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国際関係・安全保障論

4197とはずがたり:2016/12/14(水) 23:34:33
米オスプレイ不時着
折れた翼 防衛相「墜落」否定 不安拡大に警戒感
http://mainichi.jp/articles/20161214/dde/041/040/045000c
毎日新聞2016年12月14日 東京夕刊

 沖縄の海で、バラバラになった機体が見え隠れしている。米軍オスプレイ事故から一夜明け、テレビ中継の映像を見た自衛官の一人は「大破している」と言った。上空から見ると機体の損傷度合いから「墜落」したようにも見えるが、防衛省は事故公表後にいち早く「不時着」と表現。安全性への懸念が広がることへの警戒感をにじませた。一方、オスプレイが飛ぶ地元では不安が広がっている。【町田徳丈】

 機体は主翼が折れ、部品とみられる金属片が現場に散乱し、乗員5人のうち2人が負傷した衝撃の強さをうかがわせる。

 防衛省は「不時着」とした理由について、米側が「着水」と表現していることや、5人全員が生存していることから海面に強くたたきつけられたものではない--などとしている。

 稲田朋美防衛相は米軍からの情報を含めて「コントロールを失った状況ではなく、パイロットの意思で着水したと考えている」と述べた。

 だが、防衛省は、墜落だとの指摘を否定できる材料を持っていないことは認めている。そもそも省内に「墜落」の明確な定義もないという。

 防衛省は事故直後から米軍に飛行の目的や当時の状況などの情報提供を求めているが、詳細な状況に関する情報を得られているわけではない。


 事故原因究明は米側が主導権を握っており、稲田防衛相や省幹部が米側に「原因究明について情報提供を求める」と繰り返すしかなく、当面は米軍任せなのが現状だ。

 ただ、防衛省内には機体の壊れ方について「激しく壊れているわけでもない」とする見方もある。

「緊張感が足りない」 飛来地
 来月から国内初のオスプレイ定期整備を行う陸上自衛隊駐屯地の地元、千葉県木更津市は、安全の徹底を求める要請書を国に9日に出したばかりだった。渡辺芳邦市長は14日、市議会で国に要請書を再度提出する方向で調整していることを明らかにした。

 10月にオスプレイに試乗した市議の一人は「タイミングが悪い。(米軍は)緊張感が足りないのではないか」。オスプレイに反対する市民団体のメンバー、野中晃さん(76)は「あれは不時着ではなく墜落だ。ますます安全性に疑問を持った」と憤った。

 オスプレイ配備が計画されている米軍横田基地を抱える東京都福生市の加藤育男市長は14日、「安全性の懸念が払拭(ふっしょく)されていないと主張してきた」とコメントし、同日、防衛省を訪問して情報提供などを求めるという。

 一方、富士山山麓(さんろく)の陸自東富士演習場での訓練で、米軍オスプレイが飛来している静岡県の川勝平太知事は、報道陣の取材に「(政府はこれまで)米国の2次情報をうのみにして国民に説明してきたが、頼りない。もう『米国から安全と言われている』という説明は通じない。危険なまま、なしくずしに配備されていることに強い懸念を感じる」と述べた。同県小山町の込山正秀町長も「原因究明を早急に行い、安全性の確認および確保の徹底をお願いしたい」とのコメントを発表した。【阿部義正、熊谷泰、荒木涼子】


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