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国際関係・安全保障論

4957とはずがたり:2018/05/04(金) 20:51:51
【日本会議前議長】三好達・最高裁元長官はなぜ、発言しないのか?
https://blogs.yahoo.co.jp/mochimoma/20353083.html
2015/9/20(日) 午後 3:13

『安保法制』に関する議論の中で、この法案は『憲法違反』でないか?ということが最大の論点とされた。

安倍内閣は、『憲法違反ではない』という立場であり、憲法学者の大多数が、『憲法違反』と批判していることに関しては、『憲法違反か否かの最終判断は、最高裁が行う。憲法学者などに権限はない』として、それを退けている。

ところが、最高裁元長官の山口繁氏(1997年〜2002年まで長官を務める)が、9月3日付の『朝日新聞』とのインタビューで、次のように述べた。

『少なくとも集団的自衛権の行使を認める立法は、違憲だと言わざるを得ない』『従来の解釈が憲法9条の規範として血肉化しており、それを変えるなら、憲法改正し国民にアピールするのが正攻法だ』などというのである。

すると、参議院特別委員会でこのことを問われた安倍首相は、「今や一私人になられている方について、いちいちコメントするのは差し控える」と述べたという。
これははなはだ、失礼な発言であると同時に、山口氏がOBであるとはいえ、最高裁元長官であることを考えると、『憲法違反か否かの最終判断は、最高裁が行う』という発言との間に整合性が成り立つのかどうか、そのことが疑問視されるところである。

さらに、15日の中央公聴会には、最高裁元判事の濱田邦夫氏(2001年〜2006年、最高裁判事)が公述人として出席し、政府・与党が安保法制の合憲性として持ち出す砂川判決について、「個別的であろうが集団的であろうが、そういう自衛隊そのもの、元は警察予備隊と言っていたそういう存在について、争われた事案ではないという意味において、これを理由とするということは非常に問題がある」と述べた。

濱田氏は、これに加えて「今は亡き内閣法制局」などと発言したり、「政治家の皆様には、知性と品性と、そして理性を尊重していただきたいし、少なくとも、それがあるような見せかけだけでも、これはやっていただきたい」と述べるなど、痛烈な皮肉を展開した。

このようなニュースを聞くにつけ、非常に不思議な現象が存在していることに、私は最近、気が付いた。
というのは、安倍首相のバックに、『日本会議』という(超)保守主義者の団体があって、そこに安倍首相自身を含めた(与野党の)国会議員・地方議員、その他、経済界、宗教界、学界などの人物が、多数組織化されていることは有名な話である。

その『日本会議』の現在の会長は、先日のインターネット放送で、櫻井よしこ氏と共に安倍首相に対談を行った、田久保忠衛氏(外交評論家、杏林大学名誉教授)である。
そして、(山口組ではないが)3代目の会長(2001年〜2015年)を長く務め、現在は名誉会長の地位にあるのが、三好達(みよし とおる)氏である。

三好氏は、1995年〜1997年、最高裁長官を務めている。
その次が、上述した山口繁氏が、最高裁長官になっている。

ところが不思議なのは、山口繁氏や濱田邦夫氏が、『安保法制』は違憲かというテーマの論争で私見を開示しているのに対して、三好達氏がこのことについて、沈黙しているように見えることである。

『日本会議』の名誉会長という肩書を見ると、当然、『安保法制』は合憲という見解だろうと思うのだが、違うのだろうか。

(三好氏の任期は、最高裁長官としては短いほうだし、またもともとの専門は企業法務のようだ。
果たして、論理的に専門家同士で納得できるような、『合憲論』を三好氏が展開しうるのかという疑問もある。
また、現在の健康状態が、どのようなものかもわからないのだが…)

こういう中で、仮に三好氏が『合憲だ』といえば、政府にとって『援軍』となったような気もするが、なぜ、そうしなかったのだろうか。(以下略)


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