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国際関係・安全保障論

790片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/27(木) 19:22:20
疑問が募ったついでですので調べてみました。
ウィキペディアでも揉めててなんだかなぁですが、結論として、漢城、京城とも、そのままソウルとは読めないようですね。モチベーションとしてはプライドから別の表記を目指しているとは思われますが、それだけでもなく、漢字が見直されるに当たって新たな表記を探す根拠はあると思います。

日本でたとえると以下の感じかな。
民の間で「みやこ」という発音があって、後から外国に併合されて公式に「京都(きょうと)」という名をつけ(られ)た。(そして、昔ここを勢力圏に置いていた中国の人はここを昔のならわしでたとえば、「都城」と呼ぶと。)ほんで、「京都」と書いて「みやこ」と呼ぶ人もいるかもしれないが、それはワンクッション置いた呼び方だし、何より外国につけられたという気持ちがある。で、「みやこ」に(江戸のように)音に頼って字を宛てようと。たとえば、「彌也己」とか。

しかし、そもそもソウルはハングル表記しかできなかったのか、ソウルの意味が「都」なら、それらしい漢字表記に結びつかなかったのか(日本統治以前からソウルのことをたとえば「京城」と書く習慣がもしかしてあったのか、あるいは「漢城」か)。
「京城」の直前名が「漢城」であり、李朝の時点での公式名は「漢城」であるということを考えると、「漢城」は長期間自発的に認めていた表記であり、これを素直に”ハンソン”と呼ぶとともに、別名として”ソウル”という漢字表記できない朝鮮語(漢字表記できないのが例外か原則かは不明)的な呼び方を併有していたと考えられるでしょうか。
公式に「京城」と改名したあと、いわゆる大東亜戦争あるいは朝鮮戦争後、公式には「漢城」に戻らなかったため、公式の漢字表記がなくなり、”ソウル”という朝鮮語音の呼び名だけが残った。そこで、現在の問題になっているんでしょう。
推定ですので、何かあればツッコミをお願いしたいと思います。


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