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国際関係・安全保障論
3227
:
とはずがたり
:2015/06/11(木) 00:47:37
>>3226-3227
そこで中国は、「潜水艦戦力の拡充」に活路を求めているのだという。
「中国が尖閣上空を含む空域に防空識別圏を設定してみせたのも、"鉄クズ"と揶揄された空母を就役させてみせたのも、すべて潜水艦部隊を守るためです。水上艦艇では日米に敵(かな)わない中国は、潜水艦を"決戦兵器"と考えています。その虎の子の潜水艦を守るためには、空と海上をわがものとしなければなりません。尖閣周辺で、領空、領海侵犯が頻発していますが、その下には、必ず潜水艦が潜んでいると考えて間違いありません」(前出・黒鉦氏)
中国海軍は、原子力潜水艦(原潜)と通常動力型潜水艦の2種類の潜水艦を70隻近く保有している。ただし、なかには旧式で使い物にならない明(ミン)型などが多く含まれているとされ、「近代艦と呼べるのは、半数程度」(前出・防衛省関係者)というのが実情とか。
対して、海自の保有する潜水艦総数は17隻(練習艦を除く)。
防衛省は21年までに総席数を22隻(+練習艦2隻)に増強する方針だが、それでも中国の半数にも満たない。
「中国は現状、数にものを言わせた"飽和攻撃"ができる点が有利です」(軍事評論家・古是(ふるぜ)三春氏)
ここでも質より量というわけだ。
わが国が警戒するべき"質"を備えた中国の潜水艦は、
「ロシアから購入したキロ型と、これまたロシアの技術を利用した商(シャン)型(原潜)くらい」(前出・専門誌記者)だという。
潜水艦部隊に勤務していた元自衛官が明かす。
「潜水艦に関する情報を公開すると、その能力が判明してしまうことが多い。なので、公に報じられることは滅多にありません。その実は、中国海軍の潜水艦はしばしば日本領海を侵犯していますよ。尖閣周辺はもちろん、南沙諸島、房総沖の日本海溝周辺にも頻繁に出没しています」
先手必勝、一撃必沈の対潜戦
海自および米軍は、こうした中国潜水艦の動向を逐一、捕捉しているという。
「中国の原潜はとにかく音がデカい(笑)。静粛性(静けさ)が命の潜水艦にあって、ドラを叩きながら水中を進むようなものですよ。自分が伊豆大島沖で訓練中に、中国の漢(ハン)型原潜が四国沖の海中を猛スピードで航行しているのを発見できたくらいですからね」(前同)
潜水艦の位置を特定するには、スクリューやエンジンの雑音を用いる。
海自は艦種ごとに異なる雑音のデータ(「音紋(おんもん)」という)を日夜収集しているという。
「潜水艦からも音紋データは収集できますが、空には、P-3C哨戒機やSH- 60K哨戒ヘリという頼もしい援軍がいます。敵艦が海中に息を殺して潜もうと、空から音波を収集するソノブイを海中に投下、さらには磁気測定機を用いて即座に居場所を特定します。海自の対潜哨戒能力は世界一とされていますから、中国の潜水艦は生きた心地がしないでしょうね」(専門誌記者)
対潜戦は、日々の情報収集がカギとなる。「自衛隊の潜水艦部隊は、2週間から、最大3か月程度の演習を繰り返します。演習とはいえ、重要な水上航路に潜み、絶えず情報収集を行っているんです。潜水艦の"ホットスポット"は、冷戦時代だとソ連太平洋艦隊の潜水艦や水上艦艇が通過する宗谷、津軽、対馬海峡。現在だと、中国対策で豊後水道や浦賀水道に目を光らせなければなりません」(前出・元自衛官)
海自の潜水艦基地は横須賀(神奈川)と呉(広島)の2か所。
前出のエリアに加え、海上輸送路の安全確保のため、「作戦海域は東シナ海全域、台湾海峡、フィリピン沖のバシー海峡」(前同)というから凄まじい。
「各国潜水艦が最も激しく蠢動しているのは、水深200メートル前後だと言います。対潜戦は先手必勝、一撃必沈が大原則。海中で息を潜め、敵艦の動きを察知し、先に魚雷を打ち込むことが唯一の勝機です」(同)
中国のキロ型や商型は、海自の誇る「そうりゅう」型に肉薄する能力を持つとされるが、「航空機による対潜哨戒能力は中国軍のはるかに上。潜水艦の数は少ないですが、負ける気はしませんよ」(同)と手応えあり。
米豪軍との連携も進み、「日米は近年、対潜空爆を想定した訓練に力を入れています。これは中国への大きな牽制になるはずです」(前出・古是氏)
我々の知らない海中では、日中両国の"鉄鯨"が絶えず睨み合っている。
週刊大衆08月04日号
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