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国際関係・安全保障論

3205とはずがたり:2015/06/04(木) 01:11:59
「Su-35」戦闘機、中国ついに入手へ!・・・ロシアは「対米報復」狙いか=中国メディア
サーチナ 2015年6月3日 22時21分 (2015年6月4日 01時01分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20150603/Searchina_20150603154.html

 中国メディア「観察者」は3日、ロシアのSu-35が2016年に中国に引き渡されると報じた。ロシア空軍がSu-35の運用を始めたのは1994年で、2013年には中国への売却が決まったとされるが、これまで実現しなかった。中国が無許可で、ロシアの機体をベースに「戦闘機の自主開発」を続けてきたことが原因とされる。(イメージ写真提供:(C) Igor Dolgov /123RF.COM)(サーチナ)

 中国メディア「観察者」は3日、ロシアの「Su-35」が2016年に中国に引き渡されると報じた。ロシア空軍がSu-35の運用を始めたのは1994年で、2013年には中国への売却が決まったとされるが、これまで実現しなかった。中国が無許可で、ロシアの機体をベースに「戦闘機の自主開発」を続けてきたことが原因とされる。

 「観察者」は米国の報道を引用して、「Su-35は2016年に引き渡される。中国のパイロットはすでに訓練を始めた」と紹介した。Su-35が中国に引き渡されれば、中国軍が保有する「最も優れた戦闘機」ということになる。

 1976年に文革を終了させた中国は、自国兵器のレベルの低さを痛感していた。西側諸国は80年代、改革開放政策を導入した中国を歓迎した。中ソ対立はまだ続いており、西側諸国にはソ連牽制を念頭に、中国の兵器開発への技術協力の動きも出た。

 しかし89年の「天安門事件」で、西側諸国は「中国は価値観が根本的に異なる国」と痛感。同年のソ連崩壊で、「ソ連牽制」の必要もなくなった。西側諸国の協力はなくなった。

 ロシアでは90年代、経済や財政の混乱で、自国政府・軍による兵器の購入が激減した。そのため、中ソ対立が解消したこともあり、中国に武器を輸出するようになった。

 武器貿易における「中ロ蜜月」に異変が起きた原因は中国側にあった。「J-11」の名称でロシアの「Su-27」のライセンス生産を始めたのはよかったが、自国内で次々に改良型を開発したことで、ロシア側は態度を変えた。

 ロシアは戦闘機用エンジンなどの輸出は継続したが、合意したはずのSu-35の輸出を行わなかった。他にも、中国がロシア機をベースに艦上戦闘機の「J-15」を開発したことを不満として、空母「遼寧」に搭載する着艦装置の売却を断ったとされる。

 ロシアが中国へのSu-35の引き渡しを決めた背景としては、「エンジンなどを含め、中国の技術力では自国産を凌駕する戦闘機の開発は、当面無理」と判断できたからとの見方がある。また、ウクライナ問題でロシアを制裁する米国などに対して、「中国の空軍力が向上すれば、米国にとって大きな負担になる」との、「中国を介した報復」の意味合いがあるとの指摘もある。

 ロシア空軍はSu-35の改良型を運用している。改良型では、いったんは取り付けられたカナードが撤廃された。ロシア空軍に改良型Su-35が納入されたのは2014年。報道では明らかにされていないが、中国に輸出されるSu-37は、初期型に近い輸出用タイプと考えられる。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:(C) Igor Dolgov /123RF.COM)


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