[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
3601-
3701-
3801-
3901-
4001-
4101-
4201-
4301-
4401-
4501-
4601-
4701-
4801-
4901-
5001-
5101-
5201-
5301-
5401-
5501-
5601-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
国際関係・安全保障論
4950
:
とはずがたり
:2018/04/27(金) 12:39:35
2018年4月25日 / 11:16 / 1日前
特別リポート:米国悩ます核問題、行き場なき余剰プルトニウム
https://jp.reuters.com/article/special-report-us-nuc-idJPKBN1HW05W?rpc=135
Scot J. Paltrow
[アマリロ(米テキサス州) 20日 ロイター] - テキサス州アマリロ近郊に無秩序に広がる工場では、多くの作業員が手作業で米国産業で最も危険な仕事に従事している。契約作業員たちが、退役した核弾頭からプルトニウムの核(コア)を慎重に除去しているのだ。
米エネルギー省管轄のパンテックス工場では、多くの安全規則にのっとって作業しているものの、手元が狂えば大惨事になりかねない。
全米各地にある同省施設には、余剰プルトニウム54トンが保管されている。パンテックス工場では「ピット」と呼ばれるコア2万個超が保管されており、規則によってそれらは同工場の一時保管施設で保有することが許されている。数千メガトン規模の核爆発を引き起こすのに十分なコアが保管されており、日々その数は増えている。
細心の注意を要し、生命の危険にさらされかねない核弾頭の廃棄作業は、ほとんど知られていないが、緊急度を増している。米国とロシアが2010年に合意した核新戦略兵器削減条約(新START)が定める核弾頭数の上限1550発を超えてはならないからだ。
米国は古い核弾頭を廃棄して、より殺傷能力の高い最新兵器と一部交換したいと考えている。ロシアも新たに危険な兵器開発を進めている。
米国は大量のプルトニウムを保有しており、テロリストはそれらを手に入れたいと狙っている。米ロはまた、両国間で締結した別の協定により、それぞれ34トンに上る兵器級の余剰プルトニウムを処分しなければならない。
これには2重の意味がある。1つは、プルトニウムが悪人の手に渡ることを阻止すること。そしてもう1つは、米ロ自身が再び兵器に使用する可能性を排除することだ。米エネルギー省のウェブサイトによると、両国合わせた計68トンの余剰プルトニウムは、核兵器1万7000発を製造するのに十分な規模だという。だが米国は、自国が処分しなければならない34トンについて、永続的な計画をもたない。
放射能半減期は2万4000年であるため、プルトニウムは永久に隔離されなければならない。
<冷戦時よりはるかに危険>
プルトニウムの保管を巡る問題を解決することは急を要すると、米非営利団体「憂慮する科学者同盟(UCS)」の物理学者エドウィン・ライマン氏は指摘。テロや国際的な緊張悪化、核兵器を欲しがる非保有国など一段と不安定化する世界において、大量破壊をもたらすプルトニウムが再び使用される恐れがあると同氏は言う。
また、米ミドルベリー国際大学院ジェームズ・マーティン不拡散研究所のウィリアム・ポッター所長はロイターに対し、「冷戦時よりも、いまの方がはるかに危険な状況にある」と語った。
米国は、安全と考えられている地下600メートルより深くプルトニウムを埋めるスペースを新たに確保するために必要な措置さえいまだに講じていない。
現在、米国にあるプルトニウムの大半はサウスカロライナ州のサバンナリバー・サイトの建物内に保管されている。冒頭のパンテックス工場と同じく、エネルギー省が管理している。
同施設でのプルトニウム保管に反対する地元団体のディレクター、トム・クレメンツ氏らは、プルトニウムを保管するために施設が造られたわけではないとし、漏えいや事故が発生して大量の放射能が放出される恐れがあると警鐘を鳴らす。
ロシアとの協定の下、米国はプルトニウム34トンを原子力発電所の燃料に転換する計画だった。その燃料は「MOX(混合酸化物)燃料」として知られる。プルトニウムとウランを混ぜ合わせて混合酸化物に転換し、原子力発電所の燃料棒にする。だが、米国の計画には深刻な遅れが生じており、費用も当初の見積もりを越えている。
代替案として「希釈して処分」する方法があるが、これはプルトニウムを不活性物質と混ぜ、キャスクと呼ばれる専用の輸送容器に入れ保管するというものだ。だがこのキャスクの寿命はわずか50年とされ、地下深く永久に埋められる必要がある。
<MOXを巡る混乱>
トランプ大統領は、大幅な費用超過と遅れを理由に、プルトニウムのMOX転換計画を廃止したいとするエネルギー省を支持している。同省は、オバマ政権時代から、同じ理由でMOX計画の廃止を支持していたが、議会はそれを却下した。
しかし今年2月に承認された連邦予算は、「希釈して処分」する方がMOX転換より費用が半分以下ですむことが調査で証明された場合、MOX計画を廃止すると明記している。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板