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国際関係・安全保障論

3878とはずがたり:2016/06/09(木) 18:04:39
中国海軍艦艇 一時接続水域に 中国駐日大使に抗議
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160609/k10010550581000.html?utm_int=all_side_ranking-access_002
6月9日 4時12分

9日未明、中国海軍の艦艇が沖縄県の尖閣諸島周辺の日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入り、2時間20分後の午前3時すぎに接続水域から出ました。中国海軍の艦艇が接続水域に入ったことが確認されたのは、これが初めてだということで、外務省の斎木事務次官は、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、抗議しました。
政府によりますと、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のフリゲート艦1隻が沖縄県の尖閣諸島の久場島の北東で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったのを海上自衛隊の護衛艦が確認しました。

これを受けて、安倍総理大臣は関係省庁に対し、不測の事態に備え、緊密に連携して対処するとともに、アメリカなど関係国と緊密に連携を図ること、さらに警戒監視に全力を尽くすことを指示しました。

また、外務省の斎木事務次官は午前2時ごろ、中国の程永華駐日大使を外務省に呼び、「尖閣諸島は日本固有の領土であり、海軍の艦艇が接続水域に入ったことは極めて遺憾だ」として抗議するとともに、速やかに接続水域の外に出るよう求めました。

フリゲート艦は、およそ2時間20分にわたって接続水域内を航行したあと、午前3時10分ごろ、尖閣諸島の大正島の北北西で接続水域から出て、北に向けて航行したということです。

政府関係者によりますと、日本の海上保安庁に当たる中国海警局の船が尖閣諸島周辺海域の日本の領海に侵入したり、接続水域に入ったりすることは一定の頻度でありますが、中国海軍の艦艇が接続水域に入ったことが確認されたのは、これが初めてだということです。

防衛省は接続水域を出た中国海軍の艦艇が再び接続水域に近づくことがないかどうか、警戒と監視を続けています。

自衛隊が警戒と監視続ける
防衛省によりますと、9日午前0時50分ごろ、中国海軍のフリゲート艦1隻が沖縄県の尖閣諸島の久場島の北東で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域に入ったのを海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」が確認しました。
防衛省によりますと、中国海軍の艦艇は午前3時10分ごろ接続水域から出て北の方角に向かったということで、自衛隊は再び接続水域に近づかないよう警戒と監視を続けています。

フリゲート艦とは
防衛省によりますと、沖縄県の尖閣諸島沖の接続水域に入ったのは、中国海軍の「ジャンカイI級フリゲート艦」1隻です。
世界各国の海軍艦艇などの情報を取りまとめているイギリスの「ジェーンズ海軍年鑑」によりますと、「ジャンカイI級フリゲート艦」は全長132メートル、排水量が3963トンで、対艦ミサイルや対空ミサイルのほか、連射砲や魚雷などを装備しているということです。
中国海軍は、この艦艇を2隻配備しているということです。

ロシア海軍の艦艇も接続水域に
防衛省によりますと、これと同じころ、ロシア海軍の駆逐艦や補給艦など艦艇3隻が尖閣諸島の久場島と大正島の間の接続水域を南から北に向けて航行したのを、海上自衛隊の護衛艦「はたかぜ」が確認したということです。
防衛省は中国とロシアの艦艇が相次いで尖閣諸島沖の接続水域を航行した関連性などについて分析を進めています。
海自元海将「国際社会の批判への意趣返しの側面も」
中国海軍の艦艇が沖縄県の尖閣諸島沖の接続水域に入ったことについて、海上自衛隊で呉地方総監などを務めた伊藤俊幸元海将は「接続水域を軍艦が航行すること自体は国際法上違反ではないが、こうした動きはこれまで見られなかったもので、中国の力による現状変更の動きと言える。南シナ海での中国の動向に対して、国際社会の批判が出ていることに対する意趣返しという側面もあるとみられる。日本としては今後領海への侵入を行わせないため、警戒監視を行うとともに国際社会への訴えを強めていく必要がある」と話しています。


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