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国際関係・安全保障論

594名無しさん:2004/10/09(土) 02:56
日中中間線 中国、86年に埋蔵把握 天然ガス分布図作製
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041008-00000001-san-pol

 中国が日本政府の抗議を無視する形で東シナ海のガス田「春暁鉱区」の採掘事業を進めている問題で、
中国政府は二十年ほど前から、海底地質調査で同鉱区が「日中中間線」をまたいで分布していることを
把握していたことが七日、分かった。
「中国は確信犯的に日本の海洋資源を侵犯しようとしている」(政府高官)との疑念が裏付けられた。
日本側は事実関係を中国側に問いただし、詳細な資源データの開示を要求しているが、
中国側は明確な回答を拒否している。
 政府筋によると、中国政府の海底地質調査の結果が、中国・地質砿産省海洋地質統合大隊が一九八六年に
出版した「東海(東シナ海)石油地質図集」に記載されていた。
 この地質図は、カラー刷りで資源埋蔵の分布状況が詳細に色分けされており、春暁鉱区は南北に約三十五キロ、
東西に六キロほどの楕円(だえん)状で、「埋蔵の可能性が最も高い」ことを示す赤で色づけされている。
 日本政府が、この地質図に「日中中間線」を重ねたところ、同鉱区は中間線をまたいで広がり、六対四の割合で日本側に分布していた。
中国側の採掘施設は、中間線から中国寄りに二−三キロの北緯二八度二一分、東経一二四度五八分の位置にあり、
海底パイプラインが完成すれば、年間二十五億立方メートルの天然ガスの生産が見込まれるという。
 日本側はすでに、外交ルートで中国側に地質図の存在を指摘し、「日本側の資源も採取されるのは確実だ」と主張。
中国側はしかし、地質図の存在は認めたものの、日本側の埋蔵資源を採取する可能性については回答を避け、共同開発を提案している。
 日中両国は平成十年から「海洋法の問題に関する日中協議」をスタートさせたが、決着していない。
このため、経済産業省は、今年七月から三カ月間の予定で中間線の日本側海域で天然ガスや石油の地質調査に着手。
年内にも調査結果をまとめる。


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