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国際関係・安全保障論

470とはずがたり:2004/05/04(火) 12:22
一気に政権交代が可能な大統領制に比べて議員が地盤を涵養している議会の勢力交替は遅れる傾向にあるのかも知れないが,韓国もやっと此処まで(ハンナラ党が第1党から転落)来た。さて日本は,と…。

韓国与野党が協約締結 ハンナラ党対決姿勢捨て対話へ
http://www.asahi.com/international/update/0504/006.html

 4月の韓国総選挙で過半数を獲得した実質与党・開かれたウリ党の鄭東泳(チョン・ドン・ヨン)議長と第1党の座を失ったハンナラ党の朴槿恵(パク・ク・ネ)代表が3日、選挙後初めて会談した。両党首は、腐敗政治との絶縁を誓い、経済回復や対北朝鮮政策で協力する協約を結んだ。ハンナラ党は3月の盧武鉉(ノ・ム・ヒョン)大統領弾劾訴追や総選挙での対決姿勢を捨て、対北朝鮮でも従来の敵視政策を転換する兆しを見せている。

 ウリ党は総選挙で3倍増に躍進、定数299議席中152議席を占めた。一方のハンナラ党は16議席減の121議席。両党で9割を超える2大政党時代となり、今月末から新たな任期となる新国会の構図が、対決か対話かで注目を集めていた。2人はこの日の直接会談で、「新たな政治の実践に力を注ぐ」と口をそろえた。

 中傷を繰り返してきた両党が、異例の協約まで結んで「蜜月」を演出した背景には、ハンナラ党の転換志向がある。

 総選挙では朴代表の個人的人気で惨敗こそ免れたものの、若者離れや「金権腐敗」の悪評判は深刻で、党内から解党論も出ていた。一方のウリ党内にも、新人の大量進出(108人)で政治理念のまとまりがなかったり、ベテラン議員の路線の違いが表面化したりしており、求心力が必要だった。

 朴代表は早くから「与党との対決より国民の生活向上を」と訴え、北朝鮮・竜川(リョンチョン)駅の爆発事故でも人道支援を理由に募金活動を積極的に呼びかけた。金大中(キム・デ・ジュン)前政権以来の太陽(包容)政策に対する反対一辺倒だった党の姿勢の転換も図っている。

 この日締結された協定文でも「憲法に明示された自由民主主義、市場経済原則に基づく朝鮮半島の平和定着と共同発展」という1項目が設けられ、国会内に南北関係発展特別委員会を新設することで合意した。

 当面、北朝鮮への往来や関係者との接触を禁じ、事実上の密告強制までしてきた国家保安法(48年制定)の改廃が論点となる見通しで、「太陽政策と合致せず時代遅れ」と廃止論が主流のウリ党に、ハンナラ党がどこまで歩み寄るかが焦点となりそうだ。

(05/04 09:25)


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