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国際関係・安全保障論

3861とはずがたり:2016/06/05(日) 01:21:49
中国は中沙諸島も当然軍事化を狙いはするやろうね〜。
カネが無い米比日に対して中国の軍備費は無尽蔵だ。基本的に勝ち目は無い。
国際司法裁判所がどれだけ抑止力になるか,だ。。

【オピニオン】中国、次の狙いはスカボロー礁の要塞化
http://jp.wsj.com/articles/SB12433432845575373546004581149980642362862
By DAVID FEITH
2015 年 8 月 4 日 19:51 JST

 西太平洋の支配を狙う中国の企てと、それに対処すべき米国の役割を理解するために、フィリピン海軍のフリゲート艦「ラモン・アルカラス」の甲板ほど展望のきく場所はない。

 かつて米海軍の国外最大の基地があったフィリピンのスービック湾に駐留しているこのフリゲート艦と少数の軍艦は、同国の領土・領海と地域の平和を守るために、米軍と協力している。

 水平線のほんの先にあるスカボロー礁は、中国が2012年にフィリピンの支配から奪ったものだ。中国は、米国の指導者と有権者が南シナ海での岩礁や島しょの領有権をめぐる紛争への関与を、軍事・外交・経済いずれの面からも望んでいないと踏んでいる。

 アルカラスは1968年に米沿岸警備隊のハミルトン級カッター(哨戒艦)「ダラス」として誕生した。ニューヨーク州ガバナーズアイランドに駐留し、その後サウスカロライナ州チャールストンに配置転換された。退役後、フィリピンに移されたのは2012年のことだった。今では戦艦として灰色に塗られ、数基の自動カノン砲が搭載されている。

 排水量3250トン、全長378フィート(約115メートル)のアルカラスはフィリピン海軍が保有する最大級の艦船2隻のうちの1隻だ。だが、この船は士官室によくあるトム・クランシーの小説のように、おさがりのペーパーバックのようなものだ。つまり、それなりの状況であれば良い「仲間」だが、大勝負のときにはあまり頼りにならないということだ。

 筆者が訪問したとき、米海軍との合同演習を終えたばかりのアルカラスは定期検査のためにスービック港に停泊していた。隣接する埠頭には米海軍救難艦「セーフガード」と貨物弾薬補給艦「アメリア・イアハート」が停泊し、星条旗をたなびかせていた。フィリピン上院は1991年に米軍が運営する基地を閉鎖した。当時、国内では独立・冷戦後のナショナリズムが発作的に巻き起こっていた。だが、港周辺の通りは、「ブラック・ジャック」の異名を持つ第1次世界大戦のジョン・パーシング司令官など、いまだに米軍の英雄たちの名前が付けられたままだ。現在は民間の自由貿易港になっているスービック港に、米軍の艦船がここ数年の間に何百回と寄港している。中国が周辺海域で行っている弱い者いじめは、この寄港数を増やす原因になるだけだ。

 中国は南シナ海で造成している人工島に軍事基地を建設している。なかには、中国の沿岸から約1200キロメートル離れ、フィリピンの沿岸から200海里の排他的経済水域(EEZ)に十分入り込んでいるものもある。現時点では、中国のこうした行為は南シナ海の南東の端であるスプラトリー(南沙)諸島に限定されている。その海域は数十年にわたって中国がさまざまな岩礁を実効支配してきたところだ。

 一方、わずか3年前に中国が力ずくでフィリピンから奪った南シナ海の北東部にあるスカボロー礁は見落とされがちだ。スービック港から西へ約190キロメートルのところにあり、フィリピン政府当局者は中国がここも軍事化するとみている。


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