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国際関係・安全保障論

3791とはずがたり:2016/05/04(水) 22:48:18
>>3789-3791
再浮上の可能性も

 本稿の冒頭で、オーストラリアの次期潜水艦受注競争は「一応の決着を見た」と述べた。というのも、これが完全決着ではないかもしれないからだ。
 フランスは、今回豪海軍が要望する4000トン級通常動力型潜水艦の建造経験がない。同じトン数となると原子力潜水艦しかないのだ。今回の提案も5000トンのバラクーダ級原子力潜水艦の原子炉をディーゼル発電機に変えるものだという。しかし大型通常型潜水艦には出力の大きいディーゼル発電機と、原子力潜水艦には必要のない大量の蓄電池が必要だ。果たしてフランスにそれが作れるのだろうか。
 片や日本はそうりゅう型に見られるように、4000トン級潜水艦を航行させるディーゼル発電機と世界初の大型リチウムイオン電池を保有している。今後の進展次第では、これらの日本の技術を購入したいという話が出てくる可能性もあるかもしれない。
 いずれにしても、今回の経験をしっかりレビューし、今後も続くであろう「防衛装備品・技術移転」に対応できるオールジャパンの組織作りが急務である。


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