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国際関係・安全保障論

4063とはずがたり:2016/09/10(土) 23:50:49
【北朝鮮核実験】国連安保理に温度差も 制裁協議は予断許さず カギの中国は消極姿勢
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1609100071.html
19:14産経新聞

【北朝鮮核実験】国連安保理に温度差も 制裁協議は予断許さず カギの中国は消極姿勢
北朝鮮の核実験を受けた国連安全保障理事会の緊急会合後、会見する日本の別所浩郎国連大使(上塚真由撮影)
(産経新聞)
 【ニューヨーク=上塚真由】北朝鮮の5回目の核実験を受けて、国連安全保障理事会は9日、非公開の緊急会合を開き、制裁強化に向けた協議を始めた。今後、日米韓が軸となり、新たな制裁決議案を詰めていくが、北朝鮮最大の貿易相手国である中国が制裁強化に慎重姿勢を崩さない可能性もあり、協議の行方は予断を許さない状況だ。

◇温度差も

 安保理は9日午後の緊急会合で、約1時間というスピードで非難声明を全会一致で取りまとめた。緊急会合後、ニュージーランドのバンボヘーメン国連大使が声明内容を読み上げ、追加措置に向けて迅速に取り組むことを明らかにした。

 会見した日本の別所浩郎国連大使によると、緊急会合では、「全ての国」が北朝鮮への非難を表明。迅速な制裁決議の採択を求める意見に対し、席上で反対する国はなかったという。

 だが、ベネズエラのラミレス国連大使は会合後、記者団に、「3月の制裁決議はとても強いものだ。これ以上の制裁決議は必要がない」と発言。日米と英国、フランスが制裁強化に積極姿勢を見せる一方、安保理内では早速、温度差が浮き彫りとなっている。

◇中露はどう対応

 中国の劉結一大使は会合後、「核実験に反対し、朝鮮半島の非核化に向け、これまで以上に喫緊に協力していかなければならない」と厳しい表情で語った。一方で「(朝鮮半島の安全保障を巡る)すべての関係国は相互の挑発行為を控えるべきだ」とも述べ、制裁強化についての質問には答えず、無言で立ち去った。

 制裁強化には、北朝鮮に融和的な常任理事国の中国とロシアがカギを握る。両国は核実験やミサイル発射を明確に非難するものの、制裁強化には一線を画し、慎重姿勢を崩していない。4回目の核実験を受けて3月に採択された決議をめぐる協議でも、両国は当初、厳しい制裁内容には消極的で、安保理は決議案の採択までに2カ月を要した。

◇制裁内容

 また、3月の制裁決議から半年という短期間で北朝鮮が再び核実験を強行したことで安保理決議の実効性も問われる結果となった。

 3月の制裁決議は、「過去20年間で最も強力な制裁」(パワー米国連大使)とされ、北朝鮮に出入りする全ての貨物の検査を義務化。北朝鮮への航空機・ロケット燃料輸出を原則的に禁止し、北朝鮮産鉱物資源の輸入も一部禁止した。

 日米韓の3カ国は、北朝鮮が新たに核実験を強行した場合、原油の輸出禁止などを盛り込んだ制裁決議案を求める方針を確認していたという。だが、体制崩壊につながりかねない強力な制裁には中国の強い反発が予想される。決議案の内容次第では採択までに一定の時間がかかり、3月の決議の補強的な内容になるとの見方も広がっている。


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