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国際関係・安全保障論

437とはずがたり:2004/03/22(月) 18:00
マレーシア総選挙、与党が歴史的大勝 議席の9割獲得
http://www.asahi.com/international/update/0322/008.html

 21日に投開票されたマレーシア連邦下院(219議席)選挙では、アブドラ首相率いる与党連合が議席のおよそ9割を獲得する歴史的な大勝を収めた。野党連合はほぼ壊滅状態。アブドラ首相は昨年10月の就任以来、自らの信任を初めて問う選挙で国民の広範な支持を受け、「マハティール後」の政権基盤を確固たるものとした。

 アブドラ首相は22日未明、クアラルンプールの最大与党、統一マレー国民組織(UMNO)本部で勝利宣言した。

 選挙委員会によると、22日朝の段階で95%の下院議席が確定し、与党連合は189議席を確保。獲得率は約90%に達している。事前の観測では与党連合が現状の3分の2を確保するかが焦点と見られたが、接戦とされた選挙区の大半で与党候補が野党候補に競り勝った。

 同時に行われた州議会選挙でも与党連合は、最大野党のイスラム政党、全マレーシア・イスラム党(PAS)の主要な足場だったトレンガヌ州政権を奪還した。

 下院で、野党連合の中心勢力であるPASはアブドル・ハディ総裁が落選するなど議席を改選前の27議席から半数以下に減少させることが確実。アンワル元副首相支持派による国民正義党も5議席中4議席を失い、政党の存続が困難な事態に陥った。

 アブドラ氏は発足時からマハティール政権時の閣僚を引き継いだが、22日に首相に再任された後、大幅に顔ぶれを入れ替える組閣に着手すると見られ、「マハティール後」を担う本格的なアブドラ政権が誕生する。

 与党圧勝の原因については様々な見方が出ているが、就任後に汚職を次々と摘発した実績、親しみやすい人柄など、「アブドラ氏への国民の高い好感度が選挙結果を導いた」(英字紙ニュー・ストレーツ・タイムズ)ことは間違いない。

 また、ジェマー・イスラミア(JI)やアルカイダが東南アジアや欧州、中東で繰り返す大規模なテロ事件が、イスラム国の建設など過激なイスラム主義を唱えた野党PASのイメージを悪化させた点も大きい。

(03/22 13:02)


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