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国際関係・安全保障論

3115名無しさん:2015/03/01(日) 16:10:45
http://blogos.com/article/106713/
数多久遠2015年02月28日 16:34
安倍政権がシビリアンコントロールを廃止?

「防衛省、背広組優位を転換 「文官統制」規定廃止へ」(47ニュース150221)

共同通信が、文官統制が廃止されると報じ、すわシビリアンコントロールの危機として、一部メディアが追従しています。
「「文官統制」規定を全廃へ」(沖縄タイムス150221)
「「文官統制」廃止へ法案 制服組、立場対等に」(東京新聞150221)
「防衛省 「文官統制」規定廃止へ 制服組チェック機能低下」(西日本新聞150222)

大手以外では、こんなのもあります。
「発覚:防衛省「文官統制」(シビリアン・コントロール)規定廃止へ」(Credo150223)

実際には、文官統制と文民統制は別物です。

共同は、恐らく内容を理解しつつも、読者による誤読を誘う書き方をしています。
追従した報道も、安倍政権を貶めるために、多くは同じ姿勢ですが、最後のリンクのように、誤読から誤解に至り、誤報をしてしまっているものさえあります。

実際に、かなりの誤読が発生しているようです。
「【ミスリードに要注意!!】防衛省が「文民統制」ではなく「文官統制」の撤廃【ややこし過ぎ】」
「【悲報】文官統制廃止 軍国主義復活へ 」

東京新聞は、続報の解説において、文官統制は文民統制の一部だとして、やはりシビリアンコントロールが危機に瀕していると理解されるような書き方をしています。
「中谷氏会見 文官統制「軍部暴走の反省でない」」

<文官統制> 政治が軍事より優先されるという、民主主義国家の基本原則「文民統制(シビリアンコントロール)」の一環。防衛省設置法の規定では、背広組の文官を制服組自衛官より優越した立場に置くことで、防衛省内の文民統制を補強する役割を果たしている。憲法では、首相や閣僚は文民でなければならないことを明記。国の防衛に関する事務は内閣の行政権に属し、国会が防衛出動の承認などの権限を持っている。


一方で、文官統制の廃止が、内局にあった運用企画局が廃止されたことと以下にしか認識できない方もいます。
Ws000020

大手4紙は、さすがにこれはマズイと思ったのか、この共同・東京新聞の論調には追従していません。
朝日なども報じてはいますが、”文官統制廃止=シビリアンコントロールの危機”とはしていません。
元陸将の志方教授と懸念派のコメントを両論併記で書くなど、スタンスについては、かなり気を使っている感じさえします。
「制服組、増す影響力 揺らぐ「文官統制」 防衛省設置法改正案」(朝日150224)

 「文官統制」の象徴だった防衛省設置法12条の改正に同省が乗り出した。防衛省は、自衛隊の効率化や意思決定の迅速化などを理由に掲げるが、制服組(陸海空の自衛官)の影響力は増大する。背広組(文官の防衛省職員)の影響力低下で、現場の自衛官の暴走が万一にもないのか。チェック態勢の確保に加え、防衛相の責任が一層問われる。


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