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国際関係・安全保障論

5067とはずがたり:2018/12/25(火) 23:01:26
辺野古移設の県民投票、宜野湾市長「実施せず」
毎日新聞2018年12月25日 20時49分(最終更新 12月25日 21時56分)
https://mainichi.jp/articles/20181225/k00/00m/010/209000c

 沖縄県宜野湾市の松川正則市長は25日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票(来年2月24日)に参加しない方針を明らかにした。実施に必要な予算案が市議会で否決されたことを受け「投開票などの事務を実施しない」と明言した。不参加を表明した首長は宮古島市の下地敏彦市長に次いで2人目。普天間飛行場を抱える宜野湾市でも投票が実施されなければ、結果の重みに大きな影響を与える。

 宜野湾市議会は20日、県民投票の投開票事務などに必要な約1667万円の予算案を賛成少数で否決。松川市長は即日、議決をやり直す「再議」を求めたが、議会が再度否決していた。県民投票予算は地方自治法の規定上、再議で否決されても首長判断で計上できるが、松川市長は25日の記者会見で「議会の意思は極めて重い。予算の執行権は行使しないという苦渋の決断をした」と述べた。

 県は今後、事務を実施しないのは県民投票条例違反として、是正を求めるなどの対応策を検討するが、市長は「一朝一夕で変わる決断ではない」とも明言しており、同市では投票が実施されない公算が大きい。25日は石垣市議会でも予算案が否決され、中山義隆市長が再議を求めたが再度否決された。玉城デニー知事が辺野古移設計画を巡って政府と対立する一方で、県内には首長が保守系の自治体や保守系議員が優勢な自治体も多い。▽沖縄市▽うるま市▽糸満市▽与那国町――も議会が県民投票予算案を否決したままで、宮古島、宜野湾、石垣の3市と合わせ、県内41市町村のうち6市1町に上る。

 沖縄の政治状況に詳しい江上能義・琉球大名誉教授(政治学)は「辺野古移設を進める安倍政権側が市町村レベルで支持基盤を固めてきたことが、予算案の否決や首長の不参加表明が相次ぐ事態の背景にある。移設に反対する『オール沖縄』陣営と政権側の対立が、県民投票への対応にも持ち込まれている」と分析する。

 こうした状況について、県民投票の実施を求めて署名を集めた市民団体の代表で、宜野湾市在住の大学院生、元山仁士郎(じんしろう)さん(27)は「投票できないのはとても悲しい。普天間の危険性除去のために辺野古移設が必要と考えるなら、移設に賛成の投票を求める運動を展開すればよい。投票権を奪うのは筋違いだ」と憤った。

 江上名誉教授も「首長や議員が民主主義の根幹である投票権を奪うのは、民主主義が危機にさらされている昨今の世界情勢において、深刻な問題をはらんでいる」と指摘する。【遠藤孝康、比嘉洋】


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