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国際関係・安全保障論

3019とはずがたり:2014/06/11(水) 13:34:31
>国連憲章は自衛権を行使した場合、国連安全保障理事会への報告を義務付けており、安倍晋三首相も「自衛権の行使は国際的に説明できなければならない。個別的自衛権と認められないのに個別的自衛権とはいえない。

集団的自衛権 米艦防護、譲らぬ公明 「個別的で可能」 自民と溝
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20140611090.html
産経新聞2014年6月11日(水)07:59

 自民、公明両党は10日の「安全保障法制整備に関する与党協議会」で、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈見直しの議論に、いよいよ突入した。政府・自民党が行使容認が必要とする「自衛隊による米艦防護」の事例に議論が集中し、「個別的自衛権で対応可能だ」と突っぱねる公明党に対し、政府・自民党は「集団的自衛権でなければ対応できない」と反論。“本丸”ともいえる集団的自衛権をめぐり、双方の溝の深さを改めて際立たせた。
                   ◇
 北側一雄・公明党副代表「(米艦防護は)わが国に対する攻撃ということで、個別的自衛権で対応できる」

 礒崎(いそざき)陽輔首相補佐官「全てを個別的自衛権で説明するのは無理だ」

 岩屋毅・自民党安全保障調査会長「個別的自衛権でできる事態もあるだろうが、集団的自衛権でないと国際法上通用しない事態があるのも明らかだ」

 政府・自民党と公明党の激しい応酬は1時間以上に及んだ。だが、公明党に軟化の兆しは見られず、礒崎氏は「むしろ見解の相違が相当あることが分かった」と悔しさをにじませた。

 この日の会合で、北側氏は「各事態における米艦防護の在り方」と題した私案を示し、米艦防護のケースを「平時」「周辺事態」「有事」に分類。その上で、自衛隊装備を防護する自衛隊法95条に新たな条項を追加して米艦を対象に加えることや、日本への攻撃とみなして個別的自衛権で対処できると主張した。

 だが、座長の高村正彦自民党副総裁は会合後、記者団に「米艦への攻撃が日本に対する攻撃の着手とみられる部分がかなりあるというのが公明党の考えだ。論理的にはあるが、現実にほとんどない」と指摘した。

 また、岩屋氏が指摘したように公明党の主張を“疑問視”する向きも政府・自民党には強い。国連憲章は自衛権を行使した場合、国連安全保障理事会への報告を義務付けており、安倍晋三首相も「自衛権の行使は国際的に説明できなければならない。個別的自衛権と認められないのに個別的自衛権とはいえない。(集団的か、個別的かの)答えを用意しておく必要がある」と指摘してきた。

 政府・自民党は、集団的自衛権の結論先送りを狙う公明党の“各個撃破”に翻弄され、22日に会期末を迎える今国会中の憲法解釈見直しの閣議決定に黄信号がともる。高村氏が「これ以上個別の内容に入らない方がいい」と語るように、政府・自民党は早急な戦略の見直しが迫られている。


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