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国際関係・安全保障論

2880とはずがたり:2013/08/29(木) 13:13:28

米欧、シリア攻撃秒読み 周辺国の思惑交錯
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20130829091.html
産経新聞2013年8月29日(木)07:56

 【カイロ=大内清】シリアの化学兵器使用疑惑で米欧がアサド政権側への軍事攻撃の準備を進める中、政権側と対立するトルコや湾岸アラブ諸国は攻撃を支持する姿勢を鮮明にしている。その一方で、攻撃がシリア情勢をさらに流動化させる懸念は拭えず、隣国ヨルダンは深入りを避ける態度を取るなど各国の思惑が交錯している。

 ◆サウジ・トルコ支持

 国連調査団は28日、首都ダマスカス近郊マレイハで調査を再開。調査結果を待たずに軍事的緊張が高まる中、調査団の立場は微妙なものとなりつつある。

 サウジアラビアのサウド外相は27日、「アサド政権の拒絶には、国際社会の断固とした態度が必要だ」と述べ、米欧によるシリア攻撃に強い期待を示した。

 北大西洋条約機構(NATO)に加盟するトルコのダウトオール外相も、化学兵器使用は政権側の「人道に対する罪」だと断じた上で、攻撃に国連安全保障理事会決議は必ずしも必要ないと主張、地中海に艦艇を展開する米国の背中を押した。

 アサド政権打倒を目指すサウジやトルコにとり、米欧のシリア攻撃は、政権を追い詰める絶好の契機となる。今後は反体制派の支援を継続しつつ、米欧の本格関与を引き出そうとする可能性もある。

 ◆イランの反発警戒

 これに対しアサド政権を後押しするイランは27日、シリアへの武力行使は「中東全体に危険な結果をもたらす」と改めて警告。内戦にはイランの支援を受けるレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラもすでに参加しており、不安定な情勢が周辺国に拡散する恐れもある。

 シリアと国境を接するヨルダンがシリア攻撃での自国領使用に慎重なのはこのためだ。

 ◆イスラエルは牽制

 一方、シリア内戦に関与しない姿勢を貫いてきたイスラエルのネタニヤフ首相は27日、「攻撃があれば強力な反撃を行う」と警戒感をあらわにした。

 1991年の湾岸戦争では、イラクがイスラエルにミサイルを発射し、アラブ諸国の反イスラエル感情をあおろうとしたことがあった。


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