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国際関係・安全保障論

2979とはずがたり:2014/04/09(水) 00:28:59
「新冷戦」が影…露、イランとの結束強化の可能性も イラン制裁解除は露に脅威
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140408/mds14040823000002-n1.htm
2014.4.8 22:58

 【モスクワ=遠藤良介】イラン核問題をめぐる協議で、米欧とウクライナ南部クリミア半島を併合したロシアの「新冷戦」とも称される関係悪化が、交渉の行方に微妙な影を落としかねない情勢だ。制裁が緩和されてイランからの石油・天然ガス輸出が増えれば、米欧が資源分野を標的にした対露制裁に踏み切りやすくなる。ロシアが6カ国の枠組みを離れ、イランとの結束を強化する“単独行動”に出る可能性も指摘されている。

 ロイター通信は今月初頭、ロシアがイランから1日50万バレルの石油を輸入し、代わりに自国の工業製品や食品を供給する「バーター取引」の交渉で進展があったと報じた。

 核開発放棄に向けて段階的に対イラン制裁を緩和するとした6カ国の全体方針と相いれない内容で、米国が懸念を示している。

 イランはロシアと並んで世界屈指の石油・天然ガス埋蔵量を誇る。まだ、限定的な対露制裁を発動したにすぎない欧州連合(EU)が、将来的に石油・ガスの調達先をロシアからイランへと段階的に切り替える事態をロシアは強く警戒している。

 ロシアは従来、友好関係にあるイランやシリアを中東地域で影響力を拡大する上での“橋頭堡(きょうとうほ)”と見なしてきた。政権派の識者からは、軍事面でのイランとの関係を強化するため、凍結されていたロシア製高性能対空ミサイル「S300」の供給契約を履行すべきだとの主張も出ている。

イラン核協議、第3ラウンド開始 7月合意へ交渉加速
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140408/mds14040822550001-n1.htm
2014.4.8 22:52

 【ベルリン=宮下日出男】イラン核問題の包括的な解決に向けた欧米など6カ国とイランの第3回協議が8日、ウィーンで始まった。双方は交渉期限となる7月20日までの最終合意の締結に前向きだが、どこまでイランの核開発を認めるかで見解の隔たりが残っており、今回の協議で交渉を加速させたい意向だ。

 協議は2日間で、イラン側はザリフ外相、6カ国側は欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表が代表役を務める。

 包括的解決では、イランの核関連活動を容認するかが焦点。交渉の詳細は明らかにされていないが、核兵器転用が懸念されるイランのウラン濃縮活動の可否、今後も継続する場合の活動範囲、西部アラクで建設中の実験用重水炉の取り扱いなどが協議されているとみられる。

 米欧は軍事転用が不可能となる程度までに核活動を制限させる狙いだが、イランは重水炉の設計変更などで譲歩する一方、関連施設の閉鎖は拒む姿勢をみせている。

 米政府高官は最終合意に向けて「克服すべき相違が依然、残っている」と述べ、合意到達は「ルービック・キューブを解くようなもの」と指摘した。

 ただ、双方は合意の形成に前向きで、米政府高官は4日、「5月に草案づくりを始めたい」との意向を表明、イランのアラグチ外務次官も「文書作成のために意見を近づける」と今回の協議に期待感を示した。

経済が疲弊するイランは合意で欧米の制裁全面解除を急いでおり、6カ国側もロウハニ大統領の下でイランが欧米への融和路線にかじを切ったのを機に長年の懸案に決着を図りたいことが、双方の前向きな姿勢の背景にある。

 また、イランと米国はともに、急速な接近に懐疑的な“強硬派”を国内に抱えており、批判を押さえ込むためにも早期の成果を必要としている事情がある。

 米政府高官は「互いの立場に不審点はない」と述べ、別の米当局者も米メディアに「(双方の)信頼は増している」とイラン側の対応を評価している。


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