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国際関係・安全保障論
3379
:
名無しさん
:2015/09/21(月) 10:57:28
>>3378
「二分現象」は東アジア共通の政治潮流
安保法案の成立を受けて、週末のテレビは、これで日本の何がどう変わるのかという議論を盛んにやっていた。私は、安保法案の成立が日本に残した最大のものは、日本国民の「二分」だと思う。安保法への賛成と反対。これまでぼんやりしていた日本国民を分ける「溝」が、今回、はっきりしたからだ。
実はこのような「二分現象」は、東アジアの民主国家では、ここ15年くらいの潮流となってきた。東アジアの政治潮流の最先端を行く台湾では、2000年の総統選挙で、国を二分して、右派の国民党支持派と、左派の民進党支持派が闘った。
台湾の場合、「溝」となったのは「中国大陸との付き合い方」だった。国民党は、中国大陸と経済的に一体化すればするほど台湾は経済発展すると説いた。一方の民進党は、中国大陸を冷ややかに見ていて、台湾独立の方向に進んでいこうとしていた。
国民党の党色は「青」で、民進党の党色は「緑」だ。青と緑は、まるで敵同士のようにいがみ合い、このままエスカレートすれば殺し合いになるのではと、取材で訪れた外国人の私が心配になるほど緊迫していた。
そのため、例えば街の薬局は、薬の宣伝文句を青い文字と緑の文字で2通り書いて貼ってあった。店内の薬剤師に聞いたら、「一方の色で書いただけで他方の『襲撃』があるかもしれないから」と言っていた。
この2000年に顕著になった台湾社会の二分現象は、現在も続いている。
来年1月には、4年に一度の総統選挙が行われる。現在の情勢を見ると、民進党の公認候補者である蔡英文主席が、国民党から政権を奪還し、次期総統に就任する可能性が高い。
8月に国民党が行った世論調査でさえ、蔡英文候補が37%でトップ。国民党の洪秀柱候補は18%で、これは親民党の宋楚瑜候補の19%よりも低い。そのため、中華民国政府関係者の話によれば、国民党は「最後のエース」と言われる朱立倫主席(新北市長)の擁立を画策しているという。
昨年11月に台湾全土で開かれた地方議会選挙を取材したが、朱立倫市長は、吹き荒れる民進党旋風の中で、唯一かろうじて勝利した直轄地の市長だった。
その選挙戦で朱市長は、「私を市長に再選させてくれたら、4年間は必ず任期を全うし、総統選挙には出ない」と演説していた。もしこの朱立倫主席が出馬を表明したら、総統選挙は再び接戦となるだろう。
改めて整理すると、台湾総統選挙は2000年と2004年は民進党が勝利し、2008年と2012年は国民党が勝利した。だがいずれの総統選挙も接戦だった。そして来年1月は、いまのところは、7年ぶりに民進党が政権交代を果たしそうな趨勢だが、朱主席が国民党候補となれば、かなりの接戦となるはずだ。
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