したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際関係・安全保障論

2949とはずがたり:2014/01/24(金) 10:40:12
凄いな。。
米軍根岸住宅は此処だけど何処だろう?
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E139.37.57.339N35.25.17.488&ZM=10

「日常生活を制限」 基地内の“飛び地”居住の日本人夫妻、1億円賠償求め国提訴/横浜
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1312200032/
2013年12月21日

 米軍根岸住宅地区(横浜市中、磯子、南区)内の民有地に住む日本人夫妻が20日、日常生活が不当に制限されているとして、国に約1億1500万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。夫妻が住むのは、地区内に飛び地のように存在する非提供地。防衛省によると、周囲を米軍施設に囲まれた民有地に民間人が住むのは全国でもこの土地だけという。

 原告の佐治実さん(65)、みどりさん(62)夫妻(横浜市中区)が居住するのは、1936年にみどりさんの祖父が取得した土地約790平方メートル。

 訴状などによると、終戦後、連合国軍総司令部(GHQ)が農地だった周辺を接収。経緯は不明だが、祖父一家を含めた5世帯の住居地は取り残された。みどりさんは生後から、実さんは結婚後、地区外と自由な行き来ができないほか、建物の建設などに制限を受けていると主張。土地を管理する米軍の瑕疵(かし)により、精神的損害や土地価格の下落が生じた、と訴えている。

 夫妻はこれまで、所有地の買い取りや借り上げを要請してきたが国は応じず、昨年になって今後10年の補償を提示。だが、本来の土地の価値と比べて合理的な補償ではなかったという。

 訴訟は、日米地位協定に伴う民事特別法に基づき、国を被告としている。防衛省南関東防衛局は「訴状が届いておらず、コメントは差し控える」としている。

 同住宅地区(約42ヘクタール)は、米海軍横須賀基地司令部の軍人や軍属らが居住。横浜市基地対策課によると、非提供地は約0・9ヘクタールで2世帯7人が暮らす。2004年には日米合同委員会で同地区の返還方針が合意されたが、返還時期は池子住宅地区横浜市域(金沢区)への住宅追加建設後とされ、明示されていない。

◆「戦争終わっていない」
自宅への出入り米軍通行証必要

 自宅への出入りは米軍が管理するゲートの通行証が必要で、親戚や知人を招くこともできない−。原告の佐治実さんとみどりさん夫妻は提訴後に開いた会見で、3人の子どもとともに米軍に自由を制限されてきた暮らしぶりを語った。

 根岸住宅地区内は米軍の管理下。自宅に止めていた車のナンバープレートが壊され、子どもが基地関係者に追いかけられたこともあるが、警察は「基地の中のこと」と取り合ってくれなかった。

 ライフラインの確保も制限される“陸の孤島”。2000年に上水道が引かれるまでは井戸水で暮らした。03年のイラク戦争開戦時にはゲートの警備が厳しくなり、外出していた実さんは一時、閉め出された。

 交渉を続け、少しずつ当たり前のことが可能になった。ただ、知人を招くには申請が必要で、宅配便は特定業者に限られた。

 国との土地買い取りや借り上げの交渉は11年前から。ようやく提示された補償額は、これまでの理不尽さを埋め合わせられる内容でなかった。もう、司法の場に頼るしかなかった。

 米軍や国による不当な扱いに耐えてきたみどりさんは、こう漏らした。「米軍施設の中で暮らし、国も守ってくれない。私の中では、戦争は終わっていない」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板