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国際関係・安全保障論

481とはずがたり:2004/05/24(月) 21:20
大中東構想はアメリカの影響力を排除した旧アラビア帝国の復活でなければなるまい。サウジ・イラク・ヨルダン・シリアの合併が必要だな!

●米:中東地域での非石油産業の育成を目指す国際機関「中東開発銀行」の創設←欧「融資機関創設はコストがかかり、非現実的」と猛反発(アジア通貨危機の時を思い出すねぇ 日:アジア通貨基金←米:非現実的)

●米:アジア太平洋経済協力会議(APEC)の中東版を念頭に、主要8カ国(G8)と中東諸国首脳の恒久的な対話の場を作る計画←アラブ:虐待問題などで反撥強まる

●今回のG8財務相会議では、世界銀行傘下の国際金融公社(IFC)にある二つの技術支援基金を統合し、1億ドル規模の基金を設けることで合意するなど、新味に乏しい中東支援強化策をまとめるのが精いっぱいだった。

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kaigai/news/20040525k0000m020024000c.html
G8財務相会議:看板倒れの大中東構想 支援策打ち出せず

 6月に米ジョージア州で開かれる主要国首脳会議(シーアイランド・サミット、G8)の目玉として、米ブッシュ政権が掲げた中東諸国の民主化・経済成長を支援する「大中東構想」が、看板倒れに終わる可能性が出てきた。23日に閉幕したG8財務相会議でも具体的な中東支援策は打ち出せなかった。

 イラク情勢混迷に加えて、イラク人への主権移譲のあり方をめぐる欧米のあつれきや、イラク人収容者虐待事件で一段と悪化した中東諸国の反米感情が障害となって、構想推進の基盤ができないためだ。今月中旬に開かれたG8外相会議では、共同声明さえまとめることができず、今回の財務相会議でも、8人の財務相のうち、独とカナダが欠席し、初日は、仏、伊も不参加で、中東支援に対する足並みの乱れを印象づけた。

 「米国はさまざまなアイデアを用意したが、次々につぶれた」。財務相会議の関係筋によると、米国は当初、大中東構想実現のために、中東地域での非石油産業の育成を目指す国際機関「中東開発銀行」の創設など大規模な支援の枠組みを構想した。しかし、米主導の中東の新秩序作りに警戒感を抱く欧州各国が「融資機関創設はコストがかかり、非現実的」と猛反発し、新銀行創設構想は消滅した。

 このほか、米国は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の中東版を念頭に、主要8カ国(G8)と中東諸国首脳の恒久的な対話の場を作る計画も練っている。しかし、イラク人収容者虐待問題に加えて、パレスチナ問題でイスラエル寄りの姿勢を強めるブッシュ政権に対し、アラブの反発は強まるばかりで、実現は容易ではない。

 このため、今回のG8財務相会議では、世界銀行傘下の国際金融公社(IFC)にある二つの技術支援基金を統合し、1億ドル規模の基金を設けることで合意するなど、新味に乏しい中東支援強化策をまとめるのが精いっぱいだった。
毎日新聞 2004年5月24日 18時48分


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