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国際関係・安全保障論

929とはずがたり:2005/04/04(月) 03:08:40

ヨハネ・パウロⅡは保守派だったんか。。キリスト教というかカソリック内にもリベラル派は居るんですねぇ。

「後任、誰でも難題」次期法王めぐり多数派工作始まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050403-00000214-yom-int

[バチカン市国=藤原善晴] ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の死去に伴い、次期法王は15〜20日以内に開催されるコンクラーベで選ばれることになった。

 候補を巡る多数派工作は水面下ですでに始まっているが、対外関係での多大な功績と、教会内に対立を残したヨハネ・パウロ2世の後任だけに、誰がなろうともその課題は大きい。

 リベラル派として知られるフンメス枢機卿(70)は2日、「これからのカトリック教会は避妊など性にかかわる問題で科学と向き合うことが大切だ」との声明を発表した。法王が死んだばかりの時点で、高位聖職者が批判的な言動を取るのは異例のことだ。

 ヨハネ・パウロ2世は、1960年代からリベラルへと傾いていたカトリック教会の舵(かじ)を保守へと切り返した。このため、リベラル、穏健両派の不満が教会内に鬱積(うっせき)している。

 次期法王は、こうした不満を吸い上げつつ、現在、バチカン内に根を張る保守派をも満足させ、ヨハネ・パウロ2世がもたらした“亀裂”を修復する必要がある。

 社会問題では保守派ながら反グローバリスムを主張するイタリア・ミラノ大司教のディオニジ・テッタマンツィ枢機卿(70)や保守色は残るものの第三世界の貧困問題に理解のあるアルゼンチン・ブエノスアイレス大司教のホルヘ・ベルゴリオ枢機卿(68)らの名が候補として挙がっているのもこうした理由からだ。

 一方、冷戦崩壊の立役者の一人として外交史に名をとどめたヨハネ・パウロ2世に匹敵する外交手腕を当初から新法王に期待するのは酷かも知れない。

 そこで、国務長官(首相)のソダノ枢機卿(77)、ラッツィンガー首席枢機卿(77)といった、長く法王を支えてきたバチカン重鎮が、短期リリーフの形で選ばれる可能性も指摘されている。

 バチカン専門ジャーナリストのサンドロ・マジステル氏は、「偉大な法王だったヨハネ・パウロ2世の後任となるのは誰にとっても難しい」と見る。
(読売新聞) - 4月4日0時54分更新


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