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国際関係・安全保障論

286とはずがたり:2003/09/12(金) 13:30
Let's dutch roll...

http://www.asahi.com/international/update/0912/005.html

テロ墜落機「英雄的行為」の真実は? 報告書めぐり波紋

 同時多発テロから2年となる11日、乗客がテロリストに立ち向かって首都ワシントンへの突入を防いだとされる「ユナイテッド航空93便」の墜落現場ペンシルベニア州シャンクスビルでも、追悼式があった。米連邦議会がこのほど、伝えられる英雄的行為を微妙に修正する内容を含む報告書を公表し、波紋を投げかけている。

 93便では乗客乗員40人が犠牲になった。乗っ取られた他の旅客機がテロ攻撃に使われたことを携帯電話などで知った乗客が団結して格闘し、テロリストの意のままになるのを防ぐために自ら墜落させたと信じられてきた。

 「自己犠牲の精神で首都突入を防いだ」と称賛され、村外れの荒野である墜落現場は一躍、聖地になった。全米からの訪問者が一年中絶えない。

 だが7月末、上下両院の情報特別委員会が約800ページの包括的な「9・11報告書」を発表。言及された93便の墜落状況は、定説と違っていた。操縦室のボイスレコーダー分析の結果、墜落させたのは乗客ではなく、「抵抗を受けたテロリストのリーダーが、操縦していた手下にアラビア語で墜落を指示した」と報告されていた。

 乗客らがドアを破れず、操縦室に入れないまま墜落させられた可能性も示唆し、受け止め方によっては「抵抗が墜落を招いた」とも読めた。

 報告を担当した米連邦捜査局(FBI)は「乗客の英雄的行為をおとしめるものではない」と予防線を張ったが、遺族はすぐに声明を出した。「報告は限定的で疑問の残る分析に基づいている。さらに詳細に調べれば、献身的な行為を証明する十分な証拠が見つかるはずだ」などと訴えた。

 墜落現場の自治体関係者らも「実際に何があったのかはだれにも分からない。乗客らの勇気ある行動が首都突入を防いだのは間違いない」と反論。遺族を支援する非営利組織などとともにFBIに、さらに綿密な調査を要求している。

 11日の式典には政府から、93便の国立慰霊施設建設を担当するノートン内務長官が出席した。同長官は出席に先立って「93便の墜落現場は無私の勇気と愛国心を物語り、国と自由を愛することの真の意味を訴えかけている」とコメントを公表した。 (09/12 11:40)


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