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国際関係・安全保障論

646とはずがたり:2004/11/15(月) 01:41
パレスチナ:
アラファト氏危篤 発言力強めるスーハ夫人−−“延命”決定権を掌握
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/women/archive/news/2004/11/08/20041108dde007030051000c.html

 ◇“延命”決定権掌握、容体の広報も左右

 パリ近郊のペルシー軍病院でアラファト・パレスチナ自治政府議長(75)の危篤が続く中、病室に付き添うスーハ夫人(41)の動向が注目を集めている。パリでの派手な生活ぶりが地元でひんしゅくを買っている夫人だが、看病を通じて事実上、議長延命の決定権を握り、発言力を強めている。

 夫人は集中治療室(ICU)で生命維持装置につながれた議長の隣に座り、議長に直接面会できるのは医師団のみ。軍病院広報官は夫人の意向を受け「質問は受け付けない」「容体は安定している」などと短い声明を繰り返している。

 イスラエル紙によると、夫人は広報官に対して病状に関するいかなる追加説明も加えないようクギを刺し、容体情報を左右。6日夜には医師団との面会中、「誰が議長と面会し、容体を報告するか」を巡りダハラン元自治政府治安担当国務相、ラシード経済顧問、ルデイネ議長顧問が夫人と口論する一幕もあったという。「議長のこん睡は続いている。決定権は今やスーハ(夫人)の手中にある」。イスラエル英字紙エルサレム・ポストがヨルダン川西岸の自治政府高官の話として伝えたところによると、医師団は夫人が生命維持装置を外す許可を出すのを待っている段階だという。

 夫人は銀行家の父、ジャーナリストの母のキリスト教徒家庭に生まれたパレスチナ人で、西岸で幼少時代をすごした。議長は夫人がソルボンヌ大留学中に知り合い、パレスチナ解放機構(PLO)の広報担当部門に取り立てた。父子ほど年齢の離れた2人は夫人がイスラム教に改宗した後、90年に結婚したが、2年間は世間に伏せられていた。

 長女のザフワさん(9)出産にあたり夫人はガザ地区を避け、パリの病院を選んだ。高級ブランドの服飾を好むぜいたく派。仏検察当局は昨秋、資金洗浄の疑いで夫人の口座に対する予備捜査に着手したが、夫人は「シャロン・イスラエル首相の差し金」と反論。自爆テロを容認するなど、過激な発言でも知られた。

 夫人は、パリで別居生活を送っていたが、10月29日の議長入院以来、密着しての看病が続く。パレスチナ指導部にアラファト後継に関するメッセージを託すなど、政治的言動も表面化し始めた。
毎日新聞 2004年11月8日 東京夕刊


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