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国際関係・安全保障論

795とはずがたり:2005/01/31(月) 09:48:11

スンニ派とシーア派とクルド人の各自地区が広汎な権限を持つ連邦にしないと国がまとまらないんちゃうか?

2005年01月31日(月)
イラク国民議会選、シーア派が勝利宣言
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050131/K2005013000740.html

 戦後イラクの国造りを左右する国民議会選挙が30日、投票された。投票所を狙ったテロが相次ぎ、犠牲者は少なくとも37人にのぼった。この選挙で、イラク政治の主導権がイスラム教スンニ派から多数派のシーア派に初めて移るのは確実だ。シーア派の政党連合の幹部は「われわれは圧勝した」と述べた。米政権は「中東民主化の試金石」と位置づけているが、シーア派、スンニ派、クルド人の三つの勢力間で亀裂が深まれば、中東など国際社会にも大きな影響を与える。

 勝利宣言をしたのはシーア派政党の連合である「統一イラク連合」の幹部。ロイター通信に「われわれの調べでは、地滑り的勝利になる」と語った。同連合は、シーア派の最高権威シスターニ師の意向を反映し、宗教政党など16組織が結集した。

 選挙管理委員会の幹部は投票終了後、「800万人が投票し、登録有権者の約6割になるだろう」と投票率見通しを述べた。一部の投票所からの聞き取りをもとにしており、特にシーア派地域の各州では60〜90%に達するだろうとした。

 ただし、この推定には全18州のうち、選挙が危ぶまれていたスンニ派地域の2州(人口比約14%)は含まれていない。

 シーア派が多い南部では朝から多くの有権者が投票所に並んだ。「投票はイスラム教徒の義務」とするシスターニ師のファトワ(宗教見解)に動かされた人が多かった。

 これに対し、中北部のスンニ派地域では出足が鈍く、北部の都市モスルなどで多くの投票所が迫撃砲攻撃を受け、有権者が近寄れなくなった。

 イラク内務省はテロの犠牲について、子供を含む市民30人と警察官6人が死亡、約100人がけがをしたと発表した。ほかに米兵1人も死亡。

 ロイター通信などによると、バグダッド周辺では少なくとも8カ所の投票所に対して自爆テロや迫撃砲攻撃があった。ナキーブ内相は「バグダッドで少なくとも27人が殺害された」と述べた。

 自爆テロのうち7件は、体に爆発物を巻き付けた男が歩いて近づき、自爆した。投票所周辺で車の使用が制限されたためと見られる。

 ザルカウィ幹部が率いるとされる過激派「イラク・アルカイダ機構」はインターネット上で、「各地で13人が自爆攻撃をした」とする犯行声明を出した。

 AFP通信によると、中部ヒッラで有権者を乗せて投票所に向かうバスが爆破され、5人が死亡した。シーア派地域の南部バスラなどでも投票所が攻撃され、選挙妨害の暴力は全土に及んだ。

 一方、29日夜にバグダッドの米大使館にロケット弾が撃ち込まれ、米国人2人が死亡した。ネグロポンテ大使は無事だった。

 反米武装勢力は事前に「投票に行った者を攻撃する」と脅迫ビラをまき、選挙関係者を殺害。また、スンニ派の宗教組織や多くの政党がボイコットを呼びかけていた。

 暫定政府は国境や空港を封鎖するなど厳戒態勢を敷き、15万人の米軍をはじめとする多国籍軍と、イラク警察など約10万人が投入された。非常事態宣言は30日間の延長が29日に発表された。


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