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国際関係・安全保障論
4775
:
とはずがたり
:2017/09/26(火) 21:29:40
中国・北朝鮮「相互防衛」の誓いにもはや意味はない
Will China Defend North Korea?
2017年9月26日(火)16時46分
アンキット・パンダ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8527.php
中朝友好条約に調印する金日成(左)と周恩来(1961年) GAMMA-KEYSTONE/GETTY IMAGES
171003cover-150.jpg<ニューズウィーク日本版9月26日発売号(2017年10月3日号)は「中国が北朝鮮を見捨てる日」特集。金正恩の暴走は習近平にとっても厄介な問題だが、血の同盟が決裂したとき、いったい何が起こるのか。この特集から、56年前に両国が調印した中朝友好条約に関する記事を転載する>
中国共産党機関紙系の新聞「環球時報」が8月に意味深長な社説を掲げた。仮にも北朝鮮が「先にミサイルを発射して米国の領土を脅かし、米国が報復した場合、中国は中立を保つだろう」とあった。米紙ワシントン・ポストはこれに注目し、要するに一定の条件下では中国も「北朝鮮を助けてやらない」という意味だと指摘した。
ありそうなことだ。56年前、北朝鮮の建国の父・金日成と中国の初代首相・周恩来は中朝友好協力相互援助条約に署名した。今なお有効なこの条約の第2条に、相互防衛の規定がある。北朝鮮が他国から攻撃されたら中国は助けに行く、その逆もしかり。念のために条文を引用すればこうだ。
「両締約国は共同で全ての措置を取り、いずれか一方の締約国に対するいかなる国の侵略をも防止する。いずれか一方の締約国がいずれかの国または同盟国家群から武力攻撃を受け、それによって戦争状態に陥ったときは、他方の締約国は直ちに、持てる限りの総力を挙げて軍事的その他の支援を行うものとする」
この条約は、中国が北朝鮮を支援した朝鮮戦争の記憶が新しく、北朝鮮が今より貧しく弱かった時代に締結された。それから50年以上を経た今、北朝鮮はICBM(大陸間弾道ミサイル)による攻撃力を手に入れるまでになり、それが究極の敵すなわちアメリカに対する抑止力になると確信している。
この間、北朝鮮はアメリカの同盟国である日本と韓国の首都を脅かすことを目的とする一連の短・中距離弾道ミサイルも開発してきた。一方で、中国と北朝鮮の関係は悪化を続け、中国にとっての北朝鮮はもはや(重要なパートナーではあることは確かだが)最も近しい外交上のパートナーではなくなっている。
あまり注目されていないが、実を言うと中国側は中朝友好条約について重要な解釈変更を行っている。冒頭に引いた環球時報の社説も、2010年後半に行われたとされるこの解釈変更に依拠している可能性が高い。
韓国の李明博(イ ・ミョンバク)元大統領の回顧録によると、中国の北朝鮮政策の要であった戴秉国(タイ・ピンクオ)国務委員は、この解釈変更を伝えるために平壌を訪れている。そして「北朝鮮が韓国を先制攻撃し、その結果として本格的な武力衝突が起こった場合は、中国が北朝鮮を支援することはないだろう」と警告したという。
中国にとって、この解釈変更は理にかなっていた。現に朝鮮半島の非核化を目指す6カ国協議は破綻し、北朝鮮は核兵器搭載可能なICBMの開発を進めていたからだ。
北朝鮮が先制攻撃をした場合、中国が支援を保証しないということは、理論的には北朝鮮に先制攻撃を思いとどまらせる効果がある。
同様に、北朝鮮が他の国から攻撃された場合は中国が介入することを韓国、日本、アメリカに確信させておけば、北朝鮮に対する米韓日同盟軍の攻撃を思いとどまらせることができる。つまり、解釈変更後はアメリカも北朝鮮も朝鮮半島で悲惨な戦争を仕掛けにくくなるはずだった。
しかし、中国の姿勢は想定外の結果ももたらした。金正恩(キム・ジョンウン)政権下で中国と北朝鮮の緊密な関係が急速に悪化する一方、金政権が強力かつ多彩な核兵器の開発を決断したという結果だ。
今は世界中の関心が北朝鮮のICBMに集まっている。だが北朝鮮は一連の強力な短距離、準中距離、中距離弾道ミサイルも保有し、金正恩はいつでも自分の都合で戦争を始められる。
そうであれば、数年前に中国が中朝友好条約第2条の解釈変更を突き付けたことが、いま私たちの直面している北朝鮮の脅威をもたらしたと言えるのかもしれない。
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