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国際関係・安全保障論

781とはずがたり:2005/01/20(木) 23:01
「思いやり予算」の提供施設整備費 岩国最多
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=4934

  在日米軍の駐留経費で日本政府が負担している「思いやり予算」の提供施設整備費のうち、米海兵隊岩国航空基地(岩国市)への予算総額が約2807億円にのぼり、全国64の米軍基地の中で最高額となっていることが分かった。金額は79年度から05年度までの27年間分の総額で、軍事専門家は「在日米軍の中で、岩国の重要性が増している証拠だ」とみている。

  施設整備費は隊舎や家族住宅、学校、厚生施設の建設費などに使われている。
 
  防衛施設庁が朝日新聞の取材に対して明らかにした資料などによると、05年度予算の計上額までの基地別累計額は、トップの岩国基地に次いで多かったのが冷戦時代に重視されていた空軍三沢基地(青森県)の約2481億円。3番目は海軍横須賀基地(神奈川県)の約2186億円だった。
 
  この3基地については、01年度までの予算総額は三沢基地が約2215億円、横須賀基地約1904億円、岩国基地約1801億円だった。

  その後、岩国基地は02年度に横須賀基地を上回り、04年度には三沢基地を抜いて約2500億円に達し、最高額となった。

  岩国基地では、提供施設整備費としては最大規模の「岩国基地滑走路の沖合移設事業」(総事業費約2400億円)がある。97年に着工し、すでに約2千億円がつぎ込まれている。

  思いやり予算には提供施設整備費のほかに、日本人基地従業員の労務費▽米軍が使う光熱費や水道代▽訓練移転費がある。78年に基地従業員の労務費の一部を負担したのが始まりで、年々、対象が拡大し続けている。しかし、思いやり予算全体の基地別の内訳は、明らかになっていない。

  また、思いやり予算とは別に、在沖米軍の整理・縮小に伴う施設整備などは、96年に設けられた日米特別行動委員会(SACO)関連経費が充てられる。
 
  岩国市の新庁舎建設費(総事業費約104億円)の一部は、この経費で補われている。岩国基地が普天間飛行場(沖縄県)返還合意で、KC130空中給油機部隊の受け入れ先に決まったためとされる。


「思いやり予算」提供施設整備費の上位10基地(単位は億円)
 (1)海兵隊岩国基地           2807
 (2)空軍三沢基地(青森)        2481
 (3)海軍横須賀基地(神奈川)     2186
 (4)空軍横田基地(東京)        1682
 (5)空軍嘉手納基地(沖縄)       1227
 (6)海軍厚木基地(神奈川)       1075
 (7)池子住宅地区(同)          880
 (8)海兵隊キャンプ瑞慶覧(沖縄)    762
 (9)海兵隊キャンプ・ハンセン(同)    734
 (10)牧港補給地区(同)         728

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