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国際関係・安全保障論

930とはずがたり:2005/04/04(月) 03:09:55

なかなか興味深い段取りですねぇ。

新法王選出「コンクラーベ」 有力候補十数人が浮上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050404-00000006-san-int

 ヨハネ・パウロ二世の死去を受け、バチカンでは後継法王選びが本格化する。早くも、法王庁の教理聖省長官でドイツ出身のヨゼフ・ラッツィンガー筆頭枢機卿(77)や、法王庁国務長官のアンジェロ・ソダーノ枢機卿(77)、ミラノ大司教のディオニジ・テッタマンツィ枢機卿(70)ら十数人の名前が取りざたされている。しかし、「コンクラーべ」と呼ばれる新法王選挙への参加資格を有する枢機卿の大半は、ヨハネ・パウロ二世自身が任命しており、同二世同様、保守色の強い後継指導者の誕生は確実とみられる。
 コンクラーベとはラテン語で「かぎをかけられた(部屋で外部の干渉を避けて法王を選出する)」との意味で、ローマ皇帝など時の権力者が選出に影響を及ぼした歴史を踏まえたものという。
 まず、法王庁の権利や財産を管理する「カメルレンゴ」と呼ばれる枢機卿らが法王の死を確認、法王の刻印がある「漁夫の指輪」を抜き取って壊し、法王の居室に施錠して選挙投票日を発表。
 選挙権は八十歳未満の枢機卿が有し、これらの枢機卿がバチカン市国に招集されて投票する。投票総数の三分の二を一票以上超える票を得た枢機卿が法王となる。枢機卿百八十三人のうち八十歳未満は百十七人だ。枢機卿らは「マルタの家」と呼ばれる施設で寝泊まりし、投票はシスティーナ礼拝堂で行われる。コンクラーベが始まったら、病気など相当の理由がない限り、バチカン外には出られない。
 誰も規定得票数に達しない場合、投票済みの用紙すべてが、湿ったわらに少量のタールを加えて燃やされ、煙突から黒い煙が立ち上る。法王が決まれば投票済みの用紙だけが燃やされ、白っぽい煙が上がり、新法王決定が全世界に知れわたる。
 投票を十九回行っても十二日以内に決まらない場合、当選条件を過半数の獲得とするか、上位二人による決選投票を行うか枢機卿会が決定する。
 選ばれた枢機卿は就任を承諾、法王として名乗る名前を自ら告げる。この後、「ハベームズ・パパム(法王が誕生したというラテン語)」という言葉とともに、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現し、最初の祝福を行うしきたりだ。(佐藤貴生)
(産経新聞) - 4月4日2時53分更


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