ローズリングかのや」の尾曲伸一理事長(59)だ。同法人は、4000種5万株を有する国内有数のバラ園「かのやばら園」の運営を市から受託、行政と共にバラを生かしたまちづくりに取り組む市民団体だ。

 尾曲理事長は、バラ園を核にした半島全域の観光資源ネットワーク化を視野に入れる。着目するのが、自然、食、農業・漁業、人材、そのままの暮らしぶりや文化・芸術など。一見、素材になりそうにない日常の風景や営みを観光資源と位置付け、エリアごとに体験型観光ツアーに仕立てて昨年に続き提供した。

 そのツアー名は「おおすみわっぜよかど博覧会2」。「大隅はとてもいい所です」という鹿児島弁だ。用意したプログラムは山歩きや芋焼酎蔵元体験など約80件。昨年は宮崎県で発生した家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の影響で延期され、11月実施となったが、県内外から約500人が約40プログラムに参加したという。

 「ツアー参加者が案内人になってくれて、クチコミで大隅半島の良さを広めてくれることが一番の願い」。尾曲理事長は2月、市が博多で予定している「かのやフェア」の企画に参加し、大隅半島への誘客促進に打って出るつもりだ。

 「大隅半島を知ってもらう努力を怠ってはいけない。足りなかったのは情報発信力と商品化へのマーケティング。将来は体験ツアーをベースにしたビジネス化も進めていきたい」【新開良一】=つづく

http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110106ddlk46040495000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/4 team魅旅 /鹿児島
 ◇斬新プランで県外集客
 全線開業を控え、県の委託で県旅行業協同組合(鹿児島市)が昨春、発足させた旅行商品プランニングチーム「team魅旅(みたび)」の高山弥生さん(41)。「鹿児島の魅力を掘り起こし、これまであり得なかった斬新な旅行プランを作りたい」と熱っぽく語る。

 チームは20、30代の女性と60代男性の計4人。滞在型、体験型のメニューなど、地元ならではの情報を生かして独自性の高い企画をする。これまで、温泉の達人「温泉ソムリエ」の認定ツアーや、坂本龍馬と桐野利秋の軌跡を巡る旅など、個性的なプランを打ち出した。組合加盟の旅行会社を通じて商品化すると、県内外から観光客が集まった。作ったプランは既に50を超える。

 高山さんは鹿児島市出身。夫の転勤で20代半ばで米国に移り、現地で客室乗務員として働きながら子育てに励んだ。5年間、海外から古里・鹿児島を見て、その魅力に改めて気づかされたという。「活火山の桜島、温泉が沸く銭湯……。世界でも珍しい貴重な観光資源だなあと、観光客の目になれた」。

 今、力を入れるのは「美」をテーマにしたプランだ。奄美のタラソテラピーや婦人科専門病院での健診、農園での贅沢ランチなど多彩なメニューを「美」という1本の縦糸で編む。「一つ一つの素材の魅力が相乗効果となって付加価値をもたらす」と自信をのぞかせた。

 県外に大きなブームを広げられるかが課題だ。「魅力的だから来て下さい、ではインパクトが弱い。動機が必要」と痛感する。昨秋、奄美の男性と県本土の女性の出会い企画を鹿児島市で開催した。男女各10の定員に対し集まった男性は8人だったが、女性は50人も。次回、女性側が男性たちと会うため奄美を訪れる予定だ。「『出会い』や恋愛は強い動機づけになる。県内だけでなく、大規模な出会いイベントを新幹線でつながる福岡、関西と広げたい」。

 「新幹線はあくまで手段にすぎず、プランの中身が大切」。自信のプランを引っさげ、米国仕込みの積極性で奮闘する。【福岡静哉】=つづく

4446チバQ:2011/01/10(月) 13:25:53
http://mainichi.jp/life/travel/news/20110107ddlk46040582000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/5 アイス開発 /鹿児島
 ◇味の改良に余念なく
 乳牛約300頭を飼育する熊本市戸島町の富田牧場。富田裕美さん(45)は毎夕、夫正司さん(45)と一緒に搾乳室に入り、牛に手際よく搾乳機を取り付けていく。結婚した当初は牛が怖くて餌も満足にやれなかった。「アイスを作るようになってから、いいお乳を出してねって以前より強く思うようになりました」

 06年、牛乳の消費低迷で全国的に生産調整が行われ、大量の牛乳が産業廃棄物として捨てられた。「また同じことが起きたら捨てるしかないのだろうか」。悪循環を断ち切りたいという思いで「くまもと市ミルク夢工房・リバージュ」を設立し、ソフトクリームの加工・販売を始めた。

 結婚前は看護師として働き、酪農とは縁がなかった。結婚して牛の世話という慣れない仕事に家事、3人の子どもの世話に追われ、気がつけばあっという間に40代。「自分の存在を証明するものがほしい」。そんな思いが抑えきれなくなっていた。周りには不況下での挑戦を疑問視する声もあったが、がむしゃらに走り続けた。その後、国の天然記念物に指定されている水前寺のりなど地元農産物を使ったアイスクリームを開発。その独自性が認められ、昨年8月に県と市が支援する九州新幹線のお土産開発事業に選ばれた。

 現在改良を進めているのは、メロンや桜(馬)コラーゲンなど6種類。富田さんは無香料、無着色にこだわり、トッピング方法を料理専門家に相談するなど徹底して調べ、商品開発に余念がない。「酪農家の作るアイスはうそをつかないと言ってもらいたい。とにかく動いていろんな人の知恵を借りながら作っています」と話す。

 「リバージュ」はモータースポーツのF1ファンの正司さんが、モナコのレースコースにある上り坂にちなんで名付けた。「『あなたが歩く道は険しいからこれにするといい』と言われて。新幹線は大きなチャンス。たくさんの人に食べてもらえるよう頑張ります」【澤本麻里子】=つづく

http://mainichi.jp/life/travel/news/20110108ddlk46040585000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/6 阿蘇の魅力 /鹿児島
 ◇奥座敷ツアーで発信
 雄大な自然景観が魅力の阿蘇で、昨冬から泊まり客限定の「阿蘇カルデラツアー」が開かれている。春は阿蘇神社の火振り神事体験、夏は夜の大観峰に寝転がって満天の星空ウオッチング、秋は早朝の雲海観賞、冬は仙酔峡など阿蘇3大氷鑑賞……。どれも自分で行くのは大変だが、ツアーなら所要2時間、料金2000〜3000円ほどで送迎、お茶などのおもてなしが付く。「お客さんが阿蘇に泊まりに来る『目的』を作ってしまおうということです」。ツアーガイドを兼ね、プランを立てる吉澤寿康さん(36)は狙いを語る。

 九州新幹線の全線開業を機に「奥座敷」阿蘇の魅力をいかに発信するかが熊本の観光浮揚の鍵ともいえる。観光客は年間1800万人。しかし泊まり客はわずか220万人。通過するだけでは魅力が伝わらず、リピーターになってもらえない。地元に金も落ちない。

 そこで、旅館29軒でつくる阿蘇温泉観光旅館協同組合が一計を案じたのが阿蘇カルデラツアーだった。一昨年8月、旅行業務取扱管理者の吉澤さんを雇い入れ、阿蘇市内で募集型企画旅行を営める第3種旅行業に登録、ツアーを始めた。吉澤さんは広島の旅行会社を辞め阿蘇・内牧温泉に移り住んで8年。内牧についてしゃべらせたら右に出る者はない。

 「車で走り抜ければ3分ですが歩くとこれが面白い。1日で回りきれませんよ、お客さん!」。黒川温泉で行列ができるケーキ屋の本店が実は内牧にあったり、パン粉で揚げるさくさく空揚げ屋、赤牛丼、珍品「飲まないでくだサイダー」……。お勧めの場所が次から次によどみなく口をついて出てくる。「全部回れなくても『あれも行きたかったな』と思ってもらえたら、また泊まりに来てくれますから」

 1年目の利用客は延べ約600人とまずまず。「必ず1000人、2000人と増えていく。阿蘇はその可能性を秘めています」。吉澤さんは全線開業を心待ちにしている。【取違剛】=つづく

4447チバQ:2011/01/10(月) 13:26:19
http://mainichi.jp/life/travel/news/20110109ddlk46040257000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/7止 2次アクセス /鹿児島
 ◇定期バス網を活用
 「大満喫!! 阿蘇白川水源と馬焼肉食べ放題」「イルカウオッチングと天草松島温泉」−−。九州産交ホールディングス(熊本市)の営業推進プロジェクト担当、丸山傑(まさる)マネジャー(45)と本山聡洋(あきひろ)係長(38)はパンフレットを広げた。

 九州新幹線の全線開業を見込み、昨年10月に始めたツアー新商品「日帰りバス旅」のラインナップ。丸山さんは「熊本には2次アクセス(乗り換え便)がないといわれるが、実際は結構ある。それを見せる商品です」。

 熊本は新幹線を降りた後の「2次アクセス」が課題とされる。実際は阿蘇へも天草へも交通各社の便があるが、旅行客には分かりにくい。

 そこで同社は09年夏、県とともに対策に乗り出し、定期観光バス「天草・下田温泉号」「阿蘇別府パノラマ観光バス」などを走らせてきた。それを活用して「日帰りバス旅」を企画した。

 「最大の特徴は自社グループの定期バス網を用いる点です」と丸山さん。旅行業界で初めて、バスツアーに既存の定期観光バスや高速バス、路線バスを使う。

 これまでバス業界には「定期バスは定価販売」というこだわりがあり、値崩れ懸念のあるバスツアーへの活用は考えられなかった。しかし、せっかく縦横に走る定期バス網が見落とされ「2次アクセスがない」と言われては元も子もない。

 「付加価値を付けて定期バス網を売り出す。それが2次アクセス対策になる」と本山さんは言う。

 人気コース「黒川温泉散策と秘湯小田温泉『個室懐石膳(ぜん)』」は午前8時40分、熊本市の交通センター発の高速バスで南小国町の小田温泉へ。温泉旅館で懐石の昼食と温泉を堪能し、黒川温泉を散策して午後7時59分、JR熊本駅に帰り着く。これで5900円。定期バスを使うからこそ、この価格で提供できる。

 ターゲットはやはり県外からの旅行客。丸山さんは韓国や台湾、本山さんも大阪や東京などに出張して売り込みをかける。【取違剛】=おわり

4448チバQ:2011/01/10(月) 13:28:14
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110104ddlk43040203000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/2 体験型観光 /熊本
 ◇滞在時間延ばす試み
 熊本城の城下町、熊本市新町にある「村上カラシレンコン店」。店内に入ると、からし独特の香りが鼻と目、そして食欲を刺激する。「レンコンをみそに押し付けるようにしてください」。3代目の村上範年さん(39)が、からしレンコン作り体験の参加者にアドバイスする。

 熊本名物として知られる「からしレンコン」は、病弱だった藩主、細川忠利公の健康食として考案された。輪切りにした形が細川家の家紋に似ていることもあり、作り方は長く門外不出とされていたという。

 同店の場合、レンコンの穴に洋がらしやみそ、水などを合わせた「からしみそ」を詰める。小麦粉などで作った衣をつけ、200度の油で約7分揚げれば出来上がり。シャキシャキとしたレンコンの歯ざわりと、ツーンとしたカラシの刺激が絶妙にマッチし、酒のさかなにはぴったり。熊本では正月の贈答品やおせち料理としても人気がある。

 1958年創業の同店がからしレンコン作り体験を始めたのは2年前。「お客さんに品物を販売するだけでなく、もっとコミュニケーションがとれないか、と思ったんです」と村上さん。多い時は月30〜40人もの体験希望者が訪れるといい「予想以上の多さ。ただ『見る』『買う』だけではない、体験を求める観光客が増えているのでは」と推測する。

 「城頼み」と言われることも多い熊本の観光だが、市内では最近、他にも熊本の伝統工芸「肥後象嵌(ぞうがん)」やしょうゆ、キャンドル作りなどの体験を受け入れる店舗が増えつつある。一部は旅行会社の観光プランにも組み入れられるようになり、観光客の熊本での滞在時間を延ばす試みとして注目されている。

 「新幹線で来た観光客に『熊本城を見て阿蘇に行く』のではなく、熊本に宿泊してもらうのが大事だと思う。駅に降りた客が、街を楽しみながら歩いて熊本城に行くようになれば」。村上さんは新幹線開業後の姿を思い描く。【勝野俊一郎】

http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20110105ddlk43040379000c.html
新幹線物語:3月12日・全線開業/3 薬草と温泉 /熊本
 ◇“健康”で街おこし
 ハコベの白あえ、ナズナのパスタ、タンポポサラダ−−。玉名市の薬草カフェ「たんぽぽ」の壁に薬草を使ったメニューがずらりと並ぶ。「『飲みすぎておなかの調子が悪い』って言いながら来る人もいるんですよ」。店を切り盛りする市民グループ「小岱山薬草の会」会長の宮永マス子さん(62)が笑う。

 会は地元小岱山の薬草を町おこしにつなげようと07年に発足。08年10月に「たんぽぽ」をオープンさせた。看板メニューは、何種類もの薬草を3時間以上も丹念に炒めて仕上げる「薬草カレー」と、オオバコのダゴ(ダンゴ)が入った郷土料理だご汁。双方とも「苦い」という薬草の先入観をいい意味で裏切り、口当たりのいい逸品だ。それ以外のメニューも事前に注文を受け、材料が手に入れば提供する。

 使用するのは小岱山など近郊や、ビニールハウス栽培で調達した15種類前後の薬草。メニューの開発は「食べる薬草事典」などの著書がある崇城大薬学部の村上光太郎教授のアドバイスを受け、食堂経営の経験のある宮永さんらが担当する。

 九州新幹線の新駅「新玉名駅」が誕生する玉名市で、宮永さんらの活動が注目されてきている。玉名のもう一つの名物「温泉」と組み合わせ、相乗効果で「薬草と温泉の郷 玉名」として「健康」をアピールしようという狙い。玉名温泉観光旅館協同組合などでは、宮永さんらの協力を得て独自の薬草料理を作ったり、薬草湯を提供したりする予定。市内では薬草を使った料理のコンテストも開かれる見込みで、薬草入りのシャンプーやリンスなどの商品も検討されている。

 開業後、新玉名駅には準最速の「さくら」の一部も停車することが決まった。「通過駅」化を懸念していた街には安堵(あんど)感が漂う。しかし宮永さんは「新幹線が停まるだけで、お客さんが降りなければ意味がない」ときっぱり。踏まれても芽を出し続ける「たんぽぽ」魂で、街を盛り上げていく。【勝野俊一郎】=つづく

4449チバQ:2011/01/10(月) 14:05:55
>>4292
http://www.asahi.com/politics/update/0108/OSK201101080114.html
「北陸新幹線、米原ルートで」橋下知事が森元首相に直訴2011年1月8日21時26分

 大阪府の橋下徹知事は8日、全国高校ラグビー大会決勝を一緒に観戦した森喜朗元首相に対し、福井県の敦賀以西の北陸新幹線延伸について「(東海道新幹線の米原駅につなぐ)米原ルートでいきたい」と直訴したことを報道陣に明らかにした。

 北陸新幹線は2014年度末に金沢まで開業予定で、敦賀延伸は国に認可が申請されている。その先の大阪延伸はほかに小浜市経由の「小浜ルート」、琵琶湖西岸経由の「湖西ルート」も国の作業部会で検討されている。

 橋下知事はこれまで、関西発展に大阪延伸が不可欠とし、コスト面などで米原ルートが最適と主張。だが、途中の滋賀県が財政負担に慎重姿勢なため、森元首相に「大阪府がサポートするなど滋賀に財政負担がいかない形でやりたい」とも訴えたという。

4450とはずがたり:2011/01/11(火) 21:50:49
俺の知識はあそBOYで停まってるな。。

「あそ1962」ラストラン 惜しむ鉄道ファン 2010年12月26日
http://kumanichi.com/news/local/main/20101226005.shtml

小雪が舞う中、ラストランで阿蘇路を走る観光列車「あそ1962」=26日午前、南阿蘇村立野(小山真史)
 JR豊肥線の観光列車「あそ1962」が26日引退。熊本−宮地間のラストランは途中から雪が舞う中、大勢の鉄道ファンが熊本駅や沿線に詰め掛け、昭和の雰囲気が漂うレトロな車体との別れを惜しんだ。

 同列車はSL「あそBOY」の後を引き継ぎ2006年7月デビュー。ディーゼル車のキハ58形とキハ28形の2両編成で、名称は58形が製造された1962年にちなむ。土日祝日と夏休みに1日1往復し、4年半で延べ約6万5千人の乗客を運んだ。

 車内は120人の乗客で満席。茨城県つくば市から訪れた男性会社員(42)は「国鉄時代から続く車両がまた一つなくなって寂しい」、親子3人で乗った熊本市の公務員伊豆智明さん(35)は「鉄道の旅が好き。最後に乗車できてよかった」と話していた。

 JR九州は後継の観光特急「あそぼーい!」を来年4月29日から運行。「1962」の2倍の4両編成とし、1日2往復に増やす。(蔵原博康)

4451とはずがたり:2011/01/11(火) 21:51:11

JR東海:シカと列車の接触急増 08年度514件
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101218k0000e040064000c.html
 列車がシカと接触する事故が相次いでいる。JR東海によると管内では今年度、12日までに412件起きている。同じ列車が終点までに2度、3度とぶつかることも。その度に列車を止めて安全確認をしなければならず、遅れにつながる。全国的な傾向とみられ、17日には全国のJRグループの関係者が名古屋市に集まって対策会議を開いた。

 JR東海によると、同社管内のシカの接触事故は08年度がピークで514件。紀勢線が267件と半数以上を占めた。以下は高山線、飯田線と山間部を走る路線が続く。

 シカは夜行性で、夜や早朝の接触事故が多い。線路上にいたシカが列車のライトでパニックになって動けなくなる▽線路沿いに逃げていたシカが列車に飛び込む−−などで、はねられるという。

 JR東海は、シカの接触事故が毎年管内最多の紀勢線に、延べ18.3キロにわたり、高さ1.8メートル以上のシカ侵入防止柵を設置した。シカが嫌がるライオンのふんを線路にまいたりもしたが、すぐに雨でにおいが消えて効かなかった。
 ◇減速運転で事故減

 効果があったのは減速運転だ。紀勢線で09年6月から、シカが多い6地点で午後8時以降の列車を時速40キロに減速したところ、接触数が減った。それでも09年は193件の接触があり、今年も12日までに147件が発生。10月20日には特急列車がイノシシ1頭、シカ2頭を相次いではね、45分の遅れが出た。

 三重県自然環境室によると、県内のシカの数は02〜05年ごろは5万3000頭ほどだったが現在は7万7000頭ほどと推測される。同室は「近年は雪が少ないためシカが冬を乗り切り、数が増えている。餌を求めて里まで下りて来て事故に遭うのでは」とみる。

 対策会議にはJR東海などグループ6社とJR貨物、鉄道総合技術研究所から担当課長ら約20人が参加した。各社ともにシカなどの動物との接触に悩まされている現状が報告された。今後も定期的に会議を開き、情報交換をしながら対応策を探る。【黒尾透】

◇JR東海管内の列車とシカの接触件数
 年度   件数
2005 271(160)
2006 352(198)
2007 359(204)
2008 514(267)
2009 479(193)
2010 412(147)

※カッコ内は紀勢線。今年度は12日現在

毎日新聞 2010年12月18日 14時09分

4452チバQ:2011/01/14(金) 00:21:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20110112-OYT8T01223.htm
筑後船小屋駅に熱視線 九州新幹線、開業まで2か月


全線開業に向けて工事が進む筑後船小屋駅  九州新幹線鹿児島ルートの全線開業まであと2か月。JR九州が発表したダイヤ編成によると、筑後船小屋駅(筑後市)には、新大阪直通「さくら」の上り2本、下り1本を含め、1日に上り30本、下り29本の計59本が停車する。沿線の関係機関では、観光客誘致や学生獲得を狙った施策の準備が進められている。

 八女市は、広域に点在する観光スポットを巡りやすくするため、交通過疎地解消を目的に導入している予約型乗り合いタクシー(デマンドバス)の活用を検討している。

 市は昨年2月、周辺4町村を編入合併したことで広さ482・5平方キロと、県内では北九州市に次ぐ面積になった。茶園や白壁の町並み、古墳や渓流など個性豊かな観光名所を多く抱えることになったが、マイカー以外の観光客には、移動手段が課題だ。

 そこで昨年12月から市全域に運行を拡大したデマンドバスに白羽の矢を立てた。市民向けの運行を休んでいる土、日曜日に走らせ、新幹線開業効果で増加が見込まれる観光客の輸送手段とする。

 三田村統之市長は「当初は見所が多い春と秋だけでも運行させたい。ルートや料金、観光案内などをどうするかは、これから詰める」と話している。

 このほか、同市に本社を置く堀川バスと、定額料金で路線バスを乗り放題にできないか、協議している。

 みやま市瀬高町の保健医療経営大(橋爪章学長、91人)は、2011年度から新幹線通学者に対する通学定期代の補助制度を新設する。新幹線開業で通学圏が拡大することに伴い、学生獲得につなげたい考えだ。

 同大は、保健・医療分野の経営を担う人材を育成するため、2008年4月に開学。しかし3年連続で定員割れしている。

 定期代の補助制度は、自宅最寄りの利用駅が大学から50キロ以上の新幹線通学者を対象とし、在来線と新幹線の定期代の差額分を大学が負担。小倉駅(北九州市)や新八代駅(熊本県八代市)からの通学を想定しており、新幹線通学者が増えれば、大学最寄り駅となる筑後船小屋駅へのスクールバス巡回も検討するという。

 柳川市の金子健次市長は昨年末の定例記者会見で、最寄り駅となる筑後船小屋駅と同市間を結ぶバス路線を新設する協議を、バス事業者と進めていることを明らかにした。利便性を高めることにより、市中心部の掘割を巡る川下りやさげもんめぐりなど市の観光客増加を図るのがねらい。

 路線新設の協議には、筑後、みやま両市も参加。駅から柳川市まで約10キロで、終点は西鉄柳川駅となる見通しだが、詳細なルートを詰めている。便数は新幹線の到着時間に配慮しながら、1時間に1本程度の見込みという。乗客が少なく赤字が生じた場合も、市が補填(ほてん)する方針で、金子市長は「必要な予算は新年度に組みたい」と語った。

(2011年1月13日 読売新聞)

4453チバQ:2011/01/14(金) 22:00:23
http://www.kensetsunews.com/article.php?article_id=A1101140500&date=2011-01-14&class=extra_pickups
長野新幹線の新駅誘致/建設費51億、目標は14年度/千曲市 長野県千曲市は、JR長野新幹線の新駅誘致に向けた取り組みを活発化させている。その一環として、市民の合意形成を図ろうと12日に市民向けの懇談会を開き、設置構想を説明した。建設費は駅舎建設、電気工事、駐車場・駅前広場などの整備を含め、約51億円を見込んでいる。市は……
 記事の詳細は「建設通信新聞」でお読みください

4454チバQ:2011/01/14(金) 22:01:32
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20110113ddlk45040517000c.html
JR九州:春のダイヤ改正 「きりしま」2往復増、4分短縮 /宮崎
 ◇787系新たに投入
 JR九州は、春のダイヤ改正で宮崎−鹿児島中央を結ぶ日豊線の特急「きりしま」を、2往復増の1日10往復で運転する。所要時間は最速で1時間59分となり、4分短縮される。3月12日の九州新幹線全線開業と同時に実施し、宮崎から博多までは1時間2分短縮され、3時間33分で結ぶ。最速列車は1日1往復する。

 きりしまや、大分−宮崎を結ぶ「にちりん」、延岡−宮崎の「ひゅうが」の特急車両に、鹿児島線で「リレーつばめ」として運転中の787系車両を新たに投入する。観光特急「海幸山幸」などで人気の客室乗務員が、新たにきりしまやにちりんにも乗務し、車内サービスを充実させる。

 なお、新八代−宮崎を最速2時間10分で結ぶ高速バス「B&Sみやざき」の運転も始まる。

 一方、787系投入に伴い、国鉄時代から日豊線を走り続けてきた485系車両は定期運行を終了。深夜から未明に博多−宮崎を走ってきた「ドリームにちりん」は利用者減から廃止。博多−大分はソニック、延岡−宮崎はひゅうががほぼ現行ダイヤを引き継ぐ。

 JR九州は「九州新幹線の開業効果を宮崎にも広げたい」と話している。【石田宗久】

4455荷主研究者:2011/01/16(日) 16:26:06

http://kumanichi.com/news/local/main/20110103002.shtml
2011年01月03日 熊本日日新聞
県内にもICカード乗車券 バス・電車に導入へ

 県内の主要バス会社5社と熊本市交通局が、ICカード乗車券を路線バス、電車に導入するため、2011年度中にカード運営会社を設立する方向で協議に入ったことが2日、分かった。熊本市の政令市移行を念頭に2012年度の発行開始を目指す。運賃支払いに限らず、小売店などでも使える電子マネー機能も加える方針。

 ICカード乗車券は車内の読み取り機にかざすだけで料金決済ができる。計画では、新カードの名称は「熊本ICカード(仮称)」。プリペイド(前払い式)で、路線バスのほか、熊本電鉄の電車や市電も対象にする。電子マネー機能では商店街や商業施設に加え、行政窓口など公共施設でも使えるよう、カード読み取り機の設置費用を抑え、加盟店拡大を進める。

 カード使用に応じてポイントを付与し、ポイントで運賃決済や買い物にも使えるよう設計。ボランティア活動や県産品購入でポイント加算し、“地域通貨”の役割を担わせることも検討する。

 バス事業者6者は県や熊本市、商業団体との協議を始めており、ことし早々に、カード機能の詳細設計に着手。熊本ICカード運営会社には複数の地場企業からも出資を募る方針。カード導入費は数十億〜数億円程度かかる見通しで、国や県、熊本市などの補助金を活用する考え。

 九州ではICカード乗車券導入が最後発となることを生かし、機能充実を図る。他地域のICカードとの相互利用も進める方向。

 熊本都市圏を走る路線バスと市電には1998年、磁気式の共通プリペイドカード「TO熊カード」を採用。読み取り機の更新を見据え、09年から切り替えを検討していた。

 県バス協会で検討会議事務局を務める九州産交バスは「公共交通の利便性向上とともに、地域活性化につなげたい」としている。(中原功一朗)

4456名無しさん:2011/01/17(月) 22:33:04
http://www.shinmai.co.jp/news/20110115/KT110114ATI090017000022.htm
長野以北在来線は「しなの鉄道運営」 検討委が素案
1月15日(土)



 2014年度の北陸新幹線長野−金沢間開業に伴い、JR東日本から経営分離される予定の信越線長野−直江津間の運営の在り方を議論する長野以北並行在来線基本スキーム(枠組み)検討委員会は14日、県庁で第5回会合を開いた。事務局の県は長野以北の県内区間について、運営主体を第三セクターしなの鉄道(本社・上田市、軽井沢−篠ノ井間)とし、同社が現在の経営区間と一体的に運営することで検討を進める−との基本スキーム素案を公表した。

 素案ではしなの鉄道とする理由に、1997年の開業以来の運行実績や、長野以北を単独運営する会社を新たに設立するより初期投資や運行経費が削減できることを挙げた。乗客の減少といった厳しい経営環境を踏まえ「(しなの鉄道が)長野以北を引き受けることで一層厳しい経営にならないような仕組みづくりを検討する」とした。

 県内には妙高高原駅(新潟県妙高市)を最寄り駅とする地区もあるため、経営区間は「長野−黒姫間または長野−妙高高原間」と記載。新潟県側と話し合って決定する必要があるとした。県交通政策課はまた、「鉄道での存続を前提に協議する」と説明した。

 新潟県側は昨年11月、経営分離される同県内の信越線と北陸線を運営する三セクを設立。長野県側は検討委設置主体の長野以北並行在来線対策協議会(会長・阿部知事)で年度内にスキームを決定し、新潟県やしなの鉄道、JR東などとの本格協議に着手する方針だ。

 検討委委員の浅海猛しなの鉄道社長は、取材に「まだ検討段階。安定した経営ができる態勢やルールを構築していただけるかどうかを見て判断したい」と述べた。

4457名無しさん:2011/01/17(月) 22:34:53
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001101170005
【ニュースの現場】北陸新幹線見えぬ糸口
2011年01月17日




 2014年度末に開業予定の北陸新幹線(長野―金沢)をめぐり、県が「全列車停車」や、JRから経営が分離される並行在来線への支援を国に求めていた問題は、解決への糸口が見られないまま新しい年を迎えた。県は一昨年12月、国と「今後1年をめどに解決する」と約束したとするが、解決のための協議の場は設けられないまま、時間が経過した。両者の隔たりはまだ大きいのが現状だ。(大内奏)


   ◇


 現在、越後湯沢駅で上越新幹線に接続する特急「はくたか」は直江津駅に1日上下13本ずつ止まっている。一方、国が3年前に作った運行ダイヤでは、県内を走る北陸新幹線は15本と想定されている。


 県は、上越(仮称)と糸魚川の県内2駅のうち、最低でもどちらかの駅に、すべての列車が止まる「全列車停車」を求めている。通過列車が増えれば、現状より不便になりかねないからだ。


 しかし、時間短縮を重視し、乗降客数に応じて停車駅を決める方針のJRは「新潟での全列車停車はあり得ない」と話す。富山や石川など沿線他県も、新潟県の主張と距離を置く姿勢を示している。


 そこで、県が「次善の策」として提案しているのが、建設負担金の見直しだ。


 北陸新幹線の建設では、工事を行う鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道運輸機構)に対し、発注元の国と沿線各県が建設負担金を支払うことになっている。


 建設費は総額4379億円で、県の負担は1423億円。国や同機構は各県の負担割合を、主に線路の長さを基準に決めることにしており、昨年3月に国交省が各県に示した割合は富山約41%、新潟約28%、石川約19%、長野約13%とされた。


 これに対し、県は沿線人口に基づいて決めるべきだと主張しており、県の試算では約13%、660億円に下がる。県は、すでに負担金960億円を支払っていることから、すでに300億円の過払いが生じているとの立場で、泉田知事は昨年の12月県議会で「建設負担金の返還請求もあり得る」と、強気の姿勢を見せた。



   *



 並行在来線の経営支援も大きな問題だ。新潟県は昨年11月、JRから切り離される信越線の直江津―長野県境間と、北陸線の直江津―富山県境間に列車を走らせるための運営会社を作った。


 県の試算では、開業後30年間の赤字は初期投資分を含めて300〜600億円と推定されている。巨額の赤字をどう圧縮するか、との問題は沿線各県に共通する課題だったが、国交省は昨年暮れ、地方の要望に応える形で、各地の並行在来線の運営会社に対し、今後10年間で1千億円を支援する対策を打ち出した。


 これは鉄道運輸機構の利益剰余金の一部を並行在来線の運営会社に払うもので、現在、青森県の運営会社などに支払われている金額(昨年は16億5千万円)を大幅に増やす。


 国交省は「自治体にとって財政支援になる」と話すが、泉田知事は「わが県にどういう影響があるか、わからない」と慎重だ。それは、県のもう一つの大きな要望だった線路使用料の扱いが決まらなかったからだ。


 新幹線を運行するJRは、開業後、鉄道運輸機構に線路の使用料を支払う。北陸新幹線の使用料は年間約247億円。ただ、この中には、各県の並行在来線の赤字分も含まれる。JRは新幹線ができることで、並行在来線の赤字を負担しなくなる。その分を鉄道運輸機構に払い、機構は別の新幹線建設費に充てるという仕組みだ。


 しかし、県は「赤字は新たに設立した運営会社が負担するのだから、鉄道運輸機構に回るのはおかしい」と主張。JRが支払う使用料のうち、並行在来線の赤字分は、運営会社の経営支援に回すよう求めている。

4458名無しさん:2011/01/17(月) 23:00:55
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1800468.article.html
フリーゲージトレイン開発正念場 課題を克服できるか
 九州新幹線長崎ルートで導入予定のフリーゲージトレイン(FGT)の開発が、正念場を迎えている。国交省は来年度予算案に開発費として18億6700万円を計上、新たに改良した車両を使い、JR四国の予讃線で、課題となっている急カーブの走行試験を行う。昨年9月、国交省の評価委員会は車両開発だけでの実用化は困難とし、レール改良も加えて安全性を確保する方向性を提言した。開発を進める鉄道・運輸機構は、レールの継ぎ目をなくすロングレール化など線路改良を含めて実用化を目指すが、実現への道筋は不透明だ。

 

 FGT開発の今の最大の課題は、在来線の急カーブで脱線の危険を回避すること。FGT車両は、車輪幅を変える装置などを備えるため、在来線特急より重い。そのため遠心力が働くカーブで、レールの横方向にかかる圧力(横圧)が大きくなる。走行試験では半径600メートル以下のカーブで横圧が基準値を超え、脱線の恐れが出たため、目標速度が出せなかった。

 

 機構はこの課題を主にロングレール化で克服する考えだ。通常の線路は1本25メートルのレールをつないでいる。走行実験で横圧が基準値を超えたのは、主にレールの継ぎ目部分で、それも瞬間的に超えたケースがほとんどという。「ガタン、ゴトン」と車輪がレールの継ぎ目を通過する際に、通常より高い圧力がかかるとみられる。

 

 ロングレール化は溶接によって継ぎ目をなくす。カーブの入り口から出口までを1本のレールにし、瞬間的にかかる横圧を低減する。機構の梅田雅司・新幹線部担当課長は「不連続面をなくすことで、カーブ高速走行性能は確実に上がる」と話す。

 

 ただ、どの程度、横圧が改善できるか、具体的なデータはなく、目標速度達成は実験してみないと分からないという。

 

 走行試験では、予讃線の一部区間をロングレール化するなど線路側にも改良を加え、走行性能を確認する方針。国交省は夏前ごろまでには、一定の試験データをまとめたいとしているが、結果次第では、開発そのものの是非が問われる可能性もある。

 

 JR九州は既に、鹿児島線、日豊線などの特急運転区間で、乗り心地改善のためロングレール化を進めている。長崎線では、長崎ルートと重なる鳥栖−武雄温泉間で8割超、諌早−長崎間で5割の区間で実施済み。課題となる半径600メートル以下のカーブは鳥栖−武雄温泉間に25カ所、諌早−長崎間に17カ所あり、既にロングレール化を終えた箇所もあるという。残る区間では進める予定はなかったが、走行試験の結果が良好ならば、手当てが必要になり、改良費用の負担問題も発生する。JR九州は「線路改良は必要性も含めて今後検討されていくもので、現段階では何も答えられない」としている。

4459荷主研究者:2011/01/17(月) 23:33:03

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110107/CK2011010702000108.html
2011年1月7日 中日新聞
「サンダーバード」鯖江駅停車が増 JR3月ダイヤ改正

 JR西日本金沢支社は、3月12日実施のダイヤ改正を発表した。特急サンダーバードの県内の福井駅以外での停車本数は、鯖江駅で上下とも1本増、敦賀駅、武生駅で下り1本減、芦原温泉駅では上下とも1本減となった。

 鯖江駅は上り(発時間)が午後0時19分に新規停車し、午後5時50分が同6時51分に変更。下り(着時間)は午後9時13分に新規停車し、午後5時59分が同26分に。敦賀駅は上りが午前8時17分に新規停車。上りの午後0時41分と、下りの午後1時34分がなくなる。

 武生駅は上りの午後0時19分が同55分に、午後5時54分が同6時55分に変更。下りは午後1時56分がなくなる。芦原温泉駅は上りの午前11時58分、下りの午前11時43分がなくなる。同支社は「各駅の利用者数などを検討した結果」とした。

 新型車両「サンダーバード」の追加投入で、1往復を残すだけだった特急「雷鳥」は姿を消す。最後の運行は3月11日で、福井駅の着時間は上り午前8時1分、下りが午後7時11分となる。

4460チバQ:2011/01/18(火) 22:43:06
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110118/biz11011819120096-n1.htm
地元運転士の養成に着手 26年予定の北陸新幹線開業を見据え JR西
2011.1.18 19:12
 JR西日本金沢支社の荻野浩平支社長は18日、金沢市内で開いた記者会見で、平成26年度に開業予定の北陸新幹線(長野−金沢)に関し「地元の指令員と運転士の養成が必要だ」と述べ、年内にも人材育成に着手する方針を示した。育成は山陽新幹線で行う。

 また荻野支社長は、新幹線開通後に並行在来線を運営する第三セクターが、JR西日本からスムーズに経営を引き継げるよう教育担当の人材を派遣する考えも表明。今後、自治体と調整するという。

4461とはずがたり:2011/01/18(火) 23:58:17
可成り今更で恥ずかしいけど考えたら北陸新幹線の北陸部分はJR西日本が経営するのか(;´Д`)
なんとなく東日本がやるものだと思いこんでたw

4462名無しさん:2011/01/20(木) 23:31:40
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20110120ddlk01020250000c.html
北海道新幹線:新駅名、北斗市と函館市が綱引き JR「親しみある名称を」 /北海道
 15年度開業予定の北海道新幹線「新函館」(仮称)の駅名をめぐり、駅所在地の北斗市と函館市の対立が表面化している。正式名称は開業1年前までにJR北海道が決めるが、両市の綱引きは激しさを増しそうだ。

 「新函館」は北斗市市渡のJR渡島大野駅に隣接して建設される。06年に上磯町と大野町が合併して誕生した北斗市は知名度アップを狙い、昨年6月の市議会で「北斗」を駅名に入れることで一致。同9月には市議会で「北斗函館」を決議し、JR北海道に要望していくことを決めた。

 これに対し、静観していた函館市は昨年12月の市議会で反撃に出た。西尾正範市長は「地域を象徴する駅名として新大阪、新青森などの例がある。新函館は広く認知されており、一番ふさわしい」と述べ、北斗市をけん制した。函館市幹部は「札幌までの延伸を考慮して(駅の)場所を譲歩した。駅名は譲れない」と強気だ。

 JR北海道によると、全国に新幹線駅は現在93あるが、所在地名以外の名前が付く駅は「新白河」(福島県西郷村)「くりこま高原」(宮城県栗原市)など数例しかない。東北新幹線「七戸十和田」の場合、仮称は「七戸」で、所在地の七戸町議会や商工会はそのままの「七戸」を主張。近隣の十和田市などで組織する広域市町村圏協議会が「七戸十和田」を要望した。板挟みになった七戸町長(当時)が両案をJRに提示した経緯がある。七戸町の担当者は「駅名は時間をかけ合意していくしかない」と話す。

 仮称の「新函館」の駅名は建設主体の鉄道・運輸機構が付けた。正式名称を決めるJR北海道は「関係している地元の意見も参考に、利用客に分かりやすく、親しみのある名称にしたい」とし、時間をかけて検討する構えだ。【近藤卓資】

4463名無しさん:2011/01/20(木) 23:32:28
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110120/201101201009_12726.shtml
樽見鉄道の存廃協議、急きょ延期 大垣市要請で沿線自治体
2011年01月20日10:09
 第三セクター樽見鉄道(本巣市曽井中島、田中良以社長)の沿線5市町でつくる樽見鉄道連絡協議会(会長・藤原勉本巣市長)は19日、来年度以降の支援体制を決める予定だった20日の同協議会を延期する、と発表した。協議会を構成する大垣市が、結論を出す前に同鉄道を交えた議論の場を持つよう提案し、急きょ延期が決定。同鉄道の存廃を含めた議論のテーブルは急転直下、異例の持ち越しとなった。

 20日の協議会では、本巣市、大垣市、瑞穂市、揖斐郡揖斐川町、本巣郡北方町の5市町の首長が出席し、来年度以降の補助金額や支援の期間などについて、最終的な方向性が示される予定だった。補助金を継続するか否かが同鉄道の存廃に直結するため、協議の行方が注目されていた。

 19日午後、大垣市の担当者が同協議会事務局の本巣市に「協議会を延期できないか」と連絡した。理由について、大垣市は「協議会のオブザーバーである樽見鉄道抜きの話し合いも(これまで)多く、鉄道側が議論の経過を詳しく知らないまま結論を迎えることは良くない。結論を出す前に一緒に考える場が必要」と説明した。

 一方、突然の延期決定に対し、構成市町からは「なぜ前日になって」などと戸惑いの声も聞かれた。

 藤原会長は「5市町が協調して議論することが大切であり、大垣市の提案に応じて延期を決めた。ただ、近いうちに協議会で方向性を決めなければならない」としている。

4464名無しさん:2011/01/20(木) 23:33:44
http://www.asahi.com/travel/rail/news/NGY201101190015.html
樽見鉄道、廃線の危機 沿線市町が支援打ち切り検討2011年1月20日
 大垣市と本巣市根尾を結ぶ第三セクター・樽見鉄道の存続が、岐路に立っている。経常赤字を補うために年間約1億円を支援してきた沿線5市町でつくる「樽見鉄道連絡協議会」が、実質的な廃線を意味する支援の打ち切りを検討しているからだ。協議会は、方針を決めるための臨時総会を20日に予定していたが、いったん延期。各市町の間の意見調整に時間をかけることにしている。

 協議会には、本巣市、大垣市、瑞穂市、揖斐川町、北方町が参加する。2003年度から財政支援を始めた。収入の柱だったセメント輸送が廃止された05年度からは各市町の分担を決め、毎年計約1億円の財政支援を実施。経営改善状況を見ながら、3年ごとに支援を見直してきた。

 鉄道側もこの間、経営改善のために列車本数や社員の削減、運賃値上げをした。社員の給与も1人平均300万円以下に抑えた。だが、乗客数の減少や燃料の高騰でそれほど収支は改善せず、毎年9千万円〜1億1千万円の赤字が続いた。

 このため、支援継続に消極的な市町が出てきた。大垣市の担当者は、昨年12月の同市議会建設環境委員会で「最終年度を決めて支援する方向で協議している」と、打ち切りの可能性を示唆した。

 仮に支援を打ち切る市町が出てくると、負担増をきらってほかの市町も歩調を合わせることになる。ある自治体の幹部は言う。「鉄道はあった方がいい。とはいえこれ以上の負担はできない。そうなるとほかの市町の意見に従わざるをえない」

■住民にも賛否の声

 樽見鉄道の利用者の多くは、中高生や高齢者だ。

 「買い物や医者にもいけなくなる」「下宿をしなければ高校に通えなくなる」

 本巣市根尾地区からは北方町や大垣市に向かうバスがないため、こんな声もあがる。

 本巣市の連合自治会も昨夏、存続を求める要望書を市長に出した。

 一方、存続に否定的な声も多い。同じ根尾地区の飲食店を営む女性は「乗客の少なさを考えると年1億円は税金の出し過ぎ。廃線は仕方がない」と否定的だ。「ほとんど乗ったことがないし、必要だとも思わない」と話す瑞穂市の50代の会社員男性もいた。

 「不採算路線を引き継いだのだから、赤字は仕方がない」と指摘するのは、05年に廃線となった名鉄揖斐線の存続運動をした北方町議の安藤浩孝さん(58)。「駅はまちづくりの中心。なくなると急速に街が衰退する。これをふまえてどこまでなら支えるのか、地域住民や利用者の声を聞いて慎重に決めるべきだ」と話していた。(贄川俊)

■本巣の市民団体、22日に集会

 樽見鉄道への支援について話し合い、市民の意見を行政に伝えようと、本巣市の市民団体が22日午後7時から、同市上保の糸貫ぬくもりの里で集会を開く。本巣市議や自治会長、樽見鉄道の職員らを呼んで、「本巣市に樽見鉄道は必要か」などをテーマに話し合うという。参加無料。

 団体代表の樋渡一輝さんは「樽見鉄道の存廃は、『赤字だからなくす』という行政幹部の安易な考えだけで進んでしまっている。年間で60万人もいる乗客や駅周辺の街のことも考え、もっと市民の意見を集めて反映させていきたい」と話している。問い合わせは、樋渡さん(090・2345・5951)まで。

    ◇

 〈樽見鉄道〉 1984年に第三セクターとして設立。大垣―樽見(本巣市根尾樽見)間の34.5キロを約1時間でつなぐ。神海―樽見間の10.9キロは89年3月に開通した。19駅。1日の平均乗車数は約1640人。93年度までは黒字だったが、セメント輸送の減少で赤字に転落。昨年度の経常赤字は約9700万円だった。沿線5自治体からの補助は約1億円で、うち本巣市が約7千万円、大垣市が約1500万円と続く。
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4465名無しさん:2011/01/20(木) 23:34:23
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20110120/CK2011012002000127.html?ref=rank
新幹線 金沢の魅力乗せ 市長ら、JR西に内装案
2011年1月20日

金沢の伝統工芸をふんだんにあしらった車内デザイン案


 2014年度の北陸新幹線金沢開業に向け、金沢市と金沢美術工芸大などでつくる「北陸新幹線金沢クラフト活用研究会」は、金沢の伝統工芸を配した新型車両の内装案をまとめ、山野之義市長らが19日、大阪市のJR西日本本社を訪れ、佐々木隆之社長に計画を提案した。(田嶋豊)

ドアに友禅や金箔
座席には加賀小紋
九谷の洗面ボウル 
 デザイン案は、もてなしの心や、ゆとりと美しさを感じられるものとして、高級感ある雰囲気を演出。加賀五彩の一つ、古代紫色のカーペットを敷き、室内ドアの装飾には加賀友禅や金沢箔(はく)、座席の肘掛けには金沢漆器を配する。

 座席シートなどには加賀宝生の能装束に見られる加賀小紋の伝統柄「鱗(うろこ)文様」をあしらった。

 デッキ部分にも加賀象嵌(ぞうがん)によるトイレ扉の取っ手、金沢九谷の洗面ボウル、金箔のプランターなどを設けた。

車内デッキ部のデザイン案


 研究会座長の川本敦久・金沢美大工芸科教授らとデザイン案を紹介した山野市長は「今回の提案が少しでも採用されればありがたい。市伝統工芸の国内外への発信と活性化につながっていけばと思う」と述べた。

 佐々木社長は「JR東日本との調整も必要となる。沿線の他地域との関係もあり、今回の提案内容を一つの参考とさせていただきつつ、今後検討していきたい」とコメントした。

 金沢市は、JR九州が九州新幹線の車両内装に九州各地の工芸をはじめ、金沢箔が採用されたことに注目。北陸新幹線は日本を代表する観光地を通る「観光のゴールデンルート」だと位置付け、昨年四月、金沢美大の教授、客員教授ら六人の委員で研究会を発足、会合を重ねてデザインコンセプトや基本構想、具体案をまとめた。

    ◇

 デザイン案の採用に向けては、他地域との問題はもちろん、JR九州の例からみても、コスト面や軽量化、不燃性、耐久性といった点が課題に挙げられそうだ。金沢市は今回、工業製品として生産可能なもので提案。市は「広く観光PRにつながれば」としている。

4466チバQ:2011/01/27(木) 22:45:45
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110125/biz11012511580114-n1.htm
天下茶屋−河原町に直通列車 外国人の京都観光便利に 阪急など
2011.1.25 11:51


 阪急電鉄と大阪市交通局が、天下茶屋駅(大阪市)と河原町駅(京都市)を結ぶ直通列車を5月から運行させることが25日、分かった。大阪を訪れる中国人などの外国人観光客の京都への利便性向上が狙いという。

 阪急電鉄と大阪市交通局は昭和44年に阪急京都線と地下鉄堺筋線で相互乗り入れを開始。現在、天下茶屋駅−高槻市駅(大阪府高槻市)を結ぶ列車を運行しており、河原町駅まで行くには高槻市駅などで乗り換える必要がある。

 関係者によると、土日祝日の昼間時間帯に、1日三十数本運行させ、堺筋線の区間では各駅停車、阪急京都線の区間では準急としてそれぞれ運行する方向で調整中。堺筋線は電器店が集積する日本橋などを通り、阪急電鉄は「大阪・ミナミ周辺を訪れた外国人観光客が、京都を訪れやすくなる」としている。

4467チバQ:2011/01/28(金) 22:49:47
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110128/dst11012812130030-n1.htm
進む東京、関西ゼロ…乗客守るホームドア、整備へ知恵
2011.1.28 12:11 (1/3ページ)

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東京メトロ副都心線の渋谷駅に設置されているホームドア(日出間和貴撮影)
 東京のJR目白駅で今月16日、全盲の武井視良(みよし)さん(42)がホームから転落、死亡した事故は、転落防止用のホームドアやホーム柵の整備という鉄道会社への課題を改めて浮き彫りにした。国はこれまでも鉄道会社にホームドアの設置を求めてきたが、列車の扉の位置が統一されていなかったり高額な投資がネックとなり、整備がなかなか進まない。そんな中、鉄道会社は知恵を絞り対策を講じている。


東京メトロは69駅…国交省も促進


 「すべての駅にホームドアやホーム柵を設置すれば転落事故は確実に減るだろう。でも、どれほどの金が必要なのか…」。関西の鉄道会社の管理職社員はこう漏らした。

 国土交通省は25日、鉄道各社に対し、可動式のホーム柵やホームドアの整備計画を提出するよう指示。国はこれまでも、これらの整備を含めた安全対策の構築を求めて通達を要請。平成22年3月末時点で全国38路線449駅に整備されたが、全国約9500の総駅数に占める割合は4.7%にとどまる。

 JR西は歓楽街に近い北新地駅(大阪市北区)で、夜間多発する酔客の転落事故を防ぐため、可動式のホーム柵を3月までに設置する。他の駅でも通過列車と接触しないように固定式のホーム柵はあるが、可動式の柵やホームドアは同駅以外に予定はなく、関西の大手私鉄5社には1駅もない。

 「車両によって扉の数が2、3、5となっており設置が困難」(京阪電鉄)など車両の構造上の問題や、「検討はしているが、ホームが狭くなる駅もある」(近鉄)ためホームの大規模な改良が必要など、それぞれの事情を抱えている。

 これに対して地下鉄では全国的に整備が進んでいる。東京メトロは今年度中に全179駅中69駅で設置する予定。同社は「扉の数など条件が整ったためで、今後も整備を進めていく」としている。


「接近音」「櫛状ゴム」


 JR西では、視覚障害者がホームに入る列車と接触する事故を防ぐため、平成23年度から、列車の到着を知らせる「接近音」を、列車が完全に停止するまで鳴らし続けることを決めた。

 現在、列車の入線前に接近音が鳴り止み、駅員のアナウンスが流れるが、ホームの多い駅では視覚障害者がどこに列車が入るのか判別が難しいのだという。

 ホームと列車の隙間への転落の対策も実施。曲線形のホームのために年間3〜5件の転落事故が起きていたJR六地蔵駅(京都府宇治市)では21年8月、ホームと列車との隙間を覆うために櫛状のゴムを設置したところ、転落事故はなくなった。このため同じ曲線形の膳所駅(大津市)でも、今年度中に設置する予定にしている。


とりあえず「内方線」


 ホーム柵やホームドアの整備が進まない関西の私鉄だが、視覚障害者が杖(つえ)や足の感触でホームの内側と線路寄りを判別する「内方線」と呼ばれる点字ブロックの設置は進んでいる。

 京阪電鉄は昨年3月、関西の大手私鉄5社のうち初めて全駅で整備を終えた。JR西では、大阪駅(大阪市北区)や、さくら夙川駅(兵庫県西宮市)など、リニューアルや新規開業の駅を中心に内方線の整備を進めている。

 昭和42年に国内で初めて自動改札機を取り入れた阪急電鉄は平成24年度末までに、内方線を全駅で整備する予定。またホームの非常通報ボタンとATS(自動列車停止装置)を連動させ、ボタンを押すと電車のブレーキが自動的にかかる独自のシステムを導入、整備を進めている。

 ホームから転落して大けがを負った経験を持つ全日本視覚障害者協議会総務局次長の織田洋さん(56)は「内方線は有効だと思うが、靴を履いているのですぐに感知できないこともある。やはりホームドアやホーム柵を設置してもらいたい」と話している。

4468チバQ:2011/01/30(日) 16:04:16
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003757583.shtml
大阪駅、5月に新しく 大商業拠点に期待と不安 

生まれ変わるJR大阪駅。駅北側の梅田北ヤードも含め、“都心最後の一等地”として開発に注目が集まる=大阪市北区

 JR大阪駅が5月4日、「大阪ステーションシティ」に生まれ変わる。駅の南北にそれぞれ高層ビルが建設され、映画館や専門店街、二つの百貨店が入り、関西経済の再生を担う拠点として期待が寄せられている。一方で、神戸や大阪・ミナミの百貨店などは「個々の施設というより、梅田との都市間競争になる」と危機感を強め、“梅田一極集中”を危惧する声も上がっている。(末永陽子)


 昨年10月、新・大阪駅の一部が報道関係者に公開された。南北のビルの間にかけられた長さ180メートル、幅100メートルの巨大なドーム屋根に圧倒される。11番ホームまである駅全体をすっぽり覆い、5階の連絡橋からは電車が見下ろせる。駅ホームごとの屋根は取り払われ、最終的には吹き抜け空間が生まれる。

 南北をつなぐルートは三つ。ドーム屋根下の連絡橋、改札口がある3階と1階だ。連絡橋には時計台などがあり、JR西日本は「広場」と名付けている。駅ビル内では初の農園もつくり、両ビル間の回遊性や滞在時間を高める仕掛けを凝らす。

 同駅は東京の新宿、池袋、渋谷駅に次いで、西日本最大の巨大ターミナル。乗降客数は1日平均約85万人で、全面開業により91万人に増える見込み。JR西日本は全面改装に2100億円を投じ、増収効果額は年間で725億円とはじく。鉄道業や流通業、新ビルのテナント収入などで5〜6年以内に利益が出る計画を立てているという。

   ◇  ◇

 高層ビル2棟を構える同駅は巨大商業施設でもある。

 駅の北側28階建ての「ノースゲートビルディング」には、百貨店の「JR大阪三越伊勢丹」や198店が入る専門店街「LUCUA(ルクア)」などが開業。ルクアのテナントは半数が全国初、関西初、梅田初を占め、入居募集には約500件の応募があったという。

 南側は「アクティ大阪」を増築し、「サウスゲートビルディング」と名称も変更した。キーテナントの大丸梅田店も従来の約1・6倍に増床。人気キャラクター商品を扱う「ポケモンセンター」は昨年11月に一足早く開業し、東急ハンズ、ユニクロなども入居する予定だ。

 ショッピングゾーンだけでなく、駅ビルには企業の事務所も入る。大阪市中心部のオフィスの空室率が11%台で高止まりする中で、“勝ち組”といえる。

 北ビル14〜27階の高層階の賃貸オフィスは、伊藤忠商事などの入居が決定。JR西の佐々木隆之社長は「すべて埋まった。立地条件が魅力だったのだろう」と胸を張る。

   ◇  ◇

 神戸や大阪・ミナミなど周辺地域では危機感が高まっている。神戸市内の百貨店関係者は「大阪駅は若い女性、会社員、家族連れ、すべてが楽しめる店舗構成になっている。三越伊勢丹だけでなく、四つの百貨店と専門店街が集まる梅田そのものが脅威となる」と話す。

 高島屋の増床や近鉄百貨店阿倍野本店の建て替えが進む大阪・ミナミ。ある百貨店幹部は「梅田の一人勝ちだけは阻止したい。巨大ターミナルの誕生が、大阪全体や関西の魅力アップにつながればいいが」と懸念を口にした。

(2011/01/23 13:24)

4469荷主研究者:2011/01/30(日) 20:11:45
>>4432
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2011/01/12/new1101120801.htm
2011/01/12 デーリー東北
臨時便運行、朝のラッシュ緩和/青い森鉄道

 並行在来線を運行する第三セクターの青い森鉄道は11日、朝の通勤・通学時間帯の大混雑が問題となっていた三沢―八戸間で、上り臨時列車1便(2両編成)の運行を始めた。これにより、首都圏のラッシュアワー並みの混雑は解消され、利用者からは「以前よりは楽に乗れた」と歓迎する声が上がった。ただ、先発の定期列車はほぼ満員の状態で、「もう少し乗客を分散できないものか」との注文もあった。

 混雑が問題となっていたのは、野辺地午前6時19分発八戸同7時4分着の上り普通列車。JRからの経営分離前、同区間には4両編成の普通列車が朝に運行されていたが、昨年12月4日の並行在来線の本格開業後、青い森鉄道が2両編成に変更。通勤・通学客が集中する三沢―八戸間では首都圏の満員電車並みに混み合う状態となり、乗客から改善を求める声が上がっていた。

 青い森鉄道が設定した臨時列車は、三沢午前6時49分発八戸同7時9分着。定期列車から5分遅れのダイヤで、IGRいわて銀河鉄道から車両を借り受けて運行を始めた。

 運行初日は貨物列車に遅れが生じた影響で、定期、臨時列車ともダイヤが乱れたが、乗客の多くがJR八戸線の午前7時28分発鮫行き普通列車へと乗り換えた。

 三沢駅で先発列車に乗り込んだ八戸高1年の三木祐澄君(16)は「これまでぎゅうぎゅう詰めで大変だった。これからだいぶ楽になる」と増便を歓迎。陸奥市川駅から乗車した八戸南高3年の鈴木早哉香さん(18)は「これからは1本目が混んでいたら、次の(臨時)列車を選びたい」と話していた。

 先発列車は270人の定員いっぱいだったが、臨時列車の乗客は数十人で、スペースにかなり余裕があり、一部利用者からは「もう少し混雑が解消できないか」との意見も。陸奥市川駅から先発列車を利用した八戸西高1年の田中駿祐君(16)は「もう少しダイヤを工夫してほしい」と語った。

 青い森鉄道総務企画課の担当者は「周知が十分でない中で、混雑を解消できた」と成果を強調。臨時列車は3月のダイヤ改正までの運行を予定しているが、運行の継続も視野に入れているという。

【写真説明】八戸駅3番ホームに到着した青い森鉄道三沢―八戸間の上り臨時列車。5分前に到着した先発列車と比べ、乗客は4分の1ほどだった=11日午前7時20分ごろ

4470チバQ:2011/01/30(日) 20:12:05
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110130/trd11013019440009-n1.htm
豪華列車で九州一周20万円 新幹線開通後の観光誘客
2011.1.30 19:42
 JR九州は30日、平成25年春か夏ごろを目途に、九州を一周する豪華観光列車「クルーズトレイン(仮称)」の運行を始める計画を明らかにした。2泊3日程度で九州各県の観光地を巡り、料金は大人15万〜20万円を想定。今年3月12日に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートとの相乗効果により、新たな観光需要を発掘したい考えだ。

 クルーズトレインは寝台列車とするが、料金には車内泊以外の旅館などの宿泊費やツアー中の食事代も含むという。11年度に市場調査やデザインなどに着手し、6〜7両編成の専用列車を新設。車内には高級感のあるレストランやラウンジを備える見通し。客車一両につき3〜5室の個室を配置し、列車定員は30人程度に絞る。

 原則的に博多駅発着とし、温泉が人気の大分県由布市湯布院町や鹿児島の桜島、宮崎の日南海岸など、九州の観光名所を巡る行程を予定。

4471荷主研究者:2011/01/30(日) 20:40:09

http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20110112000000000010.htm
2011年01/12 07:57 静岡新聞
JR高塚駅を橋上化 浜松市、新年度予算に設計費

 浜松市とJR東海が東海道線高塚駅(同市南区)を橋上型の新駅舎に改築することで合意し、昨年末に整備の基本事項について覚書を締結したことが11日までに明らかになった。市は国際大会規格の新水泳場やスズキ本社をはじめとする工場、住宅が集まる同地域の公共交通ネットワークの拠点として整備する計画で、来年度当初予算案に設計費などを盛り込む方針だ。2014年の供用開始を目指す。

 新駅舎には南北自由通路を設置し、橋上化によって南北駅前広場を再整備する。総事業費は25億〜30億円程度を見込み、国、市、JRが負担する。通学、通勤の生活拠点として駅の利便性を向上させるとともに、市側には将来的にミニバスターミナルの整備などを視野に、公共交通の結接機能を強化し、拠点的市街地を形成する狙いがある。

 まちづくりの指針を記した市の計画では、広大な市域の中で、各区の拠点地域に都市機能を集積させ、公共交通で結ぶ「浜松型コンパクトシティ」の推進をうたう。同駅最寄りにはスポーツ施設を備えた可美公園総合センターがあるほか、2009年には国際大会規格の古橋廣之進記念市総合水泳場「ToBiO(トビオ)」(西区)がオープン。さらに隣接地に県営野球場を新たに誘致する計画なども浮上している。市は同駅周辺を生活拠点地域の一つとして位置付け、都市交通施策と連携した総合的なまちづくりを目指す。

4473チバQ:2011/01/30(日) 22:03:42
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201101259
JR常磐線上野−仙台間 直通列車継続要望
2011年01月25日 11時57分配信
JR東日本が常磐線上野−仙台駅間を乗り換えなしで結ぶ直通特急列車を廃止する方針を表明したことを受け、県鉄道活性化対策協議会は24日、福島市のふくしま中町会館で臨時総会を開き、直通列車の継続運行を要望することを決めた。

同協議会が臨時総会で要望を決めるのは初めて。

近くJR東日本水戸支社に要望する。

協議会は48市町村、県、市長会、町村会の51団体で構成する。

松本友作副知事は「地域住民の利便や首都圏からの誘客、企業誘致に影響しないよう要望する」とあいさつ。

大熊町の渡辺利綱町長は「企業誘致や観光資源開発に取り組んできたので直通列車を継続してほしい」と述べた。

JR東日本は来年3月のダイヤ改正から、新型車両を上野−いわき駅間で運行する。

相双地方の利用者は、いわき駅で乗り換えが必要になる。

4474チバQ:2011/01/31(月) 22:30:47
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110131/04.shtml
1月31日のながさきニュース
長崎新聞



新幹線長崎ルート、フル規格要求せず 民主県連が地元負担増理由に

 民主党県連は30日、長崎市内のホテルで常任幹事会を開き、フル規格で整備を求める方針を検討していた九州新幹線長崎ルートについて、地元負担が増えるなどとして、従来通りフリーゲージトレイン(FGT、軌間可変電車)での整備を求めていくことを決めた。

 同県連は6日の会合で、FGTの開発見通しが立たないとして全線フル規格での整備を求める方針を検討するとしていた。

 取材に応じた渡辺敏勝県連幹事長は「フル規格にすると佐賀県の地元負担が増えるため、こちらから勝手に求めるわけにはいかない。環境アセスの時間もかかる」と理由を説明した。

 国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門開門問題についても触れ、常時開門は防災面や農業・漁業に悪い影響があるとして、県連諫干対策本部が県や政府など関係機関と連携して同問題に取り組むことを確認した。

 会合は非公開で、2月13日に同市内で開催する定期大会の議案などを議論。県連代表の山田正彦前農相、大久保潔重代表代行、川越孝洋衆院議員、渡辺幹事長らが出席した。

4475チバQ:2011/01/31(月) 22:32:25
http://www.asahi.com/national/update/0130/SEB201101300012.html
九州一周セレブ列車の旅、2年後に運行の構想 JR九州
2011年1月31日13時31分

 九州を一周して観光地をめぐる豪華列車の計画をJR九州が30日、明らかにした。博多から大分・由布院を経由して鹿児島へ行くコースなどを想定し、2年後の運行開始をめざす。「九州版オリエント急行」は、3月12日に全線開通する九州新幹線・鹿児島ルートに続く観光の目玉となりそうだ。

 JR九州の唐池恒二社長がこの日、福岡市であった「九州新幹線全線開通記念シンポジウム」(朝日新聞社主催)で明らかにした。

 豪華列車は2泊3日のコースを想定し、料金は宿泊費や食費込みで15万〜20万円。6、7両編成で客車には寝台個室を設け、レストランや展望車もある。乗客は30人程度。2013年春か夏ごろの運行開始をめざすという。

 唐池社長が例に挙げたのは、博多を出て由布院へ行き、列車を待たせて高級旅館に泊まり、日豊線で宮崎へ向かった後、鹿児島で桜島を仰ぐ、というコース。コースを年2、3回変えて長崎や阿蘇を走ることも検討中という。

 唐池社長は「アジアや東京の人にも乗ってもらいたい」と話した。

 豪華寝台列車はヨーロッパの「オリエント急行」が有名だ。国内では大阪―札幌の「トワイライトエクスプレス」や上野―札幌の「カシオペア」などがある。(竹下隆一郎)

4476チバQ:2011/01/31(月) 22:33:46
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=29891
最南端・西大山駅で新サービス続々 指宿市
(2011 01/31 06:30)
 JR最南端の駅として知られる指宿市の西大山駅で、九州新幹線100+ 件全線開業に向け、観光客を呼び込む新たな“仕掛け”がお目見えした。黄色い郵便ポストの設置や電動アシスト付き自転車のレンタル、漬物バイキングが味わえるカフェなど、アイデア勝負の取り組みが始まっている。
 市観光協会や観光活性化に取り組む同市の民間団体「たまらんプロジェクト」などの企画。円筒形の郵便ポストを、幸せを呼ぶ色といわれる黄色で塗装。駅周辺の風景がのった絵はがきを、駅向かいの観光案内所を兼ねた中園久太郎商店売店で販売。駅到着証明書も準備している。
レンタルを始めた電動アシスト付き自転車=指宿市のJR西大山駅
 レンタル自転車は10台あり、午前8時〜午後3時に2時間500円から利用可能。サイクリング用の散策マップもある。漬物バイキングは売店で味わえる。おでん3品におにぎり2個とゴボウ茶が付き、漬物食べ放題で500円(午前11時半〜午後2時)。
 24日には新たな取り組みを始める記念イベントがあり、同プロジェクトの中村勝信代表は「新幹線100+ 件全線開業も目前。官民一体となりおもてなしの心を常に持ち続け、指宿の“玉手箱”をみんなで作り上げたい」と話した。

4477チバQ:2011/01/31(月) 23:26:14
>>4476
一度行ったことある(でもレンタカーで)
見事になにもない駅でした。
売りは 開聞岳と菜の花畑だけ

あんま観光開発しちゃうのも寂しいけど、アレじゃあ 金を落としたくても落とせないからなあ

4478チバQ:2011/02/02(水) 01:27:34
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=12964817229839
2011年2月1日(火)
常磐線特急の新愛称募集 いわき-仙台間

JR東日本水戸支社は、2012年春に上野-いわき間の常磐線に新型特急が導入されるのに伴い、いわき-仙台間で運行するE653系(フレッシュひたち)の新たな愛称を2月1日から28日まで募集する。

愛称は太平洋に面した「浜通り」の街を運転する特急にふさわしく、親しみやすい呼び名であることが要件。発表は4月上旬以降に同社ホームページ上で行い、採用された金賞1人にはびゅう商品券3万円分と記念品、銀賞2人には同1万円分と記念品、銅賞50人には記念品が贈られる。

応募は、はがきに(1)愛称名(漢字には振り仮名)(2)理由(3)郵便番号、住所(4)名前(5)年齢(6)性別(7)電話番号-を明記する。当日消印有効。

応募先、問い合わせは〒310-0011 水戸市三の丸1の4の47 JR東日本水戸支社営業部内「いわき-仙台間特急列車愛称名募集係」TEL029(227)5736。

4479チバQ:2011/02/02(水) 22:26:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20110202-OYT8T00039.htm
再建議論 廃線も視野


ホームで発車を待つ豊岡行きの列車。宮津線西側路線の立て直しが大きな課題だ(宮津市のKTR宮津駅で)  府や兵庫県などが出資し、深刻な赤字経営に陥っている第3セクター「北近畿タンゴ鉄道」(KTR、本社・福知山市)について、府は、新年度に兵庫県や福知山市、同県豊岡市など沿線7市町の代表と有識者を交えた検討会を発足、抜本的な経営改善策を考えていく方針を決めた。経営効率を高めるため、運行の減便や、一部路線の廃止も視野に入れ、議論するという。(上野将平、森秀和)

 府交通政策課によると、検討会では〈1〉電化区間の福知山〜宮津〜天橋立(延長34・8キロ)〈2〉宮津線の東側(宮津〜西舞鶴、延長24・7キロ)〈3〉宮津線の西側(天橋立〜豊岡、延長54・5キロ)に分けて、経営の現状を分析。

 これまでは路線の存廃にまで踏み込んで議論することはなく、もっぱら利用促進のための施策に力点を置いてきたが、2008年度以降、急激に経常赤字が膨らむ事態になっており、一部路線の廃止も選択肢として、経営のあるべき姿を考える。路線の廃止や減便した場合、経営効率がどう向上するかも試算してみる。

 KTRは2009年度決算で7億1570万円の経常赤字を計上。うち宮津線が約7割を占めている。なかでも主に過疎地を走り、走行距離も長い宮津線西側路線(〈3〉)で厳しい状況が続いており、検討会の議論でも、この路線のあり方が最大の焦点となりそうだ。

 また、KTRに対しては、赤字補填(ほてん)などのため、府、兵庫県、沿線の7市町が毎年、経営対策基金を負担。

 ここ5年で、府が11億7500万円、兵庫県が5300万円、京丹後市が3億3500万円、豊岡市が7600万円など、全部で24億8100万円が投入されており、財政難に悩む各自治体にとっても重荷になっている。

 検討会は来年3月のダイヤ改正を見据え、今年9月頃に結論を出す見込み。

     ◇      

 検討委では宮津線西側路線の立て直しが大きなテーマとなるが、仮に廃線や大幅な減便が実行されると、KTRが唯一の鉄道である京丹後市と与謝野町が“陸の孤島”になる恐れがある。

 上り線では宮津・舞鶴・福知山方面への通勤・通学に影響が出るほか、下り線では、京丹後市から豊岡市へは、京都、兵庫、鳥取3府県が共同運航するドクターヘリの拠点でもある公立豊岡病院への通院や、学校に通う生徒たちの「生活の足」を直撃することになる。

 観光でも豊岡駅は極めて重要だ。JR山陰線とつながり、観光客が鉄道で丹後観光と城崎温泉をセットで考える場合、欠かすことができない。

 豊岡市内にある、もう一つの但馬三江駅も兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園の最寄り駅で、昨年2月、同市が駅舎の改装を終えたばかり。

 KTRの中島茂晴・経営企画部長は「経営状況は厳しいが、京都、兵庫北部を結ぶ生活路線、そして広域観光の足として大きな使命を担っている。自治体とも今後のあり方をよく協議し、経営改善に努めたい」と話す。

(2011年2月2日 読売新聞)

4480チバQ:2011/02/03(木) 23:51:02
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102030053.html
可部―旧河戸間を復活方針 '11/2/3

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 広島市が、廃止されたJR可部線の可部―旧河戸間(安佐北区)を電化で復活させる方針を固めたことが2日、分かった。2011年度着工に向け、当初予算案に関連経費を計上する。事業者となるJR西日本も11年度の早い時期に経営会議に諮り、事業化を最終判断する。実現すれば、JRが廃止路線を復活させる全国初のケースとなる。

 市とJRは13年度までの完成を目指す。市は11年度当初予算案に実施設計と工事の関連経費を計上する方針を決めた。現在は、新設する駅の構造や市と国が大半を負担する工事費ついてJRと詰めの協議をしている。同社は「沿線住民の利便性向上のため、市など関係機関と協議を進め、できるだけ早い時期に合意したい」と説明している。

 現在の終点である可部駅からの電化延伸は、旧河戸駅地区までの約2キロが対象となる。新駅は2カ所設置し、旧河戸駅周辺、可部駅との中間点を予定する。敷地は廃線敷を活用し、通信ケーブルなど不要な既存設備は撤去する。


 JR西日本は10年12月、11年度の着工を想定した環境影響評価の実施計画書を市に提出。市は10年度、延伸区間の基本設計経費約5千万円を充てた。

 市から委託を受けたJRが3月末までに測量結果など基本設計の一部を提出する予定だ。これを受け両者が合意に向けた最終協議をした上で、JRは幹部による経営会議に諮り、事業化するかどうか決断する。

4481チバQ:2011/02/04(金) 12:20:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110202-OYT8T01044.htm
長電屋代線の廃止決定

協議会多数決、3票差で

多額の赤字を抱える長野電鉄屋代線の存廃について、長野市など沿線自治体や関係者らが議論する「長野電鉄活性化協議会」が2日開かれ、多数決の結果、小差で廃止が決まった。屋代線は新年度以降に約90年の歴史を終える。長野電鉄の廃線は、2002年の木島線(信州中野―木島)以来。

 協議会は昨年11月、事務局の長野市が〈1〉引き続き増便などの実証実験を実施〈2〉存続検討のため運行を一時休止し、バスを代替運行〈3〉廃止してバスを代替運行――の3案を提示。委員から「今決めるのは拙速」とする反発が相次いでまとまらず、結論を持ち越していた。

 一方、長野市若穂地区などの沿線住民は、実証実験の継続などを求める要望書を提出し、住民集会を開くなどの活動を展開。沿線3市(長野、須坂、千曲)の市議有志による議員連盟も発足し、運行継続を求める声は大きくなった。

 この日も、「住民の自己負担も考えたい。結論を出さないでもう少し時間を下さい」(星沢重幸・若穂地区住民自治協議会長)、「万策尽きたわけではない。沿線が必要と言っているものを廃止する権限があるのか」(古平浩・東北大大学院研究員)など結論を延ばすよう求める声もあった。だが、事務局側は、国の総合連携計画の見直し手続きを理由に、この日の採決を求めた。

 採決では、協議会長の酒井登・長野市副市長を除く26人が、3案から無記名投票。その結果、「廃止」が14票、「実験継続」が11票、白紙が1票で、廃止が過半数だった。結果を受け、古平委員は住民代表の委員を沿線市幹部が務めている点を問題視して委員を辞任。星沢委員は「何とか残したいという一心できたから、極めて残念。こんなに簡単に廃止していいのか」と憤った。酒井会長は「社会的利益が一番優れているということで決めていただいたのでは」と話した。

 今後は、協議会で代替バスの路線や停留所、運行主体などを決めた後、長野電鉄が国土交通省に廃止届を出す。バス代替でも7000万円ほどの赤字が出る見込みで、3市などが負担する方針。

 協議会副会長の笠原甲一・長野電鉄社長によると、屋代線の廃止で会社全体では赤字が数千万円圧縮できるといい、できるだけ早く廃止届を提出したいとしている。笠原副会長は「冬季五輪の1997年度に比べ、乗客が会社全体で3分の2に減る中、毎年1億数千万円の赤字が出ているところを運行できない」と述べた。

(2011年2月3日 読売新聞)
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4482チバQ:2011/02/04(金) 22:08:32
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2011/02/2011_129678212684.html
利用低迷の阿佐東線 乗客増へ妙案公募 2011/2/4 10:15

 県や海部郡3町などでつくる阿佐東地域公共交通懇話会は、阿佐海岸鉄道・阿佐東線(海陽町−高知県東洋町)の利用促進を図るアイデアを全国から募集している。これまでにもイベント列車を運行するなどさまざまな促進策を打ち出してきたが、利用者の減少に歯止めがかからず、鉄道ファンらの知恵を借りることにした。

 列車や駅舎を活用したイベントや話題づくりのほか、関連商品の開発など利用客増や収益増加につながるアイデアを受け付ける。実現可能なアイデアは来年度中の実施を目指す。

 募集は、懇話会や阿佐海岸鉄道などのホームページ(HP)で1月末から開始。2月中旬に全国発売される鉄道雑誌にも募集広告を掲載して鉄道ファンに広く呼び掛ける。

 懇話会は2009年度から利用促進に向けた事業計画を策定し、クリスマスにちなんだイベント列車や沿線の景色を楽しむ臨時列車などを走らせてきた。しかし、イベント時に一時的に乗客が増えても平常時への波及は少なく、斬新なアイデアを寄せてもらうことで、さらに利用者を増やしたい考えだ。

 阿佐東線の利用者数は、1991年度の開業時の約17万7千人をピークに、人口減少やマイカー普及などで年々減り続けている。2008年度には鉄道区間を通る路線バスの通学定期運賃の割引も影響し、前年度比25%減の約5万3千人に、09年度は約4万2千人に落ち込んでいる。

 応募は1人何件でも可能で、応募用紙はHPから入手できる。採用された人には1万円相当の海産物か、阿佐東線の車両で使われていた行き先案内板や座席などの備品を賞品として贈る。締め切りは3月22日(必着)。問い合わせは同鉄道<電0884(76)3701>。

【写真説明】阿佐東線の車両。低迷する利用を増やすため、アイデアを全国から募集している=海陽町の同線車庫

4483荷主研究者:2011/02/06(日) 11:40:17

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110123/CK2011012302000099.html
2011年1月23日 中日新聞
サイクルトレインの利用いまひとつ 松本電鉄上高地線

松本電鉄のサイクルトレインの車内。駐輪スペースと一般乗客の間は柵で仕切られている=松本市で

 健康志向や環境保全意識の高まりで、近ごろ自転車がブーム。これに伴い、電車内に自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン」が各地で広がりを見せている。松本市の松本電鉄上高地線は2005年に試験的に導入したが、利用状況はいまひとつというのが現状。「健康寿命延伸都市」を掲げ、自転車の積極利用をすすめる市には、この好機に積極的な取り組みが求められそうだ。

 上高地線では、平日の通勤時間帯を除くすべての運行列車がサイクルトレインとなっており、通常の運賃で自転車を持ち込むことができる。ただし、前日までに新島々駅か波田駅に予約連絡する必要があるほか、両駅と西松本駅しか乗降できない。

 実際にサイクルトレインに乗ってみた。事実上の始発駅となる無人の西松本駅で、愛用の自転車を抱えて乗車。列車最後部に3〜4台ほど入る駐輪スペースがあり、一般乗客と自転車が接触しないよう柵で仕切られていた。終点の新島々駅に到着すると、利用を証明する「登録証」が手渡された。

 松本電鉄は、自転車を使って駅から離れた場所に足を伸ばしたいという地域住民や観光客の要望を受け、サイクリングトレインを導入。当初は新聞などに取り上げられ、団体客の利用もあったが、最近はめっきり少なくなった。「ここ1カ月の利用状況はたった1人」と同社。

 長野、須坂、千曲の3市などでつくる長野鉄道活性化協議会は昨年7月、長野鉄道屋代線でサイクルトレインの運用実験を1カ月間実施した。利用者アンケートでは「朝の通勤時間帯に利用できるとよかった」との声が多かったという。

 通勤で混雑する車内で駐輪スペースをいかに確保するか課題もあるが、松本市は職員のマイカー出勤自粛を昨年から実施しており、市の理念が広く浸透すれば、通勤時間帯の運行の需要が高まる可能性がある。

 自転車専用レーンも設置し、市民の自転車の利用を後押しする市にとって、サイクルトレインを活用しない手はない。まずは松本電鉄や健康にかかわる団体などと連携し、盛り上げていくことが必要ではないか。

 (佐野公彦)

4484荷主研究者:2011/02/06(日) 12:06:40

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101210014.html
'11/1/21 中国新聞
可部線の廃線敷活用が進まず
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20110121001401.jpg

 広島市安佐北区に残るJR可部線の廃線敷の活用が進まない。市が自転車歩行者道整備や防災対策への活用を盛り込んだ再生ビジョン「可部線メモリアル街道」を策定して3月で5年。市は財政難や安全対策に時間を要することを理由に挙げる。整備スケジュールは不透明なままで、沿線住民は実現を不安視する。

 太田川沿いに位置する今井田地区。50〜150センチかさ上げしてある廃線敷は、地区を600メートルにわたり分断する。住民は自主的に草刈りするが、高齢化が進む地域には負担だ。

 2003年11月の可部―三段峡間廃止を受け、市は06年3月にビジョンを策定した。JR西日本から無償譲渡された安佐北、佐伯区の廃線敷18キロが対象。10年程度で完成を目指す短期案と、さらに検討を加える中長期案に分けてまとめた。

 短期案の柱である自転車歩行者道(12キロ)の当初の概算事業費は5億円。一部をレールの売却益で賄う。現時点で整備済みは190メートルだけ。

 一方、廃線敷は約7年放置され、傷みが目立つ。市は09年度、安全性を確認する調査を実施。その結果、補修が不可欠なひび割れなどが52カ所見つかった。落石防止の追加調査も必要と判明した。

 こうした状況に、飯室地区連合自治会の元木禎宏会長(74)は「地元の関心が低い自転車歩行者道にこだわるより、駅跡地を活用した広場整備などを進めた方がいい」と漏らす。沿線地域を結い直す夢を託したビジョンが、かすんでいる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20110121001402.jpg
【写真説明】今井田地区の廃線敷。地区を分断し、草刈りなどで住民への負担を強いる

4485荷主研究者:2011/02/06(日) 13:13:03

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/270218.html
2011年01/26 09:09 北海道新聞
札幌の地下鉄・バスに「キタカ」 13年度導入で合意

 札幌市とJR北海道、JR東日本は25日、JR北海道のICカード乗車券Kitaca(キタカ)とJR東日本のSuica(スイカ)の札幌市営地下鉄などでの利用を、2013年度中に開始することで合意したと発表した。地下鉄、路面電車、バスでの利用や券売機でのチャージが可能になる。一方、札幌市のICカード乗車券SAPICA(サピカ)でのJR利用は協議を継続する。

 利用可能となるのは、スイカと相互利用をすでに行っているICカード乗車券で、キタカとスイカに加え、首都圏私鉄、バスのPASMO(パスモ)など8種類となる。

 市は、市営地下鉄の関係機器改修に必要な費用約5億5千万円など、導入にともなう受け入れ経費は全額負担する方針。

4486チバQ:2011/02/07(月) 00:04:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110206t75001.htm
臨時はやて「新白河−新青森」再び 来月5日1泊ツアー
 JR東日本は、福島県内から乗り換えなしで東北新幹線新青森駅までを結ぶ「はやて」を使った1泊2日のツアーの第2弾を企画した。3月5日出発で、参加者を募っている。
 ツアー初日は、新型車両E5系「はやぶさ」の運転開始日。現在、新青森まで直通の新幹線が停車しない福島県内の人たちにも青森旅行への関心を高めてもらおうと、仙台支社が昨年12月の第1弾に続いて企画した。
 臨時列車は新白河を午前8時38分に出発後、郡山―くりこま高原の6駅に停車した後、新青森方面へ向かう。青森県内でのコースは六つあり、第1弾で好評だったものに、リゾート列車「あすなろ」で下北半島を巡るコースを新たに加えた。
 料金は宿泊費と食事代(3〜4回)込みで2万8700〜7万500円。定員は440人。びゅうプラザなどで受け付け、定員に達し次第締め切る。
 連絡先はJR東日本びゅう予約センター0570(04)8950。


2011年02月06日日曜日

4487チバQ:2011/02/08(火) 20:42:53
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30115
新大阪直通新幹線「来春以降の増便検討」 JR西日本
(2011 02/08 06:30)
JR西日本の嶋哲久福岡支社長は7日、福岡市で記者会見し、3月の九州新幹線全線開業に伴い運行を始める鹿児島中央、熊本と新大阪間の直通新幹線について、「来年春以降の増便を検討したい」との意向を表明した。
 直通列車は全線開業時、鹿児島中央発着29本、熊本発着1本の計1日30本が運行され、鹿児島中央−新大阪を最速3時間45分で結ぶ。
 同社新幹線管理本部副本部長も務める嶋支社長は「需要としてはもう少しあるのではないか。増やせるのなら増やしたい」と述べ、利用客の動向や全体の輸送力を見ながら、今年夏ごろから検討に入るとの考えを示した。
 JR西日本とJR九州によると、直通列車に使用されるN700系車両は、西日本が19編成、九州が10編成投入する。全線開業時点で、九州の10編成はすべてそろうが、西日本は9編成にとどまり、残る10編成は来年春までに投入される見通し。

4488チバQ:2011/02/08(火) 20:44:18
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110208/fkk11020802040001-n1.htm
指定席料金、有料に 九州新幹線全線開業で小倉〜博多間の特例廃止
2011.2.8 02:04
 JR西日本は7日、九州新幹線全線開業(3月12日)に伴い、小倉から博多までの「ひかり」「こだま」に自由席料金で指定席に乗ることができる特例を廃止する、と発表した。博多止まりの新幹線本数が減り、博多以南に向かう列車本数が増えるため。

 小倉−博多間は山陽新幹線下りの最終区間で、同区間の自由席が利用者数に比べて少なかったことから昭和58年、自由席特急券で指定席に座れる特例措置が始まった。

 同区間の指定席料金は3100円(運賃含む)だが、これまで特例で自由席料金2050円(同)で指定席に座れたため、北九州市から福岡市に向かう通勤客らを中心に定着してきた。

 今回、九州新幹線全線開業で、博多止まりの「ひかりレールスター」(下り)が現行の19本から10本に減少。小倉から博多を経て博多以南に向かう九州新幹線「さくら」が13本新設されることから、「特例措置の使命は終わった」(嶋哲久・JR西日本福岡支社長)として廃止に踏み切る。嶋支社長は「小倉駅や車内放送で、特例廃止の周知をしていく」と語った。

 同様の特例は、東海道新幹線上りの新横浜−東京間で朝の通勤時間帯に限って導入されている。

4489チバQ:2011/02/09(水) 20:51:32
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110209/CK2011020902000114.html?ref=rank
北陸新幹線の小浜ルート決断先決 嘉田知事「米原ルート」けん制
2011年2月9日


 北陸新幹線の敦賀(福井県)以西のルート整備問題で、滋賀県の嘉田由紀子知事は8日の定例会見で「まず小浜(同)ルートをどうするのか。福井県と京都府、大阪府で決断する必要がある。滋賀県は協議に乗る段階でない」と述べ「米原ルート」に前向きな大阪府の橋下徹知事らをけん制した。小浜ルートは全国新幹線鉄道整備法の整備計画に盛り込まれている。

 敦賀以西をめぐる議論では、1973(昭和48)年の整備法が定めた「小浜ルート」のほか、琵琶湖西岸経由で京都市に至る「湖西ルート」、東海道新幹線の米原に接続する「米原ルート」が取り上げられている。

 嘉田知事は「まず小浜ルートについて決断するファーストステップを経た上で、次の段階に進むべきだ」と主張。建設費の3分の1が求められる地元負担や経営分離される並行在来線の経営にも懸念を示した。

 さらに知事は、2006年の知事選で争点になった栗東市の新幹線新駅問題も挙げ「住民に知られないうちに進んだ結果、ああいう結果(新駅凍結)になった。同じ轍(てつ)を踏まない」と断言。「住民周知のもとで情報共有していきたい」と述べた。

 8日に近江八幡市内で開かれた県自治創造会議では「米原ルート」の沿線首長から「県政を揺るがすような問題。市町にも意見を聴くべきだ」との発言が相次いだ。 (木原育子)

4490チバQ:2011/02/10(木) 21:13:25
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011021090165519.html
名駅前の小学校跡地入札を中止 名古屋市、リニア見据えキープ
2011年2月10日 17時03分


 JR名古屋駅に近い好立地から、開発の行方が注目されていた旧名古屋市立新明小学校(中村区名駅3)の跡地の売却を、市が中止したことが分かった。JR東海のリニア中央新幹線構想を見据え、市総務局の担当者は「名駅前でまとまった市有地は貴重。今売却するより、持っていることに価値がある」と話している。

 名古屋駅東側の商業地にある新明小は、昨年春に統合された。跡地の約半分にあたる2400平方メートルの売却が昨年12月に公告され、2月3日に入札予定だった。最低売却価格は10億2295万円を予定していたが、公告の1週間後に入札中止が決まった。

 異例の入札中止の背景には、リニア中央新幹線構想がある。市は、国の交通政策審議会中央新幹線小委員会がまとめた中間報告が理由、と説明する。リニアのターミナル駅が単なる駅機能にとどまらず「駅周辺整備や駅関連空間の高度利用が積極的に図られることが望まれる」との付帯意見が盛り込まれたためだ。

 市総務局の堀場和夫企画調整監は、東京−名古屋間の開業目標の2027年に向けて「周辺の街づくりやターミナル機能の強化が必要で、方向性が明確になるまで売却を停止した」と話す。「用地買収で代替地の必要性も出てくる。一大プロジェクトを円滑に進めるのに、あの土地は欠かせない」とする。

 JR東海は、リニアの駅を東海道新幹線のホームの直下に設ける試算を示しているが、具体的な場所や周辺整備案は明らかにしていない。

 名駅前では、大名古屋ビルヂングや名古屋ターミナルビルが建て替えられるなど既存ビルの再開発計画が進む。

 新明小跡地周辺は飲食店が増えており、地元の不動産業者は「駅前はもともと更地の売り物件が少ない。資金力のある企業には魅力ある土地」という。これまで、マンションやホテル、学校法人などが関心を寄せていると言われていた。

(中日新聞)

4491チバQ:2011/02/10(木) 21:32:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110210-OYT8T00087.htm
停車駅問題など前進せず

知事、国の姿勢に不満
 北陸新幹線(長野―金沢間)の整備事業で、泉田知事が9日、建設負担金を新年度当初予算案に支払い分を盛り込まない方針を示したのは、停車駅問題などで、国側との協議が一向に進まないことに業を煮やしたためだ。今後の状況次第では、目標の2014年度開業に影響が出る可能性もある。

 同日の定例記者会見やその後の記者団の取材に対し、国交省や事業主の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)の姿勢を批判して、「県民の税金を充てるのはあり得ない」と強い口調で述べた

 同新幹線の建設を巡っては、当初、1423億円とされた県の建設負担金について、同機構が09年2月、220億円の増額を県に通知。その根拠について十分な説明がないうえ、県が主張する県内駅の全列車停車も結論が出ておらず、知事は支払い協定の破棄を同機構に通告した。

 泉田知事はこの日の定例記者会見で、この問題について「停滞している」と不満を示し、「(当時の)前原国交相と、これから1年間をかけて、信頼関係を高めて話し合いをしましょうと(09年12月に)合意したが、それから1年が経過しても、話し合いの機会が設けられなかった」とした。

 さらに、09年11月に建設負担金の支払い協定の破棄を機構に通告したことなどから「(県は建設負担金の)債務を負っていない」と繰り返し、過払いとして建設負担金の返還請求も辞さないというこれまでの姿勢についても「なんら変わりはない」とした。

 同機構から県にこれまでのところ、新年度分の負担額は示されていない。

 国交省によると、これまでに当初予算案に新幹線の建設負担金を盛り込まなかった事例は聞いたことがないという。同省鉄道局施設課の担当者は、「どんな影響が出るのか、今後検討しないと分からない」とした。

(2011年2月10日 読売新聞)

4494チバQ:2011/02/13(日) 11:32:09
http://www.asahi.com/travel/rail/news/SEB201102120016.html
さくら一番列車乗りたい 前日から寝袋、切符購入に笑顔2011年2月13日
 九州新幹線の全線開通まで1カ月となった12日、熊本市のJR熊本駅でも開通初日の指定席が発売された。JR九州熊本支社によると、午前4時半からの整理券の配布には約40人が並ぶほどの盛況ぶり。熊本発の「一番列車」を手にした人からは、喜びの声が上がった。

 熊本駅に列を作った人のお目当ては、3月12日午前6時の熊本発新大阪行き「さくら544号」の指定席。1番先頭にいた熊本市の会社員、峯浦憲光さん(41)は前日の午後6時半から寝袋を持参し、小雪がちらつくなか夜を徹して待った。

 早々に整理券を受け取って希望を告げたものの、「不安で仕方なかった」と峯浦さん。みどりの窓口で職員が午前10時の発売にあわせて予約端末を操作するが、他の駅などからも同時に行われるため、確実に手にできるかわからないからだ。

 発売15分後、窓口近くで待機していた峯浦さんの携帯に職員から「吉報」の連絡が入り、そのまま切符を購入。当日は鉄道愛好会の仲間と乗るといい、「日帰りでも十分遊べますからね。まずは切符入手が優先だったので、これからプランを考えます」と満面の笑みを見せた。復路は長男(3)と同じ名前の「みずほ」で帰るという。

 JR九州によると、「さくら544号」は約1分30秒で完売。熊本駅の受付分では計30席が確保できた。堀雄二駅長は「取ることができて良かった。(新型車両)N700系を存分に味わってほしい」と話した。(塩入彩)

4495チバQ:2011/02/13(日) 11:34:57
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0212&f=national_0212_074.shtml
韓国KTXに問題多発、4カ月で7回…「輸出に赤信号」=韓国
2011/02/12(土) 14:35


  韓国の高速鉄道KTX山川が11日、京釜高速線光明駅の近くで脱線した事故で、線路転換器システムの誤作動が原因だった可能性が高いという。しかし、過去4カ月の間に7回の故障や事故があったことが明らかになり、メディアは「乗客が不安」、「輸出に赤信号」などと伝えた。

  韓国鉄道公社コレールは11日午後5時に会見を行い、「線路転換器システムの誤作動と推定される」と発表した。車両に欠陥(けっかん)があった可能性は低いとみているが、頻繁(ひんぱん)に発生する誤作動や故障を懸念する声が高まり始めた。

  11日の脱線事故を含め、2010年10月からモーター・ブロックの誤作動・客室の暖房機の故障・動力装置の故障・ブレーキシステムの不具合・バッテリーの故障などのトラブルが続き、安全性の問題に不安がつのる一方だ。2011年に入ってからすでに3例目となる。

  韓国メディアは「相次ぐ事故で乗客に不安を与えている」と指摘。「今回脱線したKTX山川は海外進出のために野心を持って開発された韓国型高速列車だが、国内でさえそっぽを向く状況に懸念が高まる」と述べ、「海外進出に赤信号」と厳しい見解を示した。

  このように、韓国国内でもKTXの安全性に懸念を示す声は多い。メディアは高速鉄道に関心を持つ米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事(当時)がKTXを試乗したことに触れ、「アメリカやブラジルなどがKTXに関心を持っているため、今回の脱線事故の原因が車両の欠陥によるものとなれば輸出にも悪影響を与える」と懸念を示した。(編集担当:金志秀)

4496チバQ:2011/02/13(日) 11:36:28
http://www.chosunonline.com/news/20110212000012
KTX脱線事故:ポイント故障が原因か、欠陥説も(上)
KTX 11日に京畿道の韓国高速鉄道(KTX)光明駅で列車が脱線した事故を受け、政府と民間の鉄道専門家による合同委員会が事故原因の調査に着手した。事故を起こした車両は、韓国が開発した「KTX山川」だ。事故原因について、韓国鉄道公社(KORAIL)は、「車両の欠陥ではなく、ポイントの問題で一部車両が脱線した可能性が高い」と説明した。しかしこのところ、KTX山川は相次いで故障を起こしていることから、欠陥に対する不安感が高まっている。


■ポイント故障が有力


 KORAIL信号制御処のソン・ヒョンサム部長は「列車がポイントを通過する際に事故が起きていることから、ポイント故障とみている」と話した。鉄道専門家でサムスン物産顧問のカン・ギドン氏は「列車が線路を移動する際、レールを動かさなければならない。そのためにはレールを動かす動力装置が必要だが、その装置にトラブルがあった可能性がある」と指摘した。


 一方、KTX山川の車両に欠陥があった可能性も指摘されている。同型車両は、これまでさまざまな故障を起こしてきた。今月6日午後1時50分ごろ、釜山駅からソウルに向かう予定だった同型車両は、バッテリー故障で発車時刻が13分遅れた。先月31日には馬山発のKTX山川がブレーキ異常を起こし、54分の遅れが出た。このほか、昨年10月13日には主要伝動装置のモーターブロックが故障し、韓国最長の金井トンネル(20.3キロ)を走行中に列車が止まるという事故も発生した。

http://www.chosunonline.com/news/20110212000013
KTX脱線事故:ポイント故障が原因か、欠陥説も(下)
 KORAILの関係者は今回の事故について「車両欠陥の可能性はほとんどない」と説明した。ただし、鉄道専門家は「今回の事故で車両自体に問題があった可能性は低いと思われるが、車両の小さな問題が重なり、事故原因につながった可能性を否定することはできない」と指摘した。


 また、KTXの運転士による不注意について、専門家は「駅に接近すると運転は自動に切り替わるため、運転士のミスの可能性は小さいが、ミスの有無については調査する必要がある」と述べた。


■KTX山川、傷つくプライド


 KORAILはこれまで、KTX山川について、重要部品、システム全体に至るまで韓国の国産技術で設計、開発した最先端の列車だと宣伝してきた。高速走行により起こり得るさまざまな問題を解消するため、故障を探知する自己診断装置、自動列車制御装置(ATC)などを備えた。特に車輪部分には、2両の車輪を連結する「関節台車」方式が採用されており、脱線する可能性は低いとみられていた。


 KORAILの関係者は「関節台車方式を採用していたため、(今回の脱線事故で)車両が完全に編成から分離したり、転覆することなく、やや傾くだけで済んだ」と説明した。


キム・ミンチョル記者

郭彰烈(クァク・チャンリョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

4497チバQ:2011/02/13(日) 12:50:34
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201102100521.html
青い森鉄道が7便増便 JR乗り継ぎ改善 3月改定2011年2月11日
 青い森鉄道は10日、東北新幹線やJR線との乗り継ぎを改善し、上下線合わせて7便を増便するなどのダイヤ改定(3月12日付)を発表した。東北新幹線で東京から八戸に着いても青い森鉄道の終電時間を過ぎていたり、約1時間待ちだったりするケースがあり、「利用者から非常に不便との声が多かった」という。

 青い森鉄道によると、東京発八戸着の午前11時32分、午後9時、同10時の3本の新幹線に、7〜15分後に三沢方面に向かう下り列車を設定した。これまでの下りの終電は午後9時40分八戸発だったので、午後10時に八戸に着く新幹線からは乗り継げなかった。

 また青森―浅虫温泉間も1日1往復増やすほか、通学時の混雑を緩和するため午前6時49分に三沢を発ち、同7時9分に八戸に着く臨時便を定期化する。

4498チバQ:2011/02/17(木) 00:33:47
>>4415>>4463-4464
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20110215-OYT8T01027.htm
存続か廃止か「十分協議を」

赤字膨らむ樽見鉄道


存続が危ぶまれている樽見鉄道(本巣駅で)  大垣市と本巣市を結ぶ第3セクターの樽見鉄道が赤字経営で存廃の岐路に立たされている。財政支援を続けてきた沿線5市町で作る樽見鉄道連絡協議会(会長・藤原勉本巣市長)は2011年度以降の支援のあり方を検討しており、その結論が17日に開催される臨時総会で決まる見通しだ。将来的に廃止される可能性もあり、地元住民の注目が集まっている。(大隅清司)

 「地域の足として欠かせない」「少しでも多くの人が利用して存続させよう」

 先月22日、樽見鉄道の支援の是非を考える市民団体の集会が本巣市内で開かれ、沿線住民約350人から存続を要望する声が相次いだ。出席した樽見鉄道の田中良以(ふみのり)社長は「皆さんの声援は大変ありがたい。あらゆる創意工夫と知恵を出して経営再建に努めたい」と述べた。

 樽見鉄道は同市内にあった工場のセメント輸送で1993年度までは黒字経営が続いていた。しかし、輸送量や利用客の減少などでその後は赤字に転落。5市町はセメント工場が撤退した05年度から赤字を補うために毎年約1億円を支援している。

 同鉄道も列車本数や社員を削減したり、薬草列車などイベント列車を企画したりして改善努力を続けているが、経営悪化に歯止めはかかっていない。昨年度の乗客はピークだった95年度の約100万人から60万人に低迷、累積赤字は約2億3000万円に上り、一部の関係自治体から廃止の声が上がるようになった。

 利用者の多くは高齢者や中高生だ。全19駅のうち12駅がある本巣市の連合自治会は昨年8月、存続を求める要望書を市に提出した。地元住民の一人は「通学だけでなく、買い物や通院に利用する人もいる。生活の足がなくなると本当に困る」と心配そうな表情を見せた。

 これに対し、沿線市町の議員からは「赤字路線に税金をつぎ込むのが正しい行政のあり方なのか」との批判が上がり、一部首長は「支援の再検討が必要」とする消極的な考えを示しているという。新年度以降の支援態勢は当初、先月20日の総会で決める予定だったが、「関係自治体の意見調整がある」として延期されていた。

 抜本的な収支改善策はなく、廃止が決まれば莫大な撤去費用も発生する。本巣市の藤原市長は「これまでも支援打ち切りの話はあったが、今回は予断を許さない状況」とし、「どちらの結論を出すにしても5市町の合意が必要だ」と話す。

 一方、集会を開催した市民団体の樋渡一輝代表(58)は「鉄道は沿線住民の夢や文化を運ぶ交通機関で、地域活性化にも大きく貢献している。支援のあり方については十分に協議をしてほしい」と注文している。

(2011年2月16日 読売新聞)

4499とはずがたり:2011/02/17(木) 17:43:30

上越新幹線の時どうだったんでしょう?高速道路も新幹線も整備が進んだ新潟の癖に我が侭いいやがって。

北陸新幹線:新潟県、建設負担拒否 予算案に盛らず
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110216k0000e010018000c.html

 14年度に開業予定の北陸新幹線(長野−金沢間)の11年度分建設負担金について、新潟県の泉田裕彦知事は16日、当初予算案に計上しないと発表した。多額の負担に見合う受益として県内駅への全列車停車などを求めているが、国土交通省が協議に応じないとして強硬手段に出た。国交省によると、整備新幹線建設で沿線県の負担拒否は例がなく、今後の工事に影響が出る可能性もあるという。

 同新幹線の建設費は国が3分の2、新潟など沿線4県が3分の1を負担する仕組み。県は10年度予算には負担金150億円を計上し、既に約26億円を建設主体の鉄道・運輸機構に支払ったが、残り分の負担も拒む構え。

 負担金軽減を主張し国と対立する泉田知事は09年12月、当時の前原誠司国交相との会談で、1年をめどに課題解決に向けて協議することで合意。だが国交相交代が相次ぎ、1年を過ぎても話し合いの場さえ設けられず、泉田知事は国交省への不信感を強めていた。【小川直樹】

4500チバQ:2011/02/17(木) 22:29:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/273366.html
道新幹線 JR分離方針の函館−新函館間 利用「廃止基準」超す 道が予測(02/17 09:22)

 北海道新幹線の札幌延伸に伴いJR北海道が函館−新函館間(18キロ)を経営分離する方針を示している問題で、同区間についての道の需要予測の概算が16日、明らかになった。1キロ当たりの1日平均利用者数を示す輸送密度は4700〜7200人。国鉄民営化時の路線廃止基準である4千人を超える一方、採算が見込める「幹線」の基準となる8千人は下回った。

 この予測は、国が主な交通機関で5年ごとに実施している旅客流動調査や航空件路線の輸送実績などを基に、札幌延伸後の新幹線利用者を9200〜1万100人と推計。首都圏などで2009年に実施した「道新幹線札幌開業に関するアンケート」の結果から、新幹線利用者の3〜5割が函館駅まで鉄道に乗ると仮定した。これに通勤・通学需要を加えて輸送密度を試算した。

<北海道新聞2月17日朝刊掲載>

4501チバQ:2011/02/17(木) 22:31:12
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011021690225512.html
沿線自治体との協議は4月以降 リニア中間駅でJR東海
2011年2月16日 22時55分

 JR東海の山田佳臣社長は16日、リニア中央新幹線の建設に向け、一県に一駅設ける中間駅の詳細な場所や路線などを沿線自治体に提示して本格的に協議に入る時期について、4月以降になるとの考えを示唆した。

 山田社長は、リニア計画を検討する国土交通相の諮問機関が3月末に最終答申案を出す予定で、各県が議会などで多忙であることを理由に挙げ、「(今は)バタバタと動く時期ではない」と説明した。

 長野県の阿部守一知事から面会を断られている点については「一日も早く会いたいという気持ちは変わらない」と述べた。

(中日新聞)

4502チバQ:2011/02/18(金) 12:29:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110217-OYT8T01038.htm
並行在来線、しなの鉄道に 長野―妙高高原間枠組みまとまる

 2014年度の北陸新幹線(長野―金沢間)開業に伴い、JR東日本から経営分離される信越線(長野―直江津間)のあり方を議論する県や長野市などの「長野以北並行在来線基本スキーム(枠組み)検討委員会」は17日、県内区間の運営主体を第3セクター「しなの鉄道」とするスキーム案をまとめた。

 同案は、軽井沢―篠ノ井間を運営するしなの鉄道には、1997年の開業以来の運行実績があることを理由に挙げた。長野駅以北を単独運行する新会社を設立するよりも、同社が軽井沢―篠ノ井区間と一体的に運営した方が初期投資や運行経費を軽減できるとした。

 運営区間は、長野駅から妙高高原駅(新潟県妙高市)と明記。県内の黒姫駅までとする案も検討されたが、妙高高原駅は県境から約400メートルのため、県内から通学や通勤で利用するケースを考慮した。具体的な負担のあり方や運行方法は今後、長野、新潟両県で協議する。

 ただ、少子化が進む中、長野以北の一体運営がしなの鉄道の経営を圧迫することは確実だ。同案は、初期投資については県や沿線市町村が同社に補助金を出すように求めている。それでも、県の試算では、開業後30年間で約27億円の赤字が生じる。同案は「地域住民を中心とする主体的な取り組みによる利用拡大を目指す」と、利用者側にも努力を求めた。国やJR東日本にも新たな支援策を求めるとしている。

 同案は、意見募集などを経て、3月下旬に正式決定される。4月以降、県と沿線市町で構成する「長野以北並行在来線対策協議会」(会長=阿部知事)が、これを基により詳細な「基本計画」を策定し、14年度中の開業を目指す。

(2011年2月18日 読売新聞)

4503チバQ:2011/02/19(土) 22:42:05
>>4220-4221
おっ、内装はいい感じだ。ちと前言撤回します
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=30442
鹿児島湾向き座席、“白い煙”も JR九州「いぶたま」公開
(2011 02/19 15:15)

鹿児島湾側を向くように配置された「指宿のたまて箱」の座席=19日、北九州市門司区の九州鉄道記念館 JR九州は19日、九州新幹線全線開業と同時に運行が始まる指宿枕崎線の観光特急「指宿のたまて箱」を北九州市門司区の九州鉄道記念館で初公開した。鹿児島湾側の座席は窓を向いて配置され、さながら“海をめでるリゾート列車”。乗降口からは、玉手箱の煙に見立てた白いミストが勢いよく噴き出した。
 2両編成で、車体は鹿児島湾側が白、山側が黒の2色に塗り分けられている。愛称の「いぶたま(IBUTAMA)」の文字などは金色で落ち着いた雰囲気。車内には、指宿に関する本を並べた書棚やカウンターもある。客室乗務員も乗り込み、観光案内や車内販売を行う。
 20日まで同記念館で一般公開された後、指宿枕崎線で試運転、3月上旬には鹿児島でもお披露目される予定。
 鹿児島中央−指宿間を毎日3往復する。全車指定席、料金は鹿児島中央−指宿間が片道2070円。

4504チバQ:2011/02/19(土) 22:53:57
>>4502
http://www.shinmai.co.jp/news/20110218/KT110217ATI090023000022.htm
長野以北在来線、「しなの鉄道」が妙高高原まで 検討委が基本案決定
2月18日(金)



 2014年度中の北陸新幹線長野−金沢間開業に伴い、経営分離される予定のJR信越線長野−直江津間について、長野以北並行在来線基本スキーム(枠組み)検討委員会(座長・柳沢吉保長野工専教授)は17日、経営主体を県の第三セクターしなの鉄道(上田市)とする基本スキーム案を決定した。新潟県妙高市の妙高高原駅を利用している長野県民もいるため、経営区間は「長野−妙高高原間」と設定。今後、新潟県側と協議する。

 基本スキーム案は経営主体や区間、初期投資の在り方など9項目。しなの鉄道は現在の篠ノ井−軽井沢間と、長野−妙高高原間を一体的に運営するとした。その上で、開業後30年間で最大148億円の赤字になるとの収支予測も示し、篠ノ井−軽井沢間の沿線自治体の負担増を回避する必要性を指摘。県がレールなどを保有する「上下分離方式」も検討するとした。

 同検討委の委員を務める浅海猛しなの鉄道社長はこの日、取材に「(長野以北を)引き継ぐかどうかは白紙。安定した経営ができる仕組みがないと会社として判断できない」と話した。

 同検討委を設置した長野以北並行在来線対策協議会(会長・阿部守一知事)は18日に基本スキーム案への意見公募を始め、27日以降に沿線市町で住民説明会を開催。3月中に正式決定する。来年度は新潟県やJR、しなの鉄道との協議を本格化させ、経営の基本計画づくりなど開業準備を進める。


http://mytown.asahi.com/areanews/nagano/TKY201102170460.html


長野以北の信越線、しなの鉄道が運営へ 新幹線開業後
2011年2月18日

 北陸新幹線金沢延伸に伴い、2014年度にもJR東日本から経営分離される信越線の長野以北の区間の枠組みを話し合う「長野以北並行在来線基本スキーム検討委員会」が17日開かれ、しなの鉄道(上田市)がこの区間を一体運営することなどを盛り込んだ基本スキームを決定した。18日から1カ月間、県民意見を募った上で、3月下旬にも正式決定する。

 基本スキームでは、JRから分離される信越線の長野―直江津(新潟県上越市)間(75キロ)のうち、長野―妙高高原(同県妙高市)間(37.3キロ)を県の経営区間とし、軽井沢―篠ノ井(長野市)間を運営するしなの鉄道が一体運営することとした。

 また、沿線の市町や地域住民による利用促進や、県による鉄道施設の保有といったしなの鉄道に対する負担軽減策を検討していくとした。

 県によると、県内区間の乗車人員は1日あたり1万4881人。今後、新幹線開業や人口減などで、さらに厳しくなることが予想される。開業後30年間で最大171億円の赤字が見込まれており、県はしなの鉄道による運営や初期投資の軽減などで安定運営につなげたい考えだ。

 委員からは「経営側は独立採算をとるつもりでやるべきだ」「沿線は豪雪地帯なので、除雪にかかる費用を配慮してほしい」などの意見や要望が出た。

 会議に出席した阿部守一知事は「地域に不可欠な足なので、取りまとめて頂いた方向性で取り組みたい」などと述べた。(上田悠)

4505諸無二:2011/02/19(土) 23:52:06
今晩は
鉄道スレは恐らく初めてのカキコです
新幹線開業ラッシュですが、並行在来線、新幹線駅からそれた地域の未来を想うと暗澹たる気持ちです
あの阿久根も通るおれんじ鉄道は日野市という事です
青い森鉄道も18きっぷは素通りのみ追加料金無しでOKとの話できっぱー大歓喜ですが
地元にお金は落ちません
ひたすら移動!移動!な方も多いきっぱーの皆さんは
追加料金をさけ、途中下車はあまりしないでしょう
地方私鉄も長電須坂線廃止で、また友達の訃報を聞いたような寂しい思いです

地図から鉄道が消えるという事を議員のみなさまはどうお考えなのでしょう…

4506諸無二:2011/02/19(土) 23:52:56
>>4505
日野市→火の車

4507チバQ:2011/02/20(日) 11:35:08
>>4498
樽見鉄道、支援2年継続
2011年02月18日


存廃の結論が出ず、1カ月延期して行われた臨時総会。2年間は支援を続けることが決まった=本巣市役所

 赤字続きで廃止が検討されていた第三セクター樽見鉄道(大垣―樽見間34.5キロ)が当面は存続することになった。大垣市や本巣市など沿線5市町でつくる連絡協議会は17日の臨時総会で、2011〜12年度の2年間、年約1億円を支援することを決めた。


 5市町の首長らが参加した協議会は、地域公共交通を重視する国が支援を手厚くすることを検討しているため、2年間は様子を見ることでまとまった。ただ、支援継続に消極的な考えも根強い。大垣市の小川敏市長は、「赤字補填(ほてん)はしない」という国の方針に触れ、「これ以上の支援は難しいと思う」と意見した。


 各市町の年間支援額の上限は、本巣市6424万円、大垣市1500万円、瑞穂市1千万円、揖斐川町876万円、北方町200万円と決まった。


 協議会の決定を受け、樽見鉄道の田中良以(ふみのり)社長は「通学や通院で使ってくれた市民の声が届いたのだと思う。地域振興の一端を担う責任を果たすため、しっかりとふんどしを締め直していきたい」と話した。


 協議会は、樽見鉄道に対し、セメント輸送の廃止で鉄道の赤字が膨らんだ05年度から年1億円の支援を続けている。樽見鉄道は、経営改善計画を立てて社員の削減や運賃値上げをしたが、乗客数の減少で収入が伸びず、毎年約1億円の赤字経営が続いている。(贄川俊)

4508荷主研究者:2011/02/20(日) 12:46:13

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110204/CK2011020402000100.html
2011年2月4日 中日新聞
6750系がさよなら運転へ 名鉄瀬戸線を四半世紀走る

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/PK2011020402100049_size0.jpg
今春に引退する6750系車両=名鉄瀬戸線で

 名古屋鉄道は3日、瀬戸線で四半世紀にわたって活躍してきた6750系が今春引退すると発表した。さよなら運転を20日に行う。

 1986年に瀬戸線専用車両として登場。「つり掛け式」と呼ばれる旧式の駆動方式で、走行時に独特の重低音が鳴り、ファンも多い。一時は6編成あったが、老朽化で現在は2編成。2月下旬に1編成となり、春までに完全に引退する。

 さよなら運転は尾張旭駅から喜多山−尾張瀬戸間を折り返し、車両検査をする尾張旭検車区に向かい、撮影会やグッズ販売がある。200人限定で参加費は全線1日乗り放題のフリーきっぷ付き大人3500円。事前申し込みが必要。

 はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、希望人数(1枚につき2人まで)を記入し〒450 8501 名古屋鉄道営業部6750系さよなら運転係へ。締め切りは8日消印有効。多数の場合、抽選。

 また、19日〜6月30日まで記念乗車券を発売する。尾張瀬戸駅と喜多山駅からの乗車券670円分で、車両写真や形式図がデザインされている。主要駅で計3000セットを売る。

 (村瀬悟)

4509荷主研究者:2011/02/20(日) 12:50:47

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110204/CK2011020402000138.html
2011年2月4日 中日新聞
モダンな交通玄関口 高岡ステーションビル

高岡ステーションビル外観のイメージ図(高岡市提供)

高岡市長定例会見 イメージ図を披露

 高岡市の高橋正樹市長は三日の定例会見で、JR高岡駅隣にあり、解体して二〇一四年完成予定の「高岡ステーションビル」や、駅南北入り口を結ぶ自由連絡通路の内装のイメージ図を披露した。ビルの外観はガラス張りで、地域交通の玄関口にふさわしいモダンな雰囲気の建物にする。(佐久間博康)

 ビルや通路は市が進める駅周辺再開発事業の一環。ビルは延べ約四千三百平方メートル。一階部分は、路面電車の万葉線が乗り入れる交通広場、二階部分は物販などの店舗、三階部分はビルの管理会社高岡ステーションビルの事務所が入る。駅前広場側の外壁はガラス張りにし、建築材としてアルミを多用する。

 高橋市長はビルについて「モダンで清潔なイメージに変わるのはうれしい。北陸新幹線開業に向けて、にぎわいある町づくりのきっかけになると期待する」と述べた。ビルは来年三月に解体工事を始め、一四年三月に完成予定。

 一一年中の完成を目指している自由連絡通路は、長さ約百メートル、幅十二メートル。地元の伝統工芸の鋳物と漆の技術を駆使した部材を使った案内標識を設ける。

 市は、通路の愛称と南口、北口の名称を十五日〜三月十四日まで募集する。応募の問い合わせは、市駅周辺・新幹線対策課=電0766(20)1409=へ。

4510チバQ:2011/02/21(月) 20:49:44
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20110220-739293.html
逆転の発想?狭い先頭車に極上空間

 3月5日にデビューする東北新幹線の新型車両E5系「はやぶさ」の高級席グランクラスは「ファーストクラス並みのサービスと快適さ」(JR東日本)が売りだ。長いノーズで客室スペースが狭い先頭車両を、逆転の発想で極上の空間に仕上げた。

 グランクラスは新青森方向の先頭(10号車)にある。長さ26・5メートルの車両は先端のノーズ部分が15メートルほどを占め、客室部分は3分の1の8・7メートルしかない。通路を挟んで両側にそれぞれ1〜2席配置された白い革張りの豪華座席が、縦に6列並んでいる。前のシートとの間隔はグリーン車より14センチ広い1メートル30センチ、座席幅も4・5センチ広い52センチ。

 グリーン車の利用客から「もっとゆとりある空間を」と要望が相次いだことが開発のきっかけになった。JR東日本の担当者は「デッドスペースが大きく使い勝手の悪い先頭車両を、逆に豪華な空間にしようと考えた」と明かす。

 青森県出身者も含む13人のアテンダント(女性乗務員)が当面は2人ずつ交代で乗務し、サービスに当たる。東北ゆかりの食材を取り入れた軽食や飲み物、アルコールは無料。新聞や雑誌、毛布、スリッパもある。

 東京から新青森までグランクラスに乗ると、運賃と特急料金、特別料金を合わせ2万6360円。グリーン車より5000円高い。5日から1カ月先の切符販売が始まり、平日分も含め人気が殺到している。(共同)

 [2011年2月20日19時16分

4511チバQ:2011/02/21(月) 23:22:15
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20110221000069
乗ればそこはもう嵐山 3月19日から阪急が梅田直通電車印刷用画面を開く

京町家をイメージした「京とれいん」の車内図。背もたれの一部には畳表も施されている+ 阪急電鉄は3月19日から、京都への観光客向け快速特急「京とれいん」を梅田−嵐山間で直通運行する。車内空間を京風に改装して車内広告もなくした列車で、乗客に乗った瞬間から京都観光への期待感を高めてもらう。

 6300系特急車両6両を改修し、1編成のみ土曜・休日に運行する。所要時間は51分。午前9時51分に梅田を発車し、十三、淡路を経て桂から各駅停車する。復路は午後4時38分嵐山発となる。

 6車両のうち2車両は町家をイメージ。座席は2席と1席の対面式が38席あり、背もたれの一部には畳表も使用。木製の手すりや木目調の天井など落ち着いた雰囲気に仕上げた。乗降口付近は格子状の仕切りを設けて町家玄関口のようにした。

 残り4車両も「和モダン」を基調に、「蘭の華散らし」「麻の葉」の京唐紙デザインの座席を各車両に52〜56席設けた。外国人観光客向けに、英中韓3カ国語の車内放送に加え、各国語の観光ガイドマップも用意する。

 5月14日のダイヤ改正後は、京とれいんは土曜・休日に梅田−河原町を1日4往復する。

4512チバQ:2011/02/23(水) 00:04:14
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110222/dms1102221559013-n1.htm
初の2階建て「100系」新幹線、引退へカウントダウン2011.02.22


 来月12日に行われるJRのダイヤ改正で、新幹線は東北の「はやぶさ」と九州の「みずほ」「さくら」の3種類の新列車が登場する。これにより、青森から鹿児島までが新幹線で結ばれる。

 そんな新しい時代の幕開けを見届けるかのように引退へのカウントダウンを始めているのが、山陽新幹線で最後の活躍を続ける「100系」。“団子鼻”と呼ばれた初代新幹線0系に比べて尖った先頭車が特徴の新幹線だ。

 国鉄末期の1985年に登場した100系は、新幹線初の2階建て車両を編成に組み込み、2階席からの眺めの良さを誇る食堂車や人数別の個室が設けられるなど、それまでにない画期的な車内設備が人気を集めた。92年の「のぞみ」誕生まで、100系は間違いなく日本の鉄道のエースだった。

 その後、「のぞみ」用の新型車両が続々と登場すると、活躍の範囲は徐々に縮小。2003年に東海道から引退した後は、食堂や個室がある2階建て車両を編成から外したうえで、山陽新幹線区間で「こだま」専用車両として走り続けてきた。

 昨年夏から、一部の編成がデビュー当時の青と白のツートンカラーに化粧直しされている。運が良ければ、全盛期の懐かしい姿に出合えるだろう。ただし、3月のダイヤ改正で運用列車の数はさらに減少。すでにJR西日本は、来年度中の100系完全引退を発表している。

 100系は新生「みずほ」「さくら」のデビューを見届けたうえで、まもなく歴史のかなたへと走り去っていくことになる。(小牟田哲彦)

4513チバQ:2011/02/23(水) 00:06:16
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110222/bsd1102220500000-n1.htm
快適座席、車派を取り込み JRや私鉄、相次ぎ新型車両2011.2.22 05:00

近畿日本鉄道が南大阪線・吉野線に導入した「16600系エース」【拡大】
 JRや大手私鉄が大都市と人気観光地を結ぶ有料特急に、座席間隔拡大など車内の快適性を高めた新型車両の導入を進める。高速道路の休日上限1000円を受けてマイカーで行楽地へ向かう家族連れも多い中、渋滞を心配せず、ゆったり移動できる新型車両による利用客獲得を目指す。

 近畿日本鉄道は、大阪阿部野橋(大阪市)と桜の名所である吉野(奈良県)を結ぶ特急に新型車両「16600系エース」の2両編成2本を2010年6月から運転。座席の背もたれの高さや、前後間隔にゆとりを持たせて「揺りかごの中に包まれるような座り心地を目指した」という。

 南海電気鉄道も、難波(大阪市)と和歌山市などを結ぶ特急「サザン」の有料車両に「12000系」を11年秋ごろに導入。ウイルスを抑制するとされるシャープの空気清浄技術「プラズマクラスター」を採用し、座席幅を従来車両より2.5センチ広げて46センチにする。

 JR西日本は11年3月12日のダイヤ改正で、新大阪−城崎温泉(兵庫県)間の列車名を「北近畿」から「こうのとり」に変えるのに合わせて新型の「287系」を投入。座席の前後間隔を97センチと、旧国鉄時代に登場した現行車両より6センチ広げた。京都と北近畿地区を結ぶ特急も含めて6月末までに計46両を入れ、投資額は計約80億円。

 一方、JR東日本は、霞ケ浦の近くや梅の名所の偕楽園がある水戸市などを通る常磐線の上野(東京)−いわき(福島県)間の特急用として、新型の「E657系」を12年春から順次走らせる。先頭車とグリーン車に走行中の振動を低減する「フルアクティブサスペンション」を採用し、乗り心地を向上させる。

4514チバQ:2011/02/24(木) 00:27:11
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001102230001
県単独三セク運営へ
2011年02月23日

並行在来線 きょう基本方針提示


 北陸新幹線の開業に伴って経営分離される並行在来線(北陸線)の経営主体について、県は富山単独で第三セクターの運営会社を設立する方針を固めた。23日に開かれる県並行在来線対策協議会の幹事会で「経営の基本方針」の素案として示す。隣県との間に生じる県境分離問題については、相互乗り入れを進めるなど利便性を確保する。


 これまでも県は県議会などで、「県ごとに輸送密度が大幅に異なり、経営課題にも幅がある」「各県がまとまって経営方針や運行計画を決めるには調整が必要で、機動的な会社運営に欠ける懸念も考慮しなければならない」などと、否定的な立場だった。


 新潟県が昨年秋に各県に先駆けて単独で三セクを設立し、富山県も2011年度から並行在来線の経営計画の概要の策定作業に入る。このため県は「計画概要を作るにあたって、県として方針を示す段階に入った。単独の方が意思決定が早く自由度が増すうえ、利便性を地域密着で図ることができる」との方向性を示すことにした。


 対策協自体は毎年5月に開かれ、幹事会は前年度末の3月に開かれるのが通例だが、25日に開会する県議会での議論などに配慮し、今回は開催を早めて素案を示すことになったという。


 経営主体をめぐっては、県ごとに分離独立すると、県境を越えるごとに初乗り運賃が必要になったり、鉄路が分断されたりして利便性が大幅に悪くなる懸念があるとして、市民団体などが沿線県による一体的な経営を求めている。


 素案はこうした点も考慮し、並行在来線の県境での相互乗り入れや、これまで特急優先だったダイヤを地域密着型のきめ細かなものにすることも盛り込まれる。県境を越えるごとに課される可能性がある初乗り運賃についても、利用者に新たな負担が生じないように配慮する見込みだ。


 一方、自治体が線路など下部のインフラを所有・管理し、列車運行は三セクが担う「上下分離方式」は採用せず、三セクによる「上下一体方式」を目指す模様だ。

4515チバQ:2011/02/24(木) 23:54:43
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news0/index.php?page=article&storyid=26530&storytopic=2
北陸新幹線、敦賀以西協議難しく 3知事思惑ずれ

(2011年2月24日午前7時28分)
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北陸新幹線の敦賀以西をめぐり、ルート協議を呼びかける橋下大阪府知事(中)と西川福井県知事(上)、嘉田滋賀県知事(下)の思惑はかみ合わず、実現は厳しい情勢だ(3知事と福井駅部周辺のコラージュ)


 北陸新幹線の敦賀以西ルートをめぐり、橋下徹大阪府知事が持論である米原ルートを念頭に置いた協議を呼び掛けているが、前向きとされた滋賀県は一転して消極姿勢を見せ、実現が難しい情勢になってきた。福井県の西川知事は大阪の機運醸成は必要とする一方、「ルートは国が決める問題」として応じる気配はなく、関係府県の思惑はずれたままだ。

 橋下知事は昨年11月、近畿ブロック知事会議で関係府県によるルート協議を促した。その後、費用が最も安い米原ルートが「最適」との考えも示した。背景には、2014年度末に金沢まで開業すれば、北陸と東京圏の関係が深まるとの危機感があるとみられる。

 一方、滋賀県は米原ルートとする際の巨額な地元負担は無理との立場。そこで橋下知事は「大阪は受益者としてより多く負担する用意がある」とし、滋賀の負担を“肩代わり”することで理解を得たい意向だ。

 滋賀県の担当者も2月初めには大阪府との事務レベル協議に前向きだった。しかし、嘉田由紀子滋賀県知事は8日の記者会見で「全く寝耳に水。協議の段階ではない。小浜から京都を通り大阪へ至るのが今の公式ルートで滋賀は関係ない」と真っ向否定。まず関係府県間で若狭ルートの扱いをどうするかの決断が必要と強調した。

 嘉田知事には「県民に説明されていない中で、ルート協議を進めるのは危険」(交通政策課)との思いがあるようで、今後も担当者レベルでの情報共有にとどめる方針。

 大阪府は「各府県の事情があり、調整が必要」(政策企画部企画室)としている。ただ、国土交通省が北陸新幹線の課題として敦賀以西の整備の在り方を挙げていることから、同企画室は「国が判断せざるを得ないところまで地元として検討し、逃げ道をなくすことも必要」と水を向ける。

 西川知事は15日の記者会見で、橋下知事が北陸新幹線の整備促進に意欲的な点は評価しながらも「ルート問題は議論しかねる」とし、敦賀までの認可が先と従来の考えを繰り返した。

 ルート問題を持ち出せば県内で意見が割れるのは必至。県内延伸の運動を一枚岩で進める上で、地域間対立を招きたくないとの思惑もある。小浜市の関係者は「ルートをめぐる議論を封印している間に、若狭ルートから別のルートに変わるのでは困る」と指摘。ルート協議のテーブルにつけば異論が噴出する可能性は高い。

 昨年末、金沢−敦賀の着工判断が先送りされ、戦略の見直しも迫られる中、県会からは橋下知事との柔軟な連携を求める声が出ているほか、一部の民主党県議は米原ルートの協議への参加を促した。しかし、統一地方選を控える中、ある県議は「若狭ルートは費用の面で現実的ではないが、選挙を前に米原がいいとも言えない。知事も同じ気持ちだと思う」と本音を語った。

   ×   ×   ×

 【敦賀以西のルート問題】 1973年に閣議決定された整備計画で小浜市を通る若狭ルートが示されたが、詳細なルートは未定。1兆円超とみられる事業費がネックで、琵琶湖東岸を経由する米原ルート、琵琶湖西岸経由で京都市に至る湖西ルートが現実的との声がある。米原は恩恵の薄い滋賀県の地元負担、過密ダイヤの東海道新幹線への乗り入れが課題。湖西線利用はフリーゲージトレイン(軌道可変電車)も想定され、技術的な課題がある。国土交通省は昨秋、作業部会を設け、3ルートの事業費や課題を調査している。

4516チバQ:2011/02/25(金) 00:17:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110224-00000037-san-l29
橋下氏のリニア誘致発言 奈良・荒井知事が反発
産経新聞 2月24日(木)7時57分配信
 ■広域連合への不信増幅 

 荒井正吾知事は23日の定例会見で、大阪府の橋下徹知事が平成57(2045年)に全線開通を予定しているリニア中央新幹線のルートと新駅を京都府を中心に関西広域連合内に誘致する意向を表明したことについて「国が決める駅を関西で決めるほどひどいことはない。(広域連合に)入らない大きな理由になった」と述べ、リニア問題を広域連合不参加の理由に付け加えた。

 橋下知事は17日、リニアについて「奈良が(広域連合に)入ってこないなら『こっちでやりますよ』と言いたい」と述べていた。

 旧運輸省出身の荒井知事は「リニアには長年タッチしてきた」とし、「地震などに備え、(国土軸を)ずらすというのがリニアの考え方。だから奈良が入ってきた。それを広域連合で変えようというのではますます入りたくなくなった」と反発した。

4517チバQ:2011/02/26(土) 18:36:28
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001102230003
新幹線のいま(1)熊本駅
2011年02月23日


整備が進むJR熊本駅西口の「新幹線口」。線路には試運転中の車両が滑り込む=熊本市春日

  「壊れていく家を見るのは寂しかったけど、今は多くの県外の人たちに熊本を知ってもらえるようになればうれしい」


  熊本市の主婦、高浜左衛子さん(53)は目前に迫った九州新幹線・鹿児島ルートの全線開業を心待ちにしている。


  JR熊本駅の西側に住んでいた高浜さんが、現在の市営住宅に移ったのは2009年7月。市や県による駅周辺地域整備基本計画に伴う土地区画整理事業の対象地域となり、一時的な立ち退きを余儀なくされた1人だ。


  住み慣れた住まいや土地を離れることに不安や不満を抱え、事業に反対した人もいた。しかし今、仮住まいの市営住宅のベランダから熊本駅のホームや試運転の新幹線を眺めながら、高浜さんの不安は期待へと変わってきた。


    □■□


  昨年12月に発表されたダイヤ改定で、九州新幹線の沿線駅の中で最も多い133本の新幹線が停車することが決まった熊本駅。幸山政史市長は「新幹線の車両基地があることも認められた、ありがたいダイヤ編成。駅から観光客の需要を喚起したい」と喜ぶ。


  一方で、主要駅にもかかわらず博多駅や鹿児島中央駅のような駅ビルは建設されず、熊本の玄関口にあたる駅前の見劣りは否めない。新幹線の利用客が降り立つ駅西側の「新幹線口」には、ロータリーや熊本の湧き水をイメージした親水施設を備えた広場ができるが、その周りの住宅地はまばらなままだ。


  東口は3月12日の開業後も槌音(つち・おと)が響く。道路を挟んだ向かいに建設中の情報交流施設「くまもと森(しん)都心プラザ」のオープンは約半年後。総工費65億円のうち、市が44億円を投入する駅周辺整備計画の目玉事業だ。ほかに在来線の高架化が終わるのは5年後。それに伴い、広くなった駅前整備が完了するのはさらに2年後の2018年を予定する。


  こうした遅れは、政府方針で九州新幹線の全線開業が約8年早まったことが主に影響している。当初は、新幹線と高架化を同時並行で進める予定だったという。ある市幹部は「もっと駅前に広大な土地があれば、同時に事業を進められたかもしれないが……。駅ビルを造る場所もない」と肩を落とす。JR九州の唐池恒二社長も21日に熊本市であったフォーラムで、「高架化が先」との認識を示した。


    □■□


  熊本商工会議所は昨年9月から10回にわたって「おもてなし」講座を開き、接客などの実技試験に合格した飲食店やホテル関係者ら33人を「おもてなしマスター」に認定した。市観光政策課も昨年、外国からの観光客に対応できる人材の育成事業を旅行会社に委託。40人の市民が中国語や韓国語の研修などを受けた。


  いずれも、市が「『もう一度来たい』と思われる都市」を目指してのこと。市民レベルでもそうした意識は広がっている。駅近くの高浜さんが入っているのは、「春日人おてもやん」という地域グループだ。西口に降り立った人たちにボランティアで観光地を案内することなどを検討中で、「活動することで、若い人たちと高齢者との交流も生まれる」。


  新幹線開業が、地域の一体感を醸成しつつある。(井上翔太)


  全線開通まで秒読みの九州新幹線。駅を抱える自治体では地域浮揚への期待が高まる一方で、施設整備や観光の目玉づくりなど課題も浮かぶ。県内4駅とその周辺のまちの今を報告する。

4518チバQ:2011/02/26(土) 18:36:52
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001102240001
新幹線のいま(2)新八代駅
2011年02月24日


新八代駅前。ここで客を乗せて宮崎方面などに向かう観光バスが並ぶ。近くの物産館に立ち寄るバスはほとんどないという=八代市上日置町

  2月上旬、八代市企画調整課の職員2人が青森県八戸市を訪れていた。


  昨年12月から東京と青森市を結ぶようになった東北新幹線。八戸駅は新幹線の始発終着駅から通過駅となり、2004年3月に部分開業した九州新幹線の新八代駅も、全線開業で同じ道をたどる。


  今回はいわば「先輩」駅の視察だ。今のところ、全線開業の影響はないと聞かされた2人だったが、その裏にB級グルメから全国区となった「八戸せんべい汁」のような地域ブランドの力があることを痛感。「八代には、市民権を得た観光の素材がない」と危機感を募らせて帰ってきた。


  産出額が全国有数のトマトや晩白柚(ばん・ぺい・ゆ)などの農産物に、五家荘や日奈久温泉といった観光地。資源には恵まれている八代市だが、八代商工会議所の松木喜一会頭は「素材づくりの取り組みが単発的だった」と「主役不在」に頭を悩ませる。


   □■□


  鹿児島と結ばれて約7年。これまで、市は観光面よりも新八代駅周辺の開発や整備に力を注いできた。その結果、市中心部から離れ、田畑だけだった場所にはビジネスホテルや企業の物流拠点などが立地。南九州に事業を広げるための適地になりつつあるという。


  一方で、新幹線の乗降客数は振るわない。部分開業直後こそ年間25万人を超えたが、09年度は17万人を切った。この間、日奈久温泉への観光客は約3万人減った。


  市が08年12月に駅前に建設した「八代よかとこ物産館」の浸透度も心もとない。農産物や土産物などで新幹線客を呼び込む狙いだったが、駅から徒歩約5分の至近なのに案内も不親切で物産館かどうか一目でわかりにくい。


  今月中旬、駅前に大型バス3台がとまっていた。企業関係者らが分乗し、これから宮崎に工場見学に行くという。男性運転手は「全線開業すれば、ここで客を拾うことも少なくなるでしょうね」と言い残し、物産館に寄ることもなく一路宮崎へ向かった。


   □■□


  市も観光面に本腰を入れ始めている。


  昨年4月に食事や自然、温泉など「八つの売り」を県内外に発信する専門部署を立ち上げた。12月から熊本、鹿児島両市と博多の街頭テレビで八代の魅力を集めたコマーシャルを流し、今月は熊本市や大阪で特産品を販売。また、新八代駅から車で約2時間かかる秘境・五家荘へは県などと観光バスの運行を検討するなど誘客へ知恵を絞る。


  八戸せんべい汁が脚光を浴びたのは、10年以上前のこと。地域のブランド力で旅行者を途中下車させるには、時間と手間がかかる。「八代は『ここがよかもん』と言えるようにせんといかん」。松木会頭はそう語気を強める。(磯部佳孝)

4519チバQ:2011/02/26(土) 18:37:16
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001102250001
新幹線駅のいま(3)新玉名駅
2011年02月25日


開業に向け、急ピッチで整備が進む新玉名駅の駅前広場=玉名市玉名

  「自然・光・リズム〜森の中の駅」が、九州新幹線の新玉名駅のデザインコンセプトだ。駅舎の玄関前からは水田の向こうに玉名の街並みが広がり、遠くにうっすらと雲仙・普賢岳も見える。


  新大阪直通の「さくら」上下3本を含む計57本が停車する新玉名駅。市は1日の乗降客を3900人と見込む。駅前広場には、240台収容の駐車場も完成。「県北の玄関口」としての利便性をアピールしたい市は、これを無料で提供する。


  博多駅まで約30分。市は福岡市への通勤圏をうたい、定住促進も目指す。新幹線利用の通勤客を対象に、定期券補助を検討。新年度予算の目玉として事業費が計上される見込みだ。


   □■□


  ただ、新玉名駅周辺の開発は思うように進んでいない。駅南側に計画する交流施設は手つかずのまま。市は「道の駅」のような施設整備を考えているが、財政難の中、先行きは不透明だ。


  さらに、駅前を走る県道約510メートルの延伸工事も用地買収が難航し、完成までに2年以上かかるとの見通しも。同駅に併設する市の観光交流施設「ほっとプラザたまララ」で開店準備を手伝う女性は「すぐ近くを国道208号のバイパスが通っており、県道はいらない。開放感があるこの景色を不要な開発で壊してほしくない」。


  周辺開発は2026年度を最終目標に、福祉施設を中心とした「にぎわい複合ゾーン」や集合住宅地などの「居住ゾーン」を設けたいとの構想が市にはある。


   □■□


  観光業者でつくる玉名商工会議所「薬草と温泉の郷・玉名プロジェクト委員会」は、地元の「小岱山薬草の会」の協力を得て、オオバコのエビ甘酢炒めなど43品の薬草料理を開発。玉名温泉おかみの会「石菖(せき・しょう)会」の草村洋子会長は「体にいいだけでなく、食べておいしい薬草料理ばかり。楽しんで欲しい」と、関西方面などからの観光客に期待する。


  一方で、熊本と博多に挟まれ「通過駅」に終わるのではとの不安も見え隠れする。昨年11月にあった「たまララ」の喫茶・飲食コーナーの出店募集に応募したのは、家賃無料という好条件にもかかわらず1団体だけ。指定管理者の玉名観光協会の柿添克也事務局長は「多くの市民は、新幹線開業にさほど関心がないのでは」と漏らす。


  同じころ、玉名と阿蘇を結ぶ民間の定期観光バスの運行が県主導で計画され、ニーズを探る試験運行も実施されたが客足低調で暗礁に乗り上げた。それでも市幹部は「玉名発着の観光ルートを確立し、利用者が増えれば『さくら』の停車回数の増加も期待できる」と諦めない。(有馬護宏)

4520チバQ:2011/02/26(土) 18:37:41
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001102260002
新館線駅のいま(4)新水俣駅
2011年02月26日


平日昼間の新水俣駅。人通りはそれほど多くない=水俣市初野

  水俣市役所の東約2キロにあるJR新水俣駅。細長い金属板を組み合わせた近未来的な外壁が目をひく。


  2004年3月の九州新幹線・鹿児島ルート部分開通と同時に開業。今は1日上下計45本停車しているが、全線開業後は2本増える。特急「リレーつばめ」が廃止され、18本も減る隣の新八代駅とは対照的だ。


  ただ、09年度の乗降客は1日平均約850人。部分開通組の5駅のなかで最も少なく、鹿児島中央駅のわずか2・5%だ。パチンコ店跡に立つ駅舎の周りはレストランとコンビニがぽつり。近くの50代男性は「パチンコ屋の方が車の出入りが多かった」。商業施設の進出計画も立ち消えになったという。
     □■□


  水俣市は09年、新水俣駅の乗降客266人に利用目的を尋ねた。結果は「ビジネス」「通勤・通学」が5割近くを占め、「観光」は4・9%にとどまった。市企画課の島田竜守交通対策係長は「部分開業は期待したほどの効果はなかった」。
 観光地へのアクセスを充実させようと、市は昨年12月に新水俣駅から湯の児、湯の鶴の両温泉地に「観光タクシー」を走らせ始めた。1台の通常料金は湯の児が1800円、湯の鶴が2800円ほどだが、専用の切符を買えば1人500円で直行。直通バスがない駅と温泉地をつなぐため、市が差額を穴埋めする。


  みなまた観光物産協会部会長を務める旅館「松原荘」の松原申幸さん(46)は「少人数だと無料送迎を遠慮するお客さんも多い。チケットなら気軽に来てもらえるのでは」と新事業に期待する。


  かつての湯の児温泉は芸者が行き交い、チッソ従業員らの保養地としてにぎわった。黒川温泉からも視察が来ていたという。だが、1997年に36万2千人だった湯の児地区の観光客は一昨年、13万5千人。最近、老舗旅館が営業停止に追い込まれた。


  松原さんは「部分開通直後は鹿児島からのお客さんが増えたが、すぐに元に戻った」と振り返る。子育て世代や日帰り客向けの新プランで特色を出し、息の長い活気を取り戻したいと思っている。
     □■□


  課題は観光だけではない。


  ダイヤが発表された昨年12月17日、宮本勝彬市長は記者会見で「通勤者の定住促進策を検討したい」と述べ、過疎化の歯止めに意欲を示した。「厳しい財政事情」(市企画課)を抱える中で、どう実現していくか手腕が問われる。


  新幹線駅を抱える鹿児島県薩摩川内市は、市内に家を建てた転入者に30万〜200万円を助成。月5千円を上限としてきた通勤定期の購入補助も、来年度から最大2万円に引き上げる予定だ。


  同市企画政策課は「同規模の市に比べて少子高齢化が進んでいる。全線開通をきっかけに長期的な視点に立った政策をつくりたい」と意気込む。


  新幹線は地域活性化の切り札となるのか。全線開通まであと2週間。沿線の期待と不安を乗せた出発の日が刻々と近づいている。=おわり
(岩崎生之助)

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4521荷主研究者:2011/02/27(日) 12:05:29

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102090026.html
'11/2/9 中国新聞
広島駅自由通路 11年度着工
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ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tetsu/Tn20110209002601.jpg

 広島市は2011年度、JR広島駅(南区)の南北を結ぶ自由通路の工事を始める。回遊性を高め、周辺地域の活性化につなげるのが狙い。自由通路の整備に合わせ、JR西日本も駅構内の商業用スペースを広げ、「駅ナカ」ビジネスの拡充を図る。

 自由通路は17年度の完成を予定する。南口広場と新幹線口(北口)広場をつなぎ、長さ180メートル、幅約15メートル。改札を経て新幹線口につながる現在の陸橋を撤去し、同じ位置に設ける。改札を通らずに駅の南北を行き来できるようになる。

 JRは、自由通路の両側に商業施設や橋上駅が入るスペースを整備する。駅全体の商業スペースは現在より1・6倍に広がる。

 自由通路の総事業費は約127億円。うち市が9割、JRが1割を負担する。建設工事は、駅北口の二葉の里(東区)土地区画整理事業の施工者である独立行政法人の都市再生機構(横浜市)に委託する予定だ。市は、11年度当初予算案に実施設計と駅設備の移転工事の関連経費約6億円を計上した。

 自由通路は、駅北口で市が整備する歩行者専用橋にも連結。歩行者橋は三つまたに延び、若草地区に3月オープン予定のシェラトンホテル広島、マンション、歩道などとつながる。歩行者橋も17年度の完成を予定する。

4522チバQ:2011/02/27(日) 21:31:37
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110227/biz11022718010005-n1.htm
極上の旅を約束 はやぶさ「グランクラス」の極上シート
2011.2.27 18:00 (1/3ページ)

新幹線「はやぶさ」の「グランクラス」に搭載されるシートを囲む開発チーム(瀧誠四郎撮影)
 国内最速の新幹線「はやぶさ」が3月5日、デビューする。鼻先が長く伸びた印象的なデザインの先頭車両に設けられるのが、JR東日本が“新幹線版ファーストクラス”と位置づける最上級の「グランクラス」。極上の旅を約束してくれるのが、「疲れ知らずの究極のシート」。高級シートで知られるドイツの専門メーカーを中心とした開発陣の努力の結晶でもある。


レカロに白羽の矢


 グランクラスの開発プロジェクトは、平成20年の初め、「スーパーグリーン車(仮称)」としてひそかに走り出した。

 理由はグリーン車の利用客から上がってくる声だ。「もっとゆったりとした空間を」「もっと快適にすごしたい」…。今のグリーン車に物足りなさを感じる利用者が少なくないことは、明白だった。

 「ファーストクラスと呼ばれるにふさわしい最上級のくつろぎと癒やしの空間を作り上げる」。JR東日本運輸車両部車両技術センター課長、遠藤知幸さんは、こう決意した。

 開発で最も力を入れたのがシートだ。「どんな体型の人が、長時間座っていても疲れない」ことが、遠藤さんが自分に課した絶対条件だった。

 その条件を満たせるメーカーとして白羽の矢を立てたのが、ダイムラー、ポルシェなどの高級自動車メーカーや、日本航空など航空会社にシートで定評があるレカロだ。

 レカロはその年の秋、川崎重工業、日立製作所とともに正式に開発事業に名を連ねることになった。


苛酷な使用条件


 しかし具体的に開発がはじまってみると、レカロといえどもことは簡単ではなかった。「航空機や自動車のシートとは勝手が違った」(レカロのエンジニアリングダイレクター大島正敏さん)ためだ。

 第一に、新幹線は上りと下りで方向が変わる。そのためシートは終着駅のたびに、向きを変えることができなくてはならない。

 さらに、過密ダイヤもシート開発の条件を厳しくする。東京駅では、新幹線は最短12分で折り返す。車内清掃にあてられる時間はわずか7分。その間に清掃員は大急ぎでいすを回転させる。シートを慎重に扱っている余裕などはない。当然、シートに大きな負担がかかることを想定する必要がある。

 迅速な作業に耐えられる強度確保のため、何度もテストを繰り返し、補強を重ねた。

4523チバQ:2011/02/27(日) 21:32:16
ベンツの後部座席


 肝心の座り心地では、レカロの提案で鉄道シートとして、かつてない工夫が加えられることになった。

 「ベンツの最高級ブランド『マイバッハ』の後部座席のリクライングの動きを新幹線でも再現したい」

 マイバッハのシートは、電動リクライニングを採用し、背もたれと座面をスムーズに動かし、利用者に快適な角度を提供している。そこで開発中の新幹線のシートにも電動を採用することにしたのだ。

 ただ走行中の車内では、電力使用量が限られる。シートに仕込んだ4つのモーターのうち、一度に動かせるのは2つまでだ。その2つで、利用者に極上の居心地を提供しなくてはいけない。

 大島さんは「どの角度で止めてもシートの利用者がリラックスできるポジションを見つけるのに苦労した」と明かす。

 コンピューターやモデルを使って、背もたれと座面の動き方や角度を検証するのに、8カ月を費やした。モデルシートづくりも回を重ね、5代目でようやく、条件を満たしたモデルとなった。今年初めのことだ。

 開発陣はすぐ、JR東日本の経営陣の評価を求めに出向いた。

 本社に真新しいシートを持ち込む。開発陣が固唾を飲んで見守る中、清野智社長がシートに身を沈めた。

 「これでいいんじゃないか」

 返ってきた満足そうな笑みを映すように、開発陣の表情にも安堵の色が浮かんだ。このシートを持つ特別な車両には「グランクラス」の名が与えられた。

 はやぶさのグランクラスは先頭車両だけ。座席も18だけの特別仕様だ。利用するには「グランクラス料金」を上乗せする必要がある。東京−新青森で利用する場合は1万円。グリーン車料金の2倍だ。

 極上シートに座ってみれば、その名と料金に恥じない価値を感じられるだろう。(米沢文)

 ◇

 【グランクラス】JR東日本3月5日、東北新幹線で運行を始める最新鋭車両E5系「はやぶさ」に導入する最上位の車両。先頭車両に18席だけ設けられ、前後のシートの間隔を1300ミリとJRとして最大幅を確保、座面も従来のグリーン者の475ミリから520ミリに広げた。車内では訓練を積んだ専任のアテンダントが接客する。食事は青森産や東京産の食材を使った和食と洋食から選べ、アルコールも無料で提供する。料金は東京−新青森間で、運賃、はやぶさの特急料金を含め2万6360円。5日に売り出した一番列車はわずか10秒で売り切れた。

4524チバQ:2011/02/27(日) 23:30:23
最近張り間違えが多くてすません
2841 :チバQ:2011/02/27(日) 17:26:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110226-OYT8T00822.htm
新幹線建設費 県予算案に計上せず、波紋再び

知事、応分のメリット要求 石川県知事は批判、戸惑う地元

 2014年度の開業を目指す北陸新幹線(長野―金沢)整備事業。泉田知事がその建設負担金支払いを拒否し、新年度当初予算案への計上を見送ったことが、波紋を広げている。国土交通省は事態打開に向けて、知事と津川祥吾国土交通政務官との会談を3月に行う方向で調整中だが、成り行きは不透明だ。(臼田雄一)

■「工事は進んでいる」

 「建設工事自体は進んでおり、1度も止まっていない」「工事を停止することとは無関係だ」

 25日、県議会2月定例会本会議。知事は、建設負担金問題は北陸新幹線の開業時期に影響しないとの認識を示し、支払い拒否の意思が固いことを改めて見せつけた。

 北陸新幹線の長野以北は1998年に着工。建設費は国と沿線自治体が2対1の割合で負担することが、全国新幹線鉄道整備法(全幹法)施行令で定められている。当初計画で建設費は1兆5700億円。本県の負担は1423億円で、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構との協定に基づき、986億円を支払ってきた。

 残り585億円となった09年2月、資材の高騰などで建設費が2200億円増加したとして、国は新潟県に220億円の追加負担を求めた。しかし、知事は「納得できる説明がない」と反発。JRが同機構に支払う貸付料を沿線自治体に一部還元することや、県内駅への全列車停車など、負担増に見合う“メリット”を主張するようになった。

 貸付料に関する知事の見解はこうだ。将来の新幹線建設費に充てるため、機構が全額受け取ることになっているが、県は建設費を負担する上、JRから経営分離される赤字必至の並行在来線を引き継ぐのだから、貸付料の一部を受け取る権利がある――。

■「上越通過」に硬化

 09年10月、国が認可した駅舎建設の追加工事の中に、上越駅(仮称)を高速通過可能にする内容が含まれていることが判明した。全列車停車を求めていた知事は態度を硬化させ、「国は全幹法に定められた意見聴取を県から行っておらず、認可は無効」と主張。支払いの根拠となる機構との協定破棄を通告した。

 一方、国交省は「同年8月に新潟県に文書を送り、法定の意見照会をしている」と手続きの正当性を強調しており、両者の言い分は平行線のままだ。

 同年末に当時の前原誠司国交相と会談した知事は、「信頼関係が再構築された」として負担金支払いに応じた。ただ、これも知事からすれば暫定的な対応に過ぎず、協定自体は破棄されたとの立場を崩していない。知事はその後も記者会見や議会答弁で、「新潟県は債務を負っていない」と繰り返している。

■「嫌がらせ」「戦術」?

 予定通りの開業を願う沿線各県からは、こうした知事の姿勢に疑問が投げかけられている。石川県の谷本正憲知事は「まるで嫌がらせのようだ。いい加減にしてほしい」と厳しい口調で批判する。

 本県では「知事の強硬姿勢は、良い条件を引き出す高等戦術」(県議)との見方もあるが、落としどころは見えないままだ。上越市選挙区選出の小林林一県議(自民)は「上越のためにやってくれるのはありがたいが、国や近隣県との関係を考えると憂慮すべき状況だ」と気をもむ。

 同市の村山秀幸市長も21日の記者会見で、「開業を遅らせていいとは誰も言っていない。3月に国と県との協議が再開され、それぞれが役割を担うことに期待する」と複雑な表情で語るだけだった。

◇貸付料 整備新幹線を運営するJRが、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に支払う施設利用料。在来線分離による赤字解消分を含め、新幹線開業に伴うJRの増益分を基準に算出される。例えば、長野新幹線の高崎(群馬)―長野間では、年間175億円となっている。

(2011年2月27日 読売新聞)

4525チバQ:2011/02/28(月) 22:54:56
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110227-OYT1T00296.htm
利用客アップへ秘策求む…赤字の阿佐東線

 鉄道の利用客を増やすアイデアを募集しています――。高知県東洋町と徳島県美波、牟岐、海陽の3町の公共交通機関のあり方を協議する「阿佐東地域公共交通懇話会」(会長=五軒家憲次・徳島県海陽町長)が、全国的にも珍しい利用客アップ策の全国公募を始めた。乗客が減って赤字続きだが、全国からアイデアを集め、地域に欠かせない路線を維持させる“秘策”にする。


 同地域には、JR牟岐線と、東洋町と海陽町を結ぶ第3セクター「阿佐海岸鉄道」が運行する阿佐東線(8・5キロ)があるが、少子高齢化や自家用車の普及で、阿佐東線の乗客は2007年度が約7万人、08年度は5万3000人、09年度は4万2000人と年々減少。同社は1992年3月の運行開始以来18年連続の赤字で、存続が危ぶまれている。

 同社は、車内天井に風鈴を取り付けて夏の風情を楽しんでもらう「風鈴列車」や、星空のように発光ダイオード(LED)を飾りつけた「天の川列車」を運行してPRし、最近では宍喰駅長に特産「伊勢エビ」を迎えて話題作りするなど、乗客増を図ってきた。

 しかし、どの策も改善には至らず、より斬新なアイデアを求めて全国公募することを決めた。「あったらいいな、こんな駅」「乗ってみたいな、こんな列車」など、どんなアイデアでも可。実現可能性や効果などを協議し、集まった中から数件を選んで来年度中の実施を目指す。

 採用されれば1万円相当の同地域の特産品が贈られる。希望があれば、同鉄道の行き先案内板やブレーキ圧メーター、座席などの鉄道グッズに替えてもらうこともできる。徳島県交通戦略課は「地域にとって必要な路線を残したい。より多くの案をもらって、利用者を増やしたい」としている。

 応募は3月22日まで。タイトルや内容、名前、住所、メールアドレスなどを記入(様式は自由)し、郵送かファクスかメールで。

 応募先、問い合わせは阿佐海岸鉄道総務課(0884・76・3701)へ。

(2011年2月27日10時08分 読売新聞)

4526チバQ:2011/02/28(月) 22:55:41
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090128-945707/news/20110228-OYT1T00417.htm
議員センセイも特別扱いなし…JRグランクラス

E5系「はやぶさ」のグランクラス席 東北新幹線で3月5日に導入される新型車両「はやぶさ」に設けられる国内初のファーストクラス「グランクラス」について、JR東日本が衆参両院に対し、国会議員に与えられる無料パスの適用外とする申し入れをし、両院とも受け入れていたことがわかった。

 グランクラスは、1車両に18席。本革シートで飲食サービスが付くのが売り。JR東は申し入れ理由について、「予約が殺到するほどの人気が予測されたため」と説明する。

 無料パスはJR全線で適用され、新幹線グリーン車も無料で乗車できる。しかし、グランクラスを使う場合は料金体系の関係で、無料になるのは乗車券分だけという。グランクラスでの東京―新青森駅間は2万6360円だが、国会議員でも、乗車券分を除いた1万6490円を負担する必要がある。はやぶさでもグリーン車を使う場合は従来通り、無料パスが適用される。両院によると、これまでのところ、議員側からの異論は出ていないという。

(2011年2月28日11時34分 読売新聞)

4527チバQ:2011/03/02(水) 22:14:31
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201103020026.html
淀屋橋―出町柳間、直通特急大幅増発 京阪5月改定
2011年3月2日

 京阪電気鉄道は1日、5月28日のダイヤ改定で、淀屋橋―出町柳間を10分間隔で走る直通特急を大幅に増発すると発表した。昼間は毎時2本運転する淀屋橋―枚方市間の特急を淀屋橋―出町柳間に切り替えて毎時計6本とする。

 淀駅(京都市伏見区)付近の立体交差工事が終わり、上り線(京都方面行き)が高架化されるのに伴ってダイヤ改定に踏み切る。一方、中之島線は、昼間の快速急行と区間急行を、準急や普通電車に変更。中之島発着の本数は減るが、京橋発着の特急への接続は便利になるという。

 中之島線の各駅の利用者数は2008年10月の開通時に比べて伸びているという。上田成之助社長は「中之島線の乗降客数が増えれば、それに応じてダイヤを変更したい」と話した。(田中美保)

4528チバQ:2011/03/03(木) 21:56:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110302-OYT8T01072.htm
貨物すれ違い回避

ダイヤ調整で安全確保 北海道新幹線
 北海道新幹線と貨物列車がすれ違う際の安全確保をめぐる問題で、国が貨物の運行ダイヤを調整して、すれ違いを回避する方向で検討していることが2日分かった。三村知事が同日の県議会代表質問で明らかにした。ただ、ダイヤ調整の難しい便もあり、2015年度の開業後しばらくは、一部の新幹線で低速走行を強いられそうだ。

 すれ違いの共用走行となるのは、青函トンネル(54キロ)を含む82キロ。国土交通省が昨年2月、5000億円超で別トンネルを設置するなどの解決策の試案を示したが、県が反発していた。

 県によると、国交省は貨物を運行するJR貨物とJR北海道に働きかけ、過大な追加負担がかからないようにダイヤ調整することで一致。新幹線の本数は減らさず、貨物列車の走行時間帯を新幹線の合間や夜間に集中させる方向で協議中だ。国交省はまた、北海道新幹線の建設費が当初予定の4670億円から904億円増加すると見込んでいた問題について、増加額の見直しを県に通知した。建設費などの物価上昇分320億円を除外し、さらにJR北海道に新たな負担を求めるためで、今後新たな増額分を提示するとしている。

 知事はこの日の答弁で、「建設費増額、共用走行問題のいずれも県の主張通りに見直しが進んでいる。引き続き本県負担の低減に取り組みたい」と強調した。

(2011年3月3日 読売新聞)

4529チバQ:2011/03/03(木) 22:00:10
http://www.saitama-np.co.jp/news03/03/10.html
「松原団地駅」改称を市長に提言 駅名検証懇

駅名の改称を提言された東武伊勢崎線の松原団地駅
 草加市内の駅名について討論してきた市民団体「駅名検証懇話会」(座長=野崎友義・草加商工会議所会頭)は、市内の東武伊勢崎線4駅のうち「松原団地駅」について、「松原団地は建て替え事業が進められ、将来は松原団地という名称がなくなる」として「駅名改称が望ましい」とする提言をまとめ、田中和明市長に提出した。2日、草加市が発表した。提言を受け田中市長は「広く市民に意見を聞いていきたい」と話した。

 市によると、同駅については2007年6月、西口の独協大学が駅名を「独協大学前」に変えてほしいとする要望書を市民約1万1200人の署名を添え、梶山皓学長名で東武鉄道に提出したことがある。一方、東口には旧日光街道の松並木「草加松原」があり、駅名が変更されることになれば、東西の綱引きも華やかになりそうだ。

 副座長で市町会連合会長の佐々木勲さん(67)は「建て替え事業で松原団地がなくなるというのが議論の発端。かつて松原団地はハイカラ文化生活のイメージだった。時代が変わったんですね」と言う。

 「駅名を変えるには2年間ぐらいの準備期間と、7億円ぐらいの金がかかるそうだ。簡単な話ではない。市民から広く公募という形になるのでは」と佐々木さん。

 提言では、草加駅(開設1899年)、谷塚駅(同1924年)、新田駅(同1899年)の3駅については「それぞれ当時の町や村の名前を基に付けられ、市民の愛着がある。歴史を考えると、駅名変更の必要はない」とした。

 松原団地駅は1962年12月1日に開業。同20日から草加松原団地の入居が開始された。

 駅開業からこれまでに、独協大学開学(64年)、市文化会館(72年)、市民体育館(73年)、市立病院(04年)など、駅周辺の公共施設の整備が進んだ。また、旧日光街道の草加松原は草加市のシンボルとして全国に知られるようになっている。

 一方、松原団地は都市再生機構が建て替え事業を進めているが、新しい高層ビルは「コンフォール松原」という名称に変え、将来は松原団地の名前自体がなくなる見込みだ。

 このような状況を踏まえ、提言は「草加松原の歴史的な背景などを考え、50年後の将来へ向けて、町の魅力を高める駅名に改称が望ましいという結論に至った」とした。

 同懇話会は市政施行(58年11月)から50周年を記念して09年11月に発足。市内4駅の名称について「新たな視点で議論を進める」として検討を重ねてきた。

 【メモ】駅名検証懇話会の初代座長は池田国雄・草加商議所会頭。昨年11月に現会頭の野崎氏に交代。ほかは佐々木勲・市町会連合会長、糸井守・市観光協会長、三井忠・市商店連合事業協同組合代表、秋元芳枝・市連合婦人会長、吉田雄一郎・前草加青年会議所理事長がメンバー。

 松原団地は1961年12月から64年にかけて日本住宅公団(現都市再生機構)が建設。正式名称は草加松原団地。水田地帯に60ヘクタール、324棟5926戸分の団地が造成され、当時は「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた。同機構は2007年12月、全面建て替え構想を発表。建物の老朽化を背景に、建て替え事業は05年5月から始まっている。

4530チバQ:2011/03/04(金) 20:00:35
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201103030489.html
リニア中間駅の場所、県が調整へ 4圏域、誘致合戦過熱
2011年3月4日

 リニア中央新幹線の中間駅の設置場所をめぐり、県が県内4圏域間で過熱している誘致合戦の調整に乗り出す。JR東海が県内についても設置場所を提案すると予想される5月以降、調整を本格化する方針だ。県内の無用な対立を抑え、対JRの交渉を円滑に進める狙いがある。

 JR東海が中間駅を「沿線1県に1カ所のみ」とする一方、富士北麓・東部、峡東、甲府周辺、峡南の4圏域が域内の設置を要望。県が積極的な関与を避けるなか、「早期の県内合意が重要」(県議)として県に調整を求める声が出ていた。

 横内正明知事は3日の県議会本会議で、「県が主体的にJR東海、市町村と協議を重ね、およその設置場所について、なるべく早期に県内合意が得られるよう努める」と述べた。

4531チバQ:2011/03/04(金) 23:18:41
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110304t25009.htm
観光“加速”くっきり 「はやぶさ」5日から営業運転

一般向け試乗会で多くの鉄道ファンに見守られ、ホームに入る「はやぶさ」。いよいよ営業運転が始まる=2月18日、JR仙台駅


 国内最速の時速300キロで走る東北新幹線の新型車両E5系「はやぶさ」は5日、営業運転が始まる。昨年12月4日の全線開業から3カ月。青森県内は観光面などで「新幹線効果」が続いている。さらなる高速化に地元の期待は膨らんでいるが、利用客からは全線開業に伴うダイヤ改正に不満の声も上がっている。

 青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の有料ゾーン「ねぶたミュージアム」は2月21日、入場者が5万人を突破した。オープンは1月5日で、5万人達成は当初目標より1カ月早かった。
 運営する青森観光コンベンション協会は「関東圏を中心に県外客が2〜3割を占める。明らかに新幹線効果」と手応えを感じている。

<利用客37%増>
 JR東日本によると、1月の八戸―新青森間の利用客(速報値)は、前年同期の在来線特急八戸―青森間と比べて37%増となった。
 観光施設への波及効果は大きく、昨年12月の入場者数は三内丸山遺跡(青森市)が前年同期比204%増となったほか、県観光物産館アスパム(同)が65%増、太宰治記念館(五所川原市)が55%増などを記録した。
 青森県観光企画課は「通常、冬場には見られない伸び」と分析。はやぶさの導入で、4月に始まる大型観光宣伝「青森デスティネーションキャンペーン(DC)」に弾みをつけたい考えだ。
 青森市などの施設が好調な半面、全線開業で終着でなくなった八戸駅に近い郊外型食品市場「八食センター」(八戸市)の昨年12月の入場者数は前年同期比2.4%の微増。むつ市観光物産館は2.1%減と、新幹線の恩恵は必ずしも県全体に浸透していない。

<「不便」の声も>
 ダイヤ改正で自由席がある「やまびこ」から全席指定の「はやて」への切り替えが進み、利用客からは「不便になった」という声も聞かれる。
 仙台―盛岡間は通勤利用も想定し、JR東日本は自由席特急券ではやての指定席に乗車できるようにしている。ただ、指定席の客が後から乗り込み、座れなくなる事態も生じている。
 仙台―古川間を新幹線通勤する大崎市の病院職員の女性(41)は「指定券の客に指摘され、気まずかった。心理的な負担になり、乗っていても落ち着かない」と言う。
 「仙台駅は便利になったが、古川駅はそう思えない」と大崎市の会社員男性(55)。「東京に最速で着くには仙台で乗り換えるが、乗り継ぎが長くなった時間帯もある」と不満を漏らしている。
 はやぶさは東京―新青森間で2往復、東京―仙台間で1往復が運行され、東京―新青森間は最短3時間10分で結ばれる。2013年3月には時速320キロの運転を目指している。


2011年03月04日金曜日

4532チバQ:2011/03/05(土) 14:00:43
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110305/biz11030507000020-n1.htm
鉄ちゃん、涙…ダイヤ改正で相次ぎ引退する名列車
2011.3.5 07:00 (1/3ページ)

金沢から到着した特急「雷鳥」。鮮やかなヘッドマークも見納めとなる=2月23日、大阪市北区のJR大阪駅(松村信仁撮影)
 一斉を風靡したJRグループの一部車両が12日のダイヤ改正を機に相次ぎ、引退する。中でも九州新幹線鹿児島ルート(博多−鹿児島中央)が全線開通するJR九州、同社とともに山陽新幹線との直通列車「みずほ」「さくら」を新たに走らせるJR西日本では、国鉄時代からの車両を使った特急列車が次々と姿を消す。来年は旧国鉄民営化、JR発足からちょうど四半世紀。世代交代の波が鉄道にも押し寄せている。

 大阪と金沢を結ぶ特急「雷鳥」は11日に姿を消す。東海道新幹線と同じ昭和39年にデビューし、最盛期には1日20往復していた。車両は国鉄時代から使われている485系。民営化後に独自塗装を施す列車が多い中、クリーム色に赤帯という“国鉄メーク”を守り続けた。また、大阪寄りの先頭車両(1号車)にはガラス張りの「パノラマグリーン車」があり、車内から迫力のある景色を楽しむことができた。

 平成7年に新型車両を使った「サンダーバード」が登場すると、古くなった485系は少しずつ淘汰(とうた)され、今月12日以降、大阪から北陸方面の特急列車はサンダーバードに統一される。ちなみに運転最終日となる11日のグリーン席は発売開始10秒で完売。各地では、平日でもカメラを持ったファンの姿が目立ってきた。

 JR西日本管内では特急「北近畿」(新大阪−城崎温泉)も姿を消す。12日には「こうのとり」に列車名が変わり、国鉄時代の183系に代わり、新型車両「287系」が導入される。

 大阪から関西線の加茂駅とを結ぶ「やまとじライナー」も引退。朝夕のラッシュ時に必ず座れる列車として、通勤客に人気があった。この列車に使われていた国鉄メークの「381系」は12日以降、287系の増備が間に合わない「こうのとり」の一部列車に使われる。ただ、一時的なもので、287系の増備が整う6月ごろには定期運用から外れる。

 特急ではないものの、阪和線で活躍していた国鉄通勤型車両「103系」のトップナンバー「クハ103−1」も。昭和38年製造の同車両は主に朝夕を中心に走っていたが、引退セレモニーもなく、静かに退く。

 一方、JR九州では特急「かもめ」(博多〜長崎)などで活躍していた特急型車両「485系」が11日にラストラン。九州新幹線鹿児島ルート全線開通を機に運転を終了する「リレーつばめ」に使われていた「787系」が九州各地の特急列車に転用される。

 これらの車両の引退をテーマにした関連商品も続々登場。旅行代理店の日本旅行は、かつて雷鳥で使われていたボンネット型特急用車両「489」系による貸し切りツアー列車を企画。先頭部には「雷鳥」のほか、かつて大阪−青森を走った「白鳥」のヘッドマークを掲げ、26、27の両日、大阪と金沢を往復で走らせる。

 また、JR西日本は雷鳥引退に関する記念グッズを販売。車両の側面に設けられた行き先を示す「方向幕」をあしらった携帯電話用クリーナー(500円)やクリアファイル(同)などをそろえた。JR九州も485系引退を記念したオレンジカード10枚セット(1万円)を1月8日に発売したところ、即日完売したため、2月28日まで通信販売による追加販売を実施したほどだ。

 最終日はその雄姿を見届けようと、多くのファンが駅などに詰めかけることになりそうで、JR西日本では「マナーを守って、他の乗客などに不愉快な思いをさせないようにしてもらいたい」と呼びかけている。(松村信仁)

4533チバQ:2011/03/05(土) 14:05:41
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110305/dms1103051123000-n1.htm
オトナも子供も…リニア・鉄道館はスゴいゾ!2011.03.05


試験車両の300X(中央)と超電導リニアMLX01−1。後ろのスクリーンには蒸気からリニアまで高速鉄道の歴代車両が映し出される【拡大】

 JR東海の「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)が14日にオープンする。規模こそJR東日本の「鉄道博物館」(さいたま市)に及ばないものの、スピードへの情熱、新幹線乗務員の制服を着用したアテンダント、遊び心満載のジオラマなど見どころはたっぷり。「高速鉄道の歩み」がテーマの博物館をひと足早く紹介する。

 エントランスに隣接した「シンボル展示」の空間でスポットライトに照らし出される3つの車両。それぞれの分野で世界最高速を達成した勇者たちだ。

 C62形蒸気機関車17号機は昭和29年の橋梁強度試験で、狭軌(1067ミリ)の蒸気機関車として世界最高となる時速129キロを記録した。

 300Xの愛称を持つ955形新幹線試験車両は平成8年に時速443キロを記録。これは昨年、中国の高速鉄道に抜かれるまで電車形式での世界最高速だった。

 超電導リニアMLX01−1は15年に山梨実験線で時速581キロを記録。磁気浮上式を含めた鉄道の世界最高速として現在もギネスに認定されている。

 0系に始まる新幹線のスピード記録と安全神話は、戦後の高度成長期における「日本人のプライドの象徴として存在」(山田佳臣JR東海社長)してきた。同社のリニア技術は既に営業運転に支障ないレベルとの“お墨付き”を得た。東海道新幹線バイパスとして2027年に東京〜名古屋の開通を目指している。

4534チバQ:2011/03/05(土) 14:06:03
■制服姿のきれいなアテンダントも

 シンボル展示を過ぎると吹き抜けの天井から自然光を取り入れた明るい大空間が広がる。蒸気機関車から300系新幹線までJR東海管内を中心に活躍した39両を展示。大半が2008年11月に閉館した佐久間レールパーク(静岡県浜松市天竜区)から移設したものだ。

 金子利治館長は「『昔はこんな車両でこんなところに旅をしたんだ』と語り合える触れ合いの場にしたい」と話す。そして、国鉄に入ったばかりの頃にメンテナンスしたキハ181形気動車との再会を「脳裏から過ぎ去った思い出がよみがえった」と文学的に表現した。

 家族で訪れることが多い乗り物系の博物館では、体験コーナーやジオラマコーナーも重要なポイントの一つ。

 目玉は、時速500キロで走行するリニアの客室内を再現した体感シミュレーター。速度にあわせて窓の景色が飛ぶように過ぎ、磁気で浮かび上がる感触などをリアルに味わえる。しかし、関係者の一人は「実際の500キロはもっともっと…」とニヤニヤ。衝撃のナマ体験は13年後とされるリニア開通まで待つことになりそうだ。

 ほかにも最新鋭N700系新幹線を含む10台の運転シミュレーションや、リニアを仕組みを科学的に解説した展示も。東海道新幹線の客室乗務員の制服に身を包んだ女性アテンダントたちの案内や説明もお父さんにとっては楽しみの一つか?

 面積221平方メートルに東京から大阪までの沿線の名所を再現したジオラマコーナーは遊び心がたっぷり。2万5000体にもなるフィギュアをじっくり見ていくと…必ず笑みが浮かんでくるはずだ。★鉄道特集

 ■SLもロマンスカーも走らせてチョ

 一般公開に先立ち行われた開館式には、名古屋市の河村たかし市長も出席。「鉄っちゃんじゃないけど、鉄道ファンではあるね」と明かしたように「ブルーリボン賞」「動態保存」など“専門用語”をちりばめてあいさつ。

 「あおなみ線に蒸気機関車と小田急ロマンスカーを走らせてチョ。名鉄に悪いから名鉄の(パノラマカー)も」と“おねだり”し、「東海道新幹線との交差は絶好の撮影スポット」とファンならではの視点も交え、名古屋駅とリニア・鉄道館を結ぶ第三セクター鉄道を“動く列車の博物館”にする構想をぶち上げた。

 「SLは頑張ってる年寄りの象徴」「わしは人生のSL。うまくカーブできんのですよ」と“脱線”しながらも「できるまでしゃべり続ける」と真剣そのものだった。

 鉄っちゃん政治家の“おねだり”といえば、かつて現職大臣が廃止の決まった寝台急行「銀河」の存続を求めたこともあったが、かなわなかった。河村市長の構想が実現すれば世界一の鉄道博物館になることも夢ではないのだが…。

4535荷主研究者:2011/03/06(日) 12:40:37

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2011/02/11/new1102110901.htm
2011/02/11 デーリー東北
青い森鉄道が来月ダイヤ改正

 第三セクター・青い森鉄道(関格社長)は10日、昨年12月の本格開業後では初のダイヤ改正を発表した。八戸で新幹線との接続を向上させるほか、乙供(東北町)に快速を上下1本ずつ停車させる。新ダイヤは3月12日に野内(青森市)が移転するのに合わせて適用される。

 八戸で下り新幹線から接続する便が少ないとの不満を受けて、八戸に午前11時32分、午後9時、同10時に到着する新幹線から接続する下り便を設定。上りも、三沢発で午後0時57分の新幹線へ接続する便を確保した。

 八戸―青森の快速は通過駅とされた乙供の地元要望を受けて、青森発の上り便を午前9時39分、八戸発の下り便を午後6時40分に停車させる。

 朝の通勤・通学時に上りの三沢―八戸間が混雑するため、1月上旬から運行していた午前6時49分三沢発の臨時便を、今回のダイヤ改正で定期便とする。

 野内駅の新築・移転は、4月に青森工業高校が移転するのを受けた措置で、現野内駅は3月11日の終電で廃止される。

 ほかに、青森で奥羽線との接続を向上させた。

 県庁で会見した関社長は「開業後に寄せられた利用者の声を最大限に反映させた改正だ」と話した。

4536荷主研究者:2011/03/06(日) 12:41:03

http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110216b
2011/02/16 08:45 秋田魁新報
来月内陸線ダイヤ改正、運行数を3本削減 高校統合などに対応

 来月12日のダイヤ改正で、秋田内陸線の運行本数が現在の37本から34本に削減されることになった。秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)が15日に発表した。削減は1986年の開業以来初めて。市内4高校の統合校「秋田北鷹高校」が4月に開校するのに合わせ3本を廃止、経費削減により経営効率化を図る。

 廃止される3本は▽阿仁合午後3時38分発・鷹巣午後4時34分着▽鷹巣午前9時32分発・阿仁合午前10時24分着▽鷹巣午後4時53分発・角館午後7時24分着。統合される合川、米内沢両高校の登下校時間に合わせて設定していた。同時に、通学で利用される上り2本の運行区間を短縮する。

 このほか、下り1本で一般乗客の少ない区間を短縮。JRとの接続確保のため、上り2本の区間をそれぞれ短縮、延長し、下り1本の運行時間を変更する。

 経営効果として、若杉清一社長は「車両整備費や人件費などで約850万円の削減が見込まれる」としている。その一方で、2010年度の赤字額が前年度(2億5090万円)程度になるとの見通しを示し、「通勤、通学などの生活利用が落ち存続運動が沈静化している。生活利用を維持しながら、観光利用を伸ばす必要がある」と述べた。

 県、北秋田、仙北両市、秋田内陸縦貫鉄道の4者は、12年度までに赤字額を2億円以内に圧縮できない場合、内陸線の存廃を含め抜本的な見直しを図ることで合意している。


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