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国際関係・安全保障論

595とはずがたり:2004/10/09(土) 03:01
2004年10月09日(土)
きょう豪州総選挙 “やり手”レイサム党首 就任わずか10カ月で労働党盛り返し
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20041009/KOKU-1009-03-02-34.html

 九日に投開票されるオーストラリア総選挙で、最大野党・労働党のレイサム党首(四三)の選挙戦での健闘ぶりに驚きの声が上がっている。与党・保守連合(自由党と国民党)を率いるベテランのハワード首相(六五)と互角に渡り合い、約八年半ぶりの政権奪取を射程に収めるところまで党勢を盛り返した。

 オーストラリア経済は好調で、第二・四半期の国内総生産(GDP)は4・1%の伸びを示し、失業率も5・6%と約二十年ぶりの低水準にとどまっている。実際、「政権交代の理由が見当たらない」(英誌エコノミスト)と評される中、レイサム氏が労働党を率いることになったのはわずか十カ月前だった。

 行政経験は、シドニー近郊のリバプール市長を務めた程度。タクシー運転手と料金で争いになり、相手の腕を骨折させた“武勇伝”をもつ一方、多数の経済関係の著作があるインテリ政治家としても知られる。

 その異色ぶりが逆に新鮮さをもって若者層を中心に受け入れられ、「ハワード首相の弱みは『政権も間もなく九年。そろそろ替えどきかな』という有権者の心理」(有力英字誌ファーイースタン・エコノミック・レビュー)を突いて、支持を伸ばす一因となった。

 オーストラリア特有の投票制度が労働党に有利に作用する可能性もある。有権者が選挙区の全候補者に優先順位を付ける方式で、一位の票を50%以上獲得した候補者が当選する。該当者がいない場合、最も一位票の少ない候補者の持ち票が、それぞれの票で優先順位二位にランクされた候補者に再配分される仕組みとなっている。今回カギを握りそうなのが小政党の緑の党。有権者の7%を占めるとみられる支持者のうち、七割が保守連合よりも労働党を二位にランク付けするとのデータもある。

 保守連合と労働党を比較した最新世論調査では、保守連合の支持は50・5%と労働党を1ポイント上回っているだけ。とはいえ、「最終的には経験豊かなハワード氏の保守連合だろう」(在シドニーの政治評論家)との見方が少なくない。


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