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国際関係・安全保障論
3654
:
とはずがたり
:2016/02/27(土) 20:26:04
2016年 02月 24日 18:55 JST
コラム:南シナ海で16発のミサイルが脅威となる理由
http://jp.reuters.com/article/column-south-china-sea-missiles-idJPKCN0VW2T1?rpc=223&sp=true
[19日 ロイター] - この動きに驚いた人は一人としていないだろう。中国の人民解放軍は、同国が実効支配する南海諸島の一つ、永興(英語名ウッディー)島に地対空ミサイルを配備した。
中国は西沙(同パラセル)諸島・南沙(同スプラトリー)諸島の島嶼(とうしょ)、環礁その他の地理的特徴物について領有権を主張しているが、これらを管轄する行政府として永興島に「三沙市」を置いている。
中国政府にとって今回の動きは、さまざまなレベルではっきりとした意味を持っている。南シナ海の大半における「疑問の余地のない主権」を持つとする中国の主張への米国・東南アジア諸国による挑戦に対して、これはまた一つ新たな回答となるものだ。
19世紀のプロイセン王国で活躍したカール・フォン・クラウゼヴィッツなら、この状況をどう捉えるだろうか。彼の戦争の定義を思い起こそう。
西欧における戦略論の大家であるクラウゼヴィッツの見解によれば、戦争とは本質的に闘争であり、闘争では「精神的・物理的力の対決であり、後者がその媒介となる」。つまり戦争においては意志の強固さが問われるのであり、戦場での遭遇に向けたマンパワーとハードウェアの配備を通じて決着する。武力によって優位をつかみ、その過程で敵の継戦意欲を砕いた側が勝利する。戦場での勝利は、戦略的・政治的成功をもたらす。
他方、言葉による戦争は、同様に、精神的力と物理的力の対決ではあるが、そこで媒介となるのは、想定上の物理的力である。平時における最終的な対決において優位に立つには、敵及び影響力のある第三者に対して、実際の戦闘でもこちらが勝つだろうと思い込ませることだ。
それに成功すれば、つまり重要なオーディエンス(情報の受け手)に信じてもらえれば、戦闘による危険、代償や、気まぐれな戦闘に耐えることなく、勝利の報酬を得られるだろう。正気の指導者であれば誰もが望むように、戦わずして勝つことができる。
今回のミサイル配備は、中国政府が、人民解放軍には圧倒的な軍事力があるとアジア及び欧米の競合国に信じさせようとしていることを示している。台湾国防部は、1台あたり「HQ─9」(紅旗9)ミサイル8基を搭載する発射台2台と、関連する捜索・火器管制レーダーの配備が確認されたと報告している。
ハワイを基地とする米太平洋軍のハリー・ハリス司令官はこの報告を確認しつつ、習近平国家主席が「やらない」と約束していたにもかかわらず、中国が南シナ海の水域・空域を「軍事化」していることを非難した。ハリス司令官の言葉によって、台湾国防部からの報告は正当な裏付けを得たようである。
だが、それは実際には何を意味しているのだろうか。明白な点から始めよう。配備されたのは効果的な兵器システムである。これによって、永興島周辺及び上部の相当広い範囲の空域に侵入しようとする敵国の軍用機は危険にさらされる。
HQ─9の最大射程は200キロであり、これが防空圏の外縁となる。地表面では永興島を中心に約4万8300平方マイルの海域が含まれることになる。筆者の地元であったミシシッピ州とほぼ同じ面積だ。
つまりHQ─9は西沙諸島上空のどこを飛行する飛行機でも撃墜できる力を持っており、そこには先月、米イージス駆逐艦カーティス・ウィルバーが「航行の自由」作戦を実施した中建(トリトン)島上空も含まれる。この破壊的な「鳥」たちは、カーティス・ウィルバーのような水上艦が運用するヘリを始末することもできる。
こうなると、海洋の自由に対する中国の挑戦に対抗しようとする際に、米軍の指揮官たちは躊躇するはずだ。海洋の自由の一つには、沿海国の領海外、つまり海岸から12カイリ(22キロ)以遠の領域で航空機を運航させる自由が含まれる。
HQ─9は「つぎはぎ」ミサイルである。米軍及び同盟国の航空管制官に24時間の警戒を強いたロシア製S─300型ミサイルをベースとしつつ、米陸軍のパトリオット地対空ミサイルの技術も取り入れているとされる。中国は第一次湾岸戦争の後にイスラエルからパトリオットを入手し、研究し、その結果を、研究開発段階におけるHQ─9の改良に生かしたと言われている。
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